モバP「ハナコは可愛いな」 (39)
モバP「ペロは可愛いな」
の続きです、けど前回と関係はほとんど無いです
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ハナコ「ワンッ!」
ドーン
P「ああん」
ハナコ「ワフゥ」
P「やったなこの野郎っおらおらおらおら乱暴にナデナデだー」
ガシガシ
ハナコ「ヘッヘッヘッヘ」
ブンブンブンブン
ちひろ「すっごい尻尾振ってますね」
P「犬はこれくらいパワフルなのがいいんですよ」
P「犬は猫より難易度は低いですよ?こっちが大好きという気持ちをもって全身でぶつかれば大体答えてくれます」
ちひろ「なるほどー」
ハナコ「ペロペロペロペロペロペロ」
P「うひゃひゃひゃひゃくすぐたったいて」
ベトベト
ちひろ「わあ涎で顔ベットベトにされても笑ってる、動物好きですねえホント」
凛「………………」
次の日
P「またハナコと遊びたいなー」
凛「おはようプロデューサー」
P「おう凛か、おは……………何で犬耳つけてるんだ?」
凛「ふふっ」
P「そしてそのまま不適な笑みをするなシュールだろ」
凛「まず私さあ───」
P「ん?」
凛「犬…なんだけど、愛でてかない?」
P「結構です」
凛「とーう」
ガバァ
P「うおおおお!?」
ヒョイッ
凛「暴れんなよ、暴れんなよ」
P「暴れるわ!いきなりどうしたとち狂ったか!」
凛「凛わんわんは犬だからね、ただのスキンシップだから逃げないで」
ダダダダダダダ
P「完全にガチ走りじゃねーか!」
タタタタタタタ
凛「犬はいつでも全力だから」
ダダダダダダダ
P「だったら四速歩行でもしてみろ!」
タタタタタタタ
凛「…それがプロデューサーの希望ならしてもいいけど?」
P「俺が悪かったから人間でいてくれ」
凛「さ、追いついたよ」
P「しまっ…アホな事言ってる場合じゃなかった」
凛「それじゃ早速」
ガシッ
P「ひいいいい!?お、お前一体何する気で」
凛「んっ」
ペロッ
P「し、舌ぁ!?色々すっ飛ばしすぎだろそれは!!!」
ガバッ
凛「あ…無理やりそんな…強引なんだから、ま、そういうのも嫌いじゃないけどね」
P「誤解される言い方は止めろ、強引に逃げ出しただけだろうが」
凛「だって涎でベトベトにされるの好きなんでしょ?プロデューサーったら変態なんだから」
P「そんな趣味はありません」
凛「そんなんじゃ誰にも相手して貰えないだろうしさ、しょーがないから私が相手になってあげようかなって」
P「だから違うわ!犬の親愛表現の結果がアレなだけで拒まないだけ!」
凛「じゃあ私の愛情表現もそういう事で」
P「ハナコはお前みたいに邪な事考えてません」
凛「ハナコハナコって私とハナコどっちが大事なの!」
P「自分のペットと自分を同列に並べていくのか」
凛「ペットだなんて失礼な事言わないでハナコは私の家族」
P「すまんかった」
凛「はっ!?つまり私は家族と一人の男を取り合ってる!?」
P「お前は何を言っているんだ」
ハナコ「ワンッ」
凛「え…ハナコ、いつの間に?!」
P「お前と一緒に来なきゃ誰と来るんだ?」
ハナコ「ワフゥ?」
凛「あ…ち、違う、今の私を見ないで、見ないでぇ!」
P「ハナコもこんなの見たくないだろうな」
ハナコ「ワンッ!」
ガバッ
凛「え…?……怒って、ないの?」
ハナコ「ヘッヘッヘ」
ペロペロペロ
P「遊んで欲しいだけじゃないかなー俺らがじゃれてるしさー」
ハナコ「ワンワンッ!」
凛「うん……うん……当たり前じゃん…私がハナコを嫌いになる訳無から」
ナデナデナデナデ
ハナコ「キューン」
ペロペロペロ
凛「だって私達…ずっとトモダチだもんげ…!!」
P「うつくしいなあ」
ハナコ「ヘッヘッヘッヘッヘ」
ブンブンブンブン
凛「……………」
チラッ
P「……………」
ハナコ「ヘッヘッヘッヘッヘ」
ブンブンブンブン
凛「……………」
チラチラ
P「チラチラ見て何がいいたい」
凛「友情と愛情の狭間で揺れるJKだよ?そそられないの?男として」
P「ハナコは可愛いな」
ナデナデ
ハナコ「ワンッ!」
凛「もー!」
凛「なんなのなの!なんなのなの!」
ダダダダダダダ
P「すげえ事になってんぞ~」
ダダダダダダ
ハナコ「ハッハッハッハッハッハ」
テチテチテチテチテチ
ちひろ(事務仕事中)「そして追いかけっこ再開ですか…ドタバタするなら外行ってくれませんかねあの人達」
カタカタカタ
雪美「……………」
ナデナデ
ペロ「ゴロゴロ
凛「嘘───このシンデレラである私が追いつけない!?」
ダダダダダダダ
P「ふはははは俺だってまだまだ若者の範疇だ、JK相手に走りで負けてたまるか!」
ダダダダダダ
ハナコ「ヘッヘッヘッヘッヘッヘ」
テチテチテチテチ
ちひろ「あーもうむちゃくちゃだよ」
雪美「………………」
ちひろ「こっちの事情も考えてくださいよ…事務所で何やってんですかマジで、雪美ちゃんも何か言ってやってください」
雪美「……P……言ってた……」
ちひろ「?」
P『犬は追わなくても何度か顔合わせて遊んだりすればすぐに慣れてくれる、向こうから飛び込んでくる奴もいる、勿論個人差はあるけど傾向として』
P『しかし猫は難しい、顔見知りになるのが難しい癖にこっちが追うとほぼ全ての奴が確実に逃げる、というか顔見知りになっても態度は余り変わらない』
P『気まぐれで近くに来たと思って触ろうとして猫パンチなぞ日常茶飯事』
P『だからこそご機嫌を伺って少ないチャンスのために手技を鍛えて…とにかく猫は手間がかかる、が、それがまた可愛い』
ちひろ「動物好きというかすっごい暇人というか」
雪美「………つまり………」
ちひろ「つまり?」
雪美「…………女も……どっしり…待つくらいで………いい……」
ナデナデ
ペロ「ニャア」
ちひろ「」
雪美「………ふふっ……P……P……」
ちひろ「あ、あの雪美ちゃん…いや雪美さん?」
雪美「…………今日も……楽しみ……Pがかまってくれるの………」
ちひろ「」
雪美「………Pから………してくれるのが……」
ペロ「ニャーオ(ったくいい女になったもんだぜ)」
凛「う…ヤバ……朝ごはん出ちゃうかも……でも負けられない…っ…まだ私は走り続ける…っ!」
ヨロヨロ
P「ぐぎぎ…よ、横っ腹が痛い…やっぱりもう若くないのか…?いやまだ俺は飛べる…っ」
ヨロヨロ
凛「………………ふっ」
P「………………へっ」
凛「ま、プロデューサーも意外とやるって事かな、一応褒めてるよッ!」
バッ
P「そりゃ嬉しいッ!」
バッ
ハナコ「ワンワンッ!」
ブンブンブンブンブン
おしまい
おしまい、読んでくれた方ありがとうございました
凛はこれくらいはっちゃけてててもいい歳お年頃だと思います、だから私は悪くない
ちょっと短いですけど、続けてやると半端な長さになってしまいそうなので次の子はまた別の日に
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