僕「クラスが離れようと僕たちの仲は変わらない」
幼馴染「う、うん!そうだよね!」
僕「あぁ!...っと悪りぃ!今日は後輩の家寄る予定あるんだ」
幼馴染「...後輩って男の子?」
僕「女子だよ。勉強教える約束してさ!ほら、僕って古文だけは得意だから」
幼馴染「へぇ...」
僕「もしかしたら俺にも春が...」ぼそっ
幼馴染(...)
幼馴染「>>2」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1590627159
何で急に一人称が俺になったの?
幼馴染「ねぇ、どうして一人称が急に変わったの?」
僕「ぼ...俺も高校2年だし、ちょっとだけイメチェンしようとね!それに後輩が僕じゃなくて俺のが似合うって言ってくれてさ!」
幼馴染「似合わないよ僕君には」
僕「え、でも!でもさ!」
幼馴染「俺よりも僕の一人称の方が私は好きだよ。ダークヒーローみたいで」
僕「...ダーク...ヒーローみたいに?そ、そうかな///」
幼馴染「うん」
僕「っ///じ、じゃあ後輩に家に行くから僕はここで!」
幼馴染「>>7」
一緒についてく
ピンポン!
後輩「先輩!」ガチャっ!
僕「や、やぁ...」
幼馴染「こんにちわ」
後輩「先輩、その人は?」
幼馴染「私は僕君の幼馴染。よろしくね」
後輩「はい...よろしくお願いします。あの...わたし、先輩に勉強を教えてもらおうとですから、幼馴染さんは呼んでないと言うか」
僕「どうしても来たいって言うから断れなかった。ごめん」
幼馴染「自慢じゃないけど僕君よりも成績いいから役に立つと思うよ」
僕「...おい!」
後輩「>>9」
そうなんですか。よろしくお願いします ペコリ
後輩「そうなんですか。よろしくお願いします」 ペコリ
幼馴染「分からない場所があったら、遠慮なく言ってね」
僕「(...ぼくの出番なさそうだ)」
ーーーーーーーー
後輩「ここがややこしくて...先輩に教えてもらおうかと」
幼馴染「あ、ここはね」
僕(...居なくても居ても変わらない。幽霊みたいだ今の僕)
僕「ちょっとトイレ借りるよ」
後輩「トイレは階段のすぐ横ですから」
僕「ありがと」
ガチャっ!バタン!
後輩「先輩って優しいですよね。なんかお兄ちゃんと居るみたいで...あ、わたしには兄妹は居ないんですけど」
幼馴染「好きなの?僕君のこと?」
後輩「はい///」
幼馴染「...」
後輩「あの...なにか?」
幼馴染「>>11」
私も好きなんです
幼馴染「私も好きなんです...僕君のこと」
後輩「...なんでですか」
幼馴染「優しくてでもちょっとぼんやりしててほっとけない。...そんなトコが好きなの」
後輩「ずっと一緒だったから、いいじゃないですか。...今度はわたしの番です。わたしに先輩をください!これからは私が代わりにずっと一緒に...!」
幼馴染「彼は物じゃないのよ?それにこの恋は絶対に諦めないから!」
ーーーーーーー
僕「...」
僕(なんて言ってるのか聞き取れないけど何かの言い争いをしてるって事は分かる)
僕(うぅ...どうしてこんな状況に...。ドア開けると超絶気まずくなるやつだ)
僕(>>13)
怖いからしばらく開けないでおこっ
僕「怖いからしばらく開けないでおこっ...!」
僕「...しばらくここで待機しておこう」
???「そこで何を?」
僕「へ?あ、後輩のお父さんですか?1つ上の学園の僕です!」
後輩父「娘の先輩の...ここで何を?」
僕「後輩と幼馴染2人が話合ってるので入っちゃうと横槍入れるみたいで...」
後輩父「じゃあ、話が終わるまでリビングでコーヒーでもどうかな?」
僕「じゃあ、お言葉に甘えて...」
ーーーーーー
僕「へぇ~医薬品メーカーの所長なんですね」
後輩父「高校時代の失恋が原因でね。...あの時の雪辱を果たす勢いで医学の道を選んだんだ」
僕「...そうですか」
後輩父「君は...娘のことをどう思っている?」
僕「え!?な、なにを...!?」
後輩父「どうなんだね僕君」
僕(モテ期到来...だなんて舞い上がってたけど。こんな真剣に詰められるなんて想像していないって!大人の世界を覗いてるみたいな感覚だ...!)
僕「>>16」
あんな子に好かれたら幸せだと思います
僕「あんな子に好かれたら幸せだと思います」
後輩父「ふむ...それは好意があると受け取ってもいいのかな?」
僕「え!?ぼ、ぼくは...」
後輩父「はっはっは。君もまだ高校生だ。結論を出すには幼すぎたかな」
後輩父「悪かった悪かった。こんな話をして」
僕「じ、じゃあ、そろそろ2人のトコに戻ります。コーヒーありがとうございました。美味しかったです」
後輩父「...///」
ーーーーーーー
ガチャっ!
後輩「先輩おかえり!」ギュッ!
僕「わわ!た、ただいま...」
幼馴染「お腹痛かったの?トイレ長かったね」
僕「あ・・・ま、まぁね。...勉強の進捗具合は?まだなら僕が教...」
後輩「もう終わりました!幼馴染先輩のおかげで!」
幼馴染「後輩ちゃんって飲み込みが早くてあっと言う間に終わっちゃった」
僕「そ、そうなんだ...はは」
僕(僕...何しにここに来たんだろう?...後輩のお父さんとコーヒー飲んで話をしただけじゃないか)
後輩「>>19」
くんくん…コーヒーの匂いがする
後輩「くんくん…コーヒーの匂いがする」
僕「あ・・・」
幼馴染「ホントは何してたの?」
僕「実は...後輩のお父さんにコーヒーをご馳走して貰ってたんだ」
後輩「え、パパが帰ってきてるの!?」
僕「みたいだよ」
後輩「珍しい...」
幼馴染「お仕事で中々帰って来れないの?」
後輩「最後に会ったのは確か...今年の正月だったような」
僕「大変な仕事してるんだな」
後輩「お仕事よりも家族を大切にして欲しいですよ。ママも寂しそうですし」
幼馴染「複雑みたいね」
後輩「もう慣れましたけど!」
僕「っともう19時。そろそろ帰った方がいい時間だ」
幼馴染「お暇した方が良さそうね」
後輩「先輩方!今日はありがとうございました!」
ーーーーーー
幼馴染「わたしも...映画部に入ろうかな」
僕「どうして?幼馴染って手芸部じゃ」
幼馴染「掛け持ちしようかなって...後輩ちゃんも映画部なんでしょ?」
僕「そうだけど」
幼馴染「僕君や後輩ちゃんと一緒に居たいなーって思っちゃって!」
僕「僕はいいけど...掛け持ちって大変なんじゃ?文化祭の時なんかは特にさ」
幼馴染「>>22」
大丈夫
泥棒猫の監視しなきゃいけないし
幼馴染「大丈夫。泥棒猫の監視しなきゃいけないし」
僕「大丈夫なら何も言うことはないけど。キツイ時はいつでも相談にのるから」
幼馴染「ありがとう。やっぱり優しいね僕君って!」
僕「当たり前と思うんだけど」
幼馴染「その当たり前が出来ない人って結構いるよ。じゃあ、また明日ね!おやすみ!」
僕「うん、おやすみ」
ーーーーーーーー
後輩「ねぇ、食事中に資料読むのやめてよね」
後輩父「パパの研究は1秒も無駄には出来ないからね。...また料理上手くなったね」
後輩「ありがと」
後輩父「...先輩くんが好きなのか?」
後輩「うん大好き...///...っ!!な、何言わせるのパパ!」
後輩父「好きなんだな」
後輩「う、うん...」
後輩父「>>24」
私もだ……///
後輩父「私もだ……///」
後輩「...は?」
後輩父「誤解しないでくれ、私は彼がお前と結ばれればいいと思っている。彼が義理の息子...最高じゃないか」
後輩「パパ...!」
後輩父「私に出来ることがあれば何でも言ってくれ!力になる!」
後輩「ありがとうパパ!」
後輩(幼馴染先輩には絶対に負けない!)
ーー次の日ーー
僕「疲れた~」
友「まだ1限終わったばかりじゃん。寝てないのか?」
僕「後輩と幼馴染...疲れた...」
友「ダメだこりゃ...。放課後、気晴らしにゲーム屋でもいかねぇか?久しぶりに任天堂64のソフト買ってさ」
僕「懐古ゲームマニアめ...。未来的なの買えよ、買うなら」
友「古い雰囲気が好きなの!...行こうぜ!ゲーム屋!」
幼馴染「ダメよ。僕君は放課後、私と一緒に映画部に行くの」
友「えぇ...マジかー...今日はサボろうぜ」
僕「サボるのは良くないって」
友「いつか友達なくすぞ~」
幼馴染「>>26」
友達いなくても私がいればいいでしょ
幼馴染「友達いなくても私がいればいいでしょ」
友「ひゅー!ひゅー!お熱いことで」
僕「か、揶揄うなよ!幼馴染も!顔赤くなってるし!」
幼馴染「なってた赤く?」
友「なってたなってた」
幼馴染「///」
友「そろそろ2限始まっちゃうな。そろそろ戻るわ」
スタスタ
幼馴染「わ、私も戻るね」
スタスタ
僕(嵐の如く現れて去っていった...はぁ)
ー昼休み 食堂ー
僕「久しぶりに学食で食べるかな」
僕(人多くて滅多に食えないからな!今日はラッキーデーかも!)
???「隣いい?」
僕「あ、先輩。どうぞ」
先輩「ありがとう。久しぶりね元気してた?」
僕「なんとか!先輩は海外研修どうでした?」
先輩「文化が違うし、会話で齟齬が生じたりもしたけど何とかやり遂げたわ」
僕「流石学年主席ですね!多分、僕が先輩の真似やっても100%無理です」
先輩「そんなことないと思うけど」
僕「実力が違いますし、きっと卒業すればもう住む世界が違って見えてくるはずです」
先輩「>>29」
君も一緒に海外に行かない?
先輩「君も一緒に海外に行かない?」
僕「僕が海外...行けるもんなら、行きたいです。ただ...僕の現在の成績じゃ、厳しいかと」
先輩「勉強なら私がみっちり教えてあげる」
僕「それは心強いです!」
先輩「でも君もまだ進路を決めてる途中だと思うし、感情に流されて決めるのもよくない。本気で海外を選択した時の話だけど」
僕「そう...ですよね。...まだ未来が空漠感あって...」
先輩「ゆっくり考えてね」
ーーーーーーー
僕「は~食べた食べた~」
僕(進路...か。はっきりと考えてなかったな)
僕(夢はないし...どうしよう)
僕「!?わわわ!」
>>32「だーれだ!」
僕「>>32!」
1.幼馴染
2.後輩
3.先輩
4.友
5.後輩父
1
僕「びっくりするじゃないか!」
幼馴染「そう?小さい時はお互いにやってたじゃない」
僕「昔の話。今は高校生で...もし見られでもしたら噂になるかもだし」
幼馴染「私は大丈夫だけど」
僕「...。それで何か用?」
幼馴染「あ、えと...えーとね!明日、暇?」
僕「特に予定はないよ」
幼馴染「よかった!明日、どこか遊びに行かない?久しぶりに!」
僕「>>35」
いいよ、一緒に行こう
僕「いいよ、一緒に行こう」
幼馴染「ホントに!約束だよ!」
僕「あぁ、約束だ」
幼馴染「じゃあ、小指だして!」
僕「こう?」
幼馴染「指切りげんまん~嘘ついたら針千本のーます!指切った!...約束破らないでね僕君」
僕「わ、わかってるよ」
ーーーーーーー
幼馴染(明日は僕君と...嬉しいな!)
後輩「幼馴染先輩」
幼馴染「後輩ちゃん。何か分からない問題があったの?」
後輩「...さっきの見ちゃいました」
幼馴染「そうなんだ」
後輩「幼馴染先輩には負けませんから!」
幼馴染「私も泥棒猫なんかに負けない!」
後輩「>>37」
ーーロッカー ーー
友「...」
泥棒…付き合っても無いのに彼女面がちょっと不味いのでは?(頭が冷えて冷静に返す)
後輩「泥棒…付き合っても無いのに彼女面がちょっと不味いのでは?」
幼馴染「私と僕君は3歳の頃からずっと一緒に居るの。昔は一緒に...///」
後輩「それって異性として見られてなくないですか?」
幼馴染「?」
後輩「先輩は幼馴染先輩の事を友達・姉・妹ぐらいにしか思っていません。関係が発展する可能性は低くありませんか?」
幼馴染「僕君は...そんな事思ってないわ」
後輩「そうですか。...そろそろ予鈴が鳴るので行きます」
すたすた
幼馴染「...負けない絶対に!」
ーー放課後ーー
僕「見学したいなんてどういう風の吹き回し?」
友「い、いや...ははは。ちょっと見たい映画がな」
僕「ゲーム好きのお前が見たい映画ってちょっと気になるな」
友「...(幼馴染と後輩...それにコイツ。3人にはできねぇ!修羅場耐性のないコイツじゃ病んじまう...!)」
がらっ!
後輩「先輩!遅いですー!...友先輩も一緒なんですね?」
幼馴染「珍しいわね。友君が来るなんて」
友「観たい映画があって見学に...!今日観る映画のファンなんだよねー」
幼馴染「>>39」
※修正
後輩「泥棒…付き合っても無いのに彼女面はちょっと不味いのでは?」
幼馴染「私と僕君は3歳の頃からずっと一緒に居るの。昔は一緒に...///」
後輩「それって異性として見られてなくないですか?」
幼馴染「?」
後輩「先輩は幼馴染先輩の事を友達・姉・妹ぐらいにしか思っていません。関係が発展する可能性は低くありませんか?」
幼馴染「僕君は...そんな事思ってないわ」
後輩「そうですか。...そろそろ予鈴が鳴るので行きます」
すたすた
幼馴染「...負けない絶対に!」
ーー放課後ーー
僕「見学したいなんてどういう風の吹き回し?」
友「い、いや...ははは。ちょっと見たい映画がな」
僕「ゲーム好きのお前が見たい映画ってちょっと気になるな」
友「...(幼馴染と後輩...それにコイツ。3人にはできねぇ!修羅場耐性のないコイツじゃ病んじまう...!)」
がらっ!
後輩「先輩!遅いですー!...友先輩も一緒なんですね?」
幼馴染「珍しいわね。友君が来るなんて」
友「観たい映画があって見学に...!今日観る映画のファンなんだよねー」
幼馴染「>>41」
へー、そうなんだー(実はこの映画のことよくわかんなかったし、質問攻めで解説して貰いながら男君と泥棒猫の会話を妨害しなきゃ!)
幼馴染「へー、そうなんだー」
幼馴染(実はこの映画のことよくわかんなかったし、質問攻めで解説して貰いながら男君と泥棒猫の会話を妨害しなきゃ!)
友(マズゥ...俺、映画とかあんまり観ないし、全然知らないの出てきたら嘘がバレッちまう...質問されても遠回しに話すのが一番!)
後輩「実は知ったかぶりだったりして~」
友「そんなわけないっての!」
僕「まぁまぁ、こうしてる時間が勿体無い。そろそろ始めようか」
幼馴染「あ、そうだね」
僕「ち、近いから距離を...」
幼馴染「ごめんね!...」チラッ
後輩「...!」ギリッ!
友(胃が痛くなっから、やめてー!)
ーーーーーーーー
友(なんだよ映画ってダークナイトか。アマプラで観たことあるし、知ったかぶりにならなくて済みそうだ)
後輩「先輩この後はどんな展開に...?」
僕「言わない。ネタバレはよくない」
幼馴染「後輩ちゃん。僕君を困らせちゃダメよ」
後輩「...困らせてなんかないです」
僕「いや、良くあることだし。困ってない」
後輩「先輩...」
幼馴染「...!」
友「俺さ!ご、強盗の後がオススメなんだよね!役所の演技が光っててすごく好き!!」
幼馴染「そうなんだ!どうなるの?」
友「ね、ネタバレはNG」
幼馴染「あ、そうだね」
後輩「幼馴染先輩って友先輩とお似合いですね」ニコッ
友(!?ま、巻き込むのやめてー!)
幼馴染「>>45」
(あ、この顔…なんか、妨害の出汁にしようとしたのが申し訳なくなってくるな…)
幼馴染(あ、この顔…なんか、妨害の出汁にしようとしたのが申し訳なくなってくるな…)
幼馴染「後輩ちゃん冗談はやめてね。友君が困ってるよ」
後輩「でもお似合いだと思います!恋愛漫画のヒロインと主人公みたいで」
友「ははは、冗談はやめてくれよな~」
幼馴染「そうよ。冗談には笑える冗談と笑えない冗談があるのよ?」
後輩「すみません」
僕(...また会話に取り残されてる。くそっ!僕はいつも話に踏み込めず気づけば幽霊見たく存在感が消失...!もう幽霊みたくなるのは嫌だ)
僕「でも幼馴染と友。僕と後輩でちょうど良くカップルが作れるよね」
幼馴染「...は?」
友(...帰りたい)
後輩「へ///」
僕「...ごめん。つい冗談を」
幼馴染「もう!僕君、笑えないよ!」
後輩「>>48」
それって私を彼女にしたいって事ですよね?
後輩「それって私を彼女にしたいって事ですよね?」
僕「彼女...まぁ、後輩と付き合える人は幸せ者だろうとは思うけど」
後輩「!」
幼馴染「後輩ちゃん!冗談を本気にしないで!」
後輩「私は冗談だとは思ってません!」
僕「あ、あの...」
友「なぁ!もう帰らねぇ?言い合ってる内に映画終わっちまったぞ」
僕「ホントだ」
幼馴染「今日はこれでお開きにしよっか」
後輩「...はい」
ーーーーーーー
僕「...後輩と幼馴染。怖かった」
友「理由は検討ついてるの?」
僕「知らないって!2人に何かあったのか...心配だ」
友「」チッ
僕「ど、どうかした?」
友「お前ってラノベの主人公って言われた事ない?
僕「そんな奴この世に居ないだろ」
友(居るんだよな...目の前に)
>>50「待ってー!」
1.幼馴染
2.後輩
3.先輩
4.???
2
友「後輩?」
僕「どうしたの?後輩って家の方向逆...」
後輩「実は...家締め出されちゃって」
僕「どうして!?何かやらかしたのか!?」
後輩「パパが鍵を閉めて仕事に...合鍵は家に忘れて...お願いします先輩!泊めて貰えませんか!」
友「どうすんだよ?」
僕「オレよりも幼馴染に言えば...」
後輩「私は先輩の家がいいんです!」
友「...」
僕「>>52」
まずは親御さんに電話しよう。話はそれからだよ
僕「まずは親御さんに電話しよう。話はそれからだよ」
後輩「お仕事忙しいし...出るかなパパ」
~~?~~?ピッ!
後輩「あ、パパ!?...家の鍵が...先輩?う、うん...」
後輩「先輩。パパが先輩にって」
僕「僕?」
友「なんでコイツに...?」
僕「もしもし、僕です!」
後輩父『やぁ、僕くん!鍵をうっかりしてて...すまないが娘を泊めてあげてくれないかな?』
僕「え...?あの、娘さんをその...異性の家に泊めるのは不味いんじゃ...?」
後輩父『ははは、君はいいんだよ。今度、改めてお礼させて欲しい。それじゃあ、娘を頼んだよ!...』
ツーツーツー...
僕(一方的に切られた...。仕方ないか...)
僕「...仕方ない。泊まって行ってくれ」
後輩「!はい!」
友(心配だ...コイツには男女の関係はまだ早いと思うし...!変な方向に流されでもすると傍観してたオレの責任になっちまう!)
友「>>55」
1.俺も泊まってく
2.幼馴染に相談しよう
3.先輩に相談しよう
4.もう関わりたくない!胃を大切にしたい!
4
友「...じゃあ、俺の帰り道こっちだから」
僕「また月曜日に!」
後輩(友先輩...空気読んでくれたのかな)
友(もう関わりたくない!胃を大切にしたい!...気晴らしにゲーム屋に寄ろう!64...いや、たまには未来的なゲームでも買おう)
すたすた
後輩「私達も行きましょうか先輩」
僕「そうだな...」
ーーーーーーー
僕「ただいまー」
後輩「お邪魔します」
父「お帰り!...ん?お客さん?」
僕「色々あって泊まることになった学校の後輩」
後輩「初めまして!先輩にお世話になってる一年の後輩です!1日だけですが、よろしくお願いします」
父「...ふーん」
僕「何がふーんなの父さん」
父「幼馴染ちゃんといい先輩ちゃんといい、その子といいモテモテだなお前」
僕「は、はぁ?」
後輩「>>57」
幼馴染さんの他にも女の人の名前が…ここまでモテるとなんか一周回って尊敬さえ出来ますよ、いやマジで…
後輩「幼馴染さんの他にも女の人の名前が…ここまでモテるとなんか一周回って尊敬さえ出来ますよ、いやマジで…」
僕「いや、モテててないよ!中学の頃の先輩と隣の幼馴染だから!」
後輩「私は好きですけど...」ぼそっ
父「...とりあえず上がって夕飯でも食べなさい」
後輩「改めてお邪魔しますね」
ーーーーーー
僕「...じゃあ、風呂洗ってくる。ゆっくりしててくれ」
後輩「はい!」
すたすた
父「...告らないの?」
後輩「へ!?」
父「好きなら、告ればいいと思うよ。アイツって雰囲気に流されやすいし」
後輩「で、でも///その...まだ...」
父「>>59」
まあ、ゆっくりと考えればいいさ
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