友「最近、幼馴染とイケメンが付き合い始めただとよ」男「そうだな」(223)

友「そうだなって、お前それでいいのかよ」

男「何がだ?」

友「だってお前、幼馴染の事……」

男「ああ、好きだよ」

友「だったらなんでそんなに冷静なんだよ!?」バンッ

友「幼馴染の奴、女友達よりもお前と仲よかったのによ」

友「それなのに、いきなりイケメンと付き合い始めるなんて…」

男「そりゃ、俺よりあいつのの方がイケメンだからじゃないのか?名前の通り」

友「でも、イケメンってイケメンだけど良くない噂があるんだぞ」

友「最近付き合ってた優等生や後輩、別れた途端、学校に来なくなったし」

友「裏でアイツに何かされたって皆言ってるぞ」

男「男子生徒の中でだけだろ?」

友「…」

幼馴染「あ、男!友君!おはよー!」ピョコンッ

男「よう、おはよーさん」

友「…お、おはよう」

幼馴染「二人で何か話してたの?」

男「大した話じゃない。気にするな」

幼馴染「ふーん…そう。イケメン君待たせてるから、じゃあ、後でね!」フリフリ

男「おう」

友「…」

男「…」ギリッ

幼馴染「ごめんっ!待った?」

イケメン「ははっ気にしてないよ」キラッ

男「…」ムッ

友「お前、やっぱり気に入らないんだろ?」

男「……そうかもな。」

男「だが、その男子生徒の中『だけ』で良くない噂があるイケメンといきなり付き合うのにも、幼馴染なりに考えがあるんだろう。それに俺がアイツの幼馴染だからって何でも口出しするのは問題があるだろう?」

友「お前って優しいよな…。でも、噂が本当で幼馴染がイケメンに酷い事されたらどうするんだよ?」

男「アイツはそん所其処らの男にやられる女じゃねえ。アイツはここの生徒の中でも最強だからな。俺は幼馴染を信じてる」キリッ

友「男…。お前って奴は……」ウルッ

男「無駄話は後だ。早くしないと遅刻するぞ」シュバッ

教室
イケメン「ねえ、此間の映画観た?」

幼馴染「うんっ観たよ!宇宙人が女の人に触手プレイする話でしょ?コーフンしたよ!」

イケメン「そうだね、興奮するね」キラッ

幼・イケ「ハハハハッ」

クラスメイト1「今日も見せつけやがってあの二人…」

クラスメイト2「でも、あの二人美男美女でお揃いじゃん」

クラスメイト3「イケメンはイケメンだし、幼馴染は勉強も運動も出来て綺麗で爆乳だしな」

クラスメイト1「でも、あの二人見ると何だか男が可哀想に思えるな…」

クラスメイト2「あんなに仲良かったのにね……」

クラスメイト3「しっ!聞こえるぞ!」

男「うむ、今日も天気が良い。今日は勉強が捗りそうだ!」バキッ

友「その前にペンが壊れてノートが取れなくなったな」

男「うむ、今日も充実した一日だった!帰るとしよう!」ウルウル

友「涙目になるほど充実した一日だったんだな…」

男「泣いてなどいない!日本男児がたる者、幼馴染が居る教室でそう涙を流せるものか!帰るぞ、友曹長!」ドドンッ

友「へいへーい」

クラスメイト「うう、男君…なんて健気なの…ッ」ウルッ

幼馴染「あっ男、もう帰るんだ。私、イケメン君と買い物して帰るから!またね!」

男「あばよっ!!」ダッ

友「……ハア。なかなか酷だねぇ」ダッ

イケメン「…」ニヤリ

幼馴染「今日はありがとね、イケメン君!」

イケメン「フフッ幼馴染ちゃんの為なら何でもするよ」キラッ

幼馴染「私、こっちだから。またね、イケメン君!」

イケメン「ああ、またね。」キラキラリーン

?「……」コソコソ



幼馴染「……」タッタッタッ

幼馴染「おっじゃましまーす!」ガチャッ

?「……!」コソコソ

男宅
男「ふぅ~。今日も抹茶が旨い……」ホッ

?「おっじゃましまーす!」ガチャッ

男「お、来たか。幼馴染」

幼馴染「うんっ。今日も一人で頑張って仕事してるオバサマの為に男の晩御飯を作るよ!」

男「それは何時も有難いけど、『こういう事』続けてる事、イケメンにはバレてないよな?」

幼馴染「まだ、それはダイジョブだよ!『少なくとも』イケメン君の気配は感じなかったし」

男「ふーん…。なら良いけど。今日の晩飯何?」

幼馴染「今日はかぼちゃの煮物だよ!」

男「ハロウィンだから、カボチャか…」

男・幼「ハハハハッ」

男「おい、幼馴染。もう八時だぞ」

幼馴染「あっ、ホントだ!」

男「早く帰らないと、オヤっさんが怒るぞ」

幼馴染「そりゃ、タイヘン。また明日ね!男!」

男「おう。それより、『今』は表から出るのはマズい。ちゃんと隠し通路から帰れよ」

幼馴染「分かってるよ」ガチャッ

バタンッ

男「……ふ~」

翌日・教室
幼馴染「でさ、昨日作ったかぼちゃの煮物お父さんに好評だったんだよ!」

イケメン「へぇ、それは良かったね」キラッ

男「……」ジー

友「……」バタンッ

友「……おい、幼馴染…ちょいツラ貸せや」

幼馴染「ちょっ、友君?どしたの、そんな怖い顔して?」

イケメン「そうだぞ、友君。女性にそんな態度は感心しないな」

友「テメェにゃ用は無ぇんだよ。おい幼馴染、いいからこっち来いや……」

幼馴染「……分かったよ……。ちょっと待っててね、イケメン君」

イケメン「うん、いいけど…」

ガラガラ―ピシャンッ

(ちょっとさっきの友君凄い形相だったよ…)

(アイツがあんなにキレるの初めて見たかも……)

男「何かマズい気がしてきた。

どっか
幼馴染「……やっぱり私の後付けてたの、友君だったんだ…」

友「分かってたなら話は早ぇ。テメェ、どういうつもりだ?」

幼馴染「どうって?私は今まで通り、独り身で男を育ててるオバサマの代わりに男の晩御飯作って上げてるだけど?」キョトン

友「テメェ、男心を弄んでんのか?彼氏作った自分が惚れてる女に今まで通り接されて、飯作ってもらってる男の気持ち考えてんのか!?男が虚しいじゃねぇか!!」

友「それだけじゃねぇ、お前の彼氏のイケメンも気に入らねぇがこの事知ったら可哀想だろうが!!」クワッ

幼馴染「…男の家での会話は聞いてないのね……よかった…」ボソッ

友「何かいったか?」

幼馴染「何も。それで?私にどうして欲しいの?」

友「男かイケメンか、はっきり白黒つけろや」

幼馴染「無理ね」キッパリ

友「はあぁ!?」

幼馴染「私にとって男は大事な人で互いに必要としてるの。切って離せるモノじゃないわ」

幼馴染「そして、イケメン君と付き合ってるのには、ちゃんとした理由がある」

友「理由だと?」

幼馴染「お金よ」ニコッ

友「!!お前、それってまさか、援交……ッ!?」

幼馴染「それはご想像にお任せするわ。だけど、事が済んだら、私にお金が入るの。他にも理由はあるけど、『今は』イケメン君との交際は止めれない。分かった?」

友「テメェ……最低の女だな……ッ」ギリッ

幼馴染「キミにどう思われても関係無い。ても、一つだけ言っとくわ……」ギロッ

友「!」ビクッ

幼馴染「……あんまり私に関わると碌な事無いわよ……」ニコッ

友「…お前っ一体何言ってやがる……?」

幼馴染「忠告したよ?それじゃあね……」スタスタ

友「……」

教室
ガラガラ―
友「…」

男「お、おい、友…。幼馴染と何の話をしてたんだ?凄い形相だったけど…」

友「……男。もう、幼馴染とは関わらない方が良いぞ」

男「いきなりどうした?何か変だぞ」

友「アイツは、幼馴染は……ッやっぱり、何でもない」

男「う、うむ、そうか……」

イケメン「ねえ、幼馴染ちゃん。友君と何の話をしてたんだい?良かったら相談に乗るけど?」

幼馴染「ううん、大した話じゃなかったよ。気にしないで」

イケメン「なら、良いけど……。そうだ、幼馴染ちゃん。次の日曜日、遊園地でデートしないかい?」

幼馴染「デート?」

イケメン「そう、DATEだよ。それに、幼馴染ちゃんに渡したいモノもあるんだ」キラリーンッ

幼馴染「!!うんっ!絶対行く!何処で待ち合わせする?」

イケメン「そうだな、午前9時に腹筋駅でそうかな?」

幼馴染「腹筋駅に9時だね!楽しみにしてるよ!」

イケメン「僕もとても楽しみにしてるよ」キラッ



友「男ー。屋上で飯食おうぜ」

男「OK」

屋上
友「ひゃー、この季節だと屋上も寒くなったな」ブルッ

男「そうだな、心も体も寒くなる季節だな」ブルッ

友「弁当が温かい内にさっさと食おうや。おっ、男の弁当、一面が鳥そぼろか」

男「そういう友はTKGか。二人して貧相だな」ショボーンッ

幼馴染「ホント、二人して健康面考えてないね。私が作って来てあげようか?」ピョコンッ

男「あ、幼馴染」

友「!」(このアマ!)

幼馴染「やっほっほー」

男「どうしたイケメンは?一緒に弁当食わなかったのか?」

幼馴染「ううん、お弁当はもう一緒に食べたよ。ただ、ちょっと報告があったの」

友「報告だと?」

幼馴染「私、次の日曜日、イケメン君と遊園地でデートなんだ!イケメン君、私に渡したいモノもあるんだって!」

男「!……そうか、頑張れよ……」

幼馴染「うんっ!」

幼馴染「それでね、9時に腹筋駅で待ち合わせなんだ!今から楽しみだなぁ」

友(このアマ……一体何のつもりだ……?)

幼馴染「…」ニコッ

友「!」ビクッ

男「……楽しめよ、幼馴染……」

幼馴染「分かってるよ。報告はそれだけ。それじゃね!」タッタッタッ

友「……さっぱり、意味が分からん。何のつもりだったんだ?」

男「さあ?アイツの事だ。やっとイケメンとデート出来るって浮かれて俺らに自慢したかったんだろうよ。何かもらえるみたいだし」

友「…」(本当にそれだけなのか……?)

日曜日・腹筋駅
幼馴染「ごめーんっ!準備に手間取って10分32秒おくれちゃった~」タッタッタッ

イケメン「気にしてないさ。今日も綺麗だね幼馴染ちゃん」キラッ

幼馴染「お世辞を言っても何もでないよ~」

イケメン「お世辞じゃないよ。それじゃ、マッスルパーク(遊園地)に行こうか」

幼馴染「うんっ!」


草むら
友「アイツら、マッスルパークに向かったぞ」コソコソ

男「なあ、何で俺ら後付けてるんだ?何かストーカーみたいだ」コソコソ

友「幼馴染が何か怪しいからだろ。それにお前だってこのまま幼馴染をイケメンに取れれていいのかよ?」

男「此間、幼馴染に関わるなと言ったのは何処のどいつだよ」

友「俺達も行くぞ!」(援交か、それとも別の理由か、俺が男のダチ公として真実を暴きだしてやる!)ササッ

男「はぁ~」(何だか面倒な事になったな…)ササッ

マッスルパーク(遊園地)
幼馴染「うわ~、広ーい!」キャッキャッ

イケメン「そうだね、広い上にここにはホテルもあるんだ。泊まり込みで遊園地を楽しめるなんて、どこぞのネズミのテーマパークみたいだね」キラッ

幼馴染「そんなことは良いから、早く行こうよ、イケメン君!」

イケメン「分かったよ。それじゃ、初めに何に乗ろうか?」

幼馴染「私、あの『バーベルコースター』ってのに乗ってみたい!」ユビサシ

イケメン「うん、それゃあ、行こうか」


友「ターゲット達はあのジェットコースターに乗るみたいだな。俺らも行くぞ!」シュタッ

男「ハア…。何が嬉しくて、男二人で遊園地に来るんだよ…」

友「俺だって来れるなら隣のクラスの学校のアイドル、女ちゃんと来たかったよ!」

男「あの子、学校一美人だって言われてるけど、俺からしたら幼馴染の方がもっと美人だな」ドンッ

ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン
幼馴染「凄…くっ揺れるね……ッ」ユサユサ

イケメン「うんっ…。普通のジェットコースターより揺れてる気がする…ね」ジー

後方
男「うむ、確かによく揺れてる。特に上下に」ジー

友「お前、何時の間に幼馴染のバッグにカメラ仕込んでんだよ…」

ガタンゴトガタンゴトッ
幼馴染「そろそろ、ちょうz…」

ガクッゴーーーーーーーーーーーーーーーーー

幼馴染「きゃーーーーーー!!!」

イケメン「いやーーーーーー!!!」

男「ぎゃあああああああああああああ!!!」

友「ぎょええええええええええええええええええええ!!!!」

オツカレサマデシター
幼馴染「いやー凄かったね、さっきの!ゆっくり上がっていきなりゴーってさ!」キャッキャッ

イケメン「このバーベルコースターは普通のジェットコースターより重量が重いらしいからね。あの下りのスピードには驚いたよ」


男「一体誰だよ……。コースターの車輪をバーベルに設計した奴は……」ゲッソリ

友「……もう…っ、絶対アレ乗らない……」ゲッソリ

友「ちょっと…トイ…レ……」

幼馴染「ねえ、イケメン君っ次はこれ入ろ?」ユビサシ

イケメン「えっ?お化け屋敷BB(ボディービルダー)……?」

幼馴染「ダメ?」ニギッ

イケメン「そ、そうだね。じゃあ、入ろうか」ニコッ

男「…」ギリッ


友「あースッキリしたー」

友「で、ターゲット達は?」

男「今さっきお化け屋敷n……」

お化け屋敷「イヤアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

男・友「…」

友「今のって、イケメンの声だよな……?」

男「……」

男「お、出てきたぞ…」

幼馴染「あームキムキしてて面白かったね」

イケメン「は、HAHAHA…。そ、そうだね……」ゲソッ

イケメン「そ、そうだ!喉が渇いたでしょ?僕が何か買ってくるよ」

幼馴染「そんなの悪いよ。割り勘にしよ?」

イケメン「気にしなくてもいいよ。男が女の子に奢るのは義務だからね」キラーンッ


友「お、イケメンが飲み物買いに行ったな。幼馴染が一人になったな…」ジー

男「悪い、トイレ」

友「そろそろ本性を現すのか…?」

友「あ、携帯を取り出してどこかに掛けてる…。話し相手は誰だ?」

友「クソッ。男の奴、監視カメラのモニターごとトイレに持って行ったな。会話が聞き取れん…」

友「あ、電話を切った。結局会話は聞き取れなかった…」

幼馴染「……」ギロッ

友「!」ゾクッ

友(こっちを見た!?それに何だ、前にも感じたさっきの殺気に似た幼馴染の眼は!?)

友(まさか、バレてないよな…?)

男「ただいまー」

友「男が帰ってきたからやっと会話が聞こえる。そしてイケメンも戻ってきた」


イケメン「お待たせっ。はい、プロテイン入りスムージー(チョコ味)だよ」キラッ

幼馴染「わー、ありがとー」

イケメン「休憩が終わったら、次の乗り物に行こうか」

幼馴染「うんっ」

メリイィィィィゴオォォォランド
幼馴染「やっほっほー!見て―イケメンくーん!!」タプンッタプンッ

イケメン「うん、ちゃんと見てるよ」ニヤニヤ


男「俺もちゃんと見てるぞ、幼馴染。お前の笑顔と乳房の揺れを」ジー

友「お前、何かストーカー臭いぞ」

男「尾行しといて何を今更」ドンッ


COFFEE CUP
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッ

幼馴染「てーい」

イケメン「ちょx、速すぎないかい?」

ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッ

男「チェストオォォォォォォ!!」

友「待て!ガチで待てえぇぇ!!CUPが飛ぶうぅぅぅ!!!」

幼馴染「フフフフフッ」

イケメン「アハハハハッ」

どっかのおばちゃん「若いってイイね~」


男「なあ、友。この尾行何時まで続けるんだ?もう俺の精神のライフポイントはゼロよッ!(裏声)」

友「焦るな。それにコレは幼馴染に盲目すぎるお前の為でもあるんだぞ。後裏声キショイ」

友(それに、アイツは俺に正体を現したその日に、俺が居る前で男にデートに行く事を話した。きっちりイケメンとの待ち合わせ場所と時間も一緒に…)

友(アイツにはまだ裏がある…。このデート、タダのリア充のデートで終わる筈がない!)

友(今日ここで、幼馴染の正体を暴いてやる!男のダチ公の名に懸けて!!)

男「……ハァ…」

観覧車
幼馴染「うわーっ高ーいっ!やっぱ、遊園地のシメは観覧車だよね」

イケメン「幼馴染ちゃん、見てごらん。あそこに僕らの学校があるよ」

幼馴染「ホントだ!ちっさいね~」

幼馴染「今日はホント楽しかった。アリガトね、イケメン君っ」

イケメン「うん、僕もこんなに楽しいのは久しぶりだよ」

幼馴染「……ねえ、こんな場所でこんな事聞くのもアレ何だけど…」

イケメン「なんだい?」

幼馴染「前に付き合ってた優等生ちゃんや、後輩ちゃんとも此処に来てた?」

イケメン「……」

イケメン「……確かに、あの二人や他の娘とも此処に来たことはあるよ…」

幼馴染「…そう、なんだ……」

イケメン「でも一番幼馴染ちゃんと過ごしたこの時が一番印象的で楽しかった」

イケメン「COFFEE CUPで空を飛ぶ体験なんて滅多にできないしね」ニギッ

幼馴染「イケメン君…っ」パァッ

イケメン「ほら、海に沈む夕日がこんなに綺麗だよ」

幼馴染「そうだね…」

後ろのゴンドラ
男「えぐっ…、えぐっ……」

友「お前は今何で泣いている…?俺に話してみろ……」ポンッ

男「…幼馴染とイケメンが予想以上ロマンチックな感じになってること……ッ」エグッ

友「そうか……」

男「後、男二人でゴンドラに乗ってること……ッ」エグッエグッ

友「言うな…ッ、俺も泣きたくなる…ッ」

マタノオコシヲタノシミニシテオリマース
幼馴染「あーっ、ホントに楽しかったっー!」

イケメン「そうだね」キラッ

友「ターゲット達が出てきた…。幼馴染が本当にイケメンと援交していたのか、今度こそ分かるはずだ…」コソコソ

男(そうか…。友の奴、幼馴染がイケメンと援交してると思ってたのか…その証拠を俺に見せつけて、俺が幼馴染の事を諦めて欲しかったのか…)

男(友は俺が悪い女と付き合わない様に気をかけてくれた…。俺が傷つかない様に…)

男(本当に優しいのはどっちだよ……)

イケメン「……ねえ、幼馴染ちゃん、こないだ君に渡したいモノがあるって言ったよね?」

幼馴染「!…うん、言ってたね…」ドキドキ

イケメン「それを渡したいから、ちょっと付いて来てくれないかい?」

幼馴染「…それって、ここじゃ、渡せないモノなの…?」

イケメン「…ここじゃ、ちょっとね……」チラッ

ガヤガヤガヤ

幼馴染「分かったよ。それじゃ、そこに行こ」

イケメン「それほど遠くないからね。港の近くなんだ。観覧車からも見えてた場所だよ」

イケメン「付いて来て…」テクテク

幼馴染「うん…」テクテク


友「ターゲット達が移動するぞ…ホテルには行かないのか…?」

友「援交なら、ホテルに行って、SEXしてイケメンから金を貰うと思ったんだが……」

友「まさか、他に違う目的でもあるのか……?」

男「あいつ等、港の方に行くみたいだな…」

男「…友、本当に行くのか…?もし危ない事なら、本当にもう帰った方が良いと思うぞ…?」

友「…いや、男には言ってなかったけど、幼馴染の奴、俺にイケメンと事が済んだら金が手に入るって言っていた…」

友「て事は、アイツは金が手に入れば、イケメンとは関わらないとも考えられる…」

友「今、ここで帰れば、幼馴染の援交の証拠を掴む絶好の機会を逃しちまう!」

友「俺は、お前のダチ公として、男にそんな女と関わってほしくないんだ」

男「……」

友「だから、俺は心臓が息の根を止めるまで真実を追い求める!!」ドドンッ

男「……友、お前、すっごく刑事に向いてるよ……」

友「あ、このセリフ、SPECのゴリさんこと、野々村係長の名台詞な」

男「知ってるよ」

港近くの倉庫
DQN1「…」ギロッ

DQN2「…」ボー

DQN3「…」ニヤニヤ

DQN4「…」ガボガボ

幼馴染「…ねえ、イケメン君…。この人たちは……?」

イケメン「ダイジョウブ、彼らはタダの見張りだから…」

イケメン「渡したいモノはこの奥にあるんだ。こっちにおいで…」クイクイ


友「何だ、ここ……。如何にも犯罪臭がする場所だな……」コソコソ

男「あのDQN共が見張りか…」コソコソ

友「男、やっぱり、幼馴染の奴、何かk……」

ごんっ

友「……な…ん、だ……と……ッ」バタンッ

男「………すまねえ…」

港近くの倉庫・最奥
幼馴染「……此処に私に渡したいモノがあるの?」

イケメン「ああ、そうだよ。そして今ここは僕達二人しかいない…」

幼馴染「…それで、私に渡したいモノって?」

イケメン「すっごく気持ちイイもモノだよ……」ニヤリ

イケメン「ちょっと待っててね…確か、この辺りに…」ゴソゴソ

イケメン「あった、あった、このアタッシュケースだ…」

幼馴染「その中に何が入ってるの?」カチャッ

イケメン「コレだよ」ジィィィゴソゴソ

幼馴染「それって…、注射器?」

イケメン「フフッ、覚せい剤だよ…」ニヤリ

幼馴染「えっ?か、覚せい剤?」

イケメン「そ、覚せい剤。シャブ(syabu)だよ」

幼馴染「でも、それって法律じゃ…」

イケメン「禁じられているね。でも大丈夫……」キラッ

イケメン「今、ここには君と僕しかいない…」ニコッ

幼馴染「え、でも……」

イケメン「キミはボクが好きなんだろっ?それならボクに身を委ねて、気持ちよくなろうよっ!」ガシッ

幼馴染「ダメだよッ、こんな事っ…」

イケメン「ダイジョウブ。前も優等生ちゃんや後輩ちゃんも最初は同じ事言ってたけど、さっきみたいに言ったら、最終的にボクに従ってくれたよっ」

幼馴染「……」

イケメン「さあ、幼馴染ちゃんもっ!さあっ、サアッ!!」


幼馴染「………フフッ、やっと尻尾を出してくれたね。屑野郎クン♪」ニコッ

イケメン「えっ?」

幼馴染「はいっ、ちゅーもーくっ」カチャッ

ジジー
幼馴染『その中に何が入ってるの?』カチャッ

イケメン『コレだよ』ジィィィゴソゴソ

幼馴染『それって…、注射器?』

イケメン『フフッ、覚せい剤だよ…』ニヤリ
ガチャッ
幼馴染「はい、お聞きの通り、さっきの会話は全部録音しちゃいましたっ!」キャハッ

幼馴染「これで、もう言い逃れも出来ないね♪」

イケメン「……な、何でそんな事を……?」

幼馴染「キミがウチの学校内の女子生中心に覚せい剤を売買しているって話を聞いてね…」

幼馴染「調べてたらその女子生徒の大多数がキミと交際してた娘だった」

イケメン「ッ!」

幼馴染「最近交際していた優等生ちゃんや後輩ちゃんが学校に来なくなった後、親御さんからこっそり聞き出したら…」

幼馴染「二人とも薬物中毒になってた……」

イケメン「……」

幼馴染「私はその時、キミがシャブをあの娘達に流したって確信した」

幼馴染「そして、その確実な証拠を手に入れる為にキミに近づき、交際した…。DO YOU UNDERSTAND?」

イケメン「クソッ!!」

幼馴染「クソッて言いたいのはこっちだよ!」

幼馴染「アンタのせいで私の大切な友達の優等生ちゃんと後輩ちゃんの青春が壊された……」

幼馴染「優等生ちゃんは私より頭が良くて、真面目で、誠実で、クラスの皆をいつもまとめてくれてた……」

幼馴染「後輩ちゃんは、小っちゃくて、可愛くて、皆を明るくさせてくれてたムードメーカーで、私も実の妹みたいに思ってた……」

幼馴染「アンタはそんな彼女達を言い包めて、薬物中毒に貶めた!!」

イケメン「そんなの、言い包められたアイツらが悪いだろ!!」

幼馴染「黙らっしゃい!!」ビシッ

イケメン「!」ビクッ

幼馴染「アンタみたいな屑野郎に言い訳する権利なんて無い……」

幼馴染「もう証拠も掴んだ。後はその覚せい剤を押収してアンタを捕えるのみ…」

幼馴染「潔く、縛に着きなさい!!!」ドドンッッ

イケメン「クッ…」

イケメン「……でも、忘れたのかい…幼馴染チャン……。ここには今キミと僕しか居ない……」

イケメン「それに、外には見張りも居て、逃げられない……」

イケメン「つまり、キミさえバラせば、隠ぺい工作完了だ……」チャキッ

幼馴染「……か弱き乙女にナイフを突き立てるんだ…?」

イケメン「フフフッ……。ダイジョウブ。今までもボクに逆らった雌豚どもにもこうやって捌いて隠ぺい工作してたから……」

イケメン「サア!綺麗に切ってアゲルヨオォォォォ!!!」ブンッ

シュンッ

イケメン「何ッ!?かわしただと!?」

幼馴染「へぇ~、イケメン君って、女の子を堕とすのは上手いけど、ナイフを使うのは下手なんだぁ……」ニヤッ

イケメン「」ブチッ

イケメン「クソオォォッ!!死にさらせえエェェェェ!!!」

ブンッブンッブンッ

幼馴染「温い…」

シュンッシュンッシュンッ

幼馴染「アハハッ!遅いっ遅いよっ!!」

イケメン「クソッ何で当たらねぇんだ!」ブンッブンッ

幼馴染「ダメだよ…そんながむしゃらに振っても…。もっと腰を落として、脇に構えなきゃ…」シュンッシュンッ

ガキイィィンッ!!

幼馴染「こんな風に止められちゃうよ……?」

イケメン「十手っ!?」

幼馴染「ていっ」

カキイィィィンッ

イケメン「しまったっ!ナイフがっ!」

幼馴染「たー」

ドスッ

イケメン「…ッ、がっ……ふっ…」バタンッ

幼馴染「…安心しなさい…。水月を軽く一突きしただけだから…」


幼馴染「さてっと、取り敢えず気絶したコイツを簀巻きにしてっと」グルグル

イケメン「」オメメクルクル

幼馴染「この覚せい剤を押収っと……」ヒョイッ

幼馴染「後は、迎えが来るのをまx…」

ガシッ

幼馴染「んんっ!?」ジタバタ

DQN大「このアマぁ…調子に乗るなよおぉ…」ガッチリ

幼馴染「んん~っ!!」(油断したっ!まだ仲間が隠れてたなんてっ!)ジタバタ

DQN大「けっ、今回もイケメンに口説かれて、まんまとシャブに堕ちる雌豚かと思ったら…」

DQN大「とんだ、女狐だったなぁ……」

幼馴染「んんっ~!!」(ダメだっ、単純な力勝負じゃ、二m位の男性には勝てないっ!)ジタバタ

DQN大「げへへっ、よく見りゃかなりの上玉じゃねぇか…」

DQN大「こうなったら、このままレイプして、そのはち切れそうな乳をパフパフしてやろうじゃねぇか!!」ガオー

幼馴染「んんんっっ~~!!!」(ヤバいっ!今回はホントにヤバイッ!)ジタバタ

幼馴染(助けてっ!男っ!!)

?「悪い子はいねえぇぇかぁ!!」

DQN大「誰だっ!?」

?「可愛いボインの少女を羽交い絞めしてレイプしようとする悪い子はいねえぇぇかぁぁ!!!」

DQN大「だから誰だよっ!この変な仮面野郎は!!」

?「とーう」シュバッ

?「シュタッ」シュタッ

?「私は変な仮面野郎ではない!!」バーンッ

?「私は『愛』と『正義』と『爆乳』と『幼馴染』の味方っ!!」

マスク・ド・般若「『マスク・ド・般若』!!!見んんんっ参んん!!!」シャキーンッ

マスター・般若「またの名を、『マスター・般若』だ。祖魂闘虎、夜露死苦!!!」ユビタテッ

DQN大「結局変な仮面野郎じゃねえかっ!!」

マスター・般若「取り敢えず幼馴染を放せっ!!酔舞・再現江湖デッドリイィィィウエェェェェイブ!!!」

ドゴオッォォォン!!

DQN大「ひでぶぅぅっ!」

マスター・般若「爆発ッ!!!」シャキーンッ

DQN大「するかぁっ!!!」

マスター・般若「くっ、ここは超級覇王電影弾にするべきさったか……だが…」

マスター・般若「頭部ががら空きだ」

DQN大「ああん?」

シュンッ

DQN大「あ」

幼馴染「こめかみにドーンッ」

メリッ

DQN大「あ、……がっ……」フラッ

マスター・般若「そして、真下ががら空きだ!」

マスター・般若「チェストオォォォォォォ!!!」ブンッ

チーーーーーーーーーンッ

DQN大「アッーーーーーー!!!」ガクガクッ

バタンッ

マスター・般若「……」

幼馴染「……」

幼馴染「……フフッ、懐かしいね、その般若面。小学校の学芸会以来かな、男?」ニコッ

男「そうだな、久々に部屋をあさってたら出てきたんで久々に付けてみた」カパッ

幼馴染「昔は私がいじめっ子のグループに潜入してイジメの証拠を掴もうとしてた時に、私の正体がバレて、レイプされかけた時にそのカッコでさっきみたいに助けてくれてたよね」

男「そういや、そうだったな……。でも、あれ以来コレは使えなかったからな」

幼馴染「それは学芸会の舞台でそのカッコで出て、『マスク・ド・般若』の正体が男って学校中にバレたからでしょ」

男「だから、今回は『マスター・般若』だぞ」

幼馴染「名前だけ変えてもね~」

男「どうと言う事は無い。高校で小学校一緒だった奴なんて幼馴染ぐらいだしな」

幼馴染「それも、そっかっ」

幼馴染「そう言えば、お父さんには連絡した?」

男「ああ。オヤッさんならさっき連絡して今パトカーでこっち向かってるはずだよ」

男「それで、コイツ等と押収した覚せい剤をオヤッさんに引き渡したら、今回はどれくらい小遣いアップしてくれるんだ?」

幼馴染「ん~~、たぶん、月五、六万位かなぁ~」

男「お、そりゃすげぇ」

幼馴染「うん、早くお金をためなきゃだからね。私たちの将来の生活の為にも」

男「取り敢えず、このDQN大も簀巻きにしてっと」グルグル

幼馴染「外の見張りの連中は?」

男「軽く気絶させて簀巻きにしておいた。友もあのまま付いて来られても危険だから気絶させておいた」

幼馴染「あ、てか男。遊園地でも言ったけど、何で友君まで来てた訳?危ないじゃん」

男「そりゃ、お前。お前が友が居る前で俺に偽デートの報告しに来たからじゃん。友、お前がイケメンと援交してるって思ってたんだぞ」

幼馴染「そういや、そうでした」ポンッ

男「アイツ凄くお前に警戒心抱いてたぞ。あの時一体何言ったんだよ?」

幼馴染「友君にはウソは一言も言ってないよ。言ってない事もあったけど」

男「そりゃ、幼馴染が悪いな」

幼馴染「一応、私には関わらない様に釘を刺してたんだけどなぁ…」

男「それは一先ず置いといて、次のターゲットは?」

幼馴染「幼友って知ってるよね?」

男「幼馴染と一番仲が良い女友達だよな。そいつが次のターッゲッとか?」

幼馴染「違うよ!実は幼友の家、ある暴力団の悪徳金融に引っかかっちゃって、毎日組員が家に押しかけてるんだって…」

幼馴染「そして、その暴力団の一人娘で次期組長が隣のクラスの女ちゃん」

男「ああ、あの学校で一番可愛いくて、学校のアイドルって女か?」

幼馴染「ていっ」ペチッ

男「痛ッ、冗談だって。で、その女に取り入ってその暴力団の情報を抜き取るのか?」

幼馴染「あわよくば、壊滅?」ニコッ

男「こいつは、大仕事になりそうだな…。相手は銃も持ってるだろうしな」

幼馴染「万が一の時は男が助けにきてくれるんでしょ?何時もみたいに」

男「当然だ」ニヤッ

幼馴染「私と男は、女ちゃんの手引きで暴力団アジトに潜入した」キリッ

幼馴染「だけど、正体がバレて、私達は敵からの銃弾の嵐に見舞われる…」

幼馴染「私達は力を合わせてその銃弾の嵐を掻い潜り、私が組員を十手の『じーちゃん』(名前)で気絶させ、男が瞬時に簀巻きにする!」

幼馴染「そして、私達は敵の組長の部屋に辿り着く…」

幼馴染「私達は愛の力で高価そうな椅子に居座る組長を十手の『じーちゃん』(名前)で気絶させ、簀巻きにして、暴力団は全員御用となり、壊滅すると言う熱い展開………ッ!」

幼馴染「んん~~~っ、たかまるぅ~!!!」キュピーンッ

男「ヤバい、幼馴染めっさ可愛い。『たかまるぅ~』、いただきましたっ」

幼馴染「ふふんっ、私に惚れちまうぜ?」キラッ

男「もうとっくに惚れてるよ。十年以上前から」キリッ

幼馴染「~~ッッ///たーっ///」ペチッ

男「……もう、我慢できない…」ダキッ

幼馴染「ちょっ………男、こんな、とこで…///」アタフタ

男「お前がイケメンに近づいてる間はずっとお預けだったんだ。処理もしてないし」

幼馴染「でっ……もっ、お父さんがもうすぐ来るのにぃ…っ///」

男「大丈夫だ。電話した時、オヤッさん家のトイレで踏ん張ってたし、まだ来ないはずだ」

男「それに、相手の女の父親が来るかもしれない時にその女と野外プレイ……、んん~~~っ、たかまるぅ~!!!」キュピーンッ

幼馴染「男、さすがにそのセリフは男が言うのは無いわ…」

男「うるさい。てかお前、俺の目の前でイケメンに近づきすぎだ。演技だって分かってても腹立つ」

幼馴染「だってぇ、男が妬いてる姿見ると、コーフンしてくるんだもん……」

男「頼むッ!挟んで口でするだけでいいんだっ!!」ペコッ

幼馴染「……もう、しょーがないなぁ~///シよ…///」

男「幼馴染……っ。んっ…///」

幼馴染「男……っ。んっ…ちゅむっ……れろっ……///」




三分前・港近くの倉庫・入れ口付近
友「……んっ…ここは……?」ムクリッ

友「……そうだっ!いきなり背後から男に気絶させられて……」

友「あ、DQN共も倒れてる…。しかも、簀巻き……。まさか、男の奴、幼馴染を追って…!?」

友「あいつ…っ俺を巻き込まない為に……」ウルッ

友「だが、俺もアイツのダチ公として、最後までこの事件を見届けなければッ!!」ドドンッ

友「うおぉぉぉぉ!!!男ぉ!!」ダダダダッ


幼馴染「…ホラッ…来て……男…ッ挟んでアゲル……ッ///」ヌギッ

タプンッ

男「ああっ…頼む……ッ///」ガチャガチャジィィィ

ポロンッ

友「へ?」キョトーンッ

幼馴染「あ」

男「いっ!」

友「うっ………」



友・男・幼「「「ウワアァァァァァァァァァッ!!!!」」」

友「エッエッエッェェェ!!?な、何で、幼馴染が上半身裸で膝立して、男がズボンからギンギンの息子出してんのおぉぉっぉ!!?意味がさっっっぱり分からあぁぁぁぁん!!!」アタフタ

幼馴染「えっ、えーっと……コレはぁ……///」アタフタ

男「………ハア。もう良い、幼馴染。今回の事を全部話そう……」

男「かくかくじかじかで…」

友「…えーっと、実はイケメンは女子生徒狙いの覚せい剤のブローカーで、優等生や後輩はその被害者…」

友「幼馴染はその証拠を掴むためにイケメンに近づき、男は裏方に回って、そのサポートしていた…」

友「それで、証拠を掴んで、イケメン達を捕まえたけど、男が幼馴染に欲情して、野外プレイをしようとしていた……でいいのか?」

幼馴染「仰る通りです……」

友「お前ら何時からこんな事を…?」

男「こういう事やり始めたのは小学生くらいだったよな?」

幼馴染「うん、初めた理由は男と観たスパイ映画の影響とちょっとした正義感?」

男「最初はいじめっ子グループに潜入したり、盗品を探したり…とかだったんだけど…」

幼馴染「中学に入ってからは色々ブラックなトコに潜入してたね。さっきみたいな薬物関係とか違法風俗とか…学校の生徒や教師関係ばかりだけど…」

友「じゃあ、幼馴染が言ってた、金が手に入るってのは……」

男「そいつは、今回みたいな薬物売買や違法風俗とかその証拠を警視庁の人間の幼馴染の親父さん、オヤッさんに売ってたんだよ」

幼馴染「売ると言うより捜査協力かな?んで、その事件を一つ解決する度、私のお小遣いがアップするの」

男「ちなみに、幼馴染の戦闘技術はオヤッさん仕込みで、潜入技術は俺の母さん(元特殊部隊出身)仕込みだ」

友「何でそんなに金が欲しかったんだよ」

幼馴染「そ、それは……///」

男「ま、金以外にも自分らの友人が関わってるのが多かったし、それを助けたいってのもあったんだがな…」

幼馴染「お金が、欲しかったのは……男と将来使う資金……///」

友「そこは普通にバイトしろよ」

男・幼「「だって、友達を苦しめた悪党を豚箱にぶち込むのが楽しかったんだもん」」

友「」ポカーンッ

友「……そうか…。幼馴染、お前に一つ言いたい事がある」

幼馴染「えっ?」

友「本当にすまなかったっっっ!!!」バッ

ゴチンッ

友「痛ぅぅ…」ヒリヒリ

幼馴染「えっ?いきなりどしたの、友君!?」

友「知らんかった事とはいえ、お前がイケメンと援交してるって勘違いして、お前に怒鳴ってしまって…本ッ当にスマン!!」

幼馴染「そ、そんな…、私だって…それを臭わせる態度を取ってたんだし、言葉足らずだったし…私の方こそゴメンナサイッ!!!」ペコッ

友「俺は、何より…自分のダチ公の惚れた女を疑ってしまった……」

男「友…」

友「それと、男…お前にも言いたい事がある」

男「え?」

友「このバカチンがっ!!」

ゴチッ

男「イタッ!!何すんだ!!」

友「お前なぁ、何で自分らが危険な事に関わってんのに何で俺に言わねぇんだよ!!」

男「そりゃ、お前は関係無いし、巻き込みたくなかったから…」

友「関係無くてもなぁ、少しは話してくれても良いじゃねぇかっ!少しは相談してくれても良いじゃねぇかっ!」

友「俺だってなぁ、お前のダチ公として何かしてやりたいんだよっ!!!」ドンッ

男「友…」

友「覚えてるか?まだ入学したての頃、俺が不良共にカツアゲされてる時、お前が助けてくれた事…」

男「ああ…」

二年前
高1友「頼む!その金だけはぁ!妹の誕生日プレゼントを買う金なんだ!!」

不良1「へー、良いおにいちゃんでちゅねー」

不良2「良いおにいちゃんなら僕達にもこの金くれよー。ねえ、おにいちゃん?」

友「誰がお前ら何かに…ッ」

不良1「いいから寄越せよ!」バキッ

友「うわっ!」ズサー

友「クッ……ウゥゥ……」グスッ

不良2「GYAHAHAHA!!いい年こいて泣いてやんの!」

不良1「ゲベベベベッ!この姿が妹に見られたらお笑いものだなぁ、おにいちゃん?」

不良1・2「「GYAHAHAHA!!!」」

高1男「止めろよ、屑ども」

不良1「ああ?なんだこのガキィ?今なんつったぁ?」

高1友「お、お前っ!止めろ!挑発するなっ!」

高1男「なんだ?お前ら難聴か?ならもう一度言ってやる…」

高1男「止めろって言ってんだよ、屑ども」

不良2「うがあぁぁぁぁ!!!殺ーす!!!」

不良1「おらぁぁぁぁ!!!」

高1男「喰らえっ!超級覇王電影だぁぁぁぁん!!!(体当たり)」

どーんっ

不良1・2「ぎょへぇぇ!!」ズサー

高1男「こっち来い!逃げるぞ!」パシッ

高1友「えっ、ちょっ…」タッタッタッ

不良1「クソッ待ちやがれ!」

不良2「逃げんじゃねぇ!」

ドンッ

不良1「ああ?邪魔だ!どけっ!」

高1幼馴染「ん?」ニコッ


高1男「ここまで来りゃ、大丈夫だろ。ケガないか?確か、高1友だっけ?」

高1友「お前は確か同じクラスの…高1男だっけ?ありがとう…」

高1男「ん?どういたしました」

ギャアアアァァァァァァァァァァ!!!

高1男「おーおー、派手にやってんな、高1幼馴染の奴…」

高1友「……なあ、何で俺を助けてくれたんだ?」

高1男「何でって、そりゃ、お前は俺と同じ高校に入学して同じクラスになった『ダチ公』だから…?」

高1友「ダチ公って…お前、今回初めて話したんだぞ?それなのにダチ公って…」

高1男「ま、細かいことは気にすんなっ。さっさっと妹さんにプレゼント買ってやんな」ピラッ

高1友「…高1男…」

友「その後も…」


高1男「テメェら、人のダチ公になにさらしとんじゃ!」

高1幼馴染「男の友達は私の友達!あなた達、覚悟しなさい!!」

ヤンキー1・2「「覚えてろー!」」スタコラサッサッー


友「男、お前は俺の『ダチ公と』して何度も助けてくれた…」

幼馴染(アレッ私は?私も回想で友君助けてたよね?)

友「ダチ公は互いに助けて合ってからこそダチ公だろ!何でお前は俺を頼ってくれないんだよ!!」ドンッ

男「友…すまなかった……」

友「いや、俺も怒鳴ってスマン……」

幼馴染「これで、皆で仲直り、かな?」

男「ああ」

友「そうだな」

ウーーーーーーウーーーーーーー

オヤッさん「幼馴染イィ!無事かぁぁぁ!!?」

数日後
友「ウワアァァァァァァァァァ!!!」オロローンッ

男「どうした、そんなに泣きながら慌てて」

友「と、隣のクラスの女ちゃんが……ッ」エグッ

男「あ」(あ、友に次のターゲットの事言うの忘れてた…)

友「最近、幼馴染と女ちゃんが付き合い始めただとよ……ッ」エグッエグッ

男「……そうだな」

男(今度はちゃんと友にも話とかなきゃな…)

友「ウワアァァァァァァァァ!!!」オロローンッ



友「最近、幼馴染とイケメンが付き合い始めただとよ」男「そうだな」
終わり

えーと、本編は終わりましたけど、この話のキャラ設定とか、後日談小話(日常)とか需要ありますかね?

すみません、明日から書かせてください。明日早いんで。
続編は考えてないんですけどね。後日談ネタはあるんです、はい。

キャラ設定
幼馴染 性別 ♀ 18歳
男の幼馴染。普段は天真爛漫・容姿端麗・文武両道な学校でも一、二を争う美女。爆乳。B 93位。ボブカット
実際はかなりの演技派で、主に潜入捜査中の演技は女優顔負け。しかし、男に対する愛情や友達に対する友情は本物で、男や友達を苦しめた相手には容赦ない。
学校の生徒の中では一番強い。潜入技術も凄い。銃弾は五発位は躱せる。
武器は祖父の代から受け継いだ十手の『じーちゃん』。他に鉄製ヨーヨーの『よーちゃん』、鉄扇の『せっちゃん』、演技用の血糊を普段所持している。
家族構成は父(オヤッさん)のみ。母親は幼いころ病死。今は男母が母親代わり。
戦闘技術は祖父の代から受け継がれた十手術で人体の急所をよく狙う。潜入技術は自分から男母(元・特殊部隊の潜入捜査官)に頼み込んで教わった。

男 性別 ♂ 18歳
幼馴染の幼馴染。幼馴染がかなり好き。地味に嫉妬深い。性格はクールぶってる中二病。漫画とかドラマの真似をしたがる。特にGガンダムが好きで流派東方不敗を真似てる。
幼馴染が潜入捜査中の時は裏方に回り、サポートをしてるが、幼馴染が危険な時には般若面を付けて『マスク・ド・般若』(現在は『マスター・般若』)となって助けに入る。友の事はダチ公として危険な目に合わせたくない。
幼馴染より『は』弱い。だけど、パワーだけなら勝てる。男だから。銃弾は躱せない。将来の夢は石破天驚拳を会得すること。
家族構成は母親のみ。父親はオヤッさんにより撲殺。実は男は男母がある犯罪組織に潜入中に捕まり、その時レイプされて出来た子供。オヤッさんが助けに来た時は既に遅かった。
オヤッさんはその時の事を気に病み、男を自分の息子のように気を懸けている。

書き忘れ
幼馴染の将来の夢 女優になること

友 性別 ♂ 18歳
男のダチ公。イイやつ。その一言に尽きる。根が真っ直ぐで正義感が強い。だけど弱い。友情に熱い男。だけど女っ気が無い。ホモではない。
高1の時、カツアゲされてる所を男に助けてもらってから、男のダチ公として、男に何かしてやりたいと思っているが、何時も、男や幼馴染に助けてもらってばかりでちょっと鬱。
隣のクラスの女に一目惚れするが、フラれる予定。何時か必ず報われて欲しい。将来の夢は刑事。
家族構成は父、母、妹。親は共働きで妹に甘いシスコン。

サブエピソード【初めての○○】
男・友「「お邪魔しまーすっ」」ガチャッ

幼馴染「男、友君、いらっしゃーいっ」

友「男の家にゃ何度も来たことはあったけど、幼馴染の家は初めてだな」キョロキョロッ

男「幼馴染、オヤッさんは居ないのか?」

幼馴染「お父さんは仕事だよ。何かどっかの宗教系テロ組織追ってるんだって」

男「て事は、また幼馴染が潜入するのか?」

幼馴染「今回はすんなりいけそうだから、必要無いってさ」

幼馴染「さ、私の部屋上がってて。お茶用意するから」

男「分かった」

友「俺、妹以外の女子の部屋初めてだな…」

男「俺はガキの時からよく上がってたけどな」

友「羨ましい奴だな」

幼馴染の部屋
男「ここが幼馴染の部屋だ」ガチャッ

友「やっぱ、妹に部屋とあまり変わらんのな、壁に掛けてる黒ずんだ十手以外」

男「そこの本棚に漫画が適当にあるから、読んでろよ」ユビサシ

友「お前、よく幼馴染の部屋の構図分かってんな」

男「伊達に何年も幼馴染やってないからな。幼馴染の下着の場所とか、へそくりの場所とか、パソコンの暗証番号も知ってるぞ」

友「ふーん…」ハナヂツー

男「幼馴染の下着想像してたら、シャイニングフィンガー(アイアンクロー)喰らわすぞ」

友「してないっしてないっ!俺、漫画読んでるからっ」

バタンッ

友「ん?」

男「本棚から何か落ちたな」

幼馴染「お待たせ~。あっ、それ私のアルバムじゃん!懐かしいな~、そんな所にあったんだ」ガチャッ

友「へ~、幼馴染のアルバムか。興味あるな」

幼馴染「実質、男のアルバムでもあるよ」

男「家、あんまり写真残ってないからな」

幼馴染「久しぶりに開けてみよっか」ペラリッ

友「うわっ、小さいな、男と幼馴染」

男「懐かしいな。これ確か幼稚園の時の写真だな」

幼馴染「ホントだ。私変わってないな~」

男「変わっただろ、かなり(主に胸)」

幼馴染「男、確かお昼寝の時、よくおねしょしてたよね~」ニヤニヤ

友「ふ~ん」ニヤニヤ

男「覚えてねーな。次めくるぞ」ペラリッ

幼馴染「コレは小学校の入学式の時だね」

友「お前らの小学校、俺のトコに結構近いな」

友「んで、次のページは…ん?幼馴染の袴姿?」

男「あ、コレって…」

幼馴染「十手の『じーちゃん』の継承式だね」

友「じ、十手のじーちゃん?」

男「幼馴染が使ってる十手の事だ。銘が『じーちゃん』。壁に掛けてる奴がそうだ」

幼馴染「私のお祖父さんが刑事時代に使ってた玉鋼製の十手なんだよ」

幼馴染「それを私のお父さんが十手術と一緒に受け継いだの。お父さんも前は拳銃じゃなくて『じーちゃん』で犯人を捕まえてたんだよ」

男「それを、幼馴染の入学祝として『じーちゃん』と十手術を継承したって訳だ」

友「じいさんの代から使ってるからあんなに黒ずんでるんだな」

幼馴染「ううん。あの黒いのは今まで御用してきた犯人の血だって」

友「」

男「ところで、『じーちゃん』って銘、誰が考えたんだ?

幼馴染「祖父ちゃん(じーちゃん)でしょ」

男「」

幼馴染「それじゃ、次のページね」ペラリッ

男「今度の写真は小学初めての秋の遠足だな」

友「お前らは山に行ったんだな。俺のトコは動物園だったぞ」

幼馴染「確か男がこの時一人で岩に向かって顔面から『ちょーきゅーはおーでんえーだーん!!』って言いながら突撃して、鼻血出してたよね」ププッ

男「俺は努力家だからな、小学一年の時から特訓してたのだ」ドヤッ

友「お前馬鹿にされてんだぞ」

幼馴染「そう言えば、この日、突然イノシシが現れたよね」

友「マジでか」

男「それで皆パニックになって逃げまわってたな」

幼馴染「でも皆が隠れている間にイノシシが倒れたんだよね。何でかな?」

男「とぼけるな。お前がこっそり『じーちゃん』で倒したんだろ。こっそり見てたぞ」

幼馴染「テヘッ、バレてた?」

友「何か、会話がおかしい」

男「次の写真はっと…」ペラリッ

友「何だ、この写真。これ幼馴染の写真じゃないよな」

幼馴染「あ、コレ私がいじめっ子グループに初めて潜入した時のイジメの証拠写真だ。全部提出したと思ってたんだけどなぁ…」

友「なんとっ。てか、この後どうなったんだ、この写真の子?」

幼馴染「え~と確か、この証拠写真を撮った後直ぐにいじめっ子三人組を気絶させて、この子を手当てして先生に内部告発したんだよ」

男「一瞬で三人を気絶させたんだよな。隠れて見てたが何が起こったか分からんかったぞ」

幼馴染「でね、いじめっ子側の親が私を訴えようとしたんだけど、イジメの証拠写真とイジメられてた子の証言でいじめっ子三人組は少年院に行ったんだ」

幼馴染「その三人組が警察に補導される後ろ姿を見て、私の中に何か快感が芽生えちゃった♪」キャハッ

友「」

幼馴染「よーし、気を取り直して次の写真だ―!」ペラリッ

幼馴染「おっコレは…」

男「俺達の初めてのSEXの写真だな」

友「ファッ!?」

幼馴染「確か小5の時だね」

男「この家でかくれんぼしてたら、オヤッさんの布団の下に隠されてたエロ本を見つけたんで、試しにヤッてみた」

幼馴染「始めは互いに裸になって、お互いの生殖器を舐め合ってて…」

男「後は本能のままに腰を振ってた」

幼馴染「流石に初めては痛かったけどね///」

友「」

男「それで次の写真は幼馴染の初めてのパイズリだな」

幼馴染「中一の時だね」

男「幼馴染は発育が良かったからこの時は既に80上はあっただろうな」

幼馴染「初めてだったから、よくチン○を胸から零してたけどね」

男「でも、気持ちよかx友「よし、次の写真だ!」ペラリッ

友「ほっ、良かった。普通の写真だ…」

幼馴染「コレは中二の修学旅行だね」

男「奈良だったな」

友「これは、男が大仏を見上げてる写真…。こっちは幼馴染が鹿と戯れてる写真か…んでコレ…は…」

友「アノー、コレ。二人でナニしてる写真デスカ…?」ユビサシッ

男・幼「「あー、世界遺産をバックに幼馴染を(男に)バックしてる(されてる)写真」」

友「おどれら、一体世界遺産を背景にナニさらしとんじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

男「なんせ、ホテルじゃ男女の部屋遠いし、入れないし」

幼馴染「それに外でヤッてると、誰かに見つかるんじゃないかって思うと凄くコーフンするんだよ」

友「ハア、ハア、ハア……」

男「どうした、友。そんなに疲れて」

友「お前らの思い出が過激すぎて…ツッコミきれん……」

幼馴染「どういたしました」

友「褒めて無いッ!!」

友「てか、こんな写真、誰が撮ったんだよ…?」

男「誰だ?」

幼馴染「私じゃないよ?」

友「は?」

男・幼・友「「「…………」」」ゾーッ

幼馴染「あ、もうこんな時間」

友「そろそろ帰らなきゃな」

男「もう幼馴染の飯食ってけよ」

友「そんなのお前に悪いだろ」

男「俺は毎晩幼馴染の晩飯食ってんだけど」キョトンッ

友「あーね…それじゃ、ご馳走になろうかな」

幼馴染「それじゃ、三人分作るね。…何か食材あったかな~」ゴソゴソ

幼馴染「…あっ、ゴメンっ!家の冷蔵庫、殆ど食材無いやっ」

男「それなら、家で作るか?」

幼馴染「うん、そだね」

友「それじゃ、男の家に行くか」

男「あっ、友。そっちじゃないぞ」

友「えっ?玄関はこっちだろ?」

男「こっちの隠し通路の方が近いぞ」

友「隠し通路ぉ!?」

幼馴染「うん。実は私の家と男の家って隠し通路で繋がってるんだ」

男「此間のイケメンとの偽交際のみたいな時に幼馴染が家に出入りしてるの他の人間にバレたらマズいって事で隠し通路を作ってるんだ」

友「何か凄いことに力入れてんのな…」

テクテク

友「ココってトイレ…?」

幼馴染「うん。トイレ(洋式・ウォシュレット付)」

男「ココのトイレと家の机の引き出しが繋がってるんだ」ポチッ

友「何で机の引き出しに繋がってんだよ。どこぞのタイムマシンか」

【アイコトバヲドウゾ】

友「合言葉まであるのかよ」

男「念には念をだからな」

【タノシーイ、ナカマーガ、】

男・幼「ポポポポーンッ!!!」

【アイコトバヲカクニンシマシタ】ピッ

ガチャッ

男「よし、行くか」

幼馴染「夕飯何にしよっかな~」

友「……」(ツッコミきれん…)

サブエピソード【初めての○○】 
終わり

サブエピソード2【登場人物に自分の持ち歌を唄わせてみたら】
幼馴染「今日は潜入捜査も無いタダの休日なので男と友君でカラオケにいきまーすっ!」

男「俺達は普段○知県のF○nky ○imeのフリータイムで歌っている」

友「そんなこんなで入室したぞ」ガチャッ

幼馴染「それじゃあ、今夜は盛り上がっていこーぜっ!!」キーンッ

男・友「「イエーッ!!」」パフパフパフー

幼馴染「トップバッターは僭越ながら、この私、幼馴染が歌わせてもらいまっす!」ペコリッ

『よっしゃあ漢唄』

♪~
幼馴染「お~とぉ~こぉ~、お~とぉ~こぉ~、お~とこが惚~れる~♪」

幼馴染「命短し恋せよ、漢~うおぉぉ~♪」

男「勇ましいな相変わらず」

幼馴染「お~とぉ~こぉ~、お~とぉ~こぉ~、お~とぉ~こぉ~に萌~えるぅ~♪」

幼馴染「それが定めよ~わた~しぃ~♪」

友「何か微妙に歌、違くね?」

男「やだ、何か恥ずかしい」

※歌詞を所々飛ばしております。
幼馴染「そ~れ それそれ そ~れそ!」

男「斬!」

幼馴染「そ~れ それそれ そ~れそ!」

友「斬!」

幼馴染「そ~れ それそれ そ~れそ!」

男・友「「斬!!」」

幼馴染「おりゃ おりゃ おりゃ おりゃ よっしゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

男・友「「イエーッ!」」

幼馴染「ふ~、スッキリしたぁ~!ハイ、次男ね」ポイッ

男「マイク投げんなよ」パシッ

『YELL』

♪~
男「サヨナ~ラは悲ぁ~しい言~葉じゃぁ~ない~♪」

男「それぞ~れのぉ~夢と僕らぁ~をつなぁ~ぐ YELL~♪」

友「男がいきものがかりを歌うとは」

幼馴染「一番好きなんだって」

男「ともに~過ごぉ~した日々を~胸に抱ぁ~いてぇ~♪」

男「飛び立ぁ~つよ 独ぉりでぇ~ 未来(つぎ)のぉ~ 空へ~♪」

友「なかなか上手いな」

幼馴染「これでも初めは酷かったんだよ」

男「昔の事は忘れろ」ポイッ

友「俺の番か」パシッ

『津軽海峡・冬景色』
♪~
友「津軽かいきょおぉぉぉぉぉ~ふ~ゆ~げ~しきいぃぃぃ~~♪」

男「友、渋いな」

幼馴染「感情の入れ具合がハンパないね」

『粉雪』
♪~
幼馴染「こなああぁぁぁぁぁぁゆきいいぃぃぃぃぃぃ ねえぇ こころまでしぃろくぅぅ 」

友「おい、男」

男「言ってやんな、アレでガチなんだ……」

『ひよこぐも』
♪~
男「ぼくはだれ?ひよこぐも!ここは~どこ?うみの~うえ?」

幼馴染「ガハッッ!!」ブシャアー

友「幼馴染が血を吐いたぁー!!?」

男「みんなにこんにちわ! うみもそらもくものなかま~ ひゅるひゅる~♪」

幼馴染「ウヘヘ」ピクピク

友「男ォ、男ぉぉ!!ストォーーープッ!!幼馴染が萌え死ぬぅぅ!!」

『三百六十五歩のマーチ』
♪~
友「しーあわせっは~あ~るいってこない~♪」

幼馴染「いつか、良い事あるって!」ユビタテ

友「じぃ~んぜいばぁ~ ワンッヅーパンヂィー!!」ベソベソ

男「最近、女にフラれたんだっけかお前…」

『ultra soul』
♪~
幼馴染「ゆ~め~じゃない アレもコレもぉ~ その手でドアを あけましょ~お~♪」

幼馴染「しゅーくふくがぁ~欲しいのならぁ~ 悲し~みを知り~独~りで泣~きましょお~♪」

幼馴染「そして~輝~く…」

幼馴染「ウルトラソウッ!!!」

男・友「「ハイッ!!」」

幼馴染「あ、テンション上がり過ぎて鼻血出た」ハナヂツー
※実話です

『もしかしてPARTⅡ』
♪~
幼馴染「もしかして~もしかして~私の他にもだ~れ~か~♪」

幼馴染「いい女(ひと)がい~るのなら 帰っっていいのよ かまわ・ず・に」クネクネ

男「もしかして~もしかして~お前のすねてるわ~け~が~♪」

男「さあっきの電話のでいならば バカだな仕事の相手~だ~よ~♪」デコピンッ

幼馴染「ねえ貴方~好きだからこそな~おさ~ら~♪」

幼馴染「私~いじわるをしてし~ま~う~♪」ソッ

男「子供みた~いに~わがまま~いえる~♪」

男「お前が~とてもかわ~いい~♪」ダキッ

男「店を出て~♪」ガチャッ

幼馴染「ねえ、歩きましょ~♪」テクテク

男・幼「「二人の~行く先は~ひとつ~♪」」イチャイチャ

友「ホントに店出て行くなあぁぁぁ!!!」

サブエピソード2【登場人物に自分の持ち歌を唄わせてみたら】
終わり

サブエピソード3【男、暁に死す!】
テレビ『石破天きょおぉぉゴオォォドフィンガアァァァ!!!』

テレビ『ぐわああぁぁ!!』

テレビ『ヒイィィィトエエェェェェン…よろしい…』

テレビ『今こそ…ッお前が本物のキングオブハート…ッ!』

テレビ『し、ししょおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

男「ししょおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

男母「うるさいっ!!」

バコオォォン!!

男「ぶへらぁっ!?」ズサー

男母「一体何時だと思ってるの!?近所迷惑も考えなさい!!」ガミガミ

男「」チーンッ

男母「分かったら、さっさと寝なさいよ、この馬鹿息子ッ!!」バタンッ

男「」チーーンッ

男「…さすが、元・特殊部隊の蹴り…。意識が一瞬飛んだぞ…」

男「よし、取り敢えず続きを見るか…」ピッ

テレビ『ならば…っ流派!東方不敗はッ!!』

テレビ『王者の風よ!!全新!系裂!天破侠乱ッ!!』

テレビ『見よッッ!!東方はぁ、赤く燃えているうぅぅぅぅぅ!!!』

テレビ『…ァ…師匠…ッ?師匠…っ…ししょおぉぉ……っ』

テレビ『ししょょょおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!! 』

男「ししょょょおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ブワッ

幼馴染「たー」ブンッ

ヒュンヒュンヒュンッガコンッ!!!

男「ガハッッ!?」メリッ

幼馴染「うるさいよ?」ニコッ

男「ナイスコントロ……オル……」ガクッ

幼馴染「もう、夜中三時だよ。近所迷惑も考えなきゃ」シュタッ

男「だからって『じーちゃん』をカーブで投げ込むのはヒドい」

幼馴染「あ、やっぱりGガン観てたんだ。ホント好きだよね」ヒョイッ

男「スルーですかい。ま、面白いし熱いからな、特に師匠のトコは」

幼馴染「それは分かるけど…。取り敢えず男の声のせいでこんな時間に起きちゃったんだから、責任とってよね…///」ヌギッ

男「あー、そうだな…」

男「あ、そうだ、幼馴染。今から海に行こう」

幼馴染「え、海?」(まさか、海で野外プレイ!?)

男「海で幼馴染とヤりたい事があるんだ」キリッ

幼馴染「あらやだ、カッコいい」


ザパアァァァーーンッッ
男「ヤるぞ、幼馴染」キリッ

幼馴染「う、うん…///」

男「流派!東方不敗が最終奥義ィィッ」

男「石破天驚けええぇぇぇん!!!」バッ

幼馴染「て、てんきょーけーんっ!!」バッ

シーーン……

男「クッ、まだダメか…ッ」

幼馴染(流石に私も恥ずかしいぃ……///)

男「よしっ!もう一度だ!!」

幼馴染「えー」

男「石破!天きょおぉぉぉぉけえぇぇぇぇんんっ!!!」バッ

幼馴染「て、天きょおぉけぇん!!」バッ

シーーーーーン………

幼馴染「……ねえ、もう止めない?」

男「何を言っているんだ!俺は今まで何回もビデオで石破天驚拳を見てきたんだ!!」

男「俺はそうやって酔舞・再現江湖デッドリーウェイブや超級覇王電影弾を会得できたんだ!石破天驚拳も努力をすれば会得できるはずだ!為せば成る!!」ドドンッ

男「もう一度!!」

幼馴染「もう、やだぁ……」

二時間後
男「ハア…ハア…ハア……」

男「せ、石破ぁ!天きょおぉけぇん!!」バッ

シーーーーーンッ

男「クソッ何故だ!?俺に何が足りないってんだっ!!?」

幼馴染「石破!天きょおぉけぇん!!」バッ

ドゴオォォォォォォォンン!!!!

幼馴染「あ、少し出来た」キョトン

男「」

男「」バタンッ

幼馴染「男ッ!?」バッ

幼馴染「男ッ!男ォッ!!一体どしたのぉ!?」ユサユサ

男「アア…ッ幼馴染……俺は所詮凡人よ……」

幼馴染「えっ?」

男「だがな、見てくれ……」ヌギッ

男「俺の身体は胸筋も出て、腹筋も割れてるんだ……だけど、石破天驚拳を結局使えなかった……ッ」

幼馴染「うんっ知ってるっ!SEXの時何時も見てるから知ってるっ!!だから死なないでぇ……」ポロポロッ

男「アア、幼馴染……ッお前を海に連れて来なければッ……、お前が石破天驚拳を使えなければっ……こんな…こんな事にはならなんだのにィ……」

幼馴染「…ゴメンッ!!何かよく分からないけどゴメンッッ!!!だからっ…死なないでぇ!男ォ!!!」ポロポロッ

朝日「うおぉぉぉ!!!」サンサンッ

男「美しいな……」

幼馴染「!……はい、とても美しゅう御座います…っ」ギュッ

男「ならば・・・!」

男・幼「「流派!東方不敗はッッ!!!」」

幼馴染「王者の風よッ!」

男「全新ッ!」

幼馴染「系列ッ!」

男・幼馴染「「天破侠乱ッッ!!」」

男・幼「「見よッッ!!東方はぁ、赤く燃えているうぅぅぅぅぅ!!!」」

男「うぅぅ…アア……」ガクッ

幼馴染「!男?男っ!目を開けてよッッ男ォォ……!!」ユサユサ

幼馴染「男おおぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」

ザバアアァァァァンッッッアホーアホーアホー


血 看 石 全 王 東 新
染 招 破 新 者 方 一
東 ! 天 招 之 不 派

方   驚 式 風 敗  
一            
片             




幼馴染「コレで満足?」

男「ああっ!満足だッッ!!!」キラキラ

サブエピソード3【男、暁に死す!】  
終わり

サブエピソード4【友に春はいつ来るの?今でしょ】
友「俺は友。高校三年生で男のダチ公だ」

友「俺は今、妹の下着を買いに、出かけている」ドンッ

友「男と幼馴染は今、ある所に潜入中らしいが、俺の出番は無いらしい」

?「や、止めて下さいッ!!」ジタバタ

不良1「イイじゃんねェかぁ…金くれよーおねえちゃん?」

不良2「身体でもいいぜぇ…ペチャパイだけど…ゲベベベベッ」

?「私の家にお金なんてないですっ!!」

友「アイツ等…前に俺にカツアゲした奴…」

友「性懲りもなく、まだカツアゲしてるのか…よしっ、男達が居ない今、俺がやらなくて誰がやるっ!」ドドンッ

不良1「じゃあ、その身体をいただきまーすっ!!」ガオー

?「きゃあああああああっ!!!」

友「止めろよ、屑ども」

不良1「ああ?誰だテメェ?」ギロッ

不良2「あ、コイツ二年前のやさしいおにいちゃんだぜ」

?「ダメですよっ!挑発しちゃっ!犯されちゃいますっ!!」

友「何だ、お前ら難聴か?ならもう一度言ってやる…」

友「止めろって言ってんだよ、屑ども」ドヤッ

不良1「うがあぁぁぁぁ!!!コロースッ!!」ガオー

不良2「おらあぁぁぁぁぁ!!」バンッ

友「ぶべらぁっ!?」ズサー

?「ああ…っ!」

友「くっ…うおぉぉぉ!!!」ムクリッ

不良1「何だぁ、泣き虫は治ったんでちゅね~、おにいちゃん?」

不良2「よーし、今回はあの男も居ないみたいだし、コテンパンにして、身ぐるみはいてやろうや。ゲベベベベッ」

友「…お前達は俺を本気で怒らせた……」

不良1「なにぃ!?」

友「後悔するなよ…?」ゴゴゴゴゴッ

不良2「テメェッ!何する気だっ!?」

友「天に竹林!地に少林寺!目にモノ見せようっ!!最終秘伝ッ!!!」パァァァァァ

?「凄く…綺麗です……」ポォ

友「『明日への逃走』ッ!!!」パシッ

?「えっ」パシッ

友「逃げるぞっ!!」ダダダッ

?「あわわわわわっ!」タタタッ

不良1「あっ、待ちやがれいっ!!」ダッ

不良2「ゲベベベベッ」ダッ



どこかのキラキラしたお店
ヤクザ「でさー、俺ぁある有名なヤクザ幹部なんだべ」ニヤニヤ

巨乳バニーガール「やーんっすごーいっ!ヤクザの幹部だなんてオジサン渋ーい」ツンツン

ヤクザ「それでさぁ、今ある組織と商取引してるんだべ。金ならたくさーんあるべ」

バニーガール「!…へー、すごーいっ!私、もっとその話聞きたいいなー?」スルスリ

ヤクザ「あー、それは、ちと…」

バニーガール「えー。教えてくれたら、私もっと色んな事サービスしちゃうんだけどなぁ…?」ムニッ

ヤクザ「オホッ。いいべー。オジサンもっと色んな事教えちゃうべー」ムニムニッ

バニーガール「あんっえっちー。もっと教えてぇ」スリスリ

ヤクザ「ブハハハハッ今日は気分が良い!おい、そこのウェイターのねーちゃん!もっと酒だ!!」

ウェイター「かしこまりました」シュタッ

隣の客「おーい、そこのウェイターのねーちゃん!あっしには抹茶をくれや!」

ウェイター「少々お待ちくださいっ!」アタフタ

バニー「それでぇ、その商取引の内容って?」

ヤクザ「それはなぁ……」

店裏
バニー「ちょっと、外の空気吸ってくる」ガチャッ

店員「へいへーい」

バニー「……」ピラッ

バニー「フフッ、情報通りね」ニヤッ

バニー「さて、ここにはもうy……」

ゴンッ

バニー「う……っ」バタンッ

ウェイター「フフッ」チャキッ

隣の客「…終わったか?」

ウェイター「ええ」ピラッ

隣の客「女相手に容赦ないな」

ウェイター「男が女に手を挙げてはダメだけど、女が女に手を挙げるのはありなのよ」

隣の客「おー怖い」

ウェイター「ハイ、例の物」

隣の客「この女、ここまで調べてたとはな」

ウェイター「彼女もこのテのプロでしょ。これくらい造作も無いわ」

隣の客「アイツ等もこれ程のスパイを使ってくるとはな……」

ウェイター「コレが手に入ったらもうココには用は無いわね」カチッ

ドゴオォォォォォォォンン!!!

店内
ドゴオォォォォォォォンン!!
店員「な、なんだっ!?」

キャーワーギョエー

?「合図だ!行くぞ!!」ドンッ

?「騒ぐなっ!ここは我々が制圧するっ!!」

?「そうだ―そうだ―!!」×多

?「全員大人しくしてもらおう。さもなくば…」

マスター「何なんだ!アンタたちh…」

ドゴンッ

マスター「ガハッ!」ズサー

?「こうなるぞ」

ヤクザ「お、おい!ここはもうヤバいべ。ずらかるべ!」

下っ端「イーッ!」

ドンッ

?「おいおい、何処にずらかるってぇ?」

ヤクザ・下っ端「アーッ!!」

キャーキャーワーワー

?「おどれら黙らんかあぁぁぁぁ!!!!」ドドーンッ

客「ビクッ」

?「俺ぁおどれら、しょっぴく為に来たんじゃ。大人しくしな」

?「間もなくココは俺等の仲間に包囲される、逃げられんぞ」

?「おどれら、全員に逮捕状も出とらぁ。麻薬とか傷害、色々でなぁ」

店裏
キャーキャーワーワー
ウェイター「始まったね」

隣の客「そうだな…」

ベリベリッ

幼馴染「女ちゃんの言う通り、このお店、ヤクザとか暴力団が商取引する為に使われてるみたいだね」

男「女と言えば、お前レズの振りして女と付き合うの大変だったろ?」

幼馴染「そうでも無いよ。何だかんだレズって言っても普通の女友達と遊んでる感じだし」

幼馴染「……それよりさぁ、久々に…ヤらない?///」

男「そうだな。家に居る時は良いけど最近外では一緒に居なかったもんな」

幼馴染「ねぇ…早くシよ…?」

男「そのウェイターの格好よりさ、あっちの気絶してるバニーガールの格好でシて欲しいんだけどな」

バニー「」オメメクルクル

幼馴染「変態だなぁ…。それじゃ、この娘の衣装引っぺがして借りるね…」ヌギヌギ

バニー「」スッポンポンッ

バニー幼馴染「ジャーンッ!!」ウサウサ

男「」ハナヂツー

幼馴染「どう?似合ってる…?」フリフリ

男「メチャクチャ似合ってる…」

幼馴染「よかったぁ~!男ぉ!ムチュ…レロ…チュル……///」ダキッ

男「幼馴染…ムチュ……レロ……///」

店内
ヤクザ「ま、まさかっ…警察ぅぅ!?」

オヤッさん「如何にも!俺等はお巡りさんだっ!!」

オヤッさん「さあ、さっきも言ったが……ココは完全に包囲した」

オヤッさん「逮捕状もある……後はおどれら全員しょっぴくのみ…」

オヤッさん「潔く、縛に着けやぁ!!!」ドドンッッ

ヤクザ「クソッ!」

店裏
パンッパンッパンッパンッ
幼馴染「ハアッ…アンッ…男ぉ……もっと…っ…奥ぅ……///」

男「言われなく…ってもっ……もっと奥までぇ…突いてやるっ……!」

幼馴染「アア…ッンンッ…気持ちイイ…ッもっとぉ激しく突いてえぇ!」

パンッパンッパンッパンッパンッ
幼馴染「アアアアアンッ!!男のバックさいこぉぉ!!」

男「まったく…っ、普段はSの癖にぃ…こんな時は淫乱ドMになりやが…って…っ!!」

幼馴染「別にぃ…どう思われたってぇ…構わないぃ……早く…っ中にぃ……///」

男「ああっ…!もう俺も…限界……っ!幼馴染の膣内にヒイィィィトエエェェェェンド!!!してやるっ!!!」

幼馴染「男ォ!!キテェェ……ん?」

友「早くっ!こっちに!!」ダダッ

?「ちょっと、待って下さいよぉぉ…」タッタッ

不良1「待たんかぁ!!」ダダダッ

不良2「GEBEBEBEBEBE」ダダダッ

男「ヒイィィィトエエェェェェン幼馴染「ちょっと、STOP!!」

男「何で?」キョトン

幼馴染「男、アレ見て」ユビサシ

男「アレは、友と…」

幼馴染「幼友だよ」

男「そうだ、幼友だ!なんでアイツ等が一緒に……」

幼馴染「誰かに追いかけられてるみたいだね」

男「さっきの連中は二年前、友をカツアゲしてた不良1,2だ」

幼馴染「その二人に追いかけられてるって事は……」

男・幼「「……」」コクッ


不良1「げっ!お前らは!」

不良2「ゲベベッ!あの女は特にヤバい!にげy……」

友「ハア、ハア…ここまで来れば大丈夫だろうな…」チラッ

幼友「ハア…ッハア…ッハア…ッハア…ッ」

友「ちょっとキミ!大丈夫かっ!?」

幼友「だ、大丈夫です…。こんなに走ったの…久々でしたから…っ」

友「疲れたなら、そこの自販機で買うよ」チャリーンッピッガコンッ

幼友「えっ?でもお金…」

友「気にするなって」ポイッ

幼友「あ、ありがとう……ございます…」

幼友「えっと…貴方は確か…幼馴染の幼馴染の男くんの友達の友くん…でしたよね…?隣のクラスの」

友「あっ、よく見れば、幼馴染のダチ公の幼友じゃん」

幼友「…ダチ公……?」キョトンッ

友「あ、ダチ公は友達とか親友のことな」

幼友「ダチ公……良い響きですね…」ニコッ

友「ドキッ!あ、ああ、そうだろ」

幼友「あの……何で友くんは私を助けてくれたのですか…?」

友「あーうん。俺も二年前にさっきの連中にカツアゲされたんだけどさ…」

友「男が俺を助けてくれたんだ。さっき俺が言った口上とまったく同じ口上で」

友「俺は男と違って見事にやられちまったけどな…ダサかっただろ?」ハハッ

幼友「そんな事ないですっ!!」

友「えっ?}

幼友「さっきの友くんは輝いてました!パァァァァって!とてもカッコよかったです!」

友「そ、そうか…?///」

幼友「ですっ!」

友「あ、ありがとな…///」(女の子にカッコいいって初めて言われた…)

友「…あのさ、一人じゃ危ないからさ、俺が家まで送ってこっか?」

幼友「…家……」シュンッ

友「あ」

男『俺達の次の目的はある暴力団の壊滅だ』

幼馴染『実は、私の友達の幼友の家がその暴力団の被害にあってるの。毎日押しかけてくるみたい…』

幼馴染「それに幼友の母親も最近荒れてて、幼友に辛く当たるみたいで、家に居場所は無いんだって…』

友『父親はどうしたんだよ』

幼馴染『父親は…。幼友の父親はある犯罪組織の一員で私のお父さんに撲殺されたの…。幼友は知らないはずだけど…』

友(そうだった…。幼友は家に居辛いんだったっけ…)

幼友「……」シュンッ

友「あー。家に帰りたくないんだったらさ…家に来るか…?」

幼友「へっ?」キョトン

友「いや…その…嫌じゃ…なかったらだけど……///」

幼友「…」キュッ

幼友「い…嫌じゃない……です…///」

友「……へ?マジで?///」

幼友「///」コクッ

友「そ、それじゃあ、家にいこっか…///」

幼友「よ、よろしくお願いします…///」


ギャアアアアア!!!

幼馴染「ふむふむ、幼友は友君の家に転がり込むみたいですな~」ニヤニヤ

男「ああ、これでやっと友が報われるんだな…」

幼馴染「ここは追いかけてみようぜっ!」

男「おい、仕事はどうするんだよ」

幼馴染「多分もうお父さんが全員御用してるよ。だからダイジョブだよ」

幼馴染「それに男も友君の恋路が気になるでしょ?」

男「それも、そーだな……」

幼馴染「そうと決まれば追跡開始っ!」タッタッタッ

男「そのバニーガールの格好でか」

友の家
友「ただいまー」ガチャッ

妹「あ、お兄ちゃんお帰りー。私の紐パン買ってきてくれたー?」

友「ほれ、紐パン」

妹「わー、やっぱお兄ちゃん最高だわ。男なのに妹の紐パン買いに行ってくれるなんて」

友「あ、そうだ。入って来いよ」チョイチョイ

幼友「お、お邪魔します…」

妹「あ、いらっしゃーいっ。お兄ちゃんが女の人を連れて来るなんて珍……し…い」

妹「お、女の人おおぉぉぉぉぉっっ!!?」ガビーンッ

幼友「///」

友「いきなり大声出すなよっ!」

妹「えっ、ちょっ、ままままま、まさかっお兄ちゃんのか、かの…」

友「ちょっと黙っとけって!」ガシッ

妹「むぐー!」ジタバタ

妹(ちょっと、一体何なのよ!)コソコソ

妹(まさか、本当に彼女出来て、家で初夜を過ごす気なの!?)

友(違うわい!!ちょっと訳あってあの娘を家に連れてきたんだよ!)コソコソ

妹(まさか、もう妊娠させたなっ!?でもそれなら先にあの人の家を訪ねるもんでしょうが!)

友「バカチンがっ!俺が幼友を妊娠させる訳ないだろ!!」ドンッ

妹「ちょっと声出てるよ」

友「あ」

幼友「に、にんし…ん…?///」

友「ち、違う!違うからな!俺は全っ然そんな下心は無いから!」アセアセ

幼友「わ、分かってますっ!友くんはそんなつもりじゃなくて、ただ私を助けて気遣ってくれただけです!」

妹「え、どゆこと?」キョトン


友「かくかくじかか」

妹「へー、何だぁ、別にそういう関係じゃなかったんだー」

妹「幼友さん、ゴメンナサイ。全然女っ気の無いお兄ちゃんがいきなり女の人を連れてきたからちょっと驚いちゃって…」

幼友「こ、こちらこそ、いきなり来て驚かせてごめんなさい…」

友「それじゃあ、誤解も解けたし、俺の部屋で休もうか?」

幼友「は、はいっ」

妹「それじゃ、私お茶とお菓子持ってくねー」

友の部屋
友「ここが、俺の部屋だ。入ってくれ」ガチャッ

幼友「これが、男の人の部屋…」キョロキョロ

友「幼友って異性の部屋に入った事無いのか?」

幼友「はい。幼馴染の家なら行ったことがありますけど、私、今まで異性に縁がありませんでしたから…」

友「俺も妹か幼馴染ぐらいしか特に年頃の異性と話した事無いなー」

幼友「?今、私とも話してますよ?」キョトンッ

友「ブッあ、うーん、そうだったな」ププッ

幼友「えっ?私今変な事言いましたか!?」ガビーンッ

友「い、いやいやっ何でもないっ!」ププッ(この娘天然なんだな)

幼友「本当ですかぁ…?」ムスー

シュルシュルシュルシュルッカンッ

幼馴染「おー、よく聞こえるねー」

男「おい、何でヨーヨーに盗聴機能があんだよ」

男「そして、何故に堂々と家に訪ねない」

幼馴染「こういう追跡の為の鉄製ヨーヨー『よーちゃん』(盗聴機能付き)だよ」

幼馴染「それに堂々と訪ねたら追跡の意味ないじゃん。DO YOU UNDERSTAND?」

男「あーYES, I DO」

幼馴染「よーし、続きを聞きますか…」


友「それじゃあ、気が済むまでここに居ていいから」

幼友「はい、ありがとうございます」

友「相談したい事があったら、何でも言ってくれ。力になるよ」

幼友「……あの」

幼友「私、お家にもう帰りたくないんです…」グスッ

幼友「私のお母さんが借金をしてしまって、それ以来お家の怖い人たちが毎日押しかけてきて…」

幼友「お母さんは金が払えないからってその人たちに殴られたり、犯されたりしてるんです…」ブルッ

幼友「私、それをいつも押入れの中に隠れて見てて震えてました…」

幼友「お母さんを助けたくてもか怖くて、身体が全く動かないんです……」

幼友「怖い人たちが帰ると、お母さんが私を怒鳴ったり、殴ったりするんです…」

友「…警察や幼馴染には相談しなかったのか?幼馴染の親父さんも警察だぞ」

幼友「幼馴染のお父さんがお巡りさんなのは知っていました。でもこの事だけは相談できないんです…」

友「何でだよ、幼友もお母さんも酷い目にあってるんだろ?」

幼友「でも、お母さんが『誰にも相談はするな。特に警察関係者はダメだ』って…」

幼馴染「!」

男「おい、どういう事だよ!幼馴染!」

男「お前、幼友の家庭事情、本人に聞かないで独自で調べたな…?」

幼馴染「…うん。幼友には悪いと思ってたけど、幼友と話してる時、私が幼友の家族の話を聞いたら幼友の顔の表情が青ざめて…」

幼馴染「それで、もしかしたら幼友の家庭事情に何かあるかと思ったんだ」

幼馴染「本人に聞くにしても幼友のあんな表情見たら聞けなくて……」

幼馴染「調べたら想像以上に複雑な問題だったんだ…」

幼馴染「幼友の両親が某犯罪組織の仲間で、お父さんがその組織を撲滅。その時はオバサマも組織に潜入してたみたい」

男「母さんも関わってたのか…」

幼馴染「その時に幼友の父親はお父さんが撲殺しちゃったみたいなの…幼友のお母さんは犯罪から足は洗ったけど、暴力団に借金したみたい」

男「その事、オヤッさんには話したのか?」

幼馴染「話せないよッ!もしお父さんに話したら幼友のお母さんが御用されて、幼友が一人になっちゃう…」

幼馴染「それで暴力団を壊滅出来ても幼友の家族を奪ったら意味ないよ…」グスッ

男「幼馴染…」ダキッ

幼馴染「ううっ…」グスッ


友「そうか…」

幼友「お母さんは好きだけど、私、あの家にもうこれ以上居たら…どうなっちゃうか……」グスッ

友「幼友……」ナデッ

幼友「ごめんなさい……。こんな事話しても…友くん、困っちゃいますよね……」

友「そんなk幼馴染「そんな事無いよ!!」シュタッ

友・幼友「「お、幼馴染っ!?」」

男「俺もいるぞー」ヒョコッ

友「なっ!?男までっ!そして何故に幼馴染がバニーガールッ!?」

幼友「わぁっ!幼馴染、可愛いですっ!」パァァ

幼馴染「幼友ぉ~」ダキッ

幼友「わわぁっ」アセアセ

幼馴染「ダイジョブ、ダイジョブだからね。私が幼友を悪い人達から守ってあげるからっ」ポンポンッ

幼友「幼馴染…」ギュッ

友「なしてお前らここにいるんだ?」

男「潜入中にお前が幼友と一緒に不良共から逃げてるのを見てな、それで追いかけてきた」

友「それじゃ、不良共は?」

幼馴染「金○潰してきた」

友「oh」キュッ

男「後、さっきのお前らの会話全部聞いてた」

幼友「えっ?」

幼馴染「ごめんね、幼友…。後ね、私、幼友の家庭事情勝手に調べちゃったんだ」

幼友「そんなっ…」

友「俺も男もその話、幼友から聞く前から幼馴染から聞かされてたんだ…」

幼友「友くんも、もう知ってたんですか!?」

男「だけど、幼馴染も俺達も誰一人幼友の事と母親の事は警察には話していない」

幼友「えっ?どういう事ですか?」

幼馴染「幼友を苦しめてる暴力団は私達が潰す」

幼馴染「だけど、幼友の家庭事情を話したら幼友と幼友のお母さんが離れ離れになるでしょ?」

幼友「何で、そこまで…してくれるんですか…?」

友「そんなん、幼友と幼馴染が『ダチ公』だからだろ?」ポンッ

幼友「『ダチ公』…」ボソッ

幼馴染「そゆことっ♪」エヘンッ

幼友「皆さん…っありがとうございますっ!」ペコッ

ガチャッ

妹「は~い、お茶とお菓子お待たせ~」

男「あ、妹ちゃん、久しぶりっ」

妹「あっ!!男さぁ~~ん!!」ヒャッホー

ドーンッ

男「うぉっ」グラゥ

妹「えー、何で男さんが居るんですかぁ?暫く家に来てくれなかったから寂しかったんですよぉ~」

男「えっと…、最近はちょっと他のトコに出かけてて…友の家に来る暇が無かったというか……」アセアセ

妹「それじゃあ、これからまた家にもあそb幼馴染「ちょっと!」グイッ

妹「きゃんっ」コテッ

幼馴染「アナタ、何私の男にくっついてるのよ」ギロッ

妹「へ~、アナタがお兄ちゃんから聞いてた男さんの幼馴染の幼馴染さん?」

幼馴染「そうだよ」

妹「別にアナタ幼馴染であって、男さんの彼女じゃないですよね?」

妹「それなら、私が男さんにくっついても問題ないんじゃないですかぁ?」バチバチ

幼馴染「か・の・じょ、ですけど?」バチバチ

幼友「えっ?幼馴染って女ちゃんと付き合ってたんじゃないんですか…」キョトンッ

幼馴染「ちょっと…っ幼友っ!」

男「あらら」

友「あーあ」

妹「女さんの彼女ォ?何ですか、幼馴染さんって二股ですか?しかも実はレズですかぁ?」

妹「そんな人が男さんの彼女を名乗るなんておこがましくないですかぁ?」ニヤッ

幼馴染「むむむ…っ」

男・友(これぞ修羅場か…)

妹「ふふんっ」

幼馴染「むむっ」チラッ

男「む?」

幼馴染「むむむっ」(男ぉ…HELP!)オメメウルウル

男「むむ…」(仕方ないか……)ハァ

男「なあ、妹ちゃん。悪いけど、俺達の分のお茶を出して来てくれないか?」

妹「はうあっ!分っかりましたぁ~」

妹「男さんの頼みなら喜んで行ってきまぁ~すっ♪」パタパタ

ガチャンッ

幼馴染「ハァ~。助かったよ…男ぉ~」ホッ

男「む、どういたしました」

友「何か俺達、いきなり置いてきぼりじゃね?」

幼友「わあ、友くんも同じ事考えてたんですねっ。友くんと気が合って、嬉しいですっ!」

友「あーうん…、ありがとう…」

リビング
妹「ふんふ~ん♪男さんに特上のお茶を持って行かなきゃなぁ♪」

強盗「ムシャムシャ」ガツガツ

妹「へ?」

強盗「あ」

強盗「お邪魔してます」ペコリッ

妹「あ、お構いなく」ペコリッ

強盗「それでは、ムシャムシャムシャ……」

妹「確か、男さんは抹茶が好きだったよね~」ゴソゴソ

妹「確か、戸棚に抹茶があったはず……」ゴソゴソ

強盗「あ、抹茶なら私がさっき飲んでたのでここにありますよ」

妹「そうでしたか、ありがとうございます」ペコリ

強盗「いえいえ」ペコリッ

妹「……」

妹「………って、誰ッ!!?」ハッ

友の部屋
幼友「あの、結局幼馴染は男くんと女ちゃんと二股しててレズなんですか?」

幼馴染「そーいえば、まだ事情を知らない小うさぎがここにもいた」

幼友「?」キョトンッ

男「なあ、この際幼友には話しておかねぇか?一応当事者の一人だし」

幼友「……もしかして、私の家庭事情と幼馴染がレズな理由と関係あるんですか?」

幼馴染「ついに二股よりレズが重要になっちゃったか…。この際話しちゃおっかな。私の名誉の為にも」

友「よし、俺が話す。幼友、実はかくかくじかか…」

幼友「…そんなっ!?女ちゃんがお家に来る暴力団さんの組長の娘だなんて…っ」

友「俺も初めそれを聞いた時、かなりショックだった」

幼馴染「それで私が女ちゃんに近づいて暴力団の情報を抜き取ってるんだよ」

幼友「…そうだったんですか……」

ガチャッ

友「あ、妹が戻ったか」

強盗「お邪魔します」

幼友「あれ?妹ちゃんが男の人になっちゃいました」

友「俺の妹はこんなに大きくないぞ」

幼馴染「!」ゾクッ

幼友「あの、妹ちゃんを知りませんか?」

強盗「あ、妹ちゃんね。さっき一階で見たけど」ブンッ

幼友「あ」

ガキイィィンッ!!

強盗「ほぉ」ギリギリ

幼馴染「むむっ」ギリギリ

幼友「幼馴染っ!」

男「アンタ、何者だ?」ギロッ

強盗「強盗です」ニコッ

幼馴染(この私が強盗の侵入に気付かないなんて…ッ)

幼馴染(それに、あの眼……。何人もの人を殺したことがある眼だね…。タダの強盗じゃない…ッ)

友「おい、テメェ!俺の妹はどうしたっ!!?」

強盗「キミの妹さんならここですよ」グイッ

妹「んん~~っ!!」(助けて……お兄ちゃん…、男さん……)

幼友「妹ちゃんっ!!」

強盗「それじゃあ、大人しくして貰いましょうか」

幼馴染「くっ」サッ

友「……おい、コラ……」

強盗「はい、なんでしょう?」ニコッ

友「人の妹にナニ、手ェ出してんだ…。殺すぞ……ッ?」ゴゴゴゴゴッ

幼友「やだ、友くん怖いです…」

男「友っ!あまり強盗を刺激するな!」

友「その汚い手をさっさとどけろや……本当に、殺すぞ……」ギロッ

妹(お兄ちゃん……)

強盗「どうぞ、殺ってみてください」ニコッ

ブチッ

友「ブッ殺す…ッ!!!」ダッ

友「オラアァァァ!!!」ブンッ

強盗「せい」

バキッ

友「ガハッ!」ズサー

妹「んん~っ!!」(お兄ちゃん!)

幼友「友くんっ!!」

幼馴染(今だっ!!)ブンッ

シュルシュルシュルシュルッガンッ

幼馴染「たー」グイッ

強盗「!ワイヤートラップっ!?」ズコッ
※ヨーヨー

妹「きゃあっ」

友「!ッ妹おぉ!!」ダキッ

妹「お兄ちゃん…っお兄ちゃん……っ!」エグッエグッ

幼馴染「形勢逆転だね」チャキッ

強盗「……」

強盗「……」ダッ

友「っアイツ、逃げる気か!?」

マスター・般若「おっと、逃げるなんて卑怯な真似はさせんぞ」シュバッ

強盗「……誰ですか?」

幼・友・幼友・妹「」

マスター・般若「私は『愛』と『正義』と『爆乳』と『幼馴染』の味方っ!!」

マスター・般若「『マスター・般若』だ。祖魂闘虎、夜露死苦!!!」ユビタテッ

友「バカだろ、お前」

幼友「わぁっ!男くん、カッコイイですっ!」パァァ

友「!」ガーンッ

マスター・般若「違う、私は『マスター・般若』だ」

妹「わ、私は男さんの趣味が悪くても大好きですから、気にしないでください!」

マスター・般若「だから、違う!!私は、マ・ス・タ・幼馴染「男、もういいから」ニコッ

男「ハイ…」ショボーンッ

幼馴染「…さてっと、気を取り直して…、今の貴方は私達に完全に包囲されてる…。後は強盗犯として捕えるのみ……」

幼馴染「潔く、縛に着きなさい!!!」ドドンッッ

強盗「…フフッ、まさかバニーガールと変な仮面男にここまで追い込まれるとは……」

友「流石にその部分だけは俺も同情する」

強盗「では、潔く……死んでください」チャキッ

バンッ!!

幼馴染「ていっ」

チュンッ

強盗「は?」キョトンッ

幼馴染「私の対銃鉄扇『せっちゃん』の前じゃ、どんな銃弾も効かないよ♪」ニコッ

男「五発まではな」

幼馴染「もうこの際、気絶してもらって、後からお父さんに御用してもらおうかな」パシッ

強盗「……ここまで…ですか……」

幼馴染「それじゃ、おやすみなさい♪」

ドスッ

ガシッ

強盗「なーんて」ニヤッ

幼馴染「止めたっ!?」

強盗「とりゃっ」

ゲシッ!!

幼馴染「っがふ……っ」メリッ

幼友「幼馴染ぃっ!!」

ブチッ

男「テメエェェェェェ!!!何、人のヨメの腹に蹴り入れとんじゃあぁぁぁ!!!」ダッ

男「子供が出来なくなったらどうしてくれるんだあぁ!!酔舞・再現江湖デッドリイィィィウエェェェェイブ!!!」ゴオォォ

強盗「危ない危ない」ヒョイッ

友「躱されたっ!?」

強盗「とー」パーンチッ

ドゴオォン!!

男「あぐ……っ!!」ズサー

妹「男さぁん!!」

強盗「銃では殺せないようなので、肉弾戦でいかせてもらいました」ニコッ

幼友「なんで…、なんで、こんなヒドイことをするんですかっ!!」

強盗「強盗が盗みに入ってる間に家の主達に見つかってしまったから消す、ただそれだけのことです」

友「ふざけんな!」

強盗「ふざけてません。では、次の獲物は貴女です」ユビサシッ

幼友「えっ?」

シュバッ

友「幼友おぉぁぉ!!!」バッ

バキッ!!

友「ア……ッ…ガ……ッ」ゴフッ

妹「お兄ちゃぁぁぁぁんっ!!イヤアアァァァァァァッ!!!」

幼友「と……も…くん…?」

友「」バタンッ

強盗「後、二人…」ペロリッ

強盗「さあ、お嬢さん方、次は貴方達ですよ」

強盗「特に貴女には確実に死んでもらいますよ」ニヤッ

妹「イヤ……オニイチャン…オトコサン…」ガクガクッ

幼友「……ナンデ、ナンデ…コンナ……?」ガクガクッ

強盗「と言っても二人とも放心状態でしたか、意外と楽な仕事でしたね」チャキッ

ヒュンッガキーンッ

強盗「アレ?」

幼馴染「幼友達は絶対に殺らせないよ……!」

幼友「…!お、幼馴染…?」

強盗「生きてましたか」

男「いや、普通蹴りとかパンチでそんな簡単に人を殺せるかよ」

強盗「そこは気絶ぐらいして下さいよ。結構マジだったんですけどね。オジサン、傷ついちゃいます」

幼馴染「一人は気絶してるけどね」

友「」キュー

妹「お兄ちゃん…良かったぁ…」ペタンッ

幼馴染「さっきは油断してたけど、今度はそうはいかないよっ!」シャキーンッ

男「って訳で、祖魂闘虎、夜露死苦!」シャキーンッ

強盗「では、私も本気を出しましょうか」シャキーンッ

シュンッ

男「でいぃやあぁぁぁぁ!!」

バキッ!

幼馴染「たー」

バコオォォン!!!

強盗「とー」

ドカアァァァンッ!!!

幼友「動きが全く見えません!凄い戦いです!!」

妹「何か話のジャンルが変わってきた気がする…」

友「」キュー

男「アータタタタタタタタタタッワッチャァ!!!」ダダダダダダダッ

強盗「ホイホイホイホイホイ」パシパシパシパシパシパシ

幼馴染「ていていていていていていたー」バキッボキッベキッグチャッ

強盗「イタイイタイイタイイタイイタイ」

男「よしっ!押してるぞ!」

幼馴染「行くよっフルボッコ!!」

男「ダアァァァクネスフィンガアァァァァ!!!」ゴー

幼馴染「たー」ゴー

強盗「甘いですねぇ」パシッ

男「何イィ!?」

幼馴染「また止められたっ!?」

強盗「ではでは、『あてみなげ』」ポイッ

男「うぉ!」ヒューンッ

幼馴染「キャンッ」ヒューンッ

強盗「か~ら~の~、『スカイアッパー』!」

バコオォォーンッ!!!

男「うがあぁっ!!」バチコーンッ

幼馴染「男おぉ!!」

強盗「人の事を心配してる暇は無いですよ」ヒュンッ

幼馴染「しまx…」

強盗「『きあいパーンチ』!」

ドゴオオォォンッ!!!

幼馴染「アアアッ!!」バチコーンッ

強盗「フフフッ」ドヤッ

幼友「大変です!幼馴染と男くんが!」

妹「でも、私達が出て行ってあの戦いに手出しが出来るんですかっ!?」

幼友「でも…」

友「う…んっ……」ムクリッ

幼友「!友くんっ!大丈夫ですかっ!?」

妹「お兄ちゃんっ!」

友「幼友…妹……すまねぇ、また見っとも無い姿見せちまって……」

幼友「見っとも無くないですよっ!友くんは私をまた助けてくれたじゃないですかっ!」

友「幼友…」

幼友「友くん…」

妹「アレ、また私が置いてかれてる?」

友「そうだっ!男と幼馴染と強盗は!?」ハッ

幼友「そうですっ!幼馴染たちが大変なんですっ!」

強盗「さて、そろそろトドメを刺しますか…」

男「く…っ」

幼馴染(強い…っ、普通にタイマン張っても勝ち目が無いっ!)

幼馴染(……もう倒すには、『アレ』しか無い…っ!!男と友君と妹ちゃんには悪いけど…)スタンダップ

強盗「おや、まだ立ちますか」

男「お、幼馴染……っ」

幼馴染「男っ!!友君っ!妹ちゃんっ!」

幼馴染「ゴメンね」テヘッ

男・友・妹「え?」

幼馴染「行くよッ!流派!東方不敗が最終奥義!!!」バッ

強盗(何ですか、あのバニーガールの掌に気が溜まって…っ)

男「待てっ幼馴染!!その技はあぁぁ!!」アタフタ

幼馴染「石破!天驚けえぇぇぇぇんっ!!!」

強盗「!」

ドゴオオォォォォォォォォォォォォンンッッ!!!



友の部屋「驚いたわー」パラ…ッパラ…ッ

幼馴染「……ふーっ」

友「」ポカーンッ

妹「お、お兄ちゃんの部屋が……」ポカーンッ

幼友「わあっ!幼馴染スゴいですっ!!」キャッキャッ

男「……うぅ…っ…また幼馴染が…石破天驚拳を…っ俺が会得するまで、待ってって言ったのにぃ……っ」ズーーンッ

幼馴染「ゴメンって言ったでしょ。だから泣かないで、ね?」ナデナデ

男「でもよぉ…、Gガンファンとしてのプライドがぁ…ラブラブ天驚拳撃つにしても、男が使えず、女の方が使えるなんて情けないじゃねぇかよぉ……」グスッグスッ

友「そんなん知るかあぁぁ!!!俺の部屋が半分消し飛んだぞおぉぉ!!!ベッドの下のエロ本も消し飛んだんだぞおぉぉぉ!!!」

友「今日からどこて寝ればいいんじゃあぁぁぁ!!!」ギャー

妹「うるさいなぁ。私の部屋で寝ればいいじゃん」

友「えっ?」

男「ほう…」

幼馴染「ふーん…」ニヤニヤ

妹「はっ///」

幼友「あのぉ…それよりも、あの強盗さんはどうなったんでしょう…?」

男「あ、忘れてたな」

幼馴染「消し炭にでもなったかな?」

友「怖ぇよ」

男「っそう言えば、アイツは強盗を名乗っていたが、結局何を盗むつもりだったんだ?」

幼馴染「!」

妹「私が見た時は冷蔵庫に入れてた肉じゃがとカレーと抹茶を盗んでましたよ」

幼友「と言う事は、きっと強盗さんはお腹が空いてたんですね。ちょっと、悪い事しちゃいました…」シュンッ

友「待て待て、それは絶対無い」

幼馴染「……」

男「なら、一体何を…?」

幼馴染「……!まさか…っ!男!あの店でバニーガールから奪った暴力団とヤクザの商取引のメモは!?」

男「っ!まさか…っ」ゴソゴソ

男「……無い……」

幼馴染「やられた……っ」


電柱の裏
強盗「はい、やはり、商取引の情報が抜き取られていました。恐らく、商取引の現場で我々とヤクザを一網打尽するのが狙いだったのでしょう」

強盗「どうやら、別の組の者も動いてたみたいですが、警察に捕まったみたいです。ここは、彼方と交渉して予定を変更するのが賢明かと……」

強盗「…分かりました。帰還します」ピッ

強盗「……くっ…、ギリギリ避けたが爆風で背骨が数本イカれましたか…。

強盗「早く帰還しなければ…何時追手がくるk…」チャキッ

オヤッさん「おっと、そこまでじゃ」ドドンッ

強盗「……また貴方ですか…」チッ

オヤッさん「そら、初め気絶させといた奴があの店から消えとったら、誰でも気付くじゃろうが」

オヤッさん「のう?マスターさんよぉ」

強盗「……」

ビリビリッ

マスター「何故ここが分かったのですか?」

オヤッさん「がっはっはっ!長年のお巡りさんの勘かのぅ」

オヤッさん(ホンマは突然居らんなった幼馴染の匂いの後を付けとったら、偶然見つけたんじゃがな……)

マスター「……流石は、何度も色んな犯罪組織を撲滅してきたベテラン刑事ですねぇ…」

オヤッさん「ともかく、おどりゃあにゃ聞きたいことが山ほどあるんでなぁ、さっさとしょっぴかれてくれや」

マスター「フフッ、ベテランと言えど、片足が義足の貴方一人になら、こちらも手負いとは言え、貴方を殺す事も逃げる事も容易いですよ?」

オヤッさん「殺ってみろや、小僧…」

マスター「では……」チャキッ

バンッ!!

オヤッさん「ふん」

チュンッ

マスター「……貴方まで十手ですか……。しかも、又しても銃が効かない人間ですか……」ハァ

オヤッさん「娘に『じーちゃん』を継承したのは良いんじゃが、どうも銃はしっくりこんのでな、新しく十手を造ったんじゃ」

オヤッさん「やはり、十手の方がしっくりくるのぅ」

マスター「ならば、私も肉弾戦へと移行しますか……」シュンッ

バキッ!!!

マスター「ガハ……ッ!」ズサー

オヤッさん「ああ、どうした?その程度か?」

マスター「く…っ」(一体、何をしたんですか……っ?攻撃の手が全く見えなかった…っ)

マスター「ッ…貴方はいっt……」

ゲシッ!!

マスター「ごふ……っ」メリッ

オヤッさん「……おい、あんま、お巡りさん舐めとったら痛い目見っぞ……っ!」ギロッ

マスター「な、なにw……」

バコーンッ!!

マスター「ぐお…っ」オエッ

オヤッさん「まだじゃあっ!!」シュンッ

メリッ

マスター「が…っ」

オヤッさん「顔面っ!こめかみっ!片口っ!水月っ!金的っ!どおりゃああぁぁ!!!」ダダダダ゙ッ

バキッメリッベキッグチャッチーーンッ!!!

マスター「ぐおぉぉぉ……ッ!!」(そんな……っ、このマスターが…っ!格闘技の東日本チャンプのこの私が……っ!こんな、手も足も出ないだなんて……っ!!)

オヤッさん「オラアァァァ!!!」ブンッ

バコオォォン!!!

マスター「はぁ…っはぁ……っはぁ………」

オヤッさん「何じゃ、まだ気絶しとらんのか?丈夫な奴じゃのう…」…

マスター「く……っ!」(このままじゃあ、殺される……っ!)ダッ

オヤッさん「逃げる気かっ!ど阿呆!!クソッ、この足じゃ追いつけないのぅ……ならば」ガチャッ

オヤッさん「出ろおおおぉぉぉぉぉぉ!!!風雲再起いぃぃぃぃ!!!」ピッ

ウーーーーウーーーーキキィーーッ!!!

風雲再起「ひひーん」ガチャッ

風雲再起「ひひーん。オヤッさん、電話掛ける時くらい、普通に掛けて下さいよ。鼓膜が破れるっスよ!」

オヤッさん「来たか、風雲再起!俺の足となって彼奴を追え!」

風雲再起「スルーっスか。まあ慣れてますけど」

風雲再起「追うのってあの店から居なくなってたマスターっスよね?スイマセン、俺がちゃんと気絶させてたらこんな事には……」シュンッ

オヤッさん「ど阿呆、部下のケツぐれぇ俺が拭いちゃらぁ」

オヤッさん「ともかく、行くぞおぉぉ!!風雲再起ぃ!!!」

風雲再起「しゃっー!!」

ウーーーーウーーーー


マスター「ちっ、パトカーで追ってきましたか…ならば…」シュタタタタッ

シュバッ

風雲再起「っ!オヤッさん!アイツ、公園の公衆トイレに逃げ込みやしたっ!!」キキーッ

オヤッさん「隠し通路があるかもしれん。追うぞ!!」ガチャッ

風雲再起「分かりやしたっ」ガチャッ

公衆トイレ
マスター「……」ゴソゴソ

ドンッ

オヤッさん「ふ~、やっと追い詰めたぞ、若造が」キセルプクプク

マスター「……やはり、追いかけて来ましたか…」

マスター「その義足でよく追いつけましたね」

オヤッさん「足が速い相棒が居たんでな」ニヤッ

オヤッさん「さぁて、鬼ごっこもお終いにしようや。逃げ場も無いしのぅ」

オヤッさん「今度こそ、潔く、縛に着けやぁ!!!」ドドンッ

強盗「……フフッ、私が我慢できなくてにおトイレに逃げ込んだと思いますか?」

強盗「追い詰められたのは貴方ですよ」ニヤッ

オヤッさん「あぁ?」

強盗「M61バルカン」ジャキンッ

オヤッさん「!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!

風雲再起「っ!オヤッさあああああぁぁぁぁぁん!!!!」

マスターが強盗に戻ってた。スイマセンした。

モクモクモク…
マスター「フフフッ」ジャキンッ

風雲再起「そ、そんな……オヤッさん…」ガクッ




オヤッさん「……おいおい、危ねぇじゃろうが…。ココ、何処じゃと思っとる……?」

風雲・マス「!」

オヤッさん「ココは、近所のチビッ子共小便とか大便する場所じゃぞ…」ポイッ

カラッカラッカラッカラッカラッ

マスター「………貴方、化け物ですか…?」

風雲再起「よく、署内でも言われてる…」

オヤッさん「全くよぉ、こんなトコでそんなモン、ブッ放しよって、近所迷惑にも程があるじゃが」

オヤッさん「そんなもんはなぁ……」シュンッ

バキイィィンッ!

オヤッさん「粗大ゴミにでも出しとけや、ど阿呆」ドドンッ

マスター「バカな……っ!M61バルカンをたかが十手で……っ」

オヤッさん「タダの十手とちゃうぞ」

オヤッさん「この十手はなぁ、『じーちゃん』を基に造った玉鋼製の十手、『じっちゃん』じゃ!」チャキッ

オヤッさん「しかも、それだけじゃねぇ!」ブンッ

ガチャッ!ヒュンヒュンヒュンヒュンッガチャァンッ!!!

マスター「ぐほおぉっ!!」ギチッ

マスター(し、仕込み十手…っ。十手の棒身から鎖分銅だと……っ?)

風雲再起「いよっしゃっ!捕まえたっ!」グッ

オヤッさん「言ったじゃろ?お巡りさん舐めっとったら痛い目見るってなぁ……」

マスター(これまで、ですか……)


オヤッさん「さて、おどれにゃ聞きたい事が山ほどあると言ったが…話してもらおうか?」グイッ

マスター「……」プイッ

オヤッさん「そら、話しとぉ無いわな、普通。もっとも、軽く締め上げても、良いんじゃけどなぁ、俺ぁ」

オヤッさん「取引の変更した場所や日時、組員の構成、アジトの場所、取引内容、全て洗いざらい吐きやがれやぁ!!!」ガオー

風雲再起「オヤッさん、一応俺等警察だからね。それ、もう殆どヤクザとか暴力団っスよ」

マスター「……取り調べなら、ちゃんとした場所じゃないと危ないですよ」

マスター「そろそろ、私も…」

バンッ!!

オヤッさん「!」

風雲再起「っ!狙撃っ!?」バンッ!

スナイパー「…っ!」バタンッ

オヤッさん「チッ。消されたか……」

マスター「」ポックリ

風雲再起「ピンポイントで眉間を撃たれてるっスね…。眉間に綺麗な穴が出来てる…」

マスター「」ポッカリ

風雲再起「この仏さんから何か情報が出ないですかねぇ?」

オヤッさん「恐らく証拠になるモンはもうトイレに流したろうよ。漁っても無駄じゃろうな」

オヤッさん「署に連絡して、さっさと帰ぇるぞ、風雲再起」カツーンッカツーンッ

風雲再起「へい……」タッタッ



友の家
幼友「私、やっぱり家に帰ります」

友「そんなっ!お前あんなに嫌がってたのに…」

幼馴染「それに、またあんな奴とか暴力団員が来るかもしれないのに……っ」

男「無理して帰る必要が無いだろ?幼馴染の家とかに泊めてもらっとけ」

妹「家でもいいですよー」

幼友「ありがとうございます。だけど、お母さんを一人にする訳にもいきませんし……」

幼友「お母さんとちゃんと向き合って話がしたいんですっ!」

幼馴染「それって、お母さんに自首を促すって事…?」

幼友「はい。お母さんが悪いことをしてたのは事実ですし、償うべきだと思うんですっ」

幼友「借金もありますけど、私がバイトでも就職でもして少しでも返していこうと思います」

幼馴染「でも、お母さんと離れ離れになるんだよ?幼友、一人になっちゃうんだよっ!?」ガシッ

幼友「何を言ってるんですか?確かにお母さんと離れ離れになるのは寂しいですけど……」

幼友「幼馴染や男くん、妹ちゃん、そして友くん……私には皆がいますっ!」

幼友「だから、私は一人じゃありませんっ!!」

幼馴染「幼友…」ダキッ

男「強いな、彼女……」

友「そうだな……」

幼馴染「でもね、もし幼友に危険が迫ってたら、私達が絶対守るからねっ」

幼友「はいっ!頼りにしてますっ」

友「幼友……俺も絶対お前を守るからな…」

友「もっと強くなって、お前をずっと守ってやる!!!」ドドンッ

幼友「友くん……///」カー

男・幼・妹(それ、もう殆どプロポーズじゃん……)

幼友「それじゃ、私はもう帰ります。お世話になりましたっ!」ペコリッ

幼馴染「私と男が家まで護衛するから安心してね」

幼友「はいっ」

男「それじゃ、行くか…」

妹「さよならー」フリフリ

友「……」

幼友「あ…っ、と、友くんっ!!」タッタッ

友「っ!ど、どうした!?」

幼友「あの……」モジモジ

幼友「また…友くんの所に来ても良いですか……?」

友「…っああっ!勿論だ!」

妹「私も歓迎しますよっ」ピョコンッ

幼友「『ダチ公』ですものねっ!」スッ

友「…あーうん、そうだな、『ダチ公』だもんな!」スッ

幼友「はいっ」ニギッ

男「フッ、青春だな……」

幼馴染「私達ももっとまともな恋をしてればよかったね…」

男「後悔…してるのか…?」

幼馴染「ううんっ、コレは私が決めた道だから……」

男「『私』じゃねぇよ…。『俺達』の決めた道だ……」ダキッ

幼馴染「うん…っ、そだね…」ギュッ

妹「………ハア…」


幼友「それじゃっ!友くんっ妹ちゃんっ、またねっですっ!」フリフリッ

友「おうっ!」フリフリッ

妹「ばいば~いっ!」フリフリッ


友「……男」

男「ん?」

友「絶対に暴力団を潰すぞ……っ!」

男「当然だ」フッ

サブエピソード4【友に春はいつ来るの?今でしょ】
終わり

キャラ設定
幼友 性別 ♀ 18歳
幼馴染の女友達の中で一番の親友。幼馴染達とは隣のクラスで女とはクラスメイト。いつ誰とでも敬語で話す。純真無垢で天然。幼馴染に負けじと劣らない美少女。貧乳、小柄。セミロング。
幼馴染との出会う前は家庭環境のせいか、引っ込み思案で内気でクラスでも周りの女子からイジメられていた。それを助けたのが幼馴染だった。それ以降、幼馴染との交流の中で、彼女の性格は少しずつ明るくなっていった。
そして不良に絡まれていた所を友に助けられ、友に惚れ、次第に惹かれ合っていった。
家庭環境は酷くて、母親、父親共に元・犯罪組織の組員。父親は幼友が産まれる前にオヤッさんに撲殺され、その犯罪組織は壊滅した。その後、母親は犯罪から足を洗ったが、暴力団に借金してしまい、毎日家に暴力団が押し入っている。
その度に、母親は暴力を受けたり、レイプされたりしている。その時、幼友は押入れの中に隠れていた。その後も、母親から罵声を浴びたり、暴力を受けたりしていた。幼馴染との交流が唯一彼女の救いだった。
今回の事件で、幼友は怖くても愛してた母親と正面から話し合う決心をする。
気付いてる人もいるかもしれないが、幼友には、まだ本人達も知らないある秘密がある。

妹 性別 ♀ 15歳
友の妹。中学三年生。男に惚れている。本人は認めてないが、ブラコン。美少女。小柄、貧乳。ツインテール
性格は友とは違い、腹黒い部分があり、男を狙う女には敵意を見せる。幼馴染と初めて会った時も敵意を見せていた。一応、年上には敬語を使い、幼友には割と友好的。時々天然が混じる事がある。
両親は共働きで普段は彼女が家事をしている。だが、下着や服は友に買いにいかせている。
普段は友に対して、キツい当たり方をするが、友が強盗に殺されかけていた時は何だかんだ、本気で男より友の心配をしていた。

オヤッさん 性別 漢 43歳
本名、幼父。幼馴染の父親で、男の父親代わり。豪快な性格で、親分肌。部下思いで親バカ。見た目はほぼヤクザの組長。だけど、警視庁の警部。左目に大きな傷があり、左足が義足。怒ると本気に殺しにかかる。
渋いと言う理由で、エセ広島弁で喋っている。現場主義。幾度となく犯罪組織を『じーちゃん』で撲滅してきた凄腕のベテラン警部。十手の『じーちゃん』と十手術を先代所持者の(故)父親(幼馴染の祖父)から継承し、幼馴染が小学校に入学した際に娘に継承する。
その同時期に、爆弾魔による無差別爆殺事件で、部下を爆発からかばった際、左足を切断するほどの火傷を負う。それ以降、現場を離れるよう言われたが無視している。片足のハンデにより銃に移行したが、性に合わなかった為、十手を新しく造った。
その名も大きな仕込み十手『じっちゃん』。『じーちゃん』を基に造った。棒身に鎖分銅を仕込んでいる。そこは鎖十手で良いんじゃないかと言われている。ワンタッチで鎖分銅を掃除機のコードみたいに仕舞える。原理は不明。
幼馴染と男の関係は認めている。幼馴染の潜入については、父親としてや男母の件により複雑だが、学校内での犯罪については学校側が隠蔽する事が多いので、学生である幼馴染が打って付けだったので、渋々了承している。それに何時でも傍に居る男や自分仕込みの強さの幼馴染を信頼しているので、潜入捜査を託している。
ただ、いつの間にかお小遣いアップを請求されていた。
作中の中で最強で、片足のハンデが合っても武術の達人を圧倒し、ガトリング砲位の弾丸なら素手で掴める。攻撃速度やパワー、技術は幼馴染を軽く凌駕している。だが、走れない。
家族構成は娘の幼馴染のみ。妻である幼母は幼馴染が小さい時に病死。幼母と男母とは幼馴染。いわゆる三角関係だった。
男母とは幼馴染であり警視庁での元・同僚。男母が潜入に失敗しレイプされている時に間に合わなかった事を今でも後悔している。それでも幼馴染が潜入する事を了承しているのは、それほど幼馴染や男の強さを信頼しているからである。
男母や男母がレイプされて出来た子供である、男には罪の意識があり、二人を幼馴染と共に家族当然に大切にしている。
「オバサマと再婚したりはしないの?」と幼馴染に聞かれた時は、「一度、契を交わした女(幼母)を裏切るようなことは、人間として絶対にせん」と答える程の愛妻家でもある。

風雲再起 性別 ♂ 28歳
オヤッさんの部下。苗字が『風雲』、名前が『再起』。だけど皆からフルネームでしか呼ばれない。人間。割と男前。
決して馬でも、第12回ガンダムファイトの優勝賞品でも、モビルホースでも、東方不敗の愛馬でも、ドモンの兄弟子でも、流派東方不敗を会得している訳でもない。だけど、馬のモノマネはする。
『相棒』で例えるところの亀や神戸やカイトのポジション。犯人追跡の際、オヤッさんを乗せて爆走する。ドライブテクや銃の腕前は本物。
ちょくちょく、独断行動しているオヤッさんから電話で呼ばれる。その度に鼓膜が破れそうになる。苦労人。
昔から上司であるオヤッさんや男母の家にお邪魔しているので幼馴染や男とは面識があり、二人の良き兄貴分として接している。
キラキラしたお店の制圧でマスターを初め殴って気絶させていた(つもり)のが、この風雲再起である。

以上で、後日談のサブエピソードは終わりです。
誤字脱字が多くて本当に申し訳ありませんでした。

完結編は少しは考えてはいますけど、時間もかかりそうだし、それに、あまりスレも伸びてなくて、もしかして需要が無くなったのかなと思い、書こうかどうか悩んでいます。

ここまで、読んでくれた方々、SSハイパー初心者である私の作品にここまで付き合って頂き、真のありがとうございますっ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月17日 (火) 09:07:32   ID: OTpFPHLa

めっちゃ面白いです!
2時間かけてじっくり読んじゃました!
是非、また書いてください!

2 :  SS好きの774さん   2016年04月30日 (土) 19:56:27   ID: zHawXR8j

続きはよ(ノシ 'ω')ノシ バンバン(ノシ 'ω')ノシ バンバン(ノシ 'ω')ノシ バンバン(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン

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