【安価】オルランドゥ大武術会14【コンマ】 (1000)

・安価とコンマで進行します。「崩壊した世界を旅する」「崩壊する世界を旅する」のシリーズ作品ですが、未読でも問題なく読めます。
(前作、前々作のパラレルワールドです)

・中断していた前作のキャラも登場します。
前々作において主人公たちが「ある選択」をした場合に分岐した世界の話です。
このため、いくつかの土地の名称が前々作や前作と共通しています。

・基本は主人公視点のみの進行です。

・戦闘シーンで幾ばくかの残虐シーンがあるかもしれません。ご注意ください。

・不評だったデスペナルティはない方向としますが、死亡時に主人公チェンジなどはあるかもしれません。

・現状ハーレム状態のため、ストーリーに必要な濡れ場を書かねばならないことが発生します。
その場合は以下のスレに適宜移動しますので、よろしくお願いいたします。

オルランドゥ大武術会・R
オルランドゥ大武術会・R - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/)

前スレ

【安価】オルランドゥ大武術会13【コンマ】
【安価】オルランドゥ大武術会13【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585061444/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1587856804

クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 560
筋力 28
技術 29
知力 21
精神 25
所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 441
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 379
ナディア 252

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※好感度判定常時+5

経験点621p
奥義習得ポイント15p
覚醒レベル6
※戦闘中コンマ補正20
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
※常時奇門解放状態
(攻撃係数、防御係数4、追加ダメージ50)
※「一族」系への止めにペナルティ
※性別可変(両性具有込み)

スキル(使いそうもないものは削除)
踏み込み2…移動距離4
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
ディフレクト…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数4分の1
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)
高速詠唱1…詠唱1ターン短縮
魔拳弾……要詠唱3ターン、射程10、ダメージは通常攻撃に準ずる(ダメージ判定は技術+知力)
クリンチワーク…距離0の超接近戦で回避ボーナス10

所持品
蛇の宝石
・90以上クリティカル扱い
・85以上で朦朧打撃

加速装置
戦闘中1回だけ2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動

アミールの首飾り
1日1回のみクリティカル範囲+5

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ
・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3
・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
・秘奥義「毘沙門」
射程0で発動可能、「(コンマ下×筋力+100)×6」、75以上で朦朧発生、移動後攻撃不可
使用後は「死門解放」状態がリセット(使用前提が死門解放)

>>2に関連してですが、経験点並びに奥義習得ポイントが溜まったので、次回修業時に能力上昇&スキル習得ができます。

キャラクター解説

・クラン・オーディナル(主人公)
15歳の少年。2年前にアングヴィルからイーリスに修行にやって来た。
イマーラの元で修行するようになったのは偶然と思っていたが、実は意図的なものである。
先祖代々から伝わる宝石を受け継いでいる。ある機会をきっかけに宝石の力が開放、その中にある不可思議な存在とそれを巡る策謀に巻き込まれる。
武芸は元々天賦の才があったが、最近急成長している。前々作の登場人物「ミドル・オーディナル」の子孫。

身長は164cmぐらい。少し長め(おかっぱに近い)の茶色の髪に茶色の瞳。普通にしていても女の子に見えるが、女装するとほぼ女の子にしか見えなくなる。
女装趣味はないので本当に困っていたが、周囲がそういう趣味の女性ばかりなので誰も助けてはくれなかった。
結局なんやかんやで女装姿に慣れてしまっている。出生時は両性具有だったが、後天的に男性で固定されていた。
現在は望めば両性具有含む全ての性になれるが、本人は男で通したい模様。
覚醒レベル6。(超低確率で7になれば一応のEDになります)

・ラーナ・リエーネ(ヒロイン枠1)
28歳のエルフの少女。エルフは人間の2倍の寿命を持つが、外見年齢はその半分のため見た目は14歳の少女にしか見えない。
道場があるセレズ村に独り暮らししている。大魔導師、ヤーヤ・バータラの弟子であり、それなりに目をかけられている。
活発で明るいが、羽目をよく外す(特に性的な方面)。クランのことは弟のように思っていたが、一線を越えてからはベタベタしたがるように。当のクランは少々困り気味。
「番」(非公式なエルフ独特の婚姻形態、男性による通い婚)についてはそれなりに鷹揚だが、相手によるもよう。
同性愛者ではないが、女装したクランはかなり好きらしくことあるごとに女装させたがる。攻めるのが好き。

身長は153cmぐらいで小柄。長い銀髪をポニテに束ねている。目も銀がかっている。貧乳で、そこは少し気にしている。
両親はトリス南部にいるもよう。ヤーヤへの弟子入りを機に独り暮らしになったと思われる。

姉、リーナが20年間失踪していたと判明。エルライザの母エリザと共に行動している。
2人はトリス南部の「穴」の隙間をトリス王室の密命を受けて20年かけ探索していたが、異常事態につき召還。
一通り任務を遂行したリーナ、及びエリザは現在ズマに滞在中。
未来予知など超常的な力に目覚めつつある。覚醒レベル6。

・イマーラ・ランドルス(師匠枠、ヒロイン枠2)
63歳のエルフ女性。外見年齢は20代後半で若い。左腕はかつての大武術会の準決勝で斬り落とされたが、現在は義手。
斬ったのはテルモンのヒースコート伯爵だが、「事故」であったもよう。
おっとりとした女性であり、普段はとても温和。ただ、武術のことについてはひたすら厳しい。
トリスを代表する武芸者であり、「スナイダ流拳闘術」という独自の拳法を使う。隠遁の身であったが、クランがかつて先祖と繋がりがあった家の出身ではと思い弟子にとる。

実はトリス出身ではなく、アングヴィル出身。前々作のエルヴィン(シデがいた村の村長)が先祖であり、失われた歴史を先祖代々守っていた。
しかし50年前にアングヴィルの過激派が村を急襲。父親とトリスに亡命している。どことなく影があるのはそのため。
クランのことは男性としてではなく、普通に弟子として可愛がっていたが、クランの女装を機に大分怪しくなり、現在では完全に恋愛関係になっている。
実は女装子趣味。過去の番が男娼であった影響。なお、夫はモリブスの闇ギルドに殺害されており、故人である。
枢機院との攻防戦で致命傷を負う。サイファーの世界(「第二世界」)にて治療を受け復帰。左腕は精巧な義手になっており、「切り札」のマナブラスターがある。

身長172cm、Gカップぐらい。長い金髪で青い目。コンバーテッドサウスポー。
魔法も多少使えるが、ほぼ肉弾戦で戦う。クランとの絆が強まったことで「感染」、短距離瞬間移動ができるなど相当強化された。作中最強候補である滝相手でも渡り合える程度。覚醒レベル5。

・ヴィオラ・バータラ(ヒロイン枠3、ライバル枠1)
42歳。外見は20前半でボクっ娘。凛々しい顔立ちで、実は女性人気が高い。
ヤーヤ・バータラの孫でアーチャー。魔法の心得もあり、ハーデン襲撃の際にクランやラーナと共闘した。
元々クランに好意を抱いていたが、共闘の際に命を救われたことから本格的に惚れかける。が、とりあえず振られた。

161cm。緑髪のショートで、目の色は黒。胸はラーナより少し大きい程度。

・オクタシア・ヘイワード(ヒロイン枠4、ライバル枠2)
55歳。外見は20代半ば。長い黒髪に漆黒、切れ長の目の女性。武人じみた言葉遣いをしている。
トリスの近衛騎士団団長を歴代最年少で務める。小剣2刀流の使い手であり凄腕。前回国内予選では決勝まで行った程。
普段は要人警護と周辺情報収集を行っている。警察の警備課と公安を合わせた立場のイメージ。
基本的にはお堅いが、真面目一辺倒というほどではない。実はイマーラと同じ女装子趣味。
(トリスには番相手を女装させる趣味が一定層存在しているが、あまりおおっぴらに言わないのがマナーらしい)

168cm、胸はCぐらい。特定の番がいるかは不明。
(なお、一夫多妻制ではあるが女性は複数の夫を掛け持ちすることも珍しくはない)

・ミーシャ・ヴィルエール(ヒロイン枠5)
16歳、人間。イーリス聖王国の第一王女にして第一王位継承権者。
凄腕の突剣使いであり、恐らくはイーリス1の使い手。

金髪碧眼で、少し垂れ目気味。見た目は穏やかで上品な王女に見えるが、内面はかなり色々複雑。
実は両性具有者であり孤独を感じていた上に、乱れる国を思いながら何もできない鬱憤と義憤もあり、興味がない人間にはとことん無関心かつ冷酷な人間になってしまった。
その捌け口が騎士団に対する苛烈なまでの稽古に表れた面は否定できない。
近侍であり愛人のアナスタシアからの愛情がなければ、もっと酷い形になっていただろう。
王政復古に伴い立場が大きく変化。狙われていることもあり、修行がてらクランたちと同行したことも。

実は「一角獣」の力を秘めた宝石を持っており、その力を狙ったハーデンから狙われていた。
宝石の封印が解かれると人格も冒され、莫大な力を持つ怪物に成り果てる……とランダムは言っている。
まさにそれがハーデン、引いては闇ギルドの狙いだったが阻止された。
なお、宝石の中身は自我を「一角獣」に乗っ取られたジュリア・ヴィルエール(前々作登場人物、クランの先祖の恋人)。覚醒に伴い正気を取り戻した。
ミーシャの不安定気味だった精神もほぼ落ち着き、王女(王子?)として多忙な日々を送る。

なお、覚醒レベル5相当。それに伴い女性寄りだった外見はやや中性寄り(男装の麗人?)になっている。(ただ、基本の性自認は女性に戻った)
戦後はカミングアウトの上でアナスタシアを娶るつもりらしいが、同時にクランの「番」にもなる方向。

167cm、胸はDぐらい。同性愛者のように思われるが、実は両性愛者。というより、自分の孤独を埋めてくれるならそれでいいと考えている節はある。
アナスタシアとは共依存気味だが、多分アナスタシアの方がよりその傾向が強い。攻めるのが好き。覚醒レベル6。

・エド・ハーデン(故人)
年齢不詳の大男。2mを超える巨体にモジャモジャ髭が特徴の怪人。
「ケインの落とし子」の一人だったが、モリブスのダブリエル邸にてクランにより捕獲。暴発を避けるために「第二世界」に連行され、クラン自らが止めを刺した。

・アナスタシア
27歳の翼人。イーリスの司教にしてミーシャの近侍。かなり幼い頃から仕えていたらしい。プリーストとしては凄腕で、国の代表になれるほど。
ただ戦い自体は好まないため、予選に出たことはない。
ミーシャと肉体関係に至るまでの経緯は不明だが、彼女が身体のことについて孤独感を抱えていたミーシャに同情したのは間違いない。
ミーシャがしたいことは何でもしてあげたいと考えている節がある。ミーシャの宝石の封印を破ろうとしていたが看破され、説得に応じる形で二重スパイになった。
現在はイーリスでミーシャの侍女に戻った。なお、内々にではあるが后妃になることが決まっている。M気質。

163cm、E~F。ぽっちゃりとまではいかないが、少しふっくらした女性。青みがかった長い髪。

・ランダム
181cm、短い黒髪で髑髏のTシャツを着ている。どこからか忽然と現れ、酒瓶を取り出しては始終飲んでいる謎の男。
神のような存在であり、とうにこの世から消え失せた「一族」の一員。基本的にフレンドリー。
前々作、前作の同名人物と同一人物。前作の「崩壊後の世界」のランダムがハーデン側についており対立関係にあったが、呆気なく殺害された。

また、この世界オリジナルの「3人目」が「拳神」ウィル・アピースと行動を共にしている。世界再生後の監視役として動いているもよう。
ただし「3人目」の肉体能力は人間とそう大きく差がないため、意図的に前線には出てこない。

実は封印は不完全なもので、「3人目」はそのために残されていた。
ある意味破綻していた作戦の後始末のために残ったとも言える。現在は「穴」第30階層にいてクランたちを待っている。

・エルライザ(ヒロイン枠6)
ズマの魔族で、特殊部隊「アサシン」見習い。魔洪石鉱脈を巡る一連の事件を捜査していた。
オルランドゥに潜伏捜査していたが、ズマでのクーデター未遂を機にアビー王女の世話役に収まっている。

身長160cm、Cカップ程度。年齢は25歳。母親がラーナの姉、リーナと一緒に20年前に失踪している。
同性愛者による駆け落ちかとも思われたが、単純な事情ではない。詳細はラーナの項参照。

なお、余談だがエルライザ自身は両刀(ネコ)。ラーナを「お姉様」と慕っている。

・パーシャ・ルルイエ
前作の同名人物と魂は同じ(出会うと対消滅する)。エルフと魔族のハーフでイマーラの旧友。
高級娼婦であり、心理カウンセラーのようなこともやっている「癒し手」。回復魔法と簡単な精神感応魔法が使える。
ミーシャの父ミカエル7世とヒースコートとは過去に恋愛関係にあった。

実は前作のパーシャ同様に「一族」エリックを身に宿していた。エリックは復活し、現在はモリブスにトンプソン司教といる。

・リリー・フェルガナ
イーリス聖王国テルモン大使館の一等書記官。ミーシャ強奪計画の首謀者の一人。名門貴族の出で相当な使い手。
クランとの戦いで生命力をマナに変換した一撃を放つが敗北。急速に老いてしまった。が、治療により回復。
現在は皇帝となったフリードニヒの実質的后妃となった。

・アヴェル・ヒースコート
イマーラが出場した大武術会の優勝者で、イマーラの左腕を斬り落とした本人。
クラン殺害とリリー護衛の任を受けてイーリスに来たが、本人は乗り気ではなく叛意すらある。
長年隠居していた所を引っ張り出された。長女アリシアは洗脳を受けていたが、救出されテルモン皇室の警護に戻った。
次女の仇であるアヴェルを自ら殺害。現在はテルモン皇室の近衛騎士団顧問に収まっている。

・アドン・サマート
イーリス聖王国近衛騎士団団長。根っからの武人であり、枢機院にも民衆院にも属していない。
王家に強い忠誠を誓っており、王家と国を想う心情から枢機院打倒計画をミーシャに明かす。ミーシャとの稽古で負傷し、隻眼。

・カーティス・ロブソン(ヒーロー?枠?)
近衛騎士団団員。18歳、181cm程度の長身の青年。肌はやや黒く、魔族の血も混じっているらしい。
ロワールの武術集団、ダーレン寺の総師範、レイ・ロブソンの孫。相当に強い。
女装したクランに一目惚れした。多分童貞。

・サイファー・コット
前作主人公。34歳。向こうの世界では対「崩壊した世界」の責任者的立場であるらしい。
異常にタフであり、本人曰く人外になりかけているとのこと。所帯持ちで妻は2人。覚醒レベル5。

・ノワール・コット
前作ヒロイン。29歳。向こうの世界では魔術師としてかなりの名声を得ているらしい。
プレーンウォークをはじめ多彩な魔術を操る。人外になりかけているらしい。
色々怪しげな薬を作れるもよう。なお、ヘカテル(サイファーのもう一人の妻)に対しては攻め。覚醒レベル5。

・ライル・トンプソン
黒い翼の翼人。ユングヴィ教団世俗派司教。アナスタシアの師匠の一人でもある。
常に冷静沈着で穏やかな男。闇ギルド打倒に執着しているようだが……?

一族「ケイン」の末裔。ただ、ハーデンやアヴェルとは一線を画している。
闇ギルドの首魁「マスターC」の息子であり、色々恨みを持っているらしい。闇ギルド殲滅に向け行動していたが、一服したのでモリブスのユングヴィ教団をまとめようと動いている。

・アヴェル
痩せ気味の長身の男で剣呑な雰囲気を纏わせている。ハーデンと並ぶライプツィヒの片腕と見られる凄腕の剣士。
性格は冷酷にして残虐。ヒースコートの養子であり唯一の弟子だったが、ヒースコートの次女を殺害した上でレイプし逃走。ハーデンとの繋がりは不明だが、一族「ケイン」の末裔。ヒースコート自身の手で仇討ちされた。

・ダグラス
リリーの腹違いの弟。25歳前後で短めの髪に鋭い目の男。
戦闘狂であり自分にも他人にも厳しい。付き合いにくいタイプだが、フリードニヒには絶対の忠誠を誓っている。恐らく若干シスコン。
実はテルモン皇帝、ゲオルグ3世の御落胤。フリードニヒの腹心に収まる。

・ミラ
スライム娘。外見は11~12歳→15歳→17歳。実際は33歳。偉そうな物言いだが分別はある。
人間形態に化けることができる。以前は片言な上肌が青いので不自然さは否めなかったが、成長と共にほぼ人間と見分けがつかなくなった。退屈しのぎにクランたちに同行中。
本人の行動原理は「楽しければそれでいい」というシンプルなものであるが、最近はかなり人間に近い考えになった。

実は「穴」最深部にいた究極液状生物「j」の末裔。ダーレン寺開祖、マイク・ダーレンの子孫でもある。
魔力と特定人物の生命力(体液)で成長するらしく、身体の各部位をかなり任意に変えることができる。
物理攻撃には強いが魔法攻撃には弱い。特に炎は天敵。妹のララがいる。
モンスターの最高位として、モンスターと意志疎通が可能。

身長160cm、体重任意。基本は長めの青い髪に青い目で、ワンピースを好んで着ている。
クランとはセフレに近い関係……だったが完全に惚れてしまった。現状は第三夫人的ポジションに収まっている。
竜人のフリークに懐かれているが本人はあまり好きではないもよう。

条件を満たせば「唯一神」である「エメリア」形態を取ることができる。恐らくは作中最強だが、一定時間しか「エメリア」形態になれない。覚醒レベル6(超低確率で7になれば一応のEDになります)。

・フェイラ
ダーレン寺師範代の鬼人。24歳。身長182cmの長身で筋肉質。肌は赤く巨乳。
武人気質で生真面目な性格。ロワールでは特務捜査官を勤める。
ズマのアサシン、ソロコフとは恋愛関係にある。相当に強い。

・マキシム・ソロコフ
ズマのアサシン。内部ではエース格らしく、暗殺術に長ける。
その実力は15人の裏社会の人間をまとめて屠れるほど。冷静沈着で頭の切れる男。
身長185cmの偉丈夫。フェイラとは恋愛関係にある。

・レイ・ロブソン
ダーレン寺総師範。75を超える老齢ながらその実力は健在。身長180cmの筋肉爺。
好好爺のように見え実際飄々とした性格だが、武では妥協を許さない。見かけと違い、かなり厳しい人物。そこにはある信念がある。
イマーラの初恋の相手だったらしい。

・マルコ・ジャーヴィス
22歳。童顔で年下に見られることも多い。前作登場人物で、クランにかなり「近い存在」。
若いがアングヴィルの復興担当となあるなど優秀な官僚としても成長中。婚約者のカレン(山田火蓮)がいる。クランたちの世界に来た。
武器は神器「クリムゾン」。性能が大きく落ちるはずのクランの世界においても、その圧倒的な殲滅力は健在。

・滝蓮次郎
35歳。前作登場人物で、防衛省の高官。個人としては最強といって差し支えないほどの戦闘能力を持つ。
遺伝子操作によって生まれた「デザインドヒューマン」で、余命が幾ばくもない……はずだったが回復中。妻子は東京にいる。
「奇門」という人体の生命力が集まる箇所を操作することで、爆発的な能力を発揮する。切り札もあるもよう。

・オリヴィア
「第二世界」における「j」。同一存在はクランたちの世界にも存在しており、「グリーチ」として闇ギルド側についていた。
傲慢で3大欲求に忠実な存在であり、善でも悪でもない。ただ、それが故に極めて危険。
腹が減ったと地上に出ようとしていた所、クランの手によって確保された。腹ペコキャラだが馬鹿でも愚かでもない。むしろ頭脳的にはアリスをも凌ぐ。
フリークに「一目惚れ」し、押し掛け女房的にダーレン寺で生活中。

クランたちの世界の彼女は強引に「エメリア」の器にされかかっていた。実験途上で逃走し暴走。アヴェルに反旗を翻した。
現在は沈静化された上でモリブスに滞在中。「第二世界」の彼女同様、ララと仲が良い。なお、こちらの個体能力は低め。
第二世界のオリヴィアの覚醒レベルは6。こちらの世界のは3。

・ララ
ミラの妹。外見は12歳ぐらい、身長138cmぐらい。Aカップ。暢気で鷹揚な性格。好奇心旺盛なお年頃だが、実はミラと双子である(つまりクランより大分年上)。覚醒レベル3。

・ナディア
外見年齢14歳、実年齢4歳。身長156cm、Bカップで肩までかかる緑髪。
ロックモールにあった天使樹の元幼体であり、邪を撥ね付ける能力を持つ。
娼館に拾われて用心棒的な役割をしていたが、ロックモールの天使樹の肥大化に伴い子供たちを連れて逃走、保護される。
その後ロックモールの「ランダム」討伐に参加。そこで母親の力の結晶である宝石を譲り受けたことで、人間でありながら力を行使できる存在となった。
性格は素直でいい子。クランは初恋の人になるらしい。空気が読める(というより心がある程度読める)。
実は結構情熱的であり、押しまくった結果クランの第4夫人的立場になった。
最年少のためかなり可愛がられている。覚醒レベル5。

・クリス・トンプソン
闇ギルドの創始者にして首魁。第一回大武術会の優勝者であり、100歳以上のはずだが壮年にしか見えない。
黒い燕尾服にシルクハットを被っている。身長175cmぐらいのスキンヘッド。
ケインの末裔らしいが、力は桁違い。オリジナルのケイン以上か?

大封印の完全な解放を狙い、ドワーキンと「穴」にいる。

・ドワーキン
オルドの従兄弟であり、オルドに匹敵する実力者。
「新人類」クトゥルフ覚醒のため第40階層に向け移動中か。
(撃破で一応のEDに到達することが可能です)

・ベネディクト
「一族」長兄。「壊れた世界」にいるがまだ動いていない。
実力は他の「一族」が束になっても敵わないほどであり、現状では恐らくドワーキンと双璧の敵。
ただ第二世界の封印強化、こちらの世界の門破壊により当面は動けない。
(倒さなくてもED到達は可能です)

・シデ・スナイダ
500年前の英雄。この世界においては「穴」の封印のため自らの命を犠牲にして存在ごと抹消されていた。
「壊れた世界」の彼は壊れきった世界をなおも救おうと奮闘。「第二世界」に助けを求めた。
その過程で「第二世界」と「壊れた世界」とを結ぶ門の結界を張ることになり、人柱として犠牲に。
しかしクランにより助けられたことで復活、現在はクランたちと行動を共にする。
性格は聖人君主であり自己犠牲を躊躇わない。救えるものは全て救うという信条を持つ。一撃で最高位の機械兵Ωを撃破できるなど、桁違いの戦闘力を持つ。覚醒レベル6(ただし7にはならない)。

また現在別作品(https://ncode.syosetu.com/n3979gc/)と同時進行のため更新がやや遅れぎみです。ご了承下さい。

では少ししたら再開します。



……その時だ。


バサアッッ


空から何かが降りてくる。気配を察知できるはずのデアドラさんやマルコさんすら気付かなかったのか、驚きで表情が固まっているのが分かった。


降り立ったのは……白い巨龍。それも体が細長く、どこか人間のような手足をした異形の龍だ。
そもそも龍なんて御伽噺でしか知らない。その龍も、こんな姿じゃなかった。本物は、こんなに違うのか?


「定命の者よ、我が棲み家に何用だ」


低い声が響き渡る。構えようと思ったけど、そこまでの敵意はない。

「この下に向かわないといけないんです」

「……何故に」

「世界を破滅させようとしている存在がいます。その者が下にいるんです」

※50以上で一族の存在は知っている

「……ほう?誰だそれは」

僕らは顔を見合わせた。やはり詳しい事情に通じているとは思えない。

「『一族』と言って分かりますか」

「いや、知らぬ。しかしそのようなことを簡単に信じるわけにもいかぬな」

龍が僕らをじっと見た。

01~30 宜しい、ならば示して見せよ
31~84 定命の者と思ったが、どうやら違うらしいな
85~00 上+α

はい

※クリティカル

龍が笑ったように見えた。

「定命の者と思ったが、どうやら違うらしいな。それも我など到底及ばぬ力か。無礼を言った」

龍は跪き、臣下が王様にやるような礼をした。デアドラさんが彼を見上げる。

「その姿は氷龍『ブラムド』ですね」

「我の名を知っているとは。やはり常ならざる者であったか」

「魔物の情報はある程度は頭に入っていますから。ここを通してもらえますね?」

「無論。ただ我も退屈していてな。暇潰しに付き合ってもらえるか?
気配を殺して雪男や雪女を喰う日々にも飽いたところだ」

「暇潰し?」

「そうだ。我も会話に餓えておってな。人と話すのは……」

01~50 300年ぶりか
51~70 10年ぶりか
71~84 3ヶ月ぶりか
85~00 上+置き土産

※クリティカル、以下クリティカル範囲は90以上

「人と話すのは3ヶ月ぶりか」

……3ヶ月?そもそもそんな深くに直近潜っていた人なんて……


……いた。


「ウィル・アピースと名乗ってませんでしたか」

「おお、その通りだ。なかなか興味深い男であった。貴女らも知り合いであったか。
たまにここを訪れる者がいてな。300年前には夫婦が来た。……妻は人外だったようだが。
10年前には亜人の女どもが来た。なあかなか面白い者たちであったよ」

やはりそうか。この龍は、開祖ダーレンやリーナさんたちとも会っている。

「彼らは僕らの知り合いです。それぞれ別の理由で下に降りましたが」

「そうか。ウィルなる男は健勝か?」

「ええ。多分」

ふむ、と龍が頷いた。どうにも仕草が人間みたいだな。

「渡すべきものがあったのを忘れていた。これを」

龍は虚空に手を伸ばすと、そこから何かを取り出した。デアドラさんとフローラさんの目が驚愕で見開かれる。

「……あなた、プレーンウォークを!!?」

「……なんだそれは。ただ、いつの間にかできるようになっていた。
ここは居心地がいいので出る必要性を感じないが」

そして虚空から取り出したものを僕に渡す。

※渡されたものは……

01~70 首飾り(強制成功権利)
71~89 隠密の護符(マリーン以上の精度で超隠密発動可能)
90~00 再判定(低確率で??)

はい

…そういえば前スレ>>637の幸運のボタン使ってないよね
クリス負傷&遭遇判定とか逃しちゃったし、>>18の判定で適用して神器くらい欲しいな

>>21
77、88のクリティカルが対象なので>>18には適用されません。
……ですが、よく見返すと前スレ982で77が出ていますね。ちょっと多数決を取ります。

1 幸運のボタンを使用した上で再判定(>>19の判定が大きく変わります)
2 幸運のボタンは温存

※2票先取

1
ボタンはすぐにはじけ飛ぶもの・・・
なんでもないところで消費されるよりはね

2
ボタンって使いどころ決められたっけ?
戦力的な強化はもうそこまで拘らなくていいと思うから、強制成功権も重要で必要だし温存してボタンの可能性に賭けるのもアリかと

前スレ>>982に遡ってボタン発動でもいい気はするけどなあ…その場合にピエロがくれたアイテムのラインナップを聞いてから判断したい

>>25
これは敢えて遡らないことにします。
アイテムのラインナップは似たようなものです。

なら1で
今発動する方が実入り面で期待できるし

※再判定
01~60 隠密の護符
61~89 ??
90~00 ??(???済み)

はい

※クリティカル

渡されたのは……武道家用の手甲?

「……これは?」

「300年前の古き友の置き土産だ。武器は不要、己の技のみを磨くと我に預けた。
恐らく、貴女の役にも立とう。受け取れ」

ブラムドが僕にそっと手甲を手渡す。それを見たデアドラさんとフローラさんの顔色が変わった。

「それは……!!!」

「紛れもない、『フィンゴルの手甲』。それもジュリアンの手が入った、強化済みの代物……!!!」

「何ですかそれは」

「シデたちは自分達が持っていた『神器』も一緒に歴史に封じたの。しかし、その残りがまだあったなんて……」

僕は手甲をもう一度見る。確かに、これはただの手甲ではあり得ない。

「それがあれば、クリスやドワーキン相手でも有利に立てるわ。問題は、誰が使うかね」

※フィンゴルの手甲
HP+100、筋力と技術に+4、ダメージ+100の修正、朦朧70以上
(クラン以外が装備した場合クリティカル範囲+5)

※誰に装備させますか?

1 クラン
2 イマーラ
3 ウィル

※3票先取

1

神器をポンッとくれる気前のいい龍だいすき
まさかあのボタンがフィンゴルに化けるとは
フィンゴルか…フィンゴルかぁ…迷うな
これは主人公にこそ装備してほしい品ではあるけど…
万が一のためのステータス強化で死ににくくする意味でイマーラに1票
2

ちなみに場合によって戦闘前などにクランと付け替えることは出来ますか?

>>33
そういう局面が来る可能性はありますが、特定の指示がない場合は入れ替えはしません。

上げます。

2

もう一度上げます。0000までに決まらないならリセットです。

2

1→2に変える
クランはスキルや奥義習得で攻撃面での伸びしろがまだあるしイマーラがその分遅れそうなのを手甲で補うとしよう

自分が使うことも考えた。だけど、今後のことを考えると……

「これ、イマーラが使ってよ」

「え……私?」

「うん。クリスやドワーキンと戦うことを考えたら、僕が突出するよりは戦力を均した方がいいと思う。……どうかな」

師匠は無言で手甲を着けた。すぐに表情が驚きへと変わる。

「……凄い……!!力が漲ってくるよう……」

「そりゃあ『神器』だからねぇ。然るべき力量の人物が使えば一騎当千よ。
でもクラン、あなたそれで本当に良くって?あなたならそれこそベネディクトとも対等に戦える可能性があったのに」

「……その時はその時考えます。それに、僕だけで戦うものでもないですから」

僕はフローラさんに返す。彼女は「欲のない子ねえ」と肩を竦めた。

※0900ぐらいまででブラムドへの質問を自由安価で募集します。
そこまで色々知っているわけではないでしょうが、ブラムドはクランたちに対して友好的なので真摯には対応してくれます。

なお、何もない場合はそのまま帰還しラーナ組と一時合流になります。

・クリスがここを通過したかどうか
今欲しい情報としてはまずここを聞きたい

・ブラムドも一緒に地上に出てみる気はないか
ウィルやリーナたちとも会ってるというし再会させたら面白そうなのと、この会話イベント限りで別れるには惜しい

マイク・ダーレンとモナ夫妻がどんな人物だったのかを聞いてみるかな

>>42-43
両方とも採用します。

「ところで、クリス……翼人がここを通りませんでしたか?僕らはその男を追っているのですが」

01~89 知らない
90~98 誰かが来た気配はあったが、食事中でな
99、00偶数 食おうと思ったが嫌な気配がしたのでやめた(手負い確定)

はい

「いや、知らぬな。ここを通った人間は、貴女らで4組目だ」

「ここと違うルートをクリスは行っているわけね。27とか28階層の厄介なとこで野垂れ死んでくれればありがたいのだけど」

「そこまで愚かでもないでしょう?しかし、想定はしていた結果ね」

フローラさんの言葉に、デアドラさんが呆れた様子で返す。

「まあそれはそうとして。あなた、プレーンウォーク使えるのでしょう?
ここを出て外に出るつもりはないのかしら」

01~50 我の力は部分的なものだ
51~89 出たところで……
90~00 ふむ、こうすればいいのか(再判定)

はい

「我の力は部分的なものだ。この魔道具の力を借りているだけにすぎん」

よく見るとブラムドは腕輪を着けている。「拾い物だ」ということだ。

「なるほど、異空間から物を取り出すためにジュリアンが作った試作品ね。
結局一般人では使えなかったわけだけれども」

「つまり、プレーンウォークは使えない、ということですか」

それはそれで彼がちょっと寂しいかもしれない。しかも大封印が終われば、ここに誰かが来ることもなくなってしまうだろう。
一応、僕がたまに会いにくればいいだけのことなのだろうけど。

※85以上で?未満なら2100頃まで休憩(アイデアは受け付けます)

はい

おっすぃぃ......

99出したのに取り損ねるわいちたりないわ踏んだり蹴ったりだよちくしょう…

ナディアの時みたいにオリヴィアの力を借りて分析と対処法を聞くのがよさそう?
実行委員会の2人がいるしウィルコニアに行って審判の石使ってもらうというのも一案かな

プレーンウォーク機能ならクランの携帯電話に付いてて今はもう必要無いし、クランは別の携帯に機種変更しておさがりをあげるって手もあるかな
試作品のプレーンウォークは使えるんだし、知恵ある上位の龍っぽいブラムドなら魔翌力は問題ないだろう
ただ調整の手間は多少あるだろうけど

ブラムドの腕輪の完成品がクランの携帯かな?

「とにかく今日はここら辺で引き上げましょう。一度戻って打ち合わせしたいですね」

マルコさんが言う。ブラムド自身はどう考えてるか分からないけど、ここから出してあげたいな……誰かに相談すればいいのだろうか。
ただ、それもクリスやドワーキンの件が片付いてからだ。

「……最後に、ちょっといいですか」

師匠がブラムドに訊く。

「構わんが」

「300年前にあった人間……恐らくダーレン公とモナという女性だったかと思いますが。どんな人だったのですか」

ブラムドが懐かしそうに微笑んだ。

「男はとても禁欲的な男だった。『武とは何か』を常に問い続けていたような男であったよ。
女はそれに比べると奔放であったな。あやつらとの語らいは、長い人生の中でも最良の日々であった」

「……そうですか」

師匠が何か考えている。きっと、僕と同じようなことなんだろうな。

#

※合流します

#

「……なるほどねえ」

戻った僕たちはイーリスの大会議場に集まっていた。簡単な情報交換を行い、今後の方針はということになる。

「状況は決して悪くはない。むしろ順調だ。
ただ、どちらもすぐに大物と当たることになる。かたやクリス。もう片方は、『シュブニグラス』」

「どっちも強大なんでしょうけど、どっちが底知れないかと言われたら……」

1 クリス
2 シュブニグラス

※安価下、多数決ではないです

2

「シュブニグラス、かな」

僕は呟いた。

「そもそも『新人類』が何かすら分かってない。話から察するに、サイレスさんみたいなものなのだろうけど」

「そうね。私たちが会ったナイアだって、いまいち正体不明なのよね。
まあ、敵じゃないっぽいのは救いなんだけど」

ラーナの言葉にミラが頷く。

「クリスは、まだ30階手前か。あるいは、一緒にドワーキンと下に行った可能性は?」

「ないとは言い切れないかな。……傷を負わせたマリーンさん、どう思います?」

※80以下で可能性排除できず

「いえ、恐らくそれはない。脚の腱を斬ったから、治っているにしろ進行は遅かったはず。
ドワーキンが先を急いでいるなら、クリスは少なくともおいていかれている可能性が高い」

「……なるほど。となると2人ともそこまでは動けない?」

「全ての情報を総合すれば」

シデさんも首を縦に振った。

「クリスにせよ、シュブニグラスにせよ、討伐しようと思えばできるだろう。ただ、どちらも1人だけとは思わない方がいい」

「どういうことですか?」

「シュブニグラスの場合、道中にΩ……あるいはΩの改良型がいる可能性が高い。
1階の警報に引っ掛かっただけで、虚空からΩが召喚されたほどだ。ああいう仕掛けはまだあると見るべきだ。
クリスについてはよく知らない。ただ、中身がケインならやはりΩの召喚ぐらいはしてくるだろう。あれはケイン設計だからだ」

「一筋縄では、行きそうもないですね」

ミーシャが溜め息をつく。然るべき準備をした方がいいのかな。

「それと、さっき言った通り『社』2階に実験の被害者がいる。
シュブニグラスにも効くらしいから、薬を増やせないか『過去の世界』に行こうと思うのだが」

ミラが提案した。なるほど、色々選択肢はあるな。

ここは……

※92日目の方針

1 vsシュブニグラスに専念
2 vsクリスに専念
3 ミラと一緒に過去の世界に
4 修行など自由行動日とする
5 その他自由安価

※3票先取

5
社にはモニターもあったし第二世界からランダムを呼んでハッキングしてもらえば内部情報を盗める公算は高いのでは
シュブニグラス戦までいかずに偵察と探索をする手はあるかな

クリス戦はどうなんだろうか、次29Fだから確定遭遇?だとすると一緒にいるかもしれないドワーキンも含めて確実に倒さないと大封印に向かう所を追跡されるだろうし悩む所か

>>62
ハッキングについては低確率ですね。リスクはないとは言いません。
(ハッキング察知で??)

29階層にクリスがいるのは確定です。ドワーキンまでいるかは不明ですね。

2
ハッキングはしたいけど、トラップのリスクあるならまずは明日はクリス専念でもいい気もする
シデは相手を適切な処置するまで眠らせ続ける秘孔を突けるし、眠らせて第二世界に連れてってハーデンみたいに情報吐かせようとするのもアリかも
第二世界の結界は万全だし、ベネディクト世界とこの世界の門も使用不可にしたからもう発信器は問題ないだろう
最期はクリスの転生を防ぐためにブレイズにフルートで処理してもらおう

0000までに決まらない場合はリセットです。

2

>>62取り下げて2
薬も手に入ってるし社探索は中断してクリス戦に戦力割く方がいいか
同時進行でミラは過去世界に派遣して薬を届けてもらえば無駄なく行動できそう
クリス(ケイン)を倒しに行くと言えばエリックも来る気はするけどこの世界では因縁あったっけかな…

よく考えたら封印術もマナキャンセラーもあるし別に第二世界に連れて行く必要は無いか
ブレイズにフルート持参できて貰えば事足りるかな

今日はここまで。次回からvsクリス戦です。

「ここはクリスに専念しよう。これだけの人数がいれば、さすがに何とでもなるんじゃないかな」

「まあ確かに。じゃあ『社』とシュブニグラスはその後でいいか?」

「僕はそれでいいと思う。過去の世界に行くのも、それからかな。戦力は分散させたくないし」

デアドラさんが頷いた。

「同感ね。ただ、クリス……ケインなら間違いなく備えはしてる。油断は禁物よ」

「……心得てます」

【92日目】

※10未満で?

※イマーラ好感度特典による振り直し権消費推薦です

使いますか?

※2票先取

使う

使う

※振り直しです

はい

89日目からのこの判定は1階のみファンブル扱いで、前スレ>>443によるとクリス負傷のため難易度上昇は起きないはずですけど、ファンブル回避権で受けられないのでしょうか?

#

「準備はいい?」

皆が頷いた。総勢10人。戦闘できるのは8人だけだけど、それでも十分な人数だ。

※75以上でパーシャ登場

はい

「パーシャさんは『社』の監視に回ってるから総戦力ではないけど、まあこれだけいれば大丈夫じゃない?」

「そうだね。……じゃあ、行くよ」

空間に歪みを作る。……さあ、決戦だ。

【第29階層】

※コンマペナルティ
01~10 -30
11~25 -20
26~60 -10
61~84 -5
85~00 再判定(0は確定)

#

「……重いっ!!?」

踏み入れた先は……枯れた森。そして、これは……!?

チッ、と忌々しそうにフローラさんが舌打ちした。

「……重力魔法」

「え?」

「この階層一帯、全てに張ってあるわねぇ……これはケインの奴、完調と見るべきね。しかも……」

デアドラさんが頷く。

「そこかしこに機械兵を配置してる。……『第二世界』の援軍を呼ぶべきね」

朝にマルコさんは帰っている。一応、ここの様子を見てどうするかを判断する手筈ではあった。

※30以下で強襲

さて……どうする?

※呼びに戻る場合タイムロス1消費

1 そのまま行く
2 誰かを呼ぶ(要指定)

※3票先取(なお2の人物指定は別の安価として扱います)
※ランダムは非推薦です。ナガトは来れるか不明です

前作登場人物は技能や奥義関係はすべて使えますかね?
デメリットはありますか?

>>87
シデがそうであったように多少デチューンされている可能性はあります。
マルコは既にデチューンされていないのが確定していますが、サイファーやノワール、ヘカテルは分かりません。
(カレンは身体能力はそのままですが、アズーリがデチューンされる可能性があります)
一族系は全員多少なりともデチューンされてしまいます。

機械兵多数配置だから結界で守れるサイファーが安牌かと思ったけどデチューンされた場合、庇いきれずに被害が出て崩れるのが怖いな…
Ω相手でも対処できて時間遡行でダメージに対するケアもいけるからシデ呼ぶかい?

>>89
シデは既にいます。後追加で1人ということです。

シデもういるのか、失敬
誰呼ぶにしても不安は残るし、一か八か2でナガトを頼ってみたい

2
ナガトが来れるならナガト、無理ならサイファーって風に出来ますか

あと、今の戦闘メンバー8人って誰が居るのでしょう

>>92
どちらかしか選べません。

戦闘メンバーは9人の間違いでした。申し訳ありません。

クラン
ラーナ
イマーラ
ミラ
ナディア
シデ
ウィル
ミーシャ
マリーン

なお、余程のことがない限りこの後でグループに分かれます。

どちらかか…
なら>>92はサイファーで
秘奥義の真・結界は分からんけど、味方のダメージ軽減やヘイト集めダメージ肩代わり系は基本技能だから使えると思うし、短距離瞬間転移と無敵化が使用可能なのはイーリスでの爆弾処理で確認済みだから

上げます。

サイファー

安価止まってるしサイファーに変える

#

「……それで、俺を呼んだというわけだな」

僕はサイファーさんに頷いた。

「決戦です。でき得る最大の戦力で挑みたいのですが……」

「もちろん、快く受けさせてもらう」

※サイファーの状況
01~50 ただ、本来の力は出せないぞ(ステータス平均26、真・結界は使えない)
51~75 ただ、完調というほどではないな(ステータス平均28、真・結界は使えない)
76~84 特になし(ステータス平均30)
85~00 シデさんほどではないが、力になれるだろう(ステータス平均32)

「ただ、本来の力は出せないぞ。ここはあまりに魔素が薄い。
戦闘要員として期待され過ぎても困るが、それでいいなら」

「それで構いません」

イーリスで爆発を抑えきった彼の姿を思い出した。あれができるなら、デアドラさんたちの守りは任せても大丈夫のはずだ。

「分かった。では、行くか」

#

※20以下で帰還場所に……

はい

外はともかく穴の中であれば魔素が濃いから、もう一段二段上の力を出せたりしませんかね

#

「状況は変わらない、な」

相変わらず身体が重い。先は薄く霧がかかっていて、何が来るか読めない。

「機械兵がうろついているんですよね」

「ええ。人数はいるけど、安心はできないわ。何より、どこにクリスがいるか分からない」

「……そうなんですか?」

「この霧がそうさせているみたい。人工的なものなのかもしれないけど」

デアドラさんの言葉に、シデさんが唸った。

「手分けするか?」

「確かに……ひと固まりで移動すると探索効率は悪くなりますね。ただ、相手の戦力を考えるとどうしたものか……」

1 このまま行く
2 手分けして移動

※2票先取

1

1

1

「いえ、このまま行きましょう。確実に行かないと」

「了解だ。先頭は私とダリオ、殿はサイファーとウィル君がいいだろう。中団にクラン君たちでどうだろうか」

皆異論はなさそうだ。……さて、何が待つだろう?

※探索1回目
01~30 Ω数体(タイムロス2+戦闘)
31~60 Ω+ε数体(タイムロス1+戦闘?)
61~84 何もなし
85~00 クリスへの手掛かり発見(再判定)

#

「……何とか遭遇せずに済んでますね」

「一応、ダメ元で隠密魔法かけてるから。この霧は向こうにとってもこちらを感知できないのかもねえ」

フローラさんが呟いた。とりあえず、何とかなってはいる。

「ナディア、何か感じない?」

※80以上で?(探索が進むにつれ徐々に下がります)

はい

「……はい。あちらから邪の気配が……」

「距離は?」

「かなり遠いです。ただ、このままいけば……今日中には」

ウィルさんが頷いた。

「とりあえず、場所が分かったのは朗報かな。……先に進もう」

※探索2回目
01~30 Ω数体(タイムロス2+戦闘)
31~60 Ω+ε数体(タイムロス1+戦闘?)
61~84 何もなし
85~00 ショートカット?(再判定)

※探索回数がひとまず4回でロックされました



ガシャン


突然、近くに気配がした。目の前には……


※Ωの数
01~15 5体
16~75 3体
76~84 2体
85~00 2体だがシデが1体を瞬殺、ε数台が後方から現れる(戦闘回避の可能性あり)

4つ脚の機械が2体……これは!?

「Ωか……」

シデさんが身構えた。……戦わないといけないみたいだ。

※30以下でΩ強襲

とう

好感度ボーナスの戦闘中1回のやつって、奥義と同じで各戦闘で使えますよね?
>>116の判定をミラのボーナスで反転して92クリティカルに出来ますか

>>118
ターン開始からなので無理ですね。(Ω攻撃開始から戦闘になります)

機械の頭が赤く光った。シデさんの顔色が変わる。


「避けろっ!!」


2人、その声と逆の動きをした人がいる。サイファーさんとダリオさんだ。


「させるかっ!!!」


01~20 バリア発動、無敵化両方とも間に合わない
21~50 バリア発動のみ間に合う(シデ、クラン、イマーラ、ミラに回避判定)
51~84 両方とも間に合う(ただしこの戦闘ではバリア、無敵化ともに再度使えない。無敵化がこの後でも使えるかは判定)
85~00 上+無敵化はまだ使えることが確定

2筋の閃光を、サイファーさんとダリオさんが身を呈して受け止める。

「サイファーさんっ!!?」

「俺は大丈夫だ、この隙にっ!!」

【ターン1、距離10】

※Ω2体の割り振りをどうしますか?

1 シデに1体を任せて残り1体に専念
2 シデに誰かをつける(複数人可能)

※3票先取(誰かをつける場合には誰かを書いて下さい)
※シデはクリティカルさえ出れば倒せますが、1対1だと長引くかもしれません(そしてΩの攻撃は全体攻撃多めです)

1

2
クランの愉快なな仲間たち以外はシデにつける(ダリオ、ウィル、マリーン)
サイファーは後衛と非戦闘員の護衛かな

銃が厄介だし、イマーラの転移にクラン組前衛勢は便乗させてもらって一気に距離0に持って行けるかな

上げます。0000までに決まらない場合はリセットです。

>>124

>>124

今日はここまで。戦闘開始からです。

乙です
12スレ目の>>566で、ラーナの予知レベルは覚醒レベル5以上で昇格チャンスあるらしいですけど、結局5でも6でも無いままなので欲しいですね
ミーシャの特殊能力の魅力と金縛りは機械兵に効きますか?

>>129
予知については致命的レベルのコンマ回避用ですので、発動はしてません。
(最初の判定で-30の場合or2人とも庇えなかった場合は何かしらあったかと思います)
現在ラーナは覚醒レベル6ですが、この点は精度上昇などが今後あり得ます。

ミーシャの特殊能力はこのΩには効きません。

※まずお詫びを。

>>30でイマーラがフィンゴルの手甲を入手していますが、過去スレにはウィルも所持している旨の記述がありました。
矛盾していますが、これは敢えてそのままにします。上にもある通り、「ジュリアンの改良型」がイマーラに、プロトタイプがウィルに渡ったと解釈してください。
なお、ウィルのコンマ補正が覚醒レベル5相当だったのはこのためです。

「シデさん、ウィルさん、ダリオさんマリーンさんっ!!片方はそっちに任せます!!
もう片方は、僕らがっ!!サイファーさんはデアドラさんたちを守ってください!」

「分かった!!健闘を祈るっ!!」

シデさんが右のΩに向かっていく。僕も拳を構えた。

「クラン」

ちらっとイマーラがこちらを見る。差し出された手に、僕はその意図をすぐに把握した。

1 手を取る
2 やめる

※2票先取

「ちらっと師匠が」の間違いです。失礼しました。

1

1
つまりウィルの手甲もジュリアンに調整を頼めばイマーラのものと同等程度に強化できるって事かな
空き時間あれば依頼してみたい所

そういえばミラも無反動で死門開放使えるはずだけど、ミーシャはどうなんだろ
覚醒レベル6とはいえエメリア化をまだ経験してないから無理だろうか

【距離0へ】

僕はその手を取る。


「行くわよ」


視界が一気に変わる。気が付くと、僕らはΩの足元にいた。ここから一気に攻める!!


※50以下でΩ先制



ヴォン


Ωの首がこっちに向いた。……来るっ!!


※Ωの攻撃は……

01~50 熱線
51~84 キック
85~00 超音波

鋼鉄の脚が僕めがけて飛んできた。……当たったらさすがにまずい!

僕は瞬時に「死門」を解き放つ。一気に決めるっ!


※回避判定
100-32×2(至近距離のため)-20+20-10(クリンチワーク)=26以上で回避

※技術差は対機械では作用しません。ご注意を

よし幸先良い迎撃型零勁

※99クリティカルのためダメージ制限撤廃+α


……振りが甘いっ!!



僕はそれを避けると同時にがら空きの腹部に右拳を突き刺した!


※イマーラの好感度特典を使いますか?
(攻撃係数2に)
2票先取

使う

死門の効果に、攻撃1回分は攻撃係数1で計算というのもありますが、毘沙門とは別ですよね
係数1の方は空勁の時かな

使う
さっさと倒してしまおう

>>146
その理解でOKです。今回はカウンターなので適用されません。

※ダメージ
(コンマ下×15.75+100)×3

はい

ミラ好感度の+50も含むのでは

ダメージ 4175
Ω残りHP ?????(1万以上あります)

※+α分の判定
70以上で部位破壊

>>151
失礼しました。その通りですね。

またダメージを4倍に補正することもできます。今回は自動補正とします。

※ダメージ 5766

※部位破壊判定はクリティカルのため、次の攻撃が必中になります。

※加速装置は自動使用

※ΩのHP判定(場合によってはここで実質終わりです)

01~30 15000
31~60 12000
61~84 10000
85~00 10000(戦闘終了)



ガシャン


衝撃でΩの身体が傾いだ。これならばっ!!


※空勁→毘沙門の順で判定します。
空勁で削りきった場合、毘沙門は発動せず横のΩに向かいます。

※空勁
(コンマ下×31.5+150)×3

はい

ダメージ 4325
総ダメージ 10091

※1体目撃破

ちょっと短いですが今日はここまで。なお、もう一体との距離は3のためいきなりリバーブローから入れます。
また、2体ともクランが撃破した場合何かしらいいことがあるかもしれません。

おつです

目の前にΩの「頭」が現れた。「え」と言わんばかりにそれがこちらの方を少しだけ向く。

……当然、そんな好機を僕が逃すわけもない。


ベキィィィッッ!!!


渾身の一撃に、その頭部は粉微塵に砕けた。


「クランッ!!」

「分かってるっ!」


師匠の声に、僕はもう一体の方を見た。向こうはまだ、こちらに気付いてない?

01~25 気付いて攻撃
26~60 気付く
61~84 気付かない(不意討ち必中)
85~00 気付かない+α(直前にイマーラからの支援あり)

えい

……やはりこちらに気付いた気配はない。今だっ!!

距離があっという間に詰まる。僕はその脚部目掛けて左拳を振るった。

※ダメージ
(コンマ下1、2×10.5+150)×1.5-(コンマ下3、4×(35+25)÷2÷3)

はい

ラーナ好感度のクリティカル倍率+1って、2倍が3倍になるのかな
発動条件が条件だけに一番最初の好感度ボーナスの割に見覚えがない

>>169
その通りですね。この後の処理にも適用します。

>>165のコンマ反転もできますが、効果が薄いため振り直しの多数決にします。(好感度特典による)

1 振り直す
2 温存する

※2票先取

2

2

>>166がクリティカルのためダメージ3倍に(ラーナの好感度効果、トータル4.5倍)
(88や99ではないのでコンマの上乗せはなしです)

ダメージ 5117
Ω残りHP 4883

※煉獄発動
※ダメージ
(コンマ下1、2×10.5+150)×1.5-(コンマ下3、4×10)

コンマ下1、2が50以上で継続

はい

てい

>>174が99クリティカルのためコンマ下をダメージ判定に追加(最低30保証)

はい

はい

>>179にコンマ反転を使えば戦闘終了になります。

念のためですが、使いますか?
(低確率で増援あり)

1 使う
2 使わない

※2票先取

2
反転してもクリティカルにならないからメリット薄いな…

2
一応煉獄ターン残ってるし
イマーラの攻撃ターン、遠距離のラーナとナディアも

失礼しました。計算上ΩのHPはこれで削り切れていたようです。
上の多数決に関係なく戦闘終了でした。

少し描写を挟み、増援判定に入ります。



ドゴォッッ!!!


最初の一撃で「深く入った」手応えがあった。Ωの巨体が大きく揺れる。今だっ!!


ドゴッ、ドゴッ、ベキィィィッッ!!!


重低音が辺りに響く。金属の身体は大きく凹み、やがて原型を留めなくなる。


ボキィィッッッ!!!!


何発か目の連打で、「キューン…………」という音とともに金属の獣は動かなくなった。


「……ふうっ」


呆れたような顔で、シデさんが僕を見る。


「……まさか1人で殲滅するとは」

「運が良かっただけです。それに……」

僕は師匠を見た。彼女の瞬間転移がなければ、こんなにあっさり片付けられなかっただろう。

「ありがとう、イマーラ」

「ええ……良かった」

※15以下で増援

※クリティカル
(探索回数残り2回に)

※経験点300p、奥義習得ポイント5p獲得

今日はここまで。


幸運に幸運が重なりまくったとはいえ、前作シデの初戦闘を彷彿とさせるなぁ
経験値うまうま
1ターン撃破だし、タイムロス軽くなったりしないかな

>>189
書き忘れましたがタイムロスも1に軽減されます。

「……あら」

サイファーさんに守られていたフローラさんが何かに気付いたようだ。

「あそこにも転移のルーンが。ランダムはここも通っていたわけねぇ」

「恐らく階段自体を隠蔽してるのでしょう。クリスに気付かれないという確信があるみたいね」

デアドラさんが頷く。

「とにかく、ここを手早く片付けられたのも含め運がいい。先を急ごうか」

ウィルさんの言葉に従い、僕らは先へと進む。

※探索3回目
01~25 ?????
26~60 Ω+ε数体(タイムロス1+戦闘?)
61~84 何もなし
85~00 ショートカット?(再判定)

※探索はこれが最後になります。クリス陣営の判定を探索判定後行います



ガシャン、ガシャン


再び重低音が響く。視界にはΩと、それよりはやや小さい機械兵が3体。
霧で見えないけど、もっといるかもしれない。

「こいつらを片付けないと、話になりそうもないわね……」

ラーナが呟く。

※50以上でバリア再使用可能(ダリオ、コンマ下)
※65以上で無敵化再使用可能(サイファー、コンマ下2)

はい

「俺はあまり当てにしない方がいい。さっきのは1日1回限定だ」

サイファーさんが冷や汗を流している。ダリオさんは相変わらずだ。まあ、表情も何も見えないのだけど。

「私が庇えば問題はない。こいつらを滅しないことには話にならんのだろう?」

「そうですね。……片付けましょう」

シデさんが構える。こんな所で止まってはいられない。

※35以下で向こうが先制

はい

※こちらが先制

※戦闘は……

01~65 普通に進行
66~84 省略
85~00 省略+α(この後の戦力判定優遇)

短いですが今日はここまで。
多数決だけ取ります。

vsΩのメンバーを選んで下さい。

1 シデに全部任せる
2 クランとその仲間たち
3 クランとイマーラのみ
4 その他自由安価

※3票先取

なお、ΩのHPは1万固定です。

好感度ボーナスは3でも全員分入りますか?

>>206
同じ空間にいる以上は可とします。
ただ、戦闘が完全に分かれているケースは別です。
(例えば片方がvsΩ、もう片方がvsクリスで転戦できないほど離れている場合)

3

3

もしかしてvsΩって、Ωだけじゃなくてεも含むのでしょうか?
クランはともかく、イマーラはεに専念するにしても銃で狙われるとキツイか
εも含むなら>>208は取り消しで、後衛としてラーナとナディアにもサイファーたちが庇える位置からε掃討とサポートをしてもらったほうがいい
安価は4

>>210
Ω単体への割り振りです。余ったメンバーはεに向かいます。

3

失礼Ω単体なら3

今日の更新はお休みです。

「Ωは僕とイマーラでやります。シデさんたちは残りをっ」

「了解だ、頼む」

僕は師匠の手を握る。一気に仕留める!

【ターン1、距離10→0】

※加速装置を使いますか?
(連戦の可能性があります)

1 使う
2 使わない

※2票先取

使う
Ωはかなりの強敵だし

1
連戦あればシデ達も居るし

「アクセラレーションッ!!」

その叫びとともに、僕の視界は一変する。師匠の瞬間転移で、Ωの喉元に移動したのだ。

ここで手間取っていても仕方がない。一気に終わらせる!

※50以下でΩが行動

※Ωの攻撃は……

01~50 熱線
51~84 キック
85~00 超音波

はい

※回避判定
100-32×2(至近距離のため)-20+20-10(クリンチワーク)=26以上で回避

※描写は途中までカット

すぐに僕らに気付いたのか、Ωの鋼鉄の脚が飛んできた。しかし巨体らしい鈍さだけに、避けることそのものは容易い。
次は、こちらの番だっ!!

溜めを作りそれを一気に解放させる。まずはここから!!

※空勁発動

ダメージ
(コンマ下×10.5+150)×4
(ミラの補正は自動適用)

はい

コンマ反転したら、アミールの首飾り使うの防げる・・・?

※クリティカル(以下クリティカル範囲は90以上に)

※ダメージ 7591
(クリティカルのため乗数+3)
(ラーナの好感度効果を適用)

※煉獄発動(恐らくこれで終わりますが、念のため判定)

※ダメージ
(コンマ下1、2×10.5+150)-(コンマ下3、4×10)

コンマ下1、2が50以上で継続

>>227
防げますね。

一度多数決に切り替えます。

コンマ反転を

1 使う
2 使わない

※2票先取

煉獄で消費する可能性はあるけど・・・
1

1

ダメージ 8253

煉獄のダメージ判定を行います。コンマ下4まで

はい

ダメージ 328
(累積8581)

※煉獄継続、コンマ下4まで

ほい

※Ω撃破、経験点100p、奥義習得ポイント2p
(経験点1021p、奥義習得ポイント22p)


ゴォッッッ!!!


鈍い音と手応えが響く。会心の手応えだ。

僕はそこから一気に連打を叩き込む。凹みはやがて穴となり、金属の胴体が貫かれた。


「ピー…………」


悲しげな音とともにΩが沈黙する。よしっ。


※εの状況

01~10 誰かが負傷
11~25 やや苦戦ぎみ
26~84 問題なし
85~00 問題なし(連戦なし)

おりゃ

周りを見ると、シデさんやウィルさんが事も無げに機械兵を打ち倒していた。……やっぱりさすがだな。

「……これで最後ッ!!」

ラーナが光の槍を突き刺すと、残った1体も沈黙した。

「ちょっと時間を取られたな。クリスがいるところは近いのでしたっけ?」

「ええ。……恐らくは……」

※30以下で連戦(1回のみファンブル扱い)

※偶奇判定です。

奇数……ファンブル回避権利全消費
偶数……連戦なし、クリス単独&手負い確定

コンマ下3

ksk

した

またやばい場面で00が出てしまった
偶数頼む

※97のため偶数扱いに

今日はここまで。GW中は更新が遅くなります。


おけおけグッジョブクリティカル
こういうもしものために、前スレさっさと埋めてボーナスワンチャンあったほうがいいかも


前スレ>>1000GJ、巻き戻し権ゲットでストック2回分に戻った

前スレ>>1000おつ

※前スレ1000により巻き戻し権利ストック(残り2回)

急にデアドラさんが訝しげになった。

「……近いわね。でもこれって」

シデさんも頷く。

「いるな。しかし、1人でいるというのは……それも、生命力が弱い」

「罠ですかね」

「可能性はある。自死して『血の呪い』で私たちを殺す、というのはなくはない。
ただ、クリスがケインなら……そういうことをするだろうか。ドワーキンがそのように仕向けたというなら理解するが」

「単にマリーンさんの傷が癒えてないだけ、というのは」

マリーンさんが刀を見た。

「あるかもしれない。これで斬られた傷は治りが遅いから」

「止めを刺す好機ではあるというわけですね」

ウィルさんが唸った。

1 このまま進む
2 一度引き上げる

※3票先取

1
封印術もマナキャンセラーもあるし
封印術の準備が出来るならしておいてもいいかもくらいか
血の呪い発動に間に合わないなら、クランやシデの時間遡行で死なないようにすれば良い

1

1

「このまま進みましょう。回復されても厄介ですし」

「そうだな。では、行こう」

シデさんを先頭に前へと進む。そして、枯れた木々の中心に巨岩が見えた。その上には……


「来たね」


黒い帽子と黒い服を着た男が、その頂上に座っていた。服は袈裟状に紅く染まっている。

「……クリスだな」

「……機械の獣を放っておいたのだがね。……シデ、そしてダリオか」

忌々しそうにクリスが吐き捨てる。

「どうやら私たちが来たのは、予想外だったようだな」

「……全くだ。大封印には辿り着けず、マリーンにまで手傷を負わされる始末だ。
やはり、馴染んだとはいえ所詮は転生体……本来の肉体には能わずだな」

距離はまだ15メドほどある。シデさんは目で「まだ時じゃない」と指示した。

「万策は尽きたはずだ。罠を張って待っているとしても、クラン君ならお前を倒すことは容易だ」

「俺に何を要求する?異世界のシデ・スナイダよ。殺すなら一思いに殺せばいい」

シデさんが悩んでいる。確かに、ここで一気にイマーラと行けば、恐らくは倒せるだろう。
ただ、クリスの声色には余裕がある。何かがあるはずだ。

01~70 何もなし
71~84 ラーナが発言
85~00 再判定(ラーナが発言か???)

※特になし

※多数決(重要分岐になり得ます)

1 一気に攻める
2 シデに会話を任せる
3 その他自由安価

※3票先取

3
一緒にいたであろうドワーキンはどうしたのか聞いてみる
動向を聞けてもいいし、見捨てられたとかならそこから揺さぶりをかけられるかもしれない

上げます。

>>265

>>265

……今はまだ動く時じゃない。それよりも、訊くべきことがあるはずだ。

「……ドワーキンはどうした」

※クリスの反応

7の倍数……チッ
15の倍数……いえいえこれは失礼
ゾロ目、85~00……クリスの表情が一瞬険しくなった
それ以外……知らんな

はい

「知らんな」

クリスは平然と答える。このぐらいで動揺するような相手ではない、か。
ただ、ドワーキンと組んで何か罠を張っている可能性は捨てきれない。ここはシデさんにもう少し任せよう。

「お前たちの意図は読めている。ドワーキンがいる場所もな。第40階層、かつてお前が『病院』と称して作らせた一大実験施設。
そこに眠る『新人類』……特に、私すら知らない『クトゥルフ』という存在を目覚めさせようという魂胆だろう?」

「仮にそうだとして、俺が何か吐くとでも?」

「思わないな。だが、ブレイズならどうかな」

クリスが暫し黙る。そして……

01~70 退き時だ、プランBに移る
71~84 退き時だ、プランBに……「できるかな?」
85~00 ……クソがっ

「退き時だ、プランBに移……」

「できるかな?」

ニィとサイファーさんが笑う。その手が握っているのは……

10の倍数、ゾロ目、85~00……シデ
5の倍数……ダリオ
それ以外……ミラ

はい

……シデさんの手??これはどういう……


ヴォン


一瞬のうちに2人が視界から消えた!!?


※35以上で逃走阻止成功



「何ッ!!?」


クリスの顔が驚愕で歪む。それでも目の前に現れた2人に対し、凄まじい勢いで黒い剣を振るった。


「させるかよっっ!!!」


歯を食い縛ってサイファーさんがそれを受け止める。一瞬、鮮血が迸った。
ニヤリ、とクリスが嘲笑う。しかし、それはすぐに落胆……というより絶望へと変わった。


「何……だと……??」


サイファーさんはゆっくりと倒れる。……いや、倒れ込んだ。
それは、傷のせいではなく……シデさんの攻撃を通すための、偽装だ。


「終わりだッッ!!!」


※15以下で?

はい

ファンブル回避権ではない程度でもラーナの予知案件だろうか

シデが攻撃してる訳だけど、戦闘コンマ扱いにならないのかな

シデさんの拳がクリスの胴体を貫こうとした、その刹那。


「感心しませんな」


それは何者かの手によって受け止められた。……老紳士??


「……ドワーキンッッ!!いつの間にッ!?」

「いやいや、ここまで間抜けとは思いませんでしたよ。所詮、ケインはケインでしかないですな」

クリスと共に、老紳士が消える。巨岩の下に、彼らはいた。

「ド、ドワーキンっっ……」

「異世界のあの若者の力量を全く知らず、クランという子とイマーラというエルフだけに備えをしていたのは愚かでしたな。
私が察知していなければ、確実に死んでいた……いや、マナキャンセラーがあるようですから、生け捕りにされブレイズに頭を弄られるだけでしたな」

ドワーキンは穏やかな笑みを絶やさない。

クリスとは、全く桁の違う威圧感だ。……この人数でもなお、勝てるかどうか?

「た、助かった……」

01~65 いえいえ、貴方には死んでもらいます
66~84 そうですねえ……まあ、「まだ」生きて貰いましょうか
85~00 イマーラが僕を見た

はい

※99クリティカル(クリス捕縛確定)

クリスの言葉に、ドワーキンが静かに言う。

「そうですねえ……まあ、『まだ』生きて貰いましょうか」

「え」

クリスの表情が固まる。

「クラン」

イマーラが僕に手を差し出した。


……好機ということか!


僕はすかさず彼女の手を取る。そして……


ヴォン


ドワーキンの懐に、瞬時に入る。右拳に、全ての力を集約し……解き放つ!!!


「む」


「毘沙門ッッッ!!!!」


渾身の一撃をドワーキンに放つ。男は一気に10メドほど吹っ飛んだ。
そして、その隙に上からシデさんとサイファーさんが降りてくる。


「見事だクラン君っ」


ドゴッッッッッ!!!!!


「グエッッッッッ」


深々と、シデさんの拳がクリスに刺さる。悶絶する彼に、サイファーさんが慣れた様子でマナキャンセラーを着けた。


※ドワーキンのダメージ
01~84 無傷
85~98 軽傷
99、00 再判定

ドワーキンの方を見る。すぐに立ち上がり、パンパンと埃を払っていた。


……あれだけきれいに入って、効いた様子がない!!?


「いやあ、あそこで攻めるとは意表を突かれました。拳も確かにいいものがあります。御美事です」


穏やかな笑みのまま、ドワーキンは称賛の言葉を向ける。


……化け物かっ!!?


驚愕する僕らをよそに、ドワーキンは言葉を続ける。

「まあ、そこの一族のなり損ないは煮るなり焼くなり好きにするとよろしい。
ここで皆さんを消し炭にしてもいいですが……シデとクラン君、そして『j』の娘。さらにはダリオまでいる現状では、こちらも無傷では済みますまい。ここでお暇させて頂きましょう」

そう言い残すと、ドワーキンは何処へと消えた。

※経験点150p、奥義習得ポイント2p

今日はここまで。

なお、サイファーの取った手が誰かによってクリスの逃走阻止確率は変動していました。
(ミラで25%、ダリオで50%)


ドワーキンの乱入には肝が冷えたけど何とかなって一安心
しかし不意打ちの毘沙門食らって無傷なのは何のカラクリなんだかね、或いはとっさの攻撃で死門解放してなくて全力じゃなかったのか…ドワーキンにはまだ謎も多いし依然気は抜けないか

前作と前々作の主人公のコンビとかマジで燃える展開じゃねーか

「……何だったんだあいつは」

呆然とするウィルさんに、顔色が真っ青になったフローラさんが告げる。

「あいつが、ドワーキン……先の大戦ではこちら側だったけど、ただ機が熟すのを待っていただけの大狸よ」

「しかもただの狸じゃない。オルドにすら匹敵する力を持つ、あの男の半身とすら言える存在」

デアドラさんにサイファーさんが頷く。

「俺は過去の……『破滅の日』の詳細を知っているから分かりますよ。オルドを唆し、世界の破滅を引き起こしたのはあいつです」

「え」

「嘘」

「何だと」

デアドラさんとフローラさんが口々に言う。クリスすら、驚いた様子を見せた。

「『一族』すら知り得ないことでしたからね。俺も色々あって、この事実を知りました。
まあ、俺の世界のドワーキンは何とか倒せましたが……この世界のはどうもそう楽でもないらしい」

「そうだな。……あれは、間違いなく強い。ベネディクトともいい勝負か、それ以上か……。
ともあれ、あれが諸悪の根源の一人だ。私たちが束になって、ようやく勝ち目が出るかといった所か」

シデさんも厳しい表情だ。

僕の「毘沙門」は確かに当たった。それも手応えすらあった。
にもかかわらず平然とされているなんて……

「……なぜ、クランの攻撃は効かなかったのでしょう」

師匠も同じ思いらしい。

※シデの反応
01~50 分からない
51~84 恐らくあれは……
85~00 上+α

はい

はい

一族の力が色々使えるなら、サイファーの無敵化じゃないかなぁ

「分からない。何かしらあるのか、それとも奴の力量が遥かに上なのか……」

シデさんすら計りかねているようだ。とにかく、まだ強くならないと……話にならないかもしれない。

「でもまあ、クリスを捕まえたのは大きいわよね。で、どうする?」

ラーナが言うと、師匠の目が殺気で満ちたのが分かった。
師匠にとっては、前の旦那さんの仇だから当然だろうけど……

1 イマーラに委ねる
2 一度戻ってイーリスで尋問
3 一度戻って第二世界で尋問(ブレイズによる尋問、「壊れる」可能性があります)
4 その他自由安価

※3票先取
※0000までに決まらないならリセット

4
ブレイズをこっちに呼びたい、ダリオの記憶回復も試してみたいし

>>298
ブレイズを呼ぶなら誰かを返すことになりそうですね(恐らくはまだ滞在中で出番がないケイ)。

なお、ブレイズは第二世界でマリーンを殺されたためケインに対して恨み骨髄に至っています。
もちろんクリス≠第二世界のクリスとは理解していますが……

ではリセットし改めて多数決します。

>>298

上げます。

もう一度上げます。

3でダリオも連れて行く

ダリオ連れて行けるなら、>>301を取り消しで3に変更

>>304

「いや、一度戻ろう。サイファーさん、そちらに一度お邪魔していいですか?」

「……ブレイズさんか。尋問者としては適切なように見えるが、そうでもないような」

「え?」

サイファーさんが困ったように頭をかきながらマリーンさんを見た。

「いや、俺の世界ではマリーンさんはクリスに殺されてるんだよ。といっても、こいつとは別人だけどな。
で、『永遠に死に続ける』ようにして封印したんだ。絶対に復活できないように」

「……あ」

チッ、という舌打ちがクリスから聞こえた。なるほど、やはり何か仕組んでたのか。

「で、ブレイズさんがこいつを見てキレないとも限らない。というより、尋問より先に封印したがるだろうな。同じ手段で。
情報を聞き出したいならこっちでやってもいいかと思ったんだが」

「なるほど……でも、とりあえずそれでお願いします。ダリオさんの記憶も戻してほしいですし」

「……了解だ。じゃあ、一度俺も戻ろう。そっちの方が、話も通りやすいだろう」

※視点選択

1 クラン
2 サイファー

※2票先取

あ、でもそっかこうするとイマーラ連れていけないのか
クリス[ピーーー]時には立ち会わせてやりたいけど

安価はクランで

1

#

僕とサイファーさん、そしてダリオさんはクリスを連れて第二世界へとやってきた。
心なしか、前に来た時より王宮前が賑やかになったような気がする。

「随分平和な所であるな」

フードをすっぽりと被ったダリオさんが言う。さすがにあの外見ではどこでも騒ぎになるだろう。

「まあ、当面の脅威は去りましたからね。警戒は解けませんが」

「脅威?」

「こちらの話です」

ふと王宮入口を見ると、コーウィンさんとジェラードさん、それにブレイズさんが待っているのが分かった。こうして見ると壮観だな……。

「そっちの案件は終わったみたいだね」

「ええ、まあ。こいつが向こうの世界の『クリス』……というかケインですね」

心底見下した目でコーウィンさんがクリスを見下ろす。

「……間違いなさそうだな。さすがにあの戦力だ、捕縛も容易だったか」

クックック、と愉快そうにブレイズさんが笑う。

「……ろくに戦ってすらいないようですよ。向こうの世界のマリーンに手傷を負わされた挙げ句、ほぼ抵抗できずシデとサイファーにやられたようです」

「……どこの世界も、ケインはケインだな」

コーウィンさんの言葉に、サイファーさんが苦笑する。

「そう言うと『壊れた世界』の彼が拗ねますよ。彼は……為すべきことをやり遂げましたから」

「確かに」

クリスは終始無言だ。覚悟を決めたのだろうか。

01~20 ……え?(1回のみファンブル扱い)
21~89 最期に、頼みがある
90~00 最期に、頼みが「とっとと『殺し』ますか」

「……最期に、頼みがある。死ぬなら、ここでない方がいい」

「え?」

「死ぬなら生まれた世界がいい。代わりに、ドワーキンについての情報を教える」

※70以上で?
(未満の場合多数決へ)

はい

※ファンブル回避権利消費(残り4回)、再判定

※多数決へ

1 言う通りにする
2 無視する

3票先取

1

1

1

2
どんな情報であれブレイズに頭覗かせる方が手っ取り早いだろうし>>311の判定表を見るにこっちが正解に見える
この頼みに罠がないとも限らん

「……分かった。そうしよう」

「クラン君っ!!?」

サイファーさんが叫んだ。確かに、これは罠かもしれない。

だけど……あのドワーキンという男は謎だらけだ。賭けてみる価値はある。

「ブレイズさん、大丈夫なんですか?」

「……心を閉ざしてますね。フルートなしでは、なかなか突破は難しいかと」

サイファーさんが溜め息をついた。

「……本当にいいんだな?」

「ええ。お願いします」

#

僕らの世界の、サンタヴィルの高原へと移る。一応、介錯人は師匠に頼むことにした。

「……で、ドワーキンについての情報は?」

01~40 クックック
41~89 何故無傷だったかだが……
90~00 上+α

元の世界に戻すとか転生される危険がヤバそうだけど遅かったか

「何故無傷だったかだが……そのヒントは、ダリオにある」

「……ダリオさん?」

「そうだ。目にしただろう?あの男の力を」

ダリオさんの力?……まさか。

「あの防壁かっ!!?ということはつまり、俺の……」

「御明察だ。貴様らより、もっと効率のいい張り方をしているが基本は同じだ。
全ての攻撃を無効化する『絶対防壁』。それを破らない限り、勝ち目はない」

「打開策は?」

01~60 知らんな
61~89 取引だ
90~00 取引……

「取引……」

『その必要はない』

頭の中で声がした。こっちの世界の「コーウィン」さんだ。

「え?」

『小僧、未熟にも程がある。無条件で物を教えるほど、この男に良心があると思ったか?
この男の特殊能力は『憑依』。そして、残ったケインの落とし子は……』

体温が一気に下がるのを感じた。まさか!!?

「トンプソン司教!!?」

師匠とサイファーさんは、不思議そうに僕を見ている。彼らに僕らの会話は聞こえない。
クリスだけは、何かが起こったのを察したようだった。

※50以下でクリスが自殺を図る

はい

※クリティカル

「チイッ!!!」

クリスが大きく口を開けた。まさかっ、舌を噛み切るつもりか!!


「もう手遅れだっ!!また会おう愚か者よ!!!」


バキイッ


その刹那、クリスの顎が砕かれた。師匠の脚が、下顎だけを的確に蹴り抜いたのだ。


「……簡単に死なせると思った?」


「あ、が……」


クリスは細かく痙攣している。幾ら手傷があるとはいえ、これが僕らの恐れた闇ギルドの首魁か……なんと惨めな。

「……何かをしようとしたみたいだな」

「すみません……僕が甘かったです」

意識を再び脳内へと向ける。

「で、どうすればドワーキンを?」

『ケインの話から判断するに、方法は2つ。まず、神器での攻撃。それでもほとんど攻撃は通らないが、素手よりはるかにいい。
もう一つは、因果律をねじ曲げること』

「それはどうやって?」

『平たく言えば、小型の『大封印』に奴を誘導するのだ。そして、因果律が曲がって弱体化したところを叩く。
封印のやり方は、ランダムらが知っている。お前たちなら、命を賭さずともできるはずだ』

「なら、それがいいのでは」

『一長一短だ。恐らく、因果律の変化を維持するには何人かがそれに専念しなければならない。つまり、手数は減る。
神器は見付けられればその分の手数は出る。今はそのエルフの小娘のと、イーリスにいる若造のしかないが』

……なるほど。とにかく、方法は2つあるわけだな。

『これは終末兵士や『新人類』にも適用できるやり方だ。
小僧の判断は間違いもいいところだったが、その情報を知れたのは怪我の功名だ』

「は、はは……」

僕は苦笑するしかない。まあ、結果的にはよかったのかな……

「何話してるか知らないが、とりあえず俺の世界に戻るか?」

※90以上でクランに追加能力

はい

今日はここまで。

この日のアミール首飾りは使ってないから、85以上になって範囲内では?
>>229で反転しといて良かった…!

>>332
その通りですね。失礼しました。
どんな能力かはお楽しみに。

乙です
結果的にクランらしい選択かつ最上の結果で良かった


>>279でクリスが使った黒い剣も回収できれば使えるのかな
メインキャラの中に剣士はいないし(一応ヒースコート伯爵が装備可能?)、元の持ち主であろうブランドもこの世界においては死んでるから敵に対する武器として考えるにはちと弱そうだが

>>335
使えますね(なおワーウィンドルです)。ただ最適化には時間が要ります。
片手剣を使うのはミーシャですから、ちょうどいいでしょう。

イーリスにいる若造ってウィルで、無印フィンゴルでしょうか
神器持ちといえば、マリーンも紅蓮姫を持ってますし、壊れた世界のブレイズが持っていたフルートもありますね
その余ったフルートを何か別の形に改造するか、ブレイズの強化に使えたりしないかな

あとシデもフィンゴル着けてるはずか
サイファーたちは不明だけど

マルコのクリムゾン忘れてた
連投すみません
他にはどうだったか

剣使いはミーシャがいけるか、一緒に戦闘したのだいぶ前だから忘れてた
前作キャラはサイファーが真打・村正、火蓮がアズーリ、ヘカテルがヴォーパルブレード・改持ちだね(トニーもフィンゴル持ちだけどこっちに来る理由が現状ないから除外)
ただ前作キャラは本人・装備共にデチューンされる可能性あるから敵ブレイズのフルートやワーウィンドルをどうにか利用するというのがリスクは軽そう
或いは穴の探索で見つけるというのも一案、サンタも出そうだしね

jって取り込んだものによって強化されるよね
マリーンが持ってる壊れた世界のブレイズのフルートを取り込んで…とか出来ないかな

現時点で存在する神器は以下のはずです。

ウィル…調整前フィンゴル
イマーラ…改良版フィンゴル
マリーン…紅蓮姫
(放置状態…ロビントンのフルート)
(クリス…調整前ワーウィンドル)

また、前作と前々作キャラは基本神器装備です。ただ、マルコのクリムゾン以外は性能がフルに発揮できるのか不明です。
(サイファーの村正はデチューン確定)

「あっ、はい。戻りま……」

ちょっと待てよ。因果律……封印……ラーナが覚えてきた術と、何か似てるのかな。
彼女から簡単な原理は聞いている。僕にはできそうもないと思っていたけど……

僕はクリスに手をかざした。

「クラン?」

「ごめん、ちょっと試してみる」

ラーナの封印術とは少し違うかもしれない。だけど、上手くすれば……

※???????習得の可否
01~50 うーん、ラーナに相談しよう(習得判定は後日)
51~75 練習すればできるかな(経験点300p消費で習得可能、要詠唱4ターン(高速詠唱3で1ターン))
76~89 あ、できた(経験点不要、後は条件同じ)
90~00 あ、できた(要詠唱3ターン)

※奥義ではないですが改良は可能です



ビシュッ


手から光る縄のような物が飛び出した。しかし、それはクリスには巻き付かない。

「クラン、今のは?」

「うん、さっき『コーウィン』さんと話してて思い付いたんだ。詳しいことはあとで話すけど、ラーナの封印術の簡易版みたいなのができるかも」

「簡易版?」

「相手の動きを強制的に止める術、かな。止まってるクリスにすらマトモに当たらないけど、多分練習すればできるようになると思う」

これを使いこなせれば、かなり戦いに幅ができるはずだ。そして、これは……多分ドワーキンにも効く。

※サイコバインド
経験点300pで習得できます。命中判定に成功すれば、相手の「全行動」を封じることができます。
毎ターン抵抗判定がありますが、当たれば最低でも1ターンは行動を止めることができるため、かなり強力です。
ただ詠唱に4ターンかかるため、高速詠唱3(80p)はほぼ不可欠です。
(高速詠唱4は奥義扱いであり、魔法拳士をサブで取らないといけません。現状では加速装置との併用が現実的でしょう)

#

「やはり罠でしたか」

呆れたようにブレイズさんが言う。

「どうにも貴方には甘さがありますね。それは長所でもありますが……」

「まあまあ。ドワーキンへの対処法が分かったのは収穫ですよ」

サイファーさんがブレイズさんを宥めた。さすがに返す言葉もない。

「で、どうするかな。ブレイズとしては僕らの世界の『クリス』のようにしてやりたいところだと思うけど」

「そうですね。多少準備が面倒ですが、まあそれが良いでしょう。
永遠に死に続けるのが、やはりこの男には相応しい」

ジェラードさんが頷いた。クリスはというと、恐怖からか震えている。本当に小者なんだな。

※90以上で?

※命乞いなし

※2300までクリスへの最後の一言(質問)を自由安価で募集します。
もちろん、本当のことを言うとは限りません。このままブレイズに「殺させ」ても問題はありません。
基本的にはコンマが最も大きいものを採用します。

イマーラの前の夫のあれとかでいいんじゃないか名前忘れたけど
あの世で詫びつづけろー的な

今はシルクハット被ってるか知らんが、化けの皮が剥がれたというかなんというか、黒い燕尾服にスキンヘッドの容姿でブルブル震えてるのか…(呆れ
質問はクトゥルフやシュブニグラス等の新人類について…って思ったけど、出るかも分からない半端な情報より>>349の方がいいね
[ピーーー]前に頭を覗いて情報出せるならその辺知りたいけど
どうせ死なせ続けるなら強引に覗いて「壊れ」ても問題ないだろうし

上げます。

駄目元で社内部の詳細な情報を聞きたい、聞けるなら40Fの病院も

>>352を採用します。なおゾロ目のため、多少優遇されます。

「……ちょっといいですか」

「ん、何か訊くつもりなのかな。本当のことを言うとは思えないが」

「一応、念のためです」

ジェラードさんに断りを入れ、僕はクリスに目線を合わせるためにしゃがんだ。

「……惨めだね」

「……何とでも言うがいい」

「いつもそうやって、裏をかいたつもりでいたみたいだけど、そんなのは続きはしない。
僕よりうんと長生きしてたみたいだけど、そんなことも分からないんだね」

クリスはわなわなと震えている。さぞ屈辱的だろうな。
でも、ここで奴を苛めるのが目的じゃない。

「訊きたいことがあるんだ。『社』と第40階層。それぞれの構造について、知ってることを教えて。
もちろん、本当のことを言うとは思ってないけど……ドワーキンに使われたまま終わるのは嫌だろ?」

クリスがなぜ、ドワーキンの情報を教えたのか。それは、トンプソン司教を乗っ取るための時間稼ぎというだけじゃないはずだ。
多分、あれは奴なりの復讐の意味もあったんじゃないか?

クリスは口を開く。

※「社」地下について(コンマ下)
01~75 知るか
76~89 ショートカットの情報(真偽不明)
90~00 ショートカットの情報(真実)

※第40階層について(コンマ下2)
01~50 …………
51~89 ……忘れた
90~00 クトゥルフについての情報

はい

はい

今日はここまで。

>>350
今作でのモデルはサガ1のアレなので、妙に小物なのは割と仕様です。呆気ない所まで同じになったのは偶然ですが。

「……知るか。『穴』についても忘れた」

……微妙に言い方が違う。忘れたということは、知っているということか。

「……ブレイズさん」

「了解です。『壊した』上で、後日ご説明しましょう」

「『壊す』?おい何をするつもりだ」

ブレイズさんがニコリと嗤う。

「それは貴方も良く知っているでしょう?その上で、永遠の責め苦を与えましょう。それが貴方に相応しい」

顔面蒼白のクリスの縄を取ると、ブレイズさんが歪みを開いた。

「では、また」

そう言うと、あっという間に彼らはどこかへと消えた。

「何をするつもりなんですか」

「『ロビントンのフルート』を使って、無理矢理に思考を覗くんだろうな。
そして、精神を破壊した上で永遠に抜け出せない『棺』へと封印する、のだそうだ。
あの人はできるだけ敵に回したくはないな」

サイファーさんが汗を垂らしながら苦笑する。……よく「壊れた世界」の彼に勝てたな。

「さて、ダリオについては後日でいいかな?挙動は落ち着いているようだけど」

「構わない。今日はこっちで泊まるのか」

「君が良ければ」

「僕は一度帰ります。じゃあ、また明日にでも」

「了解だ」

※30以上で追加イベント

はい

#

「……そう」

戻ってクリスの「最期」を伝えると、師匠は小さくそう答えた。表情は晴れない。

「自分で、とどめ刺したかったよね」

「……仕方ないわ。殺せないなら、ああするしかなかった。それは分かってる。でも……」

他の皆も複雑そうな表情だ。決着は付いた。でも……何かすっきりしない。

「これで良かったのは分かってるけどね……。結局、あいつ何がしたかったのかな」

「……分からない。ドワーキンと目的は同じなんだろうけど」

でも、多分ドワーキンにとってクリスはただの駒だ。クリスにとってハーデンやアヴェルがそうであったように。
あるいはベネディクトにとって「壊れた世界」の「ブレイズ」や「ランダム」がそうであったように。

そのことをどう思っていたのかは、分からずじまいだ。

「トンプソン司教に連絡は」

「一応。丁重にお礼を言われたよ。これで束縛から解放されるって」

ふむ、とミラが唸った。

※5の倍数で?ゾロ目か90以上なら別イベント

はい

「……まあいいか」

「どうしたのミラ」

「いや、何でもない。多分、気のせいだ」

ミラはそう言うと、あむっと近くにあった干し葡萄を口に放り込んだ。

「とにかく、明日どうしようか。まだ『社』の探索は終わってないけど」

※93日目方針

1 「社」を探索
2 「穴」を探索
3 第2世界に行く(同行者を選べます)
4 過去の世界に行く(同行者を選べます)
5 その他自由安価

※3票先取

5
とりあえず、穴の大封印に居るランダムが待ってるだろうし合流して事の顛末を伝えるのと、神器の在り処にも心当たりが無いか聞いてみる
第二世界のジュリアンに神器の調整やウィルのフィンゴルの改良も依頼したい
可能なら、社を探索して新人類の情報を探ったり6階でハッキングしたり
用意できる戦力によってはグループに分かれて並列して行いたいね

社で入手した薬品類は、シュブニグラスを倒して改良型死病アンプルを入手してから過去の世界に解析に持っていくのでどうだろう
もしかしたら社6階や地下とかで情報や他の薬が手に入るかもそれないし
社2階の子はドワーキンを片付けた後やエンディング後案件かな

大筋は>>364に同意
ブラムド用に携帯を調整して渡そうみたいな話もあったし第二世界からジュリアンを呼んで28Fに行ってもらう、来られるならブラムドと一緒に地上に出てほしい所
30Fで3人目と合流して大封印の件を解決する
社の探索
この3つを分担して進めたい

>>329に師匠出てきてるんだけどいないの?

>>366
329は今作世界ですね。その後サイファーと前作世界に行った時はついてきていません。
で、今は今作世界に戻っているという具合です(つまり現在は一緒にいます)。

なお、まだ決定はしていません。

>>364>>365の案にのる
まずはランダムに会おう

念のため、>>364>>365の案と同一扱いでOKです
明日のイベントの流れによっては細かい部分が変わる可能性はありますし

少しごちゃごちゃしているのでまとめますと……

・第二世界班(ジュリアンにワーウィンドル改良などの依頼)
・「穴」探索班(大封印到達まで)
・「社」探索班(vsシュブニグラスなど)

の3グループに分かれるということでいいでしょうか。
明日朝までに異論がなければこれで行きます。

なお、一応ですがスムーズに3人目に辿り着けるとは限りません。(テストがある可能性はあります)

社探索は>>364にあるように他の薬とか情報とかを探すのを優先したい
シュブニグラス戦に向けた好材料が出るならともかく現状じゃまだ情報不足は否めない所

では>>371で進めます。

「3つに組を分けよう。まず、『3人目』に会いに行く組。もう一つは『社』を探索する組。
といってもシュブニグラスを倒すというよりは、追加探索の組だけど」

「残り1つは?」

「第二世界に行く組、かな。ケインが持ってた剣とか、テルモンで手に入れたフルートとかは神器らしいし。
ジュリアンさんに改良してもらうとかもできるんじゃないかな。
余裕があればブラムドのことも相談したいしね」

「なるほど。ただ、人数は大分少なくなるな。第二世界からのメンバーを除くと、意外と少ないぞ」

ミラの言う通りではある。確か、同一人物が2日続けて来ることはできないらしいからサイファーさんには頼れない。

※93日目に呼ぶ人物をまず決めます。2票先取

マルコ

マルコ

「マルコさんにしよう。彼はこっちに来てもほとんど力が変わらないみたいだし」

「彼か。あれは確かに……あとは3グループの配分だな」

そこは問題だ。今のうちに決めておきたいけど。

※3グループを決めます。まず、「穴」探索班からです。
2票入った人物から決めます。上限4人です。

※動ける人物は以下の通りです。

クラン
イマーラ
ラーナ
ミラ
ナディア
ミーシャ
ウィル
マルコ
シデ
マリーン
(ダリオは第二世界にいるため、すぐには動けません)

クラン、イマーラ、マルコ

クラン、イマーラ、マリーン

上げます。

なお、0000までに決まらない場合はクランとイマーラ(とデアドラ、フローラ)になります。

>>378のマルコをマリーンに変更
回復と遠距離手段が無くなるけど、社の死病対策として遠距離は有効だろうしまぁ

※「穴」班は決定

※続いて「社」班も決めます。上限は5人です。2票先取とします。

ラーナ、ミラ、ナディア、マルコ、シデ
ミーシャとウィルは神器の調整、強化もあるから第二世界行きかな

特に異論挟む余地なさそうだから>>384のメンバーに1票

「じゃあ、『3人目』の所には僕とイマーラ、それとマリーンさんで行くよ。後の皆は『社』にお願い」

「了解だ。第二世界には行かなくていいのか?」

「そっちにはミーシャとウィルさんに向かってもらうつもり。
ウィルさんは確かイマーラと同じ手甲持ってるし、ミーシャにはクリスから奪った剣を使ってもらおうと思ってるから」

「なるほど。神器とやらの方は、そっちに任せるってことだな」

僕はミラに頷いた。

「じゃあ、そんな感じで。皆、頑張ろうね」

※90以上で?(99、00偶数なら重要イベント)

【93日目】

※どのパートから始めますか?2票先取
※視点は「穴」のみクランですが後は選択できます

穴から

穴探索から

ここから先は少し長めになるため、続きは明日です。

#

「これでよし、と」

デアドラさんとフローラさんが、クリスがいた岩の周辺に何かの紋様を描いた。

「これは?」

「真の第30階層へと続く道を開けるためのルーン。もう一つの階段は、あっちにあるけど」

フローラさんが向こうを指差した。何かの建物みたいなのがある。

「『穴』は階段を何らかの方法で塞がれると、別の階段を生成するらしいわ。だからこうして階段を封印すると、代わりの階段ができる。
ドワーキンは多分、そっちから下に向かってる」

「向こうは用無しなんですよね」

「ええ。まあ、確実に罠ばかりでしょうね」

そう言うと、2人は詠唱を始めた。岩が金色に光っていく。そして、1分ほどすると……


パンッッ


破裂音と共に岩は消え、質素な階段がそこに残った。

「じゃあ行くわよ。第30階層『大図書館』」

【第30階層「大図書館」】

※コンマ修正
01~25 -20
25~50 -10
51~70 -5
71~84 0
85~00 0(かなり早くハブに会えます)

はい

※振り直し権を使いますか?
※2票先取

1

1じゃねぇ使う

使う

※再判定です

※クリティカル、再判定

01~30 1段階昇格
31~84 2段階昇格
85~00 3段階昇格

はい

#

「……随分静かね。図書館だから、当然かしら」

師匠が呟く。古い本特有の、埃と黴の臭いが鼻を突いた。

「ここには、『穴』の記憶が本の形で収容されてるわ。私たちも、全てを読むのは不可能よ。
『破滅の日』以前の人類がどういう歴史を辿ってきたかがほとんどだけど」

「読むことは?」

「止めないわ。ただ、今は先を急ぐべきと思うけど」

※本を

1 読む
2 読まない

※2票先取
※本の内容は指定できます(あるかどうか、内容が役立つかは別の問題)

2
ある程度事態が落ち着くか知識が必要な展開になったらまた来ればいいか

破滅の日前だったらいいや2

「ですね。『大封印』はどちらに」

「あのルーンの上に乗れば転移できるわ。あれは、大図書館の幾つかの場所と繋がってるの。その一つが『大封印』の入口」

何かの機械みたいな物に乗ると、「ヴォン」と音がした。5人全員が乗って、デアドラさんが機械を操作すると……景色が変わった。

目の前には、重厚な扉。その前には、全身緑の男がいた。
耳は尖っていてエルフみたいだけど、肌の色は緑でそこは全然違う。

「……デアドラ様、フローラ様。そしてマリーン様、お待ちしておりました」

「ハブ、留守ご苦労様でした。守護の役割、大義でしたね」

恭しく、緑の男「ハブ」がデアドラさんにかしずく。

「いえいえ。退屈は全くしませんでしたよ。1回、2人組の鼠が来ましたが」

「少しは構えば良かったのに」

「ハハハ、それでも良かったのですがね。……で、この2人が噂の客人ですか」

ジロジロとハブが僕を見る。

01~50 腕試しをしてもいいかな
51~84 ふむ
85~00 なるほど

「腕試しをしてもいいかな」

「え?」

「君がただの人間でないのは知っている。ただ、真に『封印の間』に行くに足る人物か……見せてもらいたくてね」

「ハブっ!!?」

ハブはデアドラさんに笑いかける。

「なあに……俺に倒される程度ならそこまでということ。何より、退屈はしませんでしたが身体は鈍ってましてね。……どうだ、やるか」

「いいでしょう」

僕は間合いを取って構える。

※ハブの武器
4の倍数…ロッド(魔法系)
4の倍数+1…長剣
4の倍数+2…突剣
4の倍数+3…長槍

ゾロ目、85以上…素手

はい

ナメック星人を想像すればいいのか

※突剣、射程2?

「言うまでもないが、手出しは無用だ。遠慮はいらない、かかってこい」

すっとハブが突剣を抜いた。剣士……それも手数が多い感じか。

「……行きます」

【ターン1、距離10→6?】

※洞察判定
100-24×2-30=22以上で成功

※成功(成功範囲内なのでファンブルではありません)

※戦闘中コンマ修正+10
※ハブの技術は30

相対してすぐ分かった。……相当の使い手だ。
死門解放なしだとかなり厳しい相手だっただろう。リーナさんたちがすぐに敵わないと判断したのも頷ける。

とにかくここから踏み込まないと話にもならない。問題は、相手の出方だ。

※ハブの行動

01~10 ……ログルス
11~25 ……ダッ
26~84 (通常行動)
85~00 (通常行動)(次ターンの特殊行動無し)

※次回以降クリティカル範囲90以上に

【距離2】


タッ


ハブも一気に距離を詰めて来た。さすがに速いっ。

しかし、そこから何か仕掛けてくる感じはしない。……どういうことだろう?

【ターン2、距離2】

※先読み判定、12以上で成功
(100-24×2-30-10)
※特殊行動がないため、成功した場合は即先手を取れます

はい

※先制

※加速装置を自動発動します。
0000までに異論がなければリバーブロー→空勁の順で発動します。
(なお、一定ダメージが入るとそこで戦闘が終わります)

今日はここまで。回避判定→ダメージ判定となります。

考えても仕方がない。踏み込めばすぐに届く距離だ。
ここは……一気にやらせてもらう!!

※50以下で???発動

はい

えい

※「幻影」発動無し

命中判定 05以上で命中(最低保証、コンマ下1、2)

※2発目クリティカル(攻撃側ダメージ2倍)

ダメージ
(コンマ下×15.75+150)×2-(コンマ下3×30÷4)
(コンマ下2×10.5+150)-(コンマ下4×7.5)

※ハブは筋力、技術ともに30
※イマーラの絆効果は自動適用しています

えい

※便宜上1発目と2発目を入れ替えた判定になっています

はい

>>427のみ再判定

奇数……ファンブル回避権全消費
偶数……戦闘終了、煉獄が進化

コンマ下3

たのみます
ksk

ksk

煉獄進化ナイス
ここで回避権無くなると他のパートがヤバすぎるからよかった

※戦闘終了、経験点100p、奥義習得ポイント3p

昼に再開します。なお、煉獄の使用可能回数が1回→2回になります。
改良の方向性ですが、どちらがいいか多数決を取ります。

1 蹴り始動型(距離3の双龍脚から発動、朦朧75以上で発動)
2 近接発動型(全至近距離攻撃から発動、朦朧70以上)

※3票先取

蹴り始動の場合、至近距離の朦朧の条件はどうなりますか?

>>436
変わらず85以上ですね。

うーんなら2

上げます。

2

2

2

一歩みたいなスタイルになるな結局

※戦闘終了

一瞬で懐に潜り込む。右手を前に出す突剣の構えからは、僕の左拳は死角になる。

「!?」

ハブも気付いたようだったけど、反応が遅れた。僕は体重を乗せた一撃を、下から上へと突き上げる!


ドスッッッッ!!!!


「ウグォッ!!?」


呻き声とともに、ハブが宙へと浮かぶ。もちろん、その隙を逃す僕じゃない。


ドスッ、メキィッ、ボゴォッ!!!


立て続けに「煉獄」の連打が入る。……これ、大丈夫なのかな……


と思った刹那、ハブの姿が消えた。


「ちょっとやり過ぎよ!!」

デアドラさんが僕の後ろから叫ぶ。腕の中には、ボロボロのハブがいた。

「……あ」

「手加減なしとは言っても、あのままじゃ殺す所だったわよ??ちょっと、本当に大丈夫なんでしょうね」

「……つよ……いな……」

ニヤリとハブが僕に目線を向けた。一応、息はあるみたいだ。

「……ハブさん」

「デアドラ、さん……捨て置いて下さい。俺も長く、生きすぎた。
……グフッ、ここで書庫の、番をするのも……飽きた所です、し」

僕は慌てて彼の元に向かった。「時間遡行」なら、彼を治せるはずだ。

※30以上で回復

損傷が激しい腹の辺りに手を置く。

「……今から、治します」

「……おま、え……」

手が白く光る。その光はハブさんの身体全体に拡がっていった。
3分ほどして、僕の体力の限界とともに、彼の身体は元に戻った。

「はあっ、はあっ……」

「これは……」

「ジェラードの『時間遡行』……。『エメリア』に覚醒手前だけあって、えげつないわね」

フローラさんが呆れた様子で言う。

「……このまま死なせてくれればよかったものを」

「まだ……死ぬ時じゃないと、思うんです……ダーレン寺というところの近くに、『穴』から出てきた魔物がいます。
あなたの居場所も、その辺りにあるはずです。……特に、あなたが『武』を重んじるのであれば」

「俺は『魔の物』だぞ。本質的に、人とは交われん」

「その長たる者も、僕の仲間にいます。……彼女が全て取りなしてくれますよ」

ハブさんは少し黙った後、静かに微笑んだ。

「……いいだろう。その心根も含め、この先に行くべき人間と理解した。
扉は俺が開く。……ついてこい」

書庫の奥に、ひときわ重厚な扉が見えた。それをハブさんが押すと……


「待っていたぞ」


※「3人目」の様子
01~35 息絶えそう
36~75 かなり年老いている
76~90 通常通り
91~00 上+α(ある判定をスキップ)

どこまでも拡がる白い空間。それはまるで、僕が「コーウィン」さんと出会ったあの空間のようだ。
一つ違うのは、大きなヒビ……というより、割れ目が地面に走っているということだ。


そこに、「3人目」は立っていた。第二世界の彼よりは老けているけど、威厳は彼の方がある。


「……ランダム」

「デアドラ、フローラ。遅かったな。あれだけ御膳立てあいてやったのに、待ちくたびれたぞ。……マリーンもいるか」

彼女は無言で跪いた。「3人目」が小さく首を縦に振る。

「そして、クラン。よく来てくれた。これから『封印の儀』に入るが……これが済めば、地上から二度と『穴』に入ることはできなくなる。
プレーンウォークができる人間と、俺たち『一族』以外は、立ち入ることはできまい」

「僕は、何を」

「見届けるのだ。封印の完成を」

「なぜ見届ける必要があるんですか?」

師匠が一歩前に出た。「3人目」が目を閉じる。

「……不測の事態に備えて、だ。俺も、デアドラもフローラも、もうかつての力はない。
もし足りなかった場合に、お前の力が要る。やってくれるか」

「ええ、もちろん」

「……よし。ならば始めるか」

3人が2メドほどの距離を取り、地割れを取り囲んだ。ちょうど三角形の頂点にいるみたいな感じだ。

「………………」

「………………」

「………………」

無言で3人が集中している。そして、彼らの髪が金色に逆立ち始めた。


「……行くぞっ!!!!」


ビシィィィッッッ


甲高い音が響く。地割れが、急速に埋まり始めていた。


※大封印判定1回目
01~40 再び溝が拡がっていく
41~89 グウッッッ
90~00 ビシッ、ビシビシッッ!!!

はい

「グウッッッ!!!」

「3人目」が唸った。顔からは汗が吹き出ている。

「ランダムさんっっ!!!」

「まだいいっ、もう少し、やるぞっ!!!」

「「分かった!!!」」

再び念を込める。地割れの距離は、さらに縮まっていく。

※大封印判定1回目
01~50 再び溝が拡がっていく
51~89 ビシッ、ビシビシッッ!!
90~00 グオオオオオッッッ!!!



ビシッ、ビシビシッッ!!!


地割れが塞がり始めた!!


「よしっ、最後の仕上げ行くぞ!!!」

「3人目」が結ぶ印に力を込めた。

※大封印判定3回目
01~60 再び溝が拡がっていく
61~89 ビシィィィッッッ!!!!
90~00 上+α

はい



ビシィィィッッッ!!!


…………


……


「3人目」とデアドラさん、そしてフローラさんがその場に座り込んだ。

「……何とか……俺たちだけでできたな」

「……そうね……このために魔力をプールしていた甲斐はあった」

デアドラさんとフローラさんは、首飾りを手にとって見ている。宝石が欠けているのが分かった。

「すまんな。俺1人でメンテできれば良かったが」

「死ぬつもりだったでしょ?それはできないし、させないわよ。
生き続けて、『一族』のいない世界の行く末を見届けること。それが私たちの使命でしょうに」

「……それもそうか」

「3人目」がフローラさんに笑いかけた。……初めて、「第二世界」の彼のような表情を見た気がする。

「……でも、最後にあいつだけは何とかしないと、ね」

「……ドワーキンだな」

デアドラさんが頷いた。

「こればかりは俺たちじゃどうしようもできない。クラン、お前にかかっている」

「ええ、分かってます」

※現在タイムロスは0です。1(ないしはそれ以上)を使って質問ができます。

質問したい方は自由安価にて「3人目」への質問内容を書いてください。
0900までを制限時間とします。

なお、先を急ぐが3票入った場合、クランたちは第31階層に向かいます。
(ただ、ここからはクラン、イマーラ、マリーンの3人PTです)

質問というより今までの情報共有を兼ねて一度地上に戻りたい
あと>>446の流れ見るとハブも一緒に地上に出るのかな、大図書館の書物の話を何かしら聞けそうでもある

>>456
地上に一緒に戻ることは可能ですね。

0900まで追加がなければ一度地上に帰還します(視点変更)。

地上に帰還します。更新時間は不明です。

「一度、地上に戻りましょう。何かあったら、すぐに動けるようにしないと」

「……そうだな。あとは、ドワーキンの出方次第だ」

※視点変更します。

1 「社」(視点はラーナかナディア)
2 第二世界(視点はウィル)

※3票先取

1

1

1

※「社」へ移動
視点は

1 ラーナ
2 ナディア

※2票先取

2

2

#

「また戻ってきたわね」

私たちは「社」の6階に戻ってきた。もう少し探索をするということだけど、どうするのかな。

「一気に『シュブニグラス』の所まで行くのもいいが……やはり、下調べだな」

「……これ、使い方分かる人いる?マエザキさんの所にあったのと、似たようなものみたいだけど」

ラーナさんが、光る板を指差した。

※60以上でミラが手を挙げる

※クリティカル
(覚醒レベル6のため、ミラの行動においてクリティカル範囲は90以上です)

「それの使い方なら覚えた。要は『ハッキング』すればいいんだろう?」

「は、はっきんぐ?」

ミラさん以外の皆が呆気に取られている。ミラさんはニッと笑った。

「『j』がなぜ究極生物と呼ばれるか、それは知能も人智を超えているからだ。まあ、よく見ておけ」

ミラさんが背中から光る触手みたいなのを出し、機械に差し入れた。そして、光る板についた鍵盤みたいなのを凄まじい速度で叩いていく。

「すご……」

「……セキュリティがかかってるな。ここも外しておくか」

すると、建物の絵が光る板に表れた。

「これが『社』の全体像だ。どこに何があるか、大体分かる。
シュブニグラスはここ。地下10階だな。エレベーターだと地下9階までしか行けない」

「どうしてですか?」

「地下9階に、絶対に出られないよう多重にセキュリティがかかってるからだ」

※70以下で?

※????あり

「で、そこにはご丁寧に門番がいる」

「門番?」

「そう。対『新人類』の特注機械兵、exΩ……という名らしい。こっちにデータはないが、別の所に管理システムがある」

※制御システムの場所

5の倍数 4階
それ以外 3階

ゾロ目、95以上 1階(無条件)

はい

「管理システムは3階。まあせいぜいデータを読み取れるくらいだろうな。
あと、1階のようなトラップが地下9階にはてんこ盛りだ。そのスイッチもここで切ることになる」

「3階って……Ωっていう機械兵がいるところじゃ」

「そういうことだな。それを守護するための門番というわけだ。まあ、行くしかないだろう」

ラーナさんが手を挙げる。

「ちょっといい?そこの管理システムを使ってその……エクスオメガ、だっけ?それ止められるのかな」

「分からんが、期待はしない方がいいな。せいぜいデータを取れるだけだろう。
あと、地下9階は狭い。6人以上での行動は意味がないと思うべきだ」

「じゃあ、そいつを倒したら一回引き揚げる?」

「どうだろうな。シュブニグラスが脱走する可能性は、結構あると思う。
ざっくり見たところ、こいつは私たちを目標に『作られた』だけに知能も高い。気を付けるべきだな」

「どういう生き物なのか分かる?」

※50以上で基礎情報、80以上でかなり深い情報(90以上で?)

ほい

はい

※相当深い情報

「……あった、これだな」

また絵が出てくる。……裸の女の人?
髪は緑、顔は……整ってるけど何か不気味だ。

「……人間じゃないの?」

「違うな。構造から違う。
私も『新人類』とは500年前に戦ったが、見た目だけは人間に近い。ただ、別物だ」

シデさんの言葉に、ミラさんが頷く。

「そういうこと。遺伝子レベルで違う。下にいるナイアってのと違い、人類に強い憎悪を抱いてる。
能力は私に近いな。不定形で、姿を幾らでも変えられる。ナイアも同じようなことができるけど、それよりもさらにバリエーションが豊富。
何より、身体を銃器に変えることができる。これが凄まじく厄介だね」

「……銃器?」

「そう。遠距離からぶちまけられたら一溜りもない。もちろん、近接したら私みたいに手を剣にすることもできる。
もちろん魔法も使う。普通に戦ったら面倒極まりない」

マルコさんが前に出た。

「これは僕かサイファーさん、そしてダリオさんの力が必要ですかね」

「攻撃の遮断、だな。そして、遠距離に滅法強い君ということか」

シデさんにマルコさんが頷く。

「まあ、簡単には討伐させてくれそうもないですね」

「ただ、手の内は分かった。何より、私並みかそれより強い程度。これなら、どうとでもなるはずだ……多分」

「多分?」

マルコさんが訝しげにミラさんに言った。

「実は、セキュリティが最高レベルのブラックボックスに入ったデータが残っている。そこはまだ見てない。
無謀だと思うが、もう一度こじ開けてみるか」

※70以上で???

※クリティカル
(隠し球はなし、クトゥルフ関連)

寝落ちしそうなので今日はここまで。

ミラ有能定期
ついでにナイア閉じ込めてる結界解除とか出来ないかな

乙です
冷蔵庫の薬品目録くらいデータとしてあるんじゃなかろうか
死病から救う方法はワンチャン程度というか後回しにしても、色々薬品あったしスターダストやその上位版とかありそう


さらっとセキュリティ解除してくれたし何かしらアイテム探したりとか各フロアの詳細を含めた情報まで全部頂戴するのも余裕そうね、ブラックボックスすら暴いてしまったし

ミラちゃんは最初アホの子だったのにどんどん賢くなってしまう

ミラさんがまた何か作業を始めた。……しばらくして、彼女の手が止まる。

「……驚いたな」

「え?」

「ブラックボックスの中身が分かった。シュブニグラスについての情報はないが、クトゥルフはあった」

「本当に?」

無言で頷いたミラさんのもとに皆が集まる。もちろん、私もだ。

「どうもシュブニグラスの失敗を元に作られた個体らしい。見た目は少年……なのかどうか分からないが、これはかなり厄介だな」

絵は翼人のようだ。……これって。

「……エメリア?」

「人工エメリア、というべき存在だな。ただ、あまりに強大で全てを壊しかねないから、クリス……というよりその基のケインは研究を止めた」

「ただ、その素体はまだ第40階層にあるってわけだね」

マルコさんが渋い顔になった。

「そういうことだ。ただ、完成させるにはまだ至ってないはず。
そして、単体なら私とクランが『エメリア化』すれば止まる。このスペック通りなら」

「スペック通りなら、ね。ドワーキンは、僕らの世界ではアミールさんやフレールさんに神器を与えてた。
つまり、全身神器装備のクトゥルフが出てきてもおかしくはない」

「……考えたくもないな」

ミラさんが天を仰いだ。

「他に何かない?」

ラーナさんの言葉に、ミラさんは……

01~70 これ以上はないな
71~94 再判定
95~00 ???

「いや、これ以上はないな。ただ、相手の持ち札が分かったのは良かった。
少なくとも、現状で全く手に追えない相手でないのは間違いない」

「まあ、昨日の見てるとドワーキンの方が余程得体が知れないよね。クランの一撃でもピンピンしてるんだもの」

「そういうことだな。で、これからどうする」

1 ナイアに会いに行く
2 3階に行く
3 4階に行く
4 一度引き上げる
5 その他自由安価

※3票先取

5
4Fには何かあるのかどうかだけミラにハッキングさせてみる
ラーナの感知では何も出なかったけど他に何か出てくるかもしれない、何もなければスルーして3Fに向かえばよし

上げます。0000までに決まらない場合はリセットです。

>>489

>>489

>>489

リセットされています。上2票は有効です。

>>489

「とりあえず、4階に何かないか探れません?何かあったらそっち優先で、ないようなら3階にってことで」

「……とりあえずやってみるか」

ミラさんがまた何か作業を始めた。

※4階の状況

01~60 こちらにはデータがないな
61~75 ただの居住スペースだな
76~89 ???があるな
90~00 ???????

はい

「こちらには何もデータがないな。まあ、行ってみないと何とも言えないってとこか」

「じゃあ3階だね。まあシデさんもいるし、大丈夫だとは思うけど」

※3階への移動手段

1 5階→4階と順に降りる
2 ミラのプレーンウォークを使う

※イベント発生確率は1、リスクの低さは2です
※2票先取

2

1

1

2

「とりあえず、順番に降りましょうか」

ここに来るまでにはナイアさんのいる所を通る必要がある。
そういえば彼、どうしてるのかな。

床の穴から下に降りると、ナイアさんは何やら絵を描いていた。

「おや、皆さん。エレベーターは使われないのですか」

「3階に、地下9階の罠を解除する機械があるみたいで。先にそっちをと」

「なるほど、そうですか。薬は結局どうするつもりですか」

「別の所に行って調べてもらいます。シュブニグラスは、薬なしでも戦えるかと」

ナイアさんが苦笑した。

「随分腕に自信がおありのようだ。ただ、シデ・スナイダがいるなら無理もありませんかね」

「あの薬は、2階の子に使わせてもらうつもりだ。改良の上で、だが」

「そうですか。それはそれで、一つの選択でしょう」

※85以上で?

「では、御武運を」

そう言うとナイアさんは絵を描く作業に戻ってしまった。何というか、あまりこの世界のことに関心がないのかな。

#

私たちは階段に戻ってきた。まずは3階まで降りよう。

※25以下で???

はい

※特になし

#

「……見た目は静かなんだよね」

ラーナさんの言葉に、マルコさんが銃を抜いた。

「とりあえず見敵必殺で行こう。相手は重火器持ちだ。接近すらできない可能性がある」

「ああ。この狭い空間だ、避ける余地は少ない。ラーナ君とナディア君は後方支援に徹してくれ」

「……はい」

ゆっくりと歩を進める。

※罠判定1回目
01~20 警報
21~50 ガシャッ
51~89 何もなし
90~00 巡回中のΩを発見



ガシャッ


赤い光が私たちを照らした。……見付かった!?


※巡回中だったのは……

01~60 Ω
61~89 ε
90~00 ε(マルコが瞬殺)

短いですが今日はここまで。

そこにいたのは、2足歩行型の機械兵だった。巨大な頭部をこちらに向けてくる。

「εかっ!!」

マルコさんが銃を向ける。

※20以上で先制

※攻撃結果

01~30 損壊中程度
31~60 損壊大
61~94 破壊
95~00 上+α(コントロールルームまで遭遇なし)

はい



ビシュウッッ!!!


赤い光が機械兵に突き刺さる。ボスッボスッと破壊音が聞こえるけど……

「浅かったっ、来るぞっ!!」


ヴィーン……


機械兵の銃口が、私たちに向けられた。


※攻撃判定の対象
01~50 全員
51~94 シデとミラのみ
95~00 上(確定回避)

はい

※回避判定
05以上(シデ、コンマ下1、最低保証)
10以上(ミラ、コンマ下2)

v



ダダダダダッッ!!!


爆音と共に前衛のシデさんとミラさんが横に跳んだ。銃弾と思われる細かい粒が、床に当たって弾けている。

「とっとと片付けるわよ!!」

ラーナさんがロッドを向けた。私も「足がらめ」の準備をする。

01~30 ヴィー、ヴィー!!!
31~50 損傷大どまり
51~94 破壊(ただし即増援可能性はそれなり)
95~00 破壊(増援なし)



ヴィー、ヴィー!!!


その時、目の前の機械兵がけたたましい音を鳴らし始めた!!!
これって、1階のと同じ……


バシュン!!!


私たちを機械兵が取り囲む!!


※増援は……
01~30 Ω3体
31~60 Ω2体
61~80 Ω1体、ε2体
81~94 ε3体
95~00 ε2体(目の前にいるεはシデが撃破)

※60以下の場合、巻き戻し権発動の多数決を取ります

※クリティカル、再判定

01~65 昇格
66~94 2段階昇格
95~00 ε1体(シデとミラが瞬殺)

はい

同じような機械兵が奥に1体、私たちの後方に2体現れた!!

「4体か……一気に増えたな」

さすがのミラさんも険しい顔だ。とりあえず、この2体は私とラーナさんで何とかしなきゃ……!!

【ターン1、距離6】

※先制判定
35以上で先制

※奥の2体はシデとミラが処理します。が、確率で全体攻撃が来ます
※手早く片付けないとシデとミラ以外は手痛い打撃を受ける可能性大です

※先制

まずは足搦めだ。精神を集中させると、床から木の根が生えてくる。


「行けっ!!!」


それはεの足に絡みつく!


※100-22×3=34以上で成功(コンマ下1、2)
※足搦めは3体まで同時に適用できます

はぁ



バリバリバリッッ!!!


それはε2体の身体を覆った。まだ動けるみたいだけど、これならラーナさんの攻撃はまず当たるはず……!!

「ナディア、ありがとうね!!」

ラーナはそう叫ぶと、ロッドをεたちに向ける。

「ライトニングランスッッ!!」

※命中判定
05以上で命中(コンマ下1、2、共に最低保証)

※ダメージ判定は簡略化します(Ω以上から正確にやります)

はい

※命中

※ダメージ(コンマ下1、2)
01~40 損傷中
41~75 損傷大
76~89 破壊
90~00 破壊+α(奥の戦闘が有利に)

はい

はい



ドゴォ、ドゴォッッ!!!


轟音が2回響く。目の前の機械兵の半分が、どこかにこそげ落ちていた。


「キ、キキッッ…………」

まだ微かに動いている。でも、これなら何とかなりそうだ。

問題は……奥の2体。

※25以下で全体攻撃

はい

「シイッッッ!」

裂帛の気合いと共にシデさんが最奥の機械兵に向かう。銃弾を軽く交わし、あっという間に懐に潜り込んだ!?

※ダメージ

01~10 損傷中
11~30 損傷大
31~89 破壊
90~00 上+α

てい



バキイッッ


一撃で機械兵が両断された!?……やっぱりあの人、凄すぎる……

ミラさんはというと、既に壊れかけの機械兵に迫っている。

※15以下で全体攻撃



ザンッッ


ミラさんも腕の剣で一刀両断にしてみせた。あとは、この2体だけ……


※30以上でマルコが破壊

はい

「エネルギー充填に時間がかかるっ、もう一息だっ」

マルコさんが叫ぶ。まだ目の前の2体は……沈黙してない。

※30以下で攻撃へ(コンマ下1、2)
※両方とも攻撃してこない場合マルコの攻撃で終了

はい

※攻撃1回

回避判定

100-26×3=22以上(ラーナ、コンマ下1)
100-22×3=34以上(ナディア、コンマ下2)

※足搦めによりこれでも当たりにくくなっています

はい



ギ、ギギ……


根に絡み取られた機械兵の銃がこちらに向く。……まずいっ!!


ドドドドドッ!!!


「キャッ!!?」

「ウワアッ!!?」


降り注ぐ銃弾を私たちは何とかかわした。銃が自由に動かなかったからか、方向が読めたのが救いだった。


「2人ともどいてっ」


マルコさんの声が響く。すぐに、赤い光が私たちの横をすり抜けていった。


ドゴオオオッッ


それはεの胴体に大きい穴を作る。2体とも、そのまま機能を停止したようだった。

「……ふう。ありがとう、マルコさん」

「いや、僕の方が年下みたいだし呼び捨てでいいよ。……にしても、油断も隙もないな」

ε4体の残骸を見て、マルコさんが溜め息をついた。

「この分だと、奥に行くのも一苦労だな。どうする?撤収して増援を呼ぶ手もあるが」

「いや、この狭さだとこの人数が限界だろう。もう少し先に進んでからでもいい」

ミラさんにシデさんが首を振った。確かに、この狭さだとそこまで自由には動けない。
挟み撃ちにされて無事だったのは、運が良かっただけだ。

「目的の部屋まではもう少しね。そこにも何かいるから、気を付けましょ」

※探索2回目、コントロールルーム前

01~15 警報
16~40 Ω2体(警報による増援可能性あり)
41~94 Ω1体(同上)
95~00 Ω1体(増援なし)

今の戦いナディア結構役に立ってたけど、経験点何点だろう?

>>556
ε相手なのでまだ加算してません。この階の探索が終わった時点で判断しますが、現状だと30p以上ですね。

「……まあ、いるよね」

最奥には4つ脚の機械兵が辺りをキョロキョロと見渡していた。物陰に隠れているけど、接近するのは簡単じゃない。

「遠距離で一気に潰すか、ナディアさんが木の根で動きを封じるか……かな」

マルコさんが思案している。ここからΩまでの距離は15メドぐらい。見付かったらかなり不利な状況だ。

1 マルコとラーナに任せる
2 まずはナディアにやらせる
3 一度撤退
4 その他自由安価

※2票先取
※1の場合その後にナディアの足搦めになります。2はその逆です

2

2
マルコとラーナで決め切るのは難しいだろうし、不意打ちで当てられるなら行動阻害かな

「私がやります」

狙撃と違って、私のは見えていればそこまで誤差なくできる。
精神を集中して……

※100-22×3+5=39以上で成功
(距離ペナルティがやや生じます)



バリバリバリッ


木の根がΩの脚に絡み付いたのが分かった。これならばっ!!

「ラーナさんっ、マルコさんっ、今ですっ!!」

「了解っ!!」

※15以上で命中(距離補正につきペナルティ、最低保証、コンマ下1、2)
※コンマ下1がマルコ、コンマ下2がラーナ

※命中、ラーナはクリティカル

ダメージ
(コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×3
(75以上で連射発動)

(コンマ下2×28(ラーナ知力)÷3)×4.5(不意討ち扱い、Ω行動にペナルティ)

はい

ミラの戦闘コンマ反転を>>568に使おう

>>570
これはクラン不在のため不可です。

ダメージ
588+378=966

Ω残りHP 9034


ビシッ、ビシッッッ


何かに跳ね返る音が立て続けにした。Ωに損傷は……ない!!?

「……まずいな、たまたまならいいけど……特殊なタイプだとしたら厄介だね」

マルコさんが呟く。Ωの首が、こちらを向いた。

※30以上で攻撃できず、シデとミラが距離11まで接近

【ターン2、シデとミラの距離11】


ギ、ギギギ……


何とかこっちを向いたけど、攻撃まではしてこない。これならばっ!

私はもう一回精神を集中する。足止めに専念するんだっ!!

※39以上で成功

はい

※成功


バリバリバリッ!!!


一度壊れかけた「根の檻」が再び修復される!!Ωは苦しそうにその中でもがき始めた。

「もう一度!!」

ラーナさんが叫ぶ。

※15以上で命中(距離補正につきペナルティ、最低保証、コンマ下1、2)
※コンマ下1がマルコ、コンマ下2がラーナ

※マルコ99クリティカル
(ダメージ1.5倍、かつこのターンΩ行動不能)

ダメージ
(コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5
(75以上で連射発動)

(コンマ下2×28(ラーナ知力)÷3)×3

>>581が22のため一度判定を噛ませます。

※40以上で「ネンヤ」所持(ファンブル回避)
※ファンブルの場合Ωが???所持が確定します

はい

※クリティカル、ネンヤ所持確定
(マルコのクリティカル範囲は90以上)
※クリティカルのため、ファンブル回避権利消費なしで再判定、コンマ下

※Ω、反エネルギーコーティングの有無
50以上でなし
(ある場合ダメージが半減します)

ダメージ 3971
(本作ではクリティカルは倍率+2扱いです)

Ω残りHP 5063

※連射発動(最大3回)

ダメージ
(コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5
(75以上で連射発動)

はい

※連射発動(2回目)

ダメージ
(コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5
(75以上で連射発動)

※連射発動(3回目)

ダメージ
(コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5

※連射による総ダメージ 5376
※戦闘終了

※3Fでの経験点 100p
※帰還後にナディアの基礎ステータスが上昇します

今日はここまで。

乙です
前作でもそうだったけど、ハマるとエグいな連射


ダメージ半減?
ならば壊れるまで倍以上撃ち込めばよかろうなのだ



キィィィン!!!


ラーナさんの放った光の槍は、Ωの身体に当たったと思った刹那弾かれた。

「やっぱりっ!?」

やはりあれには何かある。魔法攻撃は有効じゃない……いや、全ての攻撃がそうだとしたら?

「弾くようなら撃ち続けるまで!!」

マルコさんの銃が火を噴く。赤い光の束が、Ωの丸い頭に直撃した!

「まだっ!!!」


ピー!!バシュ、バシュ、バシュッ!!!


立て続けに3本の光の追撃が放たれる。


パリ……パリッ……パリィィィン!!


何かが砕け散る音。それと同時に、Ωの頭部は跡形もなく消えていた。


ズゥン…………!!


重い地響きと共に、Ωの巨体が崩れ落ちる。

「……上手く行ったね」

「すごい……これが本気のマルコさんの力なの……」

ラーナさんが呆れたように呟く。マルコさんは照れくさそうに笑った。

「僕はずっと本気さ。それに、これは『クリムゾン』の力に過ぎない。僕自身は大したことないよ。
あ、敬語はいいよ。君の方が歳上だろうし」

「あ、うん……それにしても」

シデさんもそうだけど、異世界の人たちの力は凄まじい。あの機械兵を、1人で……それもほとんど一撃で倒せてしまうのだから。
あるいは、それを可能としているのが「神器」の力なのかもしれないけど。

シデさんが足を止め、私たちに向けて微笑んだ。

「ありがとう、助かった」

「いえいえ。多少はやらないと、こっちに来た意味がないですからね」

ミラさんは扉の前に向かっている。何か操作すると、それはひとりでに開いた。

「鍵は開けたぞ。ここが地下のコントロールルームだ」

ミラさんに続いて部屋に入る。よく分からない機械でいっぱいだ。

「……これ、どうするの?」

「とりあえず、私が操作する。まず地下9階のトラップを解除しなければな」

ミラさんの髪から2筋の光る触手が現れた。それは機械の中に挿し入れられる。

「……トラップ解除はこれでいいはずだ。あとはexΩの動作だが……」

※90以上で止まる

はい

「……まあ止まらないな。にしてもこいつは、今までのとは全くモノが違う」

「どういうことだ?」

「さっきラーナやマルコが攻撃したのをΩが跳ね返しただろう?あれに近いものを持っている。
『マイティガード』とかいうらしいな。急所に入らない限り、全ての魔法攻撃はほぼ通らない。物理攻撃もあまり効かない」

シデさんの顔が険しくなる。

「『終末兵士』を思い起こさせるな」

「どうも人体ベースではなく機械ベースでそれを実現できないかと作られた代物らしいな。
どこかにあったのをケインとやらが引っ張り出して改造したようだ。ただ、弱点もある。動きが鈍い」

「というと?」

「色々ゴテゴテと装備を付けたからだ。だから、これを以って地上制圧とはいかなかった。拠点防衛用にしかできなかった、というわけだな」

「つまり、攻撃は当たる。しかし通らないと」

「そういうことだ。しかもカウンター攻撃が厳しい。当てさせておいて……というコンセプトだな」

マルコさんが唸った。

「となると、遠距離の方が良くない?」

「どうだろうな。それにも反撃機能がある。……となると」

パン、とラーナさんが手を叩いた。目線は私を向いている。

「反撃を封じる方法……ナディアの木の根で行動を阻害すればいいんじゃない?」

「えっ、私ですか??」

「さっきもあれがあったから大分やりやすくなったわけだし。あれが通れば、反撃はある程度止められるかも」

「でもっ、私なんかが……」

「いや、やっぱり現実的にはそれが一番かな。その上で、攻撃をどう通すか……」

マルコさんが考え込んだ。

※70以上で?95以上で別ルート

※クリティカル、再判定

01~80 昇格
81~94 2段階昇格
95~00 上+α

はい

「……いや、悲観することもなさそうだ。こちらで設定を多少は弄れる」

「え?」

※設定変更箇所

1 マイティガード
2 カウンターシステム

※選んだ方の影響が消えます
(本来であれば戦闘中に特定箇所破壊でマイティガードのみ消失可能でした)
※カウンターシステムを消した場合でも通常2回行動です(全体攻撃やデバフ含む)

※3票先取

2
ダメージ半減を解除するよりexΩのカウンター行動を消す方が有利になりそう

2

上げます。

2

「カウンターシステムについてはこちらで設定を切ることができそうだ。
正直、武装がどんなものか分からないが、攻撃する度に反撃が来るのは正直厳しいからな」

「とすると……」

ミラさんがニヤッと笑った。

「動きを封じてタコ殴りにする。さっきのマルコのように、な」

「にしても、そんなのを用意しないとシュブニグラスを封じられないと思ったわけか」

「私に近い性質らしいからな。多分、火炎放射器ぐらいは用意してるだろうさ。
絶対に外には出さないという、強い意思を感じるな」

マルコさんがふむ、と呟く。

「……まあいいか。地下9階から地下10階に繋がる道も、ここでロックを解除できるの?」

「一応。シュブニグラスが来るかもしれないが、exΩを倒すだけなら多少は楽になるだろうな」

1 今ロックを解除
2 exΩを倒した後にロック解除

※2票先取

2

1

2

「それはエクスΩってのを倒してからでいいんじゃないですか?収拾つかなくなりそうですし」

「そうだな。ナディアの言う通りだろう」

ミラさんが頷いた。

「……さて、一気にシュブニグラスを倒しに行くか?ある程度御膳立ては整った印象があるが」

シデさんはそう言うけど……

1 はい、そうしましょう
2 一度引き上げましょう

※3票先取
※2の場合はパーティー組み替えが可能です(ただし低確率で?)

4Fだけ未だに詳細不明なのがどうにも気になるが…地上部分でここだけ残すのも中途半端だし探索するのはあり?
罠があるならこのコントロールルームで解除も可能だろうし支障はないと見る

2
メタ視点だがせっかくタイムロス0でクランが待機しているし、クラン加えて行こう
待機している間に練習したってことでサイコバインド習得とか経験点消費そろそろ出来ないかな
2回行動のexΩで使えたらかなり有用だし

4F探索はやるだけやるのもアリかもしれんが果たして

>>617
4階探索は可能です。選択肢に追加します。

>>618
練習・修行は一度時間を使います。
とはいえ、それをしてもこの日のうちにシュブニグラス討伐に向かうだけの余裕はあります。

じゃあまず4F探索するのに1票
それが終わる頃にはクランも色々技を練習しただろうし合流して、ハブの特殊能力によってはハブも加えたりしてシュブまで行けたら行こう

上げます。有効票は621のみです。

4F探索行こう

まず四階へ

「まだ見てない4階に行きません?何かあるかもしれませんし」

「んー、ぱっと見何もなさそうだったけどねえ。機械兵の気配もなかったし」

ラーナさんが時計を見る。

「ま、時間はまだあるしそっちにしようか。焦ってもしょうがないもんね」

※現在タイムロス2
(普通に探索すると3以上にはなります)

【「社」4階】

※20以下で異変

※クリティカル、襲撃なし確定(コンマやや優遇)

#

「……やっぱり何もない感じね」

ラーナさんが呟く。確かに、「邪」の気配も何もない。

「ただ、この階にはこの階なりの役割があったはずだ。少し調べてみよう」

シデさんを先頭に歩き出す。部屋は幾つかあるけど、どれも鍵がかかっている。

「まあ、これぐらいなら解除は楽だな」

ミラさんがドアを開けた。

※探索1回目

01~70 空室
71~85 書庫
86~94 寝室
95~00 再判定

「……ベッド?誰かの寝室か」

部屋は随分埃っぽいけど、確かに誰かの部屋のようだった。ここに誰か住んでたのかな。

「500年前、ケインに使われていた研究員が何人もいた。彼らの部屋だな」

ベッドの近くには机がある。そこには……

01~15 何もない(何かが置かれていた痕跡)
16~94 日記
95~00 ???????

x

「……何もないね」

机の上には何か置かれていた痕跡がある。といっても、随分昔のものっぽいけど。

「誰かが取っていった、ということかな。まあ、気にしてもしょうがないけど」

少し部屋を漁ったけど、何もないようだった。ここには何もなさそうだ。

※探索2回目

01~50 空室
51~85 寝室
86~94 機械のある部屋
95~00 再判定

※クリティカル、再判定

01~70 昇格
71~94 2段階昇格
95~00 寝室(???)

はい

「……機械だね」

「ここも何かのコントロールルーム、ということかな。
考えてみれば、500年も人が入ってこなかった割には空気は清浄だった」

マルコさんが辺りを見渡した。

「環境維持のためのシステムがここにあったというわけか。
シュブニグラスやナイア、2階の子をいつか使おうという意図があったのかもな」

ミラさんが髪の「触手」を伸ばす。

「他にも何かあるかもしれないから、少し探ってみよう」

01~20 ……何もないな
21~80 ……最後の部屋に金庫があるな
81~94 ……これは
95~00 上+α(金庫あり、中身が上級アイテム確定)

「……これは」

「どうしたんですか?」

「5階の結界のジェネレーターもある。止めれば、ナイアは外に出れるだろう」

「本当ですか!?」

無言でミラさんが頷く。ただ、その表情はあまり冴えない。

「どうしたの、ミラ」

「……いや、奴を解放するのがいいのか判断がつかなくてな。結界があったから友好的だっただけに過ぎないかもしれない。
そもそも、外に出ることを奴が望むのかすら自信がない」

「うーん、それは本人に訊けばいいんじゃないの?」

「それもそうなんだが」

ミラさんはあまり自信がなさそうだ。

「まあ、訊くだけはただじゃないかな?とりあえず、5階に一度戻ろう」

マルコさんの言う通り、私たちは5階に登った。ナイアさんが私たちを見て少し驚いた様子になる。

「どうしました?」

ラーナさんが事情を説明する。ナイアさんは……

01~50 せっかくの申し出ですが
51~75 ここ、気に入ってるんですよ
71~94 そうですか、なら
95~00 上+α

すまん・・・

ナイアさんが微笑んだ。

「せっかくの申し出ですが、お断りします」

「何でですかっ!?」

シデさんがナイアさんをじっと見た。

「君が、『新人類』だからだな」

「その通りです。私たちは本来、『旧人類』に取って代わる者として造り出された。
私には『旧人類』を抹殺しようという意図はない。ただ、魔素が濃い環境でないと、私は生きられないのですよ。『新人類』に適した、ね」

私はハッとした。そう言えばここにいる人たちは……ほとんどが普通の人間じゃない。
ラーナさんも、もちろんミラさんもクランさんの影響を受けている。私だってそうだ。
魔素に対する耐性がある程度あるから、ここが魔素の濃い環境であることに気付かなかっただけだ。
それに、第二世界は私たちの世界より魔素が濃いと聞いたことがある。シデさんはもちろん、マルコさんもこの程度の環境には慣れているのだ。

「結界を解除した所で、『社』からは出られないわけだね」

「ええ。それに、シュブニグラスと戦う気もない。勝てませんし、何だかんだで妹と戦うのは気が引けます」

「そうか……」

マルコさんが溜め息をついた。

※80以上で?

あい

となると、ミラの次元間プレーンウォークか
妹達と戦うのは嫌ってだけでここを出たくないってわけではなさそうだし、過去の世界に連れて行って2階の子の治療薬開発を手伝ってもらうと良さそう
それはナイアが魔素の薄い場所に適応出来るための薬になり得るかもしれないし

「まあ、ここの生活も気に入っていますしね。好きなだけ絵を描ける生活が、私には合っている」

シデさんが頷いた。

「それを止める権利もないな。すまなかった」

「いえいえ。お気持ちだけ頂いておきますよ」

※これからの行動(タイムロス3)
1 一度引き上げる
2 地下9階へ

※2票先取

1

1

※ウィルサイドに視点変更します。時間が多少前後しています。

#

「……ここが『第二世界』か」

ミラの開いた「ゲート」を通って着いた先は、同じイーリスの王宮前だった。見た目は同じだけに、妙な気分だ。
首のチョーカーを着けないと行動できないというのが信じがたい。実は、どこにも移動していなかったのではという錯覚すら覚える。

「見た目は同じなんですよね。本当に不思議」

ミーシャ様が呟く。向こうから、見覚えのある人物が手を振りながらやってきた。

「よう。話は聞いてるぜ、とりあえず中に入んな」

ランダムさんが僕らを促した。僕が知る彼より随分と若いので、非常に変な気がする。性格もまるで違う。

「『第二世界』って、僕らのとほとんど変わらないのですね」

「まあな。『位相』が近いらしい。まあ、俺らからしてみりゃお前さんたちの世界が『第二世界』なんだがな。
ジュリアンの工房への道は俺が開く。ちょっと待ってくれ」

空間の歪みが開いた。どうも別の場所にあるらしい。

#

「ようこそ、僕の工房へ」

通された先は、よくある鍛冶場だった。とはいっても、見たことがない機械もいくつもある。

「よろしくお願いします」

「ああ。話は聞いてる。神器のことだね。君が着けているフィンゴルの手甲と、ミーシャが持っているワーウィンドル。この最適化を頼みたいということでいいだろうか」

「はい。どれぐらいの時間が?」

01~50 1週間は必要だ
51~75 5日は必要だ
76~89 3日は必要だ
90~00 明日にはできる

※クリティカル、昇格

「明日にはできるな。それほど手間取ることはないだろう」

「ありがとうございます。ところで、他の神器の在りかは?この世界のものは使えるんでしょうか」

ジュリアンさんが難しい顔をした。

「2つめの質問だが、物によるな。というか、持っていかないとどれほどのスペックまで落ちるか分からない、というのが本当の所だ」

「そうなんですか」

「ああ。マルコが今そっちに行っているが、彼のクリムゾンは例外的だと思う。大体は能力が落ちるな」

※90以上で使えそうなものあり

「能力が落ちるんですか」

「結局、世界が違うからなのだろうな。君たちのは向こうの世界産だから、然程問題がない。だから最適化もそんなに難しくない。
だが、こちらのを向こうに持っていっても厳しいんだ。人の能力も、多少落ちてる。
マルコがそのままの能力なのは、よく分からないが」

「……なるほど」

そう甘くはない、ということらしい。

「じゃあ、最初の質問はどうですか」

ミーシャ様が訊いた。

※90以上で目星あり

そういえばクリムゾンって魔法が効きにくいと判明したら実弾に切り替わる機能有ったと思うけど、実に脳筋的解決法だったよね
そういう気分だったのかな

>>653
これについては設定を失念していました。申し訳ありません。結果は同じですのでご容赦を。

設定膨大だししゃーない
弾の通り具合で直感で押し切れると判断できたのだろう
連射最大の性能確認にもなったし

「さすがにそこまでは分からんさ。それこそ、向こうのランダムに訊くのが早い」

確かに彼の言う通りだ。クランたちは、無事彼に会えただろうか。

「まあ、それはそれとしてだ。君らの世界から来た客人も、戻る時が来たようだし」

「……ダリオさんですか」

ジュリアンさんが頷いた。

「彼は王宮にいる。僕は状況を知らないけど」

※ダリオの状況
01~40 変化なし
41~75 少し記憶が戻った
76~89 かなり記憶が戻った
90~00 イベント(ナガト絡み)

※クリティカル、再判定

01~70 昇格
71~89 2段階昇格
90~00 ?????

はい

今日はここまで。

新宿

#

王宮に戻ると、応接間のような部屋に通された。ダリオさんとコーウィンさんが、何か話している。

「失礼します」

「……君は確か、ウィル君だったかな」

「恐縮です。記憶の方は」

「かなり戻った。当時のことも含め。……しかし、違う世界の人物とは言え、こうしてまたお会いできるとは思いませんでしたよ。父さん」

……この人は、コーウィンさんの息子だったのか。クラン君とも、縁浅からぬ人物だったということになる。

「こちらの世界のダリオは、あれからすぐに逝ったからな。ただ、娘が幸せになるのを見届けてからだから、そこは救いだった」

髑髏の仮面の隙間から、小さく息が漏れた。

「……あの子は、私に生きてもらいたいと思ったのでしょうな。どんな形であれ。
そして、悲しみを覚えさせないように、ブレイズさんに頼んで記憶を消してもらった……娘に生きてもらいたいと思わぬ親など、いないというのに」

「しかし、お前が『大封印』に参加することは不可能だった。既にお前は『一族』の血族ではなくなっていたのだから」

「……どういうことですか」

コーウィンさんが僕を見た。

「『終末兵士』になるということは、人間であるということを止めることだ。言ってみれば、その時点で別の生命体になる。
そうなったならば、『大封印』には参加できない。あれは『一族』の血が色濃い者しか参加できないはずだからだ」

「別の生命体?人間に戻すことは」

「可能だ。ただ、その場合の寿命は短い。この世界のダリオがそうであったように」

ダリオさんは身動ぎ一つしない。

「あなたは、これからどうするのですか」

「君らの助けを続けることはやぶさかではない。ただ、全てが終わった後どうするかは……決めかねている」

※65以上でコーウィンからダリオに依頼

はい

ここでクリティカルか

※99クリティカル(ナガトイベント、色々あります)

更新は多分夜です。

「とりあえず、ダナ……お前の娘が別の世界にいる。お前と同じ『終末兵士』となって」

「……何ですって?」

コーウィンさんが頷く。

「彼女を救えるとしたら、お前だろう。シデだけでは無理だった。『壊れた世界』の状況は絶望的だが……お前の存在は大きい」

「……そういうことですか」

その時、部屋に誰か入ってきた。金髪と黒髪が入り交じった男だ。金髪8割、という感じか。
温和そうな印象を与える男だが、ただ者ではないのは疑い無い。

「ちょっと失礼。少し横から話は聞かせてもらってたよ」

「……この男は?」

「ああ失礼。君とは初対面だね。僕はナガト。最初の『終末兵士』であった男さ」

「……え??」

ナガトと名乗る男は、僕とミーシャ様に会釈すると別の椅子を持ってきてそこに座った。

「最初の?」

「ああ。こー見えてコーウィンよりは長く生きてる。というか、世界最長寿だね。
一つ、僕からコーウィンの言葉を補足させてもらうよ。正気にさえ戻れば、僕ら『終末兵士』はさほど普通の人間と変わらない。寿命は全く違うけどね」

「どういうことだ」

「元々僕らは兵士だ。ただ殺戮し、破壊するようデザインされてる。まあオルディニウムの影響なんだけどね。
ただ、極々稀に、そこから抜け出せる存在がいる。それは僕であり、そして君だ」

「話が見えないが」

「君はどうして正気に戻れたか、覚えてないかい?」

※30以上で覚えている

「……いや」

「まあブレイズが一枚噛んでる気はするが、それは多分きっかけだな。そこが分かるともう少し具体的にアドバイスできたんだが……まあいい。
ともあれ、僕らのエネルギーは体内に取り込んだオルディニウムだ。
『普通の人間』にする、ということはこれを何らかの手段……例えばコアの破壊で断ち切るということになる。
正気に戻す、というのはまたちょっと違う。それは普通にやったんじゃ無理だ」

「……話が見えないが」

「つまり、『力』を使うのさ。僕の金髪はその源泉でもある。多分、君も同じはずだ。そこに何かを上乗せすることで、正気に戻すことが可能だ」

ダリオさんが骸骨のような兜を脱いだ。

※金髪比率→コンマ下%
(ただし、20以下は再判定)
(ゾロ目はボーナス付き再判定、90以上だと??)

はい

はい

短いですが、今日はここまで。

現れたのは、50前後の中年男性だ。ナガトと名乗る男と同じように、金髪と黒髪が入り交じっている。

「比率は僕と同じぐらいか。これなら心配ないだろう」

「これを使えば、何ができると?」

「色々だね。世の理を曲げたり、断ち切ったり。さっき言ったように、『ダナが正気である』という『事実を作る』ことも可能だ。
ただ、普通にやったのでは多分抵抗される。それを何かしらで抑え込むことが必要だ」

「あなたの場合はどうだったのですか?」

「それが覚えてない。もう数万年も生きていると、忘れっぽくてね」

ナガトさんは苦笑すると、僕の方を見た。

「ところで、君。なかなか面白いね」

「面白い?」

「才能、というのかな。いきなり言われても困るだろうが、『終末兵士』はある程度の能力がないとなれない。
ああ、君を『終末兵士』にするとかそういうことじゃないから心配しないでくれ。ただ、その力を使えるというだけで」

「……?」

首をひねる僕に、ナガトさんは髪の毛を一本渡した。

「試しに、やってみようか」

※習得特殊能力を選べます。3票先取
1 弱点貫通(戦闘中1回のみ強制クリティカル)
2 一撃必殺(クリティカルダメージが1回のみ00偶数扱い)
3 因果律転換(戦闘中にファンブル発生時や不利な状況が発生した場合、1回のみ有利条件で振り直し可能)

3
ドワーキン戦や壊れた世界まで行くと考えたらこの能力で安定を取る方が強そう

3

3

以前出てきたナガトとは別のナガト?

>>678
一回死にかけて(00偶数により)復活しているため、外見が変わっています。
一応前作のと同一人物ですが、設定忘れがあればご容赦を。

11スレの388で出てきたナガトのことです

>>680
同一人物ですね。

「これをどう……」

「意識を集中するだけでいい。それで、君に適した力が身に付くはずだ」

……力?まあ、物は試しだ。やってみるか。


ズズ……


何だこれは??髪の毛1本だけなのに、凄まじい力が指から入り込んでくるのが分かる。

「最初のが一番強く反応するはずだ。驚いているのは分かるが、まあちょっと耐えてみてくれ」

「ウィルさん!!?」

ミーシャ様の声が響く。


ズズズズ……


髪の毛の色は金から黒へと変わっていった。そして……

「……何だこれは」

……力がついた、というのとは違う。ただ、自分の中の何かが変わった。それも間違いない。

ナガトさんが微笑んだ。

「やはり才能があるな。ベネディクトなら、『終末兵士』に改造したがっただろうね」

「……!!!あれは、そういう」

僕は「ブレイズ」に追われた時のことを思い出した。あれは、そういう狙いがあったのか。
そう考えると、背筋に寒気を感じた。……危ないところだったわけだな。

「とにかく、ダナって子を救うのは不可能じゃない。コーウィン、違うかな」

「ですね。……問題は、ベネディクト」

「それと……越後だ。この世界のコピーも、過去の世界のオリジナルも、越後は倒れてる。
だが、『壊れた世界』のは……完全な形で健在だ。おまけに、あれは自我が残っているらしい。まあ、決戦を挑むならそこは注意すべきだろうな」

※90以上でミーシャにもイベント

※特になし
※ウィルらはダリオと共に戻ります
(ウィルに????フラグが立ちました)
この後、一度クラン視点になります(ウィルは帰還、ナディアたちはまだ)。

今日はここまで。なお、ウィルの家族についてはそのうち会う機会があるでしょう(多分)。


13スレ目の>>476で、20階層がウィルの家族の居る場所だったけど、ウィルも連れた状態で会う機会ということでしょうか?

>>685
そういうことですね。

前作でサイファーがもらってた一角獣だかの力の込められたやつって今どうなってんの

>>687
まだ持っているはずです。使う時があるかもしれませんし、ないかもしれません。

#

「なるほど、そっちは無事終わったわけだね」

ウィルさんが紅茶を飲む。「穴」から戻ってきた僕らは、ラーナたちの帰りを待っていた。
まだ特に連絡はない。「便りのないのはいい便り」とは言うけれど。

「ええ。ところでウィルさん、髪少し変えました?」

「……そうかな」

ウィルさんの髪に、一筋金色が見えた。気のせいかな。

「まあそれはともかく、待っているだけじゃ暇だな。どうする?」

1 稽古でもします?(クラン経験点消費など)
2 「ランダム」さんに会いましょう(神器関連)
3 モリブスに行きますか?(エリック、トンプソン関連)
4 その他自由安価

※3票先取
※行動後はラーナたちが合流、探索の継続か否かの多数決になります

1と2って並行してできます?
ミーシャはアミールの腕輪で85以上クリティカルに出来るから、2はミーシャ視点で行きたいですが

>>690
便宜上不可とします。(今日の探索を見送るなら1→2は可能です)

なら1で

4
オリヴィアの顔見るのも兼ねてダーレン寺で稽古するのはどうだろう
流れ次第ではナディアの時みたいにナイアの件を相談できるかもしれない

>>692を取り消しで、>>693に変更
一応ラーナたちとの合流連絡役にマリーンを残しとくのがいいかな
マルコとかが携帯持ってるかもしれないけど

「ダーレン寺に行きましょうか。そこで少し、稽古でも」

「了解。……僕が行くのも、少々気が引ける所ではあるけど」

……そうか。「金剛」の件で、ウィルさんはダーレン寺に居づらくなったんだっけ。
それでも、確か事情が事情だったはずだ。ロブソン総師範なら、受け入れてくれるだろう。

#

「……ウィルか。久しいな」

「総師範こそ、相変わらずお元気で。アルツール師範やゲンナジー師範代はお元気ですか」

総師範は静かに頷いた。

「相変わらずじゃ。……まだ気にしておるのか?」

「ええ、まあ」

「10数年前の、儂が総師範になる前のことじゃと言うに。もう、当時のことを知る者はおるまいて。
クランやイマーラも一緒じゃな。今日はここに稽古を?」

「そのつもりです。オリヴィアとフリークは?」

奇数…この前旅に出るとか言っておったぞ
偶数…アルツールやゲンナジーと一緒に、指導側に回ったわい

「アルツールやゲンナジーと一緒に指導側に回ったわい。2人とも我流混じりじゃが、地頭は頗る良いから寺にとっては実にありがたい。
風紀も休息日以外は乱しとらんし、ダーレン寺の前途も洋々じゃ」

ホッホッホと総師範が笑った。休息日は乱してるのか……

「それはさておき、2人に会わせてくれませんか?」

「おうとも。ちょっと待っとれ」

しばらくすると、オリヴィアとフリークが連れ添ってやってきた。

「おお、クランか!久しい……というほどでもないか」

「ハハハ……状況は聞いてるかな」

「いや、そこは。というより、功夫というのは奥が深いな。肉体的鍛練だけでなく、心の内も磨くものと知ったぞ。
新たな世界が開けたな。なあ、フリーク」

「ええ!お姉様」

「……お姉様?」

「ああ、こちらの話だ」

フリークはニコニコしながらオリヴィアに寄り添っている。最初に会った時とは随分印象が変わったなあ……まあ、そっとしておこう。

「で、状況とは?」

僕は最近のことについて話し始めた。

※70以上で反応あり(再判定、90以上で?)

はい

#

「なるほどな。しかし、それってもう大体平和になったと言えるんじゃ?」

「そうでもないよ。ドワーキンが最後の勝負に出ようとしてるし、『壊れた世界』のダナさんも救わないと」

「つくづく面倒事が好きな奴だな。なあ、フリーク」

「僕はお姉様といられればそれでいいです」

随分のんびりしたものだなあ。まあ、彼女たちの力を借りることがそのうちあるかもしれないけど。

「で、ここには稽古をしに来たんだろう?イマーラもいるし、どうだ」

1 じゃあ、乱がかりで(バトル・ロワイアル方式、戦闘は簡略化、経験点や奥義習得ポイントが得られます)
2 いや、基礎を確認するよ(経験点消費、ただし基礎ステータスの上昇のみ)
3 いや、技を覚えるよ(経験点消費、ただし技習得のみ)
4 その他自由安価

※3票先取
※現在の経験点は1471p、奥義習得ポイントは27pです

なお、0000までに決まらない場合はリセットです。

3

3

上げます。

3

今日はここまで。

かなり経験点がありますが、奥義習得だと1つが限度です。

※「空勁乱舞」
経験点250p、奥義習得ポイント15p必要
距離0で無条件2回「空勁」発動。1戦闘につき1回のみ
習得すると「空勁」の使用可能回数が2回に

※「無想転生」
経験点400p、奥義習得ポイント20p
攻撃確定回避からの防御係数無視、攻撃係数3での5倍ダメージ(最低保証500ダメージ)

※有情破顔掌
経験点400p、奥義習得ポイント20pが必要
距離10、1ターンの溜め必要
ダメージは防御係数抜きで(コンマ下÷3×(筋力と精神の平均))×6

ここで習得できるのはこの3つだけのはずです。(サイコバインドは奥義扱いではありません。高速詠唱3と合わせ380pの経験点消費でOKです)
この上で「縮地」か「金剛」を選択することになりそうです。

無想転生ってどの程度離れた距離から発動できますか?
死門の攻撃係数1を適用できますか?

>>706
射程は2までです。係数1は適用できます。

空勁乱舞の計3発の空勁のうち最初の2発に係数適応出来るなら強いけど、たぶん1発だけですよね
そうするとダメージ倍率的には同じになるし、2回攻撃を取るか確定回避を取るかってところか
サイコバインド習得すると無想転生要らない気もするが・・・

まあ安全を取って無想転生に1票

「いや、技を覚えるよ。色々試したいこともあるし」

「試したいこと?」

僕は頷いた。

#

「……これは?」

技を覚えたいという僕を、総師範は奥の堂まで連れてきた。目の前には、新しくなった傀儡人形がいる。

「孫に聞いたら、アリスとかいう凄腕のカラクリ師がいると聞いてな。オリヴィアも手伝ってもらって修復したのじゃ。
いくら打ち込んでも壊れない優れものじゃぞ」

これにシデさんの魂は残っているのかな。本人を連れてくれば分かるかもしれないけど。

※99か00偶数でイベント(90以上だと?)

やっぱ無想転生は初代主人公の必殺技の一つだからな

傀儡人形は喋らない。本当に、稽古用に特化しているようだった。

さて、何を覚えよう?

1 空勁乱舞
2 無想転生
3 有情破顔掌
4 サイコバインド

※3票先取

2と4

>>713
ここで覚えられるのは1つだけです。
2つ以上覚える場合はラーナたちの帰還後になります。
(その場合は探索は延期です)

2
サイコバインドはラーナの封印術から発想を得てたから原理とか聞きながらやったらすんなり習得いけそう

一つだけか・・・
2

サイコバインド習運用にあたってアクセラレーションの強化も必要になるかもね

予測変換で余計な文字入ってしまった
運用ね

2

……ここは、傀儡人形も使っていた「無想転生」かな。

人形は自分から攻撃はしてこない。でも、反撃はしてくる。そこにさらに反撃を加える形で……


ダッ


大きく踏み込む。傀儡人形はゆらりと動いた。ここから、まるで風のように自然な一打が打たれるはずだ。
僕は踏み込みを途中で止め、軽く後ろに跳ぶ。そして……


ゆらぁ…………


「お」

「……これは……!!?」


傀儡人形と鏡映しになったように、僕は動く。そして同時に、滑らかな一撃を放った。
違うのは……その強度。脱力から瞬時に力を込めたその拳は……


パァンッッッ


放った瞬間、何かが弾ける音がした。拳は当たっていないはずなのに、傀儡人形が壁へと吹っ飛ぶ。


ドォンッッ!!


「……何だ今のは!!?」

ウィルさんが叫んだ。師匠も「これは……」と唖然としている。

「……驚いたの。柔から極々一瞬剛の拳を放つとは。しかも、相手の力まで乗せて。
……かような技があるとは、長生きはするものじゃ。傀儡人形が一度見せた技に良く似とるが、これが完成形じゃったわけか……」

総師範がしきりに頷いている。……これが、シデさんが得意とする技か。

※「無想転生」を習得しました。

クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 560
筋力 28
技術 29
知力 21
精神 25
所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 441
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 379
ナディア 252

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※ミラ同席時ダメージ+50
※好感度判定常時+5

経験点1071p
奥義習得ポイント7p
覚醒レベル6
※戦闘中コンマ補正20
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
※常時奇門解放状態
(攻撃係数、防御係数4、追加ダメージ50)
※「一族」系への止めにペナルティ
※性別可変(両性具有込み)

スキル(使いそうもないものは削除)
踏み込み2…移動距離4
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
ディフレクト…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数4分の1
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)
高速詠唱1…詠唱1ターン短縮
魔拳弾……要詠唱3ターン、射程10、ダメージは通常攻撃に準ずる(ダメージ判定は技術+知力)
クリンチワーク…距離0の超接近戦で回避ボーナス10
双竜脚…距離3、2回攻撃

所持品
蛇の宝石
・90以上クリティカル扱い
・85以上で朦朧打撃
(距離0の場合のみ70以上)

加速装置
戦闘中1回だけ2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動

アミールの首飾り
1日1回のみクリティカル範囲+5

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ

・奥義「死門解放」
全ステータス+3、コンマ修正が通常から+30、攻撃1回分は攻撃係数1で計算、ダメージ+100
10ターン限定、戦闘中1回のみ

・秘奥義「無想転生」
攻撃確定回避からの防御係数無視、攻撃係数3での5倍ダメージ(最低保証500ダメージ)
戦闘中1回のみ

・秘奥義「毘沙門」
射程0で発動可能、「(コンマ下×筋力+100)×6」、75以上で朦朧発生、移動後攻撃不可
使用後は「死門解放」状態がリセット(使用前提が死門解放)

#

「にしても凄いわね……あれ、シデさんに教えて貰えるかしら?」

「多分。イマーラなら、きっとできるよ」

「ありがとう。……それにしても、弟子に追い抜かれていくというのは、複雑なものね」

ふぉっふぉっふぉと総師範が笑う。

「むしろ弟子に越えられるのが師匠の役目じゃて。そうでなくては甲斐がないというものよ」

僕の電話が鳴った。ラーナからだ。

「もしもし。戻った?」

『うん、一応切りのいいとこまで探索は終わったわ。一度合流しようと思うんだけど』

「うん、そうしようか」

ラーナたちは順調に「社」の探索が終わったみたいだ。……さて、どうしようかな。

#

「……なるほどね」

全員がイーリス王宮の大会議室に集まった。こうしてみると、随分多いなあ。
説明を一通り聞いた僕らは、今後の方針を話し合うことになった。

「一応、シュブニグラス討伐に向かうなら上限は5人だ。残りは『穴』の探索に回った方がいいな」

「そうなるわね。ただ、『神器』をもう少し見付けてからの方がいいんじゃない?
シュブニグラスはしばらく放っておいても大丈夫なはずだし」

ラーナの言葉に、ウィルさんが頷いた。

「そもそも、『穴』の方もある程度時間に余裕はありそうだ。今日はここで休養して仕切り直すのも手だが」

……さて。

1 もう一度「穴」と「社」を手分けして探索(メンバーは改めて決める)
2 「穴」探索へ(上限6人)
3 休養(実質的に稽古再開)
4 その他自由安価(第二世界や過去の世界への移動など)

※3票先取

4
3人目とフローラ、デアドラ、マリーンを集めて神器の行方と穴31F以降について話し合いを持ちたい
エリックも呼んで一族会議を兼ねさせてもいいんだけど来るかどうか…

上げます。

>>723

もう一度上げます。

2200まで何もなければ723案とします。

#

「本当に来るのかしら?」

フローラさんが紅茶を口にして言う。大会議室から応接間へと、僕は場所を移していた。

他の皆には、しばらく休憩を取ってもらうことにした。戦闘も相次いでいたし、ここで一休みというのも重要だろう。
僕はというと、フローラさん、デアドラさん、そしてマリーンさんの会合に立ち会うことになった。基本的には、話を聞くだけだけど。

そして、あと2人来るべき人がいる。「3人目」とエリックさんだ。

※10以上で「3人目」登場(コンマ下)
※30以上でエリック登場(ただし30~55ではパーシャ)(コンマ下2)

はい

※「3人目」に情報あり

「あら、もう準備ができてる」

最初に来たのはエリックさん……いや、髪が黒じゃないからパーシャさんだ。

「エリックは?」

「呼び掛けたけど『余の出る幕ではない』だって。偏屈よねぇ」

パーシャさんは肩を竦めて円卓に座る。

それから数分後、髑髏のシャツを着た、無精髭の中年男性が現れた。

「すまん、遅れた」

「相変わらず時間にルーズね。いえ、これでも昔よりはかなりマシか」

「500年前とは大分俺も変わらざるを得なかったからな。コーウィン兄の苦労が良く分かった。
それに、遅れたのには理由がある」

「理由?」

「ああ」

01~75 神器の場所が分かった
76~89 ??(神器)を置いた
90~00 ??(上位神器)を置いた

※神器の内容

4の倍数 銀色の突剣
4の倍数+1 樹の杖
4の倍数+2 羽の生えた靴
4の倍数+3 青い宝石

ゾロ目か90以上で再判定(上位神器か追加情報)

※再判定

01~70 靴+追加情報
71~89 再判定(上位神器)
90~00 上位神器+追加情報

はい

はい

※再判定

4の倍数 ガントレット
4の倍数+1 普通の靴?
4の倍数+2 指輪
4の倍数+3 服?

ゾロ目か90以上だと好きなものを選べます
(99か00は特殊処理)

はい

コトリ、とテーブルに置かれたのは何の変哲もない靴だ。

「……これって?」

僕とパーシャさんが首を捻っていると、デアドラさんとフローラさんが身を乗り出してきた。

「……ちょっとこれ、どこにあったの??」

「500年前にも見付からなかった遺物じゃない、これ……」

「発見場所は第27階層の58位相。もしやと思って探ったら、見付かった。
恐らくは1500年前の『大掃討』の際に、ブランド兄が落としたのだろうな」

「これ、そんなに凄いものなんですか?」

ずっと黙っていたマリーンさんが、小さく頷いた。

「『フェアルの靴』。装着者に倍速の行動を可能とさせる、真の神器の一つ」

「その通りだ。対ドワーキンでは、切り札にすらなりうる」

「3人目」が力強く言い切った。それほどのものなのか。

※「フェアルの靴」
移動距離2倍、技術と精神に+4
加速装置同様、戦闘1回のみ2回行動が可能(ただし現状では加速装置のような「溜め」は不可能です)
加速装置と同時起動の場合は3回行動になります

※75以上で追加情報
(90以上で2つ目のチャンス)

今日はここまで。更新が短い日が続き、申し訳ありません。


コンマ神がデレてサイコバインドによる加速装置回数問題はクリアか
「無想転生」は、クランは「零勁・迎撃型」を半分自分で編み出したように得意とするカウンターが極まった感じだし、初代主人公から伝授されたこともあって主人公感ある

半分自分で編み出したといえば「死門解放」もそんな感じだし、身体強化系も同様に才能すごいよね
7スレ目>>328で出た「練気法」はまだ取ってないけど
「練気法」は詠唱5ターンだから、高速詠唱3と溜めアクセラレーションで選択肢に入ってくるかな

加速装置は11スレ目>>159を見る感じ、ノータイム加速と溜め加速は使用回数が別扱いですよね?
それと「練気法」は大気中のマナを吸収して己のものとするそうですけど、もしかして小瓶の代わりになってエメリア化できたりします?


靴で溜めができるようにするにはジュリアンの調整が、加速装置の強化は実戦での使用がそれぞれ必要かな(明示されてる方法としては経験点消費だけど、加速装置を使用しての行動でクリティカルが出れば使いこなしたという処理でパワーアップもありそう)
靴は敢えて調整せずに誰でも装備できるようにしておけばクランと同時に行動させて撹乱しながら攻撃をするという使い方もいけるか

はい

>>744
溜め加速と同一のカウントと考えていました。申し訳ありません。
回数増も含め、加速装置の強化は今後必要になるでしょう。(単純に経験点を注ぎ込めばいいわけではなく、少し手間が要ります)

練気法を使えばステータスにさらなるブーストが期待できます。
とはいえ、エメリア化までは無理です。能力ブーストは小瓶を使うのがより手っ取り早いですね。

>>745
靴についてはその通りで、調整により同等の効果が期待できます。
加速装置については、戦闘中での強化はかなり望みにくいかと思います。

「それと、他の神器についての情報もある」

「それはどこに!?」

僕を「3人目」が制した。

「慌てるな。それは……」

※神器のレベル(コンマ下)
01~10 呪われた上位神器
11~89 通常神器
90~00 上位神器

※場所(コンマ下2)
01~70 37階層
71~89 35階層
90~00 32階層

はい

※神器の内容

4の倍数 銀色の突剣
4の倍数+1 樹の杖
4の倍数+2 羽の生えた靴
4の倍数+3 青い宝石

ゾロ目か90以上の場合好きなものを選べます

s

「それは『飛行石』。宙を舞う力を与えるだけでなく、魔力を暴走させることで打撃を与えることもできる代物だ。
第37階層の最深部にある。偶然だが、そのような記述を大図書館で見付けた」

「……なるほどねぇ。大図書館をもう一度漁る手は」

「できなくはない。が、想像を絶するだろうな。
ウィルコニアで調べるという手は」

デアドラさんが首を振った。

「それは真っ先に考えたけど、ドワーキンが先手を打ってた。
アクセス権はウィルにあるから奴はあれを使えないけど、入口を封鎖するのは容易い。力勝負でやるしかないわね」

「そうか。とにかく、神器はこれで5つ確定した。もう少し欲しいが、視界は開けてきたな」

「そうね。ただ、できれば1人に1つは欲しい」

1人に1つか。さしあたり、目の前のこれはどうしようか。

※装備する人物を決めます。既に神器を持つ人物でもOKです。
3票先取

手に入って詳しい性能が分かってからでも良いですか?
社もシュブニグラス階含めて地下10階まで有るので、飛行石までに他の神器が手に入る可能性もありますし

あ、失礼、これはフェアルの靴のことでしたか
クランに1票

クラン
ストレートに加速装置と合わせて一気に距離詰めて殴る戦い方を取るのが手っ取り早いかな

クラン

サブに魔法拳士を取れば加速装置の強化は必要なくなるけど、必要経験点が多すぎて現実的ではないのがね…
なんとかならないものか
ナガトの上級職も気になるし

クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 560
筋力 28
技術 29+4
知力 21
精神 25+4
所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 441
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 379
ナディア 252

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※ミラ同席時ダメージ+50
※好感度判定常時+5

経験点1071p
奥義習得ポイント7p
覚醒レベル6
※戦闘中コンマ補正20
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
※常時奇門解放状態
(攻撃係数、防御係数4、追加ダメージ50)
※「一族」系への止めにペナルティ
※性別可変(両性具有込み)

スキル(使いそうもないものは削除)
踏み込み2…移動距離4
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
ディフレクト…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数4分の1
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)
高速詠唱1…詠唱1ターン短縮
魔拳弾……要詠唱3ターン、射程10、ダメージは通常攻撃に準ずる(ダメージ判定は技術+知力)
クリンチワーク…距離0の超接近戦で回避ボーナス10
双竜脚…距離3、2回攻撃

所持品
蛇の宝石
・90以上クリティカル扱い
・85以上で朦朧打撃
(距離0の場合のみ70以上)

加速装置
戦闘中1回だけ2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動

アミールの首飾り
1日1回のみクリティカル範囲+5

フェアルの靴
移動距離2倍、技術と精神に+4
加速装置同様、戦闘1回のみ2回行動が可能(ただし現状では加速装置のような「溜め」は不可能)
加速装置と同時起動の場合は3回行動

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ

・奥義「死門解放」
全ステータス+3、コンマ修正が通常から+30、攻撃1回分は攻撃係数1で計算、ダメージ+100
10ターン限定、戦闘中1回のみ

・秘奥義「無想転生」
攻撃確定回避からの防御係数無視、攻撃係数3での5倍ダメージ(最低保証500ダメージ)
戦闘中1回のみ

・秘奥義「毘沙門」
射程0で発動可能、「(コンマ下×筋力+100)×6」、75以上で朦朧発生、移動後攻撃不可
使用後は「死門解放」状態がリセット(使用前提が死門解放)

「これは僕が使っていいですか?」

「無論。むしろお前が使うべきだ」

「3人目」が頷いた。履いてみると、まるで羽根が生えたように身体が軽い。……これを使いこなせば……

※30以上で追加行動へ
(探索は不可)

※クリティカル(この後の判定が優遇)

#

とりあえず神器については大きな収穫があった。まだ夕方ぐらいだけど、これからどうしようかな。
探索に戻るには少し遅い。誰かに会って教えを請うとかはできそうだけど。

1 イーリスでゆっくりする(4人娘とイベント)
2 ミーシャと話し合い(ミーシャ&アナスタシアイベント)
3 モリブスに行く(トンプソン&ララらとのイベント)
4 オルランドゥに行く(アミール&ローマンとのイベント、魔法拳士習得可能)
5 ダーレン寺に戻る(基礎能力アップ、ウィル&オリヴィアらとのイベント)
6 第二世界に行く(サイファーらとのイベント、ナガトと接触可能)
7 過去の世界に行く(サイレスらとのイベント、加速装置強化可能?)
8 シデに教えを請う(シデイベント)

※2票先取

1

1

ハブって>>446の後一緒に地上に出たのかな、明記がないからどこにいるのかわからない
ダーレン寺やミラにとりなすって話もしてたから大図書館に置き去りなんて事はないと思うが

うーんナガトと確定接触の機会は貴重だけど、アポ取れば良いか
夜イベントでラーナ好感度とミラ好感度が100の倍数行くし、好感度ボーナス生やすのは重要か
ご無沙汰だし伸びも良さそう
特にラーナは12スレ目の>>76で、600突破で???らしいし期待

好感度といえば、13スレ目の>>34,312で、ミラは494、ミーシャは379、イマーラは501ですね
ミーシャ好感度ボーナスも追加されてないようです

今日はここまで。

>>766
まだ30階層にいます。次回帰還時にイベントですね。

>>767
失礼しました。次回更新時に直します。

乙です
よく見たらイマーラ好感度の1日1度振り直しも無いですね
穴でのオラマックス戦でイマーラは覚醒機会00偶数出したのに覚醒レベル6に成れなかったし、この自由行動消費の上でのクリティカルイベントで覚醒できるかな

クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 560
筋力 28
技術 29+4
知力 21
精神 25+4
所属 トリス森王国
名声値 66

好感度
※イマーラ 501
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 379
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 494
ナディア 252

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※ミラ同席時ダメージ+50
※好感度判定常時+5
※ミーシャ同席時相手側の判定でゾロ目が全て相手側にとってのファンブル扱いに
※イマーラ同席時1日1回振り直し可能

経験点1071p
奥義習得ポイント7p
覚醒レベル6
※戦闘中コンマ補正20
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
※常時奇門解放状態
(攻撃係数、防御係数4、追加ダメージ50)
※「一族」系への止めにペナルティ
※性別可変(両性具有込み)

#

「クラン、どうした?」

部屋に戻ると、4人が正方形のテーブルの四辺にそれぞれ向かい合って座っている。
手にはカードのようなものがあった。

「これって?」

「あ、クラン知らないの?これ、『マシャ』ってゲームなのよ」

「……マシャ?聞いたことないよ」

「私は初心者だけど、イマーラさんはよく知ってたみたい」

ラーナが師匠を見た。師匠は恥ずかしそうに笑う。

「昔の趣味というか、名残ね。旅先ではよく勝負を吹っ掛けられたものだわ」

「勝負?」

ナディアが「はいっ!」と何故か元気よく言う。

「歓楽街では一般的なカードゲームですよ。14枚のカードを使って、誰が一番早く役を作れるか争うんです。
ロックモールでも、よくこれで賭け事やってる人がいたから、見よう見まねで覚えちゃいました」

「過去の世界にも、酷似したものがあるようだな。『マージャン』とか何とか。
私はそっちの知識でやっているが、大体流用できるな」

ミラがフフンと笑う。

「賭けって……何か賭けてるの?」

お金には苦労しない状況だ。大体食事はイーリス王宮が手当てしてくれるし。
じゃあ、賭けてるのって……

01~70 そりゃ決まってるだろ、誰がクランと寝るかだ
71~89 いや、ただの暇潰しだな
90~00 そりゃ決まってるだろ、誰が今日クランと一番多くするかだ

「いや、ただの暇潰しだな。何かを賭けると、ギスギスしていけない。あ、それで上がりだ」

「うわあ、ミラさん本当に今日初めてやったんですか?」

ナディアが嘆く。

※25以上でミーシャ登場(90以上でアナスタシアも)
(前の判定でクリティカルのため、判定緩和)

はい

まあ、見てる分には面白そうだな。……って、結構ルール難しい?

「あ、クランもやる?もうそろそろ終わるんだけど」

1 やる
2 やらない

※コンマ下、多数決ではありません

1

「じゃ僕もやってみようかな……」

……ぞわり

ん?何か皆の顔が怪しいぞ……

「じゃあ、せっかくだからちょっとした賭けをしましょうか」

「賭け?さっきミラがギスギスするって……」

うふふ、と師匠が笑う。あ、これ絶対によからぬことを考えてる……

「クランが入るなら別。次のゲームで、クランより順位が上だった人は、クランを好きなようにできるの」

「……はあ?それって、いつもされてるんじゃ……」

「いや、クランって最近いつも『男の子』でしてるでしょ?女の子にも、男の娘にも、両方にだってなれるのにしたがらないし。
そこで誰が『好きなクラン』でできるかって賭け。皆、どうかしら?」

「あ、それいいね!」

「面白いな」

「い、いいと思います……」

しまった!これは大変なことになったぞ……というか。

「えっとさあ、それ僕が勝ったらどうするのさ」

「……いや、クラン初心者だろうから負けるだろ。ただ、もし勝ったら……」

「逆に皆を好きなようにできるってどう?」

……何でこの人たちはそんなに爛れてるんだろう。まあ、拒否権はなさそうだな……

※抜け番になったのは……

4の倍数 ミラ
4の倍数+1 ラーナ
4の倍数+2 イマーラ
4の倍数+3 ナディア

ゾロ目か90以上 クランの判定が優遇されます(判定そのものは上に準拠)

はい

※抜け番はラーナ

今日はここまで。なお、誰が好感度上昇(中)の対象になるのかが決まるため、ただの茶番ではないです。

#

「あー!!負けたぁ」

ラーナがカードをテーブルに投げ出した。フフフとミラが笑う。

「惜しかったな。素直に降りてりゃ逃げ切れたものを」

「だってやっぱり大きいの上がりたいじゃん。……あーあ、残念」

「というわけでクラン。ラーナの代わりに入って」

師匠の言葉に、僕はうーんと唸る。

「でもどうやったらいいか分からないし……」

「順番の数字3つと同じ数字か記号を3つ集めて、それを4組。それとは別に同じのを2つ集めればいいのよ」

「いや、そんなことを言われても……」

さっき少し見た感じで、組み合わせ方は何となく分かった。でも、役とかはさっぱり分からない。
これ、多分僕が負けるんだろうなあ……

※クランの順位
01~50 4位
51~80 3位
81~89 2位
90~00 まさかのトップ

#

「……うう」

点数のチップはあっという間に空になった。というか、勝てるはずがない。
何が何だか分からないうちにボコボコにされた。これは酷い。

「んふふ……じゃあ、色々してもらおうかな……」

「そうね。やっと落ち着いたし、久々に、ね」

「えっ、2人とも何をするつもりなんですか??とりあえず、あれはしてみたいですけど」

……ナディアまで何か考えているものがあるらしい。「ハハハ……」と乾いた笑いしか出なかった。

※今後の方針
1 好感度判定のみ(好感度上昇の係数は2、ラーナは0か1)
2 R板に移動

※3票先取

2

2

2

2

夜~深夜に更新します。

オルランドゥ大武術会・R
オルランドゥ大武術会・R - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/)

更新開始しました。

こちらに戻ります。好感度判定のみ行います。

ラーナ
コンマ下一桁+5

ナディア
コンマ下2一桁×2+5

ミラ
コンマ下3一桁×2+5

イマーラ
コンマ下4一桁×3+5

※覚醒レベルですが、大体以下の通りです。

覚醒レベル6
クラン、ミラ、ラーナ、ミーシャ

覚醒レベル5
イマーラ(次回で6)、ナディア、ウィル、シデ、サイファー、ノワール

ただし、ウィルやシデ、サイファー、ノワールは神器の効果で覚醒レベル6と同等以上の補正が入っています。
(イマーラも同様)
なお、覚醒レベル7はクランとミラが超低確率でなれるかどうかというほどです。まず作中でなることはないでしょう。
(なお、なった場合はEDになる可能性大です。過去には2回チャンスがありましたが)

はい

はい

もういっちょ踏む

おおう・・・
踏んだせいでクリティカル逃しちまったかすまん

好感度
イマーラ 530
ラーナ 603
ミラ 517
ナディア 265

※ラーナとミラがそれぞれ600と500を突破しました

※ラーナに特殊EDが確定します(先の話である上おまけ要素なので今は気にしなくて良いです)

※ミラ同席時のダメージが+100に(+50→+100)
※ラーナ同席時、アミールの首飾りの効果が+1回(2回85以上でクリティカルになります)

なお、特殊EDは他キャラでも到達可能です。(ラーナ個別EDというわけではありません)

【94日目】

「……んんっ……」

暑苦しさで目が覚めた。右にはラーナと師匠、左にはミラとナディアが僕に引っ付いて寝ている。右腕が潰されているのに気付き、僕はそっとそれを引き抜いた。

「……むにゃ」

シーツはいつも通り色々な液体でぐちゃぐちゃだ。またメイド長から小言があるんだろうなあ……。
身体はいつの間にか元に戻っていた。まあ、そのままだとずっと女装することになるし、こっちの方がありがたいけど。


コンコン


ノックの音がした。僕は慌てて跳ね起き、下着と服を着る。
髪はボサボサだしろくに身体も洗えてないけど、これはもうしょうがない。

「今開けます」

※来訪者

01~10 サマート(一回のみファンブル扱い)
11~50 ミーシャ
51~84 ウィル
85~00 ???(再判定、第二世界の誰か)

「あ、ごめんなさい。……これ、起きたばかり、よね」

ミーシャはもう普段着に着替えている。後ろにいるアナスタシアの視線が冷たい。

「……全く、ミーシャ様を放っておいて……たまには私たちの褥にもいらしてくださいな」

「は、はは……」

入り口からはベッドの惨状は分からないはずだけど、まあ臭いで分かるよね……
メイド長の僕に対する態度が厳しいのは、もうどうしようもないな。

「コホン。それはそれとして……」

※85以上で何かしら進展

※進展した内容

3の倍数 神器発見(地上のどこか、すぐに取得可能)
3の倍数+1 ノワール登場(能力劣化軽微)
3の倍数+2 トンプソン登場(α化、「壊れた世界」関連)

ゾロ目、85以上 上位神器発見

アナスタシアの後ろから小柄な銀髪の少女が出てきた。

「やっほー。……相変わらず爛れてるねえ」

「ノワールさん!?」

ニィ、とノワールさんが笑う。

「久し振り。マルコには一旦帰ってもらって、今日はあたしが来たの。まあ、色々気になることもあったんでね」

「気になること?」

「そ。クトゥルフとシュブニグラス、だっけ?jをベースにした魔法生命体ってことだけど、ちょっと過去の文献も漁ってみたわけ」

「文献って、そんな資料が」

「あ、いやあたしたちの世界のよ。ここと違って、500年前に何があったかは書物としてかなり正確に残されてる。
断片的なのはイマーラさんが持ってるって話だけど。
ちょっと入っていいかしら?あ、もちろんちゃんと掃除するまで待つわよ」

#

「さて……と」

コーヒーを口にしてノワールさんが話を切り出した。

「『新人類』って、何を素体にしてるか知ってる?」

「いえ、全く」

「でしょうね。ナイアってのが存命らしいけど、多分当の本人も気付いてないんじゃないかしら。
この世界で知ってるのはドワーキンとケイン……クリスぐらいだっただろうけど。
あ、アリスさんも知ってるかもしれないのかな」

「ちょっと話が読めませんが」

師匠の言葉にノワールさんが苦笑する。

「まあ結論を急がないで。『新人類』は、完全に無から作られたわけじゃないの。ベースになる生命体がいて、それにjの要素を加えていったものなわけ。
500年前には完成させられなかったらしいけど、マルコの報告を聞く限りかなり研究は進んでるわ。だから、対策なしに行くのは危険。
たとえあなたたちがどんなに強くなってて、『覚醒』していたとしても」

「もったいぶるな。何が言いたい」

「ああ、ゴメンゴメン。つまり、その素体になる生命体から彼らを弱体化させる薬ができるかもしれないってわけ。
シュブニグラスはそれを守っているらしいけどね。多分こちらだけで作れる」

「だからその生命体は何だ」

「竜人よ」

「竜人……まさか!?」

フリークだ。彼がクリスの手の内にあったのって、ひょっとして……

ノワールさんは僕らの様子を見て察したようだった。

「やっぱり心当たりがあったわね」

「ええ。知り合いに、1人。彼が言うには、家族は殺されたと……」

「そのデータを使ってる可能性大ね。あるいは、死体をそのままベースにしてるかも。
その人が生きてるのは、クリスが戦力としても残したかったからでしょうね。まあ、まだ生き残りがいてよかった。その人はどこに?」

「ダーレン寺です」

「ああ、何か修行僧がたくさんいるという……早速案内して」

※15以下で?

#

「おお、クランか。最近よく来るのお。修行かの?」

「いえ、フリークに用がありまして」

総師範がふむ、と頷いた。

「ちょっと待っておれ。午前の稽古中じゃからの」

しばらく待つと、オリヴィアに連れられてフリークがやって来た。……完全にベッタリだな。

「クラン、フリークに何の用だ?嫁にはやらんぞ」

「いやいやいや、そういうんじゃなくて……」

「あら、あなたもここにいたの」

きょとんとオリヴィアがノワールさんを見る。

「あ!ちっちゃい方の嫁だな?何でこんなところに」

「どうせちっちゃいですよ。というか、ヘカテルも胸そんなにないのに……まあいいや。
あなた、その竜人とは……」

「おう、旦那兼嫁だ!ほら、挨拶は?」

フリークが少し不満そうに頭を下げる。

「……ども」

「この子、男だよね?」

「ん……まあ、な?」

何か歯切れが悪いな……そもそも兼嫁って。

「フリーク、どういうことなの?」

「……お前には関係ない。お姉様だけが分かればいいんだ」

ノワールさんが溜め息をついた。

「食欲魔人が性欲魔人になったわけね……まあ被害が出てないならいいか。
私の用は、その子。といっても大したことはしないわ。DNAを採取するために、体液か身体の組織を欲しいだけ」

「……でぃーえぬえー?」

「生き物の設計図みたいなものね。これをベースに、ある薬を作る予定。
といっても、多分私たちだけじゃ手に負えないから、過去の世界にいる父さんとかにも協力してもらうつもりだけど」

オリヴィアが思案している。

「フリーク。ちょっとお前の……」

01~84 血が欲しいんだが
85~00 ??が欲しいんだが

「ちょっとお前の血が欲しいんだが」

「まあ、お姉様の言うことなら……。というか、何でそんな人間の言うことを聞くんですか」

「ちょっと貸しがあってな。まあ、大したことでもないが」

フリークが軽く指を噛むと、血が流れてきた。ノワールさんはそれを小瓶に入れる。

「うん、OK。本当は精液がベストなんだけど、まあさすがに頼めないからねえ」

「当たり前だ、痴れ者が」

「じゃ、そういうことで。というか、オリヴィアはもうこっちに戻らないの?」

01~70 ここが気に入ってるんでね
71~84 戻れというなら連れて戻るぞ
85~00 そろそろ頃合いか

「ここが気に入ってるんでね。まあ、フリークと楽しく暮らすさ」

「ま、あなたがそう言うならそれはそれ、ね。ただ、あなたと同一存在がいるかもしれないのには気を付けて。対消滅するわよ」

「そのぐらいは分かってる」

オリヴィアがむっとした顔になった。

「じゃ、用件は済んだから一度引き上げるわよ」

「あっ、ハイ」

※85以上で?

はい

はい

#

「というわけで、これをベースに薬を作るつもり」

「どのぐらい時間がかかるものなんですか?」

「……それは分からないわ。すぐかもしれないし、かなりかかるかもしれない。
とても正直に言えば、行ってみないと分からないという感じね。対覚醒者用の薬をアレンジしたものになるとは思うけど」

ノワールさんが、血の入った小瓶を揺らしながら言う。

「次元間転移なら私ができるから、そんなに手間ではないが」

「そうねぇ。誰か同行してくれると助かるかな。
あなたたち、大体がエメリア化の経験者みたいだし。ていうかクランがヤリ過ぎ」

呆れたように見られた。返す言葉もない。

「で、誰が行くんだ?私だけでもこと足りそうだが」

1 ミラのみ
2 ミラ以外に誰か同行させる(自由選択)

3票先取

2
クランとナディア
ナディアは過去世界に行った事はなかったはずだし何かしら新展開ありそう、>>763で加速装置強化の可能性があると明記があるからクランも行っておきたい

クランとナディアに加えて、調整した神器の受け取りにミーシャとウィルも連れて行くかな
・世界移動ついでにジュリアンから神器を受け取る
・社6階で入手した色々な薬品も持っていって調べてもらう
・クランの小瓶やミラのアンプルの進捗状況の確認と、覚醒レベル6になった他メンバーもエメリア化できたりしないか一応聞いてみる
・本格的に取り組むのは色々落ち着いてからだろうけど、2階の子の治療薬も依頼する
・加速装置の改良
やるべきことはこんな感じだろうか

あ、>>815の安価は2です
それと、ミーシャもミラも居るから余裕があればアミールのところにいって因果律操作っぽい技も習得可能にしておくのもアリか
経験点消費が莫大だから習得するかは分からないけど、習得練習で経験点入ったりしないかな

上げておきます。

もう一度上げます。2215までなにもないならクラン&ナディアで決定します。
(ミーシャとウィルはどちらにせよ第2世界には行きます。彼らを過去の世界に連れていくかは別途多数決を取ります)

>>814

なら>>815は取り消しで、>>814

「僕とナディアも同行していいですか?」

「私も、ですか??」

ナディアがビックリしたように声をあげた。

「うん。まだ『過去の世界』に行ったことないでしょ?色々面白いよ」

「うう……なんか話に聞く限り、こことは違い過ぎててちょっと怖いんですけど」

「あはは……確かに車とかは比較にならないくらい多いし、ビックリすることも多いけど、基本安全だから心配しないで」

「う、うん……」

ミラがうんうんと頷く。

「確かに刺激は多いな。というか、お前とナディアまで行ってどうするんだ?」

「僕は『加速装置』を調べてみてほしくて。ナディアは、社会見学も兼ねて、かな。マエザキさんの所で何かあるかもしれないし」

「了解だ。じゃあ、ミーシャとウィルは第二世界で神器の受け取り、私たちは向こうに行くとするか。
こっちで留守番のラーナたちはどうするんだ?」

1 普通に留守番
2 「穴」を探索
3 「社」を探索(地下パート)
4 その他自由安価

※2票先取

1
テンポ悪くなるし

1

「とりあえず待機、かな。探索は準備が整ってからでいいと思う」

「私もそれがいいと思うわ。じゃあ、こっちで待ってるから」

「ありがと。じゃあ、ミラお願い」

#

「……ビックリするな、これは。君らが来るなんて報告は聞いてないぞ」

マエザキさんは研究所に現れた僕らに目を丸くした。プレーンウォークの存在は当然知っているのだけど、それでも慣れないらしい。

「すみません、急に。それで、幾つかお願いがあるんですけど……」

僕は加速装置の改良と、ナディアの検査、そして対「新人類」用の薬の開発を申し出た。
マエザキさんがうーんと唸る。

「なるほどな。加速装置……強制クロックアップか。理屈の上では可能だが、身体がもたないからできないという結論だったが。
なるほど、君ならできるかもしれん。あるいは、噂に聞くオルディニウムによって変異された兵士なら」

終末兵士のことか。確かに、あり得なくはない。
サウルはケインの血を引いていたから、覚醒者に近い存在として加速装置を使っていたのだろう。

「改良できるんですか?」

「ちょっと君の身体を診させてくれ」

01~35 どうすればいいのか……
36~65 慣れだな
66~84 改良はできそうだな
85~00 これなら簡単だ

はい

#

1時間ほど色々調べた後、僕はマエザキさんの部屋に呼び出された。

「結論から言えば、慣れだな」

「慣れ?」

「そう、それしかない。というのも、加速装置とやらは脊髄に深く食い込んでる。
あれそのものを弄ろうとすると、君は死んでしまう。だから、慣れるしかない」

「でも、簡単に言いますけど……」

「分かってる。ただ、もう何回か使ってるだろう?力の効率化くらいはできるんじゃないのか」

効率化、か。確かに、2回ぐらいはできそうな気はするけど……

※経験点700pごとに1回ずつ使用回数が増えます

※加速装置を強化しますか?3票先取

これはちょっと流石に重い…
強化しないに1票
サブに魔法拳士取って高速詠唱4のほうがいい気がする

社6階で入手した色々な薬品類と、エメリア化の小瓶とアンプルの進捗はどんな感じでしょう?

強化しない
クラン単独で穴潜りして強敵狩りまくるぐらい極端な事でもないと経験点の用意は難しいと思う

強化しない

続きは明日です。

>>827
超凶悪効果なので敢えて相当重くしています。
薬品類は別途判定です。

>>828
経験点が取れる機会はかなり減ってますからね。vsドワーキン後にvsベネディクトまで見据えるならともかく。

……かなり大変そうだから、今はちょっとやめておこう。それより……

「お願いしていた薬の解析は?」

「今やっている。それにしても『新人類』か、一度はお目にかかりたいものだな」

シュブニグラスらの説明は簡単にしている。「この世界では神の禁忌に触れる存在だから、理屈は分かっても手は出せんな」、だそうだ。

「言わば人工的に作られた『j』だからな。大体薬の正体も想像がつく」

「まあ、そうだな。遺伝子に作用して、『j』の要素を免疫が攻撃させるようにする。
君が持ち込んだのは、それの弱いもの……言わばプロトタイプだな。
単独で効くかは分からなかったから、遺伝子サンプルがあるのはとてもありがたい」

マエザキさんがウンウンと頷く。

「……それで、2階の子って治せるのかな」

「さあな。そもそも彼女は、『新人類のなりそこない』だろう。
『j』成分だけを上手く分離したとして、素体だけ取り出すという都合のいい薬ができるかは謎だな。
まあ、差し当たってはシュブニグラスだ。もう少し待つとしよう」

ミラがそう言っていると、ナディアが入ってきた。小さい「アリス」さんと、眼鏡の男性も一緒だ。

「ナディア!検査は終わったの?」

「あっ、はい」

01~60 特に異常はないそうです「いや、かなり異常ばかりだけどね」
61~84 実は……
85~00 ちょっとこの子に、追加の処置を受けさせようと思ってね

「特に異常はないそうです」

ナディアが言うと、アリスさんが渋い顔をした。

「いや、かなり異常ばかりだけどね」

「え?」

「詳しくはパパから。生命体として安定しているという意味で『異常はない』けど、人間としては普通じゃないわよ、その子」

アリスさんのお父さんという眼鏡の男性は「こら」と彼女の頭を軽く叩いた。

「不安がらせるようなことは言うもんじゃないぞ?ああ、ごめん。健康体なのは太鼓判を押すよ」

「異常って、どういう……」

「平たく言えば、人間と『j』、それとよく分からない未知の生命体の『キメラ』だね。基本的には人間だし、人間としての特質は全て備えてるけど。
君らが持ち込んできた『新人類』に近いけれど、またそれとも違う。研究者としては実に興味深い観察対象だが……」

「コホン」とマエザキさんが咳払いをした。

「向こうの世界はあくまで向こうの世界。それには深入りしないのがルールだ」

「分かってます。まあ、『本来の世界』がそれで崩壊したのを知ってますからね」

「本来の世界?」

僕の問いに、アリスさんのお父さんが苦笑した。

「ああ、こちらの話。オルディニウム研究から、非道な人体実験が繰り返される羽目になったと聞いてるからね。
この件は、あくまでここだけの話だ。まあ、やり過ぎるとアミール君からキツいお仕置きを食らうことになりそうだしね」

「そういうことだ。まあ、君らをどうこうするつもりはないから、安心してくれ」

「は、はあ」

#

僕らは、薬の解析などが終わるまでしばらく待つことになった。終わるのは夕方らしく、まだ相当時間がある。
どこかに行く余裕はありそうだけど。

1 滝の所に行く(稽古など)
2 青山の所に行く(vs終末兵士関連)
3 カミュの所に行く(エメリア化関連??)
4 3人で適当にデートする(?)
5 サイレスらの見舞い
6 その他自由安価

※3票先取

6
時差あるし早めにアミールのところに行って、因果律操作を習得可能にしておく
実際に習得するかは経験点と相談だけど
ミラも習得できそうだし

>>834案に1票
因果律操作以外にも何かしら技教えてくれる可能性もありそうだし、サイコバインドや高速詠唱なんかの未完成技の相談をしてもいいかも

>>834

#

「……で、僕の所に来たわけか」

アミールさんが苦笑した。

「ご迷惑でしたか?」

「いや、また女の子が増えたなってね。まさか、彼女も君の恋人とか言わないよな」

ナディアが無言で顔を真っ赤にすると、アミールさんは呆れたように肩を竦めた。

「……サイファーも大概だったが、その遥か上を行くな。というか、仲違いはしないのか?」

「こいつは皆の旦那様だからな。それで問題はないさ」

「……誰も選べないから上手く行く、ね。人徳だな、もはや。
で、今日の要件は?」

「前に教えてもらった、因果律操作を習得したいのですが」

アミールさんが渋い顔になった。

「前にも言ったが、思い通りになる人生はつまらんぞ?」

「それでも、ドワーキンを倒すには必要なんです。お願いします」

「……ドワーキン、か。それも、万全の」

「万全の?」

「こちらの話さ。確かに、君の言う通りだ。練習しよう」

※習得判定
01~20 習得できず
21~84 経験点500pで習得可能
85~00 再判定(低確率でレベル2)

はい

※再判定

01~84 経験点消費なしでレベル1習得
85~00 経験点500消費でレベル2習得

※レベル1
1日1回発動可能
全行動で1回のみ再判定可能、ただし有利状況になる
(例えば最悪のレンジで発動させればそれは消えます。4段階あるうちの2番目で発動させれば上2つだけになります。
ただ、クリティカルを確定させることはできませんし、クリティカルを重クリティカルにすることもできません)

※レベル2
1日1回発動可能
強制クリティカル
(vsドワーキンやベネディクトでとても有効です。彼らはクリティカルが入らないとろくに食らいません)

コンマすごい…

※クリティカル、レベル2習得可能
※因果律操作レベル2習得(発動タイミングはこちらで指示します)
※経験点571p

#

「……驚いたな」

サイコロはほぼ思う通りの目が出せるようになっていた。100回中99回は成功できる。

「凄い……どういうことなんですか?」

「見ての通りだよ。運を思う通りに操作できる。
まあ、これはサイコロという6択だからまだ操作しやすい部類だが、磨けばほとんどを思う通りにできるわけだ」

ナディアが唖然としている。ミラは「ほう」と興味深そうだ。

「磨けば、か」

「さすがにこれ以上は『神』の領域だ。君らにそこまでになってほしいとは思わないけどね。
全てを思い通りにできるというのは、実はつまらないものだから」

「……確か、私にも習得できるとか?」

「ああ。一応、やってみるかい」

僕はサイコロを手渡した。何でも、このサイコロ自体が魔術的な存在ではあるらしい。

(ミラ、コンマ下)
01~60 習得できず
61~89 習得
90~00 再判定

(ナディア、コンマ下2)
01~89 習得できず
90~00 習得可能、再判定

※ミラ、因果律操作レベル1習得

#

「ふむ」

ミラの振るサイコロは、50回中49回は宣言通りの目になった。

「ミラさんもできるんですか!?はうぅ……自信なくなるなあ……」

「彼らは色々特殊だからね。君ができないのは無理もないさ」

肩を落とすナディアに、アミールさんが声をかける。

「まあ、こんなものか。しかし、確かに少し興が削がれるな。マシャで私が勝つのが当たり前になるじゃないか」

「あー……」

昨晩の記憶が甦る。ミラと師匠で僕をボコボコにしたんだっけ……
でも、今ならもう少しいい勝負ができるだろうか。というかこの力は、そんなもののために使うものではない気がするけど。

※70以上なら時間に余裕あり(稽古などができます)

なお、因果律操作を使いたいという声が複数あれば今後対応はします。
基本は発動タイミングを指定しますが。
(vsドワーキンなど戦闘時に使うことが多くなるでしょう)

#

「お、戻ってきたな」

マエザキさんの呼び出しを受けて戻ると、ネーロさん……ノワールさんの父親も一緒にいた。

「薬の方はどうなったんですか?」

※vs新人類の薬の開発について

01~20 1ヶ月はかかりそうだな
21~50 1週間は待ってくれ
51~84 3日間はかかるかな
85~00 明日にもできるぞ

※クリティカル権を発動しますか?

1 する
2 しない

※3票先取

1

シュブニグラス相手は戦力そろえれば問題ない気がするし、クリティカルはもったいないからミラの因果律操作で振り直しのほうが良いと思う

1

できるなら>>852のやり方で再判定してほしい
この後帰還して社か穴に行く流れになるかもしれないからクリティカルはそっちで使いたい

2

シュブニグラスが守っているらしい対新人類用の薬とはまた別なものでしょうか?
>>478でシュブニグラスの相手はどうにかなりそうで隠し球もないと確定してるから、vsシュブニグラス用なら必要無いかな
シュブニグラスが守っているものと、今回開発するものの効果が重複して相乗効果が期待できるなら>>852の振り直しがいいと思うけど、重複しないなら振り直しすら必要無いかと

>>852
これはできますね。855と合わせ、852案を採用します。

>>856
大体同一のものです。ただ、40階層にいる新人類はクトゥルフだけとは限りません。複数あった方が確実ですね。
(2階の子の救出にもアレンジしたものが必要です)

なるほど
>>852

※ミラの因果律操作発動、再判定

※vs新人類の薬の開発について

01~50 1週間は待ってくれ
51~84 3日間はかかるかな
85~00 明日にもできるぞ

「3日間はかかるかな。一応、こちらの技術である程度対応はできるが」

3日間か。さすがに40階層に行くまでにはできる、ってことかな。
シュブニグラスの討伐は、完成を待ってからでも問題はなさそうだけど。

「あと、君らが持ち込んだ諸々の薬品も参考にさせてもらっているよ。どうやら、これらの多くは君らが求める薬の試作品らしいな」

「そうなんですか?」

「ああ。だからこれだけ短時間で完成できるというわけだ。……ネーロさん」

ネーロさんが頷いた。

「君らの世界のケインも、やはりオルディニウムの有効活用を色々図ろうとしてたみたいだな。
悲しいかな、それらは私利私欲によるものなわけだが……『一族』とはやはり、ある種の天才なのかもしれないね」

「えっと、実は……」

僕は2人に「社」の2階にいたという子の話をした。

「……なるほど。その『新人類』の成れの果てを救いたいわけだね」

「ええ。何とかなりませんか」

01~15 難しいな
16~70 かなり時間が要るな(回復はED後濃厚、エピローグに出る程度)
71~84 時間が要るな(40階層到達前後で救済できる可能性)
85~00 さほど問題はないな(3日後に救済可能)

「時間が要るな。まあざっくり1、2週はかかる」

「それで救えるんですか?」

「まあ、保証はないが。恐らく素体は同じ竜人だろうが、不死性は失われるかな」

ミラが首を捻っている。

「……不死性?」

「『新人類』とやらは『j』同様に極めて長寿で生命力が強いという解析が出た。まあ、相当長く生きるのは疑いがないな」

「……そう言えば変だな。なぜ大祖母様は死んだのだろう」

「大祖母様?」

ナディアにミラが頷いた。

「大元の『j』という話だ。同じオリジナルの第二世界のオリヴィアは数万年生きているのに、どうして大祖母様は死んだのか……」

「その時のことは覚えてない?」

「割と突然だったな。『長い眠りにつく』と言って、それきりだ。亡骸はもうグリーヴァ大沼に還っている」

「お母さんはどうしたんですか?」

「……そう言えば物心ついた時にはいなかったな。死んだとしか聞かされてないが」

何か引っ掛かる。何だろう、この違和感は。

※70以上で話が進みます

……まあいいか。気にしてもしょうがない。

「とにかく、よろしくお願いします。あと、僕らの薬はどうですか?」

「薬?ああ、『エメリア化促進剤』か」

薬はドワーキン用にとってあるけど、もう少しあると助かる。どうなのかな……

※85以上でどちらか用のが+1本

奇数…ミラ用
偶数…クラン用

ゾロ目、85以上…両方

はい

※エメリア化回数…クラン、ミラともに3回

※エメリア化は薬を飲んでからしばらくしないと発動しません。つまり、突発的事態には対応できない点に注意してください。
また、効力は10ターンです。能力が+3ブーストされる上にクリティカル範囲が75以上になります。攻撃係数、防御係数はともに2です。
飛行ができたりとその他の特典もありますが、効力が切れると「全てのバフ」がなくなります。

再開があるとすれば2300以降です。

もっと能力ブーストあるかと思ったけど、そこまででも無いしベネディクトも見据えるなら更に神器集める必要があるか
ラーナの覚醒時の描写的に、他の覚醒レベル6メンバーにも使えるのかな
ベネディクトも相手にするなら必須だし、引き続き増産をお願いしたいな

>>870
ご指摘通り、互換性はあります。
ただ、クラン用はラーナ、ミーシャ、(イマーラ)にしか使えません。
ミラ用は(オリヴィア)、(ナディア)、(ララ)のみです。
(()は条件を満たしていません)

エメリア化の真の強みはクリティカルブーストにあります。
というかこれがないとvsドワーキンやvsベネディクトといったラスボス格とは厳しいかと思います。

「君向けのができとるぞ」

コトリ、と瓶が置かれた。

「恐らく、人間なら……前にここに来たミーシャとか言ったかな?彼女にも同じ効き目があるはずだ。一応増産しようとしてるが、オルディニウム自体が希少でなあ」

ネーロさんが同意する。

「もう高純度のはアミールの所のしか入手できないからね。しかもオルディニウムは禁忌として眠らせておくべきというのが私たちの共通理解でもある。
あれは人類にとっての益よりも害の方が大きい。いや、益が大きすぎて一周回って害悪になっているというべきか。
この世界のはアミールが守護者としているからいいが、私の世界についてはどこかしらで封印が必要だろうな」

「ふむ。それはそれとして、私のはないのか?」

ミラの言葉に、マエザキさんが苦笑した。

「そう焦らなくていい。ネーロさんも言ったが、簡単にできるものでもないんだ。
そう言えば、そこのナディアって子にも使えそうだな。『j』の因子が混じっているから」

「そうなんですか?」

「ああ。何故かクラン君の因子もあったし、効く可能性はある。クラン君の因子が少量なので、劇的な効果は期待できないが」

マエザキさんが怪訝そうに僕を見る。

「……というか君、年下にも手を出したのではあるまいね?」

「え?はは、ははは……」

「いや、君らの世界の法がどうなっているかは知らないが。もう少し慎みを覚えた方がいいぞ?老婆心ながら」

返す言葉もない。でも、襲われてるの僕なんだけどなあ……

※50以上で追加行動可能、未満なら帰還しイベント判定へ

#

※帰還後イベント
01~20 「社」で異変
21~60 何もなし、95日目へ
61~84 移動可能(稽古などできます)
85~00 移動可能(上に多少のボーナスあり)

はい

#

戻ると夕方になっていた。ミーシャによると、特に異変はないらしい。
まだどこかに行く余裕はあると思うけど、どうしようか。

1 ローマンの所に行く(魔法拳士サブ取得のための修行、経験点は不足)
2 トンプソンの所に行く(トンプソンやパーシャ、こちらの世界のオリヴィアなど)
3 ダーレン寺に行く(オリヴィアとフリーク関連)
4 ミーシャに会う(神器関連、低確率で?)
5 その他自由安価

※2票先取

4

4

#

「向こうはどうだった?」

「ええ。この通り」

ミーシャは黒い剣を持ってきた。美しいけど、どこか禍々しい。

「ウィルさんのも上手く調整できたみたい。これで、少しは力になれるかな」

パチリ、とミーシャは剣を鞘に納める。

「こっちも薬貰ってきたよ。ミーシャにも使えるって」

「ありがとう。でも、もう少し強くならなくては……」

「お互いね。その剣って、どんなものなの?」

「『剣閃』というのが使えるみたい。遠距離でも斬撃を飛ばせるんだって。
ウィルさんのはイマーラさんのと同じかな」

なるほど。僕は遠距離攻撃がからきしだから、かなり助かる。

※ワーウィンドル
全ステータス+2、追加ダメージ+50、戦闘時限定でクリティカル範囲85に
射程10の2倍ダメージ攻撃「剣閃」使用可能

※ミーシャの提案

01~20 特になし
21~84 せっかくだから、少し稽古しない?
85~00 せっかくだから……

「で、クラン。この後に用事は?」

「あ、うん。特にないよ。稽古でもする?」

ンフフ、とミーシャが笑った。

「……そうね、稽古しましょ。シャワーを浴びてきてくれないかしら?」

……ん??

「いや、順番が逆じゃ……」

「逆じゃないわよ?昨日仲間外れにされて、寂しかったんだから。いいわよね?」

「え、ちょっと、それは……」

※3の倍数でアナスタシア登場

はい

「……姫様」

部屋の奥からアナスタシアが出てきた。……助かった。

「あら、どうしたの?」

01~35 ふしだらな真似はお止めください
36~84 ……私もたまには混ぜて下さい
85~00 上+α(ミーシャに特殊能力覚醒以上)

因果律操作でクリティカルにしたほうがいいかな

プクー、とアナスタシアが頬を膨らませた。

「……私もたまには混ぜて下さい。寂しいですわ」

「うふふ、アナったら。男嫌いでもクランは別なのね」

「……彼からは、姫様と同じ匂いがしますから」

ミーシャが妖しく笑いかけてきた。

「あらあら。気付かれてるんじゃなくて?」

「……知らないよ」

「でも、私たちを可愛がってくれるんでしょ?」

「いや『可愛がられる』の間違いじゃないかな……」

……本当に、どうして僕の周りの女の子ってこんなに押しが強いのかな……
断れず快楽に流されてしまう僕も僕だけれど。

ミーシャとアナスタシアが僕の手を取った。

「じゃあ、褥に向かいましょ?」

※5の倍数か85以上でイベント発生(この場合、R板への移行を多数決で取ります)
※それ以外なら好感度判定のみ(上昇は中)

※因果律操作でクリティカルにしますか?
(ここでのクリティカル発動は上の85以上と同一です)

※0000より3票先取

因果律操作使う
イベント終わったら次の日になるだろうから腐る前に使ってしまおう

使う

使う

使おう

※クリティカル

R板に移動しますか?
(好感度上昇係数4と特殊能力取得は確定しています)

1 する
2 しない

※3票先取

1

1

1

こちらに移動してください。更新は多分夕方か夜です。

オルランドゥ大武術会・R - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/371)

こちらから戻ります。

オルランドゥ大武術会・R - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/403)

好感度上昇判定です。

ミーシャ
コンマ下一桁×6+15(最低保証30)

アナスタシア
コンマ下2一桁×6+15(最低保証30)

アナスタシアは200超えてミーシャは400超えたか

好感度
ミーシャ 424
アナスタシア 234

※好感度ボーナスとして

・ミーシャ同席時77以上のゾロ目が1日1回のみ00偶数扱い

・アナスタシア同席時通常時のコンマ判定の最悪範囲が基本10以下に

が入ります。

【95日目】

「うーん」

ミラが唸っている。ラーナやイマーラも思案顔だ。ミーシャは「ハハハ……」と苦笑している。

議題は、僕らの今後。といっても世界をどうするかとかいう大それた話じゃなく、「僕らの夫婦生活」だ。

「まあミーシャがクランを抱いたのはいいんだけどさ。そろそろルール決めた方がよくない?」

「そうねぇ。皆が満遍なく愛でれるようなのが理想的だけど……」

ナディアが手をあげた。

「えっと、当番制ってどうですか?」

「うーん、クランの番は私たちとミーシャで5人でしょ?5日も我慢できるかなあ」

「そうね。そもそも皆でするのも悪くないし」

「というか、アナも入れてあげません?昨日のはとても気に入ったみたいですし」

……僕の意思はどこへやら、何かすっごい話が展開されている。

「僕の休養日って……」

「え?必要なのそれ」

「うむ。クランは何回でもできるだろ。普通の人間なら腎虚で倒れそうだが」

「えー……」

というか皆異常に性欲が強くて絶倫なんだけど、それは……
まあ、僕の体質がそうさせちゃってるのは昨日で分かったけど。

「でも毎日ってのはかわいそうだよね。そもそも、今は非常時だし、そういう気分にならないことだってありそうだし」

「それもそうですね。でも、決まりごとは必要かも……」

「番の本質からすれば、クランに選択権があるわけだけど。どうしたものかしら」

01~15 訪問者(バッドイベント)
16~84 結論出ず(通常ルート)
85~00 クランに選択権ありという形に

はい

#

結局、その場では結論は出なかった。まあ、僕に選択権がないだろうというのは何となく察してるけど……

「……まあ、それはそれとして。今日はどうする?」

1 「穴」探索
2 シュブニグラス&exΩ討伐
3 修業(場所指定)
4 その他自由安価

※3票先取

4
社の地下探索とか行けるのかな
機密資料とかいい物が出てくる可能性は低くないと見るけども

※戦力分散しての同時進行は可です。

>>908
行けますが収穫がある可能性は低めです。

低めならやめとくか、1にする
大図書館に飛行石の他に神器の在処がないかハブに聞くのが効率的かね
>>768で帰還時にイベントともあるしちょうどいい

1

1
今後の方針はハブや大図書館で神器の在処を聞いてからかな

戦力が多いから、時間がかかるようなら大図書館で調べる組と穴探索組で分かれても良いかもね

「『穴』に行こうか。ハブはまだあそこにいるし、一度こっちに連れて来てもいいかも」

「そうね。でもまさか皆で探索する気?さすがに人数多くなりすぎでしょ」

「そうだね……とりあえずそれは本格的に探索する時に考えようか。まずは第30階層かな」

#

「……来たか。待ちくたびれたぞ」

ハブさんが苦笑した。思えば、2日放置していたことになる。

「すみません。お腹とかは」

「何年生きていると思っている?不食の術は会得済みだ。……地上の居場所とは?」

僕は空間に歪みを開いた。

「こちらです」

#

「ほう、また珍客じゃの」

総師範が目を丸くした。ハブさんは落ち着かない様子で辺りを見ている。

「……ここが、か?」

「あなたが武を求めるなら、ここが最適かと。皆、武を日々追い続けている人たちです。
あなたの教えも役に立つのでは?」

ふむ、と総師範が呟いた。

「魔物、と見受けるが。ただ、人の言葉を解する辺り、オリヴィアに近いのかもの」

「オリヴィア……?」

向こうからオリヴィアがやってきた。フリークも一緒だ。

「む。魔物か」

※ハブの反応
01~60 特になし
61~84 この女、魔物かっ!!?
85~00 跪く

はい

「……この女は?」

「ああ、彼女はオリヴィア。ここで師範をやってるよ。前に言った魔物が彼女」

「……本当か?」

オリヴィアが「ふーん」とハブさんを見定めるようにしている。

「なかなか強そうだな。クラン、こいつとやったことは?」

「ああ……うん、まああるかな」

殺しかけたとはさすがに本人の前では言いにくいな……。ハブさんはなおも怪訝そうにしている。

「にわかには信じがたいな。お前も『穴』にいたのか」

「ああ、私は別の世界の、ね。この世界の私ならテルモンにいるよ。随分性格も違うらしいけどねぇ」

「……!?複数いるのか」

「ま、私はこの世界とこの子が気に入ったからここにいるってだけだけどね。ね?」

フリークが真っ赤になって頷く。

「せっかくだから、フリークと仕合ってみないかい?私とじゃ結果は見えているし」

「随分な自信だな。この女、そこまで使うのか?」

「まあ、相当強いとは思うよ。やったことはないけど」

「クランとは結果が見えてるからな。マトモにやりあえるのはミラくらいだろ」

※3の倍数でハブvsオリヴィア

※クリティカル(ハブvsオリヴィア、内容は有利に)

今日はここまで。

「……面白い。その自信、へし折らせて貰おう」

「『穴』に長くいて大海を知らぬか。
まあ、それを思い出させるのもいいな」

ニィ……とオリヴィアが薄く笑う。2人からの殺気で空気が揺れた。

「ここで仕合われてもかなわんの。どうじゃ、模範演武として皆の前で見てもらうのは」

「いいだろう」

「望むところだ」

総師範の提案に2人が応じる。……荒れないといいけど。

#

「さあ……来い」

突剣をスラッと抜き、極端な右半身でハブさんが構える。「ほう」とオリヴィアが感心したように呟いた。

「なるほど、口だけのことはある。私も少し本気を出させてもらおう」

こちらは右構えだ。ダーレン寺で修行したからなのか、かなり拳法家っぽい佇まいになっている。

「……では、お手並み拝見と行こうかっ!」

オリヴィアの姿が消えたと思った刹那。


ダッッッ


迅いっ!!というか、人間ができる加速じゃない!

ハブさんは立ち遅れた。僕の時のように、一方的にやられるのでは……
オリヴィアが右の拳を振り下ろす。直撃したっ!!


……フォン


「え」

「何っ」

「消えたッッ!!?」


いや、これは残像だ。まるで、シデさんの「無想転生」のような……


「そこだっ!!」


オリヴィアはすぐに残像に気付き、後方に回し蹴りを放つ。「ゴスッ」という鈍い音と共に、ハブさんが後方に弾ける。

「ほう、『幻影』に気付くか」

「小癪な真似を」

「まだ本気ではないぞ?クランとやった時は出鼻を挫かれたが、ここからが本領だ」

ユラリ……とハブさんが緩やかに動く。まるで舞いを踊っているようだ。
しかし、その実捉えどころがない。恐らく、打ち込んだらさっきのように交わされるだろう。
「無想転生」ほどの精度と威力はないようだけど、これも恐ろしい技だ。僕の時に使われてたら、ずっと苦戦していただろう。

「……こっちに来てからは封印していたが、使うか」

オリヴィアの腕が青くなった。

「お姉様、本気だ……」

隣にいるフリークが言う。これは、ミラと同じように手足を剣に変えるつもりかもしれない。

「面妖な……ならばこちらから往くぞっ」

※85以上で???習得可能に
(ただ、経験点などの都合上実際の習得は困難です)

因果律操作を使う手もあるけど・・・経験点カツカツだしやめとくか



ヴォン


ハブさんが……増えたっ!!?


「分身剣ッッ!!」


※オリヴィアの行動
01~30 回避してカウンター(戦闘終了)
31~60 回避
61~84 掠り傷
85~00 食らう(戦闘終了)

はい

「ぐっ!!?」

同時に突かれた剣突の一つをオリヴィアが食らう。彼女はその勢いのまま、後方に跳んだ。

「お姉様っ!!?」

「……驚いたな、本当に同時に、複数箇所からの刺突が来るとは」

「我が技、馬鹿にしたものでもあるまい?さあ、次はそっちの番だ。見せてみよ」

再びゆらりとハブさんが動く。やはりこの人、僕の時は本当に本気ではなかったみたいだ。
いや、本気にする前に終わらせた、というべきかもしれないけど。

オリヴィアはニヤリと笑う。

「面白い……オールレンジ攻撃なら、こちらもお手の物だぞ」

彼女の両腕がしなった。次の瞬間、鞭のような打撃がハブさんに襲い掛かる!

※ハブの行動
01~50 食らう(戦闘終了)
51~84 「幻影」で回避
85~00 「幻影」からのカウンター

※回避やカウンターでも高確率で戦闘終了(経験点に差が出ます)

これは捉えられた!!


ヴォンッッ!!


「何ぃッッ!?」


その次の刹那、オリヴィアの肩口を突剣が貫いていた。ジワリ、と青い液体が修行服に広がっていく。

「お姉様ッッ!?」

「狼狽えるな馬鹿者ッ!!私に物理攻撃は効かん!!
……とはいえ、これ以上は『稽古』ではなくなるな、緑の」

「そうだな。お前もまだ奥の手を幾つか隠しているだろう?」

「まあな。サシならいいが、ここでは周りに被害が及ぶ。そっちも何かまだ用意してあるようだしな」

オリヴィアが門弟たちを見渡した。皆、余りの速度で繰り出される技の数々に唖然としている。

「お前、名は」

「オリヴィアだ。緑のは」

「ハブだ。なるほど、クランの言っていた意味がよく分かった。面白いな」

※85以上で「千手観音」習得チャンス
※現時点で経験点80p、奥義習得ポイント2pまでは確定しています

はい

ハブさんは剣を引き抜くと鞘に収めた。オリヴィアの「血」もあっさりと止まっている。

「気に入ったぞ。これからも手合わせをよろしく頼む」

「こちらこそ……というか、あのガキは何だ」

フリークが物凄い目でハブさんを睨んでいる。オリヴィアは彼に近付くと、ポカリとやった。

「あたっ」

「馬鹿が、そういう意味での『気に入った』ではない。私の『嫁』はお前だけだ」

フリークは「えへへ」と幸せそうだ。僕は以前からの疑問を訊くことにした。

「えっと、ずっと前から気になってたんだけど、何で『夫』じゃなくて『嫁』なの」

「ん?決まってるだろ、私が挿れるからだ。というか、遺伝子弄ったから子供も産めるぞ」

「……はあ??」

また非常識な……でも、ナディアを人間に近い別の生き物に変えてみたりしてるから、不可能じゃないのか……

「……地上の世界には度しがたい風習もあるのだな」

「いや、あれはあの2人だけだと思いますよ……」

僕は自分のことはとりあえず棚にあげることにした。

※経験点651p、奥義習得ポイント9p

※「千手観音」についてはハブとの稽古で習得可能です。経験点350p、奥義習得ポイント10pが必要です。
距離0の7倍ダメージ攻撃です。ただ、相手の防御は乗るのでダメージ量は運が左右します。

#

「……そんなことがあったのねぇ」

31階層へ降りる階段を前に、ラーナが言う。

「丸く収まったならいいのじゃないかしら。ダーレン寺は賑やかなことになりそうね」

「そうだね。じゃあ、先を急ごうか」

少し時間を取られた。今日はどこまで行けるだろうか。

※31階層のコンマ補正(コンマ下1)
01~15 -20
16~30 -10
31~50 -5
51~84 0
86~00 0、再判定

※タイムロスは1からスタート
※探索メンバーは基本いつもの5人+シデですが、コンマ下2が65以上ならミーシャかウィルも加わっています
(ダリオは「社」の監視に回っています。ウィルも基本はそちらです)

a

結局ハブは神器の在処は知らないし大図書館にも無くて情報も無いということでしょうか

※以下クリティカル範囲90以上に

※同行者は
3の倍数……ウィル
3の倍数以外……ミーシャ
ゾロ目、90以上……2人とも

>>933
ハブは知るよしもないですね。大図書館を調べるなら一度戻る必要があります(調査にタイムロス2消費)。
(とはいえ31階層でクリティカルのため、神器関連での進展はあるかもしれません)

【第31階層】

「……何だここは」

宮殿……とも違う不思議な建物の中に僕らはいた。辺りは彫刻や絵画でいっぱいだ。
「過去の世界」に似たような建物があったような……確か、サイカワさんとカミュさんと会った所だ。

「凄い繊細な絵……でも、ここで立ち止まっているわけにもいかないわね」

ミーシャの言う通りだ。先を急がないといけない。

※クリティカル特典
01~60 タイムロスなし、判定なしで32階層へ
61~89 神器情報あり
90~00 神器あり

クリティカルでなければ因果律操作の出番かな

※因果律操作を使いますか?

3票先取

(なお、この後の判定で神器が入手できる可能性はあります)

次の判定を踏んでみて、入手出来なければ使うでいいのでは
他の階層でもこれとは別の神器が生える可能性はあるし、なるべくこの階層で入手しておきたい

>>939に1票
使う時はミーシャのから使うかな
このあとの判定でこの階層で入手する神器と、今回の判定の情報が別の神器のものなら御の字

それとラーナ好感度ボーナスでもう一度85以上がクリティカル範囲ですね

>>939のやり方でいってみよう

「ん……刀工の歩み……何だこれは」

ミラが看板を見た。なるほど、確かにそう書いてある。

「まさか『神器』ってのがあるんじゃないでしょうね?」

「どうだろうな。まあ、何があってもおかしくはないが」

矢印の通りに向かうと、なるほどたくさんの剣が飾られている。「ニホントウ」というらしい。

「凄いねえ……私にも分かるよ、武器というより芸術品みたいにきれい……」

「『過去の世界』にも似たようなものがあるらしいな。多分、それの模倣だろう」

ミラが足を止めた。

「……これは」

※85以上で神器あり

※因果律操作を使いますか?

2票先取

使う
ミーシャので

使う

※神器の内容

5の倍数 鎧
5の倍数+1 兜
5の倍数+2~4 刀

ゾロ目、85以上 再判定(上位神器)

※刀の場合、一度ジュリアンに別の形に加工してもらう必要があります
(ミラの場合は取り込む必要がありますが、その場合でもジュリアンの加工は必要です)

※クランの因果律操作を使いますか?

2票先取

※鎧も加工が必要ですが、刀に比べればずっと楽な上装備対象を選びません

使わない
どれだけ有用かは効果次第だけど防具系神器の手持ち乏しかったし鎧でも十分だと思う

他の階層もまだあるけど、階層判定やイベント判定でクリ出す前提だから可能性は高くないしここで使っとくかな
使う

あー、防具は手持ちが無かったか
まあ賭けてみるのも悪くないか
>>952を取り消しで、使わない

そこにあったのは、厳めしい甲冑だ。見るからに強烈な威圧感を漂わせている。これって、もしかして……

「神器、かしら」

師匠がこちらにやってきた。ミラが小さく頷く。

「少なくともただの観賞品ではありえないな。明らかに、強大な魔力を込めて作られたものだ」

「でもこんな大きい鎧、誰も着れないでしょ?イマーラさんでも難しいんじゃないかな」

ラーナが師匠を見た。師匠は女性にしては大きいけど、この甲冑が着れるとは思えない。
シデさんなら着れるだろうけど、こんな重いのは動きの邪魔になりそうだ。使えないのかな。……あ、そうか。

「ジュリアンさんの所に持っていく?動きやすい形に変えてくれるんじゃないかな」

「それいいわね。それなら小柄なラーナやナディアでも大丈夫かも」

よいしょっ、とミラが甲冑を取り上げた。一人じゃ持てそうもないので、僕と師匠も肩当てや籠手とかの部分を持つ。……重い。

「じゃあ、一度第二世界に行くか。階段は近いようだから、それほど問題はないだろ」

ミラが空間に歪みを開いた。

※神器「畠山重忠の赤糸威大鎧」
効果は後程(防御係数ブースト、ダメージ軽減-100などは確定)

>>936の神器情報というのは無いのでしょうか?

>>955
因果律操作により神器そのものにすり変わっています。

※タイムロス+1

#

「また随分なものを持ってきたね」

ジュリアンさんが苦笑した。

「これ、何とかできませんか?僕らでも着れるように」

「まあ、できなくはないかな。その代わり、時間はもらうけど」

「どのぐらいかかりますか」

「そうだな……」

01~40 1週間はもらおうか
41~70 5日は要るね
71~84 3日は要るね
85~00 明日にでも取りに来るといい

ミラの因果律操作案件かな

※イマーラ好感度による振り直しか、クランの因果律操作orミラの因果律操作を使いますか?

1 振り直し
2 ミラの因果律操作(振り直し、最低範囲が01~70での5日になる)
3 クランの因果律操作(クリティカル)
4 どれも使わない

※2票先取

2

1
5日も1週間もそんなに変わらん気がするが

1

※再判定です。コンマ下

はい

有能
これなら余ってるロビンソンのフルートも使える形に出来きないだろうか
ミーシャは魅了と金縛りあるし、クランのサイコバインドやテンプテーション強化できたりとか

※クリティカル範囲は以下90以上に

「明日にでも取りに来るといい。女性でも着れるような代物に仕立てておくよ」

「そんなに簡単にできるんですか?」

ハハハ、とジュリアンさんが笑う。

「一応『鍛冶の神』だからね。このぐらいはできるさ。さすがに、武器を防具にしろとか言われたら相当困るけどね」

そんなこともできるのか。あそこにあったのが刀だったら、結構大変だったな……

※90以上で「穴」に戻ってから追加イベント、90未満で第32階層へ

短いですが今日はここまで。

>>967
不可能ではないです。96日目に受け取りの際に依頼するのが一手でしょう。

#

「受け取りは明日か、どんなのだろうね」

「あの鎧が私たちでも着れるようになるって……意匠とか大丈夫かしら」

ミーシャが唸っている。さすがに王族だからか、見た目にはこだわりたいらしい。
まあ、確かにあの甲冑を着ているミーシャは想像できないかな……

「とにかく、先を急ごう」

次に神器があると確定しているのは、第37階層。まだまだずっと先だ。

※32階層のコンマ修正

※31階層のコンマ補正
01~15 -20
16~30 -10
31~50 -5
51~84 0
86~00 0、再判定

【第32階層】

「ちょっとカビ臭いわね」

そこは石造りの遺跡だった。あちこちが蔦で覆われていて、ちょっと不気味だ。
何より通路が狭く、不安定なのが気になる。凸凹していて、何かあったら避けるのにも一苦労だ。

「ラーナ、ここから階段までの距離は?」

「そこそこあるかな。罠には気を付けましょ」

※判定1回目

01~20 ……蜂?
21~40 罠(再判定)
41~89 何もなし
90~00 再判定(基本はショートカット)

はい

※再判定

01~50 ショートカット(残り判定1回)
51~89 ショートカット(33階層へ)
90~00 再判定

#

しばらく歩くと、青く光る床が見えた。これって、あからさまに罠……だよね。

「踏まないように気を付けましょ。どうなるか分かったものじゃ……」

「よしと」

「え」

ミラが床を踏んでいる。皆の顔が青ざめた。

「ちょっ!!?」

「まあ、大丈夫だろ。因果律を弄れるし……」

次の瞬間、ミラの姿が消えた。

「ミラっ!!」

「無謀よ!!とりあえず、彼女を探さないと……」

師匠の言葉に、シデさんが「心配ない」と返す。

「階段近くに転移している。これは転移装置の一種だな」

そう言うと、シデさんも床に乗る。すると彼の姿も消えた!?

「後に続きましょう!」

#

「本当に階段があるって……」

「言った通りだろう?私の勘は当たるのだ」

ミラがふんす、と胸を張る。

「まあとにかく時間を使わず下に行けるのはありがたいわ。さあ、行きましょう」

※33階層のコンマ補正
01~15 -20
16~30 -10
31~50 -5
51~84 0
86~00 0、再判定

はい

※再判定
01~65 即降り可能
66~89 神器関連情報あり(低確率で神器あり)
90~00 特殊階(ドワーキンなどの情報有り、神器もある可能性)

ミーシャもアミールの腕輪持ってるし、ここで85以上クリティカル適用出来ますか?

>>983
ここでは運用不可です。クランの因果律操作を使うことはできます。

なるほど
因果律操作は神器ありの最後の判定やって入手出来なかった時かな

【第33階層】

「……また妙な階だな」

シデさんが呟いた。無理もない。まるでさっきの階層の続きのように、長い廊下の両端には武器や防具が飾られていたのだから。

「『東洋・西洋の武具展』……いよいよ美術館の類だな」

「前に似たような所に行ったことがあるから、そこを再現しているのかもね」

ミラが頷く。

「さっきの神器も、確か過去の世界にかつて実在した甲冑がベースのようだな。ここもそうだと考えるべきか」

ゆっくりと歩を進めると……

01~70 神器情報あり
71~89 神器あり
90~00 再判定

※神器の内容

4の倍数 兜
4の倍数+1 杖
4の倍数+2 鞭
4の倍数+3 刀

ゾロ目か90以上 上位神器

はい

※上位神器

どれを選ぶかは次スレにて行います。

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