【安価・コンマ】淫獣シミュレーター (882)
淫獣シミュレーターを見る時は、部屋を明るくして、他のお友達と仲良く見てね!
魔法少女ものなどでよく見られる、動物っぽいぬいぐるみっぽい小さなお供系キャラ(いわゆるマスコットキャラ)を指す俗称。
元は成人漫画の世界で使われていた造語で、女性を陵辱することに特化した触手系モンスター全般を指す言葉だった。(参考タグ→淫獣聖戦)
この言葉がなぜ魔法少女のマスコットを示すスラングになったかというと、『ふたりはプリキュア』の放映当時、マスコットキャラであるメップルとミップルが人目も憚らずイチャつく様が2ちゃんねるなどの掲示板で淫獣と呼ばれたことが始まりである。
そして同年に放映された『魔法少女リリカルなのは』のマスコットキャラであるユーノの混浴シーンへのバッシングにこの言葉が採用されたことで、罵倒語としての知名度が広がってしまった。
「人間に置き換えてみたら(あるいは人間男性が変身していたとして)どう見てもイヤラシイこと考えて行動してるようにしか見えねえ」というような意味で、淫獣と呼ばれていたのだが、現在では特に何も考えずにマスコット的存在を淫獣淫獣呼ぶ人もいるようだ。
なお、「こんな奴のファンなどいるはずがない」という立場からの呼称であり、本当にその動物キャラを好きな人からは蔑称として捉えられることがある。
第三者からの発言(閲覧側からのタグ付けなど)には慎重になる必要があるかもしれない。
(出典:ピクシブ百科事典)
『Bawdy Beast Simulator』
・愛らしい魔法生物になって、魔法少女を育てましょう。
・コスチュームをデザインしたり、魔力の源を設定したりして、好みの魔法少女を作り上げましょう。
・敵は、故郷を滅ぼした邪悪な寄生生物。魔法少女と協力して撃退し、故郷を取り戻しましょう。
・不定期更新。エタる可能性。
では、始めましょう。
安価下1〜5でコンマ最大 主人公の名前、および外見
名前:ティーエル(TL)
外見:碧眼の黒猫、背中から天使の羽が生えてる(出し入れ可能)
…
…
…
「はぁっ…はぁっ…父上、早く…」
「…ワシは、ここまでじゃ」
「父上!? 何を言ってるの、早く逃げて…」
「お前に、これを託そう」
「それは……『スタースパークル』!?」
「これを持って…ワープゲートへ飛び込むのじゃ」
「そんなことをしたら、この国は滅んでしまうよ!」
「この国もすぐに、『ジャインキング』の手に落ちる。そうなったら、スタースパークルまで奴に奪われてしまうだろう。それだけは、何としてでも…!」
「…ぼくは、どうしたら良いの?」
「スタースパークルに導かれし、星の勇者を探すのだ。そして、その者に託すのだ。我らの一族には扱えない、スタースパークルの力を。そして、この国を…」
「…父さん! すぐに、戻ってくるからね! 勇者を連れてきて、この国を守るんだ……!!」
「頼んだぞ、息子よ…」
…
…
…
「げほっ、げほっ……こ、ここは…? ……うわぁっ!?」
慌てて飛び上がったすぐ下を、巨大な箱が甲高い雄叫びをあげながら、猛スピードで走り去っていく。
「なに、あれ…魔獣…? !」
見上げると、遥か空には大きな鳥のようなものが。しかし奇妙なことに、羽は生えていないし、翼をはためかせることもなく、お尻から雲を吐き出しながら飛んでいる。
「す、すごいぞ…この世界も、魔法に満ちているんだ…」
と、そこへ2人の子供がやってきた。
「ちょうど良いや。君たち!」
「…?」「何か言った?」「ううん?」
「こっちこっち! 頭の上! 君たち、ぼくの話を聞いてくれないか…」
「きゃーっ!? 喋るトカゲ!」「トカゲなのに飛んでる!」「にげろーっ!」「つかまえよう! トカゲのしっぽって、切ってもまた生えてくるんだよ!」
「…あれ? これ、もしかしてマズい…?」
数分後。虫取り網を持った子供や大人たちから、命からがら逃げ回る羽目になってしまった…
…
「はぁ、はぁ…た、助かったぁ」
木の枝に掴まり、葉っぱに隠れて一息。
これじゃあ、故郷を救うどころじゃない。落ち着いて、今やるべき行動を整理しないと。
___お待たせしました。行動ターンです。
その前に、主人公について纏めておきましょう。
名前は『せいりゅう(仮)』。魔法の国の王様である『しんりゅう』を父に持つ、れっきとした王子様です。見た目は、デフォルメされた小さな青い西洋竜といったところ。ブレスは吐けませんが、鋭い爪は引っ掻かれると痛いし、空を飛ぶこともできます。
彼が父である王様から授かったのは『スタースパークル』という、巨大なエネルギーの塊。あまりに強大なため、王様でさえも一人で自由に扱うことはできず、何百年もの間魔法の国を守るエネルギー源として使われてきました。
主人公の目的は、この『スタースパークル』に適合する人間を見つけ、力を預け、戦士として育成することです。『スタースパークル』は自由にその形を変えることができますが、コスチュームの形を取ることで最も力を発揮します。また、使用する人間によってエネルギーの属性も変わります。
さて、一通り説明しました。行動に移りましょう。
「何から手を付けよう…?」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①この世界の調査、観察
②適合者探し
③スタースパークルに触れる(コスチューム作り)
「とにかく、この世界について知らないと…」
翼を広げ、恐る恐る葉っぱの影から出ると、物陰を選んで飛び回り、この世界を見て回ることにした。
安価下コンマ
01〜20 子供に追いかけ回される
21〜60 それなりの収穫
61〜90 あの娘は、もしかして…
91〜98 スタースパークルが、光って…!
00、99 敵襲
ほ
「すごいなぁ…この世界、どこもかしこも石に覆われてる…しかも、大きな箱が走ったり、飛んだりしてる。この世界の人間は、石や箱を使った魔法が得意なんだね」
辺りを見回すと、人もいる。こっそり近寄ったりしてみて、気付く。
「…スタースパークルは、子供の女の子によく反応しているな」
首にぶら下げた、緑色のペンダント。今は、この小さな宝石の中に、強大な力が収められている。人間に近づくと、薄っすらと光ったり、熱を発したりするのだが…
「! この反応は」
ある少女に近付いた時、ペンダントが特に熱くなった。完璧とは行かないが、適合の度合いが他の人よりも高そうだ。
安価下1〜3でコンマ最大 少女について(名前と年齢は必須。無いものは安価下。 その他、見た目や趣味などできるだけ詳しく)
鷹栖 朱音(タカス アカネ)
11歳
黒髪ロングに可愛いヘアピンをつけた少女、胸は最近育ち始めた
やや引っ込み思案だがコミュ障というわけではない
ネグレクトに会っていたが現在の養父に引き取られてからは前向きに生きている
過去の経緯によりファザコンをかなり拗らせてる
柊 葉月(ヒイラギ ハヅキ)
13歳
長い黒髪をポニーテールに纏めた少女
小柄だが早熟で齢不相応に育った胸にコンプレックスがある
生真面目で融通が利かない所が欠点の自他に対して厳しい性格
少女趣味ではあるが自分には不似合いであると諦めて秘密にしている
他の人間と比べると、背は小さい。だが、胸は大きく、それを隠すように猫背気味に歩いている。長い黒髪をポニーテールにして、少し厳しい顔つきをした少女だ。
「本当に、この娘がスタースパークルに…?」
首をひねりながらも、接近する。やはり、ペンダントが熱い。これ以上の適合者も、いそうではあるけど…
安価下 勧誘する?
①する
②しない
展開によってはね
他の人間がいなくなった隙に、少女の前に飛び出した。
「…!?」
突然、目の前に現れたこの珍獣に、少女は絶句した。彼女が逃げ出す前に、覚えたセリフを投げかける。
「ぼくと契約して、魔法少女になってよ!」
安価下コンマ
01〜80 お断り
81〜98 受ける
ゾロ目 敵襲
まあ初対面でそんな事言われたら断るよなぁ!
「え、嫌よ」
素気なく言うと、少女は逃げるように走り去ってしまった。
「駄目かぁ…」
がっくりうなだれる。ただ、顔は覚えた。いつでも会いに行って、また勧誘することはできるだろう。
…
「どうしようかな…」
初対面の人に、いきなり声をかけても難しそうだ。もっと、具体的な話というか……そもそも、ノリで『魔法少女』なんて言ったけれど、魔法少女って何だ…?
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①この世界の調査、観察
②適合者探し
③スタースパークルに触れる(コスチューム作り)
2
「…」
胸に提げたペンダントに、そっと触れる。
「…!」
ペンダントが光り輝き…せいりゅうの身体を、包み込んだ。
緑色の光の中で、巨大なエネルギーが渦を巻くのを感じる。これを、一人の人間に与えるのは大変だ。そもそも、どういう形で与えるのか考えないといけない。
安価下 どれを決める?
①力の与え方(変身アイテム)
②力の形(コスチューム、設定)
③力の分け方(ピンorチーム)
2
2
「…よし」
何はともあれ、完成形を考えるのが先だ。例えば、この力をそのまま人間にぶつけたら、相手は吹き飛んでしまうだけだろう。どうにかして、人間の使いやすい形にしなければならない。
「…それで、魔法少女かぁ」
街を見回す最中に見つけた、玩具の絵。キラキラの洋服を身に纏った少女。きっと、そういうのが必要なのだ。
そうと決まれば、服のデザインを決めよう。
安価下 22:00まででコンマ最大 コスチュームのデザイン、使用武器、設定(エネルギー源など)について、できるだけ詳しく
そして今日はこの辺で。
R-18になるか否かの、最初の分岐点である
デザイン
白と紅で構成されたミニスカ巫女服風衣装
胸元にエネルギーの源である宝玉(せいりゅうが変身したもの)が設置されており、直接アドバイスやサポートができるようになっている
脇出しで、横から見るとサラシが巻いてある事が確認できる
ハイサイソックで絶対領域完備
パンツは本人が変身時に履いている物が反映される
武器
朱色の日本刀(あくまで基本形態、本人の意思で槍とか弓とかになる)
備考
この世界の『邪悪なものを払う者』をイメージした結果のデザイン
エネルギー源は「せいりゅうの生命力」そのものである
また、装着した者の「感情の感情の昂り」によりカタログスペック以上にも以下にもなり得る
なお、消耗した「せいりゅうの生命力」は「少女の生命力の象徴」、即ち「愛液」などで補填できる(逆に言えば装着した状態で愛液まみれなるとパワーアップする)
素体みたいな感じで考えても大丈夫
そうでなくとも、細かい所はそれぞれに合わせて微調整するので
分け方より先にデザインを決めることになったので、取り敢えずは一人という方向
安価によっては後から仲間ができることもありうる
おつおつ、そりゃこの板に立った以上はそっちに進めねばなぁ!
白をベースにしたフリルたっぷりのフリフリ衣装(イメージはまどかの衣装を純白で統一したもの)。魔法少女の持つ力の『色』によって固有の色に染まる。
武器も魔法少女の『色』によって決まるが刃や矢、弾丸の部分は魔力の光によって構成されており魔法少女が守るべき者を傷付けずに戦うことが出来る(一般市民などにはすり抜ける)。
エネルギー源として求められるものは生命が健やかに生き育み満ちるための、即ち『生』の感情エネルギーである。
生きたい、幸せになりたいというプラスのエネルギーが少女に力を与える。
しかし強大な敵と対峙して命の危機が迫った時、コスチュームの真の力が発揮される。
真の力が発揮されるとコスチュームが大幅に変化。『色』はそのままに胴部分は極小マイクロビキニ、腰部分はミニスカ+紐パンと露出大幅アップ、さらには下腹部にハートと子宮を象ったような紋が浮かび上がりとてもニチアサには放送できない姿になる。
この状態になることで『生』のエネルギーでも最も強いものである繁殖欲求、即ち『性』のエネルギーを集めることが出来るようになる。
イキたい、快楽に染まりたいという想いが少女に絶大な力を与えるが、強力故に窮地に陥らなければ発動しない。
なおこうなったのはせいりゅうが人間の羞恥心等を全く理解せずに機能として組み込んだからである
デザインはプリキュア無印のキュアブラックをベースに露出をかなり増やしたような格好。身に纏うことで身体能力が飛躍的に向上する。
戦闘方法は近接格闘が主体で、魔法を纏った拳や短刀、ハンマーなど多彩な武器を生成して戦う。遠距離攻撃はバリエーションが少ないが一応撃てる。また生成した武器の強さと防御力は反比例する。
変身の代償として変身時間に比例して性欲が増大する。10分程度なら変身解除後に自慰を行う程度で済むが、長時間変身状態だとその後自慰では間に合わず、他人と交わり精液をもらう必要がある。なお1時間を超えるようだと命に関わるため、即座に「対処」しなければならない。また変身解除後、性欲解消せずに再び変身するとコスチュームの露出がさらに増える。局部が丸出しになることも。
フリルの多いミニスカドレス(下は黒スパッツ)に、猫耳カチューシャ
ハート型のフレームから羽が生えたような装飾が先端についたステッキから、各種魔法を放つ。肉弾戦も強い
少女向け特撮番組のヒロインによく似ている
>>57に決定
最初に変身する魔法少女は、このコスチュームになります
あんまりグロは求めてないかな
…
…
『……あの王子は、まだ見つからぬか』
「ご報告申し上げます、ジャインキング様。こことは別の世界にて、スタースパークルの光が一瞬だけ、観測されたそうです」
『! でかした。…『ゼプシス』よ。すぐに向かい、王子ごとスタースパークルを持ってくるのだ!』
「ジャインキング様の、御心のままに…!!」
…
…
…
「…できた! でも…」
光の中で、彼の思い描いた魔法少女の衣装が浮かび上がる。
全体的に、メインカラーは黒に統一されている。黒いタイトな胸当てに、フリルの付いた黒の腰巻き。下にはスパッツを穿いている。また、剥き出しのお腹も黒い薄手の布でカバーしている。黒いブーツに銀色のグローブを嵌め、肩には同じく黒地に白いフリルで縁取られた短いケープを巻いてある。ケープには、竜の横顔を象った王国の紋章を入れてみた。グローブはそのまま殴っても強いし、使用者のイメージに合わせて、自在にその形を変えることもできる。
「…これ、絶対一人の人間には使い切れないよ…」
イメージだけで、凄まじいエネルギーが伝わってくる。魔法世界の住人でさえ怯むほどなのだから、この力をたった一人の人間、というか生命体が受けたら、一瞬で消し飛んでしまいそうだ。もし耐えきれたとしても、重い後遺症が残るに違いない。
「…仕方ない。余った力を、捨てられるようにしよう」
余ったエネルギーの行き場を作ろう。できるだけ周りに迷惑がかからないように、熱や光よりも効率よく、一人で処理しきれるものにしないと。そうだな…やっぱり、『生命エネルギー』が良いだろう。ある程度ならちょっとドキドキして、身体が熱くなる程度で済むし、もし長時間変身して、エネルギーが溜まり過ぎたとしても、異性と交尾すれば消費できる。どうせ人間は交尾するのが好きな生き物だし、問題ないだろう…
衣装の改良が終わった。戦闘中もある程度エネルギーを発散できるように、お腹の布はオミットした。代わりに、溜まったエネルギーの量が見えるように、胸当ての中央にピンク色のメーターを付けておいた。エネルギーが溜まってくると、ピンク色の円盤が円グラフのように少しずつ赤く光っていき、満タンになると全部が光る。最も、そうなる前に発散しないと、大変なことになるのだが。
…
「どうしようかな…」
勧誘した相手に、どんな力を与えるかは決めた。後は、適合者探しだ。力を与える方法も、決めておいたほうが良いかも…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①この世界の調査、観察
②適合者探し
③スタースパークルに触れる(変身アイテム作りなど)
「やっぱり、使える人を探さないと…」
ゴミ捨て場の陰からこっそりと出ていくと、翼を広げ、少女の多そうな場所へと向かった。
安価下コンマ
01〜20 子供に追いかけ回される
21〜50 それなりの収穫
51〜80 あの娘は、もしかして…
81〜98 スタースパークルが、光って…!
00、99 敵襲
「! この反応は」
ある少女に近付いた時、ペンダントが特に熱くなった。完璧とは行かないが、適合の度合いが他の人よりも高そうだ。
安価下1〜3でコンマ最大 少女について(名前と年齢は必須。無いものは安価下。 その他、見た目や趣味などできるだけ詳しく)
なお、柊葉月でも可
やはり、背は小さい。スタースパークルは、背の低い女の子が好みなんだろうか? しかし昨日の娘とは違い、胸は無い。髪は赤色で短く切ってある、いかにも活発そうな少女だ。これなら、戦いにも強そうだ。
この前と同様、人がいなくなった隙を見計らって少女の前に飛び出す。しかし、今回は無計画ではない、ちゃんと考えてきた。その作戦とは…
安価下1〜3でコンマ最大 勧誘の作戦
「!!」
いきなり現れた、青いトカゲもどきを前に、少女は凍りついた。すかさず、口を開く。
「…やあ! ぼく、せいりゅうだよ!」
「!!?」
目を見開く少女。完全に固まっている。
今がチャンス。自分の容姿を最大限活かす…すなわち、可愛さを全面に押し出して、言う。
「きみにぃ、ぼくからぁ、頼みがあるんだぁ…!」
「…ない、のかよ?」
「えっ?」
「ぬ、ぬいぐるみじゃ…ないのかよ…ほ、本物…?」
「そう! ぼくは、本物のドラゴンさ! きみを見込んで、頼みがあるんだ!」
翼をぱたぱたとはためかせ、首をゆらゆらと揺する。これで良いはず、多分…
少女は、何やら迷う素振りを見せた。それから…
安価下コンマ
01〜20 スルー
21〜50 話を聞く
51〜98 お持ち帰り
ゾロ目 敵襲
「フハハハハハ!! 遂に見つけたぞ!!」
「!?」
突然の笑い声。見上げると何と、頭上に一人の男が腕組した姿勢で浮かんでいた。
銀色の髪を長く伸ばし、漆黒のスーツを身に纏い、紫や橙といった毒々しい色のアクセサリーを、大量に付けている。切れ長の目に、尖った歯を剥き出して笑うその顔は、悔しいが美男子だ。
「お前は、まさか…」
「我こそはジャインキング様の腹心、ゼプシスなり! そして見つけたぞ、『竜の王子』」
「えっ、王子!?」
「ここで会ったからには、スタースパークルは頂くぞ。ゆけっ、『イーンジャ』!!」
男が、両手を広げる、その手に握られた小さな瓶から、汚染物質めいた虹色の液体が湧き出し、空中で巨大な唇の形になった。
『イィィィィンジャアアァァァァァ!!!』
再び液体となったそれは、その場を偶然通りかかった一匹の野良猫の身体を一瞬で呑み込んだ。
次の瞬間、液体の中から、巨大な虹色の猫の怪物が現れた!
「う、うわぁぁぁ…」
「…実は、頼みというのはこのことなんだ」
「…えっ、どういうことだよ?」
「あれは『イーンジャ』。生き物や道具に取り憑いて怪物に変えてしまう、恐ろしい化け物なんだ。ぼくは、こいつらに故郷を滅ぼされた」
「なっ」
「このままだと、きみの世界までイーンジャたちに滅ぼされてしまう。そうならないために、戦うんだ」
「…もしかして、オレが?」
「そう!」
ペンダントが、緑色に輝く。
「! あれこそがスタースパークル…イーンジャよ、あれを奪うのだ!」
『イーィィンジャァァ!!』
「時間が無い! これを」
光の中から、ピンク色の時計が現れ、少女の手に収まる。
「…きみ、名前は?」
「…早川、蘭」
時計を握る少女の目には、覚悟の光が宿っていた。
「そうか。……ラン。時計を胸に当てて。そして、叫ぶんだ! ___」
安価下1〜3でコンマ最大 変身時の掛け声、及び変身後の名称
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
「なっ!?」
おののくゼプシスに、怯んでのけぞる化け猫。彼らの目の前で、眩い光の玉が蘭を包み込んだ。
「…っ!?」
光の中で、蘭の着ていた中学校の制服が消え、一糸纏わぬ姿になる。
「ちょっ、きっ、聞いてねえっ、そんな…」
しかし、すぐに彼女の身体を黒と銀の線が覆った。それは胸と腰に集まり、胸当てや腰巻きにスパッツ、グローブやブーツとなった。
最後に、肩に短いケープを羽織ると、光が収まった。
「やった! スタースパークルが、きみを選んだんだ!」
「馬鹿な! 魔力も持たぬ人間が、スタースパークルの力を使うなど…」
「___星竜の戦士、スパークルフラッシュ!」
黒と銀の衣装に身を包んだ、蘭……いや、スパークルフラッシュが、高らかに名乗る。
「悪い奴らは、オレが成敗する! 特に、可愛い猫を化け物に変えちまうような奴はな!!」
「くっ…構うものか! イーンジャ、やってしまえ!」
『イーィィンジャ!!』
巨大な虹色の猫が、爪を立ててフラッシュを襲う。
「おおお…力が、湧いてくる…はあっ!」
フラッシュは、軽く飛んで躱すと、そのまま飛び蹴りを喰らわせた。
『イッ!?』
「もいっちょ! でぇやっ!」
キックの反動で宙返りすると、今度は眉間に踵落とし。
甲高い悲鳴を上げて、猫がその場に倒れ伏した。
「せいりゅう、これで良いのか!?」
「うん! 後は必殺技で、イーンジャを引き剥がすんだ!」
「必殺技!? どうやって……いや」
起き上がろうとする化け猫に向き直ると、フラッシュが両手の拳を握る。
「スタースパークルが、教えてくれる……オレの、必殺技!!」
銀のグローブが、見る見るうちに巨大な、無骨なガントレットに変形していく。拳が、白と黒のスパークを放ち始める。
「いくぜ……」
化け猫目掛けて、走り出す。大きく跳躍すると、光り輝く拳を振りかぶった。
「『フラッシュ・インパクト』!!」
『イッ、イィィィィンジャアアァァァァァ!!??』
虹色の猫が、爆発する。爆炎の中から、無数の小さな虹色のスライムめいた生物が飛び出し、四方八方へ逃げるように散っていった。
『ケーンジャ…』『ケンジャァ』『ケンッ…』『ケンジャ…』
「くっ、覚えていろ…!」
「あっ、待て!」
ゼプシスが、姿を消す。蘭が、変身を解いた。
「…も、戻った。制服もある…」
「お疲れ様。これで、きみは立派な魔法少女だよ」
「そ、そうか…オレが…えへへっ」
照れるように笑う蘭。せいりゅうを抱き上げると、言った。
「何だかよく分かんねえけど、なったものは仕方ないよな。…これから、よろしくな」
「うん!」
せいりゅうを抱いて帰路につく蘭。その顔が、ほのかに赤いことに、せいりゅうは気付いている。
「…にしても、まだドキドキしてるなぁ。身体が、あっついぜ」
「…そ、そうだね」
まだ手に持っている、ピンク色の時計に目を遣る。一瞬で決着をつけたので、光はまだ、細い線くらいしか灯っていない。それでも、早めにこの仕組については説明しておいたほうが良いだろう。また、解決の方法も確保しておかないと。
いざとなったら、『奥の手』があることだし…
今日はこの辺で。
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ!
オレは早川蘭。中学2年生だ!
いつものようにサッカー部の練習から帰る途中、せいりゅうと名乗る動くドラゴンのぬいぐるみに出会った。何でも、ドラゴンの王子様なんだって!
ところがゼプシスと名乗る怖そうな兄ちゃんまで現れて、イーンジャとかいう化け物をけしかけてきた!
オレはせいりゅうから貰ったスタースパークルの力で、スパークルフラッシュに変身! 敵をやっつけた!
これからこの力で、悪い奴らをどんどん成敗してやるぜ! それにしても、さっきから身体が熱いんだ。どうしたんだろう…
「ただいまー!」
「おかえりなさい。今日は遅かったわね」
「まあな。帰り道で、ちょっと」
「ご飯できてるから、着替えたらすぐに降りていらっしゃいね」
「はーい!」
2階の、蘭の部屋へ入る。電気を付けると、棚やベッドを埋め尽くすほどの、可愛らしいぬいぐるみが目に入った。
「わあ…これ、ランの?」
「ま、まあな」
制服のブレザーを脱ぎながら、蘭は照れくさそうに言った。
「こういうのが好きで…な、内緒だからな?」
シャツにスカートも脱ぐと、白とピンクのキャミソールに綿パンツ。13歳の中でも、完璧なお子様体型。
蘭はスウェットに着替えると、言った。
「晩ごはん食べてくる。…せいりゅうも、何か食うかな?」
「ううん。ぼくは、物質を食べなくても良いんだ」
「ブッシツ…そ、そうなんだ。じゃあ行ってくる」
蘭が部屋を出ていく。
「…さて、どうしようかな」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①部屋の物色
②蘭の様子を覗きに行く
③スタースパークルに触れる(コスチューム作りなど)
「…」
ペンダントには、まだ強い魔力が残っている。蘭に預けたのは、スタースパークルのほんの4分の1くらいに過ぎなかった。勿論、こんな力をいっぺんに持たせてしまえば、蘭の身体が保たないからだ。
というわけで、スタースパークルの力はまだまだ残っている。蘭が強くなったときのために取っておくか、或いは他の人に預けても良い。人手が多くて損はないだろう。
安価下1〜3でコンマ最大 どれを決める?
①スパークルフラッシュの強化アイテム
②新しいコスチューム
「…やっぱり、もう一人は欲しいな」
スタースパークルの力は、強大だ。しかしそれ故に、人間が扱うには反動も大きい。もし蘭が倒れてしまったら、もう後がない。それに、ゼプシスなる敵の幹部らしき存在まで現れた。見ただけで分かる、強敵。今の蘭では、勝てるかどうか。
ペンダントが光を放ち、ピンク色の時計が現れる。基本設計はフラッシュと同じで行こう。後は、デザインと武器だ…
安価下 20:00まででコンマ最大 コスチュームのデザイン、使用武器などについて、できるだけ詳しく
今更だけど基本設計っていうのは、戦闘が長引くにつれて性欲が高まっていき、衣装の布が減っていくって部分ね。デザインは自由
募集時間伸ばしたほうがいいかな?
21:00まで待ちます
すいません>>116ですが、武器の欄に追記はできますか?
「…できた!」
今度は、白と青をメインにしてみた。胸元の大きく開いた青いドレスで、スカートの裾は短めに、端が6つに分かれてくるんと上を向いている。剥き出しの肩には、フラッシュと同じケープの、色違いを被せてみた。こちらは白地に青いフリルで、紋章は金色だ。
フラッシュの武器は殆ど近距離専用なので、こちらには遠距離攻撃ができるようマスケットを持たせてみた。とは言っても近距離もカバーしたいので、鋭い銃剣を取り付けた。これで完璧だ!
…
スタースパークルの光を仕舞うと、ちょうど蘭が戻ってきた。
「もどったぜー」
「おかえり」
「ご飯も食べたし、風呂に入って宿題して、寝るか! …せいりゅうも来るか?」
「! じゃあ、そうするよ」
箪笥から新しい下着を取り出すと、せいりゅうを抱えて風呂場に向かった。
今日はこの辺で。
次回、淫獣特権、ヒロインとの混浴から
>>121 ええよ
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
『あのガキめ、血迷ったか……スタースパークルの力を、よりによって地球人に授けるとは』
「ジャインキング様、申し訳ありません…次こそは」
「大丈夫なのかしら? また、あの小娘に返り討ちにされるんじゃなくて?」
「っ、うるさい! 貴様はそこで見ていろ」
「ホッホッホ、期待しておるぞよ、ゼプシスくん」
「…」
『見たところ、スタースパークルの大部分は、まだあの王子が持っているようだ。どちらでも良い、奪ってくるのだ!!』
…
…
「〜〜」
鼻歌交じりにタオルで身体を洗う蘭。泡に包まれた裸体は幼い形ではあるが、しっかりとした肉付きをしている。
「…で? せいりゅうは王子なんだって?」
「うん。こことは別の世界にある、魔法の国から来たんだ。そこはぼくや父上みたいなドラゴンや、他の生き物が一緒に暮らしてた。人間もいたよ。スタースパークルの力で守られた、平和な国だった」
「それが、滅ぼされたって…」
「…うん」
湯船から顔を出して、せいりゅうは頷いた。
「『イーンジャ』と、彼らの王『ジャインキング』…他の生き物に寄生…まあ、乗っ取って襲いかかってくる魔物が、ぼくたちの国を侵略しに来たんだ。奴らは魔法世界の住人を乗っ取って操るから、ぼくたちは十分に戦えなかった。完全に征服される直前になって、父上がスタースパークルをぼくに託して、この世界へ逃したんだ」
「でも、そうしたら魔法の国は、守るものがなくなって」
「そう。…ぼくは見ていないけど、きっとあの国はもう…」
うなだれるせいりゅう。しかし、すぐに顔を上げた。
「…でも、父上は諦めたわけじゃない。スタースパークルの力は強大で、ぼくたちには使いこなせなかった。でも、この世界でスタースパークルを使いこなせる人を見つけて、国を取り戻してもらおう。そう、父上は考えたんだ」
「それが、オレってわけだ」
「うん! これから、大変な目に遭うことがあるだろうけど…魔法の国のために、戦って欲しい。そのためにも、まずはこの世界に攻め込んできたジャインキングの手下を、やっつけるんだ!」
…
蘭も湯船に入ってきた。お湯の中で座って、蘭はもぞもぞと膝を擦り合わせた。
「…やっぱり、身体が熱いんだよな。風呂に入る前から…熱でもあるのかな」
「…」
変身の副作用だ。余剰エネルギーが性欲となって、蘭の身体に蓄積しているのだろう。今はまだ、この程度の違和感で済んでいるし、戦闘への影響も無いだろうが…
安価下 どうする?
(…まあ、訊かれてからで良いか)
そう思い、まだ説明はしないことにした。代わりに湯船を出て、首を振って水を飛ばした。
「うわっ、犬かよ!」
笑いながら、蘭も湯船を出た。
…
「じゃ、おやすみ…」
電気を消し、ベッドに潜る蘭。せいりゅうは、ずらりと並んだぬいぐるみの隙間に入ると、目を閉じた。睡眠は必ずしも必要ではないが、休んでおいて損は無い。何より、蘭が寝てしまえばやることもなく退屈だ…
安価下 夜中の行動、出来事
「……っ、は…」
「?」
苦しげな息遣いに、せいりゅうは目を開けた。
「蘭?」
「う、は…っ」
ベッドに飛び移り、顔に近寄る。
「はぁっ…ん、あっ…」
「蘭、どうしたの、蘭……!」
蘭は眠ったままうつ伏せになると、ベッドに擦り付けるように腰を動かしている。
「ん…はっ、ぁんっ…♥」
蕩けた声が漏れる。
「…なるほど。少しくらいなら、寝てる間に無意識に発散できるのか」
枕元に置いてあるピンクの時計に目を遣る。わずかに灯っていた赤い光が、消えた。これで蓄積エネルギーは無くなった。
「はぁ、んっ…ぁんっ…♥」
「…どんな夢を見てるのかな。誰か、相手でもいるのかな…」
安価下 どうする? ゾロ目で蘭が寝言で人の名前を言う
「…手伝ってあげよう」
せいりゅうは布団の中に潜り込むと、蘭の脚の間に入った。
「ん…ぁ、んっ♥」
布団の中で、小ぶりなお尻が誘うように揺れている。その股の間に、鼻先を埋めた。
「ん、しょっ」
「んぁっ♥」
びくんっ。蘭のお尻が跳ねた。せいりゅうは、鼻先で蘭の股間をぐいぐいと押していく。
「あっ♥ ふぁっ♥ んにゃっ♥ ゃ…」
パジャマの股間が、湿ってくる。甘じょっぱい匂いが漂ってきた。
「…ん、こんなもんかな」
「んぁ…♥」
せいりゅうが布団を出ると、蘭は切なげな声を上げながら、また布団に擦り付け始めた。布の擦れる音に蘭の甘い吐息を聞きながら、せいりゅうは再び目を閉じた。
…
「あ、蘭。おはよう」
「うおっ!? …あ、そ、そうだった…おはよう、せいりゅう」
蘭は気まずそうな顔で布団を出ると、パジャマの股を少し触って、顔をしかめた。
「どうしたの?」
「! ど、どうもねえよ! ……何か、寝て起きたら頭がスッキリした」
「それは良かったね」
…
「行ってきます!」
「寄り道せずに帰ってくるのよー」
制服に着替えて、学校に向かう蘭。大きなカバンには、部活の道具が入っているらしい。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭についていく
②適合者探し
③スタースパークルに触れる
④その他、要記述
「…せいりゅうも付いてくるのか?」
「うん。目立たないようにするから大丈夫だよ」
そう言うと彼は高く飛び上がった。そのまま、蘭の頭上を飛んで行く。
「…ブカツ? って、何をしているの?」
「オレはサッカー部だよ。と言っても、マネージャーだけど。小学校の頃は大会にも出たんだけどな」
「運動が好きなんだね」
「まあな」
「蘭ちゃん、おはよう!」
そこへ、同じ制服を着た少女が駆け寄ってきた。
「おう、おはよう!」
蘭も笑顔で返す。そのまま、二人並んで歩き出した。
安価下1〜3でコンマ最大 蘭の友達について
キャラ詳細ってことね
あと2こ
蘭よりは体つきが良い。胸もだが、お尻は年以上に成長していそうだ。ちょっと生意気そうな顔をした、人懐こそうな少女だ。
(そして、スタースパークルが…)
上空から観察しながら、ペンダントに触れてみる。
安価下コンマ 大きいほど適正あり
蘭が初期値70くらい
(…反動しなくもない…まあ、蘭には遠く及ばないかな)
視線を下に戻す。
2人の少女は、一緒に学校へ向かっている。
「マラソンやだなー。早く泳ぎたいよー」
「オレは何でも良いけどな」
歩く2人の少女の隣を、一台の自転車がすれ違った。
「それより、数学の宿題…」
「うわあぁっっっ!!?」
「!?」
振り返ると、先程の自転車が倒れていた。運転していた男子高校生は地面に倒れて、逃げようともがいている。
その自転車の前に、いた。背の高い銀髪の男、ゼプシス。ジャインキングの部下。彼は倒れた自転車を踏みつけたまま、蘭、それから上空のせいりゅうを見て、ニヤリと嗤った。
「見つけたぞ」
「えっ、蘭、知り合い?」
「…ゼプシス」
蘭は忌々し気に呟くと、ポケットからピンクの時計を取り出した。
「優奈、逃げろ」
「えっ? でも」
「逃げろ! …先に、学校に行っててくれ」
「う、うん…」
優奈と呼ばれた蘭の友達が、一人で駆け出した。
「大人しく、スタースパークルを寄越せ。そうすれば、あの友達にもまた会えるようにしてやろう」
懐から小瓶を取り出しながら、ゼプシスが言った。
「やだね。またお前らをぶっ倒せば、それで済む話だ!」
「それはどうかな。…『イーンジャ』!」
小瓶の中から虹色のヘドロが噴き出し、自転車を覆った。
次の瞬間、巨大な自転車の怪物が姿を露わした。
『イィィーンジャアァァァァ!!!』
「蘭!」
「ああ!」
ゼプシスとイーンジャの前に、せいりゅうが降り立つ。蘭は、時計を胸に当てて叫んだ。
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
光の中で、蘭の着ている制服が消える。一糸纏わぬ幼い肢体を、黒の衣装が包み込んでいく。
「星竜の戦士、スパークルフラッシュ! 悪い奴らは、オレが成敗してやるぜ!」
銀のグローブを打ち合わせると、フラッシュは自転車の怪物に殴りかかった。
…
「やっ! でえやっ!」
『インッ! ジャアーッ!』
素早く距離を詰め、連続で殴りかかるフラッシュ。イーンジャは、自転車由来の車輪を活かして、変則的な動きで攻撃を躱していく。
「ああもうっ! これでも…」
グローブを棘付きハンマーに変形させると、大きく振りかぶった。
「くらえっ!! …ぐあっ!?」
『ジャッ、イィンッ!?』
ハンマーが、敵の鼻っ柱を打ち据える。しかし、敵の突き出した硬い金属の腕が、クロスカウンターめいてフラッシュの肩を直撃した。
「いってぇ……このっ!」
「良いぞ、イーンジャ! …さぁて」
ゼプシスが、せいりゅうに目を遣った。
「…スタースパークルは、渡さない!」
「その威勢が、いつまで保つかな? はあっ!」
ゼプシスの手から、虹色の細い刃が飛び出した。それを握り、せいりゅうに斬りかかる。
斬撃を避けながら、フラッシュに目を遣る。前よりは強敵のようだが、まだ押せている。タイヤを殴って変形させたので、敵はもう移動できないようだ。
「手こずらせやがって……」
グローブが、分厚いガントレットに変形し、白と黒のスパークを放つ。
「フラッシュ・インパクト!!」
『インッ!? ジャアァァァァ……』
イーンジャの身体が爆発し、壊れた自転車から無数の虹色スライムが逃げ出していく。
『ケンジャ…』『ケン…』
フラッシュが、ゼプシスとせいりゅうの間に割って入った。
「…次は、お前だ!」
「…」
ところが、それを見たゼプシスは、刃を引っ込めると彼女に背を向けた。
「逃げんなっ!」
「…その力に、いつまで耐えられるかな?」
意味深に呟くゼプシス。フラッシュは食い下がろうとして…突然、胸を押さえた。
「!? …ま、また、この感じ…胸が、ドキドキして…」
黒いスパッツを穿いた太腿を、もじもじと擦り合わせる。心なしか、最初よりスパッツの生地が薄くなっているように見える。
「…ここが、へ、変な感じ…」
「…」
前回よりも、性欲が溜まっているようだ。そろそろ衣装に影響が出てくるかも知れない…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①ぼくが、何とかしよう
②あそこの人に、何とかしてもらおう
③丁度良いのが目の前におるやんけ
④その他、要記述
一旦区切る
敵幹部逆レ魔法少女、爆誕
ちなみに使い道ないだろうけど、せいりゅうはプリ5方式でどえらいイケメンに変身できる
台本と地の文が混在するのが個人的にモヤるから避けてたんだけど、やっぱ「」の前に名前書いたほうが良いかな?
一応、台本っていうのは
ゼプシス「良いぞ、イーンジャ! …さぁて」
ゼプシスが、せいりゅうに目を遣った。
せいりゅう「…スタースパークルは、渡さない!」
ゼプシス「その威勢が、いつまで保つかな? はあっ!」
ゼプシスの手から、虹色の細い刃が飛び出した。それを握り、せいりゅうに斬りかかる。
斬撃を避けながら、フラッシュに目を遣る。前よりは強敵のようだが、まだ押せている。タイヤを殴って変形させたので、敵はもう移動できないようだ。
フラッシュ「手こずらせやがって……」
グローブが、分厚いガントレットに変形し、白と黒のスパークを放つ。
フラッシュ「フラッシュ・インパクト!!」
みたいな感じね
取り敢えずそのままでいく
せいりゅうは、思いついた。
「…蘭、あいつを」
「おらっ、待てぇっ!」
「!?」
立ち去ろうとするゼプシスの背中に、フラッシュが渾身のタックルをぶちかました。
「うわっ、何をする…!!?」
「はぁ…はぁ…」
ゼプシスの身体を仰向けにひっくり返すと、その腰に馬乗りになる。そのままフラッシュは、荒い息遣いのまま腰を前後に揺すり始めた。
「はぁ…んっ♥ はぁっ…」
「なっ、何をしている…?」
黒スーツのズボンに、股を擦り付ける。黒いスパッツが溶けるように消え、白いお子様パンツが丸見えになった。
「はっ、こ、ここがっ…むずむずするんだよぉっ…んぁっ♥」
「だからって、何故私で…うっ」
ズボンの股間が膨らんできた。フラッシュは、一層強く腰を押し付けると、激しく前後に擦り付けた。
「ふあぁぁっ♥ あっ、クるっ♥ なっ、なんかくるっ♥ んっ、ああっ♥」
白いパンツは、もうじっとり濡れている。ゼプシスの股間も、びくびくと震えてきた。
「よ、よせっ、待てっ、これ以上は、あ、あっ…」
フラッシュが、腰を擦り付けながら仰け反った。
「んあああぁぁぁっっっ……♥♥♥」
「あ、あ、あっ…」
同時にゼプシスも呻き、ズボンの股間に染みが広がった。
「はぁ…はぁ…♥ …んぎゃっ」
いつの間にかコスチュームのスパッツが復活した、フラッシュの身体を乱暴に押しのけると、ゼプシスは立ち上がった。
「おっ、覚えていろっ!!」
ゼプシスが姿を消す。
フラッシュは、変身を解除した。
「はぁ…や、やった…」
「お疲れ様」
せいりゅうが近くに寄って労う。蘭は立ち上がると、不意に顔を真っ赤にした。
「う、ううっ…な、何だってあんなことに…でも、身体が軽いし…」
「大丈夫だよ。変身している間は、周りの人は蘭だって分からないから」
「そういう問題じゃねえっ! ……あーっ!」
また、蘭が声を張り上げる。彼女は、地面に置きっぱなしの鞄を拾い上げると、走り出した。
「遅刻だーっ!」
「あっ、待ってよー!」
大慌てで学校へ走る蘭を、せいりゅうはのんびり追いかけたのであった。
今日はこの辺で。
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ!
せいりゅうは魔法の国の王子なんだって。しかも、故郷をイーンジャと、ジャインキングとかいう悪いやつに滅ぼされてしまったらしい。
魔法の国の国を救うために、オレも頑張らないとな!
そんなことを考えていたら、早速ゼプシスたちがまた襲ってきた! どうにか倒したけど、やっぱり身体が熱い…
せいりゅうに言われるまま、逃げようとするゼプシスを捕まえたら、身体が勝手に……
…恥ずかしかったけど、気持ちよかったなぁ…
「「いっちにー! いっちにー!」」
学校の敷地を走る、ジャージ姿の一軍。彼らに向かって、蘭が檄を飛ばしている。隣には他のマネージャーもいる。
「ほらっ、頑張れー! もう一周!」
せいりゅうは、植え込みの陰から彼女を見ていた。
「これがブカツかぁ」
サッカーというのは球技の一種らしいが、蘭はその選手たちのサポートをするのが仕事のようだ。しかし、昨日の言葉を聞くに、彼女もできたら選手になりたいようだったが…
「…まあ、ぼくからはどうしようもないかな」
近くを通りかかった一人の生徒が、こちらを見たような気がして、せいりゅうは咄嗟に首をすくめた。幸い気のせいだったようで、その生徒は立ち止まることもなく通り過ぎていった。
「どうしようかな…」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①終わるまで蘭を見ている
②校内を散歩
③適合者探し
④その他要記述
「…どれどれ、ちょっと学校を探索してみよう」
生徒が近くにいないことを確認すると、せいりゅうは植え込みの陰をそっと這い出た。
安価下コンマ
01〜20 1年生に追いかけ回される
21〜50 特に何も起こらない
51〜70 男子が蘭を見ている…
71〜80 女子が蘭を見ている…
81〜90 変な女が蘭を見ている…
91〜98 変なおじさんが蘭を見ている…
00、99 スタースパークルが、光って…!
まあまあ広い敷地内を、特に何事もなく見て回った。
「校舎があって、グラウンドがあって、プールがあって…」
構造を頭に入れながら、ふと思う。
「…ここで戦いになったら、大変だな」
無関係な人が、あまりに多すぎる。敵の狙いはあくまでスタースパークルだから、自分はあまりここに近寄らないほうが良いかも知れない…
植え込みに戻ると、蘭たちの姿が無い。どうやら、グラウンドに移動したようだ。
…
「ただいまー!」
自宅の部屋に戻ると、蘭は鞄を置いて伸びをした。
「んーっ、無事に帰ってこれた…」
「1日に何回もは襲ってこないみたいだね」
「1回だけでも、毎日来られたら困るよなぁ。…あ、晩ごはんだ。行ってくるぜ」
「うん。行ってらっしゃい」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①部屋の物色
②蘭の様子を覗きに行く
③スタースパークルに触れる(コスチューム作りなど)
「…どれどれ」
学校の次は、蘭の部屋を見てみよう。そう思い、せいりゅうは棚によじ登った。
安価下コンマ
01〜30 ぬいぐるみを崩して、蘭に怒られた…
31〜60 壁に集合写真が貼ってある
61〜80 壁に古い集合写真が貼ってある
81〜98 引き出しから、書きかけの手紙が出てきたぞ
00、99 棚の奥から、ボロボロの雑誌が…
「よいしょ……あ」
足を掛けたところが、ぐらりと揺れた。
そのまま、積み上げたぬいぐるみの群れがぼろぼろと崩れ落ちていく。
「あ、ああ〜〜〜!!?」
一緒に床に落下したせいりゅう。その上に、大量のぬいぐるみが降り注ぐ。
「や、やっちゃった……っっっ!?」
「…」ゴゴゴゴゴゴ…
「…ご、ごめんなさい」
「せ〜い〜りゅ〜う〜!」
蘭が、せいりゅうの首を掴んで持ち上げる。そのまま窓を開けると、せいりゅうを窓の外へ放り投げた。
「ああ〜!?」
「しばらく、反省してろ!」
そう言い放つと、蘭は窓をピシャリと締めた。
…
結局、許されたのは寝る時になってからだった。
ベッドで寝息を立てる蘭。せいりゅうは、積み上げたばかりのぬいぐるみを崩さないよう、床でじっと息を潜めている。
安価下 夜中の行動、出来事
「…んっ♥」
「…えっ、今日も?」
変身の副作用の分は、ゼプシスで発散したはずだ。時計を見ると、光は点いていない。
「はぁ…んぁ…♥ あっ」
「気付いてないだけで、蘭って結構…」
布団がもぞもぞと動いている。真っ暗な部屋に、蘭の甘い声が響く。
「んっ、ぁ…はぁんっ♥」
「…」
安価下 どうする?
>>161にもある通り、人間態になれるけどどうする?
「折角だ。これから必要になるだろうし…」
せいりゅうが、むくりと首をもたげる。その身体が、青い光に包まれ…やがてそこには、青色の髪の美少年が立っていた。
「うん、こっちの方がやりやすいよね」
少年の姿になったせいりゅうはベッドへ歩み寄ると、そっと掛け布団を捲った。
「ん、ぁ…♥」
蘭はパジャマの上から、片手で股間を擦り、もう片方の手を口に咥えていた。
「蘭、手伝ってあげるよ…」
パジャマのズボンを、慎重に脱がす。ほんのり湿った綿パンツも引き下ろすと、引き締まった太腿の付け根に、つるつるの割れ目が露わになった。
指で、割れ目をそっと開く。ピンク色の無垢な穴は、じんわりと濡れてひくひく動いている。
「人間は、ここが好きなんだよね…」
指先で、粘膜をなぞる。
「ん…ふぁ…♥」
尿道をくすぐり、膨らんだクリトリスを優しく擦る。
「あ、ふあぁっ♥」
「ほら、気持ち良いだろう? もっと、気持ち良くしてあげるよ」
クリトリスをじっくりと弄る。小指の先を、膣の入り口にそっと挿れる。
蘭の腰が、浮いてきた。
「あ…あ、あっ、ふぁあ…」
「イきそうだね…さあ、イこうか…!」
クリトリスをぎゅっとつまむ。
膣穴が、小指をきゅうと締め付けた。
「んっ、あああぁぁぁっっっ……♥♥♥」
びくんびくんと身体を震わせると、蘭はぐったりと腰をベッドに下ろした。
安価下 どうする? コンマ80以上で蘭が目覚める
「…取り敢えず、片付けよう」
蘭のお股やシーツに飛び散った、諸々の液体をティッシュで拭き取ると、パジャマを戻した。
「交尾は…まだ早いかな」
今の所、そこまで苦戦する敵ではなさそうだ。もう少し、段階を踏んで慣らしていこう。
掛け布団をかけ直し、人間からドラゴンの姿に戻ると、せいりゅうは再び床で丸くなった。
…
「ふぁ…おはよ…」
「おはよう。蘭」
何食わぬ顔で挨拶するせいりゅう。汚れたところは綺麗にしたので、今日は蘭も違和感を感じてはいないようだ。
「…! やっべ、もうこんな時間…着替えなきゃ」
慌ててパジャマを脱ぎ捨てた瞬間、濃密な『女』の匂いが漏れ出て、せいりゅうは思わずドキリとした。
今日はこの辺で
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
「アッハハハハハッ!!」
「イーンジャを倒された上に、小娘に押し倒されるとは。いやはや、ゼプシスくんも戯れが過ぎるのではないかな?」
「うるさい! …だが、あの小娘…『スパークルフラッシュ』とか言ったか。あまり長時間は変身できないようだ」
「まぁねえ? ラッピングもされてないスタースパークルの力なんて、アタシだって触りたくないわ」
『何でも良い、さっさと奪ってくるのだ。あまり負けが込むようなら…分かっているな?』
「! はっ、勿論でございます!」
『では、行け! あまり我を苛立たせるなよ…』
…
…
「行ってきまーす!」
家を出て、学校へ向かう蘭。もうすぐ、友達の優奈も合流するだろう。
「せいりゅうは、今日も学校に来るのか?」
「うーん、どうしようかな」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭についていく
②適合者探し
③スタースパークルに触れる
④その他、要記述
「うん、そうするよ」
せいりゅうは頷くと、蘭の頭上を飛び始めた。
…
眠そうな顔で授業を受ける蘭を、せいりゅうは窓の外から見ている。幸い、ゼプシスは登校中には襲ってこなかった。しかし、今こうしている間にも、近くをうろついているかも知れない…
「…それにしても、敵はどこから来てるのかな?」
征服した魔法の国だろうか。それとも、他に拠点があるのだろうか。気になることは多い。
また、気がかりなのはまだ戦力がフラッシュしかいないことだ。実力は文句ないのだが、如何せん遠距離攻撃に弱いのが分かっている。そう思って、2人目には銃を持たせてあるのだが、肝心の適合者がまだ見つからない。
こうやって、蘭のそばにいるだけで良いものか…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭を見ている
②校内を散歩
③適合者探し
④その他要記述
「…折角、ここには丁度良い女の子がいっぱいいるんだ。スタースパークルの適合者がいるかも」
そう思い、せいりゅうは校舎を飛び回り、適合者を探すことにした。
安価下コンマ
01〜10 警備員に追いかけ回される
11〜30 グラウンドで、体育の授業をしているぞ
31〜60 あの娘は、もしかして…
61〜80 スタースパークルが、光って…!
81〜98 敵襲
ゾロ目 敵襲+スタースパークルが光る
「…お」
見ると、グラウンドで女子がハードルをしている。
「えーい!」「きゃー!」「疲れたぁ…」
「…うん」
スタースパークルは反応していない。が、賑やかに走る体操服の少女たちの姿は、目に良い。
当初の目的も忘れて、見入ってしまった。
…
「ヘイ、パース!」「たあっ!」
「よいしょ、っと…」
2チームに分かれてボールを蹴り合う男子生徒たちに、飲み物を運ぶ女子生徒たち。蘭もその中にいる。せいりゅうは相変わらず、植え込みの陰から彼女を見ている。
先程は気が散ってしまったが、また適合者探しをしようか。それとも…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭を見ている
②校内を散歩
③適合者探し
④その他要記述
「…まあ、慌てなくても良いや」
部活に勤しむ蘭を見守ることにした。
安価下コンマ
01〜30 蘭は頑張っている
31〜50 蘭が誰かを見ている
51〜70 蘭を誰かが見ている
71〜90 蘭を誰かが見ている
91〜98 スタースパークルが光ってる…?
ゾロ目 敵襲
「…ん?」
蘭を見ていて、ふと気づく。飲み物を運んだり、選手たちに声援を送る蘭が、時折ある男子生徒の方をちらちら見ていることに。その視線が、妙に熱っぽいことに。
視線を追うと、相手はフォワードで走る、一人の男子であった。
「…もしかして、蘭はあの子が好きなのかな」
ひとまず、その生徒の顔を覚えておくことにした。
…
「ただいまー!」
蘭は、夕食に行った。せいりゅうは一人(一匹)、部屋に残っている。蘭が戻ってくるまで、何をしよう。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①部屋の物色
②蘭の様子を覗きに行く
③スタースパークルに触れる(コスチューム作りなど)
④その他、要記述
「…そう言えば、蘭はどういうのを食べてるのかな」
気になったせいりゅうは、部屋を抜け出して下の階を覗いてみることにした。
「どれどれ…?」
廊下を抜け、細く開いたドアから中を除くと、蘭の背中が見えた。テーブルを挟んで向かいに座っているのは、母親だろうか。何気に弟もいるようだ。この家で欄の部屋を出ることが殆どなかったから、知らなかった。
楽しげに談笑しながら食事する家族の姿を見ながら、せいりゅうはふと、父のことを思い出した。
「…父さん」
安価下コンマ
01〜10 見つかる
11〜50 特に何も起こらない
51〜70 弟に見つかる
71〜90 母親に見つかる
91〜98 全員に見つかる
ゾロ目 …えっ? スタースパークルが…?
「…戻ろう」
家族に背を向け、せいりゅうは蘭の部屋に戻った。
…
「せいりゅうはさ、お父さんが王様だったんだろ?」
「うん」
「兄弟とか、友達はどんなのがいたんだ?」
「うーん。まあ、それなりにいたけど…」
一緒に湯船に浸かって、会話する蘭とせいりゅう。相手が人間でないためか、元々羞恥心が薄いのか、幼い裸体を晒しても蘭は気にしない。最も、せいりゅうの方も、特に蘭を性的な意味で意識してはいないのだが。
「…ふぁ」
欠伸しながら、伸びをする蘭。ぷっくりとした胸の先っぽが、ちらちらと水面を出たり入ったりしている。
安価下 どうする?
「…」
目の前でちらちら見え隠れする、蘭のおっぱいの先端を…
「…えいっ」
「ひゃんっ!」
尻尾で、軽く叩いた。
そのまま、ぺしぺしと繰り返し突く。
「ちょ、やめっ、おいっ!」
「えいっ、えいえいっ」
「や、めっ……ひんっ♥」
突然、蘭が甘い声を上げた。その声に、当の蘭が一番驚いた。
「なっ…何だ、今の…」
安価下 どうする?
「…こちょこちょこちょ」
「っ、やめろっての!」
「ぐぇ」
とうとう、首根っこを掴まれてしまった。
「ったく、人間じゃないからって、いくらなんでも限度があるだろ」
「ご、ごめんよ…」
…
「おやすみ」
電気を消し、布団に潜る蘭。昨日みたいに窓から放り出されなくて良かった。そう思いながら、せいりゅうは床の上で目を閉じた。
安価下 夜中の行動、出来事
今日はこの辺で。
展開が遅すぎるな?
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ!
中学生として勉強したり、サッカー部のマネージャーとして頑張るオレ。
本当は、選手としてサッカーがしたいんだけど、仕方ないよな。フォワードのセンパイにちょっと憧れてるのは内緒だぜ!
でも、その日の夜、夢にゼプシスのやつが出てきた…
「…ゼプシス!」
「!?」
突然の叫び声に、せいりゅうは慌てて目を開けた。敵襲か?
ところが、そこにはゼプシスどころかイーンジャすらおらず、当の蘭はベッドに横たわって手足をバタバタさせていた。
「何だ、夢でも見てるのか…」
「捕まえたぞ…今日という今日こそ……んっ♥」
「…!」
「はあっ…はあっ…」
荒い息遣い。ベッドの上で、蘭の腰が上下に跳ねる。
「はっ、あっ♥ んっ♥」
「…何の夢なんだろ」
大体想像はつくが…
ベッドを軋ませて、蘭は寝ぼけたまま身体をリズミカルに揺すっている。
安価下 どうする? コンマ70以上で蘭が目覚める
行動安価よ
安価下
「…夢の中身を覗けないかな」
ベッドの枕元に登り、蘭の額に顔を近づける。
夢を垣間見る魔法は、無いこともない。基本的にマナー違反だし、せいりゅう自身も使ったことはないが。夢に侵入する種族への対抗手段として用いられるらしい。
「えっと…こうかな?」
額に頭をくっつけ、念じる。次第に意識が、遠くなっていき…
安価下コンマ
01〜40 失敗
41〜60 ちょっとだけ見える
61〜80 ガッツリ見える
81〜98 見える&中で行動できる
ゾロ目 ゼプシス(本物)
…
…
「…ここは」
見回すと、学校のグラウンドだった。ボールや靴などが散らばっているから、部活の途中だったのだろうが、人は誰もいない。
「はあっ、はあっ…」
「!」
見ると、グラウンドの真ん中に2人の人物がいる。ゼプシスと、蘭…今はスパークルフラッシュだ。フラッシュはゼプシスの上に跨って、激しく腰を振っている。
「くっ、はあっ!」
「んっ、あっ♥ ゼプシスっ♥ このやろっ、ゼプシスぅっ♥」
「やめろっ、敵同士だと、言うのに…うあっ!」
交尾だ。間違いなく、あの2人は交尾している。しかし、よく見ると2人の腰の辺りには、もやのようなものが掛かっていて、生殖器が繋がっているところは見えない。
「そうか。蘭はまだ、具体的なやり方を知らないんだ…」
フラッシュのコスチュームが、どんどん薄れて消えていく。スパッツが消え、胸当てが消え、ジュニアブラが消え、パンツが消え…
すっぽんぽんに、腰巻きとケープだけの姿のまま腰を振るフラッシュ。
「あんっ♥ あんっ♥ あっ♥ ああっ♥ はああああっっっ…♥♥♥」
蘭が、背中をぴんと仰け反らせて叫ぶ。絶頂したようだ。
周りの風景が急速に歪み、せいりゅうの意識もまた、元の世界に引き戻されていく…
…
…
「…はあっ」
我に返った。目の前の蘭は何事もなかったように、静かに寝息を立てている。窓の外を見ると、もう朝であった。
…
「おはよう、蘭」
「…」
「蘭?」
「…っ! あ、ああ」
慌てて返事する蘭。その顔は赤く、目はどこか遠くを眺めている。
「大丈夫?」
「うん…」
ぼうっとしたまま頷くと、彼女はふと尋ねてきた。
「…学校、来るんだろ?」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭についていく
②適合者探し
③スタースパークルに触れる
④その他、要記述
「うん、そうするよ」
せいりゅうは頷いた。
(家で、他の家族に見つかったら大変だしね)
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭を見ている
②校内を散歩
③適合者探し
④その他要記述
(…そろそろ、本当に適合者を見つけないと)
授業を受ける蘭を置いて、せいりゅうは校舎を飛び回る。少女はいっぱいいるのだ。一人くらい、適合者がいても良いのだが…
安価下コンマ
01〜10 警備員に追いかけ回される
11〜30 君は、この前の…
31〜60 あの娘は、もしかして…
61〜80 スタースパークルが、光って…!
81〜98 敵襲
ゾロ目 敵襲+スタースパークルが光る
「…え?」
「…あ」
外を飛んでいると、不意に窓越しに一人の少女と目が合った。探検でその部屋が『保健室』と呼ばれる部屋であることは分かっている。少女は、ベッドの上にいてぼうっと窓の外を眺めていた。
「君は…この前の」
いきなり勧誘しようとして、逃げられた娘だ。黒髪をポニーテールにして、蘭に比べると胸が大きい。
困惑する少女に向かって、せいりゅうは近寄っていく。爪で窓を叩くと、少女は少し迷った末、窓を開けた。
「…夢か何かだと思ってたんだけど」
「夢じゃないんだ。…助けて欲しい」
「だから、嫌だって。…最近、この辺に化け物が出るの。あんたのせいでしょ」
「違う! …いや、違わないか…でも、ぼくたちはそれを止めたいんだ」
「知らないわよ。あたしじゃ無理。…あたしじゃ、全然」
「…」
俯いて、黙り込む少女。せいりゅうは、その顔をじっと見つめた。
安価下 どうする?
「どうして、そういうことを言うのかな?」
「えっ?」
「だって…ぼくも、今日までこの学校を見て回って、いろんな子を見たけど…君が、他の人たちよりも劣っているようには見えないよ」
「! …駄目。あたしなんて…どんなに勉強しても成績は伸びないし、夜遅くまで勉強しただけで体調を崩して、こんなところにいるし…そのくせ胸ばっかり大きいし…」
「…」
成長した胸は、彼女にとってはコンプレックスでしかないようだ。
「…だから、他を当たって」
そう言うと彼女は、窓の外を指差した。出ていけ、ということらしい。
安価下 どうする?
「…無理に、とは言わないよ。でも」
せいりゅうは、手にピンクの時計を出現させた。
「もう、戦ってる娘がいる。それも、この学校に」
「!!」
「ぼくは、いつもはその娘と一緒にいるんだ。だから、もし戦いに巻き込まれたら…ごめん」
そこまで言うと、彼は窓の外へと飛んだ。
「ま、待って!」
思わず投げかけた少女の言葉は、せいりゅうには届かなかった。
今日はこの辺で。
>>24です。この娘のルートは
①このまま出てこない
②順当に2人目の戦士
③最後の最後に覚醒
のどれかです
(敵幹部の設定上光落ちは)ないです
あ、キュアパッション方式は無いって意味ね
倒された幹部がどうなるかは、今後のお楽しみってことで
『Bawdy Beast Simulator』
____スタースパークルの力を、あなたの手に。
「君の力が必要なんだ!」
『DX スパークロック』で、君も星竜の戦士に!
胸に当てて、「スパークルチャージ、エクスタシー!」文字盤が光って、音が鳴るよ!
文字盤を換えると、光が変わるよ。
ボタンを押すと、必殺「フラッシュインパクト!」
「やったあ! イーンジャをやっつけたぞ!」
DXスパークロック。好評発売中!
おやすみの君に、スパークルパジャマ。いい夢を…
部活に勤しむ蘭。陰で見ていると、にわかに後ろの方がざわついた。
「誰、この人?」「留学生?」「きゃーっ、すごいイケメン!」
「…フッ」
「!!」
はっと振り返る。そこには、ゼプシスが不敵な笑みを浮かべて立っていた。
「まずい…」
ところが、ゼプシスはすぐ足元に隠れるせいりゅうには目もくれず、真っ直ぐにグラウンドの方へ歩いて行った。
マネージャーの数人が気付いて、黄色い声を上げる。その中にいた蘭の顔が、凍りついた。
ゼプシスは、グラウンドでサッカーをする生徒たちを見ながら、声を張り上げた。
「…フン、くだらんお遊びだ!」
「何だと、てめえ!!」
蘭が、怒りと共に駆け寄ってくる。
「…ほう、貴様のお友達か。なら丁度良い…」
懐から、小瓶を取り出すゼプシス。その数、3本。
「! やめろ…」
「イーンジャ!!」
瓶から流れ出した虹色のヘドロが、グラウンドに向かってなだれ込む。
「!? 何だ、これ!」「うわっ、汚え!?」「逃げろーっ!」
逃げ惑う生徒たち。ヘドロはグラウンドをぐるりと回ると、ホース、トンボ、白線引き、そしてサッカーを取り込んで巨大化していく。
そして
『イイイィィィィンジャアアァァァァ!!!』
「…てめえ」
グラウンドを踏み荒らす、無骨な巨人。その肩に、ひらりと飛び乗るゼプシス。
他の生徒たちが残らず逃げ出す中、ただ一人、蘭はグラウンドに踏み込んだ。
「…絶っ対っ! 許さねえっ!! スパークルチャージ、エクスタシー!!!」
「…はああっ!」
『インッ!』
ハードルを組み合わせたような足に、フラッシュが殴りかかる。イーンジャは巨体に似合わぬ俊敏な動きで、攻撃を躱していく。
『…イーッ!』
「うわあっ!?」
右手のホースから、虹色の水流がフラッシュを襲った。慌てて躱すと、今度は無数のサッカーボールが飛んでくる。
「こ、のっ…!」
敵に、距離を取られてしまった。イーンジャはフラッシュから離れたまま、水やボールを飛ばしてくる。フラッシュは、躱す一方で攻撃に転じることができない。
「し、しまった…」
恐れていたことが起きてしまった。フラッシュは、遠距離戦に弱い。
今はまだ躱せているが、じきに…
「ああっ!?」
「蘭!」
とうとう、サッカーボールがフラッシュの肩に当たった。
フラッシュが、グローブをブーメランに変えて投げつける。
「フンっ!」
しかし、それも肩の上に乗るゼプシスに、はたき落とされてしまった。
「はあっ…クソッ、はあっ…」
「マズい…このままじゃ」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭、これを…(強化アイテム作成)
②早く、仲間を探さなきゃ
③その他、要記述
「…蘭、待ってて!」
「くっ、うっ…」
せいりゅうは、その場を飛び立った。
形はもう決まっている。後は、使う人間さえいれば。
放課後の校舎を、目を凝らして飛び回る。スタースパークルにも意識を向けながら。
安価下コンマ
01〜30 見つからない
31〜50 見つからない(葉月が駆けつけてくる)
51〜80 葉月
81〜98 蘭並みの適合者
ゾロ目 スタースパークルが、光って…!
寝る
「…!」
スタースパークルが、にわかに熱を持った。顔を向けると、そこには例の、保健室の少女。
「…逃げなくて良かったのかい?」
「あたしが…やらないと、なんでしょ?」
「…」
せいりゅうが、ピンクの時計を差し出す。
少女は、それを受け取った。
「ありがとう。…君の名前は?」
「柊、葉月」
「そう。ぼくはせいりゅう。その時計を胸に当てて、叫ぶんだ。…」
安価下1〜3でコンマ最大 葉月の変身後の名前(スパークル〇〇の形で)
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
「!? や…」
まばゆい光の中で、葉月の制服が消え、13歳に不釣り合いな程に豊満な肢体が露わになる。
ポニーテールに結った黒髪が青く染まり、白と青と金の線が少女の裸体を取り囲む。
「…!」
白い線は、百合の花めいたミニスカート・ドレスに。青い線は背中のケープに。金の線は紋章に。最後に、彼女の右手に鋭いバヨネットを備えた、白と金のマスケット銃が現れると、光が収まった。
「…行こう!」
「ええ!」
少女は、走り出した。
…
「くっ、ああっ!」
グラウンドに倒れるフラッシュ。既にスパッツも胸当ても消え、白いジュニアブラすら消えようとしていた。胸の時計は、半分ほどが赤く染まりつつある。
『ジャアァ…』
「ぐあっ」
イーンジャが、ホースを束ねた手でフラッシュの身体を掴んで持ち上げた。そのまま、肩のゼプシスのもとまで運ぶ。
ゼプシスが、フラッシュの纏うケープの胸ぐらを掴んだ。
「くっ」
「フフフ…所詮は魔力を保たぬ人間。スタースパークルの力は、貴様には過ぎた代物だ…」
「はっ…ああっ…」
とうとうジュニアブラが消え、ぺったんこの乳房が露わになった。その胸に掌を載せると、フラッシュが苦しみだした。
「くうぅっ、がっ、ああっ!」
「我々が頂く…我らが、ジャインキング様の下へ」
「待ちなさい!!」
「!?」
突然、凛とした声が響いた。フラッシュから目を離し、声の方を向く。
そこには、白と青の、魔法少女が立っていた。
「だっ、誰だ!?」
百合の花のドレスを纏い、マスケット銃を携えた少女は、声を張り上げた。
「星竜の戦士、スパークルリーフ! ……さあ、お遊びはここまでよ!!」
「…チッ、チビトカゲめ。スタースパークルを、また別の人間に…だが、何人増えようと同じだ! イーンジャ…」
言いかけた言葉が、途中で途切れた。
いつの間にかフラッシュが、彼の胸ぐらを逆に掴んでいたのだ。
「…つ、か、ま、え、た!!」
「このっ…ぐあっ!?」
フラッシュの拳が、彼の腹を打った。巨人の方の上、うずくまるゼプシスの頭上で、銀のグローブが無骨なガントレットとなり、火花を散らしていく。
更に向こうでは、リーフの構えたマスケットが青い光を放ち始めた。
「フラッシュ…インパクトっっっ!!!」
「リーフ・スティンガー!!」
「ぐわあああっっっ!!?」
『イイイィィィィ……』
マスケットから放たれた青い光弾が巨人を貫き、身体が崩れていく。
『ケンジャァ』『ケッ』『ジャァンッ…』
虹色の濁流の中、フラッシュは傷ついたゼプシスの身体を抱えると、目にも留まらぬ速さで体育倉庫の陰へと駆け込んでいった。
リーフの変身が、解かれた。
「…やった、の?」
「おめでとう! これで、君も立派な戦士だ」
「あの娘は…」
「君と助け合うことになるよ。だから、仲良くしてね…」
安価下1〜3でコンマ最大 蘭と葉月どちらの様子を見に行く?
「…ぼくは、ちょっとあっちの様子を見てくるよ」
「…そう。もう帰って良いの?」
「うん。また、よろしくね」
…
せいりゅうが倉庫裏を覗くと、フラッシュがゼプシスの身体を組み敷いて馬乗りになっていた。
「はあっ…はあっ…」
「くっ…何をする…」
時計の光は、4分の3ほど。もう、フラッシュの衣装はケープと、今にもちぎれそうな腰巻きしか残っていない。
フラッシュは、ゼプシスのスーツを引き裂いた。
「身体が…熱いんだよぉ…何とかしろよ…っ!」
「知るか、スタースパークルに触れた代償だ……なっ!?」
ズボンを毟り取るように脱がすと、ゼプシスの一物が露わになった。膨れ上がって反り返ったそれに、フラッシュは一瞬たじろいだ。しかし、すぐの両手で握った。
「ぐっ」
「こうやって…股と股を、くっつけて…」
幼い割れ目に、硬いペニスを押し付ける。そのまま、ぐいぐい腰を揺すった。
「んっ、あっ…♥」
「…フッ、そういうことか」
不意にゼプシスがニヤリと嗤った。彼はフラッシュの腰を掴むと、ぐいと持ち上げた。
「あっ」
「それが、スタースパークルの代償か。ならば良いだろう…」
上を向いたペニスの先端に、フラッシュの膣口を押し当てる。
「…喜べ。このゼプシスの、虜にしてやろう!」
そのまま、一気に腰を落とした。
「んっ、あああぁぁぁぁっっっ…♥♥♥」
嬌声を上げるフラッシュ。無慈悲に貫かれた処女の穴から、血が垂れる。
ゼプシスは彼女の腰を掴んだまま、上下に揺さぶった。
「あっ♥ あっ♥ ああっ♥」
「くっ、ガキのくせに、物凄い締め付けだ…ふんっ!」
「んあぁっ♥♥」
腰を動かしながら、フラッシュの平たい胸に舌を這わせ、桜色の乳首に吸い付いた。
「あっ、あんっ♥」
「んっ、むっ…淫乱なガキめ。我が眷属となれっ…」
腰を押し付け、きつく抱き締める。
「……孕めっ!!」
「んああぁぁぁっっ♥♥♥♥」
奥深くまで繋がったまま、ゼプシスがフラッシュの子宮に射精する。
「あっ、ああっ、あつっ、あっ♥」
「はあっ…絞られる…」
フラッシュに子種を流し込みながら、ゼプシスは彼女の頭を撫でた。
「フ…フフ…これで、スタースパークルの一部を奪えたどころか、いい女も手に入れた…貴様は、我が妾にして」
その言葉が、途切れた。
裸にケープだけだったフラッシュの身体が、再び元のコスチュームに包まれ始めたのだ。
「…ゼプシス」
フラッシュが、拳を振り上げる。
「…ありがとなぁっ!」
「ぐああああぁぁぁっっっ!!??」
ゼプシスを殴り飛ばすと、膝のあたりに現れたパンツとスパッツを穿き直し、拳を構えた。
「お…おのれ…おのれ、おのれえっ!」
ゼプシスは空中で、両腕を広げた。
「…覚えていろっ!!」
その身体が、ふっとかき消えた。
「…」
フラッシュは、変身を解除すると…
「…あ、ああああ…オレ、よりによってアイツと…ゼ、ゼプシスと…」
顔を真っ赤にして、その場にうずくまったのであった。
今日はこの辺で。
『Bawdy Beast Simulator』
前回のあらすじ!
遂に、学校まで攻め込んできたゼプシスとイーンジャ。相手の作戦に苦戦しているところに現れたのは、新しい戦士!?
イーンジャを倒したは良いけれど、身体が熱くて仕方ない!
オレは、ゼプシスを倉庫の裏に連れ込んで、そのまま……ううぅ…
一体、どうなってしまったんだ!?
…
…
『…』ゴゴゴゴゴゴ
「あーあ…」
「ゼプシスくんは、まだ戻りませんな」
「戻れないでしょ。イーンジャを3体も倒されて、挙げ句小娘に押し倒されて、そのまま犯されるなんて」
「…ジャインキング様、ここは次の一手の打ちどころですぞ」
『…分かっておるな?』ゴゴゴゴゴゴ
「…はぁ。分かってるわよ。…行ってくるわ」
「頼みましたぞ、『ダイア・リーア』くん」
…
…
…
「らーん、朝よー!」
「うぅぅ…」
母親の呼ぶ声にも応えず、ベッドの上で布団を被ってうずくまる蘭。
「蘭、お母さんが呼んでるよ?」
「わ、分かってるよ…でも…」
布団の山が、もぞもぞと動く。
想像はつく。ゼプシスと身体を重ねたことが、忘れられないのだ。性的な知識に疎い蘭には、余程の衝撃だったのだろう。
「…」
今日は、学校は無いらしい。蘭はこの有様だが、どうしたものだろうか。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①とにかく蘭に付き添う
②葉月の下へ行く
③スタースパークルに触れる(コスチューム、強化アイテム作成など)
④適合者探し
⑤その他要記述
いや、今は蘭が大事だ。
「ねえ、蘭? ショックだったかも知れないけどさぁ…」
「…そう言えば」
布団の中から、蘭がひょっこりと顔を出した。
「変身が長引くと、決まってあんなことになるの…お前、知ってたのか?」
「…」
言葉に詰まる。知ってるも何も、そういう仕様にしたのは自分だ。
「お前…知ってて黙ってたのか?」
「…に、人間にとっては、一番マシな形で」
「マシってなんだよマシって! あんなことになって!」
とうとう、蘭が布団から飛び出してきた。せいりゅうの首を掴み、ぐいぐい締め上げる。
「ぐえっ、ちょ、ごめん、ごめんって! 黙ってて悪かったよ。だから…」
「…もう一人の、あいつには言ったのかよ!?」
「…」
当然、葉月にも言っていない。
「決まったな。今日中に会って、言いに行くぞ!」
…
スタースパークルの力を辿って、葉月の家はすぐに見つかった。
インターホンを鳴らすと、母親と思しき人物が出てきた。
「はい?」
「あー、オレ、葉月の友達で早川蘭って言います」
「葉月に何かご用ですか」
「そう、用事! 用事があって…会わせてくれません?」
「ちょっと待っててくださいね。……葉月! お友達が来てるわよ!」
…
数分後。玄関口に現れた葉月は、突然の来客に怪訝な目を向けた。
「…よ。この前は、世話になったな」
「誰? 別のクラスの人?」
「…」
蘭は何も言わず、ポケットからピンクの時計を取り出して見せた。
その足元から、せいりゅうがおずおずと姿を現す。
「!! …上がって」
葉月は、一人と一匹を家の中に招き入れた。
…
「うわー…」
本のぎっしり詰まった本棚の立ち並ぶ、殺風景な部屋に、蘭は顔をしかめた。壁には、写真や表彰状も飾ってある。
勉強机には、問題集や鉛筆などが散乱していた。
「…あなたが、先輩戦士ってわけ」
「まあ、そうなる。早川蘭…スパークルフラッシュだ」
「柊葉月。スパークルリーフと言うらしいわ。それで? あたしに何の用?」
「実は、こいつからお前に言っとかなきゃいけないことがあって…」
…
「…道理で今日、勉強に集中できないと思った…!」
一通り説明を聞いた葉月は、唸るように言った。せいりゅうを睨むと、詰め寄る。
「どうしてくれるのよ…あたしを、こんな身体にして!」
「今の段階なら、まだ自慰行為で何とかなるから、それで」
「じっ、自慰行為って、そんなことしたことないわよ! 時間の無駄だし」
「でも、蘭は寝ている間に無意識で」
「っっっ!!? おまっ、黙ってろ!」
「うぐぇっ」
葉月が、時計をせいりゅうの鼻先に叩きつけた。
「…返す」
「む、無理だよ。スタースパークルは君を選んだんだ。今更取り上げるなんて」
「知らないわよそんなの! 良いから、早く…」
「うぅぅ…」
安価下 どうする?
「い、いざとなったら、2人で触り合ったりしたら良いんじゃないかな…」
「「はあっ!?」」
「その時計のゲージが溜まり過ぎたら、男の人と交尾しないといけないけど、それまでは性欲を発散するだけで良いし」
「ちょ、ちょっと待って、何? 交尾? …セックスしないといけないの!?」
「…あんまり苦戦したら」
「…」
葉月が、涙を浮かべて蘭を見る。蘭は、気まずそうに頷いた。
「お、オレも…昨日」
「帰って」
葉月は立ち上がると、部屋のドアを開けた。
「時計は返す。あんたたちは帰って。二度と来ないで!」
「葉月…」
「あたしは、こんなことをしている暇なんて無いの! 次のテストで、学年一位にならないと…お姉ちゃんみたいに」
その時、またインターホンが鳴った。母親が下で話している。
「はい? また葉月のお友達? 葉月なら、上に……きゃあっ!?」
「お母さん!?」
葉月が、階段を駆け下りる。蘭とせいりゅうも後を追う。
玄関では、母親が倒れていた。そしてその前には、一人の女が立っていた。
「どうも、こんにちは」
茶色と白のゴスロリ衣装を着て、屋内なのに日傘を差した、薄ピンク色の髪の女は、ブーツのまま家に踏み込んだ。
「お前は…まさか、ジャインキングの」
「ダイア・リーアよ。長いのでダイアで結構」
それだけ言うと、大胆に開いた胸の谷間から一本の小瓶を出した。親指で栓を開けると、床に虹色の液体をぶち撒ける。
「さあ、イーンジャ…効果的に、行ってらっしゃい」
今日はこの辺で。
性欲が溜まり過ぎると中出しされないといけないって設定だったよね?
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
___胸が、痛い…
あの時の屈辱。あの時の敗北。
決して、許せぬ。必ずや、復讐せねばならぬ。
だというのに
この、胸の痛みは何だ?
あの、憎らしい小娘を想う度に……
…
…
「葉月! 母さんを連れて逃げろ!」
蘭は叫ぶと、イーンジャを追って階段を駆け上がった。
「お、お母さん、こっち!」
「何、何が起きたの!? 葉月…」
戸惑う母親を連れて、家を出ようとする葉月。
しかし、外に出た瞬間、目の前に虹色の濁流が降り注いだ。
「ひっ…」
見上げると、濁流は2階の窓から噴き出している。その流れに、何かが混じっている。それを見た瞬間、葉月の顔色が変わった。
「あれは…!」
「おらぁっ! 引っ込んでろ!」
「!」
濁流を追って、蘭…スパークルフラッシュが飛び降りてきた。彼女は葉月に一喝すると、敵に挑みかかった。
虹色の液体が一箇所に固まり、むくむくと上へ伸びていく。
やがて出来上がったのは、巨大なトロフィーの化け物だった。
『イイイィィィィンジャアアァァァァ!!!』
「星竜の戦士、スパークルフラッシュ! さっさと成敗してやるぜ! …おらぁっ!」
「! お母さん、こっち!」
母親の手を引き、家に戻って扉を締める。それから葉月は、扉の覗き窓から外の様子を窺った。
…
「はっ、でえやっ!」
『ジャアッ! インッ!』
金色のトロフィーが、尖った腕でフラッシュと殴り合う。フラッシュはグローブを最初からガントレットに変えると、敵と打ち合う。
「あらあら」
電信柱の上に立って、ダイアが声を上げた。
「あんた一人じゃ、効果が無いのに。…出てきてもらいましょうか」
そう言うと彼女は、日傘を畳んで先端をフラッシュに向けた。
次の瞬間、日傘から虹色の弾丸が飛んでフラッシュを襲った。
「うわあっ!?」
イーンジャに気を取られて、弾丸が直撃した。肩の装甲が弾け飛ぶ。
「こっの…」
ガントレットの片方をブーメランに変え、投げつける。すかさず殴りかかってきたイーンジャを、間一髪で躱す。
「…そこにいるんでしょう、スタースパークルの持ち主! 早くしないと、この小娘が死ぬわよ」
「…っ」
扉の向こうで、葉月は唇を噛んだ。
「…葉月。あのトロフィーは?」
「ひっ、このトカゲ、喋る!?」
「…お姉ちゃんの」
怯える母親を無視して、葉月が答えた。
「お姉ちゃんは…何でも出来るの。あたしがどんなに頑張っても出来ないことも、遊びながらでもできるの…っ」
「…それで、きみは自分に自信が持てないんだ」
「…」
黙り込む葉月。
安価下 どうする?
安価の目的が分かりづらいか 追記しよ
「…それで、きみは自分に自信が持てないんだ」
「…」
黙り込む葉月。
せいりゅうは、先程突き返されたピンクの時計を、密かに握りしめた。
安価下 どうやって葉月を説得する?
「何でも、なんて無いよ」
「えっ?」
「この力は…」
時計を、葉月に差し出す。
「…君にしか使えない。誰でも変身できるわけじゃない! …葉月だから、変身できるんだ!!」
「!」
「な、何を言ってるの? 変身って、まさか…」
「ああああっ!!?」
「!」
扉の外で、フラッシュの悲鳴が響く。。それを聞いた時、葉月は時計を掴んで家を飛び出していた。
「! 葉月、危ない…」
「…あたしにしか、出来ないこと」
外へ飛び出す。
ダイアの遠距離攻撃と、イーンジャの殴打に苦しむフラッシュ。スパッツが消え、胸当ても消えつつある。
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
光が葉月を包み込む。衣服が残らず消え、早熟な身体を白と青のドレスが包んでいく。
胸元の開いた百合の花のようなドレスを纏うと、葉月…スパークルリーフは、叫んだ。
「…悩むのも…お遊びも…ここで、終わりよ!」
「リーフ! っ、くあっ!」
フラッシュは立ち上がると、拳を構えた。
「あたしは、アレをやるわ」
「頼む。…あのトロフィー、大事なものなんだろ。良いのか?」
「…お姉ちゃんは、それくらいで怒らないわよ。多分」
リーフはマスケットを構えると、電柱の上のダイアに向かった。フラッシュは、改めてイーンジャに向き合った。
「…何それ、面白くない」
「それは、こっちの台詞よ…!」
電柱の上に飛び乗ると、リーフは銃からバヨネットを外し、左手で逆手に握った。
電線の上で、両者が激突した。ダイアは閉じた日傘で、リーフはバヨネットとマスケットの銃身で敵に打ち掛かる。
「あたしは、あたしにしか出来ないことをやる…誰の真似でもない!」
「必死ね。自分の価値を見つけたくて」
突き出した銃口を、日傘で払い落とす。素早く飛んできたバヨネットの切っ先を、軽く引いて躱す。
「それは、そんなに価値のあるものかしら? 自分を壊してまで探す、価値は」
「あんたに言われる義理は無い!」
横薙ぎの日傘を飛んで躱すと、そのままこめかみに飛び回し蹴りを叩き込んだ。
「ああっ!?」
電線から落ちるダイア。リーフは後を追って飛び降りながら、空中でバヨネットを再び連結した。そのまま、銃身を握って切っ先を下に…仰向けに叩きつけられた、ダイアの胸に。
「これで…終わりだぁっ!」
トロフィーの足元を蹴り払うと、倒れた巨体に跨る。頭上に掲げた両手のグローブが、無骨なガントレットへ変形し、白黒のスパークを散らす。
「ああぁっ!」
鋭い銃剣が、ダイアの胸を貫いて、コンクリートに縫い止めた。銃身に青い光が収束していく。
「フラッシュ・インパクト!!」
「終わりよ…リーフ・スティン…」
「…葉月?」
「えっ…?」
「っ、今の内に」
ダイアの身体が融けて、消えていく。イーンジャも、無数のケーンジャになって逃げていく。
リーフは…葉月は、呆然と、駆け寄ってくる一人の少女を見ていた。ぽつり、呟く。
「…お、お姉ちゃん」
安価下1〜3でコンマ最大 葉月の姉について(名前と容姿だけ)
寝る
リーフが、変身を解除する。
「葉月…な、何やってるの? ていうか、いつの間に着替えて」
「…きみは、変身した葉月が分かるのかい?」
せいりゅうが、姿を現した。
「! うわっ、トカゲが喋った」
「普通、変身した後は元の人間が誰か、他の人には分からないはずなんだけど」
「お姉ちゃん…その」
言いかけたその時、ガラガラと派手な音が響いた。
「!!」
振り返ると、イーンジャの立っていた場所から、大量のトロフィーが地面に落ちていくところであった。
「嫌! お姉ちゃんのトロフィー…」
「あ、あらー…」
ところが、当の本人は遠巻きに眺めながら、やれやれと首を振った。
「もしかして…戦うとこ、見てた?」
すると、少女は頷いた。
「あのでっかいトロフィー、私のが材料だったんだね。…ま、仕方ないよ」
半泣きになりながら、壊れたトロフィーを拾う葉月に歩み寄ると、ぽんと肩を叩いた。
「お姉ちゃん…ごめん」
「良いの良いの。…お疲れ様。帰ろっか」
泣きながら姉に抱きつく葉月を、せいりゅうと蘭は遠くから見ていた。
…
「柊弥生です。いつも妹がお世話になってます」
そう言って手を振ったのは、葉月を一回り大きくしたような少女。外出していたらしく、ラフな私服姿だ。
「お姉ちゃん、友達の家に行ったんじゃないの?」
「ちょっと忘れ物しちゃってね。もう少ししたらまた出るよ。…それより」
ずい、せいりゅうに顔を近づける。
「ワオ、本物のドラゴンだって…」
「せいりゅうだよ。…」
自己紹介しながら、密かにスタースパークルに集中する。
(…適合、してなくもない。けど、葉月には及ばないな)
内心、ほっとした。ただでさえ姉の存在が葉月のコンプレックスになっているのに、これで魔法少女の才能まで負けているとなれば、いよいよショックだろう。
見られてしまっては仕方ないので、せいりゅうは弥生に、自分の目的や蘭と葉月の役割についてかいつまんで説明した。
「…それ、大丈夫なの? 命に危険が及ぶんじゃないの」
「そうならないように、ぼくも全力を尽くすよ。まだ、仲間を増やそうと思えば増やせるし」
「…」
蘭が、複雑そうな目でせいりゅうを見る。先程から彼女は、もじもじと膝をすり合わせて落ち着かない。顔は赤いし、息も荒い。先程の戦闘の影響が残っているのだ。
「…まあ、そういうことで。言うこと言ったし、ついでに敵も倒したし、オレたちは帰るか」
そう言うと、蘭は立ち上がった。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭についていく
②葉月のところに残る
③その他要記述
「ぼくはここに残るよ」
「えっ? …葉月、良いのかよ?」
「…」
ジロリ、せいりゅうを睨む葉月。やがて、溜め息を吐いた。
「…まあ、良いけど」
「分かったよ。じゃあ、オレは帰るぜ」
そう言うと、蘭は帰っていった。
「忘れ物も回収したし、私も行くね」
「うん、行ってらっしゃい」
弥生も部屋を出ていく。
部屋に一人(と一匹)になった瞬間、葉月は深呼吸した。それから、もぞりと脚を動かした。
「…溜まってる?」
「うるさい!」
時計の光は、10分の1程度。しかし、性的な感覚に不慣れな葉月には、少し堪えるようだ。
「…このくらい、我慢できる」
「今の内に発散しておいたほうが良いんじゃないかな。それこそ、交尾」
「うるさいったら! …どうしたらいいか、分かんないのに」
震える声で、葉月は呟いた。
安価下 どうする?
「蘭はいつも…」
『んっ、あっ♥』
「っ!? 何これ…」
「夜の蘭の姿だよ。今、葉月の頭の中に直接流し込んでる」
『んっ、あっ♥』
うつ伏せになってベッドに腰を擦り付けたり、ズボンに手を入れたり。甘い声を上げるたびに、葉月は小さく悲鳴を上げた。
「ひっ…う、嘘でしょ…」
『はぁっ、あっ、あっ…♥』
「…も、もういい、もう良いからっ!」
突然、葉月が声を上げた。
「分かったから。…や、やってみるから。だから、ちょっと出ててくれる?」
安価下 どうする?
「…怪我すると、危ないよ」
そう言ったせいりゅうの身体が、青い光に包まれ…
「…えっ」
突然、目の前に現れた青髪の美少年に、葉月は絶句した。
「ぼくが手伝ってあげる」
「えっ、せっ、せいりゅう…なの? あっ!」
有無を言わさず抱きかかえられ、ベッドに寝かされた。せいりゅうもベッドに上がると、隣に寝そべった。
至近距離で、微笑む。
「…さあ、気持ち良くなろう」
「あ…」
葉月は顔を真っ赤にして…小さく、頷いた。
安価下1〜3 どうする?
「ほら…ここだよ」
耳元で囁きながら葉月の手を取り、脚の間に運ぶ。
「パンツを脱いで。お股に、裂け目があるだろう…」
「は、恥ずかしいよ」
「大丈夫」
人差し指で、薄っすらと毛の生え始めた秘部をなぞる。
「ここだ。自分で、触ってごらん」
「あっ…♥」
葉月の手で、股間を触らせる。
「穴はまだ痛いから、その上にある出っ張りを触ってごらん」
「んっ、あっ♥」
クリトリスに触れると、葉月の肩がびくりと震えた。
ぎこちない手付きで、そこを弄る。
「ん…ぁ…はぁ…♥」
「そう、上手…」
「はぁっ…せいりゅう…」
切なげな声で、葉月が言った。
「ずっと、変だったの…初めて、変身したときから…ずっと、ここが、変なの…っ!」
「…」
せいりゅうはベッドの上に仰向けになると、葉月の腰に手を置いた。
「葉月、ここに乗ってみて」
「ん…っ♥」
せいりゅうの腰に、裸の秘部が当たる。葉月が身じろぎする。
「そのまま…擦り付けてごらん。さあ」
「んっ…んっ♥ んんっ♥」
前後に腰を揺すり、せいりゅうに股間を擦り付ける。
彼は手を伸ばすと、そっと彼女のシャツのボタンに手をかけた。
「んっ、あっ♥ あ…っ! だめっ!」
シャツの前がはだけ、大人びた白いブラジャーに包まれた、年の割に豊かな胸が露わになる。
「やだ、そこは、やだ…」
涙ぐむ葉月に、せいりゅうは囁いた。
「…大丈夫。綺麗だよ」
「!」
はらり、ブラが落ちると、色白な乳房が露わになった。
せいりゅうは、両手で2つの果実をつまんだ。
「あっ、やっ…♥」
「気持ちいいかい?」
「んっ、やだぁ…」
腰を前後に動かしながら、葉月がいやいやと首を振る。
「あたし…お姉ちゃんみたいに、綺麗じゃない」
「葉月には、葉月の良いところがあるんだよ。…おっぱいもね」
「んあっ♥」
優しくおっぱいを揉むと、腰が強く押し付けられ、葉月が甘い声を漏らした。
「あっ…あっ、あっ」
「ん…」
葉月が、だんだんと前屈みになってきた。目の前に垂れた乳首を、せいりゅうは口に含んだ。
「あんっ♥ いやっ♥ やだっ♥」
「んっ、ちゅっ、ちゅっ」
こりこりと膨らんだ乳輪を唇で挟み、舌で撫で回すと、埋もれた乳首が小さく顔を出した。
「あっ…あぁっ!」
葉月が、せいりゅうの頭を強く抱きしめた。
「なっ…何かくる、怖い、あっ、キちゃうっ♥」
「っは…怖くないよ。気持ち良い、良いんだよ。さあっ…んむっ」
もう一度乳首に吸い付いた瞬間、葉月の身体がびくびくと震えた。
「あっ…あ、ああっ…♥♥♥」
床に放り出された時計に目を遣る。わずかに灯っていた光が、すっと消えた。
「…っ…ぐすっ」
「よしよし、頑張ったね」
すすり泣く葉月を抱き締めると、せいりゅうは頭を撫でた。
…
殺風景な部屋で、せいりゅうはじっと黙っている。既に、人間の姿から元の小さなドラゴンに戻っている。
蘭のときのように、一緒に風呂に入ろうとしたら断られてしまった。一度人間の姿を見せたせいで、せいりゅうをただの獣と思えなくなったのだろう。
周りを見回す。本棚と、賞状が沢山だ。しかし、これは本当に葉月が求めるものなのだろうか? 何の賞状か分からないが、彼女の目標の先には、常に優秀な姉の存在があるようだ。
「…」
まあ、こちらからあまり干渉することではないかもしれない。深く考えるのを止め、せいりゅうはこれからどうするか考え始めた。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①部屋の物色
②葉月の様子を覗きに行く
③スタースパークルに触れる(コスチューム作りなど)
④その他、要記述
「…どれどれ」
せいりゅうは部屋を出ると、浴室に向かった。
すりガラスの向こうから、微かに声が聞こえてくる。
「はぁ…何で…」
ぱしゃり、水音が響く。
「…せいりゅう」
「!」
バレたか。そう思ったが、単なる独り言のようだった。再び、水音。
「もうっ…どうして…せいりゅう…せいりゅう……んっ♥」
ざぶ…
水面が波打つ音。
「せいりゅうっ…んぁっ♥ せいりゅうっ…せいりゅうっ♥」
ざばざばと断続的な音がして、葉月が押し殺した声を漏らす。
「はぁっ、せいりゅうっ、ああっ、んっ、んうぅぅっっ……♥♥」
「…はぁ…もう、やだ…何でこんな…」
湯船から出る音がして、せいりゅうは慌ててその場を飛び去った。
…
「すぅ…」
ベッドで寝息を立てる葉月。蘭に比べると、随分寝相が良い。
せいりゅうは相変わらず床で、じっとしている。
今、スタースパークルの戦士は2人。そして、力は丁度半分残っている。後2人仲間を増やすか、それとも今の2人に分け与えるか。
葉月はともかく、蘭にはそろそろ与えても良いかも知れない。スタースパークルの力にも慣れて、耐えられるようになってきた頃だろう。ゼプシスに続きダイア・リーアなる幹部まで出てきたのだ。戦力は、拡充しておきたい。
安価下 夜中の行動、出来事
今日はこの辺で。
一方その頃ってこと?
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
「スパークルフラッシュ…」
「私のものになれ…!」
「ゼプシス…」
「……うんっ♥」
「はぁっ、フラッシュ、フラッシュっ、ああっ!」
「あんっ♥ ゼプシスっ♥ あっ、あんっ♥」
…
「フラッシュ…」
「ゼプシス…んっ」
…
…
…
「行ってきます」
「行ってらっしゃい。…気をつけるのよ。その、喋るトカゲとか…」
「な、何言ってるのお母さん。そんなの、いるわけないじゃん」
…
通学路。頭上を飛ぶせいりゅうに、葉月は声をかけた。
「学校に付いてくるの?」
「蘭のときは、いつもそうしてたけど」
「あ、そう…」
落ち着かない様子で歩く葉月。中学校が近づく。校門へ入っていく生徒たちの中に、蘭の姿は見えない。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②適合者探し
③スタースパークルに触れる
④その他、要記述
とんでもない激戦区だ
結局、葉月について学校にやって来た。
「じゃあ、あたしは授業があるから。邪魔しないでよ」
「うん」
宣言通り、授業が始まると葉月は黙々と授業に集中している。今は歴史の授業のようだ。せいりゅうの故郷にも、歴史の授業らしきものはあった。この世界よりもずっと複雑で、ずっと平和な歴史だった…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月を見ている
②校内を散歩
③適合者探し
④その他要記述
「…変身できる人を探そう」
もう散々探し回った気もするが、やってみる価値はあるだろう。窓から離れると、校内を飛び回り始めた。
安価下コンマ
01〜20 保育園児に追いかけ回される
21〜50 あんな教師、いたっけな?
51〜70 あの娘は、もしかして…
71〜80 スタースパークルが、光って…!
81〜98 ダイア・リーア
ゾロ目 ダイア・リーア&ゼプシス
「…あ!」
「え?」
ふと見下ろすと、お散歩中と思しき、保育園児の一団がいた。その中の数名が、空を見上げて指を…
「とりさん!」「えー? とりじゃないよ?」「とかげさん!」「どらごん! あれ、どらごんっていうんだよ!!」
「「「わーーー!!!」」」
「…ま、まずい…!」
人が人を呼び、結局、下校時間まで子どもたちに追いかけ回された…
…
「どうしたの? せいりゅう、疲れてない?」
「だ、だいじょうぶだよ…あはは」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月と一緒に帰る
②蘭の方に行く
③その他要記述
「で? 一緒に帰るの?」
「そうだな…そろそろ、蘭の方も見てくるよ」
「そう。行ってらっしゃい」
そう言う葉月の顔は、少しだけ残念そうだった。
…
グラウンドでは、サッカー部が練習をしている。その端の方で、マネージャーが仕事をしている。その中にいる蘭は、明らかに上の空であった。
水を汲みに離れたところを見計らって、声をかけた。
「蘭」
「うわっ!? せ、せいりゅうか…ビックリした」
「どうしたの、ぼうっとした」
「何でもねえよ…」
大きな水筒に水を汲みながら、ぶっきらぼうに答える。その顔が、赤い。
「…発散してないの?」
「う。うるさいっ! …したよ。したけど…」
時計を見ると、確かに光は消えている。しかし、彼女はもどかしそうな顔をしている。
「…消えないんだよ。ドキドキが…何でか…」
「それは、分からないよ」
「知ってる。最初から期待なんてしてねえし…」
水筒の蓋を締め、持ち上げる。
「ほら、戻るからお前も隠れ」
「……見つけたぞ」
「!!」
目の前に現れた、黒い影。長い銀色の髪に、装飾品を沢山つけた、黒のスーツ。
「…ゼプシス」
呟く、蘭。しかし、怒りや苛立ちとは別の感情が、声に浮かんでいた。
「フラッシュ…スパークル、フラッシュ!!」
ゼプシスは、震える声で叫んだ。
「許さん…私を、コケにしおって! 私は、貴様を…」
右手から、虹色の刃を伸ばす。
「…絶対に、許さん!!」
その視線は、終始蘭に向けられている。一番の目的のはずのせいりゅうには、少しも向かない。
蘭が、ピンクの時計を取り出した。
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
変身した蘭、フラッシュが、拳を握る。
「…ここで会ったが百年目。今日こそ、お前を成敗してやる!」
「おお…うおおおおおおっっっ!!!」
突然、ゼプシスが叫びながら、刃を自分の胸に突き立てた。
「!? なっ、何を」
「おおお…おおおお…!!」
傷口から、血の代わりに虹色の液体が溢れ出す。それは地面に落ちること無く、ゼプシスの周囲を取り囲んでぐるぐると回り始めた。
『イン…』『イィィ…』『インジャ…』『イッ…』
「…あああああっっっ!!!!」
液体が、ゼプシスの身体を埋め尽くす。次の瞬間、液体が飛び散り、中から銀色の巨人が現れた。
『イィィ……スパークル…フラッシュゥゥゥ…』
太い腕を振り上げると、鋭い爪が飛び出した。
『フラッシュウウゥゥゥ!!!』
「ゼプシス…お前…」
呆然と、いびつな巨人を見上げるフラッシュ。
「蘭、危ないっ!」
「! くっ」
振り下ろされた爪を受け止めると、フラッシュはすぐに戦闘態勢に移った。
『オオォォォアアアァァッッ!! フラッシュゥゥゥ!!』
「きゃあぁぁっ!?」「ば、化け物だー!?」
フラッシュを追って、ゼプシスだった巨人が暴れまわる。
「やめろっ! このっ!」
次々に振り下ろされる爪を躱し、フラッシュは応戦する。
『ハアッ!』
「せっ」
地面に突き刺さった爪から、腕を駆け上がり、巨人の頭に飛び蹴りを放った。
しかし、巨人は素早くもう片方の手を上げると、フラッシュの脚を捕まえてしまった。
「ああっ!?」
『ゼエェアアァッ!!』
そのまま、大きく振り上げ…地面に、叩きつけた。
「ぐあぁぁっっっ!!??」
『イィィ…』
ゼプシスが、拳を振り上げ
『…ジャァッ!』
「ぐっはっ」
打ち付ける。何度も、何度も拳を打ち下ろす。
『…フラッシュ、フラッシュ、フラッシュ…ウゥゥアアァァァッ!!!』
フラッシュの身体を何度も殴りつけながら…ゼプシスは、赤い目から、涙を流していた。苦しげに叫んでいた。
「マズい…このままじゃ、蘭が…」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭! この力を…
②葉月、助けて!
『フラッシュ…オオオオッッッ!』
「…やめろおぉぉっっっ!!」
せいりゅうが叫びながら、振り下ろされる拳に体当りした。
『…?』
突然の乱入に、巨人は不思議そうな目を向けた。しかしその目はすぐに敵意に変わり、彼は再び拳を振り上げた。
「蘭…」
せいりゅうは、胸のペンダントに意識を集中した。半分まで分かたれた、スタースパークルの力。その、更に半分を切り出して、ペンダントから取り出す。
「…この力を!!」
緑色の光が、倒れ伏す蘭に向かって飛び…衣装も殆ど消えたボロボロの身体に吸い込まれた。
次の瞬間、周囲が眩い光に包まれた。
『フラッシュ…!』
フラッシュの身体が、ゆっくりと宙へ浮かび上がる。その身体から、わずかに残った衣装が消え、完全に一糸纏わぬ姿になった。
胸元に浮かんだピンクの時計が光り……中から、7色の腕輪が現れた。それがフラッシュの左腕に巻き付いた瞬間、白と黒の帯が現れ、幼い裸体を包み込んだ。
「蘭…頑張って…!」
黒のスパッツに腰巻き、胸当てにケープ。しかし、ブーツの代わりに銀色のスパイクシューズが足に装着され、オレンジ色の脛当てが下腿に巻き付いた。今までの衣装にも銀とオレンジの紋様が走り、頭には金色のティアラが現れた。
光が収まり…フラッシュが、地面に降り立った。
『フラッシュ…フラッシュゥァァ!!』
巨人が、拳を突き出す。が
『イッ!?』
「…」
軽く上げた右手が、重い拳を受け止めた。
「…オレは星竜の戦士…星竜の勇者!」
拳を蹴り上げる。
「スパークルフラッシュ・ブレイブ!!」
『イイイアアアッッッ!!』
巨人が、滅茶苦茶に拳を振り回す。フラッシュはそれらを全て躱すと、目にも留まらぬ速さで肉薄し、胴体に蹴りを叩き込んだ。
『ググァッ』
「ゼプシス。…ゼプシス! …ゼプシスっっ!!」
呼びかけながら、何度も拳を打ち込む。
遂に、巨人が膝を突いた。
「…お前の目が、見えたんだ。泣いている、お前が…!」
両手を組むと、銀のグローブが一つに合わさり、一個のサッカーボールになった。
それを足元に落とすと、彼女はリフティングのように、それを何度も蹴り上げた。
「オレは…お前を、助けたいんだ! ゼプシス!」
蹴り上げるたび、ボールが光を増し、スパークを放ち始める。やがて、巨大な光弾まで成長したボールを高く蹴り上げると、フラッシュは自分も空高く飛び上がった。
「フラッシュ___」
空中で一回転すると、オーバーヘッドの姿勢でボールを蹴った。
「___シューティングスター!!」
『ガアアァァァァァ…!!!??』
光のボールが直撃し、巨人の身体が爆ぜた。
『ガッ…インッ…グゥアッ…ジャッ…グ…フ…フラッ、シュ…』
身体が崩れ、虹色のスライムとなって四方へ散っていく。
その中心で、一人の男が倒れていた。
「…っ」
銀と黒の髪に、縞模様のシャツ。顔はゼプシスと変わりないのだが、険しい雰囲気は無く、穏やかな顔で目を閉じている。
その身体が、白い光に包まれ…やがて、そこには小さなシマウマのような生物が現れた。
「…う、ん…私は…!?」
シマウマはせいりゅうに気づくと、慌てて前足を曲げて頭を下げた。
「こっ、これはせいりゅう王子! このような場所でお会いするとは……と言うか、ここは?」
「きみは…『ゼプラ』だね?」
「いかにも。そして、そこなる少女は…」
「! スパークルフラッシュ…」
名乗りかけたその時、フラッシュの身体がぐらりと揺れ…地面に倒れた。
「蘭!?」
「ああっ!?」
慌てて駆け寄る、せいりゅうとゼプラ。
蘭は、上気した顔で苦しげに息をしていた。
「くっ、はあっ…はあっ…」
「これは、いかなる…」
「…スタースパークルの力の反動だ。生命エネルギーが溜まりすぎて、危ない」
「!」
ゼプラが、はっと顔を上げた。その身体が、また人間の姿に変わる。
「…そうか…イーンジャに囚われてなお、感じ続けたあの熱…それは」
蘭の身体を抱き上げ、せいりゅうに問う。
「王子、どこか安全な場所を」
「分かった。付いてきて!」
…
辿り着いたのは、体育倉庫の裏。
「ぼくはここで、見えないようにバリアを張っておくよ」
「かたじけない」
ゼプラは蘭を地面に寝かせると、そっとスカートに手を入れ、パンツを引き下ろした。
「ん、ああっ…」
身じろぎする蘭。もじもじと動く腿から、パンツの内側に糸が引いている。
「フラッシュ…蘭」
ズボンを下ろし、一物を取り出す。
「あなたは、私を救ってくれた。次は、私が…!」
スカートを捲ると、毛の無い秘部がお漏らししたかのように濡れている。その、煮えたぎるほどに熱い入り口に、肉棒をあてがった。
「はっ、あっ…」
「んっ…あ、あっ…♥」
根本まで入ると、腰を振り始めた。
「はっ、はあっ、はあっ」
「あっ♥ あっ♥ んぁっ♥」
身をかがめると、蘭が両腕を伸ばしてゼプラに抱きついた。
「あんっ♥ ゼプシスっ♥ ゼプシスっ♥」
「蘭っ、私は、ゼプラっ、だっ」
「んあっ♥ ごめん、ゼプラっ♥ ゼプラぁっ♥」
「はぁっ、蘭っ…君を想うとっ…私は…っ」
「ゼプラっ♥ ゼプラっ♥」
「はあっ…ああっ!」
動きが止まる。蘭が、両腕両脚でゼプラに抱きつく。
「んぁっ…出てる…いっぱい、出たぁ…♥」
「…胸が、痛いんだ、蘭。君を想うと」
「! …オレも…夢に、見た。アンタと…こ、こんなことしてるの。それって、さ。つまり…」
「蘭…」
どちらからともなく、顔を寄せ…2人は唇を重ねた。
今日はこの辺で
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
「ゼプシスがやられたみたいね」
「ホッホッホ、しかしゼプシスくんは我ら四天王の中で最弱」
「もともと3人しかいないじゃない。……ま、最弱は敢えて否定しないわ」
「しかし、余裕ぶって大丈夫ですかな? ダイア・リーアくん。人間の片方が、スタースパークルを半分も手にしましたぞ」
「それくらい分かってるわよ。…私はゼプシスとは違う。考えて、戦うわ」
…
…
…
「改めて。私はゼプラ。せいりゅう王子と同じ、魔法の国の出身だ」
そう言うと、せいりゅうと同じくらいのサイズのシマウマは、恭しく頭を下げた。シマウマと言っても、胴体の割に脚の短い、デフォルメされた体型をしている。
一同は、蘭の家に帰り、そこで詳しくゼプラから話を聞くことにしたのだ。
「ジャインキングの侵攻に際して、我ら一族も戦ったのだが、敗れてしまい…イーンジャに身体を奪われ、気がついたらゼプシスとしてジャインキングに加担していた」
そこで、また深く頭を下げる。
「…本当に、申し訳ない」
「い、良いって。悪い奴らに操られてただけなんだろ。ゼプラは悪くないよ」
「蘭…」
熱っぽい視線を絡め合う両者に、せいりゅうが割って入った。
「はいはい、後でね。…つまり、ジャインキングは魔法の国の住民にイーンジャを取り憑かせて、手下にしていたということだね」
「いかにも。…」
そこでゼプラは、気まずそうにせいりゅうを見た。
「ゼプラ?」
「っ、いや…」
「ところで…」
ふと、蘭が口を開いた。
「ゼプシスじゃなくなっても、人間の姿にはなれるんだよな?」
「ああ。このように」
シマウマの身体が光に包まれ、男の姿に変わる。殆どゼプシスと変わりないが、髪は銀に黒のメッシュが入り、スーツもジャケットが消えて白黒縞模様のシャツに変わっている。何より、赤い目元から険しさは消え、穏やかな表情になっている。
「最も、元から変身の素養があったわけではない。ゼプシスだった頃の手癖のようなものだ」
「そ、そうか。良かった…」
そこまで言って、蘭は慌てて口を塞いだ。顔を赤くして、目を逸らす。
「…この先、蘭が苦戦した時は…お願いしていいかな」
「私で良ければ。…蘭」
蘭は、小さく頷いた。それから、ぼそっと呟いた。
「…アンタじゃなきゃ、やだ」
「蘭…」
「…」
お熱いムードに水を差すわけにも行かず、せいりゅうはそっと後ろに下がった。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①蘭の家にいる
②葉月の家に行く
③スタースパークルに触れる
④その他要記述
「…じゃあ、ぼくはこの辺で」
控えめに伝えると、せいりゅうは蘭の家を後にした。
…
葉月の家の近くまで来た時、突然悲鳴が飛んできた。
「葉月!?」
見ると、家の前で葉月…変身したリーフが、倒れていた。
その目の前では、ダイア・リーアが傘の先端をリーフに突きつけて、嗤っていた。
「星竜の戦士も一人だと、大したこと無いのね」
「葉月!」
「! せいりゅう…」
傘をリーフに向けたまま、ダイアがせいりゅうの方を見た。
「あらあら王子様。おたくの小娘に、世話になっているわ」
「せいりゅう…逃げて、ああっ!?」
頭を踏みつけ、ダイアが嘲笑う。
「スパークルリーフ…所詮、こんなものね。相方はもう、あなたと比べ物にならないくらい強くなっているのに」
「!?」
「ダイア、やめろ…」
「ええ、やめるわ」
意外にも、ダイアはあっさり傘を引いた。それから身体を液体に変えると、何処へともなく消えてしまった。
うつ伏せに倒れたリーフ。ドレスは破れ、丈が縮んで白いレオタードが丸見えだ。
「っ、く…」
変身を解くと、葉月は立ち上がった。
「葉月!」
「っ、せいりゅう…」
どうにか膝を突くと、葉月はせいりゅうに向かって、言った。
「…力を…あたしにも、力を…!」
短いけど今日はこの辺で。
変身ヒロインのドレスの下はレオタード。古事記にも書かれている。
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ
あたしは、戦うことを選んだ。それが、あたしにしかできないことだから。
ゼプシスやダイア・リーアを撃退し安心したのも束の間。再び襲ってきたダイアに敗れ、彼女から衝撃の事実を聞かされた。
『フラッシュはもう、スタースパークルの半分を手にした。あなたとは比べ物にならないくらい、強くなったわ』
せいりゅう、お願い。あたしも、強くならないと…!
「力を、と言われても」
部屋に入ると、せいりゅうは言った。
「スタースパークルの力は、本来人間には大きすぎるものなんだ。今持っているだけでも精一杯なのに、これ以上増やしたら」
「でも、蘭は増やせたんでしょう?」
詰め寄る葉月。顔が赤く、息も荒い。時計を見ると、8分の1ほどが光っている。あの蹂躙は、ほんの5分強の間の出来事だったようだ。
「蘭は、君より長い間戦ってきた。身体が追いついて、強くなってるんだ。それでも危ない賭けだったけど」
「じゃああたしにも」
「いずれはね。でも、今はまだ危ないよ」
「…」
唇を噛む葉月。せいりゅうは、彼女をじっと見た。今の彼女は、冷静じゃない。ダイア・リーアとの間に何があったのか、詳しくは分からないが、まずは彼女を落ち着かせることが先だろう。
安価下 どうする?
「今、スタースパークルの力を増やしたら…きっと、反動でぼく一人では収まらなくなってしまうよ」
「! …」
葉月は、はっと息を呑んだ。俯き、小さく頷く。
「…分かった」
「分かってくれて良かった」
…
夕方。葉月は夕食へ。せいりゅうは部屋に残っている。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①部屋の物色
②葉月の様子を覗きに行く
③スタースパークルに触れる(強化アイテム作り)
④その他、要記述
そっと部屋を出て、食卓を覗く。
蘭の家ほど賑やかではないが、別に険悪というわけではなさそうだ。
「弥生、最近はどう?」
「んー、ぼちぼちかな。部活やってる子は新歓とかで忙しそうにしてるけど」
「…」
「…葉月、どうしたの」
「えっ?」
「さっきから上の空で…顔も赤いし」
「熱でもあるんじゃない?」
「だ、大丈夫だよ…」
安価下コンマ
01〜40 特に何も起こらない
41〜70 弥生と目が合う
71〜90 弥生&葉月に見つかる
91〜98 全員に見つかる
ゾロ目 来客
「…そろそろ戻ろう」
…
風呂から上がると、葉月はさっさとベッドに入った。
「いつもみたいに勉強しないのかい?」
「今日は早く寝なさいって、お母さんが。…あたしは、大丈夫なのに」
そうは言うものの、葉月の顔は赤い。熱があるのではと疑われるのも最もだ。
「性欲を発散しないと、すぐには良くならないよ」
「…分かってるわよ」
ぼそっと呟くと、葉月は電気を消し、頭まで布団を被った。
安価下 夜の行動、出来事
「…」
せいりゅうが首を上げると…その身体が青い光に包まれ、人間の姿に変わった。
「葉月」
「何…ひっ!?」
布団から顔を出し、せいりゅうに気づくと、葉月が短く悲鳴を上げた。
せいりゅうは構わず、ベッドに上がった。
「手伝ってあげる」
「…」
葉月は、しばらく黙り込んだ末、掛け布団の自分の横をそっと持ち上げ、震える声で言った。
「…お願い」
安価下1〜3 どうする?
「脱いでごらん」
「ん…」
パジャマのボタンを外し、前をはだける。下着は付けていなくて、早熟なおっぱいが夜の闇に露わになった。
掌に収まるくらいの膨らみを、そっと掴んだ。
「あっ…」
「柔らかい…気持ちいいかい?」
「や、だ…むねなんて…」
「どうして?」
涙混じりの声が聞こえてくる。
「小学校の頃から、巨乳、おっぱい女って、いじめられて…だから、嫌」
「そんな。おっぱいは、葉月の良いところの一つだよ」
「やっ」
優しく乳房を揉む。指先で乳首を弄ると、ぷっくりと硬くなってきた。
「赤ちゃんは、おっぱいを飲んで大きくなるんだよ。こんな風に」
そう言って、乳首を口に咥える。
「ひゃっ♥」
舌先で乳首を転がしながら、片手をズボンの中に入れた。
「あ、あっ、あっ♥」
「んっ…熱いよ。パンツまで、濡れちゃった」
「やだ、やだっ…♥」
下の入口をそっとなぞり、指先を膣内に浅く入れる。クリトリスに触れた瞬間、葉月がビクンと跳ねた。
「あっ♥」
「ここが弱いのかな? どれどれ…」
…
「こんなの、やだぁ…恥ずかしいって…♥」
「だーめ」
ベッドの端に腰掛けたせいりゅうの膝の上で、葉月は大きく脚を広げた姿勢で、後ろから抱きすくめられていた。ズボンもパンツも脱いで、上は裸にパジャマを羽織っただけ。曝された秘部からは、とろりと蜜が垂れて、床に糸を引いていた。
耳を舐められると、首筋にぞわりと鳥肌が立った。
「ひんっ」
「どこが弱いか、探してあげる」
首筋。鎖骨。脇。乳房に乳首。臍。お尻。どこを触られても、葉月は竦み、甘い声を漏らした。
しかしクリトリスに触れた瞬間、彼女は思わず叫んだ。
「んあっ♥♥ …やだっ」
慌てて口を両手で塞ぐ。
せいりゅうが、耳元で囁いた。
「ここが、気持ちいいんだね」
葉月が何度も頷く。
「そう、そうだから。だから、これ以上は…」
「ここで気持ち良くなる感じを、しっかり覚えないとね」
「そんな…あぁっ♥」
くに。指先で、包皮の上からつまむ。そのまま指で挟んで、小さく前後にしごく。
「あっ…あ、あっ♥ はあ、ああっ…♥」
「しっかり覚えるんだよ。…ぼくがいなくても、できるように」
「やだっ♥ せいりゅうじゃなきゃ、やだっ♥」
「…」
せいりゅうは、硬く腫れ上がった陰核を、ぎゅっとつまんだ。
「っっっっ〜〜〜〜♥♥♥♥」
声を殺し、葉月が絶頂する。
せいりゅうは、手を止めない。
「やらっ♥ イッたっ♥ もうイッたからっ♥」
「だめだよ。苦しいときも、寂しいときも、ここを触るだけで全部忘れちゃう…そのくらいにならないと」
「やっ、あ、あっ、あああっ……っっっ♥♥♥」
ガクガクと腰が跳ねる。しゅわっと音がして、蕩け切った秘部から液体が吹き出した。
それでもせいりゅうは手を止めず、更に空いた手で乳首をつまんだ。
「おさらいだよ。…もう一回」
「っっっ♥ …っ、はっ♥ うぅぅ…ああっ♥ あっ♥」
とうとう膝の上で、葉月が仰け反って固まった。
「っっっ……♥♥♥♥♥」
歯を食いしばって絶頂する葉月。数分ほど仰け反った姿勢のままガクガクと震えていたが、やがてその身体から力が抜け、ぐったりとせいりゅうの身体にもたれかかった。
「はぁ…はぁ……っ、ぁ」
___しゅいぃぃぃ……
緩みきったお股から、先程とは違う液体が勢いよく噴き出し、床に落ちて大きな水溜りを作ったのであった。
…
「ぐすっ…うえぇ…」
ベッドの中で、葉月は啜り泣いている。
せいりゅうは、そんな彼女を優しく抱きしめた。
「よしよし、頑張ったね」
「あぁぁ…おしっこ、漏らしちゃった…」
「大丈夫、ぼくが片付けておくから。…」
腕の中で無く彼女の頭に、手を置く。
「…きみは、立派な戦士だ。ダイア・リーアにだって、きっと勝てる」
「でも…さっきは、負けたのに」
「家の前だったよね。家族を守ろうとして、それで思うように力が出せなかったんじゃないかい?」
「…」
「フラッシュに得意な戦い方があるみたいに、リーフにも得意分野がある。リーフの銃は、どんなに遠くからでも当てることが出来るんだ」
「遠くから…」
「そう。だから、敵と距離を取ることを意識してみて。そうすれば、上手くいく」
「…」
葉月は、せいりゅうの胸に顔をうずめた。
「…せいりゅう」
「うん?」
「あたし…あたし」
「葉月?」
「…何でもない」
「そう。…おやすみ」
…
「行ってらっしゃい。…顔色良くなったわね。もう具合は大丈夫?」
「うん。行ってきます」
学校へ向かう葉月。せいりゅうは…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②スタースパークルに触れる
③その他、要記述
せいりゅうはいつものように、葉月の頭上を飛んで学校に付いていった。
「…あたし、授業に行ってるから」
「うん。頑張ってね」
「…」
正門の陰で、葉月はじっと黙り込むと…おもむろに、せいりゅうの身体を強く胸に抱きしめた。
「…葉月?」
「…ん」
せいりゅうを離し、何も言わずに校舎へ向かった。
…
葉月は体育に励んでいる。今日の科目はダンスのようだ。体操服で大きく身体を動かすと、白い着衣越しに彼女の胸が揺れるのが見えた。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月をみている
②蘭のところに行く
③スタースパークルに触れる
④その他要記述
葉月を遠くから見ていると、せいりゅうは不意に寒気を感じた。
「…?」
視線を感じる。違和感の方に目を向けて、彼はぎょっとした。そこにいたのは…
安価下コンマ
01〜90 ダイア・リーア
91〜98 丸々太った中年の男
00、99 髭を蓄えた威厳のある男
「ダイア・リーア…また現れたか」
葉月に目を向ける。それからまたダイアの方を見て…
「っ!?」
目が合った。ダイアが、ニヤリと嗤った。
「ま、まずいぞ…」
元はと言えば、彼らの狙いはせいりゅうの持つスタースパークルだ。今となっては、せいりゅうの手元に残っているのはほんの4分の1、量だけで言えば蘭を狙ったほうが効率が良いのだが、せいりゅうには襲われた時の対抗手段が殆どない。
ダイアはその場を動かず、ニヤニヤしながらせいりゅうと葉月を交互に見ている。
安価下 どうする?
「どうにかして、葉月に…」
胸のペンダントを掲げ、陽光にかざす。光を反射して、葉月に届くはずだ。
「いち、にー、さん、しー、いち、にー、さん、しー…」
「いち、にー……?」
「! 気付いた」
ペンダントを回し、ダイアの方へ光を向ける。葉月は怪訝な目でせいりゅうの方を見ていたが、チカチカ点滅する緑の光源から、薄っすらと伸びた光の筋を追って、はっとなった。
「…すみません、足首を挫きました」
「ええっ? すぐ保健室に行ってらっしゃい。 誰か、ついて行って」
「あっ、いえ、一人で大丈夫です…」
列から離れ、グラウンドから見えない位置まで来ると、葉月は走りながらせいりゅうの方を見た。
「…! スパークロックが」
せいりゅうは葉月の教室まで飛ぶと、着替えの中からピンクの時計を掴み取り、葉月の元へ飛んだ。
学校の裏の駐車場で、葉月はダイアと向かい合っていた。
「相方は呼ばなくて良いのかしら?」
「あんたなんか、あたし一人で十分よ! せいりゅう」
「おまたせ!」
投げ渡された時計を受け取ると、葉月は胸に当てて叫んだ。
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
ダイアは胸の谷間から小瓶を取り出すと、飛んできたカラスに向かって投げつけた。
「では、お手並み拝見」
『イイィィィンジャアアァァァ!!!』
毒々しい虹色の巨大なカラスが、スパークルリーフに襲いかかった!
鋭い嘴を躱すと、リーフは電柱の上に飛び上がった。そのまま電線の上を走り、イーンジャから素早く距離を取る。
「あらあら、最初から逃げるの。感心しないわ」
「逃げてなんかない…」
リーフはくるりと反転すると、飛びかかってくる大ガラスにマスケットを向けた。
「はあっ!」
『ジャッ!?』
音速を越えた弾丸が、カラスに突き刺さった。
リーフは構えを解かず、次々に引き金を引く。
「当てられる…この距離なら、有利に戦える…!」
『ジャッ、アッ、イアッ…』
マスケットが、青い光を吸収し始める。
「これで…終わり」
「危ないっ!」
「えっ? …ああっ!?」
いつの間にか背後に現れたダイアが、リーフを後ろから蹴り落とした。
「詰めてしまえば、問題な」
勝ち誇った言葉が、途中で途切れた。重量級の拳が、彼女の顔面を強かに打ったからだ。
ぶっ飛ばされ、学校の塀に激突するダイア。電柱の上から降り立って、スパークルフラッシュが手を差し伸べた。
「水くせえな、オレも呼べっての」
「はあっ…フラッシュ…」
リーフは立ち上がると、首を振った。
「…ダイアは、あたしがやるわ」
「オッケー! じゃあ最初から、フルパワーだ!」
そう言うとフラッシュは、左手を空高く突き上げた。
すると、胸の時計から七色の光が放たれ、手首に巻き付いて腕輪となった。
次の瞬間、フラッシュの身体を幾本ものオレンジの光が駆け抜けた。衣装が変化し、頭に金色のティアラが現れる。
「…星竜の勇者、スパークルフラッシュ・ブレイブ! 一撃で成敗だ!」
「!! それが、フラッシュの力…」
フラッシュの身体が、瞬時に消える。いや、目にも留まらぬ速さで走り出したのだ。彼女は空を駆けるようにイーンジャに迫ると、スパイクシューズと化した右足でキックを叩き込んだ。
「おらおらおらおらあっ!!」
『イイィィィィ…』
「つ、強い…」
「羨ましいでしょう?」
「っ!」
慌てて飛び下がる。ダイアは、ゴスロリ衣装に付いた埃を叩きながら、肩をすくめた。
「あなたには扱えない代物よ。そして、あなたは私に勝てない」
「そんなことない…!」
マスケットから、銃剣を外して握りしめる。
「! 葉月、乗るな…」
「はあああっっ!!」
横薙ぎの刃を、ダイアは傘で止めた。そのまま、つま先蹴りを放つ。
「くっ…」
マスケットで受け止めるが、衝撃に後ずさる。リーフは逆らわず、バック転を繰り返して距離を取った。
「これでっ…」
引き金を引くと、マシンガンめいて無数の弾丸がダイアを襲う。
ダイアは傘を広げると、銃弾を防ぎながらゆっくりと前進した。
「使い方の問題? いいえ。これは単純な力量差。あなたに、私は…」
ダイアの言葉が、途中で途切れる。
傘の膜に、いつの間にか飛来した銃剣が、深く突き刺さっていたからだ。そして
「…はああっ!!」
瞬時に距離を詰めたリーフが、銃剣の柄に正拳を叩き込んだ。
傘を突き破り、銃剣がダイアの喉を貫いた。
「ぐっ」
『ケンジャァ…』『ケンッ』『ンジャッ』『ジャァ…』
「はあっ…はあっ…」
拳を突き出したまま、肩で息をするリーフ。ドレスは少しずつ縮んでいて、白いレオタードのお股は露出しているし、豊満な乳房は今にも溢れそうだ。胸の時計は、4分の1ほど光っている。
「…」
ダイアは、傷口から血の代わりに虹色の液体を溢れさせながら…両手で、リーフの首を掴んだ。
「ぐぁっ!?」
「…面倒くさい」
喉の傷が塞がっていく。両手でリーフの喉をぎりぎりと締めながら、その身体を持ち上げる。
イーンジャを倒したフラッシュが、駆け寄ってきた。
「ダイア! リーフを離せ…」
「…っ」
不意にダイアが、小さくいきんだ。と思うや、スカートの中から虹色の液体が流れ落ちてフラッシュを襲った。
「うわっ!? そこからも出るのかよ」
「っ…くっ、うぅ…」
もがくリーフ。その手から、ゆっくりと力が抜けて…
安価下 どうする?
①リーフ! この力を…
②リーフ! この力を…
③リーフ! この力を…
「…やむを得ない」
ペンダントの中に残った、スタースパークル。その、最後のピース。
「リーフ! この力を…」
緑色の光にして、リーフに飛ばした。
「!」
ダイアが手を離す。崩れ落ちる彼女を、光が包むと、ゆっくりとその身体が浮かび上がった。
ドレスが消え、その下のレオタードが消え、早熟な裸体が露わになる。
ピンクの時計に光が吸い込まれると、すぐに七色のブレスレットとなってリーフの右腕に現れた。そして、白と青の帯が彼女を包み込んだ。
最初に現れたのは、純白のレオタード。胸元と背中は大きく開いて、おへそも出ている。次に、百合の花のようなドレスが現れてレオタードの上から彼女を包んだ。藍色のコルセットから伸びたスカートは前開きで、六本に分かれた裾の隙間からレオタードが見える。大きく開いた胸元を隠すように、金色の装飾の増えたケープが肩にかかり、金色のティアラが青い髪を彩った。
リーフが、目を開いた。
「…やった」
ゆっくりと、地面に降り立つ。金色の照星のついたマスケットを握ると、高らかに告げた。
「星竜の戦士…いいえ。あたしは星竜の姫君。スパークルリーフ・ノーブ」
その言葉が、不意に途切れた。
「リーフ…?」
「クソッ! おらあっ! …リーフ!? どうした」
次の瞬間…リーフのドレスが、花弁が散るように、消えた。
「えっ? ……っ、がっ、あぁっ!?」
苦しみだすリーフ。両手で押さえた、ピンクの時計が…全て、光に染まった。
レオタードの布地が急速に削れていき、そして消えた。
「…ふっ」
全裸のまま倒れ伏すリーフを一瞥すると、ダイアはくるりと背を向けた。
「思い知ったでしょう。あなたには、過ぎた力」
「あああっ…ぐっ、あぁ…」
もがき苦しむリーフを尻目に、ダイアは身体を融かし、その場から消え去った。
今日はこの辺で。
雑談をば
現時点で折り返しちょい手前くらいです
スタースパークルの力は全て与えてしまったので、幹部を片付けたらいよいよ敵の本拠地に乗り込みます。
あまり引き伸ばさずサクッと終わらせたいので敵幹部の追加とかはしません。ただ、シャイニールミナス的な追加戦士って欲しいかな? とふと思ったのでちょっと聞いてみたく
欲しいなぁ
欲しい優勢かな?
せいりゅうの埒外で生まれることになるので、本編外で決めとこうとおもいます。
まず設定から
18:00まで 追加戦士の設定、名称、コスチュームについて
あ、コンマじゃなくて多数決で決めます
ちなみに>>1の案
「暁の使者、スパークルゴールド!」
魔法の国に取り残されたスタースパークルの『器』が意思を持ち、透明なクリスタルのブローチ『スパーグレイル』として人間の女の子に魔法の力を与えて生まれた戦士。
紺色のスクール水着めいたボディスーツに、白いニーソックス。白い長手袋に虹色の腕輪を両手に付け、金色のケープを肩に羽織っているが、紋章は竜ではなく器と羽の意匠のもの。刺股状のステッキを用いて戦う。また、変身後スパーグレイルは胸ではなく、臍の下の方にベルトで固定されている。
溢れる力を持て余しつつ戦うフラッシュやリーフと違い、空っぽの器に魔力の源を注ぐことで力を得て変身する。そのため、特に変身の副作用は無いが、器を一杯に満たしても30分ほどしか戦うことが出来ない。スパーグレイルはスパークロックのように変身時間に応じて金色に光るが、光は逆に減っていく。
器に何を満たすのかって? ところで、変身時の掛け声は以下の通り。
「ゴールデンチャージ、スプラッシュ!!」
追加戦士
名称:スパークルムーン
設定
「正義の使者、スパークルムーン!」
警視庁が特設した特殊現象対策課に所属する人造の魔法少女
政府はかねてより『異世界』の世界を観測し、対策の為に参考となる力(『スタースパークルの力』)を研究・開発を重ねてできた力
しかし人造故に適合者発見とそれによる実験不足による安定化の失敗ににより長らく表に出なかったが、『スパークルフラッシュ』『スパークルリーフ』の戦いの観測に成功しそれを基準とすることで安定化に成功した
衣服はやや和風よりで一見すれば大正の女学生のようにも見える着物と袴で蒼と白に統一されており、月の髪飾りを装着している
武器は薙刀『ムーンブレイブ』による接近戦とそれによる斬撃を飛ばすことによる中距離戦闘である
一見すれば高校生のように見えるが、それは【戦闘に適した体に一時的に成長ている】為で解除すれば元に戻る
なお、スタースパークルによる変身のデメリットもそのままコピーしてしまっている(今のところ大規模な戦闘はやってないので気づかれていない)
>>448
敵幹部が増えちゃうのでその辺だけどうにかしてもらえると助かる
「ライフ・コンバート!生命の守護者『ライフガーディアン』!」
せいりゅうとは別ルートで敵から逃れた魔法の国の技術者によって戦いに巻き込まれた少女で、スタースパークルと違い生命エネルギーを源として戦う戦士。
ピンク色のスマホで変身するが、これは元々エネルギー供給源を単一の資源(スタースパークル)のみに頼ることを嫌った魔法の国の宰相の肝いりで開発された生命力をエネルギーに変換する装置で、こちらの世界の人間に使いやすいように手を加えた物。
他の戦士との大きな違いは、スマホはスタースパークルと違いエネルギー源ではないため消耗した分エネルギーの補充が必要なことや他の戦士と比べ火力に欠ける反面索敵や隠蔽、幻惑、暗示などサポート能力が充実していることだろう。
生命エネルギーの補充は食事量や睡眠時間を増やすことでも可能だが、他者との粘膜の接触による補充がより有効でセックス(中出し、ごっくんなど)が最も効率的。
消耗が増えるとスマホにより警告のサインとして淫紋が刻まれ発情すると共に周囲の異性を発情させ引き寄せるフェロモンを発生させ、淫紋を消すには生命エネルギーを一定量補充する必要がある。当事者達はライフガーディアン本人以外暗示により記憶を失う。
これはせいりゅうの「どうせ人間は交尾するのが好きな生き物だし、問題ないだろう」(>>70)とほぼ同レベルの発想によるものだが、こちらはより遠慮や容赦が無い。
服装は白いレオタードにピンクのハイソックス、長手袋、補助機能付きのバイザーなど。大雑把にしか決めていない。
装置の名前とか思い浮かばんとです。
締め切り
安価下1〜7で多数決
①「スパークルゴールド」スタースパークルの器。スク水ニーソにおしっこで変身
②「スパークルムーン」警視庁謹製のG3式人工魔法少女。デメリットは本家と一緒
③「スパークルミックス」黒幕とヒロインの娘。ヒロインとの母娘レズセックスで変身
④「ライフガーディアン」スタースパークルから一番遠い系統。サキュバスモード搭載
(これは票に加えないけど、>>1も②が書きたい)
4票先取で>>447に決定
鷹栖 朱音(タカス アカネ)
11歳
黒髪ロングに可愛いヘアピンをつけた少女、胸は最近育ち始めた
やや引っ込み思案だがコミュ障というわけではない
ネグレクトに会っていたが現在の養父に引き取られてからは前向きに生きている
過去の経緯によりファザコンをかなり拗らせてる
メイジークロックを使用することで一時的に身体が17歳相当まで成長し、人工魔法少女「スパークルムーン」に変身する。
なお、メイジーとは「Metamorphosing Energy for Incognito Soldier Yielder」の略。意味としては「秘密戦士の変身エネルギー生産装置」といったところ。
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
「ほう、敵の片割れを無力化しましたか。流石はダイア・リーアくん」
「ふん。まあこんなものよ」
「ですが、あのまま片割れをスタースパークルごと攫ってきた方が早かったのでは?」
「見くびらないで、『ニューモニア』。私はゼプシスとは違う。ちゃんと考えてあるわ。あの小娘を徹底的に追い詰め、叩き折る策を」
『ぬかるなよ、ダイア・リーア』
「ええ。…ジャインキング様の、御心のままに」
…
…
…
「はぁっ…はぁっ…」
ベッドに横たわり、苦しげに息を吐く葉月。その顔は赤黒く、身体は灼けるように熱い。
「…助かったよ、ゼプラ。ここまで運んでくれて」
「どうということは無い」
銀髪の男が、小さなシマウマに戻る。
蘭がせいりゅうに詰め寄った。
「葉月、一体どうしちまたんだよ!?」
「…力を手にするのが、早かったんだ。蘭は変身した経験が長かったから耐えられたけど、葉月はまだ日が浅かった」
「そんな…じゃあ、葉月はどうなっちまうんだ?」
「起きていることは、今までとそう変わらない。生命エネルギーが溜まりすぎて、身体が限界を迎えている状況だよ。だから、性欲という形で発散させるしかない」
「…」
蘭が、ちらりとゼプラを見た。
「…やはり、私が」
「ううん。ゼプラは蘭と、人が来ないように見張ってて。ここは」
せいりゅうの身体が青い光に包まれ…
「!? せいりゅう、お前」
「…ぼくがやる」
青髪の美少年が、重々しく言った。
…
「葉月…」
蘭とゼプラが部屋を出ると、せいりゅうはベッドに上がった。
「せいりゅう…せいりゅう…」
「ぼくはここだよ」
汗でじっとりと濡れた額を、そっと撫でる。その手を、葉月が弱々しく掴んだ。
「助けて…」
「分かった」
せいりゅうは頷くと、制服のボタンに手をかけた。
安価下1〜3 どうする?
服を全て脱がせ、自分も服を脱いで裸になる。触ってもいないのに、薄い毛に覆われた秘部からはだくだくと蜜が溢れている。
「触るよ」
震える胸に手を置き、そっと力を込める。
「あっ、あっ…」
「我慢しないで。ぼくに委ねて」
足を持ち上げ、蕩け切った秘部に自身の肉棒を押し当てる。
「あっ…あ、あぁ…」
「葉月。…交尾するよ」
そして、腰を突き出した。
「あ、あああっっ♥♥」
未開拓の穴は、それでも躊躇なくせいりゅうを根本まで受け入れた。
腰を、前後に動かす。
「あっ♥ んっ、あっ♥」
「葉月、どうかなっ」
「せいりゅうっ♥ んっ、せいりゅうっ♥」
背中に腕を回すと、葉月の上半身を持ち上げ、きつく抱き締める。葉月が両腕で、せいりゅうの首にしがみついた。
両手で尻を掴み、上下に揺する。
「んあっ♥ はあぁっ♥ あんっ♥」
より深く繋がって、葉月が声を上げた。膣が強く肉棒に絡みつき、滝のように愛液を垂らす。
「はぁっ…葉月、出すよ」
「せいりゅうっ♥ せいりゅうっ♥ せいりゅうっっっ♥♥♥」
「っ…!」
葉月の膣奥に、射精した。
「はぁっ…はぁ…」
葉月の表情が、幾分和らいだ。せいりゅうは彼女の身体を再び寝かせると、声をかけた。
「少しは、楽になったかな」
「…ん」
薄く、葉月が目を開けた。まだぼんやりとした目がせいりゅうを捉えると、彼女は呟いた。
「…あたし…せいりゅうと…」
「そうだよ。そして、まだもう少し続けるね」
「あっ」
ペニスを抜くと、葉月が名残惜しそうな顔をした。
せいりゅうは、彼女に覆いかぶさって首筋に鼻を寄せた。
「あっ、んっ♥」
片手で乳首を弄りながら、全身をなぞり、舌を這わせる。
「あっ…ひゃっ♥ んっ♥」
やはり、どこを触ってもある程度は反応する。一つ一つの場所を、全て性感帯にするように、丁寧に開発していく。
やがて、ベッドの上でびくびくと震え始めた頃、せいりゅうはその鼻先に自らの肉棒を突き出した。
「葉月。舐めてごらん」
「んっ…ちゅ♥」
蕩けた顔のまま、彼女は躊躇なくせいりゅうのペニスを口に含んだ。
「ちゅっ…ちゅぅっ…ぢゅっ、ちゅるるっ…♥」
「良いよ、葉月…上手だよ」
頭を撫で、優しく囁く。
「んっ♥ ちゅぅっ…れろっ、じゅるるる…ぅっ」
「葉月…交尾が、とても上手」
「んんぅ…」
ペニスを吐き出すと、葉月はいやいやと首を振った。
「あたし…そんなえっちなこじゃ、ないもん…」
「葉月はとってもエッチで、とっても可愛いよ」
「っ!? せいりゅうぅ…♥」
再び、硬くなったペニスを葉月の入り口にあてがった。
「ふぁ、あっ♥ あっ…♥」
「葉月…気持ちいいよ…」
ぬるぬる、とろとろの膣穴を、せいりゅうが激しく出入りする。
「あんっ♥ あんっ♥ はんっ♥」
腰を振りながら、せいりゅうは葉月に顔を近づけた。
「…んむっ♥」
葉月が彼の顔を捉えて引き寄せ、唇を重ねてきた。
「んっ、ちゅっ、ちゅっ♥」
激しく唇を吸い合う。口を離すと、せいりゅうは囁いた。
「葉月。…好きだよ」
「!! …せいりゅう…」
葉月の目が、はっきりしてくる。そうして、ぽろぽろと涙を流し始める。
「せいりゅう…好き…好きなの…せいりゅう…」
「葉月、好きだよ…」
愛を囁き、身体を重ねる。身体と魂で、生命エネルギーを発散していく。
好きを重ねながら、せいりゅうは奇妙な感情を覚えていた。
(ぼくは、人間じゃない…ゼプラみたいに、人間の姿で長い間過ごしたわけでもない…のに)
「…あ、あっ♥」
葉月の膣内で、ペニスが更に膨らむ。
「葉月、出すよ…っっっ」
「ああぁ…♥♥♥」
子宮から溢れた精液が、どろどろの膣穴からベッドに零れ落ちた。
…
「…はぁっ」
葉月が入浴から戻ってきた。顔色は元に戻って、表情も柔らかくなっている。疲れ切った顔をしているが、命の危機は去った。
「葉月、もう大丈夫かな」
「…」
葉月は何も言わず、頷く。しかし、すぐに泣きそうな顔になった。
「…あたし…戦えない」
「手にするのが少し早かったんだ。それだけだよ」
「でも、どうすれば」
「慣らすしか無い。できるだけ早く」
「どうやって?」
「できるだけ、変身して過ごすとか…」
「…また危なくなったら」
「するよ。何度でも」
葉月は頬を赤らめると、小さく頷いた。
安価下 夜の行動、出来事
今日はこの辺で。
安価下
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ。
知らない間に強くなって、ゼプシスを倒したフラッシュ。
ダイア・リーアに挑発されて焦ったあたしは、せいりゅうから新しい力を受け取った。
でも、強すぎる力を使いこなせず、一瞬で倒れてしまった。
助けてくれたのは、せいりゅう。彼は、あたしを…
「…っ、はあっ!」
「っ!?」
はっと目を開けると、葉月がベッドの上で腕を振り回していた。
「…夢を見てるんだ」
ベッドの上に飛び乗る。葉月は、しきりに寝言を繰り返している。
「ダイア…ダイア! これでっ!」
どうやら、夢の中で戦っているようだ。必死の形相で、額には汗が滲んでいる。
「どうしようかな…」
安価下 どうする? コンマ70以上で葉月が目覚める
「…葉月」
せいりゅうは、鱗の手をそっと彼女の手に重ねた。
「頑張って」
葉月は眠ったまま、その手を握り返した。ふと、葉月が呟く。
「せいりゅう…」
「ぼくは、ここだよ」
「せいりゅう…」
…
朝。葉月とせいりゅうは、一緒に家を出た。
歩きながら、葉月が言った。
「変身の練習、しないと」
「そうだね。隙を見て、やろう」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②その他、要記述
スレ的には駄目じゃないけど流れ的に今更過ぎるので①にする
…
昼休み。誰もいない体育倉庫の中で、葉月はピンクの時計を取り出した。
「スパークルチャージ、エクスタシー!」
葉月の制服が消え、白いドレスに変わる。胸元に装着された時計が、青く細く光り始めた。
「実は蘭も、戦闘回数で言えば君と数回しか変わらないんだ」
「それは、才能の問題とかじゃなくて?」
「スタースパークルの適正なら、君も蘭も同じくらいだよ。だから、何回か変身を重ねれば、すぐにあの力も使えるようになる」
「それなら良いけど…」
外からは、グラウンドで遊ぶ生徒の声が聞こえる。耳を澄ますと、その中に蘭もいるようだ。
安価下 どうする?
じゃあこうしよう
安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜80 蘭も呼んで特訓
81〜98 学校の外に誰かいる…
ゾロ目 敵襲
光が4分の1ほど灯ったところで、変身を解除した。
「はぁっ…♥」
熱っぽい吐息を漏らして、マットの上に座り込んだ。
「敵が来る前に、発散しておかないとね」
「分かってるわよ。…」
そこで葉月は、遠慮がちにせいりゅうの方を見た。
「…自分でも、できるようにならないと、だよね」
安価下 どうする?
「じゃあ、ぼくの言うとおりにやってみて」
「…うん」
「まずは、上を脱いで。おっぱいを出してごらん」
「う、うん」
中間服のシャツを脱ぎ、白いブラのホックを外すと、膨らんだおっぱいがぷるんと飛び出した。
「先っぽを、指で弄るんだ。さあ」
「ん…」
指先で、乳首を触る。膨れた乳輪の中から、小さな乳首が顔を出した。
「ん、ぁ…♥」
「自分で、おっぱいを揉んでごらん」
「ん…んっ♥」
両手で、乳房を掴む。そのまま、にぎにぎと揉んでみる。
「優しく、優しく…そうだ…」
「はぁ、あっ、んっ♥」
「エッチな気分になってきたかい?」
葉月は、こくこくと頷いた。
「君のおっぱいは、欠点じゃない。長所だよ。こんなにも可愛くて、エッチなんだから」
「なっ、何を言うの…っ」
剥き出しの肩がぴくぴく震える頃、せいりゅうは言った。
「さあ、パンツを脱ごうか」
「はぁっ…うん…っ♥」
ブラジャーと同じ色のパンツを脱ぎ、脇に置く。
「触って」
「う。うん…ぁっ♥」
ぴちゃり。湿った音がした。
「お股の穴の、少し上に、出っ張りがあるだろう?」
「…うん、ここ…ひぁっ♥」
「ぼくが触ったところだよ。自分でも、触ってごらん」
「うんっ…あ、あっ…あっ♥」
ぴくんと腰が跳ねて、反射的に葉月は脚を閉じた。
「怖がらないで。続けて」
「はぁ、んっ…ひ、ぁっ」
スカートの中に手を入れ、ぴくぴくと肩や腰を震わせる。
「…葉月、見せて」
「…ん♥」
葉月がスカートをたくし上げた。細い毛に覆われ、ひくひくと動く秘部に顔を近づけると、葉月は恥ずかしそうに目を逸らした。
「葉月のここ、ぱくぱくしてるね」
「やだ、やだ…」
「ほら、触って」
「…んっ♥」
再びクリトリスを弄り始める。指先で、充血した突起をつまみ、くいと引っ張ったり、押したり。刺激が加わるたび、甘い声が漏れる。
「はっ、ぁんっ…あっ、あっ、出そう…」
「おしっこ? …良いよ。誰も見てないから」
「そんな、あっ、あっ♥ …ああっ♥♥」
言葉とは裏腹に、手は速く、激しくなっていく。スカートを大きく捲り上げ、脚を広げ、丸出しのお股を宙に突き出して
「…んああぁぁっっっ♥♥♥」
___ぶしゃあぁぁぁっっっ
お股から透明な汁が勢いよく噴き出して、倉庫の中で弧を描いた。
葉月は、ぐったりとマットの上に倒れた。
「よく出来たね」
せいりゅうが声をかけると、葉月は蕩けきった顔で頷いた。
…
放課後。部活に向かうクラスメイトとは反対に、校門の方へ向かう葉月。
「そう言えば、葉月は部活とかはやってないんだ」
「そんな暇は無いわ。…無いと、思ってた」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①一緒に帰る
②再度特訓
③蘭の方へ行く
④その他要記述
寝る
安価下
ちなみにスタースパークルは全部手放したので物質生成はもう無理です
人のいない空き地に移動すると、葉月はピンクの時計を取り出した。
「スパークルチャージ、エクスタシー!」
変身してから、リーフはきょろきょろと辺りを見回した。
「ほ、本当に変身してる間は、あたしだって分からないの…?」
「うん。普通の人には、スタースパークルの力が眩しすぎて、誰が誰だか認識できないんだ」
「でも、お姉ちゃんは分かってたけど」
「それは、うん…弥生が例外と言うか…」
安価下コンマ
01〜20 何も起こらない
21〜50 蘭も来て特訓
51〜70 誰かが見ている
71〜98 強化フォームに挑戦
ゾロ目 敵襲
00、99 敵襲+???
「…おっ」
「あっ、蘭!」
そこへ、蘭もやって来た。部活帰りに直接来たのか、制服ではなく体操服姿で、鞄を肩に提げて小さなシマウマを胸に抱いている。
「何か賑やかだと思ったら、秘密の特訓かよ。水くせえな」
「葉月は、ここが頑張り時だからね」
「ま、そうだな」
そう言うと蘭は、ピンクの時計を取り出した。
「よっしゃ、いっちょオレも付き合ってやるぜ! …スパークルチャージ、エクスタシー!」
フラッシュとリーフが向かい合う。
「手加減は無しよ」
「たりめーだ。行くぜ!」
拳を打ち合わせるフラッシュ。リーフも、銃剣付きマスケットを構えた。
安価下コンマ
3の倍数でリーフ優勢
それ以外でフラッシュ優勢
ゾロ目で強化解放
「…くっ」
「おらおらぁっ! そんなもんかっ!」
素早い連撃に、リーフは押されている。フラッシュは、両の拳で素早い打撃を次々に叩き込む。
リーフは、何とか距離を取ろうとするが、それ以上のスピードでフラッシュが距離を詰めてくる。
「…こうなったら」
正拳突きを銃床で受けると、リーフはおもむろに右手を高く掲げた。
「!」
「スタースパークル…力を貸して!!」
胸の時計から七色の光が放たれ、右手首に巻き付く。
「っ、く…!」
青い光が全身を駆け抜け、ドレスの形状が変化していく。スカートの前が開き、腰に青いコルセットが出現し、頭に金色のティアラを戴く。
「や、やった…?」
「星竜の姫君…スパークルリーフ・ノーブル!!」
リーフが高らかに叫んだ。そして、装飾の増したマスケットを構えた。
安価下コンマ
01〜30 限界
31〜60 互角
61〜80 優勢
91〜98 観測
ゾロ目 敵襲
「あらあら。皆さんお揃いで」
「!?」
「その声は…」
ひらり、2人の前に降り立ったのは、ダイア・リーア。
「丁度いい。実戦よ」
銃を構える。フラッシュも、左手を突き出し七色の腕輪を纏った。
「そんなに怖がらないの」
小瓶を取り出すと…何と、空き地の隅にいたゼプラめがけて投げつけた。
「!? あああっ」
「ゼプラ!!」
イーンジャを浴びたゼプラが、悶え苦しむ。その身体が、人型に変わり…
「…っく、わ、私、は…ああっ!」
「ゼプラ、しっかりしろ! ゼプシスになんて、なるんじゃない…」
「ダイア・リーア…!!」
怒りに燃えるリーフが、ダイアに襲いかかった。
銃剣による刺突を躱すと、ダイアは嗤った。
「頑張るじゃない。そろそろ遊んでる暇も無さそうね」
「あんたは、ここで倒す!」
「…残念。んっ」
ダイアは小さくいきむと…スカートの中から、新たなイーンジャを放った。
「っ、このっ」
リーフを足止めしている間に、ダイアが向かったのは…
「! せいりゅうっ!!」
「葉月、蘭っ!」
飛び上がろうとするせいりゅうの首を掴み、捕らえる。
「この子は頂いていくわ。…さよなら」
「せいりゅう! せいりゅうっっっ!」
突っ込んでくるリーフ。銃剣が届くより先に、ダイアはせいりゅうと一緒に姿を消した。
「ゼプラ…歯ぁ食いしばれよ…!」
フラッシュが、グローブをガントレットに変形させる。スパークを放つガントレットを、パーに開くと、フラッシュは…
「フラッシュ・インパクト!!」
「あばばばばばっっっっ!!!??」
ゼプシスになりかけるゼプラに、渾身のビンタを放った。
黒焦げになって倒れるゼプラ。変身を解除すると、蘭はリーフに声をかけた。
「…リーフ」
「せいりゅう…ああぁ…」
変身が解ける。半分ほどが青く光った時計が、地面に落ちた。
その場に座り込むと…葉月は、せいりゅうの名を呼び、声を上げて泣き出した。
…
…
「…っ、うぅ」
目を開けると、そこは汚い小部屋であった。壁や天井はカビだらけだし、埃の舞う空気は非常に臭い。
その場を動こうとして、彼は自分が台の上に鎖で縛られていることに気付いた。
「おはよう。よく眠れたかしら」
「!」
そこへ、一人の女が歩いてきた。茶色のゴスロリを来て、薄暗い室内でも日傘を差している。
「ダイア・リーア…」
せいりゅうは、手足をばたつかせた。
「離せ、ここから、出せ…」
「心配しないで。すぐに、お出かけできるわ」
「? …!」
いきなり、ダイアが台の上に乗ってきた。
「あなたもなれるんでしょう? 人間の姿に」
「それが」
「なりなさい」
傘を閉じ、先端を目の前に突きつけ、ダイアが命じる。
「早く。…あの小娘に、二度と会えなくなるわよ」
「…」
せいりゅうは、渋々人間の姿に変わった。
「…きみも、元はぼくたちの同じ、魔法の国の住民のはずだ。どうしてこんなことを」
「…ジャインキング様の、御心のままに」
「どうして! ジャインキングは、ぼくの…きみの故郷を滅ぼした!」
「ジャインキング様には、従うの。それが使命。…あなたも、そう」
そう言うとダイアは、おもむろにせいりゅうの着ている服を引き裂いた。
「!?」
剥き出しの股間の上に跨ると、自らの秘部をずり、ずりと擦り付けた。
「はぁっ…せいりゅう王子と、交尾…♥」
「や、やめろ…やめっ」
「はあぁんっ♥♥」
ぐいと腰を動かすと、ペニスが生暖かい、柔らかいものに包まれた。
ダイアが、激しく腰を振る。
「あんっ、あんっ♥ 良いわっ♥ あぁんっ♥」
「やめろっ…どっ、どうして…ジャインキングに、忠誠を」
「はぁんっ♥ …だからっ、あの御方が、絶対だからっ♥ あなたもっ♥ 会えば、分かる…」
「そんなはずは…ぅああっ!」
「はぁっ、んっ…♥ せいりゅう王子の、子種…♥」
ダイアは台の上に立つと、そのまま彼の顔を跨いだ。
「つまみ食いしちゃった。とても良かったわ。…じゃあ、もうしばらくおやすみなさい」
「な、何をする…やめっ」
「んっ♥」
「うあっ、がっ、ぶっ、ばばばっ、あ゛っ…」
せいりゅうは、気を失った。
一旦区切る
次の安価は、ある程度人がいるときにやりたい
『Bawdy Beast Simulator』
20時過ぎを目処に始めようと思います
このスレは、魔法少女に力を与えるマスコットキャラ、通称『淫獣』になって目的を達成するものです。
つまり、淫獣とは安価に参加している皆さんのことです。
普段は皆さんで安価の取り合いをしておりますが…
今日は、>>1 vs 皆さんで安価を取り合っていただきます
気が付いたとき…せいりゅうは、街にいた。
「っ…」
身体が動かない。彼の両方の翼を、片手に束ねて掴むのはダイア・リーア。
やがて彼女の前に、2人の少女が現れた。
「ら、ん…はづき…」
「せいりゅう…今、助けるからね!」
「お前はここで、成敗してやる!!」
ピンクの時計を取り出し、胸に当てる。
でも…葉月の時計は、まだ4分の1ほどが光っていた。
「フフフ…残念だけど、相手するのは私じゃないわ」
そう言うとダイアは、せいりゅうを地面に放り捨てた。そして変身した2人に背を向けると、おもむろにスカートをたくし上げ、せいりゅうの上にしゃがみ込んだ。
「!?」
ダイアは、下着を穿いていなかった。剥き出しの肛門がひくひくと動き…
「…はぁんっ♥」
次の瞬間、夥しい量の虹色の液体が、ダイアの肛門から噴き出した。
「!? っ、あ゛っ、あああっ…」
「せいりゅう!」
リーフが駆け寄る。しかし、押し寄せる虹色の波に、近づくことが出来ない。
汚染物質が、せいりゅうの身体を苛む。身体の穴という穴からなだれ込み…せいりゅうの、意識を…魂を…
「あ…」
薄れゆく意識の中で、彼は悟った。ダイアは、最初から待っていた。彼が、故郷から持ち出したスタースパークルを全て手放し、完全に無防備になるのを。
そして今、彼は他の同胞たちがされたように、身体を…
『…イイィィィィ』
「せいりゅう! せいりゅうっ!!」
「許さねえっ! このっ…」
___どさり。
藍色の毛の、小さな狼が、その場に崩れ落ちた。
それを、少年は蹴り飛ばした。
『…』
「…うそ…うそでしょ…」
「おい…せいりゅう!」
ゆらり。2人の戦士に、向き直る。
髪は緑。鱗のような柄のシャツを着て、泥まみれのオーバーオールを穿いている。軋む口元から、虹色のヘドロが滴り落ちた。
『…ぼくは、ヴォーミット』
「せいりゅう! 目を覚まして!」
駆け寄るリーフに…爪先蹴りを、突き刺した。
「がっ…!?」
『スタースパークルを、寄越せ…はあっ!』
かっと口を開け、虹色の液体を吐きかける。
「っ、リーフ!」
呆然と立ち尽くすリーフに、フラッシュが体当りした。倒れるそのすぐ横を、イーンジャが通り過ぎる。
せいりゅう…ヴォーミットは両手を掲げた。
『スタースパークルを…寄越せっ!!』
安価下 どうする?
まずはフラッシュだ。爪で切り裂いてやる
『まずは、フラッシュだ!』
両手の爪が鋭く伸びる。地面を蹴り、飛びかかった。
『でやっ!』
「くっ…」
銀のグローブで受け止めるフラッシュ。ヴォーミットは構わず、爪を振り回す。
素早く手を動かし、防御するフラッシュ。その左手首に、七色のブレスレットが出現した。
「…やあっ!」
『ふんっ』
回し蹴りが空を裂く。ブーツが、スパイクシューズに変わっていく。
「星竜の勇者、スパークルフラッシュ・ブレイブ! …せいりゅう、お前がくれた力だ」
『ぼくに、寄越せぇっ!』
安価下 どうする?
構うものか。飛び上がり、空中からブレス攻撃だ
「っ!?」
突然、ヴォーミットの背中に巨大な翼が生えた。緑と茶色の翼をはためかせて飛び上がると、ヴォーミットはフラッシュめがけて虹色のヘドロを吐きかけた。
「くっそっ!」
側転やジャンプで躱すフラッシュ。しかし、ヘドロは意思を持っているかのように、執拗に彼女を追いかける。
「この…っ!?」
ところが、追跡するヘドロは、突如飛来した青い光弾によって砕かれた。
光弾の元には、リーフが片膝を突いてマスケットを構えていた。
「…せいりゅう」
『リーフ…』
「リーフ! 援護頼むぜ!」
フラッシュは、拳を打ち合わせた。
安価下 どうする?
リーフの目の前に降り立つ。きみはぼくを撃てるかな?
「せいりゅう…目を覚まして!!」
『!?』
意外にも、リーフは引き金を引いた。空中で躱すと、次々に弾丸が飛んできた。
『きみは…ぼくを、撃てるんだ』
「撃ちたくない! でも、そうしないとあなたを助けられない!」
銃弾を躱し、翼を広げて滑空。そのまま爪を振りかざし、リーフの喉元を…
『…っ!?』
ところが、その動きが止まった。振り返ると、足に鎖が巻き付いている。
「…はあっ」
グローブを変形させた鎖を握るのは、フラッシュ。
そしてリーフが、マスケットの銃口を、鼻先に向けた。
「っ…せいりゅう…」
頬を涙が伝う。時計は半分手前まで光り、ドレスはレオタードが見えるまでに短くなり、乳房ははみ出しそう。それでも、リーフは立っていた。
安価下 どうする?
涙を浮かべて許しを請う。ちょろいもんだ
…ヴォーミットの目に、涙が浮かんだ。
『…ごめんよ、リーフ』
「せいりゅう…」
『だから…撃たないで』
「…ええ」
リーフが、頷いた。
「!? リーフ、何を」
「あたしは、撃たないよ…だから」
時計から、七色の光が迸り、右手に巻き付いた。
全身を青い光が駆け抜け、衣装が変化していく。
「星竜の姫君…スパークルリーフ・ノーブル…」
しかし、変身と同時にドレスは崩壊していく。百合の花弁が散るように、スカートのピースが一枚ずつ、剥がれ落ちていく。
「リーフ! 止めを…そうしたら、せいりゅうも戻るんだ!」
「…」
リーフは…マスケットを、空に向けた。
「…あたしは、あたしが嫌いだった。どんなに頑張っても、お姉ちゃんに勝てない…そのくせ、勝手に大きくなる身体も、嫌いだった。でも…あなたに会って、変わった。あなたが、あたしを頼ってくれた…あたし…少しは、自分を好きになれたよ。だから」
引き金を、引く。
「リーフ・ピューリファイア」
次の瞬間、空から無数の白い花びらが降り注いだ。
『こ、これは…っっっ!?』
ヴォーミットの身体が、固まった。その身体がゆらぎ、虹色の蒸気が立ち上る。それすらも、花びらが白く掻き消していく。
やがてリーフとヴォーミットの周囲に、純白の花畑が出現した。
『や、やめろ…か、からだ、がっ…』
「せいりゅう…」
花畑の真ん中に、ヴォーミットを仰向けに倒すと、リーフはその上に馬乗りになった。既にドレスは崩れ落ちて、藍色のコルセットも剥がれて、白いレオタードしか残っていない。
リーフは、ヴォーミットの穿くオーバーオールのファスナーを開け、彼の男性器を取り出した。そうしてじっとりと濡れたレオタードの股布をずらすと、亀頭を自らの入り口にあてがった。
「んっ…♥」
『やめろっ…あっ、ああっ!』
一つに繋がると、リーフは腰を振り始めた。
「んっ、せいりゅうっ♥ せいりゅう♥」
『やめろっ! ぼくは、ぼっ、ぼく…あ…』
白い花が彼に纏わりつく。叫ぶ彼の口から、虹色の泡が漏れ出す。
「…せいりゅうっ…好きっっ♥♥♥」
『ああああああっっっ!!!』
ヴォーミットの口から、虹色の液体が大量に噴き出す。
同時に、リーフの膣内に精液が放たれる。
「はぁっ…せいりゅう…」
「…っ」
ヴォーミットの…せいりゅうの髪が、青色に戻っていく。そうして、ゆっくりと目を開けた。
「…は、づき…?」
「! せいりゅう…」
リーフが、彼を抱きしめた。その身体に、ドレスが戻っていく。胸の時計から、光が消えていく。
「ぼくは…一体」
「せいりゅう…おかえり」
「おっと、そうは問屋が卸しませんぞ」
「!?」
白い花が消えていく。立ち上がったリーフに、駆け寄ってきたフラッシュ。
2人の目の前には、一人の太った中年の男が立っていた。その顔を見るや、せいりゅうが叫んだ。
「ニューモン伯爵! どうしてここに」
「いえいえ、今の私はニューモン伯爵ではない。ジャインキング様の右腕、ニューモニアにございます」
そう言うとニューモニアは、ぱつんぱつんのタキシードから小瓶を取り出した。その数、5本。
「何をする気だ!」
「おっと。今更ばらまくわけではありませんぞ。これは…」
栓を抜く。と、今しがたせいりゅうが吐き出した虹色の濁流が、瓶の中へ吸い込まれていった。
瓶を懐に仕舞うと、彼は足元で気絶している小さな狼を拾い上げた。
「ふむ。敗れはしましたが、彼女の才は失うには惜しい」
「やめろ!」
一歩踏み出すフラッシュ。ニューモニアは、狼を突き出すと、小瓶を彼女に近づけた。
「どれ、もう一暴れ…」
「動くな!!」
「…はい?」
突然響いた声に目を向ける。
いつの間にか、盾と銃で武装した警官隊が、ニューモニアとフラッシュたちを取り囲んでいた。
警官たちの間から、一人の老人が姿を現した。
「警視庁特殊現象対策課、課長の鷹栖だ。武器を捨て、投降しろ!」
「…」
ニューモニアは、白けた顔で彼らを見ると…突然、上を向いてふっと息を吹いた。
「!?」
「第一班、用意!」
ところが、虹色の霧がニューモニアを包むと、太った身体が蒸発するように消えていった。
変身を解除する、フラッシュとリーフ。
警官隊も、後ろに控える装甲車に引き上げていく。
しかし、鷹栖と名乗った老人だけが、2人のもとへ歩み寄ってきた。
「…ど、どうも」
「君たちが、最近この辺りを賑わせている『魔法少女』かね」
「多分…そう」
「いずれ君たちには、色々と協力してもらうことになるだろう。…そこの、青いトカゲもどきにも」
「ちょ、ちょっと待って!」
せいりゅうが慌てて口を開いた。
「しばらくこの世界にいたから、ぼくでも分かるよ。君たち、警察だよね。どうしてぼくたちのこと…」
「我々は、君たちの思うよりずっと前から備えていた。…では」
それだけ言うと、鷹栖は装甲車に向かって歩いて行ってしまった。
…
「せいりゅう…っ♥」
「ぐぇ…」
蘭の部屋にて。葉月は、先程からせいりゅうをぎゅっと抱きしめて離さない。
「しばらく見ないと思ったら、お前らそんな風になってたのかよ」
「まあまあ」
面白く無さそうな蘭に、ゼプラが歩いてきて膝の上に座った。
「2人の愛が、王子を救ったのだ。大目に見てあげよう」
「…」
それでもむくれている蘭。ゼプラは人間の姿になると、今度は彼女を膝の上に座らせた。
「…どうだろう、先程の戦闘の影響は、大丈夫かな?」
「…ったく」
蘭は、ゼプラにしなだれかかった。
「あいつらが帰ってからだぞ」
ところが、向こうも向こうで、人の姿になったせいりゅうと葉月がイチャイチャし始めていた。
「…」
「せいりゅう…っ!?」
葉月と目が合う。蘭は、冗談めかして言った。
「…このまま4人で、おっ始めるか」
「!!」
葉月の顔が、真っ赤になる。ところが
「…うん♥」
その顔で、葉月は小さく頷いたのであった。
安価下1〜5 どうする?
今日はこの辺で。
安価下
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
「ホッホッホッ、ここも随分と寂しくなりましたなぁ」
『…』ゴゴゴゴゴ…
「…失礼。しかし、そう悪いことばかりでもありませんぞ」
『…申せ』
「あちらの人間が、何やら面白いものを作っている様子。上手くすれば、スタースパークルよりも容易に手に入るやも」
『…我らの狙いは、常に一つ』
「スタースパークル。もちろんですとも。しかし、目的のための足掛かりにはなりましょうぞ。…ご心配なく。このニューモニアにお任せを」
…
…
…
「んっ♥ そ、そんなっ、こんなっ」
「やめろぉっ、見るなぁっ♥」
向かい合う蘭と葉月。それぞれ、ゼプラとせいりゅうの膝の上で、おっぱいやお股をさらけ出して、それぞれのパートナーに弄られる様をお互いに見せつけられていた。
腹筋を指でなぞられて、蘭はぷるりと震えた。葉月は乳首をくすぐられて、甘い声を漏らした。
「んっ、ぅ…♥」
「あ、あぁっ…♥」
せいりゅうが、葉月のスカートの中に手を伸ばした。
「やっ、そこ、待って、あっ…あっっっ♥♥」
「なっ、なんて声出して…ふあぁっ♥♥」
蘭も、つるつるの割れ目に指を突っ込まれて、嬌声を上げた。
お互いの痴態が、お互いを更に燃え上がらせていく。
「はっ、はぁっ、ゼプラ、あっ♥」
「せいりゅうっ♥ イくっ♥ あぁっ♥」
そこで2人は、男の膝から降りた。
「じゃあ、今度はオレたちから」
「どっちが気持ちよくしてあげられるか、勝負よ」
騎乗位になって、蕩けたおまんこに、硬く膨れたペニスを挿入した。
「はぁっ♥」
「んっ♥」
すかさずゼプラは蘭の腰を掴み、上下に揺さぶった。
「んぁっ♥ 待てっ、そんなっ、激しっ♥」
一方の葉月は、味わうように腰を前後に動かしながら、せいりゅうの両手を掴んで自分の乳房に運んだ。
「せいりゅう…おっぱい、触って…♥」
先に、葉月が音を上げた。
「あっ、あっ♥ …ああぁっ♥♥」
「バーカ、先に気持ち良く…ひんっ♥」
「蘭の膣内は、いつでも最高だ…っ!」
「ばっ、言うなっ、言うなっ……んああぁっ♥♥♥」
ぐったりと倒れ込みながら、葉月が呟いた。
「…もう。あたしたちが気持ち良くなっても」
「大丈夫。ぼくも気持ち良かったよ」
「…もうっ♥」
「…」
すぐ2人だけの世界に浸る葉月たちを、蘭はじっと見ていたが、彼女はふと立ち上がると、葉月の肩をぐいと掴んで引っ張った。
「きゃっ! 何するの」
「…交換しようぜ」
「はあっ!? あんた、何てこと言うの!?」
「せいりゅうは、最初にオレを戦士にしたんだ。付き合いは、オレのほうが長いんだぜ」
「だからって…」
「頼むよ、これっきりにするから。…何か、気が済まないんだ」
「…」
葉月は、じっと蘭を睨んだ。が、やがて観念したように、せいりゅうの上から降りた。
蘭が、せいりゅうの腰に跨った。
「…思えば、何回か一緒に風呂入ったよな」
「えっ!?」
素っ頓狂な声を上げる葉月を尻目に、せいりゅうに詰め寄る。
「そんな姿になれるなんて、知らなかったから…お前、ずっとオレのこと、え、エロい目で見てたんだろ」
「そ、そんなことないよ」
「ウソつけ。…ふぅっ♥」
蘭はせいりゅうのペニスを掴むと、一息に膣にねじ込んだ。
そのまま、腰を振り始める。
「ほ、ホントだよ。ぼく、人間じゃないし…」
「ゼプラはオレで興奮してたぜ」
「それは、人間の姿の時期が長かったから…ああっ!」
「の割には、硬くなって…びくびくして…」
「そ、それは、割と最近…葉月が」
交わる2人を、葉月は泣きそうな目で見ていた。
「あ、ああ…」
「…葉月」
そこへ、ゼプラが後ろから肩を叩いた。彼は葉月を、自分の膝の上に座らせた。
「やっ」
「残された者同士…どうかな」
「ヤりたければ何でも良いんでしょ…っ!?」
振り向いた葉月が、絶句した。その目線は、彼の肉棒に注がれている。
「…お、大きすぎない? せいりゅうの2倍くらいある…」
「蘭は、これで悦んでくれる。君も」
「…」
葉月は、恐る恐る反り返ったペニスの上に跨ると…腰を落とした。
「あっ…ああああああっっっ♥♥♥♥」
「っ、締まるっ…」
葉月を仰向けに寝かせると、叩きつけるように腰を振る。
「やらっ♥ おっきぃ♥ くるひっ♥ あっ♥」
「ほらっ、出せっ♥ せいりゅうっ、出せっ…♥♥」
「うあぁっ…」
「やらあぁぁぁっっっ♥♥♥」
「出るっ、あっ、絞られるっ…あぁっ…」
ゆらり。葉月が立ち上がった。
「…病んだ。闇落ちしたわ」
「へっ? 葉月、何言って…」
「オレも…暗黒の戦士、ダークフラッシュだぜ」
「蘭まで!? …わっ」
葉月はせいりゅうを押し倒すと、上に跨った。
「んっ♥ …全部、搾り取ってあげる」
「おら、ゼプラっ♥ 死ぬまで精子出せっ♥」
人払いの魔法をかけた部屋に、2つのぶつかり合う音が響く。
「あっ♥ あっ♥ せいりゅうっ♥」
「はぁっ♥ やっぱ、ゼプラのっ♥ ゼプラのチンコが、きもちぃっ♥」
既に2回ずつ射精して、萎えかけのペニスを、情け容赦無く膣で絞り上げる。
「ら、蘭っ、もう、勘弁してくれっ…」
「やーだっ♥ ほら、出せっ♥ 出せっ♥」
「せいりゅうっ…あたしを見てよ…あたしだけを…」
剥き出しのおっぱいをせいりゅうの顔に押し付け、腰を振る。
「出して…あたしを、妊娠させてっ♥」
「くぅっ…」
「ああっ!」
「はっ、出たぁ…♥」
2人の男は、ぐったりと床に崩れた。
…
「そう言えば」
落ち着いてから、ふと葉月が言った。
「せいりゅうは、もう大丈夫なの? その…さっきみたいな力は、もう使えないの?」
「あれはぼくの力じゃなくて、寄生したイーンジャの力だよ。だから、今のぼくにはあんなことは出来ない」
「でもよ、イーンジャを吐き出しても、ゼプラは人間の姿になれるぜ?」
「これは、元々備わっていた力だ。最も、イーンジャに侵されるまで実際に使ったことは無かったのだが」
「ふーん…」
「…あ、そうだ」
葉月が、ぽんと手を叩いた。
「じゃあ、イーンジャの代わりになる力をあげたら、あんな風に戦えるようになるのかしら」
「イーンジャの代わりって、何を」
そこで葉月は、ピンクの時計を取り出した。
「スタースパークル…」
せいりゅうは、少し考えてから、小さく頷いた。
「できる、かも知れない。でも、相性の問題はぼくたちにもあるんだ。少なくとも、葉月や蘭みたいには上手くできないと思う」
「できることなら、私も共に戦いたいのだが」
ゼプラは腕組みして、溜め息を吐いた。
今日はこの辺で。
『Bawdy Beast Simulator』
これまでのあらすじ!
一時はどうなることかと思ったぜ!
攫われたせいりゅうを探すオレたちの前に現れた、ダイア・リーア。何と、せいりゅうにイーンジャを取り込ませて、ジャインキングの手下にしちまった。
でも、修行のおかげで力を使いこなしたリーフが、せいりゅうを取り戻した!
その後は、まあ…もう良いだろ? なあ!?
「じゃあ、あたしたちはもう帰るわね」
部屋を出ていく葉月。蘭は、せいりゅうを見た。
「…お前も、行かなくて良いのか?」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②蘭の家に残る
③その他要記述
「うん、ぼくも行くよ」
「蘭のお母さんにバレないように、ほら」
ぬいぐるみのフリをしたせいりゅうを胸に抱くと、葉月は家を出た。
帰り道、葉月がぼそっと呟いた。
「蘭…ぬいぐるみ、好きなのかな」
「うん。あんまり大っぴらにはしたくないみたいだけど」
「…」
複雑そうな顔で黙り込む葉月。せいりゅうを抱く腕に、力がこもる。
「…ほんとは、あたしも」
安価下コンマ
01〜30 何も起こらない
31〜50 老人
51〜70 少女
71〜98 老人と少女
ゾロ目 ↑+敵襲
「…葉月も、本当はああいうのが好きなの?」
葉月は、小さく頷いた。
「でも…あたしらしくないから」
「そうかな?」
「あたし…蘭が羨ましいわ」
「…」
…
家に着いた。葉月はこれから食事して、お風呂に入って、寝るのだろう。さて、どうしよう。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
「警視庁…と、とくしゅげんしょう、たいさくか…だっけ?」
舌を噛みそうな名前だ。あのお爺さんが、今後自分たちに関わってくるのであれば、調べておいたほうがいいだろう。
紙切れに『調べ物をしてきます』と書き置いて机に載せると、せいりゅうは窓から外へ出た。
安価下コンマ
01〜50 成果無し
51〜70 警視庁舎で何か噂している
71〜80 警視庁舎から出てくる鷹栖を見つけた
81〜90 警視庁舎から出てくる鷹栖と少女を見つけた
91〜98 警視庁舎から何か運び出している
ゾロ目 ↑+敵襲
「…ここが警視庁」
随分と迷ったが、どうにか辿り着けた。どうやって中に忍び込もうか考えていると、一台の車が建物の前に停まった。と思うや、一人の老人が建物の中から出てきた。
「! あの人」
間違いない。あの時会った、鷹栖だ。彼は黒塗りの車に乗り込んでいる。このまま、どこかへ行くのだろう。
安価下 どうする?
「…いまだ!」
瞬時に飛び立ち、車の中に忍び込んだ。間一髪でドアが閉まると、車が走り出した。
走る車内で、鷹栖は重々しい顔で、何度も溜め息を吐いている。
「悩み事ですか」
運転手の質問に、溜め息で返す。
「…ああ。人には言えないことだが」
「そうですか」
それ以上、運転手は追求しなかった。
…
辿り着いたのは、一軒の大きな住宅であった。
車を降り、ドアを開けると、玄関には一人の老婆と、黒髪の少女が立っていた。
「おかえりなさい、あなた」
「おかえりなさい、お父さん」
「ああ、ただいま」
老人が初めて笑顔を見せた。
一方のせいりゅうは、明らかに蘭たちより年下の少女が、この老人をお父さんと呼んだことに驚いていた。てっきり、祖父だと思っていたが…
「ご飯はできていますよ。さあ」
「ああ」
靴を脱いで家に上がる。せいりゅうは…
安価下 どうする?
一瞬の隙を突いて、家の中に忍び込んだ。
「…」
見ると、4人で食卓を囲んでいる。先程の老夫婦に少女、それから中年の女が、少し離れたところで食事していた。
会話の内容は、少女の学校のことや、最近の仕事ぶりなど、当たり障りの無い話題のようだ。それから、中年の女は少女の母親ではなく、この家の家政婦のようだ。
「ごちそうさまでした」
「!」
家政婦が、食卓を片付け始める。老人は新聞を広げ、その向かいにお婆さんが座って、少女が部屋から出てくる…
安価下コンマ
01〜30 やり過ごす
31〜60 少女に見つかる
61〜80 老人に見つかる
81〜98 少女がお風呂に入るようだ
ゾロ目 …えっ、一緒に入るの?
「…危なかった」
少女は2階に上がっていく。家政婦がコーヒーを淹れて、夫婦がそれを飲んでいる。
「…本当に、その、特殊現象何とかってあるのかな…?」
だんだん、疑問に思えてきた。親子の年の差は疑問だが、それを差し引けば蘭や葉月と変わらない、一般的な家庭に見える。ここで、自分たちの戦いに関わるほどの秘密が得られるとは思えないが…
安価下 どうする?
いったんくぎる
少女は、2階にある自室に入っていった。ドアの隙間から覗くと、机に座って勉強をしているようだ。
家の中で、この部屋だけ壁紙が鮮やかだ。置いてある家具もファンシーだし、棚の上には人形まで置いてある。一方で、その中に数点だけ、古そうな家具も混ざっている。どちらかと言うと、そちらが元々使っていたものなのだろう。この部屋だけ、後から作り変えたのかも知れない。
部屋の中には、特に変わったものは見当たらないが…
安価下 どうする?
①見張り継続 コンマ70以上で見つかる
②中に入る
③その他要記述
___がちゃり。
「お父さん? …!?」
ドアを開け入ってきた、小さな青い竜を見て、少女が固まった。
「…やあ」
「え…しゃ、しゃべった…?」
「ストップ! おうちの人は呼ばないで良いよ。君に、危害を加えるわけじゃないから」
せいりゅうは、机の上に飛び乗った。
「ぼくはせいりゅう。きみは?」
「あ、朱音…鷹栖、朱音」
「朱音。…下にいるのは、きみのお父さんなのかい?」
朱音は頷いた。
「警察の人なんだ?」
「うん。前の役職は、最近、辞めちゃったけど…今は」
そこまで言って、はっとなった。
「…せいりゅうは…その、魔法少女と何か関係があるの?」
「! 2人を知ってるのかい? …あの2人に変身する力を与えたのは、ぼくだ」
次の瞬間、朱音は立ち上がった。
「お父さんが、あなたを探してる。来て」
…
「まさか、君から来てくれるとは」
書斎の机の上に座ったせいりゅうを、鷹栖はじっと見た。
「もう少し段取りを踏んで、こちらから会いに行く予定だったのだが」
「その、警視庁とくしゅ現ジョーなんとかかんとかってのは」
「特殊現象対策課。未知の現象やエネルギーの関与する犯罪行為に対抗するため、秘密裏に設立された組織だ。私が課長に就任する以前から、この課ではこことは別の世界にある、強大なエネルギー源の存在を感知し、観測してきた」
「! まさか、スタースパークル」
「君たちはそう呼んでいるのか。何しろ遠い場所からの観測だから、漠然と存在を認識している程度だったのだが、この前から現れた化け物、そしてそれと戦う戦士。更に、それに先立って、長年観測してきたエネルギーが、ふっと消失した」
「…」
鷹栖は身を乗り出した。
「我々は市民の安全を担う者として、あれに対抗しなければならん」
「まさか、朱音を魔法少女にしろとか言わないよね」
「私は反対だった!!」
突然、鷹栖が声を張り上げた。それから、気まずそうに頭を下げると、低い声で続けた。
「…あの娘を、危険に晒したくはなかったのだが、やむを得ない事情があってな…本人も割と乗り気だったし、私が課長に就任することを条件に、引き受けた」
「悪いけど、無理だよ。スタースパークル…変身するエネルギーの源は、もうあの2人に全部あげたんだ。ぼくは何も持ってない」
「必要無い。こちらで用意した」
「…はっ?」
せいりゅうは、耳を疑った。
「その、『スタースパーク』とやら…観測して培ってきた情報、そして朝の、市街地での戦闘を元に、強化スーツを作成した」
「スタースパークルを、複製したっていうの!?」
鷹栖は、頷いた。
「だから、君には…我々のシステムの監修をお願いしたい」
…
「行ってきます。…せいりゅう、昨日は遅かったのね」
「ごめんね」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②警視庁に行ってみる
③その他要記述
今日はこの辺で
朱音周辺は、肉体関係を除けば概ね前スレ通りです
こっちの鷹栖さんはロリに手は出してません
あ、その手の行為もしてないです
でも絵里とは和解済みです
もう次のシミュレーターの話するんですけど
・触手
・ハーレム
・モンスターハウス
が出てきてて、それとは別(ということに>>1がした)のがエロ版SCPみたいなやつ
何かアイデアとか無いですか?
SCP系で安価スレ作ろうとすると、まあLobotomy型が安定だろうとは思うんですけど、あれはプレイヤー側が収容対象の仕様がわからないまま手探りで進めるのが醍醐味なので、アイデアをプレイヤーから募る安価スレとは致命的に合わないんですよね
全部>>1が考えるとか、Gmailとかで募集するのもめんどくさいし
触手シミュレーターとか進化が絡んだときに、どこまで厳密にシステムを構築するかがエタるか否かの分かれ目になると思います
正直、前スレ最初のコンマで上級国民引けたのは>>1的には非常にありがたかった。あれ、上級国民か逆に超低コンマで無敵の人引かない限りコンマ判定マシマシの激ムズゲーで最初のエロシーンに入る前にエタってた可能性が高い
悪の女幹部シミュレーター、良いですね
個人的にはインピオが書きたいので、スクールギャングシミュレーターとかどうでしょうか
校内の不良を束ねて、他校に攻め入ったり、女子生徒に売春させたり
前スレと違ってストーリーの終着点が決まっているので、足りなくなったら次スレ立てるので心配なく
ど忘れしてたけど、邪教シミュレーターというのも考えてます。新興宗教の教祖になって、信者を増やして富や女を貪る
冒険者系の安価スレは、少し前に考えてました。ゴブスレばりに人命が軽い設定で、ダンジョンに潜るより前準備の金策の方が大変みたいな
正規ルートは、女のメンバーの身体を売ったり、美人局して巻き上げるとかいうマッポーな方向性でした
寄生生物は…できることが限られそう
…
…
…
「くっ…早く、ここから出しなさい!」
「それはなりません」
「私は、こんなところにいる場合じゃない…早く、王子に伝えないと」
「気を逸してはなりませぬ。今は、耐え忍ぶ時」
「…っ」
「でなければ、ジャインキングの目を盗んで、ここまで連れてきた意味がない。……そうでしょう、『ダイアルン』」
…
…
『Bawdy Beast Simulator』
「…ぼくは、もう少し調べ物をしているよ」
「えっ…」
葉月は一瞬、寂しそうな顔をした。が、すぐに何でもない顔に戻ると、「そう、行ってらっしゃい」と一言、さっさと歩いて行ってしまった。
…
先日訪れた鷹栖の家から、丁度黒塗りの車が走り出すところであった。天井に張り付いて、窓から中を伺うと、朱音も一緒に乗っている。どうやら、途中まで一緒の車で向かうようだ。
果たして、車が小学校の前で停まると、朱音だけが降りてきた。
「行ってきます」
そう言って、校門へ向かう。せいりゅうは高く飛び立つと、密かにその後をつけていった。
…
一番上の階に、朱音のクラスがあった。どうやら朱音は6年生らしい。特に誰かとおしゃべりするでもなく、黙々と勉強したり、本を読んだりしている。特に変わったことはないようだが…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①このまま見ている
②本人に接触する
③校内を散策する
④その他要記述
もう少し見ていることにした。
授業が始まった。科目は国語のようだ。朱音は、至って真面目に授業を受けている。
「あの娘が、魔法少女に乗り気っていうのも意外だなぁ…」
どちらかと言うと、葉月に近い性質に見える。とは言え、部屋の中にあった人形には変身ヒロインらしきものもあったので、興味はあるのかも知れない。
安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜50 朱音のポケットに、何か入っている…?
51〜80 と言うか、何か強い力を感じるぞ…?
81〜98 警察の人が朱音を呼びに来た
ゾロ目 敵襲
「…あれ? ポケットに何か入ってる」
葉月は鞄にハンカチとティッシュを入れていたが、朱音のキュロットスカートの膨らみは、それとも違う。丸い、手のひらサイズの…
「…スパークロック?」
まさか。ただの時計か何かだろう。
これ以上見ていても何も起こら無さそうなので、葉月のところへ戻ることにした。
…
「あら、おかえりなさい」
「ただいま」
丁度午後の授業が始まるようで、校舎から出てくる葉月に会った。
「あたしたちのクラスは、今日がプール開きなの。蘭も一緒じゃなかったかしら」
「そうなんだ」
「…着替え、覗かないでよ」
葉月は釘を刺すと、鞄を抱えて更衣室へ入っていった。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月たちの授業を見ている
②校内を散策する
③その他要記述
…
数分後。紺色のスクール水着に身を包んだ葉月たちが、更衣室から出てきた。探すと、蘭もいる。今日は女子の番らしく、数クラス分の女子がプールサイドに整列した。
準備運動して、順番にシャワーを浴びる。葉月は水着の胸元が苦しいのか、居心地悪そうな顔をしている。反対に、蘭はもう目を輝かせている。泳ぐのが待ちきれないようだ。
「じゃあ、プールサイドに座って! 水に身体を慣らしましょう」
「冷たっ!」「あっ、思ったほどじゃない」「今日暑くない?」
波の音に、少女たちの声。濡れた水着が張り付いた身体を眺めていると、せいりゅうはプールサイドのフェンスの外に、誰かがいることに気付いた。
「…?」
近所の人が散歩でもしているのだろうか。その割には、フェンスの側から離れない。彼はおもむろに、懐に手を伸ばすと…
「…!!」
小瓶を、プールめがけて投げ入れた。
『イイィィィィンジャアアァァァァ!!!』
「えっ?」「ちょっ、水が汚れて」「誰!? 暴れてるの…」
泳ぐ少女たちを、虹色の触手が絡め取った。
「きゃあああっっっ!?」
「おい、葉月!」「蘭!」
プールサイドで順番を待っていた蘭。しかし、葉月は丁度プールの中で泳いでいた。
必死に虹色の水を泳ぎ、プールサイドに向かう葉月。その足を、イーンジャの手が掴んだ。
「いやっ…」
「!!」
せいりゅうは一直線に更衣室に突っ込むと、蘭と葉月の鞄を見つけ出し、それぞれピンクの時計を取り出した。
「蘭! これを」
「せいりゅう、サンキュ!」
投げ渡された時計をキャッチすると、胸に当てる。
「スパークルチャージ、エクスタシー!!」
スクール水着が弾け飛び、露わになった裸体を…白い衣装が包んだ。
「…星竜の戦士、スパークルフラッ…って、これ葉月のじゃねえか!?」
「ああっ、間違えちゃった!」
「そっ、そんなことは良いから…」
「!」
蘭は、銃剣付きマスケットを構えると…そのまま、突撃した。
「おらあっ!」
『ジャッ!?』
水上を駆け、銃剣で触手を切り落とす。そのまま葉月の手を掴んで、プールサイドに避難した。
せいりゅうは、取り敢えず残りの時計を葉月に渡した。
「蘭、借りるからね。…スパークルチャージ、エクスタシー!!」
葉月の水着が消え、代わりに黒と銀の衣装が現れる。
「星竜の戦士、スパークルフラッシュ! …の、代理よ」
プールには、虹色の身体をした不定形の怪物が鎮座し、無数の触手で女子生徒を絡め取っては、水着を引きちぎっていた。
「今、助けるからな! …ところでこれ、どうやって使うんだ?」
「見たまんまじゃない! でも、今は…」
怪物は捕らえた少女たちを、盾のように振りかざしている。ここで銃は危なそうだ。
「…ま、いつも通りだな! たあっ」
マスケットを棍棒のように構えて突撃するフラッシュ。いや、リーフ。リーフ、もといフラッシュは肩を竦めると、後に続いた。
…
一方のせいりゅうは、プールに瓶を投げ入れた犯人を追って、住宅街を飛んでいた。
「待てっ! ニューモニア!」
「…」
太った身体を機敏に操って、塀や屋根の上を走るニューモニア。
ところが、その足が止まった。
「動くな!」
目の前にいたのは、武装した警官隊。一台の装甲車を背に、隊列を組んでニューモニアを待ち受けていた。
「警視庁特殊現象対策課だ! 大人しく投降しろ!」
「…おやおや」
ところが、ニューモニアは動じることなく、ニヤリと嗤った。
「その豆鉄砲で、私を殺せるとでもお思いかな?」
「動くな!」
「お断りですぞ。…イーンジャ!」
ニューモニアは小瓶を取り出すと、やおら隊員めがけて投げつけた。
「うわっ!?」
咄嗟に突き出した盾に、虹色の液体が降りかかる。そして
『イィィィ…』
透明な盾の怪物が、首をもたげた。
「退け、退けーっ!」「隊列を組み直せ!」
「課長、使用の許可を!」
隊長と思しき人物が、無線で叫んだ。と、次の瞬間
「…!」
せいりゅうがいた後ろの方から、一台の車が猛スピードで接近してきた。それはニューモニアに衝突する手前で急停止すると、中から一人の少女…朱音が、降りてきた。
「朱音!」
「! せいりゅう、来てたの」
「危ないよ、逃げないと」
「…大丈夫」
朱音は、ゆっくりとニューモニアとイーンジャに近づく。よく見ると、その足が震えていた。
彼女は…ポケットから、小さな懐中時計を取り出した。
「まさか、本当に」
「二班、三班、朱音様を守れ!」
塀や住宅の庭を踏み越え、隊員たちが朱音の周囲を固める。その中で…朱音は、時計を前に突き出した。すると、蓋が開き、中から警察の紋章が現れた。
「アドールセント、レディ・ゴー!」
時計が緑に光る。その中で…朱音の身体が、急速に大きくなっていった。髪が伸び、胸やお尻が膨らみ、着ていたシャツやキュロットスカートが消えていく。
高校生くらいの身体になると、朱音は裸の胸に時計を当てた。
「…メイジーチャージ、エクスタシー!!」
「!!」
胸にサラシが巻き付き、腰に白い褌が締められる。更に緑の光が収束し、白い道着と藍色の袴になった。最後に出現した、三日月型の刃を備えた薙刀を構えると、叫んだ。
「正義の使者、スパークルムーン! あなたを、逮捕します!」
「やあぁっ!」
「ほうっ」
振り下ろされた薙刀を、ニューモニアは軽く跳んで躱した。そのまま、近くの家の屋根へ飛び上がる。
「どれどれ、私はここでお手並み拝見」
「…だったら!」
朱音…スパークルムーンは、盾のイーンジャに向かって斬りかかった。
『イィッ!』
頑丈な身体が、刃を受け止める。ムーンは、繰り返し透明な身体に斬りつける。
「朱音を援護しろ!!」
車から、鷹栖が降りてきて叫んだ。号令に従って、隊員たちがイーンジャに向かって発砲する。
『イッ、イッ!』
「うわあっ!?」
振り回した腕が、隊列を崩す。ムーンが息を呑んだ。
「朱音ーっ! 頑張れーッ!」
「! お父さん…!」
ムーンの顔に、決意が宿る。彼女は少し下がって薙刀を構え直すと、大きく横に薙いだ。すると、青い光刃がイーンジャの身体を切り裂いた。
『ジャイッ!?』
「はっ! はっ! …やあっ!!」
次々に光刃を飛ばしながら、再び肉薄する。そして、草履でコンクリートを蹴り、大きく跳躍した。胸に装着した時計と、三日月型の刃が青く光り、熱を放つ。
「……ムーン・ジャッジメント!!」
青く光る刃が、巨大な盾を頭から断ち割った。
『イイィィィィ…ッッッ』
『ケンジャッ』『ジャァ…』『ジャケッ』『ケェ…』
崩れていく盾の怪物。向こうで、ニューモニアは踵を返して逃げていく。
「…や、やった…?」
朱音が、変身を解いた。そこへ、鷹栖が駆け寄ってきた。
「朱音! よくやった…」
鷹栖に抱きしめられながら、朱音は呆然と立ち尽くしていた。
と、不意にその身体がふるりと震えた。
「ぁ…」
じわり。キュロットスカートの前が濡れ、白い太腿を伝って、熱い液体が流れ落ちる。
「…怖かった…ぐすっ…お父さん…」
「よくやった、朱音、偉いぞ…」
父の腕の中で朱音は、涙で頬を濡らし、お漏らしでパンツを濡らした。
安価下1〜3でコンマ最大
①朱音のところに残る
②蘭と葉月のもとへ戻る
③その他要記述
…
その後、朱音と鷹栖は来た車でそのまま家へ戻った。車には、せいりゅうも同乗した。
家に着き、朱音が風呂で身体を洗っている間、書斎で鷹栖は言った。
「あれが、警視庁が開発したエネルギー生成器だ」
「びっくりしたよ。ぼくが作ったものとそっくりだ」
「もちろん。あの2人の戦いを参考にしたからな。それまでは、大型トラックくらいの装置でどうにかエネルギーを作っていた」
「でも…身体が大きくなったのは? ぼくは、ああいうのは作ってないよ」
「朱音はまだ11歳だ。体格の不利を無くすため、成長した身体を投影し、装着しているのだ。あれは肉体が成長したように見えるが、実際はあれ自体がスーツの一部なのだ」
「ふぅん…」
「…で」
鷹栖は、ずいと顔を近づけた。
「どうだった、我々の戦いは」
「うん…頑張ってると思う」
「そうか!」
「でも…そもそも、きみたちが備えてもっていうか…あいつらの狙いは、ぼくが持っていたスタースパークル…まあ、もう持ってないんだけど…だから、最初からこっちの2人以外は狙う理由が無いんだ。朱音が戦わなくても、こっちで勝手に片付けるつもりだったし」
「だが、あの太っちょは我々に戦いを挑んだぞ」
「うーん、先に攻撃する姿勢を見せたからだと思うけど…」
「上がったよ」
そこへ、朱音がやって来た。服は着替えて、さっぱりしている。しかし、その顔がどことなく赤い。
「…待って」
せいりゅうは、朱音の持つ時計を取り上げた。蓋を開くと、文字盤の一部が細く光っている。
「もしかして…この光は」
「先輩戦士の仕様を解析し、コピーさせてもらった。…このゲージは、活動限界だと認識しているが」
「うん、まあ、だいたい合ってるんだけど…」
せいりゅうは頭を抱えた。こんなところまでコピーしなくても良かったのに。いや、変なアレンジを加えられたほうが面倒か?
いずれにせよ、この仕様を知らずに戦い続けると、いずれ大変なことになる…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①鷹栖に説明する
②朱音に説明する
③自分でどうにかする
④その他要記述
「…ちょっと、朱音は出ててもらえるかな」
「えっ? うん…」
朱音が書斎を出ると、せいりゅうは鷹栖に変身の副作用について説明した。
「…どこまで再現してるのかは分からないけど、まあ」
「…」
鷹栖は机に座ったまま、頭を抱えていた。
やがて…重々しく言った。
「…分かった。今日はもういい」
「良いの?」
「朱音には、私から説明しよう。…恐らく、金輪際あの力を使うことは無いだろうが」
「うん…その辺は任せるよ」
書斎を出ると、扉の前で朱音が待っていた。
「せいりゅう、もう帰っちゃうの?」
「うん。詳しいことはお父さんに聞いて」
「…何だか、胸がドキドキするの。戦って、もう落ち着いたはずなのに」
「そ、その辺りもお父さんに聞くと良いよ。じゃあ」
そそくさと、せいりゅうは鷹栖家を後にした。
早いけど今日はこの辺で
懲りずに雑談なんですけど、今の所一番構想が浮かんでるのはハーレムシミュレーターなんですよね
既に3部構成にして
1部:12歳前後のインピオ篇
2部:18歳前後の夜這い篇
3部:40代頃の酒池肉林篇
にするところまで考えてる
次点で触手。雑なシステム構想は前スレに書いてると思う
ヤギとかシカばりにぶっ飛んでて、かつエロい案何か思いつきませんか?
だったら最初からサキュバスシミュレーターで良くない? っていうか、寄生生物っていう要素を噛ませる必要性をあまり感じないと言うか
寄生生物のライフサイクルって、宿主が1種類だとした場合
感染→成熟→繁殖→子が別の宿主に感染
って感じになって、安価で介入するのは成熟と繁殖後の感染になるんだろうけど、1サイクル回したら後は同じことの繰り返しになるんだよね
進化を重ねる方向っても宿主の身体を作り変えたり、行動パターンを操ったりになるだろうし、だったら最初から人外を操作したほうが面倒が少なくて自由度も高い気がする
というか、一番大事なことを忘れてた。
皆さん、どんなシミュレーターが『やりたい』ですか? >>1の負担とか嗜好とか度外視で、純粋にやりたい、見たいのはどんなのですか?
『Bawdy Beast Simulator』
___星竜の戦士に、新たな力を。
「この力を使うんだ!」
「スタースパークル、力を貸して!」
虹のスターリストで、強くなろう!
DXスパークロック(別売り)と連動して、光と音が鳴るよ。更に、全8種類のボイスを収録。
「オレは星竜の勇者!」「成敗してやるぜ!」「スパークルリーフ・ノーブル!」「遊びはここまでよ」
DXスターリスト、好評発売中!
そして。
「あなたを、逮捕します! アドールセント、レディ・ゴー!」
「正義の使者、スパークルムーン!」
DXメイジークロック、新発売! おもちゃ売り場で。
学校に戻る頃には、もう葉月が帰るところであった。
「せいりゅう! どこに行ってたの?」
「ニューモニアを追いかけてたんだ。逃げられちゃったけど」
「ええっ? 大丈夫だったの?」
「うん、何とか」
校舎を出ながら、せいりゅうはふと尋ねた。
「…プールの授業、どうなったの?」
「中止になったわ」
葉月は肩を竦めた。
「プールに、何か薬品が混ざってたってことになったみたい。イーンジャは倒したけど、プールは掃除し直し。授業が2週間くらい延びちゃうみたい」
「ありゃりゃ…」
明らかに動く怪物を目撃しているはずだが、仕方ないことだ。まともな精神状態であれば、あんな化け物、特に大人たちは信じたくないだろう。
…
家の前に、葉月の母親が立っていた。
「! 葉月、大丈夫だった?」
「えっ、何が?」
「さっき、警察の車がそこを走っていったのよ。しかも特殊部隊の人がいっぱい乗ってて。この辺で、何かあったみたい」
「あ、あたしは何も聞いてないけど…」
「それなら良いけど…」
葉月が家に入る。母親の目につかないよう、せいりゅうはこっそり2階の窓へ飛んだ。
…
「…ぼくがこの世界に来た理由。覚えてるかな」
葉月に向かって、せいりゅうは言った。
葉月は頷いた。
「故郷を取り戻すため、スタースパークルを扱える人間を探して、預ける。そうして、故郷を滅ぼしたジャインキングを倒す」
「そう」
せいりゅうも頷いた。それから、続けた。
「…今、スタースパークルは君と蘭に半分ずつ、全て渡された。星竜の戦士は、完成した。後は、魔法の国に行ってジャインキングを倒すだけ」
「…」
葉月は、何かを問おうとして、黙り込んだ。代わりに、せいりゅうが言った。
「ジャインキングを倒した後は…スタースパークルは、返してもらう。魔法の国を守る、大切なエネルギーだから」
「…なの」
震える声。葉月は、必死に押し殺したように、言った。
「そしたら…お別れ、なの」
「…」
せいりゅうは、俯いた。
「…分からない。ぼくがこの世界に来られたように、ワープゲート…行き来する手段はある」
「! じゃあ」
「でも、普段は閉ざされてるんだ。あの時は、国が滅ぶ瀬戸際だったから、父上が通してくれたけど…平和になったら、通れるかどうか」
「そんな…」
ぽたり。床に、涙の雫が落ちた。
「…」
声を殺して、ただ涙を流す葉月。それを見て、せいりゅうは…
安価で1〜3でコンマ最大 どうする?
「…でも、前向きに考えようよ」
「えっ?」
「この前、警察の人に会ったでしょう?」
「ええ…」
戸惑いながらも、頷く葉月。
「この前から、あの人たちのことを調べてたんだ。そしたら何と、彼らはスタースパークルを自分たちで作り上げてたんだ」
「…嘘でしょ?」
「嘘じゃないよ。こんな世界、父上だって放っておくはず無いよ。技術は凄いけど、その使い方には明るくないみたいだし…だから、全て終わった後も交流を続ければ、それは良いことだと思う」
「…分かったわ」
葉月は頷いた。その顔が、少しだけ明るくなった。
…
この数日は、不思議とニューモニアやイーンジャが襲ってこなかった。
週末、葉月とせいりゅうは蘭の家を訪れていた。
「せいりゅう王子にはお話したが、ジャインキングの部下は、かつての私を含め3人。今や、残るはニューモニアのみ…やはり、終わりが近付いているか」
「ゼプラ…お前も、帰っちゃうのか?」
「心配無い、蘭」
ゼプラは、蘭の膝を前足でぽんと叩いた。
「前に言った通りだ。君は、私の妻にする」
「それ、ゼプシスの時の台詞じゃねえかよ」
くっくっと笑いながら、ゼプラの頭を小突く。
「…とにかく。ここから魔法の国に行く手段を考えないと。最近、ニューモニアが静かなのも気になるし…」
ここで、せいりゅうが声を潜めた。
「…ダイア・リーアがどこに行ったのかも気になる」
「…」
葉月が険しい顔になる。
ダイア・リーアは、自身に寄生したイーンジャを全てせいりゅうに押し付けて倒れた。その、小さな藍色の狼は、ニューモニアに攫われてしまった。恐らく、またイーンジャを充てがわれてジャインキングのもとにいるのだろう。再びあの女に見えたとき、葉月は冷静でいられるだろうか…
「とにかく、これからどうするか考えよう」
せいりゅうが提案した。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
「…まあ、当てがないんなら歩き回るしか無いんじゃないか?」
「それもそうね」
蘭と葉月は立ち上がった。
「まあ、ニューモニアの狙いは変わらずスタースパークルだろうし、歩いてれば向こうから来てくれるかもね」
4者で、外へ出ることにした。
…
「そう言えばさ」
歩きながら、蘭がふと口を開いた。
「この前会った爺ちゃん…タカノ、だっけ?」
「鷹栖さん」
「そうそう。結局アイツ、何だったんだ?」
「それは…」
せいりゅうが言いかけたその時、前から何者かが近付いてきた。
安価下コンマ
01〜70 鷹栖&朱音
71〜98 ニューモニア
ゾロ目 ???
「…!!」
歩いてくる人影に気付いた時、葉月の顔が凍りついた。
せいりゅうがその視線を追って、声を上げた。
「ええっ!?」
前方から、ゆっくりと歩いてくる人影。
藍色のゴスロリ衣装を着て、日傘を差した、女。
「ダイア・リーア…!」
葉月は憎々しげに呟くと、ピンクの時計を取り出した。
「! マジかよ」
蘭も、時計を取り出す。
ところが、女は臨戦態勢の2人の横を、平然と通り抜けた。
「待ちなさい、ダイア・リーア!」
振り返って、葉月が叫ぶ。
女は立ち止まると、一言だけ言った。
「…ダイアルン」
「はっ?」
「また今度、会いましょう」
そう言うと彼女は、ポケットからスマートフォンを取り出し、何やら操作した。
と、彼女の身体が紫色の光に包まれ……消えた。
「ダイアルン…」
せいりゅうが呟く。
「じゃあ、もうダイア・リーアじゃない…?」
「…」
彼女の消えた空間を睨んで、葉月は唇を噛んだ。
今日はこの辺で
まさかゾロ目引かれるとは思ってなかった
あと、キュアパッション方式は無いと言ったな
あれは嘘だ
『Bawdy Beast Simulator』
「…そう言えば、ニューモニアだけは最初から元が誰なのか知ってたよな」
ダイア・リーア…ダイアルンはどこかへと去ってしまった。仕方ないのでパトロールを継続しながら、蘭がせいりゅうに尋ねた。
「彼は、元から人間だからね」
せいりゅうが答えた。
「ニューモン伯爵…魔法の国の貴族で、宰相でもある。ぼくや父上の下で働いていた人だ。それだけじゃなくて、伯爵は研究者でもあった」
「研究者?」
葉月が口を挟む。
「そう。…彼は、国を守るエネルギーがスタースパークル一つしかないことを危険視していて、新しいエネルギー源を開発しようとしてたんだ。あんまり上手くいってなかったみたいだけど」
「でも…その伯爵は、今はジャインキングの手下なんでしょう? もし、研究が完成したら」
「うーん、どうだろう。どんなエネルギーでも、スタースパークル並とはいかないだろうし…」
「大体、今アイツはオレたちを襲うのに忙しいだろ。発明してる暇なんか無いと思うぜ」
一人で納得したように、蘭が頷いた。
…
「じゃあ、また今度な」
「ええ。学校で」
夕方、2人が別れていく。せいりゅうは…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①葉月についていく
②蘭についていく
③その他要記述
「…葉月は先に帰ってて。ぼくは、ちょっと調べ物をしてくるよ」
「せいりゅう…」
葉月は、せいりゅうをじっと見上げた。
「一人で何かするのは良いけど、ちゃんと帰ってきてね」
「分かってるよ」
せいりゅうは、空高く飛び上がった。
…
つい先程通り過ぎた道を、改めて見直す。目当ては、どこかへ消えたダイアルンだ。
(もうイーンジャに憑かれていないなら、一人で何を? それに、あの機械は…?)
安価下コンマ
01〜70 何も見つからない
71〜98 ダイアルン
ゾロ目 ダイアルン+???
「…やっぱり駄目か」
探し回ってもダイアルンどころか、その手がかり、痕跡すら見当たらない。
諦めて、葉月のもとへ帰ることにした。
早いけど今日はこの辺で
>>451のデザインちょっとアレンジしていい?
『Bawdy Beast Simulator』
…
…
『ええい、いつまで我を待たせるか、ニューモニア!』
「申し訳ありません、ジャインキング様。今しばらく」
「…スタースパークルに代わる、ワープゲートのエネルギー源が、もう少しで手に入ります」
『何だと?』
「一度ゲートを開いてしまえば、あの世界にジャインキング様自ら攻め入ることができましょう。いかがでしょう、この国だけでなく、あの世界をスタースパークルごと手に入れてしまうのは」
『…』
『急げよ、ニューモニア。この身体も、そう長くは保つまい…』
…
…
…
「ぼくがここに来るために通ったワープゲート…あれは、スタースパークルの力で開かれるものだ」
誰もいない教室で、せいりゅうは言った。その場には蘭と葉月、それにゼプラもいる。
「だから、スタースパークルを持っていたぼくが通り抜けると同時に、ゲートは消えた。多分、今も開かれてない」
「でも、ジャインキングの手下もあっちから来てるんでしょう? どうやって来てるのかしら」
「ゼプラ、何か覚えてないのかよ」
蘭が質問すると、ゼプラは唸った。
「…都合の良い部分だけ、全く記憶に残っていない、と言うか。世界を渡る瞬間には、私の意識は無く、完全にイーンジャが表に出ていたのだろう」
「つまり、手下と言うよりはイーンジャに世界を行き来する能力がある、ってことね」
「でも…それだと、どうしてジャインキングが向こうで大人しくしているのかが分からないよ」
せいりゅうが顔を上げた。
「ジャインキング…強大な敵だけど、本質は大きなイーンジャだ。もし他のイーンジャと同じように世界を行き来できるなら、どうして自分で来ないんだろう」
「さあな。面倒くさがりなんだろ」
「…」
ばっさり切り捨てる蘭。ゼプラは、何か言いたげに口を開いたが、結局黙り込んでしまった。
「とにかく。これからどうするか、考えましょう」
葉月の提案に、一同は頷いた。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
…
「ま、マジで良いのかよ、こんなとこ来て…」
「大丈夫よ。向こうはあたしたちのことを知ってるもの」
大きな門柱についたインターホンを、葉月が鳴らす。
”はい?”
女の声。
「家政婦さんだ」
「すみません、鷹栖さんのご主人に用があって来ました」
ところが、女は簡単には開けなかった。
”失礼ですが、お名前は? 旦那様とはどのようなご関係で?”
「えっと…あたしは柊って言います。鷹栖さんとは…その、お仕事の関係で」
”少々お待ち下さいね”
「…大丈夫かしら」
「お、おい…」
蘭が、葉月の肩を叩いた。見ると、その顔が青褪めている。
「何よ」
「こんな豪邸に住んでるし、何か載ってないかなって調べたんだよ。そしたら」
スマホの画面を見せる。そこには『鷹栖 警察』で検索した結果が表示されていた。その一番上を見て、葉月は息を呑んだ。
「…警察庁、長官…!?」
その時、門がひとりでに開いた。そうして、中から一人の老人と少女が足早に近付いてきた。
「やあ、そろそろこちらから出向こうと思っていたのだが」
「はじめまして」
ぺこりと頭を下げる少女。2人はすっかり恐縮して、おどおどとお辞儀をしたのであった。
…
書斎に入ると、鷹栖は2人をソファに座らせ、自分は机から何かの書類を取り上げた。
ローテーブルを挟んで向かいの椅子に座る。
「改めて、鷹栖だ」
「あの…警察庁の、長官さんだったんですね」
葉月の言葉に、鷹栖はああと頷いた。
「少し前までは、ね。少し定年を早めて、今の部署に異動したんだ。…さて」
彼は、テーブルに書類を置いた。そこには、細かい説明の文字に、何かの図面が載っていた。
「これは?」
「政府が秘密裏に開発した、エネルギー発生装置…君たち流に言うとスタースパークル、かな」
「! じゃあ、これが」
「葉月、知ってるのか」
「うん。せいりゅうが言ってた」
「何と、スタースパークルを作っただと」
喋るシマウマを怪訝な目で見ると、彼は続けた。
「この図が完成品だ。朱音」
「うん」
朱音が、ポケットから青い懐中時計を取り出し、テーブルに置いた。
「名前はメイジークロック。一応、君たちのものと遜色ないと、そこのドラゴンくんからお墨付きは貰っている」
「すげー…」
ポケットからピンクの時計を取り出し、見比べる蘭。
「…あの」
葉月が、おずおずと口を挟んだ。
「あたしたちがここに来たのは、警察の人たちとも協力できないかと思いまして」
「ああ、もちろんだ」
鷹栖はすぐに頷いた。
「こちらからもお願いしようと思っていた。機動部隊を編成しているとはいえ、朱音の危険は少しでも少なくしたいからな」
「…大丈夫なの?」
せいりゅうが、朱音に尋ねた。戦いによる身の危険はもちろんだが、変身に伴う副作用はどう解決するのだろう。そもそも、鷹栖はもう朱音を変身させないと言っていたはずだが…
「うん」
小さく、朱音が頷いた。その顔が、微かに赤く染まっている。
「…その、できれば朱音を戦わせたくはなかったのだが。このメイジークロックも、人を選ぶらしく…朱音以外では、まるで反応しないのだ」
「へーっ。そんなとこまでそっくりかよ」
「この世界もそうだけど」
せいりゅうが口を開いた。
「ぼくたちには、別の目的もあるんだ。と言うか、こちらを解決しないと、根本的にイーンジャがやって来るのを止められない」
「根本的な解決法があるのか」
せいりゅうは、自分の出自や故郷のこと、敵の親玉のことを説明した。
「…つまり、そのジャインキングとやらを倒せば、化け物はもうやって来ない、と」
「そうなるね」
「だが…それはつまり、君の故郷へ攻め入るということかね」
「…まあ、そうだね」
「流石にそこまでは、朱音をやれんぞ」
「…」
せいりゅうは、蘭と葉月を見た。
「…まあ、元々オレたち2人でやろうと思ってたし」
「そこまで巻き込むのは、申し訳ないわね」
「それを聞いて安心した」
鷹栖は立ち上がった。
「少し待っていなさい。お菓子を用意しよう…」
書斎を出ようとした、その時
『イィィィ…』
「…今、何か聞こえたか?」
「だっ、旦那様っ!!」
下の階から、女の声が飛んできた。
「!!」
「蘭、行くわよ!」
部屋を飛び出す。一歩遅れて、朱音もついてきた。
一階では、鷹栖が電話を掛けていた。
「周辺住民に、家から出ないように指示を。それから、部隊を2つ、大至急だ!」
「お父さん、行ってくるね」
「朱音ちゃん、気をつけてね!」
家政婦とお婆さんに見送られながら、3人は家を出た。
外では、ニューモニアが逃げていくところだった。
「待てっ!」
「…きゃっ!」
追いかけようとする蘭たちの前に、黒塗りの車が立ちはだかった。車体の隙間から、虹色の液体が漏れ出ると…突然、車が変形し、人型のロボットになった。
「おおっ、カッコいい!」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
ピンクの時計を取り出し、胸に当てる。
その隣で、朱音が懐中時計を前に突き出した。その蓋が、下に開く。
「「スパークルチャージ、エクスタシー!!」」
「アドールセント、レディ・ゴー!」
蘭と葉月の服が消える。朱音の身体が、急速に成長していく。
「メイジーチャージ、エクスタシー!!」
少女たちの裸体を、各々の衣装が包んでいく。黒と銀の身軽な装備。白と青のドレス。そして、白い道着に藍色の袴。長い黒髪に月の髪飾りが光る。
「星竜の戦士、スパークルフラッシュ!」
「星竜の戦士、スパークルリーフ!」
「正義の使者、スパークルムーン!」
「3人揃って!」
「…えっ? 何かあったかしら」
「っ、危ないっ!」
『イイイッ、ジャアアッ!』
タイヤの拳を跳んで躱すと、フラッシュは自分の銀のグローブで殴りかかった。
「おらあっ!」
「こっちよ!」
リーフも、マスケットで狙撃する。ムーンは薙刀を構えると、フラッシュとは反対側から斬りかかった。
「やあっ!」
装甲車が到着し、武装した警官隊が出てきた。
「二班、向こうに回れ!」「朱音様を援護しろ!」「…待て、一緒にいるのは…?」
「逃げたほうが良いぞー! …はあっ!」
フラッシュが、スライディングキックでイーンジャの足を破壊した。
『イッ!?』
「油断大敵!」
更に、頭に銃弾が撃ち込まれる。
「今のうちに…!」
ムーンが、薙刀を振りかぶって飛び上がる。三日月型の刃が、青い光を放つ。
「…ムーン・ジャッジメント!!」
青い刃が、黒い超ロボット生命体を切り裂いた。
…
「世話になった。これからは、何かあったらすぐに連絡しなさい。こちらからも、連絡すると思う」
「また、お願いします」
家の前で、2人と別れた。
…
「…そう言えば朱音、鷹栖の爺ちゃんのこと『お父さん』って呼んでたよな」
帰り道、思い出したように蘭が言った。
「そういうのもあるんじゃないの」
「そうかなぁ…」
…
葉月が家に帰ると、親も弥生もテレビを食い入るように見ていた。
「ただいま…どうしたの?」
「葉月!」
弥生が駆け寄ってきた。
「警視庁の建物が、爆発したって…テロだって。大丈夫だった?」
「!!」
肩越しに、テレビの画面が見える。
『警視庁舎には救急隊や消防隊が駆けつけています。ですが、爆発物から出たと思われる汚染物質が周囲に広がっており…』
葉月の持つ携帯電話が鳴った。
「もしもし?」
”鷹栖だ。早速で済まない。テレビで見たかも知れないが…奴が、警視庁を襲った。狙いは、地下研究所にあるメイジークロックの試作品…『プロトメイジー』だ”
今日はこの辺で
書いてて思ったけどここにヒロイン青色ばっかだな?
『Bawdy Beast Simulator』
眼下に広がる虹色の沼。暴れだすパトカー。逃げ惑う人々。
「…やっと始まったのね」
電柱の上に立って、藍色のゴスロリ衣装を着た女が呟いた。それから彼女は、どこからともなくピンク色のスマートフォンを取り出した。
ボタンを長押しすると、音声認識システムが起動する。
「『ライフ・コンバート』」
すると、画面に3×3、9つの点が浮かび上がった。女は画面を指で触ると、それらの点を結んで文字を書いた。
『L』 『I』 『F』 『E』
点が消え、『CONVERT』の文字が表示される。
次の瞬間、女の纏うゴスロリ衣装がデータ光となって消えた。そして、露わになった豊満な肢体を、新たなデータ光が覆った。
光が、衣装となって収束する。白いレオタード。白とピンクの縞模様ニーソックスとロンググローブ。機械的なピンクのバックパックに、ヘッドギア。
「生命の守護者、ライフガーディアン! …っ、ちょっとこの服、食い込みすぎじゃない…?」
ほとんど丸出しのお尻に食い込む、白いレオタードを気にしながら、彼女はゴーグルにスマートフォンを嵌め込んだ。
バックパックから、ピンクのレーザー光でできた羽が伸びる。
眼下の混乱に向かって、ガーディアンは飛んだ。
…
『緊急車両が通過します。ご注意ください』
「…」
「やべえことになってるぜ…」
装甲車の中で、他の隊員たちに混じって、蘭が呟いた。
「あたしたちじゃなくて、警視庁の方を襲うなんて…」
「しかも、狙いはプロト『メイジン』とかいうやつだろ。何のために」
「ニューモニアは、それがスタースパークルの代わりになると考えたんだと思う」
せいりゅうが言う。周りの隊員は、喋る奇妙なトカゲを、興味深そうに見ている。
「きっと、その力を使って…」
ところが、せいりゅうが核心に触れる前に、装甲車が急停止した。
「うわっ!?」
「クソッ、前が」
窓から前方を覗いて、葉月は息を呑んだ。
「イーンジャが…」
『イィィィ…』『ジャッ!』『ジャッ、インッ!』
道路を埋め尽くす、虹色の濁流。電信柱や植木に取り憑いて、次々に怪物へと変わっていく。
「こうなったら…」
「…! 待って」
降りようとする蘭を、葉月が止めた。
装甲車の前に、何者かが降り立ったのだ。
「誰だ?」「あれも、魔法少女…?」
「…」
白いレオタードに、ピンクのバックパック。ゴーグル付きヘッドギアを装着した女が、こちらを振り向いた。
「!! ダイア・リーア…」
「ストップ、葉月! あれは…」
女が、再びイーンジャの方を向く。顔の前で何かを操作すると、その両手に光の刃が出現した。
「はあぁぁぁ…っ!」
「助けてくれてる…のか?」
「どうして…」
「! 今のうちに、進め!」
謎の魔法少女が切り開いた道を、装甲車は走り出した。
…
「葉月さん、蘭さん!」
警視庁前のバリケードで、鷹栖父娘と合流した。
「気付くべきだった。今までの敵の行動は、こちらの意識をここから引き離すための陽動だったのだ…」
「その、『プロノ』メイジンってのはどこにあるんだ?」
「プロトメイジーだ。…警視庁舎地下にある、秘密研究所だ。だが、その入口は隠されている」
「じゃあ、そこまで案内してくれますか。あたしたちが道を拓くので」
「お父さん…」
心配そうに見上げる朱音の頭を撫でると、鷹栖は頷いた。
「ああ。奴を、止めなければならん」
青い懐中時計の蓋が開く。
「アドールセント、レディ・ゴー!」
「「スパークルチャージ、エクスタシー!!」」
「メイジーチャージ、エクスタシー!!」
「よっしゃ、行くぜ!」
3人は鷹栖を中心に陣形を組むと、バリケードを越えて警視庁舎へ突入した。
…
「やあぁっ!」「どりゃあっ!」「はっ! やっ!」
次々に立ちはだかる、イーンジャに憑かれたパトカーを撃退しながら建物に入る。
「こっちだ。入り口はエレベーターに…」
指差した鷹栖の顔が強張る。
エレベーターのドアが破壊されて、中から煙が上がっている。
「…どうやら、既に見つかったようだ」
「急ぎましょう!」
飛んできた手錠の怪物をマスケットで打ち払うと、リーフは言った。
…
緑色の光を放つ、巨大な機械の前で、燕尾服姿の太った男が何やら操作していた。
「そこまでです!」
突然、暗い室内に凛とした声が響いた。
男が振り返ると、そこには勇壮な衣装を纏った、3人の少女たちが立っていた。
真ん中に立つ、薙刀を持った少女が宣言する。
「あなたを、逮捕します!!」
「…来ましたか」
男は、機械に向かって秘密のキーを打ち込んだ。
次の瞬間、緑色の閃光が研究所を呑み込んだ。
「!」
「くっ、本当にスタースパークルの…」
光が収まったとき…男の隣に、虹色の裂け目が開いていた。
「!! ワープゲート」
「これで…私の…『ワガハイ』の仕事は、成った」
「…えっ?」
せいりゅうが、目を見開いた。
「もしかして…伯爵?」
ニューモニアは、くっくっと喉を鳴らした。
「このくらいのエネルギーが欲しかったのです…強すぎず、弱すぎず…このサイズのゲートならば、あなた方は通れても、ジャインキングは通れまい」
「伯爵…あなたは、ずっとぼくたちのために」
「ふふふ…だが…っ!」
ニューモニア…ニューモン伯爵が、突然咳き込んだ。その口から、虹色の液体が溢れ出す。
「伯爵!?」
「ぐっ…内なるイーンジャに、我が発明でどうにか抗ってきましたが…それも、ここまでのようですな…がはっ!?」
大量のイーンジャが噴き出し、伯爵の身体を覆っていく。
『イッ、イッ、イィィッ…』
「…2人は、ゲートをくぐって」
不意に、ムーンが前に踏み出した。
「この方は、わたしが止めます…!」
「朱音ちゃん…無理しないでね」
「頼んだぞ! …せいりゅう、ゼプラ!」
リーフはせいりゅうを、フラッシュはゼプラをそれぞれ抱えると、ゲートに向かって走った。
ムーンは、不定形の怪物と化した伯爵に、薙刀を向けた。その隣で、鷹栖も銃を抜く。
「あなたを、逮捕します。でも…」
「…その後で、情状酌量は考える」
鷹栖の言葉に、ムーンは笑顔で頷いた。そうして、薙刀を振り上げ、斬りかかった。
今日はこの辺で。
しばらく安価が無いかもしれない
『Bawdy Beast Simulator』
___光あらば陰あり
___陰は寄りて 陰の者となる
___善あるとき邪あり
___邪なる心 陰に宿りて 王となる
___光あらば陰あり 故に陰は消えず隠れるのみ
___善あるとき邪あり 故に邪は滅びず散るのみ
「…ここは」
「!!」
気がつくと、一同は透明な結晶でできた、巨大な広間にいた。
そして、彼らの目の前。はるか前方に鎮座するのは
「陛下!?」
「父上!!」
せいりゅうが叫んだ。
広間の壁面が隠れるほどの、巨大な身体。折り畳まれた状態でも、天井に届くほどの翼。そして、鱗に覆われた巨大な顎。
竜が、ゆっくりと目を開けた。
その目から、虹色の液体が零れ落ちた。
『…遂に、来たか』
「おい…アイツ、何か様子がおかしいぞ…?」
竜が、巨大な口を開ける。虹色の塊がこびり付いた牙を剥き出し、竜は
『…ガアアアアッッッ!!』
「!?」
「危ないっ!」
赤い炎を、吹きかけた。
せいりゅうとゼプラを抱え、飛び退くフラッシュとリーフ。すぐ足元を、虹色の粘液の混じった炎が通り過ぎる。
竜が、翼を広げた。
『スタースパークルを持って、我に謁見しに来たか。褒めて遣わす。……我こそが、ジャインキングなり!!』
結晶の天井を打ち破り、竜が翔んだ。
「そんな…父上が」
呆然と呟くせいりゅう。その隣で、ゼプラが気まずそうに溜息を吐いた。
「ゼプラ…知ってたの?」
「ああ。そこは覚えていた」
「何で黙ってたんだよ!?」
「王子が、折れるかもと思ってしまった…陛下…『しんりゅう』王は、それほどに大きな存在なのだ」
ちらりと、せいりゅうを見る。彼は呆然と、上空を旋回する竜…敵の親玉に乗っ取られた父親を見つめていた。
「…ああもうっ!」
フラッシュが、左手を突き出した。リーフも。右手を掲げる。
胸の時計から七色の光が放たれ、手首に巻き付く。
「せいりゅう、あたしたちに任せて」
2人の衣装が、変化する。
「星竜の勇者、スパークルフラッシュ・ブレイブ!」
「星竜の姫君、スパークルリーフ・ノーブル!」
「ゼプラ、せいりゅうを連れて隠れてろ!」
フラッシュはそう言うと、床を蹴って割れた天井の上へ飛び上がった。リーフも、後に続く。
『人間風情が、我に抗うか!! はあっ!!』
上空から炎を吐く、しんりゅう…ジャインキング。天井を更に砕くその炎を躱すと、リーフがマスケットで狙撃した。
「くっ、効いてない…」
「大体、あんな高いところで…ずるいぞ!」
見下ろすと、自分たちは高い城の上にいた。城下街は濁った虹色の汚染物質に覆われて、その中にゆらゆらとイーンジャが蠢いている。
ジャインキングが、炎を吐きかけた。
「くそっ、しつこいぜ!」
粘液の混じった炎が、足場を破壊していく。とうとう、2人は屋根の隅まで追い詰められた。
「どうしよう…このままじゃ」
…
「…!」
柱の陰で、せいりゅうは戦う2人を見た。
「王子」
ゼプラが、彼に声をかける。
「このままでは、2人が危ない」
「分かってる…でも、相手は父上だ」
「だが、ジャインキングに操られているだけだ! そして…王子も、陛下の血を引いている。諦めるには、まだ早い!」
「!」
せいりゅうは…柱の陰から、身を乗り出した。
2人の戦士は、炎に追い詰められ、崩れかけの屋根の隅まで来ていた。
「ぼくが…できること」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
せいりゅうは、柱の陰を飛び出した。
「待てーっ!」
「!?」
「せいりゅう、待って!」
2人の制止も聞かず、ジャインキングの目の前に躍り出る。
「父上…」
『帰ってきたか…我が子よ』
「父上! 目を覚まして」
『ふんっ!』
「うわああっっ!?」
ジャインキングが、前脚でせいりゅうを打った。
一撃で彼は気絶し、2人のもとへ墜落した。
「せいりゅう!!」
「おい、しっかりしろ!」
リーフが悲鳴を上げ、フラッシュが揺さぶる。
ゼプラも、どうにか屋根まで上がってきた。
「王子!」
「…」
せいりゅうは、動かない。
「…嘘、でしょ…せいりゅう! 目を覚まして!」
『お前たちも、その王子の後を追わせてやる。 …ばーはあっっ!!』
粘液の混じった赤い炎が、せいりゅうたちを襲う。
「せいりゅう…」
「せいりゅう…お願い…!!」
城の屋根が、炎に包まれる。
『…グハハハハッ! つまらん策を弄そうが…我は』
言いかけたその時、炎の中から緑色の光が広がった。
『…何っ?』
「スタースパークル…もし、この国を守るための力なら」
「せいりゅうを…みんなを! 助けて!!」
突然、炎がぱっと散った。そして、光の中から、蒼い鱗を持つ荘厳な竜と、銀の鎧を纏った雄々しい縞馬が現れた。
「…! 葉月! ぼくは…」
「蘭、この姿は…?」
「…スタースパークルの力だ。多分」
「前に言ってた、イーンジャの代わりにスタースパークルを注いだらって…」
「…! 今がチャンスだ。葉月、ぼくの背中に」
「蘭は私が乗せよう。地の果て…いや、空の果てまでも、駆け抜けてみせる!」
葉月はせいりゅうに、蘭はゼプラに、それぞれ跨る。
せいりゅうが、大きな翼を広げた。ゼプラが、銀の蹄で空を叩いた。
「翔ぶよ!」
「しっかり掴まっていろ!」
2頭の獣が、澱んだ空へ舞い上がった。
竜と縞馬が空を駆け、巨大な邪竜に肉薄する。
「そこまでだ!」
「ジャインキング…父上を、返せ!」
『うるさい羽虫め…何度でも、叩き落としてくれる!』
ジャインキングが、咆哮した。
今日はこの辺で
『Bawdy Beast Simulator』
「はあっ…キリがない…っ!?」
突然、バイザーの画面にアラートが表示された。
「マズい…エネルギーが、尽きかけて…っ!」
画面に『CHARGE MODE』の文字。そして…
「! 何これ…っ、あっ♡」
白いレオタードが真ん中で裂け、しゅるしゅると細く撚り上がっていく。やがてそれは真っ赤なスリングショット水着となった。
剥き出しになった下腹部に、ハートの紋章が浮かび上がると、急速に身体が熱くなっていった。
「んっ♡ 伯爵、余計なものを…」
逃げていく一人の男を捕まえると、路地裏に引きずり込んだ。
「ひっ!? 離して…えっ、あっ…あっ」
「悪いけど、協力して」
ズボンを脱がせると、そこはもう臨戦態勢。男が、虚ろな目で頷いた。
スリングショットをずらすと、既に蕩けた穴に、肉棒を捩じ込んだ。
「んあぁっ♡♡」
…
次々に飛来する虹色の弾丸を、薙刀ではたき落とす。
「はぁ…はぁ…」
「くっ…こっちだ!」
鷹栖が撃ち込んだ弾丸を、ニューモニアは虹色の触手で受け止める。そのまま、触手で鷹栖の銃を跳ね飛ばした。
「ああっ!?」
「お父さん!」
すかさずムーンが間に入り、触手を受け止める。
「朱音…私のことは良い、戦いに集中しなさい」
「嫌だよ、お父さん!」
ムーンは、薙刀を構える。
「お父さんは…わたしが、守るんだから…!!」
…
「フラッシュ、合わせるわよ!」
「おうっ!」
せいりゅうとゼプラが、ジャインキングを前後から取り囲む。その背中の上で、リーフはマスケットを構え、フラッシュは拳を打ち合わせた。
『まとめて撃ち落としてくれる!』
ジャインキングが、せいりゅうに向かって炎を吐いた。
安価下 せいりゅう(&リーフ)の行動 どうする?
炎を躱すと、せいりゅうは大きく口を開けた。
「おおお…はああっっ!!!」
すると何と、口から青い炎が迸り、ジャインキングを襲った。
『何っ』
躱したが、巨体の脇に焦げ目が付いた。
「おおっ、やるじゃねえか! そらっ!」
「ふんっ!」
避けた先で、ゼプラが兜を被った頭で頭突きを見舞った。更に、フラッシュがグローブを棘付きハンマーに変えて殴りつける。
『ぐうっ…』
ジャインキングが、粘液の滴る翼を広げ、大きく振るった。
『ぬんっ!』
忽ち、巨大な竜巻が巻き起こり、せいりゅうたちを襲った。
「せいりゅう、避けて!」「うん!」
せいりゅうたちは空を走り、竜巻から距離を取った。
「おい、追いかけてくるぞ!」
フラッシュが叫んだ。
安価下 どうする?
「あたしに任せて…」
せいりゅうの背に立つと、リーフはマスケットを構えた。そして
「…ここっ!」
引き金を引く。
魔力の籠もった弾丸は、竜巻を切り裂いて、ジャインキングの左目に命中した。
『ぐわあああっっ!?』
怯むジャインキング。目から虹色の涙が噴き出す。
すると、竜巻の勢いが急に弱まり、消えてしまった。
『ぐぅっ…小癪な…』
溢れ出す涙が、目を修復していく。
「攻撃にも回復にも、取り憑いたイーンジャが必要なんだ…!」
せいりゅうが、呟いた。
安価下 どうする?
「だったら…一気にぶちかますぜ!」
フラッシュが、両手を組んだ。銀のグローブが一つになり、サッカーボールに変わる。
リーフは、マスケットを構えた。青い光が収束し、銃口を囲むように白い花びらが漂い始める。
『おのれ…おのれぇっ!!』
ジャインキングはやおら上を向くと、虹色の炎を吐き出した。それは火山の噴火のように、虹色の噴石となって降り注ぐ。
「くぅっ」
「諦めん…私たちは…!」
ゼプラの背に立つと、フラッシュは作り上げたボールでリフティングを始めた。銀のスパイクシューズがボールを蹴り上げるたび、白い光とプラズマ光が、ボールを包んでいく。
『まとめて…果てろぉぉぉぉっっっ!!!』
虹色の雨が、せいりゅうたちを襲う。次々に打ち付けて、力を…
しかし
「…リーフ」
滝のような噴石の中で、白い銃身が煌めいた。
「ピューリファイア!!!」
次の瞬間、虹色の隙間を縫って、白い花びらが翔んだ。
『なっ!?』
それは、ジャインキングの鼻先に命中すると
『…ぐっ、あっ…あああああああっっっ!!!??』
忽ち白い百合となって、竜の鱗を覆い尽くした。
『ぐわっ…うっ…これはっ…ああっ!』
百合の花は、ジャインキングの身体から虹色の汚染物質を吸い込んでは、花びらとなって散っていく。そして、その隙間からまた、新たな花が咲いていく。
『くそっ! クソっ! …ぬうぅっ!』
鋭い爪で、身体を覆う花を削ぎ落としていくジャインキング。その、がら空きの胴体に
「フラッシュっ!! …シューティングスターァァァァッッッ!!!!」
彗星が、突き刺さった。
『ぐわああああっっっっ!!!!??』
絶叫し、きりもみしながら巨大な竜が落ちていく。その身体から、小さな虹色のスライムが零れ落ちていく。
「父さん!」
追いかけるせいりゅう。
「目を覚まして! 父さんっ!!」
落下する巨竜。その身体が…空中で動いた。
「!!」
彼は、巨大な翼を広げると、荒れ果てた地面に足を突いた。
「父さん!」
せいりゅうたちも地面に降りて、竜の下へ駆ける。
竜はせいりゅうを認めると、弱々しく口を開けた。
「…帰って、来たか。せいりゅう」
「父さん…良かった、戻ってきた」
巨大な竜…しんりゅうは、フラッシュたちを見た。
「そなたらが、スタースパークルに選ばれし、勇者たちか…」
「ええ。…その」
「感謝する。…と、言いたいところだが」
「えっ?」
その時、突然地面が揺れた。
「ジャインキングは…ワシを離れたとて、死にはせん」
次の瞬間、魔法の国を覆っていた虹色のヘドロが、一斉に湧き上がり、空中へと跳ね上がった。
それは、大空に凝集し、やがていびつな人の形を取った。
『許さぬ…この国を…スタースパークルと共に、滅ぼしてくれる!!』
「やってやるさ…何度でも!」
「ええ!」
息巻くフラッシュとリーフ。そこへ、しんりゅうがおもむろに言葉を投げかけた。
「…光あれば陰がある。善の心あれば、悪の心もある」
「…?」
「我らは…陰を恐れ、邪を疎み、ただ遠ざけてきた。それが、ジャインキングとなったのやもしれぬ」
「父さん…?」
しんりゅうは、はるか空を覆う、邪悪な巨人を睨んだ。
「今こそ…全てを、一つに! 分かたれた、スタースパークルを!!」
「!!」
フラッシュとリーフの身につけた、ピンクの時計が光る。せいりゅうの首に下がった、緑色のペンダントも。
「輝きを、一つに!」
フラッシュが、赤く光る時計を突き出す。
「想いを、一つに!」
リーフが、青く光る時計を突き出す。
「…力を、一つに!」
せいりゅうが、ペンダントを掲げた。
次の瞬間、七色の光が3者を包んだ。
「おおおおお…」「はああああ…」
光が空高く伸び、やがて一つの巨大な人型となっていく。
瑞々しい、紅色の肌。艷やかな、虹色の髪。すらりと伸びた、しなやかな手足。一糸纏わぬ巨大な少女は、ただ背中に、竜の紋章の刻まれた黄金のマントを羽織っていた。
『オレは』
『あたしは』
『ぼくは』
『星なる竜の娘…スパークル・スター…!!』
透き通った声が、大地を覆うイーンジャを打ち払った。
…
「はあっ! …はっ」
レーザービームで装甲車の怪物にとどめを刺した所で、ガーディアンは地面に膝を突いた。
「また…エネルギーを」
レオタードが、スリングショットへ変形していく。しかし、周りに人間はいない。もう全員、逃げてしまった…
「ここまでか……っ!?」
ガーディアンは、息を呑んだ。
…
「やあっ! っ…たあっ!」
涙を流しながら、薙刀を振るうムーン。胸の時計は半分以上が緑に染まり、袴も道着も破れ落ちて、ちぎれたサラシの隙間からは育った乳房が零れていた。
彼女の後ろには、鷹栖が倒れていた。追い詰められたムーンを庇って、ニューモニアの攻撃を受けたのだ。
「あああっ!」
振り下ろした刃が、敵の肩を割る。反動で、褌が解けた。
しかし、その傷すらも染み出したイーンジャが修復してしまう。
「もう、駄目…お父さん…」
裸同然の姿で、ムーンは膝を突いた。
『イィィ…』
「…っ」
褌が捲れ丸出しになった割れ目から、黄色い液体が漏れ出し、膝の間に広がる。ムーンが、固く目を閉じた。
無防備な彼女に向かって、理性を失ったニューモニアが…
「…えっ?」
突然、敵の動きが止まった。と思うや、その身体から急速にイーンジャが抜け出し、開いたままのワープゲートへと吸い込まれていった。
それだけではない。研究所の入り口から、夥しい量のイーンジャが雪崩れ込み、同じようにワープゲートの向こうへと消えてしまったのだ。
「な、何が…?」
…
…
「…っ! わたしは、何を」「うぅっ…ひどい気分だぁ…」「あっ、しんりゅう陛下!」
向こうの方から、声がした。それからすぐに、小さな動物や人間たちが、一斉にしんりゅうたちのもとへ駆け寄ってきた。
「王様! 一体、何があったんですか」「うわーっ! おっきな女の子!」「それに、あの巨人は…」
「魔法の国の民よ!」
しんりゅうが、よく通る声で言った。
「ジャインキングの野望を、今こそ打ち砕く時! あの少女は、スタースパークルに導かれし、星の勇者なり!」
「!! そうだ、ジャインキングが」「イーンジャは…」「ていうかあの娘、裸じゃん…」
「勇者に…スパークルスターに、協力するのだ!」
「おおっ!」「でも、どうやって」「おっほ、こっから丸見え…」
「心配はいらない!」
ゼプラが、声を張り上げた。
「私たちの祈り…応援が、彼女の力になる! だから、応援するんだ!」
「民たちよ! スターに、力を!」
しんりゅうの号令に、魔法の国の民たちが一斉に声を上げた。
「がんばれー!」「勇者さん、がんばってー!」「スパークルスター!」
___画面の前の諸君。君たちにも、スパークルスターに協力してもらいたい。
画面に向かって、レスポンスするのだ! スパークルスター! 頑張れ! と
___さあ、力を貸してくれ!!
安価下1〜 スパークルスターを応援しよう!!
…
「…! がんばって…葉月さん、蘭さん…!」
「ぐっ…」
「! お父さん!」
「はあっ…あ、朱音…私は大丈夫だ…だから、2人を…」
「うん! …頑張れ、スパークルスター!!」
…
「…そういうことなのね」
際どいスリングショットがデータ光に消え、元のゴスロリ衣装に戻る。
機能停止したスマートフォンをポケットに仕舞うと…ダイアルンは、叫んだ。
「頑張れーっ! 負けたら、ただじゃおかないんだからーっ!」
…
…
魔法少女が、歩き出した。
『ぬんっ! ふんっ!』
ジャインキングが、虹色の弾丸を飛ばして攻撃する。しかし
『…ふふっ』
『何だと!?』
攻撃は、全てスターの肌に吸い込まれて、消えていく。
『陰は、消えない。邪悪は、滅びない…』
ゆっくりと、邪なる陰の王へと歩み寄る。
『こ、これなら…っ!』
右手を刃に変え、斬りつける。しかし、切っ先が膨らみかけの乳房に触れると、滑らかな肌を撫でるように緩慢になり、そして溶けていった。
スターが両腕を広げた。
『やめろ…来るな、く、来るなっ…』
『…でも、受け入れることはできる』
スターが…裸の胸に、ジャインキングの巨体を、抱きしめた。
『あ…ああっ…あぁ…ぁ…』
虹色の身体が急速に溶け、スターの肌に吸い込まれていく。
慎ましくも柔らかな乳房で、崩れかけの頭を包み込む。
『…ぐぅっ…わ、我は…我はぁっ…!』
突然、ジャインキングがスターの身体を突き飛ばした。しかし、そこまでが限界であった。
ジャインキングは、轟音と共に地面に倒れた。
『…陰も、邪悪も…全部認めて、自分のものにできる』
スターは、細くしなやかな足で、ジャインキングの腰を跨いだ。
いつの間にか彼の股間からは、どろりとした角のようなものが1本、上に向かって伸びていた。
『さあ…今こそ、全てを一つに』
『やめろ…やめろ、やめろおぉぉぉっっっ!!!』
スターが、腰を下ろす。
毛の一つもない、美しい肌の裂け目を指で開くと、桜色の粘膜でジャインキングの分身を…
『…んっ♡』
『ぐっ、あああああぁぁぁぁ…』
スターが、腰を上下に動かし始める。
『んっ♥ んっ♥ あんっ♥』
『やっ、やめっ、あっ、うっ…』
膨らみかけのおっぱいが揺れる。育ちかけの乳首が、つんと尖る。
『…んあっ♥♥』
温かな穴の中で、ジャインキングが一段と膨れ上がった。反対に、身体のそれ以外の部分が縮んでいく。
『やめてくれ…このままでは、我は…消えて』
『消えないよ…ぁんっ♥』
つるりとした陰唇が、きゅっと竦む。とろとろの肉壁が、ジャインキングを締め上げる。
『全部…受け入れるから…だからっ♥ ああっ♥』
腰の動きが早くなっていく。
『あっ、ああっ、あああっ…ああっ!!』
『光もっ♥ 陰もっ♥ 善も悪もっ♥ 全部ぜんぶ、一緒にっ♥♥』
ジャインキングが、叫んだ。
『うっ…あああああああっっっ!!!』
スターの膣内に、虹色の濁流が勢いよく流れ込む。それを、一滴たりとも零すことなく、自らの胎内に受け入れる。
『あっ…やっ…いやだっ…ああっ…ああ…ぁ…』
崩れ行くジャインキング。目も口も無い、それでも明らかに怯えに染まったその顔に、そっとキスをして…
『スター・ファーティライズ』
…
結晶の城の頂上。屋根の上に掲げられた、光を失った大きな宝石に向かって、せいりゅうはペンダントを掲げた。
ペンダントから緑の光が迸り、宝石に吸い込まれる。
やがて、宝石は鮮やかな緑色に輝き始めた。
「スタースパークルが…元に戻った」
せいりゅうは、ほとんど壊れてしまった広間へと戻った。
…
「これで…終わったんだな」
「あああ…あんな大勢の前で、あたしたち、何てことを…」
「…お待たせ!」
戻ってきたせいりゅうは、ぼうっと立って呟いている蘭と、真っ赤な顔で縮こまる葉月の間に降り立った。
彼らの前で、しんりゅうが首をもたげた。
「ジャインキング…強大な存在は、スタースパークルの一つとなった」
「それは、大丈夫なの?」
「うむ…我らがこの地に根を張る遥か昔から、スタースパークルは在った。そうして、あらゆるもの…生と死、天と地、光と影、そして善と悪…あらゆるものを受け入れて、糧としてきた。それはまさしく、『星』であった」
「…」
しんりゅうが、咆哮した。それは大音量ではあったが、耳障りでなく、むしろ歌うような優しい声であった。
「…勇者たちよ。この地を取り戻してくれたこと、礼を言う。星の力を我がものとし、邪悪さえその身に受け入れてみせた。ワシは、そなたらに託してよかった」
「ど、どうも」
「…あの」
葉月は、せいりゅうをちらりと見た。それからしんりゅうに向かって、言った。
「しんりゅう王に…『お義父さん』に、お願いがあります!」
「…ほう?」
しんりゅうが、目を細めた。葉月は続けようとしたが、急に緊張したのか、歯をカチカチと鳴らしたまま黙り込んでしまった。
代わりに、せいりゅうが引き継いだ。
「…父上に、お願いがあるんだ」
「言ってみよ」
「父上…」
安価下1〜3でコンマ最大 何と言う?
せいりゅうの身体が、青い光に包まれ…やがてそこには、青い髪の美少年が立っていた。
「…その姿でワシの前に立つとは、どういう風の吹き回しかな?」
「スパークルリーフ…柊葉月は、ぼくがあの世界で初めて出会った人間なんだ」
「えっ? そうだったのか」
「蘭、詳しいことは後で説明するから。…この人は、多くの困難を抱えていた。自分で自分を、好きになれなかった」
「…」
じっと、息子を見つめるしんりゅう。葉月が、俯く。
「でもスタースパークルは、そんな彼女を選んだんだ。戦いの中で、大変なこともあったけど…葉月は、大きくなった。強くなった。自分で自分を、好きになれた! そして」
小さく頬を赤らめ、続ける。
「…ぼくのことも、好きになってくれた」
「せいりゅう…」
せいりゅうは、真っ直ぐに父を見た。
「難しいことは分かってる。住んでる世界が違うからね。でも、ぼくは諦めない! …ぼくは、葉月を妻にする!!」
「!!」
周囲がどよめいた。
しんりゅうは足を震わせながら、それでもしっかりと立つ2人を見つめ…おもむろに、蘭とゼプラの方を見た。
「…そちらは良いのか?」
「! …私は、こうして陛下に見えるほどの身でもないが…」
小さなシマウマから、銀髪の男へと変わる。
「…ましてイーンジャに囚われ、ジャインキングの配下となっていたような、不甲斐ない男だ」
「おい、そういうことを聞きたいんじゃないだろ」
「待ってくれ、蘭。…だが、スパークルフラッシュ…早川蘭は、そんな私を赦してくれた。そして愛してくれた。私は、彼女に応えたい。…私は、蘭を愛している!」
「よろしい」
しんりゅうは、頷いた。
「…だが」
太い喉を唸らせながら、問いかける。
「ゼプラはともかく、せいりゅうよ。お前はこの国の王子。いずれワシの跡を継いで、この国を治める身。対してこの少女にも、元の世界での暮らしがあろう」
「スタースパークルが戻った今なら、ワープゲートが使えるよ」
「だが迂闊に開けば、ジャインキングのような敵の侵入を許そうぞ」
「っ…あの世界は…凄かった。スタースパークルを、自分たちで作ってたんだ」
「ほう」
「でも、使い方までは分かってなかった。だから、この世界と交流して、そしたら、きっと」
「その辺りは、ニューモン伯爵に一任しよう。彼の方が適任ゆえに」
「そ、そんな…」
へなへなと膝を突くせいりゅう。葉月の目に、涙が浮かぶ。
しんりゅうはそんな彼らに、問うた。
「…それでも…無理と知ってなお、お前たちを突き動かすものは、何だ?」
「…愛」
ぽつり、葉月が呟いた。
「そう…愛! あたしは、せいりゅうを!」
「愛!」
しんりゅうが、声を張り上げた。
「愛とは…何だ? それほどまでに、大切なものか? …この神竜に、説いてみせよ!」
安価下1〜5 愛とは何だ?
今日はこの辺で
次が最終回だと思う
安価下
あと3つ
あといっこ
『Bawdy Beast Simulator』
愛とは。
パワー。一人では手にできない、困難を乗り越える力。この世で一番強く、そして一番優しい力。
全ての源。躊躇いを捨て、心を突き動かす源。
「…それだけか」
「…」
せいりゅうと葉月の言葉を最後まで聞いて、しんりゅうが言った。
「足りぬ」
「! そんな」
「お義父さん…お願い」
「故に!」
しんりゅうは、せいりゅうと葉月、ゼプラと蘭を順に見て、そして言った。
「…学んでくるのだ」
「えっ?」
「共に生き、愛が何たるか、学ぶがよい。それは容易い道ではないだろう。命尽きるまでに、果たせるかどうかも分からぬ問いだ。だが」
しんりゅうが、目を細めた。
「陰を疎まず、邪悪から目を逸らさず、ジャインキングすらその身に受け入れた…お前たちなら、必ず果たせると信じておるぞ」
「…父さん」
せいりゅうの姿が、竜に戻る。その姿で、彼は頭を下げた。
背後に、虹色の裂け目が出現する。
「必ず…帰ってくるよ。愛を学んで、そしてこの国の王に相応しい存在になって…」
「あたしも…せいりゅうを、助けます」
「オレも、あんたの実家に行った方が良いかな?」
「う、うむ…それは、蘭がもう少し大きくなってからで良いだろう」
「じゃあ…行こう!」
ワープゲートをくぐり、元の世界…蘭と葉月の生まれた世界へと、向かった。
…
「今日からこのクラスでお世話になります。星 竜太です」
青髪の美少年が、丁寧にお辞儀する。
「…星くんっていうんだ。結構可愛い顔してるね」
「えっ? そ、そうかしら」
斜め前の席の女子に言われて、葉月はしどろもどろに答える。
「…柊さんの隣に席を用意したから、最初はそこを使ってくれ」
「はい」
星竜太…せいりゅうが、葉月の隣に座る。
「よかったね、葉月」
「な、何がよ!?」
「よろしくね、柊さん」
「っ!!」
とぼけたふりをして、にっこり微笑むせいりゅう。葉月は顔を真っ赤にしながら、小さく頷いた。
「…ひゃい」
…
「聞いた? 今度、新しく来たALTの先生」
「さっきすれ違った。すっっっっごい、イケメンだった!」
「ね、次は英語でしょ? うちのクラスにも来るんじゃ」
「はーい、席について! 今日は、新しい先生を紹介するわ」
忽ち、教室に黄色い声が響いた。
英語の教師に促されて、ストライブシャツを来た銀髪の青年は、英語で挨拶を始めた。
「Good morning, everyone. My name is Zepra McKinley」
「…アイツ、いつの間に英語なんて勉強してたのかよ」
窓際の席で、蘭は面白く無さそうに呟いた。
「大体何だよ、あんなにキャーキャー言われて…」
「…so I want to know about you. Please introduce yourself for me. First...」
青年と…ゼプラと、目が合った。
彼は、ニヤッと笑った。
「…蘭」
「っ、あんの野郎…」
羨望と嫉妬の眼差しの中、蘭は立ち上がった。そうして、下手くそな英語で自己紹介を始めたのであった。
…
「…うむ、制御系はこれで良いでしょう」
松葉杖を突いた、太った男が頷く。彼の周りでは、研究員や警察官がメモを取ったり図面を描いたりしている。
「しかし、やはりここはバックアップのため、ワガハイの発明したライフコンバートシステムを」
「やめなさいっ!」
「あ゛痛っ!?」
藍色の狼が、彼のお尻に噛み付いた。
「冗談じゃないわよ、あんなもの…」
「むぅ…チャージ手段はともかく、汎用性と安全性に関しては折り紙付きだと言うのに…」
「汎用性は認めるけど、アレのどこが安全なのよ。…ケーサツさんも、この太っちょの言うことを鵜呑みにしちゃ駄目よ」
…
…
小さな台座に、青い懐中時計を置くと、四方から銀色の壁がせり上がり、時計を覆った。更に次々と壁がせり上がり、時計を何重にも囲んでいく。
箱が50cm四方ほどになると、それはするすると台座の中へと引っ込んでいった。
「…これで、メイジークロックは簡単には取り出せなくなった」
「…」
「イーンジャのような敵が現れない限り、もう使われることは無いだろう」
「…っ」
朱音は黙って、鷹栖に抱きついた。
「もう…戦わなくていい。もし敵が現れても、ニューモン伯爵を始め技術チームが、もっと効率的なシステムを作ってくれるだろう」
「…お父さん」
父のお腹に顔をうずめながら、朱音が呟いた。
「わたし…メイジーみたいに、なれたかな」
「ああ」
鷹栖は、黒髪を撫でた。
「なれたとも。強くて可愛い、魔法少女に」
「…うん!」
朱音は、頷いた。
『Bawdy Beast Simulator』
『Story mode : Happy end』
あなたは見事、故郷を救いました。きっと、国に残れば英雄として、民たちに敬われる存在になれたでしょう。
しかし、あなたはそうしませんでした。
あなたは、自らが見出した少女への愛を選び、故郷を離れる道を選びました。
いずれあなたは、魔法の国の王となるでしょう。その時、あなたの隣に愛する人がいるかどうか。2人で暮らす日々の中で、父の問う『愛』について、見つけられるかどうか。
分かりません。しかし、いつか分かる日が来るでしょう。
彼らの前途に、思いを馳せましょう。幸せな気持ちで…
『Bawdy Beast Simulator』
『Edit mode』
没デザインのコスチュームでの戦闘や、ミニゲームなどが楽しめます。
どんな内容でも取り敢えず安価に書いてもらえれば、>>1が解釈して書きます。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(ミニゲームとだけ書いたら>>1が用意します)
薄い本などでお決まり、イーンジャに敗北した魔法少女が公然の場で辱しめられる
>>751で
安価下 敗北する魔法少女(本編に出たのでも没になったのでも良い)とイーンジャの特徴について
___星竜の戦士、スパークルフラッシュ!」
黒と銀の衣装に身を包んだ、蘭……いや、スパークルフラッシュが、高らかに名乗る。
「悪い奴らは、オレが成敗してやるぜ!」
…
『イィィ…』
「くっ…」
倒れ伏すフラッシュに、触手をくねらせるイーンジャ。初めての戦闘ということもあり、思ったように力が引き出せていない。
衣装は既にボロボロで、胸の時計が光り始めている。腰巻きの下で、スパッツが今にも消えそうになっていた。
安価下 どうする?
『ジャッ!』
「っ!? やっ」
細い虹色の触手が、一斉にフラッシュを襲った。
「やめっ、離せ、離せよぉっ!」
無数の触手が、フラッシュの身体に巻き付いたり、叩いたりしてくる。それぞれの攻撃は弱く、あまり痛くない。
しかし、触手から滲み出る、ぬるぬるとした液体が、フラッシュの身体に張り付いた。
「うぅっ…このっ、このっ! 気持ちわりぃ…あぁっ!」
剥き出しのおへそを撫でられ、フラッシュが息を呑んだ。
安価下 どうする?
触手が、フラッシュの首に巻き付いた。
「ぐっ…がっ!?」
両手で触手を掴み、思わず開けた口に、更に別の触手が入り込んだ。
「ごほっ…あ゛っ…ッッッ!? …っ、んっ、んぐっ」
触手から何かの液体が流れ込む。フラッシュは、それを飲み込んだ。
「ん゛ーっ! んっ、ん゛ーっ!」
触手を掴み、足をばたつかせるフラッシュ。スパッツが完全に消え、露わになった白いお子様パンツのクロッチに、じわりと染みが広がった。
その時
「急げ!」「包囲しろ!」
銃と盾で武装した警官隊が、フラッシュとイーンジャを取り囲んだ。
「!? あ゛ぁっ」
触手が口から抜ける。
フラッシュは喉を押さえながら…もじもじと、脚をすり合わせた。
「はぁっ…んっ♥ な、何だよ、この…んぁっ♥」
安価下 どうする?
「…やっ」
触手が、フラッシュの四肢を絡め取った。
「くそっ! 離せ、離せっ!」
「根本を狙え!」
前列の警官が発砲する。
銃弾が命中すると、触手が一斉に湧き上がった。
「うわあっ!?」
虹色の液体が、警官たちに降り注ぐ。警官が、銃や盾を落としていく。
「はあっ…か、身体が…」「なんだ、これは」「くっ、熱い、ああっ!」
「お、おい…どうしたんだよ…おい」
「…」「…あ」
警官たちと、目が合った。虚ろな目。特殊部隊の分厚いズボンの上からでも分かるほどに…股間が、膨らんでいた。
安価下 どうする?
「っ、あっ…」
触手が、フラッシュの衣装に絡みつき…
「…ああっ!?」
一気に、引きちぎった。
たちまち、ぺったんこの胸や、つるつるの割れ目が露わになる。
「やだっ! 離せ、こんなっ…あぁっ」
脚に巻き付いた触手が動き、裸のお股を大きく広げる。
「おおっ…」「なんという」「み、見ている場合か…っ」
「…ひっ」
薄っすらと開き、ピンクのひだが覗く割れ目に、一際大きな触手が近づく。先端がぼってりと膨らんだ、グロテスクな触手が、割れ目をずり、と擦った。
「や…」
股間に走る、小さな痛み。
フラッシュの身体が、カタカタと震え始めた。そして
「…ぁ」
___ぷしゅ。ぷしゅ。ぷしゅっ。
___じょろろろろ…
割れ目の奥から、黄色いおしっこがアーチを描いて、警官たちの鼻先に降り注いだ。
安価下 どうする?
触手が、フラッシュの四肢を、真横に引っ張った。
「い゛っ」
そして、大きく広げられた膣口に、太い触手を
「…あ゛あ゛あああっっっ!!!?」
一気に、突き入れた。
血の滴る膣穴に、乱暴に触手を出し入れする。
「いだっ! やだっ! あっ、ぎゃっ!」
更に別の触手が、警官たちを捕らえた。
「しまっ」「ああっ!?」
数本の触手が、ある警官のズボンの中に滑り込み、そして液体の影響で勃起したペニスを包み込んだ。
次の瞬間、フラッシュの膣を犯す触手が、更に太くなった。
「ぎゃああぁっっ!!」
「あっ」「うっ」「あぁっ」
更に数人の警官のペニスを、触手が捕らえていく。ペニスに触手が絡みつく度に、フラッシュの中の触手が太さを増していく。
そして
「…うあっ!」
一人の警官が、びくんと震えた。と同時に
「あ、あああっ!!」
フラッシュの膣内で触手がどくんと脈打ち、熱い液体が噴き出した。
「あああっ! 何か、なんか、でたっ! ああっ!」
「うっ」「はあぁっ」「く、うっ!」
堰を切ったように、警官たちが次々に射精する。
触手は精液を吸い上げ、そのままフラッシュの子宮へと流し込む。
「いやだあっ! でてる、あつっ、ああっ!!」
やがて、触手自身が、どくんと脈打った。そして
「あ…あああああっっっ…」
虹色の液体が、どくどくと流れ込む。血まみれの膣口から、精液と粘液がぼたぼたと漏れ出る。
フラッシュが、また失禁した。足元が、尿と精液で洪水になる。
…
力尽きたフラッシュ。触手のイーンジャを小瓶に収めると、ゼプシスはゆっくりと彼女に歩み寄った。
「…スタースパークルは、頂くぞ」
胸の時計を毟り取る。それから彼は、ぐったりと横たわる彼女の身体を、ひょいと抱え上げた。
「丁度良い。この小娘も、頂いていこう。雑魚とはいえ、一度はスタースパークルを受け入れた身だ。何かの役に立つかもしれん」
そこまで言ってから、彼は不意にニヤリと嗤った。
「そうでなくとも…この身体で、愉しむくらいはできるだろうよ」
ゼプシスの身体が虹色の霧に包まれ……消えた。
今日の更新はここまで。
次のシミュレーターの候補は
①ハーレムシミュレーター
②淫獣(真)シミュレーター
③邪教シミュレーター
④悪の女幹部シミュレーター
とか考えてます。
皆さんのご意見をお聞かせください
おつ。
それぞれのシミュレータの世界観を知りたいです。(ファンタジー世界とか現代世界とか、現代でも魔法や怪人の類いが秘匿されているかとか)
>>62+>>79みたいに没コスチュームと没ヒロインみたいな安価もありかな?
>>769 全然アリ ぶっ飛んでたり過度のリョナとか以外なら何でもできるだけ対応します
①色々あって生まれたときからできるだけ多くの子供を作ることが使命として課せられた男の話。広い後宮には世界中から集められた女達が、出身地に分かれて暮らしている。今の所『西洋』『東洋』『南国』『魔物』を考えてるけど意見募って増やすかも
②今度は正真正銘、エロモンスターの話。触手とかサキュバスとか寄生生物とか全部ひっくるめてこれにした。生まれたての弱い状態から、捕食や性交によって成長していく。主人公をどんどん変えてサクサク回していきたい
③舞台は現代もしくはありがちなファンタジー世界。新興宗教の教祖になって、金儲けをしたり、政治を牛耳ったり、女を犯したりする
④このスレとそう変わらない世界観。悪の組織の女性中間管理職になって、ヒーローと戦ったり、上司のご機嫌を取ったりする
4者4様で草
いや草じゃない
女幹部人気ですね
個人的にあんまり殺伐としたのは苦手なので、ゆるエロ世知辛ギャグくらいのノリでも良いですかね?
ちゃう
ほのぼの世知辛ゆるギャグガチエロ
だ
①ハーレムシュミレーター β版
生まれてすぐに、乳母と乳姉弟の少女と共に後宮で暮らす主人公。チュートリアルでは、まだ精通前の主人公を操作して、女性との接し方や行動について学びましょう。
第一部は、精通から間もない10歳前後。同じ年頃の、初潮を迎えたばかりの少女を孕ませるも良し。母親ほどに年の離れた女に抱かれるもよし。
第二部は、体力も性欲も盛りの18歳前後。思うままに後宮の女を押し倒してもいいですが、ここで後宮の外に目を向けることも出来ます。
第三部は、自らの生きる意味を悟った50歳前後。正義も愛も無く、ただ欲望の赴くまま、女たちを孕ませましょう。
②悪の女幹部シミュレーター β版
色々あって悪の組織に入り、幹部にまで上り詰めた主人公。しかし、悪の道は茨の道。正義のヒーローには部下を倒され、ボスからは具体的なアドバイスやフォローもなくお仕置きされるばかり。
ボスのご機嫌を窺い、部下を育成し、時には罰を与えましょう。また、ヒーローにも対処しなければなりません。
また、プライベートも大切。街でタピってインスタで映えを狙ってもいいじゃない。
このどっちかになると思います
今日書くか分からないけど
『Bawdy Beast Simulator』
『Edit mode』
没デザインのコスチュームでの戦闘や、ミニゲームなどが楽しめます。
どんな内容でも取り敢えず安価に書いてもらえれば、>>1が解釈して書きます。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(ミニゲームとだけ書いたら>>1が用意します)
…
魔法少女が、歩き出した。
『ぬんっ! ふんっ!』
ジャインキングが、虹色の弾丸を飛ばして攻撃する。しかし
『…ふふっ』
『何だと!?』
攻撃は、全てスターの肌に吸い込まれて、消えていく。
『陰は、消えない。邪悪は、滅びない…』
ゆっくりと、邪なる陰の王へと歩み寄る。
『こ、これなら…っ!』
右手を刃に変え、斬りつける。しかし、切っ先が膨らみかけの乳房に触れると、滑らかな肌を撫でるように緩慢になり、そして溶けていった。
スターが両腕を広げた。
『やめろ…来るな、く、来るなっ…』
『…でも、受け入れることはできる』
スターが…裸の胸に、ジャインキングの巨体を、抱きしめた。
『あ…ああっ…あぁ…ぁ…』
虹色の身体が急速に溶け、スターの肌に吸い込まれていく。
慎ましくも柔らかな乳房で、崩れかけの頭を包み込む。
『…ぐぅっ…わ、我は…我はぁっ…!』
突然、ジャインキングがスターの身体を突き飛ばした。
『っ!?』
『はぁっ…』
遠く弾かれ、仰向けに倒れるスター。
「おおっ、よく見える」「えっちだ…」「舐めたい」
『はっ…フハハハッ…』
ジャインキングが、倒れるスターに歩み寄る。
『どうやら、一歩及ばなかったようだな。…いや、及ばなかったのは』
巨大な裸の少女を、興奮気味に眺める民衆に目を遣る。
『…お前の救いたかったものども。彼奴等の、救われようという想いだな』
『そ、そんな…』
『ぐっ』
ジャインキングが、マントの胸ぐらを掴み、スターの身体を引き起こした。そのままくるりと、身体を民たちの方へ向ける。
『さあ、見るが良い。これが、お前たちの縋ったもの』
『きゃあっ!?』
太い2本の腕で、スターの両腿を掴んで広げ、そのまま持ち上げた。大きく開かれた、つるつるのお股を腰の辺りまで持ち上げると、ジャインキングの股間から虹色の粘液の滴る棒が、にゅっと突き出てきた。
『やめっ…見ないで…っ!』
『フハハハ…』
肩から、更に2本の腕が生えると、おっぱいを隠そうとするスターの手を掴み、引き剥がした。
開かれた割れ目に、肉棒の先端をあてがう。
『…陰も、邪悪も、受け入れると言ったな』
『あ…あ…』
『受け入れて見せよ!!』
『んああぁぁぁっっっ♥♥♥』
一気に、肉棒を突き入れた。
太い虹色の肉棒が、幼い魔法少女まんこを、乱暴に犯す。
『あっ♥ やんっ♥ やめっ♥』
『はあっ! はっ! ガキのくせに、中々の雌穴だっ!』
ジャインキングの脇腹から、また2本の腕が生えてきて、スターの小さな乳首をぎゅっと抓った。
『んにゃあぁっ♥♥』
ぐにぐにと弄ると、膨らみかけのおっぱいの先端で、桜色の乳首がぷっくりと大きくなった。
ジャインキングが、スターの腰を更に激しく上下させる。
『フフフッ…このような、卑猥な格好…最初から、こうなることが分かっていたのだろう!』
『ちがっ、そんなぁっ♥ んあっ♥』
『さあ…我が闇を…我が、邪悪を…』
『んぎいぃっ』
6本の腕が、スターの身体を強く抱き締める。肉棒が、スターの膣の奥深く、子宮の中まで突き刺さる。
そして
『……呑めっっっ!!』
『んああぁぁぁぁっっっっ♥♥♥♥』
虹色の精液が噴き出す。それは膣と子宮を満たしてもなお溢れること無く、スターの身体に染み渡っていく。
『あっ…♥ あああっ…♥♥ ……あ、ア、アアァァアアア…』
膣だけでなく、スターを抱き締めるジャインキング自身の体も、彼女の身体へ染み込んでいく。
『アアアアア…』
瑞々しい肌が、毒々しい紫へ。虹色の髪が、褪せた灰色へ。
更に、控えめな乳房が見る見るうちに膨らんで、青紫の乳首から粘ついた母乳がにじみ出てきた。つるりとしたお股の割れ目は、縮れて灰色の陰毛に覆われ、しなやかな四肢は骨ばってひょろりと伸びていく。
やがて…2人は、一つになった。
『…これは良い』
スパークルスター…ジャインキングが、呟いた。
『しんりゅうなどという、老いぼれドラゴンなどよりも、ずっと良い…何より』
ひび割れた唇を歪めると、虹色の涎が顎に垂れた。
『…スタースパークルと、一つになった…!』
「…に、逃げろー!」「大変だー!」「うわあっ!?」
『…はあああっっ!!』
黄金のマントが、破れた灰色の翼に変わる。それで空を扇ぐと、巨大な竜巻が幾つも巻き起こり、大地を抉り取った。
飛び散る血と悲鳴の中で、ジャインキングは哄笑した。
『ハッハハハハハッ……さあ…世界を、我のものに!!』
今日の本編更新はここまでにしとこう
…もしかして、ヒロピンしか求められてない?
あと>>781の2択だとどっちが見たい?
安価だけ投げとこ
『Bawdy Beast Simulator』
『Edit mode』
没デザインのコスチュームでの戦闘や、ミニゲームなどが楽しめます。
どんな内容でも取り敢えず安価に書いてもらえれば、>>1が解釈して書きます。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(ミニゲームとだけ書いたら>>1が用意します)
女幹部に一票
期待していたけど本編に無かったシチュエーションを求めた結果かなあ。
ヒロインが敗北したり快楽堕ちからの悪堕ちとか。
あと考えつくシチュエーションは
・せいりゅうやゼプラが恋愛感情を抱かなかった結果、自分たち以外でも発散できるように二人を開発・調教。開発され尽くした葉月と蘭の痴女化エンド。
・重い副作用に襲われてから説明を受ける朱音と父親。ファザコン、ロリコン、大義名分(副作用)、何も起きないはずがなく……
・イーンジャから解放されたダイアルン。しかし、ぼろぼろになった彼女の体に戦う力は残されておらず、ライフガーディアンとなる少女を探すことに。(本編IF。没ヒロインがライフガーディアンとして戦う外伝的シナリオ。主人公達の出番は無い。勝利しても副作用により輪姦シチュ)
・もし、警察が作ったのが別のコスチュームだったら(朱音、没案のヒロインに変身)
暑さでこれくらいしか思いつけない。
すいません。安価はこれで
・イーンジャから解放されたダイアルン。しかし、ぼろぼろになった彼女の体に戦う力は残されておらず、ライフガーディアンとなる少女を探すことに。(ヒロインは>>79)
「…はあっ!」
ベッドから飛び起きた。そして、辺りを見回した。
「ゆ…め…?」
酷い夢だった。最初の戦いでイーンジャにやられ、捕まって…
「…っ」
汗みずくの身体を、ぎゅっと抱く。そうして、蘭は弱々しく呼びかけた。
「ゼプラ? …ゼプラー…」
返事がない。そう言えば、彼はこの時間には、もう学校に出ていた。一緒の家から出てくるところを、誰にも見られてはいけないからだ。
「…はぁ」
震える身体をタオルで拭いて、制服に着替える。朝食も喉を通らないまま、蘭は学校に向かった。
…
その日、蘭のクラスは英語の授業がなかった。隣のクラスではあったようだが、ゼプラは来ていなかった。
故に、昼休みの廊下でゼプラとすれ違ったとき、蘭は泣きながらその場に座り込んだ。
「ど、どうした!?」
慌てて駆け寄ってくるゼプラ。
「…あ、ダイジョウブ、センセイ、保健室連レテ行ク」
わざとらしく片言の日本語で、集まってきた生徒たちに釘を刺すと、彼は蘭の肩を抱いて歩き出した。
他の生徒がいなくなった瞬間、蘭はゼプラの服の袖を掴んで引っ張った。
「うん? …うおっ」
階段下の用具倉庫に、彼を引っ張って入る。
埃臭い、真っ暗な部屋の中で、蘭はゼプラの胸に顔をうずめた。
「…どうした、蘭?」
「嫌な夢見た」
「どんな?」
ゼプラは蘭の背中に腕を回すと、優しく問いかけた。
「初めての戦いで、イーンジャにやられて…身体を、めちゃくちゃにされて…」
すすり泣く蘭。ゼプラは、その頭を撫でた。
「辛かったな。私が、その場にいれば良かった」
「…でも」
蘭は、ちらりと顔を上げ、ゼプラの方を見た。
「その後は、ゼプシスに連れて行かれた」
「…それは、まあ」
ゼプラは苦笑いすると、蘭の顎を指で持ち上げ、そのままキスした。
蘭が、噛み付くように彼の唇に吸い付いた。
「んっ、ん…♥」
毟るようにシャツのボタンを外す。ゼプラも、蘭のブラウスを脱がせ、スポーツブラをずり上げた。
最近、ようやく膨らみ始めたおっぱいを手のひらで包むと、甘い声が漏れた。
「ぁ…っ♥」
「外に聞こえるぞ」
「っ!」
慌てて手で口を塞ぐ蘭。ゼプラは、そんな彼女の乳首を唇で吸った。
「っ♥ っっっ〜〜♥♥」
必死に声を押し殺しながらも、負けじとゼプラのズボンに手をかける。ベルトを外し、ファスナーを下ろす。勃ち上がった肉棒を掴むと、上下に扱いた。
「はやくっ、いれてっ…♥」
「はあっ…」
スカートに手を入れ、短パンとショーツを一緒に引き下ろす。掴んだペニスの先端でスカートの中を探ると、熱く火照った穴に当たった。
「挿れるぞ…っ」
「んっ、ぁっ♥」
奥まで挿入るのも待たず、2人は唇を重ねた。
「んっ♥ んむぅっ♥ んちゅ、ちゅうぅっ♥」
舌を絡めながら、激しく腰を振る。嬌声が漏れないように、お互いに頭を掴み、唇を押し付け合う。
「んぅ♥ っ♥ ん、む、んっ♥」
「っっ…!」
ゼプラが、達した。噴き出す子種を、幼い膣穴が貪欲に搾り取る。
腰は止まらない。
「っ、うっ、っ」
「っ♥ んっ♥ っぷぁ、はぁっ…んむぅっ♥」
唇を擦り合わせ、歯茎を舐め、唾液を啜る。繋がった性器の隙間から溢れる汁は、床に垂れ流し。
「っは、また出るっ」
「んんんぅっっっ……♥♥♥」
たぷたぷの子宮に、更に射精。
「んぁ…おなか、いっぱい…」
「はぁっ、蘭…んっ」
「むっ、んんぅ…♥」
ひとしきり唇を吸い合うと…また、腰が動き始めた。
…
「…夢の中でも」
午後の始業を知らせる鐘の中、ゼプラが呟いた。
「最後は、私だったんだな」
「…だったら何だよ」
「…少し、嬉しかったぞ」
「…ばか」
蘭は、ゼプラの胸にそっと頭突きした。
「ところで…」
ゼプラが、おずおずと言う。
「そろそろ抜かないと」
「やだ。抜いたら零れる」
「そうは言っても、いい加減にここを出ないと。また人が来たら、いよいよ出られなくなる」
「放課後になったら、誰もいなくなるだろ」
「午後も授業が…それに、放課後までずっと、こうしている気か?」
蘭は何も言わず、じっとゼプラの顔を見つめた。
それから…ふふっ、と笑った。
「…中ででっかくなってんぞ」
「っ、こ、これは」
蘭が、両脚を彼の腰に巻き付けた。
「放課後までに」
ゼプラの耳元で、囁く。
「何回出せるか、やってみようぜ。一回も抜かないでさ」
「…はぁ」
ゼプラは溜め息を吐くと…蘭の腰を両手で掴んだ。
「後始末、大変なんだからなっ」
「ぁんっ♥」
今日はこの辺で
多数決取る度に均等に割れるのか(困惑)
じゃあこうしよう
女幹部から始めて、1周したらハーレムを始める
女幹部はサクッと進めるつもりだけど、ハーレムは下手したら複数スレに跨る可能性があるので
ていうか明日か明後日から始めようかな。エディットモードもあんまりバリエーション無いし
ただ、1個だけこのスレでやらせて欲しいやつがあるので、それだけ明日終わらせる
テーマは『朱音アフターケア』
ごめんやっぱ女幹部からやるわ
『Bawdy Beast Simulator』
『Edit mode』
没デザインのコスチュームでの戦闘や、ミニゲームなどが楽しめます。
どんな内容でも取り敢えず安価に書いてもらえれば、>>1が解釈して書きます。
『朱音アフターケア』
パトカーに先導された、黒塗りの高級車が猛スピードで走る。
後部座席には、鷹栖と、上気した顔で苦しげに息を吐く朱音が乗っていた。
「朱音、もう少しだ」
「はぁっ…はぁっ…」
ニューモニアとの戦闘が、あのような形で終わった後。変身を解除した途端、反動が朱音を襲った。今、彼女の幼い身体には、過剰な生命エネルギーが詰まっており、このままでは命が危ない。
彼女を救うには…
「…着きました」
「うん」
朱音を抱き上げ、車を降りる。
そこは、都内の高級ホテルであった。
フロントの係員は、鷹栖の姿を認めると黙って奥のエレベーターを指した。既にゴンドラが来て、ドアが開いている。ここに来るまでに、予め手配しておいたのだ。
「…」
「はあっ、お父さん…っ」
キュロットスカートのお尻が、じっとりと濡れている。
最上階のスイートルームに着いた。ドアのオートロックが閉まるのも待たず、鷹栖は朱音の服に手をかけた。
スパークルムーンとしての戦いを、朱音は選んだ。その副作用も知った上で。
彼女は……『アフターケア』の相手に、父を選んだ。
安価下 ステージ選択
①ベッド
②ソファ
③お風呂
④その他要記述
「はっ、んっ♥」
「んっ!?」
ベッドに着くのも待たず、朱音が鷹栖にキスをした。小さい、柔らかな唇が、鷹栖の口を這う。
「っ…あ、朱音、ベッドに行こう」
「いや…待てないよ…」
「…」
鷹栖は…朱音を下ろし、Tシャツに手をかけた。
「じゃあ、脱ごうか」
「うん♥」
汗で濡れたTシャツに、キャミソール。じっとりと湿ったキュロットスカートに、白いパンツ。全て脱ぐと、おっぱいもお尻も膨らみ始め。お股の割れ目はつるつる、ぷにぷにのロリボディ。
スーツを脱ぐと、鷹栖の一物は既に臨戦態勢。
「お父さん…早く…♥」
「ああ…」
安価下 どうする?
鷹栖は、廊下に胡座をかいて座ると、朱音の身体を抱き上げて上向きに勃った肉棒の上に下ろした。
「ん、んっ。んっ……んぁっ♥」
「痛く、ないかい…」
「うん…♥」
とろとろに蕩けたロリマンコが、大人ちんちんをずっぽりと呑み込む。きついほどの締め付けが、鷹栖の肉棒を襲う。
肉棒が半分ほど収まると、亀頭が一番奥に着いた。
「あっ♥」
「朱音。…ん」
「ん、ちゅ♥」
唇を重ねながら、ゆっくりと腰を動かす。裸の胸をこすり合わせ、全身を密着させながら、肉棒を出し入れする。
「ん…ふぁ、む…♥ ん、んっ…ぁっ♥」
何度か子宮の入り口をノックされた所で、膣がきゅっと締まった。
「んぁ…お父さん…」
「いつでも、好きなときに…イッていいよ」
「あ…あ、あっ♥ あぁっ♥」
腰を掴み、上下に揺する。朱音が、虚ろな目で鷹栖の顔を見つめる。動き始めてもいない、赤ちゃんの部屋を揺すられる度に、甘い息が漏れる。
「あ♥ あ♥ あ…♥♥」
半開きの口を、鷹栖が口で塞ぐ。
朱音が、父の身体にきつく抱きつき、膣肉も父にぎゅっと抱きついた。
「っっっ〜〜〜♥♥♥」
安価下 どうする?
ねる
鷹栖は、まだ絶頂の余韻に浸る朱音を抱えて、ソファまでやって来た。
テーブルの上に、録画機能をオンにしたスマートフォンを立てかけると、ソファに座って朱音を膝に載せた。
「ほら、見てご覧」
「ん…」
小さなおっぱいを手のひらで揉みながら、鷹栖がカメラを指す。
「や、やだっ…♥」
「可愛いところ、いっぱい撮ろうね」
そう言うと朱音の身体をカメラに向け、軽く持ち上げた。そして、まだ勃起したペニスの上に、ゆっくりと下ろした。
「あ、あ、あっ…♥」
細い脚を掴んで、大きく広げる。そのまま、鷹栖は立ち上がった。
「や、らっ♥」
朱音が後ろ手に、鷹栖の首にしがみつく。おっぱいもおまんこも隠せずに、幼い身体がカメラに収められていく。
「やぁっ♥ 恥ずかしい、お父さっ♥ あっ♥」
全体重が膣の奥にかかる。鷹栖は、小さな体を上下に動かしながら囁く。
「朱音の可愛いおまんこが、お父さんのをちゅっちゅしてるよ。偉い偉い…」
「やぁ…♥ ちゅっちゅしてるの、お父さんのっ♥ ……っっっ♥♥」
声も出せずに、朱音がまたイった。
安価下 どうする?
「じゅっ、じゅるるるるっ、ちゅぅーっ…♥」
「そう、裏をしっかり舐めてね」
片手で朱音の頭を撫でながら、もう片方の手でスマートフォンで撮影。朱音は赤いほっぺたを歪ませて、父のペニスを吸ったり舐め回していた。
「じゅるっ、ちゅるっ♥ ちぅー……っ♥ ちゅっ♥」
愛らしい少女の顔が、見る影もない。鷹栖はしっかりと録画しながら、娘に注文を付けていく。
「先っぽ、付け根、つなぎ目…そうそう、上手上手…」
「れろれろちゅっ♥ はみっ♥ ちゅぅっ♥」
「はぁっ…そろそろ、出そうだ…」
「! っは」
朱音はペニスを吐き出すと、竿を両手で掴んで亀頭を舌先でちろちろと舐め始めた。
「出すぞ…朱音、こっちこっち」
「んっ♥」
カメラを向けると、朱音がレンズの方を向いた。亀頭を舐めながら、カメラに向かって両手でピース。
「…うっ」
「んっ…♥♥」
勢いよく噴き出す精液を顔に浴びながら、朱音は喉を鳴らした。
…
「ちゅぅぅー……♥♥」
「ああ、おまんこの外に出してしまった」
尿道に残った子種を吸う朱音。鷹栖は、ソファに沈んで溜息を吐いた。
朱音は、まだ顔が赤く、息も荒い。
「膣内射精しないと、解決しないのに…いや、それはそれでどうなんだという話だが」
「…んくっ」
吸い上げた精液を呑み込むと、朱音が彼の膝の上に乗ってきた。
「お父さん…もっと…♥」
すらりとした、それでいて柔らかい太腿が、鷹栖の一物にのしかかる。ひんやりとした刺激に、萎えていた肉棒がまた硬くなってくる。
「…ああ」
鷹栖は、小さな、そして淫らな朱音の身体に、そっと腕を回した。
今日はこの辺で。
やあ。とっくに完結した前のスレを使うけど、荒らしとかじゃないから安心してほしい。
ハーレムシミュレーターは、第3部をエディットモードみたいにする予定なので、そろそろ次のシミュレーターの話がしたいんだ
今考えてるのは
①邪教シミュレーター:新興宗教の教祖になる
②デスゲームシミュレーター:デスゲームを主催して、参加者に無理難題を課す
③すそはらいシミュレーター:『つぐもも』って漫画知ってる?あれのオリキャラを作ってあまそぎと戦ったり霊交接したり霊交接したりする
他にも意見とかあったら書き込んでほしい。どうせ埋まらないと過去ログ行かないし
珍しく邪教一強になったな
やろうと思えば信者獲得とか政界進出とか色々ゲーム的な要素は増やせるけどどのくらいが良いかな
正直めんどくさいのはあんまりできないかもだけど
ゲーム性は薄いほうがよさげかな
むしろガチかエンジョイかを安価で決めて、展開をコンマで決める基本方針は変わらないかな
ガチなら結果にバフかかるけど行動が制限されるとか、エンジョイなら行動に制限ない(信者に禁欲を強制して自分はセックス三昧とか)けどカリスマが下がるとか
どんなことがしたいか予め聞きたい
複数動かすとかめんどすぎる(思考停止)
幹部案は流石に募集するけど、モブもいっぱい使う方向でいきたい
そういえば、変わり種だけどBBSシミュレーターというのも考えてた
いやここBBSやんけって思うだろうけど、そういうのじゃなくて架空の世界のBBSという設定で、>>1が投げたお題に従って掲示板の住人を演じて書き込んでもらうという、ある種全員参加型の大喜利みたいな感じ
ちなみに上で出てた売春シミュレーターって、どっち側のシミュレーター?
つまり娼婦シミュレーターか、忘八シミュレーターか
BBSシミュレーターなら何かと並行でも行けそうかも
お題も安価で募ってもいいし
つぐもも読んでるとすそはらいシミュレーター欲が高まるわね…扱い切れる気しないけど
近いうちにBBSシミュレーターを立てるかも。>>1はさわりだけ書いて、後は皆さんに任せる形で
ぼちぼち次のが近付いてきました
今の所邪教ってことでいいかな
個人的には、またロリコンが書きたいというか、ジュニアアイドルのIV撮影みたいなことがしたい気もある
まあ読む人が見たいのが一番
一応、最有力が邪教ってことを踏まえて、現在>>1が書けそうな候補は
①邪教シミュレーター:新興宗教の教祖になる
②デスゲームシミュレーター:デスゲームを主催して、参加者に無理難題を課す
③すそはらいシミュレーター:『つぐもも』って漫画知ってる?あれのオリキャラを作ってあまそぎと戦ったり霊交接したり霊交接したり霊交接したりする
④売春シミュレーター:自他問わず身体を売って金を稼ぐ。最近、アリスソフトからそんなん出たな
⑤ロリコンシミュレーター 〜Petit Tomato edition:撮影特化型ロリコンシミュレーター。モデルの少女に色々要求して撮影したり、こっそり手を出したり
BBSは考えれば考えるほど盛り上がらない未来しか見えないので没だ
(アスラ全然好き勝手してないし、ハーレムとは違う趣向で行けると思う)
土曜日ぐらいに邪教やると思う
普通にやるとこうなる
過激派がやたら推されてたので、黒幕に使わせてもらっただけで、元々は悪い大臣とかにやらせる予定だった
最初にヘンリと会った後、彼の案内で後宮の外へ出るかどうかが英雄ルートへの最初の分岐。結局最後まで出なかった
オリエズマ北岸以外ではバルバスから外に出るルートもあった。アルが竜の山に言及したのがそれ
別に玉璽引かなくてもあと1週間大陸に滞在してれば、クリストラがヤバいから戻らないほうが良いという情報が入ってきてた
あまりにも綺麗に〆られたからもう同じ題では書けないと思ってきたけど、最近また淫獣で何かやりたい欲が出てきたわね
今度はまどマギ系の容赦ない感じで
どっちにしても、おーぷんでやってるスレに目処付けてからになるけど
・SAN値直葬いあいあ系魔法少女
・軍事組織化された魔法少女
みたいなアイデアがある …非安価でやれって? うーん…
2周目は敵も安価で決めたいとかあります?
じゃあいつもの見切り発車だ
重くならないように気をつける
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