テキサス「…」ゴソゴソ
テキサス「…」パクッ
テキサス「…」モグモグ
テキサス「ドクター、疲れたのか?チョコとコーヒー、どっちがいい?」
ドクター「…」
テキサス「…こう?」ピコピコ
ドクター「カワイイ」
アーミヤ「…」
注意書き
・アークナイツSSです
・キャラ崩壊注意!語尾とか!ムズイ!
・テキサスがドクターに少しデレてるSSの予定です
・PRTSは少し独自解釈入ってます
・クロージャも少し独自解釈入ってます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1606121943
テキサス「…ドクター、私の耳はそんなにピコピコしてる?自分ではあまり動かしている気はないけど…」
ドクター「確かにロドスにいるときはそこまでじゃないけど、外で任務中の時は結構ピコピコしてるぞ。周囲の音に対して注意を向けているからか?」
テキサス「周囲の状況を探るのに、音を聞くのも有効だ。確かに、聞き漏らさないよう耳を立ててはいる」
ドクター「さすが、ペンギン急便が誇る駐在連絡員だ。頼りになる」
テキサス「無論だ。…そして今は、ロドスの先鋒オペレーターでもある」
ドクター「フフッ、そうだったな」
テキサス「…ふん」ピコピコ
ドクター「(照れても少し動くのか?)カワイイ」
テキサス「…あまりカワイイカワイイと言わないでくれ。流石に恥ずかしい…」
ドクター「分かった、悪かったよ、今度からこの熱い思いは胸に秘めておくことにする」
テキサス「…そうしてくれ」ハァ
アーミヤ「ドクター、ドクター」クイクイ
ドクター「どうした?アーミヤ」
アーミヤ「ドクター、ここにもピコピコする耳がありますよ」ピコピコ
ドクター「ああああもうアーミヤは可愛いなあ!!よしよし、可愛い可愛い!」ナデナデ
アーミヤ「えへへ…///」
テキサス「全く…」
バーン!
エクシア「やっほー!遊びに来たよ!テキサスはちゃんと秘書のお仕事してるー?」
テキサス「ドクターの身辺警護なら問題ない。まあロドスにいるときはそう厄介も起きないだろうが…」
エクシア「特にドクターの周りは厳重だしね!」
部屋の陰や天井裏「…」
テキサス「そうだな。…エクシア、暇なら書類仕事を手伝っていってくれ」
エクシア「あー、そっち面での救済が必要かー。まーいいよ、了解!」
エクシア「で、仕事を預かる前に、…我らがリーダーはどうしてアーミヤを猫っかわいがりしてるのかな?」
ドクター「アーミヤは可愛いなぁ!!」ナデナデ
アーミヤ「えへへ…///」
テキサス「ドクター、その辺にしておけ。まだ書類も作戦立案も山のように残っている」
ドクター「うっ!…そうだな」ピタッ
アーミヤ「ドクター…」ウルウル
ドクター「アーミヤを膝の上に乗せて仕事をしても?」
テキサス「分かった。がんばれ。コーヒーを入れてくる」
アーミヤ「ドクター!」ヒシッ
ドクター「よしよし」ナデナデ
エクシア「ねーねーリーダー、すごいダダ甘じゃん。どうしたの?」
ドクター「アーミヤがな、耳をピコピコしてくれたんだよ」
エクシア「それはメロメロだね」
ドクター「話が分かるな。元々はテキサスの耳がピコピコしててカワイイという話だったんだけど」
エクシア「リーダー、やっぱり流石だね!確かにテキサスが耳をピコピコさせてるところはチョー!キュート!戦場で目を奪われること幾星霜だよ!」
ドクター「やっぱそうだよな!カワイイよな!」
エクシア「うんうん!カワイイよ!」
テキサス「あまりバカな話をしてないで、仕事を片付けてくれ。コーヒーだ」コトッ
ドクター「あぁ、ありがとう、テキサス」
エクシア「あたしの分も?サンキュ!いや、でもリーダーの視点は慧眼だよテキサス。流石ロドスの指揮官!テキサスのピコピコしてる耳は!カワイイ!カワイイよ!」
テキサス「本当に、戦闘中にどこを見ているんだ二人とも…。エクシア、この書類の内容をチェックしてくれ。一先ずドクターでなきゃ処理できないものと、余所で処理できるもので分ける」
エクシア「えー?それってもしかして、いろんな部署から『面倒くさいからドクターに決済してもらおう』って回ってきてるような書類じゃないの?素直に受け取ってくれるかなー?」
テキサス「もしそうだとしても、突き返しておくことには意味がある。やられてばかりではないとな。それに、実際はそうではない。この状況は単純にドクターの人柄だ。書類の作り方や出し方が分からないオペレーターが、ドクターを頼っているんだ」
エクシア「あー、それを無碍にしちゃうのは、確かに忍びないね。書類がこれだけあるのはそういうことか」
テキサス「そうだ。いずれドクター周りの流れは整理する必要があるが、それは私達の仕事ではない」チラッ
アーミヤ「~♪」
エクシア「なるほどね。じゃあ今はこの量を捌くことが大事なわけだ」
テキサス「そうだ」
エクシア「んー、じゃあある程度種類別で分けとくかなー。任務了解!」
テキサス「任せたぞ」
ドクター「テキサス」
テキサス「どうした、ドクター。手を動かせ」
ドクター「コーヒー旨い。ありがとう」
テキサス「フッ…、それは良かった」
ドクター「あと、エクシアにはカワイイって言われてもいいのか?」
テキサス「…別枠だ。数に入らない」
エクシア「えっ?何?ドクターに言われるのはダメなの?」
テキサス「ダメだ。…少し、気恥ずかしい」
エクシア「えっ、やばい、キュン死しそう」キュン
ドクター「えっ、どうしよう俺も」キュン
ラップランド「…」チーン
テキサス「いつからそこにいたんだ…?」
ドクター「医療チーム!医療チームはどこだ!ラップランドが!」
アーミヤ「今ワルファリンさんを呼びました」
ドクター「よくやったアーミヤ!」
ラップランド「…っははは、全く、ドクターといるとテキサスの新たな一面がどんどん知れるね…!」
ドクター「あっ、復活した」
ラップランド「ワルファリン医師はちょっとね…」
アーミヤ「帰ってもらいました」
ドクター「よくやったアーミヤ」ナデナデ
アーミヤ「えへへ…///」
ドンドン!ドンドン!
???「急患がいると聞いたんだが、もう大丈夫とはどういうことだ!?少しだけでも確認させてもらいたいと思うが!?おい!ここを開けてくれ!あっ、待ってくれ!違う、妾は病人を診に来ただけで、あ、嫌だ、は、離してくれー!!!」ズルズルズル
ラップランド「ドクター、テキサスは私服もカワイイよ。ほら、この写真を」
エクシア「あーこれはこないだ休暇を取った時の写真だね!ほら、この隣にいるのが私!」
ドクター「どれどれ…」
テキサス「いつこんなものを撮っていたんだ」バシッ
ラップランド「あぁ!ボクの秘蔵のテキサス写真が!」
ドクター「テキサス、その写真を俺も見たいんだが」
テキサス「ダメだ」カチッシュボッ
エクシア「燃えちった…」
ドクター(ラップランド…後でデータを…)
ラップランド(フフッ、怖いもの知らずだねドクター…)
テキサス「ラップランド、私的な利用に限り黙認しているが、その範囲を超えるなら…」
ラップランド「悪いね、ドクター。ボクはこれでお暇させてもらうよ。体には十分気を付けるんだよ」
ドクター「あぁ…分かった…」ガックリ
ラップランド「じゃあね、テキサス、みんな。その調子で頑張ってね」
テキサス「早く行け」
バタン
ドクター「俺も…テキサスの私服姿…見たかったな…」
テキサス「諦めろ。…それにまあ、休暇に会えたら見る機会はある」
ドクター「じゃあ次の休日はテキサスとデートかな」
エクシア「え、あたしも行きたい!」
アーミヤ「わ、私も予定を確認して、行きます!」
テキサス「私はまだ了承してないけど…。まあいいか」
ドクター「よし!そしたら休暇を目指して日々の仕事を頑張りますかねー」
~少し後~
バン!
ブレイズ「作戦行動が終わったから報告に来たよー!結果から言うと何の問題もなく終わったから今日はもうお酒飲むよー!以上!」
ドクター「あぁ、PRTSから確認してた。了解、お疲れ。ほどほどにな」
ブレイズ「はいはい。…あれー?ウサギちゃんがドクターの膝の上にいるー!いいなードクター!ねね!ほらほら私の膝の上にもおいでよー!」
アーミヤ「ブレイズさんは無理やりぎゅむぎゅむするから遠慮しておきます」
ブレイズ「えーそんなこと言っちゃってー!ほらつーかまえたー♪えへへ~」ヒョイッ
アーミヤ「あっ、ブレイズさん、高いです、もうっ!」
エクシア「アーミヤが鳥になったみたいだねー」
テキサス「エクシア、手を動かせ」サッサッ
エクシア「私が押印担当になればよかったなー。内容を読んで分別するのはめんどくさい…」
ブレイズ「私は書類仕事自体イヤっ!ずっとこうしてウサギちゃんを抱えていたい~ぎゅ~!」
エクシア「いいな~、アーミヤ、次は私のところにおいでよ~」
アーミヤ「ブレイジュしゃんっ、おりょしへくらはい!」
ドクター「ブレイズ、そろそろ降ろしてやってくれ」
ブレイズ「ぶーぶー!そうやって君ばっかりアーミヤちゃんの人気を獲得していくんだ!ずるいー!…でもまぁやわらかほっぺも十分堪能したし、今日はこんなところかな」
アーミヤ「ぷはぁ、もう、ブレイズさんはもう少し、力を使わないコミュニケーションを取ってください…」ススス
エクシア「あぁ、アーミヤ、こっちに来てくれてもいいのに…」
アーミヤ「エクシアさんも、今はご遠慮させていただきます」
ドクター「それで俺の膝の上か」
アーミヤ「ここが、一番落ち着きます」
ブレイズ「いいなー、まあ日頃の行いについては考慮の余地があるけどさ。あ、あとドクター、今回の作戦、依頼主の要請で狙撃オペレーターも術死オペレーターもいなかったけど、私とフロストリーフがいなかったらやばかったんだからね!ちゃんと覚えておいてよー?」
ドクター「ドローンが少しは来そうだったから、2人に入ってもらったんだ。助かったよ」
ブレイズ「『流れ弾での周辺環境の破壊は由々しき事態だ…』なんて、もう。今度はあんな奴から契約を受けないでね。どうせ敵のドローンが射撃するんだし、戦闘痕はいくらでも残るんだから!」
ドクター「ロドスの状況によるな。引き続き任務に励んでくれ」
ブレイズ「ふぅ…ま、そうだよね。了解!それでは退室しまーす。またね~アーミヤ~」フリフリ
アーミヤ「はい、ゆっくり休んでくださいね、ブレイズさん」
~また少し後~
コンコン
ドクター「お、今度は控えめなノックだな。どうぞ!」
ソラ「失礼します!」
クロワッサン「旦那さーん、儲かりまっかー!?」
ドクター「ぼちぼちかな。ソラと二人でどうしたんだ?」
クロワッサン「ソラはんはすぐそこでたまたま会うたんや。ウチはこれ!今度ロドスの中で掘り出し物市をやろうっちゅー企画書を持ってきたんや!受け取ってーや」
テキサス「それはアーミヤとドクターに見て貰ったら、購買部に回そう」
クロワッサン「アーミヤはん、旦那さん、よろしゅーお願いしますわ!」
アーミヤ「はい、確認しますね」
ドクター「アーミヤ、もう少し上に上げてもらえるか?そう、それぐらい。ありがとう」
クロワッサン「エクシアはん、ちょっとちょっと」
エクシア「どしたのクロワッサン?」
クロワッサン「なんでアーミヤはんは旦那さんの膝の上に乗ってるん?とうとう椅子になってしもたん?」
エクシア「あれはドクターがアーミヤを可愛がってて、アーミヤがドクターに甘えてるだけだよ。そのまま仕事もしてるし問題もナッシング」
クロワッサン「なんや、とうとう旦那さんが家具として販売されたんかと思ってもーたわ。…ん?お金の匂いがせーへん?」
エクシア「ドクターをダシにするのはさすがに命が危ないって」
クロワッサン「それもそうやな。…殺気がビンビンやし。まあウチも旦那さんにはえらいお世話になっとるから、さすがにジョークやって」
クロワッサン「…まあ値札がついとったら、どうするかっちゅーところやけど(小声)」
部屋の隅や陰「…」
テキサス「ソラもドクターに用か?」
ソラ「え?あ、いや、私はテキサスさんがここで秘書をしてるって聞いたから、お手伝いでもしよっかなーと思って…」
テキサス「時間があるなら、よろしく頼む」
ソラ「はい!よろしく頼まれました!」
テキサス「ソラにはエクシアの手伝いで書類の仕分けをしてもらおう。大まかに分けてあるから、それごとに。ドクターの決済で良さそうなら、私に渡して」
ソラ「わっかりましたー!エクシア、半分預かるからね!」
エクシア「OK!助かるよソラー!」
クロワッサン「お給料出るん?」
テキサス「通常業務の範疇だ。特別手当はない」
クロワッサン「世知辛いわ~」
ドクター「まあクロワッサンにはやることがあるしな。企画書、読んだよ。日程を決めたらこの面積は確保するようにしよう。出店者に要求する出店料だけ考えてくれ」
クロワッサン「あーやっぱそこやねんな。でも机やら機材やら用意すること考えたらこんなもんやと思うんやけどなー」
ドクター「機材関連は…これぐらいでいい。これ、購買部で見積もってるよな?クロージャに相談するよ。その代わり、ドローンを貸すから少しスペースを片づけてから使ってくれないか?」
クロワッサン「サンダークラップでもええ?」
ドクター「勘弁してくれ。使える資材が粗大ごみに早変わりというのは懐が痛い」
クロワッサン「うーん、そうやなぁ…。まぁほかならぬ旦那さんの頼みやし、いっちょ引き受けたるわ!」
ドクター「うん、頼んだ」
アーミヤ「参加者が増えれば、それだけ収益につながります。がんばってください」
クロワッサン「そこが問題やねんな~。どないして人を集めよかな。…とりあえず出店料はこれぐらいでどうやろ?」
ドクター「いいんじゃないか?」
アーミヤ「いいと思います」
ドクター「じゃあこれで修正印ということで購買部に持って行ってくれ。その時クロージャにこれも渡せば、機材の金額も見てくれるはずだ」
クロワッサン「なんなん?区画要求書とメモ?…『B303区画を整理して発電所にするからこの金額で機材を工面してやってくれ』?」
ドクター「クロージャ、ひいてはインフラ整備部から要求書が来てたんだ。発電量が不足してきているから何とかしてくれってね。費用と人がいないからってことで先延ばしてたんだが、ここに来て解決を見たわけだ」
クロワッサン「ははーん、納得したで。旦那さんもえらいお人やなぁ」
ドクター「褒められてるのか…?まあそれに、電力消費量の少なからずはクロージャの趣味も影響してるみたいだから我慢してもらってたんだが、それが解消されるとなれば…」
クロワッサン「たいそう喜んでくれそうやね!」
ドクター「そういうことだ」
クロワッサン「ホンマ助かるわ~!おおきになー旦那さん!」
ドクター「どういたしまして。あとは…そうだな」チラッ
クロワッサン「んんー?」チラッ
ソラ「テキサスさん!こちらの書類に押印をください!」
テキサス「ん、…うん、ありがと」
ソラ「いえ、テキサスさんのためならば!全然です!」
エクシア「気合入ってるね~ソラ」
ソラ「もう、エクシアももう少しなんだから、頑張ってよね!」
ドクター「ソラ、いいか?」
ソラ「どうしたんですか、ドクター?」
ドクター「悪いんだけど、クロワッサンを手伝ってやってくれないか?」
ソラ「え?私がですか!?」
ドクター「あぁ、アイドルソラとして掘り出し物市の広報活動に当たってやってくれ。頼めるか?」
ソラ「そう言われちゃうと、やらないわけにはいかないですね。分かりました!」
ドクター「あぁ、埋め合わせはする」
クロワッサン「ソラはんには熱心なファンも多いし、正直助かるわぁ~。よろしく頼むで!」
ソラ「うん、行こうクロワッサン!テキサスさん、エクシア、ごめんね、また!」
エクシア「こっちはいいよ~行ってらっしゃ~い」フリフリ
テキサス「ドクターの指示だ。異論はない。また」フリフリ
ソラ「はい!ありがとうございます!」
クロワッサン「旦那さん!ホンマおおきになー!みなさんもほなまた!ソラはん、よろしゅーたのむで!」
ガチャ、バタン
アーミヤ「掘り出し物市、良いですね。いろんなオペレーターが関わる、いい機会になるかもしれません」
ドクター「そうだな。物も部屋の肥やしにして捨てられるよりは、また日の目を浴びる機会があった方がいいだろうしな」
アーミヤ「物が流れるように、あまり悲しい思いをする人がいないように、気を付けたいですね」
ドクター「うん。クロワッサンもぬかりないだろうが、こういうのが得意そうな人に声をかけるようにしておこう」
エクシア「ひょえー、中々気を遣うねー、ドクターもアーミヤも」
テキサス「それが二人の職務の一環でもあるし、いいところでもある」
ドクター「ありがとう、テキサス。それにエクシア、アーミヤが言ったみたいにオペレーター同士が繋がるいい機会だと思うから、次につながるようにサポートしたいと思うんだ」
アーミヤ「今回だけで終わらせるのはもったいないと思える、そんなイベントになってほしいですね」
エクシア「なるほどね、まあ私もイベントは楽しむから、任せてね!」
ドクター「分かった。頼もしい」
アーミヤ「ところでドクター、ソラさんへの埋め合わせってどうするんですか?」
ドクター「まあソラのアイドル活動については事務所とペンギン急便の契約に入ってるから、埋め合わせることはないっちゃないんだが…、テキサスとのデートに連れていけるように調整しようかと思うんだが」チラッ
テキサス「ソラが一緒にいる分には、私も別にいい」
エクシア「なんかもうペンギン急便一同みたいになってきたね。クロワッサンとモスティマも頼むよ!リーダー!」
ドクター「ん、そうだな、モスティマは難しいかもしれないが、まあなんとかなるだろ。分かった」
アーミヤ「そうですね、ケルシー先生に少しお願いして、ほかの業務は各オペレーターのスケジュールを調整しましょう」
エクシア「やった、サンキュー!二人とも!」
テキサス「仕事ももう少しでひと段落付きそうだ、頑張ろう」
~少し後~
エクシア「備品発注、訓練室の利用、食堂のメニュー立案、電子機器の操作マニュアル改定、エトセトラエトセトラっと。まあ、こんなところかな!あとはこっちに書類不備っぽいのもまとめて置いておいたから、テキサス、よろしく~」
テキサス「あぁ、助かった、エクシア。承認も一通り済んだ。あとはドクターにも一応見てもらって担当部門や本人に送るだけだな。ドクターはどうだ?」
ドクター「う~ん、俺も今度の作戦の戦術立案はこんなところかな。あとはブリーフィングでメンバーと詰めるよ。俺の担当分の書類は後でチェックしておく。手伝ってくれてありがとうな。みんな」
エクシア「これぐらいお安い御用だよ!」
アーミヤ「ドクター、お疲れ様です」
テキサス「うん、お疲れ様」
エクシア「ところでドクター、次の作戦ってどんなの?見せてよ~」ヒョコッ
ドクター「うおっ!これはダメ!一応閲覧制限がかかるようなものだから、軽々には見せられないの!」ガバッ
エクシア「え~?ケチ~!」
テキサス「権限がないのに内容を見たとばれたら、それこそ処分は免れないぞ。…それにこの状況では言い逃れもできないしな」
アーミヤ「そうですよ、エクシアさん。さすがに私も、見逃せないです」
エクシア「ちぇっー、アーミヤにまで言われちゃったら、諦めるかー。…リーダー、作戦、楽しみにしておくからね!」
ドクター「おうっ!…って、今度の作戦にエクシアが参加するかは、まだ秘密だからな」
エクシア「んーふふっ、了解!」
テキサス「全く…」
アーミヤ「ふふっ…。それでは皆さん、そろそろご飯でも食べに行きませんか?晩御飯にはちょうどいい時間ですし…」
ドクター「そうだな、今日は手伝ってもらった分、みんなの分は俺の奢りだ。どうだ?」
エクシア「やっりー!さっすがリーダー!話が分かるねー!」
テキサス「ありがたくいただくとしよう」
アーミヤ「ドクター、ありがとうございます」
ドクター「よし、…んんっ、コホン。それでは諸君、此度の作戦目標は食堂エリアにおける戦略物資の補給だ。種類、コストは問わん。腹八分目とは言わない、食後のデザートまで全力で楽しんでくれ。以上だ。何か質問は?」
エクシア「はいはい!ウルサス特製アイススイーツはデザートに入りますかっ!?あと、お酒も飲んでもいいですかっ!?」
ドクター「当然デザートにカウントする!飲酒は節度を持って楽しめ、ほかの人に迷惑をかけるんじゃないぞ。あと食堂のメニューにあるものだけとする!裏メニューのビンテージ物は流石にダメだ!」
エクシア「ひゃっほー!愛してるよリーダー!そこまで聞ければOKだよ!パーティーの始まりだー!」
テキサス「十分な報酬だな。出発する」
アーミヤ「分かりました。行動開始します!」
ドクター「諸君の健闘を期待する。出撃!」
三人「「「了解!」」」
エクシア「嵐のように蹂躙してやる!」ダッ
アーミヤ「あっ、エクシアさん待ってください!」タッ
テキサス「…ドクター」
ドクター「どうした?テキサス」
テキサス「ふふっ、いや、何でもない…ことはないな。…ありがとう、ドクター」ピコピコ
ドクター「大したことはしてないさ。こちらこそありがとう、テキサス」
テキサス「まあ、デートも楽しみにしてるから」ピコピコ
ドクター「おう」
アーミヤ「ドクター、テキサスさん、エクシアさんがもう見えませんよ、早く行きましょう!」
ドクター「分かった、アーミヤ、すぐ行く!」
テキサス「それじゃあ、行こうか」ピコピコ
ドクター「…やっぱり、テキサスはカワイイなぁ」
FIN
駄文失礼しました。
書き溜め投下完了なので、これにて終了です。
戦場に置いたテキサスの耳がピコピコしてるのに気づいたとき、とてもトキメキのようなものを感じたのでそれを言葉にできるよう頑張りました。
もっとテキサスとイチャイチャする予定だったはずなのに…これはいったい…。
ドクターのお仕事は書類の決済、オペレーターのスケジュール管理、戦術立案、戦闘指揮etc...なイメージで書きました。
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