【艦これ】究極!!変態提督! (264)
前作のスレは依頼を出している為、新スレ建ての運びとなりました
更新は不定期となります、ごめんなさい
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ある日の鎮守府執務室
男「最近は陸もまた、物騒になってきたもんだねぇ。」
男が目を通すは新聞紙。
叢雲「深海連中が出てきてこの方、物流も死んだもどうぜんだから。」
食料の多くが輸入に頼る日本は海上物流が死ねば後はお定まりのヒャッハーの世界。
一時期は本当に治安が悪化したのだが本来は海上戦力である艦娘を陸上戦力として
限定的に使用する事で暴動等を鎮圧した。
男「組織的物資強奪って。」
新聞の1面記事を見ながらぽつり。
叢雲「最近、農協や漁協の倉庫を襲うのが増えてきているみたい。」
男「食料強奪か。」
大淀「はい。ですが、その件につきましては司令部は人間の仕業にあらずとお考えのようです。」
男「人外とな?」
大淀「えぇ、襲われた倉庫に残された痕跡から深海棲艦達による襲撃と断定しました。」
これは良くない、日本人という民族にとって米はソウルフード。
パンが主食という日本人も増えてはいるが
日本食という食を代表するのは紛れも無く米である。
それを奪うと言うのは宣戦布告に等しい(戦争中ではあるが)。
男「米等を深海棲艦達が奪っていっていると。」
大淀「はい。兵站を直接狙ってくるとは連中も侮れないですね。」
大淀「それで各地の鎮守府へ敵補給部隊。
つまり強奪した物資の奪還と各地の食料倉庫の警護任務が司令部より正式な作戦として発令されました。」
男「あっ、これが発令書ですね。」
大淀「ですね。」
『 敵に強奪された食料を奪還せよ!
敵が米、梅干、海苔、お茶を奪って行った。
各鎮守府は敵補給部隊を殲滅し奪われた物資を取り戻せ! 』
男「取られた物資って、連中はお寿司とかお握りとかでも作るつもりなのかな。」
叢雲「ほんとね。」
大淀「その目的は不明ですが食料を直接狙う狡猾さは見逃せません。」
大淀「ですので、まずは警備を厳重にと思いまして。」
大淀が一枚の地図を見せる。
大淀「こちらの食料庫が次に襲われると考えています。」
提督(なんで襲撃が分かるんだろう?)
叢雲(どうして襲撃が分かるのかしら?)
大淀「黒幕だからです。」
提督 !
叢雲 !
大淀「言ってみたかっただけです。」キリッ
大淀「過去の襲撃ポイントとその行動パターンからの予測に過ぎません。」
大淀「ですが、それなりの精度を持っているとの自信もあります。」
自信ありげに眼鏡をクイッと上に上げる大淀。
知的キャラがやる事により知的、そしてやや悪役っぽく見えるあれである。
男(流石大淀さん。出来る眼鏡キャラ筆頭!)
大淀「警備の人員は如何しましょうか?」
男「そうだね。
戦艦の娘に正規空母の娘が1の駆逐艦娘4のオーソドックスな感じでどうだろうか?」
大淀「硬柔双方に対応できるような形での派遣ですね。」
大淀「提督、流石です。」
男「ありがとうございます。」
叢雲「人選はどうするの?」
男「余所への応援の予定が入っていない娘は誰かな?」
大淀「そうですね。」
大淀がリストを出し、提督とその秘書の叢雲とで人選が打ち合わされていくのだった。
そして迎える派遣当日。
金剛「テイトクー!頑張ってくるデース!」
男「一応目的地までは送るから。」
初風「提督、まっ、私達に任せておいてよ。しっかり撃退してくるわ。」
天津風「第16駆逐隊の皆で出撃って久しぶりね。」
天津風「ふふ。いい風。大丈夫よ、あなた。」
雪風「しれぇ!雪風、防衛頑張ります!」
時津風「しれー、第16駆逐隊の出番だね!」
加賀「米の取れ高を表す単位と言えば石。」
加賀「百万石の誇りにかけ食料強奪した不埒な輩。
退治してみせましょう。正規空母加賀!」
男「頼もしいな。」
加賀「赤城さんは海上での食料回収に頑張られているそうなので陸の防衛は私が頑張ります。」
男「お願いします。」
金剛「敵の目星はついているデス?」
男「深海棲艦って事くらいみたい。人数とかの規模が不明なんだ。」
男「場合によっては海の上も追っかけて行かないと行けないから機動性重視なんだよ。」
金剛「さっすがテイトクデース。」
男「じゃぁ、送るから皆、車に乗ってねー。」
そして、数日分の着替え等の荷物を積み込み一行は目的地へと着いた。
男「万一の際は撤退して応援を呼ぶこと。」
男「いいかな?」
金剛「了解デース!」
警備先 海辺にある農協
男「こんにちはー、警備に参りました海軍の者ですー。」
モブ1「あっ、お疲れ様です。お話は伺っています。」
モブ1「こちらの宿泊施設をお使い下さい。」
そして案内される宿泊施設。
男「じゃぁ、部屋割りはこんな感じで。」
部屋101 金剛 加賀
部屋201 初風 時津風
部屋301 天津風 雪風
金剛「了解デース!」
男「ちょくちょく様子を見に来るから頑張ってね。」
金剛 ンー ギュー (メキメキメキ)
提督 ア゛ア゛ア゛ァァァ
提督にハグ(?)をして提督分を補給し戦意高揚状態になる金剛。
加賀 ん リョウテヒロゲー
提督 ?
加賀「流石に気分が落ち込みます。」ショボーン
察しの悪い提督が加賀にハグをしない事に気分が落ち込む加賀。
雪風「しれぇ!頑張ります!」
男「頑張ってな、でも、危なくなったら逃げてもいいからな。」ナデナデ
時津風「雪風だけずるぃ~。わたしもぉ~。」
グイグイと頭を押し付けてくる時津風の頭を同じく撫でる。
天津風「………。」
初風「………。」
素直になれる娘と素直になれない娘とで差が付いている。
そう!格差社会なのだ!
男「じゃ、また来るから警備任務よろしくね!」
提督はそういい残し去っていった。
警備1日目、2日目、3日目と特に異常は無かった。
鎮守府
陽炎「あっ、司令!初風達の所いくのかな?」
男「おう、今から差し入れ持っていく所だぞ。」
陽炎「これ、渡しておいて貰える?」
つ トートバッグ 2個
提督「なにこれ?」
陽炎「昨日、初風から連絡貰ってね。」
陽炎「ちょっと出向が長くなりそうだから着替えの追加をってね。」
陽炎「こっちが初風、時津風のでこっちが天津風、雪風のね。」
実際、敵が来るであろう事は予測されているものの、
今だその影は見えず、長期戦の様相を呈してきていた。
陽炎「向うの宿泊施設にランドリーはあるみたいだけど……。」
そう、そこは女の子。
例え洗濯施設があると言えど自宅と出先では使える洗剤等の種類が違うのだ。
使う洗剤、柔軟剤が違えば仕上がりが変わる。
身に着けるもの、それもデリケートな場所に身に着けるものともなれば。
陽炎「普段の調子を発揮する為にも重要よね。」
陽炎「じゃぁ、司令、確かに渡したから!」
つまり手渡されたトートバッグの中身はそういう事なのである。
中身に提督が思いを馳せていると続いて比叡がやって来た。
比叡「司令!金剛姉さまから連絡が有りましたのでこれをお願いします!」
男「えっと、これもやっぱりその?」
比叡「はい!姉さまの着替えが入っています!」ドヤァ
比叡「司令!泥棒とかしちゃ駄目ですから!」
男「しないよ!」
比叡「む!姉さまの下着に盗む程の魅力がないと言いますか!」
比叡「なんて失礼な!」
男「違うよ!」
比叡「やっぱり盗むつもりですね!」
男「盗まないから!というか盗んで欲しいの!?どっちなのよ!?」
比叡「盗むのは駄目です!」 手で大きく×印
男「はい。」
鳳翔「提督。あの、加賀さんのこれも持って行っていただいていいでしょうか?」
男「勿論大丈夫です!」
比叡と鳳翔さんから着替えが入ったバッグを受取った後、廊下を歩いて車まで向う提督。
叢雲「あっ、あんた此処に居たの?」
叢雲「金剛達の所に顔を出すついででこれも買ってきてもらって良いかしら?」
叢雲「出入りの業者に頼んでもいいのだけど量が少ないから却って高くつくのよ。」
叢雲から渡されるのはお買い物メモ。
男「了解。」
叢雲「荷物持とうか?」
男「んー、まぁ、大丈夫だよ。」
叢雲「遠慮はいいわよ。」
そして、叢雲に荷物を半分もってもらい仲良く廊下を歩く。
長門「ん?あっ、提督。ここに居たか。」
男「おっ、長門どうした?」
長門「すまないが、街へ出るなら私からの買い物を頼まれてくれないか?」
男「ん?何を買うんだ?」
長門「艤装の整備に使いたいのだが、潤滑油の在庫を明石が丁度切らしているみたいでな。」
長門「このグレードの物であれば大丈夫だから、すまないが頼まれてくれないだろうか?」
男「了解。これでいいんだな。」
男「じゃぁ、皆、行って来ます!」
そして提督は鎮守府の非番の娘達に見送られ車を出発させた。
どこかのホムセン
男「えーっと、作業用品売り場はっと………。」
男「あった、あった。えーっとロープの30m巻きを1つ。」
買い物メモを見ながらカートに頼まれた物を入れていく提督。
男「作業用手袋?」
男「革手袋でいいのかな?」
\ 試着できます! /
男「ほう。」
ギュッ ギュッ
男「いいねぇ。」
男「このフイット感。そして指先に付いている滑り止めのゴム。」
男「いいねぇ。コンドームの大手、岡本ゴム、さすが良い仕事だ。」
ギュッ
男「これにしよう。」
そして、長門に頼まれた潤滑油も迷わず購入。
男「粘度が結構高め、なんだね。」
男「あっ、呉6-66も買っておかないと。夕張さんが無いって言ってたわ。」
尚も買い物は続く。
男「えーっと、蝋燭?何に使うんだろこれ?まっいいや。」
男「後はチャッカマンも買わないと。」
男「鳳翔さんが引き金が固くなったって言っていたなぁ……。」
男「結構前から固くなってたんだけどねぇ。」
男「子どものイタズラ防止で固くなったんだよね。あれ。」
男「その所為で力の無いお年寄りが使いにくくなったって……。」
男「あれ?鳳翔さん?」
気付いてはいけない事に気づきそうになるも提督は全力で回避した。
男「よし、買い物も済んだし向うとするか!」
警備先の農協の更に近くの宿泊施設
男「こんにちはー。」
従業員「あっ、宿泊客の金剛様達は出られていますよ。」
男「あっ、そうですか。そのどういった用事かは聞かれていらっしゃいます?」
従業員「沖に敵影が見えたとかだそうです。」
男「いよいよ敵がやって来たのか。」ゴクリ
といっても提督に出来る事は祈るくらいしか無いのが現実。
男「あの、それはそうと、彼女達の着替えを持ってきているので預けたいのですが。」
男「それと、彼女達が帰ってくるのをこちらで待っても宜しいですか?」
従業員「お待ちいただくのは構いませんよ。それとその着替えは海軍の装備の類でしょうか?」
男(着替え……、装備と言えば装備になるのかな?制服だし。)
男「えーっとそうなりますね。」
従業員「でしたら申し訳ないのですが、
私達がそれを触るのは機密の取り扱い上不味いと判断いたしますので……。」
早い話、触りたくないという奴である。
まぁ、軍関連の物に触ってスパイ容疑等のあらぬ疑いを掛けられたくないという事なのだろう。
昔、艦娘の制服類のクリーニングバイトをした時も妙に経歴等の調査が厳しかったのを思い出す。
従業員「部屋の鍵はお渡ししますので申訳無いのですが。」
男「分かりました、こちらで後はやりますね。」
そして、提督は各部屋へ頼まれた荷物を置いてゆく。
男「敵かぁ、皆大丈夫だよね。」
男「……、そういえば補給とか入渠とか結局、
鎮守府施設でやるわけだから私が来る必要性はなかったのではなかろうか?」
今更である。
男「まぁ、いいさ。」
男「えーっとまずは部屋101か。」
がちゃ。
男「あっ、すっごい女性の香り。」
ふんす、ふんす。
男「いや、そういう趣味がある訳じゃないけど。すっごいやばい。」ファー
金剛と加賀。
大人の女性二人の部屋はむせ返るほどの、そう、例えようのない。
良い香り。
薔薇や麝香、伽羅。ディオール、シャネルにクロエ。
伝統ある香りや、高級フレグランス達が束になっても敵わない。
『 なんか良い香り 』という奴である。
男「あっ、これいつまでも居たくなる奴だ。」
提督のゴーストが告げる。
この香りは危険である! と。
だからこそ、戦術的撤退である!
男「あれは色々危険だな。」
そして、提督は初風達の部屋へと入る。
男「………。」
男「時津風は脱いだ服を畳めよ……。」
しっかり者の初風がついていながらとも思ったが時津風の性格を考えると。
男「初風も苦労しているんだろうなぁ。」
男「それに急な出撃だったんだろうな。」
好意的解釈をし、やれやれと溜息をつきながらも制服を手馴れた手で畳む提督。
もちろんストッキングも、で、ある!
男「提督会議で時津風と居ると娘、
或いは孫の相手をしている気分になるって言っていた提督が多かったなぁ。」
男「幼女み、わりと分かる。」
男「後、欲情していた奴はチェックいれて海警に監視対象として連絡したっけ……。」
男「どうなのさ、日向―って奴だな。うん。」
まるでお母さんが子どもの服を畳むかのように時津風の脱いだ制服をきちんと畳む提督。
男「さてと、後は天津風と雪風かな。」
優等生コンビ。
そう、取り立てて欠点のない優等生達。
しかしてその中身はぶったまげの武闘派。
長女、次女、三女。
その三人達より華々しい戦歴、その驚異的な生存能力は妹の磯風乗員をして。
『 何か我々とは違うものが見えているに違いない 』
とまで言われた異能生命体雪風。
人は彼女を生還者(リターナー)と呼ぶ。
男「こちらは二人とも脱いだ後はきちんと片付けているみたいね。」
そうである、普通は脱いだ服は旅行中等であれば鞄に直すものである。
天津風の性格も出ているのだろう部屋はきちんと整理整頓されていた。
天津風も雪風程ではないものの不知火と同じように艦首切断危機も乗り越え。
そして綾波、夕立の活躍が語られる事の多いソロモン海戦で
実は敵駆逐艦を沈めたりとちゃっかりと戦功をあげていたりするかなり武闘派なのだ。
島風のプロトタイプな事もあり通気性のいい制服を着ているだけで
彼女が決して痴女なわけではない事は声を大にして言いたい。
服装がちょっと際どいのは認める、しかし、それは仕方のない事。
全艦娘の中で数少ない、提督を『 あなた 』呼びしてくれる艦娘が痴女わけないのだ。
寧ろ、計算しつくされたその呼び方は男を駄目に、骨抜きにする。
実に計算高い女性。武闘派として知られるその実力を隠し、男を虜にする。
それはさながら昔話に出てくる美女に化け男を誘惑し巣に引きずりこみ命を奪う。
大妖怪『 絡蜘蛛 』である。
一度その魅力に嵌った男は二度と抜け出す事は出来ない、正しく蜘蛛の女王なのだ。
男「流石は優等生。部屋の使い方も綺麗だなぁ。」
男「結婚したら良妻になるのは間違いないね。提督、太鼓判を押しちゃうよ?」
男「それに比べて……、時津風はもう少し頑張ろうと言っておくか。」
男「にしても、この部屋は眺望がいいね。」
雪風達の部屋の窓からは海が見える。
ガチャリ
窓を開けたときに提督は気付いてしまった。
そう!
奴らに気づいてしまったのだ!
バスクリン買えよ
今日の更新はここまで、続きは次回
前作にてリク頂いていた利根ですが1は履いていない派、なので、申訳ありませんがアウト扱いです
男さんが被るおパンツ様は前作でリクいただいていた分を被っていただきます
成敗する敵?もリクいただいたら使わせていただくかもしれません(今回の雪風以外はノープラン)
では、次回も宜しければお付き合いいただきますと幸いです
前作ってどのスレよ
酉もねえから探そうにも探せんわ
1です更新に来ました
>>18様
書き忘れていました、ドラッグストアに買いにいってきます
>>20様
申訳ありません、前作を読んでいただいていなくても問題はありません
貼り忘れについては1の落ち度です、御迷惑をお掛けしました
>>21様
貼っていただきありがとうございます、お手数お掛けしました
男「あれは!リ級!?」
男「それに防空棲姫まで!くそっ、人型の深海棲艦達がなぜ!」
提督は気づく、敵の陽動作戦で金剛達が誘き出されてしまった事を。
男「くっ、敵の方が一枚上手という事か。」
提督が窓から敵を伺っているが敵はそれに気付かず農協の保管倉庫へと侵入していった。
深海棲艦に生身の人間が勝てる訳がない。
ましてや相手は姫級。
さらに、硬いことに定評のある防空棲姫なのである。
男「くそ!何とかしなければ!」
提督は敵を倒す為に考える!
妄想パターン1
男「深海棲艦どもめ!悪事はそこまでだ!」
リ級「あぁん?」
右ストレート
ぐちゃぁ ←トマトを握りつぶすイメージ
男「」チーン
男「あれ?私、即死じゃない?」
男「いっ、いや、そんな事は無いはず!」
妄想パターン2
男「悪が栄えた試しなし!防空棲姫!覚悟!」
防空「ふぅーん、そうなの?へーぇ、そうなのぉ。」
ダダダダダダ ←機銃掃射されました
男「」チーン
男「あれ?やっぱり私、死んでない?」
男「いや、何か勝ち筋が見える戦い方があるはず……。」
脳内シュミレートを幾通りも繰り返すが、その結果は。
即死っ!である!
男「死亡確認!」
男「って遊んでる場合じゃなかった。」
何か戦う手立てはないかと一生懸命に頭脳を回転させる。
そして、提督は一つの答えに辿りつく!
男「いや、それはまずいだろ。」
男「第一、天津風のを仮に拝借したとしても紐。紐だよ!?」
男「もうね?いやね?顔がね?」
男「そうなるとあれだよ?」
男「皆が帰ってきたときに遭遇するとだよ?」
脳内想像
加賀「提督がそんな趣味だったなんて。最低です。」ジト目
金剛「Oh、流石にこれは愛せないデース。」ドン引キ
初風「死ね。」チョッキュウ160kmストレート
天津風「あっ、あたしの、下着……。」ブワッ
時津風「うわぁー、うわぁー。」ドン引キ
雪風「しれぇが天津風さんの!天津風さんの……。しれぇ!?」メダパニ
あきつ丸「話は塀の向うで聞くであります。」
元帥「どうだった?」キョウミシンシン
脳内想像終了
男「人生終了だわ。」
と、なると選択肢は自然に一つとなるわけであり。
男「雪風のをお借りするわけだよ?」
何も好き好んで被ると言うわけでは無く。
全ては正義の為。
だがしかし!その被るおパンツ様は雪風のである!
男「アウト。」
常識的に考えておパンツ様を顔に被る。
その行為は変態以外の何者でもないのは当然である。
そのおパンツ様も前回は榛名という女性として魅力溢れる大人代表の1人であるからこそ。
ぎりぎりアウトでセーフだったのだ。
これが、
これが、幼児体系にして見た目も幼児の雪風のおパンツ様。
しかも、天津風のおパンツ様では顔が隠れないため選択肢を潰された上での一択。
だからこそ!
男「アウト。」
しかし、敵はすぐそこに迫っている!
男に迷う時間的猶予はないのである!
意を決し、男はトートバッグの中から雪風のおパンツ様を取り出した!
\ あの、雪風になにか御用でしょうか? /
ゼカキユと後ろ側、つまりはお尻側に大書されたおパンツ様。
男「いや、いや、これはアウトだわ。」
男は改めて幼女のおパンツ様を被るという行為を否定する!
だが!敵は目前に迫っているのだ!
\ なんでしょう、司令官? /
男「いや、しかし。」
おパンツ様は提督の行為を見透かすかのように語りかける!
提督のおパンツ様を持つ手はぷるぷると震えるが……。
着実に顔へと近づいていく!
\ 絶対!大丈夫!/
男の手は提督として、いや人としての尊厳を捨てるか
人類の危機に立ち向かう為にそんな物は不要と断ずる二つの意思の間で戦っていた。
その為、以前にもまして手はプルプルしている!
だが、結局は人類の危機に立ち向かう事が重要との結論になるのである!
男「いやっ、駄目だ!」
しかし!言葉とは裏腹に手は顔へ!
ズボッ
男「あっ、被っちゃった。」ムホッ
男「…………。」スハースハー
3分経過
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
0E 100E
※Eとはエクスタシーの単位
男「Foooooooooooooooooooooooo XXBBYAYA↑→」
>>28で100Eがずれてしまってますがメーターのずれは脳内補完頂けると幸いです
幼女のおパンツ様らしくやや緩め、しかし対象を離さず抱きしめる。
恋人が相手を背中側からそっと抱きしめるあすなろ抱き。
大人と違い活動的に動く幼女向けに作られたおパンツ様。
成人の肌と違いちょっとした蒸れやかぶれに弱い超デリケート肌を守るおパンツ様。
その通気性は素晴らしく、しかし、子ども特有の甘い香りを残すそれ。
あぁ、これは、まさに……。
男「気分はエクスタシ――――――――――――――――― !!」
通常人間は潜在能力の30%程しか使用出来ないと言われる。
しかし、おパンツ様を被る事により極度の興奮状態となる。
これによりアドレナリンが大量に分泌され提督は超人へと押し上げられ人間の枠を一時的に超えたのだ!
男「クロス・アウッ!(脱衣)」バッ
男「深海棲艦どもめ。農家の方々が丹精籠めて育てた農作物を盗むとは……。」
男「その悪行、許すまじ!」
変態提督となった男の心に正義の炎が燃え上がる!
男「とう!」
お気づきかもしれないがここは3階だ!
シュタ!
だがしかし!変態提督となった男にとってこれしきの高さなど無いも同然なのだ!
そして!変態提督は窓から鶴翼のポーズで地面へと降り立つ!
農協 保管倉庫
チ級「お米って結構重量ありますね。」
リ級「まぁ、玄米袋一つで30kgだからな。」
チ級「玄米袋って紙の割に丈夫なんですね。」
リ級「二重なんだよ。値段が少し高いのだと三重になってる。」
リ級「後、虫が入りにくいようフィルムが間に入ってる玄米袋なんてものもある。」
チ級「詳しいんですね。」
リ級「美味い米を食べたいからな。」
リ級「出来れば山奥の農協の米を奪いたいんだけど。」
チ級「海から遠くなると移動とかが厳しいですから。」
リ級「山の上、特に水がいい地域の米は本当に美味いんだぞ。」
チ級「そうなんですか。」
リ級「あぁ、水が違うと同じ品種でもまったく別物だ。」
チ級「にしても、こんなに沢山の米、どうするんですかね?」
リ級「私達の食べ物って海産物が多いじゃない?」
リ級「だからお米と後、お酢ね、お酢。
これも別の補給部隊がとりにいっているんだけど、これらでお寿司を作ろうって訳よ。」
チ級「おぉー、いいですねぇ。」
リ級「鯛や、鮪に鰤とかの握りでしょ?」
チ級 ジュルリ
リ級「海栗と海苔で軍艦巻きでしょ?」
チ級 ジュルリ
リ級「稲荷寿司なんかどうよ?」
チ級 ジュルリ
チ級「お腹減ってきました。」
そんな会話をしている二人の前に大きな稲荷寿司。
チ級「あれ、こんな所に稲荷寿司がありますよ?」
リ級「あれ、本当だ。かなり大きいな。」
チ級 モミモミ
リ級 モミモミ
チ級「なんだか温かくないですか?これ」モミモミ
リ級「そうだな。ちょっと稲荷寿司にしては変?」モミモミ
「そいつは私のおいなりさんだ。」
ド ――――――――――(股間)―――――――――― ン!!
其処には股間の息子的なサムシング何かを突き出すポーズで立つ漢が居た。
リ級「へっ変態だぁ ――――――― !!」
チ級「なっなっ何者!?」
「何者と問われればそれに応えるが世の慣わし。」
「ブラとマイクロビキニでうろついている貴様らに変態よばわりされたくは無いが。」
「いかにも変態提督だ!」ズギュッ ←格好イイポーズ
リ級「」
チ級「」
変提「農家の方々が汗水垂らし一生懸命作られたお米を盗むなどという悪行。」
変提「貴様達!覚悟しろ!」ドン!
変態提督が深海棲艦の二人に迫る!
リ級「こっ来ないで!」
チ級「いっいやぁ!変態ぃ!!」
ズリズリズリ
あまりにも変態な格好の変態提督に恐れをなし腰が抜けた二人は地面を這って逃げようとする!
そこには恥じも外聞も無い!
変提「覚悟は出来たか?」
息子的なサムシング何かを突き出すポーズでさらに迫っていく!
ズンズンズン!
その逞しさはチョモランマに負けずと劣らずである!
リ級 ブンブン
覚悟は出来ていませんとばかりに頭を振るリ級。
しかし、そんなもの、待つ必要等ないのである!
変提「覚悟!」
ガッガッガッ!
リ級 イッイヤァ、ナマアタタカイ!
リ級「」チーン!
リ級はあっけなく、そう水底……ではなく変態提督の股間に沈んだ。
変提「むっ!チ級は何処に!?」
変態提督がリ級をお仕置きしている間に狡猾にもチ級は一人逃げ出そうとしていた!
チ級「はぁっ、はぁっ。」
チ級「倉庫の入り口まで何とか来れた……。」
変提「仲間を見捨てて逃げるとは、畜生にも劣る卑怯者め!」ズキュッ
変態を前にして逃げるなとは何とも無理な相談だが。
言い訳など聞く変態提督ではない!
変態提督が股間から何かを取り出し投げた!
変提「逃がさん!」
ヒュルルル―――
チ級「えっえっ!?」
シュルシュルリ
チ級「いっいやぁ!ロープが体に絡みつくのぅ~!!」
世の皆様方は緊縛術は変態だけが嗜むものとお思いではなかろうか?
否!
提督であれば船である艦娘を港である鎮守府に係留するため誰でも嗜んでいるのである!
そう!緊縛術は提督の嗜み!
なればこそ逃げる相手に亀甲縛りを掛ける事など朝飯前なのである!
ビビーン
チ級「あひゃぁ /// 」
変提「とう!」
変態提督は天井へ向けジャンプ!
チ級が縛られたロープを天井の梁へ引っ掛け引っ張る!
縛られたチ級には地球の物理法則さんがいい仕事をする!
そう!重力が掛かりチ級の縄は自重によりきっちりと締まっていくのである!
ギュギュッ
チ級「あふん /// 」ジタバタ
チ級「いい感じに食い込んで /// 」ジタバタ
変提「地獄へ……。」
スッ
変態提督は必殺仕事人のようにロープに指を掛け……。
変提「おちろ。」
弾いた!
ビィィ ――――――― ン
ビクビクビク! ← ヘブン!
チ級「」ガク ← いい笑顔
変提「これで残すは防空棲姫達のみ!」キリッ
深海棲艦2名をおしおきした変態提督は巨悪の首魁。
防空棲姫へ立ち向かうべく決意を新たにした。
雪風のおパンツ様編は次回で終われそうです
ここまでお読みいただきありがとうございました
書いておいてなんですが、普通にパンツを被るだけでもアウトなのに
幼女のパンツってあんたそれ……、ねぇ? もう……
感想レス、乙レス、ありがとうございます、次回もお時間宜しければお読み頂けると幸いです
ありがとうございました
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お世話になります
更新に来ました、お久しぶりです
※40様、申し訳ないのですがそれは私の作品ではありません
エタってしまっている作品を待つ気持ちは理解出来るのですが、本当にすみません
私が書いている作品ではないのでいかんとも…です
農協近くの港
防空棲姫(以下防空)「おかしいわね。倉庫へ向わせた娘達が戻ってこない。」
ワ級「……。」
防空「貴方達は先に帰りなさい。食料の輸送お願いするわね。」
強奪した物資を積んだワ級が港を離れ去っていくのを見送った後。
防空棲姫は数名の護衛と共に倉庫へ向け移動した。
その頃の金剛達
金剛「おかしいデース。」
加賀「おかしいですね。」
追いかけている深海棲艦達の動きにベテランの二人は違和感を感じていた。
金剛「Shit ! 加賀!これは陽動デス!」
金剛「目の前の敵に吊り上げられて警備対象の倉庫から引き離されたネ!」
加賀「!」
加賀「皆さん聞きましたね!即時退却です!」
初風「加賀さん、でも、目の前の敵は?」
どうするの?そんな表情で初風が問いかける。
金剛「雑魚なんかこうネー!」
そう一言いうと金剛が必殺の構えを取る。
うろたえるな!艦娘達よ!
金剛の必殺技が炸裂!
その衝撃波により敵駆逐イ級や軽巡ホ級達は空中へと吹き飛ばされ爆発四散!
ボーン!
天津風「くっ、車田飛び!?」
時津風「すっご ――― い !」
雪風「つよいです!」
金剛「全速で戻るヨ!」
そして一同は全力で戻っていく!
農協倉庫
防空「おかしいわね。」
チ級2「確かに変ですね。」
ヲ級「ネ級達の姿が見えない。」
倉庫へ食料強奪に向わせた者達の姿が見えない事に違和感を感じ
防空棲姫達3人は倉庫の中へと入ってゆく。
金剛「Shit ! やっぱり陽動だったね!防空棲姫達が倉庫を襲おうとしているネ!」
加賀「あの倉庫は新米が貯蔵されている倉庫。強奪させる訳には行きません!」
天津風「皆!急いで!」
雪風「雪風!了解です!」
初風「時津風、急いで!」
時津風「急いでいるよぉ~!」
倉庫内
防空「暗いわね……。」
「今、明るくしてやろう。」
防空「あら、助かるわ。」
チ級「防空棲姫様、今、誰と会話を?」
防空「あら?貴方じゃないの?」
チ級「いえ、私ではないですね。」
防空「ヲ級?」
ヲ級「いいえ?」
はてと首をかしげる一同。
一体誰と会話をしたのかと思っているところに灯りが点る。
バ ―――――――― ン !
明かりのついた先に一同が見たものは!
防空「えっ、何あれ。」ドン引キ
チ級2「うわぁ。」ドン引キ
ヲ級「比叡。」ドン引キ
「どうだ?明るくなっただろう?」
なんという事でしょう!
天井から吊るされたチ級が変態提督の匠の技によりシャンデリアへと変身したのです!
シャンデリアは体に蝋が垂れる度に悲鳴を上げるチ級のデスシャウト付き!
チ級「あつぅい!」ジュゥ
「次は貴様達の番だ!」ズギュ!(格好いいポーズ)
一同「」
あまりの状況に思考が停止する深海棲艦達!
変提「ふむ、どうやら状況を理解したようだな。」ススイ
変態提督が股間を突き出した体勢で歩み寄る。
防空「りっ理解するわけないでしょ!?」
そして、防空棲姫達に歩み寄り始めた所にタイミングよく金剛達が倉庫へ入ってくる!
加賀「あっ、あれは!変態提督さん!!」
金剛「Oh……。 /// 」
天津風「ゆっ、雪風は見ちゃ駄目よ! /// 」
雪風「あっ!見えません!」
初風「とっ、時津風も見ちゃ駄目!/// 」
時津風「えぇ~、なにぃ見えないよぉ~。」
教育によろしくないとばかりに天津風と初風が雪風、時津風の目を手で覆う!
変提「農家の方々が汗水たらし作られたお米を盗んでいくとは言語道断!」
変提「貴様達はこの変態提督がおしおきしてやる!」
防空「ひぃぃ!?」
錯乱した防空棲姫が自慢の村田殺しで変態提督を撃ち始める!
がっ!しかし!
変提「アタアタアタアタアタアタァ!」
ブンブンブン
ぐぅい~ん ぐぅい~ん
変態提督は華麗な腰つきで防空棲姫の機銃弾を全て跳ね返す!
英知に長ける読者の皆様ならもうお気づきだろう。
そう、変態提督はおパンツ様の所有者の能力を
その変態的超人能力により何倍にもして引き出すことが出来るのだ!
現在被っているおパンツ様は『 幸運 』艦として名高い雪風の物である。
雪風の幸運エピソードといえば魚雷が当たっても不発、機雷に蝕雷したはずなのに不発。
と言った様に敵からの攻撃を食らってもノーダメという無敵。
圧倒的チート!なろう乙!なのである!
つまり、今、変態提督が全ての機銃弾を食らっても
ノーダメというのは決して偶然ではないのである!
変提「奥義! Inperial Lucky Time !」
ドーン!
変態提督の奥義が炸裂!
防空棲姫は変態提督の進行を阻む為にめっぽうやたらに機銃を撃つが!
変提「無駄無駄無駄無駄無駄ァァ ―――――― !」
華麗な腰のスゥイング!
ブン ブン ブン
ペチ ペチ ペチ
ブン ブン ブン
ペチ ペチ ペチ
変態提督は股間の息子的サムシング何かで全てを撃ち落してゆく!
加賀「機銃弾を打ち返すのに使っている、あっあれは。」ムハッ
金剛「カガ ―――!カガ ―――!」ヤベェアレ!
金剛「あれは、あれデスゥ!?」ムスコスティックデスゥ!?
加賀「やだ、固いのね。 /// 」
天津風「あっ、あら、大きいじゃない ///」
初風「えっ、あれってあんな事に使えるの!? /// 」
雪風「見えません!」
時津風「みえない~!!」
ここで余計かもしれないが変態提督の奥義、
インペリアルラッキータイム(帝国の寵愛)について説明させて頂きたい。
変態提督が被ったおパンツ様の所有者の能力を
数倍にして発揮させる事が出来るのは前述の通りである。
今回のおパンツ様の所有者雪風は帝国海軍随一の幸運艦である。
その為、変態提督が腰を振りその変態パワーを周囲に放出する事により
変態提督の周囲、半径50mという範囲内に無敵フィールドが発生したのだ!
この無敵フィールドの範囲内においては
変態提督が行う行動は全て変態提督に有利に働くのである!
腰を振り続けている間は無敵範囲は倉庫を範囲内に納めるのである!
そして、仮に腰を振るのを止めても変態提督自身は幸運に守られる為無敵なのは変わらない!
故に絶対無敵範囲!
変提「Fooooooooooo ――――――――――――― !!」
カクカクカク
変態提督の腰の回転数が上がる!
そして!腰を前後に激しくスイングさせながら防空棲姫へと迫る!
防空「いやぁ ――――――― !!」
変態提督の腰の動きに合わせて揺れるは股間のペンデュラム!
いや!その上にある特長アームと合わされば解体業でお馴染みの重機!
ドロップハンマーにさも似たり!
変態提督は股間のドロップハンマーで防空棲姫の機銃弾を撃ち落していく!
それはさながら正義の鉄槌!北欧神話の神、トール神の持つ戦槌ようである!
そうなのだ!提督の絶対無敵範囲内では全ての行動は変態提督に有利に働くのだ!
そして!今!変態提督の股間のドロップハンマーに幸福の女神が!
戦場の女神が祝福のキスをした!
ベチコン カン! ベチコン カン!
チュン チュイン!
股間のドロップハンマーに撃ち落された機銃弾は倉庫内を跳ね返り……
チュイン! チュイン!
ベチベチコン カン! カン!
チ級 ギャァ
ヲ級 グワァ
なんと!驚く事に防空棲姫の護衛に全弾クリティカルヒット!
変提「雷巡チ級、空母ヲ級、陸上にて撃沈!」チーン!
金剛「カガ ――――!! カガ ―――――― !!」
金剛「揺れてるネ ――――― !すんごく前後に揺れてるネ ―――― !」
金剛「おっきいデス!もっこりデース!」チョウコウフン
その光景に金剛は取り乱した上、加賀を揺さぶり。
加賀「金剛、揺らさないで下さい。」ガクガク
加賀「鼻血が辺りに飛び散ってしまいます……。」ガクガク
加賀「おっきい……。」ブハッ
2回目の遭遇となる加賀は鼻血を飛び散らせながらも冷静にそれを観察。
天津風「 ////// 」 シュッポシュッポ!
雪風「見えません!」
天津風はその逞しさに言葉を無くし頭の排気煙突から煙を異常排気。
初風「速い、大きい、逞しい。」じぃー
時津風「見えないよぉ~。」
初風は磯風のようにその一点をひたすら凝視!
天津風と初風の二人に共通して言える事は雪風達に見せるにはまだ早いという認識である!
防空「来ないで変態~!!」
変提「防空棲姫よ!貴様には特別なおしおきをしてやる!」
変態提督が防空棲姫に迫り必殺技を決めようとするが…。
ペチコーン!
防空「いやぁ……。」
変提「むっ!?固い!?」
そして更にドロップハンマーでビンタ!
ペチコーン!
変提「……。」
お分かりだろうか?
そうなのである、防空棲姫は誰が呼んだか艦種詐欺。
駆逐艦でありながらその装甲は戦艦水鬼を上回る強度を誇るのだ!(初回登場時)
変態提督がいかにおパンツ様のポテンシャルを
何倍にして引き出した所で駆逐艦であることには変わりがない。
故に、このままでは防空棲姫へのお仕置きを完遂する事は出来ないのである!
しかし!今!変態提督の頭に変態的ひらめきが神の啓示の如く降りて来る!
変提「くらえ!」
股間からロープ取出し変態提督は防空棲姫を縛り上げた!
そしてそのロープの端を持ち変態提督は倉庫天井の梁へ向いジャンプ!
防空「いっいやぁ!?」
ギュイ ―――――― ン!
防空棲姫は空中へと吊り上げられ停止した。
防空「たっ、助けてぇ!?」
防空「こんな所に吊るして何をするつもりって言うの!?」
変提「こうするつもりだ。」
変態提督の声に顔を向ければ。
ロープの真下の位置にドロップハンマーを天空へ高く突き上げ
変態提督は寝そべっていた……。
防空「まっまさか。」タラリ
変提「防空棲姫よ!食らうがいい!」
パッ ←防空棲姫を吊るすロープを手から離しました
変提「必殺!変態秘奥義!決死のバンジージャンプ!(魚雷カットイン!)」
防空「いっいやぁ ――――――― !」
シャ ―――――― !
顔から落ちる防空棲姫!
縛られている為顔を動かす事など出来る訳など無い!
その結果!防空棲姫の顔は減速する事無く、重力の加速を伴い全力でダイブした!
カ ――――― ン!
ぎりぎり、ほんの数ミリ手前で落下が止まる!
防空「たっ助かった……。」
胸を撫で下ろすもつかの間。
変提「もう一回!」
無情の声が響き渡る!
防空棲姫を再度吊るしあげる変態提督!
防空「え~~~~~!?」
カ ―――――――――― ン!
ギャ ―――― !
カ ――――――― ン!
ヒィッ!
カ ――――― ン!
ホブァ!
カ ―― ン!
防空「もう、もう、止めて下さい………。」
変提「もう一回!」
幾度か繰り返した後、防空棲姫は活動を停止した……。
変提「成敗!」キリッ!
金剛「 カガ ―――― !カガ ―――― !」
金剛「あれ!あんな事に使っても硬いままデース!?」
金剛「あれは、あれなんデスー!?」
もはや日本語での会話が困難になるものが一名。
加賀「逞しさに硬さまで備えているとは……。」
加賀「完璧です……。」ガク
そのドロップハンマーの勇姿を目に焼きつけ加賀は昇天。
天津風「じぞくりょくちゅごい /// 」シュッシュッシュッ ←煙がだだ漏れ
初風「ずっと起立したまま /// 」
ドロップハンマのアームが垂直方向のままなのを褒め称える(?)者二人!
雪風「見えません!」
時津風「みえない ――― !」
そして、最後まで目隠しをされた者二人!
変提「艦娘のお嬢さん方、お勤めお疲れ様です。」クルッ
変態提督が金剛の方へ向き直る。
も゛ っ゛ こ゛ り゛
逞しく起立したドロップハンマーを見せ付けるかのようにポージング!
ドン!
金剛「 @#!&%?!!<>!? 」
加賀「さすがに気分が高揚しっぱなしです……。」ブシー
金剛はついに日本語を忘れ、加賀はいい笑顔で再度の昇天!
初風「じ ―――……、見てるだけ!見てるだけなんだから!」
天津風「!!!!」プシ ―――――
そして、天津風の興奮からか頭の煙突から出た煙が周囲を白く染め上げる。
雪風「あっ!真っ白でなにも見えません!」
時津風「蒸気でなにもみえないよぉ~。」
目を隠してた手が離れるも結局何も見えなかった二人。
変提「艦娘のお嬢さん方よ!さらば!」
そして、変態提督は蒸気が消えないうちに去っていった。
翌日の鎮守府
金剛「陸奥~!噂にたがわず凄かったデース!」
金剛「あれは51cm砲を軽く超えているに違いないデース!」
陸奥「そんなにぃ!?」キャー!
金剛「しかも仰角これだけいけてたデース。」ジェスチャー
高雄「やだー。そんなに垂直方向も~。」キャッキャッ
陸奥「やだ、主砲の最大仰角がそんなにだなんて。」ポッ
以前に見たことのある陸奥と情報交換をする金剛。
加賀「翔鶴。私、今度第三スロに偵察機を積もうと思うの…。」
翔鶴「えっ!加賀さんどうされたのですか!?」
加賀「偵察機がもっとあれば
あの変態提督の勇姿を取り逃す事は無かったと思うのよ…。」
翔鶴「加賀さん……。」
翔鶴「加賀さんだけにそんな負担を負わせる事は出来ません!」
翔鶴「私にも是非、協力させてください!」
加賀「翔鶴!」
翔鶴「加賀さん!」
絆が深まる者達。
青葉「天津風さん!また出たそうですがどんな方だったですか!?」
明石「その質問は駄目ですよ、青葉さん。」
天津風 ボン!
明石「あー……、またオーバーヒートしちゃった……。」
明石「刺激が強かったのか思い出すたびにオーバーヒートしてるんですよねぇ。」
初風「あれは仕方ないと思う /// 」ツー
明石「あっ、ティッシュどうぞ。」
初風「ありがとうございます。」フキフキ
陽炎「また、出たのね……。」
不知火「カメラが間に合いませんでしたか。」
浜風「……、気付いたのですが『 変態提督 』
つまり『 提督 』と名乗っている事から
あの人物は海軍所属なのではないでしょうか?」
陽炎「!」
不知火「!」
陽炎「司令に確認する事が出来たようね。」
不知火「司令に隠し立ては無益であると知っていただかねばならないようですね。」ヌイ!
一部の者達はそのサイズ、硬さについて盛り上がり。
聡い娘達は思わぬ所からその正体に迫ろうとする。
とにもかくにも変態提督の認知度は艦娘達の間で大いに上昇したのは間違いないようである。
次回へ続く!
最も危険な罠、それは溶鉱炉。
巧まずして仕掛けられた地中の闇に眠る殺し屋。
その欲望は時として目を覚まし、鎮守府を資源不足へ陥れ、遠征部隊の安息を打ち破る。
溶鉱炉は巨大な不発弾、そこかしこで信管をくわえた欲望という手が提督の足を掴む。
次回、『 溶鉱炉 』。提督も巨大な不発弾。自爆、誘爆、御用心。
銀河万丈さんがこんな感じで溶鉱炉に嵌る提督を解説してた(大嘘)
サラトガ2人目でないですねぇ……、はぁ
雪風編は今回で終わりです!次回川内編です!
後、熊野のオパンツ指定下さった方お読みいただいていたらレスいただけるとありがたいのですが
紫との指定だったのですがクリスマス衣装だったと思うのです
イラストが艦種共通だったと思うのですが軽空母でも宜しいでしょうか?
また、変態提督が戦う魅力ある悪役も募集中、採用させていただくかもしれません、
気分次第なのでその辺りは適当でございます、では!次回は忍者!川内のおパンツを被ってもらうです!
ではでは!次回もお時間宜しければお付き合いいただけますと幸いです!
感想レスもいつもありがとうございます!改めて感謝いたします!
皆さまご無沙汰しております、1です
いただいた魅力ある敵といただいているパンツの情報を整理して大まかに終わりまでの話が建てれたので更新に来ました
本日からはニンジャパンツです、お時間宜しければお付き合いいただけますと幸いです
第二話 ヘンタイニンジャのエントリーだ!
※前スレでいただいていたリクのニンジャのパンツからニンジャソウルを受取った!
ニンジャであるが故にニンジャスレイヤー成分がエントリーだ! イィヤー!
ヒュゥゥー
草木も眠るウシミツアワー。
横須賀の街灯の上!
月を背後にし、恐るべきニンジャバランス感覚で腕組みして直立するのはパンツ一枚の装束!
ヘンタイテイトク!
正義の執行者のエントリーだ!
街のホットステーション
強盗「レジの有り金を全部だせ!」
鹿島「はっはい。」
海軍の艦娘が解体された後の社会復帰施設の一つとしてそのコンビニは海軍が運営していた。
その為、働いている従業員は艦娘と元艦娘が多いのだが
如何せん街中での艤装の展開というのは大量破壊行動に繋がる為、
強盗に襲われる程度では使用が禁止されている。
なので鹿島は内心忸怩たる思いながらも強盗にいわれるがままにレジからお金を取り出し渡した。
強盗「あばよぅ!」
シュン!シュン!
コンビニの入り口から出てきた強盗にスリケンが襲い掛かる!
アンブッシュである!
強盗「わっわっ!?」
スタッ
変提「ドーモ、初めましてヘンタイ=テイトクデス。」
戦に望む忍者にとって挨拶は神聖不可侵の行為、古事記にも書いてある!
挨拶はされれば、返さなければならない!
強盗「ドーモ、ヘンタイ=テイトクさん。コンビニ=ゴウトウです。」
強盗「貴様!何者!」
股間に滾るニンジャソウル!ヘンタイ=テイトクに迷いは微塵もない!
変提「貴様の悪事見過ごすわけにはいかん!」
強盗「ざっけんな!コラー!」
コンビニ=ゴウトウさんが激昂しナイフを繰り出す!
しかし!
ニンジャパンツを被り体にニンジャソウルを宿したヘンタイ=テイトクはジッサイ強い!
ワザマエ!
その圧倒的ニンジャパワーの動体視力の前にナイフの動きは止まってしか見えない!
変提「ワッショイ!」
掛け声と共にヘンタイ=テイトクが手刀を繰り出す!
その勢いは風を巻き起こしコンビニ=ゴウトウの服を切り裂いた!
なんたるニンジャパワー!
繰り出す手刀がコンビニ=ゴウトウさんの服を次々に切り刻む!
変提「オシオキしてやる!さあ!ハイクを読むがいい、コンビニ=ゴウトウさん!」
強盗「嫌だ!オシオキされたくない!」ヒィィ!
変提「イィヤァァ ―――――― !」
強盗「グゥワァ ―――――― !」
ヘンタイ=テイトクがコンビニ=ゴウトウさんの体を掴み天高く放り投げた!
そして!
ニンジャソウルが最も滾る股間へ向けてコンビニ=ゴウトウさんが落ちてくる!
南無三!
落ちてきたコンビニ=ゴウトウさんは股間に収納された!
変提「セイバイ!」
強盗「サヨナラ ――――― !」チーン!
かくして、コンビニ強盗は成敗され街の平和は守られたのである!
鹿島「あっ、あの…。」
コンビニ強盗がどちらへ逃げていったのかを確認する為に
店の外へ出てきていた鹿島が変態提督に声をかける。
変提「ご無事でしたか、お嬢さん?」
股間に強盗を挟み込んだまま変態提督が笑顔で鹿島へと近づいていく!
ドン!
練習巡洋艦鹿島といえばその見た目から色々といわれ放題ではあるが
ジッサイ乙女で有る事は疑いようがない!
ゆえに!
変提「怪我が無い様でなによりです。」
ドドン!
股間のも゛っ゛こ゛り゛を見てあまりの衝撃に理解は追いつかず意識を失った!
鹿島「」パタッ
変提「………。」
早霜「………/// 。」ジーッ
変提「お嬢さん、こちらの方の手当てをお願いしても?」
早霜「/// ………。」b グッ
変態提督はたまたま通りすがった艦娘に鹿島の手当てを頼み
股間から強盗を取り出した後、亀甲縛りに縛り上げ放置。
そしてニンジャよろしく街灯からビルの屋上へと跳躍しながら夜の闇へと消えていった。
しかしてその股間は豊満であった!
翌日
男さん鎮守府の壁新聞見出し
横須賀の夜の街に正義の味方、変態提督現る!
警察になりかわり正義の変態が股間の鉄槌を下す!
偶然現場に居合わせた早霜さんに独占インタビュー!
ザワザワ
陸奥「変態提督がまた出たのね。」
加賀「鎮守府からだいぶ離れた所なのね……。」
金剛「鹿島と早霜が現場に居合わせたデスか……。」
壁新聞は変態提督の活躍を大々的に報じていた。
陽炎「提督と名乗っているけど街の治安活動も行っているんだ。」フムフム
不知火「海軍の所属ではあってもどこかの長という訳ではないのでしょうか?」ホウホウ
黒潮「謎が深まるなぁ。」ヘェー
浦風「いったい何者なんやろうなぁ。」
浜風「一般的な人間の身体能力を超えていますね。」
磯風「サイズについての記述が随分と詳細に書かれているな。」ンフー
天津風「 /// 」シュッシュッシュッ
初風「また天津風の煙が大量に出てきだしてる…。」
早霜の証言を書き連ねる新聞記事を冷静に分析する陽炎達。
男「本当に人間なのかねぇ。」シレッ
叢雲「人間だとしたらオリンピック選手よりまだ凄いわね。」
男「金メダルでオセロが出来そうだねぇ。」
身体能力の高さから人間以外の何者か説を唱える男。
川内「忍者かぁ ――― 。」
男「忍者みたいに手裏剣を投げていたってあるね。」
早霜「えぇ、股間から取り出し…、それを強盗へ向け投げつけていました。」
叢雲「あらっ。」
男「おおう。」
背後からの声に振り返る三人。
早霜「その正確無比な命中精度。」
早霜「その逞しい胸筋、腹筋。
パンツをVストリングのように捻っていることによりはみ出た臀部。」
早霜「そして、特筆すべきは股間。いえ、全ての魅力は股間に凝縮されていました。」ホゥ///
早霜「えぇ、全てが完璧でした司令官 /// 。」
グッ b
男「おっ、おう。」ドン引キ
叢雲「それは分かったからその手のサインは止めなさい /// 。」
変態提督の勇姿を顔を赤らめながら,しかし、雄弁に語る早霜。
そして親指を人指し指と中指で挟む早霜。
早霜「あれはもう、セッ「お黙り!!」
その口を同じく顔を真っ赤にしながら塞ぐ叢雲。
早霜 もがもが
川内「やっぱり忍者だと夜戦は強いのかなぁ ――――― 。」
早霜「えぇ、きっと恐ろしく強いと思います /// 。」
叢雲の手を外し川内の質問に答える早霜。
早霜「あの、逞しさは…、夜戦での持続力は…、きっと… /// 。」フンハッ
川内「そか ―――― 。それは手合わせしてみたいね!!」
川内「夜戦!やりたいなぁ!」
早霜「えっ /// 夜戦ですか?うふふ。それは…、きっと素敵ですね /// 。」
男(何か話が噛み合っていないような?)
叢雲(夜戦の意味がお互い違うのものをイメージしている様な気がするわね。)
しかし、それを訂正するような勇気ある行動を二人がするわけも無く。
川内「変態提督っていうのに会って見たいね!」
早霜「私も、ええ、私も再度お会いしたいですね… /// 。」ジッ
早霜「意外と、そう、身近にいらっしゃるのかもしれませんが…。」ジト目
実に熱っぽく、ねっとりとした、それでいて見られるものを心の底から震えさせる。
ストーカー気質の視線を男に向け、
意味深な笑みを浮かべた後、早霜は現れた時と同じように気配無く去って行った。
川内「たまに思うんだけど早霜も忍者の素質あると思うんだよね ――― 。」
男「オトコもそうおもいます。」シレッ
とにもかくにも変態提督の正体については謎が深まったのである!
本日分は短いですがこれにて終了
ニンジャパンツの空気を読んでニンジャスレイヤーさん、戦闘シーンの為に久しぶりにアニメを見直しました…
今後の予定
ニンジャパンツ 敵 チ級オルタ
くまぱん(紫) 敵 闇落ち赤城(暴食の王)
早霜パン 敵 未定
陸奥パンツ 敵?憲兵さん
この様なメニューとなっております、ちょうどいい感じで5話で進められそうです
ネタ提供、ありがとうございました!
後、知り合いから88鎮守府の方本当にお前かよといわれたのでこっちにもバスクリンと書いておきます
作品の方向性が180度違うから仕方ない……、では、また次回の更新でお会いいたしましょう!
毎日暑いですね…
続きを書く気力がもりもり削られる今日この頃、皆様水分補給はしっかりとされていますでしょうか?
トイレの回数が多くなってきたり、スポドリが美味く感じられるようになってると危険状態ですので水分、塩分とりましょうね…
提督私室
⊃ パンツ ⊂
男「川内のパンツを被るとニンジャになれるとは思わなかったなぁ。」
提督がしげしげと見つめるのは艦娘、川内のおパンツ。
男「にしても色気のない実用一辺倒だなぁ。」シゲシゲ
提督が川内のおパンツを手に入れたのは実に幾つかの偶然が重なっての事だった。
それは、とある日の事だった。
鎮守府ランドリー
男「今日はお休み、お休みだから~♪」フフンフーン
提督は洗濯物を抱え鎮守府内ランドリー室へと向かっていた。
良識ある提督方ならば、あれ?なんで自分で洗濯に行ってるの?と思われるかもしれない。
だが、考えて欲しい。洗濯を、衣類を艦娘に任せるとどんな事件が起こりうるのかを!
そう!衣類が数点返ってこないだけならまだいい。
最悪、全てが無くなるなんて事が起こりうるのだ!
提督は監察官という仕事上の役目から
多くの鎮守府の提督が衣類の紛失に悩んでいる事を知っている。
そして、その紛失した衣類のランキング1位が提督のパンツである事を承知。(艦隊司令部調べ、5年連続1位)
更に、不幸にしてその紛失した衣類が見つかる事が多いのは駆逐艦娘の部屋からという事も……。
なればこそ!
自分の部下がそんな艦娘として誤った道を進み、拗れた性癖を発露させる。
そんな事をさせるわけにはいかないのである!
男「おっ、鈴谷に早霜。二人も洗濯?」
ランドリー室には既に先客がいた。
早霜「はい、姉妹の分を非番の私が…。」
鈴谷「くまのんが出撃してるから今日は非番の鈴谷が洗いに来たんだー。」ンフフ
話を聞けば二人は丁度来たばかりの様である。
洗濯機は1つを残して使用されており姿こそ見えないものの他にも利用者が居る様子。
男「二人は洗濯中みたいだけど終わるまで待っている感じ?」
そうなのだ洗濯機が洗濯完了するまでの凡そ50分間、
何もせずに待つというのも時間の無駄という奴である。
鈴谷「いっいやぁ、ほら、こっこ、ここは待っている間の娯楽用品もあるしぃ~。」オタオタ
鈴谷(提督の洗濯物……。)
早霜「うふふ。待つのも、えぇ素敵ですから……。」ウフフフフ
男「そう。まぁ、時間潰せているなら問題ないか。野暮な事聞いたね。」
歯切れの悪い二人の返事に特に何を言うでなく提督は持って来た自分の衣類を洗濯機へと投入した。
川内「あっ、洗濯機空いてらー、よかったー。
洗濯物溜めたら神通に怒られるからなぁー。」
ひょいひょいと空いている洗濯機へと自身が持って来た衣類を詰める川内。
そして。
バタン。ポチッ。
ヴ ――――― ン。
洗濯機の扉を閉め、始動ボタンを押した。
コインランドリーを使用したことがある方は分かるかと思うが
鎮守府の洗濯機は同じようなドラム洗濯機を使用しており扉を閉めて始動スイッチを押すと
自動で入れた洗濯物の重量に適した量の洗剤、柔軟剤が出てくる。
そして、市販洗濯機と同様に当然ながら洗濯が終わるまで扉は開く事が出来ない。
男「あ゛あ゛あ゛ ―――――――――― !!!」
川内「ん?あれ?私、何かやっちゃった?」
鈴谷「!!!!!」
早霜「!!!!!」
男「洗濯物ぉぉぉぉお!?」
川内「うん、洗濯だね?」
鈴谷「その…、その洗濯機、提督の洗濯物が……。」
川内「あぁー!なんだー、提督の洗濯物も一緒だったの?」
川内「大丈夫だよ。私は気にしないよ?」ケロッ
男「俺が気にするのぅぅぅぅぅ ――――――― !!!!!」
鈴谷「鈴谷も気にするのぉぉぉぉ ―――――――― !!!!!」
早霜「羨ましい……。」ボソッ
男「ん?」
川内「あれ?」
鈴谷「えっ?」
早霜 ウフフフフ
ヴーン!ヴーン!
川内「でももう扉しめちゃったからどうしようもないよ?」
洗濯機「いやーすみませんねぇ。」
川内「ほら、洗濯機もそう言ってるし。」
男「」
鈴谷「」
そして固まったままの二人を置き去りに50分経過。
洗濯機「洗濯終了やで!」
川内「洗濯終わったら乾燥機だよねー。」
ヒョイヒョイと洗濯物を乾燥機へと突っ込んでいく川内。
川内「乾燥開始っと。」
男「あ゛あ゛あ゛ ―――――――!!!!」
当然乾燥機も扉を閉めてしまえば終了まで取り出せない。
男「分けようよ!分けようよ!」
川内「えっ、だって1台でやったほうが光熱費浮くじゃん。」
ど正論である。
乾燥機はガスを燃やして熱風を出す為、
当然だがいくつも稼動させるとそれだけガスが必要となる。
なので。
川内「一緒に乾かせば無駄がない。」ンフー
男「そうだけど!そうだけどぉぉぉぉ!!」ンァァ!!
鈴谷「いや!正しいんだけどぉおぉぉ!!!」ジダンダ!
早霜「ず る い 。」ギリギリギリ
テイトクハコンランシタ!
スズヤハフシギナオドリヲオドッタ!
ハヤシモハウラヤマシソウニミテイル!
そして!待つこと30分!
乾燥機「乾燥終わったでー。」
川内「乾燥終わったぁ!!」
乾燥機から乾いた洗濯物を取り出す川内。
これは提督、これは私、と一つ一つ確認しながら仕分けしていく川内。
川内「にしても最近気温が高いからさぁ。汗を一杯掻いて大変だよねぇ。」
そう言うと川内は少女としてあるまじき行為にでた!
そうなのだ!川内はやっちまったのだ!
川内 スンスン
川内「うん!衣類は臭くない!」
男「川内~!!女の子が下着の匂いとか嗅いじゃ駄目でしょぅ~!?」ンナァァ!?
川内「いや、衣類が匂う方がまずいでしょ。」
川内「後、提督女の子に幻想みすぎ。」
川内「あっ!そうか!提督も匂いが気になるのか!」
川内 クンクン
川内「うん!提督のワイシャツも問題ないよ!」
男「うわぁぁぁ ――――― ん!そうじゃない!そうじゃないのうぅう!!」
鈴谷「川内!あんた!あんたなんて事を!!」
早霜「大胆…。」ボソッ
川内「?」
提督達三者三様の反応を見て何がまずいか理解出来ず頭に疑問符を浮かべる川内。
川内「!」
暫し考えた後、とある結論を導き出す。
川内「あっそっか!提督は自分自身で匂いを確認したかったのか!」
川内「自分の体臭って意外と気付かないから第三者にチェックしてもらった方がいいよ。」
川内「という事でその辺りは鈴谷の方が向いてるんじゃない?」
ほいと渡されるのはニット生地の何か。
鈴谷「これは!!!!」
川内「ん?」
早霜「それは!!」
提督のおパンツだった。
鈴谷「あ゛あ゛あ゛あ゛ ――――――― !」///
川内「何!?鈴谷どうしたのその反応!?」
鈴谷「んあぁぁぁぁあ ↑↑↑」
川内「えっ、何その乙女な反応。」
提督のおパンツを渡され更には匂いをかいでみたらと促されて
その匂いを嗅ぐなどという変態行為。
できるわけが無い!
いや!出来るほうがおかしい!
鈴谷「とぉぉおおぉおぉおぉぉ ――――― う! ↑↑↑」
川内「あっ熊野だ。」
混乱が限界を迎えた鈴谷は突飛な行動へでる!
そう!提督のおパンツをなんとランドリー室の窓から外へ!
艦娘の全力で投げ捨てたのだ!
早霜「なんて勿体無い事を!!」
偽りの無い本音が漏れる早霜。
そして、提督のおパンツは遠く海へと飛んで消えていったのだった…。
因みに結婚カッコカリまで済ませている叢雲に洗濯を任せていないのは
提督が叢雲に自分の洗濯物を任せる事により負担が増える事を懸念した為である。
また、最初に述べた理由により叢雲が付けねらわれるような事を避けるという
表に出来ない理由もあったことを付け加えたい。
頭がゆだった鈴谷を早霜に手伝ってもらい
医務室へと届けた後、ランドリー室へ帰れば。
男「あれ、川内居ないや…。」
メモ紙が1枚。
『 鈴谷達の洗濯物を本人達の部屋へ持っていっておきます 』
そして選り分けられ綺麗に畳まれた洗濯物。
提督は溜息を一つ付き洗濯物を回収して私室へと戻っていった。
早霜「………。」
背中に張り付き、ひりつくようなプレッシャーをかけて来た
早霜の視線については意図的に考えなかった事にしたのはいうまでもない!
男「川内が選り分ける時に間違えたのか…、混ざっていたんだよねぇ。」
なれば被らないという選択肢は無く。
男「ニンジャソウル。凄かったです。」
男「ニット地のボクサーパンツ。流石激しい運動をする女性に良く選ばれるおパンツ。」
男「顔へのフィットがパナイ。」
男「正義への使命感が滾るというか。」
\ 夜戦!? /
男「夜間に被ると最も効力を発揮するのは夜戦ニンジャさんのだからだろうね。」
スポッ
男「Foooooooooooo ――――――――――――― !」
こうして提督はまた夜の街へと治安維持活動の為に消えて行った……。
そして、またある日の何処かの海上
チ級「これ、なにかしら?」
ぷかー。
チ級「こっこれは!」
手にとって見れば味方の猛者たちを次々と屠り、
戦艦棲姫や防空棲姫といった姫級達を怪しげな力で沈めた憎き敵の被る仮面(?)
チ級「これが奴の力の源なのかしら……?」
手で広げてみたり匂いを嗅いでみたりするチ級。
チ級「確かに、何か力を感じるわね……。」
\ お前に俺が使いこなせるかな? /
チ級「ふむ。仮面のように被ればいいのかしら……?」
チ級が普段被っている仮面を外しパンツを……。
被った……。
チ級「Foooooooo ――――――――――――――――――― !」
もともと男性の存在が確認されていない深海棲艦達である。
そんな中で男性用下着、それもがっつり使い込まれたパンツを被れば?
チ級「体が熱い!熱すぎるわ!」
普段から涼しげな格好にも関わらず
チ級はさらなる涼しさを求め身に着けていた布を投げ捨てた!
チ級「あぁ~~~。成程、この開放感。
今なら、えぇ、いまなら大和型すらデコピンで倒せそうね。」
結果、恐ろしい事にネオチ級、いや、雷巡チ級オルタがこの海に爆誕したのである!
この恐怖の対象に海軍が旋律するのはまだ、少し先の話である。
本日更新分は以上で終了です
7月25日に鯖移動だそうです、異動できるかな……
では、皆様、体調にお気をつけ下さいませ
乙レス、感想レス、いつもありがとうございます、励みになっております
次回もお時間よろしければお読みいただけると幸いです
チ級が痴級に…
だいぶ間があいてしまいましたが1です
>>95様の痴級、あまりにも感心したので使用させていただきました
素敵変換、ありがとうございます
では、少しだけではございますが更新させていただきます
宜しければお付き合い下さい
ある日の執務室
男「そういえば変身したときパンツを
Vストリングみたいなのにする所為でパンツのゴムが駄目になってるんだよね。」
男「褌を衝動買いで思わず買って締めてみたけど。」
男「なんというか色々開けてはいけない扉を開けてしまいそう……。」
男は仕事をしながら最近衝動買いをし、今も締めている褌に思いを馳せていた。
そして、男がそんなどうでもいい事を考えていた時。
青葉は提督のいる執務室へ廊下を全力疾走して突撃をかまそうとしてた!
バーン!
ドア「ぐわぁぁ ―――― !」大破
男「ドアが壊された!?」
青葉「司令官!大変です!」
男「確かに大変だよ!執務室のドアどうすんのよ!?今日からオープンカフェだよ!?」
青葉「そんなの後でいいですよ!それより大スクープですよ!」
青葉が興奮した状態で写真を提督の机の上にばら撒く。
男「ん ――― 、なんかモザイクがいっぱい。」
青葉「あっ、ちょっと公序良俗に反するものが写っているので画像処理してあります。」
男「あっ、そうなの?それで何がどう大変なの?」
モザイクだらけの写真を一瞥し青葉の方へ向き直る提督。
青葉「なんと近隣の×○△鎮守府の第一艦隊がデコピンで倒されたそうなんです!」
青葉「この写真は倒された艦娘の艤装に取り付けられていたカメラから回収した画像なんですよ!」
とは言ってもモザイクだらけじゃなぁと返事を返そうとした時だった。
じりりりりーん
古めかしい黒電話。
滅多になる事がなく、一部の駆逐艦娘達の間で
「提督、受話器を置いてください。」
ゴッコの小道具に成り下がってしまっている例の黒電話。
その艦隊司令部直通電話がなった。
男「はい、男さんといく楽しい鎮守府です。」
男「あっ、元帥、お疲れ様です。直接の御用でしたら携帯に…。」
男「スマホの使い方が分からない?またまた。えっ、お孫さんに前のガラケーを壊された?」
男「庭の池に捨てられた?えっ、お爺ちゃんは私と艦娘どっちが大切なの?と迫られた?」
男「昼ドラみたいですね。仲が宜しいようで。」
男「えっ、あっ、申訳ありません。大変でしたですね。」
良好な関係の上司と部下だからこそ出来る世間話から始まり。
男「えぇ、その件については存じておりますとも。」
男「はっ、秘匿情報だったのですか?いえ、その色々と伝手がありますので。」
青葉が入手してきた新型深海棲艦の話題へと移っていった。
男「本日これから緊急提督会議を行うと?了解いたしました。直ぐに伺います。」
そして緊急の召集。
男「青葉、長門と叢雲に伝えてくれないかな?」
青葉「何をですかね、司令官!」
男「その写真に写っている新型の敵について対策会議が緊急で行われる事になったから留守を頼むと。」
男「後、お前はドア直しておけよ。」
青葉「了解です!」
そして提督は青葉が持ってきたモザイクの塊写真を懐にいれ鎮守府を離れた。
艦隊司令部 大会議室
モブ提督A「あっお疲れ様です。」
男「お疲れ様です。」
モブ提督B「大佐、お疲れ様です。」
これで男提督は結構偉かったりする、
また役目が監察官という役目も有る為ご機嫌伺いに来る連中もいたりする。
そんな世間のしがらみを丁寧に対応していた所に元帥が入ってくる。
男「あれ?元帥、大淀秘書艦は?」
ちょっとあれなのでな…、とお茶を濁す元帥。
元帥「諸君、緊急事態だ。まずはこの映像をみてもらいたい。」
室内のカーテンが引かれ、先日、襲撃にあったという艦娘の
艤装に積まれていたカメラからの映像が再生され始めた……。
♪ 顔は誰かは知らないけど アソコはみんな知っている
けっこう仮面の姉さんは 深海の女で敵なのだ
お股を広げ飛んできて 艦娘達を倒すのさ
提督達「 こりゃけっこう~ 」
元帥「とまぁ、この様に色々まずい敵なのだよ。」
男「元帥!その……、露出狂なのでしょうか?」
元帥「うむ。この個体Xは装甲を捨て去る事により軽量化に成功しているようだ。」
元帥「その身のこなしはまるで忍者のようだがな……。」
元帥「諸君、配布している手元の資料を見てくれ。」
そこには真面目に色々考察された文章と図式が詳細に書かれていた。
曰く揺れ動く胸は敵に催眠効果を与え
引き締まった尻は艦娘の砲撃をものともせず
最大の攻撃技、おっぴろげジャンプは
恥じらいを知る艦娘達に目を背けさせる為回避不能の技となる。
また、男性提督にとっては最強最悪の技となり
目を逸らす事が出来ず極楽浄土へと送られることになるのだ。
モブ提督A「なんと恐ろしい。」モッコリ
元帥「この新型深海棲艦について解析チームは
体格から雷巡チ級ではないかと推測されている。」
モブ提督B「なんとそこまで解析が進んでいるのですか!」フンハ!
元帥「しかしそのスペックはチ級からあまりにもかけ離れている為海軍では新たに呼称をつける事にした。」
ぺらりと資料をめくる音が室内に響く。
元帥「雷巡痴級オルタと命名する。」
男「たしかに破廉恥ですものね。」
そして、元帥、男性提督達による映像鑑賞による敵の分析、解析、対策検討会議は夜遅くまで続いた!
因みに!
夜食として提供されたのは握り寿司であった!
だが、会議室がイカ臭くなっていたのは寿司の所為ではないと付け加えておく!
提督達が会議を行っているその頃。
男の鎮守府では夜間哨戒任務の為に
川内を旗艦とする水雷戦隊が出撃をしていく所だった。
川内「いやー、六駆のみんなも悪いねー。眠くない?大丈夫?」
暁「ねっ眠くないし。大人だから夜更かしとか全然平気だし。」
雷「またまた強がっちゃってー。眠いなら寝た方がいいんじゃない?」
電「電もそう思うなのです。」
暁「ねっ、眠くなんか無いし!全然平気だしぃ!!」
響「分かってるよ。暁はレディだからね。」
川内「で、えーっと早霜?」
早霜「えぇ、私も、出撃いたします。」ウフフフフ
川内「あっ、うっ、うんありがとうね。」
川内と第六駆逐隊に何故か早霜が合流。
その底知れぬ薄気味の悪い笑みに突っ込みを入れられるものなどいない!
こうして水雷戦隊が夜の海へと哨戒任務の為に出撃して行った。
会議からの帰路。
男「皆の居る鎮守府まで後少し。」
男「何事もなく今日も終わるといいなぁ…。」
デデン!
車を運転する提督の携帯から聞きなれたあの音が流れる。
画面を見れば叢雲の名前。
男「叢雲!男だ!緊急事態か!?」
叢雲「青葉が情報を仕入れた敵の新型が出たわ!」
南無三!
なんという事か!
車を止め携帯に出てみれば敵の新型に襲われた他所の艦隊を
哨戒に出ていた川内達が救援に向っているとの事ではないか!
男は車を近くの海岸へ向けて走らせる!
そして海岸に着くと同時に鞄から川内のパンツを取り出し被る!
そこには一遍の卑しさもない!
\ スポッ /
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
0N 100N
※単位Nはニンジャソウルを表す。
男「ワッショイ!」
男は今!股間に熱きニンジャソウルを滾らせ!
男「クロス・アウッ!(脱衣)」
装備を換装!
そして身軽になり部下たちの元へ急いだのである!
なぜかずれるメーターの数字……
すみませんが脳内補完いただけると幸いです……
その頃の付近海上
大和「へっ変態です!」
武蔵「ふっ服を着ろ!」
痴級「ふん。サラシで胸を隠している貴様に言われたくは無いわ!」
味方の駆逐艦たちを逃がした大和と武蔵達姉妹は痴級を相手に戦っていた。
大和「変態ルック過ぎて直視できません!」
敵とはいえ、相手も同じ女!
その一糸纏わぬ姿、けっして直視できる筈がない!
痴級「増長マン!私の姿を見ずして砲撃が当てられるとでも思ったか!」
痴級が手を海面に立てM字開脚の構えに入る!
大和「いやぁ ――――― !」
武蔵「みっみせつけるなぁ ――――――― !」
南無三!
痴級が得意とする深海魚雷は当たると強烈なダメージを与える!
その魚雷が今!アソコから放たれた!
打ち上げ花火めいた大爆発は辺りを盛大に照らす!
そしてその大爆発の後!
そこには一人の男が立っていた!
「大和型姉妹のお嬢さん方。無事かな?」
その男!
恐るべきニンジャバランスで九八式夜偵の上に立ち。
褌の直垂を風にたなびかせるのは!
痴級「くっくっく。来たな、ヘンタイ=テイトクさん。」
そう!
変態提督!ニンジャソウルをその身に宿した深海キラーのエントリーである!
大和「おっきい…。」
武蔵「…… /// 。」
痴級「くっくっく。貴様は艦娘がピンチになれば現れていたからなぁ。」
痴級「艦娘を襲い続ければいずれ現れると思っていたぞ?」
変態提督が敵の正体に思いを馳せるその前に敵が先手を放った!
痴級「ドーモ、ヘンタイ=テイトクさん。痴級=オルタです。」
なんたる迂闊!
先に挨拶をされると挨拶前のアンブッシュは封じられる!
挨拶はされたからには、返さなければならない!
これは古事記にも書いてある!
変提「ドーモ、痴級=オルタさん。ヘンタイ=テイトクです。」
一触即発!
マッポウめいたアスモトフィアの中、両者のカラテが激突する!
「イヤ ―――――――― ッ !」
痴級=オルタが得意とするのは魚雷火遁術の一つ。
圧倒的魚雷の数で敵を爆発四散させる。残虐非道な暗殺技である!
深海カラテで進化した痴級=オルタは実際、ニンジャなのだ!
チョーチョー・ハッシ!
痴級=オルタのカラテをヘンタイ=テイトクが受け止めかわす!
川内「えっ、何あれ。」
救援依頼に基づき川内達が大和達の元に駆けつけた時に見たのは
空中戦を行う変態達だった!
一人は一糸纏わぬ変態の深海棲艦!
もう一人は際どいギリギリまで攻めた褌姿の男!
両者の共通点は顔にパンツを被っているという点だけである!
川内「褌に顔に被ってるのもしかして女性物パンツ?!」
暁「あっ、見えなくなったわ!」
電「あっ暁はみちゃだめよ!」
雷「電もなのです!」
響「雷もだよ。」
早霜「……、逞しいですね。」ウフフフ
ヘンタイ=テイトクと痴級=オルタ。
そのカラテの実力はドングリ・コンペティションだ!
「イヤ ――――― ッ!」
「ヌゥ ――――― ッ!」
お互いのカラテの応酬が続く中!
痴級=オルタは川内達に気がついた!
痴級「勝つ為には何でも使え!」
痴級=オルタはその魚雷火遁術で川内達に襲い掛かった!
川内「危ない!」
ボーン!
変提「ダイジョウブか。川内=サン……。」ゴホッ
川内「変態提督!?」
痴級「くっくっく。やはり艦娘を助ける為に動いたか。」
なんたる事!
ヘンタイ=テイトクは川内達を助ける為に自ら!
盾となったのだ!
----------
------------------
-------------------------
変提「ここは……?」
「情けない。あの様な小娘一匹にも勝てぬとは……。」
変提「あなたは!」
「ドーモ。ヘンタイ=テイトクさん。」
「ナラク=ニンジャです。」
変提「ドーモ、ナラク=ニンジャさん。」
変提「ヘンタイ=テイトクです。貴方はニンジャ?」
「そうだ、ニンジャだ。」
変提「ニンジャ!」
「さようニンジャを殺すニンジャだ。」
「わしが貴様を強くする為に力を貸そうではないか。」
「ニンジャ殺すべし!」
変提「………。」
「どうしたヘンタイ=テイトクよ。」
「わしの力を受け入れよ。ニンジャ殺すべし!」
変提「私の部下に忍者が居る。」
変提「その忍者を殺す事は断じてできん!」
「では、なんとする。」
変提「だが!貴様の力!力だけは貰い受ける!」
「グワァ ――― !やっ!やめよ!やめよ!」
「グワァ ――― !」
----------------------------
----------------------
----------------
いい所ですが今日の更新はここまで
艦これに変態仮面にニンジャスレイヤー
もう、色々盛り合わせすぎですかね?既にニンジャスレイヤーの状態
次回で川内編終了+赤城編を少しやれればと思っています
乙レス、感想レス、いつもありがとうございます
励みになっております
後、最後になりますが皆様、暑い日が続いております、頭痛、寒気が続くようでしたら早めに病院へ行きましょう
では、次回、またお会いいたしましょう
鯖落ちなどなど色々ありましてやっと更新に来ることができました
お時間よろしければお読みいただけると幸いです
痴級「深海シンジケートに楯突く愚か者め。」
痴級「その死体回収して徹底的に調べてやる。」
雷巡痴級が川内の抱える変態提督に迫る。
変提「シンカイ!コロスベシ!」
痴級「なに!?」
痴級「馬鹿な!アレは絶対に死んだはず!」
「イヤ ―――――――――――― ッ!」
「ギャボ ――――――――――― ッ!」
痴級「そんな馬鹿な!」
「ドーモ。痴級=オルタさん。ヘンタイ=ニンジャです。」
「ド…ドーモ。ヘンタイ=ニンジャさん。痴級=オルタです。」
変態提督が黄泉の淵より舞戻り、痴級オルタを圧倒!
その正体はヘンタイの力とニンジャソウルの融合である!
ヘンタイの力とニンジャソウルの融合、今、変態提督は新たなる力を手に入れた!
痴級「おのれ、ヘンタイニンジャめ!死ねぇ!」
慌てた雷巡痴級がその拳を繰り出す!
そう!一撃で必殺の殺気が載った深海カラテ術!
魚雷火遁術である!
痴級「ディープシー!!!」
しかし!その拳はヘンタイ=ニンジャの股間の布に掠るのみ!
迂闊!
魚雷火遁術は当らなければ!
意味が無い!
「イヤー!」
「グゥワ ―――――――― !」
雷巡痴級が慌てふためき次々と砲撃する!
ブン! カン!
ブン! カン!
ブン! カン!
ニンジャの動体視力を持ってすれば通常砲撃の速度など蚊を叩き落すも同然!
「イヤ ――――――――― !」
ヘンタイニンジャの股間の装甲はそこらの戦艦より!
「イヤ ――――――――― !」
実際あつい!
痴級「ヌゥ……」
大和「こっこか /// 」
武蔵「じゅ、重装甲 /// 」
川内「股間で砲弾を跳ね返すだなんて。私でなければ見逃しちゃうね。」
股間で砲弾を次々と打ち返すさまは正しく!
ヘンタイ!
ヘンタイそのものである!
早霜「興奮してきました。」
股間の重装甲に目をみはる早霜!
川内「う ―――― ん。凄い忍術だ。」
川内「肉体強化系かぁ。土遁系かなぁ。教えてもらいたい!」
自身の使う系統の忍術とは別の物に興味津々な川内!
変提「イヤ ――――――― !」
掛け声と共に繰り出される手刀!
痴級オルタを徐々に追い詰めていくその様は正にゲイのサディスト!
ブッダの様である!
痴級「ヌウ ―――――― 。」
早霜「あれだけ跳ね返してもまだ硬いとは。」
早霜「いえ、硬いだけではなく柔らかさを兼ね備え
それにより衝撃をうまく殺しているようですね。」
早霜「つまり…、形を自由自在に変形できる可能性があると……///」
早霜「夕雲姉さんに知らせる事が増えました……/// 」
砲弾と魚雷を次々と股間で跳ね返す。
早霜「角度をつけて跳ね返す為の角度調節……。」タラー
早霜「ンッンフッ………。私としたことが……。」フキフキ
電源スイッチのオンとオフ。
その入れ替えの如く!実に明確な意思を持ち!
ヘンタイニンジャのムスコスティックは激しく上下左右に動いているのである!
それは水のみ鳥のように激しく一定のリズムで動いている!
平安時代に活躍した稀代の哲学剣士、ミヤモト=マサシもこうコトワザを残している!
豆腐は鉄を貫く!
ナラク(やれやれ、なんでわしが前貼がわりに……)
大和「衝撃を吸収する為には柔らかさも必要だとか……。」
しかしてその防御範囲!
縦横に無敵!
武蔵「まっ、まさかあれの長さ分がその。」
大和「そんな、そんな長さ、大和のバイタルパート貫通しちゃう///」ブホッ
武蔵「この武蔵、魚雷一発で、んふぅ。」ブバッ
エボナイト棒の如き柔軟性を持つ息子サムシング!
その剛性と柔軟性で痴級オルタの攻撃はまったく届かない!
痴級「くそぅ!かくなる上は!」
痴級オルタが海面に手をつき体勢を変える!
深海カラテ奥義!オッピロゲだ!
これを食らえばいかにヘンタイニンジャであろうと無事ではすまない!
変提「馬鹿め!」
ヘンタイニンジャが腰の褌を外し痴級オルタへ投げつける!
その褌は痴級オルタの腰に絡みつき、褌の紐は体を縛り上げた!
ヘンタイカラテ究極奥義!
フンドシ=緊縛である!
オッピロゲは見せ付ける事が出来なければ!
意味がない!
変提「イヤ ――――――― ッ !」
変態めいたアスモトフィアが股間の周囲に作り出したそれは!
股間に渦巻く自主規制のウチアゲ花火!
ヘンタイニンジャが痴級オルタの股間を蹴り上げ
痴級オルタは天高く飛んでいった!
痴級「グワ ―――――――― ッ !」
川内 ヒェッ
大和 キュッ
武蔵 ヒェェッ
響 ハラショー
早霜 ナンテステキ
オオ!ゴウランガ!
股間に滾るはニンジャソウル!
体に宿すはヘンタイソウル!
あれがヘンタイニンジャ!
あれがヘンタイソウルとニンジャソウルの融合である!
股間のウチアゲ花火は今、華開く!
変提「Welcome」(さぁ!ハイクを詠め!) M字開脚のポーズ
マッポめいたM字開脚の先に見えるは地獄のオシオキ!
早霜「ゼンラ!?」グビビ
大和「」ブハッ
武蔵「」ヨダレ
響「ハラショー、こいつは力を感じる」グッ
川内「モザイク!?」ナニアレ?
空高く放り上げられ、ましてや緊縛!
その状態で、ヘンタイニンジャのオシオキから逃れるなど!
実際、不可能!
痴級「ギャボ ――――――――― !」
変提「セイバイ!」チーン!
こうしてヘンタイニンジャは痴級オルタを倒し
その体に巻きついた褌を取り返したのである。
変提「流石にこれをつけていなければただの変態」シメシメ
股間を隠す褌を締めなおしヘンタイニンジャ。
いや、今はニンジャソウルが消えた為、一人の変態提督。
その漢、金色の光を纏いて海原に立つ!
ドギュッ! (変態のポーズ)
変提「無事でしたかな?艦娘のお嬢さん達。」
ドン! (変態、股間を強調のポーズ)
大和「」キゼツ
武蔵「」キゼツ
川内「大和型戦艦を倒すだなんて!なんてニンジャパワー!」
響「ハラショ――、とても力強い物を感じるよ /// 」
変提「………。」
早霜「………。」b
そして、親指を人差し指と中指ではさみ、力強く前に突き出す。
変提「後は、まかせてもいいか?」
早霜「/// 」コクコク
変提「さらば!」
早霜がうなづくのを確認し、ヘンタイニンジャ
いや、変態提督は海上を春風のごとく爽やかに駆け抜けて行った!
数日後
早霜「夕雲姉さん…、写真の現像が完了いたしました。」ウフフフ
夕雲「これが噂に聞く変態提督の。」グビビ
なんということでしょう!
夕雲型は陽炎型に先んじて
個人用ウェラブルカメラを導入していたのである!
夕雲「モザイクらしきものがありますがその上からでも分かりますね。」
夕雲「この形、サイズ。」
早霜「実際にみたその硬さと柔軟性。」
夕雲「その、どう思われます? ///」
早霜「他に並ぶ物無しと思います///」
思い出し、顔を赤らめる早霜。
夕雲「早霜さんにそこまで言わせるなんて///」
変態提督の勇姿を捉えた写真からその正体に迫ろうとするものや。
川内「忍者、あれは凄かった。」
神通「その、見たのですか?」
川内「早霜から写真を分けてもらったよ。」
つ 写真
神通「……、さすが姉さん。大事にします。」
一部でその写真は闇で取引される事態に。
暁「結局何が起きていたか分からなかったわ!」
電「何も見えなかったなのです。」
雷「響、あそこでなにが起きてたの?」
響「 пенис 」(ち○ぽ)
電「ロシア語はさっぱりなのです。」
響「половой член」(ちん○こ)
暁「大人の川内さん達の様子をみると
きっと何か凄い事がおきていたとおもうの!」
響「確かにナニが凄い事だったよ。」
暁達の間ではしばらくの間それが話題となっていた。
執務室
大淀「提督。流石に由々しき事態かと思うのですが。」
男「うーん、かといって正義の味方だしなぁ。」
男「現実、敵を倒して救援に成功しているわけだし。」
大淀「成功が性交になっては遅いと思います!」
男「流石に飛躍しすぎじゃない!?」
大淀「こちらをみてください!」バン!
机にたたきつけられるは一枚の壁新聞。
『 あれは正義の味方!?それとも変態!? その主砲口径!驚きの51cm!?』
提督 ブ ――――― ッ
大淀「お茶吹いていないで読み進めてください。」
『 ついに脱いだ神秘のベール! 続きは此方の有料サイトで! 』
提督「あっ、お金とるんだ。」
大淀「えぇ、登録に500円とられました。」
大淀「しかも、それだけ煽っていながら肝心な場所には
もやが掛かっていてしっかり見えない有様。」
提督「……、えーっと、詐欺だった?」
大淀「安いからついうっかり……。」
大淀「って、違います!
その様ないかがわしい物を野放しにしてはいけないという事です!」
提督「あっ、はい。」
大淀「憲兵からも問い合わせが来ていますので、
いずれこちらに憲兵の方がこられる事になると思います。」
大淀「その際は対応お願いいたします。」
提督「了解しました…。」
尚、
金剛「ガッデーム!」
陸奥「見れないじゃない!」
翔鶴「あっ、これはこれで。」
加賀「サイズはおぼろげに…。」
といった具合に見事に青葉の有料詐欺サイトに引っかかった
一部の大型艦が青葉を探して一時的に鎮守府内雰囲気が悪化したそうである。
以上で本日の更新終了でございます
鯖が死んでたこともありお読みいただいていた方がどれだけ戻ってきてくださっている事やら
私自身、ハーメルンへ一時期移動なども考えていたのでなんともですね
感想レス、乙レス、お気軽にいただけると大変感謝です
色々粗は多いでしょうがニンジャスレイヤーな雰囲気がお届けできたかなぁと思います
では、また次回の更新でお会いできたらと思います、ここまでお読み頂きありがとうございました
季節の変わり目はいつも体調を崩す…
みなさまお久しぶりです、忘れられていないか心配ではありますが更新にまいりました
お時間よろしければお読みいただけると幸いです
※10月下旬からの書き始めなので季節の内容についてはご了承お願いいたします
ある秋の日の鎮守府
執務室
大淀「提督、そろそろいつものあれの時期なのですが。」
男「あー…、漁業支援かぁ。」
大淀「はい。今年も漁師の方々の護衛任務があります。」
男「海防艦の娘とか駆逐艦の娘達中心は変わらずだけど
戦艦とか空母の娘達が出張らないといけない様な所に行く予定はある?」
叢雲「うちの戦力を考えれば受けても問題はないと思うけど断っておいたわ。」
叢雲「うちはのんびりで良いのよ。」
男「さすが叢雲。」
叢雲「いいのよ。あんたじゃ断りきれないでしょうし。」
大淀「宜しいのでしょうか?」
男「まぁねぇ、元帥の直属の部下ってことで色々やる事あるから言い訳は幾らでも立つしね。」
大淀「そうですか。」
大淀「それと、今年からの相談なのですが。」
大淀が一束の書類を差し出す。
男「鎮守府南瓜祭り?」
大淀「ハロウィンパーティの提案です。」クイッ
男「ハロウィン。」
大淀「はい、先立っての欧州救援作戦で合流された欧州艦の方達を始め
故郷の風習を大事にされたいとの申し出がありました。」
男「成程。」
ハロウィンの催し自体は以前から一部のイタリア艦達の間で行われていたりもする。
大淀「合わせてドイツ艦の方々からもオクトーバフェスタを行いたいとのことです。」
企画書に目を通す提督。
男「へー、秋刀魚を調理して提供。」フムフム
男「お酒も仕入れルートを抑えて。」ナニナニ
男「あー、鎮守府一般開放日に合わせるのねー。」
地域住民の皆さんとの交流。
それは鎮守府施設を開放して地域の皆さんに艦娘の事をよく知ってもらおうという企画である。
男「うん、よく出来た企画書だね!
まるで一流商社の営業マンの提案書を読んだ気分だよ。」
大淀「はい、さすがと思いました。」
男「企画の立案者の名前を見る感じ
アルファベットの名前が並んでいるから欧州出身の娘達が中心みたいだね。」
叢雲「そうみたいね…。」ウン?
男「日本に早く馴染む為に頑張ろうってことなのかな?」
大淀「だと思います。」
この時、提督は見落としていた。
それは相手が敢えて提督が見落とす事を狙っての事であったから致し方ないかもしれないが……。
そう、計画立案者名にアルファベットで巧妙に隠された彼女の名が記載されていたのだ。
そして、計画書が無事、提督の決裁を通った事にほくそ笑む者が一人。
「くっくっく。計画通り……。」
翌日から鎮守府内は色々な業者達の出入りでいつも以上の賑わいとなる。
そして、様々な準備も終わり鎮守府解放デーの2日前を迎える。
大潮「大潮!あげあげです!」
男「おぉ、本格的だね。競りの帰り?」
大潮「司令官!おはようございます!」
大潮「大潮!朝市から帰ってきました!」
大潮の被る帽子を見れば仲買人の番号札がばっちりと決まっている。
鳳翔「地元の漁協の方が下さったんですよ。」
男「あっ、そうなんですか。
あまりに自然過ぎたので仲買人の登録をしていたのかと思いました。」
食材は痛む事などを考えれば保存の利くもの以外は
出来る限り当日の搬入を予定している。
今現在搬入されているのは事前の地域の偉い人などを招いての内覧会用。
そして、遠くを見やれば
冷凍車から鎮守府の業務用冷凍庫へと秋刀魚を移す娘達が。
五十鈴「今年は豊漁ね。」
曙「五十鈴さん!これはこっちでいいですか!」
男「みんなお疲れ!」
曙「あんたも手伝いなさいよ、くそ提督!」ゲシッ
男「あっ!はいぃぃ!」
漣「ほうほう、ぼのさんや。
ご主人様においしい秋刀魚をと朝もはよから
市場へ出かけておきながらその様な口ぶり。」
漣「これは見過ごせませんのう。」ククク
男「あら、可愛らしい。」
漣「しかも冷凍なんて駄目だからと生秋刀魚を目利きしておったのを。」
漣「この漣、しかと見ておりましたぞ?」ニホホホホホ
男「そうなんだ。ありがとう。期待してるぞ。」
曙「ああぁぁあぁああ ///」
ボスボスボス
顔を赤らめた曙に殴られとりあえず提督は退散した。
大淀「提督。お疲れ様です。」
男「お疲れ。明後日からの鎮守府一般開放デーに向けてみんな色々準備が進んでるみたいね。」
大淀「はい。色々な業者さんも出入りしていますので不審人物がいないか
見回りも兼ねてイベントコーナーの設営状況を見て回っているところです。」
男「あぁ、それなら一緒に回ろうか。」
男「ハロウィンにオクトーバーフェスタに秋刀魚祭り。」
男「考えるだけでカオスだもんね。」
大淀「はい。ですが、お祭りは楽しいですよね。」ウキウキ
男「大淀さんもお祭りとか好きなんだ。」
大淀「えぇ、大好きですね。ただ、一人で回るのも味気ありませんので。」
よかったらご一緒にとのお誘い。
これはどうしたものかと考える。
そう、妻がいる。
結婚、( )に 仮 と入っていようとである。
えぇ、同衾したことなんかありませんよ?ヘタレですからね?
尻を触ってリビドーを……
何色々言い訳してるんだと、えぇい!
こまけぇこたぁいいんだ!ヘタレに夜の夜戦は無理なんだよ!
そんな所で綺麗過ぎる女性からそういう誘いだ!
受ける?!冗談ではない!閾値が振り切って野獣になるに決まっている!
どこぞのラノベみたいにチーレムなんかないんだょう!
ばーか!ばーか!(血涙)
手を出せばそこで人生終わり!
野獣になれば後はお定まりの塀の向う!
塀―!提督―!
仮にも監察という立場にある以上、節度ある勤務態度が重要なのである!
修行僧。
そう、提督とはさながら修行僧のように
欲望を抑えられないと勤まらない仕事なのだ!
迫るサキュ……、大淀への返答をなんと返した物か。
ヘタレ男が後ずさりしながら考えていた時、背後から轟音が響いた。
男「砲撃音!?」
話題を変えるのにこれ幸いと提督が音のする方へと駆けていく。
アイ「Fireeeeeeee!」
大きな大砲から何かが飛んでいく。
ドゴーン!
サラ「Next!」
ドッゴーン!
見慣れた空母の蒸気カタパルト模型のようなものから
これまたやっぱり南瓜?が飛んでいった。
男「なにこれぇ。」
ベイ「パンプキンフェスタです!」ベーイ
いや、わからんがなといいかける提督。
サム「どこまで南瓜が飛んでいくかを競っているんです。」
なんのこっちゃとよくみれば大砲のような長大な円筒に南瓜を詰めて。
アイ「Fireeeeeee!」
撃った。
米軍人A「HAHAHA!今年も祭りの季節だぜぇ!」
米軍人B「カボチャだぁ!カボチャをうちまくれぇ!」
シュー!
米軍艦娘達の本来の所属先、横須賀米海軍の皆様たちも何故かそこにいた。
そして、その横にはPAC3システムの紹介でよく見るミサイル発射台の様なものが。
米軍人A「ピー! ピー!(聞くに堪えない卑猥な言葉)」
そして南瓜が空を舞っていった。
男「!」
そう、聡明な読者の方はお気づきだろう!
鎮守府には誰よりも南瓜を愛し、誰よりも南瓜を大切にする。
南瓜の妖精こと、駆逐艦娘涼月が居る事を!
南瓜を粗末に、
もとより食物を粗末にすれば涼月でなくても鳳翔さんや間宮さん。
あるいは伊良湖ちゃん。
糧食に関わる人達から血祭りに上げられることは間違いない。
涼月「提督。大丈夫ですよ?」
涼月「あれは食べられない南瓜です。」
男 フォワァァァアァアアアアー!
正に不意打ち。
そして今、最もエンカウントしたくない駆逐艦娘No1に出会った提督は情けない声をあげた。
初月「涼月姉さんが一生懸命育てた南瓜なんだ。どうだ?すごいだろ?」
だからこそ、それを粗末に扱うとなると。
涼月「いえ、初めに生産を依頼された時に事情はお伺いしていますので。」
初月「生産した南瓜はサイズ問わずで一括買い上げしてくれたんだ。」
初月「さすが米軍だよ。」
あっ、なるほど、生産物一括買い上げ。
そして、生産前に契約して品種指定。
さすが大規模農家経営を得意とするアメリカ!
USA !USA! USA!
涼月「そのおかげで大分、家計が潤いました。」ホッコリ
男「いつも思うんだけど給料はきちんと渡しているし
防空艦ってことで出番は多いから手当てもおおいと思うのだけど。」
どこへお金が消えているのという問い。
とも思ったが女の子なのだその問いは野暮だろう。
それに怪しいお金の動きや変なものへお金をかけているとなれば直ぐに分かる事だ。
例えばホストクラブなんか、
その様なことがあれば特警一個大隊を送りつけるなんて事もやぶさかではない。
権力は正しく使ってなんぼなのだ。
涼月「あの、トラクターを買っちゃいまして…。」
男「あぁー、そっかぁー。事前に相談してね?
減価償却とか色々税金負担安く出来るからね?」
涼月「えっ、そんな事が?!」
大淀「可能です。」ズイッ
大淀「鎮守府のとして経費、備品、施設としては無理ですが。
涼月さんを個人事業主として税務関係の書類を整えれば
青色申告も夢ではありません!」
男「おぉ、頼もしい。」
大淀「公認会計士大淀!お任せあれ!」
此処だけの話し、まだ先の事だけど戦後の事も考えて資格を取る艦娘は多い。
男「と、話がずれた。南瓜の飛距離を競うってまたなんでそんな事を?」
サラ「アメリカのハロウィンでは南瓜の飛距離を競うお祭りがあるんです。」
サラ「当日は日本各地から参加者が来ます!」
男「えっ!?」
サム「ほら。」ズイ!
『 鎮守府南瓜祭り! 誰が一番遠くまで飛ばすか! 初代王者は誰だ!? 』
ズイと出されたノートPCの画面には賞金だの色々記載されているHPが。
男「ということは?」
叢雲「ちょっと!あんた!
正門になんか投石器を分解して積んでるトレラーとか色々来てるんだけど!?」
男「ぴゃぁー…。」
ぷりぷりとという表現がぴったりなくらいにお冠状態の叢雲がやってきた。
そして。
バイオレンスな音が周囲に響き。
男「ありがとうございました……。」シュゥ―
折檻されるという黄金パターンである。
そして、提督がくたばっている間に叢雲に大淀が大まかに説明。
叢雲「事情は分かったわ。で、どうするの?」
男「どうしましょう?」
叢雲「はぁ、もう。いいわ。後はまかせなさい!」
男「よっ!かぁちゃん!」
いつもの流れである。
そう!
池乃めだかが頭を抑えられて何も出来なかった後に
『 今日はこのくらいにしといてやらぁ 』
と言って帰る吉本の流れのような天丼という物である!
男「となると他の欧州組もなにかやらかしてないか心配だなぁ。」
叢雲「あんた計画書に目を通してたんでしょ?」
男「うん。」
叢雲「なら問題が無いかなんでその時に分からなかったのよ。」
もっともである。
男「書いてないものまで見通すことなど出来ない!」ドヤァ
本日二度目のバイオレンスな音が当たりに響いたのは言うまでも無い。
今日の更新はこれにて終了
もう片方の更新頻度と比べるとこっちが落ちてしまいご迷惑をお掛けしています
あちらのほうも今後ともよろしくお願いいたします
感想、乙レスいつもありがたく読ませていただいております
どうぞ、お気軽にレスをいただけると1が喜びます
ここまでお読み頂きありがとうございました
こんばんわ
更新に来ました、お時間よろしければお読みいただけると幸いです
男「とりあえず、海外艦の娘達がおかしな事をしてないか確認するか。」
叢雲「そうね。まぁ、アメリ艦の娘達程ハチャメチャではないと思うのだけど。」
大淀「業務用ビールサーバーや樽での購入申請があったくらいでしょうか?」
男「あっ、それあかんやつやん?」
と一同が不安になりながら鎮守府の運動場へ。
普段は艦娘達がランニングなどの
身体強化の為の運動に使っているグランドなのだが。
そこには簡易テントがいくつも設営され
入り口には『 地ビール祭り in 鎮守府 』と看板が上がっていた。
ビス「テントの設営はこの白線内で。えぇ、そうよ。」
レーベ「あっ!提督、設営の状況を見に来たのかな?!」
マックス「あら、視察?ふーん。」
ディアンドルを着た駆逐艦2名に迎えられる提督。
男「なんだか色々なメーカーさんが来てるんだけど。」
ビス「折角だから販促を兼ねて色々な酒造メーカーに来てもらっているわ。」
男「あっちの方は食べ物売っているのかな?」
ビス「えぇ、ドイツ名物ソーセージやアイスバイン。後はそうね、芋も色々あるわよ?」
そういわれキッチンカー屋台の方を見れば。
『 吹雪のポテト屋 』
男「あっ、見覚えある!叢雲のお姉さんだ!」スットボケ
叢雲「吹雪!あんた何やってんのよ!」
吹雪「あっ、いらっしゃーい!明日からの営業に備えて準備中だよ?」
スパ「フィッシュ&チップスを一ついただいていいかしら?」
吹雪「了解でーす!」
吹雪「オーダー入りまーす!」
深雪「りょうかーい!」
叢雲が呆れた顔をしている横で
イギリス伝統のあれを御注文するウォースパイト。
そして、吹雪の妹達により手際よく調理がなされ。
吹雪「お待たせしました!」
モグモグ
スパ「マーベラス。」
スパ「これを貴方に差し上げましょう。祭りの間は贔屓にさせて貰うわ。」
女王は一言感想を述べ、艦船紋章のステッカーを置いて去っていった。
男「王室御用達……。」
吹雪「名誉ですね。」
叢雲「そういうのはいいから!なんでこんな店開いてるのよ!」
吹雪「えっ、お祭りといえば吹雪型じゃない。」
吹雪「お姉ちゃんに少しは協力してよ。
実家から芋が大量に送られて来たの処分しないといけないんだからね!?」
叢雲「あんたの事情でしょう!?」
叢雲「事前に届出していないのは認められないわよ!」
吹雪「お姉ちゃんを助けると思って見逃してー!?」
吹雪「ねっ、司令官も、いや、叢雲と結婚(仮)だから義理の弟!」
吹雪「義弟もお姉ちゃんを助けると思って!」
男「まぁ、食堂に回しても消費仕切れそうに無いって事なら仕方無いね。」
叢雲「!?」
吹雪「よっしゃ!」
この裏切り者といいたそうな顔で男の顔を見る叢雲だが。
鎮守府の責任者は提督である男なのだ。
ガッツポーズを決める吹雪。
叢雲「もう。私は他を見回りに行くから!大淀!いきましょう!」
男「えっ!?」
叢雲「あんたはここの設営がしっかり行われているか確認しなさい!」
そういい残し叢雲は大淀をつれ去っていた。
隼鷹「んー?痴話喧嘩かい?」
男「違います!」
隼鷹「んん ―――――― ?」ニマニマ
男「違います……。」(小声)
隼鷹「まーさー、提督さー、あれよ。」
隼鷹「叢雲と夜の夫婦生活してる?」
男 ブホッ
隼鷹「ほら、提督ってさ。結構艦娘みんなに人気なんだよ?」(小声)
提督にだけ聞こえるように小声で話す隼鷹。
隼鷹「叢雲と上手くいってないなのなら正妻の立場狙ってる娘多いんだよ?」
まさに寝耳に水。
隼鷹「まっ、冗談だけどね。」ケタケタ
男「ですよねー。」
男「で、隼鷹は設営のお手伝い?」
隼鷹「そうだよー?あたしの伝手で色々酒造メーカーに来てもらったからねー。」
隼鷹「まー、この辺りの街おこし的な祭りとしてつかえればと思ってね。」
ほれほれと出される数枚の紙。
隼鷹「当日の来場予想客数と警備の配置図に……。」
男「おぉ。実に綿密な計画書。」
隼鷹「あきつ丸~!」
あきつ丸「隼鷹殿!お呼びでありますか!?」
あきつ丸「あっ!提督殿!これは丁度よかったであります。」
男「どうしたの?」
あきつ丸「警備体制についての打ち合わせをしたかったので探していたであります!」
男「あっ、そっか。当日は憲兵隊の皆さんにも協力いただくんだった。」
あきつ丸「そうであります。ですので提督殿と打ち合わせをしたかったのであります。」
隼鷹「じゃ、あたしはそういう訳でメーカーのみなさんと打ち合わせあっからさ。」
そういい残し隼鷹は去っていった。
そして、場所を代え警備の打ち合わせは夜遅くまで行われたのだった。
男「はぁ……。昼のうちに終わらせるつもりが……。」
男「入荷した荷物の確認しなきゃ。」
一人、そういいながら提督はとぼとぼと
鎮守府開放デー用に発注された食品等が保管されている倉庫へと向っていた。
熊野「鈴谷さんの所為で洗濯が出来ませんでしたわ!?」
ぷりぷりと怒るのは重巡熊野。
最近、更なる改装を重ね軽空母へと艦種を変更しより頼もしく。
より強くなった。
鈴谷「ごめんって、ほら。干すの手伝うからさぁ。」
鎮守府の稼動が24時間といえど
流石に夜間の洗濯機の騒音については配慮がされている。
軍事施設の癖になにをかいわんやという気がしないでもないが
世の中そういうものでもあったりする。
熊野「鈴谷さんが色々設営中のテントを見て回ろうと言われたせいで
洗濯物を干すのを忘れてしまっていましたわ!?」プンスカ
鈴谷「ごめんって~。ほら~。干すの手伝うからさ~。」ゴメンッテ
そういいながら下着の干されたパラソルを窓の外に吊るす鈴谷。
夜も遅い為、洗濯物の干し場も閉鎖されていることもあり
窓の外についた転落防止用の手すりに引っ掛けざるを得ない状態。
鈴谷「あっ。」
ここで鈴谷はパラソルを引っ掛けるのに失敗した。
熊野「あ ―――――― !!」
熊野の絶叫が木霊する中。
多くの下着を引っ掛けたパラソルは重力にしたがって下へと落ちていった。
男「ん?あれ、なんだろ?」
手に持ったマグライトで地面に落ちたそれを照らしてみれば。
男「!」
男「こっこれは!?」
そう、女性下着の山である。
男「いや、何かの罠に違いない!
くっ、おのれ深海棲艦め!卑劣な手を!!」プルプル
男「あれを、あれを拾ってはいけない……!」プルプル
手は拾いたい衝動を押さえ筋肉が痙攣を起こず!
しかし、心では嫌がっても、体は!体は拒否できなかった!
男「こっこれは!ブッブラジャー!」
普段から邪な心を抑え、
やらしい目で艦娘を見ることを抑え
修行僧の如く生活する男にとってそれはエルドラド!
かの有名なカリブの海賊王、
エドワード・ティーチが財宝を隠したといわれる宝島。
まさに今、目の前に伝説の宝島があるのである!
男であれば財宝を目の前にして躊躇わない者がいるであろうか!?
いや!いないと断言する!
男は今!財宝の海へと漕ぎ出したのである!
男「うほほほ。これはキャミソール……。」ゴソゴソ
洗濯パラソルに吊るされた洗濯物の
一つ一つを外しながら入念に観察する提督。
そして、彼はついに、珠玉の一品を掘り当てた。
その色、紫。
下着としてブラジャーと同じ色であり。艶やかな紫。
紫色の染料は作るのが難しく、古来よりその色は高貴な色とされてきていた。
かのローマ皇帝においては皇帝以外の使用を認めれず。
ジュリアス=シーザーの衣服、カエサルのマントに使用されていた。
そして、日本においては冠位十二階、養老律令においても紫が最上位とされる。
つまり、紫とは高貴な色。
ハイソサエティな方々にしか許されぬ色なのである!
男「この布の向うに、ハイソサエティが……。」
世間の方々がパンティという物に関して抱く感想とはなんであろうか?
布、下着、或いは日用品。そういったものが普通ではなかろうか?
だが、待ってほしい。
パンティの最重要な点はその形態ではないという事を見落としていないだろうか?
そう、そうなのである。
パンティの中で最も重要なファクター!
それは!
誰の持ち物か!?である!
男「それはただの布切れではない。」
そう、布であるパンティは下着である。
パンティの向こう側には使用者が居る。
下着ということは使用者のいる事が当たり前である為、
パンティの向こう側に使用者がいるという事は
すなわち!パンティ=使用者ではなかろうか?
すなわちパンティは使用者であり使用者の使用箇所と同じであると言える。
つまり、パンティとは女性のお股なのである!
Q・E・D 証明完了
男「つまり、これはそういうことなのである。」
度々被り続けている為何かが吹っ切れているように思えるかもしれない。
しかし、しかしである。
目の前に出された食事、
そう、それは例えるならフランス料理のフルコース。
それを飢餓状態であるにも関わらず断れるのは
よほどの聖人でなければ無理であろう。
また、出された料理を断るのは大変失礼であるという事も付け加えよう。
男提督は聖人ではない。
性人なのである!
スポッ
男「…………。」スハースハー
熊野「落すだなんて、信じられませんわ!」プンスカ
鈴谷「ごめんって。今度、間宮おごってあげるからさぁ。」ユルシテ
熊野「……、まっ、まぁ。それなら許してさしあげますわ。」
鈴谷「部屋の下に落ちていったからこの辺だと思うんだけど。」
熊野「あっ、あれは!」
落ちていったパラソルハンガーを
回収しに来た二人が見つけたのは蹲る提督だった。
熊野「まさか。」
鈴谷「頭に当った?」
脳裏によぎるのは最悪の事態。
熊野「て…、提督?」
鈴谷「提督?大丈夫?」
二人が駆け寄ったその時だった。
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
0E 100E
※Eとはエクスタシーの単位
男「Fooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo !!!!!!!」
熊野「とぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!!????」
鈴谷「うわぁぁぁあ ―――――――― !!??」
重巡熊野は神戸生まれのお洒落な重巡と自己紹介するようにお嬢様である。
そして、下着の色からも分かるようにその所属はハイソサエティ。
まさしく上流階級、淑女、レディなのである!
それが、提督の変態ソウルと混ざり合い!今!紳士としての閾値がMAXを突破!
突破した紳士としての力は体を駆け巡り肉体を変質させた!
結果!変態紳士の中の変態紳士!
変態提督がまたしてもこの地に爆誕したのである!
男「クロス・アウッ!(脱衣)」
鈴谷「提督!?」
男「…………。」
男「フロイライン鈴谷。私は君達の良く知る提督ではない。」チッチッチ
鈴谷「じゃっ、じゃぁ、……誰?」
男「名乗る程の名では無いが、私の名は変態提督だ!」ズギャーン!
鈴谷「いや、だってそこに倒れていたし!」
変提「誰がかな?」ズイッ!
変態提督と男提督を同一人物と結びつけようとする鈴谷!
変提「もう一度聞こう。誰が提督かな?」
もっこ ――― り (ズズイ!)
変態提督は股間を主張するポージングを取り
見せ付けながら鈴谷に回答を迫る!
鈴谷「あっ、あっ /// 」
熊野「すっ、すごいですわ!これが男性のあれですの!?」指差し
変提「もう一度聞こうか?」
変提「誰が君達の提督なのかね?」ズズイ
腰を抜かしへたり込む鈴谷達の眼前に少しずつ迫る息子スティック!
鈴谷「あっ、おちん……///」
そして、ついに近付きすぎ!
チョン!
鈴谷 コテッ
鈴谷は気を失った。
熊野「こっ……、これが息子スティック。なんて……。」
熊野「なんて凶悪な兵器ですの……。」コテン
熊野もまた、気を失った。
変提 ムゥッ
変提「このままでは風邪を引いてしまうな。」フム
変態提督は変態紳士である。
軽々と二人を担ぐと鎮守府玄関へと運び込み
先ほどまで自分が着ていた制服の上着を掛けてあげたのだった。
変提「これでよし……。」
変提「!」
この時!変態提督の超感覚が悪の気配を察知した!
変提「!この悪!見逃すわけにはいかん!」
変態提督は察知した悪目掛けて超人的スピードで走り出したのである!
以上で終了です、次回ジャッジメントターイム!
感想レス、乙レス、励みになっております、もし宜しければお気軽に残してくださると大変嬉しいです
宜しければ次回もお読みいただけると幸いです
こんばんは更新に来ました
今回で赤城編は終了です
お時間宜しければお読みいただけると幸いです
鎮守府食料保管用保冷庫
「ふっふっふ。計画通りに事が上手く運びました。」
目前に迫った祭りに向けて買い集められた食料品を漁る黒い影。
そう。察しの良い方はお分かりであろう。
「この赤城にとって、食欲を満たす為に策をめぐらすなど朝飯前。」
赤城「……、そう言えば今の時間帯に食べるのは夜食になるので朝飯の前になりますね。」
ゴソゴソ
赤城「保冷庫なので少しひんやりしていますね……。」
箱の外側に書いてある商品名を確認しながら銀蝿する食べ物を品定め。
赤城「この辺りはハロウィンで配る為のお菓子でしょうか…。」クックック
ゴソゴソ ペリペリ
赤城「おいしいですね。」モグモグ
赤城「と、こちらは正月に向けたお餅ですか…。」
赤城「気が早いような気がしなくでもないですが。
お餅は保存が利きますものね。」ゴソゴソ
赤城「とはいえ保冷での保存は固くなり易いので出来れば常温がいいと思います。」ガサガサ
ペチョーン
赤城「?」
赤城「柔らかい感触がしましたが?」モミモミ
赤城「これは……、ちまきのようですね。」モニモニ
赤城「季節はずれのような気もしますがこの見た目に柔らかさ。」
赤城「間違いなくちまき。」モニョモニョ
赤城「このサイズ、きっと美味しく食べ応えがあるでしょうね。」ジュルリ
お餅の箱の中にちまきを発見した赤城はちまきを食べるべく紐を解きに掛かる。
赤城「おかしいですね。紐が随分上の方まで伸びているのですが?」ハテ?
「それはちまきではない。」
赤城「!?」
「それは私のおいなりさんだ。」ドン!
ブリッジの体勢で箱の中に隠れ、
股間を突き上げていた変態提督が箱の中から姿を現す!
赤城「あっ、あっ………。」
腰を抜かしへたり込む赤城!しかし、目の前の男をみてある事に気付く!
そう!自分が先ほど何を揉みしだいていたかを!
赤城「あぁっ!ああぁぁあ……////」
そうなのだ!
赤城がちまきと勘違いして揉みしだいていたのは!
変提「多少の大食い程度は大目に見るが
銀蝿行為は許すわけにはいかん!」
ドギュ! ←股間を強調するポーズ
赤城「なっ、なんて物を触らせるんですか!?///」
赤城「そっ、それにあなた一体何者です!!」
変提「私か?」
変提「私は貴様の様な悪におしおきをする正義の味方。」
変提「変態提督だ!!」スギャーン!
赤城「へっ……、変態提督?」
赤城の脳裏に鎮守府壁新聞の記事が呼び起こされる。
不埒な悪に変態提督が正義の鉄槌(息子スティックハンマー)を下す!
そして、悪者は股間の格納庫へと収納されてしまう事を思い出し……。
赤城「へっ!変態!変態!変態!!!」
変提「いかにも私は変態提督。
さぁ、空母赤城よ!大人しくおしおきを受けるがいい!」
変態提督のお仕置き、すなわち顔ががっつりこんにちはすることである!
嫁入り前の花も恥らう乙女、
いかに空母赤城が戦闘狂の様に描かれる事が多かろうと。
その本質は乙女。
なんの心の準備なく、いや準備出来ていたとしても
そのウォーハンマーを拝むわけにはいかないのである!
赤城「烈風、流星!艦載機の皆さん!発艦してください!」
着任当初は烈風に流星といった艦載機について知らないようではあったが。
一航戦として戦う上でそれらを使用しないという事はなく、
今の赤城にとってそれら艦載機を操ることは造作もないことなのである。
そして、赤城は一流の戦士(ソルジャー)だった。
常在戦場。その心構えを忘れずに銀蝿行為にも弓と矢筒を忘れていなかったのだ!
変提「むっ!?」
赤城「今のうちに!」
自己の艦載機に変態提督の相手をさせている間に赤城は逃げ出した!
変提「むぅっ!」
錬度の高い空母に指揮された艦載機達が変態提督に襲い掛かる!
ブロロロロロ!
聡明な読者の皆様はお忘れではないと思うが
改めて変態提督の被るパンティの所有者について言及させていただきたい。
今、変態提督が被るパンティは軽空母熊野が所有していたパンティである!
そう!軽空母なのである!
空母という字は空の母。つまり!変態提督は今、空の母なのである!
変提「とう!」
掛け声と共に変態提督は飛ぶ!
そして、首に掛かる自分が履くパンツの紐を指にかけ体との間に空間を広げた!
変提「必殺!究極変態奥義!強・制・着・艦!!」パチーン!
ここで空母においての艦載機の着陸方法をおさらいしたい。
空母は地上基地と比べ滑走路の距離が短い為に
着陸時にアレスティングワイヤーに
機体のフックを引っ掛けて強制的に機体を止める。
それにより艦載機の勢いを殺し、着陸距離を短くする事に成功しているのである。
もう、お分かりだろう。
そうなのだ!
変態提督はパンツのゴム紐と自身の体の間に
赤城の放った艦載機を挟み無理やり鹵獲したのだ!
人知を超えた飛翔力!
一瞬のパンチラを見逃さない変態の動体視力!
そして触られたことを気付かせぬほどの変態の瞬発力!
それらが三位一体となり今!ここに究極技として出現!
変提「空母赤城艦載機!鹵獲完了!」
鹵獲された艦載機は!当然の様に!
変提「格納庫へとしまわねばならぬな。」シマイシマイ
股間の格納庫へと収納された!
鎮守府本館建屋付近
赤城「ふっ、振り切りましたですかね?」フゥ
後ろを振り返ればどうやら追ってきては居ない様である
赤城「ふーっ、一体あれは何者なのでしょうか。」ヤレヤレ
赤城「全力で走ってきたので汗が……。」
「宜しければ此方のタオルをどうぞ。」
赤城「あっ、ありがとうございます。」
どこからか差し出されたタオルを受取る赤城。
赤城「………。」
「………。」
見つめあう二人。
「Trick or Treat 」
その視線を合わせる相手は変態提督。
地獄へ落ちろのハンドサイン、
親指が示す先はTrick(おしおき)or 股間のちまき!(Treat)
それはどちらを選んでも結果は同じという選択肢のない選択である!
赤城「どっちもいやぁ ―――――― !!」
絶叫と共に赤城が逃げる!
変提「逃がさん!」
変態提督が股間の格納庫から鹵獲した艦載機を取り出す!
軽空母熊野は攻撃型軽空母である!
その為、その火力は正規空母に迫り、比較対象によっては凌駕する!
そこに変態パワーが加わるのである!
とも成れば搭乗員妖精も当然ながら変態提督の分身体といえよう!
妖精(変態) b
変態提督の股間の格納庫から出撃した艦載機が赤城へと迫る!
赤城「うっ嘘っぉぉおおぉおぉっ!?」
パンツを頭に被った妖精が操縦する艦載機が迫ってくる。
空母艦娘にとってのインパクトは巨大なものに違いない!
同時刻本館建屋付近
秋雲「やー、夜の警備もめんどうだねぇ。」
巻雲「秋雲もめんどくさがっていないで行きますよ。」
巻雲「司令官様も巻雲達を頼りにして下さっているんですから。」
アァァ ――― !
秋雲「!」
巻雲「!」
夜間警備に当っていた秋雲と巻雲が
悲鳴のした方向へ駆けつけてみればそこには変態がいた!
秋雲「あっちゃ ―――― !秋雲さんとしたことが一生の不覚!」
巻雲「うわぁ―――/// あれってあの、
早霜がこの間、夕雲姉さんに写真を渡していた。」
秋雲「うーん、もっこり具合が逞しいねぇ!」
秋雲「スケブに鉛筆がないのが悔やまれる!」
秋雲「いや!ここで秋雲さんの脳裏にその勇姿を収めれば!」
巻雲「えっ、あれを記憶するんですかぁ~///」
そしてよく見れば変態提督の前を逃げる艦娘が一人!
秋雲「あれ?あれ、赤城さんじゃない?」
変態提督の肉体美に酔いしれていた二人は
赤城が追われている事に気付くのが遅れた。
巻雲「これは大変ですね!赤城さんをお助けしないと!」
秋雲「でもさー、変態提督って正義の味方なんでしょー?」
秋雲「大方、赤城さんが銀蝿しようとした所を見つかったとかなんじゃない?」
巻雲「そうかもしれませんが現状としてはどうみても。」
秋雲「変質者が艦娘を追っかけているだわねぇ。」
そうなのである!どんなに正義の味方と唱えようとその見た目は変質者!
正義とは常に孤独なのである!
変提「逃がさん!」
赤城「きゃぁ ―――― !」
秋雲「ちょっとまったぁ!」
変提「!」
秋雲「流石にそんな変態的な格好で艦娘を追っかけるのはないんじゃないかい?」
変提(むっ。これはいけない。無関係な艦娘をお仕置に巻き込む訳にはいかん。)
巻雲「司令官様から夜の警備任務を任せていただいている以上。
貴方のような不審者を見逃すわけには行きません!」
駆逐艦娘が二人、変態提督と赤城の間に立ちふさがる。
そして、変態提督がどうしたものかと考えている間に赤城は更に遠ざかっていく。
変提(力づくで…、いや、それではただの変態。
究極変態紳士の変態提督としてそれはやってはいけない。)
変提(おしおきの対象以外にこの力、ふるってはいけない。)
この時!変態提督の脳裏に変態的閃きが神の啓示の如く降りて来る!
そして!変態提督はその閃きを実行に移すべく股間の格納庫から烈風を取り出した!
グイーーン ←パンツを引っ張っています。
ゴソゴソ ←股間の格納庫から艦載機を取り出しています。
秋雲「えっ/// 何変なところをまさぐってんのさ。」
巻雲「くっ空母だったのですか///」
秋雲「えっえっぇ。ちょっと、巻雲!今!見えた!見えた!」
巻雲「/// 報告しなくていいですから!」
秋雲「巻雲―!探照灯!つけてつけて!ち○こ見えたって!」
巻雲「直球な表現するなぁ ――――― !!! ///」
スッ
変態提督が烈風を構え。
そして投げた!
記憶力の良い読者の皆様はもうお分かりだろう!
そうなのだ変態提督は被ったパンティの所有者の能力をそのまま、
いや変態パワーにしてより強力な力を使う事が出来る!
変態提督が構えた烈風は6機!
変提「烈風の2200馬力を右に3機と左に3機!」
変提「6600馬力+6600馬力で13200馬力!」
そして変態提督が強力にジャンプ!
変提「そこにいつもの2倍のジャンプが加わり13200×2の26400馬力!」
変提「そして!軽空母としての15万馬力を乗算すれば!」
※最上型重巡熊野の機関の馬力は凡そ15万です。
変提「396億馬力だ!」
巻雲「ちょっと何をいってるか分からない。」
変態提督が烈風に括り付けた紐に手を掛け空中へ飛んだ!
秋雲「ぎょっ…、仰角最大!!」
変提「究極奥義!変・態・飛・行!」
ここで不要かもしれないが変態提督の奥義、
変態飛行について説明させて頂きたい!
通常の変態であれば空を飛ぶことなど不可能である!
しかし、現在の変態提督は軽空母の力をその身に宿し
変態的パワーを自己の操る艦載機へ注入!
それにより変態パワーを注入された艦載機達は
まるで垂直離着陸機のような立体機動が可能となったのである!
さらにさらに変態提督がその艦載機達に吊るされた紐にぶら下り上下左右へと立体機動!
その効果により変態提督の股間の盛り上がりは激しく上下!
ぐいんぐいんとまるでゴムまりの如く反動をもって揺れ、
その股間のふくらみは独特のリズムを奏ではじめる!
それはジャズにおいて特有のリズムのノリを
スウィングと表現されるかのように自然な揺れなのである!
その独特なリズムはナニかが何かにあたる乾いた音であり
聴く者の羞恥心を増幅する効果を持つ!
紐にぶら下る変態を見る者でその変態を恥ずかしく思わないものは居ないだろう。
故に変態。
変態、空を飛ぶ!
変提「飛ばない変態はただの変態だ。」ブラブラブラリーン
巻雲「かっこいい台詞いっても変態ですからぁ!!」ウワァーン
秋雲「こないだ資料用に買ったAVの黒人男優よりでかい///」フハッ
巻雲「何買っているんですかぁ!!」
股間のも゛っ゛ごり゛を存分に見せ付けられれば女性の二人!
更に変態提督の奥義で通常以上に羞恥心を刺激されていれば!
巻雲「もうやだぁ///」(メガネを萌え袖で隠しています)
秋雲「うほほほ、こいつは冬に向けてのネタになるねぇ。」フヒヒ
正気を保てる訳がない!
変提「艦娘のお嬢さん達よ!さらば!」
地面にへたり込む二人を烈風による変態飛行で飛び越し変態提督は赤城を追いかける!
鎮守府埠頭近く
赤城は全力で逃げていた。
赤城「パンツを被った妖精さんが乗ってるってどういう事ですかぁ!?」
赤城には変態提督が放っていた艦載機が張り付いていた。
赤城「しかも妙に強い!」
戦闘機達は変態的動きで次々と赤城の艦載機を撃墜している!
赤城「あっ、痛い!痛い!」
更に戦闘機達は機銃で赤城へと攻撃を行う!
流石に変態艦載機と言えど対したダメージを与えることは出来ないが
カスダメ程度は与える事に成功している!
赤城「これは、逃げ切れたら入渠しないといけませんね……。」イタタ
多大な犠牲を払いなんとか変態艦載機を撃墜することに成功する赤城!
そして、赤城はここで考え気付く。
変態提督は艦娘ではないという事に。
何某かの力で艦載機が使えたのであろうが
流石に海の上までは追ってこれないだろうと。
これが、後に決定的なミスになるとこの時の彼女には思いもよらぬ事だったに違いない。
赤城「そうと決まれば海上へ!」
赤城は後悔の海へ航海する事になると知らずに海へ逃走を開始した。
変提「むぅ。赤城はどこへ!?」
赤城を追わせていた艦載機からの連絡がついに途絶えた為
変態提督は埠頭周辺でその飛行を止めた!
変提「むっ。あれは!?」
変態提督の目が捕らえたのは沖に逃げていく空母赤城!
既にかなりの距離を逃げている状態である!
変態妖精 トントン ←変態提督の肩を叩いている
変提「ふむ。これを使えと。」
変態提督の目の前には南瓜祭りで使用される予定の空気大砲。
変態妖精 b グッ
変提「うむ、了解した。やってくれ。」
変態提督が大砲の先端部から中に入り。
変態妖精 b Good Luck !
ドーン!
人間大砲、いや変態大砲は撃ち出された!
アイ「What !?」
ビス「何事!?」
金剛「敵襲デース!?」
加賀「緊急事態ね!?」
瑞鶴「加賀さん!敵!?」
大砲の音は多くの艦娘を眠りから呼び覚ました。
赤城「ここまでくれば……。」
ヒュリュリュリュリュルルルル
変提「赤城よ!逃がさん!」Foooooooooooo!
彼方から呼びかける声に反応して振り向けば!
赤城「いやぁぁぁ ―――――― !!!」
M字開脚カモンの体勢を維持した状態で
高空を放物線を描きながら飛んでくる変態が一人!
そして!
その放物線は!見事に赤城の顔面へと着弾を!決めた!
ガッガッガッ!
変提「入渠・完了!」(成敗!)
そして、股間のドックへ赤城を入渠させたまま変態提督は鎮守府埠頭へと帰ってきた。
アイ「Oh…Jesus…///」
ビス「ウタマロ……///
金剛「」無言の失神
加賀「」赤城への羨ましさから無言の失神
瑞鶴「えっ、赤城さんが大変な事に!」
変提「………。」
ペイッ
変態提督は股間から赤城を取り出し!
変提「艦娘のお嬢さん達!さらばだ!」
冬の木枯らしの如く足早にその場から消え去った!
翌日
金剛「以前見たときより大きかったデース……。」ホゥッ///
加賀「確かに、以前見たときと比べてサイズが違いました。」アラアラ///
翔鶴「瑞鶴、あなたは何故カメラを……。」ギリギリ
瑞鶴「えぇっ!?翔鶴姉!?そこ怒られる所なの!?」
アイ「あれは人類規格外。」
ビス「伝説に聞くウタマロという奴ね。」
サラ「そんなに凄かったのですか?///」
ビス「あれを形容するには私の日本語の語彙力が不足しているわ。」
アイ「そして英語で話すには表現の為に該当する単語がNothig」
サラ「Oh god……」
アイ「えぇ、あれはそう、神!」
食堂の一角で赤城がお仕置きされたのを見た者達で
変態提督の勇姿について盛り上がっていた。
加賀「赤城さんの意識が回復していないのでその感触は未だ分からずです。」ハフン
金剛「ムー。」
普通ならそれを嫌がるべきなのだが……。
翔鶴「あの、私、気付いたのですが……。」
翔鶴「悪い事をすればその……。」
翔鶴「挟んでいただけるのではないでしょうか?///」ドキドキ
加賀「翔鶴!あなたという娘は!」キリッ
翔鶴「あっ、やっぱり悪事はいけませんよね……。」
加賀「天才ね!その手があったわ!」ハナヂボタボタ
金剛「流石に悪事は駄目だと思いマース…。」
暴走気味の者達が道を踏み外そうとしていたりと様々だった。
執務室
男「赤城さんは復帰できそう?」
大淀「色々意味不明な単語を発している状態ですので今しばらく掛かるかと。」
男「どんな言葉なの?」
大淀「玉が二つに、竿一つ……///」
男「大淀さん、意味が分かってますよね?」
大淀「提督。セクハラです。」キリッ
あきつ丸「出番でありますか!?」
ガチャ!
男「あっ、間に合ってます。」
あきつ丸「了解であります!」
バタン
変態提督のお仕置きは多くの艦娘に影響を与えたようである。
おまけ
内覧会当日
元帥「男よ、実に素晴らしい催しじゃないかね。」
男「お褒め頂きありがとうございます。」
曙「そこのクソ提督!ほら!秋刀魚!」
元帥「私の分もあるかね?」
曙「あっ、少々おまちください!」スミマセン!
男「元帥、良かったらどうぞ。」
元帥「君のだろ?食べなよ。」ジトーッ
気まずい!
男「その、ではお先にいただきます……。」モグモグ
元帥「美味そうだね。それ。」ジトーッ
元帥に見られながら食べた秋刀魚は味がしなかったそうである。
秋雲「か ――――― !インスピレーションが迸ってるよ!」
秋雲「巻雲ぉ ――― ! 次のコミケに間に合わせるよぉ!」
巻雲「えぇ ――――― !?」
巻雲「あれを絵にするんですかぁ?///」
秋雲「あれだけものすごいのが見れたんだよ?」
秋雲「絵にして薄い本にしなけりゃ失礼ってもんでしょ?」
秋雲「いや、このリビドーをぶつければ薄い本も厚くなるってもんでしょぉ!」
秋雲「ねぇ、風雲。」
風雲「」カチコーン
秋雲「風雲?」
巻雲「あ―――。頭が理解に追いつかなかったようですね。」
秋雲が冬コミの新刊に向けて追い込みをかけ
内容は変態提督が艦娘を性的に成敗して改心させるという際物だったり、
冬コミ当日、瞬殺で完売、あまつさえ重版希望が殺到したとかいうのは
この後のまた別の話しとさせていただく。
秋雲「皆飢えてんだねぇ。」キヒヒ
叢雲「また、時代劇の撮影ですか?」
元帥「陸軍で大将している弟が自分も出たいと言っていてねぇ。」
叢雲「兄弟仲がよろしいんですね。」
元帥「うちのお淀にも茶化されたよ。」
叢雲「台本をお読みする限り2時間スペシャルのようですが。」
元帥「うむ。陸軍の協力があるからな。あきつ丸にも出てもらう。」
叢雲「あの、この撮影予定ですと。」
元帥「予定されている大規模作戦には参加できないが。まぁ、私がなんとかする。」
元帥「君は男君の説得を頼む。」
叢雲「了解しました…。」ハァ
提督の知らない所でまた、何かが企てられているようである。
以上終了です、お読み頂きありがとうございました
乙レス、感想レスいつも励みになっております
宜しければお気軽にレスいただけると幸せです、では、またいずれ
ここまでお読み頂きありがとうございました
思いつきネタ
お時間よろしければ一発ネタ
お読みいただけると幸いです
おまけ 2 吹雪の芋屋さん
お客様一人目
吹雪「吹雪の芋屋!芋!いかがですか!」
客A「フライドポテト下さい。」
吹雪「へい!お待ち!」
ドン!
モグモグモグ
客A「体が!体が!体が!」メキメキメキ
5分後
女性1「あらイケメン。そこの方。お暇かしら?」
客A「えぇ、お嬢さん。」
吹雪の芋屋の芋を食べたら彼女が出来ました。
お客様2人目
深雪「らっしゃい!らっしゃーい!」
女性客B「こんにちは、スイートポテト1つ」
深雪「へい!お待ち!」
ドン!
モグモグモグ
女性客B「体が!体が!体が!」メリメリメリ
5分後
ボンキュッボンン!
女性客B「これが、これが私……!?」ワーォウ
吹雪の芋屋の芋を食べたらボディコン(死語)になりました。
お客様3人目
初雪「……、お芋、美味しいよ。」
客C「ポテトサラダください。」
初雪「ワカメ、いっぱい。」
ドン!
モグモグモグ
客C「体が!体が!体が!」メリメリメリ
5分後
客C「ふっさふっさ!ふっさふっさだよ!ふっさふっさっさ!」フサフサ
薄かった頭皮に髪の毛がもっさもさに生えました。
その後
男「なんか此処の芋食べると効果が凄いんだって。」
足柄「えぇ、なんでも食べたら恋人が出来るそうよ!」
龍驤「なんや身体的な悩みを解決してくれるとか?
まぁ、眉唾やと思うけどな?」
男「まぁ、まぁね?そんな上手い話がね?」
足柄「えぇ、もちろんある訳無いと思っているわよ?」
龍驤「でもな?まぁな?試してみようとは思いたくなるわけやん?」
三人はお互いを見つめて頷きあう。
男 足柄 龍驤「「「注文お願いします!(するわ!)(お願いやで!)」」」
吹雪 深雪 初雪「「「お待たせしました(したぜ!)(………。)」」」
ドン!×3
モグモグモグ
男「体が!体が!体が!」
龍驤「かぁ ――――― !これは来たでぇ!!」
足柄「漲ってきたわ!」
5分後
男「これはなんというか……。」
足柄「凄いわね……。」
龍驤「これはあかんなぁ……。」
そこには変身を遂げた3人が!
男「見よ!」
男「この悩殺ボディを!」ボンキュッボン!
龍驤「うち髪の毛がめっちゃさらさらのフワフワやわー。」ウフフフ
足柄「これで男の心を一突きで射止めちゃうわよ!」モリモリムキッ!
男「ってちっがーう!」
龍驤「なんでやねん!なんで髪の毛もっさもっさやねん!」
足柄「これで一突きって物理じゃない!」
吹雪「あれ?司令官達どうされたんですか?」
男「聞いていた効果と違う!」
深雪「何か効果謳ってたっけ?」
龍驤「こんなん詐欺や!」
初雪「何も効果を宣伝した覚えは無い。」
初雪「だから、詐欺にはならない…。」フンス
まったくもってその通りである。
結果として各々望む体を手に入れることはかなわなかった。
尚、足柄はその鍛え抜かれた体に惚れた男性憲兵さん達から
口説かれまんざらでもなかったそうである。
また、男提督はこの後、暫くお尻に気をつけなければいけなかったそうである。
龍驤「うちはなんかいいも悪いもなかったなぁ……。」
龍驤「笑いの神に見放されたか……。」
以上お読み頂きありがとうございました
感想レス、乙レス、お気軽に残していだけると1が喜びます
ではまた次回お会いいたしましょう
お久しぶりです
更新に来ました、今回の話と後1話で終了予定です
勢いで駆け抜けるタイプのギャグはなかなか大変…
では、お時間よろしければお読みいただけると幸いです
「敵は!?敵はどこ!?」
「なんとか撒けたかと思います!!」
海上を6隻の艦隊が全力航行で逃げていた。
その編成は戦艦が1、空母が2、重巡が3という重量編成。
ともあれば何を恐れようかと思うのだが。
そして驚くべき事にこの艦隊はなんと深海棲艦達の艦隊なのである。
しかも、その旗艦は。
戦艦棲姫なのである。
ザバッ!
ネ級「でっでたぁ ―――――― !」
水中から躍り出たのは!
変提「海の中からこんにち Fooooooooo ――――――― !」
変提「変態提督!見参!」ザバァッ!
あれは変態!
スクール水着を頭に被り海パン一枚で空中に躍り出る様は間違いなく変態!
変態提督である!
変提「ネ級の頭をゲッツ!!」ガシッ
変提「そして、そのまま股間にシュ ――――― !!」ガボッ
変提「超!エキサイティン!」ティン
戦艦「ネ級ちゃ ――――― ん!?」
海パンの前側を大きく開け対象を顎下から掬い上げるようにくるむ!
そしてその勢いのままに背中側へくるりと回転!
変提「Foooooooo ――――――――――――― !」
ネ級「いやぁ!!???」
ネ級「硬いのと柔らかいのが!?」
そして!
変提「成敗!」
あれと海パンに挟まれた状態のネ級に後ろから抱きついた!
そして!変態提督は勢いをそのまま利用して海中へと消えていった!
ヲ級1「なにあれ~!?」
ヲ級2「あれで轟沈だけは絶対にいやだ!!」
目の前で僚艦が成敗される!
ネ級2「あっ、あんな死に方はいやだ!」
そうネ級が言い天を仰ぐ!
しかし!
深海棲艦を守る神などいないのである!
ザバッ!
海中の深い位置からいっきに浅いところへと浮上すると
その浮力の勢いで海上へ飛び出す事がある。
そう!変態提督はその勢いそのままに空を飛んだ!
ヲ級1「見せ付けるな ――――― !」
海中から勢いよく飛び出した変態提督は天高く両足を広げる!
皆様ならお分かりだろう!
おぉ!変態の神よご覧あれ!
あれは変態提督の必殺技の一つ!
勝利のV!V字開脚である!
変提「Welcome !」ワッホーゥ
その勢いは重力加速を伴いさながら艦爆の急降下爆撃!
ヲ級1「そんな!直上!?」
ガポッ
ヲ級1「gyぁえかぇあうg」
空母ヲ級 撃沈!
空母ヲ級を股間に入れたまま変態提督は海中へと消えた。
戦艦「あっ、あの変態はどこへ!?」
周囲を警戒する戦艦棲姫!
そして!彼女達はとんでもない物を目にする!
そのとんでもない物とは!?
そうである!
海中から足が!まるで八墓村のすけきよの死体発見シーンの如く、足が!
足が突き出てきたのである!
戦艦「何あれぇ……。」
そうつぶやいたときの事である。
その足は脅威の回転を始めた!
変提「変態秘奥義!渦潮!蟻地獄!」(水中で喋っています)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
戦艦「うっ嘘ぉぉぉぉぉおおおおおおぉぉぉぉ!!」
ギュインギュインギュインギュイン!
海面は渦を巻き始める!
それは栓を抜いたバスタブの様である!
ここで変態秘奥義、渦潮蟻地獄について説明させて頂きたい。
察しのいい皆さんはもうお気づきであろう。
そう、変態提督が現在被っているのは潜水艦娘のスクール水着!
艦娘、特に潜水艦娘達は水中でバタ足で推進力を発生させ移動する為
その太ももの締まりは実に一般艦娘よりいいものである事は言うまでもない。
そして、今、変態提督がその水着を被り変態パワーにより覚醒。
その力は太腿を更に強化!
結果!その太腿が生み出す回転は脅威の渦巻きを発生させる!
そう!さながらサイクロン掃除機のように全てを吸い寄せるのである!
変態提督。
それは吸引力の変わらないただ一人の変態。
戦艦「いっいやぁ ――――――――!」
ネ級「あんなのいやぁ ――――― !」
ヲ級2「ぎゃぁ ―――――――――!」
いかに泣き、喚き、叫ぼうと!
渦巻きの!サイクロンの中心にいる蟻地獄からは逃れられない!
変提「知らんのか、変態からは逃げられない………!」(水中で喋っています)
ワキワキワキ
海上に突き出た2本の足が獲物を捕らえる蟻地獄の様にワキワキと蠢く!
さらに言えば!
その魅惑の太腿は無駄毛処理もしっかりとされていてすべすべだ!(無駄情報)
変提「触ってスリスリしてもいいぞ?」ポッ///
戦艦「いやぁ ―――― !」
チーン
数分の後、そこに深海棲艦は誰一人として残っていなかった。
変提「成敗!」フォ――――!
短いですが今日はここまで
お読み頂きありがとうございました、クリスマス編みたいなものも企画しています
このお話に関しては出だしで潜水艦のスク水を被っていますが
間違いなく早霜のを被らせますのでリクエストを下さった方、どうか最後までお付き合いお願いいたします
次回の更新は頑張って早めにお届けできればと思っています、では、またの機会に
感想レス、乙レス、ありがたかく読まさせていただいています、お気軽にレス残していただけると1が喜びます
どうぞ、お気軽に残していただきますようお願いします
皆様こんばんは
失踪しかけていましたいっちです
色々事情がありましたが忘れていた訳では無いです申訳ありません
少しばかり更新しますのでお時間宜しければお読み下さい
翌日 執務室
大淀「という訳でして最近近海において敵の活動が低下しているそうです。」
男「へぇ、すごいねぇ変態提督ってやつは。」
大淀「はい。その、えーっと。」
男「いでたちは、まぁ、その……、なんだ。」
大淀「とりあえず、その活躍については艦隊司令部でも注目しているそうです。」フンス
男「といってもどうしようもないわけだけどね。」
大淀「ですね。ただ、艦隊司令部はある一点に着目されています。」
男「なんでしょう?」ドキドキ
大淀「その一点とは、この鎮守府周辺海域でも目撃が最も多いという点です。」
男「偶然でしょ。」ドキドキ
大淀「そういう事にしておきましょう。」ンフフ メガネクイッ
含みを持った大淀の笑顔に恐怖を覚えつつ提督は会話を終わらせた。
提督私室
男「大淀さん怖い。」
男「あの目付きで迫られたら思わず薄情しちゃうかも。」
妄想
大淀「さぁ、吐きなさい。」ペチペチ
男「隠し事などない!」
大淀「あら、こちらは正直なようですよ?」スリスリ
男「やばいね。慢心駄目絶対。」
男「正義の味方とは孤独である。」
男「なかなか理解されないもんなんだなぁ。」
男「それにしても色々と種類が増えてきた。」
ズラリと警察の押収品陳列の如く綺麗に並べているのは。
男「どれも極上の一品。」
男「今まで色々と試してきて一つの仮説を立て。
それの実証実験を行ったわけですが。」
結果は?
男「仮説が正しかった事が証明されました。」
男「つまり被るパンティの所有者の艦種によって得れる能力が変わる。」
男「今まで榛名のパンティを被れば戦艦の能力を得て。」
男「雪風のパンティで駆逐艦、川内のパンティで軽巡。
熊野のパンティ、軽空母の時に着用する物だった事もあり
軽空母として力を発揮。」
男「となれば。」
後は試していない艦種は潜水艦と重巡だけ。
そして、手に入りやすさでいえば。
男「廃棄装備で水着に勝る物はない。」
パンティの横に並ぶのは潜水艦のスクール水着。
男「そういえばこれ提督指定とか言ってるけど
実際はもっと上の方なんだよね。」
男「詮索するな。消されるぞって前に艦隊司令部の大淀さんに言われたっけ。」
男「いや、もうね?そこまで言えば
誰の趣味か答えを言っているようなもんですけどね?」
男「流石にあの大淀さんは怖かったなぁ。
うちの大淀さんの3倍くらい怖かった。」
男「うちの制服製作担当の妖精さん達に
それとなく探りいれたらみんなブルブル震えだしてたし……。」
男「あれだね。名前を言ってはいけないあの方みたいな感じなんだろうね。」
男「世の中には詮索しない方がいい事というのは沢山あります。」
男「鮫島事件とかね。プチエンジェル事件とかね。」
男「今の若い子知らないんだろうなぁ……。」
男「まぁ、それは置いといて、これらを試すなかでですよ。
もう一つ確かめたい仮説があります。」
パンティの横に並ぶのは潜水艦のスクール水着。
男「そういえばこれ提督指定とか言ってるけど
実際はもっと上の方なんだよね。」
男「詮索するな。消されるぞって前に艦隊司令部の大淀さんに言われたっけ。」
男「いや、もうね?そこまで言えば
誰の趣味か答えを言っているようなもんですけどね?」
男「流石にあの大淀さんは怖かったなぁ。
うちの大淀さんの3倍くらい怖かった。」
男「うちの制服製作担当の妖精さん達に
それとなく探りいれたらみんなブルブル震えだしてたし……。」
男「あれだね。名前を言ってはいけないあの方みたいな感じなんだろうね。」
男「世の中には詮索しない方がいい事というのは沢山あります。」
男「鮫島事件とかね。プチエンジェル事件とかね。」
男「今の若い子知らないんだろうなぁ……。」
男「まぁ、それは置いといて、これらを試すなかでですよ。
もう一つ確かめたい仮説があります。」
その仮説とは?
男「興奮する程に変身後の力が強くなるのではないかという事です。」
男「以前にですね。クリスマスにですね。
秋月の洗濯前のを被った訳ですよ。」
その威力はすさまじく、駆逐艦の枠を超えた駆逐漢になったのだった。
男「ということから導き出される推論。」
男「潜水艦であってもその興奮度によっては
神に匹敵する力を得る事が出来るかもしれない。」
そう、嘗て神とあがめられた潜水艦が居たという。
曰く、恐ろしい硬さの装甲を持ち。
曰く、その魚雷で大破できぬ敵はおらず。
あらゆる敵をレーザービームで敵をなぎ払ったという。
男「ナウシカに出てくる巨神兵か!って話しだよねこれ。」
男「なぎ払え!」(裏声)
男「分かる人いるのかな?」
その話だけを聞けば眉唾ものだが
その幻影を今だ追い続ける者が居る事からもあながち。
男「嘘ではないんだろうなぁ……。」
ならば。
男「私が神(?)になる事も可能ではないか?」
それは傲慢とも言える挑戦。
男「潜水艦の制服で最も興奮度を高められそうな物は……。」
男「これだな。」
彼が手に取ったのは一枚の白い布地。
男「かなり締め付けがきついな。」
それもそのはず、
潜水艦娘で最も小柄な体系の艦娘の水着を着用するのである。
男「うっかりすると直ぐにはみ出てしまうな。」シマイシマイ
体型が合わないのに無理やり着れば当然の如く生地は限界まで引き伸ばされる!
そして、その伸びた生地は提督の体全体を荒縄の如く締め上げてゆく!
男「これは、拘束プレイという新たな可能性の扉を開いちゃいそうだ…。」
男「後はと…。」
そう、皆さんはお気付きだろう。
現在の提督は普通に水着を着用しているに過ぎない事に。
男「これは被ればもう戻れない気がする……。」
男は着用している水着とは別の物を手に取り
そのもう一枚の水着を逆さまにし、頭から被った。
肩掛け紐は限界まで伸び、足が通され股間へ。
その締め付けの心地よさは………。
まさに。
(メーター略)
変提「エクスタシィ ―――――――――――――― !」
変提「水着のサイズが今でのものより小さい為かよりフィット。」
変提「そして、体を締め付けるこの拘束具の様な心地よさ。」
変提「まるで亀甲縛りにでもあっているかのようだ……。」フォォォォオ
変提「ムッ!」
変態提督の常人を越えた第六感が何かを捉らえた!
変提「海の平和は私が守る!」トゥ!
変態提督は窓を開け飛び出していった!
以上此処まで
次回更新で終われるよう頑張ります
早霜ちゃんは次回の更新での活躍でございます!
ここまでお読み頂きありがとうございました!
感想、乙レスいつもありがとうございます、他に書いてるのも宜しければ読んでいただけると幸いです(宣伝)
では、また次回お会いいたしましょう!
こちらは久しぶりに少しだけ更新
シリアス書いててはっちゃけやろうとすると頭がこんがらがっちゃう(いいわけ)
とりあえずで少し更新です、早く続きが更新出来るように頑張ります
とある海域
五十鈴「はーい、皆!爆雷用意!」
佐渡「うっし!佐渡さまスペシャル!」
対馬「これ、危険なやつ」ウフフフフ
択捉「皆さん!五十鈴教官の指示に従ってください!」
松輪「これを投げて!」
早霜「……、皆さん上手ですこと。」
五十鈴の指導の下、海防艦達の対潜哨戒訓練が行われていた。
五十鈴「早霜もごめんね。朝霜が急に他所の応援はいったみたいで。」
早霜「いえ、夕雲型は対潜が得意ですから。」
五十鈴「爆雷の訓練が終わったら艦隊行動をとりながらの聴音の訓練に入ろうかしら?」
早霜「そう…ですね。
航行、動きながら音を拾うことに慣れていただいく必要がありますね……。」
五十鈴の助手として早霜は海防艦達の対潜訓練を手伝っていた。
そしてその頃、艦種、潜水漢となった変態提督は
鎮守府近海を華麗に泳いでいた。
第二次世界大戦時の潜水艦は現代の潜水艦と違い
その潜水可能時間は実に短い事は皆さんもご存知かと思う。
普段の航行時は水面上に船体を露出し、作戦海域近くに近付くと海面下へと潜む。
その後、獲物を待つ。
サイレントハンター。これが潜水艦なのである。
変提「異変を感じて来たのだが。どうやら敵は居ないようだな。」
変提「だが、訓練中に敵が来ては大変だからな海中で警戒するか。」
ザバッ!
ブクブクブク…………
訓練で爆雷を投げている海防艦達を確認した変態提督は海中に潜み始める。
海中に潜むのは危険なのではと皆さんは思うだろう。
しかし!船にとって爆雷を投げれない場所はあるのである!
そう!艦の真下である!艦の真下はソナーにとって死角!
(現代艦艇においては必ずしもそうではありません)
また爆雷を投げるにしても誘爆の危険性があるため投げれないのである!
まてまて、艦娘は移動しながら爆雷を投げるもんだろと皆さんは突っ込みを入れることだろう。
その指摘は正しい!
だが、待って欲しい、並みの、そう、並みの潜水艦では無理だろう。
しかし、潜水漢変態提督なのである!変態は時として常識を超越する!
そう、変態提督は艦娘達のキャビテーションノイズに紛れ艦娘達の真下へと入る!
そして背泳ぎの体勢、仰向けの体勢で艦娘の真下を位置取り
その驚異的視力と常識を超越した推進力が合わされば?
艦娘を眺めながら同じ速度での移動が可能となるのである!
五十鈴「………、なんかやな感じね。」
五十鈴が足元の海面を睨む、しかし、そこには何も写らない。
択捉「教官!どうされました!?」
五十鈴「先程から音は拾えないんだけど何か……、そうね。
ネットリとした視線を感じるわ?」
早霜「えぇ、熟練……、いえ、それすらも超える。何か危険を感じます……。」
ベテランの二人は異変に気付く。
しかし。
佐渡「でも何も変な音しないぞ?」
松輪「しない、ですね。」
択捉「教官達が異変を感じるという事は何かが潜んでいるという事です!」
択捉「皆さん!注意してください!」
対馬「き け ん いい。」ウフフ
ベテランの五十鈴達が異変を察知するが変態提督の発見には至らない。
変態提督は上手く潜んだはずだった。
そう、彼は。
いや、彼が潜水漢だからこそ起きてしまった悲劇といえるかもしれない。
そう、潜水漢である彼は艦娘の動きについていく為に仰向けで海面を見つめる。
つまり、ローアングルなのである!
重ねて言うがローアングルなのだ!
聡明なる読者の皆様はお気付きだろう。
ローアングル。つまりはスカートの中が見放題。
そう、その神秘のベールの向こう側が覗き放題なのである!
さらに、変態の超越した紳士的視力を持ってすれば……。
見えぬものなどないと断言しよう。
変提「それは黒。まごうことなき黒!」
変提「長女はブルマ派と聞いていたが……。」
変提「妹はそうではなかったようだ……。」
変提「そして、駆逐艦らしからぬ大人びた雰囲気だが。」
変提「ストッキング越しに見える下着!」
変提「それは!」
変提「以外!」
変提「純白!」
変提「う ――――― ん! 気分はエクスタシィ ――――― !」
変態提督脳内
「周囲警戒!アップトリム90度!」
「警報!警報!潜望鏡を上げよ!」
「潜望鏡をあげよ!」
「潜望鏡あげます!」
デデデデデン!
「潜望鏡!海面から出ます!」
変態提督の脳内で潜望鏡をあげる指令が鳴り響く。
その指令は変態提督が変態であるが故に
エクスタシーメーターが振り切ってしまっているが故に
まったく持って自然な指令なのである……
が!
ここ潜んでいる状態での潜望鏡の上昇はまったくもって不利、いや!
自殺行為といっても過言ではない!
バン!
凸 \ (U) コンニチハ ――――――― /
五十鈴「」
早霜「」
択捉「」
松輪「」
対馬「」
佐渡「」
『 THE WORLD 』
その潜望鏡の能力は「5秒間」だけ時を止められる………
そして時は動き出す
今日の更新はこれにて終了です
潜望鏡はなんなのさーって方はいらっしゃらないと思いますが、その、アレです
風俗でそういうプレイがあるそうです、ふーん、程度に思ってください
早めに続きの更新にこれればと思っています
書き始めから1年たとうとしてるのでヤバイですね
感想、乙レスいつもありがとうございます、励みになっております
どうぞ、お気軽にレスいただけると感謝です、いっちが喜びます
ここまでお読み頂きありがとうございました
えっ?まだ続いていたの?と思われた方
生きていました、お久しぶりですね、申訳ありません
少しばかりの更新です、お時間宜しければお付き合いいただけると幸いです
五十鈴「いやぁ ――――― /// 」
早霜「あの固そうな棒は!」
択捉「せっ、潜望鏡です///」
松輪「///」←顔を隠して蹲っています
対馬「大人の火遊び……。」
佐渡「やっべぇ!敵の潜水艦だ!」
佐渡「五十鈴教官!潜水艦!」
五十鈴「えっ?/// あっ、うん、あれは……///」
早霜「確かに、潜水艦というプレイですね。」ニッコリ
佐渡「なんだそれ?」
択捉「あれはそういう。いえ!男性の!違います///」
松輪「なんでこんな所に///」
佐渡「えともまつもなんで顔赤らめてんだ?」
対馬「佐渡ちゃん、ちょっと。」
佐渡「ん ――?つしま ―――、なんだよ?」
いまいち何かが分かっていない佐渡に対馬が耳打ちをした。
対馬(あれは男性の……で、……を…して)ボショボショ
佐渡「えっ!?」
対馬(大人の……、……を………。)ボショボショ
佐渡「えっ、あれそうなの?」ユビサシ
対馬「そうです。」
佐渡「でも、前に司令の風呂に突撃したときに見たのと大きさ違うぜ?」
五十鈴「あんた!なんてことを!」
佐渡「いや司令がお風呂入ってるなんて知らなかったし。」
佐渡「で、司令が慌てて上がろうとしてたけど
結局一緒に入ってもらったな。」
佐渡「お湯もガスも、もったいないしな!」
早霜 ギリギリギリ
択捉「なんて!なんてうらやま……ではない、いけない事を!」
松輪「ひゃぁぁぁ……///」
佐渡「いやさ、ほら佐渡はさ、頭洗うの苦手だからさー。」
佐渡「司令の背中を洗う代わりに頭を洗ってもらったのさ!」ドヤッ
対馬「うらやましい。」
佐渡「でも、あんなに角度もなかったぜ?」
佐渡「大きさは同じくらいだけど。」
早霜「少し詳しくお話を伺ってもいいでしょうか?」
五十鈴「あんた、何観察してんのよぉ!?」
佐渡「いやぁさぁ?ほら、男の人ってさ、
おっぱいないから前と後ろが分かりにくくって。」
佐渡「ごしごししたら前側だったの!」
佐渡「傑作だよね!」
エロトフ「なんと天才じゃったか。」フホッ
松輪「択捉ちゃん、ちょっと……。」アキレ
対馬「……、本音だだもれ…。」
五十鈴「ムッツリスケベしかいない。」
早霜「何か分かっている時点で五十鈴さんも同じ穴の狢では?」
五十鈴「………。」
早霜「………。」
五十鈴「あれが!あれが悪いのよ///」ユビサシ
どばっちりである。
択捉「せっ、潜水艦ですものね!沈めなくてはいけません!」
松輪「潜水漢?」
対馬「大人の危険は、いい。うん、いい。」ジュルリ
早霜「出来れば、鹵獲を目指したいですね。」
対馬がじっとりとした視線で早霜を見つめた。
そして。
グッ!グッ!
早霜と熱い握手が交わされた!
五十鈴「ちょっ!ちょっとぉ!?」
早霜「何か?」
五十鈴「あれを鹵獲って?!」
早霜「飢えたライオンの前に兎を投げ込めばどうなるでしょうか?」
五十鈴「餌ね。」
対馬「教官、つまりそういう事です。」
早霜「あれは獲物。」
択捉「獲物。」
対馬「獲物です。」
佐渡「えものー?」
早霜「獲物。」
松輪「えっ、えもの…。」
早霜「そうです。ひっつかまえて屈服させ、
全力でしゃぶりつくすべき獲物です!」
五十鈴「ちょっと、何を言っているか分からないわ?」
早霜「五十鈴さんが毎晩お一人で司令官の名前を呼びながら
「あぁあああああああぁぁ!!!!」
早霜「自室でお「あぁぁああああぁぁ!!!!」
早霜が何かを曝露しようとしている所を
顔を紅潮させた五十鈴が大声でそれをあげ周囲に聞こえないようにする!
五十鈴「あぁあぁぁぁあ ――――――― !!!」////
そして!興奮したまま爆雷を大量に投げ始めた!
早霜「皆さん!続いてください!」
いつもの口調とは違い力強く
そして全員を鼓舞するかのように早霜が鬨の声をあげた!
対馬「に が さ な い。」
その本性を剥き出しに欲望のままに爆雷を投げ始める海防艦達。
エロトフ「捕まえる!鹵獲する!」フンスフンス
佐渡「とりあえず爆雷なげりゃいいんだな!」
えいとばかりに佐渡が投げたそれは。
佐渡「あっ、あれ、バスクリンだった。」
ヒュルルルルルー
おなじみの缶が弧を描き。
海中へ。
ボチャン
しばしの静寂の後。
大和型主砲による砲撃が着弾したかのごとき大爆発が起きた。
五十鈴「うそぉ ―――― 。」
早霜「なるほど。変態にはバスクリンが効きますか。」
五十鈴「いや、おかしくない!?」
対馬「きっと変態に特効がある。」
早霜「となれば……。」
対馬と早霜の視線が佐渡へと向けられる!
が!
佐渡「いや?今投げたのしかないよ?」
エロトフ「無能。」
松輪「辛辣。」
どうやら先程投げた一つだけだったようである。
今日はこれだけです、短くてすみません
何が中規模だよ!資源が燃え尽きましたわ、全甲で完走しましたが様々な点において不満が出るイベントでした
不満点については箇条書き&改善案をきっちりとした上で丁寧な口調で運営へ要望という形で出しました
過去報酬艦、ドロップ艦と邂逅可能です!とかいっときながらS勝利が糞な編成やられると萎えますね
ボス編成の組み方が17夏欧州、18初秋欧州E5-2とかの嫌がらせ編成を思い出しますね
全般性格が悪い、後、テストプレイ用のプログラム走らせただけであろう難易度調整等等
前回のイベントは 「お粗末」 の一言に尽きるイベントでした、終った後は達成感のカタルシスより
終った事への倦怠感の方が来るという……
読者の皆様におかれましてはどのように感じられたイベントだったでしょうか?
因みにイチはナイッチャー&無早波継続です、まぁ、仕方無いね
ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました、感想レスなどお気軽にいただけるとイチが喜びます
久しぶりに更新です
第一話からもう1年たってるのかー(すっとぼけ
何とか2年にまたがないようにしなきゃ……
五十鈴「でも、なんであんな爆発を?」
早霜「それはひとえにあの潜望鏡の主が変態だからでしょう。」
早霜も言葉を受け冷静に考え始める五十鈴。
そして彼女は答えに辿り着く。
五十鈴「成程、こんな海面近くでちん…、そうねあれをあんなに…。」
五十鈴「逞しい…はおいておいて見せ付けてくるのは常人ではないわね。」
エロトフ「教官、色々だだもれですが説明していただけないでしょうか?」
五十鈴「そうね。私が考えるにあの海面から生えている男性器は変態の物とみて間違いないわ。」
早霜「あくまでナニとは言いませんか。」
佐渡「ちん○だろ?」
対馬「直接的表現はレギュレーション違反。」
エロトフ「妹が無知すぎて怖い。」
松輪「姉の理性が無くなってしまっていて怖い。」
そんな海防艦達の会話を横に置きさらに説明を続ける五十鈴。
五十鈴「バスクリンは私達の使う高速修復材との併用で
時として劇的な相乗効果を齎す事があるわ。」
それは痩身であったりバストの肥大化であったり。
身体的特徴の劇的変化。
これらがバスクリンの齎す効能なのである。
五十鈴「つまり元々が変態である
『 あれ 』に特殊効果が相乗されたという事。」
五十鈴「それは限界まで水をいれて表面張力で
ぎりぎりの均衡を保っていた水面に石を投げ入れるかの行為よ。」
つまりは。
早霜「変態の臨界突破。」
五十鈴「そう、極限までに変態を極めた相手へ劇的な変化を齎す一手。」
しかしそれは一つきりだった。
だが。
「なるほど、戯れに襲った貨物船の積荷がこんな事に役立つとは思ってもみなかったわ。」
その底冷えのするような声。
その正体は……。
五十鈴「絶対S勝利とらせないウーマン!」
「違うわよ!」
するどい突っ込みが入るが。
早霜「敵である深海棲艦のあなたがたが何をしに?」
もっともである。
択捉「そうです!駆逐古姫で姫級の貴方が一体何をしに!!」
古姫「ふん。貴方達を倒す事なんて造作もないことだけれど。」
海防艦に軽巡、駆逐。
たしかに姫級の率いる艦隊の前に敵ではない。
本気で戦えば一瞬で終る事だろう。
古姫「私達の今回の目的は一つ。そこの変態を曳航すること。」
佐渡「なっなんだってぇ!?」
古姫「今、私達に絶対的に足りないもの!」
古姫「それは指揮官!」
早霜「…指揮官?」
古姫「えぇ、そうよ。
力こそ強者、力こそルールとなる私達深海には
戦術、戦略といったものが無きに等しい……。」
古姫「近年これらが無い為に貴方達艦娘に遅れをとる事が増えてきている現実。」
古姫「しかし!今、私達は私達の指導者たる者の出現を得た!」
五十鈴「それがその、あちらの変態?」
言外にそんな変態でいいの?という確認。
古姫「ルール無き世界にもルール有り。
その変態的力で私達を束ねてくれると信じているわ?」
古姫「それに!」
ズビシッ!と指を突きたて変態提督を指差す駆逐古姫。
古姫「あの変態の様にどこからか得た下着を被ったチ級が
超進化をとげ姫級を凌駕する力を得た!」
古姫「おしむらくはあの変態に撃沈されてしまった事ね……。」
早霜「変態痴級はやはり超進化を遂げた者だったのね。」
古姫「そう、そして、これが何か分かるかしら?」
そう言いながら駆逐古姫が服の袂からゴソゴソと取り出したのは
艦娘であれば誰しもが見覚えのあるあの缶であった。
『 バスクリン 』
五十鈴「それは!!」
古姫「そうよ?貴方達がキーアイテムとして語ってくれた
バスクリンとやらよ。」
古姫「これをぶつければ何が起きるかしらね?」
古姫が語ると随伴艦の人型深海棲艦達が
それをポイポイと変態提督へと爆雷を投げるかのごとく投擲してゆく。
「ア゛ア゛ア゛ア゛アアアアアア!」
絶叫と共に!一人の漢が浮かび上がった!
古姫「でたわね!」
早霜「その手にもっているのは!?」
古姫「ふははは!パンツを被った変態が我らにとっての悪!」
古姫「貴様らにとっての正義であれば我らの正義に染め上げればよいのだ!」
高らかに笑うと駆逐古姫は上着からずずいと布状の何かを取り出した!
つ 黒のおぱんつ
古姫「この手に持つのは戦艦棲姫のズロースよ!」
チ級1「さっきまでパンツ、パンツ連呼してたのにズロースだってさ。」
ヘ級1「わざわざ言い換える必要なくね?」
チ級2「ていうか何で自分のパンツじゃないし。」
ヘ級2「そう思うじゃん?あれね?古姫様、袴じゃん?あの下ノーパンなんだって。」
チ級1.2へ級1「「「まじかよぉ」」」
ヘ級2「前に随伴務めたこと有るソ級が履いてなかったっていってた」
チ級1「あの見た目で履いてないとかないわぁ ―――」
チ級2「引くわぁ ―――― 」
ヘ級1「変態古姫じゃん、ていうかコキってなんかオナニーしてるみたいな?」
チ級1「あ ――― 、手コキとか?」
チ級2「駆逐 コキ、なんかロリコンの特殊プレイ。」
駆逐古姫の後ろで随伴艦達がコソコソと駆逐古姫への不満を述べれば。
択捉「いえ、ショーツやスキャンティならまだ形的に分かるのですが…」
五十鈴「流石にズロースは形がちがうわよねぇ」
早霜「戦艦棲姫と言えば夏姫なんかは
尻ダイソンで知られるようにTバックビキニがトレンドマークですし……。」
五十鈴「あれだとTバックタンガが近いような気もするわね」
早霜「水着ですからビキニかと…。」
五十鈴「それもそうね。」
佐渡「ズロースってあれだろ?
松が履いてるドロワーズみたいなのだろ?」
松輪「えぇ、そんな佐渡ちゃん酷い…。」
対馬「そうね、先日ショーツを明石さんところで買っていたものね」ボソッ
スカートめくり
佐渡「まじだー、松、なかなか大胆だなー」
松輪 ふっ ふえぇえ ――――― ん
五十鈴(今時の子供ってませてるわね!?)
早霜(最近は子供向ブランドも充実していますよ)
五十鈴(直接脳内に!?)
早霜(明石さんの所ではピーチジョンやアモスのカタログありますよ。)
五十鈴(でも身に着けるものは実際に手触りとか見てみたいじゃない?)
早霜「分かります。」
五十鈴「分かってもらえて嬉しいわ?」
早霜「ワコールなんかはデザインがやはり妙齢向けですから…」
五十鈴「セクシーではないわよね…。」
早霜「やはりアピールするのに魅力に欠けるのはいただけません。」
五十鈴「ズロース…。」
早霜「言葉は良くありませんがBBA?」
二人が顔を見合わせやはり駆逐古姫のセンスの古さをないと断ずる。
古姫「お前らいい加減にしろぉぉぉぉおおおぉぉ!?」
敵味方双方からの罵倒に我を忘れる駆逐古姫。
古姫「今はそんなパンツの呼び方なんざどうでもいいんだよぉぉぉぉ ――――― !」
そして、逆切れ気味に変態提督へ戦艦棲姫のパンツを被せた。
早霜「あっ。」
五十鈴「あっ。」
海防艦一同「「「「あっ。」」」」
既に大量の爆雷……、
ならぬバスクリンで虫の息となった潜水漢の変態提督に戦艦棲姫のパンツを被せる。
それはエネルギーがきれた充電池に電気を充電しなおすに等しい!
今!一人の変態にエネルギーが充填される!
しかし!そのエネルギーは負のエネルギー!である!
深海Eパワー
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
0E 100E
※Eとはエクスタシーの単位
男「Fooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo !!!!!!!」
闇提督「気分はエクスタシー」キリッ
最悪である。
なんと!
深海変態提督が誕生してしまった!
駆逐古姫「やだ、逞しい」ジュン
チ級1 ホゥ///
チ級2 ステキ!ダイテ!
ヘ級1 アレガ ヤダッ///
ヘ級2 キョダイナノネ
その異様さは筆舌に尽くしがたく
その場にいた深海棲艦達は乙女の様に顔を赤らめるしかなかった。
今回の更新ここまで!
ヘ級のどこに赤らめる顔があるんだと突っ込みをいれつつまぁいいやと流していただけるとありがたいかなーと
あえていうならそこが笑うところだ!もう一個の外鎮のほうに力入れすぎてて此方の更新が放置状態ですみませんでした
もうちょっと頑張ります、ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました
次回予告、闇墜ち提督、セクハラの限りを尽くす!
乙レス、感想レス、いつもありがとうございます、気軽に残していただけるといちが喜びます
どうぞ宜しくお願いいたします
このSSまとめへのコメント
忍殺語録を間違い続けている。
これはケジメ案件ですね。