いじめっ娘「許してください...」 (55)

妹「ただいま...」ガチャッ

男「おかえりー」

妹「...」ウルッ

男「妹...?どうした、大丈夫か?」

妹「うん、大丈夫...」タタタッ

男「あっ...」

男「(最近妹の様子がおかしい...前まであんなに明るかった妹が、高校に入ってから暗くなった気がする...)」

男「(何かあるな...)」

ーーーーーーーー

妹room

妹「はぁ...」

妹「(今日もいじめっ娘ちゃんにいじめられた...)」グスッ

妹「死にたいな...」ボソッ

コンコンコン

「妹ー?ちょっといいか?」

妹「お、お兄ちゃん!?ちょっと待って!」ゴシゴシ

妹「どうぞ...」ガチャッ

男「(妹...泣いてたのか...)」

妹「何...?」

男「あ、あのさ...少しお使い頼まれてくれないかな?今どうしても手が離せなくて...」

妹「うん、いいよ。なに買ってくればいいの?」

男「それじゃあ...」

ーーーーーーーー

書き溜めてるのですぐ終わります

男「(よし、なんとか妹を家から追い出せた...すまない妹、少し部屋を物色させてもらうぞ)」ゴソゴソ

男「(妹の通学カバン...ちょっと前に買ってあげたばかりなのにもう薄汚れてる...?)」

ティロリン

男「(ん?妹のやつ携帯置いていったのか...)」スッ

いじめっ娘:明日絶対持ってこいよ?

男「(いじめっ娘...?持ってこいって何をだ...?)」

ティロリン

いじめっ娘:家族にチクったら殺すからね?

男「(...確定だな。妹はこいつにいじめられてる...)」スッ

男「今に見てろこのクソ女...」ガチャン

ーーーーーーーー

妹「ただいま...はい、買ってきたよ」

男「おっ、ありがとうな」

妹「あと...お釣り」

男「いいよ、取っといて」

妹「でも...」

男「いいからいいから。それよりさ、いじめっ娘ちゃんって分かる?」

妹「え...?」ビクッ

男「いや、知らなかったらいいんだ」

妹「中学の時の同級生...高校も同じだったから今も同じクラスだよ...」

男「へー、中学一緒だったのか。どんな子?卒アル見せてよ」

妹「べ、別にいいけど、どうしてそんなにいじめっ娘ちゃんにこだわってるの?」

男「いや、なんかツイッターのおすすめユーザーにその子が出ててさ、妹と同じ高校なんだーって思って。なんとなく気になっただけだよ?」

妹「そ、そっか...アルバム持ってくるね...」

男「うん...」

ーーーーーーーー

妹「えっと...この子がいじめっ娘ちゃん」ユビサシ

男「ふーん...」

男「(キツそうな顔してるけど結構可愛いな...)」

妹「あの...」

男「え?あ、もういいよ。急に変なこと頼んでごめんな?」

妹「ううん、全然大丈夫だから...」

男「ありがとう...」ギュッ

妹「え...?」

男「大好きだよ。妹...」ナデナデ

妹「な、何急に///やめてよ///」ギュッ

男「(妹を傷つける奴は絶対に許さねぇ...いじめっ娘...覚悟しろよ...)」ナデナデ

ーーーーーーーー

高校前

男「(高校...懐かしいなぁ。もう卒業して3年経つのか...)」

いじめっ娘「それでさー」ゲラゲラ

男「(来た...)」

男「あの、すみません」

いじめっ娘「は?」

男「(こえー)」

いじめっ娘「(うわ...すげぇイケメン...大学生かな...?)」

男「このOOってカフェ探してるんですけど、場所分かりませんか?」

いじめっ娘「あー!そこよく行くところだから知ってますよ!連れて行きましょうか?」ニコッ

男「いいんですか?ぜひお願いします!」

いじめっ娘「(よっしゃ...)」

いじめっ娘「ごめんね!私この人案内してくるから先帰っといて!」フリフリ

ズルイー オニイサンラインオシエテクダサイ

いじめっ娘「先 帰 っ と い て」キッ

ハイ オツカレサマデス

男「あはは...」

いじめっ娘「それじゃ行きましょうか!」

ーーーーーーーー

カフェ

いじめっ娘「私までご馳走になってよかったんですか?」

男「うん、今日は一人だったからね」

いじめっ娘「もしかしてデートの下見ですか...?」

男「いやいや、ここネットで有名だからさ。来てみたかったんだ」

いじめっ娘「ヨカッタ...」ホッ

男「そうだ、自己紹介が遅れたね。俺は男って言うんだ。OO大学に通ってる」

いじめっ娘「男さんって言うんですね!私はいじめっ娘って言います!みんなには娘ちゃんって呼ばれてるので、よかったら俺さんも...///」

男「そっか、じゃあ娘ちゃんって呼ばせてもらうね」ニコッ

娘「は、はい///」ドキッ

ーーーーーーーー

男「それじゃまた。今日はありがとうね」フリフリ

娘「はい!」

娘「(やばい!イケメン大学生と連絡先交換しちゃった!ニヤケが止まらない...)」ニヤニヤ

娘「(あ...そういえば妹のやつに金持ってこいっていったのに受け取るの忘れてたなぁ...)」

娘「(ま、今日は機嫌がいいから許しあげますかぁ)」ルンルン

ーーーーーーーー



妹「(どうしよう...娘ちゃんにお金渡せなかった...)」ガクガク

「ただいまー」

妹「お、おかえり!」ガバッ

男「どうした?顔色悪いけど」

妹「え...?だ、大丈夫!なんでもないから!」ダッ

男「待てよ」ガシッ

妹「お兄ちゃん...?」

男「妹がこんなに怯えてるのにほっとけるわけないだろ」ギュッ

妹「うぅ...お兄ちゃん...」ポロポロ

男「妹、何があったかは聞かない。けど、嫌なことがあったら俺がついてることを思い出してくれよ?お前には俺がいるんだ」ナデナデ

妹「うん...そうだよね...私にはお兄ちゃんがいるもん...」ギュゥゥ

男「そうだよ、だから大丈夫...」ナデナデ

妹「うん...」ウトウト

男「妹...?」

妹「...zzz」スーッ

男「よっぽど疲れてたんだな...」ナデナデ

男「(こりゃあんまり時間かけてられないな...)」

ーーーーーーーー

映画館

男「(さて、娘と昨日出会ったばかりとはいえ、折角の土日だし早速映画に誘ってみたが...まさかLINEを送って2秒で行きますと返ってくるとはな...)」

娘「こ、こんにちは!」

男「お、可愛いねぇ」

娘「そ、そんな...可愛いだなんて...」テレテレ

男「それじゃチケットは買ってあるから行こうか」

娘「えっ!いくらでした?お金払います」ゴソゴソ

男「いいからいいから。誘ったのは俺なんだからさ?」ニコッ

娘「あ、ありがとうございます...」ドキドキ

ーーーーーーーー

男「(今回チョイスした映画だが...ぶっちゃけエロい。ウブな高校生にはまだ早いかな?)」

娘「~~///」

娘「(ど、どうしよう...今人気って聞いてたから楽しみにしてたのに...こんなえっちな映画だなんて聞いてないよ...このくらい大学生なら普通なのかな...?)」チラッ

男「...?」ニコッ

娘「(やばっ!目合っちゃった///)」

男「...」スッ

ギュッ

娘「~~!?!?///」

娘「(男が手を握ってきた!?こ、これってそう言うことなの!?)」ドキドキ

娘「お、男さん...」ボソッ

男「ん?」

娘「...好き...です」

男「フフッ...」

娘「あ、あの...」

男「ごめんごめん、可愛いなって思ってさ」

娘「なっ///」

男「俺でよければ付き合ってくれるかな?俺も娘ちゃんのこと大好きだから」

娘「~~!はい///」

ーーーーーーーー

レストラン

男「映画は楽しめたかな?」

娘「その、男さんの事ばっかり考えちゃって...///」

男「そっか」ニコニコ

娘「ご、ごめんなさい...折角お金払ってくれたのに...」シュン

男「いやいや、俺もあの時娘ちゃんの事ばっかり考えてたからさ」

娘「えっ///」

男「相思相愛だね」ニコッ

娘「は、はい///」カァァ

男「ん...もうこんな時間か...」

娘「あ、あの...」

男「ん?」

娘「そ、その...この後って///」

男「娘ちゃん...」テギュッ

娘「は、はい」

男「焦らないでいいんだよ。俺は娘ちゃんの事を大切にしたいって思ってるから」ジッ

娘「男さん...」トローン

男「じゃあ帰ろうか。駅まで送って行くよ」ニコッ

娘「はい...」ボーッ

ーーーーーーーー

駅前

娘「あの!今日は本当に楽しかったです!」

男「俺もすごく楽しかったよ。ありがとう」ニコニコ

娘「あの...」モジモジ

男「ん?...あぁ..」ギュッ

チュッ

娘「///」

男「女の子の口から言わせるわけにはいかないもんね?」ニコッ

娘「大好きです...」ボソッ

男「それじゃ、また」スタスタ

娘「はい...」シュン

ーーーーーーーー



男「ただいまー」

妹「おかえり!こんな時間まで何してたの!」

男「友達と飯食ってた」

妹「もう...」

男「寂しかったのか?」ギュッ

妹「言わない...」ギュゥゥ

男「可愛い奴め」ナデナデ

男「(娘...ありゃ処女だな。あのチョロさなら来週からは妹に楽しい学校生活をプレゼントできそうだ)」

妹「お兄ちゃん...?」

男「ん?」

妹「なんか...怖い顔してたよ」

男「気のせいだよ」ナデナデ

妹「うーん...」

男「それじゃ風呂入って寝るから。おやすみ、妹」

妹「うん...おやすみ」

ーーーーーーーー

男room

男「ん...娘からめっちゃLINEきてる...」

娘:今日は本当に楽しかったです!

娘:あの

娘:明日って時間あったりしませんか?

男「明日か...」

男:空いてるよ

娘:本当ですか!

娘:もしよかったら、私の家来ませんか?

男「うわー、流石処女。誘い方が下手くそだな」

男:いいの?

娘:はい!明日は両親がいないので!

男:そういえば娘ちゃんって一人っ子なの?

娘:そうですよー

男:ほえー

男:それじゃ遠慮なくお邪魔しようかな

娘:それじゃ明日OO駅まで来てもらえますか?迎えに行くので!

男:おけ

男:今日はもう寝るね。明日楽しみにしてるよ。

娘:はい!

男「さて...ゴムまだあったかな...」ゴソゴソ

ーーーーーーーー

駅前

男「(うわー、娘ちゃん良いとこ住んでんなぁ...)」

娘「男さん!」

男「お、娘ちゃん!おはよう」ニコッ

娘「こんな朝早くから呼んじゃってごめんなさい///」

男「気にしないで。俺も早く娘ちゃんと会いたかったからさ」ギュッ

娘「///」ギュゥゥ

男「それじゃ行こっか。案内してくれる?」

娘「は、はい///」

ーーーーーーーー

娘の部屋

男「へぇ...ここが娘ちゃんの部屋かぁ...」

娘「あ、あんまり見ないでください///恥ずかしいです///」

男「ところで今日はどうして呼んでくれたの?」

娘「え?えっと...その...///」モジモジ

男「ここは娘ちゃんの部屋なんだから、恥ずかしがらないでいいんだよ?」ナデナデ

娘「うぅ...///」

男「ほら、言ってごらん」ボソッ

娘「...たぃです...」ゴニョゴニョ

男「ん?」

娘「したいです...」

男「何を?」ニコニコ

娘「男さんは意地悪ですね...///」プイッ

男「娘ちゃんの口から聞きたいんだ」チュッ

娘「んぅ...プハッ」

男「ほら、言ってごらん」

娘「男さんと...えっちしたいです...」ヒラッ

男「娘ちゃん...下着...」ムラッ

娘「はい、男さんを迎えに行った時からノーパンです」クチュッ

男「娘ちゃんはえっちな子だね...」ギュッ

娘「はい、だから男さん...お仕置きしてください///」クチュクチュ

男「ふふ、娘ちゃん一人で始めちゃってるじゃないか」チュッ

娘「んっ...だって男さんが私の部屋に来てるんだもん...」クチュクチュ

男「もうこんなに濡らして...床に垂れてるぞ?」クチュッ

娘「あっ///」

男「ん...」チロッ

娘「や、男さん!き、汚いですよ!」

男「汚くないよ...すごく綺麗だ」ペロペロ

娘「やだ///恥ずかしいからやめてください///」グググ

男「じゃあもうする?」カチャカチャ

ボロン

娘「...おっきい...」ボーッ

男「もう挿れていいの?」グイッ

娘「ま、待ってください///私、こういう事するの初めてだから...優しくしてください///」

男「ん、分かった」チュッ

娘「ん...」チュッ

ーーーーーーーー

娘「ハァハァ」グッタリ

男「娘ちゃん、凄く感じやすいんだね」ニコッ

娘「やぁ...///」カァァ

男「ほら」クリッ

娘「~~///」ビクビク

ティロリン

男「ん?」

妹:今日何時に帰るの?

娘「誰からですか...?」

男「妹からだよ。ほら」スッ

娘「男さん、妹さんがいたんですね...ッ!」

男「どうしたの?」

娘「い、いえ!」

娘「(名前...あいつと同じ!?た、たまたまよね...?)」

男「そういえば俺の妹も娘ちゃんと同い年なんだよ」

娘「え...?」

男「ん?どうしたの?さっきから様子がおかしいけど...」

娘「い、いえ...」

娘「あ、あの...」

男「ん?」

娘「も、もしかして、妹さんの名前って...『妹』だったりします...?」

男「あれ?娘ちゃんって妹と知り合いなの?そうだよ。妹って名前だよ」

娘「あはは...」

娘「(ど、どうしよう...妹との事が知られたら、男さんとの関係が...)」ゾクッ

男「そうだ、今度俺の家に来ない?妹の事紹介するよ?」

娘「そ、それはダメっ!」

男「え?」

娘「あっ、ち、違うんです!妹さんに男さんと恋人だって知られるのが恥ずかしくて!」アセアセ

男「確かにそうだよね...ごめんね?」

娘「い、いえ!大丈夫ですから!」

男「ふふっ、娘ちゃんは本当に可愛いなぁ」ギュッ

娘「んっ///」ギュゥゥ

娘「(妹にだけは...絶対知られるわけにはいかない...)」

ーーーーーーーー



男「ただいまー」

妹「おかえり!今日は早かったね」ニコッ

男「愛しの妹が家で待ってるからな」ナデナデ

妹「もう...からかわないで!」

妹「あれ?」

男「ん?」

妹「お兄ちゃん、外でお風呂入った?なんか石鹸の匂いがする...」クンクン

男「あー、友達と銭湯行ったんだよ。ちょっと汗かいちゃってさ」

妹「ふーん...」

男「さ、飯だ飯」スタスタ

ーーーーーーーー

学校

妹「(もう月曜日...この前お金渡せなかった事何か言われるのかな...)」シュン

ガラガラ

「おはよー」

妹「(ッ!娘ちゃん...)」ビクッ

娘「...」チラッ

妹「あ、あの...」ビクビク

娘「ふん...」スタスタ

妹「(た、助かった...?)」

ーーーーーーーー

放課後

妹「(ビクビクしてる間にもう放課後になっちゃった...もうお金のことは大丈夫なのかな...?)」チラッ

娘「~♪」ポチポチ

男:娘ちゃん今学校?

娘:はい!今終わったところですよ!

男:俺も今近くにいるから、この前のカフェ行こっか。迎えに行くよ

娘:はい!校門で待ってますね

娘「ふふっ...」スタスタ

妹「(あんな上機嫌な娘ちゃん初めて見た...どうしたんだろう?)」スッ

妹「(校門で誰か待ってるのかな?)」ジッ

「!」フリフリ

妹「...あれって、お兄ちゃん...?」

ーーーーーーーー

カフェ

男「本当にいいの?奢ってもらって」

娘「はい!今まで男さんにたくさんご馳走になってますから」ニコッ

男「...ありがとう」ナデナデ

娘「ん...」

「お兄ちゃん...?」

娘「ッ!?」

男「お、妹!どうしたんだこんなところに」

妹「お兄ちゃん...その人...」

男「ほら、隣においで?この子は今付き合ってる娘ちゃんって言うんだ」

娘「あ、あの...」アセアセ

妹「なんで...」ジッ

男「妹?」

妹「こいつはっ...!」

娘「い、妹!!!」ガタン

男「む、娘ちゃん...?」

娘「妹、ちょっとだけ話そう。男さん、少しだけ待っててください。すぐ戻りますから」グイッ

妹「...」スタスタ

男「...」

男「(娘ちゃん、ここからが地獄の始まりだよ)」ニヤッ

ーーーーーーーー

妹「どういう事...」ジッ

娘「...」

妹「黙ってちゃ分かんないよ...なんで娘ちゃんが私のお兄ちゃんと付き合ってるの?」

娘「それは...」

妹「お兄ちゃんは娘ちゃんが私に何したのか知ってるの?」

娘「...」

妹「...知らないんだね。全部言うから」スタスタ

娘「ま、待って!」ガシッ

妹「離してよっ!」ブンッ

娘「お、お願い...男さんには言わないで...お願いします...」ポロポロ

妹「...ふーん」

娘「お願い...」ポロポロ

妹「そんなにお兄ちゃんの事好きなんだ?」

娘「...」コクッ

妹「でも黙っててもメリット無いしな...お兄ちゃんがこんな女と付き合うなんてやっぱり許せないし...」ジトッ

娘「うぅ...」

妹「じゃあね」

娘「お、お願い!何でもする!今までの事も全部謝る!だから...だから...」

娘「許してください...」ポロポロ

妹「...いいよ」

娘「ッ!ほ、ほんと!?」ガバッ

妹「その代わり、今後私の事少しでも不快にさせたらすぐ言うから。お兄ちゃんを困らせるような事も禁止。お兄ちゃんとのデートの時はあなたが全部持って。お兄ちゃんに無駄遣いさせたくないから」

娘「わ、わかった!」コクコク

妹「...じゃ、私は帰るから」スタスタ

娘「妹ちゃん...!」

妹「...」

娘「あ、ありがとう!絶対男さんの事幸せにするから!」

妹「ふん...」

ーーーーーーーー

カフェ

男「お、戻ったか...妹は?」

娘「きゅ、急用があるとかで帰っちゃいました!」

男「ふーん...」

娘「あ、あの!」

男「ん?」

娘「ふ、不束者ですが、これからもよろしくお願いします!」

男「(この様子だと妹のやつ、許したのか?本当に優しい子だな...)」

男「うん、こちらこそよろしく」ニコッ

娘「///」ドキドキ

ーーーーーーーー

娘の部屋

娘「なんとか男さんにはバレずにすみそう...終わったかと思った...」

ティロリン

娘「妹からLINE...?」

妹:形勢逆転だね

娘「なによ...たまたま男さんの妹だったからって...」イラッ

妹:今日のデート代ちゃんと持ったの?

娘「煩いわね...言われなくたって!」

娘:持ったわよ!

妹:金輪際お兄ちゃんにお金出させるようなことはやめてね。そんなお金あったら自分に使って欲しいし。

娘:はいはい

妹:あ、それ凄く不快。言っていいの?

娘「こいつ...!」

娘:ごめんなさい

妹:次はないから

娘:はい

娘「既読無視...ほんと腹立つわね...」イライラ

ティロリン

娘「今度は何よ!」

男:今日はご馳走さま。嬉しかったよ。次は俺に出させてね?

娘「男さん...」キュン

娘:気にしないでください!私が好きでやった事なので!

男:愛してるよ

娘「男さん...」カァァ

娘:私もです

ーーーーーーーー

男room

男「うーん...俺に見せてる顔だけ見ると本当にいい子なんだがなぁ...」

コンコンコン

「お兄ちゃん、今いい?」

男「どうした?入っていいよ」

ガチャッ

妹「えへへ...」

男「お、珍しくご機嫌だな」

妹「うん」ニコニコ

男「ほら、おいで」

妹「ん...」ギュッ

妹「お兄ちゃん...」

男「なんだ?」

妹「お兄ちゃんは、私の味方なんだよね?」

男「当たり前だろ?」

妹「お兄ちゃんの中で、私はどのくらい大切?」

男「お、もしかして娘ちゃんの事妬いてるのか?」ニヤニヤ

妹「ち、違うもん!」

男「安心してくれ...妹は一番大切な存在だ...何があってもお前が最優先だよ」ギュッ

妹「ん...信じてるから」ギュゥゥ

妹「そうだお兄ちゃん、ちょっとお金貸して欲しいんだけど...」

ーーーーーーーー

妹room

妹「ふふ...お兄ちゃんのお金は私が全部預かった。これでデートがしたいなら強制的に娘ちゃん持ちだね...」ニヤッ

妹「いつお兄ちゃんにバラしちゃおっかなぁ~...在学中だと復讐されそうだし、卒業してからかな?」

妹「なんなら婚約しちゃうまで待とうかな?娘ちゃんあれでもピュアだからすぐ結婚したがりそうだし...」

妹「あー!考えるだけで楽しいなぁ...今日はよく眠れそう...」

妹「お兄ちゃん...大好きだよ...」ウトウト

妹「...zzz」

学校

娘「(最近男さんがデートに誘ってくれない...)」

娘「(誘っても断られるし...妹がなんか言ったのかな...)」シュン

妹「おはよ」

娘「い、妹!?急に話しかけないでよ!びっくりするじゃない!」

妹「凄く落ち込んでるみたいだけどどうしたの?」

娘「...どうせあんたが話したんでしょ」

妹「何を?」

娘「いじめの事...男さん最近会ってくれないし...」グスッ

娘「あんたをいじめた私が悪いのは分かってる...けど、こんなのあんまりよ...」ポロポロ

妹「えーと...」

娘「うぅ...」ポロポロ

妹「私何も言ってないよ?」

娘「え...?」グスッ

妹「お兄ちゃん最近金欠で困ってるみたいだから、それで会えないんじゃないかな?私が遊びに誘っても断られるもん」

娘「ほ、ほんと!?」パァァ

妹「うん」

娘「い、妹!ありがとう!今すぐ男さんに聞いてみる!」タタタッ

妹「(なるほど...お兄ちゃんに話したとしても逆上は無さそうだね...)」

ーーーーーーーー

屋上

娘「(男さんに嫌われたかと思ったけど、そうじゃなかったんだ!)」ポチポチ

娘「(お金のことなら言ってくれたらよかったのに...)」ポチポチ

娘:男さん!

男:どした?

娘:今日私の家来れますか?

男:ごめん、厳しい

娘「(もしかして電車代すらないレベルなの...?)」

男:本当にごめん

娘:なら、学校まで来れませんか...?駅前までお話しできたらそれでいいので

男:それなら大丈夫。放課後校門前ね

娘:はい!

娘「(よかった...やっぱり避けられてたわけじゃないんだ...)」ホッ

ーーーーーーーー

放課後

娘「男さん!」

男「久しぶりだね。中々会えなくてごめんね?」

娘「あの...何度もすみません。今日私の家に来れませんか...?」

男「それは...」

娘「これ、往復の電車賃は入ってますから。私は定期券がありますし」スッ

男「...妹に聞いたのかな?」

娘「男さんがお金に困ってるって知らなくて...ごめんなさい...」

男「そんな、娘ちゃんが謝ることじゃないよ」ナデナデ

娘「ん...とにかく、これで来てくれますよね?」

男「...分かった。必ず返すから」

娘「いらないです。電車賃くらい気にしないでください」

男「そんな訳には...」

娘「いいんです!」

男「わ、分かったよ...」

娘「(たかが電車賃くらいで男さんと別れさせられる訳にはいかないもの...)」

ーーーーーーーー

娘の部屋

男「久しぶりに来たな...」

娘「あの日のこと...思い出しちゃいますね///」

男「ふふ...」ナデナデ

娘「ん...」

男「そういえばご両親は?」

娘「今日もいないので安心してください。二人とも仕事で忙しいくて」

男「そっか...」

娘「そうそう、はいこれ」スッ

男「何...?この封筒」

娘「何も言わずに受け取ってください」

男「お金...?それにこんな枚数、受け取れないよ」スッ

娘「ダメです。男さんが困ってるのに助けないなんて出来ません」

男「金に困ってるからって年下の彼女から巻き上げるなんて絶対に嫌だ。これは受け取れない」

娘「巻き上げなんて思ってません!」

男「君がそう思っても、世間はそう思わないよ」

娘「分からず屋...」グスッ

男「娘ちゃん...」ギュッ

娘「どうして受け取ってくれないんですか...?私たち、どうせ結婚して夫婦になりますよね...?そうなったら私のお金をどう使ったって一緒じゃないですか...」ポロポロ

男「(出たよ処女特有の初めての相手と結婚願望...重いなぁ...)」ナデナデ

娘「ごめんなさい...ちょっと顔洗って来ます...」ユラッ

男「あ、あぁ...」

男「(これ、いくら入ってんだ...?高一で用意できる額じゃないだろ...流石はお嬢様だな...)」

ガチャッ

男「おかえり」

娘「すみません、飲み物出し忘れてましたね...」コトッ

男「お、ありがとう。ちょうど喉乾いてたんだ」ニコッ

娘「アイスティーしかなかったんですけど、大丈夫ですか?」

男「うん、頂くね」ゴクゴク

娘「...」ジッ

男「...ん」

娘「大丈夫ですか...?なんだか眠そうですけど...」

男「ちょっと疲れてるのかな...」ウトウト

娘「よかったらベッドで休憩してください」

男「うん...流石に我慢できない...おやすみ...」

男「...zzz」

娘「...」

ーーーーーーーー

カチャッ

男「ん...?」パチッ

娘「あ、起きました...?」ジッ

男「おはよう...ってこれ...」カチャカチャ

娘「すみません...こうでもしないと男さん、分かってくれないと思って...」スッ

男「何を...ッ!」チュッ

クチュッ

娘「んっ...アイスティーの甘い香りが少し残ってますね」ニコッ

男「娘ちゃん、早く手錠を外してくれ!」キッ

娘「...嫌です」

男「ッ...」

娘「その顔...やっぱり男さんは分かってくれてないんですね...」

男「だから何を!」

娘「私がどれだけ男さんを大切に思っているかですよ!!」クワッ

男「ヒッ...」

娘「こんなに...こんなに男さんの事思ってるのに...男さんは私の気持ちを受け取ってくれません...」

男「そ、そんなこと...」

娘「だから今日は、男さんから沢山『思い』を受け取らせてください」カチャカチャ

男「な、何を!」

娘「ふふ...」ジーッ

ボロン

娘「はむ...」チュルッ

男「ま、待て!せめて風呂に入ってから!」

娘「ダメです...折角の男さんの匂いが落ちちゃいます」レロッ

男「クッ...」

娘「んっ...男さんのおちんちん...おっきいれひゅ...」ペロペロ

男「い、いいから早く...」

娘「早く挿れろ、ですか?分かりました」ニコッ

男「ち、ちがっ!」

ズブッ

娘「んんっ...男さんの生ちんぽ...気持ちいいです...」チュッ

男「む、娘ちゃん!せめてゴムを」

娘「だーめ...絶対男さんの赤ちゃん孕んでみせますから...んっ...」チュッ

男「(冗談じゃねぇ!こんなクソガキの子供なんて...!)」

男「やめっ...あっ...クソっ...」パチュッパチュッ

娘「必死な男さんの顔も可愛くて素敵です...」パチュッパチュッ

男「スピード...落として...このままじゃほんとに...ッ!」

娘「もうイっちゃうんですか?私の生おまんこそんなに気持ちいいですか?」チュッ

男「いいっ...いいから!早く抜いてくれ!」

娘「ふふっ...言われなくても沢山ヌキヌキしてあげますからね...」ボソッ

男「ちがっ!だ、ダメだ!イク!」

娘「いいですよ...いっぱい出してくださいね」ハムハム

男「耳...噛み付くな...ッ!!!」ビュルビュルビュル

娘「んっ...///沢山出てるのが分かります...」ギュゥゥ

男「はぁ...はぁ...」

娘「ふふ...これで男さんの赤ちゃん...出来るといいな...」

男「(すまない妹...こんなガキ相手にやられちまった...)」グスッ

娘「男さん?泣いてるんですか?」アセアセ

男「うるさい...」

娘「ご、ごめんなさい!手錠痛かったですよね!すぐ外しますから!」カチャカチャ

男「...」スクッ

娘「あの...」

男「アフターピル、買ってくるから」スタスタ

ガチャッ

パタン

娘「...」

娘「飲むわけないじゃないですか...」ニヤッ

ーーーーーーーー

男room

男「(クソ...完全にしてやられた...娘を嵌めるつもりがハメられるとは...)」イライラ

ティロリン

男「娘か...」

娘:アフターピル、捨てましたから

男「は...?」

男:なんで?

娘:男さんこそなんで買ってきたんですか?赤ちゃん作るって言ってるじゃないですか

男:俺はそんな事一言も言ってない

男「...既読長いな」

ドンドンドンドン

男「ッ!?」ビクッ

ガチャッ

妹「お兄ちゃん...どういう事?」フルフル

男「い、妹...?」

妹「娘ちゃんがお兄ちゃんと、こ、子作りしたって!何考えてるのよ!!」キッ

男「ち、ちが!」

妹「何が違うの!?お兄ちゃんまだ大学生でしょ!?娘ちゃんだって高校生なのに、子供作ってどうするの!?」

男「俺は無理やり...!」

妹「無理やり...?こんなに楽しそうにしといて?」ピッ

「や、男さん!き、汚いですよ!」

「汚くないよ...すごく綺麗だ」ペロペロ

「やだ///恥ずかしいからやめてください///」グググ

「じゃあもうする?」カチャカチャ

「...おっきい...」ボーッ

「もう挿れていいの?」グイッ

「ま、待ってください///私、こういう事するの初めてだから...優しくしてください///」

「ん、分かった」チュッ

「ん...」チュッ

男「そ、それは...」

男「(あのクソアマ...録音してたのか...)」

妹「見損なったよ。お兄ちゃん」ガチャッ

パタン

男「違うんだ...違うんだ妹...」ポロポロ

ティロリン

娘:大好きです。ずっと一緒ですよ?

おわり

いじめっ娘にはどうあがいても敵わないんだって体に教え込まれたいですね
相手の家族には怒鳴られ妹には蔑まれて涙を流しながらいじめっ娘との子供を育てたい

何かリクエストあれば書きます
なければHTML依頼出してきます

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