夕美・美波「「Pさんの秘密を探るよ!」」文香「…異論ありません」 (33)

(事務所)

美波「プロデューサーさんの秘密を探るよ! 夕美ちゃん!」カッ!

夕美「プロデューサーさんの秘密を探ろうね! 美波ちゃん!」カッ!

2人「「やるよ!!」」ガシッ!

文香「今日はいったいどのような理由で荒ぶっているのですか…夕美さん…美波さん…」ヒョコリ

夕美「ちょうどいいところに来てくれたね! 聞いてよ文香さん!」カッ!

美波「実はさっきね…」

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(少し前)

P「…」コソコソ

美波「なんだかプロデューサーさんの動きが怪しい感じがするわね…夕美ちゃん」

夕美「そうだね…偶然こっそり後を付けていたけど…なんだかすごい場面に遭遇しちゃいそうだよ。美波ちゃん」

P「…」

テクテクテク...

美波「…追いましょう」

夕美「うん」

コソコソ...

P「…」スッ

美波「建物の中に入っていったわね…」

夕美「…こ、ここは!?」

【レンタルDVDショップ】デデ-ン!

美波「…」

夕美「…」

(現在)

美波「というわけなのよ!」カッ!

夕美「怪しいでしょ!」カッ!

文香「ごく当然のようにストーキングをしていたことには目をつぶりましょう…中まで付いて行かなかったのですか…?」

美波「あまり大きなお店ではなかったから、入るとバレちゃうかなって」

夕美「だから入り口で待ってたんだけど。しばらくしたらプロデューサーさんは何かを借りて出てきたんだよ」

文香「なるほど…プロデューサーさんはもしかしたらいかがわしいDVDを借りたのかもしませんね…」

美波「い、いかがわしいDVD…ッ!?」ドキドキ

夕美「ど、どんな内容のものなのかな…!」ドキドキ

文香「わかりません…しかし…それを探ることができればプロデューサーさんの嗜好の理解に繋がります…今後のためにも何を借りたのかをぜひ把握したいですね…」

美波「そうね! 調査しましょう!」カッ!

夕美「よしやろう!」カッ!

文香「やりましょう…」クワ-

3人「「「おーっ!」」」

(しばらくして)

美波「では、第1回プロデューサーさん秘密会議を始めます。よろしくお願いします」

夕美・文香「「よろしくお願いします」」

美波「私たちのゴールはシンプル! プロデューサーさんがどんなやましいDVDを借りたのかをチェックすることだよ!」カッ!

夕美「そうだね! プロデューサーさんの好みを把握しておくことはとても大切なことだからね!」カッ!

文香「できれば…中身も確認しておきたいですね…後学のためにも」

美波「そうね! 自分をプロデュースしてくれている人のことをよく知ることはアイドルとして当然! ゆえにこれは正しい行いよ!」

夕美「言うまでもないことだね!」

文香「…知り尽くしましょう」キラ-ン

夕美「で、どうやってDVDをチェックするの? きっとプロデューサーさんのお家にあるんだよね?」

文香「考えられる選択肢は3つです…」

文香「1、P宅に侵入してDVDを鑑賞する」

文香「2、P宅に侵入してDVDを速やかに外へ持ち出す」

文香「3、プロデューサーさんがDVDを返却するために外へ持ち出したところを強奪する」

文香「この辺りが現実的な選択肢となるのではないでしょうか…」

夕美「うーん。私は2がいいと思うなぁ」

文香「その理由は…?」

夕美「だって安全そうじゃない? プロデューサーさんが部屋にいない時にそっと入って、そっと出て行けば無理なく目的を達成できるもの」

美波「なるほど…でも夕美ちゃん。果たしてそれでいいのかしら?」

夕美「?」

美波「確かにリスクを考えれば2が最も現実的な案だわ…しかし! それでも私は1を推します!」

夕美「ど、どうして!?」

美波「プロデューサーさんの部屋に長い時間いられるからよ!」カッ!

夕美「うわァァァ! 欲望に忠実だァァァ!」

文香「私も美波さんに賛成です…」

美波「プロデューサーさんの趣味嗜好を探るだけでなく!」カッ!

文香「プロデューサーさんの部屋を隅々までチェックする…」

美波「これに勝るプランがあるかしら!」

夕美「…」

夕美「ないね!」カッ!

文香「決まりでしょう…♪」

美波「一応、確認はとっておくわね。3の案はどうかしら」

夕美・文香「「楽しくありません」」

美波「そうね! じゃあやるわよ!」

2人「「おーっ♪」」

美波「次に部屋への侵入方法を考えましょう」

文香「これは難題ですね…現代の鍵穴はピッキングすることが極めて難しい仕組みになっていますから…」

夕美「あ、それなら大丈夫。私、合鍵持ってるから」

美波「じゃあこれで解決…って、え?」

文香「え?」

夕美「あ」

美波「…」

文香「…」

夕美「…」

美波「どういうことかな…夕美ちゃん?」ズイッ

文香「詳しく話を…聞かせてください…」ズイッ

夕美「え、ええと…あはははは」

美波「正座」ゴゴゴゴ

夕美「…ウス」スッ

文香「竹刀をどうぞ…美波さん…」

美波「ありがとう」ガシッ

【みなみ は つよいしない を そうびした】

夕美「ヒィィィッ! せ、折檻は! 折檻は勘弁してくだせぇ!!!」ガクガクガク

美波「私は怒っているわけではないわ。どうして合鍵を持っているのかと聞いているだけよ」

文香「簡潔に述べよ…」

美波「でも返答によっては…」

夕美「へ、返答によっては?」

美波「血祭りよ★」

夕美「いやぁぁぁぁっ!!!」ブンブンブン!

文香「おらぁ…どこで手に入れたのか…はよ吐けや…」クワー

夕美「せ、先日…まゆちゃんが鍵の型どりをしている現場を目撃しまして…黙っているという約束の代わりに1つ頂きました…」

美波「ふーん…」

文香「そして我々に黙って…プロデューサーさんの部屋を堪能していたというわけですね…」

美波「これは許し難いわね」

夕美「は、入ってないよ! まだ一度も入ってないよ!」

美波「?」

文香「?」

夕美「あ、アパートの前までは行ったんだけど…恥ずかしくて…///」

美波「…」

文香「美波さん…これはどうでしょう?」

美波「裏で検討しましょう。文香さん」

コソコソ...

ギルティ?
ノ-ギルティ
ビリ-ブ?
イエスビリ-ブ
アテンションプリ-ズ?
オ-ケ-♪
プレイボ-ル!

美波「話し合いの結果が出たわ」

夕美「野球が始まってなかった?」

美波「細かいことはいいのよ!」

文香「私たちは夕美さんを信じることにしました…共にプロデューサーさんの部屋を堪能しようじゃありませんか…」

夕美「ふ、文香さん…!」

美波「一緒に頑張りましょう。夕美ちゃん」ニコリ

夕美「み、美波ちゃーん! ごめんなさーい!」ガシッ!

美波「いいのよ。私もヒートアップしすぎちゃったわね。ごめんなさい」

文香「これぞ雨降って地固まるですね…」

美波「あとは…決行日についてかしら」

文香「合鍵があるならば侵入の難易度が大きく下がるため…日の選択肢も増えますね…」

夕美「そういえばプロデューサーさん。土曜日は柚ちゃんの単独ライブに付き添いで行くって話してたよ」

美波「いつからいつまで?」

夕美「午後に出発して、次の日の午前中に帰ってくるんだって。夜に仕事があるから」

美波「では、その日にしましょう!」

文香「異論ありません…交代で見張りをして決行日までにDVDを返却しないかきちんと確かめましょう…」

夕美「そうだね! 明日もプロデューサーさんの帰りの後をつけよう!」

美波「ええ!」

文香「では…話がまとまったところで…景気付けに乾杯をしませんか…?」

夕美「OK! りんごジュースがあるよ!」バ-ン!

美波「グラスを用意したわ!」バ-ン!

トクトクトク...

文香「では…僭越ながら私が音頭をとらせていただきます…」

文香「成功を祈って…」

3人「「「かんぱーい♪」」」カチ-ン!

(後日)

【P宅前】

美波「予定通り! プロデューサーさんは柚ちゃんに連れ添ってLIVEのお仕事に行っていったわ!」ドン!

夕美「今日は帰ってこない! 思う存分部屋にいられるね!」ドン!

文香「そうですね…隅々までチェックしましょう…」ドン!

美波「潜入を始めるわよ!」カッ!

夕美「ガッテンだい!」カッ!

文香「と、その前に着ていただきたいものがあります…」ガサコソ

美波「着てもらいたいもの?」

夕美「何だろうね?」

文香「こちらです…」ジャ-ン!

夕美「それ『デモニカスーツ』だよね!? どこから持ってきたの!? 」ガ-ン!

注:【デモニカスーツ】
「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」で登場した強化スーツ。装備すればあらゆる環境に適応することができる。また経験を重ねることで搭載されたAIが学習し、戦闘能力も上昇する優れもの。「真・女神転生Ⅳ」にも登場したほか、アトラスのダウンロードコンテンツ衣装としてもよく登場する。
http://or2.mobi/data/img/197969.jpg

文香「む…これはどんな場所でも生存できるようになる優れものなのですよ…?」

夕美「そんな重装備しなくてもこの国には生存権があるんだよ! 命を脅かされるような場面はそうそうないんだよ!」

文香「ふむ…ご不満ですか…ではこちらの装束を…」ガサゴソ

美波「文香さん。あんまり遊んでいる暇はないのよ?」ワクワク♪

夕美「目を輝かせながら言っても説得力が皆無だよ! 美波ちゃん!」

文香「こちらです…」ジャ-ン!

夕美「それ『ルパン三世』のスーツだよね!?」

文香「やはり潜入といえばこれでしょう…」

美波「でも、ルパンって潜入する時は全身黒タイツ着てるわよ」

文香「…!」ハッ!

夕美「いま気付いたんだ…」

文香「ええい…私たちに遊んでいる暇はありません…早く侵入しましょう…!」ビタ-ン!

夕美「スーツを捨てた!?」

文香「本当は『ペルソナ5』の衣装も用意してあったのですが…」ゴソッ

夕美「文香さんって型から入るところあるよね」

(しばらくして)

コソリ...

美波「夕美ちゃん。鍵を」

夕美「アイサー」スッ

カチャ...ギィ...
スタスタスタ...

美波「難なく潜入できたわね♪」

夕美「うん。近所の人にバレないよう静かに部屋を探索しよう♪」

文香「安心してください夕美さん…この部屋は防音のようです…」

夕美「…てことは?」

美波「はしゃぎ放題ということね!」カッ!

夕美「やったね!」カッ!

文香「ふぅー…♪」

美波「まずはDVDを探すわよ! ずいぶんといかがわしい内容のものみたいだからきっと人目につかない場所に隠して…」

夕美「隊長! 机の上にレンタル用の袋が放り投げてあります!」ビシッ!

美波「何ですって!?」ガ-ン!

文香「自宅ですからね…当然かと」

美波「ともあれ! これは嬉しい誤算だよ! 早速中身をチェックさせてもらうわ!」

夕美「ふふふ…どんなDVDなのかじっくり調べ尽くしちゃうからね♪」

文香「女子大生ものであればいいのですが…♪」

美波「ええ…開けるわよ♪」

2人「「お願いします!」」

美波「はいっ!」

バッ!

美波「さて、どんな趣味の女の子が出てくるのか…な?」

【隠し砦の三悪人】デデ-ン!

3人「「「…あれ?」」」

美波「お、おかしいわね…ただの名作映画よ?」

夕美「ど、どういうこと…!?」

美波「…髭の生やした子が好みなのかしら?」

夕美「ないよ! 絶対ないよ!」

文香「ま、まだわかりません…いわゆる『サンドイッチ作戦』でいやらしいDVDは真ん中に配置してあるのではないでしょうか…?」

2人「「それだ!」」

夕美「ああ、まったくもう。プロデューサーさんったらお茶目さんなんだから♪」ウキウキ

美波「そうね。こんな一人暮らしの男の人がやましいDVDを借りていないなんてことはありえな…」スッ

【グッド・ウィル・ハンティング】デデ-ン!

3人「「「…!?」」」

美波「どういうこと…!?」

夕美「み、美波ちゃん! 袋の中を全部出してみて!」

美波「う、うん!」

バララララ!

【普通の映画の数々】デデ-ン!

美波「…おかしいわね」

夕美「ありえないよね…?」

文香「これは異常事態でしょう…プロデューサーさんがいやらしい映画を借りていないだなんてことはありえないはず…」

3人「「「うーん…」」」ムムム

美波「…借りるまでもなくたくさんのいやらしいDVDを所持しているとか?」ボソリ

夕美「そ、それだよ! そうに違いないよ!」

文香「確信をついていると思われます…プロデューサーさんは山のようにやましいDVDを隠し持っているに違いありません…!」

美波「そうよね! そうと決まれば探すわよ!」

2人「「おー!!」」

美波「効率よく作業を進めるために探索場所を分担しましょう! 夕美ちゃんはリビングをお願い!」

夕美「わかったよ!」

美波「文香さんはキッチンを!」

文香「わかりました…」

美波「私は寝室を担当するよ! では、各自…散っ!」

夕美・文香「「はい」」

テッテッテッ...

美波「…」

美波「(プロデューサーさんのベッド…)」

スッ...ボフン!

美波「♪」

ゴロゴロゴロ...
グデ-ン...

美波「至極♪」

夕美「…」ジト-

文香「…」ジト-

美波「!」ハッ!

夕美「…」

文香「…」

美波「…」エ-ト

美波「あのね。これは違うのよ」

夕美「ギルティだね。文香さん」

文香「ギルティですね…夕美さん」

美波「」

イヤァァァァァァァ!!

(しばらくして)

ガサゴソ...
ガサゴソ...

美波「はぁ…見つからないわね」

夕美「そうだね…休憩しよっか」

文香「ぐぬぬ…これだけ探りを入れてもボロを出さないとは…」

夕美「もしかして…本当に持ってないとか?」

美波「ありえないわよ!」バ-ン!

文香「そうです…ありえません…! プロデューサーさんは女子大生を視界に入れた途端…野獣と化すような人ですから…!」

夕美「野獣になった記憶がないよ?」

文香「とにかくあるのです…!」

美波「まだ探していないのは…ここのお風呂場だけかしら?」

夕美「そうだね」

文香「DVDはなくとも…プロデューサーさん極秘の道具がある気配がします…」

夕美「極秘の道具?」

美波「ど、どういうものかしら…!」ゴクリ

文香「例えば…縄です…!」バ-ン

美波「なわ…!」

夕美「すごいやましい香りがする響きだね…!」

文香「そうでしょう…そうでしょう…」フフフ

文香「こうして探索をすることでプロデューサーさんの趣味嗜好を把握できます…さらに…その情報をちらつかせることでプロデューサーさんを私たちの支配下に置くことも夢ではありません…」

美波・夕美「「!」」

美波「素晴らしいよ! 文香さん!」

夕美「完璧な作戦だね! 文香さん!」

文香「ええ。しょげている暇はありませんよ…探しましょう…」

ガサゴソ...
ガサゴソ...

美波「…」

夕美「…」

文香「…」

3人「「「(やっぱり何もない…)」」」

美波「…ねぇ」

夕美「…何かな」

美波「見つからないわね…」

夕美「そうだね…」

文香「分け入っても分け入っても青い山…」

3人「「「…」」」

美波「こうなったらDVDは諦めるわ! せっかくの機会だし、プロデューサーさんのベッドで休むわよ!」カッ!

夕美「よしきた!」カッ!

文香「私はお風呂をお借りします…風呂上がりにプロデューサーさんのタオルで身体を拭き…プロデューサーさんのスウェットを装着するのです…」クワ-

美波「グッドアイデアだね! 文香さん!」

夕美「最高だよ! 文香さん!」

文香「さらに…キッチンで食事を作り…細君ごっこもします…!」

美波「よ、よくばりだ…!」

夕美「細君?」

美波「妻のことだよ! 夕美ちゃん!」

夕美「!!!」

夕美「ずるい! 私もやるよ!」カッ!

美波「私も!」カッ!

文香「当然です…皆で今宵を楽しみましょう…」キラ-ン

夕美「あ、どうせだったらプロデューサーさんの部屋も掃除してあげようよ♪ 散らかってるしね」

美波「そうね。ついでにご飯も用意してあげましょう♪」

夕美「わぁ。妻っぽい!」

文香「これだけのことをやればプロデューサーさんは泣いて感謝するかもしれませんね…」

美波「そうね! 私たち、いいことしかしてないものね!」

夕美「そうだね! なんだか重要なことを忘れている気がしなくもないけど、プロデューサーは喜んでくれるはずだよね!」

美波「よーし、頑張りましょう!」

夕美「おーっ♪」

キャッキャ♪

(次の日・昼頃)

P「あー、疲れた…夜までは部屋にこもってゼルダやるかぁ…」

カチャ

P「…あれ? 空いてる?」

P「ただいまー…って、なんか部屋が綺麗になってるし。いい匂いがするし…」

P「…」

【昼ごはん】デデ-ン!

P「なぜごはんが用意されているんだ…」

P「…」

P「脱ぎ散らかった服がある…!?」

P「(だ、誰かいるのか…?)」ドキドキ

P「(リビングにもキッチンにも誰もいない…後は寝室だけか…)」ドキドキ

P「…」

ソ-...
カチャッ!

美波「zzz…」スピ-

夕美「zzz…」スピ-

文香「zzz…」スピ-

P「…なんだ強盗じゃなくてただの美波たちか。ああ、よかった安心した」ホッ

P「…」

トゥルルルル...ピッ

P「もしもし。早苗さん? 不法侵入者です」

【きっちりシメられました】

終わり

おまけ

美波「プロデューサーさん! どうしてやましいDVDを持っていないんですか!」カッ!

夕美「そうだよ! 不健全だよ!」カッ!

文香「これがどれだけ罪深いことかわかっているんですか…?」クワー

P「ええ…何で俺が非難されてるの…?」

3人「「「どこに隠してあるんですか!」」」

P「言うわけねえだろ!」

P「(タブレットとスマホの中だっつの…)」

美波「(「持っていない」とは言わなかったわ…)」

夕美「(スマートフォン辺りに入っているとか…?)」

文香「(パスワードを調べる必要がありそうですね…)」

P「とにかく。この話は終わりだ。反省しろ」

3人「「「はーい」」」

3人「「「(必ず隠し場所を見つけ出して見せる…!)」」」

終わり

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