仮面ライダーゴースト「まよいキョンシー?」 (97)

俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも、俺の周りで不可思議現象がなくなることはない

その中で出会った5人の女の子を助け、その後も更に色々あった

戦場ヶ原さんの彼氏の妹を助けたり、2つの世界の崩壊を止めたりした

そして現在・・・

俺は、荷物を抱えてある場所へ向かっていた、その途中・・・

タケル「お?」

真宵「おや」

あの事件で知り合った迷子の女の子、八九寺真宵ちゃんに会った

いや、今でも「迷っている」のか・・・

真宵「てんきゅうじさんじゃないですか、久しいですね」

タケル「・・・・・もう突っ込まないよ」

真宵「失礼、噛みました、で?そんなラッピングされた荷物など持ってどちらへ?」

真宵「まさか、プロポーズですか?」ニヤニヤ

タケル「まさか、知り合いの子供の誕生日でね、お祝いに行くんだ」

真宵「子供?」

タケル「真宵ちゃんも知ってるでしょ?泊さん」

真宵「ああ、あの刑事さん・・・仮面ライダードライブさんですか」

タケル「そう、その人の子供」

真宵「捜査一課の刑事で美人の奥さんと子供もいて仮面ライダーですか・・・リア充の塊ですねぇ」

タケル「ホントだよね・・・俺なんてただ死んでただけだし」

真宵「それも十分凄いと思いますが」

真宵「ところで天空寺さん、私もついて行っていいですか?」

タケル「構わないけど・・・どうして?」




真宵「いえ、ただ単純に子供・・・家族に興味がありまして」

こうして俺達は泊さんの家に向かっていった、その途中・・・




タケル「あ」

剛「よっ、天空寺タケル、いや仮面ライダーゴースト」

俺たちの前に、バイクに乗った青年がいた

タケル「お久しぶりです、剛さん」

剛「おう」

真宵「えっと・・・誰ですか?」

タケル「ああ、この人は詩島剛さん、泊さんの奥さんの弟さんだよ」

真宵「へぇ・・・」

剛「誰と話してんだ?お前」

ああそうか・・・剛さんは「あの一連の事件」には関与してないんだっけ・・・

タケル「あ、じゃあ・・・」ペカー

俺はクモランタンで真宵ちゃんを照らした




剛「な、なにもない所から女の子が・・・」

真宵「初めまして、八九寺真宵です、あなたの事が嫌いです」

剛「何かいきなり嫌われたぞ・・・」

タケル「挨拶みたいなものだから気にしないでください」

剛「あっそ、俺は詩島剛、よろしくな嬢ちゃん」



剛「昔は仮面ライダーマッハなんてやってたけどな」

真宵「あなたも・・・仮面ライダー・・・」

剛「昔の話さ、今ではしがないカメラマンだからな」

真宵「そうですか・・・」

タケル「やっぱり誕生日のお祝いに?」

剛「おうよ、甥っ子の誕生日に顔出さねぇ叔父さんがどこにいる?」

そういう彼のバイクには、プレゼントの入った箱が積み込まれていた

剛「おっと、もうこんな時間か、行くぜ!」ブロロロロロロロ

そう言うと剛さんはバイクに乗って行ってしまった

タケル「あ!ちょっと!俺今日バイクじゃないんですから!」

真宵「ま、待ってくださ~い!」

タタタ・・・

俺達もその後を追って走っていった

そして、俺達は泊さんと家に到着した

ピンポーン


ガチャ


進ノ介「はいはいどちらさ・・・あ」

タケル「こんにちは」

剛「元気そうだな、進兄さん」

進ノ介「いらっしゃい、タケル、剛、それに・・・」

真宵「・・・・・」ペコ

進ノ介「久しぶりだな、真宵ちゃん」

剛「何だ、進兄さんはこの子知ってたのか」

進ノ介「ああ、丁度この子の事件で駆り出されたからな・・・」

タケル「あの時はお世話になりました」

ガチャ

霧子「進ノ介?どちら様が来たんで・・・あ」

剛「よっ、姉ちゃん」

タケル「お邪魔します」

霧子「剛、それにタケル君、いらっしゃい」

剛「あの子は?」

霧子「それが・・・騒ぎ疲れてお昼寝中で・・・」

剛「そっか、起こすわけにもいかねーしな、残念だ」

タケル「あ、これお祝いの品です」

進霧「ありがとう」

真宵「ほほう、これがお2人の子供ですか~」

気がつくと、真宵ちゃんが子供部屋に入り込んでいた

タケル「いつの間に・・・」

霧子「え・・・え?」

剛「そっか、姉ちゃんにも見えてねーのか」

真宵「・・・・・」ススッ

真宵ちゃんは寝ている泊さんの子供に手を伸ばした

タケル「あ・・・」

真宵「・・・いや、やめときましょう、どうせ触れませんし」

進ノ介「真宵ちゃん・・・」

剛「何だってんだよ」

霧子(皆誰と話してるんでしょう・・・)

その後、プレゼントだけ置いて俺と真宵ちゃんは帰路についていた

真宵「子供って・・・家族っていいですよね」

タケル「うん」

真宵「私には・・・もうないものですけど」

タケル「え?」

真宵「何でもありません!それじゃ私はここで」

タタタ・・・

そう言って彼女は立ち去っていった

タケル「何なんだ一体・・・」

真宵「はぁ・・・」

真宵「子供・・・家族・・・」

真宵「そんなのもう私には・・・」

真宵「あの時、別の道を行っていれば・・・」




??「あの頃に戻りたいかね?」


真宵「え?」

??「あれがデネブ・アルタイル・ベガ、君が指さす夏の大三角、覚えて空を見る~♪」

真宵(突然歌いだしたよこのオジサン・・・変なの)

真宵「あの・・・あなたは・・・というか私が見える?」

??「何、怪しいものじゃない、ただの通りすがりの企業経営者だ」

真宵(十分怪しい・・・)

??「あの頃にもどってやり直したい、君はそう望んでいるのだね?」

真宵「え、いや・・・」

??「私もそうだ、また蘇り一からやり直して夢を・・・」

真宵「まさかあなたも・・・」

??「君のその思いが、我々を過去へと誘う、どうやら君には、商品価値があるようだ」ニヤリ

真宵「・・・・・」ゴクリ

??「自己紹介まだだったね、私は檀政宗」





政宗「仮面ライダークロノスだ」

リセット・・・

あれから数日、俺は街中を歩いていた、すると・・・

??「あの、すみません」

タケル「ん?」

1人の女性に声をかけられた

??「この辺に、大天空時というお寺はありますでしょうか」

タケル「え、それってウチなんですけど・・・」

??「え、じゃああなたが・・・てんきゅうじさん?」

タケル「その呼び方・・・それにそのリュック・・・」

そう、俺の目の前にいるのは・・・

大人真宵「ご無沙汰・・・っていうんですかね、てんきゅうじさん」ニコ

大人になった・・・真宵ちゃんだった

タケル「どうして・・・というか君はもう・・・」

真宵「ふっふっふ~実は何年も前にですね、もう1人の私が現れ、教えてくれたんです」

真宵「この道を行くと死ぬから引き返せ・・ってね」

タケル「え・・・」

真宵「最初は信じられませんでしたが、後にその道で事故があったと聞いて驚きました」

真宵「おかげでこうして、生きて会えましたね」

タケル「あれ?じゃあ何で俺と出会ったことになってるの?」

そうだ、歴史が変わったのなら俺との出会いもなかったことに・・・

真宵「ああ、それはですね・・・もう1人の私が行ってたんですよ」

真宵「○○年後大天空寺を探して天空寺タケルさんに会いに行けってね」

タケル「マジで・・・」

タケル「どうやって真宵ちゃんはタイムスリップを・・・」

真宵「ああ、それはですね・・・」

ブロロロロロロロ

タケル「ん?」

剛「大変だ!」

真宵ちゃんが話そうとした途端、剛さんがバイクに乗ってやってきた

タケル「剛さん?大変って何が・・・」

俺がそう言おうとした途端・・・

サアアアアアアアアア・・・

タケル「な・・・」

近くのビルが、砂のように崩れ落ちた

真宵「・・・・・」

タケル「これは・・・」

剛「町中こんなんで大騒ぎなんだよ!」

真宵「あ、ああ・・・こんなはずじゃ・・・」ブルブル

剛「ん?誰だお嬢ちゃん」

タケル「大人になった真宵ちゃんです」

剛「ああこないだの・・・何でこうなってんだ?」

タケル「実は・・・」

俺は事のあらましを説明した

剛「おいおい・・・歴史改変はそんな甘いもんじゃねーぞ」

真宵「す、すみません・・・」

タケル「随分と詳しいですね」

剛「ま、俺や進兄さんはその手の事件で痛い目何度か見たしな」

タケル「そうなんですか・・・」

剛「ともかくこのままじゃ俺達も消えちまう・・・」

タケル「どうすれば・・・」

剛「そうだな・・・ん?」

ドドドドドド・・・


ロイミュード軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

眼魔軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

気がつくと、怪人の集団に囲まれていた

タケル「こいつら・・・」

剛「倒した奴らが・・・これも歴史改変の影響か・・・」

タケル「剛さん、真宵ちゃんを頼みます」

剛「お前は・・・」

タケル「・・・・・」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した

そして、腰に巻かれたベルト「ゴーストドライバー」にセットする

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

そして叫ぶ

タケル「変身!」

カイガン!オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!



仮面ライダーゴースト「命、燃やすぜ!」

ゴースト「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」タタタ・・・

俺はガンガンセイバーを構えて敵陣に乗り込んでいった


剛「・・・・・」

剛「俺も変身さえできれば・・・」

真宵「あの・・・」

剛「ん?」

真宵「腰に・・・ベルトありますよ?」

剛「!」

剛「こいつは・・・マッハドライバー炎・・・」

剛「これも歴史改変の影響なのか・・・」

剛「いいぜ、また俺に力を貸してくれ!」

剛「変身!」


シグナルバイク! ライダー! マッハ!!!

真宵「やっぱりあなたも・・・仮面ライダー・・・」

仮面ライダーマッハ「追跡!撲滅!いずれもマッハ!」

マッハ「仮面ライダー・・・マッハ!」

真宵「前口上長すぎません?」

マッハ「あ、そう?」

ダイカイガン!オメガブレイク!!!

眼魔「ギャアアアアアアアア!!!!!」

ドカーン!

ゴースト「ハァ・・・ハァ・・・」

怪人軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ゴースト「また増えた・・・これじゃキリがない・・・」

カクサーン!

ズガガガガガガ!!!!!

怪人軍団「ギャアアアアアアア!!!!!」

ドカーン!

ゴースト「え?」

突然空から無数の銃弾が降り注ぎ、怪人軍団を一層した

マッハ「よお」

ゴースト「剛さん!真宵ちゃんは?」

マッハ「残りのシグナルバイクに守らせてる、安心しろ」

怪人軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

マッハ「さて、まだまだいるぞ、気ぃ抜くなよ」

ゴースト「はい!」




トマーレ「」ゴツン

キケーン「」ゴツン

真宵「・・・・・」

~一方その頃、泊家前~

進ノ介「霧子はウチの中へ入ってな、アイツを頼む」

霧子「は、はい!」

バタン

進ノ介「さてと・・・」

怪人軍団「・・・・・」

進ノ介「悪いが家族を守るためだ、ここは通さないぜ!」

オメガストライク!

キュウニ、マガール!

怪人軍団「ぐわあああああああ!!!!!」

ゴースト「くそっ、全然減らないぞ・・・」

剛「やっぱり原因を絶たねーと・・・」

ガタンゴトン・・・

ゴースト「ん?」

突然俺たちの前に線路が出現した

剛「な・・・」

ゴースト「これって・・・」

ガタンゴトン・・・プシュー

俺たちの前に電車がやってきた、そして・・・




モモタロス「俺!参上!」

中から鬼が出てきた

ゴースト「あなたは・・・電王さん?」

モモタロス「おうよ!この歴史・・・なんだっけ?」

ウラタロス「歴史改変だよ、センパイ」

モモタロス「そうそうそれ!その原因の1つがこの時代にあるってオーナーのおっさんが言っててな!」

ウラタロス「えーと・・・どうやらあの子みたいだね」

真宵「・・・・・」

ウラタロス「お嬢さん、ちょっと失礼」ピピッ

真宵「え?」

亀の怪人は真宵ちゃんにカードをかざした

ウラタロス「ふーん、この時代ね」

モモタロス「それじゃ行くぜ!」

ゴースト「俺も行きます!」

モモタロス「おう!着いてきな!」

怪人軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

マッハ「こいつらは俺に任せろ!」

ゴースト「でも1人じゃ・・・」

??「私に任せろおおおおおおおおおお!!!!!」ニュッ

突然声が聞こえたと思ったら地面から土管が出てきた

ゴースト「これって・・・」



??「変身!グレードX0!!!」

デンジャラスゾンビ!!!

仮面ライダーゲンム(ゾンビゲーマーレベルX0)「ヴェアアアアアアアアアア!!!!!」

マッハ「な、何だコイツ・・・」

ゴースト「黎斗さん、どうして・・・」

ゲンム「檀黎斗神だぁ!!!どうやら私の身内が関わってるようだからな、好き勝手はさせたくないだけだ」

ゲンム「そして私が神であることを証明してやるのだーハハハハハハハハ!!!!!」


リュウタロス「ナニコイツキモイ」

キンタロス「それは言うな」

ゲンム「そういうわけだ、早く行きたまえ」

マッハ「頼んだぜ!」

ゴースト「はい!」

モモタロス「よっしゃー!いくぜいくぜいくぜー!!!」

俺は時を駆ける電車「デンライナー」乗って過去へと向かった

真宵「・・・・・」

マッハ「とは言ったものの、2人じゃ心許ないな・・・」

ゲンム「フフフフフフ・・・」

マッハ「何だよ、気持ち悪い笑い方しやがって」

ゲンム「こんなこともあろうかと、エニグマを解析して作ったこの異世界ライダー召喚ガシャットがあるのだぁ!!!」

マッハ「え・・・」

ゲンム「さぁ!出でよ異世界の仮面ライダーよ!!!」ガッチャーン

~とある世界 壁の前~

??「・・・・・」パン

??「さて、墓参りも済んだし、みーたんの所へ・・・」

ギュオオオオオオオ・・・

??「え、空に穴が・・・うわああああああああ!!!!!」

~元の世界~

ヒュウウウウウ・・・ドサッ

??「いてて・・・」

マッハ「本当に人が降ってきた・・・」

ゲンム「どうやら成功のようだな」

??「ん?スカイウォールがない・・・ここはどこだ?」

マッハ「あんたも仮面ライダー・・・ナニモンだ?」

??「俺は猿渡一海・・・お前らこそ・・・」


怪人軍団「・・・・・」

一海「まぁいいや、楽しい祭りの真っ最中みたいだし、代表選前の肩慣らしといくか!」

マッハ(あ、割とノリ良い奴だ)

一海「それじゃ始めるか」

ロボットゼリー!

一海「変身!」

潰れる! 流れる!! 溢れ出る!!!

ロボットイングリス!

ぶるああああああああ!!!!!



仮面ライダーグリス「心火を燃やして、ぶっ潰す!」

マッハ「それじゃ・・・」

グリス「祭りといくか!」

ゲンム「神の力をみせてやるわああああああああああ!!!!!!」

怪人軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


真宵(皆さん、お気をつけて・・・)

~数年前~

俺達はデンライナーでこの時代にやってきた

モモタロス「ほら、着いたぜ」

タケル「ここが過去・・・あ!」




真宵「・・・・・」トコトコ

俺の目の前にこの時代の真宵ちゃんがいた

タケル「真宵ちゃん・・・」

俺は話しかけようとしたが・・・」

タケル「いや、まだ会ってないことになってるんだ、わかるわけないよな・・・」

タケル「さてどうするか・・・」



正宗「まさかここまで追ってくるとはな・・・カイガンゴースト」

タケル「!」

タケル「お前は・・・」

永夢先生が戦った、時間を操る仮面ライダー・・・

タケル「クロノス・・・」

正宗「どうやら自己紹介はいらないようだ・・・変身」ガッチャーン

天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!!!





仮面ライダークロノス「涙があふれるのは~♪ 君がそばで微笑むから~♪」

タケル「お前はもう消滅したはず・・・」

クロノス「何事もバックアップは必須なのだよ」

タケル「・・・目的はなんだ?」

クロノス「また一からやり直すためだ」

クロノス「この時間軸を絶版にしてな!」

タケル「何だと・・・」

クロノス「私が勝てないこの時間軸に商品価値はない・・・」

クロノス「だから全てをリセットするのだ!」

クロノス「そのために、彼女は大いに役に立ったよ」ポチ



真宵『てんきゅうじさん!』

クロノスのベルトの画面に、真宵ちゃんが映し出された

タケル「真宵ちゃん!」

クロノス「彼女の想いが私をここに連れてきてくれたのだ」

真宵『すみません・・・』

タケル「くっ・・・」

クロノス「さて、後はこの時代の彼女と会わせるだけだ・・・」

タケル「そうはさせるか!」

モモタロス「おうおうおうっ!随分好き勝手してくれんじゃねーか!」

タケル「モモタロスさん・・・」

クロノス「君は・・・時空特急電王か」

モモタロス「俺を差し置いて時間のライダー名乗るなんておこまがしいぜ!」

ウラタロス「センパイ、それを言うならおこがましいでしょ」

キンタロス「大体、『俺達』やろうが」

リュウタロス「だよね~」

モモタロス「目にもの見せてやるぜ!」バッ

そう言うとモモタロスさんはベルトにパスをかざした

モモタロス「変身!」

ソードフォーム



仮面ライダー電王(ソードフォーム)「俺!参上!!!」

電王「さぁ、俺は最初からクライマッ・・・」

クロノス「おっと、君の相手はこっちだ」パチン

電王「へ?」



仮面ライダー牙王「俺はただ食らいつくすだけだ・・・」

電王「てめぇ・・・」

クロノス「これも正式な取引なのでな」

ガオウ「うまいもん食わしてくれるっていうからな」

電王「仕方ねぇ・・・ゴースト!あの緑野郎は頼んだぜ!」

タケル「はい!」

俺はそう言うと白い眼魂を取り出した

アーイ! バッチリミナァー バッチリミナァー

タケル「変身!」

チョーカイガン!ムゲン!

ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴットゴースト!!!


ゴースト(ムゲン魂)「魂は・・・永遠に不滅だ!」

ゴースト「行くぞ!」ダッ

クロノス「フン・・・」ポチ

ポーズ!!!

ピタッ・・・


ゴースト「」

電王「」

ガオウ「」

クロノス「ハイパームテキのないこの時代で君に勝ち目はない・・・」

真宵『てんきゅうじさん!?皆止まってる・・・』

クロノス「さて、審判の時間だ・・・」

真宵(私が・・・私が何とかしないと・・・)

真宵『この・・・』グググ

クロノス「ん?」

真宵『おんどりゃあああああああああああ!!!!!』スポーン

クロノス「何!?」

真宵「よーし・・・これで!」ポチ

リスタート!

ゴースト「っと・・あれ?」

クロノス「しまった!」

真宵『てんきゅうじさん!今です!』

ゴースト「え・・・あ、ああ!」ジャキン

俺はガンガンセイバーをライフルモードにして構えた

クロノス「おのれえええええええ!!!」

ゴースト「くらええええええ!!!!!」

シンネンインパクト!!!

ズキュウウウウウウウウウウウン!!!!!

クロノス「ぐわあああああああ!!!!!」

ドカアアアアアアアアアアン!!!!!

真宵「きゃっ!」

正宗「ぐわっ」ドサ

ゴースト「真宵ちゃん!」

真宵「てんきゅうじさん!!!」

正宗「くそ・・・まだ諦めてなるものか・・・」フラ・・・

ゴースト「な・・・」

正宗「こうなったらこの時代の八九寺真宵を亡き者に・・・」

正宗「他の方法で死んでも歴史に影響を・・・」


真宵「いい加減にしろおおおおおおおおおお!!!」

カキーン


正宗「PさおFJふぁかあCままふじこ!!!!????」

タケル「あ・・・」

真宵ちゃんはあいつの大切な所を蹴り上げた

正宗「む、無念・・・」ガク

シュウウウウウウウ・・・

ゴースト「消えた・・・」

真宵「あーっすっきりしました」









電王「俺の必殺技!」ズバーン

ガオウ「また時間に食われるのか・・・」

ドカーン

電王「って俺の活躍こんだけかよ!」

~元の時代~

ヒッサツ!フルスロットル!

クリティカルフィニッシュ!

ツインフィニッシュ!

マッハ「はぁ・・・はぁ・・・まだいるのかよ・・・」

ゲンム「復活した私の残機もあと9・・・」

グリス「何で俺の所にはステンドグラスの怪人ばっか来るんだよ・・・」

シュウウウウウウウ・・・

マッハ「な・・・・」

剛「怪人たちが・・・消えていく・・・」

黎斗「どうやうまくやったようだな」

一海「そうか・・・じゃあ俺は帰るわ」

黎斗「ご苦労だったな」ポチ

一海「またな」

シュウウウウウウウ・・・

黎斗「さて、私も帰るか、ポッピーがうるさいからな」フッ

剛「おう、じゃあな」

剛「あの女の子は・・・消えた?歴史が元に戻ったからか」

剛「そんじゃ、後はうまくやれよ、タケル」

ブロロロロロロロ・・・

~過去~

タケル「真宵ちゃん、体が・・・」

真宵「・・・・・」シュウウウウウウウ・・・

彼女の体は消えかかっていた

真宵「どうやら、一旦お別れのようですね」

タケル「え・・・」

真宵「すぐに会えますよ、きっと」フッ

そう言って、彼女は消えていった

??「あの、すみません」

タケル「え・・・」

振り返ると、そこには・・・

真宵「この住所に行きたいんですけど・・・」

この時代の真宵ちゃんがいた

タケル「・・・・・」

ここで俺が別の道を示せば、彼女は・・・

真宵「あの・・・」

タケル「ああ、うんそれはこの道を真っ直ぐだよ」

真宵「そうですか、ありがとうございます」ペコ

タタタ・・・

正しい道を教わった彼女は、立ち去っていった

モモタロス「おーい帰るぞ~」

タケル「あ、は~い」

ウラタロス「いいのかい?」

タケル「はい、歴史はかえちゃいけませんし・・・それに」

リュウタロス「それに?」

タケル「死んでからの出会いも、悪くはありませんよ」

キンタロス「難儀やのう・・・」

~元の時代~

モモタロス「じゃあな~」

ガタンゴトン・・・

タケル「はい、色々ありがとうございました」

そして、電車は走っていった

タケル「真宵ちゃん・・・また会えるよね」

~数日後~

??「あの~」

タケル「ん?」

??「天空寺さんのお宅はこちらでしょうか?」

タケル「ああ、そうだよ、って・・・」



??「何ですか、私だってそうなんども噛みませんよ、てんきゅうじさん」

タケル「・・・・・」

真宵「失礼・・・噛みました」

~おわり~

これで終わりです

漫画化物語が始まったのでつい書いてしまいました
本当は復活して進兄さんと共闘するハート様とか
剛達と共闘するチェイスとか3バカ他善玉怪人達も書こうと思いましたが
長くなって気力なくなりそうだったのでカットしました
そのうちディレクターズカット版・・・書くかもしれません

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