【安価・コンマ】安価でリアルロボット【オリジナル】 (987)

リアルロボット。例えばスーパーロボット大戦なんかでよく聞く言葉ですよね
スーパーロボットと比べた時に、ある種の実在感が少なからず存在するものが「リアルロボット」と呼ばれるそうです(限りなく曖昧ではありますが)
そんなリアルロボット作品を安価スレで作ってみたいと思いました
決めていくのは設定の枠組みなんかです。安価スレのような主人公の成長要素も用意します
しかし安価で決まっても後々物語を作っていく際に邪魔になると思ったら少しだけ手直しするかもしれません


・まずは世界観から決めていきます
1.組織による強い支配があるか(ガンダム、マクロスなど)
2.あらゆるものの破壊の後か(ザブングル、ガンソードなど)
3.まったく別の世界の物語か(ダンバイン、エスカフローネなど)

↓5までで多数決

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475315215

このリアルロボット作品の世界はあらゆるものの破壊の後から始まります
度重なる戦いが取り返しのつかない災害を地球に巻き起こし、人間は長い年月を経て繁栄の福音を失いかけた後の世界です
しかし人間は死に絶えることなくどこかで生き延び、またその営みを取り戻していきました

この世界の物語はどこで紡がれるのでしょうか
力強く生き延びた地球に根差してか、新たなる地を目指して発った宇宙においてか、はたまたその両方か


↓5までで多数決
1.地球(戦闘メカザブングルなど)
2.宇宙(シドニアの騎士など)
3.両方(Gのレコンギスタなど)

主人公の物語は時間とともに力を取り戻した地球において紡がれてゆきます
重力を感じ、大地を踏みしめ、時には過酷な環境に晒され、あるいは土に埋もれて遺されし旧文明の物質が大きな事件を生むかもしれません

リアルロボット作品である以上主人公たちには当然障害となる敵が立ちはだかります
彼らの正体は何者なのでしょうか?


↓5までで多数決
1.人間
2.それ以外

主人公たちに立ちはだかる敵もまた同じく人間です
単純な利害を巡ってか、それともその身に帯びた命令によってか、はたまた己のエゴによってか……とにかく、同じ人間が敵となるのです

話はずいぶんと変わりますが、リアルロボット作品の中でもまた作風というのはそれぞれ変わります
人死にすらもない穏やかな作風のリアルロボットもあれば、ハードさを重視したリアルロボット作品もまたあります
このスレで決まるリアルロボット作品はどのような作風なのでしょうか


↓5までで多数決
1.かため(機動戦士ガンダムや装甲騎兵ボトムズ)
2.ゆるめ(OVERMANキングゲイナーやサクラ大戦など)

このリアルロボット作品はどうやらゆる~い作風のようです
しかしゆるさにも程度というものが必要になります
これはコンマに決めていただきましょう

↓2
00~71でOVERMANキングゲイナーレベル(すごくゆるめ)
70~41でブレンパワードレベル(けっこうゆるめ、ときどきかため)
40~11でGのレコンギスタレベル(それなりにゆるめ、かたいときがかたい)
10~1で∀ガンダムレベル(やってること自体はずっとかため)

旧世紀の反省を経て作中世界では倫理観や道徳が非常に強く寝付いています
生死を懸けたロボット同士の戦いにおいても相手を殺してしまったりしてはいけないという世界のようです
ここまで作風がゆるいと時折登場人物は「こちら側」にすら語り掛けてきてしまうかも?

ロボットアニメにおいて進んだ技術はあって当然のものですが、それにも規模というものがあります
宇宙船が時空をまたにかけるほどの技術力を有する作品もあれば、現実世界の技術力に近しいものさえ
この作中世界の技術力はいったいどれほどのものなのでしょう?

↓2
00~81でトップをねらえレベル(めっちゃすごい)
80~61でマクロスレベル(かなりすごい)
60~41でシドニアレベル(すごい)
40~21でガンダムレベル(けっこうすごい)
20~1でパトレイバーレベル(それなりにすごい)

この世界の主役となるロボットは我々の世界と一線を画すような特別な機構を持たず、重機の延長のようなロボットにすぎません
ビーム兵器などといったものはエネルギーの不足により実現すらままならないような世界です

機械から人間の話に移って、リアルロボット作品には我々人間にない特殊な能力を持つ人間が存在していることもままあります
ガンダムにおけるニュータイプが最も著名でしょう、あるいはロボット作品とは言い難いですがスター・ウォーズにおけるジェダイなどがそうです
そのような特殊能力を持つ人間は作中世界には存在しているのでしょうか?

↓3票先取
1.ごくまれに存在している
2.存在していない
3.むしろ全人類みな能力者

このスレでのリアルロボット作品には特殊な能力を持つ人間の存在は一切ありません。みな同じ人間として生まれ人間として育ちます。

今度はロボットについてです。このリアルロボット作品の世界の主役として一体どのようなロボットが現れるのでしょうか
リアルロボットとして人型であることには例外はありません
↓7までで自由に適当に垂れ流していってください。書き込まれた要素を拾い上げて>>1が組み立てます

復興後幾千万年を経て地球はふたたび人間の住まう星となり、大衆の目を引く娯楽といったものも蘇りつつあった。
そんな中あるニュースに世界は驚嘆した。地球にはなんと人類の停滞をよそに急速な進化を遂げていたまったく新しい生命、金属生命体が存在していたのだ。
人類を復興まで押し上げた大企業は秘密裏にこれを研究、彼らは用意された機械的機構を取りこみ強い肉体を得て、AIを取りこむことで知能を得ることができたのだ。
人間との共存の道が始まった。人間の手を借りて繁殖した彼らは個々の意思を持ちながら人間に尽くし、ときにその身体を融合させて人間を支えていった。
そして、とあるひとつのスポーツが生まれる――



……といった具合にまとまりました
このまとめに出ていない要素ももちろん取り扱っていくことでしょう

このまとめに乗っとると武器などはあまり似つかわしくない世界観になりそうではありますが、一応やっておきます
このロボットたちは戦うとなったときいったいどんな武器を扱うのでしょうか
また↓7までで自由に適当に垂れ流していってください

応用の幅の効くバリア

レールガンやドリルを除くと、なんとも原始的な戦闘方法を取るロボットに見えます
恐らくこの世界では射撃攻撃そのものをほとんど旧文明に置いてきてしまったのでしょう、代わりに金属生命体たちが独自の格闘術を編み出したのでしょうか
バリア……は>>32で定められた技術力的にはあまり似つかわしくなさそうですが、面白そうなのであることにしましょう

ロボットの中でも特に印象に残るのはやはり主人公の扱う機体です
いわゆる主人公機と呼ばれるそのロボットの輪郭を次から安価で決めていきましょう
主人公機はどのような出自を持つロボットなのでしょうか。安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します
ゾロ目になったり同値の場合先ほどのように混ぜていきます

一番最初に生まれた金属生命体
今では時代遅れのポンコツ扱い

今のところ>>71のみが採用されました
彼は一番最初に生み出された金属生命体のようです。大企業の手によって彼らの繁殖方法や義体、知能を定着させる方法を生み出した、すべての金属生命体の祖たる存在です
寿命の長さゆえに生き残っていましたがどういうわけか研究が終わったのち彼はどこかへ行ってしまいます
金属生命体が繁殖を始めてからすでに長い年月が流れ、今では彼の義体は完全に時代遅れのポンコツとなってしまいました
彼は人間達を一番長く見守ってきている存在でもあり、金属生命体でありながら人間に一番近いのかもしれません

次は彼がどんな容姿をしているかです
これも安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します

卵に手足が生えたような姿のロボットで、目とザクっぽい鼻が付いている

>>78が採用されました
……どうやらずいぶんとコミカルな姿になっているようです。この義体となった経緯は不明ですが、何らかの理由があるのでしょう
次は彼の性格を決めてみましょう。これはいくらかパターンがあると思うので短く安価↓3までで一番コンマの高いものを採用します
これはいずれ明らかになるバックボーンなどで変わってくるでしょうし大雑把でいいです

コミカルな頑固ジジイ

彼の性格は>>84のようにコミカルな頑固ジジイといった具合の様子です。
普段はロボットのくせに頭が堅く表情豊かなおじいちゃんとして主人公たちと会話するでしょうが、戦いとなれば老獪さが表に出てくるかもしれません。
しかし身体が身体なだけにそんな強そうな感じを微塵も受けないおじいちゃんの彼ですが、義体の劣化を抜きにすれば本人の戦闘力はいかほどのものなのでしょうか?

↓2
00~81で世界有数の強者
80~61でその国でも群を抜く強者
60~41でよく訓練されている者
40~21でふつう
20~1で素人に毛が生えた程度

ゾロ目は00~81と同じように扱います

おじいちゃんは義体の劣化を抜きにすれば世界有数の強者です
それもそのはず、金属生命体の祖たる彼は種族の共通の構造からなる弱点などを知り尽くし、その上あらゆる同種を凌駕する経験を持ち合わせています
あらゆる戦術を見透かす彼は最強の金属生命体を決めるとしたら必ずそのひとりに挙げられるでしょう

彼についてはこれで最後の決定事項となります
ずばり、彼の名前とは?
安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します

なんとも無慈悲なコンマでしたが、まあとにかく決まりました。彼の名前は「キゲン」
起源なのか期限なのか紀元なのか機嫌なのか危言なのかその全てなのかあるいはそれ以外なのか、とにかく彼の名前は「キゲン」です。

では次、パイロット……パートナー?まあとにかく主人公の方を決めていきましょう
どのような出自を持つ人間なのでしょうか。安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します

……ダウンタウンって言葉が非常にあいまいな表現のようですが、まあ恐らく下町的な意味で使われたと思います。
親兄弟がいるかどうかはまだわかりませんが、とにかく彼は将来機械に携わることを目指して熟練者のもとで日々修業を続ける少年のようです。
次は彼がどんな容姿をしているかです。まあ、中学一年生という時点でだいぶ限られてくるとは思いますが。
これも安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します

彼の容姿は特に手入れをしていない男子中学生らしい髪形に、力仕事を重ねたことでついた筋肉
それに首には愛用の汎用ゴーグルがかかっているようです。ゴーグルはホビーアニメの伝統ですよね

次は彼の性格を決めてみましょう
ここまで来るとロボット以上にすでにいくらかパターンが決まってると思うので短く安価↓3までで一番コンマの高いものを採用します

思い込んだら一直線!
熱血漢で女の子に弱い典型的主人公

主人公は一度決めたことを簡単に曲げないタイプのいわゆる漢と呼ばれるタイプのようです
何事にも情熱的で良くも悪くも熱くなりやすく、また異性との交友にも年相応な苦手意識を持っているようでなんとも御し難いタイプですね

さて次は主人公の能力あるいは才能を決めていきましょう

↓2
末尾奇数で金属生命体との融合の経験者、偶数で未経験者
00~81で世界有数の強者
80~61でその国でも群を抜く強者
60~41でよく訓練されている者
40~21でふつう
20~1で素人に毛が生えた程度

ゾロ目は00~81と同じように扱います

どうやら主人公はその経緯故かすでにそれなりの実力を持ち、それを自覚しているようです
主人公が最初から強かった例はいくつもあるのでまあなんとかできるでしょう

主人公についてはこれで最後の決定事項となります
ずばり、主人公の名前とは?
安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します

真寺角 タケル (まじかど たける)

(ゾロ目出たら優先するって書いとくの忘れてた。どうしよう)

個人的にはクラッシュギアっぽいので>>135を採用したいです
という訳で今回は>>135の方を採用とします。スパナの人ごめんなさい
主人公の名前は「真寺角タケル」くんとなりました。日本っぽいのでたぶん日本でしょう。そもそも日本あんのかとかは置いといて


そろそろ自分の方が限界に近づいてきているのでここでいったん打ち切ります
明日同じ時間帯で【安価とコンマで主人公と主人公機が成長するかしないか】と【タイトル】を決めて設定決めは終わりにして本編を進めたいと思います
細かい・気になる設定なんかは進めながら決めていきましょう
ここまで付き合ってくれてありがとうございました

登場人物とかを今日みたいにいちいち安価取ってたら面倒なので名前だけ決めて雰囲気でキャラ作ります
ロボットの方もそんな感じになると思います

便利設定とかを考えてきました

・Exフォース(>>68から)
エクスターナル・フォース。金属生命体と人間の融合体が纏う特殊な力場。
「外付けされた力」と表されるように、融合体がこれを纏っている間はバリアとして働くだけでなく膂力の増強や推進力への転用、
あるいはぶつけることによる攻撃にすらも転用される。融合体をこれまでの生物とは一線を画すものたらしめる能力。
第四世代型義体はこれを利用した推進機構や武器が特徴となる。しかし、この能力が融合体のどこから発生するのか未だにはっきりしていない。
有力とされている説のひとつに、融合体の自我は金属生命体と人間のそれを掛けあわせることによって常人の数百万倍もの強度を持つ「超自我」となっており、
有り余るそれが精神の壁を突破し物理的に空間へと干渉できるほどのエネルギーをもたらしているとするものがある。この説では「超自我力場」とも呼ばれる。

Q.つまり何なの
A.友情パワーとかで強くなるんだよ!!

・ロボット格闘術
融合体にとっての最強の戦闘術。現状ではExフォースを健全かつ正確に扱う為の唯一の方法であり、同時に相手のExフォースを無力化する方法でもある。

Q.他作品に例えたら何?
A

Q.他作品に例えたら何?
A.カラテ

・有機生命的金属
この世界の根幹を成す技術。旧文明からの反省で新文明は地球環境と共存し得る文明を作るための金属の開発に心血を注いだ、その結実が有機生命的金属である。
植物的に殖えて成長し、自然のサイクルを乱すことなく人類が利用できる金属であり、森林などといった自然を破壊することなく採鉱を行えるようになった。
第二世代義体からはこれも義体用の金属に使われることとなり、人間との有機的融合減少を引き起こす原因となった。
第三世代義体からは融合現象の研究が進みより安全に融合を行うことができる。
また、近年社会問題になりつつあるのが建築物の構造材に使われた有機生命的金属の成長現象である。
建材として使われながらも生存していたこれが、成長することで建築物を破壊してしまうケースが少ないながらも存在している。


とりあえずリアルロボットっぽくするために理屈を考えてきました
>>146で決めることはあと二つと言ったが……スマンありゃウソだった
・金属生命体の名称
・融合体の名称
・世界もしくは暦の名称
・融合体たちのスポーツの名称
・↑のスポーツはだいたい何をするのか
・安価スレ要素の塩梅
・タイトル

見直してると決めることはけっこう多かったです
それではまた夜19時ごろに

1時間ほど遅れると思います
今日中には本編まで行けないかも。まあ明日もやるんですが
安価やコンマは能力の数値化とかのこと考えてたらめんどくさくなったんでやっぱり大雑把にいきます

さて再開します

昨日の安価において主人公の真寺角タケルくんの名前や主人公機キゲンの名前は決まっていましたが、まだ重要なことが決まっていません。
それは金属生命体という存在それそのものに名付けられた名称です。
ZOIDSシリーズにおける金属生命体たちがゾイドと呼ばれるように、この金属生命体たちにもなんらかの名称が必要でしょう。
いつまでも「金属生命体」ではカッコつきません。安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します。

研究者が名付けたのか、あるいは彼ら自身がそう名乗ったのか……それはまだ定かではありませんが、
彼ら金属生命体の種族は「メタラダム」と名付けられ、この世界においてそう呼ばれ続けてきました。
そして彼らと人間の融合した新たな種族は「メタラダム融合体」としても広く知られています。

このスレッドで扱っていく世界はすでに一度滅びているわけですが、新しい文明には新しい暦の名もまた当然としてついてくるものです。
ガンダムシリーズであれば「宇宙世紀」から「正暦」や「リギルド・センチュリー」に移り変わったようにです。
そしてリアルロボット作品では同じ地球であっても暦の名前がそのままその作中世界の名前になることが大半です。次はそれを決めてもらいましょう。
安価↓5までで一番コンマの高いものを採用します。

このリアルロボット作品における暦の名は「ニューフロンティア」です。縮めてNFとでも呼びましょうか。

話はがらっと変わりますが、>>60でほんの少しだけ触れた「スポーツ」についてです。
このスレでは恐らく戦争などといった形ではなくスポーツという形でロボットが活躍するのが似つかわしいと思って書き加えたことでした
しかし実際のところまったく内容などは考えていません。せいぜい融合体同士が戦ったりするということぐらいでしょうか
このスレで始まるリアルロボット作品において主題となるはずのことなのにこれではいけませんよね
今度はコンマは関係ありません。↓7までで競技内容を自由に適当に垂れ流していってください

一定時間毎にスポーツを有利に進められるアイテムが貰えるチャンスがある
アイテム取得は各時間先着1人(イメージとしてはマリオカートのアイテムボックスみたいな)

>>60みたいな感じでちょっとまとめてきます
ただ……>>178についてなのですが、スポーツである以上完全に運任せの盤外戦術が存在してしまうのはどうかと思うんです
そういったものがあると自分としても話作りのためのものとして便利すぎてついやらかしてしまいそうですし
つい最近そういった失敗例を見たばかりなので、個人的にはこれは扱いきれそうにないなぁと思ったので除外します。ごめんなさい

偶然からメタラダム融合体という新たな生物が生まれたことで、人間とメタラダムが同じ土俵に立って他者と競うことが可能になった。
超能力めいた彼らのスポーツは見る者を圧倒し興奮の渦に巻き込む最高の娯楽として今なお愛され続けている。
主に国際的に人気がある競技は以下の通りである。

・3on3-ラインバトル
融合体三人一組からなる比較的小規模な形式のスポーツ。
制限時間内に相手チームの三人全員を行動不能判定にするか、定められたフィールド内の支配率が高かった方のチームが勝者となる。
比較的場所を確保しやすく、野良試合がよく世界各地域で行われておりそれゆえ知名度も最も高い一番人気の競技形式である。

・7on7-ドミネーションバトル
融合体七人一組からなる大規模形式のスポーツ。
大きなフィールド内に三つの拠点があり、それらをより長い時間占有していた方のチームが勝者となる。
七人全員を行動不能にすればもちろん勝利でもあるが、拠点内に設置されている修復・補給装置などの影響で3on3より全滅を見ることはかなり少ない。
必要になるフィールドが広く、国家の代表を決める際もしくは国家の代表同士での国際試合などで主に採用するルール。

・スクランブルバトル
制限時間いっぱいまで広大なフィールドで十~二十人程度の融合体がひとまとめにされて放置される個人戦。もっとも要求フィールド面積が大きいルールでもある。
参加者それぞれに渡されるタグがあり、これを制限時間内でもっとも多く回収していた人間が勝者となる。


上記のような融合体同士の戦闘部門が最も勢いのある競技だが、旧来の人間達が楽しんでいたような球技を融合体向けに再定義したものも行われている。

……と、こんな感じにまとまりました。競技の名前も安価取らずにサクッと決まってしまいましたが許してください、妙にしっくりきたんです
今日はこれで最後になります。同時に本編前では最後の安価になることでしょう

このリアルロボット作品の「タイトル」。↓7までで募集して、センスある感じで混ぜてみたいと思います
もちろん響きがよかったら混ぜるまでもなくそのまま採用することにします。こればっかりはコンマにできません
魂の籠った渾身のタイトルをぜひお願いします

……個人的に「メタルファイヤー」というのが愛と勇気は言葉というか、ディズニージャパンのあのCGアニメっぽい簡潔さで潔くて好きではあります
二作品ともこのスレで出来上がったリアルロボット作品の輪郭と非常に近いのもあって、主人公が熱血タイプというのもあってかなりマッチしてるんですが
やはり簡潔すぎるというか……ロボットアニメってさ、やっぱよくわからん文頭の四字熟語あってのもんでしょうが!って気分もあるんです
という訳で多数決を取ろうと思います

↓3票先取
1.「メタルファイヤー」
2.「融機紀元のメタラダム」

これでほんとに最後です
ではお願いします

二日間に渡って設定されたこのリアルロボット作品、タイトルは「メタルファイヤー」に決まりました。
名は体を表すとも言うので、方針としては少年漫画的な王道物語として進行させていく予定です
今日はここまでです。安価に参加してくれた人たちありがとうございました

>>1はメタラダムの義体の世代間の設定もしてるらしいけどあるなら各世代の義体の詳細とか欲しい

長いこと放置しててごめんなさい!
第1話的な感じのはまとまったので今晩19時には始めます

>>227はざっくりとしか決めてません
第一世代→骨組みだけ
第二世代→肉がついて融合できる
第三世代→融合が安定して競技が始まった
第四世代→Exフォースの効率的利用(作中はここ)
という具合です

寝過ごしたああああああああ!!!!!!バカか!!!!!!

――――ザアァァァァァァ…………ッ

「ぬ……うう……」

《いいか。今の私にはこれぐらいしかしてやれん、だが必ず守り通してくれ》

《きみになら世界を救える。きみが世界を始めたように》

(守り通さなくては……必ず――何を?)

《世界の》

(新たなる……希望?)

……ガタンッ!




タケル「……あれ?」

ガタン!!ガタンッ!!

「戸ぉ静かに閉めろって言ったろぉ!!」

タケル「ごっ、ごめん!!おやっさん大変だ!!」ポタポタ

「何よ!……なんだァそのタマゴ」

タケル「義体だよ!こいつ、行き倒れてたんだ。直してやらないと!!」

「びったびたの身体で製作所に入るんじゃねえ!!」

タケル「ごめんなさい!!着替えてきまっす!!」ピュゥーッ

「……メタラダムの行き倒れって、おいおい。何だそりゃ?」



安価↓5までで一番コンマが高いものがタケルの居候先のおやっさんの名前

山田 太郎

神楽屋 テッサイ(カグラヤ -)

>>239


タケル「おやっさん!どうなんだこいつ」

太郎「ぬう……第二世代だな。しかし、こんなみょうちきりんな義体は見たことねえぞ」

タケル「だから、死んじゃうのかって!!」

太郎「わかるか!!情報中枢にこんなダメージを負ってるメタラダムなんぞハッキリ言って俺も初めてだッ」

タケル「じょ、情報中枢?」

太郎「脳みてえなもんだよ。普通、こんなところまでこっぴどくやられちまってりゃ死んでるもんだ」

太郎「なのにコイツは生きてる。そこの傷を見てみろ」

タケル(す、すげえ。こんなに早く治ってる……?)

太郎「コイツの再生力にかけるしかねえよ。義体風呂にでもつけといてやるしかねえ」

タケル「そっか……じゃあもう行く!!とっくに遅刻なんだ!!」ドタドタドタ

太郎(あいつ以上に騒がしい奴はこの世にいねえな……)





教師「きっさま~……入学からひと月も経たず遅刻とはいい度胸だなあ」

タケル「ちょっと行き倒れを助けてまして」

教師「このご時世に街中で行き倒れる奴などいるか!授業が始まるまで廊下に立っとれ!!」

ピシャッ!!

タケル(そりゃあそうだろうけどさあ……もうちょっとこう、手心というか……)





「タケルくん」

タケル「はい?」スタスタ

「あのダルマの人、どうなったの?」

タケル「わかんねー。でも、死ぬかもって。工房でもできることは風呂に入れとくぐらいしかないって」

「それって、めちゃくちゃ大変なんじゃ……!」

タケル「大変だろ、そりゃあ。死ぬかもってんだから」

「そういうものだよね……とんでもない人拾っちゃったね」

タケル「んだなぁ。あ、そうだ」ゴソゴソ

タケル「弁当。忘れてたから届けとけっておやっさんから」サッ

「あ!!……ありがと。えへへ」



安価↓5までで一番コンマが高いものがタケルの居候先の同居人(ヒロイン)の名前

鏡雪花(かがみせっか)

霧島 アスカ

>>249







ジリリリリリリリッ!!

タケル「はああああ、終わったあ」グッタリ

セッカ「放課後、どうするの?」

タケル「どうもしねーよ、帰る。拾ってきたメタラダムも気になるし」

セッカ「……パートナー探しとか、しないの?」

タケル「……しねーって。じゃあな、あんまり遅く帰るなよな」

セッカ「あっ、ちょっと待っ」

『ほっときなよセッカ!タケルにばっかり時間とられててどうするのよ』

セッカ「そうだけども」

『部活もやらないでメタラダムのパートナーも探さないでって、あいつ何フラフラしてるんでしょうね。ワケわかんない』

セッカ「そんな言い方ないよ!何か訳ありだと思うの」

『ふーん』


安価↓5まででセッカのメタラダムの名前やら詳細な設定やらを書き連ねていってください、使えそうなら全部使います

名前:シロツバキ
姿:白を基調とし、間接部を青に染めてある。
性能:第三世代機で、スピードを重視した設計。小型のレールガンと二つの小型のソードがデフォルト装備。

名前は>>256



セッカ「待ってよ~!!」タッタッタッ

シロツバキ『待ってと言えば待ったらどうなのよ!!』ガチャガチャガチャ

タケル「なんでついてくんだよお前ら!!ワケわかんねえ!!」ダダダダッ!!

ゴシャアッ!!

タケル「あ痛っった!!」

タケル「……あっ!!お、お前!!」

『おうっ!お前がタケルか、探したぞ』

セッカ「今朝の卵の人ーっ!!」

タケル「あんなケガしててもう動けんのかよ!!」

『応よ。最近の若い奴らほど儂は軟に出来ておらんのだ!!』

シロツバキ『…………えっ?』

『ん?どうした女子よ』

シロツバキ『…………ぶっ、ふはっ、あははははははは!!ダッさあ!!なにその卵みたいな義体!?あはっ』

『ふうん。この身体を古臭いと捉えるか、趣あると捉えるかは人次第よ』

シロツバキ『そういうレベルじゃないって!!ひーっ』ゲラゲラ

タケル「あんた、名前は?」

キゲン『儂の名はキゲン』

タケル「どうしてあんな場所に行き倒れてたんだ。しかもあんな酷いケガしてさ」

キゲン『わからん!!』

タケル「はあ!?」

キゲン『情報中枢がやられて記憶が吹っ飛んでしまったようだ。知らんものは知らんッ』

セッカ「な、なんか変わったメタラダムだね……」

タケル「みたいだな……」

キゲン『ないモノはないと割り切ることもまた人生に深みをもたらすものだ』

タケル「しかもワケわかんねえ」

セッカ「傷は……もうみんないいの?信じられない。あんなにボロボロだったのに」ペタペタ

キゲン『それもよくはわからん』

シロツバキ『わからないから適当に言ってるだけじゃないのアンタ』

キゲン『そうとも言うな』

シロツバキ『言うのかよ!!もういいよセッカ、こんなの時間の無駄でしょうよ』

セッカ「う、うん……タケルくん、わたし体験入部あるから一度別れるね。この人も大丈夫そうだし」

タケル「好きにしろって」

キゲン『聞けば雨のなか儂を工房まで送り届けてくれたのはタケルらしいな。儂はお前に恩義を感じておる』

タケル「あ、ああ……それでえ?」

キゲン『良ければ、儂を傍に置いていてはくれまいか。必ずこの恩に報いよう』

タケル「…………」

タケル「……イヤだ!!」

キゲン『何ゆえ!!』

タケル「オレはな、融合なんか嫌いだ!!だからお前たちと一緒にいるのなんか嫌だッ!!」

キゲン『な、なんと単純明快な……!いっそ清々しいわい』

タケル「わかったらよるな!!」

キゲン『そうはいかんぞ!!この儂が貸しっぱなしの恩を腐らせておくなどとそれこそいい笑いものよ』

タケル「なんなんだよお前さあ!!」

キゲン『セッカの部活動とやらを見に行ってみたらどうなんだ、融合もいいものだろう!!さあ!!』グイグイ

タケル「なんでオレがあいつのこと見に行かにゃなんねーんだ!!」

キゲン『そうまで言うならじゃんけんで儂が勝ったら言う事を聞いてもらおう』

タケル(こいつのまん丸の手でできるわけねーだろ……)

タケル「いいよ。最初はグー。じゃーんけん……」パー

キゲン『……ふはははははは!!バーカ!!』チョキ

タケル「ぶっ殺すぞてめえ!!」ブチィッ!!





キゲン『ほれ、見てみろ!みな青春しているではないか』ヒョコッ

タケル「……なんかお前妙に古臭いんだけど、いつの生まれなんだ?」

キゲン『忘れた』

タケル「あのなあ……だいたい、お前よく考えれば怪しすぎる。何かオレにやらせたいんだろ!そういうのわかるんだからな」

キゲン『何もやましいことなどないわ!おっ見ろ、あの融合体はセッカとシロツバキでは』

タケル「…………」

タケル「ダメだ、やられる。あの高連射力のレールガンはExフォースのバリアを消耗させるのに適してる、受けきれない」

キゲン『ほう?』

タケル「弾倉の交換の頻度は高いんだから、機動性で勝負するべきだ。あれじゃあ機動性が死んでる……避けろって……!」

キゲン『融合は嫌という割に妙に詳しいではないか』

タケル「少し考えればわかることだろ」

キゲン『……ふうん。先の言葉』

キゲン『誰にも言えぬ隠し事があるのは、お前の方か?タケル』

タケル「お、お前!!」

キゲン『伊達に長いことこの世にいる気がしているわけではないのでな』

タケル(長生きはあくまでつもりかよ!!)ズコー

シロツバキ『ちょ、ちょっと!何なのよアンタっ』

「こっちが聞きてえな!こんな程度の実力でこのラインバトル部に来ていいなんて誰も言ってねえんだよ」

『そうだぞーわかってんのかー』

「お前もうちょっとやる気出せよ!!」


安価↓5まででコンマが一番高いものがなんかめんどくさそうな人の名前(今後も出番あるかも)
あと相方のメタラダムの名前と詳細もお願いします

名前:雷門キョウスケ

相棒:クモキリ
第三世代。四本の隠し腕を持ち、跳躍力に長けた近接特化型
キョウスケの買い与えた日本刀型ユニットを主武装とし、更に独自武装のスパークワイヤーを持つ

高月 セイ(タカツキ -)
メタラダム:リトルスター
詳細:第三世代義体。黄色と紫のビビッドカラーのカラーで、高連射式レールガンを肩に2門装着し、両腕部には高出力レールガンがセットされている。『相手が近づいてくる前に倒す』がコンセプト。機動性は同世代では最低クラスである。

22時近くなったので今日はここまでです
明日はバトルまで行きたいなー
明日は18時からなので各自脳内でアイキャッチでも流しておいてください。寝坊とかしません

レールガン以外の射撃攻撃が乏しい理由を一応それっぽく考えてきました↓

メタラダムが形成するあらゆる現存の金属・合金すべての強度及び硬度を上回る「金属筋」とはまさに現代兵器にとって悪夢とも言える革命だった。
火薬を用いる金属弾をその表層のみで弾き返すほどに堅牢であり、常人を容易に死に至らしめる爆発による衝撃波の直撃ですらもやすやすと跳ね除けてしまう。
表層を傷つけることが非常に難しい以上、融合体に対する効果を持つ武器は必然的に高初速のレールガンなどの衝撃力を持つ武器に限られた。
近年では金属筋がExフォースを用いることで切断可能なことが明らかになったため切断を目的とする装備や、生物であることを利用して痺れさせることで機動性を低下させる装備、
Exフォース干渉爆発効果による多重部位への衝撃を直撃させる装備、温度上昇による装甲劣化及び剥離を狙う装備など多種多様な装備が今なお考案されている。


予告通り18時にはやります
相手の名前は>>271で、メタラダム(クモキリ)は肩部&両腕&隠し腕のレールガン六丁を空中からバカスカ撃ってきて
かつぶっとい電磁鞭で接近してきた相手の機動性を劣化させつつひっ叩いてどかすみたいな感じになると思います
こいつ強くね?気のせい?

あああああああああ早くスレ始めたい!!!!16時から始めてもいい!?人いる!?

強すぎるものが出てこないぶんにはなんでも考えてください
振っておいてなんですが正直あの安価今となっては何々クラスとか考えるのめんどくさくて想像の余地狭くなって邪魔ですし

シロツバキ『セッちゃんを離せ!!何のつもり!?』

キョウスケ「ああ離してやるよ」パッ

セッカ「な、何がいけないんですか……」ゲホゲホ

キョウスケ「いいか。俺らはなあ今年必ず優勝しなけりゃならねえんだよ。俺らの融合競技部に必要なのは即戦力だ」

クモキリ『そうだぞー』

キョウスケ「お前みたいなハンパ者の面倒を見てる暇なんかないって言ってんのさ」

クモキリ『わかってんのかー』

キョウスケ「うるせえよお前!!」ビキビキ

シロツバキ『そんな言い方あるもんか!!なんか言ってやりなよ、ほらッ』

セッカ「……お邪魔、でした」グス

シロツバキ『ちょっと!!~~ッッこいつ!セッちゃん泣かしたな!!』

キョウスケ「だったら何か、もう一戦やるか?もっとも……」

クモキリ『人側の方がその様子では推奨しかねます』

キョウスケ「たまにはいい事言うじゃねーか!そうとも、お前ら弱虫じゃ何度かかろうと俺には勝てねーのさ」

シロツバキ『ぬああああもうッ!!クソがァ!!』

キョウスケ(こいつどこら辺が『シロツバキ』なんだよ……)

タケル「あ、あのヤロー……!あれ?」

キゲン『やあやあそこの若人!!儂の友人をさんざっぱらけなしてくれおって、天が許してもこの儂らが許さん!!』

タケル(いつの間にそこまで行ったんだよ!?)

キョウスケ「な、なんだあのドラム缶……」

クモキリ『詳細不明。どの義体データとも一致しません』

キョウスケ「……ハ、じゃあ何か!お前が相手してくれるってのか」

キゲン『そうとも!!この儂と真寺角タケルが貴様の鼻っ面を叩き潰してくれよう!!』

タケル「勝手に巻き込むなーっ!!」

キョウスケ「ぷッ!」

キゲン『何がおかしいか』

キョウスケ「真寺角タケル……一年坊か!?威勢がいいのはてめえの相方だけかい、ええ!?」

キゲン『……ふうん』

クモキリ『そうだぞーわかってんのかー』

キョウスケ「俺とやり合う気があるんならさっさとこっちまで来たらどうっ」ダダダダッ!!

タケル「……やるッ!!」ズイッ

キョウスケ(う、うお……)

タケル「……恥ずかしいケドな、オレは融合が怖いさ!!いつまで経っても慣れないさ」

タケル「だがな!!たとえ知り合ってひと月と経っていなくても、セツはオレの友達だ」

タケル「男として友達がけなされてんのを見過ごして逃げ出すなんてのは、融合するより百万倍嫌だ!!やってやる!!」

セッカ「タ、タケルくん……!」

シロツバキ『こ、こんな奴だったっけ……?』

キゲン『そういう訳で、決まりよ。もちろん逃げてもいいがな』

キョウスケ「……誰が!!後悔させてやる」

キゲン『そう来なくてはなァ。タケル、何か言ってやれ』

タケル「後悔するのはお前だ!!セツとツバキを馬鹿にした分だけブッ飛ばしてやる!!行くぞ!!」

キョウスケ「クモキリ、有機融合!」

クモキリ『了解』バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル「キゲン!!……えーっ、と!!」

キゲン『ど、どうした』

タケル「…………い、行くぞ!!どうやるんだッ!!」

キゲン『お、おいおいおい!!お前融合したことはあるんじゃないのか!!』

タケル「久々すぎるんだよ!!なんとかこんとか合わせてくれよ!!」

ギャーギャーワーワー

セッカ「タ、タケルくん……?」

シロツバキ『こ、こういう奴なんだ……ふーん……』

クモキリ『…………あ、あのなァ。ふざけてんのか』

タケル「ふざけてなんかいない!!そこで見てろ!!」キッ!

クモキリ『い、言っとくが融合が始まったら速攻で撃つからな?逆恨みすんなよ』ジャギンッ

タケル「どうにでもしろよちくしょうめッ!」

キゲン『落ち着け馬鹿者!!いいか、有機融合とは何より心を落ち着けねば始まらん!!焦りや恐怖は掃き飛ばせっ』

タケル「よ、よーーーっし……」スゥ……ハァ……

タケル「……行くぞ!!有機融合!!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

クモキリ『……馬鹿が。言ったからな!!くたばれッ!!』カチッ

ドヒュゥッ!!ドヒュドヒュドヒュウッ!!

タケル(か、形が定まらねえっ!どうしてだ)

キゲン《第二世代の融合は難しい!意識が交差するこの感覚が恐ろしいのだろう。何でもいい、何かに集中しろ!》

タケル(何か…………そうさ、オレは!!)

ガァンッ!!ガンッガギィンッガギギンッ!!

クモキリ(爆風であいつが見えねえ……やった?いいや距離は取る。相当の手傷を負ってるに違いない筈だ)バッ

クモキリ(次の斉射で仕留め――――ッ、ん、だとォ!?)

キゲン『…………』ギュイイイィィィィン……!

クモキリ『弾かれっ、ノー、ダメージだと……!!第二世代!?』

セッカ「あの卵の人があんなふうになるなんて!」

キゲン『そうさ。融合は嫌いさ。だけどオレはずっとな……』ギリリッ

キゲン『こうやって戦ってみたかったんだよォッ!!』ゴオォッ!!

クモキリ(ち、違う!何だあのExフォース、化け物か!?)

キゲン『行くぞォォォッ!!』



・キョウスケとクモキリコンビどれくらい強いの?人間性能とメタラダム、それぞれ↓1と↓2でコンマお願いします

はっきり言ってこれも目安でしかないので能力値が低くても作劇の都合上活躍したりします
めんどくさいコンマ判定とか一切やりたくないが故です。まあ文中にはちゃんと反映させます

戦闘中のキゲンの行動は自由安価でやらせます。文中に相手がどうなってるのかちりばめておくのでどうするか決めてください
幸いなことにこの主人公コンビめちゃめちゃ強いので大抵のことやらせても違和感はあまりないでしょう

燃費がものすごく悪かったりとかの弱点があるのでは

キゲン『っとりゃあああああぁぁぁ!!』ダダダダッ!!

クモキリ『速い!だがなぁ、飛べんのか!?』

キゲン(どうやればいい!?《――こうだ!真似してみろ!》……そうやればいいんだな!?よっし)

キゲン『飛ぶさぁ!!』キュイイィィィンッ!

クモキリ(Exフォースで安定飛行まで……!!只者じゃねえ!?さっきまでのはなんなんだよ、クソが!)ドヒュゥッ!!

キゲン『効かない!』バチィッ!

キゲン(あいつの方が高度は上……なんか武器とかねえの!?《ない!!》)

キゲン『ないのかよ!!くそ、まあいいよ!!』

クモキリ『武器も持たずに真っ直ぐ来やがって、堕ちろよ!!』ドヒュドヒュドヒュウッ!!


・自由安価(レールガンへの対処):20分に一番近いものを採用

融合後の台詞が人間と相棒で混ざっててわかりにくい

キゲン(高速連射のレールガン六丁!あれの対処は……《こうしろ!》)

キゲン『そうするっ!!』ガガガガガガガガッ!!

クモキリ『!?』シュウゥゥゥ……

シロツバキ『手が分身した!』

キゲン『……できた』パラパラ……

クモキリ(レールガンの弾をみんな掴みやがった……ロボット格闘術まで!こいつ、いったい何者なんだ!)

クモキリ『か、身体が熱いッ。クソ!!』

キゲン『うおりゃあああぁぁぁ!!』キュイイィィィンッ!!


・自由安価(攻撃):33分に一番近いものを採用


>>313
これどうしようかなぁ。《》で閉じてるだけじゃ明らかにわかりにくいんだよね

キョウスケ『――奥の手はとっとくもんよなァ!!』ブオンッ!!

タケル(鞭!?)

タケル『……ふんっ!!』グワッシィ!

キョウスケ(つっ、捕まっ――なんつう反応)グイィッ!

タケル『腕え、捕まえたああぁ』ギリギリギリ……

キゲン(そのまま引きずり降ろせぃ!!)

タケル『うおらあああぁぁぁ!!』グルングルングルン!

キョウスケ『うっ、うおおっうぐ……っ!!うわ!!』

クモキリ(非常にまずいと思います)

キョウスケ(んなこと誰でもわかっ、う、うぁぐううっ!!)

タケル『堕ちろォ!!』ブオンッ!!

キィィィ……ン、ドッゴオオォォォン!!

クモキリ(衝撃過剰による負荷大。機動力低下、排熱限界)

キョウスケ(や、やばい……ッ!!)


・自由安価(必殺の一撃!):53分に一番近いものを採用

タケル『……とどめだッ!』ザッ……!

キゲン『鋼灼き溶かす掌、受けてみよ!!』ゴオォォォォォッ……!

キョウスケ(な……なんだ、火炎放射器もなしにあの技、あの熱量は。Exフォース!?)

キゲン『覇アアァァァァ!!』ザッ、ザッ……

タケル『うおりゃあああぁぁぁ!!』ガシンガシンガシンガシンッ!!

タケル『メタル!ファイヤアァァァァッ!!』ゴオオオォォォッ!!

キョウスケ『ぐあ……ッ!!』

ドッ、カアァァァァ……ン!!

キョウスケ「うっあ!!」バヂィッ!!……ドサッ

クモキリ『』シュウゥゥゥ……

シロツバキ『す、すっごぉい……』

キゲン『そんな名前の技ではないぞ』バヂィッ!!

タケル「なんとなくだよ、なんとなく。名前は後で教えろよな」

タケル「――見たか!!オレの勝ちだッ!!」





セッカ「知らなかった」

タケル「え?」

セッカ「タケルくんがあんなに強かったなんて。もしかして、今まで遠慮してたの?」

タケル「そういう訳じゃないって。言ったろ、オレは今まで怖くて融合なんかできなかったんだよ」

タケル「でも、融合競技は大好きだった。それ以上にオレはさ、セツが馬鹿にされててようやく踏ん切りがついたんだ」

タケル「あとは……」

シロツバキ『ねぇねぇキゲン!あれどうやってるのか教えてよ!』

キゲン『いやあ、この身体ではどうにもならんのだ。タケルに頼むがよかろう』

タケル「あいつがめちゃくちゃ強かったんだよ」

タケル「見かけによらないもんだよなーって思うしかないぜ」

セッカ「タケルくん?」

タケル「何」

セッカ「ありがとう。これからも、友達だよね!」

タケル「……おうさッ!」





タケル「んでさ」

キゲン『ふうん?』

タケル「なんでお前オレの部屋にいるんだよ!!ただでさえせまっ苦しいのに、お前デカい!!」

キゲン『そりゃあ、当然のことよ。儂はお前のパートナーで、しかも居場所がない』

タケル「ツバキとかとおやっさんの工房にいるとかあるだろうよ!!」

キゲン『儂はお前に大層見所を感じている。儂の膨大な知識をああもすぐに活かせる奴は数少なかろう、だからとことんまで付き合っちゃる』

タケル「部屋に居座る理由になってないだろうがあッ!!ちくしょおー!!」

太郎「うるっせえぞタケル!!」シャーッ

タケル「は、はい……はあ、なんだかなあ……」

「……それで、何がどうなって我々が素人に負けるような集まりなどとの評判が広まった?」

キョウスケ「ぶ、部長。それが……とんでもなく強い一年がいて」

キョウスケ「……俺、情けないですよ。あんなにボコボコにやられちまうとはっ」

「キョウスケが歯も立たず負けるというのか。そいつ、なんて言う?」

キョウスケ「真寺角タケル……とか言いました」

「……面白そうだ!この際、くだらん評判のことなぞ気には留めんさ。明日そいつを連れてこい」

キョウスケ「どうするつもりなんすか」

「やってみるまでさ、そうだろ?」

『……我が剣は主の意のままに』

「言っておくが、お前の負けを看過しておくつもりもない。鍛え直す必要があると思っておけ!」

キョウスケ「うす……!」

「――楽しみだな、俺も」



安価↓5まででコンマが一番高いものがすごそうな部長の名前(キーパーソン)
あと相方のメタラダム(第四世代)の名前と詳細もお願いします

皇 マコト(スメラギ -)
メタラダム:ランスロット
詳細:最新型高周波ソード『アロンダイト』を中心とした近距離武装を主体に扱う。姿は西洋の鎧風で基調カラーは黒と紫。

竜上院(りゅうじょういん) 帝(みかど)

第四世代 レーヴァテイン
フランヴェルジュによる接近戦を得意とした機体。
剣から炎を吹き出すことで中距離戦も可能。

>>332

名前にイカつい感が欲しかったので龍驤院ミカドくんとしました。龍驤は龍が昇って行く様を表すらしいしセーフと信じたい。
第四世代義体レーヴァティンくんは烈火の騎士。Exフォースによる推進装置は炎の尾を引いてさながらゴーストライダーのような軌跡を残して駆ける。
西洋の鎧を着込んだような姿で騎士らしくメインウェポンは巨大な質量槍での轢殺。この槍は超火力の火炎放射器をも兼ねる。
サブウェポンとして高周波の上に炎のようにゆらめくExフォースを重ねた切れ味鋭いフランベルジュを持つ。


ついでに強さも決めてしまおう。立ち位置上強くないと困るので+50は最低値にします
↓1/2+50でミカドくんの強さ、↓2/2+50でレーヴァティンの強さ

そい

もしかしたら低くなるかなーとか思ってたら見積もりが甘かった。めっちゃ強いね!まあ動かしやすいからいいけど
第一話完!二話へつづく!みたいでキリがいいので今日はここまで。明日も19時からやります
安価に参加してくれてた人達ありがとうございました

今んとこけっこうメタラダムは日系っぽい名前が多く感じますが、義体のネーミングの違いでもしかしたら企業の違いがあるかもしれません
増えすぎない程度にならそこらへんも次の安価の時とかに捏造しちゃってもいいのよ?(チラッチラッ

見直してる時自分のレスが見にくい。トリップ付けていいかな?

・メタラダムまめちしき
メタラダムは生まれた時名前がつきません。自分にとってはじめての義体を手に入れたとき初めて名前を手に入れます。
そこが随分とやっかいで、初めて肉体と知識を手に入れたメタラダムは大層関心して義体の名前をそのまま自分の名前にすることがとても多いのです。
第三世代義体からは量産が可能になり、そのために三丁目の○○くんやら隣町の○○くんやら同名で姿も同じメタラダムが大勢いることになります。
今のところ出ているメタラダムではシロツバキなんかが名前をつけてもらった人で、クモキリやレーヴァティンはそのまま義体の名前を取った形になります。

TV「皆さんの友達のメタラダムはどんな形で名前をつけてもらったのか聞いてみてもいいかもしれませんね!」

タケル「ふーん……」

タケル「……キゲンはどうなんだ?お前の名前、義体の方なのかお前本人なのか」

キゲン『んな事言われてもさっぱりだ。儂の記憶はかなり吹っ飛んでしまっとる』

タケル「記憶喪失のメタラダムってのもおかしな話だよなァ……」

タケル「にしても、昨日のあの戦い方。第二世代なのにお前めちゃくちゃ強いじゃん」

キゲン『まあな。もっと言ってみてもいいぞ』

タケル「つまりあれは義体の性能じゃなくて、お前自身がめちゃくちゃ強いわけで、だからさ……えーっと……」ウトウト

キゲン『番組が終わったのだからもう寝てはどうか』

タケル「そうする……いいなァお前らはあんまり寝なくてよくて……」スヤァ





セッカ「おはよ!今日は遅刻しないで済みそうだね」

タケル「んな毎日遅刻してたら頭おかしくなるって……あ。シロツバキはなんでその名前になったんだ?」

シロツバキ『と、唐突すぎない?セッちゃんに名付けてもらったに決まってるでしょ!愛されてるんだからねわたし』

タケル(自分で言うのか……)

キゲン『時にタケルよ』

タケル「なんだよ」

キゲン『お前さん、なにゆえあの工房で手伝いなぞしとる』

タケル「そりゃあ、機械に詳しくなりたいからだろ。そしたら機械と一番近いとこにいるのがいいだろ?」

キゲン『……ああいや、質問が悪いな。タケルよ、お前の親類だとかはそれで納得しておるのか』

タケル「えーっとなぁ……」


・自由安価(なんでタケルって居候なの?):22分に一番近いものを採用

タケル「親が研究者なんだよ。メタラダムのさ」

キゲン『なんと』

タケル「たまにオレを背負って育てながら研究してたのを覚えてるようなないような……んでさ、小学生になる頃には全然家に帰ってこなくなった」

シロツバキ『ひええー……命かけてるねー』

タケル「お金だけはめっちゃ入ってくるけどさ、もうオレ頭きたから今年から居候した。そんなとこかな」

キゲン『中坊なりたてだと言うのに随分な行動力よのォ』

タケル「なんかこうさ、キレたんだよ」

キゲン(なるほど、やると決めたら徹底的な男だ)

セッカ「あっ!」

タケル「なんだよ」

セッカ「ねえ見て、あそこの校門の前に立ってる人……」

タケル「あっあいつ!昨日の………………」

タケル「……そういや名前知らねえ!!」

キョウスケ「雷門キョウスケだ!!覚えとけ一年!!」ビキビキ

タケル「なんだっ、またやるのか!」ササッ

キョウスケ「悔しいが今の俺じゃあどうひっくり返っても勝てそうにはねえ」

タケル(あれ、やけにしおらしいぞ)

キョウスケ「今日用事があるのは俺じゃない、部長だ。時間は取らせねえから着いてきな」

キゲン『……どう見る』

タケル「知るか!来いってんなら行ってやるとも」





キョウスケ「ここだ」

タケル「な、なんか人の気配がしねえぞ。ホントにここ部室?」

セッカ「ほとんど廃墟みたいなんですけど……」

シロツバキ『なんか、暴れた後……みたいな。こわー』

レーヴァティン『…………』

タケル(あっ。あの義体……あれは)

「ほお。随分早く捕まったじゃないか」クルッ

タケル「オレに何の用事ですか」

ミカド「まあまあ待て。私は龍驤院ミカド、お前が真寺角タケルで間違いないか?」

タケル「部長なんだって?仲間の仇を取りに来たとかなのか」

ミカド「自分の不始末を片付けられないのはキョウスケの責任だよ。私が出張ることじゃあないな」

タケル「……なんか冷たくないすか」

ミカド「そりゃあそうだろ。私は部員を集めてこいとしか言ってないのに、勝手に質の厳選までし始めて、挙句素人に潰されるなどと」

キョウスケ「」ゴッゴッゴッ!

シロツバキ『れ、冷酷……!』

ミカド「というか後ろの奴らはなんだ」

タケル「別に気にしないでもいいですけど」

ミカド「興味があるのは、お前だよ。真寺角タケル」

タケル「お、オレ?」

ミカド「キョウスケは私の見込んだ才能ある人間だ(むろんこの俺に及ぶものではないがね)それを素人が一方的に叩き潰すとは」

ミカド「何かの偶然にしても出来すぎている。それを、計ってみたいと思ってな」

タケル「……要領を得ない。オレにどうしたいんだ!」

ミカド「私と戦えということだよ」

タケル「け、結局それか……やるさ!いつやるんだ」

ミカド「焦るなよ。まあ、放課後でどうだ」

ミカド「むろん万に一つさえも私が負けることなどあり得ない訳だが――実力次第では入部した時待遇を考えておいてやるよ」

タケル「んだと……!」

ミカド「じゃあ後ほど。お互い授業があるだろう?朝練も最近は褒められたことじゃないからな」スクッ

タケル(なんて余裕たっぷりな奴……なんか腹立つ!なんとしてでも負かしてやりたいぞ)





セッカ「い、いいの?別にわたしはもう関係ないのに」

キゲン『セッカ殿。こりゃあ女子には少しばかり理解の難しい世界よ』

タケル「そうだ!あのなあセツ……」

タケル「男がああまで言われて引き下がれるかっ!!あの鼻っ柱かならずブチ折ってやる、オレはやってやるぞ!!」

シロツバキ『う~ん……なるほど。こりゃあよくわかんないワケねェ』

タケル「それにな、割と勝算はあるっ」

キゲン『ほう?』

タケル「あいつの隣にいた機体は『レーヴァティン』だ。第四世代の高性能機ではあるけど、あれがどういうことをやる義体なのかは把握してるつもりだ」

キゲン(ふうん。こいつ、割と抜け目もないというコトか。益々面白いわい)

ミカド「約束通り来てくれるとは嬉しいぞ」

タケル「オレは逃げも隠れもしないっ!!それよりお前のパートナーはどこ行ったんだよっ」

ミカド「血気充分か。レヴァ!!出番だぞ!!」

レーヴァティン『御意』スタッ!

キゲン(義体のままで軽い身のこなし。あのメタラダム、できるな!)

ミカド「有機融合!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル「…………っし!!」パンパン

タケル(や、やっぱなんとなく怖ぇんだよなぁ……ええい!!)

タケル「キゲンっ、有機融合!!行くぞォ!!」

キゲン『応ッ!!』バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!



ミカド『ふぅ。実力を測ると言った以上、先手を譲ってやらなくてはな。好きなように仕掛けるといい』

タケル『な、なんだと?こんにゃろぉ!!』キュイイィィィンッ!


・自由安価(くれるってんなら一発でのしてやる!):25分に一番近いものを採用

タケル(やり方はわかってるんだ、昨日のあれで一気にのしてやる!!)

ゴオオオォォォッ!!バチィンッ!!

タケル『……んなっ!!』

ミカド『第二世代か。いいのを放ってくるようだが……踏み込みが甘いな』ギリギリギリ……

タケル(て、掌で受け止めた!!レーヴァティンの耐熱装甲は確かに厚いけど、こんなに……)

ミカド『もしかしてだが、俺のレヴァがそんじょそこらの市販品と同じスペックだとでも思っているのか?』

タケル『うッ』バッ

ミカド『大きな間違いだな、それは。今の内に改めておかんと――痛い目を見るぞ?』ゴオオオォォォッ!!

タケル『な、なんだよあの熱量!!』

キゲン(ボヤっとするでない!!槍が来るぞッ!!)


・自由安価(レーヴァティンの槍、どんな威力?どうなってどうする?):43分に一番近いものを採用

ゴオオオォォォッ!!

タケル(火炎放射?でもこの程度なら、Exフォースと装甲が防いで)

キゲン(ほ、炎で見えん!こいつッ!!)

タケル『――えッ』ゴシャアッ……!

ミカド『……ふうむ、装甲が厚いな。まあこの程度で倒れてもらっても困る』ズザアアアァァ……

タケル『うっ……ぐ、あっ、何が……!!』

タケル(目、目潰し……!!本命は質量槍の突進!ほんの一瞬だけ見えなくなればいいのかッ!!)

ミカド『へばっている場合ではないぞ!!』ゴオオッ!!

タケル『速、くあ!!』ズザァッ!

タケル(あの突撃、普通じゃない!!見たことあるレーヴァティンの三倍も速いぞ!!)

キゲン(馬鹿者、儂にもわかるわ!!あの馬鹿でかいブースターだろうっ……例えるなら騎士が馬より速く走って突撃してくる感じか)

タケル『なんだそれ!っ、うお!……とにかく、どうすれば!』サッ!


・自由安価(あの槍か速さを潰さないと!):3分に一番近いものを採用

キゲン(目潰しと速さ。同時に対策してみろ……となれば。方法はひとつ)

タケル(…………それでいくしかないか!!)

ミカド『さあこの速さこの威力!貴様、どうかわす!?』

タケル『こうだっ!!フォース全ッ開!!』キュイイィィィンッ!!

ミカド(肉体を極限まで強化して捕まえる気か……?愚かだな。そんなもので止まる俺とレヴァではない)

ミカド『……見込み違いのようだな!散れ!!』ゴオオオォォォッ!!

タケル『今!!』バシュウッ!!

ガギイイィィィンッ!!

ミカド(バリア、だとっ!!)

タケル『捕まえ、たあっ!!』ガシィッ!!

ミカド『っく!!』サッ

レーヴァティン(ミカド。『剣』まで抜くことはない)

ミカド『……そう、だな』

ミカド『目潰しと速さと槍。すべてに対処するための策か』

タケル『んまあ……そうかな。正直、バリアは俺に槍が来るまでに速度を落とせればいいと思っててようは網みたいなもんだったんだけど』

タケル『これでもギリギリではあったけど、まさか完璧に止められるだけの強さのExフォースが出せるとは』

ミカド『…………いずれにしても、もう十分だ。よくわかった』

ミカド『我々の今後について話すとしようか、真寺角』

タケル「ど、どういう?」バチィッ!

ミカド「当然。お前は我が融合競技部に入部するのだ。嫌とは言わせないな!!」

タケル(な、なんつう強引な……!!)

キゲン(ううむ……しかし、参ったな。この余裕この様子、同じ手が二度通じる相手ではないぞ)

キゲン(凄まじい使い手だ。人間もメタラダムも共々……)

ミカド「ではまず我々を取り巻く状況について話そうか」

タケル「そういやここ、どこなんですか?まさかこんな狭くてとっちらかった部室ってわけじゃあるまいし」

ミカド「部室だ」

タケル「はい?」

ミカド「我々融合競技部に部員は二人しかいない。私とキョウスケだ」

タケル「……はい?」

ミカド「何のために部員募集なぞしていたと思っている」

タケル「……だ、だって、部活動ならやって当然のことじゃないっすか、二人ってラインバトルにすら出れませんよ!?」

ミカド「真寺角が入れば三人だな、問題は部そのものの存続が怪しいことだ。この部員の数では九月の大会まで間違いなくこの部は持たん」

タケル「だいたいオレまだ入るだなんて言って」

ミカド「そこで君だ。キョウスケが駄目だというのはよくわかった、君しかいない。何としても部員を誘致してこい、取り合えずの目標は四人だ」

ミカド「期待しているぞ真寺角。それでは私は忙しいのでこれでお暇する、頼んだぞ!この部はお前にかかっている」スタスタ

タケル「………………」

タケル「なんだこれ」

今日はここまで。明日はあるかないか微妙ですがとりあえず連絡はしときます
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

もしかして中身のメタラダムと義体の強さって別?
身体が良くても金属生命体自身が性能を引き出せなければ的な感じ?

一番最初に生まれたのに第二世代て言われるのはなんで?

新ロンシャやべえ……新チップとかみ合いすぎだしガンタレ凸ってなんだよ……

悪の組織とかはいずれ出るかもしれません
>>383についてはまったくその通りで例えばキゲンの義体をシロツバキが扱っても大した実力は引き出せないのです
>>384については世代で分けられるのは義体なのであって本体のメタラダムではありません。一番最初に存在していた本体がキゲンなのです
ヒロインは……じゃあ何人ぐらい欲しい?

18時から予告通りやります





セッカ「そういうことなら……わたしも入部してみたいかな」

タケル「えっ!い、いいのか」

シロツバキ『そーだよ!あんなガラ悪い奴のとこに入ることないじゃん』

セッカ「そうだけども。わたしが弱いことは本当だもの、このままじゃツバキに申し訳が立たない」

セッカ「だから競技部に入って強くなりたいなって思ったの。だめ、かな」

キゲン『感動した!これでこそ真の融合であるべき姿!!』クワッ

タケル「お前表情豊かだなー」


・セッカとシロツバキコンビどれくらい強いの?人間性能とメタラダム、それぞれ↓1と↓2でコンマお願いします

弱い(ツバキが)

タケル「でも一人じゃ全然足りないんだよ。どうすればいい?」

シロツバキ『どうすればって、そりゃあ勧誘に行くしかないんじゃないの』

タケル「それなんだよ。何を隠そうオレはこの辺に全然知り合いなんかいないし学校のこともあんまり詳しく知らないし」

シロツバキ『えばるな!』

セッカ「私の友達なら一人くらいいけるかもっ」

キゲン『そもそもなァタケル、部活が消えるかどうかという所で手段を選んでいる場合ではないぞ』

タケル「と言うと」

キゲン『片っ端から声をかけていけばよいことだ!!行くぞッ、四人いてできないことはない!!』

タケル「ま、マジかよ……!」





タケル「というワケなんだよ。オレもまともに部活したいし、なんとかならない?」

クラスメイト「ちょっとパス。知り合いがいるワケでもないし……」





セッカ「というワケなの。助けると思ってなんとか!」

シロツバキ『おねがい!』

女友達「う~ん……うちの子はあんまり戦うの好きじゃないし……」





キゲン『何卒よろしく頼む。我らはなんとしても大会に出場したいのだ』

生徒「ええ~~……?あのさあ、君らあの部の事情を踏まえた上で入部したの?」

キゲン『……なんと?』





タケル「ど、どうだったぁ?」

セッカ「だめ!ぜんっぜんだめ、学校中当たってったぐらいなのにどうしてなんだろ」

キゲン『うむ……いや、少しいいか』

タケル「なんだよ」

キゲン『そいつは多く語ることはなかったが、何やら我々の融合競技部にはどうも事情があるらしい』

タケル「事情?なんのこった。だって部長は何も話さなかったろ」

キゲン『あるいは話すことができない事情なのか』

タケル「…………例えばどういう」

シロツバキ『き、聞いてみる?誰かに』

タケル「やい部長ッ!!」バァンッ!!

シロツバキ(ああ~~そうなるかあ~~!!)

タケル「新入部員だ!セッカとシロツバキ!」

キョウスケ「おっ、お前……悪かったなこの前は」

セッカ「過ぎたことですし……」

ミカド「早いな、もう一人見つけてくるとは」

タケル「オレが言いに来たのはこれだけじゃないっ!学校のみんなが話してるこの部の事情ってなんのことだ」

ミカド「では説明しよう」

タケル「吐かないと……ありゃっ?」

ミカド「何も大したことじゃない。兄貴がここを出る前に全員退部させただけだ」

セッカ「えええ!?な、何の権利があってそんなことできるんですか!!」

ミカド「私の家がどういう家だかわかるか?龍宮重工と言えばピンと来るか」

タケル「ちょっ、ええ……!?そりゃ、お金持ちでしょうけどそんなこと……」

ミカド「やったんだよ、俺への嫌がらせのためだけにな。元々あった融合競技部を無理矢理潰した。奴も俺もキョウスケもそこにいた」

ミカド「優勝できなかったというだけで俺たちの闘う意思を踏みにじった。俺は奴を龍宮重工に置いておくつもりはない、いずれ抹殺する」

タケル(こ、こえー……!剣幕で殺されちまいそうだぞ)

ミカド「それで俺はここを建て直した。元の奴らの集まりが悪い訳はどうやらその件で失望したらしい。認めたくないが俺は奴の弟だからな」

ミカド「キョウスケだけはそうでもなかったようだが」

キゲン『それで、お前さんにとってこの部活は何だ。兄貴への復讐の道具か?』

レーヴァティン『貴様……』

ミカド「いい。……勝つためだ。それ以外に何がある」

ミカド「勝って優勝する。雪辱を禊ぎ、喜びを分かち、栄光を手に入れる。俺たちでな!!」

ミカド「それで?後は何か聞きたいか」

タケル「……いや、別に」

ミカド「わかったら集めてこい。勝つぞ」

タケル「はいッ」

キゲン(ふうん……?見かけに寄らず熱い男じゃないか)





タケル「しかしもう放課後にいる人は全員当たってしまったとなると……これは明日にした方がいいんじゃないか」

キゲン『一理ある。すでに時間も遅い』

セッカ「何か使えそうな話聞けたらメールする!」

タケル「っし、なんにせよ明日だな!じゃあ帰るか」

チュンチュン……

セッカ「おはよ!昨日のメール見たかな」

タケル「確かなのかよ、それ。入ってくれそうな奴らって」

セッカ「友達が教えてくれたの。この人達なら入ってくれるんじゃないかなって」

タケル「しかし、こりゃあ……どうなんだろ。オレにはよくわからん」

キゲン『説明がいると思うぞ。なるべくひとりひとり』



・自由安価(入部してくれるかもしれない人、どんな人達?)40分に近いレス四つを採用

才色兼備の生徒会女子
ただし兼部

斑鳩 ナツミ(イカルガ -)
年齢:14 性別:女
詳細:龍宮重工のライバル企業『斑鳩工房』のご令嬢。常にクールにして聡明。あまり言葉を発しないが、龍宮重工をよく思っていない。


メタラダム:ユキカゼ
詳細:日本発祥の企業『斑鳩工房』で開発された『姫武者フレーム』の第三世代義体『ナギミコ』の改良型。ナギミコの扱いやすさを殺さずに全体的な能力向上を実現させた。強化型高周波薙刀『ミユキ』が基本武装。
見た目:白と朱の巫女服のを象っている女性型。

『斑鳩工房』
特徴:日本発祥の企業。
パワー型の『侍フレーム』とスピード型の『忍フレーム』、中間の『姫武者フレーム』の三つの義体を中心に製作。歴史ある企業でメタラダムの研究にもにも関わったと噂されている。

名前でいいのかな

生天目 刀華(なばため とうか) 女

なんか説明不足でごめんなさい
>>406みたいにその人の名前とかメタラダムは後でいいから属性というか役割だけ書いて欲しかったんです
今上がってるのはそのキャラ出す時もう一回安価取る時に出してもいいのでこれは再安価でいいですか?

再安価でokッス

りょかです

じゃあ51分で再安価します

射撃部所属の礼儀正しいイケメン
ただし女装男子

校内指折りのチャラ男先輩

>>418は男装女子の間違いだったんですけど訂正出来ますかね?
ダメならそのままでも大丈夫です

あっそうだったのか
女装男子でもおいしい気がするけど訂正しときますw

セッカ「一人目はこの人。ツバキ、お願い」

シロツバキ『りょーかいっ』ブ……ン

タケル「立体映像?……なんか、すげえ人相悪いな。オレ別に指名手配犯を出せとか言ってないケド」

セッカ「生徒だよ!!一年なんだって。なんでもひと月も経たないでこの学校の裏番になったとか」

タケル「そいつ勧誘して大丈夫なのかよ」

キゲン『まあ四の五の言ってられんからな。あの部長ならばなんとかなるのでは』

タケル「部長ならなんとかなるかぁ」


・自由安価(裏番くんとメタラダムの相棒の詳細)16分に一番近いものを採用

名前:坂本 トウマ(サカモト -)

メタラダム:バンカー
形態:上半身がやたらと膨らんだ金色のゴーレム
詳細:第三世代。龍宮重工の義体『ゴーレム』を改良したもの。ブースターが発達しているため見た目の割りに早く動く。また、拳にExフォースが集中しやすい作りで、ミカドの質量槍並みの攻撃が連発できようになっている。ただし燃費は最悪。

番場 猛(ばんば たけし)
メタラダム:ハカイシャ
詳細:第三世代義体。ライオンを思わせるフォルムをしており、爪と牙で相手を切り刻む。口からのビーム砲は隠し球だが至高の一発。

タケル「坂本トウマなあ……聞いたことあるようなないような……」

シロツバキ『ねえ、裏番ってなに?』

タケル「番長って言う……まあ悪い奴がいるんだけどそいつのまた裏に入る奴が裏番ってことかな」

シロツバキ『ふーん、影の支配者ってヤツかぁ!』

セッカ「ツバキ、次!」ブン……

タケル「あ、この人はたぶん知ってるな。有名だったっけ」


・自由安価(射撃部イケメン男装女子とメタラダムの相棒の詳細)30分に一番近いものを採用

名前:小早川 誠一郎(こばやかわ せいいちろう)

メタラダム:スコープオン
形態:下半身が4本足のサソリを模したもの。上半身は人型でモノアイ。イメージカラーは蒼色
詳細:第四世代。射撃大会で優勝を重ねた記念として貰ったとか。全身に砲門があり軽ダメージの砲撃が可能だがなんといっても尻尾と直結したロングライフルがメイン武器。エネルギーを集中させた弾丸わ敵の急所目掛けて狙撃する。4本足のおかげでブレも少ない。

タケル「佐田芽レンさんだよな、確か。すげーイケメン」

セッカ「隣の蒼いメタラダムもかっこいい義体だね」

タケル「……じゃなくてさ、確かこの人射撃部だろ!?もう部活入ってんじゃん!!」

セッカ「あ、あれ?まちがったかな?」

タケル「しっかりしてくれよぉ」

キゲン『……こいつの身体つき……』

シロツバキ『じゃあ次行くね』ブン……


・自由安価(校内指折りのチャラ男先輩とメタラダムの相棒の詳細)45分に一番近いものを採用

名前:破賀 賢一(はが けんいち)

メタラダム:イカヅチシェンロン
形態:4足歩行の龍型。メタラダムとしては巨漢。
詳細:第四世代。出所不明。とてつもない馬力を誇り、見かけによらずスピードもあったりする。口からの放つ雷撃弾が18番。反面、彼本人の性格もありバテやすい。ある機体との合体も兼ねているとか…?

三連敗だけどめげない

シロツバキ『…………!?!?!?』バヂヂヂィッ!!

セッカ「つ、ツバキィ!?」

シロツバキ?『……よっ!俺サマの事を探るとは感心しないなぁ、いろいろ怨み買ってるもんで詳しく探られるとちと困るのさ』

キゲン『……ツバキではないな』

タケル「誰だアンタ!!ツバキに何をしてんだッ」

シロツバキ?『ありゃ?なんか、初めて聞く声ネ。いずれにせよ俺サマに関わるのはやめときな、痛い目見るぜぃ?』バチンッ!!

シロツバキ『…………ありゃ。なん、だっけ?』

タケル「な、なんだ今の……ヤバくないか?」

セッカ「……羽撃樹ショウさん、だって。すごいね」

タケル「なんでこうヤバいのばっかり調べてるんだ!?」

セッカ「わたしの友達に聞いてよ!!」

キゲン(それはお前の友達が一番ヤバいのではないのか……)

もしかして7分だと考えるのちょっと厳しいかな。実質考えるの二人分だし12分ぐらいあったほうがいい?

あ、安価間に合わなかった奴もレスしてもらえれば要素拾っときますよ
じゃあ12分で行ってみます

セッカ「き、気を取り直して次行こうよ次」

キゲン『信用ならなくなってきたのだが大丈夫か」

セッカ「大丈夫だって安心してよ!ほらツバキ」ブン……

タケル「……今までと比べたらいけそう」

セッカ「でしょう!?」


・自由安価(生徒会書記の真面目系女子とメタラダムの相棒の詳細)45分に一番近いものを採用

すいません16分です

名前:稲波(ほなみ)サクヤ
セッカの友達のメガネっ娘。何がとは言わないがちょっと腐ってる
クラスの中で一番発育がいい

メタラダム:マナ
外見:薄い桃色を基調とした天使
詳細:独自の通信機能付きで、受動的な索敵と情報処理に長けた第二世代
義体名はセフィラだが、サクヤから別の名前を付けられた
ちなみにこの子も記憶喪失であり、何か特別な機能が隠【検閲】

桜風 吹華(さくらかぜ ふぶか) 二年
武士系な人

メタラダム:斬斬丸
日本色の高い企業、「大和工房」の第三世代型義体。武器の日本刀にフォースを集中させ斬り払う戦闘スタイル。アルマジロの用に硬い装甲やヤマアラシのように全身に小型の刃を持つ。

セッカ「わたしの友達が入部してもいいって言ってくれたの!」

タケル「あ、セツのか!じゃあ大丈夫なんじゃないかな」

シロツバキ『掌返すの早くない?』

キゲン『…………』

タケル「どうしたよキゲン」

キゲン『……何やらこの目つき、すごくどろっとしたものを感じるのだが大丈夫だろうか』

タケル「部長ならなんとかなるんじゃないか?」

キゲン『部長か』

セッカ(ミカド部長を便利道具かなんかにしてない……?)

ちょっと今の四人をまとめてきます
もしかしたら今日はここまでかもしれません。安価は今日はもうないです
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

>>449についてなんですけど、隠し機能ってこっちで考えてもいいのかそれとも既に何か設定があるんでしょうか…

・真寺角タケル(マジカド-)
若さのエネルギー有り余る、ゴーグルが特徴の友情に篤い一年生。その行き先は空元気になることもしばしば。
やると決めたら徹底的にという方針を持ち、その決意の強さは親元を離れて太郎の工房で居候しながら学校に通うまでになった。
義体の知識に強く、また絶技を持つキゲンの動きを難なく合わせてしまえるほどの才能を持つ。しかし本人の経験はまだまだ浅く未熟。

・メタラダム:キゲン-第二世代義体
出自不明の行き倒れメタラダム。寸胴鍋か卵と言うべきか、ともかく既存のデザインとはかけ離れた義体を有する。
しかしタケルの融合体と化すと一変。鬼を思わせる真紅と少しの金の外装と双角が折れた片角が特徴のヒロイックなデザインと化す。
固定された装備どころかひとつの武装さえも搭載していないがその装甲は厚く、強い運動能力と柔軟性を備えた汎用型。
加えてキゲンとタケルの超自我が生み出す大出力のExフォース、他の追随を許さぬキゲンの圧倒的なロボット格闘技術などが融合し強さをぐっと押し上げている。

・鏡セッカ(カガミ-)
少々控えめだが、その心には確かな芯がある女の子の一年生。人当たりがいいのか関係良好な友達が多い。
知り合ってひと月と経たないタケルとなぜか親密。曰く危なさそうでどうにも放っておけないらしい。
融合体としての戦闘が苦手。本人の戦術眼と技巧は優れているあたりこれには何か理由がありそうだが……

・メタラダム:シロツバキ-第三世代義体
イカルガ・ヤマト工房連の義体を付けた女性メタラダム。カラーリングは白と少しの青で、シロツバキはセッカの命名。元の名はまだ不明。
パートナーに見合わぬ元気な娘でかなり口が悪い。しかし常識人ではあり性格ゆえセッカができない分のツッコミを担当していると言ってもいい。
花の妖精を模した姿の融合体としては運動能力と機動性に優れ、広域バリアと自衛用小型レールガン及びフォースソードを搭載した防衛連係タイプ。

・龍驤院ミカド(リュウジョウイン-)
齢十五にしてすでに人の上に立つ者の立ち振る舞いを見せる三年生。それもそのはず、彼の出自は大手義体工房・龍宮重工の次男。
優勝を逃した長男によって融合競技部を取り潰され多数の部員を失った苦い過去があり、自分が卒業する今年ことは必ず優勝すると誓っている。
選手としては融合競技部はおろか世界でも有数の実力。また確かな戦略眼を持つだけでなく、人心をも掌握し的確な指導を与えることもできる。

・メタラダム:レーヴァティン-第四世代義体
龍宮重工最新鋭の義体を付けたメタラダム。カラーリングは黒と銀。ミカドを立てるために常に寡黙に振る舞う忠臣。
西洋の鎧を模した姿に違わず高潔で騎士然とした性格。メタラダムとしての実力もキゲンに迫るほどで、間違いなく世界最高峰の実力者。
融合体としての能力を表すならば「炎」。Exフォースを変質させた緑青の炎を身に纏い時に防御に、時に炎の尾を引く爆発的な推進へ、時に攻撃への転用に扱う。
質量槍を用いた凄まじい威力の突進、槍から放つ超火力の火炎放射、Exフォースの炎であらゆる物を切り裂くサブウェポンのフランベルジュなど武装にも全く隙が無い。

予定通りにやります。人いるかな?
まずは誰から攻略するか決めます

タケル「今の四人が候補か……仮に全員入れるとしてさ、噛み合わせとか大丈夫なのか?」

セッカ「まあミカド部長なら……」

タケル「部長だな」

シロツバキ『伝染してるって!!』

セッカ「ついなんとかなる気がするの……」

キゲン『集めるだけ集めてみてもいいだろう。では、誰からあたる』


・安価(誰からあたる?)7分に一番近いものを採用
1.トウマ
2.レイカ
3.ショウ
4.サクヤ

タケル「穂波から行こう!簡単そうだ」

シロツバキ『なーんか動機不純じゃない?』

キゲン『まあまあよかろう。部員の勧誘など初めてだろう、慣れておくというのも悪くないぞ』

タケル「そういうわけだよ。じゃ、放課後な!」

セッカ「うん!」

タケル「…………ん?」

キゲン『どうかしたのか』

タケル「……いや、情報を集めてくれたのは感謝してるんだけどさ、部員集めろって言われたのオレだろ?」

セッカ「うん?」

タケル「別にセッカは付いてこなくてもいいんじゃないか?部室にいれば部長に練習付き合ってもらえるかもだぜ」

セッカ「……ん゛ん゛!?」

タケル「どう思う?」

セッカ「え、えーっと……!」


・自由安価(セッカはついてくる?こない?)19分に一番近いものを採用

ずあああああ見てなかった!!レイカだな!!

セッカ「いやいやいや!わたしがいないと困ることがあるよ!きっとッ」

タケル「そ、そうか?」

セッカ「脚は多ければ多いほどいいでしょ!?」

タケル「確かになぁ……射撃部の人なら勧誘というかもう説得だしなァ」

セッカ「ほらほら!やっぱりわたしがいた方がいいって」

タケル「そうだな!じゃあ一緒にな」

セッカ「あ、うん……」

キゲン(何がここまで世話を焼かせるのだ)





射撃部部員「ん?君たちなんだい、入部希望者?」

タケル「オレたち佐田芽先輩に話したいことがあるんですっ」

射撃部部員「なんだか知らないけど……まあいいか。ここで座って待ってて」

セッカ「まだいないんですか?」

射撃部部員「あいつは大変だからな、色々。地鳴りがし始めたら近くにいる合図だ」

タケル「じ、地鳴りぃ……?」ゴゴ……

セッカ「き、来てる!来てるよこれ」ドドドドドドドド!!

射撃部部員「気を付けろ!!流されるぞどっかにつかまれ!!」グッ

「「「「「「レンさまあああああああああああ!!!!」」」」」」ドドドドドドドド!!

タケル「なんだありゃあ!?う、うおおおおおおお!!」

レン「君たち……もう俺は部活の時間だ。悪いけど付き合ってやれるのはここまでだよ」

レン「また明日、時間があったら付き合ってやるよ。またなっ」

射撃部部員「さあさあ行った行った!!」

ズドドドドドドドド……

射撃部部員「な、大変だろ……」

タケル「大変すぎるだろ!!なんだあれ!!」

セッカ「すごい女子の数……みんなファンなんですね。シロツバキ大丈夫?」

レン「嫌味に聞こえたらすまないが、モテるというのも考え物なんだ。正直地鳴りで鼓膜が潰れそうになる」

タケル「説得力あるなぁ……あ、キゲン!?どこ行ったーっ!!」

セッカ「な、流されちゃったのかな……?」

射撃部部員「レン、こちらの二人がなんでもお前に話があると」

レン「ふむ?いいぞ、話してくれ」

タケル「オレたち、融合競技部の部員なんです。だけどこのままじゃ部活が潰れちゃう」

レン「例の部活か……むう」

タケル「お願いがあるんです!!佐田芽先輩、オレたちの部活に入部してください!!」

フライシュツ『お、おいおい。思いきってるな……!』

レン「……無理だ」

タケル「そこを何とかっ」

レン「自尊からではないが、俺はすでに射撃部の中心だ。それを急に欠いたら皆が混乱する」

レン「……お前たちが融合競技に懸けているように、俺もこの部に青春を懸けている。だから、断る」

セッカ「射撃部の大会は六月で、融合競技の大会は九月ですっ。合わせられるかもしれません!」

レン「できん!!ここ以外に俺の場所はない!!」

タケル「それならオレだって融合競技部以外に居場所なんかない!!」

レン「なんだと……!」

タケル「オレはオレの居場所を絶対に守り通したいんだッ、先輩はどうなんですか、自分の居場所のためにどうしてる!!」

フライシュツ『お前!何のつもりでレンに突っかかる!』

レン「フライ!!」

フライシュツ『な、何だよ?』

レン「よく判った、覚悟を示せと言いたいんだろう。それならば見せてやるとも」

レン「お前の懸ける融合でな!」

タケル「おうさ!!行くぞキゲン!!」

セッカ「……キゲン、どこ?」

タケル「あ゛」

レン「…………」

タケル「……ちょっと待ってろ!!探して来る!!」





野球部「いっせえのー、せえっ!!」グググッ……!

タケル「っらあ!!」スポンッ!!

キゲン『うおおおお……!助かったぞ皆の衆!!』

タケル「校庭にぶっ飛ばされて突き刺さってたとは……!!」





レン「なぜそんなに砂まみれなんだ」

キゲン『細かいことは気にするな!ゆくぞ!』

タケル(く、くっそ~……!なんでこういつもいつもしまらねえんだ!!)


↓1+30でレイk……レンくんの強さ、↓2+30でフライシュツの強さ
100超えたらその分に-30します

91/78

なんでこう人間側ばっかり強いのか

レン「フライ!!」

タケル「キゲン!!」

「「有機融合ッ!!」」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!





レン『こちらから攻めるぞ!!』ガチャン……バシュッ!!

タケル(レールガン!!)

タケル(第四世代の『フライシュツ』、射撃特化なのはハナから解ってたけど……延長砲身をパージした!使わないつもりかよっ)

キゲン(射撃機がこうもガンガン攻め込んでくるとは、何か裏がある!気を付けろッ)

タケル『わかってるよ!』ガン!ガンッ!

タケル(射撃が正確すぎる、衝撃で動けない!強い!だ、だけどっ)

レン『……ッ!』ザッ!

タケル(か、格闘戦の距離だぞ!?いったいどういうつもりなんだ!?)


・自由安価(こんなに近づいて何するつもりなんだ!)35分に一番近いものを採用

キゲン(タケル!無理矢理にも向かってくる相手ならば逆にその力を利用するべし!)

タケル『ようし……!!』ザッ

レン『っつあ!!』ボッ!!

タケル(拳!速い!だが読めてる)ガッシィン

タケル『融合格闘・巴投げぇっ!』バッ!!

レン『うわあ……ッ!!く!』キュイイィィィンッ!!

タケル『飛んだ!うおっ』ガン!ガン!チュンッ!

タケル『やばい、的だっ!』ダダダッ





タケル『ふう、ふう……しかし、このままじゃまずい。フライシュツの索敵は遮蔽物さえも透過する……!』

キゲン(狙撃体勢が確保できんような場所に陣取れ!)

タケル『それしかないか……!』ダダッ!

タケル『Exフォースで飛んでるならそうそう高度は取れない、ここなら……』

タケル『――うっ、ぐうあ!?』ズガァンッ!!

レン『……分離していない!?なんて硬さだ』

フライシュツ(レン早く身を隠せ!あいつはからくりに気づくぞッ)

レン『バカな!まだ俺は手札を見せ切っていない、もう一発いく!』ジャキンッ

フライシュツ(尻尾の膂力は限界だ!身を隠してチャンスを待て、射線が割れたら近づかれるぞ!)

タケル(キャノン!レールキャノンだ、延長砲身を回収したんだ……だ、だけど!!)ギシギシギシ……!

タケル(オレの位置が割れているのはともかく、どうやってここを撃つ姿勢を確保したんだ!飛行中は安定しないはずだ!!)

キゲン(タケル!)


・安価(あいつはどこにいる!?)5分に一番近いものを採用
1.その場を離れて探す
2.その場に留まって射線を見切る

レン『とどめだ!!』

――ドギュウンッ……!!

タケル『……見えた!!』ダダダッ!!

レン『――は、外した……!!この「私」が……!?』ズル……ッ

フライシュツ(レン!落ちている!!)

タケル『謎が解けた!!Exフォースを切らさずにどうして高所からオレを狙撃できたのか!』

キゲン(どこかに登っていたわけではない。それではこの儂の目が見逃すはずがない!)

タケル『わからなかったのはあの尻尾のようなパーツ!あれを使って、ぶら下がりながらオレを狙撃したんだ!!』

キゲン(あれはおそらく杭のようなパーツ……壁に突き刺して無理矢理姿勢を安定させていたのだ!)

タケル『そこ!!逃がさない!!』

レン『くううぅ……舐めるな!!』


・自由安価(追い詰めたぞ!格闘戦で反撃だ!!)20分に一番近いものを採用

タケル『っく!!』ブオンッ!

タケル(右からチョップ、これは、受けられる……!)

レン『……ッ!!』バヂッ

キゲン(接射!潜り込め!)

タケル『この距離なら!!』ザッ

レン『う、おッ……!!』

タケル『……レールキャノンも撃てないよな!!』グググッ……!!

キゲン(今だ!!殴れるだけ殴れ!!)

フライシュツ(ま、まずい……!!Exフォース全開だ!!防げ!!)

タケル『っっっおおおららららららららぁあああああッ!!』ドドドドドドドッ!!

レン『ごっ、う、ぶあっ……がっ!!』ゴン!ガンガンガンガンッ、バキィッ!!

タケル『ッだらあっ!!』ボッコォン!!

レン『ぐああああ……っあ!!』ゴロゴロッ

タケル『まだぁ!!』

フライシュツ(今だレン!!狙撃した場所と同じ所へ撃ちこめ!!)

レン『……っくおお!』シュバッ!!

ガッキィイ……ン!!

レン『……よ、読まれたと言うの!?これが!!』

タケル『そうとも……!!トドメにしてやる!!』


・自由安価(トドメの一撃!):40分に一番近いものを採用

タケル『うおおおおおりゃあ!!だあっ!!』ブンブンブンッ!

レン(くあ……あ、だめ、目が霞む……!!)ドサアッ

タケル『……行くぞ!!』ゴオオッ……!

キゲン(鋼灼き砕く拳、受けてみよ!!)

レン『青い炎!?こ、これは……!?』

タケル『メタル!!ファイヤアアアアァァァァッ!!』ズッ、ドオォォンッ!!

レン『う、わああああああっ!!』ドッカアアアァァァ……ン

レン「あっ!」バチィッ!……ドサッ

フライシュツ『レ、レン……!』ギギギ……

タケル「……ふうっ!どうだ、オレの勝ちだ!」バヂィッ!

セッカ「な、何か佐田芽先輩の様子がおかしくない……?」

レン?「……負けた。どうして。これが覚悟の違いだと言うの」

タケル「……あ、あのお佐田芽先輩?どうしちゃったんですか?何かオレが悪いことでも」

射撃部部員「そうだぞレン、お前負けたら入部するとか言ってないんだから大丈夫だろ!」

タケル「ちょ、えーっ!!汚ねー!!」

射撃部部員「約束を取り付けないお前が悪い!おい、レン!立てって」

レン?「……レン。佐田芽レン!そんなものまやかしだ!!」

射撃部部員「お、おお……?」

レイカ「私の名は!!佐田芽レイカだッ!!」

タケル「……は?」

レイカ「見たくば見ろ!!これが証拠だ!私は!女なんだっ!!」ヌギヌギッ

射撃部部員「」ブーッ!

タケル「ちょ、は、はあああああああ!?こんなところで脱ぐなよ!!」

シロツバキ『え、ええええ……?』

今日はとりあえずここまで
レイカ先輩のおっぱいは別に安価とか振らないんで各自で考えてください
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

俺は彼岸島が大好きなんだ!!
このクソマンガがクソ映画化するせいで今日は更新できなさそうだからちくしょう!!

平日朝から行った方が安そうなのでやっぱり18時から始められそうだからちくしょう!!

18時からやるけど20時から出かけます
気が早いけど中ボスとラスボスの人はもう思いついてるんですがメタラダムはこっちで決めちゃいます。ごめんね

ちなみに自分がロボアニメにエロを見出したのはトランスフォーマーカーロボットのアイちゃんが最初でした

レイカ「……覚悟というのはこうだと見せつけられたような気分さ。そうだ、私は縋ってばかりで!」

タケル「とりあえず服を着ろーッ!!」

セッカ「う、うっわあ……!」チラチラ

フライシュツ『み、見せられないぞ!!』バッ





タケル「フライシュツぐらいは知ってたんじゃないのかよこれ」

フライシュツ『知らなかった』

タケル「マジかよ……」

セッカ「事情を話してくれますか?わたしたちももう当事者みたいなものだし……」

レイカ「そのつもりだとも……」

上がってないじゃん!

キゲン『男装の麗人というのは伝奇などによく見る。パターンからするとミカドと同じでどこかいい家の出だとか』

レイカ「いいや、目立つような名もない普通の家庭だったさ。最近までは」

レイカ「父が会社で昇進するたびになんとなく何かが崩れていった。そして、ある日の一瞬だった」

レイカ「私は父にこう言われたんだ。許嫁として社長の息子と共に暮らせと」

シロツバキ『今どき許嫁って、なんか時代遅れってレベルじゃないよね……』

レイカ「憎く腹立たしく、許す気にもなれなかった。父にとって私はもはや高みのための道具でしかないとわかって……」

レイカ「だからこそ……こうして女をやめたつもりでいた」

レイカ「フライが知らなかったのは無理もない、私とお前との付き合いはこのころからだった。よく付き添ってくれた」

フライシュツ『レ……レイカ。どういう意味だ』

レイカ「男をやめれば君との縁も終わりになる。すまない……」

タケル「ふざけてんじゃねえ!!」

セッカ「タケルくん!?」

タケル「パートナーは自分の半身!そんな風に諦めるくらいならハナから巻き込んでんじゃない!!」

タケル「こいつとならずっと一緒に戦っていけるって、そう思ったからフライシュツを選んだんじゃないのか!!おいッ!!」

レイカ「思い知らせたのは君だ!!私はもはやフライと共になる資格すらもありはしないんだ!!」

レイカ「戦ってわかった、私は逃げてるだけなんだ。お前のように運命に立ち向かえるような強さなんてない」

レイカ「男として生きたことも、射撃に懸けたつもりでいたこともみんな……!逃げたことを隠して!」ポロ……

タケル「じゃああんたこれからどうすんだ!!」

レイカ「流されるままになるしかないさ……!」グズッ

タケル「こっ……こいつぅ……!!くそ!!」

キゲン『…………ふうん』

セッカ「キゲン?」

キゲン『儂の思い付きにしかすぎんが、この女子のつがい……よもや』

セッカ「なんでもいいからやってみて!見てらんない!」





ミカド「――ああもしもし。俺だ」

ミカド「佐田芽レイカと俺との婚約は解消だ。そのようにしろ」ピッ

レイカ「……は?」

ミカド「佐田芽……佐田芽レン。双子か何かだと思っていたがそういうワケか」

レーヴァティン『マスターはレイカ様と顔を合わせたことはないのですか』

ミカド「ない。だからわからなかったのだろう」

キゲン『大当たり!今日は冴えとるぞ』

セッカ「う、うっそお~~……!」

タケル「す、すげー!!部長が佐田芽先輩の婚約相手だったなんて……!!」

ミカド「で、こいつを勧誘して来たのか」

レイカ「」ボーゼン

タケル「そうです!これで問題なしってヤツでしょ」

ミカド「断る」

タケル「はい?」

ミカド「闘志のない人間など虫唾が走る。俺の融合競技部にこんな人間は必要ない」

タケル「んな……!!じゃあどうするんすか!!」

ミカド「どこへなりともとっとと行かせろ。自分の運命は自分で拓くものだ」

ミカド「運命に流されるままの生に価値などない」

レイカ「!!」

ミカド「そう思わないか佐田芽レイカ。……さだめ?フン」

~三日くらい後~

タケル「……他の三人は巡り合わせが悪いのか会えないし、どうなってんだろうなぁ」

セッカ「佐田芽先輩の追っかけ、いなくなっちゃったね。噂が広まったのかな……」

タケル「あんなところで部長がトドメさしたから学校にも来なくなっちゃったじゃないすか!」

ミカド「知るか」

タケル「あ、あのねえ……一応部長の許嫁でしょ!?」

ミカド「ああだとハナからわかっていれば許嫁になどならなかった」

キゲン『なんという男だ……』

レーヴァティン『そろそろ頃合いでしょう』

ミカド「だといいがな」

キョウスケ「なんの話っすか」

……スパァンッ!!

タケル「うひゃっ!?」ビックゥ!!

ミカド「待ちくたびれたぞ。名乗れ」

レイカ「――佐田芽レン改め佐田芽レイカ」

ミカド「何をしに来た」

レイカ「一選手として融合競技部へこの身を預けたいッ」

ミカド「誰の意思でか?」

レイカ「この私、佐田芽レイカの意思として!!」

ミカド「――フン、良いだろう」

ドドドドドドドド……!!

タケル「ちょ、これ……!!」

「「「「「「レイカさまあああああああああああ!!!!」」」」」」ドドドドドドドド!!

タケル「ふ、増えてる!!狭いってえええ!!」ギュウギュウ

キョウスケ「ぶッ部長!!部室が破裂しちまう!!」

ミカド「おいふざけるな!!なんとかしろ!!」

レイカ「どうしろというのだこれを!!ぐっ、おあああああ!!」

セッカ「きゃーッ!ちょっ、誰がどこ触ってるんですかあ!!」

キゲン『世の中めでたしめでたしとはいかないものだな』

レーヴァティン『…………全く』

~次の日~

タケル「あんなボロい部室でも勝手に治るのだけは救いだよな……」

セッカ「有機金属って便利だよねぇ」

キゲン『一皮むけた間違いなくあの女子は大きな力になる。儲けものだったな』

タケル「これで五人。んじゃ、次は誰をあたろうか」


・安価(誰からあたる?)7分に一番近いものを採用
1.トウマ
2.ショウ
3.サクヤ

思えばこの簡単な選択肢で7分は少し遠いか

セッカ「実はもう下駄箱に手紙を入れてあるの!」

タケル「へえ……誰を呼び出すつもりでいるんだよ」

セッカ「坂本トウマくん。裏番だっていうから慎重に書いたよ」

キゲン『例えばどのように』

タケル「ラブレターでおびき寄せようとかそんなんじゃないよな」

セッカ「いやいやそんなひどいことはしないよ!ツバキの中にデータがあるから読み上げてみて」

シロツバキ『「貴殿との決闘を申し込む 二十八日十五時旧校舎にて待つ」』

タケル「果たし状じゃねえかあああああああああああああああ!!!!」

セッカ「あ、あれー?」

~旧校舎~

タケル「こ、ここってさあ……あれだろ。旧校舎の七不思議とかあるアレ」

セッカ「え、そんなの知らなかった」

タケル「セツはオレを殺す気か!!こんな場所で学校の裏番と決闘させるって、オレ心臓はちきれて死ぬわ!!」

キゲン『態度によらずずいぶんちっさな心臓よのお』

タケル「うっせえ!!くっそお最悪だ……!」

セッカ「大丈夫大丈夫。お化けなんて今どきいないよ」

タケル「ここにオレを送り込ませといて言う台詞じゃないよなあ!?」

セッカ「た、たまたまなの……ごめんね。裏番の人ならこういう人いなさそうなところに来るよねって思ったから」

シロツバキ『男ならビビッてないでズバッといっちゃったらどうなのよ』

コツ……コツ……

タケル「ひい!!お化け!?」

セッカ「お化けに脚はないよ!来たんだ……」

トウマ「……果たしあいの場に女連れとはな。この場に呼んだということは、事情も承知だろうに」ザッ……!

タケル(あ、ありゃ?なんか想像より細身……)

トウマ「僕を甘く見ているのか。ならばそのツケは身体に刻み込め……バンカー!」

バンカー『承・知!!』ドンッ!!

キゲン『うお……デカいのォ』

タケル(ゴーレム?いやだいぶ違う!)ハッ

セッカ「ま……待って!間違いなの、あれを書いたのはわたし!」

トウマ「な、なんだと……?僕は女とやりあう気はない!ふざけるなッ」

セッカ「実は、わたしたち融合競技部なの。部員を集めないとそのうちに取り潰されちゃう、だからトウマくんにお願いをしに」

トウマ「僕を騙して言うことがそれか!?誰が貴様らの部活になど入ってやるか!興醒めだッ、帰るぞバンカー」

キイイィィィィィィ……ンッ

タケル「な、なんだこの音……!!」

トウマ「く、こんなタイミングでか!!」

第3話終で第4話開始といった感じなのに今日は時間なくなってきたのでここまでですごめんなさい
安価に参加してくれた人達ありがとうございました
明日もやります

>>462、463
味方の機体は
・拡張性激高の万能機(主人公)
・軽量機動型のアシスト機(幼地味ポジ)
・中距離型の万能機(部長)
・砲撃戦特化(チュートリアルのモブ部員)
・高機動パワー型近接機(番長)
・狙撃機(男装)
・ステルス電子戦サポート機(チャラ男)
・裏モード搭載の支援サポート機(眼鏡っ娘)
綺麗にポジションが別れていて見せ場作りに困らなさげだな

大谷すげえ……

《タチサレ……》

タケル「ひい!!あ、頭に声が!!」

セッカ「きゅ、旧校舎の七不思議ってほんとにあったの……?じゃあ、ラップ音ってこと?」

タケル「決闘どころじゃねえーよこんなのお!!」

キゲン『タケルがこれでは融合もできん!!逃げるしかないぞ!!』

《タチサレ……タチサレェ……》ブワアァァァ……

セッカ「でもトウマくんは……」

トウマ「バンカアアアァァァ!!有機ッ!融・合!!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

シロツバキ『戦うつもりでいるっての!?』

キゲン『実体のないものとどうやって戦うというのだ!』

トウマ『うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッ!!』ゴオッ!!

タケル「吠えてる!?」ハッ

シロツバキ『融合のことになると正気になるよね!!』ビリビリ……!

タケル(いや違う!この衝撃、咆哮を着火剤にしてExフォースをところ構わず噴射してる)

タケル(何に対して?敵?幽霊?……ゆ、幽霊!!)

タケル「に、逃げよう!!早くぅ!!」ダダダダーッ!!

シロツバキ『また戻った!!んもう!!』

キゲン「一度戻って体勢を立て直すしかあるまい!逃げるべきだ」

セッカ「大変なことになっちゃった……!」





トウマ『ハア、ハア、ハア、っぐぅ……!』バヂィッ!

トウマ「っげほ!うぐ、っく……あいつら、逃げたかッ」ドサッ

バンカー『あ、主!もう喉が』

トウマ「僕は無事だ……やらなくちゃならねえだろ」ハァハァ

~融合競技部部室~

タケル「えらい目に遭った……」グッタリ

キョウスケ「コイツがバテてんの初めて見たぞ。どうした」

セッカ「それがですね……先輩、旧校舎の七不思議って知ってますか?」

キョウスケ「……はあ?あんなのまだ残ってんのか?アホくせえ」

レイカ「雷門先輩?私が入学した頃にはすでに聞いたことがある話なのですが」

キョウスケ「俺らはそうじゃない。旧校舎の七不思議とかいうのは、俺らの一年次修了くらいまで影も形もなかったぜ」

セッカ「ええ?」

キョウスケ「三年に訊いてみりゃあ、みんな口を揃えて下らねえでっち挙げだって言うぞ、きっと」

シロツバキ『突然現れた旧校舎の七不思議……』

セッカ「……何か裏があるんじゃないかな。トウマくん、知ってそうな感じだったよね」

タケル「お、オレ、パス……」

キゲン『なーにを情けないこと言っとるか!男なら死霊の一つや二つ気合いで吹き飛ばさんかッ』

~図書室~

タケル「な、なあ。トウマに直接訊いてくるのがいいんじゃないのか?」

セッカ「隠してるのに答えてくれるわけないと思う……それに、わたしが間違っちゃったせいでわたしたちのこと信用できないだろうし」

キゲン『ではここで何をするつもりだ』

セッカ「この学校の歴史を当たってみる。学校新聞とか広報はここにみんな揃ってて当然でしょ」

シロツバキ『あったよ三年前の資料が!』ドサッ

キゲン『よしでかした!』

セッカ「うん。それで、三年前の三月に何があったのか……が、きっと……鍵、なの」ペラペラ

タケル「卒業とか修了とか、めでたい感じのニュースばっかだけど……ん」

タケル「これ……応援団長が謎の重症?そのまま部活も廃部って、こえーな」

キゲン『他人事を見ている感じがしないぞ……』

セッカ「それかっ!」

タケル「はい?」





トウマ「…………また手紙か」ガチャ

トウマ「こ、この女性感溢れる封筒と内容は……ラブレターだと!?」

バンカー『やったな主!!神さまは日ごろの行いを見てくださっているものだ!!』

トウマ「ええと、場所は……」



~体育館裏~

タケル「よう」

バンカー『きっさまあああああああああああああああああ!!!!』ビキビキビキ

トウマ「」

タケル「わ、わりいな……こうでもしなきゃ無理かなって思って」

セッカ「わたしの話を聞いてほしいの!」

トウマ「僕帰る!!貴様の話なんぞ聞いてやるかよ!!」ブワッ

ご飯食べて買い物してきます
19時半か20時から再開で

セッカ「あなたのお兄さんのこと……!」

トウマ「!!」

バンカー『どこでそれを!』

セッカ「トウマくんのお兄さん、応援団長だったんでしょ。二年前の三月に重傷を負ったって」

セッカ「それからすぐ旧校舎の七不思議が生まれた。これって偶然なの?それとも、あなたが何か知ってるの?」

キゲン『お前の叫びのハリ……普通のものではなかったな。あれは訓練されているものだ』

バンカー『こじつけである!付き合う必要などないッ』

トウマ「いいや」

バンカー『主!』

トウマ「そこまで辿りついたんなら、知る必要もあるのさ。教えてやる、僕が今まで何をしていたか」

トウマ「旧校舎の七不思議、お前は全て言えるか?」

セッカ「え?し、知らない。そんなのあるって知ったの昨日だし」

タケル「《頭蓋に響く怪音》、《神出鬼没の人魂》、《真夜中の狂い吠え》、《誘い招く人影》」

キゲン『お、言えるのか』

タケル「怖いもんって頭に焼き付くんだよ……!後は、《かまいたちの夜》、《満月の狼男》、《命を止める凍気》っ」

シロツバキ『なんか結構ガバガバじゃない……?狂い吠えと狼男とか明らかに同一犯じゃん』

トウマ「そいつらは、全てこの学校の『番長』を狙ったものだとしたら」

タケル「え……?んなバカな。人間にできることじゃない」

セッカ「それに、今まであんまりこの学校の番長なんて聞いたことないよ。トウマくんが裏番だってのは聞くけど、そういえば急なことだったし」

トウマ「元々この学校に番長なんていない。あったのは応援団だけだ」

タケル「……まさか、蛮カラ」

トウマ「……たまたま、だったんだろうな。僕の兄貴が狙われたのは」

トウマ「だけどな、僕の兄貴はそれでも戦った。学校を守るためにいないはずの『番長』として」

トウマ「だから僕は入学前から戦ってんだ。兄貴の学校を守るために僕も吠え続ける」

トウマ「決して校舎に近づけさせやしない。僕の声が聞こえたらチビってそっから出て行けってな!」ゲホッ

タケル「でもお前、声……」

トウマ「……そろそろ限界なんだよ」

セッカ「これではっきりしたね」

タケル「な、何が?」

セッカ「敵は幽霊なんかじゃない、融合体だよ。頭と身体を使えば勝てる」

キゲン『なるほど面白い。不思議退治とシャレ込むか』

セッカ「トウマくん、わたしたちの部室に来て欲しいな」

トウマ「……入部するつもりはないと言ったよな」

セッカ「それを言うなら、わたしだって今なんて言った?」

セッカ「倒すよ、幽霊。まずは頭を使うとこから始めるんだから」

タケル(か、かっけえー……)

いざ決戦といったところなのに今日はここまでです
安価スレなのに安価投げないせいで安価に参加してくれた人達がそもそもいませんがありがとうございました
明日も18時からやります



んー?ちょっと話がよくわからんくなってきた
幽霊の元になったヤツがいて、そいつがトウマの兄貴を襲ったってこと?

>>583
わかりづらくてすいません
旧校舎の七不思議を起こしてる奴ら(=トウマの兄貴を襲った奴ら)がそれぞれいるってことです
《頭蓋に響く怪音》と《誘い招く人影》、《神出鬼没の人魂》と《かまいたちの夜》、《満月の狼男》と《命を止める凍気》を起こしてる三人がそれぞれいるんです
まあ《真夜中の狂い吠え》はトウマなんですが

一話限りのモブ敵とはいえ>>585の三人も融合体なんで一応メタラダム側の名前だけは18時に始めたとき取ろうかな。よかったらなんか考えてきてください

・自由安価(精神系の敵のメタラダムの名前)14分に一番近いものを採用

・自由安価(速度系の敵のメタラダムの名前)16分に一番近いものを採用

・自由安価(パワー系の敵のメタラダムの名前)18分に一番近いものを採用

~夜の旧校舎~

キイイィィィィィィ……ンッ

トウマ「……来たな」ハァハァ

バンカー『主!』

トウマ「やるさ!……有機!融ッ合おおおおおおッ!!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

トウマ『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!』ゴオオッ!!

バンカー(主!やりすぎるな、もう持たん!!)

トウマ『うおおおおっ……げほっ、ぐうう!!うおああああっ!!』

《もう限界ってとこだろ、坂本トウマクン!》

トウマ『!!』

トウマ(僕に喋りかけてきたのかッ)

インテンション『よう!こうして顔を突き合わせて話すのは初めてだなァ』ブワァッ……!

トウマ『…………!』ギリッ

インテンション『俺はリーダーのインテンション!以後ヨロシク』

マッハール『俺はリーダーのマッハール』

フェンリル『そして俺がリーダーのフェンリル!!』

トウマ『…………いや、誰がリーダーなんだ』ゲホッ

インテンション(…………ん?)

インテンション『……まあいいや。お前の叫びをここに来るたびいつも聞いてたよ、正体もわかってねえのによくやるわってなァ』

インテンション『バカでけェ声がキンキンして耳障りだったが、お前の頑張りに免じて直接ここを攻めんのは後にしておいた』

インテンション『だがさぁ、それもお前の馬鹿兄貴みてえに叫べなくなっちまったら今日でおしまいにするのが自然よなァ?』

トウマ『きっ、さまァァァ……!!』

インテンション『アハハハハハ!!悔しみにまみれた声だな!!かすれててもわかるぞ!!』ギイイィィィン!!

トウマ『うっ、ぐああああああ!!』

トウマ(頭が、割れる!!これがインテンションの精神圧潰攻撃!!)

インテンション『お前の気高い声が好きだったのになァ……あひゃっ、アハハハハハ!!潰れちまいな!!』

トウマ(――情報通りならば!!)ギリッ

――ドシュッ……

インテンション『…………は?』ヂヂッ……

セッカ『……浅いッ』ズバァッ!!

フェンリル『い、インテンション!!なんだてめェ!!』

セッカ『ごめん!頭は外しちゃった』シュタッ

トウマ『しかし、あれでロクには動けないはずだ!』

~遡ること数時間前~

セッカ「タケルくんが教えてくれた『旧校舎の七不思議』。これがみんな敵の仕業だったとしたら」

セッカ「当然。その内容から敵の行動や攻撃……正体がつかめるはず、だと思う」

トウマ「例えばどうやって!?」

タケル「そ、そうか!!《頭蓋に響く怪音》は自我攻撃系のメタラダムの仕業だってのか」

セッカ「でも、敵が不思議の数の分だけ……七人いるっていうのは考えづらいと思う。それなら今までトウマくんを倒さなかった理由がない」

セッカ「数の違いでさくっと倒してしまえばいいだけのことだったもの。トウマくんのお兄さんは喧嘩とかしたことある?」

トウマ「……そういえばいつだったか三人相手にしてた覚えがあった」

セッカ「それだね。恐らく七不思議の敵もお兄さんに同じくらいの数でかかっていって苦戦させられたのかも」

セッカ「となると七不思議から得られる情報は、ある程度まとめられるのが自然だと思う。二つ三つぶんが一人の能力なのかも」

タケル「《頭蓋に響く怪音》と《誘い招く人影》は覚えがある!きっとインテンションの圧潰攻撃と攪乱だっ」

トウマ「では、《かまいたちの夜》ってのはなんだ?」

タケル「見えないくらいの速度系、あるいは隠蔽能力か……いずれにせよそいつらで切れ味鋭いソードを持ってるのは限られてくるぞ」

タケル「もし《人魂》と合わせるなら、マッハール以外ありえない!Exフォースを使った陽炎の分身が不完全なんだ」

タケル「となると、七不思議はExフォースを使うことにあまり慣れてない!」

セッカ(いきいきしてきたね、タケルくん!)

タケル「あと一人だとすれば、《満月の狼男》と《命を止める凍気》、《真夜中の狂い吠え》。フェンリル以外ありえない!」

トウマ「い、いやちょっと待て」

タケル「な、何よ?」

トウマ「《真夜中の狂い吠え》っての、僕が聞いたことある限り向こうから吠えてきたことなんかないぜ」

タケル「ええ?んじゃ、他に何かいるとすれば……」

トウマ「……僕だろ」

タケル「あっ」

キゲン『そりゃあ、あれだけやかましく叫んでいたらお前も七不思議の仲間入りだろうよな』

タケル「……ぷっ、はははは!!不思議と戦ってたら不思議の仲間入りかよっ」

トウマ「笑うな!!必死こいてたんだぞ!!」

セッカ「いずれにせよ、敵の能力はみんな割れたんだからこれで有利に戦える!作戦を立てようよ」

トウマ「……応っ!」

レイカ「……今の話聞いていたんだが」

タケル「佐田芽先輩?」

レイカ「私の力が入り用だろう。可愛い後輩の為に手を貸そうじゃないか」





セッカ『インテンションの読心は強力だし……できれば初撃で分離させたかったけど』ザッ

トウマ『十分だ!!この僕が貴様らを叩き潰してやる!!』ガンガン!!

インテンション『き、きっさまらァ!!作戦だったんだな!!』

タケル「そうだともよっ!!」バァンッ!!

セッカ『タケルくん!?』

トウマ『お前幽霊は大丈夫なのか!!』

タケル「こいつらが幽霊に見えんのか!!それに、トウマはもうオレらの友達だろっ」

タケル「たとえ幽霊だろうと友達を傷つける奴は許さねえ!!行くぞキゲンッ!!」

キゲン『おうとも!!』

タケル「有機融合!!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル『……ぶっ飛ばしてやるぞ!!』バッ!!

インテンション『クソがっ!!お前ら時間を稼げ!!』ザッ

タケル(やっぱり後ろに隠れた!それなら真っ先に来るのは)

フェンリル『ぐおおおおおおおおお!!』ドドドドドッ!!

タケル『おらァ!!』ズドオッ!!

フェンリル『ぐは……!!なんだこいつのパワーは!!』ゴロゴロ

タケル『第二世代だと思ってなめんじゃねえぞ!!』

キゲン(しかしいくらパワーがあるとはいえ真っ直ぐ突っ込んでくるとは三流未満もいいところだな)

キゲン(となると、おめでたい頭が考えそうなことはひとつ。搦め手に切り替えてくるぞ!)

フェンリル『凍てつけィ!!』コアアアアァァッ!!

タケル『来たか……!トウマ、カバー!!』

トウマ『憤ッ!!』ズドォンッ!!

フェンリル『盾になるつもりか!!』

あっごめんなさいこっから今日安価ないです
展開考えてたら自然と安価挟める場所なくなりました

トウマ『つかまれタケル!!』

タケル『おう!!』ガシィッ

トウマ『粉・砕!!でぃやああああああああああああああああ!!』ゴオオオオオォォッ!!

フェンリル『はっ、速――ぶがっ』ゴッシャア……!!

トウマ『とどめに行け!!』ブンッ!!

タケル『うぐおおおおおお!!』ビリビリビリ

キゲン(しかしハチャメチャな戦法よな……我らをブン投げて追撃に行かせるとは)

フェンリル『ぐっ、ごあ……!!あいつめ!!』ゴロゴロゴロ……

フェンリル『づあっ!?』ドガァッ!!

キゲン(ちょうどマウントだな。殴れるだけ殴っちまえィ)

タケル『……覚悟はできたな!?』スゥ……

フェンリル(な、なにいいいいいい!?)

ズドガガガガガガガガガガッ!!

フェンリル『……う、うぐ……!』

タケル『うおおお、くっそ、重てえ!!』グググッ……タンッ!

タケル『……融合格闘!きりもみシュートォッ!!』キュィイイイイン……ブオンッ!!

ドチャアッ!!ドッカアアアァァァ……ン

「ぐあっ!!」バチィッ!!ドサッ

フェンリル『』ブスブス……

タケル『っし!こっちは終わりだな』パンパン

キゲン(しかしなんと味気ない。今までの奴らの気骨が強かなぶんだけあって物足りんな)

マッハール『その義体で俺の速さについてこれるか!!』ヒュンヒュン

セッカ『広域バリア展開!!』パキィン!!

マッハール『そんなバリアなど……なに!これは、閉じ込められた』

マッハール『なるほど考えたな、これで俺の機動力を制限した形になる。だが』ボオッ……!

マッハール『これは見切れまい!陽炎分身!』ボッボッボッボッ!!

セッカ『見切る必要ないよ。もう終わったからね』

マッハール『なに?』

セッカ『忘れたの?今二対一だよ?あそこ見てごらん』

トウマ『っおおおおおおおおお』コアアアアァァッ……!!

セッカ『Exプロードカノン最大出力がとっくに構えてる。それで、あなたとわたしが今ここに閉じ込められてるわけだけど』

マッハール『…………ま、まさか!!てめえ正気か!!』

セッカ『――あれが発射されるギリギリまで、このバリアずっと解かないでいるとどうなると思う?』

セッカ『ツバキごめんね。あとで治してあげるから』

シロツバキ(せ、セッちゃん……)

セッカ『……スッ』

トウマ(合図!)

トウマ『Exプロード!!カノンッ!!』ズドォンッ!!

マッハール『だ、出せーっ!!』パキィンッ!!

マッハール『あっ』カッ!!

ズッ、ドオオオォォォォォォォォン……!!

「」バヂィッ!!

マッハール『な、なんだそれ……』ガチャン……

セッカ「うあ!……うん、うまくいったね!」バヂィッ!

トウマ『しかし、インテンションは何処へ?』

セッカ「関係ないよ。もう後詰めは頼んであるし」

タケル『くっそーあの野郎見つからねえ!!』ドカァン!!

トウマ「あまり旧校舎を壊して回るな」バヂィッ!!

バンカー『しかしそうなると……やはり、逃げたのだろうか』

セッカ「逃げるなんて無理だよ。あの人がいるからね!」





インテンション『く、くそったれがァ……!!この俺が逃げるしかなくなるとは!!』

インテンション『あんなガキどもに負けるなんてありえねえ!!絶対に痛い目に遭わせて』

――ズガァンッ!!

インテンション『……く、か!?』バヂィッ!!

レイカ『……三対三ならまだ勝ち目もあったろうものを。悪いが、決して逃がすなと言われてるのでな』シュウゥゥ……

フライシュツ(ナイスショットだな、レイカ!振り切ってるな)

レイカ『フッ、当たり前だ。この距離なら読心の射程からも外れる……しかし本気で一人逃げるとは見上げた根性だ』カチャッ

タケル『おおい佐田芽先輩!!やりました!?』

レイカ『ああ!後は任すぞ、タケル』

タケル「こいつら……やっぱ他校生か」ズルズル

シロツバキ『他校生って、そしたら何のためにこんな学校襲ってたの?よくわかんないんだけど』

タケル「まあ不良としての箔だとか……か?知らね。こいつらに聞けよ」ドサッ

キゲン『いつまで伸びている!起きんか!』

「「「はっ!!」」」

トウマ「……出て行きな」

トウマ「僕らの前に二度とそのツラ見せるな!!失せろッ!!」ゴオッ!

「「「ひいいいいい!!」」」

セッカ「いいの?」

トウマ「……兄貴はもともと番長でもなんでもないからな」

トウマ「今日で終わりだ。七不思議も裏番も」

トウマ「そして、これからはな……」





タケル「部長!新入部員!」バンッ!

ミカド「俺は新入部員ではない」

タケル「先生かアンタは!こちら一年の坂本トウマっす!」

トウマ「……坂本トウマ。一年です」

トウマ「――同時にいいいいいッ!!これからはあああああッ!!融合競技部!!応援団長ですッ!!」

セッカ「ひゃあ!!」

キョウスケ「うッお……!」キイィィィィン……!

ミカド「煩いぞ」

トウマ「……うす」

タケル「あ、あのなあ……ここ狭いんだからんな大声出すなよ」

トウマ「自己PRだと思っていただければ幸いっす」

ミカド「限度というものを知れ。入部はかまわん」

トウマ「……っす」

~次の日~

タケル「しかし、なんで急に融合部に入ってくれる気になったんだよ?」

トウマ「応援を志す者として恩義に篤くあるということは当然だぜ」

タケル「あ、そうなの……まあ助かった!これで六人だ」

セッカ「なんだかとんでもない事件になったけど次行っちゃおうか。どうする?タケルくん」


・安価(誰をあたる?)48分に一番近いものを採用
1.ショウ
2.サクヤ


安価ないと言ったな、あれは嘘だ

第五話突入といったところで今日はここまでです
ショウはかなり決まってないこと多いので安価多めになりそう
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

18時からやります
人いるかな?

とりあえずおおまかな強さが知りたいという人いるみたいなので
↓1+10でトウマの強さ、↓2+10でバンカーの強さ
100超えたらその分に-10します

40/45

スレの半分になってやっと普通なコンビを見たような気がする

~龍宮重工 大規模電算室~

オペレータa「ん……!?」

オペレータb「どうした?……なんだこれは!バックドア試行?追い出せ!」

オペレータa「突破速度が速い!自分がシスアドと融合します!!」

シスアド『了解、有機融合スタンバイ!』バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!





シスアド『相手が何者だろうと龍宮重工とはサーバーの規模が違う。この場所からから逃げきれる訳が……!』キュィイイイイン……

?『!オイオイ、アッチも速いな……!』シャッ!

シスアド『逃がすか!IP補足……!?』

――――バチンッ!!

オペレータa「うぐあ!」ドサッ!

オペレータb「何があった!!」

オペレータa「わ、わからん……気付いた時には分離されていたっ。トラップか?あの短時間で。なんて凄腕のハッカーだ」

シスアド『』ブスブス……

オペレータa「Whoisには《WhoS》と出ていた……聞いたことはあるか」

オペレータb「《WhoS》だと!?都市伝説上のハッカーのはずだ!」

ミカド「――伝説、とはな。それほどの者なのか?」

オペレータa「み、ミカド様!!なぜここに」

ミカド「いずれにせよだ。そう呼ばれる程の相手なら龍宮重工……いいや、俺の相手には相応しいだろう」

オペレータa「ミカド様が電子戦を?無理です!あなた様のレーヴァティンでは」

ミカド「誰がそんな猪口才なことをやると言った」

オペレータb(ちょ、猪口才って……一応我々の仕事なんですケド)

ミカド「俺は俺のやり方でやる。龍宮重工に楯突いたのならば俺も全力で当たるとするとも」

ミカド(誰であろうと俺の邪魔はさせん……)





ミカド「という訳だ」

タケル「……何がという訳なんすか」

ミカド「なんとしてもWhoSとやらの物理位置を特定し抹殺する。この融合競技部でな」

レイカ「……龍宮重工でやればいいだろう」

ミカド「全国大会ともなれば電子戦を駆使する相手も当然現れる。予行演習だと思っておけ」

キョウスケ「あの……だいたい俺ら、そういう分野には全く明るいヤツいませんよ?」

トウマ「素人の集団が伝説のハッカーに対抗しようというのは少し……いやかなり無理があると思いますケド」

シロツバキ『一人でやればいいじゃん』

セッカ「ちょ、ちょっとツバキ!」

ミカド「………………」

レーヴァティン『…………マスター?』

ミカド「冗談だ」

タケル「冗談じゃなかったでしょ明らかに!!」

セッカ「……w、h、o、s?」

シロツバキ『セッカ』

セッカ「s、h、o、w。ショー。……まさか、羽撃樹、ショウさん?」

トウマ「まさか何か知ってるのか!?」

レイカ「羽撃樹ショウ……?聞いたことがある。二年だそうだが学校で一度も見た覚えがないぞ」

ミカド「冗談だというのは撤回する」

タケル「掌返しはえーなアンタ!!」

セッカ「前にシロツバキを乗っ取られかけたことがあるんです!」

ミカド「非融合時とはいえメタラダムを遠隔から乗っ取りかけるほどのハッキング技術か」

ミカド「そいつが《WhoS》の正体なのかあるいは通じる者か、問い詰めてみるまではわからんが……」

ミカド「『お話』をする必要がある。総出で行くぞ」

キョウスケ「俺は部長についていきます!!」

タケル(ま、またなんか事件になっちまいそうな感じだぞ……!!しかも今度は部長までいるし!!)

ミカド「まずは住所から行くか。とはいえ、ハッカーとあらば巧妙に隠されているはずだ」

レイカ「物理的な住所がハナから割れているハッカーなどお話にならんという訳か」

タケル「……二年を総当たりしてみたらどうすか。十二人いる訳だし」

キゲン『まあ、人海戦術で行くのが定石だろうよな』

ミカド「脚で探せという訳か。いいだろう、では行って来い」

レーヴァティン『任せた』

タケル「アンタらも行くんだよ!!」

ミカド「何故だ」

タケル「何故じゃねーだろ部長が探したいっつってんのに!!」

トウマ「なあ、いつもこうなのかよ……」ヒソヒソ

セッカ「うん……タケルくんいつも大変だから気づいたら代わってあげて」ヒソヒソ

バンカー『トウマにアレを捌くのは無理だ……』


↓1+2+3=120以上でショウの家が判明

敵というか、ライバル系キャラにツッコミを置いてあげてほしいな……

フライシュツ『どうだったツバキ。家はわかったか』

シロツバキ『ダメそう。全然学校来てないんだって!』

バンカー『するとどうやって二年まで進級したのだろうか』

クモキリ『……データの改竄?或いは取引』

キゲン『なんにせよ碌な奴ではなさそうだぞ。ここまで影も形もつかめない人間は初めてだ』

レーヴァティン『同感だな』

フライシュツ『お前ちっとは動けよな!』

レーヴァティン『何故だ』

フライシュツ『何故もクソもねーだろお前のパートナーが探したいっつってることなのに!!』

レーヴァティン『私とて他人に任せられることなら極力手を抜きたい』

キゲン『なんという傲慢さだ……』

シロツバキ『私たちがパートナーに似てくるってのは本当なのかもねぇ』





ミカド「やはりそちらも駄目か」

レーヴァティン『申し訳ありません』

レイカ(大して動いてもいなかったくせにその口がよく言うな)

トウマ「住民票でもあれば簡単なんじゃねえか?」

ミカド「関係もないのにどうやって羽撃樹ショウの住民票が受け取れる」

トウマ「それもそうっすね……」

セッカ「……そうだ!絶対に知っていなきゃおかしい人がいるじゃないですか」

タケル「そ、そいつは一体?」

セッカ「校長先生だよ!もしかしたら入学通知書とかに書いてあるんじゃ!?」

キョウスケ「そんなん見せてもらえるってのかよ!?」

ミカド「……見せてもらえるようにするまでだろう」ザッ

タケル(あ、なんかやらかしそうだぞ……!!)

ちょっと出かけてきます

今日ちょっとこれ以上は無理そうですごめんなさい
明日は18時からできます

>>650
ライバル系キャラ(♀)はサクヤまで終わったら一応登場を予定してるんですけど仲間になるのはかなり後だと思います
しばらくはツッコミ役が増えるのを祈りつつタケルを見守りましょう

というかもう二年目三年目のプロットができつつある。鬼に笑われそうだ

遅れちゃった
19時からやろうと思うけど人はいるかな?

いけね、下げっぱ

トウマ「……本当に校長室に入ってったけど大丈夫なんだろうな」

タケル「大丈夫だろ……賄賂とか脅しとかはやんないと思う。たぶん」

フライシュツ『たぶんじゃあ多分に困るんだが』

キゲン『そういう台詞は儂の領分ではないのか』

シロツバキ『オヤジっぽいって自覚あるんだ』

バンカー『……我々メタラダムが生まれてからそう年月も経たぬはずなのだが、どうしてそう老いを感じさせるのだ?』

レイカ「いやまあ確かに気になる。フライシュツ、聞き耳を立ててみろ」

フライシュツ『えー……嫌だぞ……』

レイカ「索敵能力に優れてるんだからなんやかんやでよく聞きとれるはずだ」

トウマ(なんやかんやってなんすか……)

フライシュツ『……レイカの頼みとあっては仕方がないが』スッ





ミカド「お願いします!どうしても彼が心配なのです」

校長「しかしな~~龍驤院君……入学通知書は我々学校がしっかり管理しなくてはいけない個人情報のひとつで……」

ミカド「不登校を繰り返す友人が心配なのです。どうかっ」

校長「……友情もまた教育、かあ」

ミカド「校長!」

校長「いいでしょう。だがこの場で見せるだけです。決して書き留めたりはしないように」





ミカド「羽撃樹ショウの住所がわかった」

レイカ「……何をやったんだ?フライシュツは何も答えなかったが」

ミカド「盗み聞きか?そのしたたかさは買ってやるが悪趣味だな。特に何もしていない」

タケル「おいフライシュツ……大丈夫かよ」

フライシュツ(あ、悪魔だ……!!こいつは悪魔に違いない!)





セッカ「こ、このアパートかあ……一見普通の所に潜んでるものですね」

レイカ「まず見かけから誤魔化すものだろう」

タケル「ビビっててもしょうがないんだ、とっとと終わらせてやらないと!」

ミカド「行ってこい真寺角」

タケル「うおおーーい!!誰かいますかー!!」ピンポーン!

ミカド「罠はないようだな」

レイカ「罠かもしれないとわかってるんなら後輩でそれを試すんじゃない!!」



・自由安価(どんな人が出てきた?※ショウ以外)35分に一番近いものを採用

「…………」ガチャッ

タケル「あ、アンタが羽撃樹ショウさんか!?女の子だったのか!!」

キゲン『んなワケあるかアホ!!』

トウマ(お前も大概ツッコミがいる人間だと思うよ僕は)

タケル「えーっと、じゃあ……ここの家の子?」

「ど、どちらさまですか?」

タケル「あ、オレらは羽撃樹ショウって人を探してるんだけど……」


・自由安価(小さな女の子の正体)45分に一番近いものを採用

いちおう名前つけとこ
この姉貴は羽撃樹なにさん?51分の採用で

テンコ「え、うちのショウくんを?それはまたどうして」

タケル「しょ、ショウくん!?」

キゲン『……つかぬことをお聞きするが、貴方は羽撃樹ショウとどういう関係で?』

テンコ「姉ですが……」

タケル(う、うっそおおおおお!?こんなちっさいのに!?)

テンコ「上がってお話しますか?」

タケル「い、いやいや!オレたち大勢なんでおかまいなく!!」

タケル(よく見りゃ胸とかある……!!これが一人っ子にはわかんねえ境地だってのか!!)

ミカド「もういいぞタケル」スッ

ミカド「ショウの友人の龍驤院ミカドです。彼は今どこへ?行方がわからないんです」(すごい爽やかなスマイル)

レイカ(……こ、これか!!フライシュツが怯えていたのは!!)ゾッ

セッカ(確かに悪の権化のような感じ!部長って怖い……!)

テンコ「それが……最近というか、ここ二年間家に帰ってくることも少なくて」

ミカド「あなた以外の家族はショウを探さないんですか?」

テンコ「私とショウの二人だけです。それほどお金もありませんから、仕事を開ける訳にもいかなくて……半ばショウは放っておいてるようなもので」

ミカド「…………!!」

テンコ「ど、どうしました?」

ミカド「いや、なんでもありません。彼の行方は私たちに任せておいてください」

テンコ「まあ、助かります……!」

キゲン『……部長よ、何に気づいた』

ミカド「何か裏がある」

タケル「はい?」

ミカド「あの姉、鈍感なのか……盗聴器やら隠しカメラが仕掛けられていることに気づいてないようだ」

タケル「……なんだって!?」

セッカ「テンコさんが監視されてるってこと!?いったい誰に」

キョウスケ「……誰ってそりゃあ、この場合電子機器に強い奴なわけだろ」

キョウスケ「それなら今手持ちの情報だけなら、弟……ショウしかいねえんじゃ」

トウマ「姉貴を四六時中監視しているって言うのか!?なんて根性の曲がった奴だ」

キゲン『いやいや……伝説のハッカーとはそんなしょっぱいことをするためにいるものだとでも?』

レーヴァティン『だいたいそれならばずっと家にいればいい話だ』

トウマ「そ、それもそうだった」

レーヴァティン『……羽撃樹ショウではない何者かがその姉テンコを監視している。誰が、何のために』

ミカド「……少し待て」(携帯が鳴る音)

ミカド「もしもし、俺だ……よしわかった。今夜勝負を決める」

ミカド「《WhoS》の攻撃の出所がこちらで掴めた」

タケル「……えっ!?じゃあ俺らなんのためにここまでやってたんすか!?」

ミカド「無駄だと思うか?俺はそうでもなくなったように感じる」





ショウ「――クソがッ!!だから無理だっつったんだ、龍宮重工相手なんぞよォ!」バンッ!!

ショウ「いくら俺サマが技術で勝ってようがコンピュータの質と量が違いすぎる!!今までの相手とはまるで違うんだぞ、無理難題言いやがって!!」

ミストヴェール『ショウ、敵が来るよ!?どうしよう!?』

ショウ「……イヤイヤ!落ち着けミストヴェール、まだ負けたワケじゃねェ」

ショウ「俺サマの物理位置を特定した。んならこの廃ビルに当然乗り込んでくる」

ショウ「……そうと決まると、俺サマとお前がいりゃあここはからくり屋敷か要塞同然だ。違うかぃ?」

ミストヴェール『……そ、そうかな?そうだよね!!やらないとっ』

ショウ「まだ負けたワケじゃあねェさ……でなきゃあ……」

ショウ「……でなきゃアな……!!とにかく、やるぞ!!」

今日はここまでです
安価に参加してくれた人達ありがとうございました
明日こそ18時からやります

ビームとかはそれ一発で済んじゃうからどうなんだとは思うんだけど
それにしたってレールガンばっかだとは思ってたし次は安価で遠隔系武器のアイデアでも募ってみようかな?

基本的になんでもできます
推進・衝撃波・切断・防御に肉体強化、形を整えて飛ばしたり粘性やらを持たせたりだとか
第四世代義体の機械を通してコントロールする高度なものだと熱やら電気への変換だとかまあ本当になんでもありに近いと思います

今日20時ごろ終わる時に遠隔武器のアイデア募集してみます。8つぐらい出ればいいかな

~夜の廃ビル~

タケル「……ここに羽撃樹ショウがいるってことなのか」

キゲン『相当にやましいことがなければここに潜伏などするまい』

タケル「というかこんなデカいビルがいったいどうして使われなくなったんだ?」

キョウスケ「再開発の煽りだとか……まあそれはいいとしてだがよ」

キョウスケ「お前ら、このまま乗り込むのか?」

タケル「んえ?それはどういう……」

キョウスケ「普通に考えて罠だらけだろ、こんな場所。最上階まで人間のままくまなく探ってちゃあ命がいくつあっても足りなさそうだ」

レイカ「融合して突入しろということか」

タケル「いいんすかそれ」

キョウスケ「相手がハッカーと来て手段を選んでる奴があるか。かわされちまうぞ」

セッカ「一理あるかもしれません……義体のままのツバキが乗っ取られかけたこともあったし」

バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル『……っし!じゃあ、まずどうしよう!?』ザッ!

セッカ『どうもこうも、まず突入してしまわないと。どこから入ろう……?』

レイカ『上からは……無理か。ああも高いと流石に飛べん』

キョウスケ『結局全員で一階からか』

タケル『あそこなら壊せそうだ。トウマ、よろしく頼む』

トウマ『……ふううっ……粉・砕ッ!!』ドッガアアンッ!!

キョウスケ『!』ドヒュウッ!バヂンッ!

キョウスケ『……カメラ常設かよ。気を付けろ、どこにいるか判られたら面倒だ。見つけたら手当たり次第に壊せ』

タケル『……廃ビルなんて気味悪いとこによく陣取れるよなァ』ブルッ

セッカ(あ、幽霊ダメなんだった)


↓2のコンマ1桁(脱落する人:残り3回)
0,9でタケル(※負傷だけ)
1,2でセッカ
3,4でキョウスケ
5,6でレイカ
7,8でトウマ

ショウ「来たかよ!」

ミストヴェール『図体がデカいののせいでよく見えなかった!何人いるんだろう!?』

ショウ「さァな、だけどもあのデカさじゃァあの階のトラップを避け切れねえな」

ショウ「ミスト、二階にドローンを出してみな。階段近くだ」





トウマ『……一階に大掛かりな仕掛けはなさそうだが』

セッカ『ハッカーだって言っても中学生の人だし、そうそうすごい罠なんてないかも』

……スッ

キョウスケ(レーザー……!?通り抜けちまったッ)

キョウスケ『坂本避けろ!!』

トウマ『なに……!?』

――バシャアァッ!!

トウマ『うぐ……!?』バヂヂヂヂヂヂヂッ!!

トウマ「……!!」バヂィッ!!

キョウスケ『ボルトキャノン……!?』

レイカ『三方向から一斉に……坂本が壁になっていなかったら巻き込まれていた』

タケル『……なんだよここ』

キゲン(何だよと言われてもな……例えるなら忍者屋敷か何かだな)

セッカ『て、撤回します。慎重に進みましょうよ』

タケル『トウマはどうしたらいいんだ!?』

キョウスケ『……いったん置いてくぞ』


↓2のコンマ1桁(脱落する人:残り2回)
0,9でタケル(※負傷だけ)
1,2でセッカ
3,4でキョウスケ
5,6でレイカ
7,8なら安価下

~廃ビル二階~

シャアアアアッ……

レイカ『……何だ今のは?』

キョウスケ『ラジコン……か?すると、俺らの人数が割れちまったか?』





ミストヴェール『敵数四人。砲戦になってる《クモキリ》と《フライシュツ》までは特定できるよ』

ショウ「上出来だゼ、ミスト。あと二人は」

ミストヴェール『白の《ツヤバキ》……かな?あと一人は……駄目だ!ぜんぜんわかんない』

ショウ「こっちに回してみろ!…………な、なンだァこいつは?見たことがねェ。龍宮重工の差し金ッてワケかよ」

ショウ「三……いや、四階まで来たンなら俺サマたちで仕掛けるゼ。いいな!準備しとけよ」

ミストヴェール『了解!』

キョウスケ『今んとこ避けれるようなトラップしかない……が』ドヒュウッ!!

キョウスケ『フライシュツの索敵能力でなんとかならねえのか』

レイカ『できればとっくに試しているよ……強烈な索敵攪乱だ。ジャミングが強すぎて何も映せない』

キゲン(敵の本拠地となれば当たり前のことか)

……チッ、チッ、チッ

セッカ『……あ、あの。何か聞こえませんか?』

タケル『何が聞こえてんだ?』

セッカ『なんか……時計みたいな、上から』

チッ、チッ、チッ、ピィー……!!ドカァンッ!!

レイカ(時限爆弾……!?天井に!?)

タケル『先輩下がれーッ!!』

キョウスケ『なんだこりゃあ……!?』ペタ、ペタペタペタッ!

タケル『接着爆弾だ!も、もう全身に……!』

キョウスケ(た、耐えられねえ)

キョウスケ『離れろ!上に行け!!』シュウゥゥゥゥッ……!

セッカ『でもッ』

レイカ『行くぞ!』

ドドドドォォオオン……!!

キョウスケ(……っく、なんて野郎だ……!)バヂィッ!!





タケル『密着すればExフォースじゃ防御できない……融合体の倒し方にも相当詳しいんだ』

レイカ『……何のトラップにも引っかかってはいなかった。もし、タイミングを合わせて起爆したとするなら』

レイカ『敵は何らかの手段でこちらを見ている。いったいどのように……?』

セッカ『あ、あと何階あるんですか……!』


↓2のコンマ1桁(脱落する人:最後)
0,9でタケル(※負傷だけ)
1,2でセッカ
3,4なら安価下
5,6でレイカ
7,8なら安価下

なんかドスケベ要素あったっけ!?

(捉えた。あとは……次の階で勝負をかけるまでよな!!)





~廃ビル五階~

レイカ『……だいぶ上まで来たはずだ』

タケル『な、なんか全然上がってきた感じないんすけど……どれくらいなんだ?』

セッカ『……窓から見る限り、あと一階あるみたいなんだけど、そこが?』

――カランッ、バァンッ!!

レイカ『煙!?』

タケル『しまった!!何も見えねえッ』

ガシャンガシャンガシャンッ!!

セッカ『なっ、ちょ……!!きゃあああああああああッ!!』

タケル『セッカぁ!!』

キゲン(タケル!!)

タケル『融合格闘!霧払いッ!!』ブオンッ!!

タケル『てめえ!!何者だっ!!』

レイカ『……決まってるだろう。ようやくのお目見えという訳か?羽撃樹ショウ』

ショウ『そういうワケ。で、アンタらは龍宮重工の奴らだろォ?』

タケル『んなもん関係あるか!オレらは融合競技部だ、あんたをとっつかまえにきた!!』

ショウ『は、はァ?……白の《ツヤバキ》?もしかして、俺サマがこの前釘を刺しておいた奴か!?』

タケル『やっぱりお前、シロツバキを乗っ取ったことがあるんだな!?』

ショウ『し、信じらんねェ……あのドラム缶みてェな第二世代の義体がああなンのか』

レイカ『…………』ズガァンッ!!

ショウ『うおッと!?』シュバッ!

フライシュツ(照準補正が働いていない……!?気を付けろよ、レイカ!)

レイカ『下らんおしゃべりはいい。ケリをつけてやる!行くぞッタケル』

タケル『佐田芽先輩がいれば百人力っすよ!』

レイカ『ふ……!』

レイカ(後輩に頼られるこの感覚、やはり悪くない。誇りで満たされる!)

今日は本編ここまで。ショウの回なんか長くなってないかこれ?


・自由安価(融合体が扱うレールガン・火炎放射以外の遠隔武器)20時5分から10分まで
とりあえず出せるだけ出してみてほしいです

すまん、ドスケベは誤爆った


で遠隔武器は
弓矢(力場、オプションパーツでもOK)・ボーラ・フリスビー(シールド兼用)・ヨーヨー
力場レーザー(連発すると動けなくなるガチタン向け)

Exフォースのぶっとい竜巻(内巻き)を二本飛ばす武器
竜巻に当たると二本の内側に引きずり込まれてボロ雑巾にされる感じのどっちかというと物理攻撃属性
光ってるのでゲロビ系統の二本ビームに見える
要は長射程で光る神砂嵐みたいな

貫通力全振りの強弓
あまりにも堅くて融合体の筋力でないと引けない

一定回数当てると装甲表面の弾が爆発するガトリングガン

・槍(ショットランサーみたいな感じ) 回転させて竜巻上にエネルギー出したりとかもできるかも
・超音波を利用した破壊音波
・光の粒子ではなく光の波(要は電磁波)を収縮させた疑似ビーム
・地熱を放出した地熱光線
・溶解液などを射出するスプレー


ガトリングフォースカノン:短いレーザーを連射
フォースミサイルポッド:起爆した箇所に強力なフォースダメージ

すごい集まった!うれしい!
ちょっとずついじって明日全部出してみます。安価に参加してくれた人達ありがとうございました

>>726>>727
・トルネクススピナー
第四世代義体のExフォース流路の技術を流用した武装。背部のスピナーユニットを展開し、大量のExフォースを消費して照射する。フォースを消費しきると起動不可能となる。
激しく輝くためビームのように見えるが実はExフォースによる二本の竜巻。見た目以上の範囲を持ち、あらゆる物を二本の竜巻の中心部に引きこみねじ切る。

>>726>>728
・イシユミ/ユガケ
掌部に専用の強化ユニットの接続を要する大弓。その理由は単純、ユニットによる膂力の増強無くしては融合体でもこの弓を引けないからである。
フォースバリアと強靭な装甲を一撃で貫通できうる武装は現時点でこれ一つのみ。ただし、非常に高価な武装であり弓矢ともに自己修復速度も遅い。

>>729
・Exフォリエーションガン
俗称「Fガト」。重量級義体にとっては一般的な武器選択肢のひとつである。付着する特殊弾頭が敵装甲表面のExフォースを感知すると一斉に爆発する。
爆発そのものは小さいがガトリングの連射によってそれが幾度も積み重なるために強力。

>>730
・フリージングガン
融合体は生物であり、当然体温が低下すると死ぬことはないながらも運動能力が低下する。そのことに目を付けた装備。
装甲に張り付き表面温度を著しく奪う液体を塗布し、他融合体による追撃によってとどめを刺す連携不可欠ながらも強力な装備。

>>731
・ディソリューションガン
俗称「Dガト」。積載量の問題からFガトと同じく重量級義体に限定される武装の選択肢。Fガトが装甲を爆破、剥離するようにこちらは装甲を溶解させる。
特殊弾頭によって敵装甲に微弱なテルミット反応を起こし続け、いずれは溶解・貫通させるという装備。当て続けないと効果が出にくいのが欠点。

>>731
・VTF²ミサイル
俗称「Fミサ」。Exプロードカノンと同系統だが中規模の純ExF爆発攻撃で相手のバリア転用中のExフォースをごっそりと剥ぎ取る。
誘導性と高弾速の貴重な武器だが、自身のExフォースを消費する上Exプロードカノンと違い弾数は有限。強力ながら使いどころが試される武装。

とりあえず思いついたのはこれぐらいです。順次増やしていきます
今日はできたら18時からなんだけど、またできるかどうか怪しい

これいきなり全部使うの?
まだまだ敵はいるし出し惜しみしていいんじゃね

>>742
とりあえず考えておいただけでまだ使いません

失敗だ!!18時から始めるのは失敗だ!!(もがもが)
俺はこのスレが大好きなんだ!!この時間帯が仕事だからちくしょう!!
ちきしょー酒持ってこい酒!!こうなったら明日は13時から始めてやる

がっつり寝過ごしました
ああやはり畏れ多かったのか 疲れた体で昼の一時から安価スレ始めようだなんて……
やっぱり普通に18時からやります

タケル『うおああああ!!』ダダダッ!!

ショウ『遅ェ!』シャッ!

タケル(視界がブレる……攻撃が当たらない!?)

キゲン

途中送信してやんの…

タケル『うおああああ!!』ダダダッ!!

ショウ『遅ェ!』シャッ!

タケル(視界がブレる……攻撃が当たらない!?)

キゲン(それに脚も早い!気を付けろ、なんらかの形で我らの狙いをスカしているのだろう!)

ショウ(バリバリ格闘型ッぽいあの赤いのは鈍そうだし放置!先にフライシュツからヤる!)シュタタタタッ!

ミストヴェール(ショウ!!正面!!)

ショウ『は!?ぶッ!!』ゴシャアッ!!

レイカ『正面からとは舐められたものだ。私が格闘術に疎いと高を括ったか』ゴキッ……

タケル(やっぱ先輩つえー……!)

ショウ『痛ッッッツ……く、クソがッ……!!』ゴロゴロ


↓1でショウの強さ、↓2でミストヴェールの強さ

(何が出るんだ?トイレ?)

ミストヴェール(ショウ!もうちょっと考えて動きなよ、こっちは軽装甲なんだよ!?)

ショウ(わァーッてるッて!!俺サマのオカンかお前は!!)シュゥーッ……

タケル『あの脚力、あの武器……ミストヴェールか!』

キゲン(チョロチョロと動き回るだけならば簡単に仕留められる。だが、恐らくそうではなかろう)

タケル(たぶん。拡張性の塊みたいな義体だから、あのランドセルに何か入ってるだろうし……それに)

タケル(あの腕から排熱みたいのを出してるの、気になる!)

ショウ(……ッしわかった、やっぱ天井を広く使って跳び回る。そこから空爆みてえな形で仕掛けようか)

ミストヴェール(それがいいと思うよ!)

ショウ『とうッ!』ダァンッ!!

タケル『なんだあの天井……鉄骨だらけじゃんか!』

レイカ『奴らに最適化されたフィールドという訳か!』


・自由安価(跳び回るアイツを捕まえる!):27分に一番近いものを採用

タケル『オレが囮になりますから先輩がなんとか落としてほしいっす!』

レイカ『承知した』ジャギンッ……

タケル『よっし、行くぞ!』キュィイイイイン!!

キゲン(しかしここはまるで蜘蛛の巣だな……どこから仕掛けてくる)

……タンッ!

タケル『そっちか!』キュィイン!!

タケル『……あ痛っ!!』ゴォンッ!!

キゲン(バカ!!ぶつからんように飛ばんか!!捕まらんと落ちるぞ!!)

タケル『くあ……んなこと言っても狭いんだよ!!』ガシッ!

ショウ『よッ』ヌッ

タケル『あ』

ショウ『俺サマの脚部の装備、何だったか知ってるよなァ?そら!』バヂヂヂヂヂッ!!

タケル『あががががががが!!』ビリビリビリィッ!!

レイカ『…………ッ!』ズガァンッ!!

ショウ『どわァッ!?』ヂッ……!

タケル『うぐ……おい!!よくもやったな!!』キィィィィンッ!ブンッ!

ショウ『下から狙ってんのか……あぶねェー』タン!

タケル(足のスパークロッドで逆さまに立つこともできんのか!)

フライシュツ(落ち着いて狙え!敵は速いぞ)

レイカ『照準に慣らされすぎたということかッ』

フライシュツ(後々目を鍛え直さないとな)

タケル『待ちやがれこのヤロー!!』

ショウ『下のねーちゃんはこいつを喰らいな!!』シャシャッ!

レイカ『うお……!』ドドドォォンッ!!

フライシュツ(煙幕だと!)

キゲン(タケル!撃ち落としてもらうんならあいつの機動力を削げ!)

タケル(あいつの腕も気になる……あれが視界のブレの正体じゃないか?)


・自由安価(今に痛い目遭わせてやる!):59分に一番近いものを採用

タケル『となればッ』キィンッ……!

ミストヴェール(止まった!?)

ショウ(チャンスじゃあねェか!)

タケル『ぐああああああああ!!ぅおあああああああっ!!』バキバキバキバキッ!!

キゲン(そ、そうやるのか……まあいい、やれ!)

ミストヴェール(な、なにアイツ……ヤバい!頭イっちゃってる!)

ショウ(鉄骨をブチ折った……!?)

タケル『どりゃああああああああッ!!っせえええい!!』ゴギンッ!!ガァンッ!!

フライシュツ(な、何やってるんだ!?周りを破壊し始めたぞ!!)

タケル『うがああああああああああ!!』キュィイイイイン!!ブンブン!!

ショウ『ひいいいいいいい何だこいつ危ねェ!!』シャシャシャッ!!

キゲン(理性捨てとるわい……)

レイカ『!……なるほど』

フライシュツ(あいつ何のために暴れてるんだ!?人間に戻れるんだろうな!?)

レイカ『見ていろフライシュツ!……そこ!!』ズガァンッ!!

ショウ『――おっ、ぐえ!?』ガギィンッ!!

タケル『やった!!』

レイカ『理屈は簡単だな、鉄骨を渡るのなら鉄骨を壊せばいい。壊せば壊すほど渡れるコースは限られる』

レイカ『いずれ来る場所に照準をただ置いておけば……自然と当たる』

ショウ『があっ』ゴシャッ!

タケル『どーだッ!!思い知ったか!!』ゼーゼー

レイカ(コイツヤバいな……)

Exフォースは使い過ぎると精神汚染されたりすんの?

>>771
健全な精神の力なのでなんともありません
人間の自我とメタラダムの自我の掛け算から生まれる力なので健全な精神があれば大丈夫です
精神状態がよろしくない人があまり使いすぎると死んだりしませんがすごいことになるかもしれません

タケル『降参しろよ!もうロクに動けないぞ!』

ショウ『だッ、誰がァ……!!』

ミストヴェール(こうなったらもう逃げるしかない!ECMミストを最大出力に……!)

ショウ(クソ!ココを捨てるハメになるとはッ)スゥ……!

キゲン(奴の姿が消える!?)

タケル『ECMミスト!?しまッ』バギンッ!バギンッ!!

ショウ『な……!?』

レイカ『逃げられんよ。腕、だろ?私の照準を攪乱してたのも、その光学迷彩も』シュウウゥ……

ショウ『……クソ、クソッ、クソがッ!!』

タケル『わかったらおとなしくしろよな!オレたちの勝ちだ!』

ショウ「…………」バヂィッ!

タケル『っしゃ、早いとここんな場所出て行きましょうよ』

レイカ「あいつらを起こしてこないとダメだ。フライシュツ、行ってくれるか」バヂィッ!

フライシュツ『しょーがねえなぁ』ガシンガシン……

ミストヴェール『……ど、どうしよう、ショウ?』

ショウ「どうもこうもねェだろ……」

ミストヴェール『だって、このままじゃテンコが!!』

タケル『なに!?やっぱアンタの姉ちゃんになにかあるのか!?』

ショウ「オマエどうして姉貴の名前知ってンだ!?」

タケル『アンタを探すために尋ねたんだよ!そしたら、監視カメラとか盗聴器があるって部長が言いだしてさ』

ショウ「姉貴は……人質なんだよ!オレ様を動かすための!」

レイカ「な……」

タケル『なんだってェェェッ!!だ、誰が質に取ってんだ!!』

ショウ「誰だかわかるモノかよ!アイツらはただやらせたいコトを指示してくるだけだ」

ミストヴェール『断れば貴様の姉の命はない、ってね……』

タケル『ハッカーだろ!?なんか反撃とかできなかったのかよ』

ショウ「あんなヤツらは相手にしたことがねェ。オレ様が仕掛けたことがある場所で例えんなら……龍宮重工以上のファイアウォールだった」

タケル『いったい何者なんだよ……』

キゲン(なるほど……?もしや)

タケル「あぇ?なんだよ」バヂィッ!

キゲン『部長が我らと別れていたのは、そういうことやもしれん』

ショウ「……なに?」

キゲン『すでに気が付いていたのではないだろうか?貴様の背後に何かが潜んでいることには』





『任務を果たせなかったか……であれば、当然』

『奴の姉には死んでもらうまで。行くぞ』

ガシャアァンッ!!

テンコ「えっ!?な、なに!?」

『羽撃樹テンコ。貴様の命を貰い受けることになった』……ゴオオオオオォォッ!!

テンコ「あ、あなたたち……」

テンコ「の、後ろにいる人は……?」

『『!?』』





ミカド『――お見通しなんだよ』ボオオォォッ……!!

お腹空いたんで今日はここまでにします
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

今日は絶対やる!18時からね

レイカがデカいのは……まあそういう人なんだと割り切ってもらいたいです
きっと女子バレー選手一歩手前ぐらいまで成長しちゃう感じの身長の人なんです





ショウ「くッそ……おい離せ!オレ様一人でも姉貴を助けにいってやる」

タケル「お前そういやセッカをどうしたんだよ!」

ショウ「つ、《ツヤバキ》の奴か?そこの窓から突き落とした!」

タケル「て、てめえ!大怪我じゃねえかよ!!」

セッカ『そ、そうでもないけど……』ザッザッ

タケル「セッカ!?」

フライシュツ『下から戻ってきてたぞ。まあ、Exフォース使えば浮けるし無事だったんだろ』

ショウ「聞きたいことはそれだけかッ!ほどけ!!」

キゲン『お前儂の話を聞いておったのか』

レイカ「起きろお前たち」ペチッ!

キョウスケ「お……おお……勝ったのか」

レイカ「羽撃樹の家に行くぞ」





ミカド「遅かったな」モグモグ

タケル「なに人んちで飯食ってんだよあんた!!」

ミカド「俺の注文だ。それで、お前が羽撃樹ショウか」

ショウ「姉貴!!」

テンコ「…………」

ミカド「ショックで気絶した。しばらくしたら起きる」

ショウ「ア、アンタは?」

ミカド「龍驤院ミカド。龍宮重工の跡取りにして、融合競技部部長」

ミカド「俺が貴様に聞きたいのは二つ。こいつらは何者だ」

セッカ「うわ、二人縛ってある……!?」

ミカド「俺が倒した」


・自由安価(悪の組織の名前):24分に一番近いものを採用

ショウ「し、知らねえ……!オレ様はただ命令をされてただけだッ」

ミカド「だろうな」

セッカ「だ、だろうなって……」

ミカド(このメタラダム……偶然という可能性もあるが、恐らくは虎牙の差し金か?)

テンコ「う……んん……ショウちゃん」

ショウ「姉貴ィッ!!」

ミストヴェール『テンコ~~!!』

ミカド「二つ目の質問だ。オレの融合競技部に入る気はないか?嫌と言っては駄目だが」

トウマ(それは質問とは言わない!)

ショウ「部活……今さら学校に来いッてのかよ」

テンコ「……いいじゃないショウちゃん、入ってあげたら」

ショウ「あ、姉貴!」

タケル(ほんっとねーちゃんに弱いんだなぁ……)

テンコ「力になってくれたのなら、仲間……いいや、友達なんじゃない?」

テンコ「こんなにたくさん友達ができて、誘ってくれてるんだもの」

ショウ「……姉貴が言うなら」

ショウ「姉貴が言ってるから、仕方なくだ。入部してもいいッ!」

ミカド「よしわかった。では全員で飯にするぞ。テンコさん、場所お借りしています」ドサッ

テンコ「あら、あらあら……」

トウマ「こ、これ全部寿司なのか!?八人分!?」

ミカド「七人で7on7もできる人数になり、3on3にも無理が出ない人数だ。という訳で景気づけだ」

キョウスケ「流石は部長だぜ!!」

タケル「凄ェ!!流石部長!!」

セッカ「タケルくんそれでいいの!?」

レイカ「八人分にはここでは結構狭いと思うがな……」

ワーワー ヤンヤヤンヤ……

~つぎのひ~

タケル「そういやさあセッカ」

セッカ「何かな」

タケル「この前四人勧誘しようってなった時さ、誰か真っ先に入ってくれそうな人いたろ?えーっと」

セッカ「穂波サクヤちゃんかな」

タケル「それだ!……いや、それがなんで最後になってんだ?」

セッカ「順番の問題というか」

キゲン『その話はいかん!!』

セッカ「な、なに……?」

キゲン『……何か別の場所からの作為というか、そういった類のものを感じる!!』

タケル(こいつやっぱりおかしいところあんのかなぁ……?)

セッカ「会いに行くのは簡単だよ。いい人だし」

タケル「今までと比べて比較的とかではなく?」

セッカ「うん!」

タケル「……じゃあ行くか!一人でも多い方がいいもんな」





タケル「で、えーっと……穂波サクヤさん?」

サクヤ「は、はい。こっちはメタラダムのマナです」

マナ『よろしくお願いします。サクヤをよろしくね』

タケル「す、すげえ……!!」

セッカ「どうしたの!?なんか涙ぐんでない!?」

タケル「な、なんかとてつもない安心感を感じる……!今までにない何かだッ」グッ

シロツバキ『この子見たことない……』ジロジロ

マナ『?』

キゲン(儂も知らん。そうとうの知識を自負していたはずなのだがマナとやらはどうも見た覚えがないな)

セッカ「……何かそうとう疲れてたんだね。それで、サクヤちゃんはいいの?」

サクヤ「いいんですけど……ひとつ、どうしてもやりたいことがあるんです」

セッカ「それは一体?」

サクヤ「融合競技部って、やっぱり融合体になって部活しますよね?」

セッカ「うん」

サクヤ「……そのときがすごく心配で。私、マナと融合すると変になるみたいなんです」

タケル「うーん……どうもイマイチ要領を得ないんだけど」

キゲン『実際に試してみた方が早かろう。部活動紹介として融合してみたらどうか』

タケル「それだな。じゃ、校庭の方に移ろうか」

タケル(……全然ハラハラしねえ!!すごい!!)

~校庭~

タケル「そういや生徒会だって聞いたけど、いいの?それは」

サクヤ「いいんです。書記ぐらいできますから」

セッカ「頭いいんだもんね、サクヤ」

サクヤ「そ、そんな。それほどでもないですよ」テレテレ

キゲン『よし、では試してみて欲しい』

タケル「なんでお前が仕切ってんだよ」

サクヤ「ちょっと待ってください」

タケル「な、何?」

サクヤ「……危ないかもしれないので、一応二人も融合しておいてもらえませんか?」

タケル「……何が危ないの?」

サクヤ「いろいろです……」

バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル『っし、いいよ。始めてくれ』

サクヤ「いっ……いきます!マナ、有機融合!」

マナ『大丈夫なのかな……!』バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

サクヤ『…………』

セッカ『…………ふつう、な感じだけど』

キゲン(第二世代だな。飛行能力がオプションで付けられているようだが)

タケル『……いや、なんかぶつぶつ言ってないか?』

サクヤ『融合……タケルくん……おと――子同士……!?』ブツブツ

サクヤ『うっ、く!!うわああああああああああああっ!!』ガギギギギギッ!!

タケル『んな、なんだあ!?』

マナ『――オペレーションシフト。全装備攻撃転用許可』ゴオッ!!

タケル『……メタラダム側の意識が表層に出てる!?ヤバい!!』

セッカ『何がどうヤバいの!?』

タケル『融合体の超自我はひとつだ、でも意識はそうじゃない!二人でもあって一人でもあるのが融合体だ』

キゲン(本能を人間が、理性をメタラダムが強く支配する。本能とは理性の外に覆いかぶさる殻のようなものだが……)

タケル『だからふつう人間側が気絶したら融合は解ける!そうじゃないってことは、逆なんだ!意識がメタラダムに支配されてる!』

セッカ『自分の意思で融合解除できなくなったってこと!?』

タケル『……マナをぶっ飛ばして気絶させるしかない!』

マナ『排除』ジャキンッ!

バシャアッ!!

タケル『うっお……!?ボルトキャノン!?』ゴロゴロッ

キゲン(どういう武器だ!?新しいのはわからん!)

タケル(荷電した弾頭をいっぺんに浴びせるショットガンだ!当たったら装甲が劣化しておまけに痺れちまう)

キゲン(見た目からは想像もできんほど凶暴化しているな……!)

↓1でサクヤの強さ、↓2+30でマナの強さ
100超えたらその分に-30します

キゲン(しかし!承知しているだろうな、タケルよ)

タケル『おうよ!片側だけの強さなんてのは!!』

マナ『排除』バシャアッ!!

セッカ『広域バリア展開!』バギィンッ!!

タケル『ナイスアシスト!』ブオンッ!

マナ『――側頭部にダメージ』ガギィンッ!

タケル『所詮、見せかけだけのもんだ!融合格闘……』

タケル『背刀撃ちぃっ!』ゴシャアッ!!

マナ『――――』ドチャアッ

サクヤ「…………ッ!!っぷは!!う、うごけ、なっ」バヂィッ!!

タケル「動き方を忘れてるんだ!落ち着け!」バヂィッ!!

セッカ『手足の動かし方を忘れちゃってるってこと……?』

キゲン『本能が不能になっておったからな……一時的だ。数分もすれば立ちあがれるだろう』

今日はここまでです
日ハムひどすぎて丸太生えない
本能云々はなんだこの超理論ってなるかもでごめんね
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

初心者同士だと武器が強いので義体の世代が新しいほうが強い様に感じますが強い人同士だとそうではありません
格闘術の練度とExフォースをどれだけ効率よく正確かつ適時に扱えるかが勝負の分かれ目になります
チーム戦だと第二世代は頑丈、第三世代は一番広く普及してる故に拡張性で型が読みにくい、第四世代は単純に強いと分かれてくるのでより世代間の格差というのは縮まります
これがチーム戦が普及してる理由のひとつでもありますね

今日も18時からやります
あれはキレただけです





タケル「もう動ける?」

サクヤ「は、はい……ごめんなさい。ここは?」

タケル「部室」

サクヤ(こんな狭いのに部室……?ロッカーか何かでなく?)

トウマ「今度は何をやらかしたんだ」

タケル「今度はってなんだよ人聞き悪い!こっちがやられかけたんだよ」

マナ『迷惑かけてごめんね……』

セッカ「あ、そういうわけでなく……!しかし、なんだったんだろうあれ」

タケル「オペレーションシフト……つってたな。キゲンなんか知ってるか」

キゲン『儂は新しいことはわからんと言っとろう』

タケル「すると新技術?しかし聞いたことねえなあ」

タケル「マナの義体についても何も知らないか?」

キゲン『……わからん。まあ、今の技術で第二世代義体を作ったのならば儂にわかるはずもあるまい』

タケル「たいがいの義体を知ってるキゲンがこうとなるとなぁ……」

セッカ「このマナってひと、どこで会ったの?」

サクヤ「……実は、助けたんです。起動されてないまま放置されてたのを見つけて」

タケル(キゲンと似てる?)

サクヤ「それから仲良くなって、それで融合してみようってことになったら……こういうことが起こるように」

レイカ「……よっぽど、それもお互い天敵とまでも意識しない限り融合不順というのは起こらんぞ」

タケル「となれば、そのオペレーションシフトとやらが邪魔をしてるに違いないよな」

セッカ「システムの話となると……もう手の施しようがないよ。初期化するとかしか」

サクヤ「だめ!!絶対いや、そんなことしたら今まで仲良しだったのに……!」

タケル(……初期化となったら、まあ当然こうなるしな。マナの謎を解き明かさないとダメってことか)

ミカド「それで、私か」

タケル「部長は偉いっすよね?だから知ってると思ったんですけど」

ミカド「……オペレーションシフト、か。聞き覚えはあるが少し待て――俺だ。オペレーションシフトというシステムに聞き覚えは……」チャッ

サクヤ「な、何者なんですか?」

タケル「部長」

キョウスケ「ちげーよ、無敵の部長だ」

トウマ「そうじゃないだろ!!……龍宮重工の跡取りなんだとさ」

サクヤ「はええ~~……!」

マナ『お金持ちってすごいですねぇ……』

ミカド「――よしわかった。企画段階にはあったそうだが私の所まで召し上げられることはなかったようだ。要は失敗作だな」

ミカド「それがなぜ搭載されていたかという話だな。そこのマナとやらは私も見たことがない」

ミカド「ここで融合してみろ。見てやる」

タケル「部室っすよ?」

ミカド「構わん。一分あれば済む」

サクヤ「ほっ、ほんとに大丈夫なんですか!?」

ミカド『さっさとしろ』

サクヤ『どうなるかわからないのに……怪我しないでくださいよ!?』バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

サクヤ『――――部活モノ?男子がいっぱい、融合……!?』ブツブツ

タケル「まただ!この前兆、いったいなんなんだ!?」

トウマ「何かとてつもない……負、というのか?そういうのを感じるんだが……」

ミカド『ふうむ……重装甲だな』ガッシィンッ!!

キゲン『抑え込んどるのか……凄まじいな』

ミカド『外殻は第二世代相当、武装は……リペアハイロゥ、フォースウィング、索敵能力も備えて……むっ』ガギギギギギッ!!

ミカド『軽装甲になった?武装が変わっている。ボルトキャノンに、音響破壊系の武装だと?』

タケル「つまり、装甲はみんな武器だったってことですか!?防御と攻撃を切り替えるシステム……!?」

ミカド『大した完成度だな。そろそろ気絶させてやろう』ゴキィッ!!

キゲン『マジに容赦ないのう部長よ……』

ミカド「結論から言おう。あれは虎牙重工の義体で、マナに異常はない」

タケル「虎牙重工?それに異常がないって」

ミカド「我々龍宮重工の敵対企業だ。いつの間にかこちらの技術を拾い上げて完成させていたらしいな」

ミカド「それは今はいいとする。問題なのはこの穂波サクヤとやらだ」

サクヤ「わ、私が問題……ですか!?」

ミカド「オペレーションシフトは何より超自我の安定こそが必要不可欠だ。だから没になった」

ミカド「なんらかの抑圧感だとかがあるといっぺんに駄目になる。だからシステムに負けてメタラダム側が身体を乗っ取る」

サクヤ「そんな……!」

マナ『じゃあ、どうしたらいいんですか!?私とサクヤがちゃんと融合できるようになるためには……」

タケル「つまり……特訓ってことだ!システムを乗りこなすにはそれしかない!」

ミカド(……しかし、これは。あのマナとやら、武装はすべて第四世代と同等だ。言わば第二世代と第四世代間の変形を可能にした)

ミカド(龍宮重工のシステム設計が漏洩しているのもそうだが、ここまでの形で仕上げてくるとは……何が起きている)





タケル「よっし、やるぞ!まずは……そうだな、もしかしたら前のオレみたいに融合が嫌だったり!」

サクヤ「そう言われればちょっと嫌かもしれません……」

タケル「それだっ!まずは融合に慣れるとこからいこうぜ!」

セッカ「と言っても、タケルくんみたいにそんなに嫌って感じじゃなかったと思うんだけど……気のせいなんじゃ?」

サクヤ「そう言われれば気のせいなのかも……」

キゲン『せめてはっきりはさせて欲しいのだが』

キョウスケ「戦うのが嫌ってのもけっこう多いぜ。慣れれば楽しいんだから気張れよ」

レイカ「いいや、集中力だろう。射撃のなんたるかを教えてやってもいいぞ」チャキッ

フライシュツ『狙撃は楽しいぞ。心が洗われる』

トウマ「先輩方はわかってないですよ、ここは……気合の問題だッ!!」ザッ!

バンカー『よく言った主よ!!さあ我々と共に青春の雄叫びを挙げようではないか!!』

ショウ「いやいや……あのなァ、お前らもうちょっと理屈っぽくいこうぜ」

ミストヴェール『なんか手がかりとかないの?』

タケル「……そういや、何かオペレーションシフトをする前に言ってたな。ぶつぶつ言っててあんまり聞きとれなかったけど」

キゲン『それが手がかりになるとすれば、幾通りかのパターンがあるのではないだろうか?』

タケル「つまり、それを集めるには……融合を繰り返してみるのが手っ取り早いな!」

サクヤ「でも……危ないじゃないですか。誰かが怪我したりしたら」

タケル「大丈夫だ!!オレたちが何度でも止めてやるさッ」ドン!

サクヤ「!」

マナ『サクヤ……』

サクヤ「……よろしくお願いします!やってみせますッ」








タケル『うおああああああッ!!』ゴシャアッ!!

マナ『』バヂィッ!!

サクヤ「……うっ、く!!うあっ……!」ゴロンッ

キゲン(これで十回目……矢張り数をこなしてるだけでは駄目だな)

タケル『ショウ先輩、融合前の呟きは!?』

ショウ『十回やればもう十分だ。この辺でやめちまいなァ、すぐに結果出してやる』

セッカ「つらいよね……もう一息だから頑張ってねっ」

ミストヴェール『頻出した語句はこんなところ』ブン……

ミストヴェール『男の子、融合、部活、絡み……どうにも脈絡がないね。ちょっと繋げにくい』

ショウ(……ん?これって、あの一年もしや……!?)

タケル「どうしたんすか羽撃樹先輩、なんか気づいたんすか?」

ショウ「えッ!いやいや、なんでもねェよ!!」

キゲン(見るからに取り乱しているのだが……)

ショウ「と、とにかく……オレ様ができンのはここまでだ。後はオマエらでなんとかしな」

セッカ「もう暗くなってきちゃったね……」

タケル「う~む……いったん帰して明日からにしたほうがいいかもな。サクヤも疲れてる」

サクヤ「ごめんなさい……私が弱いばっかりに……」

タケル「んなことねえ!元はと言えばワケのわからんシステム組み込んだ奴が悪いんだから乗りこなして見返してやれ!」

タケル「もうだいぶ夜だし付き添ってく。いいよなセッカ」

セッカ「…………え?何?どういうこと?」

タケル「セッカもついてくんだって」

~穂波家~

タケル「い、いいのか?あがっちゃっても……」

サクヤ「いいんです!二人にいちばん協力してもらってるのにお茶ぐらい出せないで」

タケル「じゃあ遠慮なく」ヒョイッ

シロツバキ『ついていって結果的によかったんじゃないかな?』

セッカ「……かもね」

キゲン(暗い目をしとるがな)

マナ『今お茶菓子出して来ますから待っててください!』バタバタ

セッカ「……いやまあ、ほんとにいい子だよね。なんというか非の打ち所がないというか」

タケル「そうだなー……今までがいろいろあったからなー……」

セッカ「……あれ?ツバキは?」

ギィィィ……

シロツバキ『……ここ、サクヤの部屋かなぁ?』ペカッ

シロツバキ『申し訳ないと言えばそうだけど、わたし、人の部屋ってどうしても気になるんだよね~……!』

シロツバキ『うわ、本がいっぱい……勉強してるんだなぁー』

シロツバキ『……なんだろ、この机の上にある本』ヒョイッ……ハラリ

《ベッドの下に散らかってた本片付けておきました おばあちゃんより》

シロツバキ『……うおお……!?』ペラ……

シロツバキ『……なに、何コレ!?なんかヤバくない!?』ペラペラペラ

今日はここまでです
安価とか一切やってないけど見てくれる人達ありがとうございます

今更なんだけど、タケルの初出の>>125とか全然無視してたわ…平気で女の子と接しちゃってるじゃん…
トウマの人相悪い設定とか早くも死に設定が数多く湧き出してて死にたい

22時から2時間ぐらいやろうと思ってます





タケル「……ツバキどこ行った?トイレか?」

セッカ「トイレなんてするわけないでしょ……来たよ」

シロツバキ『なんかすごいもん見ちゃった』

セッカ「?」

タケル「オレたちもそろそろ帰らなきゃ。ありがと!」

サクヤ「また明日、よろしくね……!」





シロツバキ『ねぇねぇセッカぁ』

セッカ「なに?」

シロツバキ『男の子同士が裸で抱き合ってたらさぁ、なんて言うの?』

セッカ「………………」





セッカ「えっ、なっ、えっちょ……はいぃ!?」

シロツバキ『お尻に何か入ってたりだとか……』

タケル「な、何言ってんだよお前……気持ちわりいな」

キゲン『えっ何だそれは』

セッカ「つ、ツバキいいいいぃぃぃ!!!!わたしはそんな事教えた覚えはないッ!!」

シロツバキ『いや、サクヤの部屋に本があったの。これ』ブン……!

タケル「なんだこれ……う、うおおおおおおおおッ!!なんだよこれ!!」オエー

キゲン『な、なるほど……駄目だなこれは』

タケル「なんでこんなキモいもん映してきたんだよ!!」

セッカ「それよりツバキはサクヤの部屋に入ったの!?」

シロツバキ『ご、ごめん』

キゲン『……ふうむ。男の子、融合、部活、絡み……か?』

タケル「キゲン?」

キゲン『僥倖やもしれんぞ、ツバキ。サクヤを紐解く鍵が見えた』

~つぎのひ~

タケル「…………なあ、マジで言うのかよそれ」

キゲン『奴の鬱屈を解くためにはこれしかないのだ』

セッカ「傷つかないといいんだけど……まあ人それぞれだし……うん」

シロツバキ『男の子同士だとなんかダメなの?』

キゲン『いろいろダメなのだ』

トウマ「何の話をしているんだ?」

タケル「後でわかるから構うなよ」

ガラガラガラ……

タケル(き……来た!!)

サクヤ「こ、こんにちは。また来ました……よろしくお願いします!」ペコッ

タケル「…………」

セッカ「…………ッ、うん。もうここの部員も同然だしね!がんばろうね」

サクヤ「タケルくん、どうかしたんですか?」

セッカ「えーっと、えっと……!昨日欲張ってお菓子食べるからお腹壊したんだよきっと!」

マナ『そんなに食べてましたっけ』

セッカ(や、ちょっと!なにためらってるの、言わなきゃダメなんだよ!?)

タケル(そうだけどさあ……!!なんかこう、触れられたくないとこだろ!いいのかオレで)

セッカ(タケルくん以外誰に言わせるつもりなのさ!?)

サクヤ「二人とも」

タケル(く、くっそ……!!オレも男だッ!!)

タケル「サクヤ!!あのさっ……オレは、男同士が好きでもいいと思うッ!!」

サクヤ「………………え」

日ハム日本一!やったね!

マナ『あなた!どこでそれを!』

タケル「ツバキが覗いちゃったんだ!それで、オレらに伝わって……でもさ、えーっ、と!」

サクヤ(た、タケルくんに、私……!!なんで!?)

タケル「恥ずかしがるようなことじゃない!!オレはイヤだなんて絶対言わない」

タケル「そいつが本当のサクヤだってんなら、受け止めてもみせてやる!!」

セッカ(あ、かっこいい……!)

サクヤ「……どうやって!?こんな気持ち悪い私なんて!!」

タケル「サクヤは今何部にいるんだよ」

キゲン『なるほど。荒療治と洒落込むか』

タケル「証明してやるよ。表へ出ろ!オレもサクヤも、ぶつけたいことは融合でぶつけろ!」

トウマ「……お、おい。どういうことだ?」

セッカ「もうなるようになるしかないの」

タケル『さぁ来い!!何も抑えることなんてないんだ、オレにぶつかって来いッ!!』

サクヤ(こんな気持ちで……抑えられもしない融合だなんて……!)

マナ『……やりましょうよ、サクヤ』

サクヤ「ま、マナ……!?だけど、あなただって!」

マナ『サクヤの秘密をああやって暴かれて、いい気持ちがする?サクヤだって許せなく思わないの?』

サクヤ(そうだけど……そうだけど!!)

キゲン(ふうむ?……向こうもわかっているな)

サクヤ「…………うあああっもうッ!!そうよ!!タケルくんが!!あなたが悪いんだっ!!」バチッ……バヂヂヂヂヂッ!!

タケル(来る!!)

サクヤ『よくも!!よくもッ!!弾け飛べ!!』ガギギギギギッ!!

サクヤ『どこかへ行けえええぇぇぇッ!!』ゴオッ!!

タケル『飛んだ!!しかし、これは!!』

サクヤ『そうよっ!男の子同士が恋して何が悪いっていうの!!私はそれを!!』ゴッ!

タケル『うわ!』グラッ

サクヤ『楽しんで!!好きで見てるのに!!それの何がいけないって言うのよ!!』バシャアッ!!

タケル『うぐあ!!』バヂヂッ……ズドドドォンッ!!

セッカ「直撃……!!タケルくんっ!!」

タケル『くそ、いいの貰った……!』

キゲン(わかっているだろうな、タケル!今のサクヤは……)

タケル『ああ。自分自身を正しいって認めてるんだ。誰の目も気にしてなんかないっ』

タケル『一切の抑圧がない状態!オペレーションシフトを完全にモノにしてるんだ!これが、一番大事な鍵だった!』

ショウ「……BLシュミを肯定したらシステムを支配できるッて、どうゆー理屈よ」

ミストヴェール『なんかすごいね!』

キゲン(彼奴自身がオペレーションシフトを手中に治めたとなれば、後はそれを刻み込むのみ)

タケル『サクヤが馴染むまで、オレは攻めずに受け続ける……攻め手がなくなるまでな!』

セッカ(頑張ってタケルくん……無事で終わらせて!)

サクヤ『うわあああああああああああああァァァッ!!』ギイイイィィィィンッ!!

タケル(フォースシャウト!音響兵器ってのはこいつか……動けない!)ビリビリビリ……!

サクヤ『あなたが!!あなたがねぇ!!よくも馬鹿にした!!』ゴシャアッ!

タケル(怒りに任せるとこんな強いのかよ……!!)グラッ……

サクヤ『ふっとべえええええええぇぇッ!!』ジャキンッ!!

……ガキィッ!!

タケル『……同じ手を二度打っていいとは言ってない!』

サクヤ『何が……偉そうにぃっ!!』バッ!

タケル(また飛んだか……!)

サクヤ『この……このおっ!!』バシャア!バシャアッ!!

タケル『フォース、全ッ開!!』キイィィィィィンッ!!

バンカー『双方いつまでもああして撃ったり防いだりはできんぞ』

トウマ「タケルが攻めないとなれば……どっちが先に折れるかだ」

シロツバキ『やられちゃうよ!!どうしてかわさないの!?』

セッカ「……受け止めるんだって言ったから……!」

セッカ(信じる!絶対タケルくんはやってみせてくれる!)

サクヤ『はあ、はあ、はあ、倒れろ!倒れろっ!!こいつうううううっ!!』バシャアッ!ズガンッ!!

タケル『うおあ!』ドサッ!

サクヤ『……う、撃てない!!なんで!!』カチッ!

タケル『っく……』ムクッ

サクヤ『なんで!!この、このっ!!』ブンッ!!

タケル『…………ッ!!』ガシィッ!

サクヤ『うあ……!?』

タケル『言ったろ……受け止めてみせるってな!』ギリギリギリ……

サクヤ『……あ、あ』

サクヤ(勝てない。タケルくんには……!)ギギギギ……ッ

……ガシャンッ!

セッカ「やった!タケルくんがやった!!」

キゲン(これがマナの融合体本来の姿か……愛嬌あるこれがああも変わるものか)

タケル「……よくやったなッ」バヂィッ!!

サクヤ『え……』

タケル「お前の力だ!サクヤがマナの呪いを解いたんだ」

疲れました
消化不良ですけど締めは明日にします

今日は18時からやります
何も考えずに始めたスレがここまで続いてると言うことに驚き

サクヤ『……わたし、融合できてる……!?』

マナ(サクヤ!)

サクヤ(わかる!マナを感じる!)

マナ(やっとひとつになれたね、サクヤ)

タケル「それがサクヤの本当の力ってことだ」

サクヤ『……わ、私、なんてことを。タケルくんにいっぱい酷いこと言って』

サクヤ『ぜんぶ私のためだったのに!マナもわかってたはずなのに』

タケル「え、なんか言ったっけ?んまあ気にすんな!水に流しとけ」

サクヤ「~~~~ッ」バヂィッ!!

サクヤ「タ゛ケ゛ル゛く゛ぅ゛ぅ゛ん゛!!」ガバッ

タケル「ちょ……まあ、よかったな!」

ムニッ……

タケル(……な)

タケル(なんか、当たってる……!?なんだこれ、なんだこれ!あっ、おっぱ……!!)

タケル「い゛ッ!!」ドサァッ!!

セッカ「タケルくぅぅん!?」

サクヤ「えええええええっ!?」

キゲン『攻撃を受け続けて疲れたか……ひどい顔だ、真っ赤になっとるわい』

マナ『ごっ……ごめんなさいごめんなさい!!私のせいで!!』

シロツバキ『なんでもいいから早くどっかに運ぼうよ!!』

~次の日~

タケル「一時はどうなることかと思ったけど……ま、丸く収まった感じかな」

セッカ「そうだね。なんかサクヤちゃんも元気になったし大成功じゃない!」

シロツバキ『私のおかげ!?』

キゲン『綱渡りではあったと思うがな。しかし、タケルよ』

タケル「うん?」

キゲン『とうとう部員が集まったということは、これから先本格的な練習が始まるだろう。あの部長によってな』

タケル「……ああ、そうだな。ついていかなくちゃあいけないよな」

キゲン『それを片時も忘れておくなかれ。あ奴の目標は全国制覇だ』

キゲン『生半可な道ではなかろうよ』

タケル「……なんかさ、逆に燃えてくるな!」

キゲン『そうこなくてはな!では部室に向かうぞ!』

~部室~

サクヤ「こんにちはタケルくん!!」ズイッ

タケル「お、おう……!?なんだこれ!?すげえ広くなってないか!?」

マナ『みんな私たち二人で片付けたんです』

フライシュツ『へえ~~……お役立ちじゃないか』

サクヤ「タケルくんのためにね……お弁当作ってきたの!」バッ

タケル「いやオレ給食食べてんだけど」

サクヤ「食べてくれるよね!?」

タケル「んまあ、もらっとく。ありがとなっ」

サクヤ(ありがとうって言われちゃった……!)クラッ

シロツバキ『い、いやあ……すごく変わったね』

セッカ「…………」

キゲン(儂さえも見たことがないようなドス黒い眼をしている……!)

セッカ「……サクヤ。あのさ、男の子同士が好きなんじゃなかったの?」

サクヤ「えっ?そ、それはそうだけども……タケルくんは別!私が好きになったのっ」

サクヤ「男の子同士はきれいだから好き、タケルくんは私自身が好き。全然違うでしょ?」

セッカ「あ、そうなの……」

ミカド「何をやっている」ガララッ

キョウスケ「部長」

ミカド「穂波サクヤ並びにマナ。入部を許可する、しっかりやれ」

サクヤ「は、はい!」

ミカド「今日集まってもらったのは他でもない」

ミカド「五月に差し掛かろうとしている、もはや時間はない。活動を始める。融合競技部として、やるべきことを始める」

タケル「……とうとうここまで来たなあ」

ミカド「何をやるべきか、私と……顧問から伝えようと思う」

・自由安価(顧問の先生、どんな人?性別だとか性格)9分に一番近いものを採用

琴隼(ことばや)アサミ 女
ものぐさな教師兼天才科学者
常にココアシガレットを咥えている

名前まで出してくれるとは思わなかったけどまあいいや、>>892でいきます

タケル「え、部長……顧問の先生とかいたんすか」

キゲン『そりゃあ顧問がいなかったら同好会止まりだろうが』

ミカド「私と同様忙しいものであまり顔を出せない。アサミ先生どうぞ」

アサミ「……ど~も~」ガララッ

トウマ(格好から見ても……なんか凄まじくだらしないのが分かるんだが)

レイカ「先生……校内はタバコ禁止ですが」

アサミ「これココアだから。あたし研究者も兼任だし、甘いのが入ってないと落ち着かないの」

アサミ「えっとぉ……あたしから伝えること?んまあ、頑張って。応援してる」

バンカー(我々はこんなんでいいのか!!)

ショウ「……なんだコレ」

アサミ「その代わりあたしの相棒はいつもそっち見てるから。よろしくね」


・自由安価(アサミのパートナー、どんなメタラダム?性格とかなんでも)28分に一番近いものを採用

騎士型男性メタラダム。ズバ抜けた基本性能と剣技を誇る第三世代型。
相方と比べかなりキッチリした性格で時間やルールにかなりうるさく少しキザな面がある。

名前はマトイで性能はだいたい>>901な感じでまとめてきます

・メタラダム:マトイ-第三世代義体
侍の大鎧と騎士のプレートアーマーの合いの子のような外観を持つイカルガ・ヤマト重工製のメタラダム。カラーリングは白基調に空のような青。
射撃武装はおろか装備としてフォースソード一本しか持たない。しかしその分運動能力・膂力・機動力ともに第三世代としては最高水準に位置する。
アサミとはこの義体を得る前からの長い付き合いで、その反動としてか一片の隙も無いほど決まりや時間に忠実。

マトイ『紹介されたマトイだ。今後は俺がこの部活を監査しておく』

マトイ『事情のない遅刻だとか欠席は許さん。必ず事前連絡しておくように!当然校則にも違反するなよ』

ショウ(こっちはガチガチかよ……めんどくせーコンビだなァオイ)

ミカド「よし。これからの練習の方針に移る」

ミカド「部員は八人……7on7のドミネーションをやるには頭数こそ足りているが戦力不足だ」

ミカド「3on3のラインでいく。時間制限が短いゆえに、最良の状態で動ける時間を長く取りたい」

ミカド「六月までは体力作り、格闘術といった基本練習でいく」

ミカド「それを超えたあたりから徐々に練習試合や連携の練習を増やしていく。合宿も予定している」

ミカド「決戦は九月だ。それまでに、お前たちの実力を底上げしてみせる。必ずついて来い」

ミカド「優勝!それあるのみ!」

\おおおおおおおおおおおおおおっ!!/

今日はここまでです
7on7はタケルの三年目……まで続けたら描写したいと思ってます
安価に参加してくれた人達ありがとうございました

今日は22時からにします
いい加減学校の名前ぼかし続けるのめんどいんでそろそろ名前安価しよ。あとライバルキャラ(おんなのこ)の名前とかも
テンプレはもう出来てるんで次スレ移行の心配はしなくていいです。ここも使い切ります

~とある日~

タッタッタッタッ……!

ショウ「……んでよォ!はァ、ハッ、クソ!!レイちゃん!!なんで走り込みからなわけ!?」フラフラ…

レイカ「何がレイちゃんだモヤシめ」

フライシュツ『当たり前だろう体力作りなんだから』ガチャンガチャン!

ショウ「ハァッ、うぐ……!うっぷ!こ、ンなの予想外だっつの……!!」オエー!

ミストヴェール『ちょっとぉショウ、根性ないよ!あと一周なんだから頑張れよう』

レイカ「同学年のよしみで一応合わせてやってると言うのになんと情けない。先に行っているぞ」タタターッ

ショウ「ちょ……!!び、ビリッケツかよ……ッ!!」ハーハー





タケル「うおおおおおおおお!!ふんぬああああああああ!!」ズダダダダダダダッ!!

マトイ『真寺角タケル、到着……と』カキカキ

ミカド「遅い。終盤に一気に上げるくらいなら全体のペースをしっかり維持しろ」

タケル(部長はマジで人間なのかよ……!!)ゼーゼー

キゲン『部長の言う通りぞ、タケル』

タケル「……おま、お前、なんでその格好でめちゃくちゃはえーの」ペタン

キゲン『見た目だけで侮るなといういい教訓になったとは思わんかな?』ドヤァァァ

ミカド「ふ。キゲンの方がよっぽど解っているようだな」

サクヤ「ショウさーん、しっかりぃ!!」

ショウ「」ドチャアッ

トウマ「駄目だなあの人は……」

マトイ『付いた順に、龍驤院、真寺角、雷門、佐田芽、鏡、坂本、穂波……で』

マトイ『ゴールすらできなかったのがアレと。メタラダムでは、キゲン、レーヴァティン、シロツバキ、フライシュツ……』

マトイ『ミストヴェール、マナ、バンカー、クモキリか』

キョウスケ「……ゴーレムにすら負けるって、お前」

クモキリ『…………』

バンカー『バンカーだ。そこは正してもらおう』

~またとある日~

セッカ(サクヤちゃん、わかってたけど手ごわい……!防御も堅いし、飛び回られるのが!)

サクヤ『マナ!オペレーションシフト!!』

マナ(ようし……いきますよ、サクヤ!)ガギギギギギッ!!

ミカド「……真寺角、お前の動きを少し追っていたが時たま遅れがある。違うか」

タケル「オレの動きが遅い……ってんですか?」

ミカド「融合体はふたりでひとり。それ故に、思い描く完全な動きを行うには二人の行動がガッチリとかみ合ってなければならん」

ミカド「どちらかが実力を測りかねている、ということに間違いない。恐らくは……お前だ。真寺角」

タケル(キゲンの実力……!?)

サクヤ(タケルくんと……部長さん!!青春してる!!すごく絡んでる!!』

サクヤ『滾ってきたああああああああ!!』ゴオッ!!

セッカ(何よりこれがすごいんだよね……!!)

ヒュッケバイン復活ってマジかよ……!!

・自由安価(タケルたちの通う学校の名前):6分に一番近いものを採用

安価出してもらってなんだけど中学って横文字が付くイメージがない。群青学園とかでいい……?

校長「ふうむ……龍驤院くん」

ミカド「……校長。先の一件ではお世話になりました」

校長「いや、いいんだよ。こうして羽撃樹くんも戻ってきて部活動に励んでいる」

キゲン(しこたましごかれているんだがな)

校長「素晴らしいことじゃないか。なんとも……去年のようなことにはもうならないと信じたくなったよ」

ミカド「――俺は兄とは違う」

校長「む……そ、そうですかな。壮行会では群青学園を挙げて皆が発つことになる」

校長「融合競技部の新しいスタートをぜひ見せて欲しいものですな」

ミカド「期待に応えましょう」

タケル(……やっぱ、部長って去年のことになるとちょっと変わるよな)

強行して見てなかった。ごめんね

~一週間ほど経って~

タケル(……あ、部活行かなきゃ……)zzz

キゲン『おいタケルよ。いつまで寝とんのだ』

タケル「う……あ、ありゃ。なあ……今日は部活あるよな」

キゲン『何寝ぼけたこと言っとるか。お前、セッカとどこかに行くんじゃなかったのか』

タケル「……うおおおっ!!そうだった!!ヤバい!!」バッ!!





シロツバキ『タケル、おそい!』

タケル「……面目ない」ゼーゼー

セッカ「ま、まあ無理ないよ。久々に部活休みだったし」

キゲン『それで、今からどこへ行くとかは言っておったかな』

セッカ「街の方へ行こうかと思って。それで、タケルくんを呼んだんだけども……」

すいません今日はここまでです
なんか夜の時間帯だと全然書き進められないなー
謎のライバル登場は次回ということでお願いします

あれっレイカさん……名指しされてないのに真っ先に向かっていったってことは女の子らしくないって自覚が(ズガァンッ!!


女の子だとライバルキャラの出生的に映えそうだなあと思ってたんですけどライバルといえば男なんだよなあと思うし……
こりゃもう安価にしよ。18時からやります

タケル「確か……サクヤと戦ったとき何か考えてたんだっけか」スタスタ

セッカ「うん。シロツバキの装備だとああいう上から被ってくるような形で一対一をされるとどうにもできないなあって」

タケル「装備が装備だからなぁ」

キゲン『蹴り落とせばよい』

タケル「そんなんできんのはお前ぐらいなんだって」

セッカ「だからどうにかしてツバキの装備を強くしてあげたいなあ、って思ったんだけど」

セッカ「カタログだけ見てもよくわかんなくて。それで、タケルくんに」

タケル「ツバキは軽いし、積載量の問題ってのがついてまわってくるんだよな……」

シロツバキ『買い物袋ぐらいなら持てるよ』

タケル「そういうレベルじゃないんだっつうの。うーん、着いてみてから考えてみる」





タケル「う~~~~~ん」

セッカ「どうかな?」

タケル「DガトとかFガトなんか持たせられないし……盾もバリアと役割被るし……」

タケル「セッカさ、融合した時のExフォースには自信あるか?」

セッカ「え?うーん、頑張ればいっぱい出せるよ」

キゲン(それは当たり前じゃろう)

タケル「それなら軽いし強いトルネクススピナーって選択肢も出てくるんだけど……値札見てみろ。予算は?」

シロツバキ『うわ……!』

セッカ「………………ごめん、無理だと思う」

タケル「だろ。新しめの武器ってこうだからなあ……」

シロツバキ(……なんか距離近くない?)

キゲン『うお!!これ見ろタケル!!懐かしいな、まだ生産していたのか!!』

タケル「イシユミとユガケ!?これ、オレらで使えるかな!?」

キゲン『使ってやるとも!財布を開けタケル!』

タケル「……足らねえ。小遣い溜めるしか」

キゲン『お前は一人暮らしなのに小遣いも何もないだろう!?』

タケル「月いくらまで引き出すとか決めてないとダメになっちゃうだろ!!」

シロツバキ『なんでそんなとこだけ真面目!?』

キゲン『それもそうだ……仕方ない、またの機会にするか』

セッカ「……なんかタケルくんの方が楽しそうだね」クスッ

タケル「そうだな!」

・自由安価(謎のライバルキャラ、名前と性別)31分に一番近いものを採用

立華 椿姫(タチバナ ツバキ) 女
根暗で卑屈、反面努力家でもある
ここにはない何かに対する強い憎悪を抱いており、過激で苛烈な発言が目立つ
低血圧で朝に弱いのだが、日曜日だけは早起きを欠かさない

ツバキだと字面でシロツバキとかぶっちゃうなー……下の名前だけ再安価してもいいかな?

あとこれ性格は安価取られてないけどこれでいくの?
安価ならマリア

では再安価
・自由安価(立華ちゃんの名前だけ)44分に一番近いものを採用

>>959
腹案と>>951を混ぜる形で行こうと思ってます

~公園~

タケル「いろいろ見て回ったけど……特に収穫なしかぁ」

セッカ「今から帰るとなったら日も落ちてくるし、残念だけど、ご飯食べて帰ろうか?」

タケル「そうすっかなぁ……ご飯って、どこで?」

セッカ「……特に考えてはいない、んだけども」

タケル「今度来るときはもうちょっと計画立てとこうな、お互い……」

シロツバキ『ありゃ。そういえば、キゲンは?』

タケル「あいつ、ふらっといなくなる時あんだよなぁ。何やってんだか」

ガサガサガサッ!!

キゲン『おおうい!!タケル!!大事だッ!!』

タケル「な、なんだあ!?」

キゲン『茂みの中に行き倒れがいるぞ!!』

タケル「は、はあ!?ちょっと待ってろ、今行く!!」





???「……んぅ?」ムクッ

キゲン『寝ているだけだった』

タケル「」ズシャアアアアッ!!

タケル「ひ、人騒がせな……!きみ誰?女の子……だよな」

カズキ「……カズキ。立華カズキ」

タケル「なんでここで寝てんの?もうちょっとマシなところあるだろ」

カズキ「ほっといて。邪魔。どっかいって」コテン

タケル「~~~~~ッッ、そうか!わかったよ」ザッザッ

キゲン『いいのかタケル』

タケル「知るかよ!腹立つなあ、親切心だっつうのにさ。セッカ!どっか行こうぜ」

セッカ「ええ?う、うん」

タケル「それになんかさ……!アイツとは全然ウマが合わない感じがする!」

キゲン『……そういう動物的な勘は我々にはわからんな』





『迎えに来たぞ』

カズキ「エクスレイ」

エクスレイ『お前ときたら、日曜になるとどこともわからん場所をほっつき歩いて……』

エクスレイ『……何をムスッとしている。何かあったか』

カズキ「……すごく邪魔な奴がいた。それだけ」

エクスレイ『そうか。行くぞ』ダキッ

カズキ「離せ。日曜は自分で歩くから」ストッ

エクスレイ『……ワケのわからん奴だ』

・立華カズキ(タチバナ-)
タケルとは正反対のような存在。根暗で卑屈で礼儀知らずで肌も真っ白く、活発的な側面を素振りからは微塵も感じさせない。しかし隠れた努力家でもある。
何かに対する強い憎悪を常日頃抱いており、それが不健康的な生活や口汚さの一因となっているようだ。
低血圧で朝に弱いのだが、日曜日だけは早起きを欠かさない。曰く、日曜日は自分にとってもっとも特別な日であるらしい。

・メタラダム:エクスレイ(X-零)-第四世代義体
とある義体工房の実験作であるXナンバーシリーズ初号機。白黒のモノトーンなカラーリング。X-零の義体に換装する前には元の名があったようだ。
流線型の未来的なシルエットが特徴で、その性能は未だ計り知れない。カズキの世話役を渋々ながら兼ねているようだ。



相方のメタラダムも決めたかったって人達ごめんなさい
こいつらは結構今考えてるストーリーにがっつり絡んできちゃうんで本筋としてあんまり変えられないんです。すまぬ すまぬ すまぬ

そろそろ埋まっちゃいそう。次スレ立ててきます

【安価・コンマ】メタルファイヤー!【オリジナル・ロボット物】
【安価・コンマ】メタルファイヤー!【オリジナル・ロボット物】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477995940/)

次スレです。本編は向こうでやるんですけど今日はここまでです、短くてごめん
このスレでは明日からなんか小ネタやろうかな。というわけで

・自由安価(今まで出てきたキャラのある日を切り抜いた小ネタ。誰がいい?)40分に一番近いものを採用

これは名前だけ?それとも内容も指定?

>>980
名前だけでした。見てなくてごめんね
そして校長先生と来ました。まあ近いうちここでやります

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