凛「まったく……プロデューサーは隙が多いんだから」まゆ「好き……?」 (9)

ガチャ

凛「お疲れ様です」

凛(事務所に誰もいないのか……)

プルルルル プルルルル 

凛(電話……)

ガチャ

凛『もしもし』

P『もしもし?』

凛『あっ、プロデューサー。どうしたの?』

P『凛か。今いつものスタジオにいるんだけど、俺の机の上に封筒が置きっ放しじゃないか見てくれるか?』

凛『ちょっと待ってね……それって白い封筒?』

P『そうそう!失くしたんじゃなくて良かったよ』

凛『プロデューサーってこういううっかりしたところあるよね』

P『どうにかしたいと思ってるんだけどな……まあ、急ぎの書類じゃなくて良かった』

ガチャ

まゆ「おつかれさまで……」

まゆ(電話中でしたか。静かにしておきましょう)

凛『まったく……プロデューサーは隙が多いんだから』

まゆ「好き……?」

まゆ(もしかして……)

P『隙が多くて悪かったな!じゃあな!』

ガチャ

凛「きれちゃった……」

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まゆ「おはようございます、凛ちゃん」

凛「あっ、まゆ。来てたんだ。おはよう」

まゆ「さっきまで電話してたみたいですけどお相手を聞いてもいいですか?」

凛「?プロデューサーだよ」

まゆ(やっぱり……。凛ちゃんはプロデューサーさんの好きが多いって言ってました。つまりプロデューサーさんは凛ちゃんのことが好き……)

まゆ「凛ちゃんも(プロデューサーさんのことが)好きだったんですね」

凛「好き……?何が?」

まゆ「とぼけなくてもいいですよ。まゆにはわかっています」

凛(何のことだろう……?まあ納得してるみたいだからいっか)

まゆ「それで、プロデューサーさんは好きが多いみたいですね?」

凛「うん。隙が多すぎてこっちが困っちゃうくらい」

凛(この前はボーっとしすぎて車に轢かれそうになってたしね)

まゆ「そ、そんなになんですか……」

まゆ(まゆは軽くあしらわれるのに凛ちゃんにはゾッコンなんですね……悔しいです)

まゆ(でもプロデューサーさんの幸せがまゆの幸せ。凛ちゃんとくっつけるように応援しますよぉ)

まゆ「えっと、凛ちゃんはプロデューサーさんに好きを見せてるんですか?」

凛「隙?出来るだけ見せないようにしてるけど……」

凛(だらしない人だって思われたくないしね)

まゆ「なんでなんですか!」

凛「え……?でもプロデューサーに(ドン引きの意味で)引かれたりしたら……」

まゆ「(好きな人に心が)惹かれることなんてよくあることですよぉ!」

凛「でも、避けられるんじゃ……」

まゆ「(2人の中が)裂けることなんてありませんよ!」

凛「そうかな……?」

まゆ「はい」

凛(プロデューサーはちょっとだらしない子が好きなのかな?ドジっ子……って言うんだっけ。まゆの言ってることだし正しいんだろう)

凛(でもおかしいな……。まゆはプロデューサーのことが好きだったはず。なんでわざわざ恋敵を増やすようなことを……)

凛(私もプロデューサーのことは好きだけどそれはLikeの意味での好きだしね)

凛「それでも私は隙を見せないようにするよ」

凛(プロデューサーと付き合いたいわけじゃないし、まゆにも悪いからね)

まゆ「え……?」

まゆ(凛ちゃんはプロデューサーさんに多いと思うくらい好きだと言われているのに、自分は本当は好きなのにその気持ちを隠すということですか?)

まゆ「それは……アイドルだからですか?」

凛「まあ、そうだね」

凛(本当はまゆがプロデューサーのことが好きだってわかってるからだけど)

まゆ(ファンを裏切らないという、凛ちゃんのアイドルとしての心構えは流石ですね……)

まゆ(でも!凛ちゃんと恋人になることがプロデューサーさんの望みならまゆはなんでもしますよぉ!)



こうしてまゆの見事な策略によって、数年後にPと凛は結ばれ結婚することになるが、それが勘違いから始まったということは誰も知ることはなかった。

おわり

終わりです
アンジャッシュ難しいですね

おつ
前にP×凛で書いた人かな

>>7
ちょっと心当たりないですね……

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