未来を置き去りにしてバイトをする (147)
・オリSF系
・地の文あり
・かんたんな解説をいれるときがあります
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時は20XX年,日本は生活するうえで考えうる限り最高のシステムを編み出した.
それは人より遥かに経験値を積んだ人工知能によってサポートされるシステムだった.
仕事を始めとして,趣味や娯楽に対しても,最適化が図られ,望めば助言を受けることができる.
とは僕が所持しているPAIと呼ばれる人口知能の言だ.
PAIとはPersonal Artificial Intelligenceの略だ.
つまるところ,人工知能を搭載した電子端末の総称である.
彼らは,自分たちの存在を問われると,決まってこう答える.
しかし,僕はその意見に対して,懐疑的だった.
AIのおかげで,生活の質は向上したが,貧富の差は広がっている.
高性能な人工知能が職を独占し,能力のない人間が職を失う.
更に,人間に任せると人件費が嵩むこと,なにより効率が悪いという理由で雇用が減っているのだ.
それだから,実りの良い職が見つからず,身に染みるような貧乏に悩まされる人々が増えている.
この僕も御多分に漏れず,貴重な日々をバイトに費やしている.
丑三つ時,長寿命LEDが街灯として道路を照らす一方で,使い古され茶色に変色した豆電球がちらつく六畳間に僕はいた.
布団の上であぐらをかき,座布団の上にあるものと向き合う.
それは眼鏡という視力矯正器具に載せられた電子端末である.人工知能も当然搭載されていて,名前はPAIと名付けた.
安直な名前だとバイト仲間には笑われたが,面白くもない.
だって,眼鏡やPCに名前を付けたがる奴がいるだろうか?
.
しかし,今この瞬間だけは,PAIから指先から凍えるような無機質な音声が,彼を人間たらしめていた.
「ユウマ,これから一か月以内に,この住まいを出る必要があります」
分かっていたことだろう.百地悠真.これはもう避けようのない事態なのだ.
僕の住む二階建てのアパートはどんな悪徳不動産でも見晴らしがよいとは言い難い場所に位置する.
大通りから走る細い小道を進んだ先にあるそれは,周囲をのっぽのビルに挟まれているせいで
窓ガラス越しにもビルの壁が押し迫っている.例えバイトで早起きしようと,美しい朝日など到底望むべくもない.
それでも我慢はできるが,更に悪いことに,アパート自体が予断を許さぬ状態まで崩れてきていることが先月判明してしまったのだ.
自分も部屋のドアノブがすっぽりと抜けてしまったことはあったが,これほど悪いとは思わなかった.
今思えば,駅から十分と近く,都市の中心部と郊外の狭間にあるここは,流通の便が良かった.
なにより,格安の家賃である.障子紙のない障子も味があるではないか.
家主の爺さんに,これこれそうした理由で此処が気に入っているどうにか賃貸を続けてはくれないかと
頼み込んだものの,彼は修理も面倒な家をさっさと取り壊して,郊外で安らかな余生を送ることに気が向いているようであった.
未練たらたらにその訳を聞くと,どうにも爺さんは土地を売り払って,別嬪な家政婦型アンドロイドを購入するらしい.
なんと羨ましいことか.
僕は苦々しい思い出を噛み潰してから,PAIに返事する.
「引っ越し先をまだ決めていないんだ」
「時間はないですが,これからでも探せます.それに今まで,ユウマは私の助言を意図的に無視していました」
なじるような言い方だが,実際のところPAIは何も感じていないはずだ.
「PAI,怒っている?そのことは謝るよ」
「いいえ,これから,私を信用してもらえるよう,努力します」
声色一つ変えず返答する様は,健気にすぎる.これが演技だったら,僕はとんだ阿呆だが.
「引越に関しましては,今一度お考え下さい.この住居は国の記録によれば築200年を超えています.
先日,壁の一部が剥がれたことに加え,支柱の劣化も著しい.専門家の検分結果,退去命令が出されました」
淡々と事実を述べるPAIと対比するように,僕の表情が険しくなっていくのが分かる.
「中心部に住み続けるのは,もう無理だな.家賃が高いし,それに仕事がない」
中心部の高層ビルで勤める人々は,僕のPAIよりもずっと高性能なものを使っていて,ほとんどの仕事をPAIに任せているらしい.
より優秀なPAIを持てば,他人よりも仕事ができると見なされる.
つまり,それを買うお金が全てなのだ.
それは今も昔も変わらない不変の事実.田舎から飛び出して,何か自分に合う仕事が見つかると希望に胸を膨らませていた僕への重い楔だ.
僕は慌てて有り金をはたいて,PAIを買ったけれどあまり意味はなかった.
ピンからキリまであるPAI,学生上がりの僕が買えるものなんてたかが知れていた.
しばらくして,男仁と共にワゴン車が現れた.
ワゴン車に載せられているのは,4荷の銀色のアタッシュケースだ.
「今からこれを昇天斎場へ運びます.かなり重いと思いますから,頑張ってください」
手渡されたそれを掴むと,がくっと腕が下がった,
「な,なるほど」
アタッシュケースの中で,金属同士がぶつかり合うような音がした.
男仁さんはひょいと一つ持ち上げる.
「これまで私一人で運んでいたものですから,百地さんがいると助かります」
つづけて,男仁さんはPAIをよこすように告げた.
「斎場への経路はあらかじめ決まっていましてね.その通りに移動してほしいのです」
僕は了承し,眼鏡ごとPAIを外し,男仁さんに手渡した.
男仁さんは,さっそくPAIを装備すると,レンズに表示された地図上に目線を走らせた.
その目線を追って,PAIは忙しく地図に経路を作成するだろう
数分後に,作業を終えた男仁さんは,PAIを外した.
そして,掌で持ち上げて,物珍しそうに眺めている.
「3世代以上前の古い型ですね.もう市場には出回っていないはず.どこで,手に入れたんです?」
「マニアの知り合いが,譲ってくれたものです」
そいつは今頃,ラーメン屋で下準備に追われていることだろう.
「なるほど.私が探しても,見つからないわけだ」
男仁さんは笑って,PAIをそっと僕の掌に置いた.
「仕事上こういった精密機械に関わることが多いので,PAIにもすこし興味があるです.その御友人ほどではありませんが」
そういう男仁さんには自身のPAIが見当たらない.
あの筋肉のどこかに埋もれてしまっているにちがいない.
「しかし,その御友人も魔訶不思議な方ですね.老婆心ながら申し上げると,そのPAIはさっさと手放すか,返してしまうのが良いでしょう」
「?なぜです.PAI,後で話は聞くから,静かにしていてくれ」
俺の質問がまるで不要だと言わんばかりに,掌の上でPAIが低く震えていた.
今は第三者から意見を聞ける,大事なところなんだ.
それは,アイツに有り金を払ったのが正当かどうかの,判断基準になる.
「簡単にいえば,その機種はセキュリティ上に重大な欠陥があるということです.昨今流行っている,サイバー犯罪の標的になりやすいでしょう」
「ほんとうですか」
「一番良いのは,その御友人から話を聞くことです.触れた限り,いろいろと改造してあるようですから」
僕はPAIをまじまじと見つめる.ちょっと信頼できなくなってきたぞ.
「興味がおありなら,その辺を話しながら,運びましょうか.もうそろそろ,出発する時間です」
男仁さんと僕はアタッシュケースを二つずつアタッシュケースを持って,その部屋を後にした.
それから数時間,僕はアタッシュケースを両腕に吊るし,重さなど感じぬ様子で歩く男仁さんの跡を追いかけた,
太陽はほぼ中天にかかっている.男仁さんによると昇天斎場の周りでご飯をとるという話だったが,その前に身体が限界を迎えそうだ.
ユウマ:泣き言は言いたくないけれど,かなーり大きく遠回りをするんだね
PAI:彼が私に指示したルートは最短ルートのおよそ三倍はあります.距離にして約10km.ざんねんなことに,理由は想像できます
ユウマ:監視カメラに映りたくない,とか
PAI:私もそう思います.証拠に,彼の目線を観察してみてください,一定間隔の時間おきに,周囲に注意を払っています.いったい何を恐れているのでしょうか.
あ,また距離が離れています,ユウマ.
ユウマ:はい
指の感覚がなくなりつつある中,アタッシュケースを再浮上させて,足を早める.
そうして男仁さんの1歩後ろにつく.これが部下としての正しい位置なのだと,PAIが教えてくれた.
そこで僕がへばっていることに気が付いたのか男仁さんが歩行速度を落として,横に並んだ.
「君は文句も言わず,よく頑張っています.休憩がてら,喫茶店で話の続きをしましょうか」
安価直下で男仁さんへの返答を1,2のどちらかを選んでください
1 「本当ですか,よろしくお願いします」
2 「もう少し頑張ります」
ユウマ: PAI,質問がある
PAI: なんでしょうか
ユウマ: PAIは男仁さんが言ったような事態になる確率は,どれくらいだと思う?
PAI: 現在は,限りなく低いです.また今後は段階的にセキュリティのアップグレードをします
ユウマ: よろしく頼む
PAIとはなんだかんだ半年以上共に過ごしている.信頼がないわけでは,なかった.
だから,僕は男仁さんにこう相槌を打った.
「お話し,ありがとうございます.これから,PAIもセキュリティに注力してくれるみたいなので,様子を見てみます」
「そうですね,被害が出てからでは遅い.未来を見据えて動かないと後悔ばかりです」
男仁さんは,肩の筋肉を盛り上げた.
どうも彼は未来を見据えた結果,筋トレをするべきだという判断を下したようだ.
それがなんだか羨ましくて,僕は思わずため息をこぼした.
中心部のコンクリートジャングルを外れて,郊外をえっちらおっちら歩いていると,人通りが減っていくのが分かった.
代わりに,雑木林を道路の両脇にちらほら見かけるようになる.
男仁さんが相変わらず周囲を見回しながら,言った.
「この辺りは,開発から取り残されているのです.駅も近くにありませんし,ショッピングモールもない.
土地に染みついた陰気な気配を人は敏感に感じ取ってしまうのでしょうね」
言われてみると,樹木の間に,雨泥にさらされ黒ずんだ墓がいくつも立っていた.
墓はいくつかのグループに別れているようで,綺麗な大理石で戒名が刻まれた集団から,吹けば飛びそうな集団まであった.
印象的なものとして,豪奢に装飾された白い十字架の集団を見かけた.
異国で,骨を埋める覚悟とはどんなものだろう.僕も,両親と同じ墓に入れられるのは御免だが,一人は少し,寂しくもある.
男仁さんはそんな僕を見て,呟いた.
「不気味ですか?」
「いいえ.夜にこの通りは歩くのは遠慮したいですが」
「今日は,夜までかからないはずです.それに,二人なら襲われてもなんとかなるでしょう」
僕はともかく男仁さんを襲おうとする奴は,そういないだろう.
「もし私が相手の立場なら,どちらかといえばアウトローなのは百地さんですから,警戒しますね」
「履歴書の特技欄に農耕機を扱えると書いた男は,アウトローなのですか」
男仁さんは,口を開けて横隔膜を振動させた.笑っているのだと気づいたのは,しばらくしてからだった.
さて,とうとう最初の目的地であう昇天斎場が現れた.
体育館程度の大きさのそれは.灰褐色のブロックを適当に積み上げたらできたような歪な造形だった.
上下左右に無理やり部屋を加えたような箇所があって,微妙に色が変わっているのが分かる.何度か増築しているのかもしれない.
「私たちは,従業員入口から入ります」
男仁さんの後を追って,建物を大きく一周し,裏へと回る.
男仁さんは,黒色の扉の前に立ち,今はてんで見かけなくなったインターフォンを鳴らす.
すると,甲高い電子音が鳴り,錠が解除される音がした.ひとりでに,扉が開く.
扉の奥にいたのは,車いすに座った一人の少女だった.
一文字に揃えられた前髪の下で,薄い琥珀色の瞳が瞬く.
「こんにちは,おにさん」
男仁さんは,屈んで視線を合わせて,言う,
「こんにちは」
少女は小首を傾げた.
「おにさんが遅刻するなんて,めずらしいです」
「すみません.今日はバイトの新人を連れていまして,私が話に夢中になってしまったのです」
こちらが,新人の百地悠真君」
立ちすくんでいた僕は,慌てて頭を下げた.
少女は,小さく息を呑みこんでから,喉を震わせる.
「しつれいしました.わたしは,昇天斎場の納棺師を,つとめています.猿山鈴音と,もうします,
…どうか,この目のことは,お気になさらないでください」
その間,少女の瞳の焦点は,宙をさまよっている.僕が初めて出会った,盲目の子だった.
自己紹介のあと,猿山さんはおぼつかない手つきで低い位置で,壁からつりさげられている紐付きカードを二つ手に取った.
「入館中は,この入館許可証を身に付けて下さい」
少女がおずおずと差し出したそれを,受け取る.
受け取った入館許可証はハガキ一枚ほどの大きさで,黒く不気味な光沢を放っている.
それを僕たちがつけたことを確認してから,猿山さんが廊下にそって車いすを静々と進めた.
一面灰色の廊下では,天井に取り付けられたLED光は調整されており,厳かな雰囲気を保っているのが分かる.
そして,奥に進むにつれて,アルコール消毒液とお香が混ざった匂いが鼻孔をくすぐる.
前を進む,猿山さんは気にも留めていない様子だ.
僕は,背後からそれとなく,猿山さんを観察する.
上下ともに黒色で,七分袖のワンピースにロングスカートである,申し訳程度にジャケットを羽織っているのは,冷房の効いたこの建物にいるからだろう.
服装に対比するように,手足は雪のように白くてか細い.そして朧げに宙を眺める瞳と,筆でさっと引いたような薄い唇はどこか現世離れした雰囲気を醸し出す.
そんな彼女も耳元には,一見イヤホンのような小型のPAIを取り付けている.恐らく,障碍者用の高価なものだ
ふと,男仁さんは思い出したようにその猿山さんへ,声を掛けた.
「鈴音さん,まず百地君を休ませてあげたいのですが,何か良い場所はありますか?」
鈴音さんは顔を持ち上げて,答える.
「えっと,今は使われていない,事務室がこの先にあります.ですが,パイプ椅子くらいしか,なかったと思います」
「ええ,それで十分です.百地君をそこに待機させてから,作業をしましょう.」
疲れているから,作業をしなくてもよいという気遣いはありがたい.
けれど,もし頑張ればなにか情報を得られるかもしれない.
安価直下で男仁さんへの返答を1,2のどちらかを選んでください
1 「分かりました,休ませてもらいます」
2 「僕もその作業を手伝います」
3の処理を行います
僕はその臭いを振り払うように,かぶりを振った.
考えすぎなのだ,この仕事を滑らかに終えるには,男仁さんが言っていたように僕はロボットになるべきだ.
男仁さんから,すこし重くなったアタッシュケースを2つ受け取り,出発の準備をする.
その間に一つ印象的だったことがある.車いすのひじ掛けに置かれた猿山さんの手は,スーツ姿の男によって握りしめていた.厳しい表情の男に対する彼女の
憐れむような表情.あるいはどうにもならないのだと諭しているような雰囲気が,彼女らをこの場から孤立化させている.
それから,彼女らに付き添われて,さきほどの従業員用出入り口へ向かった.
形式ばった礼を言って,立ち去ろうとした男仁さんに,スーツ姿の男は威圧するように言った.
「例え,あなたができなくても,他の方でできるという人はいるんだ.
もう協力することはないと思ってほしい」
男仁さんは,肩を竦めた.
「構いません.ですが,勢い余って彼女の命を縮めることにならないよう,ご考慮ください」
意味を成さない喚き声を上げた男だったが,隣にいる猿山さんを気遣ってかそれ以上は何も言わなかった.
一方で猿山さんは最初に会った時と同じ調子で,別れを告げた.
「おにさん,ももちさん.どうかお元気で」
急かすように男が彼女を扉の奥へ運ぶ前に,彼女がこちらを見て唇を動かした.
即座にPAIが読み取ってくれる.
PAI: 『SADに気を付けて』,誰に向けられた言葉なのかは,分かりかねます
ユウマ: SADって何を指しているんだろう?
PAI:いくつか候補は考えられますが,情報不足です.情報が出そろい次第,報告いたします
ユウマ: 頼む
午後から天気が崩れるとPAIは言っていた.それまでに終わればいいのだが.
斎場から歩いて数分のところに,寂れた公園があった.
危険性のある遊具はすでに撤去されて,地面は雑草による浸食がすすみつつある.
男仁さんが.斎場から頂いたという弁当を受け取り,もそもそと箸を進める.
先ほどのこともあって,沈黙は苦痛である.
とりあえず,話題を振ることにした.
直下のコンマ00~80で1,2,3,4を行います.
81~90で1,2,3を行います.
91~99で1,2を行います.
1 昇天斎場について
2 これから向かう港区の大倉庫について
3 「すごい剣幕でしたね.あの人」
4 どうせだからSADについても聞いてみよう
倉庫内を巡るベルトコンベアーに沿って,どんどん奥へ向かっていく
「と,ところで,僕たちはどこへ向かっているのでしょうか?」
犬井さんは,僕の持っているスーツケースを顎でしゃくってみせる.
「男仁はそれらを引き渡しに行くのじゃ.もう先方は待っておるからのう.その間ぬしは,ちと儂と戯れようか」
どうやら,昇天斎場のときと同じく僕は現場にはいられないようだ.その間犬井さんが付いてくれていることが先ほどと違う点だろう.
「家には,儂以外に二人住んでいる.が,こちらのことを気に介する暇もないほど忙しいだろうて」
面白くもなさそうに,犬井さんは付け加えた.
それから入口とは反対に位置する倉庫の勝手口の前で,男仁さんと別れることになった.
男仁さんへスーツケースを渡すとき,唇をほとんど動かさず告げた.
「時間はとらないと思いますから,ここで待っていてください.」
男仁さんが立ち去ったのを見届けてから,犬井さんが大きく背伸びをする.
白のワイシャツから胸部がくっきりと浮かびあがる様子をまんじりと見てしまう.
今だけはPAIがいないことを,感謝しなければならない.
「さて厄介な荷物も失せたところで,儂の家へ招待しよう!」
一気に華やぐ彼女にとって,ついさっきの男仁さんの言葉など風の前の塵にすぎないようだ.
僕は
1 「ありがたい話ですが,ここで待つように指示されているので,遠慮させて頂きます」
2 「ぜひ,お願いいたします」(男仁さんの言葉を裏切ることになるかもしれない・・・)
3 「なぜ,犬井さんは僕にそんな親切にしてくれるのですか」(危険な問いだ.だけど,これは僕が一番知りたいことなんだろう)
安価直下
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