ミサト「シンジくん教習所に通いなさい」シンジ「えっ?」(21)


ミサト「教習所に行ってエバーの基本動作を一から教えてもらうの」

シンジ「えぇ!!エヴァに教習所なんてあるんですか!?」

ミサト「当然。何事にも免許取得なくして乗り物にはのれないでしょ?」

シンジ「そんなぁ…」

ミサト「そうねぇ。まずは仮免取得まで頑張りなさい」


シンジ「じゃあさっきの怪我してた女の子もエヴァの免許を持ってるんですか?」

ミサト「女の子?あぁレイの事ね。そうよあの子は取得まで7ヶ月かかったけど、やる気があれば教習所なんて1ヶ月で卒業できるわ」

シンジ「7ヶ月!?どんだけ居座ってたんだ…」


ミサト「あとコースなんだけどat とmtどっちにする?」

シンジ「そんなのあるんですか?人類を守るって言ってるのにそんなので大丈夫かな…」

ミサト「まぁおっとこの子だったらmtよねぇ~最近は男でもatもいるらしいけど。女々しいもんね~ 」


シンジ「女々しいもなにも違いが分かりませんよ!!」

ミサト「そんなの簡単よぉ~クラッチがあるかないかの差だけよ。まぁ最初はエンストするかもしれないけど慣れればどおって事ないわ♪」


ミサト「まぁ何事もやれば出来るものよ。入校式は免除してあるからさっそく明日から行ってきなさい」

シンジ「はぁわかりましたよ。行くだけ行ってみます」

ミサト「よろしい♪じゃあ頑張ってねぇ~ん」


翌日


シンジ「って来てみたけど教習所もなにもネルフの中じゃなか」スタスタ

シンジ「たしかケイジの隣の部屋に行くんだっけな?」スタスタ

~ネルフドライビングスクール~

シンジ「ここか、まぁ入ってみるかな」


ウィーン

シンジ「!!」


ゲンドウ「よく来たなシンジ」

シンジ「父さん…」

ゲンドウ「出撃」ニヤ

冬月「碇。まだ使徒は来ておらんぞ?」

ゲンドウ「問題ない」キリッ

冬月「いや問題しかなかろう。むしろ問題なのはお前の頭だヒゲグラサン」

ゲンドウ「……。」


シンジ「父さん。どうして呼んだの?」

ゲンドウ「今お前が考えている通りだ」

シンジ「じゃあ僕がエヴァに乗って使徒と戦えっていうの?」

ゲンドウ「そうだ」

シンジ「なんで今さらなんだよ!!三年も放っておいてなんで僕なんだよ!!」

ゲンドウ「他の人間じゃ無理だからな」

シンジ「そんなのできっこないよ!乗れる分けないよ!!」

ゲンドウ「だから教習所に行け」

シンジ「えっ?」

ゲンドウ「さすがの私もそこまで鬼ではない。来るべき時に向けてそれまで練習をしておくのだ」


シンジ「えっ?じゃあ練習させてくれるの?」

ゲンドウ「そうだ。いきなりよんでも駄々をこねるだろうと予測したから、死海文書の第三使徒出現の約3ヶ月前の今お前を呼んだのだ。」

冬月「いやいや死海文書とかいきなり言ってんじゃねえよ。バカなの?ねぇお前バカなの!?」

ゲンドウ「問題ない」キリッ

冬月「いやいやいや、問題しかないよね?あと言った後のちっちゃいキリッってなんなの?カッコつけてるの?自分でカッコいいと思ってるの?キッモ!!」

ゲンドウ「……」


冬月「ゴホン。まぁいい。私はお前についていくだけだ。ユイ君のためにもな」

シンジ(いやなんだよあの老人。ヒゲがクソでもいくらなんでも怒りすぎだろ。)

ゲンドウ「…………ありがとうございます。冬月先生…」

シンジ(ほらもうヒゲ傷心だよ。まぁいい気味だけど)

冬月「ところで碇。肝心の指導員はどうした?」

ゲンドウ「そちらはすでに手配ずみだ。入れ」


ウィーン


シンジ 「!?」


一応また夜あたりから再開の予定してます

言葉遣いとかちょっと変なとこあるかもだけどまぁそこは大目に見てください……

そろそろ再開しようと思います

冬月先生はツッコミキャラか普段の冬月先生かまだ決めてません


ゲンドウ「紹介する。こちらが今日からお前を指導してくれる赤木リツコくんだ」

リツコ「よろしくね。碇シンジくん」

シンジ「よ、よろしくお願いします。赤木さん」

リツコ「リツコでいいわよ。さっそくだけど時間が限られてるから今から始めるわね。」

シンジ「はい!」


リツコ「では、まず始めにエヴァへの乗り方を教えます。最初に周りに障害物が無いか確認してください」

シンジ「えっと~特に障害物は見当たらないですけど……」

リツコ「よく見てください。進行方向に三輪車が停まっているでしょ?」

シンジ「あっホントだ」

リツコ「もし気付かずに発信していたら大事故になっていたわ。これは基本中の基本よ。些細な事の用だけどこれはとても重要なの。しっかり目を光らせておいてください」

シンジ「は、はぁ…」(いやなんでこんな所に三輪車停まってんだよ。そもそもなんだよ三輪車って?あっても大事故になんかなんねえよ)


リツコ「では周囲の確認が終わったら次に対向車線の確認。前からエヴァが来てないか確認し、安全であったら速やかに乗り込んでください」

シンジ「はい……」(いや対向車線ってなんだよ。そもそもこれロボットだよね?なにすれ違うこと前提にしてんだよ。ロボコンかよ。)

リツコ「乗り込んだようね。ではそのまま待機していて頂戴」

シンジ「はい」(なんか面倒くさいな。ってか父さんいつまで居る気だろう……)


冬月「どうやら上手く乗り込めたようだな」

ゲンドウ「あぁ。我々の目的まであと少しだ」

冬月「いやまだ乗り込んだだけだろに」

ゲンドウ「問題ない」

冬月「」

ゲンドウ「……」

冬月「」

ゲンドウ「……」


ゲンドウ「…………冬月先生あとは頼みます…」

冬月「なにが?」


ミサト「どお?シンジくんの調子は?」

リツコ「あらミサト。冷やかしにきたのかしら」

ミサト「またまたぁ~別にそんなんじゃないわよ。ただこのままいけばあの子がうちの専属運転手になるからちょっち見学にね」

リツコ「まぁそんなところだと思ってたわよ。別に見学はいいけど、邪魔だけはしないでよ?」

ミサト「わかあってる。見てるだけ見てるだけ♪」

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