上条「店を構えるっていいなぁ(棒)」 (185)

上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」
上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」 - SSまとめ速報
(http://www.logsoku.com/r/news4vip/1360857375/)

というスレの続きです。

前スレ読むのがめんどくさいという方には、簡単に説明すると、浪人生上条さんがお店を開いて色んな客に接客するというお話しです。

蛇足とも思ったんですけど、無性にSS書きたくなったので立ててみました。

後、他の人にも書いて貰ったら嬉しいなと思ったり。
更新が遅いのと、新約を読んでいないのでそっちのキャラは書けないのです。

では、よろしくお願いしまする。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1361680588

好きなのどうぞ

上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」
ttp://blog.livedoor.jp/tmg24news/archives/52018941.html
上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」
ttp://blog.livedoor.jp/tsumayomi/archives/51833796.html
上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」
ttp://blog.livedoor.jp/yuriyuri118712/archives/23641556.html
上条「店開いたけど、客足少なすぎて潰れそうです……不幸だ」
ttp://blog.livedoor.jp/mode_ss/archives/51890604.html

現在、絶賛浪人中の上条さんですが、ひょんなことからお店を構える事になりました……のですが、お客がまぁ来ません。
理由はいくつかあるのですが、1つ挙げるとするならば、立地が悪すぎるのです。
え? そんな程度? いやいや、この学園都市の中でも隠れ家としてうってつけの場所にあると自負していますよ。
地図を書いてもただの迷路になるだろうし、口頭で説明しようものなら何十分と掛かるか分かりません。
さて、そんなお店に今日は誰が来るんでしょうかね……。

ピンポーン

上条「……」

ピンポーン

上条「……ん」

ピンポーン

上条「……うぅ……静かにしてくれ」

ピンポーン

ピンポーン

ピピピピピピンポーン

上条「うるせぇぇぇ!!!!」

ピンポーン

上条「はいはいはいはい!! 今出ますから!!」

——

上条「ったく……まだ夜明け前だぞ……」

ギィ

上条「誰ですかー? 朝っぱらからインターフォンを連打してるのは……」

一方通行「よォ」

打ち止め「よぉ! ってミサカはミサカは朝から叫んでみたり!」

上条「…………何で?」

一方通行「何が」

上条「……何でここに居るんですか?」

一方通行「見てわかんねェのか」

上条「全然分からん」

一方通行「飯食いに来たンだよ」

上条「……こんな夜明け前に来る必要はあるのでせうか」

一方通行「こいつが連れて行けってうるせェんだよ」

上条「打ち止めが?」

打ち止め「うん! だから、学校が始まる前に連れてきてもらったのだー! ってミサカはミサカは念願が叶った事を喜んでみる!!」

上条「それにしてももう少し時間帯ってものを……」

一方通行「こっちも色々と忙しいンで」

上条「……そろそろ本気で泣くぞ」

——

打ち止め「凄く立派なお店だね! ってミサカはミサカは率直な感想を述べてみたり!」

上条「打ち止めは優しいなぁ……誰かさんと違って」チラ

一方通行「グァテマラ1つ。飯は任せる」

上条「……」

一方通行「お前はどうすンだ?」

打ち止め「うーんと、オレンジジュースと……飯は任せる! ってミサカはミサカは常連っぽさを出してみる!!」

一方通行「だってよ」

上条「はいはい……」

——

上条「ほら、コーヒーとオレンジジュース」コト

打ち止め「わぁ! 有難う!」

上条「後、飯だな」

上条「一方通行にはピザトーストとサラダ。任せるって言ったから適当だけど……問題あるか?」

一方通行「いや、不満はねェよ」

上条「打ち止めにはホットケーキとベーコンエッグ、それと、ヨーグルトだ」

打ち止め「とっても美味しそうだね! ってミサカはミサカは目の前の料理に涎が垂れそうになるのを我慢してみたり!」

上条「上条さんの睡眠を阻害した分まで、存分に味わって下さいな」

一方通行「……打ち止め、何か言ってやれ」

打ち止め「うーん……」

打ち止め「世界を救った割には随分と器が小さいんだね!」

上条「……不幸だ」

——

上条「……打ち止めが常盤台にねぇ」

打ち止め「ほうひたの?」モグモグ

一方通行「喰いながら喋るンじゃねェよ」ズズズ

上条「いや、何か感慨深いものが…………」

上条「……あれ? そういえば、常盤台って寮だっただろ? 抜け出しても大丈夫なのか?」

打ち止め「ん……ぷはぁ」

打ち止め「んーん、寮監さんの見回りがあるから、それまでに戻らないと駄目なの。ってミサカはミサカはあの恐怖に身を震わせてみたり……」

上条「そりゃあ大変だなぁ……」

打ち止め「でも、この人が居るから何とか大丈夫かも!」

上条「?……あぁ、送ってもらったのか」

打ち止め「うん! 空飛んでもらったの!」

上条「へぇ……随分とお優しい事ですね、一方通行さんは……」チラ

一方通行「……っち。今回だけだからなァ……」

打ち止め「ツンデレここにあり! ってミサカはミサカはあなたの照れ隠しを見破ってみる!」

一方通行「ツンデレじゃねェ!!!」

——

打ち止め「有難うヒーローさん!! また来ます!!」

上条「来るのはいいけど、朝は止めて下さいね」

打ち止め「善処するね!」

上条「……」

一方通行「おィ、さっさと行くぞ」

打ち止め「うん! それいけスーパーマン!!」

一方通行「誰がスーパーマンだ!!!」






上条「朝から元気だなぁ…………」

上条「…………寝よ」

取り合えずここまでです。

1回で1キャラ出していこうかなと思ってみたり。

後、1度書いたキャラでも書いて無いキャラでも、他の人が書いてくれたら嬉しいなって。

ではまた。

昨日の敵は今日の友。話せば何とかなるもんです。
昔は争っていた奴らも今では皆和解……したはず……少なくとも上条さんの中では……。
だから、少しの過ちくらい、許してくれてもいいじゃないですか。

「はぁ……やっと着いたわ」

「ったく。こんな遠い所まで歩かせるんじゃないわよ」

上条「…………」

……誰なのでせうか。こんな言い方をしているんだし、ただのお客って事はないんだろうけど……顔に見覚えは無いし…………。

上条「どうぞ、こちらにお掛けになって下さい」

よし、どっかの誰かに聞いた少し口の悪い第3者って事にしておこう。上条さんは考えるのを止めます。

「……ふーん、動揺しないワケ?」

「人前でこの姿を見せるのは久しぶりなんだけど」

「流石、世界を救った英雄様は違うわねぇ」

上条「…………」

いやいや、今、油汗がすっごい事になってますよ。動揺してないとか、そりゃあそうでしょう!! だって、本当に見た事無いんだもん!!

上条「…………びっくりしたなぁ」

「あ゛?」

ぎゃーー!!! 俺の馬鹿!! 何で咄嗟に出た言葉がそれなんですか!! 完全に煽ってるじゃないですかー!!

「もしかして……喧嘩売ってるの?」

上条「ノー」

待て待て待て待て!!! 何言ってるの俺! 断ってるけど!! 断ってるけども!! この場面でそんな解答したら

「おっけー。あんたに天罰を下してアゲル」

上条「ちょ、ちょっと待って!!! ちょっぴり間違っちゃっただけなんだって!!!」

上条「だから天罰なんて!!」

上条「…………天罰?」

「何よ、今更取り繕うっての?」

あれ……どっかで聞いたような……それにこの声……。

「はぁ……こんな事ならフィアンマでも連れてくれば良かったわ」

上条「フィアンマ…………」

上条「…………」

上条「…………もしかして、ヴェント?」

「…………は?」

「あんた…………気付いて無かったの?」

上条「…………」

上条「……そんなの」

ヴェント「嘘ついたら[ピーーー]わよ」

上条「気付きませんでした」

ヴェント「ったく……」

上条「……だってさぁ……普通気付きませんって……」

上条「こんな可愛らしいヴェントなんて上条さんの記憶にありませんもの」

ヴェント「……うるさい」

上条「……おやぁ? 頬を赤く染めるなんて……あのヴェントさんが照れてるんですかぁ?」

ヴェント「っっ!! 黙れっっ!!」ブン!!

上条「ぶっっっ!!」

——

上条「……からかった俺も悪かったけどさぁ……何も殴る事ないだろ……しかも鼻っ面を…………痛い……」ズキズキ

ヴェント「どっちが悪いかなんて明瞭でしょ。私に非は無い」

ヴェント「そして、アンタの言い訳も聞かない。何故なら、私に否定形は存在しないから。文句ある?」

うわぁ……もうちょっと喧嘩腰じゃないですか……。分かってますか? ここ飲食店ですよ? 
楽しく料理を食べる場所何ですよ? こんな雰囲気で接客なんて……

ヴェント「分かったら早く私を持て成しなさい。返事は肯定しか認めない」

……そうでした……貴方達はそんなの気にしませんでした。

——

上条「酒はワインでいいか? 適当に見繕うから」

ヴェント「…………」

上条「? ブルゴーニュワインってのが美味しいって言ってたから……」ゴソゴソ

上条「……おっ、これでいいかな」

上条「グラスを出して…………っと」

上条「後は料理だな」

ヴェント「…………」

上条(何だ?)

——

上条「どうだ! 上条さんお手製フランス料理のフルコースは!」

ヴェント「……」

上条「……何かすいません」

ヴェント「…………」

上条「……」

ヴェント「……」

上条「……食べないんですか? それに、ワインも減ってないみたいだし……体調悪いなら下げるけど……」

ヴェント「っ、の、飲むわよ」

上条「あ、あぁ」

ヴェント「…………」ゴク

ヴェント「!?」

ヴェント「ごほっ! まっずい!! やっぱり無理!!!」

上条「…………」

上条「……何だ。酒飲めないなら最初に言えばいいのに」

ヴェント「っっっ!! うっさいぼけ!!」ブン!!

上条「ぶっ!!!!」

——

上条「……鼻血が止まらないのですが」

ヴェント「病院行けば?」

上条「……」

やっぱり貴方達は人格が破綻しています。今日、改めてそう感じさせられた上条さんでした。

まさかの二度目の投稿。
思いついたので書いちゃいました。

それと、流れとか文体とかあってないようなものなのでどんどん書いちゃってくださいな。
いや、本当にお願いします。

では、また。

じゃあ黒子書いてもいいですか?
自分の感じになりますけど。

>>50 全然いいですよ。むしろお願いしますな感じです。

じゃあ試しに書かせていただきます、一応>>1じゃないので、トリ付けておきます。


上条さんは浪人生です、だから時間があれば勉強をしています。

上条「ここはこの公式が、いやまてよこっちか?」

ガチャ

まあそんな気はしてましたよ、今日は一体誰が。

「これは、殿方さんのお店にしてはなかなか、初春の言っていた通りですわね」

顔を見なくても分かるな、俺を殿方なんて呼ぶのは。

上条「白井じゃないか、今日はどうしたんだ?」

黒子「あら分かりませんの?当然食事に来ましたの」

上条「はいはい、それで何にするんだ?」

黒子「接客態度が気になりますが、まあいいでしょう、紅茶とサンドイッチをお願いしますの」

上条「紅茶とサンドイッチだな、紅茶はミルクか?レモンか?」

黒子「ロイヤルミルクティーでお願いしますの」

上条「ロイヤルミルクティー?確か牛乳で作るんだったかな?ちょっと待っててくれよ」

黒子「はいですの」

時間が開いてすみません。


上条「はいよお待たせ」コトッ

黒子「いい香りですわね、……味もなかなか、どこの紅茶ですの?」

上条「いや貰いものでな、イギリスの知り合いが送ってくれたんだ」

黒子「なる程、サンドイッチの方は、……こちらもまあまあですわね」

上条「口に合ったみたいでよかったよ、……そういえば俺って白井に店の場所教えたっけ?覚えがないんだが」

黒子「初春や佐天さんから聞きましたの、殿方さんのお店は雰囲気が良くて、料理も美味しいと」

上条「ああなる程、それなら納得だな」

黒子「納得しないで欲しいのですけど、なんで私に教えてくれなかったんですの?」

上条「あーなんつーか、白井って俺の事嫌ってたろ?だから教えても来ないかなって」

黒子「それは既に終わった事ですの、今はまあ……それなりに、友好的にしているつもりですの」

上条「それもそうだな、悪かったな」

黒子「まあ構いませんの、それよりも紅茶のおかわり頂けます?」

上条「はいよ」

黒子「……いいお店ですわね」ボソッ



黒子「ご馳走さまですの」

上条「どうだった?この店は」

黒子「まあまあ良かったですの、また来て差し上げてもよろしいですのよ」

上条「それはありがたいな、どうぞご贔屓にってまあ、来るの大変だろうけど」

黒子「あら私の瞬間移動があればすぐですわよ」

上条「ああそうか、場所さえわかれば道は関係ないのか、じゃあまた来てくれよな」

黒子「そうさせていただきますわ」

上条「まあいつ来てもいいけど、営業時間だけは守ってくれな」

黒子「?そんなのは当たり前ですの」

上条「その当たり前が通じないんだよ、あの常連には」

黒子「?」

上条「いや忘れてくれ」

黒子「……」

上条「どうした?」

黒子「えっと……お姉様、そうお姉様はよく来られるんですの?」

上条「まあそれなりかな、頻繁ってほどじゃないけど」

黒子「ならここに来ればお姉様に会えますわね、私が来れば来るほどお姉様に会える確率が……うふふ」

上条「御坂目的って、相変わらずの御坂好きだな」

黒子「……それだけじゃありませんの」ボソッ

上条「ん?何か言ったか?」

黒子「いえ何も」

上条「そうか?まあいいや、じゃあな白井」

黒子「ええまた来ますの」シュン

上条「……最後やけに笑顔だったな、御坂に会えるのがそんなに嬉しいのか?」

こんな感じでどうでしょうか、黒子だけ学校が違うって話しだったですよね?
まあ>>1が黒子出したい時には、これはなかった事にしてくださっても全然構わないので、是非とも黒子を出して下さい。
では読み手にもどります、途中間が空いてすみませんでした。

思いついたので 書かせていただきます!!
>>1ではないので、一応トリつけます

ここは、浪人生なのに飲食店を経営している上条さんのお店。
今日はお客さんも、少なく勉強がはかどっているようです。

カランカラン

おや、お客さんが来たようですね。


???「こんにちわー」

上条「!?」
  (金髪美少女だ!!)
  「ぇ…えと、は、はろー?はーわーゆー!?」

???「プッ!日本語でも分かるっての」

上条(ホントだぁーー!!最初からペラペラだったじゃねぇーかぁ!!不幸だ…)orz

???「ねぇ!メニューってどこにあるの?」

上条「ああ、うちはメニュー置いてないんだ。
  そのかわり、言ってくれれば、ある程度の料理はできるぞ」

???「じゃあさ、鯖缶の創作料理フルコースなんてのも出来るわけ?」

上条「鯖缶…。
  あ!!フレンチ風の鯖缶料理フルコースなんてどうだ?」
  (フランス料理なら、ヴェントが来た後、もっと練習したしな!!)

フレンダ「おぉ…。ま、結局おまかせするわけよ!」

—————————
—————————
上条「まずオードブルは、カナッペだ!!鯖味噌缶とアンチョビで作った特製ソースで召し上がれ。」

フレンダ「結局、最初は無難に、カナッペで来たわけね…
    んー、このフランスパンおいしい…この葉っぱは何?」

上条「それはルッコラだ。
  ゴマみたいな味のする、ちょっとピリッとするハーブ。
彩りで入れたんだけど、味に飽きたり、口直しにもいけるぞ!!」

フレンダ「…フ、フゥーン...。」
    (これだけ、料理の出来る男って、女としては悔しいわけよ...)

—————————
〜調理中〜
上条「缶詰め使うと味付けが何だか楽な気がする…
  こんな料理、店で出していいのか……?」
—————————
上条「…次は、鯖の水煮缶を使ったオリジナルブイヤベース風だ!!
  白身魚の代わりに鯖を使ったから、トマトの風味を強めにしてみた!」

フレンダ「…。おいしい…。」クッソォ

—————————
〜調理中〜
上条「何で、急に静かになったんだ...?  失敗したか?でも、おいしいって言ってくれたしなぁ…。
  とりあえず、次の魚料理は頑張らねえと…どうしようか...」
—————————

上条「炙り鯖缶、四季のソースがけ!」

フレンダ「…。
    いきなり、レベルが下がったわけよ...。
    これ鯖の水煮缶を炙ったヤツに、ソースかけただけじゃ…」ジトー

上条「そ、そのネタ切れじゃなくて、鯖缶好きみたいだから、鯖缶の味を楽しんでもらおうと…」ワタワタ

フレンダ「…。」ジトー

上条「…すみません。
  上条さんには鯖缶を使った、魚料理っぽい魚料理が思いつきませんでした...。
  でも、自分でもフルコース出来るって言ったので、取り消すわけにもいかず…」ブツブツ

フレンダ「もう…。
    わかったから、結局 説明して欲しいわけよ!」

上条「おう!
  鯖は炙っただけだが、ソースを工夫したんだ!
  まず、このピンク、緑、オレンジ、白の、4色のソースで、四季を示すんだ。
  オレンジが味噌、白がホワイトソースで、なんと緑がワサビ、ピンクが梅!!
  どうだ!斬新だろ!!」

フレンダ「…刺身にワサビはつけるし、梅風味の鯖缶もあるから、そこまで斬新じゃないわけよ…。」

上条「…くっそぉぉぉぉぉぉ」ダダダダダッ

フレンダ「でも、まぁ、彩りも綺麗だし、おいしいし…個人的には及第点ってわけよ///」モグモグ

—————————
上条「こうなったら、肉料理で度肝を抜いてやる…!!
  鯖缶を使った肉料理……いや…うぅーん…」
—————————
上条「今度は、ハンバーグだ!」

フレンダ「はぁ!?」

上条「…何だか、反応が雑になってきたのではないでせうか…?」

フレンダ「…だって、もう完全にフレンチじゃないわけよ…」

上条「」orz
  「で、でも、彩りは、フレンチっぽく…」モゴモゴ

フレンダ「ま、結局は味が大事ってわけね」パクッ

上条「…ど、どうでせうか…?」ドキドキドキ

フレンダ「んー!
    すごいヘルシーな味…モグモグ…これは豆と…」

上条「ヒジキだよ!
  合い挽きミンチに鯖と豆腐と豆、それからヒジキを加えて、オーブンで焼いたんだ!」

フレンダ「なるほど、それで外はサクッと、中はふんわりで、いろんな食感も楽しめるわけね」ングング

上条「で、こっちのサラダは鯖味噌缶をペースト状にして、ドレッシングの代わりにかけてみた」

フレンダ「うん、いいアイデア!
    …モグモグ…結局 デザートが楽しみになってきたわけよ!」ワクワク

上条「お、ぉぅ…」
  (やっべ、デザートのこと忘れてた…)

—————————
上条「どぉぉすんだぁぁぁぁ!!
  鯖缶使ったデザートなんて…
  不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!
  !! そういえば、前に見たニュースで、増えすぎた外来魚の処理を………これだ!」
—————————
上条「鯖缶アイスだ!」ドヤァ

フレンダ「…。」パクッ
    「…。うん…うん…食べれる…。」

上条「そんな…上条さんのない知恵を絞って、生み出した逸品ですことよ…不幸だ…」orz

フレンダ「…どうして、全部に鯖缶を使おうとしたわけ…?
    メインに鯖を使って、それに合わせたメニューてのでも よかったわけよ」

上条「…その発想は、なかったです…。」

フレンダ「まあ、結局 楽しい食事が出来たから万事おっけーってわけよ!!
    ごちそうさま!」っ【万札】スタスタ

上条「ちょ、今お釣りを…」ワタワタ

フレンダ「お釣りは、チップてことでとっといて!!
    またね〜」カランコロン


上条「あらら、なんだか太っ腹の多いのね…
  次来たときに備えて、もっと腕を上げるべきかな…」

カランコロン


麦野「久しぶりー!!  ここホント分かりにくいわよねー
  今日は大人数で来たんだけど、大丈夫ー?」

絹旗「超英雄さん、お久しぶりです」

浜面「おー、ここが大将の店かー」

上条「お!いらっしゃい!
  浜面とジャージの子は初めてだよな」

滝壺「……!!
  さっきまで、おきゃくさんいたの…?」

上条「ん?
  あぁ、鯖缶の好きな金髪美少女が来てたよ!」

浜絹「「!?」」

麦野「…。
  その子ってよく来るの?」

上条「いや、今日初めて来たんだけど、気に入ってくれたみたいで、また来るって行ってたぞ!!
  創作料理のフルコースでもてなしたんだ!フフンッ」ハナタカ

麦野「そう...。」

絹旗「麦野…」

浜面「金髪…鯖缶って…」

麦野「ふふふ…上条、これからもこの店 贔屓にさせてもらうわね」

上条「!? いやいや、こちらこそ、よろしくお願いしますよ」


以上です

長々と失礼しました

おぉ!!皆さんどんどん書いてくれて有難うございます!
これで全キャラ制覇への道も見えてきました。

それでは、自分もこの流れに乗って投下させて頂きます。

ガチャリ

上条「よし。行くか」

今日は日曜日。日曜には、毎週というわけではないんだけど、しばしば、とある場所に出かけています。
特に決まった場所に行くわけではありません。人が居なさそうな場所へ、徒歩、自転車、電車等、様々な交通手段を使って向かいます。
目的? そりゃあ、勉強に対する気分転換、後は……奴らに対する溜まりに溜まった溜飲を下げおほん……まぁ、つまりはリフレッシュです。

上条「どうしようかなぁ……」

上条「今週は特に酷い目にあったし……特に癒されたい気分です……」

上条「うーん……癒しといえば……あそこでいいか」

——

そうして、様々な交通手段を駆使して着いたその場所。見渡す限りに山々が広がるここは第21学区。
学園都市の水源でもあり、唯一の自然が残っている場所。

上条「すぅー、はぁー……やっぱり自然はいいなぁ……」

「そうね。お姉さんもそう思うわ」

上条「ですよねー…………え?」

「自然に囲まれてると、どうも開放的になっちゃうのよね……ねぇ、お姉さんとここで一戦繰り広げてみない?」

上条(……まぁ、誰かに会うような気はしてました……流石にこれは想定外すぎるけど……)

上条「……一応お尋ねしますが」

「何?」

上条「何でここに居るのでせうか?」

「勿論、お仕事」

上条「仕事?」

「そうよ。まぁ、ここに来た理由はそれだけじゃないんだけど」

上条「へぇ、オリアナが仕事以外で学園都市に来る事なんてあるのか」

オリアナ「えぇ。でも、それも無事に済ませる事ができそう」

上条「?」

——

カランカラン

オリアナ「ふーん……」

オリアナ「中々、良い雰囲気ね」

上条「そりゃあどうも……」

上条(くそぅ。今日は本当の本当に休もうと思ってたのに……俺はどうしてこんなに押しに弱いんですか……)

オリアナ「注文いいかしら」

上条「はいはい。何ですか?」

オリアナ「じゃあ……坊やと同じ、チェリーブロッサムを1つ、頂ける?」

上条「同じにするなっ!」

オリアナ「同じじゃないの?」

上条「……」

——

上条「ほら、『さくらんぼ!』ブロッサム!」コト

オリアナ「変な所で意地張らなくてもいいのに……お姉さん、童貞坊やでも馬鹿にしないわよ?」

上条「っ、か、上条さんは貞操観念が高いんです!! 結婚するまで守るんです!」

オリアナ「それ、女の子が使う言葉じゃない」

上条「上条さんは女子力が高いから使ってもいいんですぅ!」

オリアナ「……とても、世界を救った英雄さんとは思えない発言ね…………ん、美味しい」

上条「何だよ……童貞の何が悪いっていうんだよ……」ブツブツ

オリアナ「……ねぇ」

上条「何ですか……上条さんは傷心中なのでそっとしておいてほしいのですが……」

オリアナ「お姉さんが貰ってあげようか? 君の、ど・う・て・い」

上条「!! ななな!? 何ですと!??」

オリアナ「あははっ! 動揺しちゃって、可愛いわね」

上条「くっ! ちょっと経験豊富だからって人の純情を弄びやがって!」

オリアナ「あら、誰も処女じゃ無いなんて言った覚えは無いわよ?」

上条「へっ? そ、そうなの?」

オリアナ「うふふ、さぁーて。どっちでしょう?」

上条(オリアナが、処女…………いやいや!! 騙されるな!! 上条さんは紳士なんです!!…………でも……)

——

オリアナ「有難う。随分と楽しませて貰ったわ」

上条「俺は痛めつけられただけだけど……」

オリアナ「お姉さん、このお店気に入っちゃったから、また来るわね」

上条「好きにして下さい……」







オリアナが帰ったその後、【処女 調べ方】で検索したのはいうまでもない。

以上です。

皆さん、是非是非、遠慮せずに書いちゃって下さいね。

それでは。

酒を飲むと性格変わる人が居ます。笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸等々。
話は変わるけど、子は親に似るそうだ。今は実感してなくても、歳を重ねる毎に共通点が増えていく。
ということは、あいつも将来あんな風になるのか……想像出来るような出来ないような……。

午前1時

上条「ん……便所……」

上条「ふわーあ……」スタスタ

ドンドンドン!!!

上条「!?」ビクッ

ドンドンドン!!

上条「な、何だぁ?」

うぉーい!!! あけろぉぉぉ!!!!

上条「えぇー……」

ドンドンドン!!

上条「そっちの人達……って事は無いよな? 女の声だし……」

ドンドンドン!!

上条「ただの間違いだといいんだけど……」ガチャリ

上条「は、はいー?」

「ん〜? あー、上条君だぁ〜」

上条「!? あ、あんた!」

「ぶー!! あんたじゃなーい!! 御坂美鈴って名前があるのー!!」

上条「何でこんな所に……」

美鈴「えへへー。迷ちゃったー」

上条「迷ちゃったって……迷ってこんな所まで…………来れるな」

ふと、何かを思い出す上条当麻であった。

——

上条「ほら、お水飲んで下さい」コト

美鈴「あれぇ? これお酒ぇ?」

上条「水です」

美鈴「ん……これ美味しいー」

上条「いや、水ですって」

美鈴「お代わりないのぉ?」

上条「……水」

美鈴「聞いてんのかぁ? ウニ頭ぁー」

上条「…………水」

——

さて、あれから15分たった御坂美鈴さんはどうなっているのかというと

美鈴「ぐーーー」

でも

美鈴「迷惑かけてごめんね」

でも無くて








美鈴「こらぁ! いい加減ちゅーされろー!!」

上条「だあぁぁあ!! あんた人妻だろうが!!」

美鈴「心は乙女だもーん!!」

上条「不幸だーーー!!」








あなたもいつかこの母親に似るのでしょうか……ねぇ、御坂さん?

以上です。ちょっと短すぎましたかね?

それと、書いて書いてと申したのに勝手に色々設定足しちゃってすみません。
>>1が後付けした設定なんか全く気にしないで、無視して構いませんから。
ですので、遠慮せずに書いちゃって下さいね。

では、また。

どうやら俺は知り合いに出会う才能があるらしい。最近、特にそう思います。
学園都市の中だけではあるのだけど、何処へ行っても会ってしまうのだから、これはもう一種の才能と言っていいはず。
まぁ、見方を変えれば、それだけ知り合いが多いって事にもなるんだけど……それでも、まさかあいつに会うとは……。

店員「申し訳ございません。現在、店内は混み合っておりまして……相席になってしまうのですが……」

上条「大丈夫ですよ。食べたらすぐに帰るんで」

店員「有難うございます。席は一番奥の10番テーブルになります。すぐに注文の方、承りますので、お掛けになってお待ちください」

——

上条「やっぱ昼時は混んでるなぁ……」スタスタ

上条「10番っと…………あそこか」スタスタ

「うーむ……」

上条「すいません。相席させてもらいますねー」

「学園都市焼きとは一体……」

上条(またえらい距離でメニューを見てるな…………てか、まだ喰うのかよ。皿もそこそこ積ってるのに……)

上条「さーって、今日は何を食べようかなー。久々の外食だし、ここは豪勢に……」

「……ん? その声」

上条「おっ、このハンバーグセットなんかよさそう」

「おぉ!! そなたは幻想殺し!」

上条「だ………………」

上条「……」

「久しぶりでありけるね。えっと、いつ以来になるのかしら……?」

上条「うん。じゃあな」ガタッ

「ちょ! ちょっと待ちなし!!!」ガシッ

上条「離せっ!! 上条さんは腹を満たしに来ただけなんだよ!!!」

「その態度はあんまりというものよ! このローラ=スチュアートが目の前にいるというのに!」

上条「お前だから一刻も早くこの場を去りたいんだよ!! 面倒事に遭うのは証明しなくても分かってるの!! 自明の理なの!!」

ローラ「なっ……! その発言はあまりにも無礼なし!! この私を誰だと思いたりけるの!?」

上条「知りません!! 知りたくもありませんっ!! だから、いい加減に離せ—!!」グググ

ローラ「きゃ!」ずるっ

上条(よしっ! 今のうちに)

ローラ(ふぐぐぐ、このままでは逃げられてしまうの。どうにかして手を打たないと……!!)

ローラ「うわああああああん!!!」

上条「へっ、その手には引っ掛かりませんのことよ。お前があの程度の事で」

ローラ「うわあああん!!! この男が私の事をぶちたりけるのー!!!!」

上条「へっ?」

ざわざわ

ローラ「わああああんん!! 痛いのー!! 私の顔が腫れあがってるのー!!!!」

ざわざわざわざわ

上条「ちょ、ちょっと待って!! 俺は殴ってなんか!!」

ローラ「わあああああん!! しかもこの男、注文した料理を平らげているのに食い逃げしようとしてるのー!!!」

上条「はぁぁ!? それお前が頼んだやつだろ!!」

店員「お客様? お話しをお伺いしてもよろしいですか?」

上条「えぇ!? 俺何もやってない!!」

店員「そちらのお客様も含めて、お聞きします。よろしいですね?」

上条「ふ、不幸だぁー!」

——

30分後。何とか弁明しようとするも、この憎たらしい女狐の無駄に上手い演技と巧みな論弁、性別の事情もあってか、
私、上条当麻は完全に敗北。代金は勿論の事、有ろうことか、アンチスキルにまで引き渡されかけました。
しかし、そこはこの女狐さんが「私の寛大なる心にて、そなたの不届き、不問にいたそうぞ」との事。ジャイアンか、てめぇは。

上条「うぅ……店は追い出されるし、食べてもいない食べ物の代金を支払わされるし……不幸だ」

ローラ「まぁまぁ、あまり落ち込むでなしに。誰だって付いてない時はありたもうて」

上条「……お前には良心の呵責ってものがねぇのか」

ローラ「はて、そんな日本語あったかしら」

上条「っく。こんな時だけ外人アピールしやがって……」

上条「はぁ、もういいです……あなたと居ると碌な事がありませんので帰ります……」スタスタ

ローラ「そうね。そうした方が賢明よん」スタスタ

上条「何でこう毎日毎日不幸な目に……」スタスタ

ローラ「あら、それは捉え方次第、考え方次第というもの。そなたが不幸になる事によって誰かが幸福になっていると考えれば、気持ちが優れると思わなし?」スタスタ

上条「だけどさぁ…………んっ?」ピタッ

ローラ「わわっ! 急に止まりなしに!」

上条「……」クル

ローラ「ん? 何故、逆方向に?」スタスタ

上条「……」クル

ローラ「? やはりそちらの道なの?」スタスタ

上条「……何で付いて来ているのでせうか」

ローラ「ここで会ったのも何かの縁。そこで、私が帰るまでの2日間、そなたに身の周りの世話をしてもらおうと思いたりけるのだけど……理解できて?」

上条「理解出来るわけだろ鉄面皮野郎。あんな目に遭わしておいてよくそんな事が言えますね」

ローラ「ふふん、良い響き。組織の長たるもの、それくらいの強心臓でなければ務まらぬのよ」

上条「とにかく!! 上条さんは面倒なんて見ません!! てか、お前金持ってるんだからホテルにでも泊まればいいだろ!」

ローラ「それとこれとは話が別。そなたは迷える子羊を見捨てるというの?」

上条「……どの口がそんな言葉を吐きやがるんですか……子羊を真っ先に見捨てそうな奴が……」

ローラ「あら、拾う事はしてあげたるのよ。救えるかどうかは別だけど」

上条「とにかく!! 私はあなたの面倒を見る事はできません!! ホテルに泊まるなり、土御門に頼むなり、他の手段を取って下さい!!」

ローラ「…………あくまでも私の面倒を見る気はないと…………そういう事?」

上条「あぁ、悪いけどな、これ以上の面倒事は背負いたくありません」

ローラ「そう…………ところで幻想殺し」

上条「何だよ」

ローラ「私は、今ここでそなたに暴行されたとして鳴き叫ぼうかと思っているのだけど…………それでも?」

上条「…………」

こうして、立ちの悪すぎる最大主教様との2日間の奇妙な生活が始まるのでした。

以上です。ローラの口調が難しい、違和感あったと思うんですけど、許して下さい。

では、また。

>>1は今居るのかな?バイトの話しを書いてもいいですか?いいなら最大教主の話しが終わったら、ちょっと書きたいですけど。
教主のお世話の2日間はいつですか?

>>106 全然大丈夫ですよ。今の話が終わってからじゃなくて、今から書いていただいても構いません。
     今はペース早い方なのですが、いつ遅くなるか分かりませんので。

>>106 後、時系列はあってないような物なので気にせず書いて下さい。



丁度タイミングが良いので言っておきたいのですが、書く時は>>1の許可を取らずに書いて頂いて結構ですよ。
好き勝手にやっちゃって下さいな。

>>109では失礼して、ちょっと書いてみます。
時系列というか>>1がいつ書くか訊きたくて、タイミングがかぶるのが嫌だったので。


上条さんの店は分かりにくい場所にあります、なので客のほとんどは知り合いで、特に何人かの常連が主です。

「おじゃましますの」

上条「いらっしゃい、白井は今日もいつものか?」

こちらはその一人、愛しのお姉様に会うために通っている訳だが、3日に1回は来てるような気が。

黒子「ええ紅茶とサンドイッチでお願いしますの」

上条「あー悪いな、今ちょっとパンを切らしててな、サンドイッチは無理なんだ」

黒子「あらそうなんですの?」

上条「何かトラブルが有ったらしくてな、遅れるらしいんだ、もう少ししたら届けに来ると思うけど」

黒子「自分で買いには行かないんですの?」

上条「あまり店を空けたくないんだよ、少ないとはいえ客がいない訳じゃないからな」

黒子「それでしたら、誰か雇わないんですの?」

上条「雇おうにも雇う程の金がないんだよ、それに仕事もそんなにある訳じゃないしな」

黒子「でも殿方さんの不幸ぶりを考えると、誰か一人くらいは居てもいいのでは?」

上条「うーん……でもなぁ、雇う金がない以上はなぁ、まさかタダで働いてくれる訳もないし」

黒子「お金が問題ですのね?それでしたら大丈夫ですわ」

上条「大丈夫って何がだ?」

黒子「お金を使わずに人を雇う方法がありますの」

上条「なっ!?そんな方法があるのか!?」

黒子「ありますの」

上条「一体どんな方法だ?」

黒子「私を雇えばいいんですの」フフン

上条「……はい?」

白井さん?言葉の意味が分かりかねますが?



上条「あのー白井さん?それはどういう意味でせうか?」

黒子「簡単な話しですわ、私がここで働いていればお互いに利点がありますの」

上条「どんな利点だ?」

黒子「まず私はお姉様に会える確率が跳ね上がりますの!」

上条「まあそりゃあな」

黒子「そして私はお金には困っていませんし、バイトではなくあくまでお手伝いという事にしておきますの。
こうすれば風紀委員でも問題にはなりませんし、殿方さんもタダで雇えますの、まあ当然毎日とはいきませんが」

上条「むむむ……、確かに俺的にははありがたいけど、何か悪い気がするな」

黒子「気にしないでいいですのよ、私はお姉様に会えれば十分ですので、学校が違うと会う機会が……」ガクッ

上条「うーん……、そうだなここは白井に甘えるか、じゃあ都合のいい日だけでいいからお願いできるか?」

黒子「分かりましたの!では明日は非番ですので、学校が終わったら来ますわ」

上条「ああ分かった、じゃあ待ってるぜ」

黒子「はいですの!」

「遅れてすいませーん、いつもの食パン持って来ました」ガチャ

上条「おっ来たな、じゃあ今からサンドイッチ作るからちょっと待っててくれ」

黒子「ええ分かりましたわ、……目的はお姉様だけじゃありませんですのよ?
ふふっ明日が楽しみですわね」ニコッ

上条「おーい、できたぞー」



さてさてそんなこんなで翌日になりました。

上条「そろそろかな?でも本当にいいのか?御坂が来る保証は無いけど」ウーン

黒子「失礼しますの」ガチャ

上条「おお白井、本当に来てくれたんだな」

黒子「勿論ですの、私も楽しみにしてましたので」

上条「まあ今は客はいないし、適当に寛いでいてくれ」

黒子「そうさせてもらいますわ」

上条「今日はまだ客が来なくてな、せっかく来てもらったのに何か悪いな」

黒子「気にしないで下さいまし、こうして殿方さんとゆっくりするのも、そんなに悪くありませんの」

上条「そうか?ならいいんだけど……」ウーン

黒子「どうかしましたの?」

上条「いやちょっと気になってな、一緒に働く訳だしさ、その殿方ってのはやめてもらえないか?」

黒子「そうですの?では何と呼びましょうか、店長と呼べばいいですの?」

上条「普通に名前で呼んでくれればいいよ、店長っていっても別に偉い訳じゃないしな」

黒子「名前ですの?では失礼して、上条さん」

上条「おう」

黒子「ふむ……これは意外と」ボソリ

上条「何か言ったか?」

黒子「何でもありませんわ、上条さん」ニコッ

上条「?」

黒子「上条さん……ふふっ」ニコニコ

白井さんやけに上機嫌ですが、何がそんなに嬉しいのでせうか?

上条「まあいいか、えーと勉強するかな?」ウーン

黒子「あら、それなら私が見てさしあげますわ」

上条「いやさすがに年下に教わるのは……」

黒子「常盤台での勉強は、大学と同等の内容をやっていましたの」

上条「……すみません、ヒントお願いします」

黒子「分かりましたの」フフッ

これは仕方ないな、浪人生である上条さんにとって、プライドなんて二の次なんですよ。
……別に悔しくなんてないぞ、……本当に。



「こんにちはー、上条さんまた来ちゃいました」

「こんにちはってあれ?」

黒子「あら?初春に佐天さんですの」

上条「いらっしゃい、今日は何にするんだ?」

初春「えっと紅茶と「それよりも訊きたい事が」あっそうですね」

佐天「白井さんが居るのはいいんですけど、何でエプロン付けてるんですか?」

上条「他に無くてな、服なんて用意してなかったし」

黒子「念のために持ってきましたの」

初春「いやそうじゃなくて、白井さんがエプロン付けてるって事は」

佐天「もしかして」

黒子「今日からお手伝いに来る事になりましたの、まあ風紀委員が非番の日になりますが」

初春「いつの間にそんな話しを?」

黒子「昨日ですの、私が来た時に偶々そんな話しになったんですの、ねえ上条さん」

上条「そうそう、俺一人だと買い出しとかもやりにくいからさ」

初春「ああなる程、買い出しに行ったら、お店を空ける事になりますしね」

佐天「というか、白井さん今上条さんって呼びました?」

黒子「ええ呼びましたわ、上条さんが殿方と呼ぶのをやめて欲しいと言ったので」

上条「一緒に仕事する訳だし、殿方ってちょっと変な感じがしてさ」

初春「なんだか距離を感じる気がしますね」

黒子「まあそういう事ですの、それでご注文はどうしますの?」

佐天「私は紅茶とケーキで」

初春「あっじゃあ私も」

黒子「分かりましたの、上条さんお願いしますの」

上条「OK」



佐・初「「ご馳走さまでした」」

上条「おうありがとな、また来てくれよ」

黒子「お待ちしてますの」

ガチャパタン

上条「さてと、また暇になりそうだな」

黒子「では次のお客さんまで、勉強の続きをしますの」

上条「そうだな、えっとここは−−」

黒子「……ふふっ」

 −−−−−

黒子「あら、もうこんな時間ですの?そろそろ帰りますの」

上条「おうそうか、今日はありがとな白井」

黒子「いえ、私も楽しく過ごせましたの、次は3日後が非番ですので、その日の夕方にまた来ますの」

上条「手伝い以外の時も普通に来てくれよな、少しくらいは割引するぜ」

黒子「ふふっありがとうですの、それではまた」ヒュン

上条「またなって、やっぱり便利そうだな瞬間移動」

まあ何はともあれ、これからは楽になるかな?……いやあまり変わらないか?

上条「まあなるようになるか、とりあえず勉強の続きかな」

とりあえずこんな感じで、黒子なら瞬間移動が使えますし、御坂に会うためという大義名分があるので、堂々とタダで手伝えると思いました。

……嘘です、単に黒子が書きたいんです、自分の上黒スレがネタ切れで困ってるんです、書きたいのに書けない。
とりあえずこのスレで、前に自分が書いたやつをそのまま使いましたが、もし良ければ>>1や他の皆さんも、黒子を手伝いで出してくれるととても嬉しいです。
ではまた読み手にもどります、それではありがとうございました。

今誰か居ますか?ちょっと書いてもいいですか?



今日も上条さんの店は静かです、まあ勉強がはかどますけどね。

上条「えっとここがこうなって、こっちを足して」

黒子「こんばんは上条さん、いつものお願いしますの」

上条「いらっしゃい白井、紅茶とサンドイッチだな、今日もロイヤルミルクティーか?」

黒子「今日はレモンティーで」

上条「はいよ、ちょっと待っててくれよ」

黒子「ふんふーん……ん?」

上条「どうした白井?」

黒子「そのパンフレットは何ですの?」

上条「ああこれか、実はこの間土御門に」

 −−−−−

土御門「なあなあ上やん、バイト雇ったんだって?」

上条「どこで聞いたんだ?まあバイトじゃなくて手伝いだけどな、それがどうかしたのか?」

土御門「制服は何だにゃー?」

上条「制服?」

土御門「その子はどんなメイド服を着てるんだにゃー?」

上条「まずメイドじゃねえよ、私服の上にエプロンだけど」

土御門「……全然わかってないな」

上条「何をだ?」

土御門「そこになおれ上やん!俺が制服もといメイド服の素晴らしさを、一から叩き込んでやる!」

上条「久しぶりのマジモードがそれかよ!」

 −−−−−

上条「そんな感じでな、1時間くらい話した後でそれを置いてった」

黒子「メイド服ウェイトレス服全集、その方はこれを持ち歩いていたんでしょうか?」パラパラ

上条「元々置いてくつもりだったのかな?あいつにしてみればメイドが増えればそれでよし!みたいな」

黒子「色々ありますのね」

上条「白井はどうだ?せっかくだし、何かいいのがあれば着てみるか?」

黒子「……でしたら上条さんが選んでくださいな、上条さんが店長なのですし」

上条「いいのか?じゃあそうだな、これなんかいいかも」

黒子「ふむこういう服が好みと」ボソッ

上条「何か言ったか?」

黒子「いえ何も、私もそれで構いませんわ」

上条「じゃあ土御門に頼んでみるか」


上条さんが選んだのどうします?
メイドかウェイトレスか、ミニかロングか?
それとも安価でもやりましょうか?自分>>1じゃないんであれですけど。

コンマで決めるのも

>>127じゃあそうしましょうか。
+1のコンマ以下が偶数ならメイド服奇数ならウェイトレス服
+2が偶数ならロング奇数ならミニ

ではミニメイドで、……メイドはロングだろ……。


土御門「おーい上やん」ガチャ

上条「ん?土御門か、まだ店は開いてないぜ」

土御門「違うぜい、これを持ってきたんだにゃー」

上条「ああこの間のやつか、ありがとな土御門、今日は手伝いに来る日だから、お前も見ていくか?」

土御門「勿論そのつもりだぜい」

上条「じゃあもう少し待って」

黒子「おはようございます上条さん、ってあら?お客さんですの?」

上条「いやこれを持ってきてくれたんだ」

黒子「あら早いですのね、では着替えてきますわ、……覗かないでくださいまし」

上条「覗きません!」

黒子「……それはそれで」ブツブツガチャパタン

土御門「……上やんいつの間にフラグを」ボソッ

上条「で?何にする?ちょっと早いけど用意するぜ?」

土御門「じゃあ何か食い物で、今日は酒はいらないぜい」

上条「はいよ」


黒子「お待たせしましたの」

上・土「「おおー」」

土御門「素晴らしいぜい、まあ舞華には及ばないけどにゃー」

上条「似合ってるぞ白井」

黒子「ありがとうございますの」テレッ

土御門「上やん!やっぱりウィスキーをくれ!」

上条「はいはい」

黒子「私が取ってきますわ」スタスタ

上条「ありがとな」

土御門「うーんいい感じだぜい」



土御門「じゃあな上やん、また来るにゃー」

上条「いつでも来いよ」

黒子「お待ちしてますの」

上条「さてと、その服はどうだ白井」

黒子「ええ大丈夫ですの、それなりに動きやすいですし、それに私に似合っているんでしょう?」

上条「ああよく似合ってるぜ白井」

黒子「ま、まあ私なら当然ですの」カァ

上条「ははっそうかもな」

「お邪魔します、とミサカは声を掛けて入店します」

上条「いらっしゃい」

黒子「おっ、お姉様!いらっしゃいませですの!」

上条「落ち着け白井、これは妹の方だ」

御坂妹「お久しぶりです、とミサカは挨拶をします」

黒子「ああ妹さんの方でしたの、お姉様の妹さん……くふふ」ニヘラ

御坂妹「身の危険を感じます、とミサカは暗に助けを求めます」

上条「落ち着け白井、相手はお客さんだぞ」

黒子「はっ、そうでしたの、失礼いたしました妹さん、今日は何になさるんですの?」

御坂妹「ちょっと待ってください、なぜあなたがそれを訊くんですか?とミサカは問いかけます」

黒子「それは簡単ですの」

上条「白井は店を手伝ってくれてるんだよ」

御坂妹「なん……だと?」

上条「どうした?」

御坂妹「……少々取り乱しました、とミサカは取り繕います」フウ

御坂妹「ところでこの人は毎日来ているんですか?とミサカは確認します」

上条「いや週に2日か3日だな、風紀委員が非番の日だけだから」

御坂妹「なる程、人を雇うという事は大変という事ですね?とミサカは更に確認します」

上条「いやまあ、そこまでじゃないけど、実際助かってるな」

御坂妹「分かりました、では相談があります、この人が来ない日はミサカを雇ってください、とミサカは詰め寄ります」

上・黒「「は?」」



上条「いやいや待ってくれ、せっかくの申し出だけど、雇う金がないぞ。
そもそも白井に頼んでるのだって、白井がタダで手伝ってくれるからだし」

黒子「そうですの!上条さんの経済面から考えて無理ですの!」

御坂妹「でしたらミサカも給料は要りません!とミサカは力強く宣言します」

上条「いやでも何だか悪いし、まあそれは白井もだけど、それに御坂妹もなんだかんだで忙しいんだろ?」

黒子「そうですの!ここの手伝いは私だけで十分ですの!」

御坂妹「むむっ確かに毎日は無理ですが時間はあります!とミサカは更に自分を売り込みます」

上条「でもなぁ」

御坂妹「ではこうしましょう、明日一日ミサカを働かせてください、その働きぶりを見てから決めてください、とミサカは提案します」

上条「うーん本当にいいのか?」

黒子「上条さん!?」

御坂妹「全然大丈夫です、とミサカはやる気をアピールします」

上条「じゃあとりあえず、明日は頼むな御坂妹」

御坂妹「任せてください!とミサカは自信たっぷりに返事をします」

黒子「ぐぬぬ」

ここまでで、どうでしたか?……誰かバイト御坂妹編を書いてください、口調が難しいんです。
自分的には黒子だけでもいいんですが、チャンスはみんなにないと駄目ですよね。
……なんで俺はあの時、奇数をロングにしなかったんだ、ロングスカートの清楚なメイド服を着た黒子がよかったのに。
ではまた読み手に戻ります。


もし自分で書くときはお手伝いさん無しでもいいのかな?

キャラ増えると大変だし、店長×客のやり取りを重視したいしでね

>>136
自由でいいですよ、そもそも自分は>>1しゃないですし。
黒子も毎日居る訳じゃないんで、そこらへんは皆さんの匙加減で一つ。
>>1の最大教主も待ってます。

「痛っ!!! こ、こら! もっと優しく扱いなし!」

「そんな事言われても……こんな事するのインデックス以来だし……」

思春期の……特にエロガキが聞いていたら、もしかすると、妄想を掻き立てるかもしれないやり取り。
実際はそのような行為は無く、髪を梳かしているだけ。
まぁ、たとえ夫婦になったとしても、この女とピンクな出来事があるとは思えないが。

ローラ「品性下劣な振る舞いをしている限りは、私の夫を務める事はできないと思いたりけるのよ」

上条「はいはい。寝言は寝てから言って下さいねー」

あれから……そう、私、上条当麻がローラ=スチュアート様に嵌められた後、何があったのかと言いますと。
こちらの思惑が伝わったのか、それとも読まれていたのか、どこかで逃げ出そうと思っていた俺の出鼻をくじく、「それならば、そなたの店に出向こうかしら」という発言。
しかも、着けば着くなり髪を梳かせだと? そんな横柄な要求を聞く上条さんでは……あるのでした……。

ローラ「むっ……まずは口の効き方から矯正する必要があるかしら……」

上条「まずその可笑しな日本語を矯正しなさい…………っと」

上条「はい。終了」

ローラ「何だか色々とぞんざいに扱われた気がするのだけど……まぁ、いいわ。褒めて遣わすのよん」

上条「それはそれは、有りがたきお言葉をどうも」

ローラ「ふふんっ。下僕としての自覚が出てきたようね」

上条「夫はどうなったんだよ…………。俺、これから買い物行くけど……お前はどうする? 付いてくるか?」

ローラ「はて、主の手を煩わせる奴隷がどの世界に居るのかしらね」

上条「……」

——

ローラ「さて、暇になりして。あやつの秘密でも探ろうかしら……?」

ローラ「物音が…………」

あぁ、そういえばまだ話してなかったな。ん? スフィンクスの事ですよ。
我が家に住んでいた猫様はてっきりインデックスが持ち帰るのかと思ったんだけど、ここの方が暮らしやすいだろうから、と、俺に託されました。
食欲旺盛な所は相変わらずで……本当に、誰に似たのか……。

スフィンクス「にゃー」

ローラ「わぁ! 猫ちゃん!」

スフィンクス「なー」

ローラ「ふふふ、お前は随分と可愛らしいなりをしておるのね」

スフィンクス「にゃー」

——

カランカラン

スフィンクス「にゃー」

ローラ「くふふ」

スフィンクス「にゃ」

ローラ「にゃー」

上条「……何やってんの?」

ローラ「っっ!?」

上条「まぁ、大人しくしてくれたみたいで……っておいおいおい!!!」

上条「何も見て無い! 何も見て無いから!! だから髪の毛を発光させないでー!!!」

——

ローラ「うぅぅ……よりにもよってこやつに失態を晒そうとは……」

上条「ま、まぁ、あんまり気にすんなよ。女の子なら誰だってしてると思うし……」

ローラ「……誠に?」

上条「……多分」

スフィンクス「にゃー」

——

それから数時間が経ち、店はとっくに営業中です。相変わらず、お客は居ませんが……。

上条「はぁ、何か今日はいつもより一段と疲れたな……」

カランカラン

土御門「よぉ、カミやん。飲みに来たぜい」

上条「……またタイミングの良い事に」

土御門「ん? どうした?」

上条「いや……こっちの話……」

土御門「? 取り合えず、生1つと……後は……そうだな、刺身でも頂くとするか」

上条「ん、分かった」

——

上条「はい、生ビール」コト

上条「後、刺身の盛り合わせだ」コト

土御門「おっ、これは美味そうだにゃー」

土御門「いただきまー」

ローラ「幻想殺し。そろそろお腹が空いてきたのだけれども、御飯はまだにけり?」スタスタ

土御門「……」

ローラ「おや? そなたは土御門?」

土御門「…………マジで?」

上条「マジだ」

中途半端な感じなんですが、取り合えずここまで。
区切りまではすぐに書きたいと思いますので。

それでは。

——

ローラ「最近、報告の方が滞っているみたいだけど、何も変わりなしに?」

土御門「あ、あぁ……。特には……」

ローラ「そう。それならばよきに」

上条「ほら、晩飯出来たぞ」コト

ローラ「待ちくたびれたるのよ、召使い。さっきから腹の虫が今か今かと待機しているのに」

上条「俺の身分は何なんだよ……夫だったり、召使いだったりと……」

ローラ「ふむふむ……これは中々美味しそうね……」

上条「聞いてないし」

土御門「おい、上やん」ヒソヒソ

上条「ん?」

土御門「あえて聞くけど、何でこいつがここに居るんぜよ」ヒソヒソ

上条「俺も分からん。何かいつの間にか居た」ヒソヒソ

土御門「…………。取り合えず、めんどくさくなる前に俺は帰るぜよ」ヒソヒソ

上条「帰すわけねーだろ。連れて行ってくれるなら別だけど」ヒソヒソ

ローラ「接吻をするというのなら止めはしないけど、せめて人目のつかない所でやりたるのよ」

上条「違うわっっ!!!」

ローラ「?? そうであるの? あまりにも顔を接近させたるから、てっきり口づけを交わすものだと……」

上条「当たり前だ、何で男同士で……」

土御門「……」

上条「つ、土御門?」

土御門「……なぁ、上やん」

上条「な、何?」

土御門「俺……上やんに言いたい事があるんだ」

土御門「俺さ……」

上条「ちょ、ちょっと待て」

土御門「今日金持ってくるの忘れたから付けといてくれにゃー」タッタッタ

カランカラン

上条「……」

ローラ「さて、そろそろ湯浴みをしたりて、就寝しようかしらね。夜更かしはお肌の大敵なりたるから」スタスタ

上条「……俺も実家に帰ろうかな」

——

上条「……ん…………っっ!? やべっ!」ガタッ

上条「くそー、いつの間に…………まぁ、客来てないだろうし別に」

「……」

上条「……」

「おはよう」

上条「……おはようございます」

「中々、珍しい物が見れてそれなりに楽しかったよ」

上条「そうですか……」

「ただ、流石に3時間も放置されると、流石に寂しいものがあるのだけど」

上条「……すいません」

「さて」ガタッ

上条「あ、何か要ります?」

「いや、今日のところは退散するよ。先客もいるみたいだし、顔を見れただけでも十分だ」

上条「何か悪いですね。先輩とは久しぶりに会ったのに」

「あぁ、確かに。上条にしてみれば久しぶりか」

上条「……ん? どういう意味ですか?」

「そのままの意味だけど?」

上条「そのままの意味が分からないのでせうが……」

「世の中には知らなくても良い事があるって事さ。もっとも、お前がどうしても知りたいというのなら、教えない事もないけど」

上条「遠慮しておきます」

「ふふ……相変わらず、変わり無いようで嬉しいよ」

上条「そうですか?」

雲川「この天才、雲川芹亜が言うのだから間違いは無いと思うのだけど」

上条「はは……先輩も変わりなさそうですね」

雲川「あぁ、私も変わらない。特に、この少女のように一途に持ち続けている気持ちは」

上条「へっ?」

雲川「いや……何でもない……それじゃあ、次は君とまともに会話できる事を期待してるから」

上条「は、はぁ」

カランカラン

雲川「しかし、あれだけの事をされて起きないのなら……次は……」

——



ローラ「さて、出かける準備は整いけりに?」

上条「出かける、って……どこに?」

ローラ「勿論、ショッピングに決まりなしに。早く行かなければ、昼の便までに間に合わたるのよ」

上条「えー、1人で行って来いよ。めんどくさいし、絶対にめんどくさいし、何よりめんどくさい」

ローラ「別に1人で行っても構わないけれど、その時はある事無い事、

特に監禁されたという内容をアンチスキルとやらに触れ回るけど、それでも良しに?」

上条「はいはいはいはい、分かりましたよ。行けばいいんでしょ、行けば」

ローラ「ん、分かればよいの」

——

上条「うへー」

時刻は朝の10時。
現在進行形で散々歩かされている挙句、両手に花……どころではなく、五体の殆どを総動員しての荷物持ち。
こんな不条理な事を何故、受け入れているのか。その理由は……よく分かりません。

上条「も、もう無理……さっきから全身が痙攣しまくりで動けん……」

ローラ「何と貧弱な有様。女の神裂でさえ、その10倍は余裕で持っていたのに……あぁ、悲しき事」

上条「そ、その例えは反則だろうが……あ、あいつに腕力で勝てる奴なんてそうは……ぐっ、お、重い……」

ローラ「はぁ、致し方なし……名残惜しいけども、時間の猶予もあまり無しに、空港に向かわざるをえないようね」

上条「わ、分かったから、半分、いや、ちょっとでいいから持ってくださ……い……」

ローラ「ほら、早く行かないと間に合わなたるのよ」

上条「ふ、不幸……ぐおぉ……」

——

結局、着いてから、運ぶのが面倒だからと、「自費」で郵送させられました。
「婚姻届を持ってくれば判を押してやらんこともないのよ」と「からかわれ」たのですが、何かイラッときたので、「お前と結婚するくらいなら召使いでいいですぅ」と応酬すると、
これまた何故か、ローラ=スチュアートさんはブルブルと震えながら涙目になってらっしゃったので、取り合えず、土下座して逃げました。










上条「はぁーあ、最近は特についてない……ついてないです……」



上条「……買い物して帰ろ」

——

——

——

上条「いやー、さっきはあんな事言ったけど、1パック20円とは、今日はついてるなー」

上条「いつもならとっくに売り切れてるのに……もしかして、不幸脱却の転機?」

「あっ!! どこに投げてんだよ!!」

上条「いやいや、無意味なフラグを立てるのは……」

「あぶなーい!!!!」

上条「ん?」








後に、学園都市の新たな都市伝説として、密かに伝えられる噂。
何でも、誰にも見つけられないその店には「学園都市1不幸な人物」が居て、その人物に出会う事ができたのならば幸運になれるという話。
真偽はともかく、あなたがどうしても行きたいというのであれば、1つだけ、これも噂ではあるが、その人を探す手掛かりがある。


その人にはある口癖があって、度々こう呟いているのだそうだ。















「不幸だ……」

すいません。
諸事情でちょっと更新できなくなりそうなので、勝手なのですが、一先ず終わります。
特に、このスレでSS書いてくれた方々には本当に申し訳ないです。


目標は全キャラ制覇なので、また、立てた時はよろしくお願いします。

それでは、本当に有難うございました。

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