男「魔法と異能と転生者」 (13)
ゆっくりとやっていきます
エタらないように頑張るぞ
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上司「おい男!お前に頼んだ資料、まだ出来てないのか!?」
男「…すいません、まだです…」カタカタ
上司「…はぁ…。与えられた仕事もこなせない奴が、社会に出て来るんじゃねえよ、おい。」イライラ
男(…クソッ…自分の仕事を押し付けてるだけの癖に、よく言えるもんだ…)カタカタ
上司「とにかく明日までにそれと、あと…この文書もまとめ上げておけ。」ドサッ
男「…はっ!?こっ…これを明日までにですか!?」バッ
上司「…不満か?」
男(いっ、いや不満も何も…!なんだよこれ、百科事典!?)
上司「甘ったれんな!他の奴らだって、同じ仕事量こなしてるんだ。…ほら、仕事に戻れ!」クルッ
死んだ目の同僚達「」カタカタ
男(…ちっ…ちくしょう…!)
【深夜2時】
男「…」カタカタ
男「…」カタカタ
男「…」カタ…カタ…
男「…zzz」
…ズルッ!!
男「ほげっ!?」ガン!!
男「いっ…てぇ…!机に頭打った…!!」サスサス
男(…時間は…うわ、またこんな時間になっちまってる…)
男「…はぁ…。気分転換に、コーヒーでも買ってくるか…」フラフラ
ウィンウィンウィン
コンビニ店員「ア-ザッシタ-」
男「……」フラフラ
男「…はぁ…」
男(何だよこれ…おかしいだろ…)
男(金はない、モテない、会社からは奴隷扱い…。俺の人生、どうなってんだ…)
男「…もう…こんな辛い思いをしながら、資本主義の歯車になり続けるだけの人生なら…。いっそこの世界から消えちまった方が、楽なのかもな…?」
男「…はは、なんてな。あいにく俺は、自殺するほどの勇気は持ち合わせていねえし…」
バパ-ッ!!ギュルギュルギュル!!
男「…おっ?」クルッ
暴走トラック「よっ」ギャリギャリギャリ!!!
男「…はっ!?ちょっ待て、冗談!!さっきの冗談だかr」
ズギャギャギャ!!ドグシャバキグチョ
男「んぎああああああああああああっ!!?!?!?!?!!!?!!」グチャメキョベキ
【???】
ワアアアアアアアアアアア!!!
「殺せッッ!!血を見せろ!!」
「邪悪なる魔族に裁きをッッ!!」
檻に入れられた魔獣「…グルル…グオアアアッ!!」ガシャアン!!
女エルフ「…あ……い、いや…!」ガタガタガタ
???「うん…観客も盛り上がってきてる。今日は最高のショーになりそうだ。」
女エルフ「お、おねがいします…転生者様…っ!私、出来る事なら何でも致します!どうか…どうか、お慈悲を…っ…!!」ボロボロ
転生者「…ダメだよ。」ニコ
女エルフ「ひ…っ…!!」ビクッ
転生者「…さ、時間だ。」スッ
転生者『レディースアンド、ジェントルメン!!大変長らくお待たせ致しました!!本日のメインマッチ、エルフvs魔獣…ただ今、スタートです!!』
ゴゴゴ…ガチャン!!
魔獣「……フシュルルル…」ズン…ズン…
「「「うおおおおおおおおおおお!!!!」」」
魔獣「…フ-ッ…フ-ッ…」ゴゴゴゴ
女エルフ「ひ…や、やだ…食べないで…っ!」ジョワァ
魔獣「…グオアアアアアアアッッ!!!」バッ
女エルフ「いやあああああああああっ!!!」
バキィッ!!ゴシャッ、グチョッ、メキッ!!
「「「うおおおおおおおおおお!!!!」」」
リョウ「…良かった、今日もショーは成功だ。」フッ
魔獣「グ
すまん色々ミスった
獣「…フ-ッ…フ-ッ…」ゴゴゴゴ
女エルフ「ひ…や、やだ…食べないで…っ!」ジョワァ
魔獣「…グオアアアアアアアッッ!!!」バッ
女エルフ「いやあああああああああっ!!!」
バキィッ!!ゴシャッ、グチョッ、メキッ!!
「「「うおおおおおおおおおお!!!!」」」
転生者「…良かった、今日もショーは成功だ。」フッ
魔獣「グルルルッ、ガウッ、グオッ」ムシャバキモシャ
女エルフだったもの「」
側近「お疲れ様です、転生者様。後は我々に任せて、お休みください。」
転生者「ああ、いつもありがとうね。」スクッ
ジワアッ…
転生者(…?この、腕の感覚は…?)スッ
紋章「…」カアアアッ!!
転生者「…!へぇ、珍しいなぁ!この時代になってもまだ…」
転生者「まだ僕達と同じ、『転生者』が、この世界にやって来るなんて!」
プロローグ終わり、休憩挟んでまた少しずつやってくよ
下書きの時点では、転生者君にリョウっていう名前があったんだけど、他の奴らが名前持ってないのにこいつにだけあるの腹立ったから転生者に変えてやった
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