【安価コンマ】作ったキャラでジャンケン大会 (77)

零斗「(俺の名前は天府 零斗)」

零斗「(今、日本全国民の全員が参加しているジャンケン大会に参加しているところだ)」

零斗「(何故こんな荒唐無稽な事になっているのか、思い起こせば少し長くなるが……)」

零斗「(ある日突然宇宙人を名乗る奴がやってきた)」

零斗「(そしてそいつは全員参加のジャンケン大会を開催する、優勝者には何でも好きな願いを一つだけ叶えてやる、と言い出した)」

零斗「(なんだそりゃ、ワケわかんねえな。ハハハ! と思っていたのだが、気付いたらジャンケン大会会場にワープさせられていた)」

零斗「(状況に追いつけなくて混乱しかできないのだが、とりあえずジャンケン大会なのでジャンケンしているのが今現在だ)」

零斗「(この大会は予選と決勝の二つで構成されているようで、決勝に進めるのは8人)」

零斗「(で、俺は運良く勝ちに勝ち続けて、あと1勝すれば決勝に行けるところまで来た)」

零斗「さて、次の相手は……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515327589

キャラ作成

【名前】
【性別】
【年齢】
【性格】
【得意手】(グーチョキパーバランスのどれか。どれか選んだらそれを出す確率が上がります)
【願い】
【その他備考】(何か書いておきたい設定があればここに)


記入例
【名前】天府 零斗(てんぷ れいと)
【性別】男
【年齢】20
【性格】やや内向的で消極的、周りに流されやすい
【得意手】チョキ
【願い】何も思いつかないので、とりあえず一生暮らせる分のお金が欲しい
【その他備考】大学生、将来の夢が何も無いことに若干の不安を持ちながら毎日ぼんやりと過ごしている


↓1

零斗「相手は……女子高生かな」

綺羅「あら、あなたが次の相手?」

零斗「ああ、そうみたいだ」

綺羅「あーーあ、なんで私の相手は男ばっかりなのよ、気が滅入るわ」

綺羅「まあ、そっちの方が潰しがいがあるんだけれどね」

零斗「潰すも何も、たかがジャンケンだけど」

綺羅「あーあー、私あんたみたいな奴嫌いだわ」

零斗「(こいつ初対面の相手に嫌いとか言うのか……)」

綺羅「私はね、男っていう生き物が大っ嫌いなのよ」

綺羅「さっさと負けて私の前から消えなさい」

零斗「(結構温厚な俺でも、こいつにはムッとくるな)」

零斗「(口には出さないけど……)」

零斗「(ジャンケン大会で負けた人はワープで飛ばされていなくなる)」

零斗「(元いた場所に戻されていると信じたいけど……)」

零斗「(とにかく、最初は沢山いた人も、今では数えられるだけの人数にまで減っている)」

零斗「ここまで来たからには、勝ちたいよなあ」

綺羅「アンタには無理ね」

零斗「(こいつ相手だと特に勝ちたい)」

綺羅「じゃあ、行くわよ」

零斗「ジャンケン」

綺羅「ポン!」

零斗「……」チョキ

綺羅「私の勝ちね」グー

零斗「ぐぬぬぬぬ……」

零斗「(なまじここまで勝ち続けてきて、決勝まで一歩手前だっただけに、わりと悔しい)」

綺羅「ま、私が男なんかに負ける道理は無いんだけどね」

零斗「(こいつ相手だと尚更悔しい)」

綺羅「じゃ、早く消えなさい」

零斗「うおっ」パアアア

零斗「(俺の身体が光に包まれ始めた)」

零斗「(この感覚はさっき味わった。ワープでここに飛ばされてきた時の感覚だ)」

零斗「(ジャンケンに負けたから、元いた場所に戻されるんだろう)」

綺羅「さて、決勝ね、どこに行けばいいのかしら」

零斗「(あいつはもう俺を見てなかった。ちくしょう)」

序章終わり、こっから本編です


↓1~7まで、他に決勝まで勝ち進んだキャラを作成
テンプレは>>2にて

【名前】綾小路綾香(あやこヴ あやか)
【性別】女
【年齢】15
【性格】ポジティブで純粋で明るい
【得意手】グー
【願い】これからも平和な毎日が続きますように
【その他備考】高1で学校での呼び名は「あやあや」。運動系女子
バスケット部所属だがたぐいまれな運動神経から運動部の掛け持ちをしている。

>>11の名前は「綾小路綾香(あやこうじ あやか) 」です。
安価↓

綺羅「ふぅん……」

綺羅「あなた達かしら? 決勝まで勝ち残ったのは」

綾香「うん。あなたで7人目だね」

ロクセッキ「……」

猛「……」

千代「……」オロオロ

出子「ちなみに一番最初に勝ち進んだのは僕だよ!」

綺羅「あらそう、どうだっていいわ」

出子「さらっと流された!」

重士郎「んーーーー……若い子ばっかり来るのお」

綺羅「ジロジロ見るんじゃないわよ、ジジイ」

重士郎「こりゃ手厳しいわい」

出子「ちなみにあなたはいくつ?」

ロクセッキ「俺か? 俺は1ヶ月だ」

千代「え? えっと……ジョーク、ですか?」

ロクセッキ「俺はあいにく冗談が苦手でな」

千代「え、えぇー……(反応に困る……)」

出子「うーん、ミステリアス!」

猛「……」

猛「……俺は馴れ合うつもりは無い」

綾香「いや、まだ何も言ってないけど」

猛「俺に話しかけるつもりだったろう? だから先に言った」

綾香「まあ、そうだったけど……やりづらいなあ」

綺羅「これから戦う相手よ、馴れ合う必要は確かに無いわね」

綾香「いや戦うって、ジャンケンなんだけど」

出子「殺伐だねー! 怖いね!」

千代「……」ビクビク

重士郎「若いのお、もう少し柔軟性を持たんか」

ロクセッキ「おしゃべりはここまでだ、最後の一人が来たぞ」

ザッ

留那「……」

綺羅「……あら?」

綺羅「見知った顔が来たと思ったら、あなたが勝ち残ったのね」

綺羅「留那」

留那「……お姉様」

綾香「え、何? 姉妹? 姉妹で勝ち進んだんだ?」

出子「へー! すごいね!」

千代「……兄弟、か……」

留那「……」

綺羅「相変わらず怖い目をしてるわね」

留那「私が怖い目をするのはお姉様の前でだけですから、心配は無用です」

綺羅「あらそう」

重士郎「なんじゃ、仲が良くなさそうじゃの」

出子「うーん、殺伐!」

綾香「みんなさあ、もうちょっと気楽に行かない?」

猛「……」

「ふむ、お前らが決勝に残った8人か」

綾香「ん?」

宇宙人「よくぞここまで勝ち残ったと、とりあえず賞賛しよう」

出子「おわー! 宇宙人だ! まさに宇宙人って見た目だ!」

重士郎「こりゃ驚いたわい、生きてるうちに宇宙人が見れるとはの」

ロクセッキ「ふん、宇宙人がそんなに珍しいかね」

綾香「宇宙人って日本語喋るんだ」

宇宙人「翻訳機を使って、お前達が理解できる言語に変換している」

千代「便利、ですね……」

宇宙人「これからジャンケン大会の決勝戦を開始する」

宇宙人「その前に……まずは勝ち残った君達に自己紹介でもしてもらおうかな」

宇宙人「あいうえお順に私が指差すので、各々名前と叶えてほしい願いを言いたまえ」

綺羅「随分偉そうにしてくれるわね」

猛「……ふん」

宇宙人「じゃあ最初はお前から」

綾香「私? うん」

綾香「私は綾小路 綾香!」

綾香「願い事は特に思いつかなかったんだけど、平和な毎日が送れたらいいなと思ってます!」

ロクセッキ「ふん、平和ねえ」

留那「向上心が感じられないわね」

綾香「みんな刺々しいよね……」

宇宙人「次、お前」

重士郎「ワシか? ワシは仙道 重士郎じゃ」

重士郎「こう見えて今年で80歳になるんでな、妻と一緒に若返りたいと思っとる」

千代「え、80? 全然見えない……」

綾香「どうやって鍛えたんだろう、気になるなあ」

宇宙人「次」

出子「はーい! 僕は千代木 出子です!」

出子「僕の願いはチョキの素晴らしさを広めること!」

出子「そう、ジャンケンにおいてチョキが最強なんだ!」

ロクセッキ「いや、チョキはグーに負けるだろ」

出子「いーや! 僕のチョキはグーより強いんだよ!」

留那「何言ってるのかしら」

宇宙人「次」

千代「あ、えっと……九十九 千代、です」

千代「その、弟が、病気なので、治して貰いたい、です……」

猛「ふん、自分のために願い事を使わないとはな」

千代「……あなたに分かってもらうつもりはありません」キッ

猛「!」

綺羅「あら……気が弱そうとは思ってたけど、案外骨がありそうね」

宇宙人「次」

綺羅「百目鬼 綺羅よ」

綺羅「欲しいものは金、それだけよ」

重士郎「清々しいまでにどストレートじゃの」

綺羅「金が全てを支配するのよ、当然でしょ」

留那「……ふん」

宇宙人「次」

留那「私は百目鬼 留那」

留那「私はお姉様に認めてもらうためにここまで来た!」

綺羅「ふぅん……アンタに出来るかしら?」

留那「やってみせます、力づくにでも」

綺羅「あらそう、楽しみにしてるわ」

出子「姉妹喧嘩だね! 怖いね!」

宇宙人「次」

猛「俺は覇道 猛だ」

猛「願い事は俺を倒せる相手を見つけてもらうことだ」

猛「お前達では、どうせ俺には勝てないからな」

重士郎「ほう……言い切るではないか、若造」

猛「わかりきっている事だからな」

出子「そんな大口叩いたら、負けた時恥ずかしいよね!」

宇宙人「最後、お前」

ロクセッキ「俺はロクセッキだ」

綾香「ん? それが名前?」

ロクセッキ「俺の願いは、世界征服だ」

綺羅「実に陳腐ね」

重士郎「幼稚な願い事じゃの」

綾香「あなた達も似たようなもんでしょ……」

宇宙人「結構。では決勝戦のルールを説明しよう」

宇宙人「予選では1勝すれば勝利だったが、決勝戦では先に2勝した者を勝者とする」

宇宙人「そして、予選では負けた者は即座にワープさせていたが、決勝戦ではそれは最後にまとめて行う」

宇宙人「決勝まで勝ち進んできたのだ、優勝者を見届ける権利をくれてやろうではないか」

宇宙人「最後に、対戦相手はランダムに決める」

宇宙人「以上だ。君達には白熱した対戦を期待する」

宇宙人「では、第一戦目を行う者を決定する」


対戦するキャラ
↓1、↓2コンマ

01~12 百目鬼 綺羅
13~24 千代木 出子
25~36 九十九 千代
37~48 綾小路 綾香
49~60 百目鬼 留那
61~72 ロクセッキ
73~84 覇道 猛
85~96 仙道 重士郎

被ったり上記以外の数字が出たら安価下

九十九 千代 VS 綾小路 綾香に決定


今回はここまでです

綾香「最初は私か」

千代「……私、ですか」

綾香「よろしくね」

千代「はい、ですが……勝負する以上、本気で勝ちに行かせていただきます」

綾香「いや、ジャンケンだから本気も何も無いんじゃ?」

千代「……先程、みんなの願い事を聞きましたよね」

千代「みんなはガチのマジでここまで来たんです」

千代「そんな中で特に志も野望も無くなあなあにポツンと残っているあなたは」

千代「正直に言って目障りです」

綾香「……君とはこの人達の中でも友達になれそうだと思ってたんだけどね」

千代「……」

綾香「いいよ、そこまで言うなら本気でジャンケン、やるよ」

宇宙人「1回目、始め」

千代「最初は、グー……!」

綾香「ジャンケン!」

「「ポン!!」」



↓1コンマ
千代の出した手(得意手:パー)
01~25 グー
25~50 チョキ
51~00 パー

↓2コンマ
綾香の出した手(得意手:グー)
01~50 グー
51~75 チョキ
76~00 パー

千代
44→チョキ

綾香
08→グー


千代「……!」チョキ

綾香「まずは私の勝ち、だね」グー

千代「…………くっ」

綾香「ぶっちゃけ本気だとか適当だとか、言われてもピンと来ないんだよね」

綾香「どう足掻こうがジャンケンは運の勝負だからさ」

千代「……負けるわけにはいかないんですよ、私は……!」

綾香「変に気負う分疲れるだけだよ」

千代「気遣いは無用です……」

綾香「聞く耳無し、か」

綾香「じゃあもういいや、ぱぱっと決めてあげる」

宇宙人「2回目、始め」

千代「最初は、グー……!」

綾香「ジャンケン!」

「「ポン!!」」



↓1コンマ
千代の出した手(得意手:パー)
01~25 グー
25~50 チョキ
51~00 パー

↓2コンマ
綾香の出した手(得意手:グー)
01~50 グー
51~75 チョキ
76~00 パー

千代
97→パー

綾香
81→パー

綾香「あいこか」パー

千代「……」パー

綾香「君の願い事って、弟の病気を治すことだっけ」

綾香「どんな病気なの?」

千代「……現代医療では完治は難しい病気です」

綾香「ふーん……」

千代「あなたにしてみれば、どうでもいいことなんでしょうね」

綾香「そりゃまあ、他人だし……」

千代「ですが私にとっては非常に重要な問題なんです」

綾香「だから負けるわけにはいかない、ね」

千代「……次、行きますよ」

綾香「うん」

宇宙人「3回目、始め」

綾香「あいこで」

「「しょ!!」」



↓1コンマ
千代の出した手(得意手:パー)
01~25 グー
25~50 チョキ
51~00 パー

↓2コンマ
綾香の出した手(得意手:グー)
01~50 グー
51~75 チョキ
76~00 パー

千代
84→パー

綾香
28→グー


綾香「むっ……」グー

千代「……ふぅ」パー

綾香「お互い1勝ずつか……」

千代「もう、負けませんよ」

綾香「そう」

千代「……」

綾香「私の願い事、平和な毎日が送れますようにって言ったけどさ」

綾香「ただの思いつきとかで言ってるわけじゃないよ、ちゃんとした理由があるんだ」

千代「……そうですか、興味ありませんね」

綾香「そっか」

宇宙人「4回目、始め」

綾香「ジャンケン!」

「「ポン!!」」



↓1コンマ
千代の出した手(得意手:パー)
01~25 グー
25~50 チョキ
51~00 パー

↓2コンマ
綾香の出した手(得意手:グー)
01~50 グー
51~75 チョキ
76~00 パー

千代
39→チョキ

綾香
63→チョキ


綾香「……」チョキ

千代「……またあいこですか」チョキ

綾香「私が平和を願ってる理由はね」

千代「興味ありません」

綾香「別になくてもいいよ、私が勝手に喋ってるだけだから」

千代「……」

綾香「中学の頃にね、私が所属してたバスケ部は全国大会出場を決めたんだ」

綾香「でも私は風邪を引いちゃって、全国大会には行けなかった」

綾香「でもそれが、結果的に私にとって幸運なことだったんだよね」

千代「……」

綾香「続き、気になる?」

千代「……あなたが何を語ろうと、私にとって弟以上に大事な事はありませんから」

綾香「……そう」

宇宙人「5回目、始め」


千代「ジャンケン……!」

「「ポン!!」」



↓1コンマ
千代の出した手(得意手:パー)
01~25 グー
25~50 チョキ
51~00 パー

↓2コンマ
綾香の出した手(得意手:グー)
01~50 グー
51~75 チョキ
76~00 パー

安価を連続で取るならともかく、コンマを連続で取るのは問題無いと考えます


千代
29→チョキ

綾香
77→パー


綾香「!」パー

千代「……私の勝ち、ですね」チョキ

綾香「あーあ、負けちゃったかー」

千代「これが覚悟の違いです」

千代「私にあってあなたには無い、この勝負にかけている覚悟の差です」

綾香「……私も結構本気だったんだけどね」

千代「……さっきの話の続き」

千代「後で聞かせてもらえますか?」

綾香「ん? 興味あったんだ?」

千代「……少し」

綾香「ふふ、うんいいよ、でも今は……」

千代「ええ、今はこっちに集中します」

綾香「うん」

宇宙人「この勝負、九十九 千代の勝利とする」

宇宙人「では次に、第二戦目を行う者を決定する」



対戦するキャラ
↓1、↓2コンマ

01~16 百目鬼 綺羅
17~32 千代木 出子
33~48 百目鬼 留那
49~64 ロクセッキ
65~80 覇道 猛
81~96 仙道 重士郎

被ったり上記以外の数字が出たら安価下

百目鬼 留那 VS 千代木 出子



留那「私の出番ね」

出子「よーし! 僕の番だね!」

留那「あなたには悪いけれど、私はお姉様と当たるまで、負けるつもりはありませんから」

留那「言うとすればそうですね、踏み台になってもらいます」

出子「僕からも言っておくことがあるよ」

留那「何かしら」

出子「この勝負……僕はチョキを出すよ!!」

留那「……」

出子「……」

留那「心理戦のつもりですか?」

出子「僕はね、チョキを出すよ!!」

留那「……まあ、あなたがチョキを出そうとそれ以外を出そうと」

留那「私が勝つことには変わりありませんよ」

宇宙人「1回目、始め」

留那「最初は」

出子「チョキ!!!」

留那「…………」

出子「ジャンケン!」

「「ポン!!」」



↓1コンマ
留那の出した手(得意手:グーパー)
グーパー
01~40 グー
41~60 チョキ
61~00 パー

↓2コンマ
出子の出した手(得意手:チョキ)
01~25 グー
26~75 チョキ
76~00 パー

留那
26→グー

出子
64→チョキ


出子「……」チョキ

留那「(本当にチョキを出した……)」グー

出子「よし、僕の勝ち!」

留那「いや私の勝ちなんですが」

出子「僕のチョキはね! 生半可なグーでは敵わないチョキなんだよ!」

留那「チョキはチョキでしょう」

出子「仕方ないなあ、じゃあ今回は君の勝ちでいいよ」

留那「今回も何も、チョキはグーに弱いんですってば」

出子「はぁーあ、これだから理屈を並べる人は頭が固くて困るよ」

留那「私は理屈が通じないあなたに呆れています」

宇宙人「2回目、始め」

留那「最初は」

「グー!」「チョキ!」

出子「ジャンケン!」

「「ポン!!」」


↓1コンマ
留那の出した手(得意手:グーパー)
グーパー
01~40 グー
41~60 チョキ
61~00 パー

↓2コンマ
出子の出した手(得意手:チョキ)
01~25 グー
26~75 チョキ
76~00 パー

留那
76→パー

出子
16→グー


出子「……」グー

留那「私のストレート勝ち、呆気なかったですね」パー

出子「よし、僕の勝ち!」

留那「いや私の勝ちなんですが」

出子「ふんっ!!」ブンッ

留那「っ!?」パシッ

出子「僕のこのグーはね、グーって名前のチョキなんだよ」グググ

出子「君のそんなペラッペラなパーなんて、簡単に破り貫けるんだからね!!」

留那「負けは負けです、騒いでも見苦しいだけですよ」グググ

出子「……」グググ

留那「っ……」

留那「(こいつ……結構パワーがあるわね……っ)」

出子「……お姉さんに認めてもらいたい、だっけ?」

出子「小さい小さい! 僕のチョキ布教と比べて屁が出るような願い事だね!!」

留那「……なんですって?」グイッ

出子「うっ!?」

留那「小さい頃から何から何までお姉様と比べられて、何もかもがお姉様に敵わなくて」

留那「そんな惨めな気持ちがあなたに分かるものですか!!!」ブンッ!

出子「うおわ!?」ドテッ

留那「不愉快だわ、私の前に立たないでちょうだい」

出子「……ぼ、僕のチョキが押し切られた……」

留那「……それ、グーでしょ」

宇宙人「もういいか?」

宇宙人「この勝負、百目鬼 留那の勝利とする」

出子「今回は大人しく引き下がっておくよ」

出子「僕のチョキに真っ向から立ち向かえた人は、そうはいないからね! 君の強固な意思は認めたげる!」

留那「……だからそれ、グーだったでしょ」

宇宙人「では次に、第三戦目を行う者を決定する」


対戦するキャラ
↓1、↓2コンマ

01~25 百目鬼 綺羅
26~50 ロクセッキ
51~75 覇道 猛
75~00 仙道 重士郎

被ったら安価下

仙道 重士郎 VS 百目鬼 綺羅

今回はここまでです

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