まほ「これが本当の西住流対!」 愛里寿「島田流」 みほ「です!」【ガルパン】 (121)

愛里寿「おばさん誰?」

しほ「・・・・・・おばさん?」

しほ「今私の事をおばさんと言ったのかしら?」

愛里寿「そうだけど?」

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千代「ほーっほっほっほっ!!こらこら愛里寿」

千代「西住流の家元にお・ば・さ・ん・何て失礼でしょ♪」

しほ「・・・・」イラッ

愛里寿「えっ?だってお母様がそういむぐっ」←口を押さえられた

千代「ごめんなさいね。西住流家元のしほさん!」

千代「ほら!愛里寿って大学生だけどまだまだ子供だから!」

千代「つい!本当!本当の事を言っちゃったみたいなの!」

しほ「・・・・」

千代「まあ?戦車道は?乙女の嗜みだから?もうちょ~と身嗜みに気を使われたらどうです?」

しほ「・・・・」イライライラ

千代「ふっふっふっ♪何なら私が化粧の仕方を教えてあげましょうか?」ニコニコ

しほ「いえ結構です。」

千代「あら!残念ね!」

しほ「西住流は戦車道でめ・い・も・ん!!!な為に重要な役職が多いんです。」

しほ「なので自分の身嗜みに必要な時間を取る程暇じゃないんです。」

しほ「いいですよね。島田流家元は重要な役職が無くおヒマそうで」ニコッ

千代「なっ!?」

しほ「ほんと、名門の家柄も考えものね。忙しいったらありゃしないもの。」ニコニコ

千代「・・・・」イライライラ

千代「・・・・そうね。自分を磨ける時間がある何て感謝しないといけませんね。」

千代「そういえば旦那さんは長期出張が多いんでしたっけ?」

しほ「ええ、それが何か?」

千代「余りに女を捨てていたら旦那さんが出張先で間違い・・・何てあるかもしれませんよ?」

しほ「なっ!?」

千代「ボサボサの髪でガサガサな肌の妻!」

千代「それを見た夫は外で女を作り・・・みたいな?」

しほ「そ!そんな事あるはずが!!」

千代「それに比べて島田流の私は今でも夫とラブラブですもの♪」

千代「本当に名門の家柄も考えものですね(笑)」プッ

しほ「・・・・」イライライラ

今日はこれだけ

しほ「・・・・・そういえば、そちらは確かお見合い結婚でしたね?」

千代「ええ、そうですけど?」

しほ「島田流の家元と言えば旦那さんもそれなりの家柄のはず」

しほ「愛ではなく家柄で結婚するんだなんて、愛が無い結婚生活は大丈夫ですか?」

千代「なっ!私達夫婦は出会いこそお見合いですけどちゃんと愛があります!」

しほ「それはあなたが思っているだけでは?」

しほ「私達夫婦は恋愛結婚だから例え私がボロボロでも夫は私の事を愛してくれてます。」

千代「それはこちらもです!」

しほ「・・・・・」グヌヌヌヌ

千代「・・・・・」グヌヌヌヌ

まほ「お母様」

しほ「あらまほ、紹介するわ。こちら島田流家元の島田千代さんと娘の愛里寿ちゃんよ」

千代「・・・・どうも」ペコッ

愛里寿「・・・・・・」ペコッ

まほ「島田流?聞いた事が無い流派ですね。新しく開設した流派ですか?」

千代「なっ!?島田流は大学選抜の面倒も見ているしっかりした流派よ!」

しほ「ふふ、すいませんウチの娘は戦車道でもあまり下の方は詳しくなくて」

千代「下の方!?」

しほ「おっとこれは失敬」ニコッ

まほ「・・・・・・・」

しほ「まほ、あなたももうちょっと戦車道の末端の事も詳しくなくちゃいけないわよ」ニコニコ

まほ「はい」

千代「くっ!私そろそろお暇させて頂きますわ!」

しほ「そう、それは残念ね。」ニコ

千代「それでは失礼します。行くわよ愛里寿!」スタスタスタ

愛里寿「・・・・・・はい」スタスタスタスタ

しほ「・・・・・・勝ったわね。」ニコ

まほ「はあ」

しほ「まほ、登場が少し遅いわよ」

しほ「あと今度からもっと吐き捨てる様にセリフを言いなさい」

まほ「お母様、これ以上島田流と張り合うのはどうかと」

しほ「何を言ってるんです!どんな事でも西住流が島田流に負ける何て事あってはなりません!」

しほ「少しお金周りが良いからって調子にのっている島田流は吐き気がします!」

しほ「肝に銘じておきなさい!」

まほ「・・・・・はい」

千代「きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!くやしぃぃぃぃ!!!!!」ジタバタジタバタ

愛里寿「・・・・・・」

千代「あの忌々し西住流め!」

千代「ただちょっと歴史があるからって調子にのっちゃって!」

千代「本当はタダの古臭いカビの生えた流派のクセに!」

千代「あんな流派が戦車道流派の代表ヅラ何て許せないわ!そう思うわよね愛里寿!」

愛里寿「・・・・・はい」

千代「島田流の名を上げる為にも西住流の名を地に落とさないと!」

千代「愛里寿!試合の準備よ!大学選抜で黒森峰に試合を申し込むわ!」

愛里寿「えっ?また黒森峰と試合を?」

千代「そうよ!粉砕してやりなさい!」

愛里寿「でっ、でも!先週もその前もその前の前もずっと黒森峰と試合ばかり・・・」

千代「あたり前です!ボコボコにしてやりなさい!」

愛里寿「・・・・大学生が高校生と試合ばかりするなんていいの?」

千代「スカッとするからいいのよ!」

千代「次の試合はどれだけ西住流に惨めな負け方にさせるか!」

千代「そしてどれだけ島田流がエレガントで有能かを見せつける!」

千代「そこに重点を置いて試合をしなさい!」

愛里寿「・・・・・・はい」

しほ「まほ!大学選抜に試合を申し込むわ!準備しときなさい!」

まほ「おっ!お母様!先週も先々週も先々々週もずっと選抜と試合をしてますよ!?」

しほ「当たり前です!島田流がいかに無能で価値が無い流派か世間に知らしめてやるのです!」

しほ「徹底的に破壊してやりなさい!」

まほ「しっ!しかし!最近あまりの試合の多さに隊員の疲労も多くて」

しほ「隊員の疲労が何ですか!そんなの甘えです!そんな事言う隊員は追放にしてやりなさい!」

まほ「でっ!でも!」

しほ「第一そんな事言う隊員が出るのは西住流の教えをキチンと隊員に教えてないあなたのミスです!」

まほ「・・・・・・申し訳ありません」

しほ「あの島田流の奴ら私の事はおろか常夫さんが浮気するとかのたうち回ったのよ!?」

しほ「許せるはずありません!」

しほ「わかったら早く試合の準備をしなさい!!」

まほ「・・・・・・はい」

寝る

まほ「(隊員達に何と言えばいいんだ)」

まほ「(また選抜と試合があるなんて)」

まほ「(こないだの試合も殆ど無理矢理だったし) 」

まほ「(これ以上隊員を宥めるのは無理だ!)」

まほ「(しかしお母様に逆らうのはもっと無理だ・・・・)」

まほ「・・・・・・」

まほ「(これも西住流の娘に生まれた宿命だな。隊員達には高圧的に話すか)」

まほ「(もし文句があるならばお母様の言う通り追放すると脅そう)」

まほ「(みな西住流を信奉してるしな)」

まほ「(そこまで言えばアイツ等も文句は言わんだろ)」

―――
――

まほ「という訳で大学選抜の試合が入る予定だ。」

まほ「各自ぬかりなく準備をしておけ」

エリカ「隊長!また試合ですか!?」

まほ「ああ言った通りだ。」

エリカ「あのですね?もう我々は疲労の限界です!」

小梅「ここ数ヶ月間、土日はずっ~と試合ですよ?もう無理です!」

エリカ「いい加減我々を流派の争いに巻き込まないで下さい!」

ソウデス! モウゲンカイデス! ジユウナジカンガ゙アリマセン ジュギョウニシショウガデマス

まほ「黙れ!いいからとっとと準備しろ!」

隊員達「・・・・・・」ジロッ

まほ「・・・何だその反抗的な目は?何か文句でもあるのか?」

まほ「嫌なら辞めてもらってかまわんぞ」

小梅「・・・・・・辞めます」ボソッ

まほ「なに?」

小梅「もう嫌です!」

小梅「ついていけません。失礼します!」ダッ

まほ「な!・・・くっ・・エリカ!赤星の代わりを補充だ!新しく選んでおけ!」

隊員「隊長!」

まほ「いいんだ!辞めたい奴はほっておけ!いても足でまといなだけだ!」

隊員「いえ!私ももう辞めます!」

まほ「えっ?」

ワタシモヤメマス ワタシモ! ワタシモ! ワタシモデス!

まほ「えっ!?えっ!!?」

シツレイシマス!  モウヤッテケマセン  サヨウナラ

まほ「・・・・・・」ポカーン

エリカ「・・・隊長」

まほ「エ!エリカは残ってくれるんだよな!な?」

まほ「他の隊員はやる気が無くて困る!それに比べて流石はエリカだ!」

まほ「私が副隊長に指名しただけある!これから二人で頑張ろうじゃないか!」

エリカ「私も辞めます。」

まほ「へっ?」

エリカ「我々はぶっちゃけ流派とかどうでもいいんですよ?」

エリカ「ただ隊長が西住流家元の娘だから西住流の闘いをしてただけです。」

エリカ「でももう嫌になりました。失礼します。」ダッダッダッ

まほ「」

まほ「え・・・エリカまでも・・・」

まほ「一人になってしまった」

愛里寿「という訳で今度黒森峰と試合になった。」

ルミ「隊長・・また試合ですか?」

愛里寿「そうだ。」

エーマタ? デートキャンセルカ・・・ モウイヤダ・・・ ゴウコンノヨテイガ

メグミ「隊長、こう試合ばかりでは隊員の体力が持ちません。」

アズミ「合コンをキャンセルばかりしてたら友人から誘われなくなっちゃったわ・・・」

ルミ「隊長、もう少し何とかならないんですか?」

愛里寿「・・・・・・すまない」

モウシンドイデス! シアイガオオスギマス! アソブジカンガアリマセン!

愛里寿「・・・・・・・・・」

ルミ「皆流石に不満が溜まってます!」

ルミ「ここは一度きっぱりと家も・・・!!?」

愛里寿「ウッ・・・・グスツ・・・・」ポロポロ

生徒達「!?」

愛里寿「グスッ・・・私だって・・ヒクッ・・グスッ・・・・ボコ・・・ミュージアムとか・・・」ポロポロ

愛里寿「ウッ・・・お買い・・・・・ウッ・・・物とか・・・・グスグス・・」ポロポロ

愛里寿「・・・グスグスグスッ・・・ウッ・・・やりたい事一杯・・・・グスッ・ある・・・」ポロポロ

愛里寿「その・・・ごめな・・さい・・ウッ・・・グスッ・・・・・・私の・・・せいで」ポロポロ

アズミ「ちょ!?ルミ!アンタなに隊長泣かせてるのよ!?」

ルミ「えっ!?ワタシのせい!?」

メグミ「だ!だだ!大丈夫です隊長!文句言ってるのはルミだけですから!だから泣かないで下さい!!」

アズミ「そうです!ルミには私達からキツ~く言っときますから!」

ソウデス! モンダイアリマセン! 

ルミ「いやいや!アンタ達も文句言ってたじゃないの!?」

隊員「隊長!試合が出来る何て私は幸せです!」

隊員「隊長には非は何もありません!一生隊長についていきます!」

隊員「文句言ってるのはルミさんだけですから!」

ルミ「いや!なんで私一人が悪者になってるの!おかしいじゃない!?」

隊員「空気読めよ!」

隊員「だからお前はダメなんだよ!」

隊員「引っ込めメガネ!」

アズミ「あなた隊長をいじめる何てどうかしてると思わないの?」

ルミ「なっ!・・・・・みんなのばかぁぁぁぁ!!!」ダッダッダッダッ

メグミ「あれいいの?」ヒソヒソ

アズミ「隊長を守るには小さな犠牲よ」ヒソヒソ

アズミ「それとも大学生が一回り近く年の離れた隊長を寄って集って皆で泣かした。」ヒソヒソ

アズミ「もしそれがマスコミバレたら・・・」ヒソヒソ

メグミ「一生ネットに残るわね。」ヒソヒソ

アズミ「あと家元にバレたらこの業界では生きていけないわ」ヒソヒソ

アズミ「だからこれでいいのよ。」ヒソヒソ

メグミ「そうね。隊長の名誉の為にも我々の将来の為にも小さな犠牲ね。」ヒソヒソ

アズミ「ええ、だから今のは全てルミに罪を被ってもらいましょ」ヒソヒソ

メグミ「そうね。お腹が空いたらどうせケロッと戻ってくるでしょうし」ヒソヒソ

愛里寿「その・・・グスッ・・次の試合・グスグス・・終わったら・・・・グスグス」ポロポロ

愛里寿「・・・・ちゃんと・・・ヒック・・・・・お母様・・・に・・ヒック・・・・言うから」ポロポロ

アズミ「隊長お腹空きませんか!ご飯にいきましょ!」

メグミ「そっちの貴重品置き場にルミの財布無い?」

隊員「ありました!」つ財布

アズミ「・・・2・3・4・・結構入ってるわね。」

メグミ「今日はこのお金で奢ります!さあ行きましょ」ガシッ

愛里寿「・・ヒック・・・でも・・・その・・お金は・・・」

アズミ「いいんです!全部ルミが悪いんですから!だからこのお金は私達に使う権限があります!」

愛里寿「そっ・・・・そうなの?」

メグミ「今日は隊員全員に奢るわ♪さぁ行きましょ♪」

隊員達「ゴチになります!」

ここまで

しほ「あなたは普段どんな教育しているのよ!?」

まほ「も!申し訳ありません!」

しほ「隊員に逃げられるなんて大恥よ!?大恥!」

まほ「たっ!例え私一人でも試合に出て島田流に一矢むk」

しほ「そんなみっともない真似が出来ますか!」

まほ「・・・・・・・」

しほ「何とか当日までに試合を中止の方向に持っていかなければ・・・」

まほ「ここは島田流に事情を説明して中止をもうs」

しほ「そんな事をする位なら母は死んだ方がマシです!」

まほ「し!しかしですね!中止するとなれば」

しほ「島田流に頼み事何て反吐が出ます!よ~く覚えときなさい!」

まほ「・・・・・はい」

しほ「兎に角手を打たなければ」

愛里寿「(みんなには次の試合が終わってからお母様に言うと言ったけど)」

愛里寿「(やっぱり今私がお母様にちゃんと言わないと!)」

愛里寿「お母様!」

千代「何?今西住流の門下生に島田流のDM封書する作業で忙しいのよ?」ペタペタ

愛里寿「その次の試合の事なんですが」

千代「ああ、島田流がいかにエレガントか見せつける試合ね?ボコボコにしてやりなさい」ペタペタ

愛里寿「そっ!その試合を中止にする訳に」

ドンッ

愛里寿「」ビクッ

千代「今・・・・何といいましたか?」

愛里寿「えっと試合を中止に」ビクビク

千代「島田流が西住流に試合の中止を申し入れろと言ったの?」

愛里寿「・・・・・はい」

千代「・・・・あなた大学選抜の子に誑かされたのね?」

愛里寿「え?」

千代「愛里寿がお母さんの言う事にそんな意見する訳ないものね?」

千代「一体誰が言ったの?お母さんが今すぐそいつを退学処分にしてあげますから」

愛里寿「る!ルミは別に」

千代「ルミ?あの眼鏡ね?目をかけてあげたらウチの愛里寿を誑かすだなんて」

千代「飼い犬に手を噛まれるとはこういう事ね。今すぐ退学処分にするわ。」

愛里寿「ルミは何も!それに私は誑かされて何て!」

千代「あなたは大学生だけどまだ幼いから気づいてないだけよ?」

千代「大丈夫よ。お母さんが全て始末するから」ピッピッピッ

千代「もしもし大学総長ですか?私です。ええ、実は処分して欲しい学生が」

愛里寿「ダメっ!」ガシッ ツーツーツー

千代「ちょっと!何するのよ愛里寿!?電話がきれちゃ・・・!!?」

愛里寿「グスッ・・・ウッ・・・」ポロポロ

愛里寿「・・・私は・・・グスグス・・・お休み・・・ウッ・欲しい・ヒック・・・だけ」ポロポロ

愛里寿「ヒック・・・毎週試合で・・・グス・・・自由が・・・・ヒック・・無く・・て」ポロポロ

千代「な!泣かないで愛里寿!」オロオロ

愛里寿「ヒックヒック・・・ウッ・・色々・・・・遊び・・・グスグス・・・・たい」ポロポロ

千代「わかったわ!今度の試合はお休みにするから!」オロオロ

愛里寿「ヒック・ほ・・ホント・・・?」ポロポロ

千代「ええホントよ!試合は暫くお休みにします!」オロオロ

千代「今度の試合も西住流にはお母さんの方から連絡しときます!」オロオロ

千代「だから泣かないで愛里寿!そ!そうだわ!今日は晩御飯は食べに行きましょ!」オロオロ

千代「愛里寿何が食べたい?何でもいいわよ?」オロオロ

愛里寿「ヒック・・・・えっと・・・・・・ハンバーグ」ポロポロ

千代「わかったわ!じゃ今から食べに行きましょ♪」

愛里寿「・・・うん・・・・そのお母様・・・ありがと////」

千代「ふふ♪いいのよ♪(西住流に何と言おうかしら?頭を下げる何て死んでも嫌だし)」

千代「(何か策を講じないと・・・)」

時間なのでここまで

千代「いらっしゃい♪」

しほ「あなたが自宅に招待するなんて珍しいですね」

千代「良い茶葉が入ったから是非あなたに飲んで貰おうと思ってね。」

千代「どうぞ(さてと・・・どう試合の中止を申し入れようかしら)」コトッ

しほ「いただくわ(招待してくれたのは好機!何とか試合を中止に持っていかないと)」ゴクゴク

千代「お味はどうかしら?」

しほ「ええ、中々の味ね(褒めときましょ)」

千代「それは良かったわ♪(当たり前よ!西住流に飲ませる為態々取り寄せたんだから!)」

千代「(まあいいわ・・そろそろ本題に・・・)」

千代「そう言えば試合の準備は進んでいるのかしら(あくまで向こうが断る様に仕向けないと)」

しほ「ぬかり無いわ。良い試合を出来るはずよ(嘘よ!隊員に逃げられたわ!)」

しほ「そちらはどうなの?(お願い断って!)」

千代「全く問題ないわね。(愛里寿に試合は中止にすると言っちゃったわよ!)」

しほ「そう。それは楽しみね」

千代「・・・・・・(どうしましょ)」

しほ「・・・・・・(どうしよう)」

――――
―――
――


しほ「何であそこで問題が発生したとか言わないのよ島田流!」

しほ「もし言ったらこの優しい私が試合を中止にして上げたのに!」

まほ「・・・・・・・・」

しほ「こうなったら仕方がないわ。奥の手よ」ピッピッピ 

蝶野「はい蝶野です!」

しほ「もしもし蝶野さん?」

蝶野「家元ですか?いつもお世話になってます!」

しほ「お久しぶりね。実は折り入って頼みたい事があるのよ」

蝶野「家元が私に頼み?いつもお世話になってる家元の頼みです!」

蝶野「何だって頼んで下さい!」

しほ「実は・・・」ゴニョゴニョ

蝶野「・・・・・へ?」

しほ「あら?聞こえなかったかしら?」

蝶野「あっ!いえ!聞こえてました!」

しほ「じゃ分かったわね?お願いするわ」

蝶野「いや・・・幾ら家元の頼みでもそれは流石に・・・・」

しほ「何?今あなたがその立場にいるのは誰のおかげだったかしら?」

蝶野「・・・・・家元です」ボソッ

しほ「ん?聞こえなかったわね?もっと大きい声で言ってくれないかしら?」

蝶野「家元です!」

しほ「ふふ♪わかってるじゃないの♪それじゃよろしく頼むわよ。今スグに」ガチャ

ツーツーツーツー

蝶野「どうやら念の為に辞表を書いといた方がよさそうね・・・」

ここまで
可能なら今日の夜にでも

~数時間後~

しほ「もしもし?ああ島田流の・・どうも・・・・ええ私も聞きました」

しほ「まさか試合会場で火薬が引火して半壊する何て驚きですね。」

しほ「戦車での試合は残念だけど中止にするしか無いわよね?」

しほ「ところで戦車の試合は無理だけどこういう試合はどうかしら?」

しほ「・・・・・・・」ゴニョゴニョゴニョ

しほ「面白い?なら今回は戦車道の試合は辞めてこの内容で試合を(勝ったわ!)」

しほ「ええ、では」ガチャ

しほ「ふふっ、戦車道だけでは無く女としても西住流が上と言う事を教えてやるわ!」

しほ「まほ、私はこれからジムに行って汗を流してきます。」

まほ「・・・・・・・・はい」

千代「ふふっ♪面白い試合を申し込むじゃないのよ西住流!」

千代「これで愛里寿との約束も守れるし、おまけに島田流の宣伝も出来るわ!」

千代「我が島田流が戦車道も女としても上だと言う事を叩き込んでやるわ!」

千代「よし!早速エステにいかないと♪」

―――
――

優花里「あっ!新しい戦車道通信でありますか!」

柚「そうだよ。連盟から新しく出来たから掲示板に貼ってくれって」

柚「今生徒会が手分けして全クラスの掲示板に貼ってるの」

優花里「いやぁ戦車道通信は毎回楽しみであります!」

みほ「優花里さん戦車道通信好きだよね?」

優花里「ええ!各学校の事が詳しく掲載されてたりしてて大好きであります!」

柚子「よいしょっと」スルスルスル

優花里「えっ~と今回の1面は」

優花里「西住流対島田流の家元水着ショー対決・・・・・?」

優花里「全体の8割が西住殿のお母様と島田流家元の水着写真であります・・・・」

みほ「」

優花里「後援は日本戦車道連盟・・・・・」

優花里「あっ・・・あの西住殿・・・これは一体・・・・」

みほ「・・・・」ピッピッピッ

みほ「もしもしお姉ちゃん?何が一体どうなってるの?」

みほ「島田流?」

みほ「いや、お母さんと島田流の仲が悪いのは知ってるけど?」

みほ「何これ?新手のテロ?」

みほ「馬鹿なの?それとも私に対する高度な嫌がらせ?私を社会的に抹殺するつもりなの?」

みほ「私だって努力してる?努力の結果がこれなの?馬鹿なの?死ぬの?」

みほ「逃げたいから転校届けを大洗に送った?」

みほ「・・・・・・」スタスタスタスタスタ

優花里「えっ!?あっ!?西住殿?行ってしまったであります・・・」

バタン!!!

みほ「会長!!」

杏「」ビクッ

杏「びっ、びっくりしたなぁ。もう~どうしたの西住ちゃん?そんなに慌てて」

桃「おい西住!ノックもせず生徒会室に入って来るなんて無礼だろうが!」

みほ「あぁ!?」ギロリ

桃「えっ」ビクッ

杏「なっ・・西住ちゃ~ん何かわかんないけどもっと平和的に行こうよ~♪」

みほ「ウチのお姉ちゃんが大洗に転校届けを出したって聞いたんですけど!?」

杏「ああ、あれねぇ、西住ちゃんに言うの忘れてわ。ゴメンゴメン(言うの忘れてたから怒ってるのかな?)」

みほ「受け入れるつもりなんですか?」

杏「そのつもりだよ~ウチの学校定員割れてるしね」

杏「えっ?いやいや何で?お姉さんが学校に来るなんていい事じゃん?」

みほ「もう一度だけ言います。却下して下さい」ギロリ

杏「わ!わかった!却下にしとくからそんなに睨まないで!(何この西住ちゃん。目力だけで人殺しそう何だけど・・・)」

―――
――

千代「まずはハイレグよ!」

しほ「西住流は前進あるのみ!最初からビキニでいくわ!」

千代「この脚線美!あなたには無いんじゃないかしら?」

しほ「いえ、このクビレ!あなたとは比べ物にならないんじゃないかしら?」

しほ千代「ぐぬぬぬぬ」

しほ「第2ラウンドよ!まほ!旧スクを着るから手伝いなさい!」

まほ「・・・・・はい(何て大洗の転校届けが受理されないんだろう)」

千代「我が島田流はモノニキ水着で勝負よ!」

千代「(次はあえてポロリをしてみんなの目を釘付けにしてやるわ!)」

しほ「この胸元の6-3しほって書いてる部分が良い味出してると思わない?」

まほ「・・・・・・はい」

しほ「そこの赤いランドセルかしなさい!王道のスクール水着ランドセル!」

しほ「これで島田流を粉砕よ!」

まほ「・・・・・・はい(もう戦車道やめよっと)」


もっとドロドロしたの書こうと思ってたけど自分には無理だった

あとルミに恨みはない

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