ちひろ「安価でモバマスギャルゲーを作って金をがっぽりせしめるんだ」 (64)

ちひろ「OK?」

モバP「えぇっ…(困惑)」

ちひろ「プロデューサーさんはさえない童貞主人公高校生。」

モバP「童貞って…なんで俺が童貞だって知ってるんですか!!」

ちひろ「火を見るより明らかじゃないですかやだー」

モバP「ま、まあ…ギャルゲーの主人公なんてそんなのが王道ですからね。」

ちひろ「  王  道  を  征  く  」

モバP「ギャルゲーなのに淫夢語録とはたまげたなぁ…」

ちひろ「まずは登場するアイドルを決めましょう。」

モバP「ギャルゲーといえばメインヒロインが必要ですよね。」

ちひろ「時間ないですから配役決めはパパッとやって終わりっ!メインヒロインは…>>3!」

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早耶

ちひろ「メインヒロインは早耶ちゃんに決定ですね。」

モバP「ちょっとあざとい…あざとくない?」

ちひろ「安価は絶対。いいね?」

モバP「アッハイ」

ちひろ「続いてギャルゲーの定番!幼馴染と妹!」

モバP「おお…ハーレム系学園ラブコメ風ですね!」

ちひろ「幼馴染は>>9!妹は>>11に決定です!」

美紗希

きらり

ちひろ「というわけで幼馴染は美紗希さんで妹はきらりちゃんに決定♪」

モバP「おかしい」

ちひろ「あなたの頭がおかしいという突然の告白ですか?」

モバP「違う。美紗希が幼馴染っておかしくないですか?俺高校生なんだから普通幼馴染も高校生じゃないんですか?」

ちひろ「大丈夫です。作品内ではJKになってもらいますから。」

モバP「(どうみてもイメクラでです本当にありがとうございます。)兄よりデカイ妹が出てくるギャルゲーなんてどこにあるんですか?!」

ちひろ「既定の概念にとらわれていてはいい作品はできません。いいじゃないですか、きらりちゃん。邪魔するものをなぎ倒してくれますよ。」

モバP「妹に戦闘力求めるギャルゲーなんてあるんですかねぇ…?」

ちひろ「次は学校での設定!憧れの先輩は>>16!可愛い後輩は>>17!そして禁断の恋の相手・美人教師は>>18!」

ヘレン

ちひろ「かぶったから再安価!」

モバP「憧れの先輩は>>19!可愛い後輩は>>20!美人教師は>>21!」

ヘレンだ!

ちひろ「かぶってますねぇ…誰かさんのイチモツみたいにかぶってますねぇ…」

モバP「ず、ずるむけだし…!パンツにこすれて刺激されてるしっ!!」

ちひろ「でもうまい具合にハマりましたね。憧れの先輩はシュガハさん、可愛い後輩は楓さん、そして美人教師はヘレンさんで。」

モバP「どうしてこうなった…。ねえ無理無理!!もう無理ィ!!」

ちひろ「あと、最後にいつも本を読んでいるドジっ子図書委員を決めてキャラ設定は終わり!閉廷!」

モバP「もちろん図書委員が似合うアイドルと言えばきまってますね…↓2!」

モバP「良かった…やっと適任者が配置された…。」

ちひろ「これで配役は終わりです。一晩で仕上げて明日試作品持ってくるので待っててください。」

モバP「はい、楽しみにしてません。」



――翌日――

ちひろ「完成です。」

モバP「早いっすね。」

ちひろ「起動してみてください。」

モバP「よっこらせ…」

ちひろ「我ながら王道を征くギャルゲーに仕上がったと思います。」

モバP「おっ、ゲームがはじまりましたね…。」



「俺の名前はたどころ!私立千川高校の二年生だ!」

モバP「ちひろぉ!!」

ちひろ「なんですか?不満があるんですか?」

モバP「不満とかそういん問題じゃないでしょうが!名前も自分で決められないうえにたどころってなんですか?!」

ちひろ「怒ってんの?プレイしてよ。」

モバP「これじゃあ全然感情移入できないでしょうが!」

ちひろ「うるさいなぁ…ギャルゲーなんて登場する女の子さえ可愛ければ売れるんですよ!もっと指使ってほらほら!」



たどころ「(今日から二年生かぁ…おっと、もうこんな時間か。早く学校に行かなきゃ。)」

きらり「にょわー☆お兄ちゃん待ってぇー!」

たどころ「きらり、遅れるゾ?」

たどころ「(こいつは妹のたどころきらり。顔は可愛いが怪力だから野獣妹と呼ばれている。)」

きらり「きらり~ん…だーっしゅ!(┣¨┣¨┣¨┣¨ドッ!!)」

たどころ「おいばかやめろ…!」

きらり「(がしゃーーん!!)」

たどころ「(きらりは不幸にも黒塗りの高級車に激突してしまった…)」

??「おいクルルァ!」

きらり「痛いにぃ…ぶつけちゃったぁ…」

たどころ「大丈夫か、きらり?」

きらり「うん…でも車がぺっちゃんこになっちゃった…。」

たどころ「これもう(どっちが被害者か)わかんねえな」

早耶「おい免許持ってんのか?」

たどころ「す、すいません!妹がぶつかってしまって!」

早耶「もう許さねえからなぁ~?」

たどころ「許してください!何でもします!」

早耶「ん?今何でもするって言ったよねぇ?」

たどころ「申し訳ないがホモはNG」

きらり「でもお兄ちゃんなんでもすゆって言ったから拒否権ないにぃ…」

早耶「三回まわってワンだよぉ、あくしてよぉ…」

たどころ「ワン!ワン!(迫真)」

きらり「汚い鳴き声だにぃ…☆」

たどころ「(これが…俺と早耶の運命の出会いだとは、この時の俺は思ってもみなかった。)」

モバP「そりゃ思わないですよねぇ…。」

ちひろ「導入部分としてはいいですよね?良くない?」

モバP「何で全体的に淫夢寄りなんですかねぇ…?」

ちひろ「まあ、いいじゃないですか。この後、ギャルゲーの王道、選択肢が出てきますから。」

モバP「あー、いいっすねー!」




たどころ「ふぅ…朝から散々な目に遭った…。やべっ!急いで学校行かねえと遅刻するぅ!野獣だーっしゅ☆」

予鈴「ミーンミンミンミン!(迫真)」

たどころ「(あっぶぇ!予鈴鳴ってる!早く行かないとあかんこれじゃ出席日数が死ぬぅ!)」

(ドンッ!ブッチッパッ!)

たどころ「痛い痛い痛い痛い!!(誰かとぶつかってしまった…!)」

たどころ「(こ、この人は…!)」


以下から選択。↓2
1.楓
2.美紗希
3.ヘレン
4.その他

たどころ「み、美紗希!?」

美紗希「たどころっ!?どうしてくれるのぉ?!これじゃ遅刻しちゃうじゃない!」

たどころ「お前がぶつかってきたんだろぉ!?おぉん!?」

たどころ「(こいつは衛藤美紗希。俺の幼馴染の実年齢23歳のJKだ。女子力に飢えているがそんなもん要らねえんだよ!)」

美紗希「と、とにかくあんたにかまってる暇は無いの!急いで教室行かないと!」

たどころ「おかのした」



――教室――

たどころ「ふぅ…間に合った…。」

たどころ「(さっき美紗希とぶつかった拍子にクソがドババーッっと出ちゃったからトイレでパンツ換えよう。)」

ヘレン「ヘーイ!そこの青少年。もうすぐ始業式だというのにどこへ行くの…?まさかあなたも世界を漂流するための準備をしにいくとでも?」

たどころ「せ、せんせぇ…!(薫感)」

ヘレン「そんな舌っ足らずに言われても困るのだけど…。」

たどころ「クソがドババーッと漏れたので女子トイレでパンツ換えてきます。」

ヘレン「それはハードラックとダンサブルね。行ってきなさい。」

モバP「ちひろさん、選択肢は出てきましたけどたどころ洩らしましたよ…。」

ちひろ「そういうギャルゲーがあってもいいと思うんですよ。」

モバP「文字通り糞ゲーじゃないですか。」



たどころ「(無事に始業式も終わり、俺は高校二年生としての生活をスタートした。)」

ヘレン「ではエブリワン、気をつけて帰ってね。世界レベルのコンビニ立ち読みとかしないこと。」

たどころ「(この人はヘレン先生。1年の時も担任だった。性別、年齢、出身一切不明の謎めいた女性だ。)」

たどころ「(早く帰ってきらりと一緒に杏探しをしてあげないといけないから早く帰ろう…。)」

??「あ、あの…ちょっといいですか…?」

たどころ「ん…?」

楓「わ、私今日から入学した高垣楓と言います…。」

たどころ「近藤大介ーー!近藤大介かー!!」

楓「高垣楓だって言ってるじゃないですか。」

たどころ「なんだぁ?その反抗的な態度は?」

楓「せ、先輩!私実は…(>>↓2!!)なんです!」

楓「ダブりなんです!」

たどころ「たまげたなぁ…。何年くらいダブってるの?」

楓「今年で7年目…25歳、学生です。」

たどころ「いい身体してんねぇ!なんかスポーツやってたの?」

楓「パンツレスリングを少し。」

たどころ「すごぉい!(小並感)」

楓「私の方が年上ですけど新入生だから先輩の方が上ですね。気軽に楓って呼んでくださいね?」

たどころ「近藤大介ー!」

楓「もう許さねえからなぁ~?見とけよ見とけよぉ~?」

たどころ「(行ってしまった…なんだったんだろう。美紗希よりダブってるJKなんてウサミン以外にいたんだな…。でも普通7回もダブってたら辞めたくなりますよぉ~、学校。)」

たどころ「ただいまー。」

きらり「にょわー☆おかえりぃ!」

たどころ「のど乾いたなぁ…」

きらり「(サッー!)お待たせ、アイスティーしかなかったんだけどいいかにぃ?」

たどころ「ありがとナス」

きらり「ところでお兄ちゃんは、彼女とかいらっしゃらないのかにぃ?」

たどころ「いるわけないだろ!いい加減にしろ!」

きらり「もっと青春してほらほら☆」

たどころ「青春なんか必要ねえんだよ!」

きらり「また僻みか、壊れるにぃ…。」

たどころ「あ、そうだ。今日は頼んでた真夏の夜の淫夢のDVDが届くんだった。」

「ピンポーン!(迫真)」

たどころ「おっ!噂をすれば宅急便だ!」

美紗希「残念でした!」

たどころ「は?(威圧)」

きらり「あ、美紗希ちゃんおっすおなしゃす☆」

美紗希「おっすおなしゃす☆」

たどころ「お前何しに来たんだよ?」

美紗希「今日はウチの両親いないからたどころの家でごはん食べるの。」

たどころ「食べて、どうぞ。」

きらり「きらりんはぴはぴカレー食べゆ?」

たどころ「はぁ~、ほんまつっかえんわ。やめたら?俺の妹?」

きらり「できるならそうしたいにぃ☆」

美紗希「ただで食べるもの悪いと思ったからウチから持ってきたんだ!はい、(>>↓1!)」

たどころ「はぁ~、ほんまつっかえんわ~。辞めたら?俺の幼馴染?」

美紗希「できることならそうしたいわよ。脱糞野郎。」

きらり「食べ物持ってきたしまあ多少はにぃ?」

美紗希「そうだよ(便乗)」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年08月03日 (木) 08:16:12   ID: td7BOSV7

全体的に汚い

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