ちひろ「二人っきりでチョコを渡せる券」 (75)
ちひろ「と、いうわけで、プロデューサーさんは2月14日は事務所から出ることができません」
モバP「はぁ?」
ちひろ「これから、2月13日までバレンタインデーにチョコを渡せる時間を切り売りします」
モバP「何言ってんですか? 楓さんと輝子とみちるのイベントの付き添いは?」
ちひろ「・・・」
モバP「ちひろさん?」
ちひろ「いつまで・・・」
モバP「え?」
ちひろ「いつまで、アイドルたちを甘えさせているんですかっ!!!!」
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モバP「いや、自分の仕事ですし……」
ちひろ「……」
ちひろ「ははーん、そういうことですか……・」
モバP「な、なんですか」
ちひろ「自分がついていないと、楓さんや輝子ちゃん、みちるちゃんが輝けないと?」
モバP「な、なんだって」ピクッ
ちひろ「楓さんはオヤジギャグを連発して、輝子ちゃんは緊張のあまり何もしゃべれず、みちるちゃんはパンを食べすぎてしゃべらず、上手いことイベントが回らない。そうおっしゃるんですね?」
モバP「そ、そんなわけないじゃないですか!」
ちひろ「・・・」
リアルタイムで描いてるのか。
メル欄には、 saga を推奨。
モバP「楓さんは昨年の総選挙で3位になってから数々のイベントをこなしてきますし」
モバP「輝子だって、いつものメイク無しで人前に出れるようになりました!」
モバP「みちるだって、今回がはじめてのメインですから、気合いが入っていますし」
モバP「自分なんかがいなくたって、絶対にイベント成功させてくれますよ!」
ちひろ「言いきれますか?」
モバP「言いきれます!」
>>5
これで大丈夫?
ちひろ「もし、失敗した時の損失、Pさんの給料から引いちゃいますよ?」
モバP「担当アイドルが信用できなくて、何がプロデューサーだ!別にかまいません!!」
ちひろ「じゃあ、試してみましょうか?」
モバP「ええ、結構ですよ」
ちひろ「じゃあ、当日は事務所にいてくださいね」
モバP「ええ、望むところです」フンス
ちひろ「余計な仕事が入らないように、プロデューサーさんのスケジュール表、埋めときますね」
モバP「ええ、どうぞ! あ、打ち合わせ行ってきます」バタンッ
悪魔ちひろ(ちょろいわぁ。)
ちひろ「さて、プロデューサーさんの確保も済んだし、どの辺から行こうかしら」
凛「お疲れ様です、ちひろさん」
加蓮「お疲れ様でーす」
奈緒「お疲れ様です」
ちひろ(あらあら、いきなり3件確保かしら?)ニヤニヤ
凛「ちひろさん」
ちひろ「なぁに?凛ちゃん」
凛「また、何か悪いこと考えてるでしょ?」
ちひろ「そ、そんなことないわよ?」
加蓮「えーっ、またなんか面白そうなこと考えてるの」
ちひろ「加蓮ちゃんはわかってますねぇ!」
奈緒「やっぱり考えてんじゃないか」
ちひろ「度を過ぎさえしなければ……」
加蓮「どれくらい?」
ちひろ「キスくらいまでなら……」
加蓮「//////」マッカッカ
ちひろ「どうしま……」
加蓮「買った!」
ちひろ「まいど!」
加蓮「時間は仕事終わり頃の時間がいいな」
ちひろ「わかりました」
加蓮「うわぁー、すっごく楽しみだな~」キラキラ
奈緒「え? 加蓮は何を買ったんだ?」
凛「気になるね……」
ちひろ「気になりますか?」
奈緒「そりゃー、あんだけ喜んでるのを見るとね」
凛「……」
凛「ちひろさん……」
ちひろ「はい?」
8と10の間抜けてない?
凛「私も・・・買うよ」
ちひろ「内容もわからないのに?」
凛「おそらく、プロデューサーが関係してる気がするんだけど」
ちひろ「あら、どうして?」
凛「加蓮の喜びようを見て、そう思ったの」
ちひろ「買っても後悔しない?」
凛「・・・うん」
ちひろ「その覚悟に免じて、教えてあげましょう」
ちひろ(はじめから教えるつもりでしたけど)
カクカクシカジカ
>>13
すいません、抜けてました!
こいつを追加で
ちひろ「そんなこと言ったら、奈緒ちゃんと凛ちゃんには教えてあげませんよ~」ニヤニヤ
加蓮「じゃあ、私には教えてくれるの」
ちひろ「加蓮ちゃんには特別に」チョイチョイ
加蓮「何ですか?」
ちひろ「」コソコソ
加蓮「時間は?」コソコソ
ちひろ「30分限定です」コソコソ
加蓮「3000MCでプロデューサーを自由にできるの?」コソコソ
凛「プロデューサーにチョコをあげる時間の販売?」
ちひろ「ただ、あげるんじゃありません。二人っきりで、だれにも邪魔されずに・・・です」
奈緒「そんなの、普通に渡せばいいだろ?」
ちひろ「奈緒ちゃんみたいに、普通に渡せる子もいれば、恥ずかしがり屋の子もいるんです」
奈緒「いや、私は、別に」カァーッ
凛「制限時間は?」
ちひろ「30分延長なしです」
凛「10倍のMCを払っても延長は無し?」
ちひろ「……ぐっ」
凛「20倍ぐらいまでだったら、出すんだけどなぁ」ピラピラ
ちひろ(耐えろ、耐えるんだちっひ!15の小娘との心理戦で負けたら、何も残らないわ)
ちひろ「……だ、ダメです!」
奈緒(良心が……最後の良心が勝った!?けど・・・)
凛「ふーん、じゃ、はい3000MC」サッ
ちひろ「ありがとうございます」ポロポロ
奈緒「な、泣いてる」
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/vNMdXQX.jpg
http://i.imgur.com/3ei2QLk.jpg
北条加蓮(16)
http://i.imgur.com/zCNq15z.jpg
http://i.imgur.com/4OU2sNv.jpg
神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/EkT63LK.jpg
http://i.imgur.com/i6O5ACe.jpg
>>18
ありがとうございます!
ちひろ「奈緒ちゃんはどーしますかぁ?」グスッ
奈緒「いや、あたしは…………」
凛「誰にも邪魔されずに、プロデューサーと二人っきりだよ?」
奈緒「えっと、その…………」
凛「頭なでながら、いっぱい褒めてもらえるかもよ?」ニヤニヤ
奈緒「う、う…………」
ちひろ「ちなみに、ムードも満点の個室ですよ?」
奈緒「…………」
凛「奈緒、がんばったな」(Pの声マネ)
奈緒「わかった、買う!買えばいいんでしょ///」ポンッ
ちひろ「ありがとうございます」
奈緒「んもう、二人してずるいぞ」
凛「はじめから素直になればよかったのに」フフッ
凛「じゃあ、当日の時間が決まったら、教えてくださいね?」
ちひろ「ええ、わかってますよ」
バタン
ちひろ「凛ちゃん、なかなか恐ろしい子になってきたわね」
ちひろ「さて、次はと・・・」
美世「はぁーっ、やっぱり都内を走るならバイクだなぁ」
美世「あの子もしばらくのってなかったから、久しぶりに乗ったけど」
美世「事務所に車を乗ってくるのはちょっと失敗だったかも」
ちひろ「お疲れ様、美世ちゃん」
美世「あ、お疲れ様、ちひろさん」
ちひろ「あら、美世ちゃん。今日はオフだったはずじゃ?」
美世「今度の週末に夏樹と一緒にツーリングに行く予定だったんだけど」
美世「その打ち合わせするのに、事務所で待ち合わせだったんだ」
美世「夏樹は……まだ来てないね?」
ちひろ「今週末はツーリング、来週はバレンタイン、イベントづくしね」
美世「ば、バレンタインは特に予定は…………」
ちひろ「あら、そうでしたか」
ちひろ「てっきり、プロデューサーさんに渡すものかと」
美世「そ、そんなことは……」
ちひろ「あら、そうでしたか?」
ちひろ「さっきもトライアドプリズムのコたちと、そんな話をしていたから」
ちひろ「美世ちゃんもてっきり渡すものだと思ってました」
>>21
重ねてありがとうございます!!
ちひろ「それでは、これは必要ありませんね?」
美世「それは?」
ちひろ「バレンタイン当日に、プロデューサーさんと」
ちひろ「だれにも!」ドン
ちひろ「邪魔されずに!!」ドドン
ちひろ「二人っきりのムードある個室で!!!」ドドドン
ちひろ「チョコレートを渡すことができるんですっ!!!!」ドドドドーン
美世「……け、」
美世「けど、プロデューサーも、男っぽい私から貰っても、微妙なんじゃ……」
ちひろ「去年のイベント…… けっこうアピールしてましたよね」
美世「えっ?」
ちひろ「鎌倉でのイベント、ちょっと女の子らしいこと言ってたし……」
ちひろ「海でのイベントも、その女性らしい身体、きっちりアピールしてましたよね」ニヤッ
美世「そ、そんなつもりは…………」
ちひろ「いえいえ、普段は男っぽい趣味の美世ちゃんから、海であんなこと言われたら、普通じゃない男性だって意識しちゃいますよ?」
美世「そ、そうかなぁ」カァーッ
トライアドプリムスな
>>25
ありがとう。
気にしてたつもりだったけど、突っ込まれると結構恥ずかしいな。
ちひろ「プロデューサーさんと二人っきりの個室でもうちょっとアピールしたら……」
美世「…………」
ちひろ「あ、言っときますが、その日で大人の関係にはならないでくださいね」
美世「わ、わかってるよ!」
ちひろ「どうします?いらなかったら、他の子に売っちゃいますけど」
美世「くださいっ!」
ちひろ「はい、ありがとうございます!」
ガチャッ
<ミヨーッ
ちひろ「あ、ちょうど夏樹ちゃんも来ましたね」
美世「う、うん。それじゃっ!」
ちひろ「実際、あの身体を見て、女性として強く意識しない男性はいないわよ」
ちひろ「しかし、最近の子はホントに発育がいいわよね~」シンミリ
ちひろ「16歳でバスト100cm超のアイドルもいるし」
ちひろ「同級生は大変よねぇ……」
ちひろ「……」
ちひろ「それにしても、順調ねぇ」
ちひろ「そういえば、年少組に券を売るわけにもいかないから」
ちひろ「午前中は、自由に渡せる時間にしてあげましょうか……」
ちひろ「一日拘束したら、券を買えなかった人がかわいそうだし」
雪美「……」ジーッ
ちひろ「あら、雪美ちゃん、どうしたの?」
雪美「私も……その券……ほしい」
ちひろ「ええっ、けど……」
ちひろ「朝には自由にプロデューサさんにチョコを渡せるわよ?」
雪美「……はい」3000MC
ちひろ「……あ、はい」
雪美「…これで、Pと一緒にいられる……♪」タタッ
ちひろ「…………はっ!」
ちひろ「雪美ちゃんの流れに流されてしまったわ」
ちひろ「この私に有無も言わせないなんて、……恐ろしい子!」
ちひろ「けっして、お金を貰えたら誰にでも売るわけじゃありませんよ」
ガチャッ
ちひろ「あ、だれか帰ってきた」
拓海「お疲れーって、誰もいねぇのか?」
ちひろ「お疲れ様、拓海ちゃん」
拓海「おつかれっす、ちひろさん」
ちひろ「拓海ちゃんは、今年のバレンタインもプロデューサーさんにチョコを渡すの?」
拓海「!!」
拓海「そ、そんなわけねーだろ!?」
ちひろ「あら、今年も去年のたくみんスマイルを見せてくれると思ったのに」フフッ
拓海「あ、あれはイベントだったからに決まってるじゃねーか!」
拓海「実際、アタシはあんなイベント出たくないって言ったのに、アイツが無理矢理……」
ちひろ「あら、それじゃ、これはいらないわね」ピラッ
拓海「なんだ、それ?」
ちひろ「これを持っていると……カクカクシカジカ」
拓海「……」
ちひろ「あ、一応朝の一時間だけは、誰にでも渡せる時間を設けてますから・・・」
拓海「……」
ちひろ「ちなみに、今の時点で残り半分。このペースだと今日中に売り切れちゃうかも」
>>33
こんなに先輩のレスポンスってすごいの?
ありがとうございます!
拓海「買う……」ボソッ
ちひろ「えっ?」ニヤッ
拓海「買うって言ってんだろ!」
ちひろ「まいど~」
拓海「だ、誰にも言うなよ!」ダダッ
ちひろ「まぁ、その日に事務所にいれば、黙っていてもバレちゃうんですけどね」
ちひろ「さて、6枚売れましたね。残りあと4枚、誰が買うのかしら?」
ガチャッ
響子「ふぅ、今日もお仕事楽しかった~!」
ちひろ「おっと、次のカ……アイドルが帰ってきましたね」
ちひろ「お仕事お疲れ様、響子ちゃん」
響子「お疲れ様です、ちひろさん!」
ちひろ「あ、そういえば、取引先から美味しいチョコもらったんだけど、響子ちゃんもどう?」
響子「あ、いただきます!」パクッ
ちひろ「ええ、いっぱいあるから遠慮なくどうぞ」
響子「はいっ! そういえば、もうすぐバレンタインですね~」
ちひろ「そうね~。(ふふっ、やっぱり食いついた!)」ニヤッ
響子「ちひろさんは、だれかにあげないんですか?」
ちひろ「プロデューサーさんに……」
響子「」ピクッ
ちひろ「コンビニで売ってるブラックサンダーでもあげますよ」
響子「ブラックサンダーって」ズルッ
ちひろ「去年は、チロルチョコの詰め合わせでしたね」フフッ
ちひろ「そういう響子ちゃんは、だれかあげる人はいるの?」
響子「お父さんと……」
響子「……プロデューサーさんに、日頃の感謝もこめて渡そうかなあって」
響子「けど、プロデューサーさんは他のアイドルのコたちからも貰うから、私から貰ったら迷惑かなぁって」
ちひろ「そんな響子ちゃんには、お姉さんが力を貸してあげましょうか?」
響子「え?」
ちひろ「これがあれば、二人っきりで……」ピラッ
響子「でも、他のコに悪い気が・・・」
ちひろ(ま、まさか落ちない?)
ちひろ「大丈夫、ちゃんと朝には誰にでも渡せる時間を確保してるから」
ちひろ「それに……」
ちひろ「だまってたら、そのうち誰かに取られちゃうかもしれませんよ?」
響子「っ!」ズキッ
ちひろ「芸能界と一緒で、チャンスを掴んだものが勝つんです!」クワッ
響子「……」
ちひろ「どうします?響子ちゃんが買わなくても、他の子が良い思いをするだけですよ」
響子「か、買います!」
悪魔(落ちた!)ニヤッ
ちひろ「まいどっ!チャンスをきっちり活かしてね」ニコッ
ちひろ「ふっふっふ。私の話術を舐めてもらってはこまりますね」
ちひろ「年端もいかないお子様を言いくるめるのは朝飯前よ」ドーン
ちひろ「まぁ、向こうにもメリットはあるんだし、悪いことじゃないでしょ」ニヤァ
ガチャッ
ちひろ「あ、次の子は」
未央「ただいまー!」
ちひろ(未央ちゃんか……どうかしらね?)
ちひろ「お疲れ様、未央ちゃん」
未央「あ、ちひろさんお疲れ様~!」
ちひろ「今日も寒い中、お仕事大変だったでしょう?」
未央「ほんとだよ~、事務所にコタツとかでも置いてくれたらいいのに」
ちひろ「そんなことしたら、杏ちゃんが事務所から出て行かなくなっちゃいますよ」
未央「た、確かに。私も入ったら出たくなくなっちゃうかも」アハハ
ちひろ「ですから、コタツはナシです」フフッ
未央「ざーんねん!」
ちひろ「そんな未央ちゃんの疲れを癒やす、チョコレートでもいかがですか?」
未央「あ、いただきます!」パクッ
ちひろ「美味しいでしょ?一応手作りなんですよ?(嘘だけど)」
未央「えー、ちひろさん凄いね~!お店でも開けるんじゃない?」
ちひろ「いや、かな子ちゃんには負けますよ」
ちひろ「それに、こういうのはたまに作るから楽しいんです」ニコッ
ちひろ「誕生日とかのイベントとか……ね(ちょっとわざとらしかったかしら)」
未央「…………」
ちひろ「どうしたの?未央ちゃん?」
未央「…いや、ちょっと考え事…」
ちひろ「当ててみせましょうか?(まさか、あんな誘導でかかるの?)」
未央「…………」
ちひろ「バレンタイン……かしら?」
未央「…やっぱり、時期が時期だとわかりやすいよね~!」
ちひろ「いえいえ、女の子にとっては大事な日ですからね」
未央「……」
ちひろ「未央ちゃん?」
未央「ちひろさん、チョコの作り方、教えてくれないかな?」
ちひろ「え!?」
未央「あんなに美味しいチョコ、プロデューサーも貰ったら喜ぶと思って」
ちひろ「そうですねぇ」
ちひろ「でも、大事なのは気持ちだと思いますよ?」
未央「……けど」
ちひろ「まぁ、うちの事務所はプロデューサーさんに好意を寄せている人は多いですし」
未央「……うん」
ちひろ「料理が上手なアイドルも多いですからね」
未央「そうなんだよね……」
ちひろ「けど、今から練習しても十分間に合います。」
ちひろ「今は、本屋さんの本でもお店真っ青の料理が作れるから」
ちひろ「その中から、未央ちゃんの気持ちに合ったものを作ってあげるのが良いんじゃないのかしら?」
未央「た、確かに」
ちひろ「まぁ、チョコを渡す手助けくらいならしてあげられますけど」ピラッ
未央「……何かな、その券は?」
ちひろ「これがあると……」セツメイチュウ
未央「え、えぇ~!?」
ちひろ「はい。ちなみに……」
ちひろ「残りは2枚、凛ちゃんは当然買いましたよ?」
未央「それがあれば、プロデューサーと二人っきりに…………?」
ちひろ「最近、二人でお仕事に行ったことってありましたっけ?」
未央「一番最近で、去年の夏……かな?」
ちひろ「どうしますか?」
未央「ほしいかも……」
ちひろ「そんなに弱気で良いんですか?弱気なのは未央ちゃんらしくないですよ?」
未央「……」
未央「それを未央ちゃんに譲ってくださいっ!」
ちひろ「はいっ」
ちひろ「料理の練習、頑張ってくださいね!」
未央「うん! ちひろさんありがとう!」タタッ
ちひろ「ふぅ、あんな未央ちゃんが見れるとは思いませんでした」
ちひろ「ニュージェネのお笑い担当なんて思ってごめんなさいね」
ちひろ「さて、最後の一枚を手に入れる幸運を持ったアイドルは……」
ほたる「お疲れ様です、ちひろさん」
ちひろ(ま、まさかの薄幸の美少女、ほたるちゃんです!!)
ちひろ「お疲れ様、ほたるちゃん。お仕事は無事、終わったかしら?」
ほたる「はい。あの、プロデューサーは・・・?」
ちひろ「さっき、仕事に出かけて行きましたよ?」
ほたる「そうですかぁ」ガッカリ
ちひろ「なんか伝えたいことがあったんですか?」
ほたる「いえ、新しい仕事の話がしたいとディレクターさんから言われたので」
ちひろ「あら、すごいじゃないですか!」
ほたる「いえ、プロデューサーさんが私なんかのためにがんばってくれたので……」
ちひろ「そんなことありませんよ?ほたるちゃんの頑張りは、みんな見てきましたから」
ほたる「そうでしょうか?」
ちひろ「ええ、きっとプロデューサーも褒めてくれますよ?」
ほたる「……けど、最近なかなか忙しくて、プロデューサーさんに会えてないんです」
ちひろ「まぁ、アイドルもまた増えましたからね……」
ちひろ「しかし、そんなアイドルの為にこんなものができました」サッ
ほたる「プロデューサーに二人っきりでチョコを渡せる券?」
ちひろ「はい。これがあれば、バレンタイン当日、30分だけですがカクカクシカジカ……」
ほたる「……ですか?」
ちひろ「…はい?」
ほたる「まだ、残っているんですか?」
ちひろ「え、ええ。これが最後の一枚です」
ほたる「よかったぁ」ホッ
ちひろ「どうしてそんなことを?」
ほたる「今まで、自分が欲しいと思ったものは、だいたい売り切れだったりしてましたから…」
ちひろ「ほ、ほたるちゃん」ジーン
ちひろ「と、いうことは?」
ほたる「ええ、買います!」
ちひろ「わかりました。じゃあ、当日楽しみにしててね」
ほたる「はいっ!」ニコッ
ほたる「では、失礼します!」
ちひろ「ほたるちゃん、だいぶプラス思考になりましたね」
ちひろ「最後の返事と笑顔は今までのほたるちゃんと全然違うし」
ちひろ「ああいうのを見ると、我が子をの成長を見れるようで嬉しいわ~」
ちひろ「こんなことを言っていると……」
ちひろ「いつの間にか、某事務所の事務員さんのようになっていってしまうのかしら……」
ちひろ「……え、縁起でもないことを考えるのはやめよう!」
ちひろ「さて、バレンタイン当日に向けて突貫工事を行いますか」
終わり
そんなわけで、終わりです。
画像先輩、ありがとうございました!
願掛けも済んだし、最後の戦いに行ってこよう。
当日の様子はないんですか!?
これじゃあ、ちひろが金を儲けただけの話じゃないですか!?
>>57
ぶ、無事、願掛けがかなったら書くます。
出なかったら、出ないなりに書く。
とりあえず、765プロ勢がガチャで出すぎ。
申請出してきます。
読んでくれてありがとー!
某仙台出身アイドルが血の涙を流しているんですがそれは
>>59
まゆ?
まゆは出しどころが難しいよね。
個人的には大好きだけど。
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