【ガルパン】×【古畑任三郎】 最後の一皿 (7)

古畑『自分には人望がないんじゃないかって心配している皆さん、安心してください。
そういう場合は大抵本当に人望がありませんから。でも、世の中には逆に人望が有り過ぎて
困ってるって贅沢な悩みの人もいらっしゃるようで…』


東京港某所、大洗女子学園とアンツィオ高校の学園艦の停泊地点…

『アンツィオ・大洗合同・食の祭典』


杏「いやー、生徒や学園艦の住人だけのプレオープンでもこの賑わいだからねえ、明後日からの本オープン
になったらどんくらいお客が来るのか想像がつかないよ」

桃「プレオープン1日だけの収益でこれだけですからね」

柚子「本オープンでの予想される収益ですが、このようになってます」

桃「ええっ!?こんなに!?」

杏「いやーすごいねえ、これもみんなチョビ子たちのおかげだよ」

アンチョビ「チョビ子って呼ぶなって!」

杏「こんだけ利益を出すことができるんだから、文科省のやつらも簡単にはあたしらを廃校にできなくなるね」

アンチョビ「ああ、戦車道だけじゃ心細かったが、こんな売りがあれば大丈夫だな」

杏「それにしても、料理ではやっぱりチョビ子たちに敵わないね。あたしや武部ちゃんなんかもやる方だと思ってたけど」

アンチョビ「そりゃそうだよ、みんな卒業したら生業にしようってやつらばっかだからな。ペパロニみたいに卒業したら
イタリアの名店に修行しに行くのが決まってるようなのも大勢いるしな。でも、私らの料理が上手くできたのも杏たちの
食材のおかげだよ」

杏「そう言ってもらえると有難いねえ」

カルパッチョ「あの…総帥、ちょっといいですか?」

アンチョビ「ん?どうした?」

カルパッチョ「あの…ちょっとペパロニさんのお店まで…」

杏「チョビ、どうしたの?」

アンチョビ「いや、わかんないんだけど、ちょっと行ってくる」

カルパッチョ「道々話しますので…」

アンチョビ「どうしたんだ、トラブルか?」

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