【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】幸川「最終章です」 (73)

※注意

このスレはダンガンロンパが元ネタのSSです。
なのでダンガンロンパ1・2のネタバレがあります。
他スレの安価ロンパの影響で勢いで立てているのでうぷ主は初心者です。

オリジナルキャラは名前と才能と性別、主人公とヒロインは既に決まっています。
オリジナルキャラが苦手な方はご注意下さい。

なお、作者は非常に頭が弱い為、推理物がまったく出来ないので事件パートがとてもつまらないものになる
可能性大なのでご了承下さい。

ストーリーの舞台は希望ヶ峰学園です。


前スレ【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】 - SSまとめ速報
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【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405607794/)

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】守崎「3スレ目」

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】守崎「3スレ目」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435411919/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498218386

前スレの書き込みができなくなったので親スレ作りました。

このスレで連載は最後となります。

ここまで来れたのはみなさんのおかげです。

最後まで頑張ります!

では、以下から人物紹介です

・主人公「癒境 颯太」男 超高校級のマッサージ師

交友力5 精神力5(展開によって変化あり)

<主人公補正>・どんな状況でも黒幕・クロ・被害者にならない。
<マッサージ師>・人体のツボを把握。実行すると相手をリラックスさせる。
<安心感>一緒にいると安心できる雰囲気を持つ。相手から好感が上がりやすくなる。
<生真面目>ふざけた事をしない。冗談が通じにくい為、精神が疲労しやすい。

・超高校級の陸上選手「上条 瞬」 <DEAD>

交友力4 精神力6

<陸上選手>陸上競技に長けており、体力面や足の速さはピカ一。
<パルクール>どんな地形でも自由に動ける肉体と強い精神を持つ。精神力に補正がかかる。
<憎めない>何かと憎めないキャラ。相手からの好感度が下がりにくくなる。
<ストイック>自分に厳しく欲望に流されない。欲求関係の動機に反応しない。

・超高校級の情報屋「時神 終」 <DEAD>

交友力4 精神力5

<情報屋>表世界から裏世界、あらゆる情報能力に長けている。
<地獄耳>他者の秘密を素早く聞きつける。一部の人からの好感度が上がりにくくなる。
<等価交換>相手が払う等価によって与える情報が変化する。情報のコンマ判定時、高い数値だと貴重な
      情報が貰える。
<偽悪者>自分の心の内を隠し、嫌われ者を装う。交友力にマイナス補正がかかるが、真実を
知った人物は交友力にプラス補正がつく。

・超高校級の手品師「斬咲 ダイヤ」 <DEAD>

交友力3 精神力9

<手品師>多くの人を魅了するマジックを披露する。
<マイペース>周りに左右されず、常に落ち着いた姿勢を見せる。
<嘘つき>常に所々に嘘の証言を発する。他者からの好感度が上がりにくい。
<エンターテイナー>様々な観客を楽しませるマジックで接待する。

超高校級の記者「桜田 連」

交友力9 精神力0

<記者>文章構成能力に長けている。取材に誠心誠意。
<好奇心>好奇心旺盛。自分が気になった事をとことん追求する。
<マシンガントーク>スイッチが入ると話が止まらない。一部の人を除き、発生すると相手から好感度が
           上がりにくくなる。
<正直者>良い事でも悪い事でも嘘が言えない。状況によって相手の好感度が変化する。

超高校級のガラス細工師「細永美 鏡夜」 <DEAD>

交友力5 精神力4

<ガラス細工師> 器用な手先で美しいガラス細工を作る。
<繊細>ガラスのようにデリケート。一部の人と好感度が上がりにくい。
<ロマンチスト>置かれた状況を客観視して、美や未来へと思いを馳せる。相手によって
好感度に変化あり。
<恩返し>受けた恩は忘れない。恩を受けた人物に対する交友度が上がる。

超高校級の書道家「志倉 大和」 <DEAD>

交友力1 精神力6

<書道家>誰もが惹かれる美しい字を書く。
<大黒柱>チームの中心となって支える。団体行動時の交友力大幅に補正がかかる。
<説教>間違った事をした人に厳しく説き伏せる。発動時、相手の好感度が下がる。
<冷静沈着>感情的にならず、落ち着いた態度を見せる。

超高校級のスタントマン「木鬼沢 徹」

交友力0 精神力2

<スタントマン>俳優陣の代わりに様々な危険なシーンをこなす。
<怖いもの知らず>どんな恐ろしいものを見ても平静を保つ。精神力に補正がかかる。
<勇猛果敢>勇ましく、強い決断力を持つ。
<無口>基本的に自分から喋る事をしない。

超高校級の幸運「幸川 心音」 <DEAD>

交友力1 精神力3

<幸運>幸運と不運は表裏一体。降りかかった不運の度合いによって
     それに見合った幸運が返ってくる。
<ナルコレプシー>日中に突然強い眠気にかられる。行動力にマイナス補正。
<野心家>大きな望みを抱いている。その望みは希望か、絶望か・・・。
<惚れっぽい>自分を気にかけてくれる男性に惚れやすい。その人物に対する交友力に補正がかかる。

超高校級の介護士「守崎 望」

交友力5 精神力5

<介護士>高齢の人達の生活の手伝いをすることに生きがいに感じている。
<奉仕の心>他人の為に尽くす事を生きがいとする。一部を除く相手からの
       好感度が上がりやすくなる。
<情愛深い>自分に関わる人達に深い愛を抱く。
<母性>出来の悪い人物に対し、母性本能が疼く。特定の人物に対し、交友力
     に補正がかかる。

超高校級の空手家「岡本 鈴」<DEAD>

交友力5 精神力4

<空手家>空手で右に出る者はいない。腕力が強い。
<やんちゃ>イタズラ好きで子供っぽい。イタズラが発生すると一部を除き
       好感度が上がりにくくなる。
<実はインテリ>爽やかで大雑把に見えるが、疑問に思った事は聞かずには
         いられない。
<正義感>卑怯な事は許せない。一部を除き、好感度が上昇しやすい。

超高校級のスキー選手「北橋 雪菜」 <DEAD>

交友度8 精神力0

<スキー選手>雪上でのバランス感覚が優れている。寒さにも強い。
<疑り深い>友人関係になるまで相手を常に警戒している。好感度を上げにくい。
<元気印>元気が取り柄で明るく振舞う。精神力に補正がかかる。
<田舎者>噂好きで喧嘩っぱやい所がある。

超高校級のシスター「マリア・ハーピス」 <DEAD>

交友力3 精神力9

<シスター>修道誓願を立て禁欲的な信仰生活をする聖女。周りからの信頼が高い。
<引っ込み思案>内気で積極性にかける。一部の人達の好感度が上がりにくい。
<聞き上手>相手の話を上手に聞く。交友力に補正がかかる。
<二面性>集団時行動時と一人行動時の性格が違う。相手によって交友関係が変化する。

超高校級のトリマー「羽毛 麗華」

交友力0 精神力4

<トリマー>ペット美容師。動物の扱いや毛並みのデリケート差を心得ている。
<姉御肌>面倒見が良いお姉さん。交友力に大幅補正。
<オシャレ好き>服装や髪型など、見た目を気にする。女性からの好感度が上がりやすくなる。
<ツンデレ>好意を寄せた人物に対し、天邪鬼な態度を取る。

超高校級の大食い選手「盛口 美味香」

交友力7 精神力6

<大食い選手>食べる量が極端に多い。食べる事が一番幸せ。
<鉄の胃袋>頑丈な胃袋を持つ。体に不調をもたらす食べ物にも耐性がある。
<エロキャラ>性知識が豊富。一部を除き、男性から好感度が上がりやすい。
<トランジスタグラマー>小柄な背丈に相反し、グラマラスな体型。

超高校級のスチュワーデス「八雲 空孤」

交友力7 精神力8

<スチュワーデス>接待能力や緊急時対応能力に長けている。
<営業スマイル>職業柄、本心と切り離し笑顔で対応する。
<美声>誰もが惹かれる美しい声を持つ。相手から好感度が上がりやすくなる。
<腹黒>一見優しそうだが、内心では相手に対し悪い事を考えている。交友力にマイナス補正。

主人公との交友関係

【親友】
・上条 瞬<DEAD>

【信頼し合える仲】
・マリア・ハーピス<DEAD>
・守崎 望

【かなり仲良しな友達】
・八雲 空狐

【友人】
・細永美 鏡夜 <DEAD>
・桜田 連
・木鬼沢 徹
・羽毛 麗華
・志倉 大和<DEAD>

【友愛と恋慕】
・幸川 心音<DEAD>

【知り合い】
・時神 終 <DEAD>
・岡本 鈴<DEAD>

【顔見知り】
・北橋 雪菜<DEAD>

【険悪】
・斬咲 ダイヤ <DEAD>


黒幕
・盛口 美味香

黒幕協力者
・黒木 幽平 <DEAD>

コトダマ一覧


・コトダマ【モノクマファイル5】を入手。
『被害者は丸焦げで2死体の身元不明状態。死因は刺し傷による失血死と心臓を一突きにされた即死。
死亡推定時刻は10時30分頃。』

・コトダマ【盛口の死体の状況】
『焼け焦げが酷く、四肢に杭を打ち付けられ、床に縫い付けられている。殺された後にやられた可能性が高いため、即死である?』

・コトダマ【黒木の死体状況】
『後ろに深々とナイフが刺されていた。右肩に血が付着している』

・コトダマ【数分の空白の時間】
『癒境が木鬼沢を呼びに行くまでの間に黒木が殺されていた。およそ数分の間な為、失血死にしては違和感がある』

・コトダマ【つっかえ棒】を入手。
『武道館の扉を固定するために使われていた。つっかえ棒には細い線が擦れたような跡が残っている』

・コトダマ【ラジオの会話】を入手
『殺害現場に置かれていたラジオ。ラジオには癒境が武道館前で聞いた会話が録音されていた』

・コトダマ【八雲の証言】を入手。
『黒木の探索中、盛口は羽毛と桜田の二人と別行動をしていた。男子トイレより黒木に連れられた盛口を発見。その場所には血痕があったらしい』

・コトダマ【男子トイレでの謎の行動】
『黒木は何故か男子トイレにいた盛口を刺してから武道館に移動している。盛口が男子トイレにいたの理由は不明』

・コトダマ【欠けた輸血パック】
『保健室の冷蔵庫に保管されていた輸血パックが1つ無くなっている。』

・コトダマ一覧…>>758

【モノクマファイル5】
【盛口の死体の状況】
【黒木の死体状況】
【数分の空白の時間】
【つっかえ棒】
【ラジオの会話】
【八雲の証言】
【男子トイレでの謎の行動】


・癒境のデータ
発言力 ☆☆☆☆☆☆☆
精神力 ☆☆☆☆☆

スキル
・精神集中呼吸法…精神ゲージを1消費し、偽のコトダマ、ウィークポイントを1つ見極め、減らす。

・祈り…学級裁判時、スキルを使用すると消費した精神力を回復する。スキルを発動は裁判の前半に1回、
後半に1回の計2回使用可能。

・信頼構築…裁判時、発言ダメージを受けた直後、精神力ゲージを1つ消費し、発言ダメージを回復させる。

・抜群の発言力…―発言力ゲージに☆2個分追加されます

・ムードメーカ…発言ゲージが減少した状態でコンマ数が85以上の安価が当たった場合、発言ゲージが回復する。

・カットテクニック…ロジカルダイブ、通常の選択で使用可能。精神ゲージを消費した数だけ無駄な選択肢をカットできる。

前回黒幕が正体を現し、裁判もクライマックスになりました。

では、少し遅れますが本編を更新していきます!

学級裁判 再開!!




盛口「さあ、黒幕当ての次は学園の秘密を暴く回なの~!みんな、頑張れなの~!!」

羽毛「ち、ちょっと待って!」

盛口「ん~?」

羽毛「あなたは自分が死んでるように見せかける為に死体を利用したと言っていたわね…いったい、誰を利用したの?」

盛口「ん~っとね、心音ちゃんなのー!」

守崎「さ、幸川さん…!!」

盛口と近い身長で、黒髪…となれば幸川の可能性が高いとは薄々思っていた…けど、こうして盛口が口にして言うと怒りが
こみ上げてくる…!

既に死んだ幸川の体に追い打ちをかけるように四肢を杭で打たれ、更には爆発で黒焦げにされた…。

幸川に対するあまりの仕打ちに嫌悪感を込めて盛口を睨むが、盛口はただただ愉快そうに笑っているだけだった。

八雲「…学園の謎ですか…癒境くん、何か気になることはありますか?」

気になることか…色々あるが、学園のことに関してなら、まずはあの資料のことだな。

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定>>8
安価↓

コトダマが足りないと思います
多分【78期生中途編入の資料】かな

>>12すみません!抜けてたみたいですね!!追加しておきます!!

あと、答えは合っています!

というかコトダマ一覧事態が間違っていますね!

申し訳ないです!!

↓のが正しいコトダマ一覧です!!

・コトダマ【78期生中途編入の資料】
『学園長室にあった資料。本来癒境達は79期生として入学するはずが、何らかの事情で
78期生として中途編入することになったことが記されている』

・コトダマ【操作室】を入手
『情報処理室の奥の扉の中にモノクマを操作する機械があり、そことは別に
情報処理室に監視カメラの映像を映す監視室になっている』

・コトダマ【モノクマの行動】
『4回目の裁判後、モノクマはまったく喋らず、5回目の事件が起こるまでまったく姿を現さなかった』

・コトダマ【操作室に置いてあったリモコン】
『モノクマの操作室に置いてあった小さなリモコン。ボタンは一つのみでポケットに入れられるくらいのサイズ』

・コトダマ【隠れていた髪の毛】
『盛口の腕の下に潰されるように隠れていた髪の毛。黒木の物ではなさそうな黒髪だった』

・コトダマ【男子トイレの血痕の違和感】
『男子トイレにある血痕。守口が刺された故の血痕だが、癒境はそれに違和感を感じている』

・コトダマ【生物室の秘密】
生物室のメモに書かれた生物室の秘密。この部屋の冷凍庫は死体安置所になっており、死体を収納した数だけ青いランプが点滅する。

・コトダマ【青いランプの数】
『死体安置所の青いランプが点灯していたのは8個だった。』

・コトダマ【誰かのノート】
『ロッカールームで桜田が見つけた物。江ノ島盾子を崇拝しており、絶望という文字がびっしりと詰まっている』

・コトダマ【ロッカールームの時神の手帳】
『ロッカールームに残されていた時神の名前が書かれた手帳。手帳には絶望のことが書かれており、絶望に墜ちた人物の名前が塗りつぶされている。
この手帳に書かれているクラスメイトは癒境達のことを指していると思われる』

・【書庫の事件資料】
『奥の書庫にしまわれている事件の重要資料。特に気がかりな事件は「殺人鬼ジェノサイダー翔事件」
「日本国の切り裂きジャック事件」「食人殺人鬼ラフレシア事件」である。時神はこの資料が必要になるかも
と言っているらしい。また、切り裂きジャックの正体は斬咲ダイヤ、そしてジェノサイダー翔もまた希望ヶ峰学園に
在学していたとされる。偶然が必然か、二人の殺人鬼が希望ヶ峰学園に入学していたという』

・コトダマ一覧…>>14



・癒境のデータ
発言力 ☆☆☆☆☆+☆☆
精神力 ☆☆☆☆☆+☆☆

スキル
・精神集中呼吸法…精神ゲージを1消費し、偽のコトダマ、ウィークポイントを1つ見極め、減らす。

・祈り…学級裁判時、スキルを使用すると消費した精神力を回復する。スキルを発動は裁判の前半に1回、
後半に1回の計2回使用可能。

・信頼構築…裁判時、発言ダメージを受けた直後、精神力ゲージを1つ消費し、発言ダメージを回復させる。

・抜群の集中力 …精神力の最大値が+2されます。

・ムードメーカ…発言ゲージが減少した状態でコンマ数が85以上の安価が当たった場合、発言ゲージが回復する。

・抜群の発言力…―発言力ゲージに☆2個分追加されます。

・カットテクニック…ロジカルダイブで使用可能。精神ゲージを消費した数だけ無駄な選択しをカットできる。


正解!

癒境(これだ!)

癒境「学園長室で守崎と見つけたんだが、気になる資料があったんだ」

守崎「78期生中途編入の資料…のことですね」

桜田「中途編入…?」

癒境「本来俺たちは79期生として学園に入学する予定だったんだ。それが、何らかの事情で78期生として
中途編入したと記されていたんだ」

木鬼沢「…?おかしく…ないか?」

八雲「そうですね。まるで私達が既に学園に入学していたような感じですね」

桜田「んんん!?どういうことなの!?」

癒境「この資料だけでは確信には至れない。もう少し色々な証拠が必要だ」

羽毛「そうね…」

中途編入にだいぶ混乱しているな…俺もそうだ。

けど、盛口は俺たちにこの学園の真実を見つけることを望んでいる。

黒幕である彼女の言うことに従うことは癪に障るが、どっちみちハッキリさせなければいけないことだ。

見つけてみせるさ…!!

【ノンストップ議論 開始!】

コトダマ>>14
論破、または賛同しろ

<【操作室】
<【誰かのノート】
<【ロッカールームの時神の手帳】
<【書庫の事件資料集】


桜田「ごめん!今既にボクの頭キャパオーバーだよ!!」

八雲「貴方からの発言は期待してませんから」

桜田「酷い!!」

木鬼沢「【中途編入の資料事態…間違えて】、いるんじゃ…」

羽毛「そうね…実感わかないし、そんなことする必要性を感じないわ」

守崎「でも、その資料が偽物とは思えません…」

桜田「そうだ!実はボクらは学園にいた頃の【記憶がない】のかも!!」

羽毛「アタシら揃って記憶喪失とでも言いたいの!?馬鹿なこと言わないでよ!」

桜田「漫画とかではよくあることなのにー!!」

安価↓

正解!

癒境「桜田の意見に賛成だ!」賛同!


癒境「…信じがたいかもしれないけど、おそらく桜田の言うとおり、俺たちは記憶を失っているのかも」

桜田「ほら!ほらー!!ボクの言ったとおりじゃん!!ボクもようやく名推理を披露することができたね!!」

八雲「…屈辱です」

羽毛「アンタのバカみたいな推理が、当たった…!?」

木鬼沢「奇跡…という、のか…?」

桜田「みんな酷くない!?」

守崎「さ、桜田くんはいつも頑張ってますよ。凄いじゃないですか!私、そこまでは思いつかなかったです」

桜田「うぅ…守崎さんだけが癒しだぁ…」

八雲「…それで、記憶喪失だと何故思ったのですか?」

癒境「ロッカールームで、時神の手帳を見つけたんだ」

木鬼沢「時神の…手帳?」

癒境「その手帳には俺たちがクラスメイトだという発言も記されている。でも、俺たちにはその記憶は存在しない…」

八雲「…手帳の字は4回目の裁判で見た時神くんの字と一致していますね…では、本当に記憶を失っているのですね」

羽毛「信じられない…アタシ達全員が学園での記憶を失っているなんて…!!」

盛口「ふふふ、ビックリしたでしょー!!」

割り込むように陽気な声で盛口が言う。

盛口「ところで、うちの正体についてはもう分かったのー?」

木鬼沢「は…?」

桜田「正体もなにも、黒幕でしょ?」

盛口「そうじゃなくてー!黒幕以前にうちは『何者』であったのか!!」

羽毛「そんなの、分かるわけないじゃない…!!」

盛口「そんなはずないのー!!だってうちの正体に関する証拠をもう持っているのー!!」

守崎「え…?」

盛口の正体に関する証拠だって?

そんな証拠、俺は持っていたか…?

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定>>14
安価↓

【書庫の事件資料】

>>20正解です!

では、今回の更新はここまで。

次回の更新は来月になると思います。

予定が決まったらまたお伝えしますね。

お付き合い頂きありがとうございました!

こんにちは。

本編の更新予定が決まったのでお伝えします。

次の更新は7月11日の21時予定です。

こんばんは。

予定通り本編を更新していきます。

正解!

癒境(これだ!)

癒境「…手に入れた証拠の中にあるというなら…この書庫の資料集くらいか?」

八雲「他に目星いものはありませんしね」

桜田「何で資料集に君の正体があるの!?というかどこに書いてあるの!?」

盛口「さあ~?どこにあるのかな~?」

桜田「はぐらかさないでよー!!」

癒境(盛口の正体……まさか…)

資料集に書かれていたことで、他にも重要そうなものがあったはずだ…!!

【閃きアナグラム 開始】

下の文字を正しい順番に並べよ  
(※ダミーが混ざっています)

ょ あ き さ ん し じ ら れ の く つ じ き ん ふ し あ

安価↓

正解!

癒境(そうか分かったぞ!)

癒境「正直信じられないが…盛口の正体は、食人殺人鬼ラフレシア…じゃないのか…?」

羽毛「えっ…!?」

桜田「いやーーー!!?斬咲くんだけじゃなくて盛口さんも殺人鬼だったのーーー!!?」

木鬼沢「希望ヶ峰学園は…ザル警備…?」

守崎「そこは深く考えないでおきましょう…」

盛口「希望ヶ峰学園は殺人鬼を呼び込む力でもあったの~?ついでに言うとうちらとは違う期生でもう一人殺人鬼が
いるのも知ってるの~」

桜田「マジかよ!!どうなってんの希望ヶ峰学園!!?」

羽毛「…殺人鬼ってことは、あなたも、人をたくさん殺してきたってことなのよね…?」

盛口「ん~?まあ、そうなの~」

羽毛「どうしてそんなことをするのよ…!?」

盛口「お腹が空いてたの」

守崎「…え?」

耳を疑った。盛口は今なんて言った…?

八雲「…言ってる意味が分かりませんわね。空腹を感じて何故殺人をすることに繋がるのです?」

盛口「うちはね、食べることが大好きなのー。美味しいもの、ゲテモノ、何でも食べる。食べることは幸せだから~」

木鬼沢「だから、それの…どこが…」

盛口「でもね、いつからかは忘れたけど、それだけじゃ足りなくなったの」

羽毛「足りなくなった…?」

八雲「…!!ま、まさか…」

青ざめる八雲の顔を見て、盛口はニンマリと笑う。







盛口「うちは気になり始めたの。゛人間"って、どんな味がするのかな~って」


桜田「は…っ」

守崎「…っ」

木鬼沢「盛口、お前…」

羽毛「う、嘘でしょ…!?」

八雲「狂ってる…!」

その口から出た言葉は、あまりにも理解しがたい内容だった。

それはつまり…。

癒境「…食べた、のか?人間を…?」

盛口「うん!人間のお肉も癖になるのー!いっぱいいっーぱい食い殺したのー!!」

桜田「う…ううぅ…!!!」

桜田が青ざめて口を押さえる。想像してしまったのだろうか。

盛口「もちろん、最初は苦しくて仕方なかったの…人間を食べたいなんて正気じゃないって…我慢したくても
渇きは酷くて、どうすればいいか分からなかったの…」

盛口はうっとりした表情になる。

盛口「でもね、そんなうちに、あの人は救いの手を差し伸べてくれたの…!うちのこんな醜い感情を素晴らしいと
言ってくれたあの人…!!あの人がいてくれたから今のうちがいるの!!」

羽毛「意味が分からない…そんなこと言う人間がいるの…!?」

…いや、一人だけ心当たりがある。おそらくあれに書いてある。

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定>>14

安価↓

【誰かのノート】

>>31 正解!

凄く短いですが今日の更新はここまで。

次の更新予定日は17、または19日のどちらかに更新します。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんは。本編更新しますが少し時間がかかりそうです(汗

22時までにはちゃんと更新しますので少々お待ちください!!

正解!

癒境(これだ!)

癒境「桜田が見つけてきてくれた誰かのノート…あれは盛口のノートなんじゃないのか?」

桜田「あ、あの気味が悪いこと書かれてたノート!?」

癒境「あのノートには『江ノ島盾子』という名前が書かれていた。その人物に対する異常なまでの崇拝ぶり…」

癒境「キミの想い、行動を肯定した人物は、その江ノ島盾子という人物で間違いはないな…?」

盛口「ふふふー!!そうなのそうなの!盾子様はうちの憧れの人!盾子様はうちの女神様!!盾子様は絶望の頂点に立つ人!!」






盛口「…だから、盾子様という人を、そんな汚いものを見るような目で見るの、やめてよね。殺すよ?」



盛口の目は本気だ。

それほどまでに江ノ島盾子という人物を崇拝しているのが分かる。

けど、俺たちは負けるわけにはいかない…!!

八雲「…記憶喪失に、貴女の正体…材料は揃ったけど、まだ足りないわ」

守崎「まだこの学園の秘密の核心には触れていませんね…」

癒境「……」

盛口は俺たちの記憶を奪い、元々通っていた学園で殺し合いをさせた……そして、江ノ島盾子を絶望の頂点に立つ人というくらいの
崇拝ぶり…。

…そういえば、あの時も気になることを言っていた…時神も気にしていたあの言葉…。

考えろ…考えるんだ…!!

【ロジカルダイブ 開始!】



Q1、盛口が殺し合いをさせる目的は?

1、金銭目的のため
2、ただ絶望させたいため
3、恨みがあるため

Q2、何故盛口は絶望に落ちた?

1、絶望を崇拝していたため
2、自分の行動に快感を見出したため
3、何もかも嫌になってしまったため

Q3、この殺し合いを計画したきっかけは?

1、江ノ島の模倣犯
2、クラスメイトを殺したいから
3、むしゃくしゃしていた


安価↓

2、2、1、

>>40 Q1○ Q2× Q3○

癒境(違う…これじゃない…!)

発言力7→6

安価↓

正解!

癒境(そうか、分かったぞ!)

癒境「盛口は江ノ島に魅了され、絶望に落ちた…彼女は俺たちをただ絶望させるために殺し合いを
させていたが…それにはきっかけがあった」

羽毛「きっかけ…?」

癒境「前にモノクマが言ってたことを思い出したんだ」







モノクマ『ふ~ん、過去にもそんな事言っておいて止められなかったんだけどねぇ~』





羽毛「あっ…!!」

木鬼沢「まさか…過去にも、俺たちと、同じ…」

八雲「そうでしょうね。そして、過去に起こった殺し合いを行っていたのは、彼女が崇拝する江ノ島
という人物…」

守崎「その模倣をしていた…ということですか…?」

桜田「正気じゃないよ!!うん!正気じゃない!!」

盛口「ふふふ…正気じゃなくて結構!!うちは盾子様がやったことを真似て同じように絶望を作り出すのがうちの目的!!
やっぱり盾子様はすごいの!!こんな素晴らしいことを思いつくなんて!!」

羽毛「ほんと、狂ってるわ…!!どういう育ち方したらそんなことになるのよ…!!」

八雲「しかし、そんな凄いことをしている人は何故今回は何もやらずに彼女に一任しているのでしょうね?
盛口さんのただの気まぐれなだけかも知れませんが」

盛口「……」

癒境「…?」

何だ?盛口の奴…急に真顔になって黙り込んで…?

盛口「ところで、みんなはうちを倒して外に出たいの?」

桜田「あ、当たり前だよ!!」

木鬼沢「そのために、ここまで生き残り…お前に、勝負を挑んでる…」

羽毛「…死んだあいつらの死を無駄にしない為にもね…」

盛口「……」


盛口「そっか~そっか~!!そんなに出たいのー!!










この光景を見ても、まだそんな言えるの?」

そう言って盛口はリモコンのボタンを押すと、大きなテレビ画面が降りてくる。

そしてテレビ画面に暫くの砂嵐の後、ハッキリとした映像が映し出される。

癒境「……えっ…?」

守崎「う…そ…」

八雲「…っ!?」

羽毛「つ、作り物でしょ?ねぇ…?そうだって言ってよ…!!」

木鬼沢「これ…は…」

桜田「待ってよ…こんなの…こんなの…誰も報われないじゃないか…!!う…あ…うあああああああぁぁぁ!!!」

そこに映し出されていたのは、外の世界…。

だけど、俺たちが出ようと奮闘していた世界は…絶望一色だった…。

盛口「ねえねえ~?どんな気持ち~?出たいと言ってた外の世界がこんなだなんて知ったの、どんな気持ちなの~?
あはっ…あははははははははははは!!!」

無駄…だったのか…?

みんながやろうとしたこと…クロになったみんなは、それぞれの思いと決意と覚悟でやって、無残に処刑されたこと…。

同じように黒幕に立ち向かい、方法を共に考えた被害者達は殺されて…。

それでも、彼らの死を無駄にしない為に、残ったみんなと協力して黒幕を見つけ、外に出る一歩前なのに…。

あの外の世界を見たら、今までの行為も、死も、みんな無駄だったと突きつけられているみたいだった…。

俺は周りを見る。

守崎も、八雲も、羽毛も、桜田も、木鬼沢も…みんな顔を真っ青にして、絶望しかけている…。

俺も、今にも膝が折れそうで、何もかも投げ出したい気持ちで…。

盛口は笑う。俺たちを見下しながら笑う。

…無駄だった…何もかも…全てを否定され、暗闇に落ちてなくなってしまう…。










『癒境さん…貴方は絶対に…死なせません…!!』





癒境(あっ…)

あの時、死を覚悟した俺の頭の中に響いた少女の声を思い出す。

ポケットに入れたお守りを出し、見つめる。

あの時はそれどころじゃなくて、混乱してて、分からなかったけど、今なら分かる…。

あの時の声は、幸川の声だ。

既に死んでいるはずの彼女の声が聞こえるなんて信じられないけど、あの声は確かに幸川の声だった。

彼女は、死してその幸運を俺を生かすために使ったのだ…。

このお守りも、きっと幸川のものかも知れない。

俺は彼女のおかげで生きている。

…俺はここで死ぬべきじゃないと、俺はここで立ち止まるべきではないと。

だったら…





癒境「…それでも、出る」

盛口「………え?」

癒境「例え外が絶望的でも、俺は外に出る。仲間たちと一緒に」





癒境「外でも生きる術は探し出せる。殺されたみんなも、今生きている仲間たちも、俺自身も…今までの思い、行動、全てを…
お前や絶望なんかに、否定されたくない!!」

守崎「…癒境さん」

木鬼沢「癒境…」

羽毛「…そうね」

八雲「随分と前向きなんですね…ふふ、でも悪くないです」

桜田「ずび…う、うん…!!」

盛口「…なにこれ」

盛口「こんな…こんなの…嘘…だって、こんなの、あの時と…!!」

八雲「…もしや、江ノ島盾子がここにいないのは、今のように殺し合いの参加者に負かされたから…ではなくて?」

盛口「ーーーーーーーー!!!」

八雲「ふふふ、やっぱり。貴女の崇拝する人もたいした事ないのですね?」

盛口「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!あの男が異常なだけなの!!盾子様の絶望の根強さはさっきの外の世界を見れば
分かるの!!今もなお絶望し続ける人間がたくさんいるの!!」

癒境「そうだな…それでも、俺はここで立ち止まる気はない。絶対に」

盛口「……!!う、うあ…盾子様の、盾子様の意思は、消えないの…盾子様の望む絶望は…希望なんて潰す!!」

盛口がこちらに襲いかかろうとするが、木鬼沢が前に出ると後ろに回り込み、彼女を押さえつける。

木鬼沢「…お前の、負けだ…」

盛口「……は、ははは…」

盛口はそれでも笑う。

盛口「そう…そう…うちも、盾子様と同じ道を辿るのね…それもまたよし…」

―バチチッ!!

木鬼沢「…!!」

木鬼沢が盛口を離してしまうと、盛口はするりと抜け出し、俺たちに振り向き、また笑う。

盛口「最後の仕事なの。うちは負けた。なら、潔くお仕置きを受けて、盾子様の元へ行かせてもらうの」

盛口「待っててね、盾子様!!うち…盾子様と同じようにお仕置きされて、死にいくの…盾子様、盾子様…!!






最高っに、絶望的ですね!!!」






ウィーン・・・ピコッ☆

GAME OVER

モリグチさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。

では、お仕置きシーンに入るところですが、今日はここまで!

次の更新でエピローグに入って完結させたいです!!

次回の更新予定日は来月になるとおもいます…。また決まったらお伝えしますね!!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!

おはようございます。

次の更新日が決まったのでお伝えに来ました。

次の更新日は8月1日、または6日に更新します。よろしくお願いします。

少し遅れましたが最後の更新をしていきます!!

ここまで見てくださった方々に感謝!!

いきなりお仕置きシーンとエピローグを綴り、この物語を終えたいと思います。

では、始めていきます!!



【超高校級の大食い選手 盛口 美味香処刑執行】
【『お腹一杯、絶望一杯』】
 
盛口が高揚とした表情でステージの上に立つ。

盛口の目の前にモノクマの形をした饅頭が大量にある。

盛口は目の前にある饅頭を次から次へと口に運んでいく。

傍にいるモノクマ達が饅頭が無くなれば再び山のような饅頭を持ってくる。

食べて、食べて、食べ続けて…流石の盛口ももうこれ以上は食べれず口元を押さえる。

だが、モノクマ達は容赦しない。

盛口を押さえつけ、何かの薬を腕に打ち付ける。

すると盛口のお腹が風船のようにどんどん膨れ上がり、モノクマたちはそんな盛口の口に
無理やり饅頭を突っ込み始める。

無理やり食べさせられ、お腹をどんどん膨らまされて、あまりにも苦しそうな状況なのに…

彼女は、笑っていた。うっとりとした表情で何もない空を見上げる。






パーーーン!!!


突如跳ね上がる破裂音に目をつむり、耳を塞ぐ。

…再び目を開けると、ステージ上に立っていたはずの盛口の姿が見当たらない。

傍にいたモノクマ達も、音をたてて座り込む…動く予兆は見られない。

…俺たちを閉じ込め、このような目に合わせた黒幕は、俺たちの目の前であっけなく命を散らせた…。


羽毛「…お、終わった…の…?」

八雲「おそらくは…全く、あんな幸せそうな表情で死んでいくなんて…勝ち逃げされたみたいで気分悪いですね」

木鬼沢「でも…勝ちは、勝ちだ…」

桜田「も、もう殺し合いをしなくても良いんだよね!?」

守崎「ええ…終わったんです。あの絶望的な日々は」

癒境「失ったものは大きすぎた、多すぎた…でも、俺たちは生きている」

手に握り締めたお守りを見つめる。

俺は、死んでなお俺を守ってくれた彼女の為にも…生きたかったのに、死んでしまった皆の為にも…。

この命、無駄にはしない…。

桜田「あ、あの滅んだ世界に出るのは気が引けるけど…ずっとここにいるわけにもいけないよね…?」

八雲「黒幕がいなくなった以上、食料の供給などはストップするでしょうし、もうこの場所に用はありません」

木鬼沢「なら、ありったけの、食料…詰めて、外に…備えない、とな」

羽毛「そうね。なら早速行きましょう」

守崎「……」






癒境「食料はこれで良いか?」

桜田「これで少しは持つかな?うーん、これから外に出るかと思うと、緊張しすぎて吐きそうになるぅ…」

羽毛「大袈裟ね」

守崎「あ、あの…」

癒境「どうした守崎?」

守崎「黒幕である盛口さんはいなくなってしまいました…盛口さんは、死ぬ前に扉を解除してくれたんでしょうか…?」







全員「「「「「…あっ」」」」」







【玄関ホール】


木鬼沢「………」

八雲「木鬼沢くん、どうですか?」

木鬼沢「…ダメだ。ビクともしない…」

癒境「そうか…」

桜田「うえぇ…ここまで来てなんでこうなるの!?」

羽毛「結局アタシ達はここから出られないの…?」

八雲「このままではいずれ食料も尽きて衰弱死するしかありませんよ?」

癒境「……」

一応情報処理室から外に連絡できないかも試した。けど、盛口がいなくなってから情報処理室はまったく機能しなくなった…。

盛口はこうなることを分かっていたのかも知れない…。

あと少しという所で死んでなお俺たちを絶望させに来るのか…。

癒境「でも、ここまできて衰弱死なんて冗談じゃない!!絶対外に出る方法を見つけ出す!!」

守崎「…そうですね。ここまできて諦めきれません!」

守崎や皆も頷く。外の世界の真実を知らされた時のような絶望はみんなにはもうない。

大丈夫。必ず希望はやってくる。









―ウィーーーーーン…ゴゴゴゴゴゴゴゴ…






その希望は、すぐさまやって来た








【エピローグ】





守崎「…え?」

突然扉から大きな音が鳴り響き、扉がゆっくりと開かれる。

そこに数名の人物が姿を現した。




苗木「ごめんね皆!助けるのが遅くなっちゃって!」

霧切「癒境颯太、守崎望、羽毛麗華、桜田連、木鬼沢徹、八雲空狐。計6名の無事を確認したわ」

朝日奈「まさか私達と同じようなことされてたなんて…でも、もう大丈夫だからね!」

小柄な少年に銀髪の少女、茶髪の少女の3名が俺たちの姿を確認して安心したような表情を浮かべる。

羽毛「えっと…貴方達は…?」

苗木「あ、ごめんね。ボクは苗木誠。未来機関のメンバーだよ」

霧切「霧切響子…同じく未来機関のメンバーよ」

朝日奈「どうもー!朝日奈葵でーす!同じく未来機関のメンバーだよ!よろしくね!」

八雲「未来機関…?」

苗木「その説明は後でゆっくり説明するよ。まずはこの学園から脱出してからね」

桜田「た、助かったー!!保護してくれる人達がいたなんて!ボクらだけで外出るのぶっちゃけ不安過ぎたから安心したー!!」

木鬼沢「恩に、きる…」

俺たちは苗木さん達に連れられ、この学園を後にした…。


八雲「それにしても、どうしてあの扉を開けられたのかしら?」

苗木「仲間が残してくれたハッキングプログラムのおかげかな。ただ、それは盛口美味香という監視者がいなくなったから使えた物だった
からね…君達が絶望に屈せずに前に進んでくれたおかげだよ」

桜田「本当に絶対絶命だったんだね…」

羽毛「諦めなくて良かったわ。心の底からそう思うわ」

木鬼沢「…(こくり)」

霧切「……」

癒境「あ、あの…」

俺は銀髪の少女…霧切さんに声をかける。

霧切「…何かしら」

癒境「その…霧切さんって、時神終って、知ってますか…?」

時神の手帳に霧切さんの名前が書かれていた。無関係とは思えず質問してみる。

霧切「…彼とは、希望ヶ峰学園に来る前からの知り合いよ。色々あってね…」

癒境「そうなんですか…」

時神は前に、憧れている女性がいると言っていた。おそらくそれは霧切さんのことを言っていたのだと思う。

霧切「…彼があの場で死んでしまったことは、正直予想外だったわ…」

悲しげな表情で霧切さんは下を俯く。

時神は、一見冷たいように見えるが、彼は彼なりにあの絶望的な状況を打破する方法を模索していた…。

もっと彼に歩めていれば…そんな後悔が渦巻くが、後ろ向きでいつづけるのは逆に彼に失礼だと思い、思考を振りかぶる。

苗木「皆、少し良いかな?」

苗木さんが俺たちに真剣な表情で見る。

苗木「江ノ島盾子により崩壊した外の世界は、今もなお絶望の残党達が動き回り、外の世界を絶望で染めようとしている…
ボク達未来機関は、それを阻止して、世界を復興させる為に動き回っているんだ」




苗木「もし、君達にまだ絶望と戦う意思があったら、一緒に戦ってくれないかな…?」

俺たちは互いに顔を見合う。

霧切「無理にとは言わないわ。未来機関のメンバーにならない場合は、保護対象として安全な場所にいてもらうだけだから」

霧切さんはそう付け足す。

…他の人はどうかは分からない。けど、俺は迷わずに言う。

癒境「…戦わせてください。俺たちと同じ絶望を、これ以上他の人にも味合わせない為にも…」

苗木「癒境くん…」

守崎「…私も、未来機関に入ります。癒境さんが頑張っている中、安全圏にいられません」

桜田「うぅ…怖いけど、が、頑張るよ…!!」

八雲「当然、お給料は弾むんですよね?世界が希望に染まり始めたら?」

羽毛「もう、八雲さんってば…そうね、上条がここにいたら、アイツもきっと…だから、アタシもやってみます」

木鬼沢「俺の、この力…未来機関の、役に立つ…だろうか…?」

苗木「皆…ありがとう…!!」





俺たちの絶望の物語は幕を閉じ、そしてここから未来を創るための新しい物語が始まる。

その物語は、今までの物語と比べて語るには小さすぎるから、割愛させてもらうけどな。

今あるこの命を、簡単に投げるつもりはないとだけ言っておく。

皆が紡いでくれたこの命…光り輝く未来の為に、生き続ける…!!

これをもって【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】を終了とさせて
頂きます。

ここまで見てくださった皆様、本当にありがとうございます!!

続きはないのかという意見もありましたが、正直な所、続編を出すつもりはありません。

推理部分がもう何も浮かばないので、書くにも書けないのです(涙

本当にありがとうございました!!

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