ピンポーン
苗木「こんな時間に誰だろう…」
希望ヶ峰学園の夜……
後数分で夜時間なのにも関わらず、苗木の部屋に訪れた者がいる。
ドアを開けるとそこには、【超高校級のアイドル】舞園さやかと【超高校級の探偵】霧切響子が立っていた。
苗木「ど、どうしたの、二人とも…?」
霧切「…」
舞園「…」
彼女たちは、この学園で苗木と共に過ごしている間、幾度となく苗木に婚約を求めている。
しかし、苗木は二人の気持ちに応えたことはない。
今夜は、いつもの二人とはどこか様子が違う。
霧切「…舞園さん」
舞園「……はい」
二人にしかわからないコンタクトをとる。
苗木「え? 何? どうしたの…?」
苗木は彼女たちの愛を、まったく理解していない。
思わせ振りの態度どころか、積極的な直球プロポーズをしても無反応。
二人の気持ちは限界にきていた。
次の瞬間、苗木は二人に取り押さえられていた。
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苗木「や…やめ……っ!」
苗木はベットに押し倒された。
男なのに、苗木は女二人の本気の力に敵わない。
霧切が逃げられないよう、しっかりと後ろで苗木の腕を掴む。
苗木の前では、緊張気味にズボンのジッパーに手を伸ばしている舞園がいた。
苗木「二人とも急にどうしたの…っ!? 正気に戻ってよ!!」
苗木の必死の叫びも二人には届かない。
ズボンのジッパーから、緊張して冷たくなった舞園の手がすべり込む。
そのままゆっくりと手を握りしめた。
苗木「あ…っ!」ビクン
舞園「うわ……っ!!」
何度も想像を繰り返していた、苗木の肉棒の感触が明らかになった。
舞園「苗木くん…硬い……」ニギニギ
苗木「んぅ…っ!」ビクビク
パンツ越しに苗木の肉棒を握りしめる。
少しずつ硬く、膨張していくのがわかった。
苗木「あっ! 何でこんなこと…っ! 恥ずかしいからやめ…て……っ!!」
舞園「何言ってるんですか? お楽しみはこれからですよ」
既に少しはだけている、苗木のズボンに舞園が手をかける。
ゆっくりとズボンを下ろし、パンツにも手をかけた。
苗木「舞園さん! これ以上は……っ!!」
そう言われてやめる訳もなく、彼女の遠慮のない手が苗木の下半身を露にさせた。
苗木「あっ…ぁ……」
霧切「……!」
舞園「うわぁ……」
苗木のそれは、既にいきり立っていた。
舞園はもちろん、霧切も声に出さなくても 初めて見るそれに少し感動しているようだった。
舞園「うわ…凄い……」 ツンツン
苗木「やめっ……んうぅっ!!」
直に触れられ、弾かれたように苗木の身体がうねった。
彼女の慣れない手付きが、苗木の竿を擦り始める。
舞園「えへへ、どうですか苗木くん?」シコシコ
苗木「ほんとにやめっ……! うっ!」
しかし、苗木も諦めず、 一瞬の隙をついて二人を振りほどこうと考える。
苗木の力は、クラスメイトの男子に比べると劣るが相手は女子。
彼が溜めた力を解き放とうとしたその時…
霧切「あまいわ」ギュッ
苗木「え…っ!?」
先に彼女が一瞬の隙を付き、苗木の腕を後ろで縛った。
あらかじめ、苗木の腕を直ぐに縛れるように 軽く結んでおいた紐を用意しておいたのだ。
舞園「えへへー、さすが霧切さんです」
親指を立てて霧切を褒める舞園。
もうどうしようもない状況を理解し、苗木の顔があっという間に青ざめていく。
舞園「口にくわえたら、どんな反応をしちゃうんですかね…?」
腕を縛られたショックから、くたっと力が抜けた苗木。
霧切は苗木の頭を膝の上に寝かせ、とろける様なキスをしだす。
舞園は苗木のペニスを口に含み、愛撫しだした。
苗木「ふぁ…ぁあ……っ!」
舞園「苗木くぅんのぉ……おひん…ちん……」ジュボジュボ
唇を霧切のキスにより塞がれながらも、声にならない声をあげる。
舞園が口を動かす度にジュボジュボといやらしい音が立った。
霧切「ふふっ、苗木くん可愛い…」チュッチュッ
舞園「苗木くぅん…気持ちいいれすかぁ?」ジュブジュブ
苗木「あぅ……あっ……」
苗木の目がだんだんとろんと呆けてきた。
しばらくすると、舞園の口の上下の動きに合わせて ただ声を上げるだけになってしまった。
霧切「舞園さん、そろそろ位置を変わってくれないかしら…?」
舞園「あっ、そうですね……」
彼の反応が面白くてつい遊んでしまった。
もうすっかり抵抗する気のない彼は拘束を解いてもただ肩で息をするだけで動きもしなかった。
位置を交換する二人。
逆襲の危険が無いとわかった舞園はただ苗木の頭を膝の上に寝かせるだけにした。
舞園「どうするんですか? 霧切さ……って!」
いきなり彼女はパンツを脱ぎだし、苗木のいきり立つそれを挿入しようとしていた。
霧切「もう準備の方はあなたがやってくれたから、後は挿入れるだけでしょう?」
舞園「な…っ!! ずるいです! 一番おいしいところを持っていって!」
霧切「代わってくれるというから代わっだけよ、私は別に卑怯な事をしている訳ではないわ」
舞園「うぅーっ!」
てっきりもう少し楽しむのかと思って代わったのに そういう意味だったなんて…!
でも後悔してももう遅い。
これ以上にないほど濡れた、霧切の秘所が苗木の怒張した肉棒を侵していく。
苗木「ぅうっ……霧切さんの、馬鹿……っ」
もう抵抗するのは諦めたようだ。
その声に怒りはこもっていない。
霧切「あっ……ぁん……」
霧切が口から声を漏らした。
処女だったから苦痛の声をあげたのか、気持ちよかったから喘ぎ声をあげたのかはよくわからない。
時間をかけて全部入れることができた。
そしてピストン運動を始めると、苗木も少しずつ声をあげるようになった。
霧切「あぁ…っ! ぁん、苗木くん好きぃ…///」パンパン
苗木「くっ…! あっ! んくぅぅ……!!」
霧切「ふふっ…苗木くん可愛い……」パンパン
ちゅっ
苗木「んむっ!」
霧切「じゅるっ、ちゅうう」パンパン
動きにあわせて彼女の乳房が小刻みに揺れる。
時々、前屈みになり優しくキスをした。
舞園「うぅ、私は仲間外れですか……」
もう拘束の必要もない。
完全に手持ち無沙汰だった。
仕方ない、と舞園は喘ぐだけの苗木の顎を掴みその口に己の秘所を押し付けた。
苗木「うぐぅっ!」
何が起こったか分からないという風に目を白黒させる苗木。
舞園「ぁ…苗木くん…舌出して」
普段の冷たい白い肌とは対照的な桃色に染まった苗木の肌。
その表面の体温よりもはるかに口や舌は熱かった。
ぬめぬめとした感触が彼女を震えさせる。
舞園「ん…んくぅ…!」
腰を動かさずとも、霧切が動いているのでなにもせずにピストン運動になっている。
今まで我慢していたものが速攻で弾けそうなほどの快感だった。
苗木「うっ…あぅっ!」
ビクンと大きく苗木がうねり、目を大きく開く。
霧切が動きを止めて顔を伏せている。
ドクドクと音をたてるように尿道から勢いよく精液が飛び出し、霧切の秘所の中に注がれて行く。
二人は先に同時にイった。
舞園「んんっ…苗木くんっ…!」
そのあとすぐに、舞園も果てた。
苗木「ぅ……あ……」
魂が抜けたのかのように茫然自失の苗木。
彼の感情は伺いしれず、ただ空中を見つめているだけだった。
【翌日】
苗木「ぜったいに許さないっ!!」
自分の部屋にある模擬刀を手にし、仁王立ちの苗木。
正座する二人。
最初の展開とは正反対だ。
苗木「僕だって怒る時は怒るよ? 男を怒らしたら怖いからね? どうなるかわかってる!?」
ポンポンと模擬刀の鞘で、二人の頭を軽く叩きながら顔を近づける。
その迫力は、可愛いと評判のいつもの苗木とは完全に別人だった。
舞園「あ……あの、苗木くん……その…………………」ブツブツ
苗木「ん? 何? よく聞こえないけど…」
聞き取ろうと苗木は耳を近づけた。
と、その瞬間素早い動きで舞園と霧切は苗木の身体の上にのしかかった。
苗木「なっ…!」
舞園「ふふっ、確かに男を怒らすと…怖いかもしれませんが、苗木くんの場合は別ですね」
霧切「そうね……女二人に取り押さえられる男なんて…大したことないものね」
ニヤリとムカつく笑いを浮かべる霧切。
苗木「……っ!!」
苗木「と…取り押さえ…られてなんか! ど、どい…てよ…っ!!」
顔を赤らめながら必死に抵抗するものの、昨晩と同様に二人にがかりで押さえつけられてしまう。
舞園「まぁ、苗木くんも気持ちよさそうでしたし…お互い、あいこということで」
舞園が提案する。
苗木「な…なにがあいこだ! バカ共!」
霧切「ふふふ、これから楽しくなりそうね」
苗木「……えっ?」
彼女の言葉の意味を悟り、苗木はまた顔を真っ赤にさせた。
苗木「嫌だ!!」
霧切「ふーん? あんなに気持ちよさそうな顔をしていた者の発言とは思えないわね?」
苗木「うぅ、うるさいっ!」
そうは言いつつも、まんざらでもなさそうな表情の苗木だった。
終里
駆け足でしたが終わりっす
html化出してきます
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