咲「宮永咲のお先におやすみなさい?」和「南1局、ですね」【咲先ラジオ南1局目】 (60)

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咲さんがメインパーソナリティを務めるラジオSSです(不定期更新)

前回、次回はクリスマス回と書きましたが……
め、メリークリスマス!(6月)

色々と無かった事にして書いています。
では、宜しくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497239242


今を抜け出そう~♪
手に触れた~Glossy future~♪



咲「皆さんこんばんは!」


咲「宮永しゃ……」


咲「……」

咲「コホン、宮永咲のお先におやすみなさい」


咲「夏にしてみたい事?えっと、肝試しですかね!」



咲「メインパーソナリティの宮永咲です♪」


咲「本日6月11日、日曜日!りゅーもんスタジオから週末最後の癒しの時間をリスナーの皆さんにお届けします」


咲「さてさてー」


アシ『……』ジ-ッ


咲「……なにかな?」

咲「言いたい事があるなら」



アシ『宮永しゃき』


咲「言わないでっ!」バッ


アシ『ふっ……』クスクス


咲「むぅ…なんとかやり過ごせたかと思ったのに」プク-



アシ『あたかも何事も無かったかのようにしてましたけど、聞いているこちらからしたら凄く不自然でしたよ』


咲「仕方ないよね。人間だもん、誰だって舌が回らない時はあるよ!」ウンウン

咲「なのでリスナーの皆さんも、自己紹介の時自分の名前を噛んじゃっても堂々としましょう!」


アシ『上手く纏めましたね…』


咲「でもでも、実際あると思うんだよね」


咲「普段から言い慣れてる自分の名前だからこそ、緊張して噛んだり」


アシ『そうでしょうか?』


咲「和ちゃんは緊張自体あんまりする事がないから分かんないんだよっ」


アシ『まあ確かに自己紹介などは事前にどう話そうか考えていたので…』

アシ『咲さんの様に、何を話せばいいのか分からなくて涙目になったりは』


咲「私の高校3年生の時の話はやめて!!」


アシ『別に高校三年生の時の話とは言っていませんけど?』



咲「あ……」シマッタ


アシ『……ふふっ…』



咲「……」


アシ『咲さん、ラジオです。何か話さないと放送事故ですよ』


咲「……」

咲「……もん…」ボソ


アシ『はい?』


咲「ボイコットするもん!!」

咲「ラジオなんて知らないもん。和ちゃんがイジメるから、私もう話さないもん」


アシ『ちょっ、咲さん!?』

咲「今更慌てたって遅いもーん」ツ-ン



アシ『……』フム



アシ『もんって連呼する咲さん、非常にアリですね』ヘヘヘ


咲「どうして喜んでるの!?」ガ-ン


アシ『どうしてと言われても』



咲「ぼ、ぼいこっとするんだよ?私、怒ってるんだよ?」

咲「1人しかいないメインパーソナリティが、何も話さないラジオ番組になるんだよ?」


アシ『たまには45分ずっと無言っていうのもアリかもしれませんね』


咲「ナシだよ!!リスナーさんは何を楽しみにそんなの聞くの!」


アシ『それは勿論、咲さんの吐息では?』


咲「変態だよぉ……ここに変態さんがいるよぉ……」


咲「勿論って、モチでもロンでもないよ……張ってすらない、ノーテンだよ…」



咲「まあ、という事でですね」

咲「本当にボイコットする訳にもいかないですし、始めましょうか」ハァ


アシ『あ、待ってください。もう少しオープニングトークを』


咲「えー……なんだか疲れちゃったから早く次にいきたいんだけど…」


アシ『まあまあ、そんなにプンスコせずにお願いします』

アシ『飴あげますから』ハイ


咲「わーい、ありがと和ちゃん!嬉しい」

咲「ってならないよっ!!!」シマイ


アシ『普通なら床に叩きつけるところを、丁寧にポケットにしまう所が可愛いです』


咲「はぁ……」


咲「じゃあ飴繋がりで、そろそろ梅雨の時期ですね」


咲「リスナーの皆さんは雨、好きですか?」


咲「私は雨って結構好きなんですけど、梅雨の雨はあんまり好きじゃないですね」


アシ『それはまたどうして?』


咲「んー、私雨は雨でも、たまに降る雨とか急に降る時の雨が好きなの」

咲「雨特有の空気とか、湿気とかを感じるのが好きで」



咲「でもほら、梅雨ってずっと降り続くでしょ?」

アシ『梅雨ですからね』


咲「さすがに、毎日毎日ジメジメしてたり雨が降り続くのは嫌なんだ」


咲「だから、梅雨の時の雨はあんまり好きじゃないですね」


咲「あと、正直傘を持ち歩くのが面倒くさいっていうか、傘が邪魔になるっていうか」


アシ『それは凄く分かります。傘だけで片手が塞がって何かと不自由ですよね』


咲「まあそんな理由で、雨はたまに降るのが一番だと思います」


咲「……あ、ちなみに」フフ



咲「高校1年の時、私が初めて清澄の麻雀部へ行って和ちゃんに出会った日も、どしゃぶりの雨が降っていましたね」

咲「聞いてください、あの時は驚いたんですよ!」


アシ『あ、ちょっと咲さん、その話は』


咲「私が帰ってたら、和ちゃんが傘もささずに追いかけてきて!」

咲「しかも、ずぶ濡れのまま私に抱き着いてきたんです」


アシ『あぁぁぁぁ~…!!/////』


咲「驚きました、初対面ですよ?」


咲「和ちゃんのことは学校でたまに見掛けてて知ってはいたんですけど、あんなに大胆な人だったとは思ってませんでした」クスクス


アシ『うぅ……若気の至りです、許してください…////』


咲「えへへ、でも私はあの時和ちゃんが追いかけてきてくれて嬉しかったですね」フフ


アシ『ぇ……』




咲「では!今度こそ始めましょう!」


咲「宮永咲のお先におやすみなさい、深夜11時から45分間、是非お付き合いくださいねっ♪」



感じるままに~♪
裸足で大胆に行こう~♪




咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」


咲「全国麻雀協会さん」



咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りします!」


――――――
――――――――――――
――――――――――――――――――


咲「お送りしています、宮永咲のお先におやすみなさい」

咲「改めましてこんばんは、メインパーソナリティの宮永咲です♪」



咲「そうそう、さっき話してた梅雨の話なんですけど、皆さんは梅雨の語源って知ってますか?」


アシ『あ、私知ってま』


咲「し、知らない?そっか、和ちゃんも知らないんだ!」

咲「じゃあ教えるよっ」


アシ『ふっ……』クスクス


咲「え、えっとね、梅雨(つゆ)って、梅雨(ばいう)とも読みますよね」

咲「元々は、昔に中国からカビが生える時期の雨っていうことで、黴雨って言葉が伝わってきたんだけど、それはなんだかアレかなって思って」


咲「梅が熟す頃の雨で、梅雨(ばいう)になったらしいんです。それが江戸時代頃に露(つゆ)っていう漢字と関連付けて、梅雨(つゆ)と読むようになったそうです!」(Wikipedia参照)


アシ『あ、そうなんですか?私は、梅の実が熟して潰れてしまう時期の、『潰ゆ』から由来していると見ましたね』



咲「どうやら、色んな語源の説があるみたいだね」


咲「どうですか!こんな豆知識まで取り入れて、知的なラジオっぽいかな!?」


アシ『そうですね。最初のボイコットの場面さえ無ければ、可能性はありました』


咲「……激しく後悔してるよ…」


アシ『というか、どうしてまたこんな話題を?』


咲「いやさ、麻雀も中国が発祥の地じゃない?」

咲「だから、なんとなく繋がるなぁって思ってさ」


アシ『このラジオ、一応麻雀についてのラジオでしたね。……なるほど、咲さんよく考えてますね』カンシン


咲「一番忘れちゃいけない所を忘れてるよ和ちゃん…」

咲「まあフリートークも程々に、そろそろリスナーの皆さんからのお便りを読んでいきます!」


アシ『知ってましたか咲さん、巷ではこのコーナーをふつおたと呼ぶらしいです』


咲「ふつおた……?」

咲「……」カンガエ


咲「……普通のおたく…?」


アシ『初聞では人口の6割がそう捉えそうですが、違うみたいですよ』


咲「ふつおた……ふつおた…」ウ-ン



咲「あ、普通のお便り!!」


アシ『正解です』


咲「なるほどね…初めて知ったや」ナットク


咲「じゃあ、普通のお便りのコーナー、略してふつおたを読んでいきますっ!」


アシ『仮に普通でないお便りを読んでしまったらペナルティにしましょうか』


咲「なにそのギャンブル!?私、お便りの内容知らないから嫌だよ!」

咲「あと、和ちゃんのその目は今から読むお便りの中に異常が紛れ込んでるのを確信してる目だよ……」


アシ『心外です。そんなイジワルしませんよ、また可愛くボイコットされては困りますからね』


咲「余計な一言が多いよね、今日ね……」ジト


咲「ペナルティとかは兎も角、1通目読んでいきます」ペラ



咲「えっと、ラジオネーム"咲さんのおもちもちもち"さん……」


咲「……のお便りは、不採用!送ってくれてありがとうございました♪」


アシ『ふふっ…咲さん、それはあんまりでは?』


咲「オープンリーチに振り込むほど、私もあんぽんたんじゃないよ……」


アシ(あんぽんたんって咲さん……)





咲「気を取り直して、2通目のお便り読みます!」


咲「ラジオネーム"匿名希望の愛知県名古屋市住み男性"さんから頂きました」

咲「あ、ありがとうございます」


アシ『匿名希望の割には、それ以上の情報を教えてしまっていますが…』


咲「こ、高度なギャグなのかな…?」




『咲さん、アシスタントの原村さんこんばんは』


咲「こんばんは!」


『いきなりですが、咲さんは小鍛治健夜プロと仲がよろしいと聞いているので一つ聞きたい事があります』



咲「べ、別に仲はよくありませんよ?」

アシ『では、悪いんですか?』


咲「えっ?わ、悪くもないけど……」


アシ『なら仲良しですね』



咲「も、もー!知らないよっ」プイッ




『先日ネットニュースを見ていたら、『小鍛治プロに恋人発覚か!?』という小さな記事を見つけました』

『まさかとは思いますが、真相はどうなんでしょう?知っていたら是非教えてください!』



咲「というお便りですけど……」


アシ『私はそんな記事も話も見聞きした事ありませんが…』


咲「ていうか、この人『まさかとは思いますが』って言っちゃってるし」

咲「健夜さんって年齢で弄られる事はあるけど、いつのまに独身までネタにされるように……」カワイソウ


アシ『それで、どうなんでしょうか??』


咲「99%有り得ない話だと思うけど、もしかしたら本当かもだよね」


アシ『えっ、そうなんですか?』



咲「うん。だってさ、よくよく考えてみてよ」


咲「健夜さんって、顔は可愛らしい、性格も麻雀打ってる時以外は穏やかで悪くない、それなりのプロ雀士だから収入も安定してる、麻雀は元世界2位の実力を持ってる……だよ?」


アシ『そう言われると、かなりの優良物件ですね』フム


咲「でしょ?」

咲「代わりに、料理や掃除とかの家事全般がダメダメな麻雀狂いの27歳っていうだけで」


アシ『……そこを聞いてしまうと、事故物件です』


咲「じ、事故物件はさすがに可哀想だけど……そんな感じの女性だから」


咲「まず前提として、家事全般が得意な人じゃないと健夜さんは難しいよね」


アシ『毎日外食という訳にもいきませんしね』


咲「あとは、麻雀がそれなりに強い人……とかかなぁ。そこは望んでないかもしれないけど」


アシ『咲さんは家事全般得意ですし、麻雀も強いので当てはまりますね』


咲「いやいやいや!!なにを言うの和ちゃん!」ブンブン


咲「と、とにかく、その記事は面白半分の捏造だと思うので真に受けないようにしましょう!」






咲「続いてのお便り、ラジオネーム"mku"さんから頂きました!」


アシ『ありがとうございます』




『宮永さん、原村さんこんばんは。今年も、あと少しで夏本番となりますね』


咲「ですね~」



『さて、夏といえばやはり思い浮かぶのはインターハイですが、そこで私もこの夏からベースという楽器を始めて見ようかと思っています』

『宮永さんと原村さんは、なにか楽器が弾けたりするのでしょうか?』

『ぜひ、教えてください』



咲「そこで私もって!インターハイの話から楽器の話ってなにも関係なくないかな!?」


アシ『なんだか今日は漫才のようなお便りばかり来ますね』


咲「まあ良いんだけどさ…あまりの関係無さに、思わずビックリしちゃった」



アシ『咲さんって、なにか楽器できましたっけ?』


咲「うーん……楽器かぁ」


咲「カスタネットとリコーダーならなんとかってレベルだよ」


咲「ていうか、ベースってどんな楽器??」


アシ『私も詳しくはありませんが、ギターのあまり目立たないver……みたいな感じでしょうか?』


咲「んー、よく分かんないや」


アシ『そうですね…』

アシ『麻雀で例えるなら、二盃口の雀頭みたいなものです』



咲「あ、なんかイメージはついたよ」

咲「縁の下の力持ちってポジションだね!」


アシ『他のスタッフも頷いていますし、正解なんでしょう』


咲「……ん?」


咲「へえ、これがベースなんだ。今スタッフさんが画像見せてくれました」

咲「私にはギターとの区別がつかないかな…」


咲「でもカッコイイですね!素敵だと思います」


アシ『私も咲さんと同じく、特に演奏できる楽器はありませんね…』


咲「和ちゃん!私はカスタネットとリコーダー……」


アシ『きっと咲さんのそれは演奏できるという領域には達していないと思います』


咲「酷い言われようだ!」



咲「…私の周りには、楽器を操れる人よりも麻雀での運を操れたり、配牌を操れたりする人の方が多いです」


咲「それなら私はさしずめ、嶺上を演奏できると言えますかね!」ドヤッ


アシ『そんなオカルトありえません』




アシ『続きまして、ラジオネーム"思い浮かばない"さんから……』

アシ『思い浮かばないなら匿名で良いのでは』


咲「ラジオネームは大喜利大会じゃないですからね!」



『お二人ともこんばんは!』


『ラジオネームが思い浮かばないので、考えてください』



咲 アシ「『なら匿名さんで』」



咲「次のお便り行こっか」


アシ『そうですね。鮮やかなお便り捌きでした』




アシ『ラジオネーム"板チョコのような人生を送るもの"さんからです』


咲「そ、それは薄っぺらくて折れやすいって意味なんじゃ…」


アシ『また大喜利ラジオネームですね』




『前回の姉妹で放送した回を聞いて、兄弟についてのお便りを』


咲「あ、聴いてくれてたんですね。ありがとうございますっ」


『私は3人兄弟の末っ子で、自分の部屋が無いことが困りました。兄弟の仲は良かったのですが、成長して行くにつれて1人の時間が欲しくなったりしますよね』

『その時に自分の部屋に行っても人がいるというのは、辛かったです』



咲「私は、結構前からお姉ちゃんとは離れてるから分からないけど、そういうものなのかな?」


アシ『一人っ子なので分かりかねますが……確かに、1人になりたい時になれないのは嫌ですね』



『今は一人暮らしで、念願の自由な暮らしを満喫していますが、今度は逆に誰もいない家が寂しく思えてきました。人間とは不思議なものですね』

『家族は大事にしたいと思います!』



アシ『という内容でした』


咲「やっとまともなお便りだよ……」

咲「気持ちは凄く分かります!私も、たまに試合の時とかホテルに泊まったりするんですけど」


咲「チェックインした30分くらいは1人で楽だな~とか思ってても、その後で段々寂しくなってきて……」



咲「結局、二人部屋に変えてもらって淡ちゃんと同じ部屋で過ごしたりしますね」


アシ『羨ましいです……』グヌヌ



咲「淡ちゃん、中々寝かせてくれないから困っちゃうよ」


アシ『寝かせてくれない!?』ガタッ



咲「ぅわわっ!?」ビクッ


アシ『ね、ねかっ、寝かせて、寝かせてくれないとは!?』



咲「ちょ、ちょっと和ちゃんどうしてそんなに興奮してるのさ……」ビクビク



咲「淡ちゃんの話が終わらなかったり、トランプで淡ちゃんが勝つまでやらされたりするから、中々寝られないんだよ」


アシ『……』




アシ『ですよね、分かっていましたよ?』


咲「う、うん……特に詮索するのはやめておくよ…」

咲「和ちゃんは平気?1人でホテルに泊まったりするの」


アシ『私は気になりませんね。エトペンがいますから』


咲「あ、そっか……」

咲「……」



咲「って、理由が可愛すぎるよ!」

咲「和ちゃんにとってエトペンってそんなに癒しだったんだね…いや、知ってたけどさ」


アシ『逆に、エトペンがいないと夜も寝られませんが』



咲「和ちゃんのビジュアルとキャラでそんな発言されたらちょっと強すぎるよ……」


咲「一部では、和ちゃんのエトペンになりたいって人が男女問わず大量発生してるらしいよ?」


アシ『私のエトペンになれるのは、この世で咲さんだけです』




咲「えっ……」

咲「ちょっとそれは怖いかな…」ヒキッ


アシ『体験だけでもどうですか?』


咲「目が!目が本気だよ!!」


アシ『ふふ、冗談ですよ』クスクス



咲(今のは冗談じゃなかった……)コワイ






アシ『と、お便りはこれでお終いですね』


咲「たくさんのお便りありがとうございました!読めなかったお便りはHPに私たちのコメント付きで掲載しておくので、是非見てみてくださいね!」


咲「では、ここで1曲お送りします♪」



咲「UVERworldで、Fight For Libertyです。どうぞ!」



――――――
――――――――――――
――――――――――――――――――


咲「……え、本当に適当でいいの…?」



アシ『はい、どうぞ』


咲「えっと、じゃあ……」

咲「み、宮永咲の牌で占いのコーナー……!」


アシ『……まんまですね』



咲「適当で良いって言ったよね!?」



咲「コホン、このコーナーでは今目の前にある麻雀牌の中からランダムで私がツモって、そのツモった牌の種類で今月のリスナーさんの運勢を占うコーナーです」


咲「……正確には、私は占いなんて出来ないので即興で運勢とかラッキーアイテムとかを作るコーナーなんですけどね」



アシ『星座占いとかのオカルトよりもよっぽどご利益がありますよ、咲さんの方が』



咲「ご利益って言い方はやめようよ……」


咲「えっと、これは星座占いで言う1位と最下位を占えばいいんだよね?」


アシ『そうですね。どんな人の運勢がいいのか悪いのか、どんな事が起こるのか、全て咲さんが即興で考えてください』


咲「相変わらず丸投げだなぁ……」


咲「でも分かったよ。じゃあ、引くね?」

アシ『どうぞ』



咲「んーっと……じゃあ、これで」スッ


咲「ツモ……あ、6索と白だ」



アシ『では、占いをどうぞ!』


咲「えー、じゃあまずは今月の運勢が良い人から」

咲「6索にちなんで、名前とか年齢、誕生日、好きな数字…とにかく、6に関係のある人です!」



アシ『誕生日が6月の人や16日の人、蔵六や六花などの名前の方ですね。結構対象がいそうです』

アシ『私はアシスタントで六文字ですし、入ってますね』フフ


咲「そ、それは若干無理やりじゃないかな…?」


咲「その人達は、今月はきっと素敵な出逢いが待っています!人でも、物でも、食べ物でも!積極的にお出掛けしてみましょう!」


アシ『もしかしたら咲さんに出会えるかもしれませんね』




咲「次に、こちらは残念運勢の悪い人!」


咲「白にちなんで……えっと、じゃあ、これまででテストの答案用紙を白紙のまま出した事がある人!」


アシ『運勢が悪くなっても因果応報ですねそれは』



咲「そんな人は、今月は色んな苦難が待ち構えています」

咲「例えば…えっと、ダブロンされたり、役満に振っちゃったり、好きなお菓子を食べられちゃったりです!」



咲「でも大丈夫、そんな悪い運勢を回避するためのラッキーアイテムは、100点満点の答案用紙!」


咲「お母さんやお父さんに見せて、名誉を挽回しましょう!」


アシ『社会人などの方はどうすれば?』


咲「へっ?あ、テスト無いもんね……」



咲「……まあ、えいぎょーせいせき?とか、売り上げでトップを取るで良いんじゃないかな」


アシ『難易度の差が凄まじいですね』


咲「大人だからねっ。そう簡単にはいかないんだよ」


咲「こんな感じで良かった?」



アシ『バッチリだと思います』

咲「良かった」フフ


咲「あ、どっちにも当てはまらなかった人が居るかもしれないね」



アシ『そうですね。というか、後者なんて本当に実在するのでしょうか?』


咲「さ、さぁ……?私は見たことないや」


咲「そんな、どっちにも当てはまらなかった人は、いつも通りの平穏な月になります」


咲「平穏と平和を掛けて、ピンフがたくさん和了れる月という事にしておきますか」


アシ『咲さん、このコーナー向いてるんじゃないですか?』


咲「そうかな…?へへ、ありがと」テレテレ



咲「というわけで、宮永咲の牌で占いのコーナーでした!」


アシ『次回はどんなコーナーにしましょう』



咲「せめて名前だけはそっちで考えてきてくれると嬉しいよ…」



――――――


咲「ここで、番組からお知らせです!」



咲「なんとなんと、この番組のアシスタントでもありネトマのプロでもある原村和ちゃんが本を出しますっ」


和『僭越ながら……』


咲「ネトマを極めた和ちゃんにしか思い付かない打ち方とか、麻雀が初心者の人でも気軽に始められるルールの解説など!」

咲「私も少し読ませてもらったけど、なんていうか、勉強になるなぁって思う所がたくさんありました」


和『咲さんになら本などでなく直接お教えしますが』


咲「え?あ、うん、ありがと……?」



咲「ネット予約はもういっぱいらしいので、お店でどうぞ!」

咲「2週間後の、6月25日発売です!」


和『どんな方にも麻雀を楽しんで頂けたらなと思い書きました。よければどうぞ』


咲「以上、お知らせでした♪」


――――――
――――――


頂点まであと一息~♪

アガリ一ちオーライ!咲き誇れ~♪




咲「今回もそろそろお休みの時間が近付いてきました!」


咲「そういえば、番組名が南場に突入してる事に今気がついたや」


アシ『大人の事情により追加されたみたいですね』


咲「どんな事情なのか凄い気になるよ…」

咲「なんとなく気分も一新されたような気がするので、心機一転頑張ろうと思います!」


アシ『では、もう少し無茶振りをしても』


咲「心機一転ボイコットするよ!」


アシ『では、咲さんの吐息を楽しむラジオに改名します?』


咲「そんなの聴きにくる人がいるなら、私は軽蔑するよ!申し訳ないけど!」


アシ『それだと今聴いているリスナー全員が軽蔑される事に……』


咲「100%なの!?そんな事は無いと思いたいよ…」


アシ『むしろ拝聴率が上がるまであります』


咲「傷付くよそれは!!」



咲「私はリスナーの皆さんを信じていますからね!」


咲「っと、ああそうそう。さっきのお便りのコーナーでも話に上がった、例の健夜の件なんですけど」


咲「先ほど健夜さん本人から、全くの無実だという言付けがきました」


咲「皆さん、信憑性ゼロの流言には気を付けましょう!」


アシ『都市伝説と同レベルに捉えておいた方がいいかもしれませね』


咲「ふっ……そ、それは可哀想だよ」




咲「ではでは皆さん、梅雨の時期で気温が安定しないので、体調には気を付けてくださいね!」


咲「出掛ける時は折りたたみ傘を忘れずにっ」



咲「お相手は!そんな私が若干風邪気味、宮永咲でしたっ!」



咲「それでは皆さん」


咲「お先におやすみなさい~♪」




徹底的射程距離圏内~♪
ここ一番ぞっくぞく
打ち上がれ~♪



咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」


咲「全国麻雀協会さん」


咲「親愛なるりしゅ……」カミ


咲「……」



咲「親愛なるリ!ス!ナー!の皆さんの提供でお送りしました!」

カンです。
次回は何ヶ月後になるでしょうか…最低月1は目指したいところですっ

読んでくださった方ありがとうございました(ペッコリン)

レスありがとうございます!
あ、お便りなどあればどうぞですっ

せっかくなんで、私からも一つ。

ラジオネーム:『  』(白紙)

咲さん、こんばんは。初めてお便り送らせてもらいます。
第1局から全て拝見させてもらっていますが、咲さんは今までこのラジオで色んなコーナーをやっているじゃないですか?
『宮永咲の役を作ろう』や、『姉って、妹って、どんな人?』、『大星淡の今夜はスター☆ナイト』など(笑)ですね。

その中で、一番楽しかった、若しくはまたやりたいと思うコーナーと、一番恥ずかしかったコーナーを教えてください。

(咲さんへの)PS.ラジオネームは『役になりきってる咲さんかわいい!』です。

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