咲「プライベートでごめんねー」(134)

代理


小衣「今日の仕事オワリっ! あー、肩が痛い」

次子「明日はひっさしぶりのお休みだー。のんびりするかなー」

平乃「あの、皆さん」

次子「ん?」

平乃「……暇だったら、明日ゴハンでも食べに行きませんか?」

平乃「実は、ちょっとお高いレストランの優待券を貰ったんですよ」

小衣「あの新しく入った所?」

平乃「はい」

小衣「ええー! あそこ、前々から行きたいと思ってたのよ。ツイてるわ小衣~!」

次子「おっけー。あたしも付き合う」

咲「……あたしはパス」


小衣「えっ?」

平乃「用事でもあるんですか?」

咲「そんなとこ」

次子「そっかー。残念だねぇ」

咲「あとで感想くらい聞かせてよ。参考にするからさ」

平乃「日を改めますか? ……また次の休みにでも」

咲「いーって。次いつ休めるかわかったもんじゃないし」

小衣「そうよそうよ。咲が良いって言ってるんだから明日でいいわ」

平乃「……」

咲「……じゃあ、あたし明日早いから帰るね」


次子「しょうがなし。明日は3人で遊ぶか」

平乃「ボーリングなんてどうですか?」

小衣「ゲームセンターも悪くないわね。リベンジよリベンジ!」

平乃「少しは上達できましたか……?」

小衣「出来ませんでした……」

次子「まー、小衣には難しいよなぁ」

小衣「次は絶対にぎゃふんといわせてやるんだから!」

次子「ぎゃふんて……」

平乃「はいはい。後で連絡入れますから」

次子「あいよー。じゃ、お疲れさん」


――――・・・


シャロ「あしたは晴れみたいです! 外に出て遊びましょう!」

ネロ「街をぶらつくだけでも、結構楽しいモンだよね~」

コーデリア「綺麗なお花を見に行きたいわぁ」

シャロ「エリーさんはいきたいとこありますかー?」

エリー「ごめん……みんな、明日は用事が……」

シャロ「あーん! またですかー?」

エリー「……」コクン


ネロ「えー! なんだよエリー。ノリ悪いなぁ」

コーデリア「……ネロ」

ネロ「分かってるよ。あー、でも物足りないー」

エリー「……ごめんなさい」

シャロ「気にしないで下さいエリーさん。あたしたちがエリーさんの分も遊んできますから!」

コーデリア「お土産もいっぱい持って帰ってくるわ」

エリー「……ありがとうございます」

ネロ「じゃ、電気切るよ」

コーデリア「みんな、おやすみなさい」


エリー「……」スヤスヤ

ネロ「……シャロ、コーデリア、起きてる?」

コーデリア「ええ」

シャロ「はい」

ネロ「……エリー、僕たちに隠れて何してるんだろ」

シャロ「本でも買いに行くんじゃないですか?」

ネロ「それなら僕たちにそう言えばいーじゃん」

シャロ「エリーさんにだって、言いたくないことはありますよ」

コーデリア「……私たちに隠れて、アルバイトを増やしてるとか」

ネロ「!!」

シャロ「そんなあ!」

ネロ「……む。とにかく、明日エリーの後を追ってみよう」

シャロ「了解ですー!」

シャロかわいい


――――・・・翌日


エリー「~♪」



ネロ「時計台の前で、一体どうしたんだろう」

コーデリア「かれこれ20分……誰かと待ち合わせてるのかしら」

ネロ「ヤバそうなオヤジが来たら、僕がとっちめてやる」

シャロ「あたしたちにはバリツがあります!」

ネロ「でも、なんだかご機嫌そうだね」

コーデリア「つとめてそうしているのかもしれないわ」

シャロ「考え過ぎですよ、コーデリアさん」

平乃「あら、ミルキィホームズの皆さん」

シャロ「あ、こころちゃんだ!」

小衣「こころちゃん言うなって!」バコォン


次子「こんな所で何やってんだ?」

シャロ「いろいろありましてー」

小衣「しかも頭数減ってるし。エルキュールはどうしたのよ」

ネロ「そっちも、遠山が居ないじゃん。アメ貰おうと思ったのに」

平乃「あそこにいるのはエリーさん……」

平乃「何か事情があるんですか?」

コーデリア「実は……」


平乃「なるほど」

次子「有り得ない話……とは言えないか」

コーデリア「でしょう。エリーの性格を鑑みても、あの子、抱え込んじゃうところがあるし……」

ネロ「万が一危ない仕事だったら、絶対に止めてやるんだ」

シャロ「エリーさんの危機かもしれません!」

次子「んー、杞憂で終わるといいな」

平乃「全くです」

シャロ「……誰か来ました!」

ネロ「みんなこっち! 全員隠れられるよ!」

コーデリア「誰と待ち合わせてたのかしら。……えっ?」

小衣「……ってあれ、咲じゃない!」

シャロ「ええええええええええええええええ!」

これは激しく期待


咲「到着なう。……待った?」

エリー「いえ……私もさっき来たところです」

エリー「休日に呼び出してしまって、申し訳ないです……」

咲「別に気にしなくていいよー。どうせ暇だったし」



次子「どうやら、こっちが先約だったみたいだなぁ」

ネロ「あの二人って接点あったっけ」

シャロ「しらないですー」

小衣「面白そうね。……決めた、みんな、追うわよ!」

平乃「がってんしょうちしました!」


咲「じゃあ、行こう」

エリー「はい……」

咲「この辺に、ヨコハマに進出してきたばかりのお店があるんだー」

エリー「……そうなんですか?」

咲「うん」



コーデリア「まずは無難にお買い物ってトコかしら。デートコースとしては悪くないわ」

次子「(女の子同士でデートも何もないだろ……)」

平乃「咲さんは洒落てますから。お洋服でも見に行くんですかね」

次子「つーか、6人で隠れるのは窮屈だな……路地って意外と狭い……」

シャロ「く、ぐるじい……」


咲「あ、これ可愛い」

咲「ねー、着てみない? 色もエルキュールの好きな色だし」

エリー「え、やっ……」

咲「ほらほら、絶対似合ってるからぁ」グイグイ

エリー「あっ」



コーデリア「あぁ……私のお花畑……めしべとめしべ……」

平乃「意味深なセリフですね」

いいねいいね


エリー「ど、どうでしょうか……」

咲「うんうん。いいと思う」

エリー「……けど、露出が」

咲「肌が真っ白で綺麗なんだから、見せないと損だよー」



次子「咲、イキイキしてるな」

シャロ「こころちゃーん、とってもかわいいんですー!」

小衣「当然よ。可愛いって言葉は、小衣の為にあるんだから!」

ネロ「何で明智が試着してんだよ」

小衣「シ、シャーロックが着てみろって言うから」

ネロ「まんざらでも無さげじゃん」

シャロ「似合ってますよー」

小衣「あぅ……」

いいわー
かわいいわー

書き溜めがあるだけで安心できる


咲「後はアクセサリーが欲しい所かな」

エリー「このリング……好き」

咲「いいんじゃない?」

咲「……そーだ。あたしにも何か選んでよ」

エリー「……遠山さんには……こういうのは、どうでしょうか」

咲「へぇ。いいセンスしてるじゃん。あたし好きだなー、アンタのセンス」

エリー「……そんな、恥ずかしい……」



コーデリア「ああああああ、妬けちゃうくらいいい雰囲気ね」

ネロ「そもそもあの二人、いつの間にあんなに仲良くなったんだろ」

次子「さあ」

小衣「あ、二人が店を出るわよ」

シャロ「追いましょう!」


エリー「一杯お買い物しちゃいましたね……」

咲「だねー」

咲「エルキュール、どこか行きたい所とかある?」

エリー「いえ……遠山さんにお任せします」

咲「(うーん、そういうのはちょっと困るよー)あ、クレープの屋台来てるじゃん。食べてく?」

エリー「……あ、いいですね」

咲「なら、買ってくるからそこのテーブルで待ってなよ」

エリー「……すみません」


咲「バナナとイチゴ。好きな方えらんで」

エリー「……バナナで」

咲「だと思った。じゃあ、あたしがイチゴねー」

エリー「い、頂きます」

咲「ん、おいし」



コーデリア「遠山さん、可愛い顔して意外とリード上手ね」

平乃「あのエスコート術はどこで身につけてきたんでしょうか」

コーデリア「これは非常に興味深いわ……」

次子「はいはーい。メロンの人ー」

シャロ「あたしですー」

平乃「最近のクレープってあんこもトッピング出来るんですね」モグモグ

咲ちゃんマジ男前


――――・・・


咲「……って事があって」

咲「『医学ノ進歩、発展ノタメニハ犠牲が(ry』。あれホント勘弁」

エリー「ふふっ」

咲「……次はエルキュールの話、聞きたい」

エリー「え?」

咲「いーじゃん。あたしだって話したんだし、次はそっちの番」

エリー「……はい」


咲「それで?」

エリー「しばらく換気して無かったから、タンスがカビまみれになってしまって」

咲「うっそ、有り得ない」

エリー「……そこでシャロが、『チーズを置きましょう。きっと青カビが生えるはずです!』って言って」

咲「シャーロックなら言いかねないねー」



シャロ「エリーさん、にっこにこですぅ」

ネロ「何話してるんだろ」

コーデリア「シャロがチーズにカビ生やそうとした話じゃないかしら」

平乃「えっ、何それは……」

シャロ「あたしの見立てでは美味しくなると思ったんです! 味に深みが出ると思ったんですー!」

小衣「なるわけないでしょ――――がッ! アホか!」


咲「あたし、バナナ味も食べてみたいなー。一口食べさせてよ」

エリー「あぅ……」カァァ

咲「ほーら、いつまであたしに口開けさせるの」

エリー「ど、どうぞ……」

咲「んっ、こっちも悪くないね。……次はあたしの番。はい、あーん」

エリー「あ、あーん……」

エリー「甘酸っぱくて、美味しい……です」



シャロ「こころちゃーん! あたしたちも食べさせっこしましょうよー!」

小衣「誰がアンタと! つかこころちゃんゆーな!」

次子「いいじゃん。別に、食べさせてあげれば?」

平乃「それとも、天才明智小衣はそんな事も出来ないんですか」

小衣「なっ……そんなわけないでしょ! シャーロック! 口開けなさい!」グイグイ

シャロ「もももももももももももも」

コーデリア「(ああ、また新しいお花畑……)」




咲「あたし、バナナ味も食べてみたいなー。一口食べさせてよ」

エリー「あぅ……」カァァ

咲「ほーら、いつまであたしに口開けさせるの」

エリー「ど、どうぞ……」

咲「んっ、こっちも悪くないね。……次はあたしの番。はい、あーん」

エリー「あ、あーん……」

エリー「甘酸っぱくて、美味しい……です」



シャロ「こころちゃーん! あたしたちも食べさせっこしましょうよー!」

小衣「誰がアンタと! つかこころちゃんゆーな!」

次子「いいじゃん。別に、食べさせてあげれば?」

平乃「シャーロックさんを、悲しませるつもりですか?」

小衣「なっ……そんなわけないでしょ! シャーロック! 口開けなさい!」グイグイ

シャロ「もももももももももももも」


咲「あ、ほっぺのとこ、クリームついてる」

咲「とってあげる」

エリー「(か、顔が近い……)」

咲「……はい、取れたよー。……ん? どうしたの、顔赤いけど」

エリー「な、何でもないです……」



コーデリア「ちょっとアツいんじゃないあんなとこで」

ネロ「やっちゃいますか」

シャロ「やっちゃいましょうよ~」

ネロ「お金!」

シャロ「けんか!」

コーデリア「セ――――」

次子「捕まえるぞお前ら」

金!


咲「カラオケでも行く?」

エリー「あ、私、歌うの苦手……恥ずかしい……」

咲「大丈夫だって。聞くのあたしだけなんだから、ネガティブなのはダメだよー」

エリー「……頑張ってみます」

咲「がんばろー」



小衣「あっ、二人が動くわよ! シャーロック、食べ終わった?」パクパク

シャロ「まだですー」

コーデリア「段々面白くなってきたわね」

平乃「あっ、スカートが引っかかって、動けない……」

平乃「皆さん、皆さーん!」

平乃「……置いてかれました」


――――・・・


咲「あのー、2名で。……はい、2時間でお願いしまーす」

店員(38)『はい、かしこまりました』

店員(43)『ご希望の機種はございますか』

咲「(うーん、点の取りやすいJOYの方がいいかなー)」

咲「JOYで」

店員(43)『333号室になります』

咲「いこっか、エルキュール」

エリー「は、はい……(カラオケ、緊張する……)」

あのお肩(43)は関係ないんだよなぁ


【333号室】


咲「(誘ったは良いけど2人でカラオケって相当仲良くないと間が持たないんだよねー)」

咲「(初めてだし)」

エリー「(下手くそで笑われたら、どうしよう……でも、遠山さんはそんな人じゃなさそうだから……)」

咲「(そういえば、エルキュールってどんな曲歌うんだろ……)」

エリー「(……)」



【334号室】


次子「カラオケかぁ。高校ん時以来だなー」

シャロ「何歌います?」

小衣「トップバッターはこの明智小衣様よ! マイクはだれにも渡さないわ!」


咲「ドリンク取ってくるから、曲選んでていいよ」

咲「何が飲みたい?」

エリー「コ、コーラでお願いします……」

咲「がってん承知」

エリー「(いい人だなぁ……)」



小衣「♪~」

ネロ「くたばれ明智ー!」ブーブー

小衣「なんでよ!」


エリー「(……あ、この曲なら知ってる)」

エリー「(うまく、歌えるといいな……。今は一人だし、おもいっきり……)」

エリー「♪~」



次子「次はあたしと小衣のデュエットだ! いくぞ小衣!」

小衣「もう、しょうがないわね!」

シャロ「かっこいいですー! つぎここ、略して『つぎこ』ですー!」

小衣「うおぉい! 小衣の名前はどこに逝ったのよー!」

コーデリア「(え、この曲映像ついてないの!? なんてことを……)」

ネロ「フライドポテト2つに、からあげ一つお願い。超特急でね」

平乃「(追いついたと思ったら……)」

追跡チームは目的忘れてるだろwwwwwww


エリー「……ふぅ」

咲「……上手いじゃん」

エリー「……い、いつの間に?」

咲「なうさっき」

エリー「今さっき……ですか」

咲「お疲れー。コーラ持ってきた」

エリー「……どうも」

咲「じゃあ、次はあたしが歌おうかなー」


咲「(さて、ここはからけ読んで攻めないとねー)」

咲「(これはPVが超エロいからアウトだなぁ……)」

咲「(こっちは……うん、まだうまく歌えない。練習してくれば良かった……)」

咲「(どうしよう……)」



小衣「次はメドレー入るわよー!」

ネロ「おー↑おー↓おー↑おー↓」

シャロ「はい!はい!はいはいはい!」

コーデリア「お花畑~♪ ラララララ~~~~」

平乃「(隣の部屋の様子も分からないし……ただ遊びに来ただけになってますね……)」


咲「そうだ。エルキュールさえいいならさ、全国採点ってのやってみない?」

エリー「……いいんですか?」

咲「もち。ゲームみたいで面白いし」

エリー「じ、じゃあ……」



小衣「ドリンク持ってきなさいよ最下位が」

次子「あたしウーロン茶頼むわー」

シャロ「カルピスが飲みたいですー。あ、氷は入れないで下さいねー」

ネロ「ぐっぞー、覚えてろよ!」


エリー「94点……」

咲「なうなう」

エリー「……あっ、7位」

咲「月初めだからねー」

エリー「関係……あるんですか?」

咲「うん。月初めでリセットされるみたい」

エリー「そうなんですか……」

エリー「(何歌うか決めてなかった……)」

いいほのぼのだなぁ


咲「……後10分だって」

エリー「あ、もうこんな時間……」

咲「意外と早かったね」

エリー「……楽しかったです」

咲「あたしも」

エリー「最後は、一緒に歌いませんか?」

咲「……おっけー」



小衣「延長よ! 夜通し明智小衣様のオンステージよ!」

コーデリア「FOOOOOOOOO!」

次子「明日仕事だろ! いい加減にしろ!」

シャロ「え゙ーなんでですかー」

次子「そこっ! 不満そうな顔しない!」


店員(43)『では2名様で2時間、クーポン使用ですので900円になります』

咲「会計なう」

店員(38)『1000円のお預かりで、100円のお返しです。こちらはクーポンとなっております』

エリー「あ、お金……」

咲「気にしないで」

エリー「でも……」

咲「じゃあ、次あった時になにかオゴってよ」

エリー「(……手馴れてて格好いいなぁ)」

――――・・・


咲「あのさ……」

エリー「……?」

咲「ウチに来ない?」

エリー「えっ……?」

咲「いいじゃんいいじゃん。もっとお話したいし」

エリー「……でも、その……」



ネロ「えぇ!?」

小衣「はぁ!?」

平乃「お持ち帰り!? これはさすがに止めないと!」

コーデリア「まさかあの二人が大人の階段に足を踏み入れてしまうなんて!」

コーデリア「過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する――――」

シャロ「過熱した場所にはヨシムラさんを連れて来ると冷え冷えになるっておじいちゃんに教わりましたー!」

次子「お客様の中にヨシムラさんはいらっしゃいませんか――――!」

吉村を投入するのは場が凍りつくのでマジでNG


コーデリア「やっぱり、遠山さんがリードするのかしら」

平乃「夜は立場が逆転してたりして……」

次子「ぶっ!」

コーデリア「攻めるエリーも、それはそれで面白いわね」

コーデリア「『遠山さん、そんな顔も出来るんですね……』」

コーデリア「そして遠山さんが『エルキュールの、前だけ……』とかなんとかいっちゃうのよねえええええ!」

次子「やめい!」

ネロ「ああっ!パワーボムだ!」

シャロ「これはすごい威力です。コーデリアさんの頭が床にめり込んでます!」


平乃「でも、有り得そうですよね。温厚なタイプの人ほど、目覚めると怖いって聞きますし」

シャロ「えー? 夜になるとエリーさん、強くなるんですかー?」

平乃「い、いや……」

シャロ「ねえねえ。どうなんですか平乃さん。もっと聞きたいですー」

平乃「うぅ……」

小衣「(シャーロック、恐ろしいわー)」

次子「(本当は意味分かってるんじゃないだろうな……)」



エリー「あの……」

咲「……何してんの?」

シャロ「ふぇ?」


ネロ「ど、どうして!」

咲「あんだけカラオケボックスでやいのやいの騒いでたらねー。バレバレ」

コーデリア「こうなったら単刀直入に聞くわ」

コーデリア「あなた達二人は、どういう集まりなのかしら?」

咲「アメフト部……」

次子「嘘つけ!」

エリー「……分かりました。説明します」

いやアメフト部ってなんだよwwwwwww


――――・・・中略


エリー「私、いっつもネロやシャロ、コーデリアさんの後ろについて行くばっかり……」

エリー「……遊ぶ時くらい、私が……と思って」

エリー「それで、遠山さんにお願いして……何度か会って、いろいろ遊び方を教えてもらって……」

咲「……」コクン

コーデリア「そうだったの……」

ネロ「別に気にしなくてもいいのに」

シャロ「エリーさんもなんともなかったですし、これにて一件落着です!」

次子「いやー良かった良かった。ハッピーエンドでなによりだよ」

平乃「これからお食事でもどうですか?」

小衣「小衣、パスタ食べたいなー」

咲「……待って」

シャロ「?」


咲「何でみんな一緒にいるの」

小衣「そ、それは偶然……」

ネロ「……そうそう! やー、時計台の前で偶然明智たちとあっちゃって……」

シャロ「会ったのは本当に偶然ですよ!」

咲「会ったの『は』……?」

平乃「……はぁ」

咲「……ふぅん。そういう事なんだ」

エリー「見てたんですか……?」

シャロ「い、いややややややや、」

咲「……」ジトー


咲「ま、話はゆっくり聞いてあげるから」

咲「とりあえず、全員正座」




















終わり

これで投下終了です
9話はG4回という事で今から期待して待ってるんだよなぁ


それじゃギャラ貰って帰るから

乙乙
咲エリもいいな

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