男「安価で運命を変えてみせる」 (20)
―某日・男の部屋―
神「私は神だ。突然だが君の未来を教えに来た」
男「か、神様なのか」
神「明日、お前の身に『>>3』が降りかかるだろう」
男「な、何だって!」
神「だが安心しろ。未来は変えることができる。私には忠告しか出来ないが、お前は未来への行動が出来る……」スウゥゥ
男「消えた…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494215422
カネの雨
男「まさか俺にカネの雨が降り掛かるなんて…」
男「神様の言ってた『カネ』ってのがどんなカネなのか分からねえ」
男「金なら願ったり叶ったりだか、鐘が降ってきたら地獄絵図だ」
男「ここは両方の可能性を見越して動く!」
男「最初に対策するなら鐘からだな。金は降ってきても家の中に居れば大丈夫だろう」
男「次の行動は>>5だ!」
金の中にすっぽりはまれるように落下地点予測
男「鐘に当たったらひとたまりもな…」
男「!」
男「そうか…当たらなければ死にはしない!」
男「落ちてきた鐘の中に入れるようにしておけば身を守れるじゃないか!」
男「落下地点が分かるように何か調べてみよう」カタカタ
男「…駄目だ、見つからねえ」
男「天気予報によれば、この先1週間は快晴続きの好天候…」
男「ダメ元で>>8の所へ行くぜ!」
選択肢
①友人(男)
②幼馴染(女)
③母親
④その他(自由記述)
4がくせーはがくせーらしく学校に行こう
男「よし、久々に学校へ行くか!」
男「行ってきまーす!」ガチャ
母「何年も行ってなかったあの子が学校に…」
男「走ればまだ間に合う、急げ急げ」ダダダ
友「あ、男じゃん」ダダダ
男「おひさ」ダダダ
友「学校これるようになったのか」ダダダ
男「訳あってな。事態は一刻を争う」ダダダ
友「もうすぐ遅刻だしな」ダダダダダダ
―学校―
先生「今日は転校生がいる」
先生「男くんだ」
クラスメイト「wwwww」
男「先生、冗談きついっすよ」
先生「何だと、この野郎ー!お前は昼休みに職員室に来い!」
男「えぇ…」
友「頑張れ」
男「行こうかなあ…」
>>13
行くor行かない
スルー安定
男「あんなの行ってもしょうがないな。友、飯食おうぜ」
友「おう」
男「いきなりだけどさ、明日カネ降ってくるらしいぜ?」
友「」ブフォ
男「おいおい汚ねえぞ」
友「わり、でもその話、俺も聞いたことあるんだわ」
男「嘘だろ?」
友「マジのマジよ。親父が昨日そんな感じの夢だかお告げだか聞いたみたいでさ」
友「これで億万長者だーって笑ってたよ、あるはずないのにな」
男「オイオイ、降ってくるのがマニーとは限らないんじゃないねえのか?」
友「!」
男「本当に降ってくるのか、そもそも何が降るのかを調べるために学校に来たんだ」
男「協力して欲しい」
友「面白そうじゃん!手伝うぜ!」
男「早速だが、そういう変な予言を聞いた奴は他に居ないのか?」
友「うーむ…確か今朝、>>17部の奴がそんな話をしてたような」
男「よし、放課後聞き込みに行くぜ!」
オカルト研究
―放課後―
男「たのもー!」ガラッ
部員「わがオカルト研究部に何の用だ?」
友「それが、ちょっとお話を伺いn」
男「ここの奴らで、最近変な夢を見た奴は居ないか?例えば『カネ』が降ってくるとか」
部員「馬鹿馬鹿しい、いくら我々でもそんな話には付き合えん。相談室か精神科にでも行くんだな」
部長「まあ待て」
部員「ぶ、部長!」
部長「その話、別の部屋でゆっくり聞かせて貰おうか」コト
部長「ついてきたまえ」ガチャ
男&友「あ、はい」
部員(人付き合いの悪い部長がお茶まで用意……これは一体……!)
部長「単刀直入に言おう、この街は明日には滅ぶ」
男「滅ぶ?」
部長「次の真夜中に、この街を巨大な鐘が覆い尽くすだろう」
男「なんだ、潰されなさそうじゃん」
部長「街が鐘に呑まれたとき、街のあらゆる場所へ不快な音が響き渡り我々は死ぬ。よくて発狂」
友「てめーさっきから聞いてりゃよくもまあ嘘八百言えたもんだ」
部長「そう思うのも無理はないが、証拠がある」バッ
男「そ、それは>>20!」
銅鐸
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません