アセロラ「ふぁ~何これ?カッコ悪いよぉ!」ゴシゴシ
アセロラ「ゴシゴシしても消えない…どうしよう……」
勇者の紋章のマーク >>3
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490019193
ギラティナオリジンフォルム
ハウオリ村
マオ「で、朝目が覚めたら額にギラティナオリジンフォームのマークが浮かんでたと……」
アセロラ「うん、そうなの……」
アセロラ「おでこを洗っても洗っても全然消えないの……」ガクッ
カキ「何故ギラティナオリジンフォームなんだ…?」
アセロラ「そんなのアセロラが聞きたいよ…」
アセロラ「うぅ…カッコ悪いよぉ…」
スイレン「アセロラ可哀想…(ぷっ、ダッサww)」
サトシ「アセロラ……そのギラティナオリジンフォームのマーク…」ゴクリ
スイレン「(やっぱサトシもダサいと思ってるんだ)」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「カッコいーな!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカー!」
アセロラ「そ、そうかな?」テレッ
スイレン「わ、私も今、同じ事言おうとしたんだよサトシ!」アセアセ
マーマネ「頭が幸せだね君達」
ジェイムズ「(額にギラティナオリジンフォームのマークですと?)」
ジェイムズ「(急いで国王様に報告せねば……)」ダッ
>>6 国王様 成人男性の有名トレーナー
訂正
オリジンフォーム→オリジンフォルム
安価下
ヤナギ
ハウオリ村 王宮
ヤナギ【アローラ国・国王】
ヤナギ「今日も1日良い日になりそうじゃなウリムー」ナデナデ
ウリムー「ZZZ」
リーリエ「お爺様~」
シロン「コン!」
ヤナギ「おお…!我が愛しい孫よ!どうしたのじゃ?」
リーリエ【アローラ国・姫】
リーリエ「お爺様!今度の私の専属従者が好みのタイプではありません!」プンプン
リーリエ「もっとちっちゃくて可愛い美少女に変えて下さい!」プンプン
ヤナギ「そ、それはすまなかった!今すぐ村に行って代わりの娘を……」
リーリエ「さっすがお爺様です♪大好きです!」ニコニコ
ヤナギ「うむうむ、我が孫は可愛いのぅ」ニコニコ
リーリエ「お爺様!今度は私も城下に行ってよろしいですか?私、こう見えても女の子の好みにはうるさいので、自分の目で選びたいのです!」
ヤナギ「だ、だが城下は魔王軍が居て危い……」アセアセ
リーリエ「魔王軍?そんなもの怖くありません!シロンが私を守ってくれます!」
リーリエ「ね?シロン?」パチッ
シロン「……コ……!?」
ヤナギ「し、しかし……」
ガチャッ
ジェイムズ「こ、国王様!大変です!」
ヤナギ「なんじゃジェイムズ騒々しい!今取り込み中じゃ!」
リーリエ「あ、ジェイムズさん」
ジェイムズ「失礼致しました…国王様、姫様…実は大変な事が……」
ヤナギ「>>9」
3秒で要件を言え
ヤナギ「3秒で要件を言え」ギロッ
ジェイムズ「え!?」
ヤナギ「ワシは今からリーリエと一緒に城下にリーリエ専属の従者選びに行かぬとならんのじゃ」
リーリエ「お爺様!早くして下さい!」プンプン
ヤナギ「ごめんねリーリエちゃん♪」
ヤナギ「ほら、さっさとせんか!早く言わんと凍り漬けにしてイカリの湖に沈めるぞ!」
ジェイムズ「国王様…そんな事してる場合では……」
ヤナギ「3」ギロッ
ウリムー「ウリムー」パチッ
ジェイムズ「ひぃい……」
ヤナギ「2」
ジェイムズ「ゆ、勇者が見つかりましたー!」
ヤナギ「な、なんじゃと!?」
リーリエ「?」
城下 ハウオリ村
アセロラ「ふぁ~全然消えないよこのマーク………」ゴシゴシ
サトシ「いったいなんなんだろうな?」
ピカチュウ「ピカー」
スイレン「み、見てサトシ!私もおでこにカイオーガのマーク書いたの!」
サトシ「なんで?」
マオ「馬鹿みたいだよスイレン」
ズラッ
ジェイムズ「アセロラ様ですね?」
アセロラ「ふぁ?」
カキ「誰だ?こいつら」
ジェイムズ「失礼ですが私達と一緒に来て頂けますか?」
アセロラ「え?」
サトシ「おい!お前ら!アセロラを何処につれてく気だ!」
マオ「私の友達に手出しはさせないよ!」
マーマネ「!」
マーマネ「(あのマークは……)」
マーマネ「ま、待ってみんな!この人達国王軍だよ!」
全員「!?」
アセロラ「ふぁ……国王軍がなんでアセロラに……」
ジェイムズ「………話は王宮でよろしいですかな?」
王宮
アセロラ「ふぁ~ここが王宮……」オクチアングリ
サトシ「すっげー……」スタスタ
マオ「初めて中に入ったよ……」スタスタ
スイレン「わ、私達まで入っていいのかな?」スタスタ
ジェイムズ「構いませんよ」スタスタ
マーマネ「でも、いったい国王軍がアセロラちゃんに何の用が…」スタスタ
ジェイムズ「……その額のマークについて国王様が……」スタスタ
カキ「国王だと!?」スタスタ
アセロラ「ふぁ……」スタスタ
スイレン「え!?わ、私のこれは落書きで……」サッ
ジェイムズ「そっちじゃないです」
ジェイムズ「アセロラ様。あなたの額に浮かんだ、そのギラティナオリジンフォルムのマークについて国王様が用があると……」スタスタ
アセロラ「アセロラのこのマークに……?」ペタペタ
マオ「どういう事?」スタスタ
ジェイムズ「………さぁ、つきましたよ」ピタッ
全員「!」
ジェイムズ「国王様、額にギラティナオリジンフォルムのマークが浮かんだ少女を連れて参りました。」ガチャッ
ヤナギ「うむ、ご苦労。下がってよいぞ」
ジェイムズ「失礼します」ペコリ
ヤナギ「さて、急に呼び出してすまなかったね」
ウリムー「ZZZ」
アセロラ「え、えーと……」
マオ「(あれが国王……)」ゴクリ
サトシ「国王様すっげー……」
スイレン「(ただのお爺ちゃんにしか見えない…)」
リーリエ「……………………」
マーマネ「ねぇ、お姫様綺麗だね」ヒソヒソ
カキ「ホシの方がギリギリ可愛いな」ヒソヒソ
リーリエ「…………」ギロッ
マーマネ、カキ「!」ビクッ
アセロラ「あ、あの……国王様…アセロラにいったい何の用が……」
ヤナギ「……………ふむ……」ジロジロ
アセロラ「ふぁ?」
リーリエ「………この少女がギラティナオリジンフォルムの紋章に選ばれし娘なのですかお爺様?」
ヤナギ「うむ、どうやらそのようじゃなリーリエ」
アセロラ「ふぁ?紋章?」
リーリエ「>>13」
(可愛い)
>>10
画像ありがとうございます。そんな感じです
また明日更新します
リーリエ「(この少女が勇者……)」ジーッ
アセロラ「あ、あんまりジロジロ見ないでよお姫様…恥ずかしいよぉ////」
リーリエ「(可愛い…////)」ポッ
アセロラ「?」
リーリエ「お爺様、私決めました!この少女を私専属の従者にします!」
ヤナギ「え!?」
アセロラ「ふぁ!?」
サトシ「従者?」
カキ「まさかその為にアセロラを城に呼んだのか?」
ヤナギ「いや、ちが……」
リーリエ「アセロラさん。あなたは私の好みにバッチリストライクでした。よって今日から私専属の従者にします」
リーリエ「私は、姫です。これは決定事項です」
スイレン「あ~、お姫様そっち系の人か…」
マオ「こらこらスイレン。相手はお姫様だよ?思っててもそんな事は言わない」
アセロラ「それは困るよぉ…アセロラはお姉ちゃんだから、居なくなったらハウスの子供達が困るもん!」
リーリエ「私が何とかします。アセロラは今日から24時間ずっと私と行動を共にして頂きますよ」
アセロラ「え~」
ヤナギ「ちょ、ちょっとリーリエちゃん困るよ!」
ヤナギ「この娘にはこれから勇者として魔王を退治しに行ってもらわなきゃならないんだから」
リーリエ「えー」
マオ「ちょ、ちょっと待って!」
スイレン「今勇者とか魔王って単語が…」
ヤナギ「あ、しまった」
カキ「アセロラが勇者!?」
マーマネ「どういう事?」
サトシ「勇者?かっけー!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカー!」
アセロラ「ふぁ!?」
ヤナギ「実は今日呼んだのもその件でなのじゃ……」
ヤナギ「……アセロラ、そなたの額に浮かんだそのギラティナオリジンフォルムの紋章……」
ヤナギ「それは紛れもなく勇者の証!」
ヤナギ「よって、勇者として、このアローラ国を脅かす魔王軍を退治する旅に出てもらうぞ!」
アセロラ「ふぁ!?このギラティナオリジンフォルムのマークが勇者の証?」ペタペタ
魔王 未登場の有名トレーナー >>16
フラダリ
ヤナギ「そうじゃ、そのギラティナオリジンフォルムの紋章こそ勇者の証」
ヤナギ「預言でそう出たのじゃ」
カキ「預言って……」
マーマネ「(怪しすぎる)」
アセロラ「そんな事急に言われても困るよ!」
アセロラ「それに魔王って確かフラダリとかいうカエンジシみたいなおじさんでしょ?」
マオ「国王軍が討伐に出て何回も返り討ちにあってるとかいう……」
アセロラ「おっかないよ!絶対にイヤ!」
リーリエ「そ、そうですお爺様!アセロラは私の従者として、これから私とラブラブ生活を送るのです!」
リーリエ「私のアセロラに危険な事をさせないで下さい!」
アセロラ「は?」
ヤナギ「噂ではフラダリはアルセウスという幻のポケモンを使い世界を創りかえるのが目的らしい……」
サトシ「アルセウス…?」
スイレン「確か世界を創ったとかいうポケモンだよ!」
サトシ「マジ!?」
ヤナギ「………預言では額にギラティナオリジンフォルムの紋章を持つ勇者が各地に眠る7匹の伝説のポケモンを従え魔王を討つと出ている」
カキ「7匹の伝説のポケモンだと?」
ヤナギ「そうじゃ」
ヤナギ「破れた世界に住む者、別の世界の扉を開けると言われる者、七色の羽を持つ者……大昔に海を創ったと言われる者……」
サトシ「七色の羽……すっげー……会ってみたいなピカチュウ?」
ピカチュウ「ピカ!」
スイレン「海を創ったポケモン…」ゴクリ
リーリエ「別世界の扉……」
ヤナギ「こやつらを従え、魔王フラダリとアルセウスを止められるのは額にギラティナオリジンフォルムの紋章を持つ勇者とその仲間だけなのじゃ!」
ヤナギ「頼む勇者アセロラ!7匹の伝説のポケモンを集め世界を救ってくれ!」ドゲザ
マーマネ「あわわ…王様が……」
マオ「頭を下げた……」
リーリエ「……お爺様…」
アセロラ「>>18」
えーやだー
アセロラ「え~いやだよ~」
ヤナギ「な、何故じゃ!?」
アセロラ「だってよくわからない預言で魔王倒せとか言われてもおっかないよ」
アセロラ「それにハウスの事もあるし…」
ヤナギ「な、ならば魔王を倒した暁には孫のリーリエを勇者の嫁にやってもよいぞ!」
リーリエ「お爺様ったら////」ポッ
アセロラ「いらねー」
ヤナギ「え?」
リーリエ「え?」
アセロラ「ふぁ?」
ヤナギ「………当然魔王討伐への餞別もくれてやるぞ?」スッ
アセロラ「ふぁ?これは?」
サトシ「上が金色で下が銀色のモンスターボール?」
ヤナギ「勇者よ、ポケモンを出してみなさい」
アセロラ「?」ポンッ
ギラティナ「ギラー!」
マオ「こ、これは!?」
ヤナギ「先程話した7匹の伝説のポケモンの1匹"ギラティナアナザーフォルム"じゃ」
ヤナギ「預言で勇者が来たらこのポケモンを渡せと言われ、ずっと預かっていたのじゃ」ニヤリ
アセロラ「ふぁ……すっごい……」オクチアングリ
ヤナギ「当然勇者がいない間のハウスへの援助も惜しまぬぞ?」
アセロラ「本当!?」
ヤナギ「うむ」
アセロラ「わかったよ!アセロラ世界を救いにいくよ!」
アセロラ「よろしくね!ギラちゃん!」
ギラティナ「ギラー」スリスリ
リーリエ「ギラティナがアセロラになついてる……さすが勇者です……」
ヤナギ「うむ。よかった よかった」
サトシ「アセロラすっげー……俺尊敬しちゃうぜ……」
アセロラ「えへへ、そっかな?」テレテレ
スイレン「………………」
スイレン「あ、あのー王様!」
ヤナギ「なんじゃ?」
スイレン「じ、実は私の額にもカイオーガのマークが」ペラッ
ヤナギ「なんだその落書きは」
マオ「(あの落書きまだ消してなかったんだ)」
スイレン「私も選ばれし勇者なんでカイオーガ下さい」
マーマネ「(おいおい相手は王様…)」
ヤナギ「(何を言っとるんだこの娘は)」
スイレン「王様!私も勇者なんです!カイオーガ下さい!」ユサユサ
ヤナギ「うおっ!やめんか!」
アセロラ「スイレン……」
ヤナギ「わ、わかった!くれてやる!だから離せ!」
スイレン「やったー♪」
マオ、カキ、マーマネ「(おいおい…)」
ヤナギ「ほれ」スッ
スイレン「え?これ何ですか?金色と銀色のボールは?」
ヤナギ「これは"ひのきの棒"じゃ強いぞ~?」
スイレン「は?ちょっとふざけ……」
サトシ「スイレン、その棒…」
スイレン「え?」
サトシ「カッコいーな!」
スイレン「え?そうかな?えへへ////」ブンブン
スイレン「王様!ひのきの棒ありがとうございます!」キリッ
ヤナギ「う、うむ……」
リーリエ「(単純な娘ですね……)」
ヤナギ「では勇者アセロラよ」
アセロラ「!」
ヤナギ「旅の前にまずは仲間探しからじゃ!屈強なトレーナーが集うという>>21の酒場にいくのじゃ!」
ゴルーグ
~ゴルーグの酒場~
アセロラ「ふぁー。ここがゴルーグの酒場……」
アセロラ「王様もいきなり魔王倒してこいとか酒場で仲間集めしてこいとか酷いよぉ」ブツブツ
アセロラ「だいたいアセロラはまだ未成年だよ」ガチャッ
カランカラン
シキミ「いらっしゃい」スー プハー
アセロラ「(タバコ吸ってる……おっかないお姉さんだ……)」ビクビク
シキミ【ゴルーグの酒場マスター】
シキミ「なんか用?ここは子供がくるような場所じゃないよ?」
ゴルーグ「ゴル」
アセロラ「えーと、えーと……」オドオド
アセロラ「(あ!そういえば王様が困った時にはこれを見せろって……)」
アセロラ「あ、あの……これ……」スッ
シキミ「……!それは王族のマーク!?」
アセロラ「ふぁ?」
シキミ「……あんたいったい何者なの?」
シキミ「……成る程…それで仲間探しにここに……」
アセロラ「は、はい……」
シキミ「クスッ、それにしてもあんたが勇者って……」
アセロラ「……アセロラだってなりたくてなった訳じゃないもん!」プクー
シキミ「あはは、ごめんなさい!それで仲間探しだっけ?」
シキミ「なら、丁度フリーで強そうなトレーナーが3人程いるのよ!今連れてきてあげるわ」
アセロラ「ふぁ?本当!ありがとう!」キラキラ
シキミ「うふふ、今連れてくるわ。ちょっと待っててね?」スタスタ
アセロラ「ふぁ?」
アセロラ「(待っててねって……)」
モブA「ふひひ、お嬢ちゃん可愛いね?どっから来たの?」
モブB「奢ってあげるから、おじさんといいことしない?」ウヒヒ
アセロラ「ひ、ひぃぃ」ビクビク
アセロラ「(おっかないよぉ!助けておじさん!サトシ!)」ビクビク
シキミ「こらっ!ロリコン共!その娘に悪さしない!」
ゴルーグ「ゴルァ!」
モブ共「シキミさん!ゴルーグ!」ビクッ
アセロラ「ふぁ!シキミさん!」ウルウル
シキミ「待たせてごめんね?連れてきたわよ」
アセロラ「!」
シキミが連れてきたトレーナー(未登場)
>>23
>>24
>>25
ミラーボ
ルチア
カトレア
シキミ「さぁ、勇者ちゃん!この人達が私の酒場随一の腕利きトレーナー達よ!」
アセロラ「!」
ミラーボ「うっほほほ~♪ボクちんに用があるってのは、このチビっこちゃんかい?」
ミラーボ【職業:さすらいのダンサー】
ルチア「突然の出会い!ってカンジだね!」
ルチア「ミラクル☆ルチアだよ!」キャピ
ルチア【職業:アイドル】
カトレア「お家に帰って寝たい……」
カトレア【職業:ニート】
アセロラ「(なんか濃い人達が出てきた……)」オクチアングリ
シキミ「ふふっ、彼らはどうかな?勇者ちゃん?」
アセロラ「えーと……」
ミラーボ「魔王退治だって?イイねイイね!面白そうだね!」ヤホーイ
アセロラ「テンションがウザい…」ボソッ
ルチア「魔王退治かぁ…アイドルの仕事の予定が空いてる時ならいいよ?」
アセロラ「仕事のついでに魔王退治って……」
ルチア「ところでキミ、コンテストに興味ある?」
アセロラ「無いです」
カトレア「アタクシお布団と結婚したいです」
アセロラ「なんでここにいるの?」
シキミ「カトレア!折角魔王退治で脱ニートと引きこもりを脱却するチャンスなのよ!」
カトレア「いやぁ!お家帰って寝たい!」
アセロラ「(魔王退治はニートの更正機関じゃないんだよ……)」
アセロラ「(てゆーか、ダンサーとアイドルとニートのパーティって……)」
ミラーボ「やっーほィ」ズンチャ ズンチャ
ルンパッパ「ルンパ♪」
ルチア「グロリアス」フッ
カトレア「ZZZ」
シキミ「寝るな!」
アセロラ「ふぁ、あの…シキミさん」
シキミ「なに?」
アセロラ「チェンジで」
シキミ「な、なんで!?」
アセロラ「なんてゆーか、この人達とは魔王退治以前に、一緒に旅を続ける自信がないです……」
シキミ「そんな……」ガクッ
アセロラ「折角紹介してもらったのにごめんなさい」
アセロラ「今回はご縁が無かったという事で」ペコリ
シキミ「>>28」
セレナ アラン シンジでどうでしょう
ミラーボ「ちっ、何だよノリが悪いアングリーガールだねぇ」
ミラーボ「ボクちん帰る!」プイッ
アセロラ「ばいば~い」
ルチア「あ!私も仕事が!帰ります!」
シキミ「ちょ、ちょっとミラーボ!ルチア!」
カトレア「アタクシも早く帰って、ポテチ食べながらコーラ飲んでネットしてからお昼寝しなきゃ」
シキミ「ニート!」
アセロラ「それじゃ、色々ありがとうございましたシキミさん」ペコリ
シキミ「ちょ、ちょっと待って勇者ちゃん!」
アセロラ「ふぁ?」
シキミ「なら、セレナ、アラン、シンジなんかはどうでしょう?」
シキミ「アニメが終わってから今か今かと出番を待ち続けてヤル気満々ですよ?」
アセロラ「不良在庫を押しつけるのはやめて下さい」
翌日 王宮
勇者を送るパーティ
アセロラ「(結局仲間が見つからなかったよ……)」
アセロラ「(このままじゃあ、一人で魔王退治に行くハメに……)」
サトシ「うわ~っ!すっげー!あれ、パレードってやつかな?」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「(サトシ……魔王退治の旅について来てくれないかな?)」チラッ
サトシ「ん?どうした?アセロラ」
アセロラ「な、何でもないの……」
ヤナギ「やぁやぁ、楽しんでるかね勇者殿」
アセロラ「国王様!」
サトシ「あ、どうも」ペコリ
ピカチュウ「ピカ!」
リーリエ「アセロラ~♪」フリフリ
シロン「コン!」
アセロラ「ひ、姫様…」
リーリエ「アセロラ!私、昨日からアセロラに会いたくって会いたくって仕方なかったんです♪」ギュッ
アセロラ「く、くっつかないでよ姫様」
リーリエ「私達は将来結婚するんですよ?いいではないですか♪」ギュー
アセロラ「ふぁ~知らないよそんなのっ!」
サトシ「ははっ、アセロラと姫様は仲良しだな?」
ヤナギ「うむ、いい事じゃ」
クチナシ「おい」
リーリエ「!」
サトシ「クチナシさん…」
アセロラ「おじさん……?」
クチナシ「お前……勇者に選ばれて魔王退治に行くんだって?」
アセロラ「……………うん……そうなの…」
クチナシ「>>30」
仲間ならサトシとかいう坊主じゃダメなのか?アイツ以前波導の勇者だったんだろ?
クチナシ「おい、国王様から聞いたぞ?お前旅の仲間が見つからなかったって……」
アセロラ「あわわ…おじさん!ちょっと来て!」グイッ
クチナシ「お、おい…?」
サトシ、ピカチュウ「?」
クチナシ「おい、いったいどういう…」
アセロラ「その事は秘密にしておじさん!」シーッ
クチナシ「?だが、いくらお前が勇者とは言え、一人旅は危険だぞ?」
クチナシ「あのサトシってあんちゃんじゃダメなのか?あいつは如何にも波動の勇者って感じだぞ?」
アセロラ「…………………」
アセロラ「サトシ達は誘えないよ」
クチナシ「?」
アセロラ「あれから魔王フラダリや魔王軍の事を調べたの…」
アセロラ「そしたらすっごく恐くて残忍な人達だってのがわかって……」
アセロラ「………きっと命懸けの旅になるよ……!そんな旅にサトシやみんなを巻き込めない……いや、巻き込みたくないの!」
クチナシ「……だがお前はどうなる?ただでさえ一人旅、それに魔王退治どころかこの街から出た事すらないんだぞ?」
クチナシ「そんな危険な旅はおじさん許可できないな」
アセロラ「………大丈夫、心配しないでおじさん!仲間は旅の途中でつくるし、なんとかなるよ!ギラちゃんもいるしね」
アセロラ「なんたってアセロラは勇者ですから!」エッヘン
クチナシ「……………」
ヤナギ「勇者殿~」
アセロラ「!」
ヤナギ「そろそろ勇者殿のお言葉の時間ですのでよろしくお願い致します!」
アセロラ「あ、は~い!今行きま~す」タッタッタ
クチナシ「……ガキの癖に無理しやがって…」ハァ
アセロラ「え~、アセロラはこれから勇者として~」
イイゾーユウシャサマー カワイー
マーマネ「あ~、こうしてるとアセロラちゃん何か別の世界の人みたいだね~」
カキ「だな…何か本当に勇者って感じだ…」
スイレン「………とうとう一言も言わなかったね……」
マオ「うん、だね……強がっちゃって…」
マオ「大丈夫かな?アセロラ…」
サトシ「………………」
ピカチュウ「ピカピ……」
翌日 旅立ちの日
アセロラ「持ち物ヨシ!天候ヨシ!体調ヨシ!仲間ナシ!」
アセロラ「昨日の内にみんなとお別れはすませたし思い残す事もないよ!」
アセロラ「………大丈夫…怖くないよ…アセロラは勇者だもん…」
アセロラ「さぁ、行こうギラちゃん!魔王退治の旅に!」エイエイオー
オーイ
アセロラ「え?」
サトシ「アセロラ!」
スイレン「待ってよ~」
アセロラ「みんな……何で?」
アセロラ「だって昨日の内にお別れはすませたんだよ?まさか見送りに?」
マオ「はぁ……何言ってんのよ」
アセロラ「え?」
カキ「この荷物が見えないのか?俺達も一緒に魔王退治の旅に同行するつもりだぞ?」
アセロラ「な、なんで……」
マーマネ「アセロラちゃん僕達に一言も一緒に来てって言わないから、勝手についていく事にしたんだよ!」
アセロラ「だ、だって危険だし……それに命懸けだから……」
アセロラ「みんなを巻き込みたくなくって……」
スイレン「何それ?上等だよ」
アセロラ「え?」
スイレン「魔王の手下なんか私のひのきの棒でやっつけちゃうよ!」ブンブン
アセロラ「スイレン……」
サトシ「ははっ、頼もしいなスイレン!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
アセロラ「………みんな…遊びじゃないんだよ?本当にいいの……?」
カキ「元から覚悟の上だ!」
マオ「マオちゃんにまっかせなさい!」ガシッ
マーマネ「僕がアセロラちゃんを守ってあげるよ!」ガクガク
マオ「足が震えてますよ?」
スイレン「わ、私はサトシが行くって言うからついてくだけだからっ」
サトシ「……俺達もついて行っていいか、アセロラ?」
アセロラ「………みんな……」ウルウル
アセロラ「………………」ゴシゴシ
アセロラ「………うん!当然だよ!ありがとう!」ニコッ
サトシ「へへっ」
スイレン「まったく……」
「ならば私もついていってよろしいですか?」
アセロラ「!」
サトシ「マジかよ……」
マーマネ「姫様!?」
リーリエ「お爺様の許可はとってきました!」
リーリエ「私も魔王退治の旅に同行させて下さいアセロラ……いえ、勇者様!」
アセロラ「>>33」
キスしないって約束するなら
アセロラ「………キスとかやらしー事しないなら……」
リーリエ「うぇ!?だって私達は許嫁…」
アセロラ「じゃ、みんな行こっか」クルッ
リーリエ「あぁああ!嘘です嘘です!やらしー事しませんから!」
アセロラ「本当?」ジトー
リーリエ「はい!マジです!」
アセロラ「わかったよ!じゃあ、よろくね!お姫様!」
リーリエ「はい!あと、リーリエでいいですよ!」
シロン「コン!」
マオ「はは、まさかお姫様がパーティに入るとは……」
マーマネ「(旅についてきて良かった……)」ジーン
コスモッグ「ピューィ」
サトシ「ん?リーリエ、そのポケモンは?」
リーリエ「ああ、このコはどうしても旅に出たいなら連れていけと、お爺様が持たせてくれたのです」
スイレン「国王様が?」
カキ「見た事ないポケモンだな?」
リーリエ「はい、私は"ほしぐもちゃん"と呼んでおります」
サトシ「へぇ、ほしぐもちゃんかぁ」
ピカチュウ「ピーカー」
アセロラ「かーぁいい!」キラキラ
リーリエ「ふふ、アセロラも可愛いですよ?」
スイレン「(こいつガチレズかよ…この国終わったね)」
アセロラ「よろしくね、ほしぐもちゃん♪」
コスモッグ「ピューイ」
カキ「よし、とりあえず旅の準備は整ったな!」
カキ【職業:シスコン】
マーマネ「……お姫様との旅かぁ…楽しみだなぁ…」
トゲデマル「トゲ」
マーマネ【職業:エンジニア】
マオ「遊びに行くんじゃないんだよ?」
アママイコ「アマーイ!」
マオ【職業:料理人】
スイレン「カイオーガ…必ずゲットしてやる……!」
アシマリ「アウ!」
スイレン【職業:漁師】
サトシ「虹色の羽を持つポケモンか…早く会いたいぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
サトシ【職業:ポケモンマスター(仮)】
リーリエ「……ここから先は私が見た事のない外の世界……」ドキドキ
シロン「コン!」
コスモッグ「ZZZ」
リーリエ【職業:プリンセス】
アセロラ「…………よし!」
アセロラ「みんな!冒険の始まりだ!」
アセロラ【職業:勇者】
全員「おう!」
ヤミカラス「…………………」
ヤミカラス「カー」バサバサ
最初に向かう街 街ならアローラ地方以外でもOK >>37
マサラタウン
マーマネ「どうやら最初に向かう場所はマサラ村だね!」
カキ「マサラって言うとサトシが前に居た村か?」
サトシ「ああ、そうだぜ!」
スイレン「(サトシが引っ越す前に居た村か……)」ドキドキ
サトシ「みんな元気にしてるかなぁ?」
ピカチュウ「ピカピカ」
リーリエ「サトシ、マサラ村に7匹の伝説のポケモンの内の1匹が眠っているのですか?」
サトシ「さぁ、聞いた事ないなぁ…」
マオ「うーん、情報無し…か」
アセロラ「まぁ、とりあえずマサラ村に行ってみようよ!」
~魔王の城~
フラダリ「……人間は何故争うのか…」
フラダリ「やはり人間は醜い…私の手でこの世界を創りなおさなければならない!」グッ
フラダリ【魔王】
ミヅキ「同感です。パパ」
ミヅキ【魔界のプリンセス】
コスモッグ「ZZZ」
フラダリ「ふふっ、さすが我が娘だ。立派に育ったものだ」
フラダリ(魔王)の側近 未登場有名トレーナー(サトシ達の親族以外)
>>40
バトルシャトレーヌ
バトルシャトレーヌは名前じゃなく職業でしかも四人なので再安価下
カリン「魔王様」
フラダリ「む?」
カリン「ハウオリ村に監視に放ったヤミカラスが戻って参りました」
カリン「どうやら例のギラティナオリジンフォルムの紋章を額にもつ少女が仲間と共に旅立ったようです」
ヤミカラス「カー」
カリン【魔王フラダリの側近】
フラダリ「ほう…」
フラダリ「という事は狙いは7匹の伝説のポケモンか」
ミヅキ「面白くなってきたねパパ!」ワクワク
カリン「勇者一行は現在マサラ村に向かっているそうです」
フラダリ「マサラ村というと……あの伝説のポケモンか……」
カリン「四天王を向かわせますか?」
フラダリ「いや、いい……」
フラダリ「あいつを向かわせてくれ…」
~ハウオリ村、マサラ村間~
マーマネ「お、重い……」ノソノソ
リーリエ「そのくらいの荷物は運んで下さい!」
リーリエ「あなたから持つと名乗り出たのでしょ?使えないブーピッグですね!」
スイレン「うわぁ……何様なのあの人?」
マオ「姫様だよ」
マーマネ「ねぇ、姫様。この荷物の中身なに?」
リーリエ「ブーピッグちゃんには関係のない事です」
リーリエ「乙女の荷物の中身を聞くとはデリカシーの無いブーピッグですね」
マーマネ「ちっ……」イラッ
サトシ「変わろうか?マーマネ」
マーマネ「……いや、いいよサトシ…ありがとう…」
アセロラ「ふぁ!」
カキ「どうした?アセロラ」
アセロラ「野生のポケモンだ!」
魔王軍のポケモン 幻伝説UBメガ以外未登場 >>46
ポケモンの性格 >>47
キングドラ
超うざい
キングドラ「オラオラ!かかってこいや糞人間!」
アセロラ「ふぁ!?」
カキ「ポケモンが喋ってる?」
サトシ「すっげー!」キラキラ
ピカチュウ「ピカー!」
リーリエ「ほらっ、人語を話すポケモン。あなたのお友達ですよマーマネ」
マーマネ「あ?」イラッ
キングドラ「当然だろ!俺様は誇り高き魔王軍のキングドラだ!」
スイレン「魔王軍!?」
マオ「えー、最初のモンスターってスライム的なやつじゃないの?」
キングドラ「そんなの知るか!しね!糞人間!」
マオ「うざっ」
アセロラ「よし、勇者としての初陣だ!ここはアセロラが……」
スイレン「待ってアセロラ!」
アセロラ「スイレン!」
スイレン「ここは私がいくよ!」
サトシ「大丈夫なのかスイレン?」
スイレン「当然だよ!」
スイレン「(ふふっ、vs魔王軍の初陣、ここで活躍してサトシにいいとこ見せてやる!)」
キングドラ「糞人間なんか誰が来ても同じだ糞が!」
スイレン「糞糞うるさいなぁ」
スイレン「アシマリ!国王様からもらったひのきの棒を装備して!」
アシマリ「アウ!」
サトシ「あれはスイレンのひのきの棒!」
カキ「国王直々にもらったひのきの棒だ……何かあるに違いない……」ゴクリ
リーリエ「(いいえ、ただのひのきの棒です)」
キングドラ「こいや!」
スイレン「アシマリ!ひのきの棒で叩く!」
アシマリ「アウ!」ペチペチ
キングドラ「……………」
アシマリのひのきの棒で叩く攻撃
キングドラに5のダメージ
スイレン「はぁ?」
アシマリ「アウ!?」
キングドラ「ふざけんな糞人間!しね!竜巻!」ゴオオ
アシマリ「アウ!」ドドッ
スイレン「アシマリ!」
アシマリ「アウ……」
スイレン「大丈夫アシマリ?」
スイレン「あのジジイ……これただのひのきの棒じゃん…」チッ
サトシ「大丈夫か!スイレン!」ダッ
スイレン「あ、サトシ!うん、大丈夫だよ♪」
キングドラ「オラ!次こいや!」
アセロラ「………アセロラがいくよ!」
マオ「アセロラ!」
アセロラ「いくよ!ギラちゃん!」
ギラティナ「ギラ!」
キングドラ「なに!?」
キングドラ「ギラティナだと……まさか……」
カキ「キングドラが怯んでいる……」
キングドラ「いや、そんな訳ねぇ!くらえ!竜巻!」
サトシ「アセロラ!」
アセロラ「………………」
ギラティナ「……………」キンキン
キングドラ「!?」
マーマネ「効いてない……」
アセロラ「ギラちゃん!いくよ!」ペカー
ギラティナ「ギラ!」
サトシ「アセロラのギラティナオリジンフォルムの紋章が光ってる?」
キングドラ「あ、あの紋章は!?」
アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」
ギラティナ「ギラー」ゴオオ
カキ「……通常のシャドーボールより何倍もデカい…」
リーリエ「アセロラ、逞しいです」ポッ
キングドラ「ちょ………」
ギラティナ「ギラー!」ボンッ
キングドラ「ギャアアァアア!」ドカーン
マオ「うわっ、オーバーキルじゃん……」
マーマネ「これが勇者と伝説のポケモンの力……」
サトシ「アセロラすっげー」オクチアングリ
スイレン「ちっ」
アセロラ「勝利!」ブイ
ギラティナ「ギラー!」
キングドラ「うぅ……」ヨロ
マーマネ「みんな!キングドラが!」
キングドラが仲間になりたそうにこちらを見ている
アセロラはどうしますか? >>50
誰かゲットしたい人いるー?ボール投げればすぐっぽいけどー
と尋ねてみる
キングドラ「うぅ……」チラッ
アセロラ「あ、キングドラがなんか仲間になりたそうな目でこっちを見てる」
アセロラ「誰かキングドラ欲しい人いる?ボールを投げればすぐゲットできそうだよ?」
スイレン「そいつウザいからいらない」
マオ「私もちょっと…」
マーマネ「パス」
カキ「俺もパス」
サトシ「あ~俺もいいかな?」
リーリエ「てゆーか、魔族ですよね?とどめ刺しませんか?」
キングドラ「な……」ガーン
アセロラ「ふぁ~とどめは可哀想だよリーリエ!」
リーリエ「あ、ごめんなさいアセロラ!やっぱりアセロラは優しいです!天使です!」
アセロラ「アセロラもキングドラはいらないかな?」
アセロラ「とゆー訳でごめんね?キングドラ」
キングドラ「えー」
勇者一行はキングドラをスルーした
~マサラ村~
アセロラ「ふぁ~、やっとついたねマサラ村!」
サトシ「ああ!久しぶりだぜ!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
マオ「空気が美味しい!」
カキ「思ったより田舎だな」
リーリエ「こんなとこに人が住めるんですね」
スイレン「ちょっと!サトシの故郷の悪口言わないでよ!」
スイレン「サトシ!早くサトシの実家に行こうよ!」
スイレン「サトシのお義母さんに挨拶したいんだ!」ワクワク
サトシ「え?まぁ、いいけど…」
マオ「(張り切ってるなスイレン)」
マーマネ「うぅ……やっとついた…」ドサッ
リーリエ「荷物持ちお疲れ様ですブーピッグちゃん」
リーリエ「次からはもう少し早く歩くようにお願いしますね」
マーマネ「>>51」
安価間違い
安価下
マーマネ「(はぁ、お姫様と一緒に旅ができると思って浮かれた僕が馬鹿だった……)」
マーマネ「(姫様はワガママだし、魔物ポケモンは恐いし、何か理由つけて帰ろうかな?)」
リーリエ「聞いていますか?ブーピッグちゃん?」
マーマネ「……あのさぁ」
アセロラ「リーリエ、ちょっと言いすぎだよ」
マーマネ「!」
リーリエ「あ、アセロラ?」アタフタ
マオ「そうだね。マーマネ頑張ってお姫様の荷物持ってきたんだ、今の言い方はちょっと……」
リーリエ「えっと、その……」
サトシ「次は俺がリーリエの荷物持つぜ?」
カキ「力仕事なら俺に任せろ!」
マーマネ「みんな……」ジーン
リーリエ「あ、その………」
リーリエ「………ごめんなさいマーマネ。少し言いすぎました……」
リーリエ「私の荷物を持っていただいてありがとうございました…」
マーマネ「………………」
マーマネ「ううん、気にしないでよ姫様!元はと言えば僕が持つって言い出したんだしさ!」
リーリエ「マーマネ……」
サトシ「へへっ」
マオ「まったく……」
アセロラ「うん!よかった よかった!」
スイレン「よし、話は纏まったし、早くサトシの実家いこっ!」
リーリエ「あ、待って下さい皆さん!それと……」
全員「?」
リーリエ「私が姫とバレたら何かと不都合だと思います」
リーリエ「なので私の事はリーリエと呼んで頂けませんか?」
マオ「了解!」
カキ「わかったよリーリエ!」
リーリエ「それに……」
スイレン「?」
リーリエ「(皆さんと早く仲良くなりたいですしね……)」
マーマネ「リーリエ?」
リーリエ「いえ……」
リーリエ「何でもないです」
シロン「コン!」
サトシの実家
サトシ「ママ!ただいま!」
ハナコ「あら?サトシ?」
バリヤード「バリィ?」
ハナコ「どうしたの?連絡も寄越さないで急に……」
アセロラ「ふぁ~お邪魔します!」
マオ「あ、サトシのママ!お久しぶりです」ペコリ
スイレン「え!?お義母さんに会った事あるの?」
マオ「えっと……たまたま……」
マーマネ「ここがサトシの家かぁ」
カキ「いい家だな」
リーリエ「(私の城のイワンコ小屋より狭いです……)」
ハナコ「………えっと……」
サトシ「ママ、実はさ……」
ハナコ「勇者と一緒に魔王退治の旅に……」
サトシ「そうなんだよ!」
ハナコ「サトシ……」
マオ「(そうだよね、普通は信じられないよね)」
ハナコ「立派になったわね……」ウルウル
サトシ「ママ……」
マオ「普通に受け入れちゃった」
ハナコ「可愛い勇者ちゃんね」ナデナデ
アセロラ「えへへ////」
スイレン「(アセロラめ……お義母さんに媚び売りやがって……)」ギリギリ
サトシ「ママ、俺ちょっと飲み物持ってくるよ」スクッ
ピカチュウ「ピカ!」
ハナコ「お願いね、サトシ」
スイレン「(今だ!)」
スイレン「あの……お義母さん!」ガタッ
全員「!」ビクッ
ハナコ「お義母さん!?」ビクッ
スイレン「わ、私!サトシくんとお付き合い(予定)させて頂いてます!スイレンと申します!」
ハナコ「>>57」
これで何人目立ったかしらー?
ハナコ「サトシが女の子と一緒にいるのを見るのこれで何回めかしら」
スイレン「ふぁ!?」
ハナコ「えーと、カスミちゃんにヒカリちゃんにユリーカちゃん……それと……」
スイレン「え?え?」
アセロラ「ふぁ……」
ハナコ「あ、でも自分を彼女とか言ってたのはあなたとセレナちゃんだけよ?」
スイレン「セレナ……?」
カキ「サトシって意外とモテるんだな」
リーリエ「どうでもいいですね」
ハナコ「でもサトシの口から直接彼女がいるって聞いた事はないわね。やっぱりここは直接本人に……」
スイレン「あわわ…ちょ、ちょっと待って下さいお義母さん!」
サトシ「何の話してんだ?」ヒョコッ
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「さ、サトシ!」ギョッ
ハナコ「ああ、サトシ。実はね?」
スイレン「あ、あの!」
全員「!」ビクッ
スイレン「こ、この村に伝わる伝説のポケモンについて何か知りませんか……?」ナンチャッテ
ハナコ「伝説のポケモン?」
アセロラ「ふぁ、そうだった!」
ハナコ「う~ん……私は知らないわね…」
サトシ「やっぱりかぁ……」ガクッ
ハナコ「でも……最近オーキド博士が虹色の羽を持つポケモンについて調べてるって噂は聞いたわよ?」
アセロラ「虹色の羽を持つポケモン!?」
サトシ「行ってみよう……博士の所に」
カキ「それじゃあ、オーキド博士って人はポケモン研究の権威であり、この村の村長でもあるのか」
サトシ「ああ、俺とピカチュウを会わせてくれたのも博士なんだ」
ピカチュウ「ピカ!」
リーリエ「凄い人なんですね!」
マーマネ「ポケモン研究の権威…会ってみたいなぁ」ワクワク
スイレン「(サトシの恩人……挨拶しないと……)」
サトシ「お、ついたぞ!ここが博士の研究所って……」
アセロラ「ふぁ……荒れてる……?」
マオ「何があったの?」
サトシ「いったいどうなってるんだ!?」
ガラッ
カキ「!」
マーマネ「あっちから物音が!」
サトシ「行ってみよう……」
サトシ「博士ー!」
シゲル「うぅ……」ヨロ
サトシ「シゲル!?」
シゲル「………?サートシくん…」
アセロラ「ふぁ?その人は?」
サトシ「俺のライバルで博士の孫のシゲルだよ」
マオ「酷いケガ……」
サトシ「シゲル大丈夫か!何があったんだ!?」
シゲル「……おじいちゃんが……」
サトシ「え!?」
シゲル「……おじいちゃんが……魔王軍に拐われた……」
全員「!?」
オーキド博士を拐った魔王軍のトレーナー
未登場有名トレーナーで過去ヒロインや親族以外 >>62
アカギ
マオ「はい、スープできたよ?飲める?」
シゲル「……すまない…」
サトシ「シゲル……いったい何があったんだ?」
カキ「この研究所の荒れ方はただ事じゃないぞ?」
シゲル「………僕とおじいちゃんは世界を脅かす魔王軍に対抗する為にあるポケモンについて調べていたんだ……」
スイレン「あるポケモン?」
シゲル「ああ、アルセウスに対抗できると言われる伝説の7匹のポケモンについてさ」
アセロラ「!」
シゲル「そして、最近その内の1匹がこのマサラ村にいる事がわかった」
サトシ「伝説のポケモンがこのマサラ村に……?」
シゲル「そのポケモンの名は虹色の羽を持つと言われているポケモン"ホウオウ"」
マーマネ「虹色の羽を持つポケモン…」
サトシ「………ホウオウ…」ゴクリ
シゲル「そして何処からその情報を嗅ぎ付けたのか……魔王軍のアカギという男が現れ、ホウオウゲットの為おじいちゃんを連れ去りこの様さ」
シゲル「まったく情けない話だよ…」グッ
サトシ「シゲル……」
アセロラ「ふぁ!魔王軍!許せないよ!」キラン
シゲル「!」
シゲル「君……その腰につけてる金色と銀色のボールはまさか……」
アセロラ「ふぁ?」
シゲル「GSボールかい!?」
アセロラ「ふぁ?これは旅に出る前に国王様にもらったんだよ」
アセロラ「中にはギラちゃんが入ってるの!」
シゲル「ギラちゃん…?まさか伝説の7匹のポケモンの1匹、ギラティナの事かい!?」
アセロラ「そだよ!」
シゲル「いったい君は何も……あっ、あ~!その額のギラティナオリジンフォルムの紋章は~!」
シゲル「君はもしかして伝説の勇者なのかい!?」
マオ「あんまり騒ぐと傷に響くよ?」
アセロラ「そうなのです!アセロラは勇者なのです!」エッヘン
シゲル「……成る程……これでGSボールの事も合点がいったよ……」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「なぁ、シゲル。さっきから言ってる、そのGSボールってのはなんなんだ?」
シゲル「アセロラ。君が腰につけてる金色と銀色のボールの名は"GSボール"」
シゲル「伝説の7匹のポケモンを納められると言われている伝説のボールさ!」
全員「!?」
アセロラ「ふぁ…これってそんな凄いものだったんだ……」
サトシ「GSボールすっげー…」
スイレン「あのジジイ……私はひのきの棒だった癖に……」
シゲル「とにかく、今は一刻も早くおじいちゃんを……うっ……」
サトシ「シゲル!」
マオ「……サトシ、シゲル君の容態も良くない……」
サトシ「ああ、そうだな……」
サトシ「ここは二手に別れようぜ。俺は博士の救出に向かう!マオとリーリエはシゲルの看病を頼めるか?」
マオ「任せて!」
リーリエ「はい!」
シゲル「……すまない…」
アセロラ「私は当然勇者として博士救出に向かうよ!」
スイレン「サトシ!私もいくよ!」
サトシ「アセロラ、スイレン……!」
カキ「魔王軍がまた攻めてこないとも限らん。俺は研究所の護衛にまわる」
マーマネ「ぼ、僕も!」
カキ「悪いな……サトシ、アセロラ、スイレン、魔王軍退治は任せてもいいか?」
サトシ「ああ!」
スイレン「当然だよ!」
アセロラ「勇者アセロラちゃんに任せなさい!」
サトシ「シゲル!博士が魔王軍につれていかれた場所を教えてくれ!」
シゲル「………恐らく魔王軍とおじいちゃんは調査でわかったホウオウが現れると言われている場所……」
シゲル「マサラ村の外れの>>69にいる……」
>>69 ポケモンゲームで登場した街や施設以外の場所
神社の塔
安価遠かったので埋め
雲龍ちゃん俺ダメカモシャブ売って
一応異世界設定なので、サトシは伝説のポケモンもGSボールも知らない事になってますのでご了承下さい
安価下
よく見たら安価の出し方おかしかったです
施設や街以外でポケモンゲームに登場した場所でした
>>67 スズの搭でいいでしょうか?
サトシ「スズの搭だって!?」
シゲル「ああ」
アセロラ「ふぁ?スズの搭?」
サトシ「小さい頃からよく、ママにあそこには近づくなって言われてたっけ…」
サトシ「まさかあそこにホウオウが居るなんて……」
ピカチュウ「ピカ……」
シゲル「………あのアカギという男は強いぞ?」
サトシ「へへっ、心配するなよシゲル!」
サトシ「俺はポケモンマスターになる男だぜ?」
シゲル「ふっ、変わらないな君は…」
スイレン「あ、ちなみに私は未来のポケモンマスターの妻になる女なんで大丈夫です」ボソッ
アセロラ「アセロラは勇者だから安心して!」
サトシ「さぁ、行こうぜ!スズの搭に!」
ピカチュウ「ピカ!」
シゲル「ふふっ、頼もしいな」
マオ「(大丈夫かなあいつら…)」
スズの搭 最上階
アカギ「フラダリ様が世界を創りかえるその一歩……それがスズの搭のホウオウ」
アカギ「私はフラダリ様の創る世界に住む事を許された選ばれし人間なのだ!」
アカギ【魔王軍、上級幹部】
アカギ「さぁ、早くホウオウを呼び出す術を教えてくれませんかね?博士?」
オーキド「何度も言っているじゃろ?」
オーキド「ホウオウを呼び出す術なんぞ知らん!」
アカギ「………強情な……」
「アカギ様ー!」
アカギの部下で魔王軍下級幹部のトレーナー
未登場有名トレーナーで過去ヒロインと親族以外
一番近いレス
マチエール「大変です!アカギ様!スズの搭に侵入者です!」
マチエール【魔王軍、下級幹部】
アカギ「侵入者?」
マチエール「は、はい……子供が3人程…」
オーキド「(子供…?)」
アカギ「はぁ……子供の3人くらい私に聞かなくとも対処できるだろう」
アカギ「これだからクズは……」
マチエール「す、すみません…」ビクッ
アカギ「マチエール。ゴミクズの溜まり場から腕っぷしだけを買い、貴様を光栄なる魔王軍にスカウトしてやった恩を忘れたのか?」
マチエール「え、えへへ……そうですよね?すみません、あたし馬鹿なんで……」
アカギ「笑っている暇があったらさっさと侵入者を排除してこい。ゴミクズめ」
マチエール「は、はい!すぐに!」タッタッタ
オーキド「……あの娘は君の部下じゃろ?あの言い方は……」
アカギ「部下?冗談を……」
アカギ「アレは私が拾ってやったゴミ。謂わば使い捨ての道具だ」
アカギ「私やフラダリ様のような選ばれし人間に使われるだけ光栄に思ってもらわなくては……」
オーキド「……クズは果たしてどっちじゃろうな……」
アカギ「………さぁ、話の続きといきましょうか博士?」
マチエールのポケモン
幻伝説UBメガ以外の未登場
一番近いレス
スズの搭前
アセロラ「ふぁ~……魔物ポケモンがいっぱい襲ってきて疲れたよぉ…」
スイレン「でも、あの魔物ポケモンの量…どうやら博士がスズの搭にいるってのは本当みたいだね」
サトシ「ん?あいつは……」
ピカチュウ「ピカ?」
キングドラ「オラ!侵入者のガキ共!かかってこいや!」
アセロラ「ふぁ…あの時のキングドラ…」
キングドラ「げっ…糞勇者と糞ひのきの棒女……」
アセロラ、スイレン「あ?」
キングドラ「侵入者ってこいつらかよ…」
スイレン「……サトシ、アセロラ。こいつには借りがある。私に任せて!」
アセロラ「スイレン……」
サトシ「いいのか?」
スイレン「うん、サトシは博士の所に!」
サトシ「……サンキュー!スイレン!任せたぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
キングドラ「勇者じゃなくて雑魚ひのきの棒女が相手か、ラッキー♪」
スイレン「………雑魚?」ピクッ
キングドラ「!?」ビクッ
スイレン「………あんた……絶対に許さない……」
アシマリ「アウ!」
スズの搭 上階
マチエール「侵入者はあたしが排除する」
ニャスパー「ニャ」
アセロラ「………サトシは博士の所に」
サトシ「ああ!」ダッ
ピカチュウ「ピ!」
スズの搭 最上階
サトシ「博士ー!」
ピカチュウ「ピカ!」
アカギ「!」
オーキド「………サトシ?」
アカギ「やれやれ…マチエールはいったい何をやっている…」
アカギ「ガキ一人の侵入も止めれないとは……やはりゴミはゴミか」
サトシ「……ゴミ…?」
アカギ「>>86」
私に勝てばあんなゴミはくれてやる
アカギ「ああそうだ。下の階に居ただろ?ガキ一人の侵入も止められない役立たずのゴミが」
サトシ「……あの女の人の事か?あの人はお前の仲間なんじゃ……」
アカギ「仲間?何を言っている。アレはただの道具。使い捨ての生ゴミだよ」
サトシ「………………」
アカギ「そうだな。もし私に勝てればあの役立たずのゴミを貴様にくれてやろうか?」
アカギ「私の元に居た所で何の役にも立たん。始末するだけだしな」
サトシ「俺は……」
アカギ「?」
サトシ「あの女の人の事は知らない…でも…」
サトシ「シゲルや博士を傷つけたり、仲間をゴミ扱いするお前は絶対に許せない!」
オーキド「サトシ…」
サトシ「ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」バリバリ
アカギ「ふん。感情だけで動くゴミが」
アカギ「マニューラ!」
マニューラ「ニュラ!」ジャキッ
スズの搭前
スイレン「アシマリ!ひのきの棒でぶっ叩け!」
アシマリ「アウ!」バキッ
キングドラ「も、もう許して…」ガタガタ
スイレン「許さない!まだまだぁ!」
キングドラ「ひいぃ……」ガタガタ
スイレン「……と言いたい所だけど、サトシが心配だし、上の階に行かなきゃ」
アシマリ「アウ!」
キングドラ「…………………」
キングドラ「あ、あのー」チラッ
スイレン「?」
キングドラが仲間になりたそうにこちらを見ている スイレンはどうしますか? >>88
無視する
スイレン「よし、夫(サトシ)を支えるのは妻(私)の役目だもんね!」
スイレン「サトシの所にゴー!」ダッ
アシマリ「アウ!」ダッ
キングドラ「無視!?」ガーン
キングドラはまたスルーされた
スズの搭上階
アセロラ「……悪いけど、サトシの大切な人達を傷つけられてアセロラちゃんアングリーだよ!」
アセロラ「ギラちゃん!」ペカー
ギラティナ「ギラ!」
マチエール「!?」
マチエール「(あれは伝説のポケモンギラティナ……それにあの額のギラティナオリジンフォルムの紋章はまさか……)」
マチエール「勇者…?」ボソッ
アセロラ「いくよ!ギラちゃん!」
マチエール「(うぅ…ダメだ…勇者だからってなに?)」
マチエール「(ここで引いたらあたしはアカギ様に捨てられてまたゴミに逆戻りだ……)」
マチエール「………もこお!サイコ…」
ニャスパー「ニャ!」ダッ
アセロラ「遅いよ!ギラちゃん、シャドークロー!」
ギラティナ「ギラ」ザンッ
ニャスパー「ニャ!」ドサッ
マチエール「もこお!」
アセロラ「勝負あったね……」
マチエール「うぅ……」ガタガタ
アセロラ「?」
マチエール「い、嫌だ……捨てられる…」ガタガタ
マチエール「あ、あたしはゴミじゃない……」ガタガタ
アセロラ「え?」
マチエール「>>90」
もし捨てられたら・・・あたしをもらってくれる?
アセロラ「ね、ねぇ…どうしたの?」シュー
マチエール「あ、あんた勇者なんでしょ?もし捨てられてたらあたしを貰ってくれる?」ガタガタ
アセロラ「ふぁ?」
マチエール「あ、あたしはゴミじゃないんだよ!ねえ!」
アセロラ「何を言って……」
マチエール「!」
マチエール「(ギラティナをモンスターボールに戻してる?)」
マチエール「………もこお!猫だまし!」
ニャスパー「ニャ!」パチン
アセロラ「ふぁ!?」
マチエール「よし!」ガッ
アセロラ「ふぁ!ギラちゃんのモンスターボール!?」
マチエール「ははは…ギラティナのモンスターボールゲットだ……」
マチエール「もこお!光の壁!」
ニャスパー「ニャ!」ビー
アセロラ「!?」
マチエール「よ、よし!これをアカギ様に献上すればあたしは捨てられずに済む……」ゴクリ
アセロラ「この壁外してよ!ギラちゃんを返して!」バンバン
マチエール「(待ってて下さいアカギ様!あたしはゴミじゃないんです!)」タッタッタ
スズの搭 最上階
サトシ「ピカチュウ!電光石火!」
ピカチュウ「ビカ!」シュン
アカギ「マニューラ。電光石火!」
マニューラ「ニュ!」シュン
ピカチュウ「ピ!?」
マニューラ「……………」バキッ
ピカチュウ「ピカ!」ドサッ
サトシ「くっ…ピカチュウ!10万ボルトだ!」
ピカチュウ「ピカー!」バリバリ
アカギ「マニューラ、冷凍ビーム」
マニューラ「ニュラ!」ビー
ピカチュウ「ピ!?」バリ…
ドカン
サトシ「ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピ……」ドサッ
オーキド「……あのアカギという男…強い……」
アカギ「身に染みたか小僧?」
アカギ「これが選ばれし人間である私とゴミである貴様の差だ」
マニューラ「ニュラ」
サトシ「………選ばれし人間だと……?」
ピカチュウ「ピィ……」ヨロッ
バタン
マチエール「アカギ様!」
サトシ「!?」
アカギ「……マチエール……」
アカギ「どうしたのだ?ガキの一人でも始末はしたのか?」
マチエール「はぁはぁ…それより見て下さい」スッ
サトシ「あれは!?」
オーキド「……GSボール!?」
アカギ「………これは?」
マチエール「じ、実は侵入者の子供の一人が勇者だったんです!」
アカギ「なんだと!?」
マチエール「これは勇者から盗ってきた物です!中身は伝説の7匹の一匹、ギラティナです」
サトシ「なんだって……!?」
サトシ「おい!アセロラをどうしたんだ!」
マチエール「勇者なら壁の向こうだよ!」
マチエール「アカギ様!これであたしを認めてくれますよね?」
マチエール「あたし、ゴミじゃないですよね!?」
アカギ「ああ、そうだな。ご苦労」ニヤリ
アカギ「マニューラ」
マニューラ「ニュラ」ジャキ
グサッ
サトシ、ピカチュウ、オーキド「!?」
マチエール「………え?…」ゴホッ
ドサッ
オーキド「な、仲間を刺したじゃと…?」
マチエール「あ、アカギ様……な、ん……で……」ゴホッ
アカギ「>>92」
安価下
アカギ「なんで?下らない事を聞くな」
アカギ「これは私からの褒美だ」
アカギ「役に立たないゴミである貴様が最後の最後で役にたったのだ」
アカギ「ゴミとして処理するのではなく、ホウオウの供物にしてやる。光栄に思え」
マチエール「あ、あはは……ゴホッ」ポロポロ
マチエール「あたしって……やっぱり…馬鹿…だなぁ……」ガクッ
サトシ「………………」
オーキド「外道め……」
アカギ「さて、残りのゴミも始末するか。マニューラ」
マニューラ「ニュラ!」ジャキ
サトシ「お前……」
サトシ「絶対に許さない……」グッ
アカギ「許さないからどうだと言うのだ?マニュー……」
ピカー
アカギ「!?」
アカギ「ガキが腕につけているリングが光り輝いて……」
サトシ「ピカチュウ!」ピカー
ピカチュウ「ピカ!」
アカギ「くっ……マニューラ!冷凍……」
サトシ「スパーキングギガボルト!」ピカー
ピカチュウ「ピーカーチュウ!」バリバリバリ
マニューラ「ニュラー!」バリバリバリ
マニューラ「ニュ………」ドサッ
アカギ「な、なんだと……!?」
サトシ「…………………」スッ
マチエール「…………………」
サトシ「博士、アセロラ達の事も心配だし、この人の手当てもしたい……」
サトシ「一旦研究所に戻りましょう」
オーキド「う、うむ……」
アカギ「……………………」
サトシ「行こうぜ、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピカ……」
アカギ「待て」
サトシ「……なんだ?もうバトルは……」
アカギ「バトルは終わった?……これだからゴミは……」
アカギ「……こんな事もあろうかとフラダリ様からポケモンをお借りしておいて良かった」
サトシ「!?」
ピカチュウ「ピ!?」
オーキド「なんじゃと!?」
アカギの切り札 アローラ地方以外の準伝説ポケモン
一番近いレス
アカギ「ゆけっ!レジスチル!」
レジスチル「ジ……」
オーキド「レジスチルじゃと!?」
アカギ「さぁ、バトルはまだまだこれからだぞ小僧?」
アカギ「その死にかけのピカチュウでどこまで抗えるかな?」
サトシ「くっ……」
ピカチュウ「ピ……」ジリッ
スズの上階
スイレン「!」
アセロラ「ふぁー!」バンバン
スイレン「何やってるのアセロラ?」
アシマリ「アウ!」
アセロラ「ふぁ、スイレン!」
アセロラ「ギラちゃんがボールごと魔王軍に取られちゃったの!」
スイレン「え!?何やってるの!?」
アセロラ「と、とにかく、この光りの壁壊してよぉ!」グイグイ
スイレン「わ、わかったよ…」
スズの搭 最上階
サトシ「うぅ……」
ピカチュウ「ピ……」
アカギ「……ようやく終わったか…」
レジスチル「ジ……」
オーキド「サトシ!ピカチュウ!」
アカギ「クク…とりあえずはギラティナも手に入れた…」キラン
アカギ「レジスチル!チャージビーム!」
レジスチル「ジー!」ビー
ドンッ
メラメラ
オーキド「!?貴様!何をしておる!」
アカギ「何を?見ての通り搭を燃やしているのですよ」
アカギ「自分の巣が灰になればホウオウも現れるかもしれない」
オーキド「な………」
アカギ「……さぁ、この搭は直に灰になる。行きましょうか博士」
サトシ「………………う……」
ピカチュウ「ピィ……」
マチエール「…………………」
アカギ「……さらばだ燃えるゴミ諸君」
アカギ「精々搭と共に灰になり、ホウオウの供物となってくれたまえ。ククク」
メラメラ メラメラ
スズの搭上階
パリーン
アセロラ「ふぁ!壁が!」
スイレン「ふふふ。ひのきの棒の威力を見たか!」
アシマリ「アウ!」ブンブン
アセロラ「ふぁー!凄いよ!スイレン」
スイレン「まぁね!さぁ、早くサトシの所に……」
メラメラ メラメラ
スイレン「!」
アセロラ「え?搭に火が……」
ガラッ
スイレン、アセロラ、アシマリ「!」
アカギ「……………」
スイレン「え?あの人は……?」
オーキド「うぅ……」
スイレン「……それにあのおじいちゃん、まさかオーキド博士?」
アカギ「……まだゴミが残っていたか」
スイレン「ゴミ!?」カチン
アセロラ「ふぁー!あの人が持ってるのアセロラのギラちゃんだ!」
アカギ「……あの少女が勇者か…丁度いい……」
アセロラ「……あいつきっと悪いやつだよ!」
スイレン「博士があいつと居るってことは、サトシはどうしたの!?」
オーキド「>>99」
ゲッコウガを探してる
オーキド「…サトシは……」
オーキド「……………」
オーキド「心配せんでもよい…彼なら上の階でゲッコウガを探しておるよ」
アセロラ「そっか…」ホッ
スイレン「サトシ…無事なんだ…良かった…」ウルッ
オーキド「だから君達も早く逃げ……」
アカギ「嘘はよくありませんね博士」
オーキド「!?」
アセロラ「え?」
スイレン「……嘘?」
アカギ「正直に言ったらどうです?あの少年なら私のレジスチルに為す術も無くやられ、上で寝ている、と」
アカギ「きっと今頃は灰になってる頃でしょうな…」
オーキド「……貴様……!」
アセロラ「そ、そんな……」ウルッ
スイレン「嘘だ……」プルプル
アセロラ「スイレン!」
スイレン「嘘だ!ふざけないで!」
スイレン「アシマリ!」
アシマリ「アウ!」
オーキド「よせ!逃げるんじゃ!」
スイレン「アシマリ!バブル……」
アカギ「レジスチル。アームハンマー」
レジスチル「ジ…」バキッ
アシマリ「アウ!」ドサッ
スイレン「アシマリ!」ダッ
アカギ「ゴミが」バキッ
スイレン「うっ…」ドサッ
アセロラ「スイレン!」
オーキド「貴様…少女にまで…」
アカギ「クク、大好きな人と共に灰になれるのだ。感謝してほしいものだ」
アセロラ「………許さない」ペカー
アカギ「!?」
アセロラ「サトシとスイレンを……あなた絶対に許さないよ!」ペカー
アカギ「(勇者の証であるギラティナオリジンフォルムの紋章が光っている…)」
アカギ「ふんっ、だからどうしたというのだ」
アカギ「勇者といえど、ポケモンがいなければ何もできまい。レジスチル!」
オーキド「やめんか!」ダッ
アカギ「さらばだ勇者」
レジスチル「ジ……」ブンッ
アセロラ「………………………」
「ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピ!」ダッ
アセロラ「ふぁ!?」バッ
ドサッ
アカギ「!?」
レジスチル「………………」
アセロラ「え?ピカチュウ?それに……」
オーキド「サトシ……」
アカギ「………何故貴様が……」
サトシ「間一髪だったな」
アセロラ「サトシ……」ウルウル
サトシ「………スイレン…」
スイレン「…………………」
サトシ「アセロラ、あいつは俺に任せてオーキド博士やスイレンと、そしてこの人と逃げてくれ」
マチエール「…………」
アセロラ「ふぁ……この人ギラちゃんを盗った人……凄いケガだ……」
サトシ「大丈夫。ギラティナは俺が取り返す。ピカチュウ、みんなを頼んだぜ?」
ピカチュウ「ピカ!」
オーキド「何を言っておるんじゃ!危険じゃ!君も一緒に逃げるんじゃ!」
サトシ「……大丈夫です!任せて下さい」
オーキド「……しかし……」
アセロラ「………わかったよサトシ…」ゴシゴシ
アセロラ「任せたよ!」グッ
サトシ「ああ!」
メラメラ メラメラ
アカギ「貴様、いったいどういうつもりだ……いや、何故あの炎の中で……」
サトシ「………なんとなくわかってるんだろ?」キラン
アカギ「!?GSボール!まさか……」
アカギ「………くっ、レジスチル!」
レジスチル「………ジ……!」
サトシ「いくぜホウオウ!力を貸してくれ!」
ホウオウ「ホウ………」バサッ
アカギ「>>102」
くっ、戦略的撤退だ
ホウオウ「……………」バサッ
アカギ「(あれは間違いなく"虹色の羽を持つ者"ホウオウ…)」
アカギ「(そして……)」チラッ
サトシ「…………………」ピカー
アカギ「(あの小僧の腕にあるホウオウの紋章は伝説の7匹に認められ、従える事を許された勇者の眷属の証……)」
アカギ「(私ではなく、あんな小僧がホウオウに選ばれたのか……!)」ワナワナ
レジスチル「ジ……」タジッ
アカギ「(とはいえ、この炎の中でレジスチルは分が悪い……更に相手はホウオウ…)」
アカギ「くっ、ここは一旦戦略的撤退だ!」クルッ
ガラガラガラ
アカギ「な……瓦礫で退路が……」
サトシ「ホウオウが言ってたぜアカギ」
アカギ「なに!?」
サトシ「ポケモンや自然を傷つけるお前達魔王軍を許せないって」
サトシ「俺も同じ気持ちさ」
サトシ「俺の大切な人達を…人を人とも思わないお前は絶対に許さない!」ピカー
アカギ「黙れ!レジスチル!大爆発で全て吹き飛ばせ!」
ホウオウ「…………………」ギロッ
レジスチル「ジ……」ガタガタ
アカギ「な……ホウオウのプレッシャーで技が……」
サトシ「ホウオウ!」
ホウオウ「ホウー!!!」シュゥゥ
メラメラ メラメラ
アカギ「周囲の炎がホウオウに集まって……」タラッ
サトシ「聖なる炎!」
ホウオウ「オウー!!!」ゴオオ
アカギ「!?」
ドカーン!!
研究所
シゲル「うっ、傷が……痛いからさすってくれリーリエちゃん」
リーリエ「だ、大丈夫ですかシゲルさん!」サスサス
シゲル「おっふ」
マオ「はい、お粥できたよシゲルくん」
アママイコ「アマーイ」クルクル
シゲル「>>105」
オレもうのまま4んでも良いわ
シゲル「(可愛い美少女達に囲まれて献身的な看護……ここは天国かな?)」
シゲル「ボカァ…もうこのまま死んでもいーや」ホワーン
マオ「ちょ、ちょっと!」
リーリエ「シゲルさん!?」
アママイコ「アマー!」
カキ「何を呑気な事を……こうしてる間にもサトシ達は命懸けで戦ってるんだぞ?」
マーマネ「みんな大丈夫かな……」
シゲル「心配ないさ」
マーマネ「え?」
シゲル「サァートシくんの事を昔から知っている僕が言うんだから間違いない」
シゲル「なんたって彼は……」
シゲル「僕のライバルだからね」
スズの搭 前
スイレン「はっ……!」パチ
アセロラ「ふぁー!スイレン気がついて良かったよぉ!」
アシマリ「アウ!」
スイレン「……ここは………?」
スイレン「そうだ!サトシを、サトシを助けに行かなきゃ!」
オーキド「彼の事なら心配いらんよ」
スイレン「………え?」
アセロラ「うぅ……」ピカー
スイレン「アセロラ!?」
ピカチュウ「ピ!」
オーキド「アセロラくんのギラティナオリジンフォルムの紋章が光っている?」
アセロラ「あ……」
スイレン「え?」
アセロラ「搭の炎が治まっていく……?」
オーキド「(そうかサトシ……ホウオウに認められたのじゃな)」
「おーい!」
アセロラ、オーキド「!」
スイレン「………サトシ…」ウルッ
サトシ「みんなー!」タッタッタ
アセロラ「サトシ!」
ピカチュウ「ピカピ!」
オーキド「無事だったのじゃな!」
スイレン「サトシ!」ダキッ
サトシ「お、おい、スイレン……」
スイレン「うぅ…良かった……私…サトシがしんじゃうんじゃないかと……」グスグス
サトシ「………ごめんな、スイレン……」ナデナデ
スイレン「……うん、いいよ……生きて帰ってきてくれたから……」ギュッ
ピカチュウ「ピカピ!」
サトシ「ピカチュウ、みんなを守ってくれたんだな!」グッ
ピカチュウ「ピ!」グッ
サトシ「アセロラ!」ポーン
アセロラ「ふぁ、ギラちゃんのGSボール……」キャッチ
アセロラ「ありがとう…サトシ…」
サトシ「へへっ!」
オーキド「サトシ、アカギは……」
サトシ「…………………」
オーキド「………そうか……」
サトシ「……帰ろう、研究所に……」
翌日 オーキド研究所
マチエール「………………」パチ
マチエール「………え?ここは……」
マチエール「あたしは確かアカギ様のマニューラに刺されて………」
アセロラ「ふぁ?目が覚めた?」
マチエール「…………!」バッ
アセロラ「ふぁ、あんまり動いちゃダメだよ~重症なんだから」
マチエール「>>109」
どうしてあそこで死なせてくれなかったんだ
マチエール「こ、子供扱いしないでよ!あたしこうみえても16歳だし!」
アセロラ「別にそんなつもりはないのに」
マチエール「……………」
マチエール「……なんであそこであたしを死なせてくれなかったの?」
アセロラ「ふぁ?」
マチエール「あたしはゴミなんだよ?」
マチエール「ゴミ溜の中で人の物やポケモンを盗んで……魔王軍に入ってあなた達の大切な人達を傷つけて生きてきたんだ!」
マチエール「あたしなんか生きてる価値の無いゴミなんだよ……」ポロポロ
アセロラ「……………」
オーキド「そんな事はないぞ?」ガチャッ
マチエール「………あ………」
アセロラ「博士……」
マチエール「あの……その………」
オーキド「言わずともよい、今はゆっくり休みなさい」ポン
マチエール「うぅ……あたし…ごめんなさい……」ポロポロ
オーキド「うむ、その言葉だけで充分じゃ」
アセロラ「………マチエールちゃん!」
マチエール「!」
アセロラ「マチエールちゃん、スズの搭で言ってたよね?勇者なんだったら私を貰ってよっ、て」
マチエール「え?」
アセロラ「わかったよ!君の事は、この勇者アセロラちゃんが貰ってあげよう!」ドーン
マチエール「え…え~!?」
アセロラ「これ」スッ
マチエール「………これは…?」ピラッ
アセロラ「アセロラがお世話になってるエーテルハウスって所の地図なの!」
アセロラ「今、アセロラは勇者の旅で大変だからさ、マチエールちゃんがここの子供達のお世話してよ」
マチエール「で、でも……」
アセロラ「マチエールちゃんが必要なんだ!」
マチエール「!」
アセロラ「大丈夫!クチナシおじさんにはお話ししてあるから!」
アセロラ「マチエールちゃんはゴミなんかじゃないよ?」
アセロラ「今日からはエーテルハウスがマチエールちゃんのお家だよ!」ニコッ
マチエール「うぅ…そっか…あたしゴミじゃないんだ……」グスッ
マチエール「………ありがとう。勇者様」
アセロラ「えへへ」
オーキド「うむ!良かった 良かった」
マオ「これは……アセロラと同じようなマークがサトシの腕に……」ジーッ
サトシ「ああ、いつの間にか浮かんでたんだ」
マーマネ「このGSボールの中にホウオウが……」ゴクリ
アセロラ「ふぁ~いいなサトシ!アセロラも腕が良かったよぉ!」
リーリエ「あ、アセロラのギラティナオリジンフォルムの紋章の方がカッコいいですよ?」アセアセ
カキ「ホウオウに認めらたのか……凄いな」
スイレン「さすが私の旦那(予定)」ボソッ
サトシ「認められた……か……」
ピカチュウ「ピカ?」
シゲル「その腕に浮かんでいる紋章は7匹の伝説のポケモンに認められ、従える事を許された紋章」
シゲル「勇者の眷属章だ」
サトシ「シゲル…」
マオ「眷属章?」
シゲル「つまりサァートシくんはホウオウの主人であり、アセロラの臣下って訳さ。さすがはボクのライバル」
スイレン「サトシが臣下!?」
リーリエ「(アセロラの奴隷になりたい)」
アセロラ「ふぁー!サトシ!アセロラの事ご主人様って呼んでいいよ?」
スイレン「調子にのんなよ?」
アセロラ「ふぁ?」
ギャー ギャー
サトシ「お、おい!ケンカするなよ!」アセアセ
ハナコ「うふふ、サトシったらモテモテね」クスッ
マオ「さすがサトシのママですね」
カキ「やれやれ」
マーマネ「眷属章か……」
マーマネ「(て事は、もしかしたら僕達も伝説のポケモンの主人になれるのかな?)」
次に向かう街 マサラ、エンジュ、アローラ地方の街 以外の街
一番近いレス
オーキド「もう行くのかね?」
サトシ「はい!」
ピカチュウ「ピカ!」
オーキド「君達にはいくら礼をしてもしきれん……本当にありがとう!」
アセロラ「そ、そんな事ないよ!」
シゲル「リーリエちゃん、マオちゃん、またいつでも来てくれ」キラン
マオ「え……?」
リーリエ「あ…はい……」
スイレン「お義母さん!次は正式なご挨拶に伺いますので!」
ハナコ「え?あー、楽しみにしてるわねスイレンちゃん」
オーキド「ところで君達、次はどの街に行くのかね?」
マーマネ「えーと……少し遠いですけど、予定ではルネの街に……」
オーキド「神秘の街ルネか……」
オーキド「確かあそこには7匹の伝説のポケモンの一匹"大海を創りし者"が眠っているとの噂じゃ」
カキ「大海を創りし者?」
スイレン「ま、まさか…カイオーガじゃ……」ドキドキ
サトシ「へへっ、ワクワクしてきたぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「よし!みんな!神秘の街、ルネにゴーだ!」
全員「おー!」
オーキド「勇者一行の旅に幸あれ!」
こうしてアセロラ達、勇者一行は始まりの村マサラ村を後にし、神秘の街ルネに向かった
魔界
カリン「フラダリ様、マサラに派遣したアカギがやられ、ホウオウが勇者一行の手に渡りました」
フラダリ「……彼には期待していたのに残念だ……」
カリン「勇者一行は次はルネに向かう様子です」
フラダリ「………ルネに四天王の彼女を派遣しておけ」
カリン「畏まりました」スッ
フラダリ「ふっ、面白くなってきたなミヅキ」
フラダリ「……ん?」
フラダリ「ミヅキは何処だ?」
アセロラ達がルネに向かう前に一休みする場所
街や施設以外でポケモンゲームに登場した場所 一番近いレス
夜
サトシ「あー、大分歩いたな……」
マオ「ルネ遠いね……」
アセロラ「もうアセロラクタクタだよぉ!」
カキ「やれやれ、情けない勇者さんだな?」
アセロラ「な、なんだと~!」プクー
リーリエ「(アセロラ可愛い)」
スイレン「もう!みんな!早くルネに行こうよ!」
アシマリ「アウ!」
マオ「まだルネの伝説のポケモンがカイオーガと決まった訳でも無いのに張り切っておりますね」
マーマネ「う~ん、でもこの森、薄暗くて不気味だしさぁ……」ブルブル
リーリエ「あら?男の子なのに情けないんですね?」クスッ
マーマネ「べ、別に怖くなんか……!」
サトシ「まぁ、でも確かに薄暗い中下手に歩き回るのは危険かもな」
ピカチュウ「ピカ!」
カキ「魔王軍がいつ襲ってくるとも限らんしな」
マオ「今日はここで野宿する?」
リーリエ「えー、野宿ですか?私、ベッドの無いところでは眠れません!」
マーマネ「ワガママだなぁ……」
リーリエ「何か言いました?」
マーマネ「別に」
カキ「仕方ないだろ。諦めろリーリエ」
リーリエ「ちぇっ」
スイレン「さ、サトシ……一緒の寝袋で寝る…?」ドキドキ
サトシ「寝袋は人数分あるぞ」
アセロラ「!」
アセロラ「みんな!あっち見て!」
マオ「え?」
アセロラ「明かりが見える……街があるかも!」
マーマネ「……こんな森の中に?」
リーリエ「………行ってみましょう…!」
ワイワイ ガヤガヤ
カキ「おいおい……」
スイレン「……嘘でしょ?」
マオ「何でこんな森の中にショッピングモールが……?」
~夢の交差点 ジョインアベニュー~
リーリエ「うわぁ!」キラキラ
マーマネ「>>116」
ポケモンコンテストあるかなぁ
マーマネ「ポケモンコンテストとかあるかなぁ!」ワクワク
リーリエ「あら?マーマネがコンテストに興味あるとは意外ですね?」
マーマネ「わ、悪い?」
リーリエ「別に」
カキ「お、おい流石に……」
マオ「そうだよ!いくら何でも怪しすぎ!」
サトシ「お!あっちでくじ引きとかやってるぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
スイレン「行ってみようよサトシ!」
アセロラ「アセロラも!」
リーリエ「あ、美容室とかもあるんですね!」キラキラ
シロン「コン!」
マオ「ちょ、ちょっとみんな!」
カキ「さっきまでバテバテだった癖に……」ハァ
マオ「どうする?」
カキ「とりあえず俺達は宿でも探すか」
リーリエ「うふふ、美容室ですか!シロン!一緒にキレイキレイしてアセロラをゲットしましょうね?」
シロン「コン!」
「………………」クスッ
リーリエ「!」ピタッ
リーリエ「………え?」
シロン「コン?」
リーリエ「(今のは……いや、でも…)」
「………………………」タッタッタ
リーリエ「ま、待って下さい!」タッタッタ
シロン「コン!」
マーマネ「(ん?リーリエ?何であんな路地裏に……)」
マオ「……なんてゆーかさ」
カキ「ん?」
マオ「何かここ気味悪くない?」
マオ「うまくは言えないけどさ……なんてゆーか……」
マオ「カキはどう思う?」
カキ「>>118」
あ、あっちにホシに似合いそうな服が!
カキ「………う~ん、そうだな……」
カキ「む!」
マオ「どうしたのカキ!?」
カキ「あっちにホシに似合いそうな服が!」ダッ
マオ「ダメだこりゃ」
アママイコ「アマー」
リーリエ「確かこっちの方に……」キョロキョロ
「誰をお探しかな?」
リーリエ「………やっぱり見間違いではなかったんですね……」
リーリエ「ミヅキさん」
ミヅキ「……久しぶりだね?リーリエ」
リーリエ「何故魔界の姫である貴女がここに……」
シロン「コン」
ミヅキ「それはブーメランだよアローラ国のお姫様?」
ミヅキ「リーリエ…びっくりだよ。勇者一行と一緒に旅してるんだってね?」
ミヅキ「目的はパパの退治…かな?」
リーリエ「ミヅキさん……私は……」
ミヅキ「……………」クスッ
ミヅキ「リーリエ。このショッピングモールをどう思う?」
リーリエ「……え?」
ミヅキ「このショッピングモールは通称夢の交差点」
ミヅキ「人々の夢と理想が交差する交差点」
ミヅキ「つまりは創り物なんだよ」
リーリエ「それはいったいどういう…」
ミヅキ「醜いよね?人間は」
リーリエ「!?」
ミヅキ「ここは私達魔族がやろうとしてる"世界を創りかえる"と何も変わらない」
ミヅキ「なのに私達だけいつも悪者扱いだ……」
ミヅキ「そう、あの時と同じだよリーリエ」
リーリエ「………!ミヅキさん!私はそんなつもりは……」
ミヅキ「……もう遅いよリーリエ」
ミヅキ「君が勇者一行に居る。それが君の答えだ」
ミヅキ「魔族と人間の戦いの火蓋は切って落とされた!」
リーリエ「!」
リーリエ「早くみんなに!」ダッ
シロン「コン!」ダッ
ミヅキ「……させないよ!」
ミヅキのポケモン 未登場、アローラ以外の準伝説ポケモン >>121
ダークスイクン
ミヅキ「いけっ!スイクン!」
スイクン「オオオー!」
リーリエ「スイクン!?本でしか読んだ事のないポケモン……」
シロン「コ……」タジッ
スイクン「オオオー」
リーリエ「(あのスイクン……本で読んだのと違い凶々しいオーラが……)」
リーリエ「(それに……)」
リーリエ「ミヅキさん……そのポケモン、苦しんでるように見えます」
ミヅキ「…………………」
リーリエ「ポケモンに酷い事をするのはやめて下さい!」
ミヅキ「……やれ、スイクン」
スイクン「オオオー!」ダッ
リーリエ「っ…………!シロン!凍える風!」
シロン「コン!」ヒュオオ
スイクン「……………」キンキンキン
リーリエ「効かない!?」
スイクン「オオー!」ドンッ
シロン「コーン!」ドカッ
リーリエ「きゃあっ!」ドッ
スイクン「オオオー!」
リーリエ「………う……」
シロン「コ………」
ミヅキ「よくやったねスイクン」
ミヅキ「さぁ、私と一緒に来てもらうよリーリエ?」
リーリエ「うぅ………」
「トゲデマル!スパーク」
トゲデマル「トゲ!」
ピカッ
ミヅキ「!?」
マーマネ「リーリエ!シロン!こっちに!」グイッ
リーリエ「………マーマネ……」
シロン「コ……」
ミヅキ「くっ……目眩ましか……スイクン!」
スイクン「オオオー!」
シーン
ミヅキ「………逃げられたか…」
マーマネ「はぁはぁ……」タッタッタ
トゲデマル「トゲ!」タッタッタ
リーリエ「ハァハァ…うぅ……」タッタッタ
シロン「コン!」タッタッタ
マーマネ「何とか逃げきったよ……」ドサッ
リーリエ「……ありがとうございます。マーマネ」
マーマネ「たまたまリーリエが路地裏に入ってったのを見たからさ……」ドサッ
マーマネ「それより、リーリエが僕にお礼なんて珍し……」
リーリエ「うぅ……」グスッ
マーマネ「(泣いてる………)」
マーマネ「……いや、何でもないよ!」
マーマネ「さあ、早くみんなと合流しようよリーリエ!」
リーリエ「………何にも聞かないのですか…?」
マーマネ「……リーリエが言いたくなったら言ってよ!」
マーマネ「う~ん……最初入った時にマオ達が言ってた事を聞いておけば良かったなー」
マーマネ「何処まで歩いても景色が変わんないや」
トゲデマル「トゲ」
リーリエ「……………」
シロン「コン……」
マーマネ「もしかして魔物の仕業……」
リーリエ「ここは人々の""理想"が創りあげた交差点」
リーリエ「ミヅキさん…さっきの娘が言っておりました……」
マーマネ「理想……?」
リーリエ「……はい……」
マーマネ「………そっか……」スクッ
マーマネ「"理想"だかなんだか知らないけどさ、創られたものならきっと出口はある!」
マーマネ「さぁ、行こうよリーリエ!」
リーリエ「……マーマネは怖くないのですか…?」
マーマネ「>>125」
怖くない…なんて、言えたらいいんだけどね
マーマネ「………………」
マーマネ「(怖くない……何て言えたらいいんだけどね……)」
マーマネ「(僕はサトシやカキみたいに勇敢じゃないし、アセロラちゃんみたいに勇者でもない……)」
マーマネ「(本当は怖くて怖くてたまらないよ……情けないな…)」
マーマネ「(でも……)」
リーリエ「マーマネ?」
マーマネ「(きっと僕が怖がったら君を不安にさせちゃうから……)」
マーマネ「大丈夫!僕は怖くないよリーリエ!」
マーマネ「(今だけは僕は理想の自分になるんだ!)」
マーマネ「(今、姫を守れる騎士は僕しかいないから!)」
リーリエ「……はい…!」
リーリエ「(わかってますよマーマネ。本当は怖くて仕方ないのに私の為に……)」
マーマネ「さぁ!出口は何処かなぁ?」ガクガク
リーリエ「マーマネ」ギュッ
マーマネ「え?」
リーリエ「頼りにしてますよ?」ニコッ
マーマネ「……うん!任せてよリーリエ!」
ショッピングモール 表通り
マオ「マーマネとリーリエは何処に行ったの?」
カキ「さあな……さっきから探しているんだが………」
カキ「ところでこの服どうかな?ホシ、喜んでくれるかな?」
マオ「知るか」
アセロラ「サトシはアセロラと映画観に行くんだもん!あっちいけ胸がヒンバス!」
スイレン「お前こそどっかいけ!頭がふぁふぁタイム!」
サトシ「ケンカするなよ二人とも!」オロオロ
ピカチュウ「ピカー」
マオ「頭痛くなってきた」
アママイコ「アマーイ……」
マーマネ「……なんとか広い場所には出られたけど……」
マーマネ「ここどこだろ?」
トゲデマル「トゲ?」
シロン「コン」
リーリエ「…………マーマネ……」
マーマネ「え?」
リーリエ「さっきの娘の事なんですが……聞いて頂けますか…?」
マーマネ「……うん、話てよリーリエ…」
リーリエ「……さっきの娘はミヅキさん……魔族の姫君です…」
マーマネ「え!?魔族のお姫様!?」
リーリエ「……はい…そしてミヅキさんの父上…つまり魔王フラダリと私の亡き父、モーンは親友でした」
マーマネ「え?え?どういう事?」
リーリエ「………そして当然、私とミヅキさん……そして私の兄、グラジオは幼なじみです」
マーマネ「………グラジオって数年前から行方不明の王子様の……」
リーリエ「…………そうです…かつて魔王フラダリと父、モーンは魔族と人間の架け橋になろうと二人で必死に頑張っておりました……」
マーマネ「………あの魔王フラダリが人間と友好を……?」
リーリエ「……その最初の架け橋が魔族の王族と人間の王族の婚姻……つまりは…」
リーリエ「兄、グラジオとミヅキさんの結婚です」
マーマネ「………グラジオ王子とあの娘が……?」
リーリエ「……端から見れば、所謂政略結婚かもしれません。ですが、ミヅキさんも、兄もお互いを好いていましたし、父やフラダリも大変喜んでおりました……」
マーマネ「……だったら何で魔王フラダリは人間を滅ぼして世界を創りかえるなんて………」
リーリエ「その婚姻が魔族をよく思わないお爺様……つまりは国王の耳に入ったからです」
マーマネ「………?国王様の?」
リーリエ「そして起こってしまったのです…」
リーリエ「人間と魔族の戦いの火蓋を切って落としたあの事件が……」
マーマネ「あの事件?」
「昔話は終わったかな?」
マーマネ、トゲデマル、シロン「!?」
リーリエ「……ミヅキさん……」
ミヅキ「やっほー!リーリエ!」
ミヅキ「鬼ごっこは終わりだ」
マーマネ「>>129」
今大事な話の最中なんだから邪魔しないでよ!
マーマネ「もう!今大事な話の途中なんだから邪魔しないでよ!」プンプン
リーリエ「マーマネ……」
ミヅキ「大事な話って……私当事者なんだけど?」
マーマネ「リーリエ」ボソッ
リーリエ「え?」
マーマネ「僕が囮になる…今の内に逃げてよ」ボソッ
リーリエ「囮って……そんなの嫌ですよ!」
ミヅキ「ははーん…そうゆー事か…」
ミヅキ「スイクン」
スイクン「オオオー!」
マーマネ「リーリエ!早く!」
リーリエ「うぅ……」ダッ
シロン「コ……」タッ
ミヅキ「……………………」
マーマネ「ははは…黒いオーラのスイクン……怖いな……」ガクガク
ミヅキ「……震えてるよ?ブーピッグちゃん?」
マーマネ「……荷物持ちもまともに出来ない僕だけど……」
マーマネ「今だけは理想の騎士になるんだ!トゲデマル!」
トゲデマル「トゲ!」
ミヅキ「騎士?家畜の分際で笑わせてくれるね?」
ミヅキ「やれ、スイクン」
スイクン「オオオー!!」ダッ
グチャッ
リーリエ「ハァハァ…マーマネ……」
シロン「コン……」
ミヅキ「やぁ、リーリエ。さっきぶりだね」
リーリエ「ミヅキ……さん?」
リーリエ「マーマネは……」
ミヅキ「さぁね?」
マーマネ「…………………」
トゲデマル「ト………ゲ………」
マーマネ「(体中が痛いな……僕しぬのかな……)」
マーマネ「(何が理想の自分だよ……結局は荷物持ち一つできない僕のままだ…)」
マーマネ「ごめんねトゲデマル……」
トゲデマル「………トゲ……」
マーマネ「ごめんね…みんな……」
マーマネ「ごめんね…リーリエ…」
ピカー
マーマネ「光………?」
「………………」
マーマネ「何か聞こえる……幻聴…?」
マーマネ「ははは…やっぱり僕しぬんだね……」
コロン
マーマネ「!これは……」
マーマネ「アセロラちゃんやサトシと同じボール……?」
リーリエ「うぅ……マーマネ……」グスッ
ミヅキ「あらあら意外だねリーリエ」
ミヅキ「あんな薄汚い役立たずのブーピッグなんかに涙を流すんだ?」
リーリエ「……マーマネは役立たずなんかじゃありません!」
リーリエ「撤回して下さい!」
ミヅキ「やーだよ♪」
リーリエ「>>132」
ミヅキさん好きです
リーリエ「ミヅキさん……大好きです…」
ミヅキ「………今更命乞いかな?」
リーリエ「戻って下さい!昔の私が大好きだったミヅキさんに!」
ミヅキ「……誰のせいだと思ってるの?」
ミヅキ「スイクン……少し痛めつけてから連れていこうか…」
スイクン「オオオー!」バリバリ
リーリエ「(スイクンの黒いオーラから赤い稲妻が……)」
シロン「コン……」ジリッ
リーリエ「シロン……」ギュッ
リーリエ「(ごめんなさい……皆さん…マーマネ……)」
ミヅキ「スイクン!ダークラッシュ!」
スイクン「ヴー!」ダッ
フッ
スイクン「!?」
ドカッ
スイクン「グゥ……!」バキッ
ミヅキ「!?」
ミヅキ「ハイパーモードのスイクンが吹っ飛ばされた!?」
リーリエ「え……」
マーマネ「助けにきたよリーリエ!」
トゲデマル「トゲ!」
リーリエ「マーマネ!トゲデマル!無事だったのですね!」ウルッ
シロン「コン!」
ミヅキ「……あのブーピッグがダークオーラを纏ったスイクンを……?馬鹿な…」
スイクン「グゥ……」ヨロッ
ミヅキ「それにあいつとトゲデマルは死に損ないなハズ……」
マーマネ「彼が助けてくれたんだ」
リーリエ「彼…?」
マーマネ「そして声も聞こえた」
マーマネ「僕と一緒に魔王軍と戦ってくるって!」キラン
リーリエ「それはアセロラやサトシと同じGSボール……?」
マーマネ「さぁ、行くよ!僕と一緒にリーリエを守るんだ!」
スッ
ミヅキ「…馬鹿な…!?あれは伝説の7匹のポケモンの一匹……蒼い雷を操る"理想を司る者"……」
マーマネ「ゼクロム!」
ゼクロム「……………!」バリバリ
マーマネの紋章の場所
顔と腕とディグダ以外の場所 一番近いレス
マーマネ「いくよ!」ピカー
リーリエ「!」
リーリエ「マーマネ!」
マーマネ「え?」ピカー
リーリエ「何やら足が光ってますが?」
マーマネ「うっ……」ピカー
ミヅキ「(あの光……眷属章の光か……)」
マーマネ「(ゼクロムの紋章が足の親指の爪に浮かんでネイルアートみたくなったなんて言えない……)」
リーリエ「カッコつかないところがマーマネらしいですね」クスッ
マーマネ「うぅ…////」
グニャ~
ミヅキ「!」
シュウウ
リーリエ「景色が元の森に……」
マーマネ「ジョインアベニューは元々ゼクロムが人々の理想を集め創った交差点らしいんだ」
ミヅキ「………成る程…主人を見つけたゼクロムにはもう必要ない場所って訳か」
サトシ「え!?」
アセロラ「ふぁ!?森?」
スイレン「私達たしか映画を見ていたハズ……」
カキ「ま、マオ!ホシに買った服が消えた!」アワワ
マオ「それどころじゃないでしょ!」
マオ「いったいどうなって……ん?」
マオ「あれはマーマネとリーリエ………」
サトシ「誰かと戦ってるみたいだ!」
スイレン「マーマネの横の黒いポケモンはなに!?」
アセロラ「ふぁ!」ピカー
カキ「どうしたアセロラ!」
アセロラ「……ギラティナオリジンフォルムの紋章が光ってる……」
ミヅキ「ゼクロム?丁度いい、潰してあげるよ!」
ミヅキ「スイクン!ダークラッシュ!」
スイクン「オオオー!」バリバリ
マーマネ「リーリエ!」
リーリエ「!」
マーマネ「僕は怖くない…今度は嘘じゃないよ!」ピカー
リーリエ「………はい!」
マーマネ「ゼクロム!クロスサンダー!」ピカー
ゼクロム「ゼクロム!」バリバリバリ
スイクン「グオォォー!」バリバリバリ
ゼクロム「クロー!」バリバリバリ
スイクン「グウゥ……」バリバリバリ
ミヅキ「!?」
リーリエ「ゼクロムの蒼い雷がスイクンから黒いオーラを……」
スイクン「ウゥ……」フシュー
ミヅキ「馬鹿な……スイクンのダーク化が解けた……?」
マーマネ「ふぅ……」ドサッ
ゼクロム「クロー……」
マオ「マーマネ!リーリエ!」タッタッタ
カキ「無事かぁ!」タッタッタ
ミヅキ「…………ちっ、ここまでか……」
マーマネ「みんな……」
スイレン「あいつは……?」
ミヅキ「……コスモッグ!」
コスモッグ「ピュイ!」ズオオ
サトシ「あれは!?」
マーマネ「リーリエのほしぐもちゃんと同じポケモン……?」
スイレン「あのでっかい穴はいったい…?」
リーリエ「ミヅキさん……」
ミヅキ「今日はここまでだよ……」
ミヅキ「リーリエ、それに勇者一行の諸君」
ミヅキ「次からはゼンリョクで魔族と人間の戦争だ……」
ミヅキ「覚悟してね?」スゥ
マオ「でっかい穴に消えた……?」
カキ「なんだったんだ…?」
リーリエ「(ミヅキさん……)」
スイクン「ウゥ……」ヨロッ
リーリエ「!」
スイクンが仲間にしてほしそうにこちらを見ている
リーリエはどうしますか? >>137
スイレンに回す
リーリエ「スイクン……私達と一緒に来て下さるのですか?」
スイクン「……………」コクリ
リーリエ「………わかりました…」
リーリエ「スイレン、スイクンをゲットしてください」
スイクン「!?」
スイレン「え?なんで私?」
リーリエ「だって私、水ポケモンは専門外ですし……」
リーリエ「それにスイレンとスイクンってなんか似てるじゃないですか」
スイレン「だからなに?」
リーリエ「ほらっ、スイレン!スイクンが待ってますよ?」
スイクン「!???」
マオ「スイクンが一番びっくりしてない?」
スイレン「うーん、わかったよ」ポイッ
スイクン「スイ……!?」ポンッ
ウニウニ ウィーン
スイレン「よし!スイクンゲットだぜ!」
サトシ「やったな!スイレン!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
リーリエ「うふふ、良かったですね?スイクン!」
マオ「(いいのかなー?)」
スイレンはスイクンを仲間にした
リーリエがスイクンにつけたニックネーム
下3つの中から
ジョインアベニューを後にした勇者一行はルネに向かっていた
パカッ パカッ
アセロラ「ふぁ~、スーさんの上は快適だねリーリエ」
リーリエ「まったくですねアセロラ」ギュッ
スイクン「クーン」パカッパカッ
アセロラ「もう~!くっつかないでよリーリエ!」
リーリエ「狭いんだから仕方ないじゃないですか」グヘヘ
シロン「コン!」
スイレン「ちょっと待って」
リーリエ「何ですか?スイレン」
スイレン「そのスイクンの"おや"は私なんだけど?何であんたらがスイクンの上で快適に旅をしてるの?」
リーリエ「だって私、姫ですし」
アセロラ「アセロラは勇者だから…」
スイレン「だからなに?」
スイレン「だいたいスーさんってなに?何で人のポケモンに勝手にニックネームつけてんの?」
リーリエ「スイレン。他人のポケモンにニックネームはつけられません。常識ですよ?」
アセロラ「アセロラ達が勝手にスーさんって呼んでるだけだもん」
スイクン「クーン!」
スイレン「あ?」カチン
マーマネ「まぁまぁ、いいじゃないスイレン」
マオ「おっ、さすが伝説のポケモンの主人になった人は違いますなぁ」
マーマネ「そ、そうかな?////」
スイレン「黙ってろよブーピッグ」
マーマネ「ブー……」ガーン
アセロラ「スイレンは相変わらず胸も器も小さいなぁ」
スイレン「なんだと糞勇者」
アセロラ「ふぁー?」
サトシ「やめろよ二人とも」
アセロラ「サトシ……」
サトシ「スーさんってニックネーム、俺はいいと思うぜ?」
スイレン「ま、まぁ…サトシがそう言うんなら……」
スイクンのニックネームはスーさんに決定した
カキ「まったく、魔界の姫様から宣戦布告されたってのに呑気な奴らだ…」ハァ
マオ「ははは、まぁ、いいじゃん」
マオ「あんな奴らだからこそ、案外世界を救えるのかもよ?」
サトシ「マーマネ!今度俺のホウオウとマーマネのゼクロムでバトルしようぜ」
マーマネ「あ、いいね!」
アセロラ「アセロラのギラちゃんも!」
リーリエ「地図の形が変わっちゃいますね」クスッ
カキ、マオ「やめろ!」
~神秘の街 ルネ~
アセロラ「ふぁ~!ようやくついたよルネ!」
リーリエ「長かったですねぇ」
スイレン「あんたらずっとスーさんに乗ってたじゃん」
サトシ「街っていうだけあって、ハウオリ村やマサラ村と違ってでっかいなぁ」キョロキョロ
ピカチュウ「ピカピカ!」
カキ「田舎丸出しだなサトシ」
マオ「で、どこに行けばいいんだっけ?」
マーマネ「町長のアダンさんって人の所だよ!」
マーマネ「オーキド博士が僕らの事も伝えてくれてるらしいよ!」
アセロラ「ふぁー、さっすが博士!」
サトシ「よし、んじゃ早速アダンさんのところに……」
「あれ?サトシ!?」
サトシ「え?」クルッ
セレナ「やっぱりサトシだ久しぶりー!」タッタッタ
サトシ「え?セレナ!?」
スイレン「(セレナ?)」ピクッ
リーリエ「知り合いですか?」
マーマネ「(可愛い……)」
サトシ「ああ、俺の幼なじみなんだよ!」
アセロラ「幼なじみ…」
サトシ「セレナ、何でここに?」
セレナ「えへへ、実はね?」
スイレン「(セレナ……確かお義母さんが言ってた自称サトシの彼女の妄想ストーカー女……)」
スイレン「(サトシは私が守らなきゃっ!)」
スイレン「アローラ!」グイッ
セレナ「!」
スイレン「サトシの"お友達"のセレナさんですね?私、スイレンと申します。よろしく」ニコッ
セレナ「>>144」
あの サトシ?
あの時のキスいやじゃなかった?
セレナ「…………ふーん……」
セレナ「ねぇサトシ!」
サトシ「ん?」
セレナ「あの時のキス、嫌じゃなかった?」
サトシ「………え?」
スイレン「きききききキス…!?」
アセロラ「え……キス……」
スイレン「どどどどどういう事なの!サトシ!」ブンブンブン
サトシ「す、スイレン…くるし…」
マオ「落ち着いてスイレン!サトシがしんじゃう!」
サトシ「けほっ、その…俺がマサラから引っ越す時にセレナが最後に一ついいって……」
サトシ「まぁ、お別れの挨拶みたいなもん……」
アセロラ「ほっ」
スイレン「ほ、ほらみろ!やっぱ無理矢理じゃんこのビッチが!」
セレナ「誰がビッチだと?この地味面」
セレナ「だいたい、キスした事実は変わりませーん」
スイレン「はぁ?この妄想ストーカー女が!サトシに近づくな!」
セレナ「はいはいブーメランブーメランww」
サトシ「ふ、二人ともやめろよ…」オロオロ
マオ「そ、そうだよ!ほらっ、少し休憩でも……」
リーリエ「あ、いい案ですねマオ!」アセアセ
スイレン「ちっ、消えろビッチ」
セレナ「お前がな地味面」
カキ、マーマネ「(女ってこわっ)」
サトシ「へぇ、それじゃあ、セレナはミクリさんって人のイリュージョンを見に……」
セレナ「うん!そうなの!」
スイレン「じゃあ、早くそっちに行けよ」チッ
セレナ「そうだ!私、マカロン作ってきたの!みんな、お近づきのシルシにどうぞ」スッ
サトシ「セレナのマカロン久しぶりだなぁ」
アセロラ「ふぁー、いいの?」
リーリエ「美味しそうです」
カキ「もらっていいのか?」
マーマネ「(彼女にしたい)」
セレナ「どうぞ」
スイレン「やめときなよみんな。その女きっと変なとこ触った手でマカロン作ってるよ?」
マオ「スイレン……」
セレナ「じゃあ、お前は食うなよ」
スイレン「言われないでも食わないよ」
スイレン「サトシは私と一緒にマラサダ食べようよ!」
1、サトシはマカロン派
2、サトシはマラサダ派
1か2で >>148
1
サトシ「……悪いんだけど、セレナが折角つくってくれたんだし、マカロン食べようかな?」
スイレン「……な…」ガーン
セレナ「ザマァww」
サトシ「ごめんな、スイレン?」
スイレン「うぅ……」ガクッ
セレナ「負け犬は大人しく一人でマラサダ食べてろよww」
スイレン「ちくしょ~!」グスッ
アセロラ「ふぁ、セレナのマカロン美味しいよ?スイレンも一緒に食べよ?」
スイレン「そんなマン○スが入ったマカロンなんかいるか!」
セレナ「あ?」
アセロラ「ふぁ!?」
マオ「(おいおい食事中)」
リーリエ「(え!?このマカロンにはセレナさんのマン○スが……?)」ゴクリ
アダンの屋敷
サトシ「ここがアダンさんの家かぁ」
アセロラ「ふぁ~、おっきい……」
リーリエ「え?そうですかね?」
スイレン「お前まだいたの?帰れよ」
セレナ「は?てめーが消えろ負け犬」
カキ「お前らケンカはいい加減に…」
スイレン、セレナ「あ?」
カキ「ゴメンナサイ」
マーマネ「(セレナちゃんいいなぁ。好みだわ)」
マオ「すみませーん!」ピンポーン
ガチャッ
アダンの部下
未登場有名トレーナー、親族以外で女性
>>155
フウロ
「はいは~い、今でま~す!」
ガチャリ
フウロ「お帰りなさいませ!ご主人様!」ビシッ
フウロ【アダンの屋敷、新米メイド】
マオ「ご主人様!?」
フウロ「あ、ごめんね~!アタシ最近入ったばっかりでつい!」テヘペロ
マオ「は、はぁ……」
リーリエ「お姉さん可愛いです」
マーマネ「(いいおっぱいだ)」
フウロ「それで?何のご用事かな?小さなお客様達?」
サトシ「あの、俺達アダンさんに用があって…」
フウロ「ご主人様に?」
マオ「どうする?たぶんこの人に私達の話は伝わってないっぽいよ?」ヒソッ
カキ「伝わってても忘れてそうだな?」ヒソッ
フウロ「?」
アセロラ「あ!そうだ!こんな時こそ王様から貰ったアレを……」ゴソゴソ
全員「?」
アセロラ「ほい!王様直伝、困ったときの王家の紋章!」スッ
フウロ「そ、それは!王家の紋章!君達はいったい何者なんだい少年少女!」
アセロラ「アセロラ達は勇者一行です!」
フウロ「勇者一行!?」
スイレン「一人部外者がいるけどね」
セレナ「あ?」
サトシ「二人とも、もうケンカはやめろよ」
スイレン「サトシ…」
セレナ「ごめんねサトシ…」
フウロ「あー、そういえばご主人様が今日勇者一行の子供達が来るぞって言ってたよーな……」ウーン
フウロ「記憶の彼方にぶっ飛んでた」テヘペロ
マオ「(やっぱり……)」
フウロ「それにしても勇者かぁ……」ジロジロ
カキ「ん?」
フウロ「勇者様!サイン下さい!」
カキ「え?俺?」
フウロ「その強そうな風貌!あなたが伝説の勇者様なんじゃないの?」
カキ「>>158」
俺は勇者じゃない、妹を愛する1人の兄貴だ
カキ「いや、俺は勇者ではない」
カキ「勇者はそっちのちっこいアセロラって娘だ」クイッ
フウロ「え!?こっちの娘が勇者!?」
アセロラ「もぅ!それどうゆー意味?」プクリーン
カキ「俺はただの妹を愛する仲間A…いや…」
カキ「しいて言えばホシだけの勇者さっ」フッ
フウロ「へぇー、君が勇者ちゃんなんだ!かーぁいい♪」ムシ
セレナ「聞いてないわよあの子」
カキ「…………………」
フウロ「勇者ちゃん~可愛いよぉー!」ギューッ
アセロラ「ふ、ふぁ……やめて!おっぱいくるし……」
リーリエ「(あ、アセロラがフウロさんのはち切れんばかりのおっぱいに埋もれている様子……なんかエロいです)」ドキドキ
マーマネ「うっ!」マエカガミ
サトシ「どうしたマーマネ!」
ピカチュウ「ピカッ!?」
マーマネ「い、いや…ちょっとお腹が…」マエカガミ
サトシ「大丈夫か!?」
スイレン「ほっときなよサトシ」
マオ「あ、あのー……そろそろアダンさんの所に案内して頂けませんかね?」
フウロ「!あ、ごめんごめん!忘れてた!」テヘペロ
マオ「(おいおい…)」
アセロラ「ふぁー…」ゲッソリ
アダンの部屋
コンコン
フウロ「ご主人様!勇者一行の方々をお連れしました!」
「うむ、ご苦労!入りたまえ」
フウロ「しつれいしまーす!」ガチャッ
アダン「ようこそ勇者とその仲間達」
アダン「オーキド博士から話は聞いている!歓迎するよ?」
アダン【ルネの街、町長】
サトシ「この人がこの町で一番偉い人かぁ」
アセロラ「ふぁ、だんでぃーなおじさんだね」
アダン「ふむふむ…」ジロジロ
アセロラ「ふぁ?」
アダン「その額のギラティナオリジンフォルムのマーク……ユーが博士の言っていた、女神ディアンシーに選ばれし勇者かリトルレディ」
スイレン「女神ディアンシー?」
サトシ「アセロラ、その女神ディアンシーって人に選ばれたのか?」
アセロラ「この紋章は朝起きたらあったんだよ?」
アセロラ「そんな人、アセロラ知らないよ?」
リーリエ「(ディアンシー……?)」
リーリエ「(確か昔、城にそのような名前の女の子が……)」
アダン「>>161」
寝ている間にディアンシーが来たのか
アダン「………ふむ…知らない…か…となると……」
アダン「ユーがスリープしている間にディアンシーが来たのかな?」ハッハッハッ
アセロラ「ふぁ!?寝てる間に!?」
フウロ「女の子の寝室に勝手に入る何て不埒です!」
アセロラ「ふぁ!アセロラの寝顔見られてないかなぁ!」アタフタ
サトシ「ははっ、アセロラいっつもヨダレ垂らして寝てるもんな?」
アセロラ「ちょ、ちょっとサトシ!////」
リーリエ「サトシ!まさか……あなたいつもアセロラの寝顔をオカズに………」
マーマネ「!」ドキッ
リーリエ「しね!下劣なディグダが!」
サトシ「え!?」
スイレン「サトシといちゃつくな!あんぐり娘!」
セレナ「シメるわよクソガキ」
アセロラ「ふぁ!?」
カキ「落ち着けお前ら。話が進まん」
マオ「あ、あの~……それで、女神ディアンシーってのはどんな人なんですか?」
アダン「………女神ディアンシーは人ではなくポケモン……」
アセロラ「ふぁ?」
カキ「ポケモンだと……」
アダン「そう、>>163に住むと言われる幻のポケモンだ」
>>163 ディアンシーが住むと言われる場所
今まで未登場でポケモンに登場した場所
ジャイアントホール
アダン「ディアンシーはアローラ国最果ての洞窟ジャイアントホールに住んでいると言われている」
アセロラ「ジャイアントホール……?」
アダン「まぁ、私も直接会った訳ではないのでね。あくまでも言い伝えさ」
アダン「……だが、こうして勇者がいるのだ」
アセロラ「ふぁ?」
アダン「女神ディアンシーは実在する」
マオ「ま、まぁ…確かに……」
カキ「魔王や伝説のポケモンも居る訳だしな」
サトシ「女神かぁ……会ってみたいな…」ワクワク
ピカチュウ「ピカ!」
リーリエ「……ディアンシー…」ウーン
マーマネ「どうしたのリーリエ?」
リーリエ「いえ……そういえば私が幼い頃にディアンシーと言う名の少女が城に居たなと思いまして……」
マーマネ「少女?」
リーリエ「はい、吸い込まれそうな赤い瞳に宝石のように美しい桃色の髪をした可憐な少女です……」
リーリエ「今思えば、あれが私の初恋でした…」ウットリ
セレナ「女の子が初恋って…あんたそっち系の人なの!?」
スイレン「(リーリエがレズに目覚めたきっかけの子と同じ名前とか、女神様も可哀想に……)」
リーリエ「あ、当然今はアセロラ一筋ですよ?」アセアセ
アセロラ「やめて下さい」
アダン「女神に選ばれ魔王と戦う運命のユー達だ……ディアンシーには何れ会うことになるだろう」
アダン「それよりも今はこのルネに眠る伝説の7匹のポケモンについてだな」
サトシ「!やっぱりルネにも伝説の7匹のポケモンが!」
アセロラ「その話、教えてよおじさん!」
アダン「……このルネに眠る伝説のポケモンの名……それは"大海を創りし者"カイオーガ」
カキ「カイオーガだって!?」
スイレン「や、やっぱりカイオーガだったんだ!」ドキドキ
フウロ「で、伝説のポケモンって!?」
セレナ「いったい何の話なの!?」
アセロラ「おじさん!カイオーガに会う方法を教えて下さい!」
アダン「……カイオーガに会うためには条件がある」
スイレン「条件……」ゴクリ
アダン「それはルネの"目覚めのほこら"にあると言われている宝玉、藍色の珠"サファイア"を手に入れカイオーガに認められる事だ!」
リーリエ「目覚めのほこらに宝玉サファイアですか…」
スイレン「ね、ねぇ!早く目覚めのほこらに行こうよ!」ワクワク
セレナ「あんたがカイオーガに認められる訳ないでしょ図々しい」
スイレン「あ?」
マオ「はいはい、ケンカはそろそろやめよーね?」
スイレン「ふんっ」
セレナ「ちっ」
アダン「ふふ、まぁそう先を急がないでくれたまえ勇者一行の諸君」
全員「?」
アダン「実は今夜君達勇者一行を歓迎するパーティーを開こうと思っているのだよ」
アダン「どうかね?目覚めのほこらに行くのは明日にして、今夜はパーティーでも?」
マーマネ「パーティー?やったー!」
サトシ「いいなぁ!」
カキ「ありがとうございます!」
リーリエ「うふふ、パーティーなんて久しぶりです!」
マオ「だ、そうだけどどうする勇者さ……」
アセロラ「わ~い!パーティーだ~!」ヒャッホーイ
マオ「だろうね」クスッ
セレナ「パーティーか…いいわね!」
スイレン「あんた部外者じゃん。まさか来る気してるの?図々しい」
セレナ「あ?」
スイレン「あ?」
マオ「やめなさい」
フウロ「ご馳走楽しみです!」ワクワク
アダン「フウロくん。ユーは歓迎する側なんだがね……」
夜
マオ「パーティーだから正装って言われたけど……」
マオ「……ドレスなんて恥ずかしいな」ハハ
リーリエ「ふふっ、似合ってますよ?マオ」キラキラ
マオ「(リーリエドレス似合いすぎ……さすがお姫様……)」
カキ「スーツか…少し窮屈だな」
カキ「脱ぐか」ヨイショ
マーマネ「追い出されるからやめなよ」
スイレン「さ、サトシ!私のドレスどうかな?」テレッ
サトシ「ん?」
セレナ「サトシ!そんな地味子より私のドレスは……」
サトシ「えっと……」
スイレン「全然似合ってないよビッチ」
セレナ「黙れ。あんたに言われたくないのよブス」
スイレン「あ?」
セレナ「やんのか?」
マオ「(またこいつらは…)」ハァ
マオ「>>167」
いっつもスイレンからケンカを売ってるよね
マオ「二人ともいい加減にしなよ!」
スイレン、セレナ「!」
マオ「スイレン、だいたいスイレンからつっかかってない?」
マオ「セレナが気にくわないのは勝手だけどさ、少しは自重して!」
スイレン「う、だ……だって……」
セレナ「ザマァww」
マオ「セレナもセレナだよ」
セレナ「は?」
マオ「あんたもあんたでスイレンの事煽りすぎ!」
マオ「二人ともケンカするなら誰もいない所でしてよ!」
スイレン「ご、ごめんなさい…」シュン
セレナ「………気をつけます……」シュン
マオ「たくっ……」
サトシ「マオこえ~……」
アセロラ「ふぁ」コソッ
サトシ「ん?どうしたんだ、アセロラ?」
アセロラ「……だってアセロラ、ドレスみたいな高い服着たことないから恥ずかしくて……」コソコソ
サトシ「………こっちこいよアセロラ」グイッ
アセロラ「あ……」
サトシ「なんだよ、ドレス似合ってるじゃん」
サトシ「すっげーキレイだぜ?」
アセロラ「ありがと////」テレッ
スイレン「(くっ……)」プルプル
セレナ「(ガマンガマン……)」プルプル
アダン「やぁ、よく来てくれたね勇者一行」
アセロラ「おじさん…」
アダン「今日はユー達勇者一行の歓迎パーティーだ!存分にエンジョイしてくれたまえ!」
全員「やったー!」
ミクリ「師匠、この子達が噂の勇者一行の皆さんですか?」
アダン「うむ」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「アダンさん、その人は?」
セレナ「ま、まさか!エレガントな水ポケモン使いの……!」アワワ
アダン「紹介しよう。我が弟子のミクリだ」
ミクリ「>>169」
よろしく、おや?そこの青髪のお嬢さん、水ポケモン使いかな?
ミクリ「よろしく、勇者とその仲間のみなさん!」
セレナ「あ、あの!ミクリさん!」
ミクリ「ん?なんだい?」
セレナ「わ、私!ミクリさんのファンなんです!是非サインを!」シキシ
ミクリ「ふふっ、こんなプリティーなお嬢さんがファンだとは嬉しいね」スラスラ
ミクリ「どうぞ」スッ
セレナ「やったー!ありがとうございます!」
ミクリ「ふふふ、…ん?」
ミクリ「そこの青髪のお嬢さんは水ポケモン使いかい?」
スイレン「え?あ、はい……」
ミクリ「うーん…」ジーッ
アシマリ「アウ?」
ミクリ「……うむ、いいアシマリだね。とても大切に育てられている」
スイレン「あ、ありがとうございます!」
ミクリ「これから君達の歓迎も兼ねて水ポケモンのイリュージョンをしようと思っているんだ」
ミクリ「良かったら観ていってくれ」
セレナ、スイレン「はい!」
サトシ「水ポケモンのイリュージョンかぁ!楽しみだなぁ!」
ピカチュウ「ピカ!」
フウロ「ミクリさんのイリュージョンはそりゃもうビューティフルですからねぇ」
アダン「ユーは仕事に戻りなさい」
フウロ「テヘペロ」
ルチア「あっ!いたいた~!」フリフリ
ミクリ「ん?ようやく来たかルチア」
ルチア「ごめんなさい、ちょっと支度に時間がかかって……ん?」
アセロラ「ふぁ?」
ルチア「……………」
アセロラ「………………」
アセロラ、ルチア「あーっ!」
全員「?」
ヤミカラス「………………」
魔界
カリン「フラダリ様。勇者一行を監視していたヤミカラスから連絡がありました」
カリン「どうやら彼女が勇者一行との接触に成功したようです」
フラダリ「そうか…」
ミヅキ「よりにもよってあの娘を行かせたんだパパ?」
ミヅキ「あの娘は四天王の中でも一番ぶっ飛んでるじゃん」
フラダリ「そうだな…」
ミヅキ「あーあ、もう少しリーリエ達と遊びたかったんだけどね…」
ミヅキ「もう勇者一行は……いや…」
ミヅキ「ルネの街は終わりだね…」
パーティー会場
アセロラ「あ、あなたはゴルーグの酒場で会った……」
ルチア「キミはあの時の……」
サトシ「知り合いなのか、アセロラ?」
アセロラ「う、うん!この人はハウオリ村で仲間探ししてた時にシキミさんに紹介された」
アセロラ「確か、ニートの人!」ビシッ
ルチア「違う」
マーマネ「アセロラちゃん!この人アイドルのルチアだよ!」
アセロラ「あ、そっちか」
カキ「アイドルだと!?」
マオ「知らないのカキ?ルチアはアローラ国で今大人気のアイドルだよ!」
カキ「だってホシにしか興味ないし…」
リーリエ「私、ルチアちゃんの大ファンなんです!」ホクホク
マーマネ「ぼ、僕も!」
ルチア「ありがと☆」
ルチア「それにしてもまた勇者ちゃんと再開するとは……」
ルチア「これはもう!運命だね☆」
ミクリ「ふふ、そうだなルチア」
アセロラ「ふぁ?」
ミクリ、ルチア「グロリアス」フッ
サトシ「独特なノリの人達だな」
ピカチュウ「ピカ!」
ミクリ「ミロカロス!」
ミロカロス「ミロ!」ザパーン
ルチア「チルタリス!」
チルタリス「チル!」
アセロラ「ふぁ……すっごい……」
スイレン「これが水ポケモンのイリュージョン……」
セレナ「キレー……」
マオ「至れり尽くせりだね……こりゃ…」
マーマネ、リーリエ「ルチアちゃーん!」
カキ「うぉっ」ビクッ
サトシ「すっげーなぁ!」
フウロ「………………」スクッ
スイレン「ん?」
スイレン「(あんなにミクリさんのショーを楽しみにしてたのに…どっか行くのかなフウロさん……)」
スイレン「どうかしたんですかフウロさん?」
フウロ「>>173」
トイレ
フウロ「ちょっとトイレにね?」ニコッ
スイレン「?」
サトシ「いやー、ミクリさんのショー凄かったな?」
セレナ「うん、私ますますファンになっちゃったよ!」
リーリエ「ルチアちゃんとっても可愛いかったです!」
マーマネ「あとでサインもらおっと!」
アセロラ「ルチアってただのニートじゃなかったんだね!」
マオ「え?ルチアってニートだったの?」
アダン「ふふ、我が弟子達のショーはエンジョイしてもらえたようだね?」
カキ「アダンさん」
リーリエ「はい!最高でした!」
アダン「ふふふ…だがパーティーはまだこれからだ!」
アダン「次はダンスパーティーと料理でもいかがかな?」
マーマネ「料理!?」
アセロラ「ダンス!サトシ!一緒に踊ろうよ!」
サトシ「え?俺?」
セレナ「ちょっとサトシは私と………」
スイレン「……………」
セレナ「?」
スイレン「(フウロさん……トイレに行ったっきり戻ってきてない……)」
セレナ「ねぇ、ちょっとどうしたの?」
スイレン「え……?」
スイレン「いや、別に…………」
スイレン「………私、ちょっと外出てくる!」ダッ
セレナ「は?ちょ、ちょっと!」
屋敷外
フウロ「………………」スタスタ
スイレン「(居た、フウロさん…)」コソッ
スイレン「(トイレに行くって嘘をついてまで何を……?)」
スイレン「(…………どっかに行くのかな?)」
セレナ「あんた何やってんの?」ポンッ
スイレン「!」ビクッ
スイレン「な、なんだセレナか……驚かせないでよ!」ドキドキ
セレナ「あんたの様子がおかしいから折角心配して来てやったのに……」
スイレン「それはどうも…」
セレナ「それで何やってるの?」
スイレン「えーと……」
フウロ「……………」スタスタ
セレナ「…………あれ、メイドのフウロさん?いったいこんな所で何を……」
スイレン「あー、もう!説明するのも面倒臭いし、あんたも来て!」グイッ
セレナ「ちょ……」
フウロ「……………」スタスタ
スイレン「………………」コソコソ
セレナ「………ちょっと、フウロさん何処に行くの?」ヒソッ
セレナ「だいたい何であんたはフウロさんをつけてんのよ?」ヒソッ
スイレン「……うーん、わかんない…」
セレナ「はぁ?わかんないってあんた!」
フウロ「……………」ピタッ
スイレン、セレナ「!」ビクッ
フウロ「…………………」クルッ
フウロ「…………………」
フウロ「?」スタスタ
スイレン、セレナ「…………………」
セレナ「ふぅ、セーフ……」
スイレン「ちょっと、気をつけてよ!見つかるところだったでしょ!」ヒソッ
セレナ「ははは、ゴメーン」ヒソッ
スイレン「街の外れまで来ちゃった……」
スイレン「いったいこんなとこに何の用が……」
セレナ「見てスイレン!フウロさんが!」
フウロ「……………」ピタッ
フウロ「………………」スタスタ
スイレン「洞窟の中に入ってった?」
セレナ「ここは……」
「ここは伝説のポケモン、カイオーガが眠る目覚めのほこらだよ?」
スイレン、セレナ「!」ビクッ
ルチア「やっほー☆」
スイレン「ルチア!?」
セレナ「何でここに居るのよ!?」
ルチア「ん?何かキミ達がコソコソやってるのが見えたからつけてきたの」
スイレン「つけてきたって……」
セレナ「二重尾行ってやつ?」
ルチア「うーん、それにしても……」
ルチア「何でメイドのフウロちゃんが目覚めのほこらに?」
セレナ「………よくわかんないけど、怪しい匂いがするわね……」
スイレン「……入ってみようよ……」ダッ
アシマリ「アウ!」ダッ
ルチア「あ!」
セレナ「ちょっと、スイレン!」
目覚めのほこら
ピチャン
セレナ「うわっ、くらーい……」
スイレン「……フウロさんを完全に見失った……」
ルチア「へぇ……ほこらの中ってこうなってるんだぁ」キョロキョロ
スイレン「ルネの人なのに中に入ってさた事無かったの?」
ルチア「うん、危ないからって中には入れてくれなかったの」
ルチア「ルネの子供達の間では有名だよ?」
ルチア「悪い事したら目覚めのほこらにつれていくぞっ、て」
スイレン、セレナ「……………」ゴクリ
アシマリ「アウ!」
スイレン「どうしたのアシマリ?」
アシマリ「アウ!」チョイチョイ
スイレン「…………ボタン?」
セレナ「薄暗い洞窟のダンジョンにボタン………如何にも怪しい匂いがするわね…」
ルチア「とりあえず押してみよっと」ポチッ
スイレン、セレナ「ちょっと!」
ガラガラガラ
スイレン、セレナ、ルチア「!?」
アダンの屋敷
~♪
アセロラ「ふぁ~、サトシ!意外とダンス上手いね?」~♪
サトシ「そっかな?」~♪
リーリエ「マーマネ!ちゃんとリードして下さい!」~♪
マーマネ「ご、ごめんリーリエ…」~♪
マオ「ははは、ドレス着てダンスかぁ…少し恥ずかしいね?」~♪
カキ「そうか?」~♪
ミクリ「ふふ、みんな楽しんでくれているようですね」
アダン「うむ」
サトシ「(ん?そういえば……)」~♪
アセロラ「………?どうしたのサトシ?」~♪
サトシ「いや、さっきからスイレンとセレナの姿が見えないなって…」~♪
アセロラ「ふぁ?」~♪
リーリエ「言われてみれば…」~♪
マーマネ「>>177」
外で決闘してるんじゃない?
マーマネ「あの二人の事だし、また外で決闘でもしてるんじゃないかな?」
カキ「あー、ありえるかもな……」
マオ「はぁ、まったくあいつらは…」
サトシ「うーん……」
ミクリ「………そういえばルチアの姿も見当たらないな…」
アダン「……何やら胸騒ぎがするね…」
サトシ「……俺、やっぱスイレンとセレナを探しにいくよ!」
サトシ「行くぜ、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「あっ、サトシ!」
ミクリ「師匠、私もルチアを探しに行ってきます!」
アダン「うむ、頼んだぞ」
ミクリ「はい、待ってくれサトシくん!私も行く!」
目覚めのほこら
セレナ「いたた……まさか床が抜けるなんて……」
スイレン「もう!何であんな如何にも怪しげなボタンを押したの!?」
ルチア「好奇心で☆ごめんね?」テヘペロ
セレナ「好奇心て……」
スイレン「とにかく、ここから出る方法を……」
アシマリ「ア、アウ!」
スイレン「どうしたのアシマリ?」
ドドド
セレナ「なんの音?」
スイレン達を襲った野生のポケモンの大群
幻伝説UBメガ以外の未登場ポケモン
一番近いレス
一応野生のポケモンなので
ただのケンタロス扱いになります
ドドド
スイレン「どんどん近づいてくるよ?」
モー モー
ルチア「どこかで聞いた事あるカンジの鳴き声だね」
ケンタロスの大群「モー!」ドドド
スイレン、セレナ、ルチア「!?」
セレナ「や、野生のケンタロスの大群!?」
ルチア「しかもあんなにたくさん…」オクチアングリ
スイレン「何でこんな所にケンタロスが……」
ケンタロスの大群「モー!」ドドド
セレナ「………言ってる場合じゃないか…テールナー!」
テールナー「テル!」
ルチア「チルタリス!」
チルタリス「チル♪」
スイレン「アシマリ!」
アシマリ「アウ!」
セレナ「テールナー!火炎放射!」
テールナー「テル!」ボオオ
ケンタロス「モー!」アチー
ルチア「チルタリス!歌う!」
チルタリス「チル♪」
ケンタロス「モー……」zzz
スイレン「アシマリ!ひのきの棒で叩く!」
アシマリ「アウ!」ベチッ
ケンタロス「モ?」
セレナ「真面目にやれ!」
スイレン「やってるもん!」
ルチア「ケンカしてる場合じゃないよ!」
スイレン「うぅ……確かに……」
セレナ「………でもキリがないわよこの数……」
テールナー「テル……」ジリッ
ケンタロスの大群「モー!」
スイレン「ざっと30匹くらいはいそうだよ…」
アシマリ「アウ……」
ルチア「>>182」
チルル(チルタリス)、りゅうせいぐんでふっ飛ばして
ルチア「よぉし…こーなったら……」
セレナ「何か策が!?」
ルチア「チルル!流星群でケンタロスをぶっ飛ばしちゃえ!」
チルタリス「チル!」
ドドドーン
ケンタロスの大群「モー!?」
┣¨┣¨┣¨┣¨
セレナ「やった!」
スイレン「凄いよルチア!」
ルチア「ふふふ、私はただのアイドルってカンジではないのだよ?ね、チルル?」
チルタリス「チル!」
ガララ
ルチア「ん?何の音?」
ミシミシ
スイレン「ま、まさか今の流星群で床が……」
ガララー
セレナ「う、嘘でしょ!?」
テールナー「テル!」
スイレン「また落ち……」
アシマリ「アウ!」
ルチア「……!チルル!」
チルタリス「チル……」ツカレター
ルチア「!?」
ガラガラガー
スイレン、セレナ、ルチア「また落ちるー!」
ヒュー
アダンの屋敷外
ミクリ「サトシ君!」
サトシ「ミクリさん!」
ミクリ「私もルチアが心配だ!探すのを手伝うぞ!」
サトシ「ありがとうございます!」
カキ「おーい!」
サトシ「!」
アセロラ「アセロラ達も手伝うよ!」
マオ「また二人がケンカしてたら困るしね!」
リーリエ「三人共いったい何処へ……心配です…」
サトシ「みんな…ありがとう!」
マーマネ「仲間だもん!当然だよ!」
アダン「>>183」
安価間違い
安価下
アダン「確かに心配ではあるが……帽子のレディ、彼女が一緒ならば大丈夫ではないか?」
サトシ「どういう事ですか?」
アダン「あの帽子のレディからはサトシくんやマーマネくんと同じような特別な力を感じた」
サトシ「え?」
マーマネ「僕達と同じ…?」
アセロラ「………どうゆー事?」
目覚めのほこら 深層
スイレン「いたた…」
ルチア「うぅ…生きてる…」
セレナ「……ここは……」
「いやぁ…まさかこんなところまでついてくるとは」
セレナ「!」
スイレン「フウロさん……」
フウロ「やっほー♪」
ルチア「フウロちゃん…その手に持ってる物は…」
スイレン「藍色の珠…?まさか、あれが宝玉サファイア?」
フウロ「………………」
セレナ「……あんた…どういうつもり?」
フウロ「………どういうつもりも何もないよ?見ての通りだ」
フウロ「このサファイアを使い私が伝説のポケモンカイオーガのマスターになる。それだけだよ」ニコッ
フウロ「アダンさんのメイドになったのも全てはこの為……」
ルチア「フウロちゃん……なんで…」
フウロ「私、野蛮な事は嫌いだけどさ」
フウロ「邪魔するなら仕方ないよね?」スッ
ルチア「!」
セレナ「………………」
スイレン「やるしかないね…」
フウロのポケモン ラティアスラティオス以外の未登場 準伝
>>188
コバルオンとか言うじゅんでんの面汚し
フウロ「いけっ!コバルオン!」
コバルオン「コバルオン!」フシュー
スイレン「あれは!?」
セレナ「コバルオン……!」
フウロ「コバルオンは私の村に伝わる守り神!私がカイオーガをゲットする為に村のみんなが貸してくれたんだ!」
フウロ「村のみんなの為にも私は負けない!コバルオン!」
コバル「オン!」シュッ
セレナ「テールナー!火炎放射!」
テールナー「テル!」ボオオ
ルチア「チルル!龍の息吹き!」
チルタリス「チル!」ゴオオ
スイレン「アシマリ!水鉄砲!」
アシマリ「アウ!」
コバルオン「………………」シュッ シュッ
セレナ「!」
ルチア「全部避けながら進んで……」
フウロ「コバルオン!ストーンエッジ!」
コバルオン「オン!」メキメキメキ
ズドドド
チルタリス「チル!」ドド
テールナー「テ………」ドドド
ルチア「チルル!」
セレナ「テールナー!」
スイレン「くっ、アシマリ!アクアジェット!」
アシマリ「アウ!」ドドドー
フウロ「コバルオン!二度蹴り!」
コバルオン「オン!」シュッ ドッ
アシマリ「アウ………!」ドンッ
スイレン「アシマリ!」
アシマリ「アウ……」
セレナ「…………強い…」
ルチア「最悪ってカンジだね……」
フウロ「……私は村のみんなの為にも負ける訳にはいかない……」
フウロ「邪魔しないでよ!
スイレン「村のみんなの為っていったいどういう……」
セレナ「スイレン!今はそんな場合じゃない!」
セレナ「来るよ!」
スイレン「!」
フウロ「コバルオン!インファイト!」
コバルオン「コバル!」ドドド
スイレン「アシマリ!」
アシマリ「アウ……」タジッ
フウロ「よし!やっちゃえ!」
コバルオン「オン!」シュウウ
ルチア「チルル!アシマリを守って!」
チルタリス「チルッ!」シュッ
コバルオン「コバ!」ドッ
チルタリス「チル……」バキッ
フウロ「!」
スイレン「ルチア……チルル…」
ルチア「ごめんね、チルル……」
ルチア「………今だよ!スイレン、セレナ!」
セレナ「………スイレン!」
スイレン「…………うん!」
スイレン「ルチアとチルルがつくってくれたチャンス、無駄にしない……!」
フウロ「…………くっ…コバルオン!」
コバルオン「コバ……」グイッ
コバルオン「!?」
チルタリス「チル……」ガシッ
ルチア「いかせないよ?」ニッ
フウロ「な……チルタリスがコバルオンの足を掴んで………」
セレナ「テールナー!」
スイレン「アシマリ!」
フウロ「!」
セレナ「火炎放射!」
スイレン「ハイドロポンプ!」
テールナー「テール!」ボオオ
アシマリ「アウ!」ジュボボボ
ドドド!
コバルオン「ゴバァ!」ドカッ
コバルオン「コバ………」ガクッ
フウロ「そんな……コバルオン……」
ルチア「ふぅ……」
スイレン「やった…!」
アシマリ「アウ!」
フウロ「>>191」
く・・・このヒンバス胸ども・・・
フウロ「そんな……」ポロッ
コロコロコロ
セレナ「……………」スッ
フウロ「私が……コバルオンが……こんな胸がヒンバス共に……」
スイレン「な!?自分が少しロケットおっぱいだからって……!」ムキー
ルチア「お、落ち着いてスイレン!」ドードー
ルチア「ほらっ、世の中には小さい方がいいってカンジの人もいるでしょ?」
スイレン「知らないよそんなの!」ウガー
ルチア「サトシくんも貧乳派らしいよ?」
スイレン「え?そうなの?サトシったら……」ポッ
ルチア「(単純で良かった…)」
ルチア「……………」
ルチア「………フウロちゃん、教えて…何でこんな事を……」
フウロ「…………私の村は魔王軍の植民地なんだ……」
ルチア「!?」
スイレン「魔王軍の……?」
フウロ「そうだよ……私の村はある日突然攻めてきた魔王軍にあっという間に滅ぼされ植民地とされた……」
フウロ「平和だった村は男は奴隷にされ、女は魔王軍の慰みもの……」
フウロ「あれだけ笑い声が絶えなかった村も今は悲鳴しか聞こえない……まさに地獄だ…」
スイレン「…………そんな…」
ルチア「酷い……」
フウロ「私は魔王軍の目を掻い潜り村の人達に逃がされた…このコバルオンを渡されてね」
フウロ「そして村を救う手立てを探しながらさ迷っている内に聞きつけたのがルネと伝説の7匹のポケモンって訳だ」
フウロ「……私は村の希望なんだ!なんとしても伝説のポケモンカイオーガを手に入れて平和な村を取り戻すんだ!」ジワッ
フウロ「私の邪魔をしないでよ!」ポロポロ
ルチア「…………フウロちゃん……」
スイレン「………村の名前を教えてよフウロさん」
フウロ「は?」
ルチア「スイレン?」
スイレン「フウロさんも知ってるでしょ?アセロラは女神に選ばれた勇者だし、私はその仲間だ!」
スイレン「私達が必ず魔王軍からフウロさんの村を救い出す!」
フウロ「………何が勇者一行だよ……!私達の村が地獄になってるのも知らないで呑気にパーティーなんかやってる奴等を信用できる訳ないでしょ!?」
フウロ「それにコバルオンに3人がかりで戦ってる奴が魔王軍に勝てる訳……」
スイレン「………そうだね…フウロさんの言う通りかもしれない……」
スイレン「でも信じてほしいんだ。ここを出たらみんなに事情を話してフウロさんの村を必ず救いにいくよ!」
スイレン「だから教えてほしい。フウロさんの村の名前を!」
アシマリ「アウ!」
ルチア「…………スイレン……」
フウロ「…………………」
魔王軍の植民地となっているフウロの村
マサラ、エンジュ、ルネ、アローラ地方以外の未登場のポケモンの街
一番近いレス
フウロ「………フキヨセ村……」
スイレン「フウロさん………!」
ルチア「フキヨセ村は確かアローラ国の外れの村……あの豊かな村がそんな事になっていたなんて……」
フウロ「……信じていいの?」
スイレン「うん、当然だよ!」
スイレン「じゃあ、早速サファイアをみんなのところに………」
スイレン「あれ?サファイアは?」
フウロ「………そういえばさっき落として……」
セレナ「お探しのものはこれ?」スッ
ルチア「なんだ、セレナが持ってたんだ」ホッ
スイレン「良かった…無くしたかと思ったよ!」
スイレン「サファイアも手にいれたし、早くみんなのところに戻ろうよ!」
セレナ「………なんで?」
スイレン「え?」
ルチア「セレナ、何を言って……」
セレナ「テールナー」
テールナー「テル!」バキッ
チルタリス「チルッ……」ドサッ
ルチア「チルル!」
フウロ「!?」
スイレン「セレナ!あんた何を……!?」
アシマリ「アウ!」
セレナ「ふふふ、スイレン。あんたって本当に単純だよね?」
スイレン「………え?」
セレナ「………まだわからないかな?」
セレナ「まぁ、いいや。サファイアも手に入れたし、もうあんた達には用はないわ」
スイレン「……何を言って……」
フウロ「………あんたまさか……」
フウロ「魔王軍……?」
セレナ「ふふふ、当たりでーす!」
セレナ「私は魔王軍の四天王の一人だよ?」
セレナ「ジャジャーン!驚いた?スイレン?」
セレナ【魔王軍、四天王】
ルチア「四天王……!?」
スイレン「そんな……嘘……」
セレナ「スイレン。あんたとのケンカがもうできないと思うと少し名残惜しいかもね?」
セレナ「でもごめんね?魔王様の為に消えてくれるかな?」
フウロ「………!ペリッパー!」
ペリッパー「ペリ!」
セレナ「……そんなポケモンで四天王である私に勝てると思ってるの?」クスッ
フウロ「!?」
セレナ「いけ」ギラッ
スイレン「真っ黒なモンスターボール?」
セレナ「グラードン!」
グラードン「グラアアアア!!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨ドド
フウロ「…………な………」
スイレン「……あのポケモンは……」
ルチア「……カイオーガと双璧をなす、伝説のポケモン……」
ルチア「大地の創りし者グラードン…」
セレナ「勇者側に伝説の7匹のポケモンがいるのに対し、魔界にも7匹の伝説のポケモンがいる」
セレナ「魔王様に選ばれし者が持つ事ができる、その中の一匹こそがグラードン」
グラードン「グラアアアア!!」
セレナ「スイレン。最初に言ったよね?あんたなんかが伝説のポケモンに認められようなんて図々しいって」
スイレン「!?」
セレナ「グラードン」
セレナ「原始の力」
グラードン「グラアアアア!!!」
ゴゴゴゴゴ!!
フウロ「これが原始の力の威力!?」
グラグラ
ルチア「……立っていられない……!」
ガラガラガラ
スイレン「……セレナ………」
アシマリ「アウ……」
セレナ「……サトシとカイオーガは私に任せてスイレン」
ルチア「目覚めのほこらが崩れる!」
セレナ「……バイバイスイレン?」
グラードン「グラアアアア!!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨ドド
地上
グラグラ
アセロラ「ふぁ!?」
カキ「なんだこの地震は!?」
ミクリ「震源の方角は目覚めのほこらの方か!?」
サトシ「スイレン…セレナ……!」ダッ
ピカチュウ「ピカピ!」ダッ
目覚めのほこら
セレナ「あーあ、目覚めのほこらがペシャンコ」
セレナ「これはスイレン達も生きてないわね?」
セレナ「さてと、とりあえずサファイアはゲットしたし……」
セレナ「ついでにルネの街も壊しちゃおーかグラードン!」
グラードン「グラアアアア!!」
セレナ「グラードン」
グラードン「グラアアアア!」
ピカー
リーリエ「うっ……急に日差しが強く…」
マオ「暑い……」
カキ「どうなってるんだ……!?」
ミクリ「これはいったい……」
アダン「!」
アダン「あれはまさか……伝説のポケモングラードン!?」
アセロラ「待ってよサトシ!」
マーマネ「僕達も一緒に行くよ!」
サトシ「アセロラ、マーマネ!」
マーマネ「それにしても暑いなって……え!?」
アセロラ「ふぁ……あれは……」オクチアングリ
マーマネ「伝説のポケモングラードン!?」
アセロラ「!」
アセロラ「グラードンの上に誰かいるよ!」
マーマネ「あれは……」
サトシ「………セレナ?」
バサッ バサッ
ヤミカラス「カー」
サトシ「!」
ヤミカラス「>>199」
あ?何だよ糞掛けるぞゴラァ
サトシ「ヤミカラス?」
アセロラ「ふぁ?」
ヤミカラス「!」
ヤミカラス「(ヤバい…セレナとグラードンの様子を近くで確認しにきたら勇者に見つかってしまった…)」
ヤミカラス「(カリン様に怒られる…)」
アセロラ「ヤミカラスちゃん、ここは危ないよ?早く避難した方が……」
ヤミカラス「うっせー!ジロジロ見てんじゃねーよ!糞ぶっかけんぞ!」クワッ
アセロラ「ふぁ!?」
マーマネ「ヤミカラスが喋った!?」
ヤミカラス「しまった!」
ルネ町民「暑い……どうなってるんだ…」
ルネ町民B「今夜中よね!?何で日の光が……」
ルネ町民C「川の水が干上がって……」
ルネ町民D「な、何だあの怪物はー!」
ザワザワ
アダン「マズイ……町のみんなが混乱している……早くグラードンを止めねば……」
ミクリ「師匠、グラードンを止める役目は私にお任せ下さい!」
ミクリ「師匠は町長として、町のみんなをお願いします!」
アダン「だが……」
ミクリ「大丈夫です!私はいつまでもヒヨッコではありません!」
アダン「……わかった…頼んだぞ?」
ミクリ「はい!」
マオ「ミクリさん!」
カキ「俺達も一緒に行きます!」
ミクリ「君達……」
ミクリ「相手はあの伝説のポケモングラードンだ、ただでは済まないぞ?」
カキ「俺達は勇者の仲間なんです!」
マオ「グラードンなんか全然怖くないですよ!」
ミクリ「頼もしいな」フッ
リーリエ「あ、あの……私は……」
マオ「リーリエはアダンさんと一緒に町のみんなを!」
リーリエ「……わかりました…!」
カキ「リーリエ、任せたぞ?」
ミクリ「よし、いくぞ!」
マオ、カキ「はい!」
リーリエ「皆さん…お気をつけて!」
セレナ「うーん、いい感じに町が混乱してるわねー!」
セレナ「さあ、とっととこの神秘の街を潰しちゃおっかグラードン!」
グラードン「グラアアアア!」
ミクリ「待て!」
セレナ「!」
カキ「何故グラードンの上にセレナが!?」
マオ「どういう事!?」
マオ「スイレンはどうしたの!?」
セレナ「あらあら、勇者ご一行様の到着かぁ…」
ミクリ「!」
セレナ「安心して?今すぐあなた達もスイレンやルチアのところにおくってあげるから」
マオ「え?」
カキ「なんだと!?」
「アダンさん!いったいあの怪物はなんなんですか!」
「暑い……助けてくれ……」
「アダンさん!」
ザワザワ
アダン「皆、落ち着いてくれ!」
リーリエ「(町の皆さん……この事態に混乱を……無理もありませんね……しかし……)」
シロン「コン……」
「もうルネは終わりだ……」
「私達、みんなあの怪物にコロされるのね……」
ワーワー ギャーギャー
アダン「………………」
アダン「>>203」
オゾン層に住むと言われるあのポケモンの力を借りるしかない
アダン「(目覚めのほこらが潰された以上もうカイオーガには期待できない…)」
アダン「……こんな時、グラードンとカイオーガを静められるという、オゾン層に住むと言われるあのポケモンの力を借りられれば…」ボソッ
アダン「……ふっ、奇跡に頼るようになっては私もおしまいだな……」
リーリエ「アダンさん………」
「もういやぁ!」「アダンさん!助けてくれ!」
リーリエ「……………」グッ
リーリエ「皆さん!落ち着いて下さい!」
町民「!?」
「おい、あの娘はなんだ?」「今それどころじゃ……」
ザワザワ
リーリエ「……………」スッ
アダン「………!?それは!?」
「おい、あれ……」「王族の家紋?何であの娘が……」
リーリエ「皆さん、私はアローラ国、国王の孫、リーリエです」
町民「!?」
アダン「リーリエくんがプリンセス…?」
リーリエ「今、この街には女神に選ばれし勇者とその仲間達がいます」
リーリエ「彼らは今、この街を救おうとグラードンと戦ってくれています」
リーリエ「だから皆さん、ご安心を」
リーリエ「彼らが必ずグラードンを倒し、この神秘の街を救ってくれます!」
シロン「コン!」
「お、おいまさか勇者様ってあの伝説の?」「お姫様が言うんなら本当なんだろ…」
ドヨドヨ
アダン「(混乱していた町民達が落ち着きを取り戻した……)」
「いいぞー!お姫様ー!」「勇者様!この街を救ってくれ!」
ワーワー
リーリエ「(皆さん……私にできる事はここまでです……)」
リーリエ「(どうか……この街を救って下さい……!)」
シロン「コン!」
ミクリ「ミロカロス!水の波動!」
ミロカロス「ミロ!」プシュー
カキ「バクガメス!破壊光線!」
バクガメス「ガメ!」ビー
マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」
アママイコ「アマーイ!」シュパパパ
グラードン「…………………」キンキンキン
ミクリ「馬鹿な!?」
カキ「全く効いていないだと!?」
マオ「そんな……」
セレナ「そんな攻撃がグラードンに効くわけないでしょ?」
セレナ「グラードン!大地の力!」
グラードン「グラアアアア!!」ゴゴゴ
ミロカロス「ミロ!」バキッ
バクガメス「ガメ……」ドサッ
アママイコ「マーイ!」ゴッ
マオ「アママイコ!」
カキ「一撃で全滅だと……?」
ミクリ「あれが大地の力!?規模が違う……」タラッ
セレナ「やっぱ並のポケモンじゃあ、この程度か…」
セレナ「じゃーね?」
セレナ「グラードン!」
グラードン「グラアアアア!!」
カキ「くっ……」
マオ「………終わりだ……」ガクガク
ミクリ「………すまない……ルネのみんな……」
プシュー
セレナ「!?」
カキ「何だ?」
ミクリ「地面から水の柱が…?」
パカラッ パカラッ
マオ「!」
マオ「みんな!あれを見て!」
ミクリ、カキ「!?」
スイレン「いっけー!スーさん!」
スイクン「クーン!」パカラッ パカラッ
フウロ「水の柱の上を走ってる……」パカラッ
ルチア「最高の登場!ってカンジだね!」パカラッ
ミクリ「ルチア!」
カキ「フウロさん?」
マオ「生きてたんだ!スイレン!」グスッ
セレナ「スイレン……なんで……」ギリッ
スイレン「よし!到着!」キイイ
スイクン「クン!」
マオ「スイレン!」
スイレン「!」
スイレン「マオ……みんな…ボロボロだ……」
ルチア「酷い……」
スイレン「セレナ……!」キッ
セレナ「………生きてたんだスイレン…」
セレナ「まぁ、いいや……あんただけは」
セレナ「………私の手で消してあげるよ」
スイレン「…………スーさん、二人をみんなのところへ」
スイクン「………………」コクッ
ルチア「どういう事!スイレン!」
フウロ「スイレンちゃん……」
スイレン「ごめん、ルチア、フウロさん」
スイレン「セレナだけは……私が決着をつけたいんだ」
ルチア「スイレン……」
フウロ「>>207」
まだ体力は回復しきってないけど、コバルオンも!
セレナ「グラードン。そいつら潰しちゃって」
グラードン「グラアアアア!」
フウロ「コバルオン!」
コバルオン「ルオ!」サッ
セレナ「!?」
フウロ「スイレンちゃん……まだ体力は回復しきってないけど、コバルオンがグラードンの足留めをする」
フウロ「決着つけてきなよ!」
スイレン「ありがとうフウロさん……」
スイレン「スーさん!二人を!」
スイクン「クン!」パカラッ
ルチア「スイレン!絶対勝ちなさいよ!」
フウロ「……大丈夫、信じてるから!」
スイレン「……うん!」グッ
セレナ「…………テールナー!」
スイレン「アシマリ!」
セレナ「火炎放射!」
テールナー「テル!」ボオオ
スイレン「ハイドロポンプ!」
アシマリ「アウ!」プシュー
バババ!
セレナ「!?相殺!?」
スイレン「……アシマリ!バルーン!」
アシマリ「アウ!」プワプワ
セレナ「………泡?」
テールナー「テル?」
スイレン「いっけー!ひのきの棒!」シュッ
セレナ「!?」パシッ
コロコロコロ
セレナ「サファイアが!」
スイレン「アシマリ!サファイアをゲットして!アクアジェット!」
アシマリ「アウ!」ドドド
セレナ「くっ…テールナー!」
テールナー「テル!」
セレナ「テールナー!ニトロチャージでアシマリより速くサファイアをゲットして!」
テールナー「テル!」ボボボ
スイレン「アシマリィィィ!」
アシマリ「アウ!」ドドド
セレナ「テールナーァァァ!」
テールナー「テル!」ボボボ
アシマリ「ウー」ドドド
テールナー「!?」ボボボ
アシマリ「アウ!」ドカーン
テールナー「テル……」ドカッ
セレナ「テールナー!」
カキ「やったぞ!アシマリのアクアジェットがテールナーをぶっ飛ばした!」
アシマリ「アウ!」キャッチ
ミクリ「アシマリがサファイアをキャッチした!」
アシマリ「アーウッ」ポイッ
スイレン「ナイスアシマリ!」キャッチ
セレナ「くっ、サファイアが!」
セレナ「グラードン!いつまでそんなのと遊んでるの!」
グラードン「グラ?」
コバルオン「ルオ……」ヨロッ
セレナ「早くスイレンをぶっ飛ばしてサファイアを取り返して!」
グラードン「グラァ!」バキッ
コバルオン「ルオォ……」ドサッ
フウロ「コバルオン!」
グラードン「グラアアアア!!」
スイレン「!」
ルチア「スイレン!」
セレナ「グラードン!炎のパンチ!」
グラードン「グラアアアア!」ドドド
スイレン「うっ……」グッ
マオ「スイレン!」
ピカー
グラードン「!?」ピタッ
スイレン「え……?」ピカー
セレナ「サファイアが光輝いてる!?」
マオ「見て!サファイアが!」
カキ「金と銀のモンスターボールに…」
スイレン「これは……」キラン
ミクリ「あれは噂に聞いたGSボール?まさか……」
フウロ「認められたんだ。スイレンちゃんが」
フウロ「カイオーガに!」
スイレン「……手の甲にカイオーガの紋章……」ピカー
スイレン「…………………」グッ
セレナ「そんな……馬鹿な………」
セレナ「グラードン!」
グラードン「グラアアアア!」ドッ
ミクリ「来るぞ!」
スイレン「………………いけっ!」
スイレン「カイオーガ!」
ボンッ
カイオーガ「オーガァァァ!!」ドドド
ポツン ポツン
ザー ザー
「お、おい!今度は大雨が!」「怪物がもう一体!?」
アダン「あれはまさか……大海を創りし者カイオーガ……」
リーリエ「アダンさん……カイオーガの上を見て下さい!」
アダン「!?」
ザー ザー
マーマネ「伝説のポケモンがもう一匹……」
アセロラ「ふぁ!?」ピカー
アセロラ「ギラティナオリジンフォルムの紋章が……」ピカー
サトシ「………スイレン!」
ピカチュウ「ピカ!」
ヤミカラス「>>211」
こんなところに居られるか!俺は帰るぞ!
ヤミカラス「ひひぃぃ……グラードンとカイオーガが……」
ヤミカラス「こんなとこに居られるか!俺は帰る!」バサッ
マーマネ「あ!ヤミカラスが!」
サトシ「待て!」
ヤミカラス「誰が待つか!」バサッ バサッ
「ヤミカラス。職務放棄して何処に行くの?」
アセロラ「!」
ヤミカラス「げっ……カリン様!?何故ここに……」
カリン「…………アローラ。初めまして勇者一行の皆さん」
マーマネ「え?」
アセロラ「………誰?」
セレナ「グラードン!ソーラービーム!」
グラードン「グラアアアア!」ビー
スイレン「カイオーガ!ハイドロポンプ!」
カイオーガ「オーガァァァ!!」ズリュリュリュ
ドカーン!
カキ「……これが伝説のポケモン同士の戦い……」ゴクリ
ルチア「バトルのスケールが違いすぎるよ……」
マオ「リーリエが前に地図の形が変わるかもって言ってたけど……」
マオ「あながち冗談じゃ済まないかも…」
フウロ「これが勇者の仲間の力…」
セレナ「……何でお前何かが伝説のポケモンに……」
スイレン「セレナ!ルネの町は壊させない!」
スイレン「カイオーガ!波乗り!」
カイオーガ「オーガァァァ!」ザパーン
セレナ「グラードン!断崖の剣で波を切り裂け!」
グラードン「グラアアアア!」ズパッ
スイレン「!」
スイレン「セレナァァァ!!」
セレナ「スイレンンン!!」
カイオーガ「オーガァァァ!」
グラードン「グラアアアア!」
「そこまで」
スイレン、セレナ「!」
カリン「セレナ、一旦引くよ」
ルギア「………………」バサッ
スイレン「………誰?」
セレナ「カリン……」
マオ「誰……あの人……?」
カキ「それにあの銀色のポケモンはいったい……?」
ルギア「…………………」バサッ
セレナ「引く?ふざけないでよ!今から決着を………」
カリン「フラダリ様からの命令」
カリン「戦争の準備は整ったとの事」
スイレン「……戦争?」
セレナ「…………戻ってグラードン」シュウウ
ズオオ
マオ「あれは!ミヅキの時と同じ大きい穴!」
カリン「………また会いましょう。勇者一行の諸君」スッ
セレナ「……スイレン!」
スイレン「!」
セレナ「次会った時は必ず決着をつけてやるわ」
セレナ「またね」スッ
スゥ
カキ「穴が消えた……」
スイレン「…………………」
リーリエ「グラードンとカイオーガが消えて大雨と日照りが……」
アダン「……ああ、見たまえ」
アダン「夜が明けた」
翌日 アダンの屋敷
アセロラ「ふぁ~…昨日は色んな事があって疲れたよ……」
サトシ「スイレンがカイオーガに認めれるなんてな!」
スイレン「えへへ////」
マーマネ「それにしてもあの銀色のポケモンに乗った女の人は誰だったんだろ?」
リーリエ「あの方が言っていた戦争というワードも気になります……」
サトシ「セレナ………」
スイレン「……サトシ……」
サトシ「ああ、大丈夫さ。セレナの事は昔から知ってるんだ。魔王軍に居るのもきっと何か理由があるに違いない」
サトシ「俺達のやる事は変わらないさ」
スイレン「…………うん!」
マオ「………………」
カキ「どうしたんだマオ?」
マオ「昨日のグラードン戦……」
マオ「私達、グラードンに手も足も出なかった……」
マオ「これから先もあんな敵ばっかりだとしたら……私っている意味があるのかな……」
カキ「………………」
アセロラ「ふぁ、そういえばおじさんは?」
ミクリ「昨日の今日だ。今は町民の対応に追われてるよ」
サトシ「ミクリさん!」
ミクリ「もっとも、この程度の被害で済んだのは君達のお陰だ。心より礼を言うよ」
ミクリ「ありがとう」
アセロラ「えへへ////」テレッ
フウロ「…………あの……」
ミクリ「!」
ミクリ「フウロくん。君の事はルチアから聞いている」
ミクリ「まさかあのアローラの玄関と言われたフキヨセの村がそんな事になっているとは……」
フウロ「………………」
スイレン「フウロさん!その件なんだけど……」
フウロ「え?」
サトシ「昨日スイレンから話は聞いて、その後みんなで話あったんだ!」
アセロラ「アセロラ達の次の目的地はフキヨセの村にするよ!」
フウロ「え……いいの?」
マーマネ「当然だよ!何たって僕達は世界を救う勇者一行なんだから!」
フウロ「……スイレンちゃん…勇者ちゃん……みんな……」ジワッ
フウロ「ありがとう……」グスッ
リーリエ「>>216」
ところで、サトシ……ちょっといいですか?
リーリエ「ところでサトシ、少しよろしいですか?」
サトシ「ん?なんだリーリエ」
リーリエ「……スイレンにセレナさん。それにアセロラ……」
サトシ「?」
リーリエ「あんまり調子に乗らないで下さいね?」ニコッ
サトシ「え!?」
ピカチュウ「チャア……」
アダン「それでは勇者一行の諸君。今回の件については本当にサンキュー!」
アダン「ルネの町を代表して私から礼を言わせて頂く」
アセロラ「え?いやそんな……」
アセロラ「アセロラ達は勇者として当然の事をしたまでだよ!」
サトシ「ああ、それに今回一番頑張ったのはスイレンだ!」
スイレン「え……?私はそんな……」ゴニョニョ
アダン「ふふふ」
オーアレガユーシャトソノナカマカー ヒメサマモイルー
リーリエ「え?」
町民A「勇者一行様!今回は本当にありがとー!」
町民B「また必ずルネに寄って下さい!歓迎します!」
ワーワー
マオ「これは……」
ミクリ「どうやら町のみんなが君達の活躍を聞きつけここまで見送りに来たらしいな?」
マーマネ「ははっ、これは……」
カキ「ふっ、少し照れるな?」
ミクリ「私も今回の事で君達には大きな恩ができた」
ミクリ「もし、何かあったら遠慮なく頼ってくれ!」
アダン「ルネの町の総力をかけてユー達を支援しよう!」
サトシ「アダンさん、ミクリさん……」
アセロラ「ありがとう!おじさん!」
ルチア「スイレン!私も協力するよ!」
ルチア「だから、絶対にまた会いにきてよね?」グスッ
スイレン「ありがとう、ルチア!」ナデナデ
リーリエ「(ルチアちゃんからは素質を感じますね)」ピキーン
マーマネ「(リーリエ…またロクでも無いことを考えてるな?)」
アダン「それでは勇者一行諸君!また必ず会おう!」
アセロラ「ふぁ!はい!」
アセロラ達勇者一行は新たな仲間、カイオーガとフウロをパーティーに加え
神秘の街ルネを後にした
アセロラ達勇者一行は神秘の街ルネを後にし、フウロの故郷アローラの玄関フキヨセ村を目指していた
パカラッ パカラッ
アセロラ「ふぁー、やっぱりスーさんの乗り心地は最高だね♪」
スイクン「クーン」パカラッ
フウロ「……いいのかな?私まで?」
リーリエ「ふふふ、遠慮なさらないで下さい」ムギュッ
フウロ「あの……おっぱい……」
リーリエ「狭いんだから仕方ないじゃないですか」
マーマネ「(リーリエ…あのロケットおっぱいを……)」ゴクリ
マオ「スイレン…いいの?スーさん」
スイレン「もう何も言うまい」
サトシ「なぁ!少し休憩にしないか?」
カキ「そうだな。もうだいぶ歩いたしな」
アセロラ「やったー!休憩だー」ヤッホー
サトシ「フウロさんの村はまだ遠いのか?」
フウロ「ううん、後もう少しだよ」
フウロ「みんな……私の為に…本当にありがとう……」
マオ「もう!フウロさん!お礼はいいよ!」
カキ「そうさ、困ってる人がいれば助ける。当然の事だ」
マーマネ「そゆこと」
フウロ「……みんな…」ジーン
スイレン「ふふふ」ニヤッ
アセロラ「どしたのスイレン。また妄想?」
スイレン「何だとクソガキ」
スイレン「シリアスな話の最中、どうやらスーさんが新たな技を覚えたらしいよ?」
リーリエ「スイクンが新たな技を!?」
アセロラ「ふぁー!見たーい!」
サトシ「スイレン!是非ピカチュウにかけてくれ!」
スイレン「よろしい」
ピカチュウ「ピカ!?」ギョッ
スイクンが覚えた新たな技(ポケモンの技)
一番近いレス
スイレン「ふふふ、スーさんが覚えた必殺技、その名も絶対零度」
リーリエ「絶対零度ですか!」
マオ「あの……当たれば伝説のポケモンすら沈むと言われる一撃必殺の…」ゴクリ
アセロラ「スイレンすっごーい!」キラキラ
サトシ「すっげー!早速ピカチュウに……」
ピカチュウ「ピ!?」
スイレン「ふふふ、よろしい。いくよスーさん!絶対零度!」
スイクン「クーン!」ピキン
ピカチュウ「ピー…」ビクビク
ピカチュウ「ピ?」
カキ「ピカチュウが凍ってない」
マオ「どうやら外れたようだね」ホッ
フウロ「みんな!大変だよ!」
スイレン「え?」
フウロ「サトシくんが凍ってる!」
サトシ「」カチカチ
リーリエ「どうやらピカチュウに向けて放った絶対零度が外れてサトシに当たったようですねザマァ」
アセロラ「サトシー!」ダッ
スイレン「あわわ…大変だ!今すぐ人工呼吸を……」チュー
アセロラ「やめろ」
サトシ「いやぁ……ホウオウの炎が無けりゃ危なかったぜ」ハッハッハ
リーリエ「化物ですか」
スイレン「ごめんね……サトシ…」
サトシ「気にすんなよスイレン!」
フウロ「………ついたよ……」
フウロ「私の故郷、フキヨセ村だ」
~アローラの玄関 フキヨセ村~
マーマネ「………この荒れ方は……」
マオ「……これがあのアローラの玄関と言われ、豊かな作物が採れる事で有名なフキヨセ村なの?」
アセロラ「…………酷い……」
リーリエ「………よく見れば老人と子供しか居ませんね……」キョロキョロ
フウロ「みんな魔王軍の仕業だよ…」
フウロ「男はみんな魔王軍の奴隷として……若い女は魔王軍の相手として…」
フウロ「みんな連れていかれちゃったんだ……」
スイレン「こんなのって……」
サトシ「魔王軍……許せない…!」ギリッ
フウロの村を食い物としてる魔王軍の極悪領主
未登場、親族関連以外の有名男トレーナー
>>223
バトルおにいさん(オーズ
子供1「あっ!フウロお姉ちゃんだ!」
子供2「お姉ちゃーん!」タッタッタ
フウロ「みんな、待たせてごめんね?」
リーリエ「フウロさん、この子達は…」
フウロ「この子達はみんな魔王軍に親をつれて行かれた子達達だよ」ナデナデ
スイレン「そんな……可哀想……」
フウロ「………この村を支配している魔王軍の領主の名は"N"魔王軍四天王の1人だよ」
サトシ「四天王だって!?」
マオ「四天王って……セレナと同じクラスの奴…!?」
マーマネ「そんな奴が…」
フウロ「……私が最も信頼するトレーナーの人も魔王軍に立ち向かって行方不明……」
フウロ「………そして私も……」グスッ
リーリエ「フウロさん…もういいです」スッ
フウロ「リーリエちゃん……」
アセロラ「フウロちゃん!この村はアセロラ達が絶対に救い出すよ!」
子供1「お姉ちゃん、この人達は?」
フウロ「あ、ごめんね!紹介するよ」
フウロ「みんな!この人達は村を救う為に来てくれた勇者とその仲間達だ!」
子供「勇者ー!?」
ワイワイ ガヤガヤ
マノン「………………」スッ
カキ「!」
マノン「何が勇者だよ……お父さんやお母さんが連れてかれた時に何もしてくれなかった癖に……!」
ハリマロン「ハリ!」
カキ「おい、そんなところで何をしているんだ?」
マノン「!」
マノン「あんたは……?」
カキ「>>226」
そういやアランは?
カキ「俺は世の中の妹達の勇者だ」
マノン「は?意味わかんないよ」
マノン「アランみたいな事言うんだね」
カキ「アラン?」
マノン「………あんたには関係ない」
カキ「関係なくはないな。俺は泣いている子供を放ってはおけない。見たところお前は妹系だしな」
カキ「そのアランって人はどうしたんだ?」
マノン「……半裸でシスコンとか変態かよ、あっちいけっ!」シッシッ
カキ「変態!?」ガーン
マノン「ノンノンノン……もういいよ。あたしが向こう行くから」
マノン「いこっ!ハリさん」クルッ
ハリマロン「ハリ!」スタスタ
カキ「待て!そのアランって人は大事な人か何かなのか?」
マノン「……だからさぁ……あんたには関係ないって……」
カキ「さっきも言っただろ!俺は世の中の妹達の勇者だ!」
カキ「さぁ、お兄ちゃんに何でも話してみろ!」ドンッ
マノン「…………………」
フキヨセ村 魔王軍拠点
N「あーあ、魔王様の命でこの村に居るけど退屈だな」
N「ボクは薄汚い人間とかどうでもいいのに……」
N【魔王軍、四天王】
Nの右腕トレーナー 未登場親族以外 ジムリーダークラス有名男トレーナー
一番近いレス
キョウ「N様」
N「あ、キョウさん。何か用?」
キョウ【魔王軍、Nの右腕】
キョウ「カリン様からの伝言でございます」
キョウ「戦争の準備が整ったので一旦城に帰還せよとの事」
N「あー、戦争かぁ……わかったよ」
N「それじゃあ、いつも通りこの村は全部キョウさんに任すよ。後は好きにやってね」ヒラヒラ
キョウ「ありがたき幸せ」
キョウ「(ふふふ、やっとN様が行ったか……)」
キョウ「よし、では今日はどの女子にするかな?」グフフ
マノン「あたしの名前はマノン。んで、こっちはハリさん」
ハリマロン「ハリ!」
マノン【フキヨセ村の少女】
カキ「そうか、俺はカキだ!よろしくな!」
カキ「それで?アランってのは誰なんだ?」
マノン「………あんたみたいな変な奴だよ」
カキ「変?」
マノン「フウロお姉ちゃんの幼なじみでこの村一番のトレーナーだったんだ」
マノン「誰にでも優しい癖にあたしは子供扱いするし……」
カキ「村一番のトレーナーで優しいお兄ちゃんか……」
カキ「ん?だった?」
マノン「………この村が魔王軍に襲われた時に1人で立ち向かっていって、それっきり行方不明なんだよ……」
マノン「………本当に勝手な奴だよ…」グスッ
ハリマロン「ハリ……」
カキ「…………」
マノン「……なんて……こんな話をあんたにしてもしょうがないよね?」ゴシゴシ
カキ「>>230」
セレナは洗脳されていたからアランも洗脳されてるかも
カキ「うーん、ひょっとしたらアレじゃないか?」
マノン「あれ?」
カキ「ああ、実はなちょっと前にセレナっていう俺の友達の幼なじみが魔王軍に居たんだ」
カキ「俺はそのセレナが実は魔王軍に洗脳されていたんではないかと睨んでいる!」ドーン
マノン「せんのー?」
カキ「ああ、そうだ。だからそのアランって奴も魔王軍に捕まって洗脳とかされている可能性があるかもな!」
マノン「そ、そんな……アランが魔王軍に……」ジワッ
カキ「あ、いや……そのあくまで予測だからな?」アタフタ
カキ「ほらっ、上手く逃げ切ってる可能性だってあるし……」
マノン「…………本当?」
カキ「うん、たぶん」コクコク
マノン「………………」
カキ「………どのみち許せんな……」
カキ「魔王軍もそうだがそのアランって奴もな」
マノン「………え?」
カキ「アラン……妹をこんなに悲しませるなんて兄貴の風上にもおけん奴だ!」
カキ「俺がそのアランって奴に会って一発説教をかましてやる!」グッ
マノン「カキ…………」
マノン「………あたし別に妹じゃないんだけど……」
フウロ「…………という訳なんだ……」
サトシ「へぇ、村一番のトレーナーかぁ……一度バトルしてみたいな…」
ピカチュウ「ピカピカ」
マオ「そこ?」
スイレン「フウロさん……もしかしてアランさんの事……」ニヤニヤ
アセロラ「ふぁー////」
フウロ「はぁ?いや、別にそんなんじゃないし!////」
リーリエ「フウロさんのロケットおっぱいを独り占めに……」ワナワナ
リーリエ「アランさん!許せません!」ガタッ
マーマネ「同意」
フウロ「え!?」
アセロラ「まぁ、とにかくそのNって人の拠点に攻め込むのは決まりだね!」
サトシ「だな!」
マーマネ「あれ?そういえばカキは?」キョロキョロ
スイレン「あ、いつの間にかいない」
マオ「はぁ、まったくあいつは……」
マオ「私が探してくるよ」スクッ
フキヨセ村魔王軍拠点前
ガサゴソ
カキ「見張りは二人か……」
マノン「ね、ねえカキ…本当にやるの?」
カキ「ああ、やる」
カキ「ここにはマノンの親も捕まってるんだろ?」
カキ「俺はマノン(妹)を泣かせる奴は許せん!」
マノン「いや、あたしはあんたの妹じゃないんだけど」
カキ「お兄ちゃんって呼んでもいいぞ?」
マノン「呼ばない」
兵士1「ん?今あの草藁から何か話し声が聞こえなかったか?」
兵士2「え?」
カキ、マノン「」ビクッ
カキ「(仕方ない……)」
カキ「にゃ、ニャ~ス」
マノン「ちょ、ちょっと何やって……」
兵士1「なんだニャースか」
カキ「セーフ」
マノン「(マジか)」
「おい!」
カキ、マノン「」ドキン
マオ「何やってんのよカキ」
カキ「マオ!」
マノン「知り合い?」
カキ「ああ、仲間のマオだ」
マオ「………………」ジーッ
マノン「?」
マオ「ああ、はいはい何となく事情はわかったよ」
マオ「カキ、あんたこの娘の為に拠点に攻め込む気だね?」
マノン「え!?何でわかったの?」
マオ「付き合い長いからね」
カキ「さすがマオ!」グッ
マオ「さすがマオじゃないわよアホ」
マオ「あんな拠点に1人で攻め込んでもあっという間に返り討ちに決まってるでしょ?」
カキ「1人じゃない!バクガメスとマノンとハリさんもいる!」
マオ「アホ」
カキ「それに…とりあえずは城に入り込む策もある」ニヤッ
マオ、マノン「策?」
カキが考えた城に入り込む策
>>234
ロケット弾を見習って穴を掘る
カキ「ふっ、俺が考えた策、それはこれさ」スッ
マノン「それは……」
マオ「スコップ?」
カキ「これで穴を掘って城の中に潜入する」
マオ「アホ」
「おにいさ~ん」
兵士1「ん?」
マオ「お兄さんカッコいい♪私達といい事しなぁい?」ウッフーン
アママイコ「アマ~イ」ウッフーン
兵士1「うほっ!可愛い!」グフフ
兵士2「あ、アママイコタソ…」ハァハァ
カキ、マノン「………………」ソーッ
ゴツン
兵士1、2「ぐへぇ」
カキ「よし!兵士の服ゲットだぜ!」カチャカチャ
マオ「はぁ、たくっ!何やらせるのよマノン」カチャカチャ
アママイコ「アマ……」
マノン「へへへ、完璧な作戦でしょ?」
カキ「よし!これで俺とマオはこの城の兵士だ」
マオ「マノンは私達に連行された勇者ね!」
マノン「ふぁー!任せて!」
フキヨセ魔王軍拠点内
村娘「いや……やめて……」ガタガタ
キョウ「ひっひっひ……娘と同じ年頃の女子…そそるな……」グヘヘ
「おい!」
キョウ「!」ビクッ
キョウ「貴様!今拙者はお楽しみ中だぞ!コロされたいか!」
アラン「何をやっている貴様。Nはどうした?」
アラン【魔王軍、四天王】
キョウ「あ、アラン様……何故ここに……」ビクッ
アランが持っている禁伝ポケモン
アローラ以外未登場 >>238
ジカルデ
村娘「アラン!?」
キョウ「……N様なら魔王様に呼ばれ城へ……」
キョウ「アラン様は行かないので?」
アラン「お前には関係ないだろ?」
キョウ「へ、へーそうですね……」エヘヘ
キョウ「(村を裏切り魔王軍についた分際で……)」
アラン「それと……」
キョウ「え?」
アラン「ここの村人達は重要な人質だ。手荒な真似はするな」ギロッ
キョウ「申し訳ございません……」
村娘「アラン……」
アラン「わかったらとっとと自分の持ち場に戻れ」
キョウ「は、はい……」コソコソ
村娘「ありがとうアラン!」
村娘「でもどういう事?行方不明になったと思ったら何で魔王軍なんかに……」
アラン「………………」
村娘「フウロやマノンが心配してたわよ?」
アラン「………………」クルッ
村娘「……アラン…なんで……」
フウロの家
アセロラ「カキに引き続きマオも戻ってこないね……」
スイレン「どうする?」
サトシ「んー、よし!じゃあ2手に別れようぜ?」
サトシ「俺とアセロラは拠点に偵察に行くからスイレンとリーリエとマーマネとフウロさんはここでマオ達を待っててくれ」
アセロラ「よし!そうしよう!」
マーマネ「わかったよ!」
スイレン「えー、私サトシと一緒がいい……」
リーリエ「ワガママ言わないで下さいスイレン」
スイレン「ちぇ!無茶しないでよ?」
サトシ「ああ、わかってるさ」
ピカチュウ「ピカピカ!」
アセロラ「勇者アセロラちゃんに任せなさい!」
スイレン「アセロラ」チョイチョイ
アセロラ「?」
スイレン「私のサトシに手を出さないでね」ヒソッ
アセロラ「スイレン、いい加減その妄想癖治しなよ」
スイレン「は!?」
フウロ「ちょっと待って」
アセロラ、サトシ「!」
フウロ「私も行くよ」
フキヨセ村魔王軍拠点内
カキ「お疲れ様でーす」
マオ「お疲れでーす」
兵士「おーう」
マオ「何とか上手く潜入できたみたいだね」ヒソッ
カキ「ああ、マノンの作戦が当たりだな」ヒソッ
マノン「えっへん!」
兵士「おい」
カキ、マオ、マノン「」ビクッ
マオ「な、なんスか?」
兵士「その汚いガキはなんだ?」
カキ「な…マノンが汚いだと……」
マオ「やめてカキ」ヒソッ
マオ「えーと、勇者ですこの娘、捕まえてきたんですよ」
兵士「な、何!?勇者だと」
マノン「は、はい。あたし勇者です!捕まっちゃいました」
兵士「勇者がガキだという噂は聞いていたが、本当に弱そうなガキだな……」
兵士「こんなガキの一味があのアカギ様やセレナ様と……」
マノン「(ガキで悪かったな)」
キョウ「ちっ、アランめ……いいところで邪魔しおって……」ブツブツ
兵士「キョウ様!」
カキ、マオ、マノン「!」
カキ「キョウ"様"?」ヒソッ
マオ「何か偉そうな奴が出てきたね」ヒソッ
キョウ「何だそのガキは?拙者は今機嫌が悪いのだ」
兵士「この者共が勇者を捕まえてきたようです!」
キョウ「何!?勇者だと?」
カキ「は、はいそうです!」
マオ「私達が捕まえました!」
マノン「あたし、勇者です!捕まっちゃいました!」
キョウ「このガキが勇者?」ジロジロ
マノン「(キモいなぁ…ジロジロ見ないでよ)」
キョウ「>>242」
シンジが居たら何と言うか
キョウ「こんなガキが勇者か……」
キョウ「昔拙者の村にシンジという勇者に憧れる小僧がいてな?」
キョウ「正義感からか愚かにも魔王軍に立ち向かっていってコロされたガキがおった」
マノン「…………!」ゾーッ
キョウ「女神に選ばれたのはこんなガキとは……シンジはどう思うだろうな…」シミジミ
キョウ「まぁ、昔話はいい…おい、お前!勇者を牢にぶち込んでおけ」
カキ「はい!」
カキ「何とか潜入成功だな?」ヒソッ
マノン「うん」ヒソッ
キョウ「おっと、そこの女子」
マオ「え!?」ビクッ
マオ「な、なんでしょーかキョウ様」
キョウ「貴様は拙者と一緒にこい」ニヤリ
マオ「え?」
カキ「おい、マオ……」ヒソッ
マオ「大丈夫、大丈夫。ヤバくなったら逃げるから」ヒソッ
マオ「カキはマノンの両親や村の人達を」ヒソッ
カキ「あ、ああ……」
キョウ「早くこい」
マオ「あ、すみません!今行きます!」
拠点 外
サトシ「ここが魔王軍の拠点かぁ」
ピカチュウ「ピカー」
アセロラ「でっかいね!」
フウロ「どう攻める?」
アセロラ「ふふふ、勇者アセロラちゃんに任せなさい!」
アセロラ「ちゃんと作戦は考えてあるのだよ!」
アセロラが考えた拠点を攻める作戦
カキ達が使った作戦以外
一番近いレス
再安価下
遊戯王は初期しか知らないし、一応ポケモン関連の縛りがあるので、他漫画のキャラやアイテム系は、そういう縛りが無い時にしか出すつもりはないのでご了承下さい。
下2つの中から選びます
アセロラ「名付けて、アセロラがここで暴れている内にみんなが拠点に潜入する作戦!」
サトシ「なんだそれ?」
アセロラ「えーとね、つまりは…勇者が攻めてきたぞーって感じで敵の気をひいてる内に誰かが拠点の中に入って……」
サトシ「?」
フウロ「つまり、陽動と潜入に別れるって事?」
アセロラ「そ、そうです!つまりそう言いたかったのだよ!」ビシッ
サトシ「なるほど…アセロラすっげーななぁ!」
アセロラ「えへへ////」
フウロ「わかった!じゃあどう分ける?」
アセロラ「当然暴れる役は勇者であるアセロラちゃんがやるよ!」
サトシ「俺も手伝うぜ!」
フウロ「わかった!潜入は私が!」
フウロ「この拠点には何度か来た事があるし、何とかなると思う」
サトシ「決まりだな!」
フウロ「みんな!無事に合流しよう!」
アセロラ「よし!じゃあ行くよー!」
アセロラ「こらー!魔王軍!」
兵士1「あ?何だあのガキは」
兵士2「お嬢ちゃん可愛いねぇ」グフフ
アセロラ「この勇者の紋章が目にはいらぬかー!」ピカー
兵士1「あ、あれはギラティナオリジンフォルムの紋章!?」
アセロラ「ギラちゃん!」
ギラティナ「ギラ!」
サトシ「いくぜピカチュウ!ホウオウ!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
ホウオウ「オウ!」
兵士1「げっ…ギラティナとホウオウ!?」
兵士2「急いでキョウ様に報告を……」
「騒がしいな」
兵士1「あなたは!?」
魔王軍のフキヨセ拠点の用心棒 未登場ゲームに登場する有名トレーナー 過去ヒロインと親族以外
一番近いレス
ちなみにポケモン縛りにしない時は次から「自由」って入れます
前に出てたポケダンやゼクロムの漫画?はあまり知らないですけど、それでもいいならアリで
一応今回はゲーム縛りなのでゲームキャラで
安価下
連取りは二回まで
連投安価とりは無効
ポケモン以外もアリは「自由」をいれます
ポケモン漫画やポケダンはアリですがあまり良く知りません
他に質問あれば受け付けます
今回はカミツレでいきます
カミツレ「ふーん、あれが伝説の勇者様と7匹の伝説のポケモンかぁ……」
カミツレ「シビれちゃうわね」
カミツレ【魔王軍、用心棒】
兵士1「カミツレ様がきてくれたぞ!」
兵士3「カミツレ様……美しい」ウットリ
兵士2「俺は勇者ちゃん派」
カミツレ「ウワサの勇者ちゃん…随分可愛いのね?」クスッ
アセロラ「ふぁ!?」
カミツレ「さぁ、勇者ちゃん?最高にクラックラくるショーにしましょ?」スッ
サトシ「待て!」
カミツレ「!」
サトシ「俺がいくぜ」
アセロラ「サトシ……」
カミツレ「私が用があるのはそこの可愛い勇者ちゃんよ?」
サトシ「アセロラと戦いたかったら俺を倒してみろよ」
カミツレ「……………」
拠点裏
ワーワー ギャーギャー
フウロ「サトシくんと勇者ちゃん派手にやってるなぁ…」
フウロ「おっと、私もちゃんと役目を果たさなきゃ」
フウロ「確かこの辺に裏口が……」ガサゴソ
ガサッ
フウロ「!」
フウロ「くっ、しまった……魔王軍か…」
アラン「!」
フウロ「……え?」
フウロ「アラン……?」
アラン「……フウロ……」
カミツレのポケモン
ラティアスラティオス以外の未登場準伝説ポケモン
一番近いレス
アラン「フウロ、こんな所で何をしているんだ?」
フウロ「もう!それはこっちのセリフだよアラン!」
フウロ「……でも…無事で良かったよ…」ウルッ
フウロ「私……心配で……」
アラン「……………フウロ、ここから早く去ってくれ。お前とは戦いたくないんだ」
フウロ「え?何を言って……」
アラン「…………」スッ
フウロ「………!それって魔王軍のマーク!?」
アラン「そういう事だ」
フウロ「…………アラン……」
フウロ「何があったのかはわからないけど……力づくでも一緒につれて帰るよ!」
フウロ「コバルオン!」
コバルオン「ルオ!」
アラン「……仕方ないか…」
アラン「いけっ!ジガルデ!」
ジガルデ「…………………」ズオオ
フウロ「!?」
フウロ「そのポケモンは……!?」
ジガルデ「…………………」
コバルオン「ルオ……」ジリッ
アラン「さあ、来い…フウロ」
フウロ「っ……………!」
拠点内 キョウの部屋
マオ「あ、あのー?キョウ様?」
マオ「こんな所に連れてきていったい何を…」
キョウ「ふふふ、お主、生娘か?」サワッ
マオ「!」
マオ「ちょっ、いったいどこ触って…」バッ
ガシッ
マオ「………え?」ドサッ
キョウ「さあ、拙者と気持ちいい事をしようぞ?」ググッ
マオ「ちょっと……やめて……!」グググ
キョウ「安心しろ。優しくしてやる」ペロリ
マオ「い……いや……」ガタガタ
拠点前門前
カミツレ「さぁ、最高のショーにしましょ?」
カミツレ「フリーザー!」
フリーザー「フリー!」バサッ
アセロラ「ふぁ、あれは伝説の三鳥の一匹フリーザー!」
サトシ「へへっ、ワクワクしてきたぜ!ホウオウ!」
ホウオウ「ホウ!」バサッ
カミツレ「……虹色の羽を持つ者ホウオウか…」ゴクリ
兵士1「お、おい……伝説の鳥ポケモンのバトルなんて……」
兵士2「ああ、めったにお目にかかれねぇ…」
カミツレ「フリーザー!冷凍ビーム!」
フリーザー「フリー!」ビー
サトシ「ホウオウ!神秘の護りだ!」
ホウオウ「ホウ!」キンキン
カミツレ「!?神秘の護りでフリーザーの冷気を!?」
カミツレ「バトルを長引かせる訳にはいかなそうね……」
カミツレ「……キメルわよ!フリーザー!絶対零度!」
フリーザー「フリーザー!」ピキピキ
アセロラ「ふぁ!あれはスーさんが使ってた一撃必殺の……」
サトシ「へへっ…さすが伝説の三鳥…」
サトシ「ホウオウ!聖なる炎だ!」
ホウオウ「ホウオウー!」ゴオオ
カミツレ「そんな……フリーザーの絶対零度が…」
ドロドロドロ
フリーザー「フ、フリー!!」ボオオ
カミツレ「フリーザー!」
拠点内 地下
カキ「村の人達が捕まってる牢はここにるのか?」
マノン「とーぜん!牢屋は地下ってのがセオリーだよ!」ビシッ
カキ「……さすがマノン!お兄ちゃん鼻が高いよ!」
マノン「誰がお兄ちゃんだ」
マノン「おっ!いかにも怪しげな扉発見!」
マノン「きっとここが牢屋だよ!」ガチャリ
マノンが開けた部屋の中で見たもの
一番近いレス
カキ「ん?ここは?」
マノン「牢屋じゃないね……」
マノン「あ!何かある!」
カキ「石ころが2つ?なんだこれは?」
マノン「ん~…あ!横に何か説明文みたいなのが書いてある!」
カキ「何て書いてあるんだ?」
マノン「えーと、なになに?」
マノン「"最強の遺伝子を継ぐ者"我はここにあり」
カキ「最強の遺伝子?」
マノン「なんのこっちゃ」
マノン「あ、一応続きがある!えーと、破れてて読めないけど、XとかYって書いてある……」
カキ「XとY?この石の名前か?」
マノン「さぁ?とりあえず…」ヒョイ
カキ「お、おい!マノン!人の物を勝手に盗っちゃダメだろ!」
マノン「どうせこれも魔王軍がどっかから盗ってきたものだよ」
マノン「それになんか大切なものっぽいし、いざって時に交渉材料になるかも!」
カキ「マノン……お前天才か!」
マノン「へへっ、まーね」テレッ
ワーワー
カキ「ん?何か部屋の外が騒がしいな…」
兵士1「大変だ!勇者が攻め混んできたらしいぞ!」
兵士2「カミツレ様が負けたらしい!」
兵士3「あれ?勇者って確かさっき捕まえたとか言って若い兵士が牢屋に連れて行かなかったか?」
兵士1「いや、どうやら外にいる勇者はホウオウとギラティナを使っているらしい……」
兵士3「じゃあ、さっき牢に行った若い兵士と勇者は……」
カキ、マノン「(げっ、マズイ…)」
兵士3「ん?噂をすればお前らは!」
カキ「やべっ」
マノン「どうしよ……」オロオロ
兵士1「>>265」
(洗脳装置の事を知られたらまずいな)
兵士1「その部屋はまさか伝説のポケモンを洗脳する為の装置がある部屋か?」
カキ「伝説のポケモンを洗脳?」
兵士1「ああ、魔王様が伝説のポケモンを洗脳する為につくった部屋だ!実験は失敗だったがな!」
マノン「じゃあこの石は?」
兵士1「その石はミュウツ……」
兵士2「おい!それ以上喋るな!」
兵士1「しまった!」ハッ
兵士3「とりあえず偽勇者め!捕まえてやる!」
カキ「……やるしかないな、バクガメス!」
バクガメス「ガメ!」
マノン「ハリさん!」
ハリマロン「ハリ!」
キョウの部屋
キョウ「うひひ……大人しくしろ!」グググ
マオ「うぅ……」グググ
マオ「(このままじゃ……)」ググッ
マオ「!」
マオ「(足下にモンスターボールが……そっか、さっき倒された時に……)」
マオ「………………」
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマーイ!」ボンッ
キョウ「なに!?」
マオ「アママイコ!往復ビンタ!」
アママイコ「アマイ!」バチンバチンバチン
キョウ「ぐへっ」
マオ「よし!逃げるよ!アママイコ!」
アママイコ「アマ!」
拠点外
サトシ「やったぜ!ホウオウ!」
ホウオウ「ホウオウ!」
アセロラ「すごいよサトシ!」
カミツレ「くっ……」
カミツレ「>>267」
洗脳したセレナがどうなってもいいの?
安価近いレス
カミツレ「ふふっ、私の完敗ね……」
カミツレ「最高にシビレたショーだった。ここは通すわ」
サトシ「へへっ」
アセロラ「それじゃ遠慮なく~!」
カミツレ「でも気をつけて……ここの主N様は私よりも何倍も強いわよ?」
サトシ「何倍もか……ワクワクしてくるな?」
ピカチュウ「ピカー!」
アセロラ「いよいよ勇者アセロラちゃんの出番かな?」
サトシ「よし!どっちが先にNを倒すか競争しようぜアセロラ!」ダッ
アセロラ「負けないよサトシ!」ダッ
カミツレ「…………」ポカーン
カミツレ「ふふっ、勇者とその仲間か…」
カミツレ「最高にシビレるじゃない…」
拠点内
キョウ「待て!」タッタッタ
マオ「はぁはぁ……あの変態野郎まだ追ってくる……」
アママイコ「アマーイ」
キョウ「ははは!逃がさんぞ小娘め!」
キョウ「捕まえてメチャクチャにしてやるわ!」
マオ「っ…………!」
マオ「(逃げてばかりじゃダメだ…)」
マオ「(私は旅のお荷物になりたくない……)」ピタ
キョウ「!」
マオ「……私も勇者の仲間なんだ!」クルッ
マオ「私だって戦う!」
アママイコ「アマ!」
キョウ「……ほう?やる気か?」
キョウのポケモン ラティアスラティオス以外の未登場準伝説ポケモンかメガポケモン
一番近いレス
キョウ「ゆけっ!メガスピアー!」
メガスピアー「スピー」ブーン
マオ「メガ進化したポケモン……」
マオ「いや、怯むな私!私だって勇者の仲間なんだ!」
マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」
アママイコ「アマーイ」シュパパ
キョウ「ふん。メガスピアー!」
メガスピアー「スピッ」シュン
マオ「避けた!?」
アママイコ「アマ!?」
キョウ「やれ!ダブルニードル!」
メガスピアー「スピアー!」ギラン
アママイコ「アマー!」バキッ
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマ……」ヨロヨロ
キョウ「降参するなら今の内だぞ勇者の仲間?」
キョウ「今降参すれば優しくシテやらんでもない」ニヤリ
マオ「……誰が…」
マオ「アママイコ!」ピカー
アママイコ「アマ!」
キョウ「!?女子が腕につけているリングが…?」
マオ「ブルームシャインエクストラ!」ピカー
アママイコ「アマー!」シュパパ
キョウ「なに!?」
メガスピアー「!?」
ドカーン!!
マオ「……やった!私だってやれば……」
「メガスピアー!」
マオ「え……?」
キョウ「止め針!」
メガスピアー「スピッ!」ギラン
アママイコ「アマー!」グサッ
マオ「アママイコ!」
キョウ「ふふふ、拙者も伊達にN様の右腕はやっていないんでな…」
マオ「そ、そんな……」
キョウ「それにしても勇者の仲間と言うから警戒しておったがこの程度か…」
マオ「!?」
キョウ「それともお主は勇者一行のお荷物なのかな?」
マオ「>>274」
>>274 それっぽいセリフ
何でセレナを洗脳したの?
安価近いレスの中から
マオ「……あんた、こんな事ばっかりしてて恥ずかしくないの……?」
キョウ「なに?」
マオ「もし、あんたに娘が居たとしたなら私くらいの歳でしょ?そんな父親の姿を見たら娘はどう思うかな?」
キョウ「……娘ならとうの昔に魔王軍にコロされたわ」
マオ「え!?」
キョウ「ふふふ…だから娘の代わりにお主にはたっぷりサービスして貰うとするかな?」
キョウ「勇者一行のお荷物であるお主でもそれくらいはできよう?」
マオ「う……うぅ……」グスッ
キョウ「さぁ、こい」グイッ
マオ「うっ」
ウオオォー
キョウ「ん?」
カキ「どけーっ!」ダダダダ
マノン「ノンノンノンー!」ダダダダ
キョウ「な、こやつらは!?」
マオ「カキ……マノン……」
マノン「あ!カキ!見て!マオが泣いてる!」
カキ「なんだと!?誰だマオを泣かせたやつは!」
キョウ「己……メガスピアー!」
メガスピアー「スピッ!」
マノン「カキ!あいつ悪人面だ!マオを泣かせたのは絶対あいつだ!」
カキ「お前かマオ泣かせたのは!バクガメス!」
バクガメス「ガメ!」
キョウ「いくぞスピ……」
カキ「ダイナミックフルフレイム!」ピカー
バクガメス「ガメー!!」ボオオ
キョウ「な……」
メガスピアー「ス………」
キョウ「ギャアアア!」ボオオ
メガスピアー「スピー!」ボオオ
キョウ「………………」プシュー
カキ「大丈夫かマオ!」ガシッ
マオ「…………うん…」
マノン「どうしたの?元気ないね?」
マオ「別に……」
マノン「?」
カキ「なぁ、こいつ確かキョウ様とか言われてなかったか?」
マノン「じゃあ、こいつ偉い奴だったんだね」
マオ「…たぶんね」
カキ「だとすると…残りはここの領主のNって奴だけか」
マノン「だね!いけるよ!魔王軍を倒せるよ!」
「Nならここにはいないぞ」
カキ「ん?」
アラン「……フウロだけではなくお前までいたのかマノン…」ハァ
マノン「アラン!?」
カキ「あいつがアランか…」
フウロ「うぅ……」
マオ「え…?フウロさん?」
マノン「フウロお姉ちゃん!どうしたの!?」
フウロ「逃げ……て…」
マノン「………え?」
サトシ「潜入してみたものの……」
兵士達「うぅっ……」
アセロラ「見事にみんなやられてるね」
サトシ「いったい何があったんだ?」
ピカチュウ「ピカ?」
村娘「………あなた方は?」
サトシ「え?」
アセロラ「ふぁ?アセロラは勇者だよ?」
村娘「勇者!?」
アセロラ「うん!そだよ!」
村娘「お願いです勇者様!みんなを助けて下さい!」
村人が囚われている場所
拠点内のどこか
一番近いレス
アセロラ「この村の人達が地下に捕まってる!?」
村娘「はい、そうなんです…」
サトシ「行こうぜ!村の人達を助けに!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「うん!さぁ、案内してよお姉さん!」
村娘「ありがとうございます、勇者様」ウルウル
マノン「フウロお姉ちゃん……?」
フウロ「うぅ……」
マノン「アラン…いったいどういう事なの?」
アラン「どうもこうもない、見てのとおりさ」
アラン「俺は魔王フラダリ様に忠誠を違った魔王軍四天王の一人」
アラン「それだけだ」
マオ「四天王って……!?」
マノン「……そんな…アラン…」ウルッ
カキ「………………」
アラン「わかったならフウロを連れてとっとと出ていって……」
カキ「おい」
アラン「?」
カキ「俺とバトルしろ」
アラン「何を言っている?逃げていいと言ってるんだぞ?」
マオ「カキ…相手は四天王だよ!?伝説のポケモンも持ってない私達じゃ無理だよ……」
カキ「そんなのやってみなきゃわからないだろ?」
マオ「!」
カキ「俺は妹を泣かす奴は絶対に許さない!」
マノン「カキ……」
カキ「さぁ、俺とバトルしろ!アラン!」
アラン「はぁ……何度も言わせるな……俺は無駄な戦いは……」
カキ「俺は勇者の仲間だ」
アラン「!」ピクッ
カキ「少しはやる気になったか?」
アラン「………………」
アラン「後悔しても知らないぞ?」
カキ「俺が勝ったら村に戻ってきてもらうぞ?」
アラン「……………」
フウロ「アラン……」
マノン「カキ……」
カキ「いけっ!バクガメス!」
バクガメス「ガメ!」
アラン「……いけっ…」
アラン「ジガルデ!」
ボンッ
ジガルデ「………ウゥゥ……」オオオ
バクガメス「ガメ……」ジリッ
マオ「ジガルデ…?何あのポケモン…」
マノン「うぅ……カキ…アラン……」
アラン「ジガルデはフラダリ様から授かりし魔界の7匹の伝説のポケモンの内の一匹だ」
アラン「"秩序を護りし者"ジガルデ」
アラン「お前に勝ち目はない」
カキ「……ふん、だからどうした?」
カキ「そんなのやってみなきゃわからないだろ!」
バクガメス「ガメ!」
アラン「………………」
カキ「うぅ……」
バクガメス「ガ…………」
アラン「必然の結果だな」
マオ「カキ!」ダッ
フウロ「……アラン…!」
アラン「俺は逃げていいと言ったのに向かって来たのはそっちだろ?」
マノン「……ハリさん!」
ハリマロン「ハリ!」シュルシュル
アラン「!」
ジガルデ「……ウゥゥ……」パシッ
アラン「……どういうつもりだマノン?」
マノン「……アラン!次はあたしが相手だ!」
アラン「>>安価」
安価、近いレス
アラン「やめておけマノン」
アラン「お前じゃ俺には勝てないよ」
アラン「俺はお前とは戦いたくないんだ…頼むから消えてくれ…これが最後の忠告だ」
アラン「そんなの知らないよ!ハリさん!」
ハリマロン「ハリー!」
カキ「やめろマノン!」
アラン「……ジガルデ」
ジガルデ「ウゥ!」ドッ
ハリマロン「ハリ……」ドサッ
マノン「ハリさん!」
フウロ「アラン…マノンにまで……」
アラン「ちなみに今のジガルデは10%の力しか出してはいない」
アラン「ジガルデは力により形態を変えるポケモンだ」
カキ「っ……………!」
マオ「そんな……アレがまだ10%!?」
マノン「アラン……ハリさんを……」
マノン「アラン……昔の優しいアランに戻ってよ…」グスッ
アラン「………マノン…」スタスタ
パシン
マノン「………え…」ヒリヒリ
コロコロコロ
アラン「聞き分けがないな。最後の忠告だと言ったハズだぞ?」
アラン「だからお前はいつまでたっても子供なんだよ」
マオ「……酷い!マノンを叩くなんて……!」
フウロ「アラン……!何でそんなになっちゃったの……!?」ジワッ
マノン「アラン……」ポロポロ
アラン「…………………」
カキ「………お前……」
アラン「!」
カキ「絶対に許さん……!」
地下牢
村人1「ありがとうございます勇者様!」
村人2「この恩は絶対に忘れません!」
アセロラ「勇者として困ってる人を助けるのは当然だよ!」
村娘「勇者様……」ポッ
サトシ「よし!村の人達は助け出した!後は領主のNを倒すだけだな!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「ふぁ!」ピカー
サトシ「どうしたアセロラ?」
アセロラ「……ギラティナオリジンフォルムの紋章が……」ピカー
アラン「許さない?ジガルデ10%にすら手も足も出ないお前に何が出来る?」
カキ「……うるさい!やってみなきゃわからん!」
マオ「……カキ……!」
カキ「まだ俺はやれる!」
カキ「妹を泣かせる奴に俺は絶対に負けない!」
ピカー
マノン「え……!?XとYの石ころが光って……?」
アラン「……………!それはミュウツナイトのメガストーン!?何故それを!」
(私がお前に力を貸してやる)
カキ「!?脳内に直接?」
(我と共に魔王軍と戦おう……)
ピカーン
フウロ「……メガストーンが……」
マオ「………アセロラ達と同じGSボールに……」
カキ「………………」キラン
アラン「馬鹿な……あれは伝説の7匹のポケモンの一匹……」
アラン「"最強の遺伝子を継ぐ者"ミュウツーの紋章……」
アラン「くそっ!ジガルデ!」
ジガルデ「グゥ……!」ダッ
カキ「…………いくぞ……!」キラン
カキ「ミュウツー!」
ボンッ
カキの紋章が出た場所
顔と腕と爪と手の甲とディグダ以外
一番近いレス
マオ「カキの胸にミュウツーの眷属章が……」
アラン「ジガルデ!逆鱗だ!」
ジガルデ「グルル!」ドドド
カキ「…………………!」
マノン「カキ!」
ミュウツー(……………………)スッ
ガシッ
ジガルデ「!」ググッ
アラン「なに!?」
フウロ「ジガルデの逆鱗を片手で止めた!?」
ミュウツー(カキ!)
カキ「ああ、ミュウツー!炎のパンチ!」
ミュウツー(ふんっ!)バキッ
ジガルデ「グゥ……!」ドカッ
ドカーン!
アラン「ジガルデ!」
ジガルデ「グルル…」ヨロッ
ミュウツー(どうした秩序を護りし者)
ミュウツー(その程度か?)
ジガルデ「!?」
マノン「すごい…ジガルデをぶっ飛ばした……」
ジガルデ「………………」
アラン「そうかジガルデ……やるのか」
マオ「気をつけてカキ!あいつ何かやる気だ!」
カキ「ああ、わかってるさ」
カキ「ゼンリョクでこいアラン!」
カキ「お前のゼンリョクをぶっ飛ばしてマノンやフウロさんやこの村のみんなに謝らせてやるぜ!」
マノン「カキ……」
ミュウツー(ふっ)
アラン「どうなっても知らんぞ?」
アラン「いくぞジガルデ!」
アラン「100%!!」
ジガルデ「ウゥゥ!」シュシュシュシュ
マオ「何!?ジガルデに何がが集まっていって……」
ジガルデ「ウオオォー!」メキメキ
フウロ「形態が変化していく?」
プシュー
カキ「ふっ、あれがジガルデの…」
アラン「100%パーフェクトフォルムだ」
ジガルデPF「ウオオォー!!!」オオオ
ミュウツー(っ……………!)ピリピリピリ
ミュウツー(これがジガルデのパーフェクトフォルムか……)ピリピリピリ
カキ「ミュウツー!」
ミュウツー(ふんっ)ギラン
マオ「ミュウツーの尻尾がスプーンの形に!」
アラン「ジガルデ!」
ジガルデPF「ウオオォー!」ドッ
ミュウツー(はぁぁぁ!)ドッ
ピリピリピリ
メキメキメキ
フウロ「ミュウツーのスプーンとジガルデの拳がぶつかり合った衝撃で拠点が!」
ミュウツー(くっ……流石は秩序を護りし者か……)ズサッ
ミュウツー(長引かせては力押しで負ける…決めるぞカキ!)
カキ「ああ、いくぞミュウツー!」ピカー
アラン「ジガルデ!」
ジガルデPF「ウオオォー!!」
カキ「ミュウツー!サイコブレイク!」
ミュウツー(はぁぁぁ!)シュウウ
アラン「ジガルデ!コアパニッシャーだ!」
ジガルデPF「ウオオォー!」シュウウ
マノン「もうやめて二人共!」ダッ
フウロ「マノン!危ない!」
カキ「マノン!?」
カキ「ミュウツー!技を止めろ!」
ミュウツー(くっ………)ピタ
アラン「ジガルデ!コアパニッシャーは中止だ!」
ジガルデPF「……………」ピタ
マノン「もうやめてよアラン……」グスッ
カキ「マノン…」
アラン「……………」
アラン「>>安価」
安価、近いレス
アラン「マノン…お前には昔から頭が痛くなるよ」フッ
マノン「アラン…」
フウロ「アランこそマノンに弱いところは相変わらず昔のままだよ」
フウロ「よく寝小便を垂れてたアランのままだ」
マノン「寝小便?」
アラン「うわぁぁぁ!その話はヤメろ!」アセアセ
アラン「……まったく、お前らがいたらやりずらくてかなわない…」ハァ
アラン「今日のところは引こう」
カキ「なに!?」
アラン「今日のところは俺達魔王軍の負けだ。この村から魔王軍は撤退させる」
フウロ「アラン!」
カキ「お前……」
マノン「……アランもあたし達のところに戻って来てよ!」
アラン「……マノン…俺は……」
アラン「……………いくぞ。ジガルデ…」クルッ
ジガルデ「………………」クルッ
マノン「アラン…」
カキ「マノン、きっとあいつにも事情があるんだ」ポンッ
マノン「カキ…」
カキ「安心しろ。アランは次に会った時俺が力ずくでもこの村に連れ戻すさ」
カキ「なんたって俺はお兄ちゃんだからな!」
マノン「………誰がお兄ちゃんだよ」クスッ
ミュウツー(やれやれ)
オーイ
マオ、カキ「!」
サトシ「あっ!やっぱりカキとマオだ!」
アセロラ「ふぁ!カキ達Nを倒したの!?」
サトシ「あれ!?カキ!そのポケモンは……?」
カキ「話せば長くなるんだが………」
マノン母「マノン!」
マノン「!お母さん、お父さん!」
マノン父「良かった……無事で……」ギュッ
マノン「お父さん、お母さん…なんで…」
マノン母「勇者様達が助けてくれたのよ?」
マノン「勇者様が……?」
マオ「アセロラ、サトシ……いつの間に村の人達を……」
サトシ「へへっ」
フウロ「みんな……」グスッ
アセロラ「よかった よかった!」
アセロラ「さぁ、村に帰ろう!」
フキヨセの村 フウロの家
マーマネ「それで村の人達も解放されて一件落着って訳か……」
フウロ「うん…勇者ちゃん、みんな!本当にありがとう!」
アセロラ「えへへ////」
リーリエ「ですが……アランという方は残念でしたね…」
マノン「ううん、大丈夫だよ!」
マノン「だってカキがアランを連れ戻すって約束してくれたから!」ニコッ
カキ「ああ!お兄ちゃんに任せておけマノン!」
スイレン「カキ……シスコンの上にロリコンとかひくわぁ」ウワァ
カキ「ロリコンじゃない!」
サトシ「それにしてもカキも伝説のポケモンに認められるなんてな!」
リーリエ「"最強の遺伝子を継ぐ者"でしたっけ?強そうです」
カキ「ああ、これからは頼むぞ?ミュウツー」
ミュウツー(ふっ、任せておけ)
マオ「…………………」
アセロラ「ふぁ?どしたのマオ?」
マオ「(カキも伝説のポケモンに認められた……)」
マオ「(やっぱり私はあいつが言う通り何もできないお荷物だ……)」
マオ「(……私がここに居る意味はないよ……)」
マオ「(この村を出たら言おう…みんなの足を引っ張る前にパーティを抜けるって)」
アセロラ「マオ?」
マオ「……うぅん…なんでもない…」
ほしぐも「ピュイー!」
サトシ「?」
スイレン「リーリエのほしぐもちゃんが」
リーリエ「突然どうしたのですか?ほしぐもちゃん」
ほしぐも「ピュイー!」ピカー
マーマネ「ほしぐもちゃんの目から映像が……?」
サトシ「あれは……」
アセロラ「……ハウオリ村?」
魔界
N「戻りましたよ魔王様」
ミヅキ「やっと戻ってきたかNくん」
カリン「N、今からハウオリ村に戦争を仕掛ける。準備はできてる?」
N「ハウオリ村?」
セレナ「国王の城がある村よ」
セレナ「スイレン……あんたの大切なものを全部メチャクチャにしてやる!」グッ
N「まぁ、ボクは人間なんてどうでもいいんだけどね…」ハァ
N「ね?レシラム?」
レシラム「………………」
ミヅキ「セレナもNくんもやる気まんまんだなぁ!」ワクワク
最後の四天王
ポケモンゲームの登場人物でカロス、イッシュ以外のジムリーダーかキャプテン、島クイーン、リーグ四天王、もしくは過去のアニメヒロイン
未登場の女性トレーナー >>297
駄目ならガバイトをつれてたヒカリのライバル
カスミ「いやー、この面子で揃うのはレアねー」
カリン「!」
ミヅキ「カスミさん!」
カスミ「世界の美少女カスミちゃんの登場よ!」ドーン
カスミ【魔王軍、四天王】
N「うるさいのが来たね……」
セレナ「はぁ……」
カスミ「ちょっと!あんたら!その態度は何よ!」
セレナ「あー、はいはい。すみません先輩」
N「カスミは相変わらずうるさいね」ハァ
カスミ「は?」
ミヅキ「まぁまぁ、落ち着いてよカスミさん」
カスミ「でも姫様!こいつらが……」
「全員揃ったようだな」
カスミ、N、セレナ「!」
カリン「魔王様」
カスミ「魔王様!全員って、アランがいないみたいですけど!」
フラダリ「ああ、彼は今回の戦争には興味がないみたいなのでね」
フラダリ「今頃どこかで散歩でもしてるんじゃないかな?」
カスミ「はぁ?何ですかそれ!協調性の無い奴ね!苦手だわ」
N「ボクはカスミの方が苦手だよ」
カスミ「は?」
セレナ「ちょっと!今から戦争なのにケンカはやめてよ!」
ヤミカラス「カリン様!ハウオリ村の近くに兵士達を配置しました!」バサッ
カリン「ご苦労様。ヤミカラス」
フラダリ「準備は整ったようだな……ミヅキ!」
ミヅキ「はいパパ」スッ
セレナ「あれが姫様の太陽の笛か……」ゴクリ
ミヅキ「目覚めよ!コスモッグ!」ピュイ~♪
コスモッグ「ピュ……」パチッ
コスモウム「ピュ…イ……」メキメキメキ
ソルガレオ「ラリオーナ!!」
フラダリ「ふふふ、よし、行くぞ諸君」
フラダリ「太陽の国アローラへ総攻撃開始だ!」
フウロの家
ほしぐも「ピュイー」ピー
アセロラ「何でハウオリ村の映像が…」
スイレン「みんな!見て!」
サトシ「あれは魔王軍兵隊の服装?」
マーマネ「何で魔王軍がハウオリ村に?」
リーリエ「……まさか…」
マーマネ「え?」
リーリエ「以前ミヅキさんがや銀色のポケモンに乗った女性が言った戦争という言葉……」
リーリエ「魔王軍が国王軍に戦争をしかけるという意味では……!?」
全員「!?」
カキ「こうしちゃいられん!」ガタッ
アセロラ「今すぐ戻ろう!ハウオリ村に!」
スイレン「でもどうやって……」
マオ「フキヨセからハウオリじゃあ、歩いて帰ったら、一週間はかかるよ!」
アセロラ「う~ん………」
フウロ「それなら私達に任せて!」
アセロラ「え?」
マノン「ここを何処だと思ってるの?」
マノン「ここはアローラの玄関フキヨセ村だよ?」
マーマネ「まさか……」
フウロ「そう!フキヨセ村の飛行機でハウオリ村までひとっ飛びだよ!」
アセロラ「ふぁー!」キラキラ
サトシ「すっげー!」
フキヨセの飛行機の名前 >>304
上
フキヨセ村 飛行場
アセロラ「ふぁー!」キラキラ
サトシ「すっげー!」キラキラ
ピカチュウ「ピカー!」
フウロ「ふふふ、おどろいた?」
フウロ「これが私の愛機"ハヤテファイアロー号"よ!」
マーマネ「か、カッコいい」フンスフンス
フウロ「ふふ、10人ちょっとくらいしか乗れないけど、カイリューも真っ青なスピードだ!ハウオリまでなんて一瞬でついちゃうよ?」
アセロラ「は、早く乗ろうよ!」
サトシ「うぉー!ワクワクしてきた!」
カキ「遊びに行くんじゃないんだぞ?」
スイレン「てゆーか、ハウオリに空港何かあったっけ?」
リーリエ「王宮に飛行機が着陸できるスペースなら」
スイレン「王宮ぱねぇ」
マオ「てゆーか、フウロさんが操縦するんですか?」
フウロ「当然でしょ?」
フウロ「勇者ちゃんや君たちには返しても返しきれない恩がある!」
フウロ「私もハウオリを守る戦いに喜んで参戦するよ!」
アセロラ「フウロちゃん…」
マノン「あたしもね!」
カキ「ま、マノン!戦争だぞ?危ないからやめてくれ!」
マノン「子供扱いしないで!あたしも戦えるよ!」
カキ「しかし……」
「じゃあ、私も連れてってくれない?」
フウロ「!」
フウロ「あんた……魔王軍の……」
アセロラ「ふぁ、あなたは……」
カミツレ「あなた達とのバトルは最高にシビれたわ?」
カミツレ「私も魔王軍との戦いに参戦させて?」
スイレン「誰?この女?」
マーマネ、リーリエ「(キレイな人だなぁ…)」
フウロ「>>安価」
近いレス
フウロ「………ふんっ…!」
カミツレ「なに?フウロちゃん。まだ怒ってるの?」
サトシ「え?フウロさん、この人と知り合いなのか?」
フウロ「……私の村を襲った魔王軍の用心棒なんか知らないよ」
カミツレ「私にも事情があったのよ!機嫌直してよフウロちゃん!」
フウロ「………ところであんた……えーと、誰だか知らないけど、また痩せた?」
フウロ「主に上半身」
カミツレ「はぁ?」
マオ「まぁまぁ、抑えてよ二人共」
スイレン「………………」ペターン
アセロラ「………………」ペターン
カキ「マノン!お兄ちゃんはマノンがぺったんこでも大好きだぞ?」
マノン「きもっ」
カミツレ「………とにかく、私も連れてってよ!」
カミツレ「必ず戦力になってみせる!」
フウロ「………この村を救ったのは勇者ちゃん達だ…」
フウロ「私じゃなく、勇者ちゃんに聞いてよ」
カミツレ「……お願い勇者ちゃん。私もあなた達の村を救う戦いに参加させてくれないかな?」
アセロラ「いいよ」
カミツレ「勇者ちゃん!」
スイレン「いいのアセロラ?この人魔王軍だったんでしょ?」
アセロラ「ハウオリ村を救うには少しでも戦力が欲しいよ」
アセロラ「みんな、この人を信じてみようよ!」
サトシ「まぁ……」
カキ「アセロラが言うんなら…」
リーリエ「私は大賛成です!」
マーマネ「僕も!」
カミツレ「……みんな…」
フウロ「……まぁ、勇者ちゃんが言うなら仕方ないか……」
フウロ「………頼りにしてるよ…カミツレちゃん……」
カミツレ「フウロちゃん…」
マノン「あたしもまだ許した訳じゃないかね!」
カミツレ「……ええ、わかってるわ…」
フウロ「よし!じゃあ、みんなハヤテファイアロー号に乗り込んで!」
フウロ「じゃあ、ぶっ飛ばしていくよ!」
フウロ「ハウオリ村まで最高速!」
フウロ「ハヤテファイアロー号!ファイアー!」
ゴオオ!!
フキヨセの村を救ったアセロラ達勇者一行は、来るべき魔王軍から故郷、ハウオリ村を守るべく
ハヤテファイアロー号に乗り込みハウオリ村に向かった
ハウオリ村
ミヅキ「…ハウオリ村…久しぶりだねパパ……」
フラダリ「ああ……」
フラダリ「ここには嫌な思い出がありすぎる……」
ウオーマオーサマー! コクオウノクビトッテヤルー!
カリン「ふふっ、兵士達の士気は上々」
カスミ「やっと暴れられるのね!」
N「ふぁ~あ……」
セレナ「……あなた達、スイレンとその家族には手を出さないでね?」
セレナ「あれは私の獲物だから」
カスミ「わかってるわよセレナ!その話は何度も聞いたから!」
カスミ「魔王様!開戦の合図は私がやってもいいですか?」
フラダリ「ああ、やってくれカスミ」
カスミ「よーし、いっけー!マーイステディ!」
ボンッ
イベルタル「ベルァー!!!」オオオ
兵士1「魔界の7匹の伝説のポケモン"全てを破壊する者"イベルタル…」ゴクリ
兵士2「凄い迫力だ……」
ザワザワ
カスミ「イベルタル!破壊光線を派手にぶちかましちゃって!」
イベルタル「イー………!」シュウウ
イベルタル「ベルァー!!!」ドーン
ドカーン!!
王宮
グラグラグラ
ヤナギ「何事だ!」
ジェイムズ「大変です国王様!」
ジェイムズ「魔王軍が攻めてきました!」
ヤナギ「何!?」
フラダリ「全軍突撃だ!」
フラダリ「全てを蹂躙し尽くせ!」
カスミ「派手に決まったわね!」
セレナ「いよいよかぁ……!」
N「レシラム」ボンッ
レシラム「レシラー!」
カリン「全く、遊びじゃないのよ?」
ヤミカラス「ひゃっはー!」
兵士達「うおおぉぉぉ!!」
ドドド
ハウオリ村
村人1「今の衝撃はなんだ?」
村人2「おい!空を見ろ!何だあのポケモン!」
イベルタル「ベルァー!!」オオオ
村人1「あ、悪魔だ……」ガタガタ
兵士1「コロセー!」
兵士2「女もガキも皆ゴロしだー!」
少年「こわいよ……」ガタガタ
少女「助けて……」ガタガタ
マチエール「もこお!」
ニャスパー「ニャッ!」ギラン
少女「お姉ちゃん!」
兵士1「あいつは……!」
兵士2「裏切り者のマチエール……」
マチエール「この子達には指一本触れさせないよ魔王軍!」
ルガルガン「ルガ!」バキッ
ギャラドス「ギャラ!」ドサッ
兵士3「ひぃぃ…なんだこいつ!強すぎる!」
ククイ「人の村をメチャクチャにしようとする奴らには…おしおきが必要だな?」
ルガルガン「ルガー」ガウ
シキミ「ゴルーグ!」
ゴルーグ「ゴル!」バキッ
ゴルバット「ゴルァ……」ドサッ
ミラーボ「ルンパッパ♪」
ルンパッパ「ルンパ♪」ドゴッ
ニューラ「ニュラ」ドサッ
ミラーボ「う~ん、キリがないねぇ魔王軍……」
カトレア「ひぃぃ……」ガタガタ
シキミ「何やってんのよカトレア!」
カトレア「あ、アタクシは帰ってお家でネットしてから寝るんですぅ…!」
シキミ「戦えニート!」
カトレア「……だ、だって………」ポロッ
兵士4「ん?なんだこの人形?」
カトレア「あ、あれはアタクシの宝物のフィギュア!」
カトレアの宝物のフィギュア 自由なキャラで
>>310
ナルガクルガ
カトレア「そ、それはアタクシのナルにゃんのフィギュア!」
兵士4はぁ?」
カトレア「返してぇ!それアタクシの大切なものなんですぅ!」グイグイ
カトレア「今日もナルにゃんフィギュアをprprしながら天燐ツアーするんですぅ!」ユサユサ
兵士4「な、なんだよこいつ……気持ち悪ぃな……」
兵士4「こんなもん!」ポキッ
カトレア「あ、あ……ナルにゃん……」ガクッ
シキミ「カトレア!どうしたの!?」
カトレア「ちくしょー!テメェ許さねぇ!ゴチルゼル!」ボンッ
ゴチルゼル「ゴチ!」
兵士4「!?」
カトレア「ナルにゃんの仇!シャドーボール!」
ゴチルゼル「ゴチ!」ボンッ
兵士4「ぎゃあああ!」ドサッ
カトレア「魔王軍!絶対に許さない!皆ゴロしじゃ!いくわよゴチルゼル!」
ゴチルゼル「ゴチ!」
シキミ「やっとやる気になったのねカトレア!」
ミラーボ「oh……」
ホウ「どうなってるのぉ……」ブルブル
スイ「助けてよおねーちゃん……」グスッ
セレナ「あんた達スイレンの妹?」ニコッ
ホウ「……お姉ちゃんだれ?」
スイ「おねーちゃんのお友達?」
セレナ「グラードン!」
グラードン「グラアアア!!」
ホウ、スイ「!?」
セレナ「踏み潰せ」
グラードン「グラアアア」
ホウ「怪物だ……」ガクガク
スイ「いやー!」
ミクリ「ミロカロス!冷凍ビーム!」
ミロカロス「ミロ!」ビー
セレナ「!?」
ルチア「なんとかギリギリ!ってカンジだね!」
チルタリス「チル!」
セレナ「……あんたらは…」
アダン「久しぶりだね帽子のレディ」
ミクリ「ここからは私達が相手だ!」
ククイ「とりあえずあの悪魔みたいなポケモンをどーにかしなきゃなぁ…」
ルガルガン「ルガー!」グルル
イベルタル「ベルァー!」バサッ バサッ
カスミ「そんな犬っころが私のイベルタルの相手になる訳ないでしょ?」クスッ
シゲル「手伝いますよ」
ブラッキー「ブラッ!」
カスミ「!」
ククイ「……君は…?」
シゲル「ボクはサァートシ君の永遠のライバルです」
王宮
ヤナギ「……なんたる事…まさに地獄絵図じゃ……」
ヤナギ「勇者はいったい何を……」
パリン
ヤナギ「!」
ミヅキ「久しぶりだね!おじいちゃん」ニコッ
ヤナギ「……ミヅキ…それに……」
フラダリ「国王様、あなたの首……取りにきましたよ?」
ヤナギ「フラダリ……!」
ミヅキ「ソルガレオ」
ソルガレオ「ラリオーナ!」
ヤナギ「それはあの時のコスモッグ」
ヤナギ「………目覚めさせたのかミヅキ…」
フラダリ「待てミヅキ」
ミヅキ「!」
フラダリ「国王の相手は私がやろう」
ミヅキ「パパ……」
ヤナギ「>>安価」
近いレスの中から
ヤナギ「リュウガ親衛隊長はどうしだ!」
フラダリ「リュウガ?ああ、あの少年のですか」
ミヅキ「親衛隊長ってわりには弱かったよね」アハハ
ジェイムズ「(親衛隊長がそんなにあっけなく……)」
ヤナギ「仕方ない……ジェイムズ、下がっておれ」
ジェイムズ「国王様!」
ヤナギ「やれやれ、私ももう若くはないんだがな…」
ヤナギ「マンムー!トドゼルガ!」ボンッ
マンムー「ムー!」
トドゼルガ「ゼルガ!」
サラサラ
フラダリ「!」
ミヅキ「これは……雪……?」
ミヅキ「!?」カチカチカチ
ミヅキ「……体が氷ついて!?」カチカチカチ
フラダリ「……………」
ジェイムズ「(これは…かつて国王様がアイスオブマスクと呼ばれていた時の技…)」
ヤナギ「このまま氷づけにして湖に沈めてくれるぞ!フラダリ!」
ミヅキ「……流石は国王様だねおじいちゃん。…ソルガレ…」カチカチカチ
フラダリ「ミヅキ」カチカチカチ
ミヅキ「!」カチカチカチ
フラダリ「パパに任せなさいと言っただろ?」カチカチカチ
ミヅキ「パパ……」カチカチカチ
フラダリ「流石ですねヤナギ国王。その腕は錆びれてはいないようだ」カチカチカチ
フラダリ「ならばこちらもそれなりの敬意を持ってお相手しなくては」カチカチカチ
ヤナギ「強がりか?氷つきながら言っても説得力がないぞフラダリ」
フラダリ「ゆけ」カチカチカチ
フラダリ「ネクロズマ!」カチカチカチ
ボンッ
ネクロズマ「……………………」オオオ
ヤナギ「!?」
フラダリ「ネクロズマ。朝の日射し」カチカチカチ
ネクロズマ「………………」スッ
ピカー
ドロドロドロ
ヤナギ「なに!?」
ジェイムズ「(かつてあのディアルガを止めたと言われる、国王の氷が朝の日射し程度で!?)」
ミヅキ「やっと氷がとけたかー、さっすがパパ!」ドロドロ
ヤナギ「……フラダリ…貴様そやつは…」
ヤナギ「ポケモンなのか!?」
フラダリ「これは魔界の7匹の伝説のポケモンの中でも最強のポケモン"ネクロズマ"」
フラダリ「正真正銘ポケモンですよ国王」
ヤナギ「………己!マンムー!トドゼルガ!」
マンムー「ムン!」
トドゼルガ「ゼルガ!」
フラダリ「ネクロズマ。プリズムレーザー」
ネクロズマ「…………………」ビー
マンムー「ムゥ…!」ドサッ
トドゼルガ「ゼルガァ!」ドサッ
ヤナギ「マンムー!トドゼルガ!」
ジェイムズ「国王様のポケモンが一撃で……?」タラーッ
フラダリ「勝負は決しましたね国王様」
ヤナギ「!」
フラダリ「さぁ、天界の笛を渡して下さい」
ヤナギ「…………フラダリ…!」
~数年前~ ハウオリ村 王宮
ジェイムズ「国王様!月の国のフラダリ様がお着きになりました!」
モーン「おっ、やっときたかフラダリ!」
モーン【アローラ国、前国王。ヤナギの息子でリーリエの父】
月の国(魔界)と呼ばれている場所
1、カントー
2、ジョウト
3、ホウエン
4、シンオウ
5、イッシュ
6、カロス
1~6の番号で。一番近いレス
フラダリ「遅くなって済まなかったなモーン」
フラダリ【月の国カロス国(魔界)の国王】
モーン「いやいや、アローラとカロスでは行き来する手段がウルトラホールしかないんだ。仕方ないさ」
モーン「良く来てくれたな、フラダリ」ガシッ
フラダリ「ああ!」ガシッ
ヤナギ「………………」
フラダリ「ヤナギ前国王様。お久しぶりです」ペコリ
ヤナギ「………………」プイッ
モーン「親父!」
ヤナギ「モーンよ、まだ魔界の者なんぞと付き合っているのか?」
モーン「そういう言い方はやめろ!」
ヤナギ「私はお前を信頼して王の座を譲ったのだ」
ヤナギ「少しは自分の立場も考えるのだな」クルッ
モーン「おい!」
フラダリ「いいさモーン」ポンッ
モーン「フラダリ……」
フラダリ「私達カロスの住民は未知の穴ウルトラホールの向こうの世界の住民」
フラダリ「"魔族"……そういう言われ方をしても仕方がない」
モーン「だが…………」
フラダリ「私達月の国とお前達太陽の国が共に手を取り合い暮らす……それが私達の目標だろ?」
フラダリ「きっと何れヤナギ様にも理解して貰える日がくるさ」
モーン「フラダリ……」
グラジオ「フッ、来たかミヅキ」
ミヅキ「グラジオ!リーリエ!」
リーリエ「ミヅキさん!向こうに行って遊びましょ!」グイッ
ミヅキ「パパ!」
フラダリ「ああ、行っておいでミヅキ」
ミヅキ「うん!」タッタッタ
フラダリ「……きっといつかはカロスとアローラもあの子達のようになれる日が来るさ」
モーン「ああ、そうだな……」
フラダリ「ところでモーン、今日はいったいなんの用なんだ?」
モーン「お!そうだった!」
モーン「実は先週からあるお方が城に滞在していてな」
モーン「お前や月の国の事を話したら是非会いたいとの事で今日はお前を呼んだんだ」
フラダリ「あるお方?」
モーン「ああ」
モーン「女神ディアンシーさ」
フラダリ「しかしモーン……何故女神様が王宮に?」スタスタ
モーン「ああ、どうやら未来を見たらしい…」スタスタ
フラダリ「未来…?」スタスタ
モーン「それよりもお前……女神様を見たら驚くぞ?」スタスタ
フラダリ「?」スタスタ
モーン「さぁ、ついたぞフラダリ」
モーン「女神様がお待ちの王の間だ!」ガチャリ
フラダリ「!」
ルザミーネ「久しぶりねフラダリ」
ルザミーネ【アローラ国、王妃。リーリエの母】
フラダリ「ああ、久しぶりだなルザミーネ」
フラダリ「ところで女神様はどちらに?」キョロキョロ
ヤナギ「……女神様…何故魔族なんぞを……」
「そのような言い方はやめなさいヤナギ」
ヤナギ「……しかし……」
フラダリ「!」
ディアンシー「初めまして。月の国カロスの国王フラダリ」
ディアンシー「私が女神ディアンシーです」ニコッ
ディアンシー【女神】
フラダリ「……この幼い少女が女神様だと!?」
ヤナギ「無礼者め!」
モーン「やっぱり驚いたな」
フラダリ「も、申し訳ございません女神様……」
ディアンシー「いいのですよフラダリ」
ディアンシー「ポケモンの姿で王宮の中を歩くのは不便ですからね。この姿は謂わば擬態というものです」
モーン「ちなみに女神様はもう何百年も生きておられるらしいぞ」
フラダリ「!?」
ディアンシー「フラダリ、貴方やカロスの事はモーンから聞いております」
ディアンシー「そして貴方も私がここに居る理由は聞いていますね?」
フラダリ「はぁ……確か未来を見たとか…」
ディアンシー「そうです。今日貴殿方に集まって貰ったのはその未来について話す為です」
ヤナギ「未来?いったいどういう事ですかな女神様」
ディアンシー「これを……」スッ
ヤナギ「これは……?」
ディアンシー「……これは世界を創り出したと言われるポケモン"アルセウス"を呼び出すと言われている笛です」
ヤナギ「な……」
モーン「世界を創ったポケモンだって!?」
フラダリ「アルセウス……それは神話の中だけの話では……」
ルザミーネ「……世界を創り出したポケモンを呼び出す笛……」ゴクリ
ヤナギ「しかし女神様……何故そのような笛を……」
ディアンシー「私が見た未来は何者かがこの笛を盗みだし、アルセウスを復活させ、世界を創りかえようとする未来でした」
フラダリ「!?」
ルザミーネ「……………」
ディアンシー「……そして……額に伝説のポケモンの紋章を持つ勇者が仲間と共にアローラ国各地に眠る7匹の伝説のポケモンを従えアルセウスと戦う未来…」
ヤナギ「……額に伝説のポケモンの紋章を持つ勇者……?」
モーン「7匹の伝説のポケモン?」
ディアンシー「最強の遺伝子を継ぐ者」
ディアンシー「虹色の羽を持つ者、大海を創りし者、破れた世界に住む者」
ディアンシー「理想を司りし者、生命を分け与える者」
ディアンシー「そして異世界の扉を開く者」
ディアンシー「これらがアローラ国各地に眠る伝説のポケモンです」
モーン「話が壮大すぎて……」
フラダリ「……………」
ディアンシー「今日貴方達を呼んだのはこれを授ける為です」スッ
モーン「これは!?」
ディアンシー「アルセウスを呼び出す笛"天界の笛"です」
モーン「で、でもこんな者を……」
ディアンシー「貴方を信頼しての事です国王モーン」
モーン「しかし……」チラッ
フラダリ「モーン、私もお前ならば信頼できる」
モーン「……わかりました女神様」スッ
ディアンシー「……そして……万が一アルセウスが復活した場合はこれを額に伝説のポケモンの紋章持つ勇者に与えて下さい」
ヤナギ「これは……?」
コスモッグ「ピューイ」
ディアンシー「先程話した7匹の伝説のポケモンの1匹、コスモッグとGSボールです」
モーン「これが伝説のポケモンの1匹だって!?」
コスモッグ「ピューイ」
ディアンシー「このポケモンはコスモッグ。謂わば伝説のポケモンの幼態です」
ディアンシー「コスモッグはある笛によって真の力に目覚めます」
モーン「真の力……」ゴクリ
ディアンシー「フラダリ」
フラダリ「!」
ディアンシー「月の国にはこれを……」
フラダリ「これは……」
コスモッグ「ピューイ」
フラダリ「モーンと同じコスモッグと黒いモンスターボール……」
ディアンシー「カロスにも7匹の伝説のポケモンがいるという伝承があります」
ディアンシー「万が一アルセウスが目覚めた時には太陽の国アローラと共に手を取り合いアルセウスと戦って下さい」
フラダリ「畏まりました女神様」スッ
モーン「フラダリ!万が一の時は頼むぞ?」
フラダリ「ああ、任せておけモーン!」
ディアンシー「ふふふ」
ヤナギ「………………」
ルザミーネ「…………………」
ミヅキ「パパ達遅いね?」
リーリエ「何の話をしているのでしょう?」
グラジオ「さぁな。きっと俺達にはわからない難しい話だよ」
グラジオ「そんな事より、なんかして遊ぼうぜ!」
安価 グラジオが提案した遊び
近いレス
グラジオ「よし!今日はアローラナッシーに登って遊ぼうぜ!」
ミヅキ「えー、危ないよグラジオ~!」
リーリエ「そ、そうですよ兄様!私怖いです!」
グラジオ「大丈夫だってリーリエ!」
グラジオ「ミヅキ!リーリエ!庭のアローラナッシーまで競争な!」ダッ
ミヅキ「たくっ、グラジオは……」ダッ
リーリエ「あ!待って下さい!兄様!ミヅキさん!」タッタッタ
リーリエ「あうっ」コケッ
ベチン
リーリエ「ふ、ふぇ~ん……痛いです…」グスッ
ディアンシー「大丈夫ですか?」スッ
リーリエ「………え?」グスッ
ディアンシー「ほら、いたいのとんでけー」ナデナデ
リーリエ「……………」
ディアンシー「これでもう痛くないですよ?泣かないで下さい」ニコッ
リーリエ「………はい!」
ディアンシー「ふふふ、強い子ですね」ニコッ
リーリエ「(吸い込まれそうな赤い瞳に宝石みたいな綺麗な桜色の髪……)」
リーリエ「……可憐なお方……」ポッ
ディアンシー「?」
モーン「……世界を創造したアルセウスに天界の笛……勇者に伝説の7匹のポケモンか……」
フラダリ「お前の言った通り壮大な話だな………」
ルザミーネ「…………………」
モーン「フラダリ……本当にアローラ国がこんな笛を預かっていいのか?」
フラダリ「それをお前が預かる事に納得した事で答えにはならないか?」
モーン「ああ、そうだな……」
モーン「ルザミーネ。お前はどう思う?」
ルザミーネ「>>安価」
安価 近いレスの中から
ルザミーネ「じぇるるっぷ」ニヤリ
モーン「ルザミーネ?」
ルザミーネ「…ええ、アローラ国が天界の笛を預かる…とてもいい案だと思うわ」ニコッ
ギャー ギャー
モーン「!」
フラダリ「やれやれ…また子供達か…」
グラジオ「フッ、やはりアローラナッシーの上は眺めがいいぜ」キリッ
ミヅキ「出た。カッコつけ」
ナッシーR「ナッスィー」
リーリエ「怖くて登れないですぅ!」ビエーン
モーン「またナッシー登りか?危ないって言ったろ?」
リーリエ「父様!」グスッ
グラジオ「フッ、やはり次期国王としては上の眺めも知っておかなくては」
ミヅキ「ばーか」
グラジオ「なに!?」
モーン「………ミヅキちゃんとグラジオ仲いいな」
フラダリ「ああ、いい事だな」
モーン「………ミヅキちゃん…大きくなったらグラジオの嫁にくるか?」
フラダリ「な!?」
モーン「ほらっ、ミヅキちゃんとグラジオが結婚したらアローラとカロスの架け橋に…」
フラダリ「む、娘にはそんな政略結婚みたいなものではなく、ちゃんとした恋愛結婚を……!」
モーン「冗談だよ冗談!」
リーリエ「え?兄様とミヅキさん結婚するんですか!?」
ミヅキ「はぁ!?」
グラジオ「フッ、嫁にくるかミヅキ?」
ミヅキ「ふ、ふざけないでよ!////」カーッ
モーン「……本人達は乗り気だな?」
フラダリ「うっ……」
ヤナギ「そうじゃ。ふざけるではない」
フラダリ「!」
モーン「親父…」
ヤナギ「そんな薄汚い魔族の娘なんぞにグラジオをやれるか」
ヤナギ「身の程をわきまえよ」
ミヅキ「!」
フラダリ「っ……………!」
グラジオ「爺さん。ミヅキの悪口はやめろ」
ミヅキ「グラジオ……」
モーン「お前も言うようになったな?」ポンッ
グラジオ「フッ」
ヤナギ「ふんっ…何故女神様はこんな奴らに……」
ヤナギ「もう用は済んだじゃろ?とっとと出ていけ薄汚い魔族め」クルッ
フラダリ「…………………」
数日後
ジェイムズ「フラダリ様。国王様がお呼びです」
フラダリ「?」
ミヅキ「パパ?」
フラダリ「すまない。ちょっと行ってくるよ」
王の間
フラダリ「何の用だモーン?」
モーン「フラダリ!実は……」
ディアンシー「………昨晩天界の笛が盗まれました…」
フラダリ「なに!?」
ディアンシー「すみません…私のミスです……」
ヤナギ「女神様のせいでは…」アセアセ
ルザミーネ「………天界の笛の存在を知っているのはここに居る人間のみ……」
ルザミーネ「外部の者が盗みにくるとは考えにくいわね……」チラッ
ヤナギ「決まっておる……貴様の仕業じゃろ?フラダリ?」ギロッ
フラダリ「ま、待って下さい!私は何も……」
モーン「そうだ親父!フラダリがそんな事をするハズない!ちゃんと調べてからにしろ!」
ディアンシー「証拠も何も無いのに決めつけるのは横暴です!」
フラダリ「そうです!何なら徹底的に調べてもらっても構わな……」
ヤナギ「黙れ魔族め!」
フラダリ「!」ビクッ
ヤナギ「モーン…私は散々忠告したぞ?その結果がこれだ……」
モーン「待て親父!フラダリの事は良く知っている!そんな事をやる男では…」
ヤナギ「フラダリを捕らえよ!」ポンッ
マンムー「ムー!」ガシッ
フラダリ「ま、待ってくれ……私は知らな……」
モーン「親父!やめろ!」
ディアンシー「やめて下さいヤナギ!」
マンムー「ムゥ」ドサッ
フラダリ「……私は本当に知らないんだ…」
フラダリ「娘には……娘には手を出さないでくれ……」
ヤナギ「………牢にぶち込んでおけ」
マンムー「ムー!」
フラダリ「……………………」ズルズル
ルザミーネ「…………………」ニヤリ
一週間後
王宮 牢獄
フラダリ「………………」
ヤナギ「そろそろ笛の在りかを吐く気にはなったか?」
フラダリ「………………私は知らない……」
フラダリ「娘に会わせろ」
ヤナギ「……………」パチン
兵士「ほらっ、入れ!」ドサッ
ミヅキ「うっ」ボロッ
ミヅキ「……パパ…」グスッ
フラダリ「貴様……!」
ヤナギ「……明日までに笛の在りかを吐かない場合、貴様ら親子を処刑する…」
フラダリ「!?」
王の間
ディアンシー「天界の笛が盗まれた場所はここ王の間…何か証拠があるハズです!」
モーン「ああ……待ってろよフラダリ!必ず証拠を見つけてやる!」
コスモッグ「ピューイ!」
モーン「コスモッグ?」
コスモッグ「ピューイ!」ピー
モーン「………これは……」
ディアンシー「…………あの日天界の笛が盗まれた時の映像………?」
コスモッグ「ピュー………」ピー
ディアンシー「………………」
モーン「ルザミーネ……?」
パタン
モーン、ディアンシー「!」
ルザミーネ「………………」ニコッ
モーン「………どういう事だルザミーネ…」
ルザミーネ「>>安価」
近いレスの中
ルザミーネ「フフフ…どういう事?決まってるじゃない?」
ルザミーネ「これで世界は私の物って事よ?」
モーン「なに!?」
ルザミーネ「世界を創るポケモンを呼び出すポケモンの笛……素敵だわ……」ウットリ
ルザミーネ「モーン。元々あなたとの結婚だってこの国の王妃の座が欲しかっただけ……」
モーン「っ……………!」
ルザミーネ「でも、世界が手に入るとわかった今、もう優しい王妃や母親ごっこもする必要はないでしょ?」
ルザミーネ「天界の笛に都合良く罪を被ってくれる魔族の王……何もかも運は私に向いてるみたいね?」
モーン「ルザミーネ!」
ディアンシー「貴女はその笛がどういうものかわかって……」
ルザミーネ「キテルグマ」
キテルグマ「グマー!」バキッ
ディアンシー「……うっ…」ドサッ
モーン「女神様!」
グサッ
モーン「………うっ……」ドサッ
モーン「ごほっ……ルザミーネ……?」ドクドク
ルザミーネ「さよならあなた……」
ルザミーネ「別に愛してなかったわ?アハハ」
モーン「………………」ガクッ
ディアンシー「………モーン……」
ルザミーネ「フフフ、それじゃあ、全てを知っているあなた方には炎の中に消えて貰おうかしら?」シュッ
メラメラ
ルザミーネ「フフフ…アハハハハ!」
ヤナギの部屋
ジェイムズ「大変です国王様!」
ヤナギ「何事だ」
ジェイムズ「王の間から火が!」
ヤナギ「なんじゃと!?」
牢獄
兵士1「大変だ!王の間から火が!」
兵士2「なに?すぐに駆けつけるぞ!」ダッ
フラダリ「…………………」
王の間
メラメラメラメラ
ルザミーネ「そろそろ火のまわりも危ない……私もここを出るとしましょう」クルッ
モーン「………………」
ルザミーネ「フフフ…天界の笛か……これから世界が私の物になると思うと胸が踊るわね♪」
ディアンシー「…………………」
ガラガラガラ
ルザミーネ「!?」
グチャッ
ルザミーネ「……なっ…!?」ゴホッ
ルザミーネ「……わ、私は……これから世を創るのよ……?」ゴホッ
ルザミーネ「………こんな……ところ…で…」
ルザミーネ「………………」ガクッ
ディアンシー「……………………」
メラメラメラメラ
リーリエの部屋
リーリエ「ん?何やら王の間から火が……」
リーリエ「……父様……?母様……?」
王の間
兵士「王の間はもう手遅れです!ヤナギ様!」
ヤナギ「手遅れで済むか!急いで消火しろ!」
兵士「は、はい!」
ジェイムズ「ヤナギ様……中には国王様と王妃様が……」
ヤナギ「……わかっている……」グッ
兵士2「国王様!大変です!」
ヤナギ「貴様!今それどこではないのが見てわから……」
兵士2「牢獄のフラダリとミヅキが居ません!」
ヤナギ「なに!?」
ヤナギ「…………おのれ魔族め………」
ハウオリ村外れ
フラダリ「ハァハァ……」
フラダリ「(何故王の間から火の手があがっているのかはわからぬが脱獄の好機だったようだな……)」
ミヅキ「…パパ………」ギュッ
フラダリ「……ああ、もう大丈夫だミヅキ……」ギュッ
ミヅキ「………うん……」グスッ
フラダリ「……………おのれ……」
フラダリ「……許さんぞ!太陽の国アローラ!」
ハウオリ村 森
ディアンシー「うぅ………」ヨロヨロ
ディアンシー「(ダメだ……人間への擬態が保てない……)」スゥ
ディアンシー「……………」ドサッ
ディアンシー「(ポケモンの姿に戻ってしまった……)」
ディアンシー「(………早く王宮に戻って真実を………)」ググッ
「ふぁ?大丈夫?」
ディアンシー「!」
アセロラ「見たことないポケモンだ……」
アセロラ「大変!怪我してる!これ食べて!」スッ
ディアンシー「………これは…?」
アセロラ「しゃ、しゃべった!?」
アセロラ「って、そんな事言ってる場合じゃないね!」
アセロラ「これはオボンの実だよ!これ食べて元気だしてよ!」ニコッ
ディアンシー「……………………」
・・・・
・・
・
フラダリ「ふふっ、国王様。ここに居ると懐かしい事を思い出しますね?」
ヤナギ「…………」
フラダリ「さぁ、国王様。天界の笛を渡して下さい」
ヤナギ「何を言っている…天界の笛は貴様が盗みだしたのだろう?」
フラダリ「……なに?」
フラダリ「………どうやら話をしていても無駄なようだ……」
フラダリ「ネクロズマ。王の首をとれ」
ネクロズマ「……………」ジャキン
ヤナギ「……フラダリよ……私の首は持っていってもよい……だが……」
ヤナギ「……リーリエだけは見逃してはくれぬか……?」
フラダリ「>>安価」
安価 近いレスの中
フラダリ「…………」
ヤナギ「息子やその妻を失い…行方不明となった孫のグラジオ……」
ヤナギ「リーリエは……家族を失った私の最後の宝なんじゃ!」
ヤナギ「頼む…フラダリよ………私はどうなってもよい……リーリエだけは…リーリエだけは見逃してやってくれ……」
ジェイムズ「………国王様……」
フラダリ「……あの時貴方は、私の天界の笛の在りかを知らないという言葉も…娘を見逃してくれという言葉も聞いてくれなかった……」
ヤナギ「っ……………!」
フラダリ「だが……家族を思うその気持ちだけは理解できる」
ヤナギ「!」
フラダリ「ミヅキ……リーリエ姫を見逃すかどうかはお前が決めなさい」
ミヅキ「………パパ……私は……」
パリン
全員「!」
アセロラ「ふぁ~!やっとついたよ王の間………」
リーリエ「お爺様!そのお怪我は!?」ダッ
シロン「コン!」
ヤナギ「……リーリエ………」
ミヅキ「………………」
リーリエ「!」
リーリエ「………ミヅキさん……」
フラダリ「(額にギラティナオリジンフォルムの紋章……)」
フラダリ「………そうか……貴様がディアンシーの言っていた勇者か…」
アセロラ「ふぁ?」
ハウオリ村 中心街
ゾロゾロゾ
ホシ「魔王軍の兵士があんなにいっぱい……」
ホシ「……助けてよ…お兄ちゃん…!」グスッ
カキ「呼んだか!ホシ!」
ホシ「お兄ちゃん!?何で!?」
カキ「お兄ちゃんはホシのピンチなら何処でも駆けつけるさ!」キラン
ホシ「あ、うん……」
マノン「待ってよカキ~!」
ホシ「ん?」
ホシ「えっと……誰?」
マノン「>>安価」
安価 近いレスの中
マノン「カキに助けられたね!」
ホシ「え?」
フウロ「うっわぁ……凄い数の兵士だね…」
カミツレ「ふふっ、怖じ気づいたの?フウロちゃん?」
フウロ「そんな訳ないでしょ!コバルオン!」
コバルオン「ルオ!」
カミツレ「最高のショーにしましょう!フリーザー!」
フリーザー「フリー!」
カキ「ふん!何万人こようが俺の妹達には指一本触れさせんぞ!バクガメス!ミュウツー!」
バクガメス「ガメ!」
ミュウツー(ふん!)ジャキッ
マノン「ノンノンノン!誰が妹だ!」
マノン「ハリさん!」
ハリマロン「ハリ!」
兵士達「………………」ゾロゾロソ
ホシ「お兄ちゃん……」
カキ「待ってろよホシ!今こいつら全部片付けてやるからな!」
ミクリ「相変わらず強いなグラードン……」
ミロカロス「ミ……」
ルチア「最悪!のカンジだね…」
セレナ「そろそろやっちゃってグラードン」
グラードン「グラァァァ!」
ホウ「いやー!」
スイ「おねーちゃん助けて…」グスッ
アダン「……小さなレディ達は私達が守らねば……」
ザー ザー
セレナ「!」
セレナ「………この雨は…」
スイレン「ごめんね、待たせちゃったね?ホウ、スイ」
ホウ、スイ「おねーちゃん!」
セレナ「……待ってたよスイレン!」
スイレン「……セレナ!」
グラードン「グラァァァ!!」
カイオーガ「オーガァァァ!!」
N「あーあ、つまんないね君達」
シキミ「うぅ……」ヨロッ
ミラーボ「……これが伝説のポケモン…」
カトレア「アタクシお家に帰りたい」シクシク
レシラム「……………」ピクッ
N「ん?」
ザッ
マーマネ「ぼ、僕達の村は壊させないよ魔王軍!」ガクガク
ゼクロム「…………………」バリバリバリ
N「……へぇ…少しは楽しめそうだ…」
カリン「もう悪あがきはヤメにしたら?」
ルギア「ギァー!!」バサッ
マチエール「相手が例え魔王の側近だろうと、伝説のポケモンだろうと諦める訳にはいかない!」ヨロッ
マチエール「ここはあたしの家だから!」
ニャスパー「ニャー!」
クチナシ「そういう事だ……」
クチナシ「おじさん諦めが悪いのよ」
ペルシアンR「フシャー!」
ヤミカラス「しぶとい奴等っスね!カリン様!」
カリン「…楽にしてあげる…」
サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」
ホウオウ「オウ!」ゴオオ
カリン「!」
ヤミカラス「げっ、あいつは……」
サトシ「大丈夫ですか!クチナシさん!マチエール!」
ピカチュウ「ピカ!」
マチエール「あんたは……」
クチナシ「アセロラの……」
サトシ「お前ら…俺達の村やみんなを…」
サトシ「絶対に許さないぜ魔王軍!」
ピカチュウ「ピカ!」
ホウオウ「オウ」バサッ
カリン「……勇者の眷属とホウオウか…」
ルギア「ギァー!」バサッ
王宮
フラダリ「初めまして勇者」
フラダリ「私が月の国カロスの王、魔王フラダリだ」
アセロラ「………アローラ、魔王のおじさん」
アセロラ「勇者のアセロラだよ」
ミヅキ「勇者と魔王の初対面か…」
リーリエ「アセロラ……」
シロン「コン!」
ヤナギ「(女神ディアンシーが言っていた未来が現実に……)」
フラダリ「ふふっ」
アセロラ「?」
フラダリ「……あの日女神ディアンシーが言っていた額に伝説のポケモンを持つ勇者が自分の娘と変わらぬ歳の少女…」
フラダリ「ましてや、勇者と対峙するの
が自分とは夢にも思わなかったよ」
フラダリ「これも運命なのかな?」
アセロラ「……おじさん、村をこんなにされて、アセロラちゃんとってもアングリーなの!」
フラダリ「………………」
アセロラ「……………………」
フラダリ「ネクロズマ!」
ネクロズマ「………………………」スッ
アセロラ「ギラちゃん!」
ギラティナ「ギラー!」
今回のバトルの中でギラティナが使う技一つ
ギラティナが覚える範囲で 安価下
アセロラ「ギラちゃん!ジャドーボール!」
ギラティナ「ギラー!」シュオオ
フラダリ「ほう、巨大なジャドーボールだ」
ギラティナ「ギラ!」ボンッ
フラダリ「ネクロズマ。プリズムレーザーでジャドーボールを貫け!」
ネクロズマ「…………………」ビー
ズバッ
アセロラ「!?」
ギラティナ「ギラッ!」ズパッ
ヤナギ「あの巨大なジャドーボールを貫いたじゃと!?」
アセロラ「………っ!ギラちゃん!ジャドーダイブ!」
ギラティナ「ギラー!」スーッ
ミヅキ「消えた?」
フラダリ「……影の世界か…ネクロズマ」
ネクロズマ「…………………」ヌプッ
アセロラ「ふぁ!?」
リーリエ「ネクロズマの腕が何かを探している?」
ネクロズマ「!」グッ
フラダリ「………そこか…引きずり出せ!」
ネクロズマ「……………………」グイッ
ギラティナ「ギ………」ググッ
アセロラ「そんな!?影の世界に入ったギラちゃんを……!」
ヤナギ「無理矢理引きずり出しおった…」
ネクロズマ「………………」ブンッ
ギラティナ「ギラー!」ドサッ
アセロラ「ギラちゃん!」ダッ
フラダリ「本気を出せ勇者よ」
アセロラ「っ……………!」
フラダリ「そのギラティナ…見たところアナザーのようだが……真の姿を使わぬのか?」
アセロラ「……アナザー…?真の力…?」
フラダリ「………その様子だと、使わぬのではなく、使えないのか……期待外れだな……」
フラダリ「ネクロズマ!」
ネクロズマ「………………」スッ
リーリエ「アセロラ!」
アセロラ「…………なんの事かわかんないけど、アセロラは負ける訳にはいかないんだ!」
アセロラ「ギラちゃん!」ピカー
ギラティナ「ギラー!」
フラダリ「なに?勇者の紋章と腕につけているリングが光輝いている…?」
アセロラ「無限暗夜への誘い!」ピカー
ギラティナ「ギラー!」
メキメキメキ
フラダリ「!?」
ハウオリ村 城下
ドドド
イヤー タスケテー
マオ「………………………」
マオ「(凄い衝撃と怒声と悲鳴……)」
マオ「(きっと今頃みんな村を守る為に必死で戦ってるんだ……)」
マオ「……………………」
アママイコ「アマー?」グイッ
マオ「……私が行ったところで何も出来ない…みんなの足を引っ張るだけだよ…」
マオ「もうみんなにパーティは抜けるって言った…私はもう勇者の仲間じゃないんだ……」
アママイコ「……………………」
マオ「……お父さん達無事かな?早く私もお父さん達の所に行こう……」クルッ
アママイコ「アマ……」
「やめてー!」
マオ「!」
少女「やめて……助けて…」」ガタガタ
幼い少女を襲っているポケモン
幻伝説UBメガ以外の最終進化形未登場 >>343
ポケモンの性格 >>344
アバゴーラ
jk
少女「や、やめてよぉ…」ガタガタ
アバゴーラ「あーもう!ギャーギャーうるさいんですケド?」
アバゴーラ「こっちは昨日徹夜でコンパしてからの戦争なんだから少しは気を使えっての!」
アバゴーラ【魔王軍、ポケモン部隊】
マオ「(喋るポケモン?て事は魔王軍の……)」コソッ
マオ「…………………」
マオ「……役立たずの私が行っても返り討ちに合うだけだ…」クルッ
アママイコ「アマ……」
少女「お、お願い…コロさないで…」グスッ
アバゴーラ「あー、もう!ウザっ!ガキは泣けば何でもすむと思ってるとこあんよね?」
少女「ふぇ?」グスッ
アバゴーラ「こっちはさー、さっさと戦争終わらせてモン○トのイベやりたいワケよ?」
アバゴーラ「つーわけで、大人しくしんでちょ」スッ
少女「っ……………!」グッ
マオ「アママイコ!往復びんた!」
アママイコ「アマー!」パチンパチンパチン
アバゴーラ「ほげっ!」
少女「…ふぇ?」
マオ「ほらっ、早く!」グイッ
少女「!」
マオ「逃げるよ!」
アバゴーラ「ちょ、待て……!あたしの美しい顔を……サイアクー!」
マオ「ハァハァ……ここまでくれば大丈夫かな?」
アママイコ「アマーイ!」
少女「……お姉ちゃんありがとう…」グスッ
マオ「え?いや、私は別に御礼を言われるような事は……」アセアセ
少女「うぅん……お姉ちゃんが来なかったら、私、あいつにコロされてたよ!」
少女「お姉ちゃんは命の恩人だよ!」ニコッ
マオ「…………………」
少女「?」
マオ「い、いや……何でもないよ!」
マオ「そんな事より、あんな所で何してたの?」
少女「お父さんとお母さんを探してたの……」
少女「そしたら途中であいつに見つかって……」
マオ「……え?」
少女「……お父さんとお母さん無事かな……」グスッ
マオ「………………」
マオ「泣かないで…?」ナデナデ
少女「え?」
マオ「お姉ちゃんが一緒にあなたのお父さんとお母さんを探してあげるよ!」
アママイコ「アマーイ!」
少女「お姉ちゃん……アママイコ…」パアア
マオ「お父さんとお母さんとはぐれたのはこっちの方?」スタスタ
少女「うぅん…もっとあっち…」スッ
マオ「(あっちって村の外れじゃん…このままじゃ森の方まで出ちゃうよ…)」
イベルタル「イベァァ!!」ゴゴゴ
マオ、アママイコ「!」ビクッ
マオ「(あの空にいるポケモンはなに!?まるで悪魔じゃない……)」
アママイコ「アマ…」ガタガタ
少女「あの悪魔みたいなポケモンも魔王軍のポケモンなのかな?」
マオ「え?」
少女「おっかないよぉ……勇者さまがあいつもやっつけてくれるのかな?」
マオ「……………………」
少女「お姉ちゃん?」
マオ「………あ、えっと…そうだね!勇者様ならあんな奴こてんぱんにしてくれるよ!」
少女「うん!」
マオ「(……勇者様ならか……自分で言ってて情けないよ……)」
少女「あっ!あそこを抜ければお父さん達とはぐれた場所だ!」スッ
マオ、アママイコ「!」
ギャラドス「でよー!人間がたすけてーなんて言うもんだからさぁ」
オニゴーリ「ギャハハ!鬼畜だなオメー?」
スリーパー「どっかに幼女落ちてないかな?」
マオ「(あそこって……魔王軍のポケモンの駐屯地じゃん!)」
アママイコ「アマ……」
少女「おっかないポケモンがいっぱいだ……」ビクビク
マオ「………………」
マオ「大丈夫」ポンッ
マオ「お姉ちゃんに任せなさーい!」ガシッ
少女「お姉ちゃん……」
マオが考えた魔王軍の駐屯地を通り抜ける作戦
近いレスの中から
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマーイ!」フワッ
キラン キラン キラン
ギャラドス「ん?なーんか甘い香りが… 」
オニゴーリ「……飲みすぎたか……?意識が……」
スリーパー「幼……女………」
ポケモン達「…………」バタリ
少女「え?悪いポケモン達が急に倒れた…?」
マオ「やった!成功!」グッ
アママイコ「アマ!」
少女「どういう事?お姉ちゃん?」
マオ「ふふふ、これはね?アママイコの出す強力な甘い香りでポケモン達の意識を断ったんだよ!」
アママイコ「アマ!」
少女「言われてみれば何か甘い匂いが…」クンクン
マオ「あっ、あんまり吸い込んだらあなたまで倒れちゃうよ!」アセアセ
少女「はっ!ごめんなさい!」
マオ「とりあえず今の内にここを抜けよう!」
少女「うん!」
マオ「よし!何とか駐屯地を抜ける事ができたね!」
アママイコ「アマ!」
マオ「後はこの娘のお父さんとお母さんを……」
少女「!」
少女「お姉ちゃん危ない!」
マオ「え?」クルッ
ふっ
バキッ
マオ「うぁっ!」ドサッ
アママイコ「アマ!」ドサッ
少女「お姉ちゃん!アママイコ!」
アバゴーラ「さっきはよくもやってくれたじゃん…」パキゴキ
アバゴーラ「お陰でモン○トのイベに参加出来なかったんですケド?」
マオ「あんたは……!」ヨロッ
アママイコ「アマ……」ヨロッ
少女「あ…あ………」ガタガタ
マオ「……行って……」
少女「で、でも……」
マオ「いいから!こいつは私に任せてお父さんとお母さんの所に行って!」
少女「……………」
マオ「大丈夫!私達も後から行くからね?」ニコッ
アママイコ「アマー!」
少女「お姉ちゃん…アママイコ………」
少女「っ……………!」ダッ
アバゴーラ「あっ!こらっ!ちょい待ち!」
マオ「あんたの相手は私達だよ」
アママイコ「アマ!」
アバゴーラ「ちっ、最悪じゃん……」
マオ「アママイコ!葉っぱカッター!」
アママイコ「アマ!」シュパパパ
アバゴーラ「……………」スポッ
アバゴーラ「…………………」キンキンキン
アママイコ「アマ!?」
マオ「殻に籠る!?」
アバゴーラ「か~ら~の~アクアジェットどーん!」ドッ
マオ「きゃあ!」ドサッ
アママイコ「アマー!」ドサッ
アバゴーラ「ん~もしやと思ったケドあんたやっぱそーか…」
マオ「……え?」ヨロッ
アバゴーラ「なんかさぁ?勇者の仲間に一人だけ弱い奴がいるって噂?」
アバゴーラ「アママイコつれた奴って聞いたからさ、もしやと思ったケドやっぱアンタ?」
マオ「っ…………!」
アバゴーラ「アハハ!ビンゴか!何でこんなトコにいんのか知んないケドさ?」
アバゴーラ「やっぱアレかな?弱すぎてお荷物だからって勇者に捨てられちゃった?」
マオ「……………………」グッ
マオ「黙れ……」ボソッ
アバゴーラ「あん?」
マオ「黙れー!」
アママイコ「アマー!」ダッ
アバゴーラ「ふんっ」バキッ
アママイコ「アマ…」ドサッ
マオ「アママイコ!」
アバゴーラ「よっわ……」
マオ「うぅぅ…」
アバゴーラ「あー時間無駄にしたわ、早くあんた始末してモンス○のイベに…」
キラン キラン キラン
アバゴーラ「…ん……何…この匂い……」フラッ
マオ「……弱い奴には弱い奴なりの戦い方があるんだ………」
アバゴーラ「……………!?」フラフラ
マオ「アママイコ!強烈な往復びんたをお見舞いしてやって!」
アママイコ「アマー」ダッ
アバゴーラ「!?」
アママイコ「アマイアマイアマイ!」バチンバチンバチンバチンバチンバチンバチンバチン
アバゴーラ「ほげげげげげげ!」
アバゴーラ「さい……あ…く……」ドサッ
マオ「……私達だってやればできるんだよ!ね?アママイコ!」
アママイコ「アマ!」
ハウオリ村外れの森
マオ「ハァハァ…」
アママイコ「アマ……」
少女「あ!お姉ちゃんとアママイコ!」
マオ「え?ずっと私達の事待ってたの?」
少女「うん、そだよ?」
マオ「…………何で?……」
少女「だって約束したから」
マオ「……約束か…」
マオ「ごめんね?私本当は弱いんだよ」
少女「え?」
マオ「いや、違う……弱い事を言い訳にして逃げたんだ……仲間を…友達を見捨ててね?」
マオ「幻滅したでしょ?私本当は臆病者なんだよ……」
マオ「だから私何かの事は気にしないで……」
少女「お姉ちゃんは臆病者なんかじゃないよ」
マオ「……え?」
少女「本当の臆病者は私なんかわざわざ助けないで見捨ててにげちゃう」
少女「私なんかの為に危険を犯してこんな所までこない」
少女「そうでしょ?」
マオ「………………」
少女「勇者ってさ、"勇気がある者"の事なんだよね?」
少女「だったらお姉ちゃんが私にとっての勇者だ」ニコッ
マオ「……私が……勇者……?」
少女「……お姉ちゃん、アママイコ。ここまで送ってくれてありがとう」スタッ
マオ「え?」
アママイコ「アマ?」
少女「お陰で探し人は見つかったよ」ニコッ
マオ「探し人って……ここは森の中…」
ピカッ
マオ「うわっ!眩しっ……」
アママイコ「アマッ」
マオ「何で急に光が……」
マオ「!」
マオ「………え?あの娘がいない!?」キョロキョロ
アママイコ「アマー!」グイッ
マオ「どうしたのアママイコ?」クルッ
マオ「!」
マオ「……………」
マオ「………この森にこんなおっきな木あったっけ…?」
アママイコ「アマー……」
王宮 王の間
アセロラ「ふ……ぁ…」ドサッ
ギラティナ「ギ………」
フラダリ「勇者といえどこの程度か…」
フラダリ「どうやらディアンシーの目は節穴だったらしいな」
ネクロズマ「………………」
リーリエ「アセロラァ!」
ヤナギ「馬鹿な……伝説のポケモンのZ技が通じんだと……?」
フラダリ「さぁ、勇者よ……永遠に眠るがいい」
ネクロズマ「………………」ジャキン
アセロラ「…………………………」
リーリエ「っ………………!」ダッ
フラダリ「!」
リーリエ「アセロラには指一本触れさせません」サッ
ミヅキ「リーリエ……」
ヤナギ「やめるのじゃリーリエ!」ズキッ
ヤナギ「……くっ…」
フラダリ「……なんのつもりですかな姫様?」
フラダリ「そこを退いてくれませんか?勇者にトドメが刺せない」
リーリエ「>>安価」
近いレスの中から
読み返したら
シャドーと書いたつもりが誤字でジャドーになってました。
ジャドー→シャドーで訂正お願いします
リーリエ「勇者の仲間として…アセロラのお友達として絶対にお断リーリエです!」
リーリエ「ここは絶対にどきません!」キッ
ミヅキ「リーリエ……」
フラダリ「…………………」
ヤナギ「リーリエー!」ズキッ
ヒラヒラ ヒラヒラ
ヤナギ「ん………?」
ヒラヒラ
ミクリ「空から青い花弁が……」
ルチア「綺麗……」
ホウ「ゆきだー!」
スイ「違うよ!花弁だよ!」
ポウ
アダン「!?青い花弁が当たった箇所の傷が癒えていく!?」
ヒラヒラ
シキミ「どうなってるの…?」
ミラーボ「全快だよう!」ヒャッホー
カトレア「あ、あーっ!不思議な青い花弁のお陰でナルにゃんフィギュアが生き返りましたー!」
ヒラヒラ
村人「どうなってるんだこの花弁は…」
村娘「傷が…傷が塞がっていく!」
村人B「奇跡だ………」
カスミ「は、はぁ!?ちょっとふざけないでよ!何がどうなって……」
ククイ「ははっ、何がどうなってるのかはわからないが……」
シゲル「ボク達の傷が癒えた今、反撃のチャンスなのは間違いないね」
カスミ「!」
ブラッキー「ブラッ!」
ルガルガン「ガル!!」
カスミ「……面倒臭いわね……」
カスミ「イベルタル!破壊光線で村ごと消しちゃいなさい!」
イベルタル「ベルァ!!」シュゥゥゥ
シゲル、ククイ「!?」
王の間
ヒラヒラ
ミヅキ「この青い花弁はいったい……」
リーリエ「!」
リーリエ「お爺様!傷が!」
ヤナギ「……傷が癒されていく……」ポウ
アセロラ「ふ、ふぁ……?」ヨロッ
リーリエ「アセロラ!」ダッ
フラダリ「……まさか……」
ヤナギ「フラダリよ……貴様もこの癒しの花弁の正体がわかっているのじゃろう?」
リーリエ、ミヅキ「?」
ヤナギ「こんな奇跡を起こせる者はアルセウスを除けば奴しかおらん……」
フラダリ「………………」
ヤナギ「"生命を分け与える者"…」
カスミ「やっちゃえ!イベルタル!」
イベルタル「ベルァ!」シュゥゥゥ
シゲル「マズイ!」
「ゼネルアス!イベルタルに突進!」
ゼネルアス「………………」ダッ
カスミ「!?」
イベルタル「ベルァ……」ドッ
ドカーン!
カスミ「イベルタル!」
シゲル「君は…」
ククイ「………なかなかイカした登場だな?」
マオ「もう大丈夫だよ……」
マオ「あいつは私とゼネルアスに任せて!」キッ
アママイコ「アマー!」
ゼネルアス「…………………」スッ
安価 マオの紋章の場所
他とかぶらない所と恥ずかしい所以外
一番近いレス
ククイ「マオのあの右膝に光る紋章は…!?」
シゲル「……あれは……伝説のポケモンに認められた証……」
シゲル「勇者の眷属章…」ゴクリ
カスミ「……このふざけた花弁はあんたのせいね?」ヒラヒラ
マオ「………………」
カスミ「あんたのせいで折角あたしが破壊した物も人もパーじゃん、このお邪魔ムシ!」
マオ「…………さっき約束したからね」
カスミ「は?」
マオ「……私は勇者じゃないけど……あの悪魔みたいなポケモンは倒すって」
マオ「この子と一緒にね!ゼネルアス!」
ゼネルアス「……………………」ブオン
カスミ「あんた潰してもう一度村を地獄にしてやる!イベルタル!」
イベルタル「ベルァ!」オオオ
バババ!
シゲル「っ……………!この衝撃は!?」
ククイ「ゼネルアスのフェアリーオーラとイベルタルのダークホースオーラがぶつかりあっているんだ」
シゲル「……オーラでこの衝撃…!?」
ククイ「ああ……これが伝説のポケモン同士のバトルか……」
王の間
フラダリ「………ゼネルアスが眠りから覚めたか……」
リーリエ「ゼネルアス……?」
アセロラ「ふぁ……………」ピカー
アセロラ「………マオ……」ピカー
フラダリ「……そろそろ潮時だな…ミヅキ」
ミヅキ「……わかったよパパ…」
ミヅキ「ソルガレオ」スッ
ソルガレオ「………………」スッ
「魔王軍のみんな。聞こえる?」
セレナ「……テレパシー?この声は姫様…」
スイレン「!」
「勇者側の伝説のポケモンゼネルアスが復活した」
N「……………」
「一時撤退し態勢を整えるとの魔王様からの言伝てだ」
カスミ「はぁ……?これからって時に…」
カスミ「ちっ」
マオ「………………」
カキ「!」
カキ「おい見ろ!」
ゾロゾロゾロ
カミツレ「魔王軍が引き上げていく…」
フウロ「何で急に…?」
マノン「あたし達勝ったの!?」
カリン「ふふっ、勝負はおあずけみたい…」
カリン「また会いましょう。サトシくん」クルッ
ヤミカラス「ま、待って下さいよカリン様ー!」バサッ
サトシ「……お預け…か…」
フラダリ「そういう訳ですので国王様」
フラダリ「今は一時引くとしますよ」クルッ
ズオオ
ヤナギ「フラダリ……」
ジェイムズ「あの大きな穴は…ウルトラホール……?」
ミヅキ「リーリエ…次会うときは、真の力のコスモッグ同士で決着をつけよう」
リーリエ「……真の力…?」
フラダリ「………また会おう……」
フラダリ「小さな勇気よ」
スウッ
アセロラ「………………」
アセロラ「……アセロラ…負けちゃった…」ヨロッ
バタリ
リーリエ「アセロラ!」
・・・・・・
・・・・
・・
・
訂正
小さな勇気→小さな勇者
アセロラ「………ん?」パチッ
アセロラ「あれ?…ここは?」キョロキョロ
アセロラ「確かアセロラ、魔王のおじさんに負けちゃっ………」
「ここは教会ですよ勇者様」
アセロラ「ふぁ?教会?」
ジョーイ「おぉ…勇者よ……しんでしまうとは情けない」
アセロラ「ジョーイさん!?その格好は?」
アセロラ「てか、アセロラしんじゃったの!?」
ジョーイ「はい、貴女は魔王フラダリに敗れしんでしまったのですよ勇者アセロラ」
アセロラ「そ、そんなぁ……」ヒエー
アセロラ「あ!み、みんなは何処!?」
ジョーイ「パーティの皆さんはそちらです」スッ
アセロラ「ふぁ?」クルッ
アセロラ「!」
アセロラ「こ、これって棺桶……?」ゾッ
ジョーイ「はい。貴女が弱っちいせいで魔王に負けてしまったのでパーティは全滅してしまいました」
アセロラ「そ、そんな…アセロラが弱っちいせいでみんなが……」ジワッ
アセロラ「うわぁーん!サトシぃ!リーリエ!みんなぁ~!」ビエーン
ジョーイ「コンテニューしますか勇者アセロラ?」
アセロラ「ふぁ?コンテニュー?」グスッ
ジョーイ「はい、コンテニューしてもう一度魔王フラダリや魔王軍と戦いますか?」
アセロラ「す、するよ!アセロラ、コンテニューしてもう一度みんなと一緒に魔王と戦うよ!」
ジョーイ「よろしい。では復活しなさい勇者アセロラ」ドーン
アセロラ「ふ、ふぁー!!」
ピカーン
・・・・
・・・
・
アセロラ「ふぁ!」バッ
アセロラ「………ここはポケモンセンター?」
アセロラ「…………良かった…教会じゃない……」ムギュ
アセロラ「ん?ムギュ?」
リーリエ「ZZZ」スヤスヤ
アセロラ「ふぁ?何でリーリエが同じベッドに……」
リーリエ「んぅ……」モゾモゾ
アセロラ「!」
リーリエ「あ、目覚めたのですねアセロラ。良かった……」ホッ
アセロラ「リーリエ…何でアセロラと同じベッドに……」
リーリエ「>>安価」
安価 近いレスの中
激しすぎですよ…///
それとゼルネアスじゃないかな
>>362
また誤字ですねすみません
リーリエ「何やらアセロラがうなされていたようなので、いい夢が見られるようにと添い寝を/////」
アセロラ「ふぁ!?」
リーリエ「それにしてもアセロラ、昨晩は激しかったです(唸り声が)/////」ポッ
アセロラ「は、激しかった…!?何を言って…」ガタガタガタ
リーリエ「ふふっ、私達は許嫁なんですから照れなくてもいいんですよ?」
リーリエ「妻を支えるのは妻の役目ですから!」ガンバリーリエ
アセロラ「リーリエの言っている事が何一つ理解できない」
サトシ「お!アセロラ!目が覚めたのか?」
ピカチュウ「ピカー!」
マーマネ「心配したんだよ?」
アセロラ「………みんな……」
アセロラ「…………みんなごめんなさい…」
アセロラ「アセロラ…勇者なのに魔王に負けちゃったの……」グスッ
アセロラ「魔王のおじさんが引き返してくれなかったら村やみんながどうなってたか……」
サトシ「………………」
カキ「何故謝る必要がある?」
アセロラ「え?」
マーマネ「アセロラちゃんは村やみんなの為に一生懸命に戦ったってリーリエから聞いたよ?」
アセロラ「でも……」
スイレン「あーっ!もう!」
スイレン「確かに昨日の魔王軍との戦いで村はメチャクチャだけどさ」
スイレン「奇跡的に死者や重症者はゼロだったんだ」
スイレン「誰も死なないで良かった。今はそれでいいじゃない」
アセロラ「スイレン……」
サトシ「昨日の魔王軍とのバトルでわかったんだ」
サトシ「俺達もまだまだ魔王軍の奴らには敵わない」
サトシ「だからさ、次はみんなで一緒にリベンジしようぜアセロラ!」
ピカチュウ「ピカッ!」
アセロラ「………うん!」ニコッ
リーリエ「ふふっ、良かった 良かった です!」
カキ「それと……」
カキ「そんなとこでコソコソと聞いてないで中に入ってきたらどうだ?」
カキ「マオ」
マオ「えっと…その……」モジモジ
アセロラ「マオ……」
マオ「アセロラ…その…私………」
カキ「何をやっているんだマオ?今こうやってみんなで話していられるのもマオのお陰だろ?」
マオ「え?」
サトシ「シゲルから聞いたぜ?マオとアママイコが頑張ったって話」
マーマネ「みんなを治してくれたあの青い花弁はマオとゼルネアスのお陰だったんでしょ?」
スイレン「ふふっ、もっと胸はってよ!」
マオ「みんな……」
マオ「私……」
アセロラ「そっか……マオのお陰だったんだ……」
アセロラ「マオ、ありがとう」ニコッ
マオ「でも私!パーティを抜けるって……」
リーリエ「そんな話ありましたか?」
アセロラ「う~ん、知らないなぁ」
マオ「みんな……」ウルッ
サトシ「へへっ」
コンコン
アセロラ「ふぁ?誰だろ?」
ガチャッ
ヤナギ「……少し話をいいかな?勇者とその仲間達」
アセロラ「ふぁ!?国王様!?」
リーリエ「お爺様!」
サトシ「国王様が話っていったい…?」
ピカチュウ「ピカ……」
ヤナギ「………太陽の国と月の国についてじゃ……」
全員「?」
ヤナギ「………と言う訳じゃ…」
※国王の話は>317-331参照
カキ「……そんな事が……」
アセロラ「……ふぁ……」
リーリエ「…………」
スイレン「女神ディアンシーにウルトラホール……そして月の国カロス…」
サトシ「世界を創ったポケモンなんて想像つかないぜ…」
マオ「まるでお伽噺みたいだね…」
マーマネ「でも何かその話を聞くと魔族だけが悪いって訳じゃぁ……」
マオ「マーマネ!」
マーマネ「あ…いや…ごめんなさい国王様……」
ヤナギ「いや、良い……」
ヤナギ「昨晩フラダリは私に天界の笛の在りかを聞いてきた」
ヤナギ「恐らく天界の笛を盗んだのはフラダリではないのじゃろう…」
ヤナギ「あの時、私がフラダリやモーンの話に耳を傾けていれば長きに渡る月の国と太陽の国の抗争がおきなかったのもまた事実……」
リーリエ「お爺様……」
ヤナギ「……これはリーリエにも伏せていた事じゃが……」
ヤナギ「……あの天界の笛が盗まれた日…王の間で失った物は4つ……そして見つかった物は1つのみ…」
リーリエ「え!?」
アセロラ「どういう事?」
ヤナギ「……あの日…王の間から見つかった物は私の息子であり、リーリエの父であるモーンの遺体のみ……」
リーリエ「!?」
ヤナギ「そして……あの日王の間から見つからなかった物は3つ……」
ヤナギ「アルセウスを呼び出せると言われた"天界の笛"と女神ディアンシー…そして……」
ヤナギ「この国の前王妃でリーリエの母である"ルザミーネ"」
全員「!?」
リーリエ「……な……お母様が……見つかっていない……」
ヤナギ「…………………」
ヤナギ「勇者よ……そして勇者アセロラ仲間達よ」
ヤナギ「アローラの最果てにあるジャイアントホールへ行け」
アセロラ「ふぁ?」
スイレン「ジャイアントホールって確かアダンさんが言ってた……」
カキ「女神ディアンシーが住む地……」
ヤナギ「女神ディアンシーに会い、全てを知ってくるのじゃ」
ヤナギ「勇者アセロラよ」
アセロラ「!」
ヤナギ「そなたがディアンシーに見初められ勇者となったのにも何か理由があるハズじゃ……」
ヤナギ「答えを見つけてこい……」
アセロラ「……………………」
マオ「ねぇ、国王様の話どう思った?」
マーマネ「どうと言われても……」
カキ「壮大すぎて……」
スイレン「月の国カロスと繋太陽の国アローラを繋ぐウルトラホール」
スイレン「それを開けるのがまさか…」チラッ
サトシ「リーリエのほしぐもちゃんだったとはな」
ほしぐも「ピューイ♪」
リーリエ「……いえ、確かにミヅキさんのコスモッグが進化したライオンのようなポケモンもウルトラホールを開いておりました」
リーリエ「論理的結論から言えば納得はできます」
マーマネ「今思えばあの大きな穴はコスモッグが開いたウルトラホールだったのか……」
アセロラ「……みんな行こう…女神ディアンシーに会いにアローラ最果てにあるジャイアントホールに……」
アセロラ「そして、最後の伝説のポケモン"異界の扉を開く者"ルナアーラを目覚めさせると言われる月の笛がある女神のお膝元と言われた街に!」
安価
コスモッグを覚醒させる月の笛がある
女神のお膝元と言われた街
未登場でゲームに出てきた街
近いレス
翌日 ハウオリ村外れ
アセロラ「みんなごめ~ん!」タッタッタ
サトシ「お!やっと来たかアセロラ!」
ピカチュウ「ピー!」
カキ「これで全員揃ったな」
マオ「まさか勇者様が遅刻とは……」
スイレン「しっかりしてよアセロラ?」
アセロラ「えへへ、ごめん」テヘペロ
リーリエ「アセロラ可愛いです」ハァハァ
マーマネ「次の目的地は女神のお膝元タマムシシティかぁ……」
リーリエ「噂じゃあ、女神の使者であるという"ラティオス"と"ラティアス"が訪れる街という話ですね」
マオ「ラティオスとラティアスかぁ…」
サトシ「ワクワクしてきたぜ!」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「………………」
スイレン「ん?どうしたのアセロラ?」
アセロラ「……ううん……ただ…」
アセロラ「こうしてみんなでここに居ると、初めて旅立ったあの日を思い出すなっ、て……」
リーリエ「………アセロラ……」
カキ「!」
カキ「ふふっ、どうやら今回はあの日とは少し違うらしいぞ?」
アセロラ「ふぁ?」
オーイ!!
アセロラ「!」
シゲル「サァートシくん!女神の所まで行くんだって?流石はボクの永遠のライバル!」
ククイ「サトシ!お土産よろしくな?」
サトシ「シゲル……博士…」
ハナコ「ふふっ、スイレンちゃん、サトシが無理しないように見張っててね?」
スイレン「このスイレンにお任せ下さいお義母さん!」
ルチア「スイレンもね?」
スイレン「うぅ……」
ホウ、スイ「おねーちゃんファイト!」
カトレア「タマムシに行くのよね?お土産にアグにゃんフィギュアもよろしく!」
マーマネ「えー」
シキミ「このニートの言う事はスルーでいいよ」
ミクリ「君のあの青い花弁はとても美しいイリュージョンだった」
ミクリ「その力でみんなを助けてやってくれ!」
マオ「はい!」
カキ「妹と達よ~!お兄ちゃんの見送りに来てくれたんだな?」
ホシ「ちょ、恥ずかしいよ……」
マノン「誰が妹だ……」
カミツレ「ふふっ、クラクラくる兄妹愛ね?」
フウロ「そうかな?」
ジェイムズ「姫様…旅の安全を心よりお祈り致します…」
リーリエ「ジェイムズさん…」
アダン「プリンセス…ユーの中に秘めし力はとてつもないものだ……」
アダン「きっとユーがこの戦いのキーになるだろう……」
リーリエ「………はい!」
マチエール「勇者様!ハウスの事はあたしに任せて下さい!」
アセロラ「マチエールちゃん…」
クチナシ「ふっ」
アセロラ「!」
クチナシ「どうやら今度は一人じゃないみたいだな?」
アセロラ「……………うん!」
ヤナギ「勇者アセロラ、そしてその仲間達よ…」
ヤナギ「世界を……頼んだぞ!」
勇者一行「はい!」
オーキド「………………」
オーキド「勇者一行の旅に幸あれ……!」
カキ「ふふっ、盛大な見送りだったな?」
カキ【職業、シスコン】
マーマネ「これは絶対に世界を救って帰ってこなきゃね?」
マーマネ【職業、エンジニア】
マオ「女神ディアンシーに月の国カロス」
マオ【職業、料理人】
スイレン「次はどんな冒険が待ってるのかな?」
スイレン【職業、漁師】
サトシ「ワクワクしてくるぜ!」
サトシ【職業、ポケモンマスター(仮)】
リーリエ「まったく……遊びに行くんじゃありませんよ?」
アセロラ「……よし、みんな行こう!世界を救いに!」
アセロラ【職業、勇者】
アセロラ「さぁ!この先も冒険だ!」
完
今まで付き合って頂いてありがとうございました。
とりあえず、ここまで考えいたので太陽の国アローラ編という事で一旦完結です
月の国カロス編もその近い内に別スレでできたらやりたいと思います
ありがとうございました!
【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」
【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」 - SSまとめ速報
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一応続きです
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