モバP「正月の過ごし方?」 (14)
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ガチャリ
P「はよざいまーす…」
ちひろ「なんですかそのテンション」
P「いや、ねえ? 正月休みが一日だけって…」
ちひろ「ウチは今がかき入れ時なんですよ? 一日休みが取れただけで奇跡じゃあないですか」
P「まあそうなんですけどね? でも、それ年中言ってるじゃないすか」
ちひろ「そういうものですよ。ほらキリキリ働く」
P「うぃーす…」
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カタカタ・・・
P「だぁー…一日ぶりだな愛しい報告書ども…。会いたくなかった」
ちひろ「はいはいまた溜まってますからねー。で、その貴重ぉーなお休みは何してたんです?」
P「ああ、昨日ですか…」
ちひろ「グダグダ言うクセして放っておいたら延々働き続けるじゃないですか。ちゃんと休んだんでしょうね? まったく、オフを合わせようとしてくるアイドル達のスケジュール調整する身にもなってくださいよ」
P「いやまあ、その…寝てたら急に呼び出しくらいまして」
ちひろ「呼び出し? アイドルからですか」
P「ええ。ほら、あの…××駅の所にボウリング場あるでしょう? あそこに呼び出されたんですよ、朝っぱらから」
ちひろ「ああ打ち上げでたまに使ってる所。ちょっと古いんですよねえ、あそこって」
P「はい。で、行ってみたらなんか『本日貸切』って看板が立ってて」
ちひろ「ほうほう」
P「そんで、入ってみたら茄子と志保が待ってたんですね」
ちひろ「それで?」
P「そのまま丸一日英語禁止ボウリング」
ちひろ「なるほど」
ちひろ「毎年夜中にやってるアレのことですか?」
P「そうですね、まんまアレです」
ちひろ「あの英語言ったら千円払わなきゃいけないやつ」
P「はい。流石に罰金は無かったですけどね」
ちひろ「スリル足りないんじゃあないですか」
P「ちひろさんらしいですね」
ちひろ「あはは」
P「その代わり、なんかピンクピンが物凄い多かったんですよね」
ちひろ「へえ」
P「俺の時だけピンクピンが物凄い出てくるんですよ」
ちひろ「わざわざ用意したんですねえ」
P「なんか、もう後半にもなってくるとピンクピンしか出てこないんですよ」
ちひろ「やっぱり、ご褒美の方も?」
P「ええそりゃあもう、二人が交代交代で。一人がやってる間にもう一人が着替えるってやり方してるんで、物凄い時間かかるんですよね」
ちひろ「なるほど。特殊な衣装なんかもあるでしょうし、そりゃ時間かかりますよね」
P「ほら、後半は全部ピンクピンでしょう? 一本倒す毎に1回ご褒美出るんですよ」
ちひろ「あー…時間かかりますね、それ」
P「ストライクなんか出したら10本プラス1回で11回ですねー♪とか言うワケですよ」
P「分かります? 11回全部違う格好で、それも毎回ミニコント挟むんですよ? 一投にどれだけ時間かけるんだよっつって」
ちひろ「あはは」
P「それでまた衣装が次から次に出てくる出てくる」
ちひろ「いいなあ。コスプレし放題ですか」
P「まったく、どこで用意してきたんだか」
P「凄いですよ、ホント。最初はスノーウェアとかメイド服で登場して」
ちひろ「ほうほう」
P「で、段々水着とかチャイナドレスとか、少しずつ過激な方向に行くワケですよ」
ちひろ「なるほどなるほど」
P「もう9投目ともなると志保が生クリームしか纏ってないんですね」
ちひろ「そりゃ凄いですね」
P「ところどころソフトクリームでね。そんなことより冷たくて仕方ないだろっつって」
ちひろ「あはは、お腹壊しちゃいますよ」
P「茄子は茄子でね。刺身貼り付けてきてるんですよ」
ちひろ「ああ、いわゆる…」
P「そうそう。横になった状態で出てきてね。キャスターでゴロゴローって」
ちひろ「あっはっは、シュールですね」
P「でしょう? そしてまたその刺身がまあ新鮮なこと。今捌いたんじゃねえのコレっつって」
ちひろ「厨房用意したんですかねえ」
P「どっちにしてもねえ。結局お前もそれ冷たくて仕方ないだろっつって」
ちひろ「体調には気をつけて欲しいですねえ」
ちひろ「フンッ!!」
ベッチイイイイイイィィィィィィィン!!!!!!!!!!!
ちひろ「さっきからずっと当たり前のようにアイドルとキスしてんな!!!!!!!!!!!!!!!」
完
おしまい
あけましておめでとうございます
正月はおもしろ荘観てたんですが、カミナリのツッコミって面白いですね
「よし、これで何か書いてみよう」って試しにやってみた結果がコレです
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