【安価】ちひろ「大変です!」 モバP「どうしたんですか」【R-18】 (488)

ちひろ『エナドリの原料となる液体を先程事務所でぶちまけてしまいました……』

P「……あ、あぁそうですか。それは……大変ですね」

ちひろ『私はすぐに備え付けのガスマスクを装着して事無きを得たのですが……近くにいたアイドルが発生したガスを吸ってしまって……』

P「ガス?」

ちひろ『それを吸ってしまったが為に……皆さん本能のままに行動するようになってしまって……』

P「本能」

ちひろ『全員事務所から狂ったように飛び出して行ってしまったようなんです……』

P「……あの、ちひろさん?」

ちひろ『はい、何でしょうか』

P「電話でその様な事態が起こっている事を伝えてくれた事は良いんですけど……。
  あの、俺の脳内ではどうしてそうなったのか理解できないですし、そもそもエナドリの原料って何使ってるんですかという話になるんですが」

ちひろ『そんな事はどうでも良いんですよ!』

P「あっ、はい……何ですか急に大声出して」

ちひろ『はぁ、皆の事が心配なんですよ、大変なんですよ……それにプロデューサーさんも……』

P「(何で俺が?)……そもそも本能のままってそんな危ないんですか?」

ちひろ『危ないですよ! 自分がヤリたい事をやる、それだけの動物になってしまうんですよ!』


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P「あぁ……志乃さん楓さん早苗さん辺りなら酒を死ぬまで飲んでしまうとか……なら確かに……」

ちひろ『そんな生易しい物じゃありませんよ』

P「と言うと?」

ちひろ『本能のまま……というのは少し語弊がありましたね。いつもより、欲望に忠実になると言った方がニュアンスとしては正しいかも知れません』

P(あんまり変わらないような気がする)

ちひろ『時間が経つとある程度理性を残しながら、何か発作的に本能に従い行動するようになります。発作が起きなければ普段通りで見分けがつかないんですよ』

P(難しい話してるなぁ……)

ちひろ『そして厄介なのが……その……』

P「なんです?」

ちひろ『非常にこう……精力がつくというか、ムンムンするんですよ』

P「ムンムン?」

ちひろ『……わ、私の口からではとてもいやらしくて言えないんですがその……』

P「……何です? ハッキリ言って下さい」

ちひろ『こう、あれですよ。何だかわからないけど、こう……好きな人ととにかく子供を作りたくなる衝動が湧くというか……』

P「……今すぐにアイドルを保護するように手配して下さい。貴女なんて事してくれたんですか!」

ちひろ『す、すいません……』


P「なんでそんな劇薬紛いのものをドリンクに……はぁ……で? 誰がいたんです事務所に」

ちひろ『それが……よく覚えてなくて』

P「はいー?」

ちひろ『その時の混乱の中で誰かに突き飛ばされて頭を打ったみたいで……』

P「……事故を起こした事は覚えてるのに何で肝心な事は覚えてないんですか」

ちひろ『混乱の中で誰かに突き飛ばされでもしたのか頭を打ったらしくて……意識を取り戻してから周囲の状況を見て、Pさんに報告したんです』

P「さいですか……あーさいですかー……」

ちひろ『……気をつけて下さいねPさん』

P「えぇわかってますよ言われなくとも。とりあえず全員に連絡をしてみて繋がらない子から保護を……」

ちひろ『そうじゃないです。やっぱりわかってないですよ』

P「……まだ何かあるんですか?」

ちひろ『私の憶測では……もう既にガスを吸ってから一時間は経っています。今はもう潜伏期間に移ったと思われます』

P「せんぷくー?」


ちひろ『先程言ったように何かのきっかけが無い限り、そのガスによる発作が起きなくなる状態です。今は冷静さを取り戻して、通常と何ら変わらない状態にあると思われます』

P「あぁ……うーん、なら危険度は下がりますかね」

ちひろ『……私の先程の話を思い出して下さい』

P「思い出す? 何をです」

ちひろ『その……す、好きな人とっていうくだりですよ』

P「……はぁ」

ちひろ『……プロデューサーさんと会ったら、発作が出る、はずです』

P「……」

ちひろ『……』

P「えっと……ちひろさん?」

ちひろ『はい』

P「今までの話を纏めると……アイドル達がガスを吸って、発作的にあんな事やこんな事をしたくなる。
  その発作を引き起こすのはアイドル達の思い人であるこの俺。だから接触したら俺やアイドルが危ないと」

ちひろ『そういう事です』


P「すぐに有給の申請を出して二、三日仕事をぐっすりと休んで森林へマイナスイオンを浴びに行くなり色々なセラピーを受けるなりして疲れをとる事をお勧めします。
  今の発言のおかげで今までちひろさんが言った言葉は妄言だったと俺の中で決着が着きました」

ちひろ『ちょ、ちょっと何言ってるんですか!』

P「いや……何か最後の、俺と会ったら発作がーなんて言われた瞬間なんか胡散臭くなって……」

ちひろ『えっ』

P「いやむしろ最初からおかしかったですね。エナドリのガス吸ってそんな風になる訳ないし、信じそうになったのがおかしかったんです」

ちひろ『プ、プロデューサーさん』

P「そして極めつけはまるでアイドルが俺に恋愛感情でも持ち合わせているなんて言い方をした。これで信じろっていう方がマヌケです」

ちひろ『いえ、そうでしょう。貴方が担当してるアイドルは皆貴方の事が好きなんですよ』

P「好きと言ってもニュアンスが違うでしょう。彼女達は信頼してくれてますけど、そういう恋愛感情は持ってない」

ちひろ『いやいやいや、そうなんですって』

P「はぁ……俺はそんな人たらしじゃありません。エイプリルフールはまだ先ですよちひろさん。嘘をつくならもっとマシなのにして下さい」

ちひろ『ちょ、ちょっとプロデューサーさん! 聞いて下さい!』

P「じゃあ切ります」

ちひろ『Pさん! ちょ――』



ピッ


P「……はぁ」

P(ちひろさん疲れてるのかなぁ……エナドリに劇薬、アイドルが俺に恋愛感情……)

P(仕事疲れてるのかなぁ……それともドリンクにマジでヤバイ成分が入っててそれに当たったか……)

P(……それなら俺もおかしくなるよな。多分疲れてたか暇潰しだったかのどちらかだろ。後者は社会人として最低だが)

P「はぁ……なんか疲れた……」

P「……ん? あそこにいるのは……」


遭遇したアイドル
>>9


P(茜か。何でこんな所ほっつき歩いてるんだアイツ。確か今の時間レッスンだったろ)

P「おい茜」

茜「あっ、プロデューサー! おはようございます!!」

P「お、おう……今日も元気だな。ところでこんな所で何やってるんだ? 今レッスンの時間だろ?」

茜「え、そうだったんですか?」

P「あぁ。もしかして明日のオフと勘違いしたか?」

茜「……プ、プ、プロデューサー!! ど、どどどうしましょう!! 私サボリになってしまいます!!」

P「落ちつけ茜。まだ時間はあるさ、今からタクシーにでも乗って行けば間に合うよ」

茜「そ、そうですね! じゃあタクシーを呼びましょう! ヘイ! タクシー!!」

P「いや、タクシーいないぞ……ほら、こっちの大通りならタクシーも走ってるだろ」

茜「は、はい! ではそちらに行きましょう!!」


……



P(何とかタクシーを拾えたは良いけど……)


ププー ププー


P(渋滞に巻き込まれるとは……)

茜「……」ソワソワ

P「茜、落ちついて。とりあえずトレーナーさんには連絡しておいたから」

茜「は、はい!」ソワソワ

P(まぁこの状況で落ちつくのは無理か……しかし何でこんな場所でこんな全く進まない渋滞に……)

運転手「すみませんねぇ……何だか検問だかを敷かれてるみたいで……こちらに情報が入るのがどうも遅かったみたいで」

P「そうですか……」

茜「……」ソワソワ

P「あー茜?」

茜「な、何でしょう」

P「深呼吸しよう深呼吸」

茜「あ、そ、そうですね! そうしましょう!」

P「あぁ、深呼吸をして落ちつこう」

茜「スーッ……ハーッ……スーッ……ハーッ……」

P(深呼吸も忙しない……過呼吸にでもなるんじゃないか?)


茜「……」

P「どうだ、落ちついたか」

茜「ど、どうしましょうプロデューサー! 全然落ちつけません!!」

P「ですよねー……」

茜「むしろ何だか体がヒートアップして来ました! 体の芯から燃えてくるようです!!」

P「えー……」

茜「はぁ、はぁ……何でしょう……良い匂いがします! 何でしょう!!」

P「え、何突然」

茜「くんくん……」

P(何か本当に犬っぽいな)

茜「くんくん……この匂いは……わかりました! プロデューサーの匂いです!」

P「俺別に香水とかつけてないけど」

茜「そうなんですか? でもとりあえずこの匂いはプロデューサーです!」

P「そ、そう……」

茜「はぁ、はぁ……」ジーッ

P「……」

茜「はぁっ、はぁっ……」ジーッ


P「えーと……どうした? 何だって俺の顔を見つめて……俺の顔に何かついてるか?」

茜「……ハッ! プ、プロデューサー!」

P「今度は何だ?」

茜「またです! また胸がドキドキします!!」

P「風邪か?」

茜「わ、わかりません! でも……前より、ヒドイです!!」

P「とりあえず落ちつけ、な? あんまり叫んだりするともっと酷くなるぞ」

茜「は、はい!」

P(駄目だこれ堂々巡りだ)

茜「はぁ、はぁ……」ソワソワ

P「……」

茜「プ、プロデューサー!」

P「何だ」

茜「車から降りて走って行きましょう!」

P「走る?」

茜「はい! そうすればこの渋滞からも抜けだせますしこのドキドキもきっと収まります!!」

P「そ、それは……どうだろう……」


茜「そうとなったらこうしてはいられません! おります!」ガチャッ

P「えっ、あっちょっ……茜! はぁ、全く……すいません、これで。お釣りは結構です」

茜「はぁ、はぁ、はぁ……」タッタッタッ

P「おい茜! 待ってくれ!」タッタッタッ

茜「プロデューサー! 熱いです!」

P「そりゃ、こんな速度で走ってたら、嫌でも熱くなるだろ……ひぃ……」

茜「何でしょうこれ! 漲ってくるみたいです!」

P「ま、待て茜……速い、速いって……」

茜「はぁ、はぁ……」タッタッタッ

P(こ、ここは実力で止めるしか……)


パシッ


P(よし、手を掴んだ……)

茜「……」ドクンッ

P「ちょ、ちょっと……俺は運動不足だから……止まって……」



ピタッ


P「あっ……あっさり止まってくれるんだ……はぁ、良かった……」ゼェゼェ

茜「……プロデューサー、あっち行きましょう」

P「え、あっち? あっちって……おいそっち逆方向だぞ?」

茜「大丈夫です! 近道です!」タッタッタッ

P「お、おい!」


……



P「はぁっ、はぁっ……あぁ、クソッ……見失った……」

P「はぁ、はぁ……体力、有り過ぎ、だろ……」

P(確か……茜はこの道に行ったはずだ……あぁ、何もこんな汚い路地裏なんか行かなくても良いだろ……)

P「はぁっ、はぁっ……」ヨロヨロ


ドンッ


P「うおっ!」


ドサッ


P「イテェ……な、何だ……」


茜「はぁっ、はぁっ……」

P「な、なんだ茜か……人にトライ決めるのは危ないだろ……って、おい? 茜?」

茜「……プロデューサー」

P「はい何でしょうか……あぁ、と言うかまず……俺から降りて貰えると助かるんだが……」

茜「お腹が、熱いんです……」

P「お腹?」

茜「こんな風に体が熱くなるのは初めてです……」

P「……お、お腹……なんかよくない物でも食ったんじゃ……」

茜「んっ……」スリスリ

P「あの……何で前後にお腰を動かしてらっしゃるんでしょうか」

茜「わかりま、せんっ……でも、こうする、とっ……お腹が、気持ち良くて……」

P「や、やめなさい茜。こんなはしたない事」

茜「はしたないん、ですか……んっ……これっ……」

P「ちょ、ちょっと本気で止めろ」

P(茜、こんな表情するのか……顔を上気させて……こんな……)

茜「あれっ……何か、棒みたいなのが……お腹の下に……」

P「あ、やべっ」

茜「……」


人気の無い建物に強烈なトライで押し込まれ、俺は茜に組み敷かれ馬乗りをされていた。
そしてズボンにテントを張るかのように自己主張し始めた俺の性器に、必死で自分の股を擦りつけていた。
一心不乱に、何もわからず、ただ押しつけるかのように腰を動かし擦りつけられていた。


「ぐっ……お、おい茜。何してる、止めるんだ」


俺は茜に手首をガッシリと掴まれ拘束されていた。
振りほどこうとしても、この小さな体の何処にそんな力があるのか不思議に思ってしまう程の力で抑え込まれてしまう。
俺が抵抗している間も、茜は腰の動きを止めない。
布越しに彼女の柔らかい感触が前後し、否応なく伝わってくる。
陰部で怒張した俺のものに自分の陰部を押し付け、大きくなった為に浮き上がってしまった尿道が重点的に圧迫され、微かに秘裂の感触を覚える。


「つっ……い、いい加減にしろっ」


腰を前後される度に、竿の底から上へ湧いて上がるような快楽を感じてしまう。
布を挟んで激しく、かつどこか微弱でじれったく感じてしまうような快感が俺の物を更に怒張させていく。


「お腹、あつい、です……プロデューサー……プロデューサー……」


誰もいない、暗く埃っぽい廊下の中で茜はひたすら腰をグラインドさせる。
彼女の表情は仄暗く無味乾燥としたこの廊下の中で不釣り合いな程上気し、色づいた女性の表情となっていた。
湿った色香が、だらしなく半開きにされた口から乱れた呼吸と共に吐き出され、とろんとした目には言い様のない熱を帯びた光が宿っていた。
そして乱れた呼吸の合間から時折漏れる、喉の奥で押し殺されたような悩ましい声。
その全てが彼女に不釣り合いなものなのに、とても綺麗で、とても……魅力的だった。



「私、どうしちゃったんでしょう……これ、止まりません……」


いつも明るくハツラツと元気な声をあげていた彼女が見せる妖艶な表情に、俺は言いようの無い興奮を覚えていた。
今まで見た事も無いような表情。しおらしく、まるで俺を求めるかのように必死で腰を動かす彼女。
俺はそんな彼女を見て、いつの間にか抵抗を止めてされるがままになっていた。
下半身から湧き上がってくる快楽と今まで見た事の無い光景に絆されるように、俺は動かずただじっと彼女を見つめた。


「プロデューサー……」


彼女が俺の視線に気づいた。そして、彼女は妖しく微笑んだ。


「プロデューサーは、熱く、ないですか……」

「お、俺は……」

「私……もっと、熱くなってきちゃい、ました……」


彼女の腰の動きがただ単に押しつけるだけのものから、柔らかくうねるようなものに変わった。
的確に気持ちいい部分を狙っているような動き。
膨れ上がった尿道を秘裂で撫ぜるように、そしてカリ首の部分にひっかけ、擦り上げるような動きへと変わったのだ。
女としての本能がこんな妖艶な動きをさせるのか。こんな行為をまるで知らないような彼女が、こんな……。



「……本能?」


ちひろさんが言っていたあの素っ頓狂な話を思い出す。
アイドル達がガスを吸ってある種の発作が起こるようになり、その発作が起きると本能のままに行動するようになってしまう。
その発作を起こす原因は……想っている人との遭遇……。


「……まさか、おい……茜」

「なん、ですか……」

「お前……なんか変なもん吸ったりしてないよな……」

「何の、んっ……話、ですか……」

「……」


自覚はどうやら無いようだ。だがまず間違いない。
あの人が言っていた事は本当だったんだ。茜はエナドリのガスとやらを吸って興奮状態にある。
そして……俺に会って発作が出た、と。


「……胸がドキドキ、か」


考えてみれば茜は俺と仕事してる時が幸せだとか、色々と素直に気持ちを言っていた。
茜自体がそういう恋愛だとかに疎くて自覚は無いだろうと高を括り、俺はただ懐かれているだけだと思っていたけれど……。


「……なぁ――」



俺が彼女の名前を呼ぼうとした瞬間、彼女は俺のズボンのベルトに手を伸ばしていた。
そして一瞬のうちにズボンとパンツ諸共脱がされてしまった。


「あ、おい茜……何して……」

「こ、これが……硬い物の正体ですか……」


俺の物は既に鉄のように硬くなり、天井に向かって大きくそそりたっていた。
冷たい空気と茜の食い入るような熱い視線に晒されて、俺は感じてはいけない興奮を覚えていた。


「……これが、男の人の……」

「ちょっ、おい茜。やめろ」

「……」

「茜っ。おい……頼む、退いてくれ……」


俺の言葉が届いてるのかいざ知らず、茜は自分の下着を横にズラした。直接、お互いの性器が触れあった。
茜の秘部は呼吸をしているかのように熱気を出し、ぬるぬると濡れていた。
そしてまた、茜は柔らかな腰の動きを再開し始める。



「うっ……お、おい……茜、洒落にならん。何、パンツまで……」

「あっ……これっ、凄いです……」

「おいっ……くっ、ちょ、待て……」

「プロデューサー、これ……凄いですっ……」


もう俺の言葉は届いていないらしい。彼女は必死で快楽を求める本能の動物になり下がってしまっていた。
俺は理性を振り絞り、馬乗りになった茜を退かそうもがいたが茜はやはり動かなかった。


「プロ、デューサー……どうしましょう……気持ちいのにっ、お腹の熱いのが、引きませんっ……」


ぬるぬると潤滑を良くする液体を割れ目から溢れさせ、腰を大きくグラインドさせペニスの根元から先端にかけて丹念に快楽を煽ってくる。
先端にまで腰が来て根元に戻って行く時、幾度となくあのいやらしい秘裂の中にペニスが入りそうになってしまう。


「プロデューサー、この硬いものって……ここに入れたら、どうなるんですか……」


茜は一瞬腰を上げたかと思うと、ペニスの先端を秘裂の入り口に密着させた。


「……や、やめろ。それはやっちゃ駄目だ。まだ引き返せる。茜、まだ……つっ……」


茜は俺の言葉を遮るように、グリグリと先端を入口で責め始めた。



「これを中に入れたら……どうなるんですか……」


息を忙しなく吐きながら、本当はどうなるかわかっているかのような語調で茜は再度問うてくる。


「そんな事、したら……駄目だって……赤ん坊が出来るかも、知れないんだぞ……」

「……赤ちゃん、出来ちゃうんですか。ここに、入れたら」

「だ、だからやめろ……そういう事は結婚してる相手と普通はするもんなんだ……」

「……だったら、問題無いんじゃないですか」

「えぇ?」

「前のお仕事で、私とプロデューサーはゴールインしたじゃ、ないですか……ゴールインって、結婚するって意味もあるってプロデューサーが……」


言ってる事が支離滅裂だった。目の焦点も何だか怪しい。


「い、いやそれとこれとは……」

「だからこれを、お腹に入れて……赤ちゃん、作りましょう……」

「な、何を――」



茜は一気に腰を落とし、俺のものが茜の中に埋まってしまった。
内部は溶けしまいそうな程熱い。そして驚く程狭く、ギチギチと痛い程に俺のものを締め上げた。


「くぅっ……」


ゆっくりと血が秘裂から零れ落ちて来ていた。
茜はプルプルと震えながら片手で俺のワイシャツを握りしめ、自分の口にもう片方の手を押し当てて破瓜の痛みに耐えていた。


「あ、茜……お前何でこんな事……」

「わからない、です……わからないですけど……どうしてもこうしたくって……」

「……血が出てるぞ……痛いだろ? だからっ……早く、抜いてくれ」

「痛い、です……痛いですけど……」


茜は目に涙を滲ませながら、小柄な体を震わせてゆっくりと腰を上げ始めた。
きゅうっと亀頭を絞り上げるような感覚に襲われ腰が浮きそうになる。
俺が必死に腰を浮かせないように我慢していると、今度は腰をまた一気に沈ませてきた。


「ぐっ……お、おい……抜いてくれるんじゃ……」


茜はその問いには答えない。ただ腰を浮かしそして沈ませる。この行為をゆっくりと繰り返した。
その無理やりな動きとそんなはしたない行為をする茜を見て、俺のものは興奮で中で更に肥大していった。



「痛いですけど……止まらなくって……」

「お、おい……」


ゆっくりと解すような律動が続き、中の肉がじんわりと柔らかくなっていくのを感じる。
解れ始めた肉がスローモーにペニスをしごき、熱く滾った体温で溶かそうとしてくる。
引き抜こうとする時にはカリ首にヒダが幾重にも引っかかり鋭い快楽を生み出し、
埋まって行く時には熱くぬめった肉にペニスが呑み込まれじんわりとした快感が湧きあがる。
まるで捕食されて、消化されて溺れていってしまうような感覚を覚えるような快感だった。


「こうやって動いてたら、赤ちゃん出来るんですか……」


茜はいつもと全く違う、つい先刻まで処女だったという事が信じられないような妖艶な微笑みを浮かべていた。


「ちょっ、と……待て……」


その表情に言い様の無い危機感を察知し、俺は理性を取り戻して必死で腰を逸らそうとした。
しかし彼女はそんな俺の抵抗を腰の上下の動きで完璧に封殺してきた。


「痛み、ちょっと引いてきました……んっ……」


そう言って、彼女は少し動きを激しくしてきた。
膣内の幾重にもあるヒダが弱点を擦り上げ、容赦なく快楽を湧きあがらせる。
どんどん快楽が山積みになり、我慢が出来なくなっていく。



「ぐっ……あぁっ……」


俺は歯を食いしばり、情けない声を上げて彼女の体の下で震える。
茜はその時、また一際いやらしい女のお笑みを浮かべていた。俺の表情を見てそんな表情をしたのかはわからない。


「お腹、熱くて……気持ちいいです……」


彼女は自分がどういう事をしているのか自覚しているのだろうか。
俺の上に乗り、俺を見下すように手を掴んで拘束し、俺を蕩けさせようと腰を振っているこの状況を理解しているのだろうか。
きっと理解していない。彼女は今本能の獣なのだから。
そして俺をその仲間にしようとしている。俺の理性を彼女の熱でとろとろと溶かして、本能を露呈させようとしている。


「な、なぁ……本当は痛いだろ……ぐっ……痛い、なら……やめた方が良いって……」

「このくらいなら、大丈夫です……むしろ気持ちいいのが強くなってきました……」

「ば、馬鹿な……」


茜は更に腰の動きを激しくさせた。それは何の考えも無しのひたすら俺を射精させようとする動きだった。
必死に髪を振り乱し、自身も淫らに乱れて腰を上下を動かす。
きゅうきゅうと吸いつかれ、とろとろと熱く柔らかい肉が絡み付き、上下に膣肉でもみくちゃにしごかれる。
そんな茜の動物的な動きに釣られ、尿道が開いていくような感覚が湧きあがる。
射精の準備が整ったのだ。このままでは本当に茜の中に出してしまう。



「つっ……おい、茜っ……」

「プロデューサーの、また大きくなってます……」

「ちょ、待て……で、出るから……待て……」

「何が出るんですか……何が……んっ……出るん、ですかっ……」


茜は期待と興奮の色を滲ませた瞳で俺を上から見つめ、腰を弾ませながら俺に問う。
その問いの答えを聞き出そうと、茜は更に強く締め付けてきた。


「あぁっ……ぐぅっ……」


ラストスパート言わんばかりに彼女は更に強く俺を責め立て始めた。
奥の子宮に先端がぶつかるように深くまで腰を沈ませ、そして抜けそうになってしまう程腰を上げてまた体重をかけて腰を沈ませる。
肉がぶつかり弾けるような音を立てて、激しい抽挿が俺を追い立ててゆく。
もう何が何だかわからなくなってしまうような快感に、歯を食いしばって俺は必死で耐えた。
しかし、我慢の底は既に見え始めていた。


「プロデューサー……プロデューサー……」


出る。そう思い、俺は茜が腰を浮かせた瞬間を狙って咄嗟に手前に腰を逸らした。



「あっ、抜いちゃ……」


茜が何か言おうとした瞬間、ペニスの先端から白濁の液体が迸った。
勢いよく引き抜いてしまった為にその反動で自分の服に大量にひっかけてしまった。が、何とか中で出さずに済んだ。


「くっ……」


どくどくと精液が尿道を駆け昇って行く。緊張と今まで耐えた分の我慢までが抜けていくかのような勢いだった。
今までに出した事も無いような量の精液が出ていた。
俺は一しきり体を震わせて射精を終えると、罪悪感と今まで感じた事の無い快楽に打ちひしがれるように茜の下でぐったりと息をついた。


「……こ、これは……」


茜は服についた精液を指先でつまみ、ねちゃねちゃと物珍しそうに弄って眺め始めた。
俺の手首から両の手を離し、食い入るように指についた精液を見つめている。



「……今だっ」


俺はその隙を突き、茜を突き飛ばし体を捻って何とか茜を退かす事に成功した。


「あっ、プロデューサー……」


俺はよたよたとした動きで扉に向かいながら必死の思いでパンツとズボンを履き直し、扉を開けて外に逃げ出した。
そして振り返る事無く来た道を必死で走り、茜から逃げ出した。


「はぁ、はぁ……」


どれくらいの時間走っただろうか。茜はどうやら追って来てはいなかったらしい。しかし俺はそんな事を確認する余裕は無かった。
大通りに出ても俺はひたすらに走り続け、気付いたら事務所前まで来ていた。
肺が燃えるように熱くなり、唾が乾いた喉に引っ掛かる程荒々しい呼吸をしていたがそれを我慢して事務所へと続くエレベーターに乗り込んだ。
そして俺は事務所のドアを乱暴に開け放った。



P「はぁ……はぁ……」

ちひろ「あっ、ど、どうしたんですかプロデューサーさん。電話しても全然出てくれなくて心配だったんですよ」

P「なぁにが心配だ……貴女のせいで俺がどんな目にあったと思いますか!」

ちひろ「え、ど、どうしたんですか一体」

P「それは……はぁ、はぁ……と、とにかくまずなんか飲み物下さい……喉が痛くて……」

ちひろ「えっと……エナドリならありますけど……」

P「やっぱり結構です」

ちひろ「は、はぁ……それで、一体どうしたんですか?」

P「……どうしたと思います」

ちひろ「……え、まさか、ガスを吸った子に会っちゃいました?」

P「えぇ会いました会いましたよ! 何なんですかあれは! あんなっ……あんな……」

ちひろ「……その様子だとすっかり純潔を奪っちゃったようですね」

P「奪ったんじゃありません奪わされ……いや、何もしてないです。俺は何もしてない! 俺は、俺は……」

ちひろ「お、落ちついて下さいプロデューサーさん」

P「あぁ、クソッ……クソッ……」

ちひろ「……」


P「貴女、何て事してくれたんですか……」

ちひろ「……ごめんなさい。全部私の責任です」

P「謝って済むなら警察と法律はいらないんですよ……」

ちひろ「……」

P「あー……ヤバイ、ヤバイですよこれぇ……」

ちひろ「……ちなみにどの子に遭遇したんですか」

P「……言いたくありません」

ちひろ「これからその子を保護しなくちゃいけないんです。プロデューサーさんとどういう事をしたのかとかは詮索したりはしませんから」

P「……茜です」

ちひろ「茜ちゃんですか……了解しました。今すぐに私が保護しに行ってきます」

P「ちひろさん……俺帰って良いですか……」

ちひろ「……」

P「まだあのガスを吸った子がいるかも知れないんですよね? だったら……俺は……」

ちひろ「プロデューサーさん……」


P「俺、あそこまで好かれてたなんて知らなくって……それで、いきなり……それで……」

ちひろ「……」

P「俺、茜にあんな事して……その場に置き去りにして逃げてきて……」

ちひろ「プロデューサーさん、もう良いです。喋らないで……」

P「……」

ちひろ「……後の事は、私が全て責任を持って処理します。プロデューサーさんは帰ってお家でしばらく安静にしていて下さい。
    お仕事は……私が責任を持って処理しますから」

P「はい、そうします……ぐっ……」ヨロヨロ

ちひろ「……」

P「ごほっ、ごほっ……」ヨロヨロ

ちひろ「プロデューサーさん、だ、大丈夫ですか」

P「ここまで、走りっぱなしだっただけです……大丈夫です……」

ちひろ「……しばらく休んでから帰ったらどうでしょうか。事務所には鍵をかけておきますし、居留守使って貰って構わないですし」

P「……そうします」


ちひろ「……では、茜ちゃんを迎えに行ってきます。場所はどの辺りですか」

P「……タクシー降りたのが……隣町の駅近くで……そこから色々走ったんで、正直詳細にはわからないです……。
  ただ、狭い路地裏辺りとしか……」

ちひろ「……そうですか。とりあえずその周辺に行って探し出してきます」

P「……」

ちひろ「では……行ってきます」

P「……はい」


ガチャッ バタンッ


P「……」

P「あぁっ、クソッ……」

P「……」

P「……一旦、寝よう……もう、疲れた」


……

次のアイドル
>>48

今更だけど地の文あり
言い忘れたのは私の責任だ。だが私は謝らない

ナターリア

>>1は過去にもなんか書いた?

見覚えのある書きかたなんだが…

>>58
幸子のえっちぃヤツやったり指輪で安価やったり和久井のグルメやったりしてたよ



P「……」

P「……ふわぁー……」

P(あぁ、結構寝た感じがするな……今何時だ?)

P(……寝始めてから一時間か……そうでも無かったな)

P(電話とかかかって来てないよな)

P(……よし、大丈夫みたいだ)

P「はぁ……」

P(今までのは……夢、じゃないよな……)

P(あぁ……クソッ……)

P(はぁ……そろそろ家に帰ろうか……)ゴロッ



バタッ


P「イッテッ……痛たた……ん? あれ、な、なんだこれ。何で俺手足縛られてんだ?」


ガタッ ゴトッ


P(……何だ? 物音がしたような……)

ナターリア「あ、P起きた」

P「……な、ナターリア?」

ナターリア「おはよー、P。よく眠れたカ?」

P「あ、あぁ……」



両手両足をガムテープで縛られるという異様な状況で俺は目を覚ました。
そして誰もいなかったはずの密室の事務所に、突如としてナターリアが現れた。ステージ衣装を着ているという付録付きでだ。
何もかもがズレてるこの状況で俺は困惑しながらもナターリアに一つずつ質問をする。


「……えっと……なぁ、ナターリア。お前いつから事務所にいたんだ?」

「? ずっと前からいたヨ?」

「ずっと……ど、何処にいた?」

「トイレにいた」

「トイレ?」

「うん。よくわからないけど気付いたらトイレにいたヨ」

「そ、そうか……」


トイレに隠れていたのか。とにかくそういう事ならちひろさんや俺が気付かなかったのも無理は無い。
そして気付いたらトイレにいたという事は……ガスを吸ったという事だろうか……。



「それで……なんでお前はステージ衣装なんか着てるんだ?」


そう。ナターリアはステージ衣装を着ていた。
一緒に海外へ仕事に行った時の衣装だった。
肌の露出が多く、透けた布地が彼女を覆う。
健康的なのにどこか妖艶な色気に満ちた衣装だった。


「あぁ、これカ? えへへ、Pが喜ぶと思ってっ」

「……喜ぶ?」

「うんっ」

「あぁ、この際は理由はいいや……でだ、何で俺は両手足を縛られてるんだ?」

「えへへ……それは……」


ナターリアは艶やかな笑みを浮かべると、俺にゆっくりと近づきベルトに手をかけた。
そしてするりとベルトを外し、ズボンを脱がされてしまった。



「お、おいナターリア」

「ナターリア……何だか今日はとっても変なんダ……」

「へ、変?」

「うん……Pを見てると……体がとっても熱くなるんだ……」

「……おいそれってまさか……またお腹の辺りが、とか……言わないよな?」

「えへへ……よくわかったナ……」


先程の茜との行為がフラッシュバックし脳裏に蘇る。
やはりガスを吸ったのか。と言う事は……また……。



「……ねぇ、P」

「な、何だ」

「ナターリアの事、好き?」

「……と、突然何だ」

「答えて、欲しいナ」


上気した息を小刻みに吐きながら、彼女は俺の目を見つめて問う。
やはり彼女は興奮しているようだ。


「……そりゃ、嫌いじゃないが……」

「……好きってこと?」

「……まぁな」

「じゃあ……しても良いってことだナ」

「え?」


ナターリアはそう言うと上の服をはだけさせ、乳房を露わにさせた。



「ちょ、おいっ、何脱いでんだ」


形が整い、とても柔らかそうな胸。
適度に引き締まり、縦にうっすらと腹筋の筋が見えるお腹。
そしてハリのある褐色の肌。
それらを見て、俺は興奮を覚え生唾を飲み込んでしまった。


「夫婦がする事をするんだヨ」

「ふ、夫婦だぁ?」

「うんっ。夫婦になったら気持ちいい事を沢山をするの知ってるヨ。それで子供が出来るのもネっ」

「や、やっぱりお前もか……な、ナターリア。やめろ、やめるんだ」

「ふふっ、そんな事言っても、体は正直だナっ」

「え?」


そう言われ自らの愚息を見ると既に血流が溜まりパンツの合間から露出し自己主張し始めていた。
ナターリアの体を見て反応してしまったらしい。



「ぐっ、こ、これはだな……」

「ふふっ、ナターリア嬉しいよ……ナターリアで興奮してくれてるんだよネ……」


ナターリアは伏せるような体勢になって俺のものへ近づく。
そして、ナターリアの形の整った双丘がペニスに触れた。
キメが細かくハリのある肌が当たっただけで、俺はピクンと反応してしまった。
ナターリアは俺の反応を見て、妖しく口の端を吊り上げた。


「色々勉強したんダ……こうやって挟むと男の人は喜ぶって」

「お、おい――」


ナターリアが自分の胸を揉むようにして俺のものを挟み込んだ。
むにゅっとした感触が淫棒全体を包み、ふわふわとした快感がカリ首に否応無く与えられる。


「まずはこうやって、ゼン……ゼン……ゼンザ? をして、準備しないとネっ」


ナターリアはそう言うと口をくちゅくちゅと動かし、生温かい唾をとろとろと亀頭に垂らして胸を上下に弾ませて肉棒をしごき始めた。



「ぐっ……」


じわじわと乳肉でペニスを圧迫されながら、入念な上下運動で全体に甘い快楽が与えられる。
すべすべとした肌の感触と潤滑剤の唾のぬるぬるとした感触が亀頭を擦り、肉棒を熱く刺激し腰の奥まで貫くような快感が走る。
そしてナターリアの乳房の優しい温もりが、俺の理性を淡雪の如く溶かして背徳的な快感を募らせる。


「ふふっ……これとっても熱いヨ……」


ペニスの先端が谷間に沈んでは現れを繰り返す様、上向きにピンと勃った綺麗な乳首が上下に動く様、
そして肉棒を包みいやらしく、そして柔らかに形を変える豊かな双丘の様。
そんな光景を見て、俺は直接的にもそして視覚的にも雄を掻き立てられて、どんどん欲望を大きくさせられていった。


「魚みたいにピクピクしてるヨ……気持ちいい?」

「そ、それは……つっ……」


健康的な褐色の肌はじんわりと汗ばみ、妖艶な熱気と共にフェロモンを放っている。
俺の本能はそれに当てられてすっかり理性を崩しつつあった。
腰はナターリアを求めるように浮き始め、時折走る微弱な快楽の電流に体を震わせていた。



「我慢出来なくなったら、いつでも出して良いからネ……」


ナターリアは俺を追い詰めるように、胸の動きを激しくし始めた。
左右の乳房を交互に弾ませカリの弱い部分を揉まれ、両方から優しく押し潰されるように圧迫される。
自分のものから溢れでた我慢汁とナターリアの唾液と興奮の汗が滑りを更に良くし、ずるずると激しく攻めが加速していく。


「ま、待て……頼、むっ……」


リズミカルに責め立てられ、射精感が募っていく。
歯を食いしばり荒く息を立てて何とか我慢するが、射精してしまうのはもう時間の問題だった。


「じゃあ、これで仕留めちゃうヨ……」


ナターリアは胸での快楽責めを続けながら、小さな口でペニスの先端に口付けをした。
そして尿道から精液を強制的に出させようとちゅうちゅうと吸い始めた。温かく、そして鋭い快楽が俺を襲う。
胸の柔らかな責めと口の強い責めにより、俺の我慢はついに決壊してしまった。



「ぐあっ……で、出る……」


二つの責めにより、俺はぶるっと震え呆気なく射精してしまった。


「あっ……」


勢いよく出た精液がナターリアの胸と顔にかかる。
背徳的な白濁の液体が褐色の肌にべっとりとこびりつく。
その光景はまた酷く、俺に罪悪感と妙な興奮を植え付けた。


「えへへ……白いのが出たって事は……気持ち良かったってことだよネっ」


嬉しそうに笑う彼女に、俺は何も言い返せなかった。
体が重い。疲労と情けなさで体に重りでも括り付けられたかのような感覚を覚えてしまった。



「……うんしょ」


俺が横を向いてぐったりとしていると、いつの間にかナターリアは衣装を脱ぎ去っていた。


「ここからが本番だヨ……」

「ま……待ってくれ……」


幾分理性が戻ってきたとは言え、両手足を縛られている以上何の抵抗も出来ない。
そして体の疲労感が抜けなていない。このまま彼女とするとすれば、茜のように咄嗟に回避したりできないだろう。
万事休すだった。


「……P」


ナターリアが興奮の息を吐きながら、体を俺に預けるように密着してきた。
引き締まりすべすべとした彼女のお腹にペニスが触れて、射精直後だと言うのにまた欲望が少し大きくなってしまった。
もう駄目か……そう思った瞬間、ナターリアは予想外の行動をとった。



「ちょっと待っててネ……」


彼女はハサミを取り出し、俺の両手足の拘束を解いたのだ。


「な、ナターリア……お前……」

「本番をする時は、Pからしてくれると……嬉しいナ……」

「……ナターリア……」


彼女はそう言ってはにかみ、ソファの上に仰向けで寝転がった。


「こ、ここに……入れるんだよネ……」


そして恥じらいながら、自らの秘裂を両手で広げて見せた。
桃色の綺麗な性器がひくひくと動き、俺の目に晒される。
少し湿っているのか内側が潤んだようなツヤがあった。
まるで……俺を誘っているようだった。



「……」

「P……来て……」


俺は言われるがままに彼女の上に位置するように陣取り、再起した肉棒を彼女の性器に密着させた。
彼女の入口はとても柔らかく、そして熱かった。
この中に入れたらどうなってしまうのだろう。
どれ程気持ちいのだろう。
孕ませたい。
俺の頭はぐるぐると、無意識にそんな事を考え始めていた。


「……えへへ」


ナターリアは嬉しそうに笑い、俺のものを受け入れようとしている。
俺も……それを……。



「……」


違う。


「……いや……違うだろ」


違う。俺は何をしてるんだ。
自分の担当している子の純潔を何で奪おうとしてるんだ?
いや既に一回やってしまってはいるが……何で自分からやろうとしてるんだ俺は。


「……どうしたノ?」


俺は震えながら大きく息を吸い、そして吐いた。



「……」


そして、自分の頬を一発力任せに引っ叩いた。
痛みに理性が蘇る。


「ど、どうしたノ」

「……ごめん、ナターリア……」


俺はまた急いで服を着込み、慌てて事務所の鍵を開けて外に飛び出した。
エレベーターを使わずに階段を数段飛ばしで駆け降り、茜から逃げたようにまた必死で走り始めた。


「俺はっ……俺は何をやってんだ……」


迫られたのは自分だったとは言え、年下の、そして自分の担当アイドルに何て事をしたんだ。
しかも二人に。
そして情けない程に絆されて快楽を受け入れて……。



「……最低だ」


俺は気付くと自分の家の前にいた。
電車で来たのか、タクシー辺りで来たのか覚えていない。
ただ家に帰らねばという事と、何で俺はあんな事をしたんだという事しか頭の中で考えていなかったから。
だがとにかく、俺は家に帰ってきた。
ここならきっと安全だ。風呂に入って歯を磨いて宿題して風邪引かないようにして寝よう。そうしよう。これはきっと夢だ。
夢じゃなかったとしてももう疲れてまともに立ってもいられない。寝よう。それが一番だ。
そうして俺は自分が住むアパートの自動ロックを開けて、部屋に向かった。



次のアイドル
>>96

ちなみにアイドルだけじゃなくトレ姉妹とチッヒーも安価対象ね

宿題?

>>104
ドリフのネタよ……ごめんねおじさんドリフ好きなの……




P「あー……疲れた……」


ピンポーン


P(ん、誰かこのアパートに尋ねに来てるのかこんな時間に……いや、宅急便とかかな)

P「……って俺の家の前で何してんだ晴」

晴「あ、いたいた」

P「何しに来たんだよ……家近いからってそう何度も遊びに来るなよ……」

晴「良いだろ別に。ウイイレできるのここしかねーんだから」

P「俺は近所のゲーム持ってるにーちゃんですか……ていうか今日平日だろ。何でこんな時間にここにいるんだよ」

晴「今日創立記念日で学校無くて暇なんだよ。事務所遊び行ってもちひろさんにすぐ帰れって言われちまったしさ。
  だからここに来たんだ」

P「別に俺の家来てウイイレじゃなくて、本当のサッカーやればいいじゃないか……友達も休みなんだろ?」

晴「わかってねーな。偶にはゲームのサッカーもやりたくなるんだよ。今日はそういう気分なんだ」

P「なんだそれ……はぁ、悪い。今日は色々あって会社早抜けして来たんだ。
  だから晴と遊んでたら色々と言われるだろうし、何より今俺疲れてるんだよ……」

晴「別に対戦に付き合ってくれなくても良いって。オレ一人でやってるから。
  それにいつも俺にあんな衣装ばっか着させてんだ、これくらいの我儘良いだろ」

P「いやそういう問題じゃ……あぁもういいや面倒くさい。入るならどうぞご勝手に。でも友達とか呼ぶなようるさくなるから」

晴「へへっ、わかってるよ」


P「はぁ……ほら開けたぞ。入るなら早くしろ。ほらほら」グイグイ

晴「おい、押すなって」

P「俺もう早く寝たいんだよ……そして全てを忘れたいんだ……」

晴「……何だそれ。何かあったのか?」

P「……いや。少し仕事でポカやっただけだ」

晴「……ふーん。なんか大変だな」

P「まぁな……」

晴「……あれ」

P「どうした」

晴「いや、なんでも……ちょっと厚着し過ぎたみたいで暑くてさ」

P「あぁ。まだ冬と秋の中間くらいだからなぁ」

晴「ダウンはちょっと大げさ過ぎたか」

P「そうだな。まぁ今日は寒い方らしいけど、お前は基礎代謝とか高そうだし普通より暑く感じるんだろうよ」

晴「難しい言葉使うんだな」

P「まぁ大人だから」

晴「ふーん……まぁのあさんくらいまで難しいと何言ってるかサッパリだけどな」

P「そりゃね。あの人は詩人みたいな部分もあるから……俺は多少はわかるけどさ」

晴「すげーな」

P「それ程でも。よし……じゃああんまりうるさくしないで遊んでてくれよ」

晴「あぁわかってるよ」


P「……俺風呂入ってくるわ」

晴「出た後素っ裸でくんなよ」

P「はいはい……あぁ、冷蔵庫にプリンあるから適当に食って良いぞ。あとジュースも」

晴「お、気が利くな」

P「それ以外はあんま触るなよ。はぁ……それじゃ」

晴「んー」

P(でもワンルームだからゲームの音うるさいんだよなぁ……今度から長めのイヤホン買ってくるか)



ザーッ


P「……はぁ」

P(あぁ……俺大変な事しちまったなぁ……)

P(茜とあんな事して……ほったらかしにして逃げて……)

P(挙句、ナターリアを自分から襲いそうになるし……)

P「……」

P(……俺意思弱いな)

P(自分はプロデューサーで、アイドルは信頼すべき仲間……そういう風に意識してるけど……)

P(迫られてあんな簡単に女性を感じて……絆されて……)

P(辞めようかな……形がどうあれアイドルに手を出したんだ、この先無理だろ……)

P「はぁ……」

P(……風呂あがったらちひろさんに茜どうなったか聞こう……それに、ナターリアの事も報告しないと)



ガラガラッ


P「ふぅー……」

晴「……」ピコピコ

P(麦茶でも飲むか)

晴「……ほっ」ピコピコ

P(プリンまだ残ってる……食べてないのか)

P「……」ゴクゴク

晴「……よしっ」

P「……なぁ晴」

晴「何だよ」

P「お前最近よく俺の家に来るけどさ。俺の家に来て楽しいか?」

晴「あぁ楽しいぜ」

P「……俺ゲーム以外のサッカーできないぞ?」

晴「でもゲーム一緒にやってくれるだろ」

P「そりゃそうだけどさ。お前的には外で遊んでる方が楽しいんじゃないか?」

晴「それは、あれだよ……最近寒くなってきたし、中で遊ぶ方が良いって事だよ」


P「……あぁそう。でもゲームだったら学校の友達とでも出来るじゃないか」

晴「だからウイイレ持ってるのはPしかいないんだよ、この辺りじゃ」

P「そう言う事なら……」

晴「何だよ」

P「ソフトとハード、貸そうか」

晴「え?」

P「いや、最近もうゲームしないしさ。だから晴に貸してあげても良いかなって。そうすればここまでわざわざ来る事無くなるだろ?」

晴「……別に、そこまでしてくれなくても良いって。ウイイレやりたくなったらこの家に来るよ」

P「俺は毎週日曜が休みになってるけどさ、それもいつまで続くかわからないし」

晴「……気に入ってんだよ」

P「ん?」

晴「なん、て言うか……この部屋気に入ってんだよ」

P「この部屋が?」

晴「ここに遊びにくれば退屈しないし、おやつだって出るし……それに……」

P「……」

晴「えっと……とにかく快適なんだよ、ここは。だから良いだろここに来たって」

P「……あぁそう」

晴「……まぁ、そういう事だ」

P「……」


晴「……なぁP」ピコピコ

P「何だ」

晴「やっぱり一緒にやろうぜ」

P「えー……」

晴「良いだろ、一回だけで良いからさ」

P「……わかったよ」

晴「へへっ、じゃあオレ日本な」

P「頑なに日本か……俺はドイツでいいや」

晴「よしじゃあ始めようぜ」

P「んー……あぁちょっと待って」

晴「何だよ」

P「電話しないといけないから、二分くらい時間くれ」

晴「……わかったよ」

P「……」ピッ



プルルルルッ


P「……」

ちひろ『はい、千川です。どうしましたプロデューサーさん』

P「今家に着きました。そちらの状況はどうですか」

ちひろ『あぁ……それが……』

P「それが?」

ちひろ『その……まだ発見出来てなくって……』

P「……そうですか」

ちひろ『付近で目撃情報を募った所、結構な数で目撃されているようなんですが……』

P「それでも見つからないと……」

ちひろ『えぇ……とにかく、私は捜索を続けます』

P「わかりました。あと……」

ちひろ『まだ何か?』

P「……ナターリアも、保護願います」

ちひろ『え、あの子もですか?』

P「えぇ……」


ちひろ『……そうですか。それであの子は今何処に?』

P「事務所で遭遇しました。今何処にいるかは……確証が持てません」

ちひろ『事務所?』

P「ガスを吸ってからはトイレに隠れていたようです」

ちひろ『あぁなるほど……わかりました。そちらは手の空いている女性スタッフに頼むとします』

P「お願いいます」

ちひろ『……プロデューサーさん』

P「はい」

ちひろ『その……本当にごめんなさい』

P「……もう怒ってません。もう謝らないで下さい」

ちひろ『……では失礼します』

P「……はい」



ピッ


晴「……終わったか?」

P「あぁ」

晴「随分暗いトーンだったけどよ、大丈夫か?」

P「……ふっ、大丈夫さ。心配しなくてもちひろさんが上手くやってくれると思うから」

晴「ふーん……まぁいいや。じゃあ早速やろうぜ」

P「あぁ」

晴「今日は勝つ!」

P「いい加減勝ってくれよ、ホント」


……


晴「だーっ……PKで負けた……」

P「よく粘った方だと思うよ」

晴「もう一回だ! な!」

P「一回だけって言ったろ? もうおしまい」

晴「何だよ勝ち逃げかよ」

P「……ふぅー……じゃあ俺寝るわ」

晴「ちっ……じゃあ一人でやるよ」

P「そうしてくれ……あ、なぁ晴」

晴「何だよ」

P「お前プリンは? 食べないのか」

晴「あぁ、まだいいよ。昼飯食ってこっちに来たからまだ腹減ってねぇんだ」

P「あぁそう。じゃあ起きたら一緒に食うか。三時か四時に起こしてくれ」

晴「んー」


P「……なぁ晴」

晴「今度は何だ」

P「……俺がプロデューサー辞めたら、どう思う」

晴「な、何だよ突然」

P「……いや、何でもない。忘れてくれ」

晴「……そうか」

P「……」

晴「……お、おい。なんか気まずいじゃねぇか」

P「いやだから忘れてくれって言ってるだろ。辞めないよ俺は」

P(……わからないけどな)

晴「……やめるなら」

P「ん?」

晴「やめるなら、カッコいい衣装用意してからやめろよ……その……それまでは、付き合ってやるからさ」

P「……」

晴「……」


P「じゃあ一生用意しない」

晴「あぁ!?」

P「おやすみ俺はもう寝る」

晴「おい寝んな! おい!」

P「うるさーい俺は寝るんだ」

晴「なぁ、や、やっぱりさっき言ったのは無しだ。次カッコいい衣装用意しなかったらオレから辞めてやるからな!
  おい聞いてるのかよ!」

P「はいはい。おやすみ」

晴「……んだよ」

P(……そうだよな。こういう風に……友達みたいな感覚でいるのが、俺の理想なんだ)

晴「あ、そうだ。寝る前に教えてくれよP」

P「何だ」

晴「エアコンのリモコン何処にあるんだ?」

P「エアコン?」

晴「あぁ、さっきから暑くてさ……」

P「暖房入れてないけど……まぁいいや。冷房でもいれとけ。俺は毛布にくるまって寝るから問題無い」

晴「そうか。助かるぜ」ピッ

P「それじゃお休み」

晴「おう」


……



「ん……」


振動。浅い眠りの中で、俺は体を揺さぶる妙な振動で覚醒した。
腕を何かに挟まれとにかくごしごしと擦られているようだ。


「はぁっ、はぁっ……」


何か荒々しい呼吸音が聞こえる。どうやら振動の原因となるものが発しているようだ。
一体何事かと俺は目を開けて振動の元を確認しようとした。


「これっ、何だっ……気持ちいい、ぞっ……」


振動の元は……晴だった。
晴は息を荒げながら俺の腕を脚で挟み、一心不乱に股を擦りつけていた。



「ちょっ、お、おい! 何してんだ晴!」


俺は咄嗟に腕を引こうとしたが晴の挟む力が予想以上に強く抜けなかった。
晴は俺の腕を放させまいとして、両手でがっしりと掴んできた。


「おい晴、放せっ……」

「なぁっ……何だよこれ……何だよこれぇ……」

「な、何だよって……」


どうも様子がおかしい。何と言うか、半狂乱とでも言うべきか。
とにかく平静では無い事は確かだった。


「クーラーつけても熱いのが全然止まらなくて……うっ……くぅっ……」

「そ、それって……」


もしかして……晴もか? 晴もあのガスを吸ったのか?



「なぁっ……何だよこれ……止まんねぇよ……」


晴は俺が色々と考えを巡らせている間も動きを止めようとしない。
激しく布が擦れる音をたてながら必死で自分の性器を俺の二の腕辺りに押し付ける。
顔を赤く上気させ瞳を潤ませだらしなく口を開けて荒々しく呼吸して、ひたすらに前後の運動をしている。


「ちょ、ちょっと待て。お、おお落ちつけ晴」

「なぁP……胸の奥が痛いんだっ……」

「えぇ?」

「胸が締め付けられるみたいで……お腹も熱くて……ま、股も気持ち良くって……」

「いや、何を……」

「熱い……あっ……くぅっ……」

「い、いやいやいや。待て晴。まずは腕を放してくれ、な?」

「い、いやだっ……今これやめたらっ、オレおかしくなりそうだっ……」


残念ながら既に十分真っ当におかしくなっているのだが、このままでは埒があかない。
俺は宥める事を諦めて力任せに腕を股から引っこ抜く事にした。



「あっ……」


強引に晴の手を剥がして何とか腕を抜く事に成功し、俺は晴に向き直って臨戦態勢をとった。
茜の時と同様に、晴の力も妙に強くなっているようだ。
まだ何とか抵抗出来るレベルのようだが用心に越したことは無い。


「は、晴。ステイ……そのまま、そのままだ……今ちひろさんを呼ぶからな、待ってろよ」

「はぁっ、はぁっ……」


晴は俺の言葉がまるで聞こえていないかのように、今度は自分のズボンの中に手を入れて狂ったかのように手を動かし始めた。


「あっ、くっ……」

「あ、あー……そ、そのままだ、晴……それで良いそれで良い……」


晴が自分自身を慰めているうちにちひろさんに電話をかけて晴をこの部屋に隔離して迎えが来るまで待つ。それがベストだ。
また前の二人のような過ちを犯す前に早くしなければ。俺に何かしようとしてこない今がチャンスだ。自分で処理してくれれば更に良い。
俺は何処かにやってしまった携帯を探し、その場であたふたと視線を動かした。



「えっと……携帯携帯……」


今更になって家用の電話を設置しなかった事を後悔する。
布団をめくっても、後ろの棚を見ても、散乱したゲーム機の付近を探しても携帯は見つからない。


「け、携帯……クソッ、どこやったんだよ……」

「P……」


俺が必死で携帯を探していると、晴が突然俺に抱きついてきた。


「な、何だ晴」

「なぁ、これっ……何なんだよぉ……」

「さ、さぁ……俺にはサッパリ……」

「ここ、触ってると気持ちいいけど……けど、足りないんだよぉ……なぁ、P……オレ……オレぇっ……」


いつもの男口調とは全く違う、まるで俺を誘うかのような色づいた口調にドキリとしてしまった。
そして縋るような、期待するかのような視線で晴は俺を見つめてくる。
俺はその目をまともに直視する事が出来ず、あたふたと中身の無い相槌をし始めた。



「えぇと……それは……何だ、その……」

「駄目なんだ……自分で触っても全然収まらないんだよぉ……」

「が、頑張れ。自分で解決できる頑張れ」


俺も晴に釣られるようにてんぱり、無茶苦茶な事を口にし始めていた。
とにかくこの場を乗りきらねば。


「む、無理だっ……これ……止まらないっ……」

「そ、そんな事言われても……」

「……」


晴は黙ったかと思うと、突然俺を布団の上に押し倒してきた。



「うわっ」

「なぁP、ここ触ってくれよ……な? な?」

「お、おい晴何して……」


晴は俺の手を掴み、強引に自分の股へと導いた。


「手、動かしてっ……」

「えっ、ちょっと……」

「早くっ!」

「は、はい」


俺は晴の語気に圧されて言われるがままに彼女の性器をズボン越しに触り始めた。
晴の陰部は服越しでもわかるほど熱を持っていた。
晴の体温を感じつつ、俺はひたすら服越しに晴の陰部をまさぐる。


「はぁっ、はぁっ」

「ど、どうだ晴。た、足りてるか?」

「だ、ダメだ……全然、んっ……足りない……」


俺の期待も虚しく、晴は全く満足してくれなかった。
晴は肩で息をしながら俺に懇願を続ける。



「な、なぁ。今度は、直に触ってくれよ」

「い、いやっ。それはさすがに駄目だろ」


俺が言葉を言い終える前に、晴は自分からズボンとパンツを脱ぎ去り、また俺の手を掴んで自らの性器を触れさせた。


「お、おい」

「あっ……こ、こっちの方が、良い……」


俺は今、晴の性器に手を触れていた。年端もいかない、自分が担当するアイドルの性器に触れていた。
ぴったりと閉じた小さな割れ目からは既にとろとろと蜜が垂れ、ほこほこと熱気が漏れ出ている。
その光景が年齢に不釣り合いなくらいに官能的で、俺は少しの間見とれてしまった。


「指、動かして」

「……晴」

「はや、くっ……」


俺は逡巡したが、晴が望んだ通りに指を動かした。
まだ毛も生えていないつるつるとした性器。穢れも知らない無垢な性器を俺は愛撫し始める。
キメの細かい地肌を撫ぜ、蜜に塗れたぷにっとした大陰唇を摘むようにむにむにと揉んでやる。
すると、小さく可愛らしい性器がピクピクと震えた。どうやら感じてくれているようだ。



「あっ……うっ……」


押しくぐもった声を上げながら、晴は経験した事も無いような快感をただ茫然と、それでいて期待しているかのような表情をしてただただ受け入れていた。
俺は愛撫を更に続ける。愛液をとめどなく垂らす割れ目を指の腹で撫であげ、つんつんと割れ目の上の方を突いてみる。
晴はもじもじと脚を動かしながら、声が漏れないように口を手で押さえて我慢をしていた。


「ど、どうだ晴。今度は良いか?」

「い、良いっ……もっと……もっと頼むっ……」

「……わかった」


晴に言われた通り俺は愛撫を続行する。割れ目を指で開き、今度は陰核を探す。
そして秘裂の上部に小さなしこりのようなものを見つけた。きっとこれだ。
俺は包皮を剥き、そこを指の腹でくにくにと責める。



「あっ……な、何だよそれっ……何だよそれぇっ!」


どうやらここで合っていたらしい。晴は先程よりも更に息を激しくさせながら、脚をガクガクと震わせ感じていた。
未知の感覚への困惑、そして待ち望んだ快楽が与えられた事による歓喜、その二つが綯交ぜになった表情を浮かべ晴は愛撫され続ける。
俺の顔と愛撫する手を、揺れる瞳で交互に見つめる。その色づいた女の瞳を見つめ返すうちに、俺も夢中になってしまった。


「……もっとするぞ」


俺は手を緩めず指の腹でこねくり回すように、時折優しく弾くように弱点を責め続ける。
もっと気持ち良くなって欲しい。そう思いながら指を動かす。
晴はそれに呼応するかのように見てわかる程に感じ、愛撫する俺の腕を両手で力強く握り脚をぎゅっと閉じて耐えていた。


「どうだっ、晴」

「くっ……うぅっ……はぁっ……」


もう俺の言葉も届いていないらしい。
晴は腰を俺の指に押し付けるように動かし、下を向いてただひたすらに快楽を貪っている。


「あっ……な、なんだっ……なんか、のぼってくるっ……」


俺はその言葉を聞き、ラストスパートと言わんばかりに指を動かした。
技術もクソも無い乱雑な指の動きだったが、晴は声にならない声をあげて感じていた。



「あっ……ぐぅっ!」


晴は一際強く震えて、体を弓なりに反らした。
そしてまるで糸が切れた操り人形のようにその場に崩れ落ち、両手を地につけてへたり込んでしまった。


「はぁっ、はぁっ……」


明りもつけられていない静かな室内で、息切れした晴の呼吸音だけが響いていた。
力無く肩で息をする弱々しい晴の姿を見て、俺はようやく我に返った。


「お、おいっ。大丈夫か晴」


晴の肩を掴んで俺は声をかける。


「おいっ」

「……P」

「ど、どうした晴。大丈夫か?」

「オレ……飛びそうに、なってっ……あんなの、初めてで……気持ち良くって……」


晴は要領を得ない返事をした。
無理も無いかも知れない。こんな子供が前戯ではあれ性行為をしたんだ。
刺激が、強すぎた。
だが……これで……。



「……晴?」

「P……」

「もう大丈夫か?」

「……」

「晴?」


晴は何も答えず、代わりに手を震わせながら俺の腕を掴んだ。


「……晴?」

「……ダメだ」

「えぇ?」

「ダメだっ……むしろ、余計にお腹がうずいて……」

「な、なんで……」

「はぁっ、はぁっ……P!」


晴はフラフラと立ち上がったかと思うと、突如しゃがみこんでいた俺に倒れ込んできた。
俺はそれを受け止めようとキャッチしたが晴の倒れ込む勢いが強く、半ば押し倒されるような形で俺は敷布団に背をつけてしまった。



「うわっ」


小学生に押し倒されてしまった。体に疲労が残っているとは言え何とも情けない。
そんな事を考えている俺を他所に、晴は馬乗りで俺に跨ってきた。


「……おい、晴」

「さっきのみたいに、もっとしてくれ……」

「も、もうこれ以上は……」


一回イカせたというのに何で満足してないんだ。あのエナドリには一体何が入ってるんだ。
俺がそんな事を考えていると、晴は俺の上で腰を前後に動かし始めた。


「んっ……んんっ……」

「こら、晴。な、何動いて……」

「くっ……な、何だ……なんか棒みたいなのが……」


既に臨戦態勢となっていた陰茎が腰を動かす晴に触れ、発見されてしまった。



「……これ……あれか?」


晴は想望を瞳に滲ませて俺に質問をする。


「……何をもってあれと言ってるかよくわからないけれど……まぁ、そうじゃないか?」


俺は視線を逸らし、自分の馬鹿正直な体を呪いながら答える。


「……そうか」

「……えっと」

「……よっ……」


晴はズボンのチャックを開け、パンツの前開きから俺のものを取り出した。
既に今日は二回も出したというのに俺のものはそんな事を感じさせない程硬くそそりたっていた。
普段見ない晴の女の子らしい姿を見て俺は興奮していたのだ。


「うっ、えっ、ちょっと」

「うっわ……凄い、硬いんだな……」


晴は怒張したペニスを握り、もう片方の手でつんつんと先端をつつくように触ってきた。



「ぐっ……お、おい」

「それに……スゲェ熱い……」

「ちょ、ちょっと晴……やめっ……」


晴の手は小さくすべすべとしていて、そして柔らかかった。
握られているだけだと言うのにそれだけで異様な興奮を覚えてしまう。


「あっ、そうだ……これで……」


晴はペニスから手を放し、自分の秘裂に陰棒を宛がうように跨り直した。所謂素股の状態だ。
そして晴は腰を前後にグラインドさせ始めた。


「ぐおっ……」

「んっ、くっ……あっ、やっぱりっ……これ、良いぞっ……」


ぬるぬると蜜を塗りたくられるように、晴の一筋の割れ目が俺の肉棒を何度も擦る。
ぷにぷにとした恥丘が俺の肉棒を圧迫し、卑猥に形を変えながら竿全体を激しく擦り、亀頭の深い部分に引っかけたりして情熱的に刺激する。



「は、晴っ」


晴は今している行為に夢中のようだった。うわ言のように気持ちいいだとか、何だこれだとか、俺の名前だとかを必死で連呼していた。


「はぁっ、はぁっ……た、大変だ……」

「こ、これ以上何が大変なんだ」

「これも、気持ちいいけどっ……腹の熱いのが、取れないんだっ……」

「……なぁ晴」

「こ、ここに、穴があるから……ここにこれを入れたら、腹に届くよな?」


晴は恥ずかしげもなく自分の割れ目を指で開いて、淫らに愛液を垂らし続ける穴を見せつけた。
俺はそれを見て生唾を飲みこむ。


「や、やめろ晴。それだけはダメだ。それ以外だったら何だってやってやるから、な?
 カッコイイ衣装も着させてやるからっ、な?」

「んっ……」


晴は俺の言葉を無視して蜜壺へと俺の肉棒を導いた。
小さな入口に亀頭の先が宛がわれる。このままでは本当に入ってしまう。



「晴……」

「これ、入れるぞ……良いよな? な?」

「……待て晴」

「もう、待てねぇよ……」

「入れたら相当痛いぞ? 血も出るし、一日まともに歩けなくなるくらい痛いんだぞ?」

「そんな事、言われたって……入れないと、その前にオレの頭がおかしくなりそうなんだよっ……」


晴はそう言いながら何回も腰を沈ませ、肉棒を自分の中へ入れようとしていた。
しかし小さ過ぎる入口と溢れ出た愛液の滑りのおかげで、何とか挿入に至らずに済んでいた。
だが、入ってしまうのは時間の問題だった。


「……晴。こういう事は好きな人とやるものだ。だから……こんな事は良くないと思う」


こういう状態になってしまうトリガーを知っている癖に、俺はこんな事を口走っていた。



「……」

「晴。お前はまだ子供だし、その……もっと自分の事を大事にして欲しい。俺みたいなのと……」

「……良いから」


晴は聞き取れない音量でぼそぼそと何かを呟いた。


「え?」

「アンタなら……良いから……」

「い、良いって……」

「だから……入れるぞ……」


晴はペニスを握って動かないように固定し、今度こそ中に入れようと腰を沈めにかかった。



「……晴」


俺は上半身を起こし、晴の太もも辺り掴んで持ち上げた。


「あっ、お、おいっ……何でっ……」

「俺が……」

「……」

「俺が、するから……それで良いよな」

「……P」


必死で俺を求める晴の姿に俺は胸を締め付けられ、ついに自分からすると言ってしまった。
こんな状態の晴をどうにかしてあげたくて、そして……こんな姿の晴が堪らなく愛おしく感じた。
もう我慢できなかった。こんな可愛らしい姿を見せつけられて俺はおかしくなってしまった。
だから、俺は自分からする事にしたのだ。



「んっ……」


俺はゆっくりと晴を降ろし、亀頭と晴の入口とを密着させた。
涎のように溢れ出る愛液で蕩けきったこの秘所を、俺はこれから犯すのだ。
中はきっとキツキツでとろとろしていて、痛い程の締め付けがあるだろう。
だけど、それが堪らなく気持ちいいのだろう。
俺はそんな背徳的な事を考えながら、またゆっくりと晴を下ろし始めた。
晴は俺の寝巻を両手でぎゅっと掴み、密着した性器を期待の眼差しで見つめていた。


「入れるぞ……け、結構痛いと思うから、その……我慢してくれ」


俺はそう言うのが精一杯だった。晴はその言葉に無言で首肯した。


「……じゃあ、いくよ」


晴を持ちあげる力を徐々に抜き、ゆっくりと入口から侵入させていく。
まず亀頭が埋まっていく。まるで握り潰されてしまいそうな程強い膣圧が亀頭を包む。


「はぁっ、はぁっ……」


興奮しきった晴をゆっくり、ゆっくりと降ろしていく。
そしてついにつっかえるような感触にぶち当たった。



「……ゆっくり、行くぞ」


晴は俺の胸に頭をすり寄せこくりと頷いた。
俺は腕の力を緩めて晴の奥へと自分の欲望を押し入れていった。


「くぅっ……」


処女膜を破って小さな体の中に肉棒が埋まってゆく。膣は濡れてはいたが、異物を押し出そうとするかのようにキツく締り中々奥へと進めなかった。
俺は焦りながらも挿入を続ける。隙間からは痛々しい血が漏れ、晴の体が痛みに縮こまっていく。
しかしここで止めて晴を労うような余裕は俺には無かった。
俺は息をする事も忘れて、ただゆっくりと晴の中に入れる事だけを考えて腕を動かした。


「は、入りきったぞ……」


根元までは入りきらなかったが、先端が晴の一番奥に当たったのを確認して俺はそこで晴を降ろす事を止めた。


「くっ、うっ……はぁっ……」


俺の胸に顔を埋める晴は返事をせずにただ苦しそうな呻き声を発し、啜り泣きながら痛みに必死で耐えていた。



「ごめん……痛かったよな。ごめんな……」


俺は左手を晴の背中に回し強く抱きしめ、右手で晴の頭を宥めるように優しく撫でた。
それでどうにかなるものでも無いのかも知れない。
けど必死に俺に縋る晴を何とかしてあげたくて、この子が堪らなく愛おしく感じて、俺はただひたすらに晴を抱きしめた。

そして晴と繋がってから数分経った。
静かな部屋に響いていた呻き声は消え、今はただ忙しない呼吸音だけが俺の耳に入ってきていた。


「……晴?」


俺は晴の頭を撫で続けながら彼女の名前を呼んだ。
晴はゆっくりと顔を上げ、俺の瞳を見つめてきた。
先程よりも更に紅潮した頬に涙が伝った後があった。また、胸が締め付けられた。



「……大丈夫か?」

「も、もうそこまで、痛くは無い……」

「そ、そうか。良かった」

「こ、これから……どうするんだ?」

「えっと……こ、腰を動かしてその……だ、出したり入れたり、する」

「……ま、マジか」

「あぁ」

「……そっか」

「……抜くか?」

「そ、それはダメだ」

「……まだ疼くのか?」

「あ、あぁ」

「……そうか」

「は、入ってからは……ちょっとマシになったんだけど、さ」

「何だ」

「ま、また……熱くなってきちまった」

「……そうか」


たどたどしく、俺達は繋がったまま会話をする。
お互いに幾分妙な冷静さを取り戻したものの、互いに密着した性器はどうしようもない熱を帯びていた。
晴の中は少し解れてきてはいたが、まだまだ圧迫するような強い締め付けが残っていた。



「……なぁP」

「何だ」

「う、動いてみてくれ」

「……良いのか?」

「あ、あぁ頼む……動いてくれたら、その……また気持ち良くなれそうだから、さ」

「……わかった」


俺は彼女の涙のあとを指で拭い、ゆっくりと布団に寝かせるように押し倒した。


「じゃあ……動くぞ」

「あ、あぁ」


俺の影の中で、晴が不安と期待の眼差しで結合部を見つめていた。
俺はもう一度彼女の頭を撫でてからゆっくりとペニスを引き抜き始めた。
晴の膣肉は俺のものを放すまいと絡みつくように締め付けてきた。
それがカリ首に引っ掛かり、腰の奥まで響いてくるような快楽を生み出す。



「あっ……ぬ、抜くのか?」

「いや、こうして……」


抜けてしまいそうになる程ペニスを引き、俺はまたゆっくりと晴の中へと挿入する。
ずぶずぶと、小さな割れ目の奥に詰まった淫肉を押し広げて没入させる。
盛りあがった恥丘が淫らに開き、俺のものが埋まっていく様は何とも言えない興奮を呼んだ。


「あっ……」


そして八割程が晴の中に埋まると晴の一番奥に到達した。
しかし俺は全て入れてしまいたいと、ずんっと奥の子宮口に先端を押し付けて無理やりねじ入れようとした。


「うっ、くっ……」

「あっ、ご、ごめん。また痛かったか?」

「い、いや。もうあんまり痛くない……」

「……本当にもう痛くないのか?」

「あ、あぁ。だから、も、もう一回今の」

「……わかった」


言われた通りにもう一度ストロークをする。
晴はまた押しくぐもった声をあげて、俺のものをすんなりと受け入れる。
もうだいぶ中は解れてきているようだった。



「……どうだ?」

「あっ……う、上が擦れて……お、奥がひびいて……」

「……上と奥か?」

「あ、あぁ」


言われた通りに、膣内の上側と奥へと突き入れる事を意識してもう何度かストロークを繰り返した。
擦られ、奥を突かれる度に、晴は俺の背中に回した手と脚に力を入れて喘いでいた。


「これでどうだ?」

「あっ……も、もっと強くっ……」

「わ、わかった」


俺は腰の動きを先程よりも早くし、何度も何度も晴の弱点であろう場所を突いた。
突く度に中はキツくしまり、小さな体で俺を射精させようと絡みついてくる。
熱く小さな蜜壺が俺のものを包みこみ、鋭い快楽を生み出す。
俺は息を荒くさせながらなるべく早く果ててしまわないように抽挿を続ける。
晴は口を真一文字に結び、必死で目を瞑って何かに耐えるようにして俺にされがままでいた。



「気持ち、いいかっ?」


俺は何とか口を開き、晴に声をかける。


「あっ、うっ……き、気持ちいいけど……」

「けど? ど、どうした?」

「ま、またっ、痛くなってきたっ」

「えっ、や、やっぱり痛かったか?」

「そ、そうだけど……い、痛い場所が、違うんだっ……」


晴は俺を強く抱きしめて、寝巻をぎゅっと握りしめながら言う。


「ど、何処が痛いんだ?」

「の、喉の奥がっ……」

「喉の奥?」

「奥が、苦しくって……胸が締め付けられるみたいでっ……」

「……お前」

「な、なぁ、これ何なんだよ……さっきの痛いのと全然違うし、嫌な痛みじゃないけど、けど……」


息を切らしながらそう訴える彼女が全てを言いきる前に、俺は彼女の唇を奪っていた。
腰を動かしながらこの子を必死で求めるように抱きしめて舌を這わせ、絡ませ、啜るようにキスをした。
舌を入れた時、晴は驚いたように体をピクリと震わせたが、舌を絡ませていくうちに彼女も俺に同調するように舌を動かしてきた。
息が続かない。でも止められない。
甘い痺れがとめどなく口から体に入って行き、激しく抽挿を続ける性器からは蕩けるような快楽が脳髄にまで響いてくる。
お互いに体を抱き寄せ合い、激しく交っていく。
腰の動きはだんだん乱雑になっていき、容赦無く奥まで突き刺すような動きに成り果てる。
相手をただ求めるように激しい動きは続く。

しかし勢いは止まらない。
少し辛い体勢だったが、唇と唇を離す事が出来なかった。
腰の動きは止まらなかった。
もう自分がプロデューサーで、この子が年端もいかないアイドルである事なんて忘れ去って、ただ互いを求める雄と雌に成り下がって行為を続けていた。

そしてもう無茶苦茶になった後、ようやく息苦しさを覚えて俺は彼女から唇を放した。
舌と舌が唾液で繋がり淫靡に蕩けながら離れていく。


「晴……」

「はぁっ、はぁっ……」

「晴っ……」

「あっ、うっ……な、名前、もっと呼んでくれっ……」

「晴っ!」


俺は言われた通りに、そして本能的に、晴の名前を呼び続けた。
彼女の名前を呼ぶだけで気分が否応無しに高まった。
彼女の名前を呼ぶだけで何かが決壊しそうだった。



「あっ、くっ……」


晴はいつの間にか、また涙を流していた。
それが痛みで流れたものなのか、それとも全く違う理由で流れた涙なのか俺にはわからない。
だけど、俺が今感じている感情で涙を流してくれているならそれ以上に嬉しい事は無い。


「ぐっ……晴、俺……」

「な、何だ、P」

「俺、そろそろ限界だ」


解れきった蜜壺にしごかれて、俺の淫棒は激しく怒張し我慢の限界を迎えていた。


「あっ、さ、さっきのオレみたいに……ふ、ふわって、なりそうなのかっ?」

「あぁっ……」

「じゃ、じゃあっ、んっ……このままっ……」


晴は脚と腕で俺をがっしりとホールドし、ペニスが全部抜けてしまわないようにしてきた。


「あっ、お、おい晴! それはマズイって……」

「な、何でだよっ……こ、こうしたままで、良いだろっ」

「こんな事したら、ヤバイんだって……」


俺はそんな事を言いながら腰の動きを止めなかった。
本能から来る種付けをしたいという願望が、俺の腰を止めてくれなかった。



「だからっ……」

「ダメだ……このままでっ……」

「は、晴っ」


彼女も本能からこんな行動をしているのだろうか。
俺にはわからない。しかし、俺の全てを受け入れようと彼女がしている事は確かだった。
そうこうしている間も、晴は俺のものをきゅうきゅうと締め付けて射精させようとしていた。


「あっ……も、もうっ……」


晴は俺がもう限界だと察知し、一際強く俺を抱きしめ、そして膣肉で締め付けてきた。
どうにもならない快楽が体全体を突き抜けていくように走り、俺の我慢が決壊した。



「ぐっ……出るっ!」


晴の一番奥にまで突き入れて、俺はついに気をやってしまった。
今日三回目とは思えない程の精子が尿道を駆け、強烈な快感を産んで晴へと流れていく。
晴は体を縮こませて俺の精子を全て吸い尽くそうと絡みつく。
まるで蠢いているかのような錯覚を覚える程の締め付けだった。


「うわっ、な、何か……腹がじわって……」


俺は全ての精液を出し終えると床に手をついて頭を垂れて、絶頂の余韻に浸った。
満たされて、幸せで、何とも言えない歓喜の渦が自分の中で静かに蠢いているようだった。



「はぁ、はぁ……」


俺の体の下で晴がうなだれていた。
激しい行為だった。疲れていて当然だろう。


「……晴。大丈夫か?」

「あ、あぁ……もう、腹も疼いてない……」

「そうか……痛みとかは?」

「それは……無い」

「……そうか」


俺は晴の髪を掻き分けてから頬を撫でた。
恋人をあやすように、いや、実際に恋人とでも思って俺はそんな行動をしていた。
晴はそれを嫌がる事なく受け入れてくれた。



「オレ……ちょっと寝て良いか?」

「……疲れたのか?」

「あぁ……へへっ、でも……」

「でも?」


晴はその先は言わずに、瞼を閉じて薄い寝息を立てていた。


「……おやすみ三秒より早いな」


俺は小さく笑って、また彼女の頬を撫でた。
彼女の涙の跡を拭うように。




……


P「やっちまった」

P「やっちまったやっちまったやっちまったやっちまったー!」

P「小学生に中出しとか頭おかしいんじゃねぇか俺、何恋人みたいにイチャついてんだよ俺!」

P「あぁー……俺何やってんだよぉ……」

晴「……」スースー

P「あー……晴は気持ちよさそうに寝てるし……」

P「何でせめて避妊くらい買いに行かせてくれとか、それにかこつけて逃げるとかしなかったんだよ俺はぁ!」

P「あぁ……死にたい……」

P「死んだ方が良い俺なんか死んだ方が良い!」

P「こんな、こんな年端もいかない子に……俺は……」

P「……」

P(……外出よう。外に出て、頭を冷やそう。それから警察に自首するか考えよう)

P(……晴には布団かけておけば良いだろ)

P(えっと……ガス切った、火事になりそうなものは……無い。大丈夫)

P(鍵持ったし……行こう……)


ガチャッ バタンッ


……

次のアイドル
>>181

晴ちんはこんな感じで良かったのだろうか、不安だ
そしてロリコンの多さに絶望した

美優さん

帰るのが面倒で事務所で一夜明かしとか

>>207
安価されたらその案貰いますわ(焦燥)



P「……」ボーッ

「ママー、何であの人大人なのにブランコのってるのー?」
「こら、人を指しちゃダメって言ったでしょう?」
「えーでもー」
「ほら、行くわよ」

P「……」ボーッ

P(どうしよう……警察に自首するより先に辞表書いた方が良いよな)

P(辞めた後に警察行った方が迷惑かからないかな。辞表ってどうやって書くんだろ、帰ったら調べよう)

P(うちの親と縁を切ってから晴の親御さんに八つ裂きにされようそうしよう)

P(ちひろさんに晴の事伝えないと……あ、携帯どっかやったまんまだったっけ。でもちひろさんの番号正確に覚えてないし公衆電話じゃ無理だな)

P(晴が妊娠したらどうしよう。どうすんだよ本当に、俺あの子のプロデューサーだぞ)

P(もし晴が子供産んだらどうしよう、俺が責任持って育てる?
  そんな簡単な話じゃない、俺じゃ絶対に幸せにできないしどの道子供が出来たらあの子が幸せになる道なんて無い)

P(そもそも相手小学生だし、小学生が子育てって何だよアホか。あの子もまだまだ自由にやりたい事が沢山あるはずなのに)

P(……そう言えばアフターピルなんてのがあったか……あれどこで売ってるんだろ。薬局にあるかな、いや無いよな)

P(産婦人科かなぁ……ちひろさん連れてけば貰えるかな、そもそもあの人のせいでこんな事になってるんだし良いよなそれで。
  いやさっきのは俺が十中八九悪いだろ我慢できたろ逃げれたろ)

P「……はぁ」

P(……体が重い……)

P(……薬買いに行くのは、もう少し経ってからにしよう。今は……疲れた……)

P「……あー……どうすりゃいいんだよ俺はぁ……」

「……あの」

P「あぁ……もう駄目だ……」

「あの……Pさん?」


P「……ん?」

美優「あ、やっぱりPさんでしたか……大丈夫ですか? 何だか、とてもお困りのようですけど……」

P「……」

美優「……」

P「……ヒッ」ドサッ

美優「あ、だ、大丈夫ですか。土が……」

P「よ、寄らないで下さい」

美優「え?」

P「俺に寄っちゃ駄目です。今俺に寄ると非常に危険ですから。この稀代の犯罪者に近付いちゃ駄目です」

美優「い……一体何を……」

P「きょ、今日は何をして過ごしてました?」

美優「はい?」

P「今日ですよ。今日は確かオフでしたよね? 事務所行って無いですよね?」

美優「は、はぁ……」


P「今日は何をしてました?」

美優「今日は……こうして散歩を……」

P「さ、散歩」

美優「はい……この公園、昔あの子と一緒によく遊んだ公園なんです……だから偶にこうして……」

P「……なる、ほど」

美優(……? 午前中、私は何を……思い出せない)

P「……はぁ……良かった。なら良いんです」

P(そうだよな。会うアイドル皆が皆エナドリガスを吸ってる訳無いよな。そうだよ……そうだ……)

美優「……どうかなさったんですか?」

P「……えぇ、まぁ。少し……」

P(……)

P(……ここで美優さんに全てを話しても……良いかもな)

P(美優さんならちゃんと話を聞いてくれて、叱ってくれるよな)

P「……」

美優「……一体何があったんですか? 私で良ければ……お力に……」

P(ほら、こう言ってくれてるし……全部話したら楽になるよな?)


P「……」

美優「……Pさん?」

P「……いえ、ちょっと事務所でポカやってしまって……それで少し色々と考えていたんです」

P(……やめよう。ここで話した所で何も解決しない)

美優「そうだったんですか……」

P「あぁでも、大した事じゃないというか、何でこんなしょうもない感じのミスしたんだろって思ってただけで、
  特に深刻な事では無いんですよ」

美優「本当ですか?」

P「えぇ。すみません、案外こういうの気にするタイプなものでして……」

美優「……そうですか」

P「……」

美優「……えっと」

P「な、何でしょう」

美優「その……こうして会った事ですし……一緒に、食事でも……」

P「……食事?」

美優「はい。あ、でも、やはり今行くのはご迷惑でしょうか……」

P「い、いえ。しかし……」

P(晴をあのままにしておいて良い訳が無いし……)


P「……」

美優「あの……すみません、お困りの時にこんな事言ってしまって……」

P「……いえ、行きます」

美優「え?」

P「……ご飯、食べに行きましょう。そうすれば気が紛れるかも知れませんから」

美優「Pさん……」

P(今日は色々あり過ぎた……ほんの少しくらい現実逃避しても良いよな……)

P(晴とかちひろさんへの連絡は飯食ってからにしよう……もう疲れた……少しだけで良いから休まる時間をくれ……)

美優「あ、それでは……行きましょうか」

P「……はい」


……



P(半ば投げやりになった俺は美優さんがよく行くという小料理屋に連れて行って貰った)

P(店内は小さくとても雰囲気が落ちついていた。今の俺にはうってつけの場所だった)

P(俺は現実逃避するように美優さんと適当に当たり障りの無い会話を弾ませながら、出てくる料理を箸でつつき、酒を煽った)

P(気付くと俺は日本酒を四合も飲んでいた。あまり酒に強くない俺は当然のように酩酊してしまった)

P「俺……この仕事に就けてぇ……本当に良かったと思ってるんですよぉ……」

美優「あ、あのPさん……もうお酒は……」

P「確かに小難し先方の要求とか、理不尽な事で怒られるとかそういう事もありますけどぉ……。
  アイドルの皆は良い子だし、俺を信頼してくれて……」

美優「……」

P「まだ俺若いですけど、俺に懐いてくれてる小さい子とかは娘みたいに思えて……可愛くて可愛くてしょうがなくて……。
  ナターリアとか、茜とか……うっ……」

美優「あ、だ、大丈夫ですか」

P「晴も、俺を信頼してくれたのに……なのに俺ぇ……」

美優「……」

P「……」ゴクゴク

美優「あぁ、駄目です。もうこれ以上飲んだら……」

P「うっ……くぅっ……」

美優(泣いてる……泣き上戸かしら……)


P「……俺、どうしたら良いんですかね」

美優「え?」

P「……何でも、無いです」

美優「……」

P「……ぐっ、気持ち悪い……」

美優「あ、あの……もう帰りましょう。これ以上飲んだらお体に障りますから……」

P「……うぅ」

美優「……すみません、お会計を……」



ガラガラガラッ


P「……うぅ」フラフラ

美優「大丈夫ですかPさん」

P「だ、大丈夫です……一人で……」フラフラ

美優「あぁPさん……私の肩に……」

P「うぅ……すいません……」

美優(Pさんはあんな事を言っていたけれど……本当はもっと大変な事になっているんじゃ……)

P「情けないです……自分が……」

美優「……」

P「ごめんなさい本当に……男の癖にこんな情けなくて……」

美優「……そんな事無いです」

P「……」


美優「その……何があったかは私にはわかりません。けど……Pさんは情けなくなんて、ありません」

P「……」

美優「Pさんのおかげで私はアイドルになれて、毎日が楽しくなって……昔では考えられないくらい変われたんです。
   とっても良い方向に、私は変われたんです……」

P「……美優さん」

美優「だから……人を変えられるような力を持った人が情けないなんて……そんな訳無いです。
   Pさんは優しくて、何事にも真剣に向き合ってくれて……だから皆に好かれてる、とっても良い人なんです」

P「……」

美優「だからその……そんな事、言わないで下さい」

P「……」

美優「……ご、ごめんなさい変な事を言って……」

P「……」

美優「……」

P「……あ」グスッ

美優「?」


P「ありがとうございますぅー……」ブワッ

美優「あっ……Pさん」

P「俺、俺……嬉しいですっ……そんな風に思って貰える、なんてっ……」

美優「あ、あの……Pさん泣かないで……」

P「俺……プロデューサーやってきて本当に良かったっ……」

美優「……Pさん」

P「ごめん、なさいっ……でも、嬉しくてっ……」

美優「……」

P「うっ……うっ……」

美優「……よしよし」ナデナデ

P「うっ……ごめんっ、なさいっ……」


……



P「……取り乱しました。本当に申し訳無い……」

美優「いえ……その、全然大丈夫です。私にはこれくらいしかできませんから……」

P「いやだいぶ楽になりました……本当に、ありがとうございます」

美優「……はい」

P「……」

美優「……」

P「あ、あの」

美優「はい……何でしょうか」

P「そ、そろそろ放して頂いても。人通りは無いですけどその……いつまでも抱きしめられていると中々恥ずかしくて……」

美優「……あっ。す、すみませんっ。私つい……」パッ

P「うわっ、とっとっと……」ヨタヨタ

美優「あっ、Pさん大丈夫ですかっ」パシッ

P「うぅ……まだ頭もくらくらする……」

美優「やっぱり飲み過ぎですよPさん」

P「すみません……」


美優「……え、えっと……これからどうしましょうか」

P「……今何時ですか」

美優「今は……まだ八時です」

P「あれまだそんな時間ですか。じゃあ少し早い気もしますけど俺は……」

P(……いや、家に帰ったら晴がいる。そして俺は足が自分でもわかるくらいふらついている……頭も痛いし)

P(こんな状況で家に帰ってもし晴のあの状態から直ってなかったとしたら……今度は、本当に食われる……)

P「……」

美優「……どうかなさったんですか?」

P「あ、いえ……ま、まだ帰りたくないというか……」

P(帰れないというか……)

美優「か、帰り……」

P「……あはは、すみません。酔いが醒めるまで何処かで休憩する事にします」

美優「きゅ、休憩……」

美優(帰りたくない……休憩……そ、それって……)

P「うぅ……あ、ちょっとそこのベンチに腰でも下ろしましょうか」

美優「……」

P「……美優さん?」

美優「……あ、え、はい……何でしょうか」

P「そこのベンチに座っても……」

美優「……ど、どうぞ」

P「じゃあ失礼して……ふぅ……」ドサッ

美優「……」


P「あはは……あんまり酒に強くないのわかってたはずなのになぁ……」

美優「……」

美優(さっきの台詞は……そ、そういう事なのかしら……)

美優(で、でも……)

P「ふぅ……ははっ、すみません。こんなみっともない所をお見せして」

美優「い、いえ……」

美優(何、かしら……突然暑くなってきたような……)

P「はぁ……」

美優「ん……」ソワソワ

P(あぁ……眠い……いや今の季節でここで寝たら凍死するか)

美優「はぁ……」パタパタ

美優(お酒あまり飲んでないはずなのに……なんでこんなに……)

P(……まだこうやって言ってくれる人がいるんだよな)

美優(……Pさんと一緒にいるから?)

P(俺にできる事をしないと)

美優(暑いんじゃなくて……体が火照ってる?)

P(とにかく、ちひろさんに連絡かな。美優さんなら連絡先知ってるか)

美優(こんな……)

P「……」

美優「……」


P・美優「「あの」」

美優「あっ」

P「えっ」

美優「あ、えっと……な、何でしょうか」

P「いや、その……美優さんからどうぞ」

美優「で、では……その……Pさんっ」

P「は、はい」


……



美優「はいっ、Pさん……」

P「ふぅ……」ボフッ

美優「大丈夫ですか?」

P「はい……本当にすいません。わざわざ美優さんの家にまでお邪魔しちゃって」

美優「いえ、私ができるのはこれくらいですから……でもこちらこそすみません。ちひろさんの連絡先を覚えていないくて……」

P「それはしょうがないですよ。携帯が修理中だったのならしょうがないです」

美優「でも控えをとっておくくらいは出来たはずですから……」

P「はははっ、気にしないで下さい。ふぅ……じゃあ、ある程度酔いが抜けるまで厄介になります」

美優「はい」

P「というか、ベッドに寝かせなくても大丈夫ですよ。そこの椅子でも、何なら地べたでも……俺なんかがここで寝たら汚いですよ」

美優「いえ、その方がPさんがきっと楽ですから……それに……Pさんだったら別に大丈夫ですから」

P「……そうですか? じゃあ……お言葉に甘えて」

美優「はい」

P「はぁ……あの、寝てたら二時間後に起こして下さい。そしたら俺帰りますんで」

美優「は、はい。わかりました」

P「ふぅ……まだ体と頭がふらふらしますよ……分を弁えずに飲むのはやっぱり駄目ですね。ははっ」


美優「……あ、あの」

P「何ですか?」

美優「少し、出掛けても良いでしょうか……」

P「出掛ける? 何処にですか?」

美優「え、えっと……それは……」

P「?」

美優「あのっ……や、薬局に……」

P「あぁ薬局ですか。最近の薬局は色んな物売ってますよねぇ、俺の家の近くにもあるんですけどもうデッカイコンビニみたいなもので」

美優「え、えぇ……」

P「じゃあ俺がお留守番しておきますから、いってらっしゃいませー」

美優「……はい、行ってきます。お水はここに置いておきますから喉が渇いたら飲んで下さい」

P「あっ、ありがとうございます」

美優「……では」



ガチャッ バタンッ


P「ふぅ……落ちつくなぁこの部屋……」

P(何だろう、スッゴイ良い匂いする……)

P(アロマか何かかな? そういえば美優さんそういうのが好きだとか聞いたような……)

P(……今日迷惑かけたお詫びに何かそういうの探してプレゼントしよう)

P「……ふわぁーあ……」

P(案の定眠くなってきたな……)

P(……晴、家にまだいるかな。結構放置してるけど大丈夫かな)

P(茜は見つかったかな、ナターリアはどうなったんだろう)

P(……俺は、どうなるんだろう)

P(……眠い)


……

今回はちょっとここまで
幸子が月末来てくれたおかげでフリトレにべったりです

http://i.imgur.com/LxAaNDs.jpg
http://i.imgur.com/Pfmc0gr.jpg
日野茜(17)

http://i.imgur.com/DRrqCo3.jpg
http://i.imgur.com/7qnF62K.jpg
ナターリア(14)

http://i.imgur.com/IeeHchw.jpg
http://i.imgur.com/HYWNhLt.jpg
結城晴(12)

http://i.imgur.com/3l7wjZX.jpg
http://i.imgur.com/Nasd6Sd.jpg
三船美優(26)


ふと、俺の頬に何かが触れた。柔らかく温かい何かが。
美優さんの手だった。彼女は涙を流しながらあやすように俺の頬をさすっていた。


「美優、さん……」

「私……嬉しいです」

「え?」

「こうやって……貴方が……Pさんが、私の事……」


彼女の手が俺の肌をなぞりながら、するりと俺の背中へ回された。
俺は彼女に抱き寄せられた。強く、強く。その腕は優しく、渇望に湧いていた。
そして彼女は耳元で囁いた。


「だから……もっと、して下さい……」



その言葉を引金に、ベッドの上で二匹の獣が生まれた。
痺れて、絆されて、飢えるがままに腰を打ちつけ合うだけの獣が。

まず片足を俺の肩に乗せて股を強引に開かせ、その体位で求め合った。
腰が交差するような形になったからか先程よりも膣内が狭く感じられる。
俺はまた腰を動かす。彼女を犯すように、柔らかく絡みつくように締まる膣肉を強引に乱雑に押し広げ、突き入れる。
彼女も片手でシーツを握りしめ、必死で抽挿を受け入れていた。


「んっ……くっ……」


中に埋まる度に、押し出されるように彼女の喉の奥から押しくぐもった声が漏れてくる。
もう彼女の体はこの行為に順応しきっているようだ。
その証拠に、漏れ出る声は痛みと苦しさからのものではなく、ぬるく湿ったような悩ましい響きを含む淫靡なものと化しているのだから。
俺はその声を聞いて更に興奮の熱を強め、一段と力強く腰を振った。


抽挿を続ける俺の体に彼女の太ももが貼り付いてくる。
吸いついてくるような薄く滑らかな皮の下には油の乗った柔らかな肉が張り詰め、
腰を突き入れる度に俺の体とその肉が衝突し弾けるような音を立ち、ももが波打つかの如く振動する。
本当に何処までも扇情的な体だ。彼女の体の味をまた一つ見つけ、俺の芯がドロドロに溶けて焼けおちた鉄のように熱を帯びる。

腰を動かしているうちに彼女の膣内はもう解れきっていた。締まりからももう窮屈さは感じない。
中に犇めく淫肉が厚く重く密着し、俺の子種を子宮へ導こうと妖しく絡みついてくる。
その中に出し入れする度に、頭の中が白と黒に明滅する。
俺はもう辛抱たまらず、足を抱えたまま体を美優さんの方へ倒し、彼女の股ぐらを更に開かせるような体勢にしてスパートをかけた。

互いの荒々しい息遣いが苦しいものになっていく。快楽の頂点を堰きとめるように、潰れて断続的なものへ変貌する。
しかし、その二つの呼吸は綯交ぜになり、空気を重く沈殿させ、逆に限界はまだかと囃し立ててくる。
脳にかかったリミッターが振り乱れている。早く限界へ行きつきたい。でもまだこの感覚を味わっていたい。
そんな苦しいジレンマを長く味わわせるように、壊れかけたリミッターがガクガクと登りつめてきているものを必死で受け止めていた。



「美優さんっ……また、出そうですっ……」


リミッターがついに飛び爆ぜる時が来た。
熱い膣内を激しく出入りする肉棒の感覚がだんだん曖昧になり、彼女の中へと溶け切ってしまったかのような感覚が湧き上がる。
もう駄目だ。溶けるようなその感覚が腰にまで昇りつめた時、彼女の肌の感触に身を委ねるようにして、俺はまた一段強く奥へと腰を押し出した。


「あっ……」


彼女の一番奥深くで精液が迸った。
血液を吐き出すように、ドクドクと、彼女の中へとまた強く精液が流れ出ていく。
そして最後まで絞り取るように、彼女の膣肉は変わらずに密着し締め付けてくる。

出し終えた頃には長距離走を走り終えた後のように疲労感がどっと押し寄せた。
しかし、ペニスは萎えないし脳も冷めない。何故だろう。だが正直そんな事はどうでも良かった。
まだ続けられると俺は歓喜して、疲労を忘れ去ってまた彼女との行為に耽った。


彼女とは何回しただろう。三回? いや四回だろうか。二十四時間で計七回以上もあんな量を出すなんて正直異常だった。
この日の記憶も曖昧だ。何度か飛んでいる。
しかしそんな事はどうでも良くなっていた。この快楽の前にはそんな事は霞んだ。些細な事だった。

確か、彼女と最後にした時は俺の体力が限界まで来ていて、彼女が上に跨って行為をしていた。
指を絡めるように両手を繋いで、互いの名前と反射的に出てしまう好きという単語をうわ言のように言い合いながら行為を行っていた。
美優さんは最初、俺のペニスをより固くさせようとして、ペニスを蕩け切った蜜壺でしごき立てるように腰を上下に動かしていた。
髪を振り乱し、ピンと張った乳房を重たげに上下へ弾ませながら動く様は淫乱としか形容できなかった。

ある程度快楽を募らせた後、彼女は前後左右に腰をグラインドさせて自分の膣壁へ肉棒をゴリゴリと押しつけるように動いていた。
先程の上下運動よりは快楽の度合いは弱かった。美優さんが快楽を得る為の動作だったから。
しかし、俺の目に移る光景は減ってしまった直接的な快楽を補って余りあるものだった。
滑らかに腰を回すように動かし、眉間に悩ましげな皺をよせ、目を閉じ、呼吸をする為に口はだらしなく開けて俺の肉棒で夢中になって快楽を貪っていた。
時々弱い所に当たるのか、上擦ったような短い喘ぎと、吐息混じりの小さな喘ぎを漏らしていた。
少々弱めの快感と、目の前に流れるどうしようもなく淫靡な光景のせいで、俺は焦らされるような感覚を味わってしまう。


じれったく感じ始め腰を我慢出来ずに少しずつ動かすと、彼女が俺に覆いかぶさって唇を奪って来た。
舌が強引に絡め取られ、吸われ、また口の中に彼女の舌を押し込まれ舐め取られる。
体が思わずピクリと震える。そして焦らされたペニスに熱が充填されていくのを感じる。

貪られるように彼女のキスを受け入れていたが、俺も何とか返そうと必死で彼女の舌に自らの舌を絡め合わせた。
また首の後ろに手を回されて、抱き寄せられるように交わる。そして彼女はキスが出来る程度の速度で、ゆっくりとまた腰を動かし始めた。
今度は上下の動きだ。じっくりと、浅く、これから始まる深い快楽への準備と言わんばかりのゆっくりとした責め。
性器も舌も混じり合い、意識が沈みこみような錯覚を覚え始めた頃に彼女は唇を離した。
そしてまた互いの指を絡め合うように繋いだかと思うと、彼女は最初よりも激しく腰を動かし始めた。

射精へと追い立てる動きだ。そして彼女自身も絶頂へ向かおうとしている。
時折何度かペニスが抜けそうになったがその都度彼女は直して何度も何度も腰を振った。
ただ激しく、ただ交わるだけのもう形振り構わない交尾の動きだった。
それでもヒダは容赦無くカリ首を擦りあげ、柔肉が亀頭にまとわりつき、先端から根元まで何度も熱い体温で咥え込み耐えられない快楽を生み出す。
俺もそれにつられるようにして、腰を合わせた。


彼女は動いている最中に何度も俺の名前を呼んでいた。
脳は痺れていても、その響きは俺の芯を何度も何度も揺さぶった。
彼女に名前を呼ばれる度に歓喜に喉が張り付いて、胸が苦しくなった。

その苦しさが、下半身から伝達する快楽が限界を迎えた時。
俺は彼女に最後の精を吐き出していた。

彼女との行為は後になる程記憶がどんどん断片的になっていったが、そこで記憶は途切れている。
気付けば朝になって、裸の彼女が寝ているベッドからのそのそと起き上がっていた。


P「……」

P「……俺何したんだっけ……」

P「……」

P「あー……またやっちゃったのか……」

P「……」

P「今回は随分ガッツリやったな……中盤辺りの記憶は凄いある……」

P「……」

P(駄目だ……頭がフラフラする……)

P「……」

P(そういえば、家に帰ってなんかしないといけないんだよな……)

P「……家、帰ろう。近いし、先にそっち済ませてからにしよう……」


……


P「……」トボトボ

P(家ついたけど……帰ったら……あれ、何だっけ……何しようとしたんだっけ)

P「……えっと」

P(駄目だ……思い出せない……)

P「えっと……あ、そうだ。晴……」

P(何で忘れてんだよこんな事……家に置いていったままじゃないか!)


ガチャッ


P「晴ッ!」ドタドタ

P(クソッ……体がフラフラする……)


P「何処だ……い、いない……」

P(帰ったのか? え、ヤバイだろ。晴もあんな風になって、そのまま外に出たって……)

P(というより、あれ、俺なんで美優さん放ってここに来たんだ? 先にあっちをどうにか……あぁクソ!
  頭が回らない……疲れてんのか……)

P「……ヤバイ……なんで……何でこんなことを、俺は……」

P「えっと……あ、そうだ。ちひろさんに連絡しないと。あの人なら二人をどうにか……」

P「で、電話……携帯何処だ……あ、あった」

P(うわっ、沢山着信入ってる……)

P「と、とりあえず電話しないと……」


プルルルッ




ガチャッ


ちひろ『もしもしプロデューサーさんですか!』

P「は、はい」

ちひろ『大丈夫ですか! 夜に進捗連絡をと思って何度もかけたんですが繋がらなくて……心配したんですよ!』

P「え、えっと……ごめん、なさい」

ちひろ『もしかして……家ですぐ寝たとか?』

P「……」

ちひろ『じゃないですよねぇ……』

P『……晴と、美優さん』

ちひろ「え?」

P『……二人と、しました』

ちひろ『し、したって……ほ、本番を?』

P「……はい」

ちひろ『あ、あの二人も罹患してたんですか?』

P「……はい」

ちひろ『……え、えっと……その、ほ、本番って事は……』

P「……はい」


ちひろ『……お、お二人は?』

P「晴はわかりません。俺の家にいたはずなのに……もういなくて。美優さんは、今は家にいると思います」

ちひろ『プロデューサーさんは今何処に?』

P「自宅です」

ちひろ『み、美優さんはプロデューサーさんの家にいるんですか?』

P「いえ、あの人の家にいます」

ちひろ『え、えぇ?』

P「その……美優さんの家で、その……起きたんですけど、いつの間にか自宅に……」

ちひろ『……』

P「……ちひろさん?」

ちひろ『……そう、ですね。これはもう……』

P「ちひろさん? どうしたんですか?」


ちひろ『えっと、とりあえず今から事務所に来て貰えますか?』

P「え、どうして」

ちひろ『美優さんと晴ちゃんは私の方でどうにかしますから……その、プロデューサーさんはとにかくこちらの方に来てほしいんです』

P「……」

ちひろ『えっと……いえ、すいません。やっぱり事務所じゃなくて私の家に来て貰えますか?
    一応、茜ちゃんとナターリアちゃんは何とか保護してうちに引きとっているので……』

P「え、それ駄目じゃないですか? 俺が行ったら……」

ちひろ『……まぁ、それは着いてからお話しします』

P「……」

ちひろ『とにかく、私の家に来て下さい。どうしても話さなければならない事があるので。
    今からメールで住所を教えますので、タクシーを使って来て下さい。お金は私が後で払いますから』

P「……わかり、ました」

ちひろ『すぐにですよ。あまり知り合いに接触しようなんて考えないようにして下さいね』

P「は、はい」

ちひろ『じゃあ、後でまた会いましょう』

P「はい、わかりました」

ちひろ『……その、プロデューサーさん』

P「何ですか?」


ちひろ『……ごめんなさい。謝って済むような事じゃ、無いですけど……本当に……』

P「……いえ。自分のせいも、ありますから……」

ちひろ『……すぐに来て下さいね。美優さんの所に行こうと思わない事。再発するかもしれませんから』

P「はい」

ちひろ『……じゃあ、切ります』

P「……」


ピッ


P「……何が一体どうなってるんだ……」

P(話って、何だろう……俺の処分か? いや、もっと違う話のはずだ、あの雰囲気は……)


ピリリッ


P「メール……」

P(……行こう。行ってちひろさんの話を聞かないと……)

次はちょっと色々あるんでイベントコスプレ黄緑お姉さんが対象として固定でいます

次のアイドル
>>327

幸子

私の嫁じゃないの
じゃあ次は幸子とチッヒで行きます

ここまで投稿が遅れたのはロリコンを深刻にこじらせてたからで前みたいに忙しかったとかいう理由じゃないです
すんません

……


P「とりあえず、言われた所に来てみたけど……」

P(ここの四階か。とりあえずインターホンを押して……)


ピンポーン


P「……」

ちひろ『あ、プロデューサーさん。どうぞ入って下さい』

P「はい」


ウィーン


P(とりあえず呼ばれて来たは良いけど……何なんだろうな話って。
  今後の俺の処遇について相談に乗ってくれるのかな)

P(俺は別にどうなってもいい。クビになって当然の事、いやそれ以前に警察の厄介になる事を三個も起こしてるんだ。
  いや、美優さんも……断れたはずだ。まぁ……クビになっても人間案外しぶといって学んだし、何とか……なるだろ。生きてくだけなら)


P「……」

P(皆がああいう風になったのは……俺の責任だ)

P(ちひろさん曰く、好意を持った相手に近づくとあれが発症するらしい。
  という事は今まで会った人は全員……まぁ……そういう事になるよな)

P(……俺、何かしたか。皆にそこまで好かれるような事。そこまで仕事に慣れてる訳でもないし、顔だって平平凡凡だ。
  まぁ……友好的な関係を築こうとは努力した……でも、皆が皆俺を好きになってくれるんだろうか)

P(好かれてるなら、嬉しいと言えば嬉しいけど……人の心って、わからないな……)

P「……はぁ」

P(とりあえず着いたし、インターホンを……)


ピンポーン


P「……」



ガチャッ


ちひろ「……おはよう、ございます」

P「……おはようございます」

ちひろ「ささっ、中に入って下さい」

P「は、はい」

ちひろ「すぐにお茶淹れますから、そこの椅子に座ってて下さいね」

P「あ、いえ、お構いなく」

ちひろ「……これからちょっと込入った話をするので……ですので、少し話が長くなると思いますから、お茶淹れますよ」

P「……そう、ですか」

ちひろ「はい」

P「じゃ、じゃあ……お願いします」

P(……部屋広いな。家族が暮らすような3LDKの部屋とは……御実家かな? 寝室みたいな部屋は閉じられてるし)

P(……鍵ついてるな。しかも割と厳重に……何だあの部屋は。物置きか? にしてはリビングの横にあるしな。
  普通玄関横の部屋とかだよな物置きって)

P(……というか、リビングに接する部屋は全部外側に鍵ついてるのか。何だ? 誰も住んでないのか?)


ちひろ「……」

ちひろ(ばれないですかね……こっちは見てないようですし……)


サラサラ……


ちひろ(これで何とか……)

ちひろ「……お待たせしました」コトッ

P「あ、どうもすいません」

ちひろ「お茶受けはおせんべいしか無かったんですが……一応……」

P「ど、どうも……」

ちひろ「……」

P「……」ゴクゴク

ちひろ「ふぅ……」

P「ん、どうかしたんですか?」

ちひろ「え? あ、いえ、何でも……ところで、その……重要なお話があるんですが……」

P「……はい。どんな処罰でも受けるつもりです」


ちひろ「あ、い、いえ。そちらの話じゃないんです。というか私アシスタント兼事務員であって、上司じゃないですから……」

P「え? あ、そ、そう言えばそうですよね。すいません……」

ちひろ「い、いえ。その、話が終わったら、相談くらいには乗れると思うので……その時に……」

P「……ありがとうございます」

ちひろ「むしろ処罰されるべきは私の方ですから……」

P「……」

ちひろ「……あぁ、えぇと……それでですね、プロデューサーさんにお伝えしなければいけない事があるんです。
    あのガスについてのお話なんですけど……」

P「……あぁ、そっちですか」

ちひろ「はい。あのガスの主な効用は説明した通りなんですけど……その、まだ色々と人体へ影響を及ぼすという事がわかりまして……」

P「……何ですか。まさか、命に関わるような……」


ちひろ「そこまででは無いんですけど……その、一種の記憶障害のようなものを引き起こす事もわかりまして……」

P「記憶障害?」

ちひろ「はい。ガスというか、体にあの発作を引き起こす物質を入れてからの数時間程ですね。
    その時の記憶と、現状の認識とかがどうも曖昧になるみたいなんです」

P「数時間……」

ちひろ「まず最初の二人と会った時、何か違和感を覚えませんでしたか?」

P「二人……茜とナターリア……あ、そういえば茜はレッスンの時間だっていうのに、変な所をほっつき歩いてました」

ちひろ「それですね。記憶と現状の認識が曖昧になって、変な所に出ていたんだと思います。
    そのレッスンがあったという事も、プロデューサーさんに言われてやっと思い出したんじゃないですか?」

P「……あぁ、そうですそうです。確かそんな感じでした。ナターリアも気付いたらトイレにいたとか言ってましたし」

ちひろ「晴ちゃんと美優さんはどうです?」

P「晴と美優さんは……わからないです。そういう事は明確には……」

ちひろ「そうですか……」

P「……ちひろさん、昨日晴に会いました?」

ちひろ「昨日ですか? ……そう言えば原液を散らかした後に来たような……それですぐに帰れとは言いましたけど……」

P「……」

ちひろ「……あら? 原液を散らかす前だったような……」

P「……どっちですか」

ちひろ「……あ、散らかしてからすぐです。それですぐに帰るように言ったんですけど……それでも遅かったみたいですね……」

P「……」


ちひろ「美優さんはどういう感じでしたか? 私の記憶が正しければ、事務所に忘れ物を取りに来てましたけど……」

P「美優さんは一日中散歩をしていたと……」

ちひろ「……確定ですね。プロデューサーさんが会ったアイドルは皆やられてます」

P「……」

ちひろ「……その、プロデューサーさんが悪い訳じゃありません。
    あれは……一種のリミッターが飛んで、相当鍛えこんでる軍人さんくらいにまで力が上がっちゃったりしますから……。
    抑えこまれたら抵抗できないですし、それに……」

P「いや、俺が悪いですよあれは。何とかやれば逃げれるはずでしたし……晴と美優さんは、その……自分からしてましたから」

ちひろ「……」

ちひろ(……やはり、もう症状が? ちゃんと効いてるといいけれど……)

ちひろ「……それで、ですね。重要なお話は後三つあるんです」

P「三つ?」

ちひろ「はい。とりあえず、茜ちゃんとナターリアちゃんは確保しました」

P「ほ、本当ですか!」

ちひろ「はい。そっちの鍵かけてある部屋なんですけど……一応、そこに」

P「え、びょ、病院とかに入れないんですか?」

ちひろ「一応睡眠薬と鎮静剤はあったので、今はそれを飲ませて落ちつかせてあります。
    今病院に運ぶと、その……そういう行為をしたと勘ぐられるかも知れませんから、一応」

P「……」

ちひろ「後でお風呂に入れてあげて、少し落ちつかせてから病院に送ろうかと……」

P「……そう、ですね。そっちの方が良いのかも知れませんね……」


ちひろ「それで二つ目の話は、残りのガスを吸った子をようやく思い出したんです」

P「え、誰なんですか?」

ちひろ「幸子ちゃんなんですけど……それで今はプロデューサーさん同様にこの部屋に来て貰うように連絡したんです」

P「え? そ、それって危ないんじゃ……」

ちひろ「大丈夫です。その辺りの対策も済んでいますから……」

P「はぁ……」

ちひろ(……そろそろですかね。心苦しいですけど、こうするしか……)

P「えっと、じゃあ俺はどこか……に……あ、あれ……」

P(あ、あれ、何だ……頭が急に……目が開けてられない……)


ちひろ(薬、効き始めたみたいですね……)

ちひろ「……幸子ちゃんも茜ちゃん達のように隔離するつもりですから安心して下さい。
    そして……最後に……」

P「ち、ちひろさん……なんか、頭が……」

ちひろ「どうやらこの症状は……伝染するみたいなんです。粘膜を通して……。
    だから、プロデューサーさんももう……」

P「うっ……あっ……」

ちひろ「ですから貴方も隔離します。安心して下さい、後の事は私が全てやっておきます。
    その……プロデューサーさんに、何も迷惑を被らないように」

P「……」

ちひろ「……ごめんなさい。本当に……」


……

とりあえず導入
本文は待たれたし

あー、言い忘れてた
これでラストのつもりだったんだが……

一応最後の方にもう一回だけ安価取ります
その子はオマケっぽくなっちゃうけど許してにゃん(ももち並感)

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