【大室家】大室家の七不思議 (31)


その一 


花子「櫻子!」

櫻子「ん?」



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花子「また花子のヨーグルト勝手に食べたでしょ!無くなってたし!」

櫻子「えー私じゃないよ?」

花子「嘘つくなし!」



櫻子「私もたまに取っておいたアイスとかいつの間にか無くなってるしさ」

花子「それ、自分で食べて忘れてるだけでしょ?」


櫻子「これはきっと、食いしん坊お化けのしわざに違いない!」

花子「そんなワケないし!」



櫻子「んー、不思議だねぇー・・・」

花子「くっ・・・」


その二


櫻子「あれ、冷蔵庫に入れておいたプリンが無くなってる」

花子「・・・ふん」



櫻子「花子、何か知らない?」

花子「知らないしー」



花子「きっと、食いしん坊お化けの仕業だしー」ニヤニヤ

櫻子「な、何だって・・・」


櫻子「食いしん坊お化けは、本当にいたのか!」

花子「バカかし」



櫻子「んー、不思議だねぇー・・・」

花子「食いしん坊おバカがいるし」






その三


櫻子「ねーちゃんねーちゃん」

撫子「ん?」



櫻子「私達って、一応女だよね?」

撫子「何を言い出すんだいきなり」


櫻子「だってさ、花子は仕方ないけど姉ちゃんも私も・・・胸が・・・」ペッタンコ

撫子「・・・」ペッタンコ



櫻子「一家そろって、胸が全然成長していかない・・・」

櫻子「とくに、姉ちゃんは高校生になるのに全然だし」


櫻子「んー、不思議だねぇー・・・」

撫子「殴るよ?」


その四


撫子「私と花子は、割と成績優秀だよな」

花子「この前のテストも100点だったし」

櫻子「ん?」



撫子「それに比べて・・・」

花子「櫻子と来たら・・・ハァ」

櫻子「な、何だよ?」



撫子「三人姉妹の中で、どうして櫻子だけこう頭の出来が・・・」

花子「んー・・・」


撫子・花子「不思議だねぇー・・・」

櫻子「う、うっさいなぁ」







その五


櫻子「うちには時々、ものすごーく怖いお化けが現れる」

花子「ものすごく怖いお化け?」

櫻子「そう」



櫻子「そのお化けは、目は吊り上がり・・・口は耳まで大きく裂け」

櫻子「そして、胸は張りさけんばかりにふくれ上がり・・・!」

花子「な、何だしそれ」



櫻子「そう、そのお化けの名は・・・」

ピンポーン


櫻子「ん?誰か来た」



櫻子「はーい」

ガチャ


向日葵「櫻子?宿題は済みましたの?」

櫻子「なんだー、向日葵かー」



向日葵「見に来ましたわ。どーせやってないでしょうから」

櫻子「・・・もー」


櫻子「うるさいなー、このおっぱいお化け!」

向日葵「誰がおっぱいお化けですの!」









その六


向日葵「全く、人が心配して宿題見に来てあげればアナタは・・・」ガミガミ

櫻子「うるさい!お前に心配なんかされたくないわー!」ギャーギャー


花子「・・・またやってるし」

撫子「はぁ、毎度毎度賑やかなこった」

前に大室家インあかり書いた人?



花子「ひま姉も、櫻子なんかほっとけばいいのに」

撫子「そうだな」

花子「櫻子も櫻子で、あんなしょっちゅうケンカしてるのに毎朝家に迎えに行ってるし」

撫子「んー・・・」

>>21
違う人ですスイマセン・・・



撫子・花子「不思議だねぇー・・・」



櫻子「大体、向日葵はおっぱいデカすぎなんだよ!」

向日葵「それは関係ありません!そもそも、櫻子がいつも宿題をやらないから・・・」




終わり






櫻子「以上、大室家にまつわる七不思議でしたー」

撫子「七不思議?」

花子「6つしかないし」

櫻子「へ?」



撫子「ホラ、数えてみ?」

櫻子「いちにいさん・・・あ、ホントだ」

花子「どうなってるんだし」



櫻子「七不思議なのに、6つしかない・・・」

櫻子「んー・・・」



櫻子「不思議だねぇー・・・」

撫子「お前の頭が1番不思議だ」

花子「全くだし」



本当に終わり

以上になります
読んでくれた方、ありがとうございました

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