提督「強靭な精神は強靭な肉体に宿る」 (384)
提督「ふっ、ふっ、ふっ」
男が鎮守府のウェイトルームで背中、二頭のトレーニングを行なっている
今日のトレーニングはチンニング、ベントロー(高重量)、リバースグリップベントロー、パラレルバーラットプルダウン、シュラッグ、リアレイズ、アームカール、ハンマーカールの8種目だ。
提督「アァァァッ!!はあッ!!!!」
武蔵「おい!!!チーティングをするな!!腰をそらして反動であげるな!二頭だけで上げろ!!」
この男はこの鎮守府の提督。アームカールを12rep 3setで挑戦中だ。
隣にいる威風堂々とした美人は戦艦武蔵、男とともに日課のトレーニングをしているこの鎮守府の艦娘である。
武蔵「はいあと2!!!!まだあげられるぞ!!男見せろ!!!途中で軽くレストを取ってもいいからチーティングせず上げろ!!!」
提督「グウウウウウウアァァァ!!!!」
ガシャンッッッ
格闘技とフィットネスのお話を、艦これでやってるだけのssです。
全ての質問には答えられないかもしれないですが、わからないことありましたらどうぞ質問してください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478070487
提督「アアッ!ハァッハァッ……」
武蔵「うーむ……ワイドグリップで、20kgを12上げられないか……」
提督「イヤーーーお前、これ、キツすぎんだろ……背中でもう腕はご臨終だぜ…」
武蔵「いやーベントローであれくらい上げられるなら、二頭ももっと強くていいと思うんだがな…まぁ、久しぶりだからこんなもんなのかな」
提督「ちなみにお前はどんくらい上げられるんだよ?」
武蔵「アームカールなんて、ちゃんとやったことあったかなぁ…でも確か、70を2回はできたぞ?」
提督「オェェバケモンかよお前……チーティングしても上げられないっつーか、腰やられるわ…」
武蔵「何を弱気なことを……ほら、2セット目行くぞ!!15kgでやってみろ次は」
提督「おおし………っ!!」
天龍「今日もやってんなァあの二人」
木曽「武蔵と一緒とは、提督もきつかろう…」
瑞鶴「あれ、提督さんトレーニングしてんの??武蔵と?」
天龍「お、知らなかったのかよ!ちょい前からやってるぜーあいつ」
木曽「なんでも、激務で落ちに落ちた体力を戻したいんだとさ。着任してからずーーっとウェイトや練習をしてなかったらしくてな、ストレスで死にそうだったらしい」
瑞鶴「ヘェーー、練習ってことは、提督さんなんか競技でもやってるの??」
天龍「それも知らねーのかよ!あいつ……」
加賀「提督はキックボクサーよ……自分のトップに対して全くの無知とは、流石五航戦ね」
瑞鶴「げぇ~~加賀さ~~ん……はーいすいませーーん反省しマーース。てか、提督さんやれるんだ!ただの変にハイテンションな人かと思ってたら…ちょっとかっこいいじゃない!」
加賀「チッ」
天龍「おいおい喧嘩はやめてくれよ…そうそうそんでこうこうこう言ういきさつがあってだな……」
すまんがチンニングもベントローも、アームカールもワイドグリップも、何一つ分からねえぜ…!!
面倒かもだが注釈みたいなのあると助かる、まあ言葉知らんくても話は分かるし問題は無いんだけども
しかし武蔵さんの筋力はいかほどなのか…
回想
提督「へいいいいよっおおおおっしゃあああ!!!!!作戦終わった!!!!やった!!!!!!これで多少楽になるぜ!!!」
金剛「お疲れ様デーーース!着任してから、慣れる間も無く大変な任務をたくさんこなして…かわいそうな可愛い提督デス……さぁ!!!早速お約束の!!!meとのバーニングルアアァァブの時間ですよおおお??」
提督「馬鹿野郎……エッチしてる場合じゃねぇ!!!!!トレーニングだ!!!練習だ!!!!!!!!!!」
霧島「あら、提督何か運動なさってたのですか?」
金剛「ブーーー提督イケズねー!そうですヨー霧島、提督はキックボクサーだったんです、スーパーストロングだったのですよしかも!」
提督「いやいやいや、提督になってから、1秒もやってねーしで、スーパーなのは昔の話だぜ…まぁまぁまぁ、ストロングではあるかもしれないけどな????」ドヤドヤドヤドヤ
霧島「ほう……でしたら提督、私と軽くスパーしませんか?マスでもよろしいので」
金剛「エッ」
提督「お、いいぜ!でもお前体重なんぼな
の?身長は割とあるけど…」
霧島「身長は180で、体重は70ですね」
提督「それだと俺より全然低いじゃねーか…大丈夫か?艦娘といえども、艤装なしじゃ普通の成人男性より少し強いくらいだろ確か」
(185cm、95kg)
霧島「いえ、大丈夫ですよそれくらい…それに軽くですからね、ガチガチやるわけではないので…」
提督「確かにな。でもじゃあ霧島は体重差もあるし、そんな手加減しないでいいからな。久々だからこそきつめにやりてーんだ」
金剛「hey提督それはちょっとbad……」
霧島「金剛お姉様……提督もこう仰ってることですし、男の面子というものがありますわ。その申し出、受けましょう」
金剛「oh,god……」
提督「なんだよさっきから~金剛」
提督「なんだよさっきからよ~。金剛、心配しないでもガチスパーとか試合じゃねーんだから、そんな、妹をボコボコにするとかしないって……ましてや女の子を俺が酷く殴るなんてありえないだろ。心配すんな」
金剛「提督、一言言いますヨ!霧島はスゴイハイパーストロングね!!それでもいいの~!?」
提督「え?笑 いやいや笑 確かに霧島が割と強いってことはしってるけどなぁ…うーーん、ここまで体重差あればまぁ……それに、言ったことだし俺もそこそこやるほうだから、安心しろよ!」
金剛「okね…私が見てるから、これはbadね!って思ったらすぐ止めるね…」
提督「ハッハッハッ、心配しすぎだ」
>>4
>すまんがチンニングもベントローも、アームカールもワイドグリップも、何一つ分からねえぜ…!!
>面倒かもだが注釈みたいなのあると助かる、まあ言葉知らんくても話は分かるし問題は無いんだけども
>
>しかし武蔵さんの筋力はいかほどなのか…
閲覧ありがとうございます
チンニング→懸垂
ベントロー→バーを引く動作の、背中の筋トレ
アームカール→上腕二頭筋(力こぶ)を鍛える筋トレ、バーを持って肘を曲げるやつ
ワイドグリップ→手幅広目にバーを握ること
です、すんません、初めての書き込みで不慣れで、説明も下手くそですがこんな感じです
艦娘のフィジカルはufcの選手を見本にしてます。
なので、普通の女性とは思えないくらい重いしでかいです。
参考までに、長いですが、階級を貼っておきますね。
ヘビー級 ~120.2キロ 武蔵、Iowa、戦艦水鬼等
ライトヘビー級 ~93キロ 長門、加賀、空母棲姫等
ミドル級 ~83.9キロ 金剛型や、高速戦艦、正規空母、軽空母等
ウェルター級 ~77.1キロ 同上+重巡等
ライト級 ~70.3キロ 重巡、軽空母等
フェザー級 ~65.8キロ 軽巡等
バンタム級 ~61.2キロ 軽巡等
フライ級 ~56.7キロ 駆逐艦、潜水艦等
みたいに、おぼろげに考えてますが、ノリで変更もします
ちなみに今の霧島のウェイトはだいぶ減っています。
ハードゲイナーというやつで、意識して体重を増やそうとしなければ体重がガンガン減っていく痩せやすく、そして太りにくい方のことです。
日本人にもそんな方が多いのでは? そういう方にとって、ある種ショボくても体を大きくするための足がかりになれたらなぁと思っています。
~鎮守府格闘技トレーニングルーム~
金剛「じゃあ、二人ともしっかりwarmupしてくださいネ!」
提督「おう!」
霧島「はい」
提督(このマットを素足で踏む感覚、鏡だらけの部屋、そしてリング……やっぱ、格闘技は俺の人生の大事なピースだ)
提督(とりあえずロープ10分、シャドー5R、サンドバッグ3Rくらいかな。さて霧島は…)
ヒュンヒュンヒュンヒュン
提督(おぉ!!あの見た目で半端ねー早いロープだなおい……こりゃ確かにやるな……うっし。俺も…)
金剛「oh,提督!!ちょっともっちりだから心配だったけど、意外とやるネーーー!!」
提督「まぁ確かにだいぶ太ったけど、まだまだとべるぜ!」
霧島「………」
~~~~ウォーミングアップ終了~~~~~~
金剛「ではこれはあくまで、軽めのスパーね!!二人とも熱くならずに、技を確かめるfeelingでネ!」
提督「おう」(あれから霧島はずっとロープを跳んでるだけだった…んだよこのスパーもアップの一つってか?)
霧島「…」
金剛「box!!!」
提督「お願いします」(そりゃボクシングの掛け声じゃねーのか!ここでかますなよ!)
霧島「お手柔らかに」
両者、グローブタッチをして距離を取る。
霧島は脇を開いたかなり上構えなガード。霧島のキックのベースは…
提督(ムエタイか…こりゃ手加減しなくていいっつったの、ミスったかもな…)
ムエタイの特徴は三つある
一つが数ある格闘技の中でもシンプルで美しく、破壊力の高い蹴り。
霧島、牽制もせずゆっくりとリズムを取りながら前へと距離を詰める。
対する提督は脇を締め、顎をしっかりひいたボクシングベースの構えで、左手を前に出したり軽くジャブを打ちながら霧島を牽制。
ここで霧島が一気に出る。甘めの左ジャブをパーリングでいなし
提督「ガッ………」(右ローキック……!くそ痛え……っ)
提督たまらず左へと回避、が、霧島それを読んでいたのか、追ってさらに右ミドルハイ!
提督「!!!」
(なんだこりゃ……?レガースは?つけてんのかこれで????腕がもげるかと……)
ミドルハイ ちょっと高めのミドルキック 相手の腕を壊して、ガードを下げさせたりします
レガース 膝当てのこと これあっても上手い人のローは意味不明な痛さです
ムエタイは蹴りを重視する格闘技である。美しく蹴りが当たればそれがクリーンヒットでなくても点数になる。
それが日本にきて、果たしてどうなったか?
結果はこの通りである。
提督(ダメだ、マジに腕が痺れてガードが上がらなくなってきたぞ……)
だったらガードしてる腕を破壊して、守るもののない顔面にハイキックを打ち込めばいい。これがムエタイの日本での戦略の一つだった。
不幸にもボクシングベースの提督の脇をしめたガードの構えは、開いた構えよりも腕への衝撃を逃しにくく、ダメージは一層溜まりやすい。
提督(マジにマスにしとけばよかったぜ……復帰早々病院か…?とにかくバカ正直にこのままミドルハイを受けたらどっちの腕でも死ぬ!ここは…)
ちょいミスですね、訂正
ムエタイは蹴りを重視する格闘技である。美しく蹴りが当たればそれがクリーンヒットでなくても点数になる。
それが、クリーンヒット重視ルールの日本の格闘技界にきて、果たしてどうなったか?
結果はこの通りである。
提督(ダメだ、マジに腕が痺れてガードが上がらなくなってきたぞ……)
だったらガードしてる腕を破壊して、守るもののない顔面にハイキックを打ち込めばいい。これがムエタイの日本での戦略の一つだった。
不幸にもボクシングベースの提督の脇をしめたガードの構えは、開いた構えよりも腕への衝撃を逃しにくく、ダメージは一層溜まりやすい。
提督(マジにマスにしとけばよかったぜ……復帰早々病院か…?とにかくバカ正直にこのままミドルハイを受けたらどっちの腕でも死ぬ!ここは…)
霧島、満身創痍の提督に構わず右ローを打ち込んでいく
それに対して提督、カットもせず一気に距離を詰め右のダイレクトブローを霧島の顔面へ
霧島ギリギリブロッキング、だが提督これでは止まらず、左フック、そして右ローへと繋ぐ!
だがいずれもブロック、カットされ霧島はノーダメージ
そして霧島、連撃中の提督へ前蹴り、距離をあける
提督(マジかこいつ……)
ショックを受ける提督に構わず、霧島先ほど自分であけた遠い間合いから鋭い踏み込みで右ミドルハイ!
が
提督(そうなんども同じのに当たるかよ!!!)
提督読んでウィービングでかわす、
勢いづき、バランスの崩れた霧島にジャブ、右ストレートボディ、そしてボディでガードが下がったところへ
提督「シャア!!!」
左フック!!これはクリーンヒット!!
だが霧島………
霧島「フフッ」
不敵な笑みをこぼし倒れない
ピピピッ
ここで1R終了
金剛「提督!!大丈夫ですカ!?もうやめにするネ……」
提督「あいつ本当に、70キロか?鉛を殴ってるみたいに重いぞ…」
金剛「霧島の首の筋力は異常に強いんデス、ちょっとやそっとじゃ脳を揺らせないヨ…というか、本当にもうgiveupするネ!殺されちゃうよ…」
提督「安心しろ金剛、途中までガチビビリしてたが…」
提督「冷静になってきた、ダメージも殺されるとか、そこまでじゃあない。3Rまで通して見せるさ」
金剛「違うんです!霧島は本当にまだ本気じゃ…」
ピーッ
ここで2R開始のアラーム
提督「なんにしても頑張るよ、一度言ったことだしな」
>>5
185センチ、95キロは[ピザ]すぎかのっけからいい体すぎですねー
185センチ、85キロ、体脂肪多めで変更でおなしゃす!
両者グローブタッチ、そしていきなり霧島思いっきり距離を詰める
提督「!」(マジかそうだ…"これ"があるんだムエタイは…)
(首相撲!)
ムエタイの特徴その2である。首相撲またはクリンチとは、立った状態での組み技のことを言う
密着状態でいかに自分に有利な態勢を作り
提督(無理だ首を取れねぇ)
そして相手に
霧島「シッ」
提督「イッ!」(膝………)
いかに膝蹴りを打ち込んでいくかの技術と言っても過言ではない
提督(やばいまじで剝がせねぇ…手を下におろして、膝をクリーンヒットしないように防ぐしかねぇ、合間に思いっきりボディを打ち込んで脱出を狙う……!)
しかし霧島、提督の手が下がった瞬間に首相撲を解き、そして……………
提督「あ??」
(やばい!何をくらった!?とりあえず俺は今ダウンしてる……立たなければ!!)
金剛「ストップ!ストップ!!!霧島!!!!!!!やり過ぎネ!!!!!!」
提督(立つ…)
~~~~~~~~
~~~~~数分後~~~~~
提督「アーーーー体中いってえええ!!めっちゃ怖かったァァァア」
霧島「本当にすいませんでした提督!!!!!なかなか、お強いものですから私も熱くなってしまって…」
提督「何を言うんだよ…全く手が出なかったよ…こちらこそ舐めた口を聞いて申し訳なかった」
金剛「霧島、次あれやったら本当に許さないヨ!!!!!!」
霧島「はい、猛省します…提督謝らないでください、ブランクのある人間にすることではありませんでした…ごめんなさい…」
提督「霧島、金剛あれとは肘のことか?」
金剛「YES!!!普通の試合でも、アリかナシで厳密に分けるのに!あまつさえライトなスパーで首相撲からのニー、離れぎわのエルボーなんて…霧島は本当にクレイジーでバイオレンスすぎデス!!!」
提督「なるほどな…」
ムエタイの特徴その3 膝蹴りと肘打ち
特に首相撲からのそれらはあまりにも凶悪で、簡単に相手の骨を砕き、皮膚をさくことができる。
金剛が前述していたように、この肘打ちは日本のプロキックボクシングのルールでも試合の際、ありかなしか、どっちかを選べる。
それぐらい試合を左右する、そして危険な技術なのだ。
提督「まぁまぁ、手加減しなくていいとは言ったのは俺だしな…それに」
霧島「?」
提督「いや、なんでもない。少し休憩して練習するよ。打倒霧島だな、悪いが一人にしてくれないか」
金剛「でも提督ゥ…」
霧島「はい、わかりました。ではまた…失礼します。お姉様、行きましょう」
金剛「え!なんでデスカ!!提督満身創痍ダヨ!!あと霧島またってwhat!!!?!」
霧島「それはまた会いましょうって意味ですから安心してください…提督今日はお疲れ様でした、ですがほどほどにしてくださいね」
提督「……おう」
提督「シッ、シシッ、シッ」
誰もいない今、提督は一人シャドーをしていた。
提督「シュッ、シッ、シュッ、シィッ」
久々のキックボクシング、格闘技。前と変わらず、とても怖くて、とても楽しかった。
提督「フゥッ、フゥッ、フーーーーッ」
そして、死ぬほど悔しかった
提督「クッッッッッッッッッッソ!!!!!」
グバンッッッ
サンドバッグへと思いっきり左フックを打ち込む。
先ほど霧島を仕留めたかと思った左フックだ、だが結果はダウンすら取れなかった
提督「このままじゃダサ過ぎんぞ俺……練習だ……」
武蔵「いいなぁ、提督よ」
提督「ッ、武蔵か…ずっと見ていたのか…?」
武蔵「あぁ、いや、途中からだがな………霧島を倒したいのか?」
提督「あぁ……女に…とか、もうそういうの考えてるのは全くの馬鹿だとわかったよ。全力で、あいつと闘って倒したくなっちまった…」
武蔵「ふっ、当然だ。あそこまで強いやつに、あそこまでやられて、燃えない提督など、こっちから願い下げだ」
提督「聞くところによると、武蔵、お前はこの鎮守府でもトップレベルの武の使い手だと聞く」
武蔵「トップレベルではなく、トップだぜ」
提督「頼む。俺に一から格闘技を教えてくれないか……」
武蔵「ンフフ、頭を上げてくれ提督よ。相棒じゃあないか。勿論だ」
とりあえずプロローグはここまでです。
提督フィジカル見直し編に行きます。
格闘技の技術的な話もちょいちょいしますが、何せより専門的過ぎて、かつめんどくさいので、フィットネス関連重視でやるかもです。
よろしくお願いします。
武蔵のスペックは
188cm、109㎏
霧島は、
180cm、80㎏
を考えています いずれもオン(試合)の時のベストウェイトです
霧島はさっき言ったようにかなり体重落ちて70キロです今
いや、落とし過ぎたかな…笑
ここら辺は細けえことはいいんだよってことで目を瞑ってください、お願いします!
瑞鶴「なるほどね…よりにもよって霧島さんと…」
加賀「もしこれで提督が病院送りにでもなっていたら霧島さんの眼窩底を両方砕いていたわ…」
瑞鶴「えぇ、加賀さんにできるのー?」
加賀「なめないで、鎧袖一触よ」
天龍「物騒なこと言ってんなよ…だが、実際マジに霧島さんは強いぞ…最近食事とかこだわらずだったらしいから、体重落ちたが、それでも85キロの男相手に圧勝だからな…」
瑞鶴「てか、それなのになんで筋トレ??弱い人が筋トレしたって強くなるわけないじゃん」
木曽「いや、提督は武蔵さんから見ても技術はなかなかいいらしいぞ。ただ、フィジカルが相当に落ちまくってたらしくてな…数値がただの[ピザ]レベルだったらしい」
瑞鶴「それでか…」
提督「お前らぁあ聞こえてんだよ!!![ピザ]じゃない!!今はぽっちゃり系だ!!!それにもう直ぐバキバキになる!!!」
武蔵「いや[ピザ]だ、ちゃんと現実見てやらなきゃ高みにはいけないぜ」
提督「せ、せんせい…」
瑞鶴「提督さん、練習の方もちゃんとしているの?」
提督「あぁ、ウェイト週三、練習週三~五ってとこかな~」
瑞鶴「うーん、立ち技でそんなウェイトやるメリットあるの??」
提督「本当に筋量がめちゃ落ちててさ…霧島のベストウェイトにしっかりした体で持って行きたいんだよ」
瑞鶴「なるほどねー効率悪そうだけどできるの?」
武蔵「なぁに、この武蔵に任せておけ。さぁ提督よ、次はHIITだぞ」
提督「ひいい……」
HIIT ハイインテンシティインターバルトレーニングの略
ジョギング→ダッシュを交互にやるトレーニングのこと
短時間でも脂肪燃焼効果が高く、なおかつ筋分解も通常の有酸素より起きにくい
メ欄にsaga入れるといいよ
長門「お、提督、例の特訓中か?」
武蔵「あぁ、今からHIITで吐きだすぞ」
長門「ライバルとの戦い…胸が熱くなるな…武蔵よ、どのような計画で打倒霧島を考えているんだ?」
武蔵「提督は日本男児にしては、なかなかフィジカル的に恵まれてるからな。そこを腐らしたままでやるのはもったいないと思って、とりあえず体脂肪を極力つけないバルクアップをして、筋肉を増やす。その後食事内容を変え減量して、体脂肪率8パー以下くらいまでいけたらなと思ってる」
長門「なるほどな…立ち技の技術はどうなのだ?」
武蔵「なかなかいいぞ、特にパンチはあのぷよぷよさでもかなりキレてるいいパンチを出す。そのパンチを活かすための蹴り技もしっかり出せるし、自分の得手不得手をわかって考えながら試合を組み立てることもできてるしな…ただ…」
長門「…首相撲か?」
武蔵「あぁ、あの首相撲の技術じゃ、膝蹴りを貰わないにしても体力を一方的に奪われて終わりだ。あとあの構えは対ムエタイ的にかなりきついからな…その二点をちょっと考える必要がある」
長門「なるほどな。武蔵よ、だが貴様の専門は総合では?ウェイトも提督より重すぎるし…」
武蔵「安心しろ、そこはちゃんとベストな相手に声をかけてあるぜ」
??「失礼するよ~?」
>>27
おけです、ありがとうございます!
デブ
こんな感じですかね
長門「隼鷹か」
隼鷹「お、鎮守府イケメンランキングTOP2がお揃いじゃないかぁ~照れるねぇ~」
武蔵「おいおい、酔ってないだろうな?これから打倒霧島のミーティングだぞ。お前には技術練習のコーチ兼、スパーリングパートナーを務めてもらうんだからな」
隼鷹「わかってるって~こんなんでも一応格闘技は好きだからさ!真面目にやるよぉ~」
長門「くぅう、いいなぁ、私も闘いたくなってきたぞ…加賀と久しぶりにやりたいな…」
武蔵「ふははっ、長門もよかったらミーティングに参加するか?」
長門「いいのか?しかしコーチがいたずらに増えるのは方針が定まりにくかったりでよくないのではないか?」
武蔵「いや、私はどちらかというとレスリングをバックグラウンドにした総合の選手だからな…がっつり立ち技のみ、となるとやはり長門や隼鷹のが適任だと思うんだ」
長門「なるほどな、確かにスパーリング中に指示を出す者も必要か…喜んで引き受けよう!」
隼鷹「お!長門さんもか~よろしくね~~」
ヴォエエエエ
キャァァァアゲロよおおおお
何やってんのこのクソッ……ゲロ提督!!!
武蔵「そろそろやるか…」
提督「ブァハァ、もう帰りたいです」
隼鷹「ゲロ提督~せっかく私がきたんだから根性見せてほらほら!」
長門「ゲロ提督!!!闘いを制するにはまず入念な準備からだ!怠るなど言語道断」
武蔵「こんなのでゲロ吐いてたら、本気の霧島戦でマジに内臓を吐いてしまうぜ、ほら頑張るぞ」
提督「(アル中と脳筋が…)わかったよ、隼鷹と長門、手伝ってくれてありがとうな。武蔵も引き続きよろしく頼むぜ」
隼鷹「提督が格闘技やってるとはねー早く言って欲しかったよ~」
長門「あぁ、水臭いぞ!私たちの戦闘訓練にも参加すればよかったものを…」
提督「あの霧島とやったらそんなこと言えねーよ…」
武蔵「…そう言えば提督よ、試合の日は決めているのか?」
提督「あ、そう言えば何も決めてなかった…あの日以来金剛とも気まずくなってしまって金剛型と話してなかったな…」
長門「よし!!ならば敵地へと乗り込むぞ!」
提督「長門さん、本当あなた何というか、実は可愛いと見せかけてやっぱり男性ホルモンまんまんですわよね…」
~~金剛型の部屋~~
提督「失礼するぞ~」
金剛「!」
榛名「あら、提督!どうされましたか?」
提督「いや、ちょっと霧島に用事がね…いる?」
榛名「今霧島は比叡と一緒に立ち技の練習中だと思いますが…最近すごい熱が入ってて」
提督「霧島…(やはりあのスパー後からあいつ…)」
隼鷹「奴さん、かなりやる気だね~。じゃあ練習場に行きますか~」
金剛「待ってくだサーイ!霧島ならそろそろ戻ってくると思います!それより妹が提督と何をトークするのか!シスターとして知っておく義務があるネ!」
長門「相変わらず騒々しいなお前は…」
提督「金剛…この前はすまなかったな、気まずい空気にさせて。霧島とは大丈夫か?あまり怒らないでやってくれよ」
金剛「それは大丈夫デス…それより提督、霧島との話って、やっぱり…」
比叡「練習、終わりましたー!ただいまです金剛お姉様!!」
霧島「ただいま戻りました…あら提督、御機嫌よう」
提督「あぁ、霧島。この前はありがとうな」
霧島「いえいえ、大変失礼致しました…そして、今日は何の用で?」
霧島、目が笑っていない。もうすでに俺のきた目的はわかってるようだな…
提督「この前、お前とやって、強く思ったんだよ。やっぱりキックは最高だって…そして死ぬほど悔しいって…本気のお前とやって、勝ちたいって」
提督「だから再戦要求にきた。今度はスパーじゃなく、試合で、だ」
霧島「ふふっ、ふふふふっ、ふっ」
霧島「勝てるのですか?私に?試合ですよね?司令、勝てないのは仕方ないにしても、死なれたら困るんで、手加減しちゃうかもですけどいいですか?」
提督「ふふ、言ってくれるな霧島ァ?その言葉後悔させてやるよ、艤装引っ張ってきてもボコボコにしてやるぜ」
霧島「また、そんな強そうなセリフを吐いちゃって」
霧島「お可愛いこと」
金剛「ヘイ!ヘイ!!へい!!!何してるかー~!何してるネ!何を盛り上がってるノーーーー!ダメネ!NONONO!提督の妻であり、霧島のお姉ちゃんである私が認めないよ!!!そんなの絶対NO!何だからネーーー!」
武蔵「金剛、認めてやってはくれまいか…霧島も、そして提督も、二人とも格闘家なんだよ。闘うのが好きなバカ二人、正々堂々やらせようじゃないか」
比叡「ヒエェ……まぁ、私は何でも構いませんが…本当に提督は霧島に殺されずに済むんですか?武蔵さん、霧島の実力を承知の上で言ってるんですよね?」
武蔵「言ってるよ、それより後から女を殴っただなんだうるさいことを言わないと、約束してくれるかね?」
比叡「………………当たり前じゃないですか」ビキビキ
金剛「もう私は知りマセン…勝手にするがいいネ…」
榛名「金剛お姉様…すいません、榛名もこれで失礼します…霧島、提督もちゃんと冷静に考えくださいね…」
提督「……金剛と榛名には申し訳ないが、是非お願いする。もちろん執務には影響がないように練習も試合もする、提督としての責務はしっかり果たそう」
霧島「わかりました、ではやりましょう。ただ殺せると判断したら速攻で脚の骨を日本ともへし折って戦闘不能にしますね。歩けなくても執務はできますからね」
隼鷹「……さっきから、アツいね~霧島サン!弱い犬ほどよく吠えるを体現してくれてるのかな?」
霧島「ハァ?試合当日にアップであなたを殺してそれから提督とやってもいいのですよ?」
長門「二人とも落ち着かないか…では、試合の期日を決めようじゃないか」
武蔵「知っての通り提督は大きなブランクがある、そして霧島、お前もベストの体重に戻すまで時間がかかるはずだ」
武蔵「半年…いや、8ヶ月後くらいを見てくれないか」
霧島「いいでしょう、8ヶ月後、ちょうど大晦日くらいですね。その日に闘うのはどうですか?」
提督「俺は構わない」
武蔵「では、今年の大晦日に、提督vs霧島を開催しよう。ルールは5R3分、オーソドックスなキックルール、肘ありで両者構わないな?」
霧島「構わないわ」
提督「構わない」
武蔵「では、それで。失礼する、邪魔したな」
今更ですが霧島と比叡はだいぶ武闘派方向にキャラ崩壊してます
というかこのssに登場する艦娘は大体武闘派寄りになってますんで……これから汚い言葉も全然吐きまくります
ご了承ください
>>34
ごめんなさい、キックのオーソドックスというとk-1を想像しますよね…
首あり肘ありの3分5Rのキックルールということでお願いします
とりあえず軽くまとめます
8ヶ月後の12月31日、大晦日
提督vs霧島 ミドル級(-83.9)で戦います
現在の両者のスペックとしては
提督
185cm/85kg 体脂肪率 20パーセント
ボクシングベース
得意技:パンチ全般、ローキック
苦手:首相撲、肘打ち
霧島
180cm/70kg 体脂肪率 10パーセント
ムエタイベース
得意技:キック全般、首相撲、肘打ち
苦手:フック、アッパー
こんな感じです。
ちょっとフィジカルが練られてないですが、そこは勘弁を
~~大和型の部屋~~
武蔵「では早速ミーティングに入るぞ、今日の議題は8ヶ月までの大まかな流れを、フィジカル面、テクニカル面の二面に分けて計画を立てたい」
武蔵「フィジカル面はこの武蔵が、テクニカル面は長門と隼鷹が中心になってやってもらおう」
提督「よろしく頼むぞ」
隼鷹「大船に乗ったつもりでいてくれよ~あのヤクザメガネに年またがせねーくらいの勢いでやるぞ!」
長門「よろしくな」
武蔵「とりあえず、フィジカル面だ…今の提督じゃ3分5Rは無理だ。それに体脂肪率が多く、筋肉量が少なすぎる、キレのある動きができないぞこのレベルだと。せめて体脂肪率は1桁台を目指していこう」
長門「ボクサーベースで体脂肪率が高いのは命取りだぞ。キックの間合いから早く長い踏み込みでパンチを入れなければならないから、脂肪はどうあっても邪魔だ。全くないとコンディションが落ちたり、病気や怪我になる可能性も上がるから3%とかそのレベルは目指さなくていいがな」
隼鷹「私も概ね二人に賛成だねぇ、ただ一にも二にも重要なのはテクニカル面だから、あんまり前半からハードな肉体改造は勧めたくないね…テクニカル練習に支障が出る」
武蔵「無論、練習に支障が出るレベルの激しい筋肉痛が出るようなウェイトトレーニングはずっとやらないよう避けるつもりだ。ウェイトトレーニングは筋肉量を増やす目的だけじゃなく、提督の可動域、特に下半身のを増やす目的でもしっかりやっていきたいんだ」
隼鷹「なるほどね…確かにちょろっと見たけど、提督、相当体硬くなってるな…特に足関節が気になるね、パンチを打つとき前脚に体重が乗り切れてないよ」
長門「ハイキックも打てないからな…股関節の可動域、ハムストリングの柔軟性もかなり厳しいぞ」
提督「お前ら……あんまいっぺんに俺の欠点言を晒し上げまくるなよ……」
>>39
可動域 関節可動域のこと。ざっくり言うと関節の動かせる範囲の事をいいます これが硬いと、例えば股割りができなかったり、うんこ座りするときにかかとが上がったりします
足関節 足首の関節のこと
ハムストリングス 太ももの裏の筋肉(の総称)のこと
武蔵「下半身の筋トレすると練習ができなくなる!嫌だ嫌だーとか言ってたが、もう逃げられないぞ。満場一致でフィジカル面のトレーニングは下半身中心になったな…」
提督「クッソ……だが霧島をぶっ倒すためだ、やるぜ」
武蔵「先ほど長門にも言ったが、フィジカル面の計画は、最初は体脂肪を増やさないバルクアップの感覚でトレーニングをする。食事はサプリの補助も使いながら気をつけながらとるが、この時点ではあんまりがっつりは制限しない。4~5ヶ月くらいを予定してる」
武蔵「それである程度筋肉量が戻ったら、減量だ。これは2~3ヶ月で済むかな、あとはベストコンディションのまま、練習に打ち込む…と言った感じだ」
隼鷹「うーん、できたらフルパワーでしっかり練習できる時期を、3ヶ月は取りたいけど、厳しいかねぇ」
武蔵「霧島と闘う点で、現時点ではっきり提督が有利だとわかってる点はフィジカルなんだ。軽量は試合の2日前、かなり提督に有利だ。あっちはギリギリまで必死に増量しなくちゃいけないレベルだが、こっちは違う。体重差をつけて闘えるのがとても有利なのは、言うまでもあるまい」
提督「うーん、できればその体重差云々は、姑息だからやりたくないが…」
長門「いやいや、提督よ……それは私たち艦娘を甘く見過ぎだ…成人男性より少し強い、のレベルを侮っている。普段何もしてない艦娘でも成人男性より少し強い、と言う意味なんだぞ?自己鍛錬を欠かさずやっている艦娘の強さは言うに及ばずだ、使えるものは使わなければ本当に殺されるぞ。艤装なしでも、体重差なんていう数字上以上のものを我々は持っているのだ」
隼鷹「そうだね…テクニカル面でも、あいつのキックは相当だ、素直に聞いてくれないかい」
提督「わかった、あっちもそれを見込んだ上での話だろうな…飲むとしよう」
バルクアップは、筋肉量増加のことを言います
体脂肪が増えても構わないから、とにかく食って体をでかくする!ってのが多いですが、このssではなるべく体脂肪を増やさないで筋肉量を増やしていく方針でいきます
隼鷹「んじゃ私から」
隼鷹「今の提督がどの程度できるのか確かめたい、体にダメージがない状態でのガチスパーをしたいねぇ」
武蔵「そうだな、提督、筋肉痛はいつ頃抜けそうか?」
提督「背中は回復が早いほうだからな俺は、明後日にはいい感じだと思うぜ」
隼鷹「じゃあ明後日にやろう、テクニカル面はそれからだな~詰めるのは、今んとこわかってんのは首相撲、肘が弱点ってことだし」
提督「あと、回転系の技も自分で出したことや、うまい相手と当たったことがないかもな…」
隼鷹「へぇえ?んじゃそこら辺考えながら明後日やってみるよ」
長門「私は記録とセコンドを務めよう」
隼鷹「よろしくねん!んじゃ今日はこんなとこでいっかなー」
あと霧島に提督呼びさせて申し訳ありませんした!! 正しくは、司令、ですね…
~霧島サイド~
比叡「霧島、私は応援するよ!!司令は上司だけど、私の可愛い妹のファイティングスピリットが燃えてるとあっちゃ、助けたくなるもんよ!」
霧島「ですが、金剛姉様が…比叡姉様は金剛姉様についていなくてもよろしいのですか?」
比叡「…確かに、金剛姉様が霧島の対戦に反対なのは、ショックだし、なんとかしたいと思うけど…こればっかりはしょうがないよ。それに」
比叡「姉様も、なんだかんだわかってくれるよ、近いうちに」
霧島「……わかりました。では、私のコーチとセコンドをお願いできますか」
比叡「任せといて!気合い!入れて!いきます!あはは」
霧島「ふふっ、ありがとうございます」
比叡「でも、こっちも提督と同じように仲間が必要だよね…霧島は普通の人よりしっかり増量しなきゃいけないし、スパーリングパートナーも欲しいし…」
霧島「目星は大体ついてます、承諾してくれるかどうかなんですか…」
Iowa「OH~AOBAからもうすでにその話聞いてマ~ス!!一体when……いつmeのところに来るかとnowかnowかとwaitしてマシタ~」
比叡「青葉??耳が早い…」
霧島「あなたには私のフィジカル面でのコーチをして欲しいの、よろしくお願いできないかしら?」
Iowa「NO problem!!storengs and
conditioning coachってことね!カモンカモン!!一緒にadmiralをbeatしちゃおうね!」
比叡「こんなにあっさりと…あ、あの、thanks!です!」
Iowa「Your welcome! Nice to meet you head coach!」
比叡「ヒエェ…I can't speak English... So please speak Japanese... sorry.」
Iowa「why?Your English is so good! まぁでも、そういうことならjapaneseでspeakしましょうか!とにかくよろしくね!」
霧島・比叡「Nice to meet you too!」
Iowa「あっちのteamは、武蔵、長門、隼鷹なんでしょ?あともう一人はどうするの?」
比叡「そこまで知ってるんですか~話が早いです!」
Iowa「of corse! informationはmost importantだからね!この場合こっちはあと、スパーリングパートナー兼technic coachがneedってことかな?」
霧島「もう一人ももう決まってます、気難しい方ですが、必ず私を勝利に導いてくれる方です」
~~イタリア艦の部屋~~
Italia「Buon giorno!日・米両国の戦艦の方々が、どうされたんですか??」
Iowa「admiral vs 霧島のことは知ってるでしょ?霧島側のtechnic coach兼スパーリングパートナーをスカウトしに来たの!」
霧島「朝早くからすいません、そういうことです。Romaさんはいらっしゃいますか?」
Italia「なるほど!!とってもとっても光栄、です!ふふっ、Romaきっと喜ぶわ♩」
Roma「………ここにいるわ」
比叡「あ!Romaさん!高速戦艦の会の飲み会以来ですね~またあのリッタービール一気飲み見せてくださいよ~」
Roma「いやよ!!あの時の私はどうかしてたわ…それで、キックのスパーリングパートナーとコーチを頼みたいって?」
霧島「はい、ぜひRomaに、お願いしたくて…」
Roma「ふん、霧島の腕前次第だけど、やってあげないことはないわ」
Italia「もう~Romaったら照れちゃって!ついさっきまでそわそわそわそわ、ずーっと私に格闘技のお話ばっかり!期待してたんでしょう?」
Roma「!そんなことないわ!変なことをバラさないで!!関係ないもん!」
Iowa「oh~~ you are so cute!ないもん、ないもん~♡」
Roma「うるっさいわねバカでか戦艦!!とにかく、私とやるなら厳しく、よ!」
霧島「望むところよ、よろしくね」
比叡「司令を倒す側の私が言うのもなんですが、こんなにサクサク打倒司令の艦娘が集まってもいいんですかね…?」
Iowa「気にしない気にしない♩battle shipはこうでなきゃね♩」
Iowa「それにもう一人のcoachがRomaなのはとっても嬉しいわ…あなたのlooks、私so likeなの!よろしくね♡」モミモミ
Roma「いきなりお尻を触らないで!!帰るわよ!!!」パシンッ
比叡「流石アメリ艦……オープンですね」
霧島「あれはただのすけべ親父では…?」
Roma「で、計画の方はどうなの?大まかにでも決まってるんでしょうね?」
Iowa「YEAH!ザッとthinkingしてたよ!霧島はハードゲイナーで、体重が10キロ以上落ちててまずそこをどうにかしたいのよね?」
霧島「えぇ、食にあまりこだわりを持たないもので…油断するとすぐ落ちてしまうの」
Roma「食にこだわりを持たないなんて…人生損してるわ…」
Iowa「本当よ!eating is training!Romaの美味しいfoodを食べて、体を大きくしていきましょう!」
Iowa「あとはサプリメンテーションmustね…」
Roma「なんで私栄養士みたいなポジションにもなってるわけ!そして、ちょっと、ステロイドとかは勘弁よ」
霧島「そうですね、基本の格闘技ルールに接触するようなドーピング行為はしたくないです…」
Iowa「OH~so SHOCK!!そんな簡単にステロイド、ステロイドなんて言わないわ!!アメリカ=ステロイドって思わないでちょうだい!naturalな人もたくさんいるんだから!」
Iowa「普通に、ルールに触れない範囲でのサプリメンテーションをするわ。ただ霧島はハードゲイナーでかつ、フィジカルもそこまでだから苦労するかもね…」
比叡「そうですね、加えて少食でもあるんで、今から胃を大きくする訓練をしなきゃいけないです」
比叡「この比叡が、Romaさんと一緒に最高の料理を作り出し、霧島の眠る食欲を復活させましょう!!」
Iowa「holy fuck……」
Roma「ヴェェ……」
霧島「死ぬ…」ボソッ
比叡「」ヒエェ
こっから、まず霧島増量編として増量に基本的なノウハウを解説していきます。
食事と、あと増量時に活用すると便利なサプリの紹介、トレーニング前中後の栄養補給とかですかね。
ちなみに霧島の増量は多少脂肪がついても構わないものとしています。やっぱそっちのが楽で効率いいですからね…
ここまでで難しい用語ばかりでんだよ~ってなってたかもしれませんが、次回からガッツリシンプルにわかりやすく説明するように努めていくんで、よろしくお願いします
Iowa「基本planとしては試合直前までウェイトをupするつもりで食事をするわ!あと、霧島はウェイトトレーニングを普段やるの?」
霧島「いえ、あまりやったことはないです」
Iowa「なるほどね~strikingだけならそれでもいいかもだけど、やっぱりmuscleはあるに越したことないし、何よりバルクアップだからね」
Iowa「ウェイトトレーニングも積極的に入れていくわ!」
Roma「technic面ではどうなの?霧島はboxingに対応しきれるだけのskillはある?」
比叡「キックと首の技術が高いので、まずパンチが有利な距離にはほぼならないと思いますが…念には念をで、パンチの練習もしっかりしますか」
Roma「わかったわ、もうある程度完成されてるなら、変に手を加えないほうがいいから、弱いとこを補強するだけの方針でいきましょうか」
Iowa「霧島は体作りの基本も知らないようだから、早速今からmeがteachingするよ!Romaと比叡も同席してもらってOK?」
Roma「いいわよ、私もあなたほどではないけれど、手助けできると思うし、食事担当でもあるんでしょ?聞かせてもらうわ」
比叡「フィジカル面のことはてんでダメなんで…勉強させていただきます!そしてRomaさん…なんだかんだ食事もやってくれるんですね?」
Iowa「OH~that's Italian ツンデレ!! Romaはやっぱりfuckin so cuteね!!好き、好きですよ~♡」モムモム
Roma「ヤメテ!胸を揉まないで!!」
霧島「……宜しくお願いします」
Iowa「じゃあ、ウェイトをupさせる基本として、まず抑えるべきpointを言うわね」
Iowa「それは摂取カロリー>消費カロリー」
Iowa「foodの中身、の前にこれがまずちゃんと守られていなければお話にならないわ!」
Iowa「特にエブリデイハードなトレーニングをしてる霧島にとってこの計算はmustよ!」
Iowa「最終目標としては、一日に4000キロカロリー以上はコンスタントに取れるbodyにしたいわね」
比叡「そ、そんなにですか?」
Iowa「of course!それかトレーニングを少し抑えるのも手段の一つね。ただ、usには出撃もあるから、それでのカロリー消費も考えるとやっぱり無茶苦茶な量のカロリーが必要だわ…」
Iowa「霧島、一日オフでトレーニングに当てるとしたら、どんな内容にする?もしくはできる?」
霧島「午前にロードーワークを10キロ~ダッシュなども含みます、そしてシャドー。午後にメイン練習としてロープ、シャドー、サンドバッグ、スパー、ミット打ち……30R以上はやりますねいつも。そして夜には、アジリティや、そして新しく導入するウェイトトレーニングも入れようかと……」
Iowa「ワァオ、やっぱりカロリーは大量じゃなきゃダメよ。と言うか逆に、今まで食事適当でそのトレーニングをしてて、怪我しなかったことがmiracleに近いわ…」
Iowa「mealの内容だけど、カーボ(炭水化物)とプロテイン(たんぱく質)は多めなのは当然として、悪者にされがちなファット(脂質)もしっかりとっていくわよ」
Iowa「これはなぜかと言うと、カーボ、プロテインが1g4kcalのエネルギー源に対して、ファットは9kcal!手軽にカロリーを上げることができるわ。ただダイレクトに脂肪へと変わっていくから、摂りすぎにはattention!だけどね」
Roma「一番重要なプロテインは体重比に対してどれくらい取るつもりなの?」
Iowa「いい質問ね!今回プロテインは体重1kgあたり、3~4g摂ろうと思うわ。つまり、210g~280g!カロリーにして840~1120kcalよ!」
Roma「……そんなにいる?」
比叡「え、それってどれくらい多いんですか?」
霧島「普通の人間の最低ラインは体重1Kgあたり1gのたんぱく質が必要で、体を大きくしたい人やトレーニングをしてる人は、だいたいキロあたり1.5~2gでもいいと言われてますね」
Iowa「YES!でもアスリートレベルになると話は別だわ、そんなんじゃ全然足りない!サプリでカタボリック(筋分解)をある程度防ぐようにはするけど、やっぱりこれくらいは欲しいわね」
比叡「なんかイマイチピンとこないなー、200gくらいぺろりじゃないですか??」
Roma「あなたね…大体の肉、魚100gに対して、たんぱく質は約20gしか含まれていないのよ。卵には一個で7gほどね」
比叡「え、つまり肉や魚だと……霧島は一日1Kg以上食べなければいけないってことですか!?卵にすると……30個…?ヒエェ……」
Iowa「そうね、これは手間もコストもかかるわ…そこで登場するのが、あのシェイクして飲むプロテイン!」
Iowa「あれは飲むだけで20gのP(たんぱく質)をgetできるからね、気軽で、モノによっては普通に食事するよりも安価にPを摂取できるわ」
Iowa「始めて飲む人はホエイ100%のプロテインがオススメだわ!DNSがフェイマスなのかな?安価なものがいいなら、ビーレジェンドやバルクスポーツ、オプチナムもいいと思うわ」
Iowa「ただ、霧島は大幅な増量をはかっていくからね…普通のプロテインではなく、ウェイトゲイナーのプロテインを摂取してもらうわ」
Iowa「exampleとして上げるならばこれよ!
ビッグマスゲイナーhttp://nucareshop.jp/?pid=5588152!」
Iowa「あとmoneyが許すならこれなんかもいいかもね HALEO チェイスhttp://www.haleo.jp/lineup/proteinseries/chase.html」
Iowa「theseプロテインはただ単にPが入ってるだけでなく、C(炭水化物)やビタミン、ミネラルも多く入っている栄養価の高いプロテインになるわ」
Iowa「ただのプロテインではなく、meal replacement(代用食)としての役割を持つの」
比叡「どうしてわざわざ代用食を?」
Roma「栄養素を効率よく吸収するために、1日3食だけの食事ではなく、もっと多くの回数の栄養摂取をするのが狙いなんでしょう。例えば、1日3000kcalを一食1000kcal、それを三食摂るよりも、一食500kcalを6食とったほうが無駄なく栄養素が吸収できるのよ」
比叡「なぁるほど~え?では霧島も1日に何食も……?」
Iowa「理想は、Cは二時間ごと、Pは三時間ごとに口にしたいわ!だけどそこまでやったらストレスでdieしちゃうだろうから、ほどほどにね」
比叡「ヒエェ…」
この、細かく少ない量の食事を摂ると言う手法はダイエットにも大変有効的です。
理由は二点あって、一つはもうすでに言ったように無駄なく栄養素を吸収することができるので、使われない栄養が脂肪へと蓄積されない点。
もう一つは、人間は消化活動するときにもエネルギーを使うので、代謝がアップします。つまりこまめに栄養摂取をし、消化活動をすることで、一日中代謝が高い状態を保つことができるのです。
これからは表記を統合します、わかりにくくてすいませんでした
P たんぱく質
F 脂質
C 炭水化物
プロテイン シェイクして飲むアレ
Iowa「とりあえずこんな感じで、食事のタイミングはmany!ね!あと、ハードゲイナーと言うことだから、毎食後にソーダを飲むこと。それに、納豆や味噌をmany食べることを勧めるわ」
霧島「なぜでしょうか?」
Roma「炭酸を飲むと胃酸の分泌が活発になるからでしょう?あと納豆や味噌には整腸作用が強いから、食べたものの吸収効率を上げるためね。ハードゲイナーからイージーゲイナー(消化が良く、体が大きくなりやすい人)になるためね」
Iowa「that's right!とりあえずこの感じでやってみて、どうしてもうまくいかなかったらサプリを使いましょう!」
比叡「消化吸収を助けるサプリまであるんですか!」
Iowa「あるわよ、有名なのは強力ワカモト?と言うやつかしらねhttp://www.wakamoto-pharm.co.jp/products/item/si_01.html」
Iowa「これはローコストだから、おすすめよ。食後のソーダや、納豆と味噌を食べまくる戦法がうまくいかなかったら併用して使ってみてね」
霧島「わかりました」
Roma「PFCバランスはP25%F20%C55%って感じ?総摂取カロリー量が多いから、Pが多めになるかと思いきや割と標準的になったわね」
比叡「PFCバランス??」
Roma「霧島は4000kcal1日に摂るとして、その4000kcalを三大栄養素(PFC)でどう振り分けるかのバランスのことを言うの。一般的には、P20%、F30%、C50%が推奨されてるわね」
比叡「じゃあ、霧島のPFCバランスは具体的に言うと、4000kcal中、P1000kcal,F800kcal,C2200kcalってことになるのかな?」
Iowa「yeah!but、このバランスは絶対ではないから、ある程度feelingでテキトーにしても構わないし、タイミングによってバランスを大きく変えたりもするからね。最初のbasicはこれでいきましょう!」
食事はこの感じで行けば問題ないです
まとめますと
・摂取カロリー>消費カロリー厳守
・P、Cはグラムあたり4kcal、Fはグラムあたり9kcalのエネルギー源
・食事のタイミングはなるべく多く!(三時間くらいあけたら食べる、を目安に)
・たんぱく質は体重の1キロあたり2g以上摂る
・胃腸に働きかける食品や飲料、サプリを使い、消化器官がしっかり活動できるようにする
・PFCバランス、基本はP20%F30%C50%だが、たんぱく質摂取量から決めて、そっから適宜微調整すると楽
てな感じですかね
だいたいどの人にも対応、応用できる基本の食事の増量プランかと思います
カロリー計算や、PFCバランス考えるのめんどくさいって方はうってつけのアプリがあるんでそれをどうぞ
my fitness pal と言うやつです、無料です
これは減量から増量までプランを考えてくれて、しかも食事の内容を入力したら概算のカロリーは愚か、三大栄養素量まで出してくれます。ぜひ活用してみてください
ここまでですが、何か質問ありましたらどうぞお気軽にしてください
イッチは格闘技とかやってる人なの?
>>58
総合格闘技をやっています
艦娘無差別級格闘グランプリの人?
>>60
違いますよ、総合の描写は寝技がダルいからあんまりやらないつもりです
てかそんなんがあるんですか!今みましたがすごいですね
んじゃ、次は提督サイドのお話でいきます。
隼鷹のスペックは、187cm、82kgです
~~提督サイド~~
提督「フゥ~」
隼鷹「アップは十分かい?」
提督「あぁ、いつでもいけるぜ」
長門「ガチスパーだ、万が一顔面をカットされたら困るので、首あり肘なし、顔面への膝はなしのルールで行こう」
提督・隼鷹「「おう!!!!!」」
長門「では両者熱くなりすぎないように、提督はしっかり課題を持って取り組むように!ファイト!」
両者グローブタッチ……をすると思いきや、隼鷹いきなり右ハイキック、提督スウェーバックでこれを避ける
(そーいうのやりそうなやつだと思ってたぜ)
両者遠間の距離から仕切り直し
リーチで勝る隼鷹は、常に左手を前に伸ばし、提督をパンチの距離へと近づかせない
(こーいうのめんどいんだよな…まぁ対処法はある)
提督、ジャブで距離をはかりつつ左のインローを隼鷹に入れる
隼鷹、くらうが構えは崩さず、冷静に提督をみている
(提督、狙いはわかってるよ~!ただその程度のインローを何発か食らっても問題ないね)
(あんたの狙い、それは隙の少ない足技を使い、私の意識を下に向け、得意のパンチを打ち込むというやつだろう)
(だけどちょっと甘いね~嫌がらせのインローにしても、あんたの距離で打ててないのもあるせいかダメージはそんなにないし、この程度のものなら2.3受けたら)
提督「グゥッ」
(簡単に膝でカットを合わせられるよ)
(さア、こっちの番だよ?)
隼鷹、右ミドルをうつとみせかけ、いきなり軌道を変え前蹴りを放つ
提督、右ミドルを受けようと半身を解き、左足を体側に高く上げていたのでモロにみぞおちに前蹴りを受ける
提督「ンンッ」
ダメージを貰いバランスを崩した提督に、踏み込んでの左ミドル!が、ギリギリ肘で防ぐ提督
そのまま距離を取り回復のためリングラン
(ッアア、モロにみぞおちに食らっちまった…が)
(霧島の膝蹴りほどじゃねぇ!!!)
相変わらず左を前に伸ばす隼鷹に対して、提督、左足を上げながら前に踏み込む
(そりゃフェイントだろ?左足を上げ前蹴りをうつとみせかけ、足は前に出さずに踏み込んでの右のダイレクトブローとみた。それに)
だが、隼鷹の読みは外れ提督、正直に左前蹴りを放つ が、隼鷹紙一重で左にかわす
(たとえ前蹴りでもこの距離ならギリで避けられんだよね)
しかし提督!!蹴った左足を思いっきり後ろに戻し、その反動で体を左回転させ、左のバックブローー!!前腕が隼鷹の額にあたる!
(んなっっ!!?)
隼鷹、クリーンヒットではないが軽くダメージを受け、提督から距離を離す
提督、このチャンスを捨てるわけがなく追撃!ワンツーに左フック、右アッパー、後退する隼鷹に左ミドル!!
ここで隼鷹、提督の間合いから脱出、距離を離す
ピピピッ
長門「1R終了!」
隼鷹(回転系は打ったことがないんじゃないのか!?いや、多分事実だ、今のは完全慣れてない動作で、打つ際の距離もめちゃめちゃだ。思いつきで打ったって感じか…)
隼鷹「小賢しい真似をしてくれるじゃあないか……?」ボソッ
長門「提督、バックブローは慣れてない場合スパーで出す技ではないぞ。肘が当たる可能性だってあるのだからな、次からは気をつけるんだぞ」
提督「あぁっ、すまん」
長門「あとは右ローをうつといいな、案外距離があってもあれはあたるものだ。しっかり顔を隼鷹の正面からずらしながら、思いっきり踏み込んで打つんだ」
提督「わかった!!」
長門「よし!行ってこい!」
ピーッ
2R開始!
今度は提督から勢いよくしかける
隼鷹の左手をかいくぐり、軽く左アッパーを放ち、ついでそのまま左フック!
長門「いい動きだ、ノッてきてるな提督」
武蔵「あいつは少しスロースターターなきらいがあるな、のっけからああやって臆せずガンガン近づいていけばいいものを…」
隼鷹、被弾し距離を離すと思いきや、そのまま提督に組みに行く
が!提督は手をクロスし、隼鷹の首を挟み距離をあけ組ませようとしない!そのまま右手を隼鷹の後頭部に当て、回転させ隼鷹を崩し、右ミドルキック!!!
隼鷹「ヅッ!!」
長門「これは隼鷹、危ないんじゃないか?パートナーが務まるのか…?」
武蔵「おいおい、私が選んだ相手を甘く見るんじゃあないぜ」
武蔵「こっからだぜ、隼鷹は」
提督そのまま追撃!
(ここでパンチ、蹴り上下にしっかり振って最後は左フックで仕留める!)
長門「おっ」
提督「!ウッッッツッ」
(なんだ!?目の前から一瞬消えたと思ったら、みぞおちに半端ねー衝撃が…クソまずいぞ体勢が…)
長門「回転蹴りをうまくカウンターで放ったな、あの状態でよくあそこまで綺麗に打てる…」
武蔵「あいつの優れているところは"観る力"だ」
武蔵「そこらへんのやり手なら初見でもカウンターを思いっきりブチ込めるぜ。目がいいだけじゃなく予見する能力も高い」
武蔵「さぁ、提督の大嫌いな時間だぞ」
隼鷹
隼鷹「提督ゥ~?回転系の技ってのはこうやって打つんだよ~?」
隼鷹「ほら、大好きな殴り合いしてあげるよ♡」
(ヤッベェ!!)
うずくまる提督の顔面へと、思いっきり右フック、左フック そして
隼鷹「シャアッッッッッ!!!」
右膝!!!!!
提督、そのまま崩れ落ちる
長門「提督、10カウントまでに立ち上がれ!!!」
武蔵「……………おっ」
隼鷹「アァッ?」
提督「ッッッッアッウゥウウウ……」
隼鷹「だてにデブってないねぇ~~?ボディへの耐性は抜群かな?」
提督「フゥッフゥッスーーーッ」
長門「再開!!!!!」
隼鷹「ほら、ほら、ほらぁ!」
隼鷹、距離をあけてミドル、ローキックで提督を責め立てる
提督、さすがにまだダメージから回復仕切れていないのか防戦一方である
隼鷹「シィッ!」
隼鷹、いきなり距離を詰め、左アッパーで提督の顎をあげる!
そのまま右ハイ!!!!
が、提督間一髪のところでブロッキング!
ピピピッ
長門「ストップ!!インターバルだ!」
長門「提督、大丈夫か??」
提督「いや、ボディにいいの一発食らったらゲロ吐きながら死んじまうぜ…」
長門「それでもいいからこのインターバルでできるだけ体力を回復させろ!だがこの状態だともう組むのはきつい…提督、難しいと思うが、もし隼鷹が組んできたら……………」
提督「アァッ、わかったよ」
長門「……健闘を祈る…」
ピーッ
ラストラウンド、開始ッッッッ!
(長門はあぁいったが、あの調子でも隼鷹は2Rの経験からおそらく無理に組むことは100%しないだろう…)
(1Rの攻防でわかるが…あいつはあれでいてかなり"読む"、慎重な奴だ…)
ラストラウンドは両者グローブタッチ。
そのまま共にコーナー近くまで距離を取る。
隼鷹、変わらず左手を伸ばした構えでゆっくり距離を詰めていく
対する提督はいつもと違いガード低めの構え
(そりゃあ、ボディを守るしかないよねぇ…だが私にはハイキックもあるってことを忘れちゃ困るよ…)
隼鷹は牽制の左前蹴りを軽く早く出す、が提督は肘でブロック
(この前蹴りはまさに布石見え見えの前蹴りだ…空手の技にある前蹴りの軌道から軸足を回転させ、上段を打つ蹴りを俺は知っているぞ…威力はそこまでないが、顎を捉えられたら一発KOの技だ。隼鷹ならおそらく当ててくるだろう…)
(だが、それを読んでいてもボディにダメージがある俺はきついのは変わらない…前蹴りでも鳩尾にモロ食らったらもう立ち上がれないだろうからな…完全に二択を読み間違えたら死ぬ…ここは相手に技を打たす前に打たねば……!)
隼鷹、少し角度を変え2度目の左前蹴りを打とうと足を上げるが…それに合わせ提督、左足を軽く上げながら距離を詰め、隼鷹の前蹴りの出だしを潰す!そのまま提督は体重を前に預け、隼鷹を後ろへと崩す!
(私を後ろに崩したって何になる?距離を置いた状態でのパンチをしたって、カウンターの餌食だとわかってるはずだ)
だが提督その場で大股にスイッチ!!足を入れ替える!
(!?そうきたか!やばい!左ミドルがレバーに直撃したら耐えられるとは思うが危ないぞ!)
が、提督、スイッチした勢いのまま、左ミドルを繰り出すのではなく、左ストレートを隼鷹の顔面に入れる!!
隼鷹「ヅッ!!」(な!?!)
そして伸ばした左手でそのまま肩を掴み、膝蹴り!!!
隼鷹「グゥウ」
だがこれは流石隼鷹、手でうまくブロックしクリーンヒットを免れる!そのまま隼鷹は両手で提督を押し出し…左足をあげる!
(きやがったな!あの顔へのダメージから正確に顔面や鳩尾を打ち抜くことはできねーはず!左手は顔の横、右手は腹を守るで十分防げる!!)
だが、隼鷹の選んだ一手は空手の前蹴りフェイントの上段蹴りや、正直な鳩尾狙いの左前蹴りではなく
(!!?!上げた左足で思いっきり踏み込んだ!?)
顔面狙いの右前蹴りであった。
提督「ガッ!!!」
ダウンはしなかったが提督、一瞬上体を仰け反らせガードが緩まる
その一瞬を狙い澄まし隼鷹、勢いを保ったまま提督のレバーへ回転蹴り!!!
~~~~~~~~~~~
提督「グゥゥオエエまた負けたァア……」
武蔵「お疲れ様だな、だけどなかなかいい勝負ができてたんじゃないか?」
提督「いいや、3R開始時に隼鷹が何も考えずバンバン攻めてきたらあっという間に終わってたよ…」
隼鷹「いやーーーやるじゃないか提督ゥ!久々にドキドキ熱い闘いができたよ!!高まるねぇ~♪」
長門「うーむ、もう少し近、超近距離での攻防を見たかったが…隼鷹、少し勝ちに徹しすぎだったのでは?」
隼鷹「まぁまぁ、それは確かにね……悪かったよ。でもなんか提督とやってると、すげー楽しくって、燃えちゃうんだよね~全能力を使おうって感じになっちゃうんだ」
武蔵「とりあえず今回のガチスパーでの、隼鷹と長門の感想を聞きたいな」
隼鷹「まず1Rからだけど…何というか、考え過ぎかなーって感じがしたね。いまいち自信を持って打ててないというか、私が言うのも何だけど、見過ぎ?というか」
長門「それは私と武蔵も話していた。少しスロースターター気味だなと。これはかなり良くないぞ。先手で相手にリズムをとられたらそのままずるずる…なんて言うのはざらだ。特に霧島のような攻撃翌力の高い相手には致命的だ、あっという間に終わってしまう可能性もある」
提督「なんか始まりは考えちゃうと言うか、ビビってんのかなー体っつーか、心が硬い感覚がするんだよな…んで、ある程度やるとスっていい感じになるんだよ」
武蔵「メンタル面での強化も必要そうだな…」
長門「だが、付け焼き刃のバックブローのところは非常に良かったぞ。左前蹴りをうつ時からもうバックブローでいく計画だっただろう」
提督「あぁ、おそらく隼鷹は左前蹴りフェイントくらいは読んでると思ったからな、ギリで避けさせて体勢が整ってないところにバックブローを打ち込む流れは立ててた」
隼鷹「クゥーーシビれるねぇ~~そう言うところが相手を熱くするんだよな~!私もないと思ってたから、あれいい感じの距離で当たってたら完全に危なかったよ!」
長門「だが、さっきも言ったように未熟なバックブローはスパーでは危険な技だ。やって見てわかったように距離感が少し難しく、下手すれば相手に大怪我をさせてしまうからな。実戦で使うにもモーションが大きい上に、ダメージもうまく与えられない技は自分にとって損害だ。要練習だな」
武蔵「その後の詰めのコンビネーションも良かったぞ、ただまだ勘を取り戻しきれてないようにも感じるな。やってることはいいのだが、技の完成度が少し甘めな印象だ」
隼鷹「それは私も全体通して感じたね」
長門「まぁこれもガツガツ練習をすれば取り戻せるだろう」
隼鷹「2R目は、なかなか私はびっくりしたよ。発想力はあるのかなーって感じだったけど、いきなり思いっきり踏み込んで打ってきたからね」
武蔵「あれは良かったぞ、というかあれを最初からやればいいんだぜ」
提督「いやーあの手を前に出す相手ってのもちょい苦手なんだよな…なんかもうすでに攻められてる感じしちまって、ますます二の足を踏んじまうというか」
隼鷹「ちょっとやっぱメンタルあんま強くないねぇ、まぁ提督のことを全く笑えない2R前半、さらに首相撲は弱いとちょい強引に組んで行ってこのザマだよ…普通に多少はできるんじゃないか?」
提督「まあそりゃあな、あと隼鷹の身長が俺よりちょい高めってのもあって、あの剥がすのはやりやすかったぜ」
長門「その後の右ミドルへの繋ぎも綺麗だったぞ、あそこの場面は隼鷹、大丈夫か?と思いかけてたな」
隼鷹「いやー面目ない…でもまぁ、挽回はしたよね」
提督「あのカウンターの蹴り、マジで視界から消えて、瞬間に鳩尾に大ダメージでびびったよ…死ぬかと思ったぜ」
武蔵「回りながら相手の視界から逃げつつ打つ技だからな…タイミングが合えば本当に効果は絶大だ。あれを綺麗に打てる奴は鎮守府でもそうはいまい」
隼鷹「照れるね~、でも、あれに耐えたのはちょっと驚いたよ?もうあれで一発ダウン取れたかなって思ってたからね」
長門「確かにな、でも耐えたら耐えたでちゃんと構えなきゃ意味ないんだぞ?ダウンして回復をはかるのも手なんだからな?」
提督「手厳しい…だけど言う通りで、あそこでダウンして回復しとけば良かったよ…マジで地獄だったぜ…」
隼鷹「いやでも、膝蹴り後私半分びびってたからね?え、あれでもすぐ立つの?って。だから警戒しながら蹴りで一定の距離保ちつつ攻めて、安全確認してから攻め込んだのよ」
提督「あのハイをブロックできたのは本当たまたま、運が良かったよ」
長門「3R、隼鷹は組んでくると思ったが、そう言うわけもあったのか」
隼鷹「そうさねぇ、まだまだ余力があるかもしれないって、警戒しまくってたね」
長門「インターバル中、隼鷹の組みに合わせてショートアッパーをうまく当てられないか?と言ってたんだがな…そこらへんを見たかった」
隼鷹「オォーこわっ!まぁ、しっかり組みに行ったら、当たる確率は低いだろうけどね…組まなくて良かったかな…」
武蔵「だが、全体を通して3Rの攻防は両者がしっかり読み合ってるのが伝わって良かったぞ。提督のスイッチからのスーパーマンパンチ、あれは総合でもよく使う技だ」
提督「(スーパーマンって言うの似合わねぇ…)あれは本当、読みすぎたと言うかなんと言うか…前蹴りフェイントの上段蹴りか、それを餌にしてでの正直な鳩尾狙いの前蹴りが来るかで読んでたんだがな…」
隼鷹「ふっふっふっ~甘いよ提督~!私は提督に、トリッキーな奴だって印象をコツコツ1Rから植え付けてきたからね、あの空手の上段蹴りを想定させてもおかしくないくらいにはね。ガードの仕方でこりゃ、顔面に奥足前蹴り入るなって思ったよ。スーパーマンパンチ?からの膝にはかなり肝を冷やしたけどね…」
提督「そりゃあ完敗だわな…」
長門「うーん、スーパーマンパンチの威力がちょっと低すぎたなぁあれは…足関節が硬いと、威力を乗せるのが難しいからだろうな…」
武蔵「そこは私に任せておきなよ、ま、こんなもんかね今回の反省会は」
提督vs隼鷹、以上で終了です
格闘描写を書くのはめんどくさいですが、楽しくて熱が入っちゃいますね
ついつい激しいオナニーになってしまいました
まぁこのss全体が俺のダイナミックな皆様への顔射ぶっかけオナニーなんですが…
ssなんて大なり小なり、オナニー要素含んでんだから多少はね?
今回も質問あったらどうぞ~、答えられないのがあったらごめんなさい
格闘技もかなり読み合いなんだな
ゲームやってるみたいだわ
>>75
そうですね
かなりこれは高度なレベルにみえていて、こんなんできるの?ってなるかもしれません
だけど蓋を開けたら簡単な話で、例えば隼鷹は、読みも素晴らしいんですが、戦う前から自分の勝ちパターンというものを何本かしっかり持ってます。
3Rの勝利は左前蹴りを軸にして、上段蹴り、鳩尾打ち、奥足での顔面への前蹴りと三パターン用意してましたね
その三パターンのうちの、顔面前蹴りを意識させないために、コツコツ印象づけたりしてただけです。
この一つの軸から伸びる何本かの勝ちパターンの一つを、相手にクリーンヒットさせるためにちょっとした小細工を試合中にすればいいだけなんですよ
この勝ちパターンをスムーズに出せるように、シャドーとかは非常に重要なんですね
んじゃ、霧島編です
今回は軽く、プレワークアウト(トレーニング前に飲むサプリなどのこと)のことや、S&C(ストレングス&コンディショニング、ざっくり言うとアスリートの競技力向上、傷害予防を主目的に、パワー、筋持久力、心肺持久力、スピード、柔軟性、敏捷性などをトレーニングする分野のこと)の観点から見たやるべきウェイトの導入をしていきます
~~霧島サイド~~
Iowa「hello霧島!たくさんeatしてる?」
霧島「はい、かなりきついですが、Romaの食事が美味しいので割といけてます、助かってますよ」
Roma「当たり前でしょう!イタリア料理は世界一なんだから!!今日はウェイトをするのよね?」
Iowa「YES!その前にこれhttp://www.haleo.jp/lineup/performancesupport/c3x.html とこれhttp://www.haleo.jp/lineup/performancesupport/creavol_black_ops.html を飲んでもらうね!」
比叡「この二つは?」
Iowa「BCAAと、クレアチンね!二つとも体づくりには欠かせないアミノ酸だわ!簡単に言うと、二つともアナボリック(筋合成)を助け、カタボリック(筋分解)を防ぎ、体へのダメージ軽減、筋力向上などのパフォーマンスupを狙えるわ」
Iowa「この二つは数あるBCAAとクレアチンのサプリの中でも質の高い信頼のできるサプリよ!少々値段ははるけどね…でも霧島はトップアスリートレベルなんだから、これくらいのものを体に入れてほしいわ」
Roma「これをプレワークアウトとして飲むわけね」
Iowa「YES!クレアボルはウェイト前だけでもいいけど、BCAAはtechnical practiceの間中も摂ってね!」
霧島「わかりました」
Iowa「それで、今日やるトレーニングだけど、5種目やろうと思ってるわ」
Iowa「スクワット系、ヒップヒンジ系、ブッシュ系、プル系、体幹系ね」
Iowa「この五つからそれぞれ1種目ずつ、柔軟性や筋力に応じて、レベルを下げたり上げたりするわね」
比叡「大まかに言うとそれぞれどんなトレーニングなんですか?」
Iowa「スクワット系は、しゃがんで立ち上がる動作で、膝関節、股関節共に大きく強く動くのが特徴ね。例を言うと、スクワット、ランジなどがこれに当たるわ。
ヒップヒンジ系は膝関節の動きは最小限に、股関節を大きく強く動かして、主に体の後ろ側の筋群を鍛えられるのが特徴。デッドリフト、バックエクステンションなどがこれに当たる
ブッシュ系は上半身の押す動作のことを指すわ。例はベンチプレス、オーバーヘッドプレスね
プル系は上半身の引く動作のことね。例はチンニング、ベントオーバーロウのことを指すわ。
最後に体幹系、まぁ、俗に言う体幹トレーニングね。プランクとかのことを言うわ。 ざっとこんな感じね~」
Roma「霧島の体力レベルを考えるのなら、それぞれ二種目ずつでもいいんじゃない?やってみてからの話だけど」
Iowa「そうね!ではまずスクワット系、ランジからやってもらうわ」
霧島「はい」
Iowa「コツは体幹部をブラさないで、勢いづけずにやるの」
Roma「まぁ、これくらいは綺麗にできるわよね」
Iowa「じゃあ次は、オーバーヘッドリバースランジをやってみて?プレートを頭上にかかげて、脚を逆に踏み出すの。その際脚は大股に広げないように、ヒップとハムストリングスで終始コントロールしながらしてね」
霧島「……」
比叡「おお、これは、とても綺麗に見えますがどうなんでしょう?」
Iowa「NO problem!!全く問題ないわ、自体重のスクワット、そしてできたらフロントスクワット、バックスクワットまで進めてみる?想像以上に霧島、柔軟性のあるしっかりした筋肉を持ってるわね…始めての動作でここまでしっかり体をコントロールしながらできるのはexellentよ!!」
~~~~~~
一通りウェイト終了
Iowa「ん~~一通りやってみたけど、霧島は本当に身体能力、potentialが本当にexcellentね…」
霧島「ありがとうございます」
Iowa「Japaneseは、ハムストリングスとヒップの筋肉が弱くて、使えない人が多いんだけど、霧島は別ね、初めてでカカト重心のバックスクワットをあんなに綺麗にできるなんて素晴らしいわ」
Roma「さっきから、スクワットやデッドリフトの時も、カカト重心っていうキューが多いのだけれど、その意図は?」
Iowa「脚の後ろ側の筋肉にfocusするためよ!脚の後ろ側の筋肉ってso importantなの。カーフ、ハムストリングス、ヒップって三つ連なってる筋肉をしっかり連動的に動かせるようになるのはどの競技においても重要だわ。and、ヒップは上半身と下半身を繋ぐ大事な筋肉だからね、軽視されがちだけど体のコントロールにとても貢献してる筋肉なの」
Roma「なるほどね」
Iowa「だからmeはいいお尻の子が好きなの!♡霧島も育ってね♡」サワサワ
霧島「はい、努力します」ガッ
Iowa「グゥオオオ、ユアボディブローイズヘビィイ……」
Roma「おっさん戦艦、セクハラしすぎ…」
ウーーーン、アスリートの競技能力向上の筋トレを伝えるのもハイパーマニアックすぎて、すげーつまんないだろうし、割と伝えることが多すぎて死ぬほどめんどいしで、あんまりしっかりやるのは控えますね笑
提督編でスクワットを少しつっこんでやってみるくらいにしときますわ
こんな需要皆無なわけわからんウェイトやテクニックやサプリの話は一旦おいて、息抜きです
Iowa「深海棲艦の、battleship型とかも私はすごいエロい目でみてるわよ」
Iowa「かなり鍛えられた、いいヒップをしてるわみんな。エッチなこともしてみたいし、総合ルールでやり合うのも絶対excitingよ!!」
霧島「空母棲姫も私はなかなかだと思うんですがね、艤装なしの肉弾戦でやりあってみたいです」
比叡「ヒエェ」
Roma「ウェエ…」
Iowa「あの戦艦水鬼の骨盤の広さに、しっかりとしたヒップ…鷲掴みにしたいわ…もちろんティッツも最高よ…captureしたいものだわ…」
Iowa「と言うか、ここの鎮守府の艦娘はエブリワンエロい体してるわよね、日々trainingをかかしてない証拠だわ」←193センチ、120キロ
霧島「一部違う艦娘もいますが、そうですね」←180センチ、70キロ
比叡「ここにいるメンバーも私以外みーんないい体してますよね」←175センチ、80キロ
Roma「そうかしら、というか普通の人間と比べたら私たちはみんなすごいわよ」←180センチ、80キロ
Roma「私、結構比叡のその小さくても詰まってる感じの体好きなのよね、可愛らしくてかっこいいわ」
比叡「え、そうですか……?」
Iowa「heeey!ずるいわ!!比叡に色目使って私には何もnothing!?」
Roma「色目なんか使ってないわよ…」
霧島「確かに比叡お姉様はすごい体ですよね…ウェイトはたまにテキトーにやるくらいなのに…」
比叡「寝技が大好きで、あと食事も好きだからかなー、あと私も割と自体重のウェイトとかはしっかりやってるよ!?深く考えてはやってないけど…」
Iowa「それでその体って本当にグレイトよ!才能ってやつね」
霧島「比叡お姉様は昔から女の子にすごいモテモテですからね~重巡キラーですよね?」
Roma「何その話!」
霧島「身長の高い重巡にすごいモテるのよ比叡お姉様、例えば…」
比叡「だめ!!それは言わないで!!!私は金剛お姉様一筋だから!!!」
Iowa「oh,身長が高いといえばそういえばこの前、飛鷹とめちゃ仲よさそうにしてたのをwatchしたわ!」
比叡「やめて!!!本当!飛鷹とはなにもないから!」
Roma「飛鷹とは何も?他の人とはどうなの?私も、いずれその毒牙にかかりそうってことかしらね?」
霧島「難しい日本語を知ってるわねRoma…ふふっ、確かにそうかもね。比叡お姉様はすごいわよ~」
Iowa「HIEI. please 3P with me and Roma」
Roma「fuck you」
比叡「なんで私がそんな、ヤリチンみたいな扱いになるんですか~、鎮守府の(強さ的な意味でも)いい体をした人たちの話をしましょうよ~」
Iowa「そうね~、meは鳥海や足柄がとてもいいと思うわ!実際あの二人は重巡の中でも格闘技のレベルは高いのでしょ?」
霧島「はい、二人とも相当な格闘技オタクでもあり、鳥海は寝技が強く、粘り強く戦うタイプで、足柄は立ち技主体、KO勝ちを狙いに行くといった感じですね」
Roma「鳥海は力も本当強いわよね、重巡トップクラスじゃないかしら」
比叡「腰が相当重くて強いんですよね。寝技だけじゃなく、彼女のマウントからのパウンドなんて悪夢ですよ」
霧島「私は武蔵さんや、それこそ比叡お姉様のようながっしりした体系に憧れるわ…」
Iowa「これからあなたもその人たちの仲間入りをするのよ~♡」
Roma「霧島は全体的に細身な印象だからね~モデルって感じよね」
比叡「私は霧島の体好きだけどなー、女性が一番目指したいボディって感じで」
Iowa「霧島は手足も長いし、グラップリングとかもstrongなんじゃない?」
霧島「かじる程度にはやってますが、今回は司令との試合もあるので立ち技に集中したいですね」
Roma「そうね~。あと軽巡の長良型はみんな、格闘姉妹なのよね?みんないい体してるわ」
比叡「私の一押しは鬼怒ですね!がっしりしてていい感じにラフで、闘う時は貪欲な感じが…あと矢矧なんかも…」
Iowa「なんか、深海棲艦も巻き込んで、格闘技の大会を開きたくなるわね~」
霧島「大晦日、司令と私の戦いが終わったら爆発的に流行りそうですがね…」
比叡「大晦日の司令vs霧島の試合をメインにして、何個か他にも試合組むのは?」
霧島「それはさすがに司令がかわいそうよ…鎮守府で開く大きな催しってなると、やっぱり司令も運営にいくらかは携わらなきゃいけなくなるだろうし」
Roma「とりあえずは私たちの戦いに集中しましょうよ」
Iowa「OK!(武蔵とやりたかった…)」
乙。
マニアックな話も楽しいよ
>>89
ありがとうございます、フィットネス中心で行こうと言ってましたが、少し変わってきそうです…
フィットネス関連の話を書いてるssはもうすでにあります。しかもめちゃわかりやすく、楽しいです。
一方通行「ボディビル?」と言うssです。
禁書のssですが、がっつり筋トレの話をしてます。大変素晴らしい、オススメのssです。
このssを読んで、感銘を受け、こういうtraining系の話でなんか書きたいなぁ~と思って今書いてます。
霧島「それで、ウェイトが終わった後に飲むものは?」
Iowa「oh、忘れてたわ!簡単に言うと吸収の早いCとPを摂るのよ。さっき進めたビッグマスゲイナーに、普通のプロテインを混ぜてPの摂取量を…40gくらいにしようかしら?」
霧島「わかりました」
比叡「食後にプロテイン!って言うのは知ってるんですか、Cもとるのですか?」
Iowa「YES!!しかも吸収の早い、ね。高GI値食品っていうCね~」
Roma「日本ではこれがある理由でかなり悪者扱いにされたりしてるらしいけどね」
比叡「ある理由?」
Roma「そう。吸収の早いCを摂ると、インシュリンっていうホルモンが体から大量に出るのね。そして、そのインシュリンの作用の一つとして、脂肪を溜め込みやすくする作用があるの。だから痩せたい人にはデメリットが大きい…というわけで、低GI値食品(吸収のの遅いC)を摂るか、全くCを摂らないっていう手法がダイエットにはとても有効と奨励されてるわ」
比叡「それなら、吸収の早いCはあまりいらないんじゃ…?できるだけ避けた方が体に良さそうです」
Iowa「ところがどっこいなのね~!このインシュリン!もう一つとてもimportantなeffectがあるの!アナボリックをhyperに助けるホルモンっていう側面があるの!!」
比叡「アナボリック、筋合成でしたっけ?つまり筋肉を作るのに必要なホルモンでもある、ってことですか」
Iowa「exactly!だからtraining直後にはまさに必須!というかバルクアップをしてる霧島には四六時中出して欲しいホルモンだわ」
Roma「それはちょっと言い過ぎだけど、Iowaの言う通りインシュリンは一番身近なアナボリックホルモンなのよ、ついで身近なのが、女性には少ないテストステロンね」
霧島「それで、ウェイトが終わった後に飲むものは?」
Iowa「oh、忘れてたわ!簡単に言うと吸収の早いCとPを摂るのよ。さっき進めたビッグマスゲイナーに、普通のプロテインを混ぜてPの摂取量を…40gくらいにしようかしら?」
霧島「わかりました」
比叡「食後にプロテイン!って言うのは知ってるんですか、Cもとるのですか?」
Iowa「YES!!しかも吸収の早い、ね。高GI値食品っていうCね~」
Roma「日本ではこれがある理由でかなり悪者扱いにされたりしてるらしいけどね」
比叡「ある理由?」
Roma「そう。吸収の早いCを摂ると、インシュリンっていうホルモンが体から大量に出るのね。そして、そのインシュリンの作用の一つとして、脂肪を溜め込みやすくする作用があるの。だから痩せたい人にはデメリットが大きい…というわけで、低GI値食品(吸収のの遅いC)を摂るか、全くCを摂らないっていう手法がダイエットにはとても有効と奨励されてるわ」
比叡「それなら、吸収の早いCはあまりいらないんじゃ…?できるだけ避けた方が体に良さそうです」
Iowa「ところがどっこいなのね~!このインシュリン!もう一つとてもimportantなeffectがあるの!アナボリックをhyperに助けるホルモンっていう側面があるの!!」
比叡「アナボリック、筋合成でしたっけ?つまり筋肉を作るのに必要なホルモンでもある、ってことですか」
Iowa「exactly!だからtraining直後にはまさに必須!というかバルクアップをしてる霧島には四六時中出して欲しいホルモンだわ」
Roma「それはちょっと言い過ぎだけど、Iowaの言う通りインシュリンは一番身近なアナボリックホルモンなのよ、ついで身近なのが、女性には少ないテストステロンね」
霧島「テストステロン、男性ホルモンのことですね?」
Iowa「YES!これ実は、女性にもいいホルモンでもあるの!」
Roma「体づくりにはもちろんのこと、健康的な体にし、精神的にもいい影響を与えるわ。ただ、多すぎは注意だけどね。ホルモンバランスの大幅な崩れによる弊害が生まれるわ」
Iowa「ただ、やっぱり女性は男性よりもテストステロンを多くすることを効率よくすることは難しいから、他のアプローチで筋肥大を狙うのがオーソドックスかなー」
霧島「その方法とは?」
Iowa「カタボリックをできるだけ防ぐことと、インシュリンをうまく使うことのtwo pointね」
Iowa「カタボリックを防ぐためにはBCAAの助けとこまめな栄養補給、インシュリンをうまく使うには、GCS750http://www.haleo.jp/lineup/dietsupport/gcs750.htmlと言ったサプリが非常に有効よ!」
比叡「また新しいサプリメントですね、効果は?」
Iowa「simpleに言うと、このサプリはインシュリンの脂肪へのアプローチをカットして、筋肉のインシュリンによって受けられる効果を上げることができるサプリなの!」
Roma「知らなかったわ、まさに魔法のようなサプリね…」
Iowa「YES!!イタリア人は食事にCが多いって印象だから、これはかなりおすすめよ?この作用からダイエット時にもGCSは大きく役立つわ!」
霧島「司令もとってそうですね」
Iowa「これは体づくりにはダイエットの面でもバルクアップの面でも、非常にconvenientなサプリだから当然摂ってるでしょうね、あとあっちはテストステロンブースターとか、そういうのも有効的に使えるからね」
比叡「というか、そんなにサプリ、サプリって、なんか副作用とか心配になってきますね」
Iowa「ohーその言葉、心の底からwaitしてたよ!!」
Iowa「サプリというのは、nameの通り補助的なもの、というだけなの。何か余計なものを人体に大量に入れるわけではないわ。初耳のものが多いから、少しscareかも知れないけれど……meはただ、せっかくmoneyを払ってサプリを買うのだから、普段の食事では補いにくいものをchoiceして勧めてるだけね!」
Roma「食事で全部補えるには越したことはないんだけどね。私たちは普通の人よりも高いレベルや量で運動をして、体にダメージを与え続けてるわ。やっぱり補助の助けは必要よ。それに、現代の食生活傾向だと、簡単に食べられる物の中でも、摂りすぎるとよくないものが多く入ってるからね。むしろそれを大量に食べた方が体に良くないわ。それに、摂りにくい栄養素や、その食生活傾向のせいで排出されやすい栄養素もあるからね…」
Iowa「あとはストレス!これもでかいわ。ストレスは体づくりには天敵なの。私はそれに抵抗、軽減するためにも、たとえアスリートじゃなくてもサプリメントはとってもいいと思ってるくらいだわ」
比叡「なるほど、ありがとうございました」
終わりミスりましたすいません
比叡「なるほど、ありがとうございました」×
→比叡「なるほど、まとめると私たちは運動での心身のダメージを受けながらも体を作るために、普通に食事を食べるだけじゃ補いづらい、もしくは排出されるようなものをとるためにサプリをとると」
Iowa「that's right!!」
はい、サプリメントのダイレクトマーケティング大会でした 俺はH〇〇EOのまわし者ではありませんよ!
俺の言ってる意見はどれも100パーセント正しいものではないと思うので、テキトーに聞いて、テキトーに参考にして、いずれご自身で考えた結果こうしようと思ったものをするのが一番だと思います
>>95
また間違えた…
運動での心身のダメージ
ではなく
運動や普段の生活での心身のダメージ ですね
1文ごとの文章量が多いから結構読み飛ばしちゃってる俺に3行で今回の内容を
>>98
筋肉をでかくしたいのなら炭水化物も重要
女性が体をでかくしたいなら筋分解の抑制に努めるのとインシュリンをうまく利用する
サプリはそんな悪いものではない、ぜひうまく使って欲しい
こんな感じですかね、もっとシンプルに書くよう努めますね
PTSDになった米兵は強靭な肉体を持ってたと思うんだが…(´・ω・`)
>>100
うーん、順序の違いですかね
体を鍛えてから戦地に行く→PTSDに
だと思います
あと、心に病を持ってる感じの人でも、体がでかい人はいたりしますよ。大きいジムに行ってみるとわかると思います。
ただやっぱストレス回避は、体づくりの効率性を高めるために必須要素だと自分は思うのです。
>>100
おっと、すいません意味を取り違えてました。
スレタイについての言及ですかね。
強靭な体には強靭な精神が宿りやすい、といった意味なんですが、たとえ強靭なものを持ってたとしても、人は壊れる時は壊れてしまいますからね
いくらか強くなれる、ってノリです
絶対壊れないものが手に入るていうわけではないです
比叡「そろそろ解散にしますか~」
Roma「そうね、長々と居座ってしまったわ」
Iowa「gymによくいるうんちく垂れ流しまくり話しまくりの人になってしまったわね~」ハッハッハッ
Roma「そんなこと言わないの…」
比叡「!」
霧島「……………」
提督「さぁ!!ガシガシ新しい俺の体を作っていくぜ!!!ついてこい!!!!」
隼鷹「いきなりなんの気合いだよ」
武蔵「嫌いな下半身の筋トレをする前になんか、自分に言い聞かせてるんだろう……おっ、御一行さんがいるぞ」
長門「……あっちのチーム全員と会うのは初めてだな」
Iowa「OH~ HI!team admiral!こうやって会うのは初めてね~よろしくね!」
武蔵「あぁ、よろしく」
提督「こうしてみると巨乳ばっかで最強だなぁみんな、お前らはもう終わりか?」
霧島「えぇ、司令も頑張ってくださいね」
提督「ひひ、じきにバージョンアップした俺を見せてやるぜ」
Roma「やっぱり武蔵、体でかすぎ……」
武蔵「おお、ありがとう。今実験的にだいぶ落としてるんだがな体重は」
Iowa「武蔵~♡今度機会があったらMMAルールでやりたいよ!」
武蔵「私も是非やりたいと思っていたところだ、提督と霧島のがひと段落したら存分にやりたいな」
Roma「私はもっと体重つけて、総合で長門ともやりたいわね」
長門「望むところだ、Romaもストライキングが強いタイプらしいじゃないか」
Roma「まぁね、やる時にお見せするわ」
隼鷹「熱いね~みんな、おっおっおっ、金剛だけじゃ飽き足らず、私の姉や重巡にも食指をのばす比叡ザファッカーじゃないか~♡」
比叡「なんで!そう!なってるの!!」
提督「HIEI,please fuck me with these girls」
比叡「fuck you」
武蔵「そろそろやるぞ、今は敵同士だが、終わったら色々と話したり練習したりしたいな貴様らとも」
Iowa「of course!よろしくね!試合もfairでexcitingなものにするため、お互いbestを尽くしましょう~~」
武蔵「あぁ、では」
提督「じゃあな、霧島」
霧島「ええ、失礼します」
武蔵「では、提督よ。とりあえずウェイトでの目標は、"ちゃんとしたバックスクワットをできるようになる"だ」
提督「スクワットをちゃんとする~?笑笑 そんな簡単でいいんか笑笑笑笑」
武蔵「ふふ…じゃあとりあえず、自体重と同じ重さのスクワットをしてみろ」
提督「わかったよ」
カチャンカチャン
提督「ッシ!」
武蔵「はい。大丈夫だぞ」
隼鷹「浅すぎだろ~~提督ゥ、真面目にやりなよ~」
長門「それに、関節や筋肉が硬いせいか連動せずにバラバラな動きであげていて危険だ…腰で無理やりあげようとしてる風だぞ…」
提督「エッ」
武蔵「全くもってその通りだ!!!まず、スクワットはパラレル(太ももが地面と平行になるくらい)まで下げろ!!ハーフでやるのも利点はあるが、アスリートなんだから関節可動域の向上を第一に目指すべきだ」
長門「その狭い可動域の筋トレじゃあ、ただ体をでかくするだけで勿体無いどころか、競技的にマイナスになる可能性だってあるしな…」
武蔵「重りを20kg下げていいから、パラレルまでやってみろ」
提督「くそ~わかったよ」
提督「グッ……」(やべえ、身体が倒れそうになるし、第一腰が丸まる…)
武蔵「膝が前に出すぎだ!!もっと尻を下げないように意識しろ!!」
提督「ッッツ」(きっちぃできねぇ!)
武蔵「わかった、バーを置いて大丈夫だぞ」
武蔵「まぁ、こうなることは織り込み済みでやってみろと言った。完全にスクワットを甘くみていたからな…こうやってやるんだぞ」
長門「やはり綺麗なスクワットだな」
提督「…どうやってあんな姿勢保ちながら、膝も大して動かさないでできるんだ?後ろに倒れそうになったり、まず深くすると腰が丸まっちまいそうになる…」
武蔵「原因は大きく分けて三つだ。
①足関節が硬い
②股関節が硬い
③ハムストリングス、大臀筋が硬い」
武蔵「①の場合、足の重心をうまくコントロールできなくなり、結果後ろ側に転倒しやすくなるんだ。これはストレッチと、ある特定のスクワットをやり続けることで改善してくる。何よりまず前提として重要なのは靴だな、今私の履いてるのと同じ形のを提督には履いてもらう」
提督「その、五本指ソックスの靴バージョンみたいなやつか??」
武蔵「あぁ、ビブラムhttps://www.barefootinc.jp/category/itemというやつだ」
武蔵「普通のスニーカーと違い、ソールでかかとも浮いていないから自分の自然な足関節の可動域をちゃんと広くする必要が出てくるんだ。そして一番はクッション性がないというところがいい」
提督「重心が安定するってやつか」
武蔵「その通り、脚系の筋トレをするときクッション性ほど邪魔なものはない。安定感が全く違うぞ」
提督「オーケー、早速終わったら買ってみるわ」
武蔵「そして②、これがとても重要だ!股関節が硬く、うまく使えなければスクワットは愚か運動をする際も不便だからな」
武蔵「これの改善方法は、骨盤をしっかり立たせた(腰を丸めて座るのではなく、まっすぐした状態で座る)上での開脚などの股関節のストレッチと、ワイドスクワットなどのウェイトをするといいぞ」
提督「やばい、いつも座ってるときに腰丸まってるからちゃんとできる自信ねぇぞ…」
武蔵「普通の床に骨盤を立たせて座るのが困難であれば、フレックスクッションhttp://www.santeplus.jp/ を使用するといい」
隼鷹「一万!?たっっっか!!!!!こんなんでそんな値段すんのかよ!?」
長門「だが、だいたいどこのジムにも置いてないか?」
武蔵「その通り、これを買うのは馬鹿らしいという人はジムに行ったほうがいいな。確認は必須だが」
武蔵「ワイドスクワットは股関節の可動域を広げる効果もあるし、普通のスクワットより広めにスタンスを取っているから腰を丸めず深くしゃがみやすい。予行演習としても使えるぞ」
提督「スクワット推し、半端ねぇな」
武蔵「スクワットはほんっとうにいい運動なんだぞ!体幹部の安定性を保ちながら、股関節、膝関節、足関節をうまくコントロールしながら動かす運動で、下半身のパワー向上、柔軟性向上に役立つ!成長ホルモンも大量に出るしな!」
長門「成長ホルモンはアナボリックホルモンの一つだからな。毎回トレーニング前や後に、スクワットをして成長ホルモンを出させて、他の部位の筋肥大を促す人もいるくらいだ」
提督「なるほどな…きついだけのメリットはあるってことか」
武蔵「その通りだ。さて、③だが、これは②とも関連深いぞ。例えばハムストリングスのストレッチをする際も、骨盤はしっかり立たせながらするのがコツだ。これもフレックスクッションを使うといい。あと尻のストレッチをしっかりしない奴が多すぎるが、これは本当に重要だ。腰痛改善、予防にも繋がるからな」
武蔵「そして、これもストレッチだけじゃなくウェイトで改善もできる。スミスマシンスクワットをやるといい!」
提督「スミスマシンでスクワット?なんかただ、楽してるみてーな印象になるんだが…」
武蔵「そんなことは全くないぜ。普通にスクワットをするときのスタンスから、脚を一歩前に踏み出してやってみろ、大臀筋の伸転が普通よりしっかり感じられ、筋量アップ、柔軟性アップに貢献するぞ」
武蔵「あとはハムストリングスにも有効なウェイトがある。RDL(ルーマニアンデッドリフト)だ。これは膝を軽くしか曲げない、上からバーを下ろしていくデッドリフトだ。これを自分の限界よりも数ミリでも下に行くようにバーを下ろすのを意識しながらやるといい。ハムストリングスの柔軟性アップ、筋量アップに貢献するぜ」
提督「へぇ…なんつーか俺、前にキックやってたときは、筋トレは体をでかくするだけのものって思い込みが強くてさ。そんな柔軟性や関節可動域の向上、改善とか効果あると思ってなかったわ」
長門「大方、逆に体を硬くして、競技能力を下げる行為だとも思っていたんだろう?」
提督「全くその通りだわ、というかそう言う人も多かったよ。筋トレは邪道だ、サンドバッグを叩いて強くなれ!!って人が多い」
武蔵「それはある面ではあってるよ。まず、競技練習をしっかりしてない者がウェイトをしたって絶対に強くならない。競技能力があっての、補助としてのウェイトだからな。あとある種の才能ある人間は、ウェイトトレーニングなんかなしでも強くなれる。それか、他の人がやらないようなことをして強くなる人だっている。格闘技の世界は特にそういう様々な人種、特殊な才能を持つ者が集まりやすい世界だと言える」
武蔵「だが、そんなある意味化け物だらけの世界で、たとえ変わった才能を持っていない多くの人にでも、安全で、比較的容易に基礎的なパワーやスピード、柔軟性を上げてくれ、怪我の予防やパフォーマンスの向上に貢献してくれるものがある」
武蔵「それがウェイトトレーニングであり、ストレングス&コンディショニングだ」
提督「なるほどな…」
隼鷹「で、あいつは何やってんの?」
長門「アァッ!アッ!」
提督「俺のトレーニングや武蔵の話を聞いて熱が入ってやり始めてんだって…男性ホルモンの塊だな…」
武蔵「いやまぁ…コーチがあれは…うん…」
武蔵「では、バックスクワットをできるまでの具体的なステップの例を挙げよう」
・スクワット系でもやりやすいランジをやる。オーバーヘッドリバースランジをアップでやるのがオススメ(全身を使うのでウォームアップとしても効果がある)
・RDLでハムストリングス柔軟性向上
・ワイドスクワットで股関節の可動域拡大、スミスマシンスクワットで臀筋の柔軟性向上
・上記のスクワットをやる前に、足関節のダイナミックストレッチをする(普通のスクワットの前にやるのも有効)
・風呂上がりや、トレーニング後に念入りに下半身のストレッチ(各部位30秒以上やる、上半身もサボらずに)
武蔵「これが出来てきたら、①でも言及していたある特定のスクワットも取り入れてみろ。具体的に言うと、ゴブレットスクワット、フロントスクワットを、かかとにプレートをかませてやるんだ。そうすることによってかかとに重心を置いても後方に倒れづらくなるからな」
提督「で、なれたら薄いプレートに変える、もしくはプレートを外してやる…って感じか?」
武蔵「その通りだ、本当にやっていくうちに足関節もコントロールできるようになってくるぞ」
隼鷹「フロントやゴブレットみたいに、重りを前側においてやるのはなんでだい?」
武蔵「体幹部が前に行き過ぎるのを避けるためだ。重りが首の後ろ側にあると、どうしても重りを落とさないように体は前に倒れてしまって、バックエクステンションで腰を使ってあげるようなスクワットになってしまいがちになる」
提督「バックスクワット、ちょろいぜって思ってた自分が恥ずかしくなってきたぜ…」
武蔵「あぁ、わかったとは思うが、バックスクワットを本当に正しくやるのは難易度が高いんだぞ」
途切れ途切れですいません、スクワットを正しくやろう!終了です
乙
自分で調べればいいんだろうけど参考の画像とかあると便利かも
>>119
申し訳ない。貼らないのは、実際やるとなった時は、ジムでインストラクターに聞いてしっかりやって欲しいからです。画像や動画だけじゃほとんどの人が正しくできないので…ごめんなさい
筋トレすればデパス依存から抜け出せるかな?
>>125
それを言ったらお終いよ!なことから言いますが、結局は自分次第で、絶対抜け出せる!とは言えません
その上で言いますが、間違いなく自分にとってはプラスに作用すると思います(薬の副作用などで運動をすると危ない症状が出るとかない限り)
筋トレをして、身体をかっこよくするという目に見える成果を求めて頑張るという行為は精神的にとてもいいことですし、身体を作る過程で、しっかりと正された食事を摂るよう意識するという行為もまた心にいい影響を及ぼします。
人の心というのは脳が作り出しています。脳は体の一部なんで、摂取する栄養でできてます。その栄養をしっかり管理することで心のありようもだいぶ変わって来るというのが俺の意見です
食事、運動という基本的な行為をしっかりやる。やるだけやってみる価値はありと思いますよ
>>125
精神病にも食事療法ってのがあるし筋トレするよりはハードルの低い栄養素の見直しからがおすすめ
上手く栄養のバランスが組み立てられないのならサプリに頼るのも手
参考までに
>>127
オーソモレキュラーですね、俺もその考えを推してる人でもあります。
この>>1には相撲やストロングマンコンテストの話も書いてほしくなってきたぜ。
守備範囲外なら残念やけど
>>130
相撲は完全にわからず、そしてストロングマントレーニングは興味があるのですが、今の日本で実践できるところが見当たらなさそうなのと、学べる場所も少ないってことから書くのは厳しいです…基本的にやったことや学んだことをアウトプットしてるだけなので、すいません
そして、月日は流れ…
4ヶ月後
加賀「……本当に体、変わりましたね」
提督「だろ?今や92キロだぜ。脂肪も減ったよ」
武蔵「脂肪に極力栄養を与えず、そして脂肪の利用率の高い運動もある程度しっかりとこなしてきたからな…執務などもあるにもかかわらず、予想以上にいいペースで体を作っている。誇らしいぞ、提督よ」
瑞鶴「技術の方はどうなの?」
長門「首相撲を隼鷹にしっかり習い、首中心のスパーを私や武蔵とこなしてる。そこらへんのやつにはもう負けんぞ。技の出だしもスムーズになって、蹴りの出す速さが段違いだ」
隼鷹「いや、本当に蹴りのキレには目を見張るよ。ダイエットで体を全体的に軽くした後が本当楽しみだねぇ」
提督「あぁ、だが霧島の方も苦労してるみたいだが相当だぜ…」
武蔵「出撃はかなりカロリーを食うからな…でも順調に体はデカくなってるよ、技も…」
~~霧島サイド~~
Iowa「霧島カモーーン!upupupup………」
霧島「………ッッッッッアァッッ」
ガッシャンッッッッッ
比叡「すごい!!!120キロ上げた!!」
Roma「下半身をしっかりやった後に、ベンチがこれって本当にすごいわね…」
Iowa「イェエエエエエエエエアァァァァ霧島ァァァアismybestfuckin@#_☆\〒々!!!!!!!」
Roma「うるせぇ!!!!」
比叡「本当、霧島体できてきたね…出撃の日には9000以上カロリーをとらなきゃいけないってなった時はどうなることかと思ったけど…」
Roma「今やコンスタントに6000は超えて食べられるからね、良かったわ」
霧島「本当に体の調子がいいわ。毎日ハードにトレーニングしてるけど、疲れない。ありがとうねみんな」
Iowa「that's ok!meもいいものを見せてもらってるわ…今体重は77キロ?だっけ?」
霧島「はい」
Roma「食事量も増えたから、そろそろFを抑えてのメニューにする?」
Iowa「そうね、無駄に脂肪をつけずにウェイトアップする方針に切り替えていきましょう!technical practiceの量も増やしていきましょう」
比叡「霧島、技術のレベルも上がったよ。ますます重く全くブレない蹴りを放つし、パンチも早い」
Iowa「meとボクシングスパーをしてるからね!当然よ!」
Roma「首相撲の競り合いも辛くなってきたわ、私が重いから結構なんとかなってきてたけど…」
Roma「………それで、あそこでキラキラ目を輝かしながら見てる駆逐艦はなにかしら?最近ずっといない?」
清霜「………」ウワァァァア
Iowa「hey little girl! what's up?」
清霜「あ、わ、ま、マイシンキングイズ……トゥ、トゥバトルシップ!………?ば、バトルシップに…」
比叡「こんにちは、清霜」
清霜「ひ、比叡さん!!あの、私も強くなって、戦艦になりたくて…」
Roma「あら、私たちとトレーニングしたいってこと?」
Iowa「oh~ so cute! but、今は霧島のトレーニングにfocusしたいのよね…sorry……」
Roma「一緒につきっきりなって教えることは難しいけれど、簡単にならアドバイスできると思うわよ、何か聞きたいことある?」
比叡(Iowaさんはテンション高いけど割とつめたい?合理主義的な感じな対応をするんだよね。Romaはああ見えてすごい面倒見が良く、女らしいな…)
清霜「あの、清霜も筋トレや格闘技を始めようかなって……それで食事がとても大事って言うから…プロテインを買って、飲んでるの。でもそれからすごいお腹を壊すことが多くなって、逆に体重が……」
Roma「なるほど、乳糖不耐症ね」
比叡「乳糖?牛乳に含まれてる糖質?のことですよね?」
Roma「そうよ、プロテインにも乳糖は入っているわ。その乳糖を分解する酵素がうまく働かない人が、乳糖不耐症に当たるの。そして、この症状は日本人に多く、五人に一人が該当すると言われてるわ」
比叡「そんなに?じゃあその人たちはどうすればいいの?」
清霜「私体を強くすることができないんですかぁ?」ウゥッ
Roma「ふふふっ、そんなことはないわよ。WPI(ホエイプロテインアイソレート)のプロテインをとればいいのよ」
清霜「だぶりゅー?」
Roma「このプロテインは純粋なたんぱく質の含有量が85パーセント以上のプロテインのことを言うわ。乳糖や、乳脂肪などが極力除去されてるプロテインなの」
比叡「そういえば、ビッグマスゲイナー以外で霧島が飲んでるのWPIじゃなかったっけ?」
Roma「ええそうよ、これ http://www.fine-lab.com/lineup/pureisolate.html のことね。少し分けてあげるから、試しにあなたも飲んでみて?」
清霜「わかりました!ありがとうございます!」
Roma「あと、トレーニングや格闘技のことだけど、足柄さんに聞いてみなさい。彼女は戦艦級の強さだからね、おすすめよ」
清霜「!ですよね、ですよね!足柄さんは戦艦と同じくらい、強くてかっこいいですもんね!」
Roma「ふふっ、そうよ。だから足柄さんに教わって、それで強くなったらまた私たちのとこに来てその姿を見せてくれる?」
清霜「はい!!お話聞いてくれてありがとうございます!頑張って戦艦になるぞーーー!早速行きます!!」
比叡「元気があっていいなぁ…そしてRoma、ふふっ、やっぱり本当に優しいね」
Roma「そんなことないわよ、ほら、霧島のとこ戻りましょう」
~~提督サイド~~
瑞鶴「提督さんはどんなサプリを摂ってるの?」
提督「まぁ、基本的なものだよ。プロテイン、bcaaにクレアチン、GCS750」
提督「あとはアミノアシッドと http://www.powerproduction.jp/products/extra/ と ETB http://www.fine-lab.com/lineup/etb.html をテストステロンブースターとして飲んでる」
瑞鶴「なにそれ?」
提督「アミノアシッドは、ZMA系のサプリに+αで色々入ったやつで、ETBは男性ホルモンの生産を助けてくれる代物だ」
加賀「……何が何だかよくわからないわ」
武蔵「まず、ZMA系とは、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6が入ってるサプリのことだ。睡眠の質を上げたり、筋肉の成長を助けたりする」
提督「ETBはまぁそのまんまだな。各種ハーブが入ってて、男性ホルモンをめちゃ出してくれる体にしてくれんだよ。おかげさまでこんなハードスケジュールなのにやる気マックスで日々過ごせてるし、筋量、パワー共に伸びがいいよ」
瑞鶴「そんな、セックスミネラル(亜鉛のこと、精子の材料でもあるため)も入ってるわ男性ホルモンを出しまくる作用もあるわのもの飲んでて…提督さん、夜は大変そうね」クスクス
加賀「な…」
提督「いヤァ。それがなぁ……夜はもう完全に力を使い果たしてるせいかそういうムラムラが来ても、すぐ爆睡してしまうからな…それに…」
瑞鶴「……金剛とまだ仲直りしてないの?」
提督「あぁ、霧島も比叡も別室で寝てるらしいし…なんとかしたいんだがなぁ…」
~~提督サイド~~
瑞鶴「提督さんはどんなサプリを摂ってるの?」
提督「まぁ、基本的なものだよ。プロテイン、bcaaにクレアチン、GCS750」
提督「あとはアミノアシッドと http://www.powerproduction.jp/products/extra/ と ETB http://www.fine-lab.com/lineup/etb.html をテストステロンブースターとして飲んでる」
瑞鶴「なにそれ?」
提督「アミノアシッドは、ZMA系のサプリに+αで色々入ったやつで、ETBは男性ホルモンの生産を助けてくれる代物だ」
加賀「……何が何だかよくわからないわ」
武蔵「まず、ZMA系とは、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6が入ってるサプリのことだ。睡眠の質を上げたり、筋肉の成長を助けたりする」
提督「ETBはまぁそのまんまだな。各種ハーブが入ってて、男性ホルモンをめちゃ出してくれる体にしてくれんだよ。おかげさまでこんなハードスケジュールなのにやる気マックスで日々過ごせてるし、筋量、パワー共に伸びがいいよ」
瑞鶴「そんな、セックスミネラル(亜鉛のこと、精子の材料でもあるため)も入ってるわ男性ホルモンを出しまくる作用もあるわのもの飲んでて…提督さん、夜は大変そうね」クスクス
加賀「な…」
提督「いヤァ。それがなぁ……夜はもう完全に力を使い果たしてるせいかそういうムラムラが来ても、すぐ爆睡してしまうからな…それに…」
瑞鶴「……金剛とまだ仲直りしてないの?」
提督「あぁ、霧島も比叡も別室で寝てるらしいし…なんとかしたいんだがなぁ…」
~~提督サイド~~
瑞鶴「提督さんはどんなサプリを摂ってるの?」
提督「まぁ、基本的なものだよ。プロテイン、bcaaにクレアチン、GCS750」
提督「あとはアミノアシッドと http://www.powerproduction.jp/products/extra/ と ETB http://www.fine-lab.com/lineup/etb.html をテストステロンブースターとして飲んでる」
瑞鶴「なにそれ?」
提督「アミノアシッドは、ZMA系のサプリに+αで色々入ったやつで、ETBは男性ホルモンの生産を助けてくれる代物だ」
加賀「……何が何だかよくわからないわ」
武蔵「まず、ZMA系とは、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6が入ってるサプリのことだ。睡眠の質を上げたり、筋肉の成長を助けたりする」
提督「ETBはまぁそのまんまだな。各種ハーブが入ってて、男性ホルモンをめちゃ出してくれる体にしてくれんだよ。おかげさまでこんなハードスケジュールなのにやる気マックスで日々過ごせてるし、筋量、パワー共に伸びがいいよ」
瑞鶴「そんな、セックスミネラル(亜鉛のこと、精子の材料でもあるため)も入ってるわ男性ホルモンを出しまくる作用もあるわのもの飲んでて…提督さん、夜は大変そうね」クスクス
加賀「な…」
提督「いヤァ。それがなぁ……夜はもう完全に力を使い果たしてるせいかそういうムラムラが来ても、すぐ爆睡してしまうからな…それに…」
瑞鶴「……金剛とまだ仲直りしてないの?」
提督「あぁ、霧島も比叡も別室で寝てるらしいし…なんとかしたいんだがなぁ…」
~~提督サイド~~
瑞鶴「提督さんはどんなサプリを摂ってるの?」
提督「まぁ、基本的なものだよ。プロテイン、bcaaにクレアチン、GCS750」
提督「あとはアミノアシッドと http://www.powerproduction.jp/products/extra/ と ETB http://www.fine-lab.com/lineup/etb.html をテストステロンブースターとして飲んでる」
瑞鶴「なにそれ?」
提督「アミノアシッドは、ZMA系のサプリに+αで色々入ったやつで、ETBは男性ホルモンの生産を助けてくれる代物だ」
加賀「……何が何だかよくわからないわ」
武蔵「まず、ZMA系とは、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6が入ってるサプリのことだ。睡眠の質を上げたり、筋肉の成長を助けたりする」
提督「ETBはまぁそのまんまだな。各種ハーブが入ってて、男性ホルモンをめちゃ出してくれる体にしてくれんだよ。おかげさまでこんなハードスケジュールなのにやる気マックスで日々過ごせてるし、筋量、パワー共に伸びがいいよ」
瑞鶴「そんな、セックスミネラル(亜鉛のこと、精子の材料でもあるため)も入ってるわ男性ホルモンを出しまくる作用もあるわのもの飲んでて…提督さん、夜は大変そうね」クスクス
加賀「な…」
提督「いヤァ。それがなぁ……夜はもう完全に力を使い果たしてるせいかそういうムラムラが来ても、すぐ爆睡してしまうからな…それに…」
瑞鶴「……金剛とまだ仲直りしてないの?」
提督「あぁ、霧島も比叡も別室で寝てるらしいし…なんとかしたいんだがなぁ…」
~~提督サイド~~
瑞鶴「提督さんはどんなサプリを摂ってるの?」
提督「まぁ、基本的なものだよ。プロテイン、bcaaにクレアチン、GCS750」
提督「あとはアミノアシッドと http://www.powerproduction.jp/products/extra/ と ETB http://www.fine-lab.com/lineup/etb.html をテストステロンブースターとして飲んでる」
瑞鶴「なにそれ?」
提督「アミノアシッドは、ZMA系のサプリに+αで色々入ったやつで、ETBは男性ホルモンの生産を助けてくれる代物だ」
加賀「……何が何だかよくわからないわ」
武蔵「まず、ZMA系とは、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6が入ってるサプリのことだ。睡眠の質を上げたり、筋肉の成長を助けたりする」
提督「ETBはまぁそのまんまだな。各種ハーブが入ってて、男性ホルモンをめちゃ出してくれる体にしてくれんだよ。おかげさまでこんなハードスケジュールなのにやる気マックスで日々過ごせてるし、筋量、パワー共に伸びがいいよ」
瑞鶴「そんな、セックスミネラル(亜鉛のこと、精子の材料でもあるため)も入ってるわ男性ホルモンを出しまくる作用もあるわのもの飲んでて…提督さん、夜は大変そうね」クスクス
加賀「な…」
提督「いヤァ。それがなぁ……夜はもう完全に力を使い果たしてるせいかそういうムラムラが来ても、すぐ爆睡してしまうからな…それに…」
瑞鶴「……金剛とまだ仲直りしてないの?」
提督「あぁ、霧島も比叡も別室で寝てるらしいし…なんとかしたいんだがなぁ…」
武蔵「そろそろ声をかけてもいいんじゃないか?金剛はとても優しいやつだ。ケッコンした人と妹の二人が全力で闘うってのがどうしても受け入れられないんだろうが、多少飲み込めて来てるだろう」
提督「そうすっかなぁ…久々に金剛と二人きりでイチャイチャしたいし、やばいし」
隼鷹「キモいねぇ~提督ゥ!」
榛名「お姉様、お二人が試合を決めてもう4ヶ月、半分のところまで来ましたよ。二人とも、本気で練習を積んでいます。そろそろ認めてあげてもいいのでは?」
金剛「……私はどっちを応援すればいいノー…どちらかが傷つけられるのを喜ぶということになってしまいマース…かと言って、私のことじゃないからと割り切って試合にはノータッチで二人と話すのもimpossibleね…」
榛名「それは…」
コンコン
提督「……金剛、いるか?」
武蔵「そろそろ声をかけてもいいんじゃないか?金剛はとても優しいやつだ。ケッコンした人と妹の二人が全力で闘うってのがどうしても受け入れられないんだろうが、多少飲み込めて来てるだろう」
提督「そうすっかなぁ…久々に金剛と二人きりでイチャイチャしたいし、やばいし」
隼鷹「キモいねぇ~提督ゥ!」
榛名「お姉様、お二人が試合を決めてもう4ヶ月、半分のところまで来ましたよ。二人とも、本気で練習を積んでいます。そろそろ認めてあげてもいいのでは?」
金剛「……私はどっちを応援すればいいノー…どちらかが傷つけられるのを喜ぶということになってしまいマース…かと言って、私のことじゃないからと割り切って試合にはノータッチで二人と話すのもimpossibleね…」
榛名「それは…」
コンコン
提督「……金剛、いるか?」
大事なことなので…笑
bb2c の調子が悪スギィ!
test
あれ、普通に書き込める
金剛「……あなたのハニーの金剛はいまセーン…」
提督「…入るぞ」
榛名「提督…」
金剛「なにーなにしにきたノーー 私はいませんヨー」
提督「まだ俺と霧島が闘うことを認められないか」
金剛「……」
提督「お前のことだから色々なことを考えてるんだろうな」
提督「はっきり言う、俺はお前がなんと言おうが霧島と全身全霊をかけて闘う、もうそれは変わらない」
金剛「…」
提督「理解は、しているはずだ。俺と霧島の負けず嫌いなところや、熱いところ。それが合わさって互いをさらに熱くさせた」
榛名「提督は私たちの上司ですよ……?フェアじゃないと、思いませんか?霧島は提督に大怪我をさせたら責任問題を上から問われるかもしれない、提督はなにもお咎めなしかもしれないですが…正直私は霧島の立場に立って、この私闘は反対しています」
榛名「はっきり言います、あなたは上からの立場で全力でやる、と一人で言ってるだけで、私たちと同じ立場ではないことを理解できていません。霧島がそれで不当に怪我や、それ以外のこともおったらどうするんですか…」
提督「あぁ、そのことなんだが」
提督「大本営に話したよ、コネもあって、元帥にね」
金剛・榛名「「……はい?」」
提督「いやー、世の中、コネだよなぁ?父親の力って、偉大だよなぁあ?」
提督「冗談はさておき、言ってなかったか?元帥は親父の友達で、昔から繋がりがあるって」
金剛「は、初耳デース…なんで私に話してくれなかったんデスカ!why!?」
提督「そんなアピールしなくていいだろ…したらダサいかもだしよ。とにかく、榛名の言う通りこの闘いはフェアじゃねぇ。霧島の枷を外すためにも掛け合ったよ。それに元帥も昔はそれはそれは格闘家としてアツイアツイ方でね、理解も納得もしてくれたよ」
提督「と言うか元帥も昔、艦娘の上に立つものとしてとか、任せきりで自己鍛錬を怠るのは言語道断とか言う理由で、大和とやり合ったこともあるらしくてね。近頃はそう言うのもなくてなんか寂しいとか言ってたよ」
榛名「……めちゃめちゃですね…豪気な方とは聞いていましたが、予想以上ですね…」
提督「いささか脳筋過ぎる人だけど、いい人だよ。さて、榛名はこれで納得してもらえたかな?」
榛名「…そういうことなら…というか、早く言ってくださいよ」
提督「それは謝るよ、悪かった」
金剛「……私は、提督のお嫁さんでもあり、霧島のお姉さんでもあります。どちらもが楽しめる、熱くなれることをやればいいと思います。ですが、どっちに私はつけばイインデスカ?私はどちらにも傷ついて欲しくないし、それを応援したくもありません…」
提督「金剛、俺を信じられないのか?」
提督「お前の夫だぞ?お前の妹なんざ、秒で倒しちまうぜ?」
金剛「シャラップ!!テキトー言うのをやめるね!!!提督は霧島に勝てない!それはわかってるはずデショウ!!」
提督「ハハッ、一ミリもわかんねーな。霧島は強い。厳しい闘いになるってことはわかってる、それだけだ。勝てないなんて、俺はわかんねーよ。俺がわかってんのはこの闘いは死ぬほど怖くて、痛くて」
提督「そんで死ぬほど熱くて楽しいってことだけだ」
提督「金剛、結局お前は俺の強さを信じられてないんだよ。霧島にボコられる俺を見たくねーだけなんだよ。肘打ちで顔面を切り裂かれまくる俺を見たくねーだけ。なめんじゃねーぞ」
提督「わけのわかんねー妄想で俺の価値を落とすな。信じろよ、お前が選んだ俺を」
金剛「妄想なんかじゃありません!!あのスパーを私はみてるネ!!何をくだらないプライドにすがって強がってるの!」
提督「バカヤロー、あん時の俺は違う俺だったんだよ。男子3日会わざれば、刮目して見よ。8ヶ月だぜ?神になってるよ」
金剛「fuck……」
提督「エセイギリスヤロー、俺の嫁だろ。巻き込んじまったのは悪かったけどよ、どうにももう止まらねーんだ。腹くくってお前も決めてくれよ」
金剛「わかったよ!あなたのそのハイパワーな馬鹿さ加減を信じます!!!私は霧島を応援します!!!試合が終わるまでエッチ禁止ネ!!」
提督「エッ」
金剛「what's the fuck!?!私とsexできると思っていたのか!?私はユーのbitchじゃないね!!このassholeヤロウ!」
提督「そりゃないよ」
提督「せめて今日だけはダメなのか?今日に合わせてめちゃおなきんしたんだけど…………」
金剛「fuck you!霧島におちんちん潰されるがいいね!敵は出て行きなさい!!」
提督「くっそ……」
金剛「提督!!!!!!!!!!」
提督「なんだよいきなり元気になりやがって」
金剛「情けない試合をしたら許さないからね!一生エッチしないヨ!!!」
提督「当たり前だろ、終わったらヒィヒィ言わせてやるよ」
ガチャン
榛名「良かったんですか?」
金剛「提督はあれでいて超baby…甘えん坊でーす。私がそばにいると闘争本能を弱くしてしまうかもしれないです。だからこれでいいの!」
榛名「そ、そうなんですか…」
提督「アァァァァァア金剛ママァァァアやっちまったぁぁぁあ!!」
ガチャン
榛名「良かったんですか?」
金剛「提督はあれでいて超baby…甘えん坊でーす。私がそばにいると闘争本能を弱くしてしまうかもしれないです。だからこれでいいの!」
榛名「そ、そうなんですか…(キモすぎ…)」
提督「アァァァァァア金剛ママァァァアやっちまったぁぁぁあ!!」
武蔵「さぁ、もう気にすることはなくなったし練習に集中するぞ」
隼鷹「ボコってやるよゲロキモ提督」
長門「その気持ちを試合にぶつけろゲロキモ提督」
やべぇ、書き忘れてた編 これで終了です
次回は提督ダイエット編、霧島スパーリング編に入ります
そしてそれを終わったら試合編、終了~って感じになりますかね
なんか要望とかあったらどうぞ言ってください。できなかったらすいませんですが
>>153
提督「冗談はさておき、言ってなかったか?~~」✖︎
提督「冗談はさておき、言ってなかったなそういや」
に変更ですすいません
>>154
提督「お前の夫だぞ?お前の妹なんざ、秒で倒しちまうぜ?」✖︎
提督「お前の夫だぞ?お前の妹なんざ秒で倒しちまうぜ?だから迷わず弱い方の霧島サイドについて応援しろや」
に変更でお願いします
やばいくそいい加減ですここらへん、マジ反省しますちゃんと推敲してから投稿します
武蔵「さて、今日から減量に入るにあたり、基本的なルールを最初に確認しておこうか?」
提督「まぁ、まずは消費カロリー>摂取カロリーだろ?」
武蔵「その通りだ!!!増量と全く同じ。この基本中の基本をまずわかって抑えなければ減量など出来ない。PFCバランスの内容は、まぁわかるとは思うが、FとCを抑えるんだぞ」
提督「ヒイィ我慢の時代カァァア」
武蔵「ただ、そこまで急激にカットしなくていいぞ?近頃はいたずらにCを大幅、もひくは全カットするダイエットが流行ったりしているが、アスリートにそれは全くの論外だ」
長門「多少でもCをとって、動いた方が私たちは脂肪燃焼できるからな。それに筋肉量も犠牲にすることになる」
武蔵「提督が想像している以上に食事は厳しく制限しない。試合まで期日もあるからな。あと、これを追加で飲むといい http://www.haleo.jp/lineup/dietsupport/ignite.html」
隼鷹「あれ、これ蒼龍が飲んでたのを見たような気がするねぇ~」
長門「そういうのはあんまり口に出すものではないだろう…」
提督「これは、まぁ流れ的にダイエットをサポートするサプリ?なんだろ?」
武蔵「その通り。数あるダイエットサポートのサプリの中でも非常に有効な逸品だ。代謝アップ、脂肪を燃えやすくする、食欲を抑える、筋肉量低下も防げると言った効果のある優れものだ」
武蔵「これとGCS750の組み合わせは強力だぞ?イグナイトで脂肪へアプローチし、GCS750で炭水化物にもアプローチ…これで痩せないわけがない」
提督「オーケー、トレーニングメニューは前と同じか?」
武蔵「なにを言っている、前よりも増やすに決まっているだろうが!試合も近いんだぞ、なんのためのサプリだ」
提督「ォァァアワア」
武蔵「あとは、今まで以上にしっかりBCAAを摂れ!減量で一番怖いのは、疲労による病気や怪我、そして過剰な筋分解だ。予算があるならば全ての飲み物に入れるくらいの気概で摂取しろ」
提督「か、金が…」
隼鷹「病気や怪我かぁ…なるときはなるもんだけど。なったらまさに最悪だわな」
武蔵「あぁ、減量期になると、体重が落ちればいいやと思い、タラタラでも練習を長く続けたりする奴も出てくるが…そういう時が一番危ないんだ」
武蔵「体重は落ちる!!それは当たり前だ!この時期は集中力と精神力の時期だぞ」
提督「あぁ…なぁ、風邪予防とかってどうすりゃいいんだ?」
武蔵「言おうと思っていたとこだ。普段より食事量も落とすし、これも飲んでもらおうかと思っているhttp://www.relief-lr.co.jp/ 」
長門「お??それ、陸奥が飲んでたのを見たような…」
隼鷹「そういうのはあんまり口に出すものじゃないんじゃないかい!!」
武蔵「いや、これは俗にいうマルチミネラル・ビタミンだからそんなプライベートな話になるものでもあるまい。これで足りない、もしくはもっと欲しいビタミンミネラルを補おう」
提督「サプリもいいけどよ、普段からできることってのは?」
長門「陸奥がボディショップのティーツリーの商品がすごいイイと言っていたぞ。風邪予防になるとか」
武蔵「そうだな。ティーツリーも風邪に対して有効的だな。あとはユーカリもかな…なんか怪しいな、という時に葛根湯などの漢方を飲んだり、生姜、はちみつ、柚子を入れた暖かいお湯を飲むのもいい。あと、うがい手洗いは言うまでもない大事なことだぞ!」
提督「おっけー、気をつけるわ」
武蔵「しっかりとした栄養を摂り、休息もとっていれば風邪にはかからん。逆に言うとハードな日々にしなければと言って休養をないがしろにしすぎたらなってしまうぞ」
提督「まぁでも、ギリギリまでしっかりやりたくなっちまうよなぁ…」
武蔵「そのストッパーとしても私たちがいるのだ。パートナーはやる気を引き出させるだけでなく、客観的な自分のセーフラインを作ってもらうためにもいるからな」
提督「ははっ、頼りにしてるぜお前ら」
提督ダイエット編終了です。そして減量時によくなる怪我や風邪に対しての注意に対しても軽く話しました。
ダイエットについてもっと詳しく知りたいって方はどうぞ質問してください。
一応、提督の一日のプランを書きます
05:00起床 アミノ酸や炭水化物の入ったシェイクを飲む
05:10~06:00 ロードワーク ダッシュも含める
06:00~06:30 シャワー、朝食
06:30~12:00 執務(間食一回)
12:00~13:30 テクニカル練習
13:30~14:00 シャワー、昼食
14:00~18:00 執務(間食一回)
18:00~21:00 テクニカル練習またはウェイト、あるいは両方 そしてコンディショニング
21:00~23:00 入浴、夕飯、自由時間
こんな感じです
~~霧島サイド~~
霧島「今日もよろしくね」
Roma「えぇ、ハードに行くわよ?」
比叡「それでは、両者首あり肘なしで5R!はじ………」
「ちょっっっっとまったぁぁあぁあ!」
Iowa「………?ヘーーイ、what the fuck are you doing?邪魔しにきたの?」
瑞鶴「いやいや、そんなことないわよ。霧島がどれくらいやるのか、私もトレーニングみてたらワクワクしてやりたくなっちゃってね?よかったら私とやらない?」
翔鶴「ず、瑞鶴ほら…そういうのはちゃんと話を通してやらないと…」
Iowa「I got it. But,ショーカクの言う通り、普通はちゃんと事前に話してから、がnaturalなことじゃない?」
瑞鶴「それは悪かったわよ…でもあんたたち普通に話してる時だとなーんか難しい感じで
、話しかけづらかったのよね。飛び入りで悪いんだけど、アップも済ましてあるしさ」
瑞鶴「それに、そろそろパートナーのバリエーションも増やしたほうがいいんじゃない?私は提督さんと体格似てるし、うってつけだと思うんだけど?」
Roma「…身長と体重は?」
瑞鶴「身長は185、体重は85キログラムよ?どう?」
Roma「霧島がいいのなら、いいと私は思うけど」
霧島「私はだれでも構いませんよ」
瑞鶴「じゃあ…」
Iowa「wait! あなたadmiral側のspyってわけじゃないわよね?」
瑞鶴「ふふん、そんなのありえないわ!そんな熱くないこと私がするとでも?なんなら今スパー中に翔鶴姉が誓約書を書くわよ!」
翔鶴「えっ、瑞鶴私は付き添いで…」
瑞鶴「いいじゃない!疑われるよりマシだし、翔鶴姉もやるし!さぁ、それでも嫌だ?」
Iowa「hmmmmm…確かにパートナーは欲しいのは事実だし…」
比叡「いいんじゃないですか?瑞鶴は小細工するようなタマじゃないですし」
Iowa「ok…… But,これはあくまでもスパーリングよ?本気になりすぎてめちゃめちゃなことは絶対にしないでね?」
瑞鶴「わかってるわよ、霧島の凄さを体感したいの。いきなり悪かったわね霧島、よろしくね」
霧島「私は構いませんよ?よろしくお願いします」
比叡「では…改めまして!首あり、肘なしルールで……最初なんで3Rで!!始め!!!」
両者、グローブタッチ。霧島は距離をあけ、瑞鶴はそのまま距離も取らず様子見。
霧島はいつも通りのアップライトな脇を開いての構え。典型的なムエタイスタイル。
対する瑞鶴は……
比叡「オランダ式…っぽいですね…」
Iowa「yeah」
Roma「……」
鼻くらいの高さまでのガード、締めすぎず開きすぎずな脇。オランダ式キックに見られる構えだ。
ここで初手霧島。強烈な右ローを瑞鶴に叩き込む
(あー、これは結構確かに痛いわね…体重差なかったら泣いちゃってたかも)
だが瑞鶴、それでも怯まずいきなり飛び込んで大きく右ストレートを出し、次いで左フック、そして
瑞鶴「シッッッ!!」
右ロー!!霧島被弾!
Iowa「やはりオランダ式っぽいわね。対角線を意識しながらパンチ、キックを出してる」
比叡「シンプルながら、強いからなー。というか、今のコンビネーション相当レベル高いですよ」
Roma「その通りね…右ストレートはほぼフェイント。右ローは不意打ちみたいに入ったでしょうね…」
霧島はわずかに驚きつつも動揺はなし
人の2倍3倍の度胸と威圧感を持つ霧島に右のダイレクトブローを何も受けず突然出すものはなかなかいない。あまつさえそれを囮で出し、スムーズに左フック、右ローまでつなげる瑞鶴の思い切りの良さ、技術の高さに霧島は満足感を感じていた
(少しだけ、なめていたわ…ごめんなさいね)
瑞鶴、距離をまたつめワンツー左ボディ、そしてまたしても右ロー!
霧島少し後退、しかしすぐさま踏み込んで強烈な左ミドルハイ!
(!!!?!)
(クッッッソいった!!なんだこのバケモンは……死ぬわこんなん何発も食らったら……)
(とりあえずミドルの距離にはもうさせない!)
瑞鶴、これ以上のキックの被弾を避けるためにも距離を詰めながら鋭い左ジャブを出す
霧島ブロッキング、そしてそのブロックでがら空きの脇腹に瑞鶴の左ボディ!右ローキック!!
後退しようとする霧島だが、瑞鶴逃さない
霧島「チッ」
霧島、逃げ切れずとみて逆に瑞鶴にぶつかるつもりで距離を詰め、首を仕掛けようとする
が……
(その手は食わないっての!!)
瑞鶴両手でプッシング!そしてそのまま左、右のフック!
霧島「グッ……」
比叡「うーん今のは霧島じゃなかったらちょっと危ないですねー」
Roma「止めにする?」
比叡「まさか。霧島、ぶちぎれるよ」
(よしっ!)
ダメージのある霧島に左ロー、右ストレート、左ボディ、右ローを放とうとする…… が、ここで霧島の前蹴り!
相手との距離を離し、そのまま右ミドルキックを腕に直撃させる!
(なんつータフネスと素早い攻撃よ…右ローまでほとんどの人が当たるのに)
霧島、左前脚でたんたんとマットを踏ながらリズムをとる
自分からは距離は詰めない、瑞鶴を見ているのみだ
比叡「あの時の霧島は怖いよなぁあ」
Roma「本当に威圧感すごいわよね…」
Iowa「霧島のgoodな点その1だわ。全く焦っていない、焦らないところ」
(前蹴りを怖がるとでも?どの道詰めなきゃ私に勝機はないわ!)
瑞鶴、ガードをやや下げ、時折膝を上げながら前蹴りへ対応できるように距離をゆっくり詰めていくが、霧島、逃さない
霧島「シィッッッ」
膝を軽く上げた瞬間に合わせ、思いきり踏み込み、右ローで瑞鶴の右奥脚を刈る!瑞鶴たまらず顔をしかめ転倒!
ピピピッ
ここで1R終了!
瑞鶴「クッッッソ、あいつ最後の右ロー…あんなんあり得ないわ!」
翔鶴「瑞鶴!!落ち着いて。なんであぁやってキックをもらったか教えてあげるわ。あなた完全に飲まれていたのよ」
翔鶴「距離を詰められたら相手は不利、だけど相手は前蹴りに絶対な自信があるのか壁みたいに後退するつもりがない。それがあなたを動揺させ、焦らせた」
翔鶴「結果、前蹴りを意識した動きになり、霧島はペースとリズムを掴んで攻撃できたの」
瑞鶴「ッッ……フーーッ、なるほどね…じゃあどうすれば?」
翔鶴「自分でわかっているでしょう?あなたは強いし、そしてあいつより早いの。トロくさい前蹴りやリズムになんか合わせて動かないでつっこんでしまえばいいのよ。仕切りなおされてもまたどうせあなたペースになるのよ?あまり焦って追いまくる必要すらないわ」
翔鶴「いつも通り、落ち着いて相手を動けなくしてゆっくり倒せばいいだけよ、いってらっしゃい」
比叡「霧島、パンチ自信ないの??」
霧島「………」
比叡「なに?すぐ首って?自分より身長高い相手にそんな甘えた組みを許してもらえると思ってるの?なに練習してきたの?」
霧島「パンチをたくさんやったわ」
比叡「あなたはパンチも蹴りと同じくらい重くて速いのよね?自信持ってるのよね?パンチを打たれるサンドバックじゃなくて打つ方なのよね?」
霧島「…そうよ」
比叡「なに、不満そうにしてんだよ。そんな私に不満ぶつけるくらいなら相手にぶつけろよ。相手の目玉破裂させる勢いでぶん殴れや」
比叡「相手は絶対に次詰めてくるわ。蹴りのフェイントをかけて殴ってもいいし、首に行くと見せかけて押して殴ってもいい。そっからペースをつかんで、ちょっと殴り合いもやってみなよ」
霧島「えぇ、いってくるわ」
比叡「ただのスパーにしちゃダメよ。頑張ってね」
2R、瑞鶴速攻のパンチをしかける
瑞鶴「シュシッ!!」
ツージャブに右ローを入れようとする、が、霧島はパーリング、ステップインでツージャブをかわしすかさず
霧島「プシッ」
左ボディ、左アッパー、そして
霧島「シャアッッッ!!」
右ロー!!
瑞鶴「!ッ」
しかし瑞鶴下がらず!パンチの連打を霧島へと見舞う!
Iowa「!」
Roma「はっやい…」
比叡「……」
霧島あまりの速射に防戦一方、ガードを固めるしかできない
が、瑞鶴の連打が一瞬緩み、脚を動かすそぶりを見せる。
霧島右ロー狙いかと自分の左脚に意識がいく。そこにすかさず瑞鶴、右のストレートを顔面に入れる!!
霧島後退!瑞鶴は止まらず追撃の左ボディ、右ロー!!!
だが霧島許さない!右ローをカットし、左ミドルをすかさず出す!!
瑞鶴いいのが入ったか苦しい表情を見せる
すかさず霧島、左ジャブ、右ストレート、左フック、そしてボディストレート!!どれも相手を一撃で倒す勢いで打つ!!
後退する瑞鶴に追撃の左ミドル!!!!
が!霧島許さない!!右ローをカットし、すかさず左ミドル!
瑞鶴いいのが入ったか顔をしかめる
そこに霧島の左ジャブ、右ストレート、左フック、ボディストレート!!!!どれも相手を一撃で倒す連打で放つ!!
たまらず後退する瑞鶴に左ミドル!
しかしこれは肘にあたりボディには入らず、お返しとばかりに瑞鶴は右ハイキック、霧島はブロックするが体勢を崩す…
翔鶴「いま!!!」
その一瞬の崩しにすがりつくかのように瑞鶴またもや連打!! 霧島も負けじとパンチをかえす!
比叡「そう…それをしなければなのよ」
Roma「でもやっぱり霧島のが被弾は多いわね…」
Iowa「瑞鶴のtechnicのLevelが相当高いからしょうがないわ…」
瑞鶴は霧島のパンチを左へダッキングでかわしながら右ボディを入れ、そのまままた右へかわしながら左フック!!
Iowa「oh……リアルデンプシーロール…」
ここで
瑞鶴、顎を引き、ガードに徹し始めた霧島へなんと
瑞鶴「ほら、得意技なんでしょう?」
首相撲をしかける!
体格で劣り、また防戦一方で、落ちてしまったスタンスで組まれた霧島は、体勢を崩されたまま膝を入れられていく……
霧島「クソが……」
霧島、力技で体を思いっきり振り、できた隙間へ腕を入れ首を組み直す!
瑞鶴「馬鹿力が…」
瑞鶴も負けじと首の取り合いへと応じる
Iowa「so hot……二人の総合でのグラップリングもみたいわ…すきあらばパウンドや肘でお互い血だるまで……excitingなbattleがみれるに違いないわ…」
Roma「霧島、よくやるわ…ウェイト練習の賜物かもね…」
が、やはり首相撲は霧島が上手か!後ろに倒れるように体重をのせ、瑞鶴を浮かし、そのまま足をかけ転ばす!
ピピピッ
3R終了!!
>>182
3R終了!! じゃなく 2R終了!! です!すいません!
比叡「霧島、基本はなんだっけ?何を意識してれば、負けないんだっけ??」
霧島「………距離、リズム、入りぎわ、打ち終わりよ」
比叡「そう!!その四つを守るだけなの!で、さっきパンチを推した理由は私他にもあるの。なんだと思う??」
霧島「………………あっちの方が大きく、リーチもあるから、こっちがパンチの距離にすれば相手はうまく攻撃できなくなる」
比叡「その通り!!!!瑞鶴の打ち終わりを刈るのは難しいわ、入りぎわを刈りなさい。距離もリズムもわかってきたでしょう?相手は驚異的な爆発力を持ってるわ。リズムを乗らせたらやばい。でも乗らせない技術を、パワーもあなたはもってるのよね?行きなさい」
霧島「わかったわ」
翔鶴「いい調子よ瑞鶴。あなたは霧島に負けないくらい早いってわかったわね」
瑞鶴「えぇ、でも首を狙うのは得策じゃないわね」
翔鶴「相手の土俵で勝負なんかしなくていいの。パンチの距離を守りつつ押しなさい。さっきのラウンドを見るに、おそらく相手は距離を詰めてくるわ。そこでパンチでリズムを乱されて、乗られて、蹴りを打ち込まれたら危ないわよ?」
瑞鶴「わかってる」
翔鶴「じゃあ、どうすればいいの?」
瑞鶴「……相手のパンチはまだまだだと思う。突っ込んできたら、私なら、テンカオ(カウンターの膝蹴り)を直撃できると思う」
翔鶴「いいわね、じゃあそれも狙いながらやりましょう。行ってらっしゃい」
Iowa「3R!!!start!!!!!」
ピーッ
(殴り合いをしたくさせるわよ?)
瑞鶴、いきなり前蹴りを放ち霧島を牽制
(霧島、あんたの戦術、パクらせてもらうわ)
その後も瑞鶴は隙の少ない前蹴りやキック、パンチを多用し、霧島を中へと入れさせず攻めさせない!
(さぁ焦れなさい)
Roma「これは完全に誘われてるわね…」
比叡「おそらく焦れた霧島が入ってきた時のカウンター狙い…私たちは客観的に見れてるからわかるけど、当の霧島はどうか…」
Iowa「瑞鶴は本当速くていいplayerね…kickのtechnicも単体でもうまく機能するくらいにはうまい」
霧島「…………」
完全にアウトレンジでの闘いに徹している瑞鶴に霧島、うまく攻めることができない
瑞鶴、悟られないように、ここでほんの僅かに、攻撃を緩める
(永遠とこれを続けるつもりはないでしょう?このままだと試合ならあんたはポイント負けよ?さぁ!来なさい!!)
瑞鶴の思惑通り霧島は攻めに出た。
が、その技は
(!飛び膝!?この距離で?やばい!?)
飛び膝蹴り
しかし瑞鶴ギリギリで横にステップ、避ける。しかし霧島、慌てた瑞鶴の挙動を見逃さない!飛んだ勢いのまま低めの位置へとバックブロー!
瑞鶴「グッッッ」
瑞鶴のボディに直撃!!たまらず瑞鶴は体をくの字に曲げる!!!
対する霧島、勢いよく距離をつめる!!
(やばい、首だ!)
瑞鶴それを受けて手を前に出しながら距離をあけようとするが………
瑞鶴「ハガッッ」
霧島の選択は手をステップインでかわしての左アッパー!首相撲に備え、上がった瑞鶴の頭をかちあげる!!
そのまま右ボディストレート、左フック、右アッパーにワンツー!!!!霧島の怒涛の攻撃が止まらない!!!
(やばい……距離を離さないと…離さないとまずい……この連打が終わった一瞬に前蹴りを…………今!)
霧島「甘いわよ」
が!!!霧島瑞鶴の 前蹴りをキャッチ!そのままローキック!
ピピピッ
Roma「終了ーーーーーーー!!!」
瑞鶴「ガァぁぁぁぁぁきっつうううう死ぬかと思ったぁぁぁあハァァァァァア!!くそ!!!!ありがとうございました!!」
霧島「ありがとうございました」
Iowa「ナーイスジャンピングニーね霧島!!その後のバックブローもso good!!」
翔鶴「瑞鶴、あれはちょっとしょうがないわね…」
瑞鶴「ほんとよ!!!ジャンプなんてできませんーーみたいな顔しといてあの飛び膝!!マジびびったわ!」
Roma「あれは私も驚いたわ…あの距離で勢い付けずのあの跳躍、ウェイトの成果が出てるのかしらね」
霧島「ふふっ、あの飛び膝は狙ってたわよ。と言うのも、本当に3R前半ペースをつかめなくて、このまま出しても絶対に流れはこっちに来ないと思ったから、大技を出さなきゃと思ってね……本当強かったわ瑞鶴…」
瑞鶴「そう言われてもなぁ…あの飛び膝から全ての流れ、もう完敗よ!」
比叡「組むと見せかけてのパンチコンビネーション、しかも冷静に相手を見ながらやってたね…本当今回のスパーで獲たものは大きいと思うわ。瑞鶴、翔鶴、本当にありがとう」
翔鶴「むー、でもしょうがないとは言ったけども、突っ込んで言うとやはりテンカオ狙いしすぎかしらね…こっちももっと攻める姿勢をつくっていれば、おいそれと大技は相手に出されないんだから、要注意ね」
瑞鶴「そうね…ごめん翔鶴ねえ」
Roma「やっぱカウンター狙い、しかもテンカオね~危なかったわね」
Iowa「but、本当に瑞鶴はアメイジングなplayerだったわ。インもアウトも速さと量でコントロールできる、なかなかできることじゃないわ」
瑞鶴「スタミナと根性よ、技術はそこまでのものじゃないわ」
霧島「いえ、本当に凄まじかったわ…まるで嵐のようなパンチだった…ぜひこれからもパートナーとして、よろしくお願いしたいです」
瑞鶴「望むところよ、私とたくさんやって提督程度のパンチャーに負けるはずないんだからね?」
霧島スパーリング編終了です
あとは色々、流して書いて、提督vs霧島 を書きます
3ヶ月後、試合まで残り1ヶ月
~提督サイド~
提督「ふんっ!いやぁぁぁぁ!!」
提督「クククッ」
北上「ヴォエッ!何やってんの提督…」
提督「北上か…なぁに……完成に近づきつつある我の肉体のチェックをしているのだよ……」
大井「一人称キモすぎ……死んでください」
提督「大井いいいいいいい今ドキツンデレは流行らんぞおおおお??ほら?俺の胸を触りたいんだろ?おーいおーい」
大井「本当うざいんでやめてもらっていいですか」
北上「でもあの[ピザ]提督が、変わったよね~今何キロなの?」
提督「今は85キロだぜ…前と同じ体重だ、だけどまっったく違う、体脂肪率はだいたい5パーセント前後かな?」
北上「うっわ、パキパキじゃん…83.3だっけ?まだ落とすんだ」
提督「ああ、あんまり脂肪を減らしすぎても良くないが、体が予想よりいい方向でできたからな…脂肪をもう少し落として体重をつくるよ。それにもう試合直前だ、少しの期間3%前後でも問題なかろう、調子もとてもいい…」
武蔵「だが、油断するなよ提督。ギリギリまで集中して追い込むんだ。相手は本当の本当の強敵だ」
大井「あ!武蔵さん、お疲れ様です!今日もかっこいいですね♡」
武蔵「あぁ、ありがとう。大井は今日も可愛らしいな」
提督「おおいっちは北上っちから武蔵っちに鞍替えしたのか?」
北上「そんなことないよ、前から武蔵さんのこと好きだよ。ファンなんだってさ」
提督「じゃあそのうち俺のファンにもなるのか…悪いな北上……」
北上「そうだね笑」
武蔵「提督、2週間前までは激しく行くぞ。あとの二週間は調整だ、試合までに完全に疲労を抜いて、体重もベストにし、臨むんだ」
提督「かかってこんかぁあぁぁぁあい!!!やってやんよ!!!!ふぉぁあぁぁあほあぁぁあぁぁあ!?!!!?」
大井「提督、こんなクソアレなキャラでしたっけ?」
北上「金剛断ち、日々のハードスケジュールトレーニング、マッチョ女たちとの戦いで頭おかしくなったんだって」
コンコンッ
青葉「どもどもー♪青葉です!司令官いらっしゃいますか??…ウワァ」
提督「我にようか…青葉よ…」
青葉「いや、あの、もう試合まで一ヶ月じゃないですか。なので、司令官と霧島さんにそれぞれインタビューをしようかと思いましてね…あと、もしできましたら記者会見のようなものも開いてほしいなってー…」
提督「我は構わんが……我がマネージャーが許さんだろう恐らく…すまないな…」
武蔵「誰がマネージャーだそのキャラもそろそろキモいからやめろ。遊びじゃないんだぞ」
提督「アッ、ス、スイマセ…」
武蔵「いいんじゃないか?提督は目立ちたがりだし、気合も入るだろう」
提督「エット、センセイがダイジョブなら…」
武蔵「ンフフフフ冗談だよさっきのは、悪かったな。プレスリリースしてもいいんじゃないか?みんなもとても楽しみにしてるしな」
提督「おう、わかったぜ。青葉、早速ここでインタビューするか?」
青葉「本当ですか!!ありがとうございますぅ~青葉!恐縮です!」
提督「じゃあ早速。俺のまた一層輝いたかっこよ…「ずばり!!今回の試合をやろうとした理由はなんでしょう!?」
提督「…………理由かぁ」
提督「いや、普通に久々に体を動かそうとしたら、霧島にスパー誘われて、ボコられて、火がついちまったってだけだよ」
青葉「なるほど……そこで霧島さんのことを永遠のライバルだと感じ、正式に果し合いをするしかないと心に決めたと……」カキカキ
武蔵「おい、先に言っておくが、あんまりわけのわからないことを書くとそのカメラを破壊するからな?」
青葉「ヒィ、わかりました~冗談ですよさっきのも…タハハ」
青葉「では、別に恨みやそういうネガティヴな感情があるわけではないのですね?」
提督「当たり前だ。霧島には日々の任務でとても感謝している、良き部下、仲間だよ」
青葉「まぁ、そうですよね~青葉にもそういうのがなくても、こいつとやりたい!!って感覚はわかりますからね~」
武蔵「ほう、青葉お前もやるのか」
青葉「えぇ、まぁあなた方ほどじゃありませんが、昔は結構やってましたよ~。まま!私の話は置いといて、今回の試合のポイントはなんでしょう?」
武蔵「……ここは私が答えよう」
提督「いや、大丈夫だよ武蔵」
提督「ポイントはスタミナだな。霧島、スタミナ切れでサンドバッグっつーのはあまりにもつまんねーからな。ちゃんと用意して来いよ?」
~~~~~
青葉「では、お時間ありがとうございました!霧島さんにもこのあと聞いて、3日ほどで新聞にすりますんで!お楽しみを~♪」
武蔵「スタミナ。結構、重要なことを言ってないか?大丈夫なのか提督よ」
提督「あぁ、そんな隠すことでもなんでもねぇしな」
提督「それに、この1ワードであっちが深読みしてわけわからんことしてくれたら儲けもんよ」ククク
武蔵「まぁまぁな。だが狙えたら1RKOもしっかり狙うんだぞ?」
提督「あたりめぇだろ行けたらさっさと終わらして金剛を抱くんだよ俺ァ」
武蔵「まぁ、その意気で行くんだな」
~~霧島サイド~~
コンコンッ
青葉「どもどもー青葉ですー!失礼してもよろしいですか~?」
金剛「oh!good afternoon 青葉!」
青葉「あ!どうも金剛さん!霧島さんはいらっしゃいますか?」
金剛「霧島ならあそこにいるよ!」
青葉「えっ。あれは」
Iowa「Romaぁあ比叡ぃい霧島ぁあ好きよおお。I fuckin love you guys!♡」
Roma「はいはい、ほらチューはダメよ。チューはね」
Iowa「ohほぉ!それ以外ならいいのーー?」
霧島「本当、Iowaさんは強いと見せかけて割とすぐ酔うわよね」
比叡「いや霧島が強すぎるんだよ…」
金剛「酔ってるでーす」
青葉「あぁ…はい…(昼間から他人の部屋で酒かよ……)」
青葉「霧島さん、練習お疲れ様です!今お時間よろしいですか?インタビュー記事と、あとよろしかったら試合の一週間前くらいに記者会見的なものをしてもらえないかなーと思いまして…」
霧島「あら、青葉。こんにちは。こんな感じでごめんなさいね。うーん、私は構わないけど…」
Roma「練習の邪魔にならない?時間どれくらいとるのよ?」
青葉「いえ、このインタビューは長くて一時間、記者会見もあなた方は来て軽く話すだけなんで同様に一時間くらいしか取らせない予定です!」
Iowa「press releaseはso importantね!!mustよ!!ぜひやりましょう!!」
金剛「霧島、有名人になるんですか!すごいすごいねー!やりましょーヨォ!」キャッキャッ
青葉「はい、もう提督と霧島のお二人は今回の試合ですでに有名ですが、その二人のことをもっと知りたい!気になる!という方のためのインタビューや記者会見です。会場の盛り上がり具合も違ってくると思います。ちなみにもう提督のインタビューは済ませ、記者会見の了解も得ています!」
Roma「まぁ、不用意な発言を控えるならいいと思うわ私も。比叡も榛名もいいわよね?」
榛名「榛名は大丈夫です!」
比叡「私も別に問題ないかなー」
青葉「ではでは早速!霧島さん、今回の試合をやろうと思ったきっかけは?」
霧島「別に特別なことじゃないわ。ただ提督と本気で闘いたい、そう思ったら、あっちもそうだった。二人の想いが合致した。それでやろうとなっただけよ」
金剛「ヘイ!!ヘイ霧島!!何なノーーーーその言い回しは!!二人の想いが~は削るね!!」
青葉「ふふっ、うまく書いておきますよ~。提督も同じようなことを言ってますね。二人とも熱い臭い格闘家ですね」
霧島「そんなことないわ。闘うのにそもそも難しい理由はおろか言葉なんていらないわ」
Iowa「霧島ァァァアカッコイイよおお」
青葉「なるほどなるほど…では、この闘いでのポイントは、あったらお聞かせ願いますか?」
霧島「ポイントね…うーん特にないですかね…提督が死なないことがポイント、大事なことですかね」
青葉「(こええ…)言いますね霧島さん!では、続きましてこのチームのいいところはなんでしょうか?」
瑞鶴「あ!!何もうみんな始めてるのよー!」
翔鶴「ごめんなさい遅くなって…あら、青葉さんも…」
青葉「あ!どもどもお邪魔してます!今霧島さんにインタビューを伺ってまして」
瑞鶴「なにーー?私抜きでそりゃないでしょうよ!飲み会も先に始めちゃってさ!」
青葉「ははは…というか飲み会とは、結構余裕なムードですが大丈夫なんですか?」
金剛「問題nothingデース!!もうこの一ヶ月酒はみんな飲まないですからね!提督のオナ禁みたいなもんでーす」
青葉「そうなんですか、霧島さんは大のお酒好きと聞きますから、なるほど。その我慢した分をぶつける感じで試合にも臨むと…」
霧島「そんな感じね」
瑞鶴「で!さっきの質問はなんだったのー?」
青葉「おっと、失礼致しました。このチームのいいところってなんでしょうか?」
霧島「このチームのですか…」
霧島「一人一人言うと言う形でもいいですか?」
青葉「はい、結構ですよ!」
霧島「まずフィジカル面をメインで支えてくれたIowaさん。彼女は本当にこれ以上ないクオリティで私の体を大きく、強く、しなやかに変えてくれたわ。体を大きくさせにくい私にとって、本当に信じられない結果を出してくれたわ」
霧島「それに彼女って、あーんなおちゃらけた感じだけど、誰よりも計算深くて、ちょっぴり冷酷なの。その部分がチーム全体にほんわかとしながらもピリッとした空気を作ってくれたわね。感謝します」
Iowa「what!?私がcruel!?ひどいよ霧島ぁあ」ウワーン
比叡「それは私も思いますね、現実主義的と言うか…でも褒めてるんですよ?」
Iowa「むううう。冷たくしてるわけじゃないのにーー!」
Roma「ほらほら、落ち込まないで。ほっぺにちゅーしてあげるわね」
比叡「えっ」
Iowa「!!!リアリィ!!?!」
Roma「ふふふっ、後でね」
Iowa「ジーザス……」
青葉「(絶対Romaさんも酔ってるわよね…)して、他のメンバーは?」
霧島「次はRoma…彼女は私のスパーリングパートナー兼キックコーチをしてもらったわ。彼女、本当に何度も知っているし、空気を読む能力がハンパじゃないの!この私がスパーリングで首相撲仕掛けても何度も転ばされたわ…おかげで私の技術や、思考力も底上げされたわ」
霧島「そして…ふふっ、彼女は本当に優しいの。料理も私のためにたくさん作ってくれたわね。本当にありがとうね。Iowaがお父さんだとしたら、Romaはこのチームのお母さんだわ。厳しいけど優しくて、チャーミングで…大好きよ」
Roma「……なによ、まだ試合も終わってないのにやめてよね!」
比叡「あ!Romaさっきまでトロトロだったのに、どうしたのさ~~?」
Iowa「Roma!ほら!!もうそろそろ!kiss me!!」ハァッハァッ
Roma「うるさい!!まだまだ終わってないんだから頑張るわよ!!」
霧島「次は…瑞鶴と翔鶴!二人とも飛び入りでスパーリングパートナーとしてチームに入ってきたけど、本当強くて、そして情熱的でいい刺激を与えてくれたわ…」
霧島「瑞鶴はその底知れないスタミナと攻撃の速さと量で私を圧倒し、翔鶴はパワーとタイミングの絶妙さで私を苦戦させ、成長させてくれたわ。ありがとう」
瑞鶴「ふふん、提督と戦った後は私と真剣勝負しましょうね!!」
翔鶴「こちらこそいきなりなのにありがとうございました。あなた方チームに加われて光栄です」
霧島「そして……比叡お姉様」
霧島「私が、格闘技をやり始めた時からずっとそばで見てくれていた」
霧島「今回もあなたは私のそばにいてくれた…そばにい「ちょっと!!ストップストップ!!!!」
比叡「なに、お酒入ってるからって感極まってるのよ霧島」
比叡「私や、お姉様、榛名へのそう言うのは終わってからにしない?なんと言うか、緊張が抜けちゃう感じがしてさ…」
霧島「………えぇ、そうすることにします。青葉さんも、そう言うことでもいいですか?」
青葉「はい!十分です!では続きましては~~」
青葉「ふふふ、二人とも、いい顔をしてましたね…本当に試合が楽しみです」
衣笠「ちょっと!青葉!!!!!何してたの!」
青葉「あ!ガサ~、いやいや、忘れたの?インタビューしてたのよー」
衣笠「いや!あぁ……っそうだったわ…とにかく、鎮守府の裏門まで一緒に来て!!慌てず!!!!内密に!!」
青葉「えっえっ?ガサがまず落ち着いてよ~どうしたのさ?」
衣笠「とりあえ裏門に来てから!話は!!」
青葉「わかったよ~」
衣笠「こ、こんなところで大変お待たせして!!!失礼いたしました!!!!!元帥殿!!!!!!」
青葉「は?」
元帥「おぉ、いや、我儘を言ったのは私の方だ。構わないよ」
伊19「え?このすけべそうなおじいちゃん元帥様なのね??」
伊58「グッブォッホォァアア!!どっかで見たことあると思ったら!!やっぱそうなんだったでちか!?おじさん!いや元帥様!!騙したのですか!!?」
衣笠「イク!!!!!ゴーヤ!!この!!間抜け潜水艦!!元帥殿に何を…!は??酒???」
元帥「はっはっはっ、いやーお土産に持って来たんだがこのお嬢さんたちと飲んでしまってな…艦娘はいいなぁやっぱり。ゴーヤよ、すまなかった。あの、提督と霧島の試合の件でどうしても二人に私が来てるとバラしたくなかったのだよ」
青葉「ッッッッッッッ!お待たせして!!!!大変申し訳ありませんでした!!元帥殿!!」
元帥「ほらほら、こんな誰も見てないとこで、若い子と酒飲んでるおっさんにかしこまらなくてもいいから」
元帥「改めまして、こんにちは。いきなり悪かったねぇ。この鎮守府は中央からも割と近いから、お忍びで来ちゃった」
青葉「お、お車でいらしたんですか?」
元帥「チャリで」
伊19「元帥様のチャリちょーかっこいいのね!!さっき乗らしてもらったけどイクじゃ乗りこなせなくてコケちゃったけど…」
元帥「悪かったねぇイクちゃん、お酒あげたから許してくれ」
衣笠「ァァァァァア」
青葉「ちょ!ちょっと待ってください!!とりあえず、ちょっと!ここまでどのような御用でいらっしゃったのですか?」
元帥「あぁ、それはもちろん提督と霧島のことだよ。できたら他の鎮守府の艦娘や提督、海軍の重役なども呼んで試合を観戦したいなぁと思ってね。もちろん費用は全部私が出すよ」
青葉(は?いきなり?え?まずこのおっさんは元帥???なの?何を言ってるのかわからない…)
青葉「あ、あの、ごめんなさい。私、まだ色々と飲み込めていなくて…元帥殿は元帥殿なんですよね?」
??「ちょっと!!私の夫になんて口を聞くの?」
元帥「おお、山城」
山城「この!ボケ野郎!!!なに!?サイクリングだ!って!?妻とデートで片道100キロ以上のサイクリングする!?」
元帥「すまんかったよ、まぁまぁ楽しかったしいいじゃないか」
山城「この野郎……」
青葉(山城……!元帥のケッコン艦で、歴戦の勇……!高い練度であの大和にすら引けを取らないとされる…!)
青葉(マジのガチで元帥だ……本物だ…ッッッ)
青葉「た、大変失礼いたしました!!と、とりあえず中にでも入りませんか……?」
元帥「そうさなぁ、ここだと書き物とかもし辛いかな?でもばれたくないんだよ」
伊19「それなら、イク達のお部屋にくるといいのー!ちょっと離れたところにあるのね!」
伊58「バッッッ!!」
元帥「おぉ、じゃあお邪魔するよ。ゴーヤ君も構わないかね?」
伊58「は!はい!!了解しましたでち!!イク!早く戻って片付けするよ!!」
伊19「えぇ…めんどくさいのね~」
伊58「ぶっ殺すぞ!!早く!!!」
元帥「元気だなぁ~~いいことだよ」
潜水艦の部屋
伊58「そ、粗茶ですが……」
伊19「えぇーもう飲まないのー?」
伊58「こいつ……」
元帥「そうだなぁ、まだお酒もあるし飲まないか。せっかくのいい酒だしもう開けてしまったんだから飲んでしまおう。それに潜水艦の部屋だ。美味い肴もたくさんあるだろう?」
伊19「そうそう!もう牡蠣が絶品の時期なのね!元帥さんも食べようよー!」
元帥「いいねぇ…山城、夜戦が捗るなぁ?」
山城「マジ、本当に、他の人の前でやめて」
衣笠「あ、あの、先ほど申し上げていたことなのですが…他の人も呼んで、試合を大きくやるっていう…」
元帥「あぁ、私はそうしたいと思ってるだが…きついかなぁ」
山城「危険に決まってるでしょ!!他の鎮守府の提督や艦娘がいなくなって手薄になったところに、深海棲艦たちが襲撃を仕掛けて来たらどうするの!」
元帥「…………あ」
元帥「はっはっはっはっはっはっ」
元帥「まぁまぁ、飲もうか」
山城「おい!!誤魔化すな!!!まじでタダじゃおかないわよ!!!チャリ!!!100キロ!!!!!!」
青葉「………直接観戦は無理でも、テレビ中継はいかがでしょうか?」
衣笠「あぁ、確かにその手があるわね」
元帥「おぉ、ナイスアイデアだな青葉君よ。じゃあ、テレビ局に電話をかければいいのかな?」
青葉「いや!これは軍内部だけの放送だけにしましょう。世間一般の方々みんなが、いい印象を持つとは思えないので…というか、軍内部でもどういう評判が出るのか…私にはわかりかねますが…」
元帥「うーん、ここの鎮守府は優秀な方だし、不真面目に何やってんだ!みたいな意見は出ないとは思うがね。それに、提督自身が強くあろうとする姿勢、もっとも大切なことじゃあないかね?」
元帥「我々がいかに鍛えたとて、艤装を担いで深海棲艦と戦うことはできん。結局は艦娘頼りだ。それでも」
元帥「指揮官が、強くあるとは何か、強さとは何かを、ある面でしっかりと実践しながら追求していくというのは、当然のことだと私は思うのだ。身体の強さ、戦いの強さ、心の強さみたいなものを何かを通して養うってことだね」
元帥「いかに体を鍛えようが、格闘技でめちゃめちゃ強かろうが、それは結局ある面での強さでしかない、ということを忘れないようにするのが、前提だがね」ハッハッ
元帥「指揮官としての強さ以外にも、そういうのが必要、必須だと実務を通して私は強く感じたよ。だからこの試合を私は推したいんだ。たとえ幾らかの反対が出ようとね。わかって欲しいんだ」
青葉「……わかりました、でしたらテレビ中継を実施しましょう。元帥殿は直接見られますか?」
元帥「あぁ、ぜひそうしたい」
山城「バッッカ」
元帥「いやいや、出資者なんだ。それくらいの役得があってもいいだろう?それに」
元帥「今や君たちのおかげで、警備はそこまで大げさじゃなくても済むんだ。なぁ山城?」
山城「……………わかったわよ、最近退屈してたもんね」
元帥「わがままを言ってすまないないつも」
山城「ふん、今度はサイクリングじゃなくてちゃんとしたデートにしてよね」
衣笠「そうなってくると、このギリギリのタイミングでの元帥の参加表明はいいですね。敵がわかったとしてもそんなすぐ準備はできないでしょう」
元帥「おぉ、確かにな…じゃあ私と、艦娘何人か、本部の重役も少し呼びますか」
青葉「そうですね、あまり大人数でなければよろしいかと…」
伊19「刺身もできたの~」
元帥「お、いいねぇ!やはり冬はいい、何よりも飯がうまい時期だ。じゃあ詰めていきますか」
~~~~~~
青葉「……………」
衣笠「…………ぁあ」
青葉「メッッッチャ疲れたぁぁあ!」
衣笠「えぇ…ちょっと無茶苦茶すぎたわ…」
青葉「提督と元帥は知り合い同士、というのは知ってたけど、ここまでのアプローチがあるとは…」
衣笠「提督にアポなしどころか、秘密でくるとは…」
青葉「まぁ、彼も格闘家らしいし、あまりこういう手続きで邪魔をしたくないって気持ちもあったんでしょう。元帥なりの提督への気遣いね」
衣笠「格闘技かぁ…私はそこまで魅了されないんだけどね、あの元帥の話聞いてたらなんかいいなって思ってきちゃったわ」
青葉「そうでしょう!いいものだよ。さぁ、気合い入れてこっちも準備しなきゃだね!記者会見の時に本部の広報の人も呼ぶんだし…それも秘密裏にってのがすごい厳しいけどやるっきゃないね」
衣笠「えぇ、頑張りましょう」
~~~~~~
山城「帰りもチャリってなんなのよ!!!!」
元帥「はっはっは、最近動いてなかったしいい運動だよ。楽しみだなぁ、私も前座で出させてくれないかなぁ」
山城「ほんっとにやめてね、もうそういうのに出るのは。怖すぎるわ…」
元帥「今度は大和とはやらんよ、頭蓋を破壊されてしまう。正規空母とか戦艦レベルくらいとはやりたいがなぁ…まぁ、また今度だな」
山城「はぁ……また忙しくなってしまうわ…」
元帥「すまんな、頼んだぞ」
~~記者会見当日~~
提督「………?」
提督「な、なんだこの人の数は……?」
青葉「大変申し訳ありません提督!ある方からの頼みでして……秘密裏にことを勧めてました!」
提督「えぇ、いや、まぁ俺は構わないけど…霧島はどうなの?」
青葉「霧島さんも了承済みです。人がいようがいまいがやることは変わらないとのことです」
提督「ははっ、あいつらしいわ。俺は目立つの好きだし、最高じゃないか。んで、ある方ってのは……?」
衣笠「では、今回の試合のイベンターである元帥殿に入場していただきましょう!!」
提督「………まじか」
元帥「ご来場してくださった皆さん、いきなりのことで悪かったね。そしてここの鎮守府の艦娘と提督も、迷惑をかけた。是非、この素晴らしい催しを海軍で奨励したいと思ってね…無理を言わせてもらった。協力してくれてありがとう」
衣笠「では、まず霧島陣営に入場していただきます!」
ワーワーワー カシャカシャカシャ
Iowa「んーーーーsuper盛り上がるわね!!!」
Roma「ほんと、変なこと言わないでよね」
比叡「霧島もあんま怖いこと言っちゃダメだよ」
霧島「比叡お姉様もブチギレないでくださいね」
瑞鶴「わ、私何喋ればいい?」
翔鶴「静かにしていましょう私たちは」
衣笠「では、続きまして、提督陣営の入場です!!」
ヨーーマヌケヤロー!! カネカエセ! ガンバレヨーー
武蔵「……なんか罵倒が聞こえるんだが」
提督「気のせいだよ気のせい」
長門「昔色々とやらかしてたらしいからな提督」
隼鷹「若かったんだねぇ」
提督「いまもわけぇよ。オメェら元帥に失礼ないようにな」
衣笠「さて、両陣営揃い踏みました。それぞれ、意気込みを聞きましょう!!まずは霧島から!」
霧島「こんにちは、本日はご来場いただき誠にありがとうございます。意気込みですか…とりあえずあまり苦しませないように、2.3RでKOしてあげたいと思っています」
イウネーー カワイイイィ キリシマァア ヤツヲコロセエエエ
衣笠「はい!ありがとうございます!!では提督!コメントお願いします!!」
提督「えー今日はご来場いただきありがとうございます。元帥殿、この喜びは言葉では表せません…」
ウソツクンジャネー! イツカネカエスンダヨ!
提督「うるせぇ!いいもん見せてやるから金のことはいいだろ!」
提督「オホン…失礼しました」
提督「えー意気込みですが、あまりに早く終わらせてしまうとせっかく来ていただいた皆様に申し訳ないので、5Rしっかり、戦いたいと思います。まぁ、彼女の準備ができてたらの話なんですがね。サンドバッグを叩く、みたいにならないように願っています」
ナマイッテンジャネェ!コロサレンナヨー
比叡「………」ビキビキビキビキ
Roma「ちょっっと!机壊さないでよ!!」
Iowa「沸点低すぎね~」
霧島「ふふふっ」
衣笠「はい、ありが「随分と、また強い言葉を言うのね司令」
霧島「記憶喪失になってしまったのかしら?本当可愛らしいですね」
霧島「表出歩けないような顔にしてあげますね」
提督「言うねぇ霧島ぁ~お前のために高速修復材を貯めまくった甲斐があるってもんだなぁ?」
霧島「は???」
提督「何、熱くなってんだよ、こーんな練習したのに次やって負けちまうのがこええのか?」
霧島「…………」ガタッ
隼鷹「なに、立ち上がってんの?元帥殿挟んで乱闘でもしたいの?」
比叡「あんたも出るわけでもねぇのにイキってんじゃないわよ」
隼鷹「なんだ?チビ戦艦が気だけ大きくしてなんか目立ちたいの?」
比叡「…………ぶっ[ピーーー]」
衣笠「ちょっと!!!両陣営ともに落ち着いてください!!やめて!ほら!!元帥殿の手前ですよ!」
元帥「はっはっは、いいねぇ熱いなぁ」
比叡「クソ軽空母がなめんなよ?前座試合でぶっ殺してやろうか」
隼鷹「はぁ?今やってやるよおい」
Iowa「ヘイヘイ!比叡も霧島もcool down!やすい挑発に乗っちゃダメよ!」
Roma「そうよ、見苦しい…申し訳ありません元帥殿」
霧島・比叡「………」
武蔵「提督も隼鷹も熱くなるな…試合で爆発させろそれを」
提督「わかってるっつーの、ぶっ倒してやんよ」
衣笠「ほんとうに!やめてくださいねもう!!この後撮影ですからね!絶対に乱闘騒ぎにならないように!!」
元帥「私が間に入るよ」
衣笠「えっ」
元帥「君じゃ厳しいだろう。それにこの役憧れてたんだよ私も」
山城「………いざとなったら二人ともぶっ殺します」
霧島「はぁ??」
瑞鶴「まじ!!霧島!もうやめてって!!いつもの霧島に戻って!!ほら金剛も見てるんだから!」
霧島「チッ」
提督「じゃあ、ほらお嬢さん、撮影しようぜ」
長門「提督!!!!!!」
提督「わーったよもうなんもいわねぇよ」
元帥「では両者構えてね」
霧島「………失礼します」
提督「ちゃんと言ってくださいよ元帥!びっくりしましたよ」
元帥「悪かったね、君の練習の妨げになるかとおもってね」
衣笠「はい!もう大丈夫です!ありがとうございます!!では以上で終了になります!!元帥殿、ご来場してくださった皆様!ありがとうございました!」
提督「……」
霧島「……」
提督・霧島「「ぶっ[ピーーー]」」
>>217訂正
>霧島「は???」
>
>提督「何、熱くなってんだよ、こーんな練習したのに次やって負けちまうのがこええのか?」
>
>霧島「…………」ガタッ
>
>隼鷹「なに、立ち上がってんの?元帥殿挟んで乱闘でもしたいの?」
>
>比叡「あんたも出るわけでもねぇのにイキってんじゃないわよ」
>
>隼鷹「なんだ?チビ戦艦が気だけ大きくしてなんか目立ちたいの?」
>
>比叡「…………ぶっ殺す」
>
>衣笠「ちょっと!!!両陣営ともに落ち着いてください!!やめて!ほら!!元帥殿の手前ですよ!」
>
>元帥「はっはっは、いいねぇ熱いなぁ」
>
>比叡「クソ軽空母がなめんなよ?前座試合でぶっ殺してやろうか」
>
>隼鷹「はぁ?今やってやるよおい」
>>219訂正
>提督「じゃあ、ほらお嬢さん、撮影しようぜ」
>
>長門「提督!!!!!!」
>
>提督「わーったよもうなんもいわねぇよ」
>
>元帥「では両者構えてね」
>
>霧島「………失礼します」
>
>提督「ちゃんと言ってくださいよ元帥!びっくりしましたよ」
>
>元帥「悪かったね、君の練習の妨げになるかとおもってね」
>
>衣笠「はい!もう大丈夫です!ありがとうございます!!では以上で終了になります!!元帥殿、ご来場してくださった皆様!ありがとうございました!」
>
>提督「……」
>
>霧島「……」
>
>提督・霧島「「ぶっ殺す」」
しまらねぇーー笑 記者会見の殺伐とした雰囲気を出したかったのですが微妙になりましたすいません
むしろsagaなしの方が記者会見らしさが出てて良い気がする
>>223
それ、ちょっと俺も思いました笑 ありがとうございます
衣笠「はぁーーーーー」
衣笠「ほんとう!!!失礼致しました!!」
元帥「いやいや、構わんよ。逆にこれくらい、周りがちょっと見えないくらい熱くなっていたほうがいいよ。この業務をやるときは私は元帥じゃなくただのイベンターだよ、そんなかしこまらないでくれ」
青葉「いや、でもあんな司令官と霧島さんは初めてです…本当、物々しいというか、なんというか」
元帥「こんな本格的な試合前だ。誰だってああなってもおかしくないよ。それより、本当に楽しみなってきた。あの様子なら二人ともしょっぱい試合は見せないだろう」
山城「ちょっと私もあてられましたよ。やっぱ戦いはいいですね」
元帥「あぁ…昂ぶるねぇ」
提督「いやー霧島、あいつまじチンピラみたいになってたな。目線でぶっ殺されるかと思ったわ」
隼鷹「おいおい、ビビってんじゃないだろうね提督ゥ?」
提督「あたりめぇだろ。高速修復材10個分くらいのダメージ与えてやるわ」
武蔵「いい感じに熱が入ったな。だからと言って今から変に無理するなよ?」
提督「ミットだけでも今からダメか?このままじゃ寝れそうにないんだよ…」
長門「ふふふっ、いいぞ。だが無理はするなよ。集中して、さくっと終わらせよう」
提督「おうっ!!!」
比叡「あのクソ陣営、でかい口叩けるぐらいには仕上げてきてるわね」
霧島「えぇ、早く闘って屈服させたいわ……」
瑞鶴「いやーマジ、あんたら怖すぎ…ヤクザかよって思ったわ」
Roma「あの姉と妹からどうしてこんな感じのが生まれるのか不思議だわ」
Iowa「でもかっこよかったよ!こういうのme大好きね!!ペーパービューバカ売れ!!」
翔鶴「ワクワクしてしまいました…こういうのまたやりませんかね」
霧島「翔鶴は誰とやりたいの?」
翔鶴「加賀さんとやってみたいです…」
比叡「大人しい顔して言うねぇ~?やっぱ日頃の恨みってやつ?」
翔鶴「ち、違います!!ただ楽しそうだなってだけで…」
Iowa「meも武蔵とやる!!やりたいのーー!」
Roma「この試合が終わって、そう言うの増えると面白いわね」
軽量日
元帥「ついにだな……明後日にもう試合が始まるのか」
青葉「えぇ、本当に楽しみです。減量失敗、とかないように願いますが…」
元帥「はっはっはっ、それはないよ。さ、きたよ」
衣笠「ではまず提督から!」
提督「うっし」ギッ
提督「………よっし」
衣笠「83.3キロ!ちょうどでパスです!続きましては霧島!どうぞ!」
霧島「はい………」ギッ
衣笠「………82.8、パスです!」
武蔵「やはりフィジカルは有利かな、これからしっかり食べて3キロ以上は増やせるぞ」
長門「腹をやらないように注意せねばな」
Iowa「あっちはギリギリね、小さくしてるわね相当」
Roma「かといって無理しまくったわけでもなさそうね」
比叡「とりあえずフィジカルだけでも有利にってことでしょう…小賢しい」
瑞鶴「そんなことより、あの提督のスタミナ重要発言や5Rフル発言が私気になるわ。どう出てくると思うの?」
Iowa「hmm...典型的ブラフか、それとも霧島のスタミナを削る秘策があるのかだわね」
翔鶴「となるとやはり首相撲ですかねポイントは。それかボディ攻め」
比叡「うーん、あんま考えないほうがいいと思うけどなぁ…首はあんまり付き合わないほうがいい、に私は賛成だけどね」
Roma「提督はスロースターターと聞いてたから、5Rフルに使いたいってのは正直な発言として頷けるわね。スタミナ云々は比叡のいう通り考えなくてもいいと思うわ。まぁ準備してきたんだなくらいで考えときましょう」
Iowa「意識し過ぎてdig graveしたくないからねー!」
比叡「おかえり、霧島」
霧島「えぇ、提督しっかり仕上げてきたわね」
瑞鶴「今提督の発言について考えてたとこなの」
霧島「あぁ…まあ特に私は何も考えてないわ。こっちが終始主導権を握ればなにを企んでようが無駄よ」
比叡「確かにね。最初が肝心だわ。かますわよ」
武蔵「提督よ、じゃあ最後に詰めて行くぞ。食事と戦術の確認だ」
隼鷹「まぁ、大したことはないけどね。しっかりやろう」
提督「あぁ、はやくやりてぇよ」
体作りを真面目にしたこと無いから分からないんだけど3kg体重変われば動き変わるものなの?
>>231
減量で元気がない体が元気になるんでめちゃいい感じに動けるようになるのと、あとそうじゃなくても単純に体重が重くなるんで、パワーが上がります。やはり体重が重いほうが有利なんで…
武蔵「霧島は典型的なムエタイスタイル…オーソドックスに構え、完全に蹴りメイン。そしてあまり忙しく動かん。それでいて試合を完全にコントロールしている」
長門「あぁ、霧島とやったやつの話を集めたら、だんだんやっていくうちに打ったら打たれる感覚が体に染み込み、全く攻められなくなるらしい」
隼鷹「これは相手の攻撃の入り際をしっかり見て打ってるからだねぇ。後の先っつーやつかな。だが、これよりも何よりも、霧島が先に仕掛けを入れてるものがある。それは」
提督「距離、だったよな」
隼鷹「その通り。簡単に相手の入り際を狩れるのは相手の距離でやってないからだ。攻撃を仕掛けている相手の方が攻めているように見えてそうじゃない。霧島の距離で攻撃をしているから自ら自爆しに行ってるようなもんだ」
長門「霧島はアップライトに構え、威圧的なプレッシャーを与える。そして脚でタンタンとリズムを取ることによって脚を意識させ、いつでも脚が入ってしまうと相手に思わせる。何よりも強力な、攻撃しない攻撃だな」
提督「対策はビビらねぇ。これにつきる、だろ?」
武蔵「あぁ、何よりも重要なことだ。霧島に気圧されるな。距離をガンガン詰めていき、蹴りなんか出そうもんならその前に思いっきりぶん殴る、その気概で行け」
長門「注意する点はテンカオだが…提督のパンチの実力ならそう当てられまい」
隼鷹「まぁ、今んとこ気なるのは奴さんのパンチ技術、どんだけ上がったかだねぇ~瑞鶴が入ったからなぁ」
長門「瑞鶴は典型的オランダ式キックボクサー、かつ驚異的なスタミナを持つ女だと聞いている」
提督「スタミナ……へへへ、なんのためにまるで頭がおかしい野郎みたいに死ぬほど走ってきたんだ、スタミナじゃあ世界の誰よりも負けねぇよ」
武蔵「その通りだ。おそらく霧島はスタミナが多い相手とやって、自分に自信をつけてるかもしくは」
長門「警戒をしている。霧島のスタイルは物量で攻めるタイプじゃないからな、こっち側がリズムに乗れば相当厄介だと言うことは学習しているはずだ」
提督「 連打の時あっちなりの対策があるってことだな」
武蔵「あぁ、こっちの作戦が活きる。例えどんな対策でもな」
提督「はやくやりてぇ、ためしてぇぜ」
隼鷹「後は首と肘だな。首はわかってるよな?」
提督「あぁ。大丈夫だ。そして肘は…」
提督「絶対に喰らわない。喰らったら試合終了の勢いで避ける」
武蔵「その通りだ。霧島の肘はまさに一撃必殺。確実に相手の意識を狩るか、顔面を大きく切り裂くだろう、超近距離戦の際は常に肘は警戒しろ、膝も危険だが肘に比べれば喰らってもいい」
隼鷹「ムエタイの肘は、まさにナイフと同じだからね」
提督「わかってるよ、喰らわねぇさ」
長門「よし、こんなところだな。料理もできたぞ~」
提督「うっし!食うか」
そして……
試合前夜
提督「ふううううう」
提督「…………」
ついに、ここまできた。
提督「…………」
提督「カァァァ……怖え…」
武蔵、隼鷹、長門
提督「シシッシィッ」
Iowa、Roma、比叡
提督「シュッッップシッ、シッ」
瑞鶴、翔鶴、そして
提督「……………霧島ァァァァア!」
ぶっ[ピーーー]
fuck
そして……
試合前夜
提督「ふううううう」
提督「…………」
ついに、ここまできた。
提督「…………」
提督「カァァァ……怖え…」
武蔵、隼鷹、長門
提督「シシッシィッ」
Iowa、Roma、比叡
提督「シュッッップシッ、シッ」
瑞鶴、翔鶴、そして
提督「……………霧島ァァァァア!」
ぶっ殺す
~~♪
「~♪」
「I've got you under my skin♪」
霧島は歌っている
「I've got you deep in the heart of me~~♪」
提督の写真を独り、見ながら歌っている
「So deep in my heart that you're really a part of me…♪」
その瞳には恐怖などなく
「I've got you ♪ got you got you got you,
I've got you, got you got you got you under my skin♪」
恍惚で満ちていた
はい、次は試合です。
そろそろ小出しでも書きます
12月31日
青葉「ついに!ついについについに!!!!」
青葉「xデーとなりました!!提督vs霧島!今日がその日となります。果たして地面を舐めるのはどちらか、手を掲げられるのはどちらか!今日!!!我々は目の当たりにするのです!!!」
青葉「この人間vs艦娘の戦い、栄えある司会・進行・実況を務めますは、青葉型 1番艦 重巡洋艦 青葉!そして、解説にはなんと!海軍本部元帥がいらっしゃっています!本日は、どうぞよろしくお願いいたします!!!」
元帥「あぁ、よろしく頼むよ。皆、今日はこの試合を見てくれて本当にありがとう。そしていきなりの申し出にもかかわらず快く受け入れてくれた当鎮守府の皆、本部の者たち、言葉では言い合わらせないくらいの感謝の念でいっぱいだ。今日は皆楽しもう」
青葉「ありがとうございます!今日は前座試合なしのいきなりのメインマッチになります!両者ともただいまアップ中です!中継の衣笠さんに変わりたいと思います!」
衣笠「はーい!衣笠さんです!こちら提督側の控え室の前にいます!試合前の様子を伺いたいと思いまーす!すいません、失礼します
!」
武蔵「あぁ、衣笠か。今ミットをしているよ」
隼鷹「はーい!そこで左脚を入れて奥脚を狙うんだ!思いっきり強く!!」
提督「ブシッッ」
隼鷹「そうそう~いいねぇ~キレてるねぇ~」
長門「悪いが今提督は話せないが、代わりと言ってはなんだが我々ができる範囲で話はできるぞ」
衣笠「はい、忙しい時にすいません…意気込み十分ですね……」
武蔵「あぁ、まさに絶好調だよ。心は熱く、頭は冷たく。提督はスロースターターと言う話が広まっていると思うが、今日は全くそんなことないね」
衣笠「1Rから激しい打撃戦になると……?」
武蔵「そうだな、霧島は本当に覚悟しといたほうがいいぞ」
衣笠「いいですね~。長門コーチからは?」
長門「そうだな…計量後の栄養摂取もうまくいき、問題なく体調を絶好調に戻し、ウェイトもあげた。身も心も技術も、間違いなく今までの提督の中で一番だよ」
衣笠「ありがとうございます!提督陣営、強敵霧島を目の前にしても、怯むどころか調子最高とのことです!!さぁ次は霧島陣営へと行きたいと思います!」
青葉「はい!衣笠さんありがとうございます!元帥、見た感じ提督はかなり仕上がっている様子ですがどうでしょうか」
元帥「いいと思うよ。画面越しからでも伝わってくる刺すような緊張感。されども肩に変に力が入っているわけでもなく…理想的なコンディションだね。試合が楽しみだ」
青葉「ありがとうございます!おっと、衣笠さんが霧島陣営についたようです。また中継変わります。衣笠さ~ん!」
衣笠「は~い!霧島陣営控え室前へと着きました!こちらはもう入る前から不気味な、物々しい雰囲気が満載です……では、失礼しま~す!」
Iowa「Hi! 衣笠!interviewにきたのね!入って入って~♡」
衣笠「はい、霧島さんはサンドバッグを打っているのですか…?」
Roma「そうね。流しながらテキトーに打ってるわ」
霧島「シッシッ、シュッ」
パァン!どんッッッどんッ
衣笠「そ、それにしては非常に破壊力のある音ですね…」
比叡「霧島にとっては普通ですよ~!この期間中にサンドバッグを2つダメにしたくらいですからね、化け物です」
衣笠「サンドバッグを……?つまり壊したと言うことですか?」
Iowa「of corse!お掃除大変だったわ~」
Roma「試合前にやるとめんどいから、ほどほどにね~」
衣笠「は、はは…あの、霧島さんの調子の方はいかがでしょうか…?」
瑞鶴「ふふん、面白いことを聞くのね~あなた」
翔鶴「瑞鶴……」
衣笠「…と、言うと?」
瑞鶴「霧島に好調も不調もないわ!たとえ何があっても試合に入るときはいつも同じ。体調が悪かろうがなんだろうが、対戦相手にとってそんなのはどうでもよくなるわよ」
比叡「たとえ不調であろうと霧島は最強です。対戦相手にとっての悪夢であることは変わりませんよ」
衣笠「そ、それはまた随分と…提督の方も、相手にとっては悪夢というくらいには出来上がっていますが、いかがお思いですか?」
Iowa「oh~admiralね!meは…」
霧島「可愛いなぁ、と思いますわ」
衣笠「……」
みれば霧島はサンドバッグをやめ、衣笠の目の前まで来ていた
霧島「私のために、そこまで頑張っていただけたのでしょう?金剛お姉様には悪いですが、ある種の恋慕のようなものを感じて、私、とても気持ちいい気分になってしまいます……」
霧島「その提督を戦ってぐちゃぐちゃにできるなんて……女冥利に尽きますわ…本当に楽しみです。まるで夏休みの時の恋人との初デートの前のような心持ちです…」
衣笠「は、はい…ありがとうございます。霧島陣営、対戦への渇望が凄まじいとのことでした!」
青葉「……はい、ありがとうございます!なんというか、予想してるよりも静かな感じでしたね」
元帥「そうだねぇ。ちょっと暗い怖さがあったね…ドロドロとした、暗く重いものを私は感じたよ。提督君のがストレートな強さとするなら、霧島君のは何か少し屈折とした強さを感じるね。両者とも最終的に思っていることは同じなんだろうが、過程が決定的に違う…」
青葉「なるほど……この過程の違いが、試合にどのように影響するか、楽しみでなりませんね!!さぁ!試合開始まで残り30分を切りました!!!皆さま、あともう少し!!あともう少しの辛抱です!!お待ちください!!!!」
~~試合会場~~
榛名「……お姉様は、霧島のあのような心情については何か思われたりはしないのですか?」
金剛「問題nothing!霧島の恋慕と、私の恋慕は全く違うものデスヨー!霧島はまさにちょっとクレイジーなのデス。戦いで得るカタルシスを他の人よりはるかに強く感じてしまうんでしょうね」
榛名「なるほど。普段はとてもいい子なのに…」
金剛「ンフフ、あの時の霧島も私は好きですヨー!霧島は先天的にすこしおかしいのですが、後天的に社会的に恵まれていた。だから普段はまともな感じで振舞っているのでーす!」
金剛「そのまともが剥がれてる時の霧島も、お姉ちゃんは大好きです。とっても可愛いヨォ~!」
榛名「ふふっ、榛名も同じです。霧島は一番不安定で、だからこそ一番可愛い…」
加賀「何をサイコな話をしているのよ…勝つのは提督だわ、間違いなく」
金剛「oh~hey!KAGAちゃんじゃないですかぁ~……霧島は負けませんよ?」
加賀「何を言ってるの?自分の、まぁまぁ仮の夫が無様に負ける姿を支持しているのかしら?まぁ…仮だからそんなことを思うのも不思議ではないのかもね…」
榛名「………………」
加賀「………何かしら?」
金剛「hey!heeeey!やめましょうよ!私はどう言われようが構いませんよ榛名ァ~!そして加賀!私はこの試合は公私togetherで見てないね!今回は霧島を応援!終わったら結果はなんでもいいの!」
金剛「提督が勝ったら霧島を慰め、提督のこともかるーく讃えますよ。それくらいです、元に戻りますまた」
加賀「随分と都合のいいことね…」
榛名「妾狙いが……」
加賀「………は?ぶっ[ピーーー]ぞ?」
金剛「おい!本当に!!stopね!仲良くみるか、それができないならどっかに行ってくださーい!そろそろ始まりまーす!」
加賀「ふん、わかったわ」
金剛「榛名!あなたとっても口悪いよー!よくないよ!ダメー!ダメなんだからネ!」
榛名「しかし……」
金剛「加賀の気持ちもわからんでもないネ。本来なら、中途半端にでも両方の応援をするはず。それがこうなってるのですから。加賀は提督のことが大好きso muchだからしょうがないよー!それより、ほら」
金剛「始まりますヨ」
青葉「さぁあぁぁあ!さぁ!さぁさぁさぁ!!!!ついにやってまいりました!!!提督vs霧島!仁義なき戦いが!!ついに今宵始まります!!!」
元帥「いーい大晦日を過ごせるぞぉ」
青葉「では!!まずは青コーナー!当鎮守府の長!!数々の作戦を実施、深海棲艦との骨肉の争いを制してきたこの男!!提督の入場だアァア!」
DMX - X Gon' Give It To Ya
https://m.youtube.com/watch?v=DTkhvGVLf3k
ワァァァァァァ!!!
まけろー!!! カッコつけてんじゃねぇぞ!!!!
提督!!結婚してー!!司令頑張って!!まけるなーーー! ヤクザをぶっ殺せええええ!
かねかえせえええええ!
元帥「随分とまぁ、気合が入ってる入場だね」ハッハッ
青葉「この提督!インタビューの時や、段取りの話を軽くする時でも!!しきりに自分の入場曲や演出の話を一人語っていました!!さぁ自分の思い通りになっているのか!!ご満悦顔でリングまで歩いています!」
元帥「後ろの艦娘3人が物々しくていいね。提督君はもうなんというか」
青葉「見てらんない?」
元帥「そうだね笑 すごいご機嫌すぎて面白いね」
青葉「まぁ!それがうちの提督のいいところでもあります!提督のスタイルはオーソドックス、ボクシングからキックへの転身組になります!185センチ、83.3キロ!霧島を制することはできるのか!?」
元帥「お、なんか叫んでるね」
青葉「霧島ぁぁぁあ!と叫んでいますね。さぁご所望の通り!赤コーナー!霧島選手の入場になります!」
Mai-不老不死
https://m.youtube.com/watch?v=hUpgkzDrRYM
うおぁぁぁぁ!
ちょー綺麗! かわいいーー!こっち向いて!! 霧島ぁぁぁぁ!殺せええ!!
霧島さんファイト!!!戦艦魂を見せて!!
元帥「おぉ、こっちもなかなかじゃないか。みんな着物か。目線も下にして、ゆっくり歩いて粛々としてるね」
青葉「はい、すごい似合ってます!なんだか試合前だとは思えない感じですね。曲もハイな感じではなく、静かで、不気味な感じです」
元帥「いいねぇー、二人とも本当にいい。霧島君、笑みを抑えきれてない感じだねぇ」
青葉「まさにその通りですね…獰猛な顔をしております!その霧島選手、オーソドックス、スタイルはムエタイ!!180センチ、82.8キロになります!!提督をぐちゃぐちゃにしてしまうのか!?」
青葉「霧島!リングイン!着物を脱ぎます!!提督、霧島の前で首切りのジェスチャー!!!早速かましております!!!」
青葉「さぁ!もう間も無く始まります!!!年の瀬に殴り合うこのイベント!ルールは3分5R!首、肘共にありのルールです!ko、tkoでの決着がつかなかった場合は判定となります!」
青葉「レフェリーは元帥の片腕!歴戦の勇!!戦艦山城!」
青葉「ジャッジはBismarck級 1番艦 戦艦 Bismarck!妙高型 1番艦 重巡洋艦 妙高!そして元帥のもう一人の片腕!秘書の3人になります!!!」
元帥「いやーすまないね山城に秘書君…美味しい飯をご馳走するよ」
青葉「はい、本当にありがとうございます…そして、両者コーナーにつきます」
提督(………八ヶ月。八ヶ月前だった。俺が燃えはじめたのはその時だった。お前もだろ?霧島?今日、おめーを燃やし尽くしてやるよ)
霧島(八ヶ月前でしたね。あなたと私が初めて、初めて"話した"のは。あの日から私はあなたのことばかり…愛しています、司令)
提督(………………)
霧島(………………)
「殺す」
青葉「試合!!!!!開始ィィィィィィ!!!!!」
カーーーーンッ!!!
青葉「ついに始まりました!おっと!!意外や意外!いきなり霧島!コーナーからダッシュで接近!!!飛び肘!が、提督かわす!!」
元帥「霧島君は、落ち着いて見るタイプだと聞いていたがのっけから飛ばしてきたね」
青葉「そのまま霧島、猛スピードで距離を詰め、前蹴り!からの右ミドルううう!提督腕でブロック!」
元帥「ムエタイの腕を破壊する蹴りだね…ブロックしても危険なのは変わりないな、打たせないのがポイントになるがさて…」
(……随分とはしゃいでんじゃねぇか霧島ァ?だが俺はもっとはしゃいでるぜ?)
青葉「提督怯まず!!喰らってもそのまま距離を詰めます!」
元帥「……提督君のパンチの間合いだね」
青葉「提督!1.2.3ジャブ!!からの右ボディストレート!!が、霧島、腰をくの字にしてかわす!」
元帥「今のは……」
(悪手だぜ霧島ァア!!)
青葉「提督!!そのまま首相撲!!そして速攻で霧島をこかした!!」
元帥「ジャブの時点でパンチを当てるにしては相当踏み込んでた、完全に最初から組むつもりだったね」
青葉「右ボディは、体勢を崩すためだけのパンチですか」
元帥「その通りだろうね。いいねぇ…」
「ハァァア……」
青葉「……霧島、今まで見たことのないような表情を見せ立ち上がりました」
元帥「なんというかすごい笑みだね…まるで悪鬼だ」
(スタミナ……スタミナがポイント?)
(私をこけさせまくるって意味で?言ったの?………本当に)
「お可愛いこと」
青葉「霧島!!アップライトに構え脚でリズムを刻んでいる!!!凄まじいプレッシャーだぁぁぁ!」
(出やがったなクソムエタイ女が)
(俺から蹴らしてもらうぜ)
青葉「提督!!急接近、急停止し前蹴り!しかし霧島手で払い!そのまま左手を前に出しながら接近!!!」
元帥「……」
比叡「やめろ霧島ぁあ!手を前に出すな!!!」
青葉「!提督スイッチし、右手を霧島の左手に絡め、組み引いて!左手で押し……!」
ドンッ
青葉「こかしたぁあ!!」
「なんだっけな……?」
「お可愛いこと」
「だっけ?お前のセリフ。ハハッ」
「……………………ぶっ殺す」
「かかってこいや。くつろいでんじゃねーよ。ここはおめーの家かよ」
比叡「霧島!!!冷静になれ!!距離!リズムだぞまずは!!!その二つを守れ!!!!」
(殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す)
「おいおいおい、そんな転んだくらいで不貞腐れてんじゃねえよ。しょうがないだろ?ガキなんだからテメェは……」
「…………シイィッ!!」
青葉「立ち上がった霧島!いきなり飛び膝!この近距離からにしてはかなり打点が高い!」
元帥「うーん、いい感じの技だけどそれを今出しちゃいかんでしょ。完全にキレて冷静じゃなくなってるね」
青葉「提督簡単に右に避け、空中の霧島の体に手を添えながら流して!霧島着地時崩れる!!!そこに提督、足払いローキック!!!!またも霧島こけるうううう!!」
元帥「完全にペースを握られたね」
長門「提督!!いいぞ落ち着いていけ!」
比叡「テメェ何やってんだ霧島ぶっ殺すぞ!!!!距離とリズムだろうが!!!相手よく見ろコラァァァ!!!!」
Roma「霧島まぐれよ!!落ち着いて!」
瑞鶴「マジ比叡ヤクザすぎ…」
翔鶴「姉妹だから熱が入るのよきっと…」
「大丈夫?お嬢ちゃん?」
青葉「あーっとなんと提督手を差し伸べる仕草だ!!!!これは霧島屈辱的いいいい!!」
「…………」
武蔵『あぁ見えて霧島はかなり熱くなりやすい、お前は口もうまいだろう。あいつを煽れ。わかるだろ?もうこれはスポーツに近い決闘だ、ルールの範囲内なら手段を選ぶな』
隼鷹『こかすのはスタミナを奪う目的もあるけど…何より首に自信あるやつにとって屈辱的だからな。あのヤクザならすぐブチギレだろう。いけそうなら1Rカウンターで[ピーーー]のも狙いな』
「……つまんねぇなぁ」ボソッ
「……………」ブチィ
青葉「霧島選手!!!怒りを通り越して、もはや無表情な状態になっている!!!目に入ったものを全員殺さんとする勢だぁぁあ」
比叡「くっそ!!!やられた!!!!」
Roma「やばいわねかなり」
Iowa「出撃の時でもなかなかあんな霧島見ないわ、インターバル中になんとか冷静にさせないと……」
青葉「まだあと残り30秒あります!霧島は大丈夫でしょうか?」
元帥「カウンターでKO、あるかもしれないね。こかされて体力も消耗、ブチギレて心拍数も無駄に上がり、いつもより疲れてるはずだ。何より冷静じゃない。かなり危ないよ霧島君は」
(にがさねぇよ?無理はしねぇ、冷静にぶっ潰す)
青葉「霧島審判のブレイクとほぼどうじに右ロー!だが提督!!冷静にカット!流れるように左ミドル!!……!?いや!ハイキックだ!霧島、間一髪ガード!!!」
元帥「ブラジリアンキックだね……素晴らしいタイミングだ。しかし霧島君、やるねぇ~。ミドルをカットする時でも腕を頭から離してない、意外と難しいんだこれが」
(今のをガードすんのか!?!完璧に入ると思ったのに…ヤクザの癖にガード硬めかよ)
「殺す………」
カンッカンッ!
青葉「10秒前!!ここで霧島攻勢に出た!距離を一気に詰めジャブを放つ!!凄まじい威力!!!パーリングで捌ききれず提督額で受けます!その隙を霧島見逃さない!右ローキック!しかしこれはカット!!提督前蹴りを放ち、霧島を離す!!」
カーーーーンッ!!!
青葉「ここで1R終了になります!!!!圧倒的!!!圧倒的に提督のペースになっております!!!提督強し!!!!」
元帥「しっかりとプランを立てて、それを忠実に守ってやってたね。入場時のあのはしゃぎようからは想像できないくらいクレバーだよ」
青葉「完全にこかして体力を削る作戦でいってましたね。クリーンヒットを狙えそうな時でも大きく行かず、こかすの優先でいってました。なんと計3回もこかしています」
元帥「首が得意な霧島君にとってこれはかなり屈辱的だ。このインターバル中冷静にならないと危ないぞ」
隼鷹「いいぞ!!!!完璧以上にできてる!」
提督「あぁ、採点10対8くらいの出来じゃねぇのか?最後らへんのブラジリアンキックをガードしてのジャブは驚いたけどな、それ以外はなんも…全部見えるよ」
隼鷹「そこらへんはさすが霧島ってやつだね。とりあえずパンチは警戒に値するとわかったのも収穫だよ。次のラウンド、こかすのはうまく行かないだろうがそれでも優先して狙っていきな。無理をしてのクリーンヒットより、こかすの優先で」
提督「あぁ。あのヤクザはどう出てくるかな?」
隼鷹「おそらく、あっちの陣営はあいつを冷静にさせるのに時間を費やすはずだ。大した作戦変更もしないし、できないだろう。元々色々練るタイプじゃないからねぇ~冷静に相手を見て、後の先をとり、攻め立てる。それは変わらないはずだ」
隼鷹「来るとしたら、瑞鶴のスタイルの真似とかかね?オランダ式な攻め方。それきたらきたでしっかりパンチの打ち合い対応していきなよ?」
提督「わかったよ、行ってくるぜ」
隼鷹「あのボケが2度と立ち上がれないようなくらいかましてこい」
比叡「…………フゥゥゥウ~~~」
Roma「比叡、アドバイスも何もかも冷静にするのよ。あなたが冷静にならなきゃ霧島も冷静にならないわ」
比叡「わかってるわ」
比叡「霧島、どうしたの。とりあえず感想を聞かせてくれる?」
霧島「………………」
比叡「……てめぇ、黙ってちゃわかんねーだろうが。遊びに来てんのかここに?」
霧島「…………違うわ。感想でしょう……屈辱的、その一言だわ」
比叡「そうね、なんでそう感じたの?」
霧島「3回も倒されたからよ」
比叡「その通りね。提督は始めっからそれ狙いだったわね。中途半端にこかせられたらこかす、ではなく、完全にこかしまくるって作戦。目的は2つ。1にスタミナを奪うこと、そして2にあんたを冷静じゃなくすこと。おそらく次もそれでくる可能性は高いわ…」
霧島「………」
比叡「自分でわかるでしょ?なに、あれは?…でも、最後のブラジリアンキックをガードしてからの、ジャブはとても良かったわ。あの後すぐ右ローじゃなく、ストレート、フックくらいまで入れてから右ローを打つと入るわよ」
霧島「えぇ、瑞鶴のを意識ね」
比叡「それもありだけど、あっちはさっきのやり取りでパンチを警戒してくるはずだわ。特にジャブをね。つまり距離を潰すのに抵抗感を感じている……ここまで言えばわかるでしょう?」
霧島「いつも通り、ね」
比叡「そう!ただ提督はかなりトリッキーよ。後の先をとろうにもフェイントが小賢しいわ。多少被弾してもいいから自分からバンバン蹴りなね。距離、リズム、入り際、打ち終わりよ」
霧島「………わかったわ」
比叡「冷静に!よ。あなたは強いんだから」
ちなみに青葉はあえて提督呼びにしています。一応提督vs霧島と試合を銘打っているので…
カーーーーンッ
青葉「2R開始の!ゴングが今なりました!!1R、完全に提督のペースでしたが、霧島は巻き返せるのか!?両者グローブタッチすら行いません!」
元帥「殺伐としてるねぇ~霧島君は冷静になれたかな?ここも取られたら厳しいね」
(距離……今はまだ遠い、司令の前蹴りがギリギリ当たらない距離…)
(リズム…大丈夫、私は冷静……いつもより早いリズムで…)
(間合いに入ってきたら、打ち込む)
(あと半歩)
元帥「霧島君みてるねぇ、隙を見せたらすぐ出すだろうね」
青葉「そうですねえ、冷静さを取り戻したようにみえます!おっと!動き始めました!霧島左前蹴りを出すと見せかけての右ダイレクトブロー!凄まじい踏み込み!!提督体を右にひねり、左腕全体でブロッキング!………!霧島!パンチはすぐ引かず、押し込むようにして提督を離し!左ミドルゥゥゥゥ!!提督被弾!!!」
元帥「ケッコーいいの入ったんじゃない?」
青葉「霧島!これでは止まりません!1Rの鬱憤を晴らすが如く攻める!右ロー!からの左インロー!そして左ハイ!!!提督なんとスウェーでかわす!!!」
(調子乗んなよヤクザメガネ…)
青葉「今度は提督が激しいパンチのお返しだ!!!!ジャブ、ストレート、左フック、アッパー!まだ止まらない!!!!左ボディ…ときて!霧島組みに行った!首相撲開始だ!!!!!!!」
元帥「やっとこれでみれるかな、彼女の本領が」
(くそったれが望むところだ!!)
青葉「両者!回りながら首を取り合う!!なんで激しい首相撲だ!!!」
元帥「首だけじゃなくしっかり重心も奪い合ってるね…二人とも膝がうまく出さないでいる……これは両者ともめちゃ疲れるぞぉ~」
(2R中ずっとこれでもいいんだぜ?そういう練習を俺はしてきた)
(………………)
青葉「両者とも首相撲からの膠着状態が続いている!」
元帥「おっ………と?霧島君動いたね」
青葉「あっ!はい!霧島首を取る瞬間に?同時に前へと出て行き提督の重心を若干後ろにし!そして思いっきり引いた!!!!提督崩れる!!崩れました!!」
元帥「きたね…」
(ヤッベェぞ!!!!)
比叡「ぶっ殺せ!!!!!!!!」
霧島「フシッ」
青葉「霧島!!膝蹴りで提督のボディを抉る!!!抉る!!!抉る!!!!!!」
長門「上体を立たせろ!!!負けるな!!!!!なんのためのウェイトだ!!」
「ッシィィィィィ!」
隼鷹「よしっ!!離せ離せ!肘注意だよ!!!」
青葉「提督!上体をおこし!手を霧島の顎に当て霧島を離していく!!が!!!ここで霧島!体を右回転させ必殺の肘ぃい!提督間一髪ガードする!!!!」
元帥「今のは直撃してたらもう終わりだったね…ナイスセコンド。本当怖いね霧島君の超近距離は」
青葉「ダメージの残る提督、距離を取りたいです…が霧島許しません!じわじわ詰めて行きます!」
元帥「これは提督君まずいよ…自分から後ろに行くのはまずい」
武蔵「下がらな下がるな下がるな下がるな!!!辛いのは当たり前だ!!!ここ耐えろ!!!!乗らせるな!!!!」
(グチャグチャにしてあげる………ハァッ…)
青葉「霧島!!!何も小細工せず凄まじい速さと重さで右ミドルハイ!!!!提督の腕がひしゃげる!!!!ここまでグロテスクな音が聞こえてきます!!!常人には到底耐えられない威力だ!!!!!!!」
元帥「………ここまでとは…骨が心配になるレベルだ…」
青葉「そして霧島止まらない!!!!拷問タイムはまだ終わりじゃない!!!!止まらぬ速さで右ロー!左フック!右膝ァァァア!!!!!!提督ダウン!!!提督ダウンだ!!!!この試合最初に地面を舐めたのは提督だ!!!!」
元帥「………」
(なーにがダウンだよすぐ立つぜ……待ってろ……)
青葉「すごい!素晴らしい!!凄まじい!!!提督!!ボディでのダウンにもかかわらずすぐ立ち上がった!!!!戦略だけじゃない、驚異的なタフネスだぁぁあ!!」
元帥「やるねぇ…」
「ふふふっ」
「何ニヤついてんだよキモヤクザ…」
「いえ、わかるでしょう?」
「一ミリもわかんねーんだよ、女々しい野郎は、大事なことを口にしないから困るんだよな」
「はぁ……すぐ、殺して差し上げますね…司令……」
「あぁ…かかってこいよ」
「燃えるぜ」
マージすいません、遅れました
これからたとえ1レスでもいいので毎日書きます
青葉「無事立ち上がりました提督ですが、ダメージはどれほどのものでしょうか??」
元帥「うーーん…とりあえず1Rで得たアドバンテージはほぼなくなったに等しいね…」
青葉「あの強烈な膝、むしろ提督マイナスになってる風に見えます……さぁダウン後、霧島から仕掛けます!右ミドル……、と軌道を変え、前蹴りを放ちます!!提督!!先ほどのダメージからか、かなりキツそうだぞ!!!」
元帥「強烈だね…おっと霧島君、もう終わらせるつもりかな」
青葉「霧島!ジャブをさしながら接近!!ジャブ、フック!右ロー!?おっと!提督!!右ローに合わせて突っ込んだ!!!!右ダイレクトブローをかましに行った!!!!霧島ガードするが体勢が崩れる!!」
元帥「ナーイス右!畳み掛けないとだね」
「ッシャアぁぁぁぁぁ(ここしかねぇ!)」
長門「いいぞ!冷静にだ!詰めろ詰めろ!」
青葉「提督、右のダイレクトからそのまま左ボディ!!左アッパー!強烈な当たり!!!そのまま右フック!!目にも止まらない早さだ!!!霧島ギリギリだぞ!!!!」
比叡「何やってんだ技出せたたまれんぞ!!!」
青葉「ここで霧島選手距離を取るため前蹴り!が!!!提督キャッチし、そのまま霧島をこかした!!!通算4回目ダァァ!」
カーーーーンッ
青葉「ここで2R終了~!!提督なんとかダメージを叩き込みました!!」
元帥「うーむ、根性出してきたね」
青葉「しかし、長時間の首相撲、膝、ダウンと、提督のダメージは尋常ではない風に思われます。巻き返せるのでしょうか?」
元帥「………うーん、ボディのダメージはずっと響いてくるからね…だけど霧島君のダメージもバカにならないはずだ。床に落とされるというのはかなり体力を奪われるし、それにさっきの最後の畳み掛け、霧島君かなり危ない状態だったと思うよ」
隼鷹「奴さんやっぱ、はんぱないね。反省点は一つ、下がっちゃいけないんだよ本当に。ダメージはどうだい?」
提督「あぁ、さすがにびびっちまった。気をつけるよ。ただまだまだいけるぜ、余裕だよ」
武蔵(?…………)
提督「なんならあっちのがダメージあると思うぜ、最後の左ボディ多分レバー直撃できたと思う。立ってられてるのに戦慄したがな…」
隼鷹「そうだね、頭部へのダメージも霧島のが重いはずだ。ボディをやられまくったとはいえあんたは地獄のように練習して、スタミナを鍛えてきたんだ。あんたが負けるのはラッキーなKOを食らった時だけさね」
隼鷹「次ラウンドから、シフトして行こう。ダウンも積極的に狙う形でいきな。小技もどんどん出して、チャンスがあれば倒しに行っていいよ」
提督「あぁ、行ってくるぜ」
比叡「おかえり!良かったよ」
霧島「…………えぇ」
比叡「……右ミドルをフェイントしての右前蹴り被弾、あそこから巻き返しての司令の攻めは、どの選手にもできることじゃないわ、しょうがないことよ」
霧島「えぇ…手応えはあったのだけどね…」
比叡「切り替えていきましょう。やっぱり近距離挑む時は不用意には入れないわね…だけどさっきのラウンドでダメージは尋常じゃないはずよ。確実にボディへのアプローチは嫌がるわね」
霧島「えぇ、ミドルハイは打たずに、ミドルをバンバン蹴ってガードを下げて行こうと思うわ」
比叡「そうするといいわね、より丁寧によ。あまりKOは次のラウンド狙わない方がいいわ。距離を遠目に、近づかせず、丁寧に丁寧にダメージを与えて行きなさい」
霧島「わかったわ」
比叡「どうせ、あなたが勝つのよ、焦らなくていいわ」
青葉「白熱の試合、3Rには入ります。ここまでのところ元帥殿の感想は?」
元帥「いやー本当に大満足だよ。両者噛み合って、激しい戦いが繰り広げられているね。おそらく判定はないだろうね…」
青葉「はい、なかなかない名試合となっておりますね…1.2Rの時点で充分盛り上がりを見せたこの試合ですが、3R以降どうなると予想されますか?」
元帥「さっきも言ったようにおそらく判定はない….ここからダウンの取り合いのようになっていくはずだ。提督君はパンチ、霧島君はキック……リズムと距離の主導権の取り合いだねまさに」
青葉「速い提督、ゆっくりな霧島と言った様相でしょうか」
元帥「その通りだね。首相撲などの超近接戦では、技術的に霧島君が一歩リードと見るけど、提督君のフィジカルとそして根性も相まって、なかなか取りに行きづらい…まさに五分だ。お互いのいいところを出せた方が勝つね」
青葉「コメントありがとうございます…さぁ、間も無く3R開始です!!」
(あぁやって強がったが….結構ダメージはやべぇ…下がっちゃいけねぇとは言われたし、そんでもってこの戦術はボツだってなってたが……このラウンド、被弾は避けてぇ……)
(………やるしかねぇか…)
「燃えるぜ…」
(司令、ふふっ…私はわかっておりますよ?)
(あなたの体から漏れ出ている悲鳴が…)
(あなたの苦痛が…)
(手に取るようにわかりますわ…)
(でも降参はいけません…私は最後まであなたとお話ししたいの…比叡お姉様は焦るなと言いましたが)
(どこに焦る必要が?こんなにも楽しいのに)
(最後まで楽しんで、私の手で崩れ落ちるあなたを見たい…耐えてくださいね、司令?)
カーーーーンッ
青葉「3R!!!!!!開始ィィィィッッッッッッッッ!!!!」
元帥「……………?」
青葉「おっと……?霧島がさっきと同じようにじわじわ距離を詰めているのに対し、提督、距離を置きながら霧島を中心に回っています!」
元帥「これは…さっきのダメージが相当だったようだね…しかし、この作戦は正直…」
Roma「悪手ね」
Iowa「yeah. But,先までのラウンドと全く違う、しかも圧倒的不利なstrategy ……何か裏があるのかしら?」
Roma「霧島相手に不用意に距離をあけ、逃げ惑うのはやばいとやる前からわかっていて、それを体感したはず…セコンドは何を?さっきまでのラウンドはブラフ?」
比叡「……………」
長門「おい、これは……」
隼鷹「あの野郎……やるつもりかよ」
武蔵「…先のラウンドでのダメージが深かったんだろうが、うまくいかなければ自殺行為だぞ…」
(次にこのラウンド、俺が首を取られたら確実に競り負け、待っているのは死だ)
(これしかない…俺の脚を、目を、信じるぜ)
(………………)
元帥「提督君の選択、おそらく遠間からの踏み込み…しかもパンチだろう…霧島君相手に、ボクシングのヒットアンドアウェイ戦法を取るつもりだ」
青葉「あ、あの霧島にですか?それでは霧島側の思うツボでは?」
元帥「その通りだ。霧島君は相手の入り際を狩る、後の先を取るのが抜群にうまい。反応しきれない近距離ならまだしも、この遠距離からの攻撃じゃあ霧島君は十分届く前に対応できるはずだ…」
(やってやる…やってやるさ…誰よりもこいつのことを考え、そして試合中もこいつを見てきた……わかるはずだ……)
青葉「霧島!じわじわとした距離の詰め方からリズムが早くなっております!!…!提督踏み込んだ!?踏み込んだぞ!自分から離した直後に踏み込んだ!!蹴りですらも遠い間合い!?き、霧島!!!!なんと蹴らずに被弾!!?」
元帥「!?!」
隼鷹「あいつマジか!!?」
長門「これは…もしや隼鷹の……?相手をよく見て、いけるタイミングをついたのか…?」
武蔵「提督……お前…」
青葉「提督!!!怒涛の勢いだ!!ジャブ、ボディストレート!左フック!!?を打ちながら、霧島を中心に自分が周り、右ミドル!!!霧島直撃!!!ひとたまりもありません!!!!」
元帥「ダメージ狙いのフックじゃなく、位置を入れ替えるフックだね。それよりあの踏み込み、霧島君のタイミングを読んだのか?凄まじいね」
青葉「信じられない勘です!あの霧島相手に何もさせず先を取った!提督深追いせず、また遠間から仕切り直しです」
隼鷹『霧島にボクシングのヒットアンドアウェイ戦法はできないのかってぇ?』
隼鷹『端的に言うと、ほぼ不可能さね…理由は二つある』
隼鷹『一つ目はキックボクシングだから。蹴りの間合いは長い。遠間からの入り際、打ち終わりを簡単に狩られちまうよ』
隼鷹『二つ目は……これは相手が霧島だから、なんだけど』
『あいつは何をやるか、タイミングが本当に掴みづらいんだ。パンチを打つにしろ、蹴りを打つにしろ、ただ間合いを詰めるにしろ、リズムを取るにしろ……全て同じ動作、同じ呼吸で入ってるように見えるんだ。全て同じ入り方なんだ。結果、選択肢を絞れずにこっちは相手の攻撃を食らう…後の先ばかりじゃないんだよあいつは』
『長くなっちまったね…つまり、いけるタイミングが掴みづらいってこと!遠距離からの攻撃は速さ以上に、タイミングが重要なんだ。それをうまく掴ませない霧島にヒットアンドアウェイは自殺行為だよ!』
(わかるぜ霧島、お前のタイミングが…俺はずっとお前のことを考えてきた。お前が何をしようとするか、ほんの僅かにだが、わかるぜ…)
(司令、司令……!あなたも私をわかってくれているのですね…いいでしょう、いいでしょう。甘んじて一打は受ける覚悟です。ですが、そこから逃がしはしませんよ…?)
青葉「霧島、なかなかダメージは重いはずですが異様な雰囲気を纏い、笑っています…!」
元帥「はははっ…これは…なんとも嬉しそうだね…」
Roma「いったいなんで………!?」
Iowa「霧島のタイミングを掴めるなんて、普通なら神業Levelのはず。おそらくreasonは複数あるわ」
瑞鶴「しょうがないことだけど、いつもより、感情的でわかりやすい霧島だからかもね…ある程度読めるのかも…」
翔鶴「相手側の練習相手が隼鷹さんというのも大きいと思うわ。洞察力はピカイチですもの。それに提督も元々考えるタイプだし、そこらへんは冴えてる方だと思うわ」
比叡「えぇ……だけどそれだけじゃないわ…この選択を取るにはリスクがでかすぎるの。何もできずにカウンターを食らって終わりってのが起こる可能性が大きい。普通にさっきまで通りにやっていけば、多少の被弾はあれ、確実に霧島にダメージを与えていけるという算段のはずよ」
比叡「セコンドが、ましてや隼鷹が、あんなリスキーな作戦を選ぶと思う?……何かあるわ…」
青葉「霧島、手を細かく出しながら距離を詰めています!普段のスタイルらしくない、ラフな構えだぁ!」
元帥「これが一番だねぇ…今のところは」
青葉「これに対して提督!素早く左インローを入れる!霧島被弾!!またもや何もできず!」
元帥「いや、パンチをうまく意識させてインローを入れたね。さっきの第一打のおかげでこういう小技が入りやすくなって、ペースを簡単に取れるようになってるよ」
青葉「しかし、提督深追いはしませんね…いつもなら繋げてきそうですが、また距離を置きます」
元帥「確かに、少し慎重にすぎるかなぁ…」
武蔵「隼鷹、長門、少し相談したいことがある…提督のダメージについてだ」
隼鷹「……」
長門「…もしや、折れているのか…?」
武蔵「そこまでは断定できんが…脇……肋を痛めている可能性がある…もしかしたら…」
隼鷹「だからあの戦術か……」
長門「だろうな…被弾はおろか、おそらく首で組み合うだけでも相当きついはずだ。待ってる先は膝を食らってのKO負け」
武蔵「この3Rで決めないと相当やばいと思うぜ。間違いなく言えることは霧島相手に5Rまでは確実に持たないということだ。おそらくこのラウンド中バレる。仕留めきれずに、4Rになったら…本当なりふり構わない形にしなければ、負けるぞ………ひどい形でな」
隼鷹「タオル投入も視野に……ってことかい?」
武蔵「………………迷っている」
長門「……私は入れたくない、入れたくないぞ……提督にとって負け以上に、屈辱的なはずだ…」
武蔵「あぁ、だから次のインターバル、強めにハッパをかけてくれ。タオル投入のことも含めてな。前までのあいつなら、メンタル的にきつい宣告だったろうが、今のあいつなら大丈夫だ」
(そんなお粗末なパンチで、俺を牽制できるとでも!?)
青葉「提督絶好調です!!頭部への被弾も構わない突進!ジャブをまいての右ロー、左前蹴り!完全なるヒットアンドアウェイ戦法に入ったァァァァァア!!」
元帥「提督君、おそらくボディに被弾したらかなりまずい状況にいるね…」
青葉「は、はい!?と、言いますと?」
元帥「先のラウンドで肋かどこかを、痛めてるのでは?一撃でも食らうとかなり危なそうだよ」
青葉「な、なるほど…それでしたら確かに合点がいきます!提督はまさに後がない背水の陣、冴え渡る勘を使いヒットアンドアウェイを選択していたのか!!!なんという勇者!!そして自分よりも大きい相手に簡単に致命的なダメージを与えられる霧島の魔王的強さ!!!まさに死闘であります!!」
元帥「しかし霧島君へどこまでその戦法がうまく機能するか…」
(あぁなんて可愛いの司令!早くあなたの骨を砕いてあげたいわ!)
霧島の次の選択肢は、変わらず左手をラフに振りながらの前進。
提督のヒットアンドアウェイに真っ向から挑もうとしていた。
(アホが…まだまだ俺はいけるんだぜ。技だってたくさんある、見切れると思うなよ?)
提督、次の入りの選択肢を決定。スイッチをしながら左右に動き、サウスポーに切り替えた後、右手で相手の左手を制し、崩したところへ左ストレート、もしくは左膝。
対する霧島、彼女はこの会場にいる誰よりも(提督を含めて)提督の状態を把握していた。
ヒビが入っていたのは肋骨だけではない。左腕にも入っていたのだ。
提督自身、ボディへのダメージの意識と…おそらく蹴られなれているのだろう、腕の甚大なダメージに気づいていない。が、霧島は先のラウンドの右ミドルハイで、提督の左前腕の軋みを肌で感じていた。
霧島のこれからの想定、左腕の破壊。
理由は二つ。今のスタイルの提督から肋骨を破壊するよりも容易にできるため。
そして、何より彼女自身が楽しむため。
>>296
>提督自身、ボディへのダメージの意識と…おそらく蹴られなれているのだろう、腕の甚大なダメージに気づいていない。
訂正します
提督自身、ボディへの重いダメージへの意識と、散々蹴られ慣れている腕への感覚の麻痺で、左腕の甚大なダメージに気づいていない。
でお願いします、すいませんでした
お疲れ様です
おそらく今日中に完結できます
(ここ!!!!)
スイッチしてサウスポーに切り替えた状態でフットワークを使い距離を保つ提督、霧島のラフな左ジャブに踏み込み、右手を被せ、崩す。
「ブシッッ」
左ストレート直撃。だが霧島ギリギリで額で受ける。
提督、このまま攻め入るのは分が悪いと判断し、距離を取る。
かなりのダメージを負っている霧島だが、決して焦らない。変わらず左手を出しながら構える。
対する提督、自身のダメージの深さ、霧島の揺るぎなさに焦る。
(ボディだけじゃねぇ…左腕もいつもとちげぇ……?)
長門「まずいな…おそらく気づいたぞ。あの左腕にテンプルガードはきつい」
武蔵「ヒビ程度ならまだ大丈夫だ……焦るな、平静で行くんだぞ提督…」
比叡「……左か…」
瑞鶴「……左腕も??私はボディがやばいと見たわ」
Iowa「anyway,重いダメージがこのstrategyをとらせるもう一つのreasonだったのね…」
青葉「!!霧島踏み込んだ!右ローキック~ッッ!!提督被弾!」
元帥「霧島君もリズムを掴む能力に優れている…タイミングがわかり始めたのでは……?」
青葉「こうなるとダメージの深い提督は
大ピンチだ!!次なる手は用意されているのか!?」
(あのイカれ女のことだ…おそらくもう気づいてやがる…加えて、ボディも左腕も両方破壊したいと考えてるはずだ……)
(やってやるよてめぇ)
青葉「変わらず逃げる提督!追う霧島!……!?提督いきなり接近したかと思うと!!胴回し回転蹴りいいい!!思わぬ大技が飛び出た!!」
元帥「左足を少し上げ、フェイントをかけて入れたね…霧島君ちょっと食らったのでは?」
青葉「元帥殿の言う通りです!!霧島苦しそうに体を曲げる!!?提督接近!そのまま右前蹴りで顔面を捉えた!!霧島の顔がひしゃげる!!そして綺麗なワンツー!アッパー!!!!!!!!はいった!!!!入った!!!霧島ダウンだ!!!!」
元帥「こ……れは!決まった?か??!」
比叡「まだやれんだろ霧島ぁぁあ!!寝るんじゃねぇぞここで!!!休憩だこのダウンは!!!死ぬんじゃねぇまだ!!!!あのボケをぶっ殺すんだろ!!!!!」
「フゥッフゥッフゥッフゥーーーーーッ………私が最後に立っているのよ…立っているの……彼を見下すの……」ボソボソ
(起き上がってくれるなよクソアマ……)
「5!6!!7………!」
「ッッッッッッッフゥゥゥッッ」
「………まじかよ」
青葉「!!!立ち上がった!立ち上がったぞ!!!なかなかのダメージなはずだがカウントを終える前に立ちました!!!」
元帥「恐怖を覚える打たれ強さだね……」
青葉「だがあそこまでのダメージだ!力は入らないはずだ!!!!大丈夫か!?」
(ここで決めるしかねぇ……!!)
提督、迷わず追撃を選択。連打をかける!
左インロー、右ストレート、左フック、右アッパーを入れようとする提督。
が、
(ストッピング!?)
霧島の左手に抑えられ、次の瞬間には
「ガッッァッ」
提督のボディに深々と霧島の膝が突き刺さっていた
カーーーーンッ
青葉「しゅ、終了です!!!!第三ラウンド、終了になります!!!」
青葉「最後、霧島の見事なテンカオで終了となりました!素晴らしいものを見ましたね!」
元帥「いや、あれは度肝を抜かれたねぇ!ちょっと興奮が収まらないよ、あのダウンから、狙い澄ましたかのようなテンカオ……なんと言うか、霧島くんは持ってる人だね。大物になる天命を授かっているような…そんな気風を感じるよ」
青葉「元帥殿に天命を授かってるとすら言われた霧島!!!その霧島に対するは提督!!ダウンはしなかったが、果たして次のラウンドも闘えるのか??」
元帥「ダメージが深いボディにあれだからね…次のラウンド、相当危険だと思うよ。正直私は5Rは闘えないと思ってしまっているよ」
青葉「なんと……!始まる前は5Rフルでと言っていた提督側が、持たないような流れ!!勝負はつくづくわからないものです!蓋を開けたら、続かないくらい追い詰められたのは提督の方だ!」
元帥「しかし、霧島くんのダメージも相当のはずだ。まだ捨てちゃいけないよ。なんにせよこのラウンドが最重要ポイントになる」
武蔵「大丈夫か!?」
隼鷹「武蔵、あんたが見てくれ。このラウンドがラストだよ…」
提督「はっは……なんとかダウンもらわずに立ってたぜ……」
武蔵「ダメージはどうだ?……折れては…いない、か?」
提督「あぁ…」
武蔵「こっちを見ろ、ちゃんと見ろ!このまま、流れを持っていかれたまま殴られ続けるのなら私は容赦なくタオルを投げるぞ!!!!」
提督「……」
武蔵「…なんでお前はここまでやっている?ただの趣味か?やる気やモチベーションが強い趣味だから、ここまで自分を追い込んで、怖い思いして、痛い思いしてるのか?」
武蔵「……違うだろ?やるしかねぇと、心の底から感じたから今こんなバカみてぇなことをやってるんだろ?趣味とか、そんなしょぼい言葉で定義できないような燃え上がるモンが、お前の心に火をつけたからここにいるんだろ?」
武蔵「今お前の心にあるのは炎だ。やる気だとか、情熱だとか、そんな生温いものじゃなく、本物の炎が燃えているんだぜ」
武蔵「あいつも一緒に、次のラウンド燃やし尽くせ」
提督「………」
武蔵「行ってこい。もう、やることはわかってるだろ」
提督「………おう」
「フッフッフッッ、スゥゥウーーー」
(八ヶ月だった)
(ずっとこの時のことを考えていた)
(あの時お前と闘って、俺の心の中でもともとある何かと、わけのわからない何かがぶつかった)
(バカみてぇだよな、色々とさ)
「フゥーーーーーッ」
(………だけどよ…)
「…………………………」
「燃えるぜ」
比叡「さっきのはまさに神技よ!!よくやったわ。流れは確実にこっちにきてる……どう攻める?」
霧島「左腕の破壊と、肋の破壊をフェイントに、頭部にまとめて倒そうと思っているわ」
比叡「その作戦で間違い無いと思うけど…焦らなければあなたは勝つのよ。トリッキーな技に気をつけて、ガードはしっかりよ。ガード7、攻め3ぐらいの心持ちでもあいつは簡単に崩れるわ」
霧島「えぇ」
比叡「次のラウンド、KO狙いをしてもいいけど、ペースは崩されないように。それだけ」
霧島「わかったわ」
比叡「行ってらっしゃい」
(……比叡お姉様はああ言っていましたが…私にはわかりますよ司令)
(おそらくこのラウンドが最後なのでしょう、あなたの魂の震えがこちらまで伝わってきます)
(わかります、わかりますとも。全て理解してあげられています私は……受けて立ちます)
(楽しみましょう)
カーーーーンッ
青葉「運命の第4ラウンドォォォッ!開始ッッッッッ!!!!」
青葉「おっと!!なんと両者グローブタッチだ!元帥殿の言う通り、このラウンドでお互い雌雄を決するのだろうか!?最後に相手への敬意が出てきた!」
元帥「一瞬も目が離せないねこれは…」
青葉「タッチしてから両者、距離をとります。霧島はオーソドックスなムエタイスタイルに戻り、提督も普段通りのキックスタイルをとっています」
元帥「おぉ!提督君から……!」
青葉「はい!!なんと先のラウンドと違い、提督距離をゆっくりと詰めていっています!霧島もじわじわと近づいている!」
(怖えし、今すぐにでもぶっ倒れて、帰りてえけどよ)
(これやるしかねぇんだわ。覚悟しな、霧島)
(ぶっ殺してやんよ)
(かかってきなさい、司令……!)
青葉「!!!!霧島!!打ち込んだァ!右ミドルキック!そして提督、冷静にカット!!脚で受けます!!そのまま提督、左前蹴りを打ち込みました!再び距離を取ります!」
元帥「ナイスカット!今の食らってたら終わってたねぇ」
青葉「が!霧島怯まずまた詰め!左脚を上げ、おぉっとこれはスーパーマンパンチだ!左前脚を使いフェイントをかけ、ダイレクトに右ストレートを打ち込んだ!」
元帥「こ、これも防ぐか……」
青葉「はい!!なんと提督これも読んでいたのか、余裕のガード!!そのまま右ローキック!!!霧島、体勢を崩します!やはり霧島もダメージは重かった!あの霧島がローキックで怯んでいます!!」
青葉「そして提督接近!そしてそのままジャブ、左アッパー、左フック!再びローキックゥゥゥゥ!!!!流れるような左三連星から、またもや脚を打った!!」
元帥「これは霧島君、ローを警戒せざるを得なくなってきたね。恐らく提督側が、頭を打ってのKO狙いで来ると想定してたんだろうけど…単純じゃなくなったね」
青葉「あのラウンドの流れから、提督もぎ取っていった!!凄まじい執念と勘だ!そして、今度は提督からまた距離を取りました!先のラウンドのようにタイミングを伺っております!ローも警戒しなければいけない霧島にとってこれはとてもうざったいぞォォォッ!!」
元帥「本当、よく考えてる…」
青葉「提督、強い踏み込みで霧島のボディヘジャブ、左アッパー!右ロー……っと見せかけて右ストレート!…!!?霧島、被弾しながらも回転し、バックブローを提督にぶち当てた!!!提督怯む!隙が生まれます!」
(味わってください)
青葉「霧島、そのままジャブ、踏み込んで左アッパー、右ストレート!!提督、ジャブはパーリングで弾き、右ローを入れようとするも!踏み込んだ霧島に対してしっかり打てず、アッパーから被弾!!!!」
(まだまだぁ!!)
青葉「だがまだまだ食いつく!打ち合いに応じる提督!!右ストレートを引いた霧島へ右ボディストレート!そのまま離れ……ようとした提督に!霧島の前蹴りィィィ!ボディへと突き刺さる!!」
元帥「おっっ…と、倒れなかったね」
青葉「そ、それどころか提督また食らいついた!!彼に痛みやダメージという概念はないのか!?」
(最後に出す技は決めている…これを確実に入れるための動きもして、覚悟ももうできている…)
(最後に出す技は決めています…もうそれまでの道筋も、見えています。イレギュラーもない。彼の動きも見える…)
全くスタイルの違う二人、考え方も違う二人。
しかし、目指すところは同じ二人の男女。
(俺が)
(私が)
((ぶっ殺す!!!!!!!!))
だからだろうか?
奇しくも、お互いの最後に出すと決めている技は、同じであった
被弾しながらも、致命傷を避けながら特攻を続ける提督
それに対して捌き続ける霧島
(そんなに焦って……まだまだ、夜は長いのよ?司令………)
ダメージは私にもたくさんある。だけど、これ以上ないくらい私の意識はクリアだ。目の前の男しか見えない。目の前の男の息遣いしか聴こえない。目の前の男の魂のほとばしりしか、感じない。
あぁぁあ……………なんて!なんてなんてなんて!!!!
「楽しい!!!!!!!」
霧島、連打を続ける提督の左フックをウィービングで避け、そのまま右フックを顔面に打ち込む。肩で僅かダメージを殺した提督、構わずまた連打。左インローの選択。
(わかりますわ)
しかし霧島、膝でカット。
次の瞬間には
「ッッッッッッ!!」
霧島の右ミドルが、提督の左腕へと突き刺さっていた。
結果、
(肩や、鎖骨は無事だ……腕はふれる……ッ)
提督の左前腕橈骨は完全に折れた。かろうじて尺骨で繋がっているのみ
(ぁあぁぁぁあああぁあ♡)
(だめ、まだ焦っちゃダメよ霧島…ゆっくりしなきゃなの…彼とまだまだ楽しまなきゃなの…落ち着いて……♡)
「イかせて……」
右ミドルを当てた霧島、勢いは止まらず、そのまま左ミドルを二連続、提督へと放つ。
青葉「悪夢の左ミドルをかろうじて防いだ提督!!そのまま右の蹴りをぉお!またもや、フェイントにかけ、右のダイレクトブローだぁあ!!」
元帥「………」
青葉「しかし霧島は動じていない!全て見えているとばかりに捌く!次の提督の一手は!?」
「……………」
隼鷹『この戦術は、並みの相手ならともかく、霧島相手なら一回しか効かない。まさに小技というやつだよ。とてつもなくシンプルな小技。そして、相応のスキルと勝ち筋へのヴィジョンがないと簡単にチャンスを棒にふることにもなる…有効だが、よく考えて使うんだよ』
武蔵『やるときは、倒すとき、だな』
(倒すとき…)
(倒すときだ…)
懸ける。
左ジャブ、右ストレート、そして、左のボディーーーーー
霧島、構わずボディに合わせ組みに行く。
(終わりよ)
青葉「あぁぁあ霧島組みにいっっっっ!?」
元帥「!!!!!!!!?!」ガタンッ
ウォワァァァァァァァァァァアアァァァァ
武蔵「ぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁおい!!!!立ち上がるなよ!!!!」
比叡「霧島ぁぁあ!まだだろ!!!!おい!!!!立ち上がれ!!!!」
青葉「き、霧島が!!霧島が倒れました!!!う、動きません!!!反応を見せません!!レフェリーのカウントが響き渡ります!!!!!め、目にも留まらぬ攻防!わ、私興奮でうまく喋れません!!!提督!なんということだ!!!!最後に出したは、左肘だ!!!」
元帥「ステップバックだ!!!!!」
元帥「最後、提督君は左ボディを打つと見せかけ、すぐ体をステップバックで下げ、近づいてきた霧島君にしたからすくい上げるように左肘をぶち当てた!!!!!」
青葉「つまり攻撃を一旦わざと中断して……?」
元帥「その通り!!!こ、この土壇場でよくできる!!!!」
「6!!!!!7!!!!8!!!!!!」
青葉「割れるほどの歓声が会場を包んでいます!!!!霧島、反応をわずかに見せるのみで、動けません!!!」
「…………終わりよ!ダメだわ………試合!!!!終了!!!!!!!!」
青葉「し、試合終了だ!!!!!!!この激戦の末、最後リングに立っていたのはなんと!!!!我らが鎮守府の長!!!!!提督だァァァァァア!!!勝ったのは司令!!!司令であります!!!!!!!!!!!!」
ァァァァァアァァァァァア!!!
提督!!!提督!!
何勝ってんだ!!!金かえせーーーー!
おめでとう!!!愛してる!!!!
金剛「………」
榛名「……お姉様?」
金剛「ふふふっ、なんでもないネ」
金剛「さっ、霧島を迎えに行くヨ!」
提督「」ハァッハァッハァッ
提督「」ヨロヨロ
青葉「満身創痍の提督!意識が回復し始めた霧島の方へと駆け寄ります!霧島を抱き起こします!!!」
「よぉ、ヤクザメンヘラ女…」
「負けた、んですね」
「さぁな…負けだと思ってねーのなら、また挑みにくりゃいい」
「ふふふっ、本当に強い言葉を言うのね」
「お可愛いこと」
「でも、今日は、認めましょう。ありがとうございました。司令」
「あぁ、霧島」
青葉「両者……ウゥッ、健闘を讃え合います!!!提督!!仲間だぢへと囲まれていまず!!ワダグジ!!!!!もゔ涙がどまりまぜん!!!!」
元帥「あぁ…なんていい試合だったんだ…これだから格闘技は、やめられない」
隼鷹「お前えええええ!!なんだヨォォォ!!やってくれたじゃねぇか!!!!おい!!くっそぅ……ぁぁあぁ」
長門「あぁ………………クゥッ、グゾッ!!!ダメだ!!何も言えんッッッッッッッ!!!」
提督「何泣いてんだよ酔っ払いに男女…いつもうるせぇ暑苦しい奴らだぜ…ひっひひひ」
隼鷹「うるせぇ!!!今夜は死ぬほど飲むぞ!!!」
長門「この長門も推参する!!!飲まずにはいられない!!!!!!」
提督「はっはっ……お前らよぉ~……」
武蔵「…………相棒…」
提督「あぁっ……………うん。ありがとうなぁ………お前ら」
「………………」
「燃えたぜ」
以上で、終了となります。
こんなに長いssにお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
質問や、リクエストがあれば可能な限り、おこたえしたいと思います。
重ね重ね言いますが、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
おつ、フィットネスから熱いSSになって真っ白な灰に燃え尽きたわ
とりあえず後日談は必要だ
>>328
読んで下さり、ありがとうございました。
後日談ですね、了解しました。
とりあえずみんなに酒飲ましてあの時どう考えてたの?みたいなのをやりたいと思います。
乙!
熱いSSでとても良かった!
後日談期待してる
>>330
ありがとうございます。
後日談は今週中には全部書き上げるのを目標にします。
次は金剛と夜に燃えるのかな?
>>332
それはまぁまぁまぁまぁまぁまぁ、ラブラブfuck妄想は他の薄い本に任せて…笑
予定が空いたので、今週中どころか、今日明日にはもう後日談書き終わりそうですわ笑
他に何かありましたらどうぞお早めに!
いや面白かった
燃えたぜ
>>334
最後までありがとうございます
知ってる人は知っていると思いますが、このssはだいぶある漫画をパク………リスペクトしてできています笑
いつかその漫画をがっつりパク……パロってなんか書きたいです
暇ックスなんで、後日談書きますわ
もう細けぇことはいいんだよ状態です。すでに崩壊してましたが、さらにキャラ崩壊の天元突破。気にしない人のみどうぞ
ーー後日談ーー
某高級ホテル
提督「今日はぉぁあだぁあ!お集まりいただきッッッ!!!!誠にありがとうございまっひゅっ!!!」
隼鷹「何言ってんだオメーーーー!」
武蔵「きこえねーーーーぞ!」
長門「はっきり喋れ!!!甘えんなーーー!」
天龍「体育会系……」
木曽「口ん中ズタズタらしいのにな…」
提督「俺の勝利という形で!!この試合終わりましたが!!試合が終わればノーサイド!この試合には敗者などいな「あいかんぱーーーーい!!!!」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあ!!!!!!!
飲むぞおおおおおおおおおおおおおおおう!!!!!!
提督「てめぇクソども!!!!!ちくしょーかんぱーーーーーーーい!!!!!」ゴクゴクゴク
提督「ぐぁぁぁあ口いっっってえええええええええうめえええええええええ!!はい!もう一杯!!!!!!!」
よっしゃァァァァァア飲め飲め飲め飲め!!!
榛名「こういう宴会をしまくってるから、提督はあんなデブになってしまうのですよね…」
金剛「でも太ってる提督も私はチョーー大好きね!」
比叡「クッソ!!!!負けたぁぁあ飲むしかねーぞ瑞鶴!!!!!!」
瑞鶴「翔鶴ねぇ助けて…」
翔鶴「まぁまぁ、飲みましょうよ」
Roma「霧島は大丈夫なの?」
霧島「普通に飲めますよ、むしろ司令の方がよく飲めるっていうレベルです」
Iowa「Fuckin Japanese funky guy ね!敵ながら天晴れだわ」
比叡「とりあえずぅぅ…司令とか負けとかも置いといて!!!あたしらも飲むぞコラ!!!!!おい!!!リッタービール持ってこい!!!!!Roma!!瑞鶴!!!!!!」
Roma「マジ……」
瑞鶴「こら一気コースね…やるしかないかぁあ」
隼鷹「おら飲め飲め飲め飲め飲め飲め!あたしが先陣きんぞ!!!ここでも負けんのかぁ!?」
比叡「はぁ!?なめんな!!!やってやらぁぁあ!!!」
オラァ一気!一気!一気!一気!!!!!
オイッオイッオイッオイッオイッオイッオイッオイッ
提督「チンピラの集まりかな?」
伊58「戦艦と空母の人たちは荒々しく怖いでち…みんなドン引きしてるよぉ~……」
伊19「のーんで飲んでなの!のーんで飲んでなの!!!」
伊58「イク………」
元帥「はっはっはっはっはっ、賑やかでいいねぇ。昔を思い出すよ」
山城「輩の集まりね本当…元帥、く!れ!ぐ!れ!も!!!気をつけてくださいね!!!」
元帥「な、何をだね?はっはっは…」
提督「あ!!元帥!!!お疲れ様です!!!!!」
お疲れーーーーッス!!!
おっす!!!!!
ちーーーーーっす!!!!
渋い!!!!大統領!!!
結婚してえええええええ
山城「おい!!!誰だ!!?結婚と言ったのは!!?ぶっ[ピーーー]ぞ!!!!!」
元帥「ほらほらほらやめたまえやめたまえ。おい!!!!!今日は無礼講だ!!!!全部私のおごりだ!!!!!てめぇら天国に行くくらい飲めやぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
深海棲艦じゃなくてよかったぁぁぁぁぁ
よッッ!海軍1ヒゲが似合う男!!!!!
青葉「だ、大丈夫なのですか元帥殿…まさにうちの鎮守府の飲み会は体育会バカ大学生以下の飲み会……最低のオンパレード………バカみたいな宴会の後、朝起きたらなぜか新海域を制覇していて、誰一人それを覚えていないという伝説を持つゴミ溜め…」
提督「お前、言い過ぎじゃねぇか」
元帥「おいおいおい、なめてもらっちゃあ困るよ青葉くん。真の海軍魂を見せてしんぜよう」
金剛「hey!提督ゥ!お久しぶりデーース!」
提督「ォォォッ!my wife!!!」
提督「会いたかったぁぁあちゅーしていいか!!!!」
金剛「ダメダメよぉ~nono!」
隼鷹・比叡「YESYESYES!!HEY、提督ぅー! 触ってもイイしーーー、時間と場所をわきまえずにエッチしてもいいからネ!」
金剛「あ!youたち本当たち悪いよ!!!!ちょっとはゆっくりお話しする体勢を作るネ!!!」
隼鷹「勃ちが悪いダァ~?もうそんな歳になっちゃってんのか提督ゥ~?」
提督「オメー本当酒飲むと色々なもんを忘れてきちまうよなぁぁあ…」
提督「おい!!!霧島ァ!!そっちのまともに喋れる奴連れてこいよ!!!ちょっと話そうぜ!!!」
霧島「ふふっ、いいですよ司令。Iowaさん、翔鶴さん、行きましょうか」
長門「きたなきたなベジータァア!ザーボンさんとドドリアさんもつれてぇ!」
提督「この脅威のアホキック女ァァァア!とりあえず乾杯!」
霧島「ふふっ、乾杯です」
Iowa「meはあんな雑魚じゃないよ!!」
比叡「まぁまぁ、落ち着いてRoma、ほらほらおっぱい、おっぱい」
Iowa「あ!比叡何してるの!what!? meはRomaじゃないよぉ~!」
武蔵「話が進まないんだよ!とりあえずお互いの健闘に!乾杯!」
Iowa「yeah!武蔵!今度MMAルールでmeとやろうね!」
武蔵「望むところだ…ボコボコにしてやるぜ」
提督「とりあえずよぉ~1Rから、試合中の話してーよ」
霧島「私もです」
元帥「お、私も聞きたいぞ。あの闘いの裏話、最高の酒の肴だ」
比叡「あの、転かしまくる作戦は最初から練っていたの?」
隼鷹「おうともよ!挑発も混ぜながら、ペースを大きく崩すのと、スタミナ削り。あとは地味だが下への意識も撒く意味合いもあったねぇ」
比叡「下品酔っ払いヤロー。マジであの1Rはやられたわ……」
霧島「えぇ…本当あそこは完敗でしたわ…」
武蔵「相手に2.3発程度で腕を破壊できるほどの蹴りがあるからこその綿密な作戦だったんだぜ。霧島は一撃必殺が多すぎるからな…練りに練ったよ」
提督「俺としてはブラジリアンキック防がれたのはマジでガンビビリだったけどなぁ…」
霧島「あれは本当にたまたまよ、運が良かったわ」
元帥「いや、あれは綺麗で完璧なムエタイができてるからこそのガードだよ。修練の賜物だ」
武蔵「その通りだぜ、流石だった」
瑞鶴「ホントォ~あのラウンドの比叡のブチ切レ具合。めちゃ半端なかったわよおおお」
翔鶴「ふふっ瑞鶴そんな酔っちゃって、かわいいわ」
提督「いやーもっと頭おかしくなっておいて欲しかったけどなぁ…2R、そううまくはいかなかったな」
霧島「……でも今思えば、あそこで既に勝ちまで見切られていたのかもね」
武蔵「ボディに合わせての首相撲か?」
Iowa「That's right! あれは2Rの霧島のmovementを見て、合わせようと試合中planningしてたの!?」
隼鷹「いや、あたしらが決めてたのは、連打の最中でのステップバックまでさ。あれでリズムを崩し、大技…例えば回転蹴りやハイキックなんかを入れるって話してたね。そこまでだよ」
長門「その通りだ、あれは完全に提督のアドリブの組み合わせだった」
元帥「なんと……あの男のただのバカ息子というわけでは、本当にないんだな」
Roma「………本当、ちょっとここまでとは、なめていたわ」
提督「はっはーまぁまぁまぁまぁまぁまぁ、その話は最後にしとくとして!首相撲はなかなか、悔しかったぜ。やっぱガチったら勝てねぇかぁってなったよ」
霧島「あれで仕留められると思ったんですがね…流石のタフネスでしたよでも。前回の闘いとは大違いでした」
瑞鶴「肘も防がれたのもびっくりだったわよね」
比叡「いやーあれは隼鷹の指示でしょう?本当憎たらしいけど、ナイスセコンドだわ…」
提督「あぁ、肘は警戒していたが、あぁ来るとは思ってなかった。声がなかったら万全にガードしてなくて、当たっていたと思う」
隼鷹「どうもどうも!2Rは圧倒的にとられたけどね…」
武蔵「あそこ下がったのは…うーんよくなかったがしょうがないか…」
Iowa「霧島のクリンチからあそこまで食らって、下がらない生物はいないわよ…」
提督「だけどあそこで勝負の大半が決まったよな…右ミドルハイでの左腕のダメージに、膝のボディへのダメージ……今でもいてぇよ」
翔鶴「本当、よく耐えましたよね提督…」
提督「あの右ミドルハイ、最初の霧島とのスパーを思い出したよ。もうあの時帰りたいって思いがやばかったぜほんと」
隼鷹「格闘技の試合って、そのもうギブアップしてぇって自分と、いや!なんでここまでやったんだ!まだやってやる!!の気持ちのせめぎ合いだからねぇ」
武蔵「2R後半はよく耐えて、反撃したな」
Roma「あの反撃には戦慄したわ…フツーできないわよ霧島相手にあれは、怖すぎて」
提督「霧島、もう2Rの時点で俺のダメージはわかってた?」
霧島「えぇ、左腕と、ボディはもうギリギリだと確信していました」
武蔵「流石だな……闘っている2人しかわからない空間というやつだな。客観を超えた主観だ」
提督「俺でさえ腕のダメージは、3Rのテンプルガードされた時にやっと気づいたんだがな…」
長門「あぁも容易に腕を破壊する蹴りはそうない…仕方ないことだ」
比叡「3R、聞きたいことがあるんだけど、あれはセコンドの指示なの?」
隼鷹「いんやまったく!むしろあれはボツ案だったよ…やり始めた時は本当ヒヤヒヤしたよ」
提督「次ボディにもろ被弾したら危なかったんだよ…それに、隼鷹ともやって、"目"も鍛えられてて、こちとら霧島とやり合うことばかり考えてたからよ。できると思ったんだ」
霧島「悔しいですが、とても嬉しいですわ、司令」
元帥「あそこから本当にアツすぎたよ、全く…まさにギリギリの攻防、よくぞあれを制した」
提督「いやいやいや……あそこで決められると思ったんだけどな……もうなんというか、うんざりだったよ」ハッハ
武蔵「まさに絶望のテンカオだったな…」
元帥「あれは正直、霧島君の勝ちかなぁと8割くらい思っていたよ私は。あれを出せる人間は本当に少ない、ほぼいないよ。まさに神技だ」
霧島「ありがとうございます」
元帥「そしてそこから巻き返した提督君も、神がかり的な精神力だよ、セコンドのおかげかな?」
提督「その通りですよ。いや本当、正直武蔵が何言ってんのかよくわかってなかったんですがねあん時は。でも、こいつまだ諦めてねーんだなって。こいつらまだ俺が勝てると思ってんだなってわかって…やるしかねぇって腹決まりましたわ」
武蔵「そこまで言うな、照れるぜ相棒」
隼鷹・長門「照れるぜ~」
元帥「そしてこの4ラウンド、言いたいことは本当最後に集約しているよ。ナイスステップバック!!」
比叡「本当あれは…悔しいけど完敗ね…」
霧島「破壊された左腕さえも囮にして、あの攻撃をしたんですよね?」
提督「あぁ、2Rの時の首のタイミング、そして俺のボロボロの左腕。絶対に組んでくると思ったぜ」
霧島「最後に肘……それも決めていました?」
提督「あぁ、左腕でやられないと思わせての肘が俺の中での勝ち筋だったよ。それぶち当てるために何度もアタックして、脚も意識させて…自分で言うが、あん時の俺は絶頂だった」
霧島「私も、実は最後は肘で決めようと思っていました。距離がだんだん狭まっていっていたので、首を組むと見せかけて、組まずにそのまま肘を叩き込もうかと思っていました」
提督「まーじかそれ…じゃああん時は本当に、居合みたいな感じだったんだな…俺の肘のが早く入ったってことか…」
元帥「ううむ…つくづく、熱い試合だったと再認識せざるを得ない!!本当に素晴らしかった!」
提督「あぁ、霧島。改めて、乾杯」
霧島「えぇ、司令。乾杯」
武蔵「元帥殿、良かったら大和との試合の話を聞きたいのだが…」
Iowa「!それ!meも聞く!!」
元帥「あぁいいよ、いやぁもう二度とやりたくないけどね私は…あの時は……」
提督「……金剛、金剛」
金剛「……what?何ですかー提督ゥー?」
提督「ちょっと、抜けようぜ」
金剛「…………いいですよ。でもまた戻ってくるね!」
提督「それはお前次第だなぁぁ?一晩中だって俺は持つぜ?」
金剛「本当えっちね!でも覚悟するがいいよ!すぐfinishさせてあげまーす!」
霧島「…………」
隼鷹「おいおい、お前も混ぜてもらわねぇのか?」
霧島「ふふっ、私はもう十分司令を堪能しましたから」
比叡「本当下世話な軽空母ね!」
隼鷹「下世話だぁあ?おめーだってうちの姉と下世話なことやってんだろうよなぁ??」
比叡「だから!あれは違うっての!!」
榛名「比叡お姉様…もうみんなにバレてるのだからいいのではないですか……あなたの女癖の悪さはほんっとうに目に余りますよ…重巡や戦艦では飽きたらず、空母にまで…」
比叡「そ、そんな、私は本当!ただちょっと遊んだりしてただけなの!愛とかそういうのじゃないの!!」
隼鷹「おwwwまwwwwえww」
陸奥「比叡……今、何て…?」
比叡「あっっ」
長門「えっ?」
陸奥「私は比叡が、たとえ他の人と遊んでいても何も言わなかったのよ…?それっ、それなのに、私に、あんなに言った言葉には、何も中身がなかったの……?嘘だったの……?」
比叡「……いや、そんな、愛してるとか、そんな言ってないというか、そういう意味でさ…ねぇ榛名?」
榛名「………反省してください」
比叡「ヒエェ…」
長門「えぇ……陸奥……マジでか…」
隼鷹「やっ、やめろっっ!笑い死ぬ!!!お前!!長門ォオッ!wwwwwwwww」
提督「ただいま戻りました……」
金剛「ハァーイ!みなさん!またdrinkしましょ~ネーーー!」
元帥「え、もう?」
Roma「はっっっや」
Iowa「So super fuckin instant sex...」
提督「やめてくれ…何も聞くな………俺は別に悪くないんだ…」
金剛「今日もとってもcuteだったヨ!my baby ~~love you forever ~♬」
青葉「明日の一面は司令、夜の試合は1R三回もダウンを取られ、タオル投入の末敗北ですかね」
提督「ォァア……」
後日談も、こんな感じでいかがでしょうかァ!
あんまダラダラしすぎるのもよくないと思うので、リクエストとかないのであれば依頼出しちゃって終わりにしたいと思います!
今日の深夜くらいにまた来ますね!
久々に来たら良いSSみられてとても良かったです!
比叡が割りと目立ってたから比叡の女たらしエピソード見てみたい
>>354
こんな拙いssに、ありがとうございます。
次回はもっとよく書けるように頑張ります
>>355
おけです、短めのやつを書きますね!
「敵重巡2隻!!!駆逐3隻!!………戦艦が一隻!!!!まだ迫って来ています!!」
陸奥「…………私が、足止めするわ!あなたたちは近くの鎮守府へ避難を!」
「しかし……陸奥さんは……もう中破で……」
陸奥「うるっさい!!!!心配をするんなら、その鎮守府まであなたたちが無事にいって、早く応援をよこせばいいの!!」
陸奥「なにより、戦艦をなめないでよね……!」
「………ッ、了解しました!全隻、陸奥さんを残し近くの鎮守府へ避難!!!全速で進め!!」
ある日、突然深海棲艦が群れをなして、私たちの鎮守府を襲って来た……
見事に全滅だったわ…私たちを除いてね
何とか、何とかここまで逃げて来た
だけど
陸奥「カッコ、つけすぎちゃったな…」
ふふふっ、まぁいいわ。あの子たちが、どうか無事でありますように……あの子たちの不幸を全て私が背負ってあげられていますように…
陸奥「ぉぉオォォォォォァァァァァァア!!!!」
接敵する駆逐艦2隻へと砲撃。1隻は撃沈
残り1隻は避け、陸奥へと魚雷を撃ち込む
陸奥「グッッッ!」
直撃!!陸奥、轟沈は免れたが、大破状態に
トドメと言わんばかりに、重巡2隻が陸奥へと襲いかかるーーーーッ
「フフッ」
終わりね……
「「さようなら」」
えっ?声……?誰が…………?
グアッッッッッ!!!
最後を受け入れ、目を閉じていた陸奥の目の前には、自分より一回り小さい艦娘が1人………
なんとその艦娘は、先ほどまでに陸奥を沈めんと迫っていた重巡リ級2隻を、片手ずつ顎を掴んで宙へとかかげていた
比叡 "the fucker"
>>362
クソ打ちミス
ーー後日談その2 ~比叡 "the fucker"~ーー
「至近弾だ重巡野郎」
暴れ、抵抗するリ級に対し、こともなげに2隻とも顎を握りつぶし絶命させる小さき艦娘
否、小さき、などではない。その体は身長に比して異様に厚く、強靭な様相であった
「大丈夫ですか?可愛くて綺麗な艦娘ですね、休んでていいですからね」
「あなたは…………?」
「比叡です、戦艦比叡」
「待っててください、あの腐れ深海野郎どもをぶっ殺してきますんで」
比叡と名乗る戦艦はそう言い、敵駆逐艦へと踊り出ていった
あまりの猛スピードに逃げられないと判断したのか、ひたすら砲を撃つイ級
だが、まるで気にも留めない比叡
「この!!!!クソザコ兵器が!!!!!!!!!!オラァッッッ!!!!!」
陸奥「ッッッッッッッ!?」
比叡の一撃!!!!蹴り一閃!!!!
イ級をまるでボールか何かのように軽々と彼方までぶっ飛ばし!!その先にいるロ級に直撃させた!!!!
イ級、ロ級撃沈!!!!!
「ナッッッッイッッッッシューーーーー!!!!」
陸奥「」ポカーン
目の前で起きていることが信じられなかった…艦娘にも、接近戦の心得はある…だが、あそこまで積極的に、あの化け物じみた深海棲艦たちに接近戦を仕掛ける艦娘は見たことがなかった
しかも……信じられないようなパワーで……
「なんだあ~?タ級の?エリートかぁ…」
「おら!!!かかって来いや露出雑魚野郎!!!!砲撃なんかしてる間に、てめぇの乳房をもぎ取るぜ!!!?」
その口の悪い艦娘…比叡はタ級に対し大声で罵声を浴びせながら急接近!
砲撃を撃つも、避けられたタ級は接近戦での迎撃体勢に入るーーーーー!
「ぬるいんだよ戦艦の面汚しが…」
…………勝負は一瞬だった
急接近した比叡にパンチを当てようとするタ級だったが、簡単に避けられ、カウンターの比叡のパンチを顔面にくらい、頭部が丸ごと"無くなって"しまったのだ
私は、私より小さくも、大きいその味方であるはずの戦艦に身震いをした
怖い、そう感じてしまった
でも、
「改めまして、こんにちは!おしゃれな艦娘さん」
「金剛型二番艦!比叡と言います!!よろしくね。あそこの鎮守府の話は聞いています。何かご馳走してあげますよ!!」
先ほどまでの顔とは全く違う、どこか抜けた、幼く可愛らしい笑顔で彼女は私にそう言った
比叡という戦艦に救われて一月。ここの鎮守府は私の姉、長門もいて、その上とても強い鎮守府らしい。
私の元いたところより、違ったところがとても多いけれど…
まずここの鎮守府は、格闘訓練にかなり精を出している。
ウェイトルームと格闘技場がなんと各二つずつ、バカでかいのがあって、道場すらもある。鍛錬の施設が段違いだった。
艦娘達も、なんというか筋骨隆々な人が多くて、私の知っている艦娘とは"重さ"が全く違うなという印象だ…
一部、女の子らしい艦娘もいるけれど、みんなだいたいトレーニングをしまくっている。
脳筋野郎!とかそういう罵声が聞こえたりするが、私から見たらみんな脳筋野郎だった。
そして………
妙高「比叡さん、ダメですよこんな所で…」
比叡「えぇ、ごめんね妙高。だってなんか、触りたくなっちゃうんだもん!お尻とってもセクシーで可愛いよ」
妙高「もう!なんでそんな何も考えずそういうこと言えたり、触れるんですか…」
比叡「考えてるよ~綺麗で可愛いよ妙高は…また2人きりで一緒にいたいよ」
妙高「ハァッ……やめてください!本当に…そういうのは、2人きりの時に、ね?」
比叡「妙高~♡ほらほっぺ!ほっぺもちもち」
妙高「やめふぇくらはい~!」
風紀が乱れている……
聞けば比叡さんは年上キラー?お姉さんっぽい艦娘にとてつもなく好かれるらしく、妙高型は全員比叡さんと、いろいろと仲がいいそうだ…
比叡「あ!陸奥さん!元気になりました?大丈夫??」
陸奥「……おかげさまで、ね」
妙高「こんにちは、初めまして…ですよね?重巡の妙高と申します。先の事件で、さぞ悲しんだことでしょう…心中お察し申し上げますわ」
陸奥「いえ…ありがとうございます。ここの鎮守府のおかげで、私のみならず、生き残ったみんなも大変良くしてもらってます。感謝の念が絶えません…」
比叡「ふふっ、ここは本当いいところですからね!あ!そうだ~陸奥さん、一緒にお食事に行きましょうよ!!!!あの約束!今日果たしましょ!」
陸奥「えっ、それは、私は…………みょ、妙高さんに悪いし…」
妙高「?私は構いませんよ?」
比叡「何を気にしてるのさー?どう?今夜?」
陸奥「え……っと」
私は………
比叡「陸奥さん、垢抜けてて本当に可愛いね……」
比叡「私より背が高いのに、子猫ちゃんみたいだねぇ」
比叡「よしよし」
比叡「私にも甘えさせてね、陸奥さんみたいな人本当に好き…」
…………………………
チュンチュンチュンチュン
………………
やってしまったぁあ…ぁぁぁあ……
こ、こんなことになるなんて…同性だし、まぁいいかと思ったのがダメだったのよ……艦娘同士のこういうのは良くあるけど、あぁぁぁぁ……なんか違う、なんか良くない気がするわ………
比叡「陸奥さ~~ん、耳かきできます?私してもらうの好きなんです!♡」
ダメよ本当に…こういうのは……
比叡「飛鷹、髪型変えたの?」
飛鷹「………!えぇ、よく気づいたわね」
比叡「ふふふ、にあってるね!あ!あの教えて貰ったやつ、本当うまくできたんですよ」
「………」
違うわ……私は違う……
飛鷹「…してくれてたんだ」
比叡「当たり前じゃないですか、もっと教えてくださいよ~冷たくしてもいいからさ!」
飛鷹「ぜんぜん、構わないわよ…そ、それに冷たくしてるつもりじゃないわ!」
比叡「本当に~?いつも社交的なのに、私と話す時何か素っ気ないからさ…嫌なら言ってくださいね、大丈夫だからさ!」
飛鷹「そんなこと…ちょっとまたお酒でも飲みながら話しましょうよ、誤解されてるわ」
私はそんなんじゃないの!!
陸奥「話の途中にごめんなさい…!比叡、作戦のことで、話があるんだけど、いいかしら?」
比叡「?いいよ!じゃあ飛鷹、またお話ししようよ!飲みの話も決めようね!」
飛鷹「………えぇ」
比叡「いやー飛鷹とはね、実は ドンッ
比叡「…?陸奥さん………?」
陸奥「ハァッハァッ」
陸奥「比叡…………!」
ダメなやつなんかに私はハマってなんかないわ
私1人が一番で、他は遊び程度なんだから……
以上です、ヤリチン比叡でした
というかヤンデレ陸奥な話になってますかね、すいません
とりあえずこんくらいですかね~
お疲れ様でした、長々とお付き合いいただきありがとうございました!
次とかは
ハングオーバー!史上最悪の二日酔い、消えた元帥を探せ!
みたいな、後日談の宴会から繋げて、映画をもろパクリしたやつやろーかなとか思ってます
多分ですが笑
みなさんのレスのおかげで、最後まで書けました。
本当にありがとうございました、機会がありましたら、また会いましょう
このSSまとめへのコメント
提督の写真みてる霧島怖すぎやろ…
っつーか霧島の姉御が恐すぎる。武力的な意味とヤンデレ的な意味で(ガタガタブルブル)
楽しかった!乙ですだー!!
すごくよかった。
うるっとした。
ただ金剛が中国人みたいなのが残念。