両津「よし、わしに任せろ!」 武内P「はい!」 (109)
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両津「おい、そこのお前」 武内P「え?」
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両津「また捕まったのかよ」 武内P「すみません…」
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の続編、最終章となります
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~前回までのあらすじ~
プロデューサーを通してシンデレラプロジェクトのアイドル達とも仲良くなった両さん
時に彼女たちを助け、そのせいで部長に怒られる日々を送っていた
そしてついに大事件が…
~ある秋の日~
両津「もうすっかり秋だな~」
両津「そういやあのサマーフェスからもう1月か…」
両津「早いもんだな…」
両津「あいつら…美波がぶっ倒れたからわしが代わりに出てやると言ったら全力で拒否してきやがって…」
両津「折角衣装やカツラを用意して声まで似せたってのによ」
両津「プロデューサーもありがたいって言ってたし、相方のアーニャだって「カンキチと一緒なら心強いです」って言ってたじゃねーか」
両津「まぁ未央の奴が「そもそも両さん音痴じゃん」っていうから引き下がってやったがな」
両津「まぁどうにかなったからいいか」
両津「あと最近プロデューサーの奴がストーカーに狙われてるって聞いたときは笑ったな~」
両津「結局勘違いだったんだよな」
両津「しかしあのまゆとかいう女…ただならぬ殺気を放っていたな…」
両津「お、そうこうしてるうちに346プロか」
両津「さて、あいつらは元気かな」
~346プロ~
ガヤガヤ…
両津「何だ?やけに社内が慌ただしいような…何があったんだ?」
両津「お、早苗だ、おーい!」
早苗「あ、両さん」
両津「何だか社内がざわついているが、何があったんだ?」
早苗「あーゴメン今急いでるから、じゃあね!」
タタタ…
両津「あ、おい!」
両津「仕方ねぇ、プロデューサーにでも聞いてみるか」
~旧CPルーム~
ガラーン
両津「おい、何だよこれ…」
両津「わしは夢を見てるのか…」
両津「…とりあえずロビーに戻るか」
両津「あいつら…無事なんだろうな」
~ロビー~
両津「お、あれは…」
武内P「あ、両さん…」
両津「部屋見て来たぞ、何があった?」
武内P「それは…」
両津「安心しろ、他言はしねーよ」
武内P「ではこちらへ…」
両津「おう」
~地下、現CPルーム~
ガチャ
凛「あ…」
未央「両さん…」
卯月「こんにちは…」
両津「お前ら…どうしてここに…」
武内P「実はですね…」
ここで黒井社長も出して、
常務にこの一言「やはり貴様はプロデューサーとして勝ち残れなかった下らない男の血を引いているようだな!!そんな奴にこの城のあるじになる資格もこの業界にいる資格もない、目障りだ」
黒井「貴様の作ったお姫様ごっこチームなんぞに頂点をつかめることなぞできないのだよ、絶対に!(本来はね!)」
このアニメのssで765プロのキャラや黒井やらが出ないのがいままで不満だった。
~説明後~
両津「何ぃ!?新しく来た常務の方針でプロジェクト解散になるかもしれないだとぉ!!!」
莉嘉「そーなんだよ…」
両津「そんな勝手な事が許されてたまるかぁ!」
きらり「両ちゃん…」
両津「よし!わしに任せろ!ガツンと言ってきてやる!」
みりあ「さっすが両さん!」
武内P「はい!お願いします!ってそれはちょっと…」
両津「何だよ、お前だってこの状況よく思ってないんだろ?」
武内P「それはそうですけど…」
両津「じゃあ行動あるのみじゃねーか!」
武内P「あまり荒っぽいのは…」
李衣菜「そもそも両さん部外者だし…」
両津「そんなの関係あるか!わしは行くぜ!」
みく「両チャンアグレッシブだにゃ…」
両津「とにかく待ってろ!うおおおおおお!!!」タタタ…
美波「行っちゃった…大丈夫かしら?」
アーニャ「きっとカンキチなら何とかしてくれるはず、です」
武内P「そうですね…ここは両さんを信じましょう」
きらり「相変わらずPチャンは両ちゃんが大好きなんだにぃ☆」
ちひろ「だからそういう事は言わない方がいいですよ?」
爆竜大佐によってビル倒壊かな、
黒井社長と結託して常務追放とか
~常務の部屋~
両津「オラァ!」バァン!
美城常務「!?」
両津「アンタが新しく来たって常務か?」
美城「そうだが…部屋に入るときはノックぐらいしたらどうだ?」
両津「ヘッ、もう蹴とばしちまったから関係ねーな」
美城「そもそも君は…警官?うちはやましいことは何も…」
両津「そうじゃねぇ!アイドル達から聞いたぞ!白紙がどうたらとな!」
美城「それは我が社の問題だ、君には関係ないだろう」
両津「ある!わしはここのプロデューサーの友人だ!困っている友達を助けるのに理由なんざいるか」
美城「プロデューサー…もしやあの男か」
両津「何だ知ってたのか」
美城「知ってるも何も私の方針に唯一異を唱えてきた男だ」
両津「あいつめ…やるじゃねーか」
美城「言っておくが、方針を変える気はないぞ」
両津「わーったよ、後はあいつに任せてわしは退散するかな…ただし」
美城「?」
両津「あいつらの部屋だけは返してもらうぜ」
美城「何だと…」
両津「聞けばまだ次の用途決まってないそうじゃねーか、なのに追い出すってあんまりじゃないか?」
美城「しかしもう決まった事で…」
両津「いいのかな~そんな事言って…」
美城「ん?」
両津「中川グループって知ってるだろ?わしそこの御曹司と親戚かつ上司なんだよな~」
美城「!?」
346プロの社長はいったい何者だろう
両津「アンタもお偉いさんのパーティーかなんかで見たことくらいはあるだろ?」
美城「そ、そんな嘘で私は…」
両津「そうか?じゃ証拠を見せてやる」ピポパ
ピピピ…
中川『あ。先輩?どうしたんですか?』
美城「こ、この声は…」
両津「な?」
中川『それより先輩、部長が探…』ピッ
両津「つーわけだ、下手にわしに逆らわんほうがいいぞ?」
美城「く…」
両津「部屋は返してくれるな?」
美城「わかった、検討しよう」
両津「よし!」
美城「だが勘違いするな、私は方針を変える気はない」
両津「へいへい、今はそれでいいよ」
美城「君もあまり深入りしないことだな」
両津「アンタがこれ以上いらんことしなければな、じゃあな」タタタ…
美城「・・・・・」
美城「危険な男だ…まるでブラックホールだな」
黒井社長を絡ませて。
二期以降の346プロはあんな方針でなぜバッシング記事が描写されなかったんだろう。
~CPルーム~
両津「よう、帰ったぜ」
武内P「それで…どうでした?」
両津「何とか部屋だけは取り返したぜ」
かな子「ホントですか!?」
杏「マジかよ…」
智絵里「凄い…」
蘭子「流石我が友その2…」
両津「ま、わしにかかればこんなもんだ」
武内P「ありがとうございます!」
両津「お前もやるじゃねーか、あんな怖そうな常務に意見するとは…」
武内P「いえそんな…」
両津「ちゃんと対抗策も考えてあるんだろ?」
武内P「ええまぁ…」
両津「そっか、じゃあ後は頑張れよ」
武内P「はい!」
卯月「が、頑張ります!」
両津「ふむ…じゃあな」
バタン
武内P(両さんも応援してくれてる…何としても舞踏会は成功させねば…)
両津「さて、カフェ寄って帰るか」
~346カフェ~
両津「うおっす」
菜々「あ!」
早苗「両さん…さっきはゴメンね」
両津「いいって事よ、事情は大体聞いてきたからな」
早苗「そっか…」
両津「お前らも大変だと思うが、頑張れよ」
早苗「うん、ありがとね」
両津「おう!」
菜々(粗暴で無茶苦茶に見えてたまに優しい所も見せる…昔から変わりませんね、勘吉くん♪)
両津「ん?どうした?」
菜々「べ、別に!」
楓「あら?何だかカフェが騒がしいわね…」
両津「ガハハハハハ!!!」
楓「お巡りさん…ってあなたは!」
両津「ん?」
楓「あの時のお巡りさん…いまそっちにおーまわりして会いに行きますね…フフ」
菜々「あれ?両さん楓さんともお知り合いだったんですか?」
両津「ええっと…どうだったかな…」
早苗「両さん交友関係は半端ないからね…」
楓「フフフ…忘れるのも無理はありません」
楓「そう、あれは数年前の事…」
~数年前 とある人気のない場所~
楓「嫌…やめてください…」
不良「ヘへへ…いいじゃねーかねーちゃん、ちょっと付き合えよ」
不良達「ヘへへ…」
楓「誰か…助けて」
両津「おうおう、こんなテンプレみたいなシチュエーション見せつけてくれやがって…」
不良達「な!?」
楓「お巡り…さん?」
両津「大丈夫か?」
不良「ポリ公だと!?どーせ1人だ!やっちまえ!」
不良共「うおおおおおお!!!」
両津「何だ?やるのか?」スッ
ドカバキグシャッ!!!
不良共「」ピクピク
両津「先に言っとくが、ケンカ売ってきたのはそっちだからな」
不良「お、覚えてろよー!!!」
タタタ…
両津「フゥ…大丈夫かお前?」
楓「は、はい…」
両津「こんな人気のない通りで女の1人歩きは危険だぞ?」
楓「はぁ…お巡りさんはどうして…」
両津「そりゃ部長から逃げ…いやパトロールだよ」
楓「そうですか…」
両津「おっとこうしちゃいられねぇ!じゃあな!」タタタ…
楓「あ…何を急いでいるんでしょう…」
般若の面を被りガトリングガンを乱射している大原「両津の大バカ野郎はどこだああああああ!!!」ズガガガガガ!!!
~回想終了~
両津「ああ、あの時の…」」
楓「あの時はロクにお礼もできず…」
両津「いいって事よ、あ!逃げてるで思い出した!わしも行かなきゃ!じゃあな!」タタタ…
早苗「あ!両さん!」
楓「相変わらず忙しい人ね…」
ジェイソンのお面を被りチェーンソーを振り回す大原「両津のバカはどこだああああああ!!!」ギュイイイイイイイイイン!!!
~数日後 とある下町~
檸檬「今日のとときら学園の収録面白かったのう勘吉!」
勘吉「ああ、檸檬も出てみたいか?」
檸檬「で、出られるのか?」
勘吉「ああ、わしがプロデューサーに頼めばどうとでもなる」
檸檬「おお!流石勘吉じゃな!」
檸檬「でもばあちゃんが何て言うか…」
両津「意外と店の宣伝になるとかでOKするかもな」
檸檬「そうかのう…」
両津(そういや杏の奴メンバーと離れて仕事していたが…何かあったのか?」
檸檬「どうした勘吉?」
両津「あ、いや何でもないぞ!」
檸檬「あ、勘吉あれ!」
両津「ん?」
かなちえ「・・・・・」
両津「あれは…キャンディアイランドの残り2人…落ち込んでるようだが…」
檸檬「この辺は江戸切子の職人がいるあたりじゃな」
両津「じゃあ取材か何かか?とにかく声かけてみるか」
かなちえ「はぁ…」
両津「よう、どうした?」
智絵里「あ…」
かな子「両さんと…この子は?」
両津「そういや初対面か、親戚の檸檬だ」
檸檬「うむ、よろしくな」
かな子「うん、よろしくね」
両津「それでどうした、そんなに落ち込んで」
智絵里「そ、それは…」
両津「仕事、うまくいってないのか?」
かな子「うっ…」
両津「そうか、いつも引っ張ってる杏がいないからだな!」
智絵里「そ、それは…」
両津「よし!わしが連れてきてやる!」
かなちえ「え!?」
両津「さっきのTV局だな、待ってろ!」ダッ
タタタ…
かな子「あ、待って…」
智絵里「行っちゃった…」
檸檬「安心せい、勘吉に任せておけば大丈夫じゃ」
かなちえ「・・・・・」
黒井社長「その雲を払ってやるのが我々プロダクションの役目だ、それを理解していないあの小娘にはこの城の主になる資格も、城にいる資格はないのだよ!、本来はね!!」
天ヶ瀬冬馬「アンタ(美城)、アイドルを駒と見なしているようじゃ黒井のオッサンと同類だぜ。」
黒井社長「主たる王者なき城に存在する価値はない、悪徳大臣(常務)はギロチンにかけられるべきなのだよ。」
はっきり言ったあの小娘は視聴者を不快にさせる言動が多い。
雲なんて吹き飛ばせばいい、
夜空の光(見た目ばかり)だけで熱を届けない(魂のない)遠すぎる星なんかより、地球の青空(ファンの心)に君臨する太陽こそがアイドルである。
イソップ童話の『井戸に落ちた天文学者』とかのように痛い目に合えばいいのに。
カビの生えた下らないブランドイメージ(粗悪な貴族かぶれの成金趣味)の押し付けは目障り。
こいつの尺を消して765プロや876プロのキャラを出してほしかった。
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