アルミン「僕の名は」 (13)

※進撃の巨人86話までのネタバレあり
※後々キャラ崩壊します。
※SS書くのはじめてです。どうぞよろしくお願いします。

「・・・を探しにいってくる。」
「がんばってね。といっても大変だろうけど・・・」
「ちょっとの間、僕の体を楽しめばいいさ」
「じゃあね。検討を祈る。」

・・・

ぼんやりと目覚める。
いつもの天井、いつもの風景。
今日は毛布にくるまっていたい気分だ。
昨日はほんと大変だったからね。。。

また眠気がやってきてたまらない。
起こされるまで寝ていよう。うん。。。


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「アルミン、アルミン」ユサユサ
「ん・・・」
「まだ寝てたいみたいだね」
「それにしてもすごい寝相だ」
「ふとんがふっとんでる」
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「なんこれ、ベルトルトみたいじゃない?」
「ベルベルさん、ベルベルさーん」ユサユサ
「・・・んふー、もうちょっと・・・」
「」
「」
「」
「そっとしておこう」
「そうだ、つかれてるんだよ」
「パァンは枕元に置いておきますからね」

パタン、パタパタパタ・・・

・・・

ふわーあ。
うーんと伸びをして毛布を蹴っ飛ばす。
少しひんやりした空気が気持ちいい。
そのままよいしょっと飛び起きる。
体が軽い。すっかり調子がいいようだ。
やっぱり睡眠って大事だよね。

宿舎にはもう誰もいなくて、ゆっくり寝かせてくれた事がうれしい。
あーあ、今日はアルミンのベッドまで移動していた。
僕の寝相はどんどん悪くなるばかりだ。

・・・

あ、あ、あ、

「アルミーーーンン???」

鏡に映ったのは、金髪小柄な少年だった。
何だってどういう???

あわてて食堂に走って行く。
足がもつれて転んでしまう。バランスが、重心がぜんぜん違う。

「み、み、みんなーーー!!!」

食堂に人はまばらだった。

「どうなってるの・・・」

サシャ「わーっ」パンオッコトシ
コニー「アル・・・////」
ジャン「おっおきたか・・・!?」
エレン「アル
ミカサ「着替えて!!!」

「なんでそんな目で僕をみるの???」


LLサイズのシャツからスラリと伸びた足。
はだけた襟元からのぞく華奢な鎖骨。

「僕ベルトルトなんだけど・・・」

ドウシテコウナッター


ジャン「どうしてか、なんとなく分かるけど・・・」
ベルミン「わかるの?」
ミカサ「ききたい?」
サシャ「聞かない方が、いいかも・・・」
ベルミン「・・・なにか、相当まずいことがあったみたいだね。」タキアセ
エレン「おまっ!それっ!どんだけっっっ!!!」


ドカバキグシャドカ!!!
エレン「うわああああああーーーー」ウデグルグル
ミカサ「エレーン!!!」
ベルミン「ぎゃーーー

エレン「ぐすっ、ヒック、ヒック・・・」
ミカサ「アルミンは・・・どこ?」ジロリ
ベルミン「ひいぃぃぃ」ブルブル

ミカサが隣にぴったりとつく。怖い。

ベルミン「夢の中で、アルミンは何かを探しに行く、と言って」
ベルミン「目が覚めたら」
ベルミン「こうなってたんだ・・・」タイイクスワリ

ミカサ「そう・・・」ジロリ
ミカサ「アルミンには、なにか考えがあるのだと思う」
ミカサ「私はそれを信じる」

ベルミン「不思議なんだけど、こうしているとアルミンの思い出がわいてくるんだ」
ベルミン「でも、こう、全部じゃなくって。」
ベルミン「例えば思い出したくない事を、思い出そうとすると」

ベルミン ブワッ カオマッカ/////

ベルミン「こんな感じで深読みがブロックされる感じなんだ。」

エレン グスッ、、、スースー

ミカサ「なにそれ」クスッ
ミカサ「アルミンにそんな秘密が?」キラキラ
ベルミン「それはね」ニヤッ

ベルミン「うわっ、あっ、いやっまっ・・てっ、、、」ヨロヨロ
ミカサ「えっどしたの」オロオロ
ベルミン「いやぁ、わかった、わかったからぁ・・・!!!」ロウカダッシュー

キース「こらーっ!廊下を走るな!うわっ慎みをもてぇぇぇーーーー」
ミカサ「ちょっ、なに!???」オイカケッ

キャーミカサガアルミンヲオソッテルゾー
ツイニヤッタカ!!!
ワーワーキャーキャー

・・・

ベルトルト秘密の場所

ベルミン「やめてえぇぇぇぇ」バターン
ベルミン「見ないでえぇぇぇぇ」ジタバタ

コニー「セクシーアルミンが・・・」
サシャ「えろ本の山に突っ込んでますね・・・」
ジャン「誰得だよまったく」ハナジブー

アルミン「僕の秘密をばらしたら」
アルミン「君のもっと恥ずかしい秘密をばらしてやる」フンッ

・・・

ベルミン「とまあ、こんな感じで」ハァァァァァ….
ベルミン「アルミンは僕の記憶をすごい勢いで吸収していっている。」
ベルミン「その上、自分のタイミングでアルミンに戻れる。主導権は僕にはない。」
ベルミン「僕が協力している理由はただ一つ」

ベルミン「アニを助けたいんだ」

コニー「なっ・・・何勝手な事を言ってるんだ!」
サシャ「そうですよ!あんなに殺しておいて!」

ベルミン「・・・ごめん」タイイクスワリ
ベルミン「・・・そうだよね・・・」ウツムキ・・・

ジャン「気持ちは分かる。けど2人とも考えてほしい」
ジャン「俺たちはもう死にすぎた。これ以上死に急がなくて済むなら」ギリッ
ジャン「俺は、それに、賭けたい」

ミカサ「私はアルミンを信じる」
エレン「俺は気に入らない」ムスッ

ベルミン「・・・みんな、すまない・・・」
ベルミン「・・・でも・・・」
ベルミン「・・・これ以上、死なないで済むなら・・・」
ベルミン「・・・その方がいい・・・」
ベルミン「・・・僕はいままで、皆殺しにするしかないと思っていた・・・」
ベルミン「・・・でも・・・」
ベルミン「・・・でも・・・」
ベルミン「・・・もし、そうしなくても、いい道があるなら」
ベルミン「・・・僕は何だってする・・・」
ベルミン「・・・秘密も何も、好きなだけみたらいい・・・」
ベルミン「・・・好きなだけ笑えばいい・・・」
ベルミン「・・・誰が好きであんな事すると思うんだよ・・・」
ベルミン「・・・」グスッ

コニー「・・・チクショウ!!!何だよ!今更!!!」
コニー「父ちゃんを返せよ!母ちゃんを元に戻せよ!サニーも、マーティンも返してくれよ!!!」
ミカサ「・・・」エレンのテヲニギル
エレン「何だよ。。。」ムスッ

サシャ「・・・あの、皆さん。」
サシャ「お茶にしませんか?」ホカホカー

ああ・・・痛い・・・・
痛いな・・・君は、ずっと、これを感じていたの・・・
その痛みを抱きしめながら、記憶の底へとダイブする。
緑豊かな故郷。
おとうさん、おかあさん。
ちいさなライナー。アニ。
僕が守りたかったもの・・・

エレン「おい・・・おいっ!」ユサユサ
エレン「四の地固めをかけながら泣きべそって」
エレン「寝相が悪いのも突き抜けてるだろ」

そっと絡み付いた手足をほどくと
月の光にさらさらと金髪が流れて行った。
ぐすぐすと泣きながら眠っている。

エレン「仕方ないなー」
腕枕をしてそのまま抱き寄せる。
そのまますうすうと眠りに落ちて行った。
エレン(ミカサにもこうしてやったっけ・・・)

続き考え直し中。
明日またきます。

だれも見ていないようなので、やりたい放題のシナリオでいきます。

ああ・・・痛い・・・・
痛いな・・・君は、ずっと、これを感じていたの・・・
その痛みを抱きしめながら、記憶の底へとダイブする。
緑豊かな故郷。
おとうさん、おかあさん。
ちいさなライナー。アニ。
僕が守りたかったもの・・・

エレン「おい・・・おいっ!」ユサユサ
エレン「四の地固めをかけながら泣きべそって」
エレン「寝相が悪いのも突き抜けてるだろ」

そっと絡み付いた手足をほどくと
月の光にさらさらと金髪が流れて行った。
ぐすぐすと泣きながら眠っている。

エレン「仕方ないなー」
腕枕をしてそのまま抱き寄せる。
そのまますうすうと眠りに落ちて行った。
エレン(ミカサにもこうしてやったっけ・・・)

某所地下牢へ・・・

コニー「お前の事を許したわけじゃない!」
コニー「だけど、俺はこうしたいから!そうするんだ!」
サシャ「コニーってバカだけどいい奴ですよね」イモモグモグ
ミカサ「ええ、ほんとに」イモウバイッ
ワーミカサーカエシテー!
エモノヲウバウニサホウハイラナイ!

昨日は僕が食べられる夢を見た。
ガリヒョロの巨人が僕をつまむ。
必死に助けを呼ぶけれど、皆あおい顔でこっちを見るばかり。
バリバリといい音を立てて僕の頭蓋が砕かれた。

夢なのか、現実なのか・・・

目をつぶると、その時の光景がありありと蘇る。
ぱりん、と音がして口いっぱいに広がる濃厚な味わい。

キモチワルイ。

エレン「アルミンっ!」

その場でうずくまってしまう。

ベルミン「・・・大丈夫。行こう。」
ベルミン「アニが待ってる。アニ・・・」

手が差し出された。

ベルミン「・・・エレン」
エレン「つかまれよ。」
ベルミン「いや、いいよ。それより後方に殺気が」
ミカサ ゴゴゴゴゴ
エレン「気にすんな」
ベルミン「」クウキヨンデー

ジャン「お前ら、ついたぞ」
ジャン「この扉の向こうだ」

ガチャガチャ
ギギー・・・

「マッテタ」

全員「ライナー!???」

ライナー(壊)「オレおタオセ」
ライナー(壊)「アニわワタサン!!!」ビシイッ

ミカサ「」スッ
エレン「ライナーお前、また疲れているのか。」
コニー「なんだその太鼓みたいな光っているのは」
サシャ「そんなもので、つられませんよ!」
ジャン「お前ら気をつけろ!なんか変だぞ!!!」
ベルミン「あ、あれは・・・」プルプル

ヒストリア「私が呼んだのよ」スッ
ヒストリア「さあ、いけ!悪い巨人をやっつけろ!!!」

ライナー(壊)「ガああ・・・」
ジャン「そんな!地下だぞここは!」

ライナー(壊)「ワが軍の」
ライナー(壊)「科ガク力は・・・」
ライナー(壊)「せカイいちイィィィィィ・・・」

ピッカァァァァァーーーー

ライナー(壊)「UV-Bestrahlung!!!」

ベルミン「紫外線照射装置!!!」
コニー「なんだって!???」
ベルミン「人工太陽だ!あの光を浴びると巨人になれる!!!」
コニー ナアオレアタマワルイノカナ? モットワカリヤスクセツメイシテクレヨ・・・

ゴゴゴゴ・・・

ベルミン「あっアニーーーっ!!!」

ベキベキパキパキバリバリバリ・・・

ミカサ「!」

ガラガラガラ・・・

エレン「天井が落ちる!巨人になるぞ!みんなつかまれ!」

ジャン「そ、そんな」
サシャ「あれは!」

アニ(巨人)ザッ

ミカサ(巨人)ギチ・・・

コニー「夢のカードが!」
ジャン「いつかこうなると思っていた」

アワアワ
ワーワー
キャーキャー

サシャ「あっ足下に市民がっ!」ダッ
コニー「サシャあぶない!」オイカケッ

アニ(巨人)(やだぁぁぁ・・・)
ミカサ(巨人)(ここは、邪魔が多すぎる。)
ミカサ(巨人)(広い所で存分にやりましょう)クイクイ
アニ(巨人)(・・・わかった)

アニ(巨人)ダッ
ミカサ(巨人)ダッ

ジャン「おいーっ!どこいくんだ!!!」
サシャ「あっ!ミカサ(巨人)が拳を組んで、アニ(巨人)がジャンプ!」
コニー「軽々とこえてったぞ」
エレン(巨人)「ノレ!オイハヘルゾ!」
ベルミン「アニーーー・・・」

ライナー(巨人)ドスドスドス(肩にヒストリアのっけてる)
ヒストリア「なぎ払え!」
ライナー(巨人)ブンブンブン
ヒストリア「え、無理?」チッ
ライナー(巨人)ショボーン

アニ(巨人)とミカサ(巨人)の攻防戦は日が暮れるまで続き、勝負がつかなかった。

アニ「ほんとにあんたって奴は・・・」ガッ
ミカサ「嫌な女ね」ガッ
アッハッハ・・・

エレン「夕日がきれいだな・・・」
ジャン「肩くんで笑ってるよ・・・」
サシャ「パァン一週間分賭けたんですけどね・・・」
コニー「それはどっちに?」

ライナー(巨人)ドスドスドス(肩にヒストリアと旅道具のっけてる)
ヒストリア「おまたせー」

ベルミン「ライナァァァァーーー」ダッシュ
ベルミン「ライナーが生きてた!!!」
ベルミン「うれしい!うれしい!!!」
ライナー(壊)「ナニガナンダカワからない」
ライナー(壊)「オレモウレしい」

ヒストリア「さあいこう」
ヒストリア「ユミルに会いに」
ヒストリア「クソな世界を滅ぼしに」

----おしまい。

シガンシナ編の後でアルミンのの中で生きているベルトルトと
壊れたライナーと凍り付いたアニがハッピーエンドになってほしい。
という妄想でした!

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