波平「安価で育毛しよう」 (58)
波平「うーん、最近頭が寂しくなってきた……」
波平「>>3をしてみよう」
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海平から奪う
海平『はい、磯野です』
波平「あっ、海平兄さんですか」
海平『おお、波平か』
波平「すみませんが今すぐこっちに来てもらえんでしょうか?」
海平『うむ、ちょうど暇だったところだ。新幹線で東京へ行こう』
波平「ありがとうございます。ではお待ちしてます」ガチャッ
波平「海平兄さんが着くまでしばらく時間があるな……」
波平「>>6をしよう」
イメージトレーニング
波平「兄さんから髪の毛を奪うのは容易ではないはず」
波平「今のうちにイメージトレーニングをしておこう」
波平「……………………」
波平「…………」
波平「……」
波平は床の間で坐禅を組んだ
~波平のイメージの世界~
波平(まずわしは海平兄さんを迎えに行くために歩いて駅へ向かう)
波平「……」テクテクテクテク
波平(するとその途中、ある人物と出くわすはずだ……)
>>10「」
※人物安価は『サザエさん』の登場人物だけで
中島
中島「あ、磯野のお父さんじゃないですか。こんにちは」
波平「こんにちは」
中島「では失礼します」
波平「うむ。さようなら」
波平(中島君は礼儀の正しい子だ。カツオはいい友達を持ったものだ)
波平(さて、駅へと歩き続けよう)
波平「……」テクテクテクテク
波平(ん?また前方から誰か来るようだ……)
>>13「」
花沢さん
花沢「あ、磯野君のお父さん。こんにちは」
波平「うむ。こんにちは」
波平(今日はカツオの友達とよく合う)
花沢「>>16」
花沢「父ちゃんが磯野くんのお父さんと話したがってましたよ」
波平(海平兄さんが到着するまでまだ時間はあるな……)
波平「そうかい。じゃあ今から花沢不動産に寄ってみるよ」
花沢「ありがとうございます。父ちゃんもきっと喜びます」
波平「……」テクテクテクテク
波平は花沢不動産へ向かった
波平「ごめんください」ガラガラガラ
花沢父「おお磯野さん!ちょうど今お宅に伺おうと思ってたところだったんですよ!」
波平「実は娘さんから何やらわしに話があると聞いたもので」
花沢父「いやーそうでしたか。花子のやつに言っておいて正解でした」
波平「で、一体わしに用とは?」
花沢父「>>19」
息子さんをうちの娘にください
波平「は?」
花沢父「ですからカツオくんをですね、是非うちの婿に迎えたいわけでして」
波平「ちょ、ちょっと待ってください!」
波平「2人はまだ小学生ですよ。結婚など尚早ではありませんか」
波平「何より当人の気持ちを第一に考えねば……」
花沢父「ハハハハハ、その点は心配ないですよ磯野さん」
花沢父「カツオくんの花子への想いは確認済みです」
波平「えっ!?」
波平(あのバカ、なんてことを考えとるんだ)
波平(小学生はまだ幼いんだ。これからいくらだって考えが変わることはある)
波平(一時の気持ちで簡単に決められるようなことではない)
花沢父「というわけで今のうちに2人を許嫁にしたらどうかと思いましてね」
花沢父「出来ればカツオくんには花沢不動産を継いでほしいんですよ」
花沢父「うちも1人娘ですし、花沢の名を残すため是非ご子息を婿養子に――」
波平「バカなことを言わんでください!」
波平「この話は聞かなかったことにします。では急ぎの用があるのでわしはこれで」ガラガラガラ
花沢父「ああっ、ちょっと待ってください!」
波平は花沢不動産を後にした
波平(ちと強く言い過ぎたか……)
波平(まあ花沢さんは親バカなところがある。あれくらい言わんとわかってくれんだろう)
波平(変に恨まれたりしなければいいが……)
花沢父「あのハゲ!せっかくカツオくんを快く迎え入れてやろうというのに!」
花沢父「花子をバカにされた気分だ!ええいっ!」
花沢父「>>24」
毎日磯野家の前に嫌になりそうな物置いてやる
――現実――
波平「ああああっ!」ガバッ
波平「駄目だ駄目だ!これでは花沢さんに逆恨みされてしまう!」
波平「我が家の前に毎日嫌がりそうな物を置くだと!?」
波平「花沢さんは一体何を置く気なんだ……」
波平「やり直し!最初からやり直し!」
波平「……………………」
波平「…………」
波平「……」
波平は床の間で坐禅を組んだ
~波平のイメージの世界~
波平(さて、今度は花沢さんを怒らせないようにしなくては……)
波平(しかし、どうすればカツオの許嫁の約束をせず穏便に解決できるだろう)
波平(とにかくわしは海平兄さんを迎えに駅へ行こう)
中島「あ、磯野のお父さんじゃないですか。こんにちは」
波平「こんにちは」
中島「では失礼します」
波平「うむ。さようなら」
波平(ここまではさっきと同じだな)
波平(次は花沢さんがこっちへ歩いてくるはずだが……)
花沢「……」テクテクテクテク
波平(来たっ!)
花沢「あ、磯野君のお父さん。こんにちは」
波平「こ、こんにちは……」
波平(ここはやり過ごすしかないな)
花沢「父ちゃんが磯野くんのお父さんと話したがってましたよ」
波平「そうかい……今日は用事があるからまたいつかこっちから伺おう」
花沢「わかりました。父ちゃんにそう言っておきます」
波平(とりあえず助かったか。花沢さんは無視して駅へ行こう)
波平「……」テクテクテクテク
>>33「」
ノリスケ
ノリスケ「あっ、おじさーん!」テクテクテクテク
波平「……ん?何だノリスケか」
ノリスケ「何だとは何ですか。親しき仲にも礼儀ありですよ」
波平「お前が言うな」
ノリスケ「散歩ですか?」
波平「海平兄さんを駅まで迎えに行く所だ」
ノリスケ「え、海平おじさんがこっちに来るんですか?」
波平「左様」
ノリスケ「>>35」
···やる気ですか?
波平「やる?やるとは何をだ?」
ノリスケ「またまた、とぼけちゃってー」
波平(ええい、勘の良い奴め……)
波平「わかった……何が望みだ?」
ノリスケ「望み?おじさん僕に何かくれるんですか?」
ノリスケ「うーん、急に言われてもすぐには思いつかないなー」
波平(こいつ、調子づきおって……)
ノリスケ「何か思いつくまで僕もおじさんと一緒に駅まで行っていいですか?」
波平「……わかった、連れて行こう」
波平(仕方ない。誰かに言いふらされても困るしな)
駅へ向かう2人
波平・ノリスケ「……」テクテクテクテク
波平(厄介なことになった)
波平(ノリスケをどうにかできればいいんだが……)
ノリスケ「あっ、おじさん!あれ、>>38じゃないですか?」
バールのようなもの
波平「バールがどうした?」
ノリスケ「バールじゃありません。バールのようなものです」
波平「どっちだって同じじゃないか」
ノリスケ「全然違います。じゃあおじさん、バールの定義知ってますか?」
ノリスケ「その定義にあれが当てはまってるか確認したんですか?」
波平「言われてみれば確かに……」
ノリスケ「で、話し戻しますけど、このバールのようなもの護身用に使えませんかね?」
波平「うーん、そうだな……何が起きるかわからんし持っていて損はないか……」
波平「お前もたまには良いこと言うじゃないか、ノリスケ!」
ノリスケ「どうも」
波平はバールのようなものを手に入れた
波平・ノリスケ「……」テクテクテクテク
警官「あーもし、そこの2人」
波平「はい、何か用ですかな?」
ノリスケ「お、おじさん……ここ……」
波平(ああっ!?交番の前を通ってしまったっ……!)
警官「>>42」
そのバール落とし物?
今日はここまでにします
警官「そのバール落とし物?」
波平「ぁー、えーっと……これはその……」
警官「なんでそんなもの持ってるんですか?」
警官「ちょっと中で詳しく話聞かせてもらいたいんですけど」
波平(うっかりしてた、バールなんか持って歩いたらいかにも怪しいじゃないか……)
波平(目立ちたくなかったのに……出来れば警察とは関わりたくない)
ノリスケ「……おじさん、どうします?」
波平「>>46」
警官をアレする
ノリスケ「え……おじさん今なんて……?」
波平「お前は誰も来ないか見張っててくれ」
ノリスケ「は、はい……」
警官「とりあえず交番の中へ来てください」
波平「わかりました。すまんノリスケ、そこで待っとってくれ」
ノリスケ「……」
ドカッ バキッ ボキッ
警官「ぎゃあああああ、助けてくれ!」
波平「……」
ドカッ バキッ ボキッ
警官「」
ノリスケ「中から変な音が聞こえる……一体おじさんは何をやってるんだ……」
波平「済んだぞ」
ノリスケ「……おじさんバールは?」
波平「ああ、曲がってしまって使い物にならんから置いてきた」
ノリスケ「ヒエッ……」
波平「代わりに良い物を手に入れたぞ、ほら拳銃だ」
ノリスケ「まさかさっきのお巡りさんを……」
波平「兄さんを待たせては悪い。駅へ急ぐぞ」
ノリスケ「は、はい!」
波平(こうなったらもう後戻りできん)
波平(なんとしても頭髪を……昔のわしを取り戻す!)
波平・ノリスケ「……」テクテクテクテク
波平(ん?あそこに歩いてるのは……)
>>50「」
光彦
再安価
>>52
再安価
>>54
かつお
波平「おいカツオ」
カツオ「あ、父さん……それにノリスケおじさんも……」
ノリスケ「やあ」
波平「そんなところで何をしておる?」
カツオ「>>57」
中島とタイマン張るところだよ
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