飛鳥「虚無」 (10)
注意事項
・地の文
・日本語不自由な文
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虚無という言葉はとても良い
何物も存在しない、虚空のもの、無限大にある宇宙を示している...
だがボクは虚無という言葉に不満があるようだ
とても体が五月蝿い。虚無という言葉からは遠い意味になりそうな位...ね
周りが騒がしいだけじゃないかって?...ふふ、それはいつもの事さ、ボクも慣れたよ。むしろ楽しいと言えるまであるさ
虚無は何処へ行ったかって?周りがどうであれボクがボクである限り虚無という言葉もボク自身に自然と付いているものさ
...さっきからボクの身体は悲鳴を上げているようだ
まるで虫が鳴いているようだな...ボクらしくない、いや、これもまたボクなのかもしれないね
皆はボクの異変に気付いていないようだ、幸運なのかは微妙なところだけどね
ふむ...最近はどうも変わってしまったようだ、いつものボクらしくない考え方だ
どれもこれもPのせい、いや、Pのおかげかな?毎日が非日常に囲まれていて飽き飽きしない
今Pが車の準備をしてくれている、用事があるんだ...勿論ボクも一緒さ
偶像としてのボクも、二宮飛鳥としてのボクも今やPに曝け出されている
恥ずかしいという気持ちは無いさ、今の状態もまた心地いいものだよ
蘭子がボクのもとへ駆けつけてくる、ああ、蘭子とはダークイルミネイトでユニットを組んでいる、そう、いわゆる親友ってやつさ
親友...ね、昔のボクでは想像もつかない言葉だね、それこそ孤独...いや、虚無という言葉が似合うボクだったからね
ナニも無い、そう、ナニも無かった、退屈な日常を過ごすだけだったボク
でも今はどうだろうか...?蘭子という親友がいて、Pという共鳴者がいる、他にも沢山のアイドルがいて、みんな温かくて
...らしくない。暗い話はよそうか
今は蘭子がワクワクしながらPと話している、楽しい話なんだろう
そしてボクの身体は余計に悲鳴を上げてきた、そろそろ限界が近いようだ...
話が逸れてきたようだね、最初の話題は...なんだったかな、そうさ、虚無の事だったね
今のボクはそう...虚無を表しているに等しい
だがボクの身体は虚無とは反対に騒がしい、まるで虫のような悲鳴を上げているんだったね
つまり今のボクはまた違うセカイへの道が開いている証拠なのかもしれない
飛鳥「と思うんだがこのことについてどう思うかい?プロデューサー」
モバP「馬鹿な事言ってないで早く飯を食べに行くぞ。腹減ってんだろ?」
蘭子「今宵は賛美の宴が始まろうとしている!!さあ、共に行こう瞳の持ち主達よ!(今夜はパーティーですね!はやく行こう飛鳥ちゃん!プロデューサー!)」
飛鳥「.....うん」グゥー
おわり
以上です
ただ飛鳥がおなか減ったのを格好良く言ってる風に書いてみました!
所々違和感がある場所は気にしないでください!
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