モバP「涙目の飛鳥が見たい」 (164)

飛鳥「……」

P「見たい」

飛鳥「本人を前に言うのか、キミは」

P「見たい!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461850833

P「だってさー、飛鳥っていつもすました顔ばかりしてるじゃん」

飛鳥「仮にそうだとしてもボクには因果関係が見えてこないんだが」

P「つまり飛鳥のレア表情をこの目に焼き付けたいということだ。飛鳥の涙目なんてそう簡単に拝めそうもないだろうから」

飛鳥「……と、言われてもね。見たいと言われて見せられるものではないよ」

P「というわけで、飛鳥を涙目にさせるプランを考えてきたんだ」

飛鳥「は?」

P「たとえば、>>7とかどうだ?」

玉ねぎを切らせる

飛鳥「玉ねぎ……」

P「いい案だろう?」

飛鳥「……フッ、なんというか、発想が随分とかわいいものだね。少し身構えてしまっていたよ」

P「俺は飛鳥の涙目さえ見られたらいい!」

飛鳥「その性癖? はどうかと思うけど、機会があれば玉ねぎくらい切ってあげるさ。機会があればね」

P「よし、じゃあ今度は料理対決番組に出演な。シェフ・タチバナとの一騎打ち、楽しみにしてるぞ」

飛鳥「え? いや、待ってくれ。電波に乗せてお茶の間に届けるつもりだったのかい?」

P「せっかくだから多くの人に見てもらって飛鳥の新たな一面をアピールさせていこうかと」

飛鳥「……却下」

P「なぜだ!? 機会があればって言ってくれたじゃないか!」

飛鳥「キミの思い切ったプロデュースはボクも評価しているが、そこで流れが決まってしまうと戻ってこれない気がしてさ」

P「戻ってこれなくなったアイドル? 誰のことを言ってるんだ?」

飛鳥「誰のことだろうね」

P「じゃあ、玉ねぎ案は保留ということで。再検討、と」

飛鳥「凍結でいいだろう、そこは」

P「最初は承諾してくれてたんだ、俺は少しでも飛鳥の涙目が見れる可能性を手放したくない!」

飛鳥「その執念はどこからくるというんだ……」

P「というわけで次、>>12!」

くるみ、雫、愛梨、沙理奈と水着の仕事で共演させる

飛鳥「却下」

P「どうして!?」

飛鳥「……まぁ、ボクにもいつか水着の仕事がくるかもしれないとは思っているよ。うん」

P「アイドルだもんなあ」

飛鳥「だがね、そのあからさまな人選は邪な意図を隠す気もないじゃないか!」

P「そりゃあ普通の仕事だったら飛鳥の涙目が見れないだろ?」

飛鳥「さっきから仕事と絡めてボクを泣かせにくるのはやめて欲しいんだけどな」

P「泣かせるんじゃない、涙目だ!」

飛鳥「何が違う?」

P「あくまで本人が堪えきれるレベルじゃないと、さすがにこちらとしてもちょっと」

飛鳥「……そういうところは気を配るんだね。これは嫌だけど」

P「ぐぬぬ……俺は飛鳥の「くっ」が聞きたかっただけなのに……」

飛鳥「まったく、最初に玉ねぎを切らせるだなんて言って油断させてこれか。キミもなかなか深い業を隠し持っているようだ」

P「俺は本気でお前の涙目を見たいんだよ!」

飛鳥「その無駄な情熱はどこから湧いてくるんだよ……」

P「これならどうだ? >>18とか」

16で

飛鳥「」

P「でもなー、俺が言うならともかく飛鳥が言っても何もなさそうだな。俺以外には比較的まともだし」

飛鳥「そ、そうかな? そう……だといいね」

P「あれ、もしかして時子のこと苦手だったりする? 同期のよしみもあるだろうに」

飛鳥「彼女にそれを期待していいものなのか……それと別に、苦手ってことはないけど」

P「じゃあいってみようやってみよう。ほれほれ」

飛鳥「……わかった、いいだろう。ただしボクにもメリットを与えることが条件だ」

P「メリット?」

飛鳥「リターンも無しにリスクは負えない。キミの提案に付き合う代わりに、事無きを得たらボクの我儘を聞くこと。釣り合いはとれているはずだが?」

P「なるほどな。たしかに、むしろそれでこそ涙目の価値がさらに上がるというものよ。いいだろう!」

飛鳥「決まったね」

P「ちなみに俺に聞かせたいワガママってなんだ?」

飛鳥「……先に言っておいた方が緊張感も共有できる、か。フラグになるのが怖いけど、教えておくよ」

P(ま、ご飯おごれとかそんなとこだろ多分)

飛鳥「>>23、さ。じゃあP、また後で」


※コンマで結果判定します

00~39…平然と戻ってくる
40~79…涙を浮かべつつ帰還
80~99…マジ泣き。現実は非情である

Pの家にお泊り

そして――


P「そろそろ戻ってきてもいいよなあ……おっ?」

飛鳥「……」

P(うっひょおおおおおおおおおおおお! 涙目! 飛鳥の涙目!! ありがとう時子様!!)

P「どうやら俺の勝ちみたいだな……。よく、そのまま帰ってきてくれた」

飛鳥「……こわかった」

P「お、おう。よーしよし、行かせた俺が言うのもなんだけど、もう大丈夫だからなー」

飛鳥「目が笑ってない、ってああいうことを言うんだろうね……」

P(さすがに流すことにしたらしいな、時子。俺には鞭のフルコースだったろう)

飛鳥「それで、その。つい、Pから言ってくるよう頼まれた、って言っちゃって」

P(あー、鞭の満漢全席、予約確定しちゃったかー)

P「気にするな。事実だし、飛鳥の涙目も見れたんだ。いくら叩かれようとも悔いはないさ」

飛鳥「本当に、どこからそんな情熱が湧いてくるんだ、キミは」

P「写真撮っていい?」

飛鳥「だめ」

P「ちぃっ!」

P「ところでさ。なんで俺の家にお泊りしたいの?」

飛鳥「永い夜を共に過ごせば、ボクはキミの、キミはボクのことをまた一つ知ることが出来ると思ってね」

P「寝させてくれないのか……」

飛鳥「もったいないじゃないか。それに、たまにはそんな夜があってもいいだろう? 睡眠を欲する身体に逆らって、心だけが踊り続ける夜というのもさ」

P「どんな夜を期待してるんですかねぇ。百物語?」

飛鳥「……。そういうのは小梅と蘭子あたりとやってくれ」

P(怖がる役にさらっと蘭子を推すとは、わかってるな)

P「まあその話は置いといて、そろそろ落ち着いたか?」

飛鳥「ん……そうだな、落ち着いたと思う」

P「それじゃあ次いってみるかー」

飛鳥「!? ちょっ、もう終わったんじゃないのか?」

P「気持ちを新たに、また涙目になる飛鳥を見たい!」

飛鳥「欲の深さは身を滅ぼすよ。いや、深いのは業の方……?」

P「いいじゃないか。また本気の涙目を賭けて勝負してくれるなら、飛鳥にも俺を好きにするチャンスがあるんだぞ?」

飛鳥「……なるほど、わかってるじゃないか。所詮ボクも欲を抱かずにはいられない、人間って生き物だからね」

P「よーしじゃあ今度は>>30だ!」

小梅ちゃん一押しのホラー映画鑑賞

飛鳥「ホラー映画?」

P「それも小梅のベストセレクションだ。恐怖の涙を浮かべる飛鳥か……いいな!」

飛鳥「残念だけど、そんなものでボクを怖がらせた挙げ句に涙まで浮かばせることが出来るかな?」

P「飛鳥こそ、小梅の一押しを甘くみない方がいい……。どっからそれ掘り当てたってやつを沢山持ってるからなあ」

飛鳥「ところで、それはボク一人で鑑賞するのかい?」

P「できれば俺も一緒に観たいかな。涙目にも鮮度があるし、それに借りるだけ借りるってのもなー。一緒に観てくれる人がいたら小梅も嬉しいだろう」

飛鳥「つまりギャラリーがいても構わない、と」

P「まあそうなる。さて、小梅にホラー映画の鑑賞会をしたいって言ってこよう!」


飛鳥「……こちらも布石を打つとしよう。少しでも紛らわすために、>>38を誘ってみるか」

蘭子

飛鳥(やはりここは蘭子が適役か)

飛鳥(隣に自分よりよほど怖がってるやつがいれば、その落差に気も紛れるはず。いける……!)




その夜――

小梅「ど、どうぞ……好きなところでくつろいで。プロデューサーさんも……」

蘭子「友よ。召喚の呼び掛けに応じることの赦されぬ禁断の地へ、我が友が闇に扮して踏み入ったと聞き何事かと馳せ参じてみれば……これは如何なる宴か!(女子寮にこっそりプロデューサーが来てるって聞いたから来てみたんだけど、何が始まるの?)」

P「しっ、あくまで俺はここにいないことになってるんだから、とにかく中に入れてもらってからだ」

飛鳥「賢明だね。ほら、蘭子も早く入って」

蘭子「う、うむ……しかし此処より先は(う、うん……でもここって)」

小梅「えへへ。楽しみだなあ、プロデューサーさんとも一緒に観れるなんて……」

蘭子「観れる!? ま、まさかこれより開かれようとしている宴とは……!(もしかして、これから……!)」

P「ああ、ホラー映画の鑑賞会だよ。なんだ蘭子、飛鳥に誘われたのか?」



蘭子「飛鳥ちゃん……どうして教えてくれなかったのお!」

飛鳥「蘭子、Pがここにくることなんて滅多にないんだ。今それを知っているのはボクらだけ、そしてこれから鑑賞するのはホラー映画。わかるだろう?」

蘭子「わかるって、何を?」

飛鳥「キミが怖がってPを頼りにすれば、彼も悪い気はしないさ。ボクと小梅ではそうはいかないしね。精々サービスしてあげることだ、いつもより身近で彼を感じる口実もあることだし」

蘭子「う~~、でもぉ……」



P「何をひそひそと話してるのかな、あいつら」

小梅「さぁ……えっと、じゃあ再生するね?」



蘭子「ひぃっ!? こ、心の準備が、待ってえぇぇ!」

飛鳥(悪いね蘭子。キミの犠牲は無駄にしないよ)

飛鳥(今回のボクの勝利報酬、>>44がかかってるんだ……!)


※コンマで結果判定
00~59…なんとか耐え切った
60~79…想像以上に怖くて涙目
80~99…蘭子と一緒にPに泣きながらしがみつく

週休8日、じゃなくて来週一週間の休暇

ボクと小梅ではそうはいかないって何が?

>>45
飛鳥 (75)
小梅 (65)




蘭子 (81)



……後は判るな?

>>45
怖くてついすがりついちゃう~みたいな展開のことです。小梅はまだしも飛鳥はただの強がりでしょうけど

わかりづらくてすまぬぅ



小梅「あー、楽しかった……。みんなで観ると……楽しいね」

P「でも1人じゃこれはキツいな。本当によくこんな作品知ってるよ小梅は」

飛鳥「こんなセカイもあるのか……それよりP、例の件忘れていないだろうね」

P「もちろん。しかしさすがというか、よく平然といられるよ。なあ蘭子?」

蘭子「……終わり? もう終わった?」

小梅「明かりつけるね……それとも違うのも観てく?」

蘭子「」

飛鳥「これ以上は蘭子の精神がもたないだろう、それにいい時間だ。Pもそこまで長居は出来ないんじゃないか?」

P「そうだな、ここらが限界だ。帰らないと……蘭子、そろそろ離して」

蘭子「えっ? あっ……と、友よ! しばし我に安息を……このままじゃ今夜眠れないよぅ……」

P「混ざってる混ざってる。よしよし、もうちょっとだけな」

蘭子「えへへ……はっ。宵闇に映し出されし邪悪の意思が我に襲い来る合間、片時も離れず我の求めに応え続けた気高き精神、誉めおこう!(映画が終わるまでずっと付き添ってくれてありがとう!)」

P「こちらとしてもいい思いできたから気にするな。蘭子の涙目もやっぱりいいなあ……」

蘭子「な、何を云うか! 泣いてなどおらぬ!(泣いてないもん!)」

P「蘭子、鏡を見てきたらどうだ? もしかしたらいつもは映り込まないものまで見えるかもよ?」

蘭子「ひゃあああっ!?」 ムギュッ

P「すまんすまん、というかそろそろ帰りたいんだけど」

蘭子「まだだめー!」ムギュギュッ

飛鳥「……むっ。P、帰りたいなら徒に蘭子を怖がらせないことだ。それともそのポジションが気に入ってしまったのかな?」

P「いやー、反応が素直だからつい。あ、今日はありがとな小梅。部屋にまで招待してもらって」

小梅「ううん……あの子も珍しいお客さんに喜んでたし、私も……」

蘭子「あの子!?」ムギュギュギュッ

P「ぐえっ、さ、さすがにそれは苦しい、蘭……むぐぅ」

飛鳥(なんだろう、勝ったのはボクなのに釈然としない……)

飛鳥「そしてあっさり7連休も貰えてしまったのも、アイドルとしてどうなんだろう。……まぁいいさ、休める時に羽を休めないとね」

飛鳥「とりあえず何をしようか、計画を立てておこうかな」

飛鳥「いつか本当に料理番組をやらされる時がきても無様を晒さないよう、少し料理の練習でもしておくか……? 玉ねぎを使う料理で難易度の低めなものといえば何だろう」

飛鳥「それと他に、時間はたっぷりあることだしな。>>53-55も候補にいれておこう」

ksk下

瞬く間に休日が過ぎていったとでも書こうかと思った(困惑)

飛鳥「誰かと服を買いに行くというのも、視野が広がって別な自分を見つけられそうでいいかもね」

飛鳥「予算を考えると何度も行けないから、誰か1人を誘って1日見て回ろう」

飛鳥「……シャリピアンステーキ、か。玉ねぎをみじん切りにしてあとは付け合わせを用意すればいいのなら、牛肉を焼くだけの料理だしボクにもできるかな?」

飛鳥「ステーキなら彼も嫌いではないよな、フフ。試食役を任せるとしよう。自分で食べて処理するには重いものだしね」

飛鳥「あとは、そうだな。たまには童心に返って小さい子達と遊んでみるのも」

飛鳥「……ん? どうしてそんな気になったんだろう。まぁ、そんな気まぐれに乗ってみるのも一興か」

飛鳥「こんなところかな。次にいつ7日も自由に過ごせるかわからないし、有意義に過ごすとしよう――」




P「マキノ、飛鳥の予定は分かったか?」

マキノ「誰かにアポイントを取っていたのは掴んだわ。何をするつもりかまではこれからだけれど」

P「いや、それだけでも充分だ。俺がいないと思って無防備なところへ刺客を送り、あわよくば涙目になった飛鳥を写メで送ってもらう。我ながら完璧だ……!」

マキノ「……貴方のデータベースを修正しておく必要がありそうね。そういう趣向なのかしら」

P「まあな。なんならマキノの涙目も見てみたいぞ!」

マキノ「へぇ、それは怖いわね。泣きを見るのがどちらになるか、賭けてみる?」

P「すみませんでした……。それで、そのアポって誰に取ってたんだ?」

マキノ「その前に、報酬は確保出来ているのでしょうね?」

P「ああ、あのカフェだろ? わかってるよ。時間取れそうだしまた行こうか」

マキノ「フフッ、よろしい。彼女は>>66にアポイントを取っていたわ」

P「>>66だな。よし、飛鳥と何をする予定か聞いて、涙目になりそうな展開になるよう頼んでくる!」

くるみ


飛鳥(ついもう一人の同期が気になって誘ってしまったけれど、大丈夫だろうか。OKしてくれたとはいえ)

くるみ「飛鳥しゃん……」

飛鳥「ん、さあ往こうか」

くるみ「うん。……ご、ごめんなしゃい~!」

飛鳥「このタイミングで謝られても対応に困るんだが……引き返すなら今だよ」

くるみ「そうじゃなくてぇ、うぅ~……い、いきましょ~」

飛鳥(本当に大丈夫かな……。というか彼女、普段どこで服を見たり買ったりするんだろう)

くるみ(ぷろでゅーしゃーとの約束、絶対守らなきゃ……でも飛鳥しゃんが……うぅぅ)



P『服を買いに行く?』

くるみ『うん……お誘いされて嬉しかったけど、くるみでいいのかなぁ?』

P『飛鳥のセンスからしてくるみに選んでほしい服、か。何を期待してるのか俺もよくわからん』

くるみ『うりゅ、や、やっぱりお断りしてきた方がいい? うぅ~……』

P『いや、待てよ。くるみを誘った以上はくるみじゃないと駄目なんだろう。飛鳥もたまにはくるみが着てるような服を着てみたいのかもしれないぞ』

くるみ『……飛鳥しゃんが?』

P『新しいセカイを見たいとかそんな感じでさ、とにかくくるみが好きな感じの服をで見立ててやれ。それと、ここからが大事な話だ』

くるみ『う、うん……。大事なお話ってなぁに?』

P『何としてでも試着させて、それを写メって俺に送るんだ! あ、いきなり撮るのは失礼だからちゃーんと俺に頼まれたって言ってから問答無用で撮るんだぞ。俺もプロデューサーとして飛鳥の新たな可能性を見てみたい』

くるみ『お、怒られない? 飛鳥しゃんに怒られたらくるみ……ぐしゅっ』

P『俺と飛鳥を信じろ! くるみ、俺はお前を信じてる。約束だ、絶対だぞ!』

くるみ『……約束? ぷろでゅーしゃーとの約束……が、がんばりゅ!』

P(そろそろこないかなあ)

マキノ「急にそわそわしたりして、どうしたというの?」

P「え? ああいや、何でもない。こんな時に仕事のメールでもこないか気になっちゃって」

マキノ「もし本当にきたら私と仕事、貴方はどちらを取るのかしら……フフッ」

P「あはは、参ったな……」



飛鳥(こ、これを試着するのか……。誘った手前、無下には出来ないが……)

くるみ「やっぱりくるみが選んだお洋服じゃ飛鳥しゃん着たくない……? うぅぅ」

飛鳥「……そんなわけ、ないだろう? キミを誘ったのはボクなんだ。自信を持ってくれ……往ってくるよ」


飛鳥(着るしかない……。ボクのセカイには相応しくない、けど……今日限りはその壁を破ってみるとしよう。どうせ選んだ本人にしかボクのこの格好、見られないしな……)

飛鳥「……」

飛鳥(なんだろう、嫌な予感がする。まさか、な。くるみが悪だくみなんてするわけないじゃないか)

くるみ『飛鳥しゃん、どうでしゅか~?』

飛鳥「あ、あぁ。試着したよ。見て……もらえるかい?」

くるみ「……、しゅごい」

飛鳥「どういう意味だい。で、その手に構えてるケータイは何かな」

くるみ「えっとね、飛鳥しゃんの新しいかのーせー? のために、ぷろでゅーしゃーに写メを送ってあげりゅ約束なの」

飛鳥「プロデューサーだと!?」

くるみ「いきましゅね~。はい、ちーずぅっ」

飛鳥「しまっ……待つんだ! キミは騙されてる!」

くるみ「ふぇっ?」 ~♪

飛鳥「」




P(おっ、着信だ……やったかくるみ!)

マキノ「……論理的ではないけれど、悪い予感って当たるものね。いいわ、すぐに確認して」

P「いや、まだゆっくりしていられそうだからそんな顔するな。それより……ほう」


送られてきた飛鳥の新たな可能性は?
>>77

1 意外と似合ってた
2 思わず笑ってしまうほどの違和感


※コンマで写メに映る飛鳥が涙目かどうか判定

00~29…手ブレでそこまではわからなかった
30~59…とっさに顔を手で隠したせいか目元が見えない
60~99…涙目の焦り顔がはっきり映ってた

2

P(だ……駄目だ、まだ笑うな。マキノが見てる……こらえるんだ……し、しかし……)

P「って肝心なとこ映ってないやないかーい!」

P(でもこれをチラつかせれば直接涙目を拝めるかもしれないな! 前向きにいこう!)

マキノ「……楽しそうね?」

P「ぷくくっ、み、見るか?」

マキノ「………………クッ」

P(耐えた……!?)

マキノ「……い、いいんじゃないかしら。何というか、お遊戯会みたいで……ククッ」

P(自分の言ったセリフで堕ちた……)





飛鳥(鬱だ……ただでは休ませてくれないというのか、P……!)

くるみ「あ、あの、ごめんなしゃい……ぐしゅっ」

飛鳥「……キミは悪くない。悪いのはプロデューサーだ。気にしないでくれ」

くるみ「でもぉ……」

飛鳥「それなら、今度はボクのセンスでキミの服を選んであげるよ。それで貸し借りは無しだ、いいかい?」

くるみ「う、うん! おねがいしましゅっ」

飛鳥(……とはいえ、彼女の武器を曇らせないためにはまた工夫がいるな。あんなサイズに合いそうなもの選んだことなんて……くっ)


――――――


飛鳥「……」

飛鳥(玉ねぎを使った料理としてシャリピアンステーキを作ろう、なんて考えていたボクが遠い昔のことのようだ)

飛鳥(やはりこのまま黙っていいようにやられるわけにはいかない、か)

飛鳥「フフ、怨むなら己の浅はかさを怨むんだな、P」

飛鳥(ステーキでどうにか反撃といこう。それぐらいの権利はあるはずだ。問題はどうするか、だが)

飛鳥(ステーキを……>>83で、目にもの見せてやろう)

グラム一万円の高級牛肉に最高級わさび

飛鳥(そう、高級な食材を見せびらかして期待させてから最高級にぶち壊す。完璧だ)

飛鳥(でもお金足りるかな……結局服は買わなかったしそれを充てるか)

飛鳥(よし、まずは食材を調達、いや待てよ。そう何度も手が出ない物を買うんだ、失敗だけは避けたい。安い肉で練習してから本番に臨もう)




そして……

飛鳥(――で、できた。焼くだけなんて思ってたけど、なかなかどうして侮れないな。ちゃんと柔らかくなってるだろうか)

飛鳥「……なんでボク、ステーキなんて焼いてるんだろう」

飛鳥(とりあえず味見しないと。本番を想定してソースにはわさび醤油、それをフェイクにわさびの塊をお見舞いしてやるんだ)

飛鳥(……わかってて自分で食べるのもな。ここは誰かに味見してもらうか? 良いリアクションを貰えたら迷いなく本番に臨めそうだ)

飛鳥(そうだな……寮に今誰がいるかな。>>90辺りに頼んでみたいが)

春菜

春菜「試食、ですか?」

飛鳥「あぁ。今度これを作ることになるだろうから、練習しているんだ。自分だけでは客観的に判断できないしね、試食してくれる人を探していたんだが」

春菜「わかりました! そういうことならあの飛鳥ちゃんが作ったステーキ、いただきますね!」

飛鳥「……あの、って。まぁ恩に着るよ。試食用にカットはしてあるから、あとはそれをつけて食べてみてほしい」

春菜「これは……わさび? へぇ、こういう味付けの仕方をするステーキもあるんですね……飛鳥ちゃんのお好み? えー、ではでは」 パクッ

飛鳥(すまない、春菜さん。外付けのわさびは好みで調整できるようにみせるためで、本当は既に相当量仕込んであるんだ。さてどうなるかな)

春菜「むぐむぐ……あ、おいひ……っ!?!?」

飛鳥(きた……!)

春菜「んむ、むぅぅぅ~~~~~~!?!?!?」

飛鳥(吐き出さないよう必死に手を口に当てておさえてる……ボクのため、か)

春菜「あ、う………………」 プシュー

飛鳥(あれを飲み込んだ、だと……?)

飛鳥「ど、どうだい? 初めて作ったから改良の余地はあると思うんだ」

春菜「…………あは、あはははは………………はぁぁ、ふぅぅ」

飛鳥「春菜、さん?」

春菜「ご、ごめんね……ちょっと前が、見えなくて。眼鏡眼鏡……」

飛鳥(溢れんばかりの涙目で眼鏡を掛けていながら眼鏡を探してる……これが彼女の眼鏡魂……?)

春菜「あ、えっと……最初は美味しかったけど、後味というか……私には過激な味付けだったかな……」

飛鳥「……参考にさせて頂くよ。ありがとう春菜さん、出すの遅れたけど水だ。どうぞ」

春菜「~~~~っ!」 ゴキュゴキュ

飛鳥(口の中、大変なことになってたんだろうな……しかしこれで証明された。これならいける!)

P「……それで、何で俺は女子寮である飛鳥の部屋にきているのだろう」

飛鳥「これはキミとボクの問題だからね。誰にも邪魔されないためさ。それならここの方がボクにとって都合がいい」

P「だからさー、特別な用もなくあんまり女子寮に入るわけにはいかないんだって。来ちゃったからには大人しくしてるけど」

飛鳥「それでいい。さぁ、始めるよ」

P「お、玉ねぎみじん切りにするだけかと思ったら、ちゃんと料理として出してくれるんだな。しかも肉を叩くとこから……って、ん? 待って、何これ凄く神々しい。こんな肉見たことないぞ……」

飛鳥「決戦の時は豪華にいかなくてはね。聞いて驚くといい、これはグラム一万円だ」

P「は、はああああぁぁぁあ!? 女子中学生が買っていいもんじゃないだろ! しかもそれを人に食べさせるつもりって……」

飛鳥「さすがのキミも驚いたかい?」

P「おまっ、もしかして、お前……俺のこと、滅茶苦茶好きだったりするの?」

飛鳥「…………はい?」

P「だっておかしいだろ、俺だって田舎の両親にすらこんないいもん食わせてやれたことないのに……好きなの? 壊れるほど愛してるの?」

飛鳥「ば、馬鹿を言うな。ボクはそんなつもりじゃ」

P「じゃあどんなつもりならこんないいもん食わせてくれるんだよおおぉぉぉぉ!!」

飛鳥「くっ……う、うるさい! 食べたかったら黙ってみていることだ、いいね!」

P「あ、はい」

飛鳥「……」 グスッ

P(玉ねぎみじん切りで涙目になってる飛鳥かわいい)

飛鳥「……」 グスッ

P(そのまま肉の下ごしらえを始める飛鳥超かわいい)

飛鳥「……」 チラッ

P(わざわざこっちを振り向いて涙目を見せてくれる飛鳥まじかわいい。まじかわ)

飛鳥「しばらく漬け込むから暇になる。もう黙らなくていいよ」

P(俺は飛鳥の涙目を拝めれば何だって)

飛鳥「返事」

P「はい」

飛鳥「……キミはステーキは嫌いじゃない、よね?」

P「そりゃあな、好きだよ。しかもあんな一生に一度食えるかどうかのブツを見せられたら、目からよだれが垂れるってもんだ」

飛鳥「それは気持ち悪いな……。まぁ見ているといい、ついでにキミ自身の涙目ってヤツを拝ませてやるさ」

P「飛鳥……やっぱり俺のこと」

飛鳥「うるさい」

P(はい)

飛鳥「――出来たよ、完成だ」

P「うおっ……こ、これが……! ねえ本当に俺が食べていいの? 俺の命日って今日だったの?」

飛鳥「いいから食べる。……それとも、食べさせてあげようか?」

P「やめて! そこまで尽くされたら飛鳥のファンに○される! あんなことやこんなことされちゃう!」

飛鳥「待てよ、その方がこちらとしても……」

P「ええっ!? やっぱり俺死ぬの、死なせるつもりだったの!?」

飛鳥「なに、こちらの話さ。キミはただ目を瞑ってボクの言うことを聞くだけでいい。理解ったかい?」

P「くそー、ここまできて食わずに帰れるものか……わかった。好きにしろ!」

飛鳥(フフッ、さぁキミをどう料理してやろうかな。なんて、手段はもう決まっているんだけどね)

飛鳥(残念だったなP……キミは今日、ボクの策略に涙で溺れるんだ……!)

飛鳥「……よし、準備は出来た。さぁ口を開けて。ボクの魂、とくと味わうといいよ」

P「~~~~」


※コンマでPの反応を判定
00~09…わさびが効かず美味しさのあまり感涙
10~89…春菜よりも酷いことになり涙目
90~99…悪い予感がして逆に飛鳥に無理やり食べさせる


↓1

P(こ、これがグラム一万円……! 歯応えからして俺が食べてきたものとはわけが違う!)

P(よく噛んで味わおう、ほらこんなにもジューシーでツーンとくる肉汁が……んん??)

P「あ、あぐあああああぁぁぁああ!?!?」 ガタッ

飛鳥「……フッ」

P「んんんんんんんんんんん!! んんんんんんんんんんんんんん!?」 ビターン ビターン

飛鳥「極上の味わいを全身のたうち回って表現するとは、さすがPだ」

P「ううぐぐぐぐ、みず! みじゅううううううぅぅぅ」 ダッ

飛鳥「蛇口から直接とは行儀が悪いな。ボクの部屋だということを忘れてないかい?」

P「くっ、くそー……味わうどころじゃなかった、お上品な刺激がまーだ鼻腔をくすぐってやがる……」

飛鳥「これも最高級のものを取り寄せたからね。当然さ」

P「わ、わさび……。お前、お前なあああああ!」

飛鳥「鏡を見てみるといい。キミの好きな涙目が映し出されるはずだが?」

P「自分の見たって嬉しくねーよ! それよりせっかくのご馳走がまるで味わえなかったんだけど」

飛鳥「……」 ムグムグ

P「って何自分は悠長に食ってんだよ!?」

飛鳥「……っ、これは……筆舌に尽くしがたいな。適量のわさびがただでさえ上質な肉の旨味をここまで引き出すとは……」

P「俺も食べたい! まさか飛鳥、俺に仕返しするためだけにこんな茶番を……?」

飛鳥「まぁ、やられっ放しで黙っているのもどうかと思ってね。いかがだったかな?」

P「こんな金も手も込んだ仕返しなんてありかよ! やっぱりお前俺のこと」

飛鳥「……」 ムグムグ

P「ごめんなさい俺が間違ってましただから一切れ、一口だけでも慈悲をおおおおお!!」

飛鳥「……ん。フフッ、はい。あーん」

P「!? あ、あーん」

飛鳥「……」 ムグムグ

P「うわああああああああああああああ!!」

飛鳥(あぁ、満足だ……♪)

飛鳥(……あの後ちゃんと食べさせてあげたらそこでも涙目になってたな、P)

飛鳥(涙目にさせるってことの良さが少しだけ理解ったような気がする。もちろん彼とはベクトルが違うが)

飛鳥(さて、あれだけのものを食べてしまった後だ。身体を動かして燃焼させておかないとね)

飛鳥(図らずも予定では年下の子達と遊ぶことになっている。そうだな、ここは>>107-109に声をかけてみようか……)

※12歳以下、中学生未満限定

晴「しっかし珍しいよな、飛鳥が遊びに誘ってくるとかさ」

ありす「誘いの対象に何らかの意図を感じますが……まぁいいです。よろしくお願いします」

薫「えへへー、飛鳥ちゃん何して遊ぶー?」

飛鳥「気の赴くままに、といきたいところだがそういうわけにもいかないな。三人がしたいことを順にこなしていくというのはどうだい?」

晴「飛鳥はいいのかよ?」

飛鳥「構わないさ。今日この場にこの四人が集まったことこそが、ボクにとっての遊びだからね」

ありす「したいこと、といきなり言われても思いつきませんよ?」

薫「かおるはねー、>>113して遊びたいな!」

晴「おっ。じゃあまずそれでいくか」


※コンマ00~19で飛鳥涙目展開

虫取り

飛鳥「虫取り、か。生憎網や虫籠なんて用意していないが」

薫「えー、虫取りできないの?」

ありす「い、一応タブレットで調べてみましょうか? 周辺に虫取りグッズを売ってるショップがあるかどうか」

晴「声震えてんぞーありす。さては苦手だな、虫」

ありす「!? そんなこと……ない、です、橘です……」

飛鳥「困ったな……ん?」

?「やあやあ君達、虫取り網とカゴをお探しかな?」

薫「あ、せんせぇだ! 何してるのー?」

?「せ、せんせぇなどではない! 俺……私は通りすがりの便利屋さんだよ!」

薫「わー、この網とカゴ使っていい? ありがとうせんせぇ!」

?「だから私は君のせんせぇじゃないんだって!」

晴(何やってんだPのやつ……)

飛鳥(またキミか……網を張られているのは虫ではなくボクの方かもしれないな)

ありす(便利屋さん……いったい何者なんでしょう) ポチポチ

?「ほら、あっちの公園にでも行ってさっさとこれで遊んできなさい! 使い終わったらまとめて置いておいてくれればこっちで回収しとくから」

飛鳥「……だそうだ。ではお言葉に甘えて、さぁ往こうか」

晴「いいのか、アレ? お前の仕込み?」

飛鳥「そうだったらどんなに良かったことか……」

薫「またねーせんせぇー♪」

ありす「あっ、待ってください! まだ検索結果が……」

薫「♪」

晴「元気だなー薫。それに比べて」

ありす「な、なんですか……どうしてこっちを見るんですか」

飛鳥「先程から手が動いていないようだが。怖いなら無理強いはしないけどね」

ありす「こ、怖くなんか……。でも晴さんならともかく、飛鳥さんが平気そうなのは意外です」

晴「まーオレらはな。伊達にオーストラリアまで行ってねーよ」

飛鳥「あの密林に潜む有象無象のことを思えば、日本の都会のジャングルなんて瑣末なものさ」

薫「オーストラリアってカンガルーとかコアラがいるんだよね? 見れた?」

晴「おう、カンガルーにもいっぱいいるんだぜ! アカカンガルーってやつがさ、2mもあってカッコよかったなー」

飛鳥「コアラというのはね、あんななりをして鋭利な爪を隠し持っているんだ。迂闊に見た目で判断しては痛い目を見るから、薫も気をつけるといい」

薫「う、うん。気をつける」

晴「いや脅かさなくていいだろそこ……」

ありす「あ、飛鳥さんの肩に蜘蛛が」

飛鳥「ひっ!? ど、どこだい、取ってくれないか!?」

ありす「……冗談です」

飛鳥「……。フッ、悪い子にはお仕置きが必要かな?」

晴「ちょっ、やめろって! あーもう、じゃあそろそろ違うことして遊ぼうぜ。>>120とかさ!」


※コンマ00~19で飛鳥涙目展開

耳かき

ありす「耳かき、ですか?」

晴「耳かきってさ、信頼してる相手にしかさせられないだろ? 下手にされたら痛いだけだし」

飛鳥「ほぅ、ボクらの間にある絆ってヤツを試そうっていうのかい? とんだ遊びを思いつくものだね……」

薫「耳かきって気持ちいいよねぇ……ママにしてもらうのかおる好きだなぁ」

晴「それと、オヤジがよくオレに耳かきしてくれって頼んでくるんだよな。女の膝枕がいいんだとか、男ってそういうもんらしいぜ? Pもそうだったりしてな」

ありす「!! ……遊びと言えるかはわかりませんが、屋内で何かするのもありですね。私は賛成です」

薫「じゃあかおるもー!」

飛鳥「決まり、か。みんながいいならボクは従おう。寮に戻ってボクの部屋にでも往こうか」

晴「……自分で言っといてなんだけど、こんなあっさり決まっていいもんなのか? 耳かきだぞ?」

飛鳥「耳かきをすることよりも、晴がサッカーを提案しなかった事実にボクは興味があるけどね」

晴「虫追っかけた後にサッカーってのも体力的にどうかと思ってさ。俺と薫はいいとして」

飛鳥(ボクもインドア派だと思われているのか……間違ってはいないが) チラッ

ありす「?」



飛鳥「さて、どうせなら耳かきする相手とされる相手が同じにならないように回そうか」

薫「なんかお風呂で背中の流しっこするみたいだね!」

ありす「順番はどうしましょう?」

晴「てきとーでいいんじゃね? なら今喋った順で飛鳥が薫に、薫がありすに、ありすがオレに、オレが飛鳥でどうよ」

飛鳥「構わないよ。2人とも、それでいいかい?」

薫「うん! 飛鳥ちゃん、かおるの耳かきおねがいしまーす♪」

ありす「……あの、痛かったら言ってくださいね?」

晴「こういうの不器用そうだもんなーお前、ってオレもか」

飛鳥「……不安になるようなことを言わないでもらえないか?」



※耳かきの上手さをコンマで判定

00~19…涙目になるような痛みが伴うこともある下手さ
20~49…不慣れな感じで特に何もなく終わる
50~89…される側が気持ち良さそうなのが伝わる上手さ
90~99…“次のセカイ(シンセカイ)”の鍵をそっと回す耳かき

飛鳥>>125
>>126
ありす>>127
>>128

薫の膝枕すりすり

綿棒

おうふ、>>124の晴の一人称が一箇所俺になってる……他はちゃんとオレなのに

そろそろ20%に引っかかっていいはずと思いきやこの涙目回避率ですね

飛鳥「……気分はどうだい?」

薫「飛鳥ちゃんじょうず~、ママみたぁい……」

晴(お、やるな飛鳥のやつ)

ありす(薫さん気持ち良さそうですね。何かコツでもあるのでしょうか?)



薫「ありすちゃん、どう? 気持ちいい?」

ありす「え、ええ。……痛くはないですよ」

飛鳥(誤魔化したね)

晴(ごまかしたな)



ありす「される側の立場になって……おそらくこうすれば、どうですか?」

晴「ああぁぁぁぁ……なんだよ上手いじゃん……あ~」

薫「ありすちゃんすごーい! 飛鳥ちゃんみたい!」

飛鳥「薫、少し静かにしててあげようか」



晴「……先に謝っとく。悪い、オレこういうの苦手なんだ」

飛鳥「それは理解ったから、落ち着いてくれ。力加減を間違えるから……」

ありす(大和撫子とはなんだったのでしょう?)

薫「晴ちゃんがんばれー♪」

飛鳥「……なかなかハードな遊びだったね」

ありす「それは飛鳥さんだけかと」

晴「いや、マジで悪かった! 言い出しっぺがこれじゃカッコつかねぇよな……」

薫「かおるは楽しかったけどなぁ。次は何して遊ぶの?」

飛鳥「次、か。ありす、案は浮かんだかい?」

晴「オレが言うのも何だけど、最後にパーッと遊ぼうぜ。ハーフタイムは終わったしな!」

ありす「えっと、それなら……>>135をしてみます?」


※コンマ00~19で飛鳥涙目展開

キャットファイト

薫「キャットファイトってなにするの?」

飛鳥「薫はまだ知らなくていいことさ。いや、これからやることになるなら教えておくべきか」

晴「え、マジでやるの? おいありす、たしかにパーッと遊ぼうとは言ったけどどうしてそうなった!?」

ありす「橘です。あ、いえ、本気で殴り合おうってわけじゃなくて……」

晴「じゃあ何するんだよ、女同士のケンカって意味だろ? キャットファイトって」

ありす「それはそうですけど、私達はアイドルなんですよ? 怪我でもしたらどうするんですか」

飛鳥「ほぅ、何を言い出すかと思えば考えがあるようだね。聞こうか」

薫「かおる、みんなとけんかするのはイヤだなぁ……」

ありす「こ、コホン。何もただ殴り合うだけが喧嘩ではありません」

晴「それで、お前の言うキャットファイトって何なんだよ?」

ありす「>>139で勝負です!」

枕投げ

飛鳥「……」

晴「……」

薫「……」

ありす「な、なんですかこの空気は……」

晴「ありす……」 ポンッ

ありす「どうして訳知り顔で私の肩に手を置くんですか! それと橘です!」

薫「枕投げやりたーい! 最後に枕投げしたのいつだったかなー?」

飛鳥「ボクはそんな児戯にも等しい遊びなんてしたこともないし興味なんて全くないけれど、キミが望むなら最後まで付き合うのが務めってものさ」

ありす「それとなく飛鳥さんがやる気に満ちているのは私の気のせいでしょうか……?」

晴「でもよー、明るい内に枕投げってのもなんかしっくりこねぇよなー」

薫「お泊り? 誰かのところにお泊りしちゃうの!?」

ありす「お泊り!? ……あ、えっと……そんなつもりはなかったのですが、いいんでしょうか?」

飛鳥「……たまには、悪くないだろう。どうする? ボクは連休を貰ってしまっているから時間の都合もつくよ」

晴「オレも問題ないぜ!」

薫「かおるもー♪」

ありす「あ、それでは……♪ んん、コホン。私も明日の予定に朝早くから組まれているものはないので、お付き合いできますよ」

晴「お前が枕投げしたいっつっといて、お前がいなきゃ始まんねーよ。なあ?」

薫「えへへー、枕投げも楽しみだけどお泊り会はもっと楽しみー♪」

飛鳥「夜……どころか明日の朝まで拘束する気はなかったが、これも何かの縁かな。いいだろう、それがセカイの選択だというのなr」

ありす「やっぱりはしゃいでますよね飛鳥さん」

飛鳥「……。童心に帰りたくなる時もあるのさ」

晴「じゃあ一旦解散して準備してからまた飛鳥の部屋に戻ってこようぜ。もちろん枕を忘れんじゃねーぞ!」

薫「はーい♪」

ありす「……お泊り会って何を準備してきたらいいものなのでしょう?」

飛鳥「さぁね。型に囚われず、ボクらに出来ることをすればいい。気の赴くままに羽を休めることも必要だ。ボクも、キミもね」

ありす「よくわかりませんが、わかりました。私も準備をしてきます。……今日を楽しいものにするために」



?「…………」

?「あいつらあれっきり女子寮に籠もりっきりだなあ……」



その夜、メンバーの中で一番身体の大きい飛鳥がいい的としてボコボコになったのは4人だけのお話――

P「おっ、久し振りだな飛鳥。7連休はどうだった?」

飛鳥「キミとは久し振りって感じはしないが、悪くなかったよ。キミの涙目も見れたことだしね」

P「ぐぬぬ……俺だって、新たな飛鳥の可能性を拝めて眼福だぞ。ほらっ」

飛鳥「!? あの時の……! しかも待ち受けに設定するなんて何を考えているんだ……P!」

P「この着させられてる感が園児のお遊戯会っぽくて良い味出してると俺の中で話題になってる」

飛鳥「知らないよ! くっ、キミとはやはり決着を付けなければならないようだ」

P「どういう意味だ?」

飛鳥「キミの茶番に付き合うのも飽きてきたってことさ。あまり変な真似をされ続けるのも堪え難いからね」

P「ほぅ……」

飛鳥「次で終わりにしよう。その時ボクが、キミの望む涙目ってヤツになるようであれば、写真でも何でも撮って保存するといい。それで決着だ」

P「なるほど。でもその勝負、飛鳥が勝ったらどうなるっていうんだ?」

飛鳥「なに、今まで通りボクの望みをキミが叶えてくれればいい。そうだろう?」

P「わかった。練りに練ってきたお前を涙目にさせる秘蔵のプラン、使う時が来たようだな」

飛鳥「……受けて立とう。それで、どういうプランなんだい?」

P「それはだな……>>144だあああぁぁ!!」

夜景の見えるレストランでディナー(with給料3ヶ月分の指輪)

飛鳥「……ディナー?」

P「それも高級なレストランな! 夜景の綺麗なところなんだ、飛鳥もきっと気に入ってくれるんじゃないかなーって」

飛鳥「それがどうしてボクを涙目に、はっ」

飛鳥(そうか。そんな雰囲気の良さそうな世界に連れていっておいて、ボクが何かを期待してる隙を突きどんでん返しを仕掛けてくるつもりだな……?)

飛鳥「……フッ、フフフ…………キミもなかなか人が悪いね。それでこそボクのプロデューサーだ」

P「何を察したのか知らんけど褒めてくれてありがとう、さあどうする! 予約の準備はできてるぞ!」

飛鳥「あぁ、構わない。その前に……ボクが涙目にならなかった時の報酬を決めておこうか」

P「おお、何でもいいぞ。絶対にお前を涙目にさせてみせる!」

飛鳥「相変わらずどこにそんな自信があるんだ? ……まぁいい。キミとの決着に相応しい、ボクの勝利報酬は――>>148だ」


※コンマで結果判定
00~39…指輪に込められたPの気持ちが嬉しくて涙目
40~79…身構え過ぎて指輪を貰えず涙目
80~99…勝利報酬のために何としてでも耐えた

キミ自身

P「……はい?」

飛鳥「ボクが耐え切ったら、キミを貰う。それでお終いにしよう」

P「いやいやいやいや、えー? あれー? いいの?」

飛鳥「? 自信があるからプレッシャーにもならない、そう言いたいのかい?」

P「あ、いえ、何でもないです」

P(なにこのボーナスステージ。ボーナス使い切っただけあるな、ってか!)

飛鳥「フッ、ボクに規制もなく要求する権利を与えたこと、後悔させてやろう。……違うな、キミに後悔はさせない。大人しくボクのものになるのなら、ね」

P「飛鳥こそノリノリじゃないか。レストランの予約入れとくから、せいぜい良いハンカチを用意して待ってるんだな」

飛鳥「必要ないよ。あ、いや、身嗜みには必要だけど。キミこそ、逃げたりするなよ?」

P「当たり前だろ。レディーに恥はかかせないさ」

飛鳥「……鳥肌が立ちそうだ」

P「すまん……一度くらい言ってみたかったんだ」




某日某時刻、某レストランにて――

P「どうだ? いい眺めだろう」

飛鳥「……」

P「どうした、あんまり綺麗な夜景だから見惚れてるのか?」

飛鳥「そうじゃなくて……参ったな。想像以上だよ、ボク浮いてない?」

P「まぁ中学生の社交場としてはグレード高いところではあるけどさ。気にするな、飛鳥を連れてきて何も恥ずかしいところはないぞ!」

飛鳥「ボクはともかく、どちらかというとこんなところにボクを連れてきたキミに視線が集まりかねないと思うんだが」

P「……。大丈夫! そんな野暮ったい人が来るようなとこじゃないと信じてる!」

飛鳥「そう、だね。周りの視線を気にするなんて、ボクらしくなかったな。この先何が待ち構えていようと、今はこの夜を楽しむとしよう」

P「それじゃあ、まずは乾杯といこうか。もちろん飛鳥はノンアルコールな」

飛鳥「キミも、ね。ボクを送り届けるのはキミの役目だろう? まさか帰りはタクシーなんて言うんじゃないだろうな」

P「……それもそうだな。よし、飲み物先に頼もう」


飛鳥(こんなご大層なところで、いったいPは何を仕掛けてくるつもりなんだ? 純粋にこの夜を愉しむためではない、よね)

飛鳥(まぁいいさ。キミを賭けたこの勝負、負けるつもりなんてない。何でも来い、だ)

飛鳥(でも、今だけは……)

飛鳥「……♪」

P(なんだかんだ上機嫌の飛鳥くっそかわいい)

飛鳥「……」

P「ん、どした?」

飛鳥「うん、なんというか……キミはこの場に馴染んでいるね。立ち居振る舞いってヤツがさ」

P「仕事柄こういうところに連れてこられることもあるからなー」

飛鳥「キミも立派なオトナってことか」

P「普段は駄目な大人みたいに言うなよ」

飛鳥「どうかな。ボクの涙目を見たいなんて言ってる時点で怪しいものだけど」

P「ぐうの音も出ねぇ」

飛鳥「まったく……ふふっ」

P(おお、いつもより飛鳥の笑顔が柔らかい! そろそろ仕掛けるか……)

P「飛鳥、お前に俺からの贈り物があるんだ。受け取ってくれないかな」

飛鳥「ん? それはいいが……ボクはそんなもの用意していないよ」

P「いいんだよ。何のために俺がここへ飛鳥を連れてきたと思ってるんだ」

飛鳥(! ついにきたか、P。ボクを涙目にさせる気なんだろうが、そうはいかないぞ)

飛鳥「あ、あぁ。そうだったね。では何も言わず受け取っておくとしよう」

P「ありがとな。で、お前に渡したい物ってのがこれなんだけど……」

飛鳥「……? これは……?」

P「俺の給料3ヶ月分、じゃなかった。俺の気持ちだ。受け取ってくれ」

飛鳥「指……輪…………。ボク、に?」

P「飛鳥の指のサイズを調べるのに苦労したぞ。ほら、はめてみてくれないか?」

飛鳥「えっと、どこへ?」

P「決まってるだろ、左手の薬指だ」

飛鳥「…………あ、あぁ。そうだよね。わかった……」

P(なんか放心してないか? 飛鳥のやつ。まさか引かれてはないよなあ)

飛鳥「……うん、ぴったりだ。だけど、これ……どうしてボクに?」

P「俺の気持ちだって言ってるだろ? 冗談なんかでこんなもの渡したりしないよ」

飛鳥「…………」

飛鳥(落ち着け、何がどうなってるんだ。どうしてボクは……こ、婚約指輪なんて貰ってるんだろう)

飛鳥(過程も段階もこれだけ無視して、こんな高価なもの……いや、待て。そういうことか)

飛鳥(ここまでキミの演出、そういうことだな? つい浮かれてしまったボクを叩き落とすためのプロセスに過ぎず、本命はこれからくる……!)

飛鳥(それならボクは、ここで全てを台無しにしよう。キミを賭けた勝負なんだ、負けるわけには……いかない!)

飛鳥「……いらない」

P「え?」

飛鳥「受け取れないよ、これは」

P「……もう一度言ってくれ。嘘、だよな?」

飛鳥「嘘なものか。いらないって言ったんだ。だから……ほら、返すよ。これもボクを惑わすキミの策略、そうなんだろう?」

P「…………。飛鳥の気持ちはわかった」

飛鳥(これでいい。これで……ボクの勝ちだ)

P「おめでとう飛鳥。俺は今日からお前のものだ。好きにするといい」

飛鳥「あぁ、そうしよう。……ん?」

飛鳥(……なんだ、これ。この違和感……Pは一体何を)

P「どうした。お前が望んだんだぞ、俺が欲しいって」

飛鳥「それは、そうだが……。どうしたんだよ、P。茶番はもう終わりのはずだろう?」

P「茶番……か。お前はそう思ってたんだな、俺の気持ちを」

飛鳥「……P?」

P「俺は最後に、これを受け取ったお前が喜びの涙を浮かべてくれないかと期待して、それだけを考えてこれを渡したかったんだ。俺にあんな高級なものを食べさせてくれたように、俺も持てる全てを尽くした」

飛鳥「……」

P「それがまあ、このザマだ。いらない、か……そうだよな。俺みたいな奴からこんなもの貰って、飛鳥はさぞ迷惑だったろう」

飛鳥「ま、待ってくれ……P、ちが、違うんだ……ボクは」

P「慰さめなんていらない。俺の自業自得だ。同情しても俺が余計に傷付くだけだって、飛鳥もわかってるんだろう? 俺はもうお前のものだから、嫌でも離れるわけにはいかなくなったけどな」

飛鳥「P……」

P「さぁ、なんなりと俺に命じるといい。今すぐこれを処分しろと言うなら、お望み通りどこか知らないところへでも投げ捨ててやるさ」

飛鳥「…………」

P「……」

P(なーんちゃって☆ さてどうだ? 正直これ以上の後押しは出来ないぞ。これすらも通じなかったらいよいよもって茶番になるわけだが)

飛鳥「…………」

P「……飛鳥? 二宮さん?」

飛鳥「……っ」

飛鳥「…………」

飛鳥「…………く……ぅ」 グスッ

P(涙目入りましたああぁぁぁぁ!! でもこれ早くフォローしないとガチ泣きなやつだあああぁぁぁぁ!!)

P「な、泣くなよ……どうしたっていうんだ」

飛鳥「……自分の愚かさに、押し潰されそう……なんだ」

P「愚かさ? どうして飛鳥が」

飛鳥「キミが欲しいと願ったボクの気持ち……キミにはわかるかい?」

P「いや……」

飛鳥「自分の願いに執着するあまり、ボクはキミを……キミの気持ちを無下にした。でもそれは、そうまでして手に入れたキミは、ボクの欲しかったキミじゃなくなっていた……」

P(ちょっとやり過ぎたか……)

飛鳥「……フフッ、世界はこうまで残酷に出来ていたのか。それとも、抵抗してきたボクに罰を与えにきたのかな……っ」 グスッ

P(抱きしめていいですかね)

飛鳥「……命じろと言ったね、P。ボクに」

P「えっ、ああ、うん」

飛鳥「じゃあ命じてあげるよ。……好きにしていいよ、キミは自由だ。こんな愚かなボクに、ボクのものとして……付き従うことはないさ」

P「……好きにして、いいんだな?」

飛鳥「あぁ。ボクの欲しかったキミがもういないなら……未練はない。抜け殻を抱き締めたところで、そこに温もりはないから。……さよなら、ボクの好きだったP――」

P「飛鳥ぁぁぁぁぁぁああ!!」 ガバッ

飛鳥「…………えっ?」

P「俺が飛鳥のものになれって? 願ったり叶ったりじゃないかちくしょうっ! おかげでこの指輪も安心して買っちまったぜ!」

飛鳥「…………?」

P「……あのー、飛鳥? 反応が欲しいところなんだけど。他のお客さんが何事かってこっち見てるからそろそろ俺も恥ずかしい」

飛鳥「……どう、して?」

P「いや、そりゃレストランなんかで名前呼びながら女の子抱き締めたりしたら注目も浴びるだろう。俺だってそうする」

飛鳥「違う……。どうしてボクは、ボクが求めていたキミの温もりに……包まれているんだろう」

P「それはだな、あれも飛鳥を涙目にさせるための演技だったってわけだ」

飛鳥「演技……?」

P「そ。もしかしたらこれが最後の涙目かと思ったら、最高に映える涙目が見たくって。ああでも指輪を渡すまでは本当だぞ? まさかそっくりそのまま返されるとはなあ。後は演技、そりゃもう必死よ」

飛鳥「……はぁ、キミってヤツは……。どうしてそんなに、ボクの涙目にこだわるんだ」 ギュッ

P「仕方ないだろ、見たいんだから。あっ、そうされるの嬉しいんだけどそうされると飛鳥の涙目を拝めない……」

飛鳥「……いやだよ、ボクを騙した罰だ。見せてあげない」 ギュッ

P「飛鳥、飛鳥。周り周り、めっちゃ見られてる、つーか拍手されてる、なにこれこわい! なんか勘違いされてる!」

飛鳥「勘違い? 何が勘違いだっていうんだ?」

P「だって、その……ねえ?」

飛鳥「キミの気持ちは本物なんだろう? ボクの気持ちも……この通りさ。勘違いなものか」

P「そ、そういうことになる、のか? あ、そうだ。指輪だけどどうする?」

飛鳥「いらない――というと嘘になるな。でも今はいい。二兎を追ってどちらも失うのは、いやだ。それでもボクにくれるっていうなら……ボクがそれを貰うに相応しくなった時まで、預かっててくれないか?」

P「わかった……とにかく、離れようか。恥ずかしいってレベルじゃないし、俺も飛鳥の涙目が」

飛鳥「P……ふふっ♪」 ギューッ

P「ああああああああああああ見たいいいいいいいいい飛鳥の涙目が見たいいいいいいいいい!!」

後日


P「なあ、飛鳥」

飛鳥「ん、なんだい?」

P「俺の好きにしていいって言ったよな。あの時」

飛鳥「まぁ、そうだね。確かにボクはそう言ったよ」

P「それって……今も有効か?」

飛鳥「?」

P「まだ俺って飛鳥のこと好きにしていいの?」

飛鳥「…………いいって、言ったら?」

P「そりゃあ決まってるだろ? こんな可愛い将来の奥さんを好きに出来るっつったら、俺が望むのは1つよ」

飛鳥「一応聞いておこうか。ボクに、何をするつもりだい?」

P「それはだな――飛鳥の涙目が見たい! だから涙目にさせる!」

飛鳥「……フッ、だよね」




このあとめちゃくちゃ色々しつつイチャコラした

終われ

スレタイが浮かんでも見切り発車をしてはいけない(戒め)

いろいろ迷走してますがお楽しみ頂けたら幸いでした。同時進行中のスレに帰ります

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