美少年後輩「ぼくと突きあってください」 (60)

【学校】

先輩「はい?」

後輩「あ、間違った。付き合ってください」

先輩「?????」

後輩「いや、いずれ突き合いたいし…」

後輩「やっぱり突き合ってください」

先輩「?????????」


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先輩「…………」ハァ

後輩「どうしたんです?あ、開発なら任せて下さい」

先輩「おまえが女なら本当によかったのに」

先輩「本当に」

後輩「きょ、強調して言わないで下さいよ」

後輩「それはぼくだっておんなじ気持ちですよ」

後輩「先輩きれいな顔立ちしてるし、女の子でも良かったと思うんですよ」

先輩「もし俺が女だったら?」

後輩「レイプしてしまっていたかもしれない」

先輩「」

先輩「いやお前ホモじゃないの」

後輩「失礼な」

後輩「ぼくは先輩が好きなだけであってホモではないです」

後輩「ホモではないです」

先輩「きょ、強調して言うなよ…」

後輩「先輩のおかげで男もイけるようになったってだけですね」

先輩「もう反応に困るからやめて」

後輩「自慰も先輩でしかしたことありませんから!!」

先輩「俺のどこがそんなにいいんだよ…」

後輩「」ガタッ

先輩「」ビクッ

後輩「いいですか?まず先輩はですねーーー

-10分後-

後輩「ーーーーーで、初対面のぼくにやさしくジュースをおごってくれたんですよ!」

先輩「ああ、あんときはしょげてたな」

後輩「部活に勉強に恋愛に、すごい押し潰されそうだったんですよ」

後輩「そこであんなにかっこよく助けてくれたらもう惚れちゃいますよ!」

先輩「そんな大層な事してないだろ」

後輩「でもぼくはあれで救われーーー

-さらに30分後-

後輩「ーーそのときの先輩はすごくかっこよくて」

先輩「も、もういいだろ」

後輩「いいや、先輩の魅力はまだまだ語り足りません!」

先輩「ひええ…」

-さらに1時間後-

後輩「ーーーで!そのときに先輩が!」

先輩「」グッタリ

先輩「なー」

後輩「はい?」

先輩「もう外暗くなってきたんだけど」

後輩「あっ…」

先輩「もう7時だぞ?どんだけ話してんだよ」

後輩「えーっと…か、帰りましょっか!」

先輩「そうだな」

【校門】

先輩「今日もうち来んの?」

後輩「当然です!」

先輩「えー…」

後輩「露骨に嫌な顔しないで下さいよ」

先輩「だってお前めっちゃ食うじゃん」

後輩「そのぶん家事とかしてるじゃないですか」

先輩「まあそれはありがたいけど」

後輩「ほらほら!じゃあ早く帰りましょ!」グイ

先輩「引っ張んなって」

【玄関前】

後輩「はいつーいたっと!」

先輩「スーパーよりたかったんだけど」

後輩「まだ冷蔵庫にすこしのこってたんで大丈夫大丈夫」

先輩「お前料理上手いよなー」ガチャガチャ

後輩「ちょっとここで待っててくれませんか?」

先輩「なんで?」

後輩「いいからいいから」

バタン

先輩「(……まだちょっと寒いのに)」ポケー

先輩「(……おなかすいた)」ポケー

先輩「(………最近髪伸びたなあ)」ポケー

先輩「…………………」ポケー

先輩「まだー?」

「もうちょっと、もうちょっと待ってください!」

先輩「コンビニいっていい?」

「できましたから!いつでもいいですよ!」

ガチャ

先輩「なにしようとしてたんだよおm…

裸エプロン後輩「えっへへへー」

先輩「」

裸エプロン後輩「ごはんにしますか?お風呂にしますか?」

裸エプロン後輩「それともぼくですか?」

先輩「」アタマチョップ

後輩「すごく痛い!」

裸エプロン後輩「普通に今感想がでた…」

先輩「人の家でなにやっとんだおまえは」

裸エプロン後輩「かわいい後輩が誘ってるんですよ?据え膳食わずはなんとやら」

先輩「据え膳よりもおなかすいた」

裸エプロン後輩「あ、はい」

先輩「とりあえず服着ろ」

後輩「ちぇー」ヌギヌギ

先輩「お、おいここで着替えんなよ」

後輩「いいですかー男同士なんだしー」モゾモゾ

先輩「いやここ玄関だっつうの」

【キッチン】

後輩「ぼくごはん作るんでくつろいでて下さい」

先輩「言われなくてもくつろぎまくる」

後輩「『ここは俺が作るから後輩は座って待ってな』キリッとか言えないんですかまったく」

先輩「俺の不器用さ知らないのか?」

後輩「知ってますやっぱり座っててください」

トントントントン

後輩「僕がいなかったら先輩コンビニ弁当しか食べないですよね」

先輩「そうだなあ…俺料理全然できないし」

後輩「僕に感謝してくださいねっ!」

先輩「うん、ありがとう」

ジュージュー

後輩「……まさか本当に言われちゃうとは」

先輩「……なんだかんだでしょっちゅう来てくれて嬉しいよ」

後輩「ふへへ、お礼は体で支払ってもらおうか」サワサワ

先輩「焦げるぞ」


………
……………

後輩「ちょっと焦げちゃいました…」

先輩「全然うまいよ」モグモグ

後輩「!」

後輩「えへへ…」ニコ

先輩「やっぱお前料理上手いな、なんか使ってる?怪しげな調味料とか」モグモグ

後輩「愛」キリッ

先輩「はい」

先輩「どうせ泊まってくんだろ?風呂先入る?」モグモグ

後輩「後ででいいですよ」モグモグ

先輩「べつに遠慮しなくていいんだぞ」モグモグ

後輩「じゃあ一緒に入りましょう」モグモグ

先輩「遠慮しろ」モグモグ


………
……………

【リビング】

先輩「風呂上がったぞー」ホカホカ

後輩「濡れ髪ってえろいですよね」

先輩「さっさと入ってこい」ホカホカ

後輩「はーい」

【風呂】

後輩「(ひっかかりましたね先輩)」

後輩「僕が後にはいる、即ちなにもかもが先輩の使用済ということ!」

後輩「ふっふっふ…まずは何から」

先輩「おい」

後輩「」

後輩「いや…あのこれは…」

先輩「声丸聞こえ」

後輩「」

先輩「」ニッコリ


……
…………
【ベッド】

先輩「ふわあ…」

後輩「おねむですか先輩?」

先輩「」コク

後輩「(ほんとに眠そうだな)」

後輩「添い寝してもいいですか」

先輩「」コクン

後輩「えへへへへ」モゾモゾ

後輩「おやすみなさいっせんぱい!」

先輩「おや…すみぃ…」

後輩「」モゾモゾ

先輩「」スースー

後輩「……………」

先輩「」スースー

後輩「……せんぱい?」

先輩「」スースー

先輩「」クー

後輩「……………」

後輩「先輩かわいいなあ…」ナデナデ

先輩「んみゅ…」ゴロン

後輩「(う、うおおおおおおおおお!!)」

後輩「(僕の方に先輩が寝返りをおおおおおお!!!!!!!)」

先輩「んん……」

後輩「(理性を保つんだ僕…)」

後輩「(ここで先輩を起こすわけにはああああああああ(あ!!!!!!!)」

先輩「」クークー

後輩「(んあああああああああああ!!!!!!!)」

……………
………


チュンチュン

先輩「ん……ふあああ……」

先輩「よく寝たー」

先輩「ってお前、なんで俺のベッドで寝てんだよ」

後輩「…………」ボー

後輩「(結局一睡も出来なかった)」

先輩「あー…大丈夫か?」

後輩「ふわあああ…大丈夫です…」

先輩「今日買い物行けるか?寝とく?」

後輩「先輩とのデート!?いきます!!」

先輩「そっか、んじゃ適当に着替えようぜ」

パサ…スルスル…

後輩「先輩って僕と身長あんまり変わりませんよね」

先輩「服使い回せていいよな」

モゾモゾ

後輩「あ、この服先輩の家のにおいがする」

先輩「ここで洗濯してるからそりゃな」

後輩「つまり僕が洗濯機に入れば先輩のにおいと一体化できる…?」

先輩「溺死するぞ」

後輩「先輩に包まれて死ねるのなら…」

先輩「こええよ」

先輩「そろそろ準備出来た?」

後輩「出来ました!バイブとローションもありますよ!」

先輩「いらねえ」

後輩「今日はどこに何を買いにいくんです?」

先輩「隣の江洲市に友人と服見に行くのと遊ぶのと」

後輩「それ僕一緒にいて良いんですか?」

先輩「あー大丈夫大丈夫二人とも良い奴だから」

【移動中】

テクテク

後輩「その二人ってどんな人なんですか?」

先輩「二人共演劇部の奴で、」

先輩「片方が男っていって普通の奴」

後輩「普通の奴」

先輩「で、もう一方がオタクっていうんだけどあんまりオタク感無いんだよな」

後輩「変わった奴」

先輩「それとあと…まあいいや」

後輩「?」

先輩「ん、駅ついたぞ」

【江洲市・オタク宅】

男「なあ、"オタク宅"ってすげえ韻を踏んでると思わねえ?」

オタク「急に何を言い出すんだお前は」

男「あいつはー?」

オタク「幼達と女子会」

男「女子会?」

オタク「女子会」

ピンポーン

男「お、きたか」

先輩「おーす」

後輩「は、はじめまして」ペコリ

オタク「なにこの子」

先輩「俺の後輩」

男「超かわいいな」

後輩「すいません僕先輩一筋なんで」

男「出会って2秒でフラれた」

先輩「ごめんな、こいつちょっとおかしいんだ」

後輩「」ブー

男「オタクみたいだな」

オタク「黙ってろ」ペシ

後輩「?」

先輩「んじゃ行くか」

【デパート】

先輩「おー、この服良くね?」

男「これのがお前っぽくないか」

先輩「これなんか民族衣装っぽいな」

男「オエージィ!ヤミーダ!」

先輩「ごめん元ネタわかんない」

男「(´・ω・`)」

わいわい

後輩「………」ムー

オタク「……どったの?」

後輩「あ、オタクさん」

オタク「すごい形相で男睨んでたけど」

後輩「だって先輩、僕と居るときより楽しそう…」

オタク「ん?そうか?」

後輩「こんなこと考えちゃうのって先輩に嫌われちゃいますかね」

オタク「あいつがお前を?ないない」

オタク「そういえばお前って先輩の事好きなの?」

後輩「当然です」

オタク「恋愛感情的な意味で?」

後輩「大好きです」

オタク「先輩、あいついつもお前のこと話してんだよ」

後輩「え?」

オタク「自慢の後輩だーだとか、あいつ超かわいいーとか」

後輩「え、え?」

オタク「あいつって一応あんたの1個上じゃん」

オタク「多分いちいちカッコつけて良いとこ見せようとしたいんじゃないの?」

オタク「かわいい後輩のためなんだし」

後輩「へ…?あ…う…?」

後輩「え、その話本当でーー

「なあ」

後輩「?」

「この服装どう思う?」

後輩「え…すいません、どなt…」

「なんだとこのやろう」

後輩「せ、先輩?…なんですかその格好」

先輩「なんかレディースの所迷いこんだらあれよあれよという間に店員さんに買わされた」

後輩「」ゴクッ…

先輩「やっぱ変かな」

後輩「」ガシッ

先輩「ちょっと痛いって」

後輩「すいません、今日はここで失礼しますね」テクテク

オタク「おう」

エ?チョット?モシモシ?

センパイハダマッテテ

男「あれ?あの二人どこ行った?」

オタク「お前こそ何してたんだよ」

男「ガンバライジング」

オタク「アホか」

男「あ~あ、じゃあ女子会に突☆撃でもするか」

今までみたいに再開とかここまでとか言ったほうがいいんだろうか

とりあえず再開します

【先輩宅・玄関】

先輩「おい…無理矢理帰ってきてなんの…」

後輩「……人の気も知らないで」

先輩「えっ?」

ドサッ

後輩「…………」

先輩「……急に押し倒してきてなんのつもりだ」

後輩「僕と男さんと居るとき、どっちが楽しいですか?」

先輩「何いってんだお前」

後輩「そんな服だって着てるじゃないですか」

先輩「いやだからこれは…」

後輩「そんな服着てるの見てもう我慢なんてできませんよ」

後輩「前の告白が嘘だとでも思ってたんですか?」

後輩「冗談でもなんでもなくて、僕は先輩が本当に好きなんですよ?」

後輩「返事…ください」

先輩「………」

先輩「いきなり帰ってきて押し倒してこんな事かよ」

後輩「…………………ごめんなさい」

先輩「ほら、顔寄せろ」

チュ

先輩「これでわかったか?」

後輩「」

先輩「返事遅れてごめんな」ギュ

後輩「」

先輩「俺もずっと好きだったんだけどさ、いざ言われるとほんとに俺でいいのかって思っちゃって」

後輩「」

先輩「俺も大好きだぞ、後輩。」

後輩「」

先輩「………後輩?」

後輩「」

先輩「……………結構恥ずかしい事言ったのに気絶してんじゃねーよ」


………
……………
…………………

【リビング】

-夕方-

後輩「ん……んん……」

後輩「今は…夕方?」

後輩「えーっと…そうだ!先輩!」キョロキョロ

後輩「…せんぱい?」キョロキョロ

ガチャ

先輩「ただいまー」

後輩「あっ!先輩!」

先輩「今日泊まりだよな?おまえの分も飯買ってきた」

後輩「え…?あ…はい」

先輩「お前寝汗すごいぞ、風呂入ってこい」

後輩「あ…ほんとだ」

【お風呂】

ジャー

後輩「(先輩なんだかいつもどおりだな)」

後輩「(もしかして夢だったのかな)」

後輩「…………」グス

ガチャ

先輩「背中流してやるよ」

後輩「」

後輩「へっ?あ、あの、先輩?」

後輩「なんで裸なんですか?」

先輩「風呂なんだから裸で当たり前だろ」

後輩「それはそうですけど…」

先輩「ほら、座って座って」

後輩「はい…」

先輩「ボディーソープボディーソープっ…と」ぬちゅぬちゅ

後輩「手で洗うんですか?」

先輩「手で洗ったほうが肌に良いらしいぞ」ぬちゅぬちゅ

先輩「よっと」ぬるっ

後輩「んひゃ」ビク

先輩「」ぬるぬる

後輩「(先輩の手…すべすべ…)」

ムクムクムク

後輩「あっ」

先輩「どうした?」ぬちゅぬちゅぬるぬる

後輩「な、なんでもないです」

先輩「前も洗ってやっから前向いて」

後輩「前はちょっと…」

先輩「じゃあそのままでいいや」

先輩「ボディーソープを体にかけてっと」ぴゅ

先輩「へへへ…」ぺたっ

後輩「んひゃあ!?」

先輩「こうはい…わかる…?」にゅるっにゅるっ

先輩「からだ全体でおまえのせなかを、俺の両手でおまえのからだ洗ってんだぞ…」にゅるっにゅるっ

後輩「ん、んんんんっ」ビクビクッ

先輩「こうやってこすり合わせればふたりともきれいになれるもんな」にゅるっにゅるっ

後輩「も、もうやめて…でちゃう…からぁ…」

先輩「そっか、じゃあさわってやるよ」くにゅ

後輩「ん!?んひゃあああ!!」ビクン

ドピュドピュッ

後輩「んはあ……はあ……」

先輩「きれいになったしあわ流そっか」

後輩「は………はい」

シャー

後輩「つぎ、ぼくがせんぱいをきれいにするばんですね」

先輩「もうだいたい綺麗になったけど…」

後輩「ちゃーんとあらわないとダメですよ?」

後輩「ここ、きれいになってないですよね」

先輩「そこは…」

後輩「せんぱいのぼくのよりすこしだけおっきいんですね」ぱく

先輩「んっ」

後輩「うむっ……はむぅ……」ねちゅねちゅ

先輩「すご………はじめて?」

後輩「へんぱいひがいのひとのなんて、らめたくらいです」ちゅぽちゅぽ

先輩「したが…すごい絡まって…」ゾクゾク

後輩「いきほーれすか?」ちゅぷちゅぽ

先輩「んっ」ビクン

後輩「ん…」

先輩「んは…はあ…はあ…」

ちゅぽん

先輩「あ…糸引いてる…」

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