【モバマス】モバP「みんなでMTG」 (23)
※モバマス×MTGSSです。何番煎じか分かりませんけどね!
※私の勝手なイメージでデッキを設定しています。あなたのイメージと違っていたらすいません。
※>>1はそんなにMTG強くないです。フォーマットもバラバラです。
※サイは焙り焼かれるのがお似合いだ。
それでは始めさせて頂きます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458323788
P「いやー、社長!今回のライブも上手くいきましたね」
社長「そうだね。我がシンデレラガールズプロダクションも波に乗ってきたというところだろうか」
P「苦労しましたねえ……」
社長「しみじみするなよ。これから始めなんだからね」
P「はいはい」
社長「とりあえず、趣味の時間もこれからできるだろうから君も好きなことをするといい」
P「まだまだ忙しいと思いますよ」
社長「だからこそだよ。心に余裕を持たないと。で、君の趣味はなんだい?」
P「あー、そのー、カードゲームの方を少々……」
社長「む、遊戯王とかかね?私はちとその方面に疎くてね……」
P「い、いえ……、MTGというものを……」
社長「君もMTGをやるのかね!?」
P「ということは社長もおやりになるのですか!?」
社長「ああ、アルファ時代からのファンだよ。嬉しいね。MOなのかい?」
P「きちんと紙のデッキもありますよ」
社長「そうかい、じゃあちょっとだけ相手を……」
みく「ひどいにゃー!」
P「どうしたんだ、みく?」
みく「実は凛チャンにMTGでぼろ負けしちゃったにゃ……」
P「まあ、勝ち負けはあるだろうけどそれでも叫ぶって一体……」
みく「奇跡とかジェイスとか……」
社長「ミラクルなのね……」
みく「ひどいにゃ、ひどいにゃ、ひどいにゃー!」
P「ま、まあ、デッキ相性とかもあるだろうし、ねえ、社長?」
社長「そうだね。それにしてもアイドルまでやっているとは驚きだねえ。ちと書類仕事にかまけすぎたか」
P「いやあ、そのまゆがですね俺の趣味を真似して始めたんですけど……」
社長「ああ、沼に飲まれたのね」
P「ええ、そこから仲のいい子達に伝染していって……」
社長「むむ、お金のかかる趣味だからねえ。小さい子にすすめることはできないけど」
P「大丈夫ですよ、私がデッキを貸してますから」
社長「熱心だねえ」
P「皮肉ですか?」
社長「ははは、まあいいことだと思うよ、私はね」
みく「みくのこと忘れてないかにゃ?」
P「あ……」
みく「もうPチャンのことなんか知らない!」
P「そ、そんなあ」
みく「Pチャンのデッキは嫌いにゃ。すぐにみくのネコチャンが焼かれてしまっておもしろくないにゃ」
P「おいおい、そういうデッキなんだからしかたないだろ」
みく「社長サンはどんなデッキ使うにゃ?」
社長「まあ、人にはあんまり理解されないけどネズミが好きでねえ。神河のころからずっとファンデッキを持ってるんだ」
みく「ネズミvsネコ……、いいにゃ!やるにゃ!」
社長「んんー、まあ暇つぶし程度にちょっとやってみるか!」
P「いや、ここは俺が」
みく「《大歓楽の幻霊》をにやついて出すから嫌にゃ」
P「ちくしょう……、ちくしょう……」
大歓楽の幻霊 (赤)(赤)
クリーチャー・エンチャント - スピリット
プレイヤーが点数で見たマナ・コストが3点以下の呪文を1つ唱えるたび、大歓楽の幻霊はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
2/2
みく「最初のターン、マリガン無しにゃ。行くにゃー!」
みく「《サバンナ》セットにゃ。そして、《野生のナカティル》チャン召喚にゃ。エンドにゃ」
サバンナ
土地 – 森・平地
野生のナカティル (緑)
クリーチャー — 猫・戦士
野生のナカティルは、あなたが山(をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
野生のナカティルは、あなたが平地をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
1/1
社長「マリガンなしで行こうかな。ドロー、《沼》セット。どうぞ」
みく「みくが一歩リードにゃ!ドロー、《鎌豹》チャン召喚するにゃ。ナカティルちゃんアタック!」
鎌豹 (緑)
クリーチャー — 猫(Cat)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、鎌豹は+1/+1の修整を受ける。
1/1
社長「ボディ、2点でライフは残り18だね」
みく「エンドにゃ」
社長「ドロー、いつものごとく《沼》セット。《群れネズミ》召喚。どうぞ」
群れネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
群れネズミのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするネズミの数に等しい。
(2)(黒),カードを1枚捨てる:群れネズミのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
*/*
みく「社長さんはみくのネコチャンにたくさん餌を用意してくれるから大好きにゃ!ドロー、《乾燥台地》セットにゃ。そして、起動にゃ(みく残りライフ19)。《プラトー》持ってきて全員ネコパンチにゃ!」(ナカティル3/3(平地と山があるため+2/2)鎌豹3/3(上陸2回))
社長「ボディ。厳しいね(社長残りライフ12)」
みく「《サバンナ・ライオン》チャンを2匹召喚にゃ。エンドするにゃ」
乾燥台地
土地
(T),1点のライフを支払う,乾燥台地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山1枚か平地1枚を探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
プラトー
土地 – 山・平地
サバンナ・ライオン (白)
クリーチャー — 猫(Cat)
2/1
【社長の戦場】
土地:タップ《沼》2枚
クリーチャー:《群れネズミ》
【みくの戦場】
土地:タップ《サバンナ》《プラトー》
クリーチャー:タップ《野生のナカティル》《鎌豹》アンタップ《サバンナ・ライオン》(酔)×2
社長「じゃあ、《群がりの庭》をセット。二体目の《群れネズミ》を召喚。どうぞ」
群がりの庭
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):昆虫1つかネズミ1つか蜘蛛1つかリス1つを対象とし、それを再生する。
【社長の戦場】
土地:アンタップ《群がりの庭》タップ《沼》2枚
クリーチャー:アンタップ《群れネズミ》 2体 1体(酔)
みく「ゲッ、地味に嫌な土地にゃ……、でも気にせず行くにゃ!《プラトー》セットして全員パンチにゃ!」
(ナカティル3/3 鎌豹2/2(上陸1回)サバンナ・ライオン2/1×2 合計9)
社長「サバンナ・ライオンを二体ブロック。一体再生させるよ。」
みく「むむ……、ナカティルチャンに《ティムールの激闘》を唱えるにゃ」
(通るダメージはナカティル3/3×2で6 鎌豹2/2 合計8)
社長「え!?(残りライフ4)」
ティムールの激闘 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時までそれは二段攻撃を得る。
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、ターン終了時まで、その対象としたクリーチャーはさらにトランプルを得る。
みく「メイン2に《サバンナ・ライオン》チャンの登場にゃ。投了するにゃ?」
社長「投了しようか……、流石にネコには勝てなかったよ」
P「残念でしたね。ダリチューもヒムも引かないなんて」
社長「そんなもんだよ。MTGって」
暗黒の儀式 (黒)
インスタント
あなたのマナ・プールに(黒)(黒)(黒)を加える。
(通称:ダリチュー)
トーラックへの聖歌(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを2枚無作為に選んで捨てる。
(通称:ヒム)
みく「……、やっぱり社長さんもみんなと一緒にゃ」
P「みく……」
みく「ファンデッキって言っても手札破壊の質がえぐすぎるにゃ!こんなんじゃ、みくは……、みくは……」
社長「みくちゃん。私もね、神河が出てスタンダードから落ちても必死にネズミを使い続けたんだ。《群がりの庭》があってもラスゴには敵わない。手札を破壊してもいつの間にか手札が元通りになっているなんてしょっちゅうだ。ネズミは稲妻に焼かれ、紅蓮地獄に焼かれ、負けに負けた。もちろん勝ったこともある。しかし、タルモは超えられない。《群れネズミ》がスタンダードに出るまで私のデッキは鼻で笑われることも多かったよ。時代遅れのマイナーデッキとね」
みく「社長サン……」
社長「勝った相手にはメタ外のデッキだからと野次られ、負けた相手からは所詮ファンデッキといわれることが多かった」
みく「何が楽しかったにゃ?そんなこと言われて何が楽しかったにゃ
社長「君も分かってると思うよ。上陸でパンプしたネコが相手を殴り倒すとき。ウィニーだからたくさんのネコで相手を押し倒すこともあっただろう。そんなときは何を思うかな?」
みく「……、自分の決めたコンセプトで勝ったり、そういうコンボが決まったときはすっごく嬉しいにゃ。でも……、それ以上に負けたら悔しいにゃ。ただ負けるんじゃなくて否定されてるみたいでさらに悲しくなるにゃ」
社長「でも、自分を曲げたくないんだろう」
みく「そうにゃ!勝つためにネコチャン抜くなんて絶対嫌にゃ!」
社長「そういうことだよ。」
みく「どういうことにゃ?」
社長「好きなデッキで戦って勝つ人、負ける人。それぞれ思うところはあるだろうけど好きなデッキで戦うことがやめられないのさ。結局、負けて帰ってデッキをいじって一人で回して……、そんなときがものすごく楽しくて、たとえ勝てない試合が多かったとしても勝ったときの喜びは何ものにもかえられないよ。まあ、引きに左右されることも多いだろうけどね」
P「そうだなー、俺も山、山、山で負けたことも多かったなー」
社長「百戦百勝よりも百戦一勝。好きなデッキで勝てる喜びって大きいと思うんだ。MTGを楽しみ方の一つとして覚えておくといいよ」
P「俺も帰って気づいたら寝不足になるまでデッキいじってたこともあるもんな」
みく「みんな、好きなデッキで戦ってるにゃ。だから勝ちたいと思うのはみくだけじゃないってことにゃ」
社長「好きなデッキが勝率の高いデッキのこともあるさ。低いこともあるさ。けど、それはそれ。これはこれ。純粋にMTGを楽しもうじゃないか。プロじゃないんだしね」
みく「そうにゃ!勝つことだけに囚われて大切なことを忘れていたにゃ。ライブバトルもMTGも勝つことに囚われず楽しむことも大事にゃ!」
社長「でも、ブリマーズは許さないけどね」
オレスコスの王、ブリマーズ 1(白)(白)
伝説のクリーチャー - ネコ・兵士
警戒
オレスコスの王、ブリマーズが攻撃するたび、警戒を持つ白の1/1の猫・兵士クリーチャー・トークン1体を攻撃している状態で戦場に出す。
オレスコスの王、ブリマーズがクリーチャーをブロックするたび、警戒を持つ白の1/1の猫・兵士クリーチャー・トークン1体をそのクリーチャーをブロックしている状態で戦場に出す。
3/4
みく「黒単信心の《群れネズミ》はおかしかったにゃ。ブリマーズが殴り倒されるのはおかしいにゃ」
P「そんなこと言うなら《羊毛鬣のライオン》はおかしいだろ2コスト3/3だぞ。しかも怪物化で4/4、呪禁、破壊不能はイカレてんだろ」
社長「《大歓楽の幻霊》だっておかしいだろ!熊サイズであの能力って!」
ギャーギャーギャー
凛「あそこの3人、すごい言い争いしてるね」
加蓮「でも、言ってること分かる気がする……」
奈緒「まあ、《終末》に比べたらかわいいもんだな」
凛「《終末》より《雷口のヘルカイト》がおかしかったと思うんだけど」
加蓮「違いますー、《スラーグ牙》がおかしかったんですー」
奈緒「はあ?《終末》だろ」
ギャーギャーギャー
ちひろ「今日もシンデレラガールズプロダクションは平和で何よりですね!」
今日はここまでにします。分からないカード名は検索してください。といっても有名どころばかりですけど……
ご意見やご感想、好きなデッキがあれば書き込んでいただけると嬉しいです。
以下、今回のデッキ紹介
みくのデッキ
クリーチャー:19
4:《野生のナカティル》
4:《サバンナ・ライオン》
4:《鎌豹》
4:《ステップのオオヤマネコ》
3:《オレスコスの王、ブリマーズ》
呪文:17
3:《稲妻》
4:《流刑への道》
4:《ティムールの激闘》
4:《アタルカの命令》
2:《英雄の導師、アジャニ》
土地:24
4:《吹きさらしの荒野》
4:《樹木茂る山麓》
4:《乾燥台地》
2:《魂の洞窟》
3:《プラトー》
4:《サバンナ》
3:《タイガ》
社長のデッキ
ネズミハンデス
クリーチャー:20
4:《貪欲なるネズミ》
3:《朽ちゆくネズミ》
4:《群れネズミ》
4:《要塞の鼠》
3:《墓所のネズミ》
2:《大牙の衆の忍び》
呪文:18
4:《暗黒の儀式》
2:《憎悪》
4:《強迫》
4:《血の署名》
4:《トーラックへの聖歌》
土地:23
17:《沼》
4:《魂の洞窟》
2:《群がりの庭》
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません