美羽「付き合いましゃーく!」 (206)
※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
スベります
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の続きです
迷走の131作目
サメ映画=Z級と言う風潮
深夜 奏の家 シアタールーム
奏「ねえ、奏Pさん…いい映画の条件って何だと思う?」
奏「私が思ういい映画の条件はね…語りたくなることよ。想いを誰かと共有したい…そんな風に思わせてくれる映画が私の思ういい映画。」
奏「……って、もう聞こえてないか.ふふっ…♪」
奏P「」
奏「奏Pさんが悪いのよ?私をその気になんかさせるから…我慢できなくなっちゃった。」ナデ…ナデ…
奏「1人は寂しかったの、ありがとう♪」ナデ…ナデ…
奏P「」
奏「膝枕をするの、結構好きなのよ。だって…獲物をこうして簡単に捕まえる事ができるから。」
ナデ…ナデ…
奏「こうやって右手で頭を、左手で体を抑えれば……まあ、そんなことをする必要はないんだけど。」
ナデ…ナデ…
奏P「」
奏「ごめんなさい、とは言わないわ。私はこう言う女…こう言う生き物だから。求めて…求め続ける。」
ナデ…ナデ…
奏「美味しそうな首筋♪」ペロリ…
奏P「」
奏「古典的って言われるけど私は好きなんだ、身近に感じる事ができるから。……乾いちゃった…潤してくれる?」
〜〜〜
奏「……」フキフキ
奏P「」
奏「これでしばらくは……って言いたいところなんだけど…」パサッ
奏「足りないのよ…まだ。もっと欲しいの、もっとたくさん…はぁ…誰か………ん…」ナデ…ナデ…
奏「美羽ちゃん……そうよ、美羽ちゃんよ!美羽ちゃんならきっと……ふふっ、ふふふふふっ!」
ナデ…ナデ…
奏「そうと決まれば、やる事は……!」
翌日 朝 事務所 視聴覚室
美羽「ねこが寝ころんだ!」
瑛梨華「……」
美羽「ねこがきゃっと鳴いた!」
瑛梨華「……」
美羽「こ、子猫がこねる!」
瑛梨華「……」
美羽「えっと…招き猫の…真似!」
瑛梨華「SO・KO・MA・DE☆」
美羽「!」ピタ
瑛梨華「ふむふむ……ふむふむふむふむふむ…」
美羽「……」ソワソワ
瑛梨華「GO・U・KA・KU☆」b
美羽「…!やっ…たー!」グッ!
瑛梨華「>>10」
この素晴らしいダジャレこそが315プロの輝さんの大いなる力……!
瑛梨華「この素晴らしいダジャレこそが315プロの輝さんの大いなるTI・KA・RA……☆」
美羽「エヘヘッ、それだけじゃありませんよ!」
瑛梨華「な、何だDA・TTE☆」
美羽「輝さんから教えてもらったダジャレに加えて、楓さん、キャシーさんに教えてもらったダジャレもありますっ☆そして…」ビシッ!
美羽「私、ダジャレスト矢口が考えたダジャレも!」
瑛梨華「MA・SA・KA…」
美羽「そのまさかです!さあ、何でもお題をください!」
瑛梨華「じゃあ…「うさぎ」!」
美羽「うさぎがうさぎこむ!」
瑛梨華「フッ…SA・SU・GA☆」
美羽「エヘヘッ♪」
瑛梨華「とうとう自分のものにしたみたいDA・NE☆」
美羽「はいっ!」
瑛梨華「瑛梨華ちんは誇らしいDE・SU☆」
美羽「ありがとうございますっ!」
瑛梨華「……みうさぎ!」
美羽「ピョーンピョン♪」
瑛梨華「うん、反応速度もBA・TTI・RI☆」
美羽「瑛梨華さんに鍛えられましたからっ!一発ギャグは勢いとタイミングと鮮度が命、ですよね!」
瑛梨華「そのTO・O・RI☆」
瑛梨華「これからも頑張ってね、すべりGE・I☆」
美羽「はい、頑張りま…ってわたしのはすべり芸じゃありません!」
瑛梨華「か〜ら〜の〜?」
美羽「からの……み、みうさぎピョーンピョン♪」
瑛梨華「あっ、はい。」
美羽「>>17」
うっ、かえでさーん
美羽「うっ…かえでさーん!」
ガラッ!
美羽「…!楓さ…」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」
美羽「…ん?!」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」
美羽「……さ、サメさん…?」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」コクッ
美羽「……」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」
美羽「あの…」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「おシャークしてくだい。」
美羽「!!」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」
美羽「……」ガクッ…
美羽「負けた……」
〜〜〜
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「私は誰だと思う?」
美羽「えっと…楓さんですよね?」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「……」
美羽「…あれ?」
瑛梨華「ちっちっちっち!こういう時はこう言うんDA・YO☆すぅ……お前はサメではないな!」
まるでモデルのように姿勢が美しい直立二足歩行のサメ「ふふっ、バレちゃあしょうがねぇ!」ゴソゴソ
まるでモデルのように姿勢の美しい直立二足歩行のサメ「そう、実は私は………あら、被り物が取れない…」
グググ…
瑛梨華「YOKO→TATE☆」
まるでモデルのように姿勢の美しい直立二足歩行のサメ「あっ、横から縦…」スポン
楓「ふぅ……取れた。」
美羽「………」
楓「どうも。」ペコリ
美羽「あっ…ど、どうも!」ペコリ
楓「いいサメ日和ね。」
美羽「そうです…ね?」
楓「……」ジー
美羽「!」 ドキッ!
楓「……」ジー
美羽(楓さん綺麗だなぁ……見つめられるとドキッとしちゃう…!首から下はサメなのに…)
楓「>>24」
今日の勝負、美味しい鮫料理、楽しみにしてますよ。
楓「今日の勝負、美味しいサメ料理を楽しみにしてるわ。」
美羽「……は、はいっ!」
楓「お互いにベストを尽くしましょう。」
美羽「はいっ…!(そっか…楓さんとも戦わなくちゃいけないんだ…!)」
楓「ふふっ…」
美羽「……」ゴクリ…
楓「それだけは伝えたくて。」スクッ
楓「瑛梨華ちゃん。」
瑛梨華「はーい!」スクッ
瑛梨華「それじゃ、瑛梨華ちんは今から楓さんとお仕事DA・KA・RA☆」
美羽「お、お仕事頑張ってくださいっ!」
瑛梨華「美羽ちゃんMO・NE☆」
楓「ふふふ……」
美羽「……っ……はいっ!」
〜〜〜
美羽「…って自信満々に返事をしたのはそれだけいいけど……」カクッ
美羽「どうしよう…実はまだレシピすら考えついてないなんて…はぁ…いくつかアイデアがないわけじゃないけど…」 ゴソゴソ スッ
緑色のノート『みうさぎノート!』
美羽「楓さんと勝負できる料理ってなると…」パラパラパラパラ…
美羽「うーん……何かいいアイデアが突然浮かんだりは……」カタン
美羽「…?」キョロキョロ
映画のDVD「……」
美羽「……あれ?こんなところに映画のDVDなんか置いてあったっけ?」
映画のDVD「……」
美羽「……」スッ ヒョイ
美羽「『シャークテイル』…」
映画のDVD「……」
美羽「シャーク…サメ…何かの勉強になるかも!上映時間は…90分。」チラッ
時計「ヨユーヨユー。」
美羽「うん、90分なら今から見れる!他に当てもないし…」
映画のDVD「……」
美羽「何より面白そうだし!」
サメ料理対決 海上特設料理スタジアム
「勝者、矢口美羽!」
ワーワー!ワーワー!
パチパチパチパチ…!
美羽「えっ…?」ボーゼン
楓「負けちゃった。」パチパチパチパチ…!
美羽「えっ…えっ…?」
楓「ふふっ…」パチパチパチパチ…!
美羽「>>31」
何があったの?
安価把握
サメ尽くし
お休みなさい
ギャグ回というか、漫才回の安価は個人的にだけど考えるの難しい。
本家の美羽ちゃんは加奈ちゃんさんが、自分より年上だと気づいてなかった謎。
自分なりの結論、初期のセーラー服で同年(あるいは下級生)と判断
美羽「何があったの?」
楓「……」スッ
美羽「……」クルッ
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
パチパチパチパチパチパチパチパチ…!
楓「美羽ちゃんのサメ料理に興奮が冷めない海上の会場……ふふっ。」
美羽「………(お客さんたちが…)」
楓「聞きたいのは私の方よ、何があったの?」
美羽「えっ…?」
楓「いつの間にか一皮剥けたてから気になっちゃって。ワイ訊ねる、Why?ふふふっ…♪」
美羽「えっと、それは…」
「それでは勝者から一言!」
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
楓「あら。」っマイク
楓「美羽ちゃんが一皮剥けた理由はあとで教えてもらうとして…どうぞ。」
スッ
美羽「…あっ、ありがとうございますっ!」ハッシ
楓(「守る」から「破る」にステップアップできたみたいね。あと一歩前に進めるように背中を押してあげようと思ってたけど…)
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
楓(……先輩の顔を立ててくれるだけじゃなくて、先輩を……ふふっ、妹分の成長を見るのは楽しいわ。)
美羽「………」
楓(それはそれとして、勝負に負けたことは悔しいから楓Pさんになぐさめてもらわなきゃ…居酒屋で♪)
美羽(そっか…わたし……)
楓「ほら、お客さんたちが美羽ちゃんの言葉を待ってるわ。」
美羽「楓さん…」
楓「ふふっ…」ウインク
美羽「……」サッ サッ
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
美羽(みんなすごく喜んでくれてる…エヘヘッ、嬉しいな…♪あのホンソメワケベラのおかげ…かな?)
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
美羽(…よーし、ここは…)
ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!ワーワー!
美羽「サメ料理だけにジョーズに作れましたっ!(ギャグでさらに会場を温め…)」
シーン…
美羽「…………ア、アレ?」
会場裏
奏「まずはファーストステップ…あぁ、待ちきれないわ!この乾きが満たされる時が来るのが…!」
???「まぁまぁ、待つのも釣りの楽しみの一つれす〜♪」
奏「分かってるわ♪そう簡単に事が運びすぎてもつまらないもの…少しずつ染まっていくのを楽しまなくちゃ。…協力に感謝するわ、「N」。」
???「いえいえ〜、これは双方にとってメリットのあることれすから〜。そうれしょう、ヴァンパイアさん?」
奏「ふふふっ…」
???「>>42」
『究極の鮫をもたらすもの』……れしたか?
???「『究極の鮫をもたらすもの』……れしたか?」
奏「ええ、そうよ。美羽ちゃんが完全に目覚めたとき、私のサメたちが動きだすの!究極のサメたちが!」
???「えへへ〜、ななm…ごほん、私との約束も忘れないでね〜?」
奏「もちろんよ、あなたは私の同志だもの!」
???「同志…なかなかいい響きなのれす〜♪」
奏「私たちは目的は違えど目標は同じ、そうでしょう?」
???「ずいぶんと信用してくれるんれすね〜♪」
奏「『仲間』を疑ったりなんかしないわ。それにななm…」
???「「N」れす。」
奏「ごほん、「N」は絶対に誰かに秘密を漏らしたりなんかしないもの。これは信用を超えた確信。」
???「へぇ……」
奏「確信があるからこそ行動を起こせたの。この計画はあなたが協力してくれたからこそ実行に移すことができた。」
???「えへへ〜、照れるれす〜♪そんな大したことはしてないれすよ〜♪」
奏「謙虚なのね。」
???「自分を必要以上に大きく見せようとするのは雑魚のやることれす〜♪」
奏「ふふっ、あなたってクールだわ。見た目からは想像できないぐらいに。」
???「海面を見ただけでどんなお魚さんがいるかは分からないのれす♪」
奏「そう、穏やかに見える海にサメが潜んでいたとしても。」
???「ななm…ごほん…が鋭い歯をもってるように見えるれすか〜?」
奏「能ある鷹は爪を隠す、違う?」
???「さあ、どうれしょうか〜♪」
奏「…あなたが味方でよかったってつくづく思うわ。」
???「それもお互い様れす〜♪」
奏「ふふっ…お互い様、か。」
翌日 事務所 窓辺
美羽「エヘヘッ、意外とみんなサメ料理選手権見ててくれたんだなー!シャーク矢口なんて呼ばれるようになっちゃったらどうしよう!」メルメル
美羽「そう呼ばれたとき用のギャグも考えてた方がいいかな?…送信、っと!」ピロリン
美羽「サメ…サメ…みうさめシャークシャーク♪…なんちゃって…」
奏「あら、中々面白いじゃない。」
美羽「わわっ?!」ビクッ!
奏「>>50」
シャーク矢口……。面白い名前ね、私にも考えてよ。
奏「シャーク矢口……面白い名前ね、私にも考えてくれない?」
美羽「い、いつからそこに…?!」
奏「そんなことはどうでもいいじゃない。それより…」ズイッ
美羽「!」ジリ…
奏「どうして後ろに退がるの?」
美羽「それは…その……!」
奏「ふふっ、安心して。別に取って食べようというわけじゃないわ。ただ、私にもそんな名前を考えてほしいだけ。」
美羽「えっと…」
奏「シャーク矢口、みたいな名前よ。」ズイッ
美羽「しゃ、シャーク矢口みたい…な?」ジリ…
奏「難しく考えなくていいわ。思い付いたのを聞かせて。」ズイッ
美羽「分かりまし…」ジリ…
奏「つーかまえた♪」ガシッ
美羽「?!」
奏「綺麗な肌ね、何かしてるの?」
美羽「いえ…と、特には…!」
奏「ふぅん…何もしないでこれなんだ。」
美羽「は、肌なら奏さんの方が綺麗です…よ?」
奏「ふふっ、ありがとう。でもね、私からしたら美羽ちゃんの肌が羨ましいの。」
美羽「えっ…」
奏「私日焼けができない体質なのよ。夏でも白いでしょ?」
美羽「そう言えば…」
奏「おかげでよく人から褒めてもらえたりするだけど…不便な事も多いの。望むものほど叶わない……」ズイッ
美羽「!(ち、近いっ…!)」
奏「名前を考えてくれたらお礼はあげるわ。そうね、キス…とか♪」
美羽「キスっ?!」///
奏「ふふっ、単に私がしたいだけとも言うんだけど。」
美羽「>>57」
(多分ハッタリだとおもうから)キスでお願いします。とびっきり深いので
美羽(たぶん冗談…だよね?まさか奏さんも本気で言ってるんじゃ…)
奏「ふふふっ…」
美羽「(…とも言えないのが奏さんの怖いところで……あっ、そうだ!)キスでお願いします、とびっきり深いので!」
奏「あら…いいの?」
美羽「むしろとびっきり深いの以外はノーサンキューです!(冗談では深いキスなんてできないはず!…深いキスがどんなキスかはよく分からないけど……うん、そんな簡単にできるのじゃない!……はず!)」
奏(冗談って思われちゃってるのかなぁ?)
美羽(ふっふっふ、これで大丈夫!……なはず!)
奏「お礼はとびっきり深いキスがいいのね?」
美羽「はいっ!」
奏「…それで、私にはどんな名前を付けてくれるの?」
美羽「うーん…ハンター速水、なんてどうでしょうかっ!」
奏「ハンター…?」
美羽「映画ハンターだったり、サメハンターだったりするから……なんて…」
奏「ふふっ…ハンター…ハンター…気に入ったわ♪いいセンスね。」
美羽「エヘヘッ、ありがとうございま…!」
奏「♪」ズキュゥゥゥン!
美羽「?!」
奏「……」
美羽「……!!」///ボンッ!
奏「……」
美羽「!!」///シュゥゥゥゥ…!
奏「ふぅ…」スッ
奏「ごちそうさま♪これくらいのキスでいいかしら?」
美羽「」///シュゥゥゥゥゥゥ…
奏「ふふっ、真っ赤になっちゃって…ダメだよ、冗談かどうか確信が持てないのにそんなことを言ったら。」
美羽「」///シュゥゥゥゥゥゥ…
奏「……」スッ
メモ帳「……」
奏「……」サラサラサラサラ…
〜〜〜
美羽「ハッ!…あまりの衝撃に意識が……あれが深いキス……」///
美羽「奏さんってわたしと3つしか違わないんだよね…?とてもじゃないけどそうは…」カサ
美羽「…?メモ…?」ピラッ
メモ「鉄とビタミンAが少し不足してるわ。豚のレバーを食べなさい。P.S.足元を見て。」
美羽「豚のレバーかぁ……ん、足元?」チラッ
映画のDVD『ジョーズ』
美羽「………」
廊下 曲がり角の陰
奏「アイドルなんだから体にも気をつけなくちゃダメよ?大切な体なんだから…みんなにとっても、私にとっても。」
奏「様子は……」ヒョコ
「わたしでも名前は知ってる有名な映画だけど…ちゃんと見たことってあったっけ?」
奏「……」ジー
「…一回見てみよっかな!これも参考になるかもしれないし!」
奏「……」グッ!
奏「>>69」
次は邪魔になりそうな人たちの足止め……
安価把握
奏の野望〜巨大鮫の脅威〜
一時中断します
少しでも面白いと感じていただけるように可能な限りの努力はさせていただく所存です
再開します
奏「次は邪魔になりそうな人たちの足止め……」クルッ
奏「不安の芽はできるだけ詰んでおかないと。美羽ちゃんには『究極の鮫をもたらす者』になってもらうの…私の求め続けていたものに!」
奏「これから邪魔になりそうなのは……」ユビオリユビオリ
奏「……場合によっては少し強引な手を使わなくちゃいけない相手ね。…そうなっても私はあまり困らないんだけど。」
奏「できる限りスマートに、自然に、怪しまれることなく…」
スタスタスタスタ…
奏「夜に溶け込むように。」
スタスタスタスタ…
トレーニングルーム
亜季「992、993、994、995…」
ガチャ
亜季「996、997、998、999…」
シュバッ!
亜季「1000!」ガシッ!
奏「!」
亜季「悪くないでありますな!」
奏「……ふふっ…完全に虚をついたと思ったんだけどな。」
亜季「敵襲を警戒するのは戦術の基本であります!」スクッ
奏(やっぱり亜季さんはどうやっても足止めしないと…)
亜季「ふふっ、補給物資の提供に感謝します!」ビシッ!
スタドリ「…」
奏「いつもお世話になってるから、そのお礼よ。細やかなお礼しかできなくてごめんなさい。」
亜季「いえ!トレーニングの直後のキンキンに冷えたスタドリの差し入れに勝るものはありますまい!」
奏「そう言ってもらえると助かるわ。さあ、どうぞ遠慮しないで開けて飲んで。」
亜季「ではそうさせていただきます!」カチリ キュポン グイッ!
亜季「…」ゴクゴクゴクゴク…!
亜季「……っはぁ!この手に限る!五臓六腑に染み渡ります!」
奏「いい飲みっぷりだったわ。(亜季さんを足止めするためには……)」
亜季「はっはっは!この格好で上品な飲み方をしたところで仕方ありますまい!」
奏「それもそうかもね、ふふっ…(………!…これしかない!)」
奏「亜季さん!」スッ
亜季「何でありま…」
奏「…」バッ!
亜季「!!」
奏「ふふっ…これが何かわかる…?」
亜季「そ、それは…『ブラックホーク・ダウン』!」
奏「そう…これは『ブラックホーク・ダウン』のDVDよ!」
亜季「>>84」
私とP殿とのが初めて一緒に見たDVDであります。今は家の居間に飾っています
亜季「私とP殿とのが初めて一緒に見たDVDであります…!今は家の居間に飾っていますが…」
奏「ふふっ、知ってる。前に教えてもらったもの。…ところで、いい映画ってたまに見直したくならない?」
亜季「!」
奏「1人で観るより、2人で観る方が……」
亜季「是非ご一緒させてください!!」
奏「……あっ…う、うん…!(予想以上だわ…)」
亜季「どこで観ましょう、やはり視聴覚室の大画面が良いでしょうか!」
奏「ふふっ、それもいいけど…時間は空いてる?(視聴覚室にあなたを行かせるわけにはいかないの。)」
亜季「む…少々お待ちください!」
スッ ヒョイ
迷彩柄の表紙のメモ帳「…」
亜季「ええと……」パラパラパラパラ…!
奏「……」
亜季「1時までなら空いています!」
奏「1時…」チラッ
時計「12:30.」
奏「時間的には問題はなさそうね、もしよかったらなんだけど…私の家で見ない?一昨日ミリタリー映画用のプロジェクターを買ったの。」
亜季「何と…!」
奏「せっかくなら…」
亜季「お邪魔させてください!!」
奏「……う、うん…!」
深夜 奏の家 シアタールーム
奏「…という事で『ブラックホーク・ダウン』を亜季さんと一緒に見たの。」ナデ…ナデ…
奏「『ブラックホーク・ダウン』はいい映画だわ…語りたくなるもの。見た後に亜季さんと語り合って……はぁ…楽しかった!」ナデ…ナデ…
奏「ふふっ、素敵だと思わない?初めて一緒に見たDVDがリビングに飾ってあるなんて。」ナデ…ナデ…
奏P「」
奏「……」ナデ…ナデ…
奏P「」
奏「……はぁ…」ピタ
奏「奏Pさん。」
奏P「」
奏「今日は狸寝入りだってバレてるよ。」
奏P「……キスしてくれたら起き…」
奏「…」ドンッ
奏P「…るっ?!」ゴロン ガツン!
奏「>>91」
今の私は機嫌が悪いの
奏「今の私は機嫌が悪いの。」
奏P「痛た…そりゃまたどうして…?」
奏「どうしてだと思う?」
奏P「…俺、何かしたっけ?」
奏「まだ誰もあなたのせいとは言ってないんだけど。」
奏P「女にどうして怒ってるんだと思うって聞かれたら…それは男が女心を傷付けるようなことを言うかするかしたって意味なのさ。」
奏「……今日は朝までサメ映画祭りって約束したわよね?」
奏P「……!」メソラシー
奏「したわよ、ね?」
奏P「……昨日も一昨日もサメ映画祭りだったじゃ……」
奏「それが?」
奏P「………」
奏「……」スクッ
奏「1日目は4本目の途中で爆睡、2日目は2本目が終わったところで爆睡。」ツカツカツカツカ…
奏P「ま、待ってくれ…!」
奏「待たない。そして今日3日目に至っては狸寝入りだなんて…」フッ
奏P「あっ…」
奏「いい根性してるじゃない。」ギュッ!
奏P「……!」
奏「ふふっ…捕まえた♪」
奏P「……す、少し話し合わないか…?」
奏「言葉なんて必要ないわ。もっといいものをもらうから。」プツ
奏P「……(諦めるか…)」ツー…
奏「ちゃんと傷痕には絆創膏を貼っといてあげる。」ペロ…
奏「ふふっ、美味しい♪」
奏P「>>97」
いつまでこんな生活すればいいんだ。
奏P「いつまでこんな生活をすりゃいいんだ…?」
奏「誰かさんの女癖の悪さが治るまで。」
奏P「…これからずっとか……」
奏「女癖の悪さを治すって言う発想はないの?」
奏P「ないね。」
奏「呆れた。」
奏P「許してくれよ…愛してるから。」
奏「その言葉をどれだけの女の人に言ってきたの?」
奏P「奏で初めてだ。」
奏「またそんなこと言って…!もう、いつか刺されても知らないよ?」
奏P「…心配するな…俺は死ぬ時はベッドの上って決めてるんだ。」
奏「じゃあ今から奏Pさんをベッドに移さないと。」
奏P「えっ…?」
奏「ふふっ、なーんて。空っぽになるまで吸っちゃったら、もう二度と味わえなくなっちゃうもの。」
奏P「……で、本当はどれぐらいなんだ…?」
奏「そうね、今日は400mlぐらいもらっちゃおうかしら。」
奏P「400か…次の日キツイんだぜ…?」
奏「大丈夫よ、朝食は鉄分多めのメニューしてあげるから。」
奏P「はぁ…とんだところに転がり込んじまったもんだ。」
奏「運がなかったわね。」
奏P「いや、それは違うな……奏と出会えたのは俺にとってはこの上ない幸運さ。」
奏「……」
奏P「クソ映画の発掘に付き合わされるのだけは…キツイがな……」
奏「………」
奏P「……奏…?」
奏「ズルいわ…あなた。」
奏P「……褒め言葉?」
奏「褒め言葉よ。」
奏P「さてと、一思いにガブっとやってくれ…」
奏「…奏Pさん。」
奏P「ん…?」
奏「「究極の鮫」、必ず見せてあげるから。」
奏P「……楽しみにしてるよ。…首尾は?」
奏「上々よ。ふふっ、朝が楽しみだわ♪きっと美羽ちゃん、『ジョーズ』の事で頭がいっぱいに……」
翌朝 事務所 廊下
美羽「V8!V8!」
奏「?!」
美羽「V8!V8!」
奏(な、何で…?!亜季さんは私と一緒に『ブラックホーク・ダウン』を観た後仕事に行って……)
美世「あっ、奏ちゃんと美羽ちゃんだ!おはよっ!」
美羽「おはようございますっ!」
奏「おはよ………ん…?(もしかして……)」
美世「今日もフルスロットルで頑張ろうね!」
美羽「はいっ!……アレ?」
美世「?」
美羽「えっと…昨日美世さんに見せてもらった映画のタイトルが思いせなくて…」
奏「『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』!!(うっかりしてた…!!)」
美世「>>107」
おっ、奏ちゃん流石だね。
それより美羽ちゃん、映画に影響を受けすぎよ
安価把握
明日と明後日は私用のため投稿が夜のみとなると思われます
申し訳ありません…
お休みなさい
数多くのご意見をありがとうございます
今後の参考にさせていただきます
再開します
美世「おっ、奏ちゃん流石だね!それより美羽ちゃん、映画に影響を受けすぎだよ!」
美羽「エヘヘッ、何だか頭から離れなくって!」
奏「…ねえ、昨日美世さんは美羽ちゃんと……映画を見たの?」
美世「映画を見ようと思って視聴覚室に行ったら美羽ちゃんがいてさ、それでなんだかんだで一緒に見ようって話になったんだよね!」
美羽「だって、映画は一緒に見た方がえーが!」
美世「あははっ!もう、美羽ちゃんったら!」
奏「何本…?!何本観たの…?!」
ガシッ!!
美世「え、えっと…」
奏「いいから答えて!全部で何本観たの?!」
美世「3本だけど…」
奏「何と何と何?!」
美世「今話してた『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』と『TAXi』と『60セカン…』」
奏「あぁ……」ヨロッ…
美世「……奏ちゃん…?」
奏「卑怯よ、そんな名作を観せるなんて…!そんな名作を立て続けに観せられたら…っ……誰だって…!」クルッ!
奏「美羽ちゃん、今日の予定は?!」
美羽「は、はいっ!今日は朝からお仕事が…!」
奏「…っ…」スクッ タッタッタッタッタッタ…!
美羽「えっ…ちょっ…?!」
奏(私の…鮫が…!)タッタッタッタッタッタ…!
事務所 お魚同好会部室
???「……はぁ、ちょっとだけ自分の予想を外れることが起きた途端にこれれすか…そんなんじゃ釣れるものも釣れないれすよ。」
アクアリウム「………」
???「やれやれ、ボウズれすか。」
スクッ
???「ま、七海には予想できてたことれすけろ。」バサッ
釣りキャップ「……」
七海「釣り場を変えましゅかね。」
フルフル…ファサァッ…
七海「まったく…手間のかかる……」
クルッ スタスタスタスタ…
事務所 池 畔り
奏「サメ……サメ……サメ……」
サラサラ…
サメの絵が描かれた地面「……」
奏「今日は『オープン・ウォーター』を観てもらって…明後日は『ディープ・ブルー』を観てもらって……」
サラサラ
奏「美羽ちゃんがサメ映画に慣れてきなら『シャーク・ナイト』や『シャーク・アタック2』を観てもらって……それから『ディノシャーク』や『ゴーストシャーク』も観てもらって……」
サラサラ
タコの足が書き足されたサメの絵が描かれた地面「……」
奏「最終的には『シャークトパスVSプテラクーダ』ぐらいを……観てもらおうと思ってたのに……」
奏「>>123」
仕事ですかね?無理せず頑張ってくださいね。
……許さない、絶対に許さないから!
こうなれば……事務所の映画好きは全員血祭りに挙げる!
>>122
楽しい病院です…
胃薬が増えました……
奏「こうなれば……事務所の映画好きは血祭りに上げる!」ボキッ
木の枝「あべし!」
奏「亜季さんも伊吹も…美世さんからヘレンさんに至るまで…全員よ!」
スクッ!
奏「ふふふっ…どうしてこんな簡単な事を今まで思い付かなかったのかしら?」グググ…
奏「全員を血祭りにあげるとなるとそう簡単にはいかないけど…問題ないわ!私の鮫は『究極の鮫』だもの!」
奏「どんな抵抗もまるで意味をなさないの、どんなものも容易く・み砕かれるの、どんな攻撃も意に介さないの…ただ逃げるしかない!ふふふふっ!」
奏「そうと決まれば…!」クルッ
ヘレン「ヘーイ!」
奏「?!」ビクウッ!
ヘレン「カーニバルは好きだけど、そのお祭りは……あまり好みではないかしら。」
奏「あっ……えっ……えっと………」
ズサリ…ズサリ…ズサ…ガッ!
石「痛い。」
奏「きゃっ!」
ヘレン「短気は損気よ。」
奏「………へっ…?(あ、ありのままに起こった事を話すわ!石につまずいて転けたと思ったら、いつの間にかヘレンさんと池の畔りのベンチに座っていた…!)」
ヘレン「上を向かなければ空は見えないけれど、下を向かなければ足元の石には気付けない、そうでしょう?」
奏「……」
ヘレン「話をしましょう、若いヴァンパイア。あなたは私に用がある。」
奏「………あっ…ち、違うの…!!」
ヘレン「違う、何と?」
奏「そ、それは…あのっ…全員血祭りにあげるって言ったのは…!」
ヘレン「ノー、もうそれ以上の言葉は必要ないわ。」
奏「!!」
ヘレン「……」
奏(ど、どうしたら……)カタカタ…!
ヘレン「これについて話し合うのに必要なのものは…言葉ではなくてハートだもの。」スッ
奏「せ、せめて最期にもう一度だけ『ジュラシック・シャーク』を…!」カタカタ…!
ヘレン「奏、目を開けて前を見なさい。」
奏「目を……」
ヘレン「忘れ物よ。」
夜色の表紙のノート「……」
奏「……えっ…?」
ヘレン「>>131」
貴方は何も悪くないわ。あえて言うなら、今の貴方はチェーンソーとサメ映画の悪霊に憑りつかれているだけ。以前、響子や美玲がそうなったように……
ヘレン「貴方は何も悪くないわ。あえて言うなら、今の貴方はチェーンソーとサメ映画の悪霊に憑りつかれているだけ。以前、響子や美玲がそうなったように……」
奏「な、何を…?」
ヘレン「……」パチン!
奏「!」カクン……フラッ…パタリ
奏「う……ううん………」
ヘレン「………」
奏「サ……メ……」カクッ
ヘレン「…七海。」
七海「はいれす〜♪」ヒョコ
ヘレン「高くつくわよ?」
七海「理解してるれす〜、えへへ〜♪」
ヘレン「……あなたもまたそのステージにいるといるのね。」
七海「何のことれすか〜?」クビカシゲー
ヘレン「フフッ、それもまた答え。」
ヘレン「報酬に期待してるわ。世界レベルの私に相応しい報酬に。」
奏「……」フワ…
七海「ちゃ〜んともう用意してるれす〜。」
ヘレン「フッ、ナイス世界レベル。…行きましょうか。」
七海「行き先は〜?」
ヘレン「胸の羅針盤が示す先よ。」
奏「」
ヘレン「人は皆航海の途中、つまり、そういうこと。」
とある小部屋
奏「…ハッ!」 パチッ!
奏「確か…ヘレンさんに私には悪霊が憑いてる…とか言われて…ここは…?」キョロ…キョロ…
奏「…まるでホラー映画にでも出てきそうな…薄気味の悪い……」
小梅「捕まえた……」
奏「ひっ…!」ゾクッ!
小梅「>>139」
えいっ、(悪霊よ)無に帰って
小梅「えいっ……無に…帰って。」
奏「!」ダラダラ…
小梅「あれ…こ、この方法は…ダメ…みたい……」
奏「ね、ねえ……小う…」ダラダラ…
小梅「だったら……こっち。」
錆びた鉈「……」
奏「…め……ちゃ……」
小梅「えへ……奏さんの心臓は……どんな色…なのかな…?」
奏「………えっ…」
小梅「悪霊はね…し、心臓に取り憑く…から……」ジャキ…
小梅「大丈夫だよ…今から…清めてあげる……」ニヤリ…
奏「…っ?!」ヒヤ……
小梅「事務所の映画好きは……全員血祭り……なんでしょ…?だったら…」
スッ
小梅「奏さんも……血塗れに……ならなきゃ……えへ……血で…いっぱいに……」
奏「あっ…だ、だから…そう…言う……意味じゃ……(体が…動かない…!)」
小梅「えへ……えへへ……脳みそも……見なきゃ……」ブンッ!
奏「待っ……!」コツン
奏「………?!」
小梅「なんちゃって。」
奏「??」
小梅「入って、きて……」
ガチャ!
美羽「こんにちは、サプライズ矢口ですっ☆」ヒョコ
奏「………美羽ちゃん…?」
美羽「てってれー!」サッ
プラカード『ドッキリ大成功!』
奏「……ドッ……キリ……」
小梅「えへ……ごめん、ね…?」
奏「………」
映画同好会 部室
亜季「『究極の鮫をもたらす者』…配役は……ふむふむ…」ペラッ
夜色のノート「……」
小梅「究極の…サメ……犠牲者が…たくさん……」キラキラ…!
奏「うう……」
ヘレン「どうして私たちに隠していたの?」
奏「それは……」
七海「『ふと思いついたアイディアをノートに書いてたら…段々と熱が入ってしまって……』…れす〜♪」
奏「…!七海ちゃん…!」
ヘレン「…それで?」
七海「『気が付けば脚本から配役に至るまで全部書いちゃってて……でも…その……まだまだ人に見せられるようなものじゃなくて……』…れす〜。」
ヘレン「オーライ、だいたいわかったわ。もし私たちに見せるとしたら、美羽ちゃんの助けを借りて脚本をきちんと完成させてから、そう思ったのね?」
奏「……」コク…
美羽「それにしても、どうして私だったんですか?」
奏「>>147」
み、みうさめピョーンピョン♪……ダメ……?///
奏「み、みうさめピョーンピョン♪……ダメ……?」///
美羽「……」
奏「……」///カァァァァァ…
美羽「え、えっと…」
奏「一目惚れだったの…!」///
美羽「あー、一目惚…一目惚れっ?!」///
奏「あなたのサメの演技に…一目惚れしたのよ!」
美羽「そんな、私たち……ん、サメの演技?」
奏「衝撃を受けたわ…!美羽ちゃんこそが私のずっと追い求めていた『究極のサメをもたらす者』なんだって…!ああ…あの出会いをどんな言葉で表現したらいいのか…!」
美羽「あの…」
奏「?」
美羽「確かにサメの演技はしたことがありますけど、そんな奏さんの目に止まるような演技じゃ…」
奏「何を言ってるの?!」ガシッ!
奏「あなたは究極のサメになれる可能性を秘めた逸材なの!」
奏「演技が荒削りと言うのは否定できない事実だわ、鮫に対する理解も浅いのが理解できたし……でも、それを補って余りあるぐらいのものがあなたにはあった!」
美世「奏ちゃんって普段はクールだけど…」ヒソヒソ
七海「鮫と映画の話になると別人になるの〜♪」ヒソヒソ
奏「それは……そう!サメ映画に一番必要なもの…いいえ、映画に必要なもの!何だか分かる?」
美羽「演…」
奏「そう、エンターテイナーの精神!!」
美羽「まだ何も…」
奏「あなたのみんなを笑顔にしたい、楽しませたいと言う思いが…あのサメを演技から伝わってきたの!それに……えっと……!」
ヘレン「飲み込みが早くて努力家、自分にできることを常に全力で行なっている。」
奏「そう、そうなの…!そうなのよ、美羽ちゃん!」
美羽「あ、ありがとうございます…?」
ヘレン「>>154」
その心構えこそ世界レベルよ
安価把握
お休みなさい
まさか本家でもアイドルがチェーンソーを装備する日が来るとは……
再開します
ヘレン「その心構えこそ世界レベルよ。」 スタスタスタスタ…
ヘレン「世界は待ってはくれない、だったら世界と共に歩む、それが世界レベル。追い越しそうになってしまう時もあるけど。」スタスタスタスタ…
美世「追い越し!今車の話…!」
七海「してないれす。」
ヘレン「ヘーイ、みうさぎ!」スタ
美羽「へ、ヘーイ!」
ヘレン「ノン、ヘーイ!」
美羽「すぅ……ヘーイ!!」
ヘレン「グッド!口にしなければ相手には伝わらない、つまり、そう言うこと。」バッ!
奏・美羽「!!(なんて世界レベルなポーズ…!!)」
ヘレン「だから私も口にするわ。美羽、あなたが教えをもらった彼女、彼らの中で誰一人としてあなたを評価していなかった者はいなかったわ。」バッ!
ヘレン「そう、楓や瑛梨華たちの誰一人としてね!」バッ!
ヘレン「もちろん私も…」バッ!
ヘレン「フッ、ハッ、例外ではないわ!」バァァァァン…!
美羽「ヘレンさん…いえ、ヘレン師匠…!」ウルウル…
ヘレン「胸を張りなさい!」
小梅「胸を……」ペタペタ…
亜季「む?」
小梅「私だけ…ゾンビが食べる、とこ…少ない……」
ヘレン「あなたはまだ若木だからこそあらゆる可能性を内包している…何にだってなれるわ、あなたなら。」
美羽「師匠…」ウルウル…
ヘレン「あなたは何になりたいの?」
美羽「わたしは……!」ゴシゴシ クルッ
美羽「奏さん!わたしを鮫にしてください!」
奏「!!」
美羽「>>163」
私を世界レベルのサメにしてください!
美羽「私を世界レベルのサメにしてください!」
奏「…いいの?」
美羽「奏さんがわたしの想いを感じてくれたと言うなら…わたしも奏さんのサメに対する想いを感じました、世界レベルの!」
奏「……っ…」
ヘレン「これが彼女の出した答え、あなたの出す答えは?」
奏「…『究極の鮫をもたらす者』に…なってくれるの…?」
美羽「はいっ!シャーク矢口として…頑張らせてくださいっ!」
奏「あなたは……!」ギュッ…!
美羽「わわっ?!」
奏「最初から素直に頼んでればよかったんだ…ねえ、感謝のキスをしてもいい?」
美羽「!!」///
←蘇る前回のキスの記憶
奏「いいでしょう、一回ぐらいなら…」
チュッ
美羽「………あ、アレ…?」
奏「ふふっ、深いのがよかった?」
美羽「あっ、いや…!」///
奏「してもいいなら…したいぐらいに嬉しいんだけどな…?…もう1回…いや、2回ぐらいは…」
ヘレン「奏。」
奏「はーい♪」
美世(大胆だなぁ…)
亜季(これにも慣れましたな。)
小梅(美羽ちゃん…かわいい……)
七海(かわいいれす〜…どっちも♪)
奏「ごほん…鮫の道は…月明かりだけが照らしている夜道のようなものよ…それでも付き合ってくれる…?」
美羽「…は、はいっ!」
奏「…ありがとう。」
美羽「いえ☆」
奏「…いつから気付かれてたの…?」
美羽「エヘヘッ、実は気付いたのはついさっきのことだったり…」
亜季「私も作戦内容を知ったのはつい先程の事であります!」
美世「もっと早く教えてくれればよかったのに…」
小梅「み、みんなで考えた方が…きっといいのになる……って思う…よ…?」
「……」コクッ
ヘレン「私は最初から知っていたわ。」バッ!
ヘレン「何故なら私は……世界レベルだから!」バァァァァン…!
ヘレン「……と言うのは冗談で、七海に教えてもらっていたの。奏がビッグな事をやろうとしている、って。」
奏「えっ…」
七海「どうせ計画なんて失敗すると思ってたれすから〜♪」
奏「……」
七海「なーんちゃって、七海は七海ですることがあって…それをするためにはヘレンさんにどうしてもお話しなくちゃいけなくて……理由はどうあれ…秘密を守れなくて……ごめんなさい……」ウルウル…
奏「…!」
七海「約束…破っちゃって……」
ウルウル…
奏「き、気にしないから!それぐらい気にしないから…!」
七海「あっ、そうれすか。」ケロッ
奏「……やられた…」
七海「えへへ〜♪」
奏「あなたが恐ろしいわ…」
七海「褒め言葉れすか〜?」
奏「まあ…」
七海「>>172」
計画通りれすよ
七海「計画通りれす〜♪…七海のれすれろ。」
ヘレン「フッ、つまり七海も世界レベルだったと言うことよ。ヘーイ、エブリワン!あなたたちの答えは?」
亜季「ふふっ、コマンダーに従います!派手にドンパチ楽しみましょう!」
美世「カースタントは任せて!それから撮影に使うマシンの整備も!」
小梅「涼さんと…あの子も…って……血祭り…楽しみ…♪」
奏「???」
ヘレン「伊吹たちも是非参加させてほしいそうよ…監督。」
奏「監督…?」
ヘレン「企画は通しておいたわ。もちろんスタッフの手配や機材の準備も私の方で…ああ、必要なものの追加があったら遠慮はナッシング♪」
奏「……えっ…」
美羽「撮影開始はいつからですか、監督っ☆」
奏「……えっ…?」
七海「釣りにも映画を作るのにも準備は必要れしょう、準備も無しにどうやって作るつもりだったんれすか?」
奏「…だって…自主制作映画に……」
七海「自主制作映画なんかで『究極の鮫』を作れるとれも?」
奏「それは……」
七海「大物を釣るには大物用の仕掛けが必要れす。世界レベルの大作を作るのに必要なのは…」
ヘレン「世界レベルの撮影環境、つまり、そう言うことよ。」
美羽「もう一度言います、わたしを世界レベルの鮫にしてくださいっ☆」
奏「…!まさか…まさか…!」
ヘレン「フフッ、これを見なさい。」スッ
名簿「……」
奏「これは…?」
ヘレン「あなたへの協力を約束してくれた世界レベルのスタッフたちよ。」
奏「世界レベ……?!そんな……その道では名の知れた人たちが何人も…!」
ヘレン「これはドッキリではなくて…トゥルースよ。」
奏「どう…やって…?」
ヘレン「私を誰だと思っているの?…世界のヘレンよ!」バァァァァン…!
七海「最高の撮影環境でサメ映画を作ってみたいって言う人で大漁れした〜♪」
奏「サメ…私の…サメに……」
ヘレン「サメが大好きなのよ、みんな。」
奏「……っ…サメ…」ジワ…
美羽「奏さん?!」
奏「>>179」
生きててよかった……
安価把握
一時中断します
再開します
奏「生きててよかった……」
美羽(そこまでサメ映画のことを…)
奏「夢みたい…こんな……」
美羽「……」っハンカチ
奏「ありがとう…」フキフキ…
美羽「好きなんですね、サメ映画が。」
奏「ええ…」フキフキ…
奏「好きって言うより…愛してる、かな。ハンカチは洗って…」
美羽「いいですよ、そんな!」
奏「……そう…?」
美羽「はいっ!」ニコッ
奏「……悪いわね。」スッ
美羽「いえいえ!」ハッシ
奏「……」
美羽「どうしてそんなに好きなのか聞かせてもらったりとかは…?」
奏「理由付けならできるよ…でも、それは本当にただの理由付け。好きだから好き…そう言うものじゃない?」
美羽「…そうですねっ!わたしもどうしてみんなを笑顔にしたいのかってきかれたら、そう答えますっ!」
奏「ふふっ…」
美羽「エヘヘッ♪」
奏「さて…」クルッ…
奏「まだ夢にしか思えないんだけど…本当、なんだよね。」
ヘレン「もっと証拠が必要?」
奏「ううん、他の人から同じことを言われたら疑ったかもしれないけど、ヘレンさんはヘレンさんだから。」
ヘレン「フフッ、それで?」
奏「ありがとう…それから、私の映画作りに協力してください。」 ペコリ
ヘレン「……」
奏「……」
ヘレン「フッ、それを全員に対してやるつもり?」
奏「またドッキリを仕掛けられたらかなわないもの…小梅ちゃんは演技派すぎるのよ……」
小梅「えへへ…」
亜季「私たちを抜きにしてそんな面白い計画を推し進めていたのです、それぐらいはさせてもらわねば溜飲が下がらないであります♪」
奏「それに関してはごめんなさい。」
亜季「>>188」
悪霊が、というのは本当の話でありますがな。今頃はクラリス殿が悪霊の憑いていたチェーンソーをスクラップに変えている事でしょう
亜季「悪霊が、というのは本当の話でありますがな。今頃はクラリス殿が悪霊の憑いていたチェーンソーをスクラップに変えている事でしょう。」
奏「えっ…!」
亜季「ご心配なく、奏ちゃんの心配している物とは別のチェーンソーであります!」
小梅「お、おとといぐらいに…新しいチェーンソー…買ったでしょ…?」
奏「……ああ、あのチェーンソーが…!そう言えば…あのチェーンソーを買ってから無性に血が見たくて仕方がないような気がしていたような…」
小梅「うん…悪霊の仕業……あっ…し、心配はいらない、よ…?とっても弱い悪霊…だったから…」
奏「私とした事が…」
小梅「弱すぎて…気づけなかったんじゃ……ない、かな…?わざわざ祓うまでもないぐらい…だったから…」
七海(ほっといてもあと2、3日もすれば当てられて勝手に消えてたれしょうし。)
奏「はぁ…やっぱりチェーンソーは信用のできる物が一番ね、これからは怪しい物には手を出さないようにするわ…」
美世「安全性と信頼性には重点を置かなきゃ!」
奏「その通りだわ…そこそこ気に入ったデザインのチェーンソーだったのに…」
亜季「そのうちより良いデザインのチェーンソーに巡り合えますよ、これもまた経験と言うことで。」
奏「うん…肝に銘じとく。」
亜季「今のお気持ちは?」
奏「憑き物が取れたような気分…って言うのは当たり前かな、実際に取れたんだから。…映画を撮りたい気分よ、映画を。」
亜季「その映画とはどの様な?」
奏「パニック、ミリタリー、カーアクション、ホラー…その他諸々、それを全部ミキサーにかけたような究極のサメ映画よ。」スッ
奏「『究極の鮫』は軍隊と戦うの。」
亜季「よろしい、ならば戦争だ。」
スッ
奏「だけど幽霊だからどんな兵器も効果がないの。」
小梅「血祭り……」スッ
奏「主人公たちはそんな怪物に立ち向かわなければならない、そんな時に必要なのは…」
美世「車だよね!」スッ
奏「今朝は…その…サメのことしか考えられなくなってて…」
美世「不良品を掴まされるぐらい誰にだってあるよ。ちょっとびっくりしたぐらいだけだったし。」
奏「…ありがとう。」
美世「最高の映画にしようね!」
奏「ええ、みんなと一緒ならきっと…!」
七海「……」ジー…
奏「…魚の専門家の協力も受けられるようだし。」
七海「えへへ〜♪」スッ
奏「魚に興味を持ってくれる人が増えること間違いなしよ、約束するわ。」
七海「嘘ついたらハリセンボンれす〜♪」
奏「ふふっ、それは怖いな。えっと…」
ヘレン「この映画に関わる事になる者たちを代表して。」スッ
奏「…ナイス世界レベル。」
ヘレン「ナイス世界レベル、too♪」
奏「ふぅ……最後は…」
美羽「わたしですよねっ!よーし、円陣を組んでエンジンを…!」
七海「円陣は組んでないれす。」
美羽「…て、手を重ね…重ね…重ね………お、オーッ!」スッ
美世(ギャグが思い付かなかったんだ……ふふっ…)
美羽「>>197」
終わったらご褒美くださいね
お疲れさまです。ちなみに、>>1の好きなサメの映画とサメの怪人は何ですか?
と、とにかく、全員で最高のサメ映画を撮ろう!エイエイ・オー!
>>198
映画なら「ディープ・ブルー」
怪人ならサメモズーが大好きです
美羽「終わったらご褒美をくださいっ♪」
奏「…あら、気に入ってくれたんだ。」
美羽「…?」
奏「ふふっ…」
美羽「……!!」///カァァァァァ… !
奏「そらならいくらでもあげるわ、減るものじゃないし…何なら今からでも……」
美羽「き、キスじゃなくて…!」///
奏「ふふっ、冗談よ♪クランクアップしたら…みんなで旅行、って言うのはどう?」
ヘレン「それは楽しみね。」
亜季「異議なし!」
小梅「さ、賛成……」
「……♪」
美世「エンジンが温まってきた!」
奏「美羽ちゃんは…?」
美羽「…旅は芸の肥やしになりますか?」
奏「旅は人生を豊かにするわ。」
美羽「……」
奏「……」
美羽「トラベラー矢口、ご褒美の旅行を目指して頑張りますっ!」
奏「ふふっ…決まりね♪」
ヘレン「映画同好会withお魚アイドルの総力を上げた映画製作の始まりよ。ヘーイ、美羽、音頭を取りなさい。」
美羽「えっ、私より…」
奏「サメの映画だもの、サメが主役よ。みんな、異論はないでしょ?」
亜季・美世・小梅・七海「…」コクッ
奏「ね?」
美羽「……わかりました、任せてくださいっ!」
亜季「胸が高鳴りますな!」
美世「アクセル全開でぶっちぎるよ!」
小梅「…♪」ピョンピョン!
「……♪」
ヘレン「心までダンサブル…」
七海「お客さんをいっぱい捕まえるの〜♪」
奏「…みんな美羽ちゃんの言葉を待ってるわ♪」
美羽「はいっ!(すごい熱気…みんな真剣なんだ!…ここは……)」
美羽「みんなっ!」
奏・七海・ヘレン・亜季・美世・小梅「!」
美羽「すぅ……みんなでサメ映画を作り上げましゃーく!(渾身のギャグでさらに空気を温めて…!)」ドヤァ!
奏・七海・ヘレン・亜季・美世・小梅「……」シーン…
美羽「……」
奏・七海・ヘレン・亜季・美世・小梅「……」シーン…
「………」
美羽「…………ア、アレ…?」
みうさめ
サメ映画は何かとクソ映画と言われますが〜(中略)〜それで言うのですが、サメ映画はとんでもないクソ映画ばっかりです!(褒め言葉)
サメ映画には名作も多いのですが、サメがメガロドンだった場合は……
究極のサメ映画作りスタートです
ごった煮になりそうですが…
資料の確認と言う名のクソ映画マラソン
奏Pの受難は続きます…
全アイドルを登場させるまでは書き続けさせていただきます
面白いSSなどは書けませんが、少しでも面白いSSに近づけるように努力して参ります
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