男「童貞喪失したと思ったら」 (27)
男「全部、夢だったよ…」
男「悲しいなぁ」
後輩「なんで朝っぱらからそんなことを私に話すんですか」
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男「いやあ、ここまで十数年と短い人生だったけど」
男「ようやく童貞喪失できたと思ったんだよ?」
男「それが全部夢でした、とかもう誰かに話したくなるくらいには悲しいじゃん?」
後輩「いや私男性じゃないんでその悲しみ分かりませんから」
後輩「というか、それを誰かに話したかったんなら別に私じゃなくても良くないですか?」
後輩「ほら、友さんとかに話したらいいじゃないですか」
男「嫌だよ、そんな情けない事をぺらぺらと話すなんて男のプライドが許さない」
後輩「私に話してる時点で男のプライドもクソもないと思うんですけど」
男「まあ、とりあえずだ」
男「俺は夢の中でそれは美人でおっぱいのでかいお姉さんに出会ったんだ」
後輩「結局勝手に話し始めるんですね」
後輩「ていうか、おっぱい…」ツルペター
男「それでまあ経験なんて全くない俺はキョドったよ。大いにキョドった」
男「でもそのお姉さんは、緊張して固まっている俺に優しく手を差し伸べてくれたんだ」
男「後は、分かるな?」
後輩「いや、分かるな?じゃないですよ!」
後輩「大きなおっぱいだとか、年上のお姉さんだとか、そんな先輩の趣味なんてどうでもいいですよ」ツルペター
後輩「夢で体験したs○xをAVの無駄な前振りのあたりから聞かせるなんて、それただのセクハラですからね、訴えますよ!」ツルペター
後輩「というかそこまで喋って大切な部分を話さないなんてどういうことですか」ツルペター
後輩「下手なAVのプロモーションビデオ未満ですよ、ヘタレですか先輩は」ツルペター
男「なんだかんだでツッコミしてくれる後輩やさしい」
後輩「とりあえず褒めておけばいいって訳じゃないですからね、ふざけないでください」
男「あと地味にAVの前振りとか言っちゃう後輩むっつりかわいい」
後輩「」
後輩「というかですね、先輩は現実じゃありえないえっちなビデオやアニメの観すぎです」
後輩「ありえないですよいきなり見ず知らずの男のチ○コ触ってくる痴女とか」
男「……」
後輩「…先輩?」
男「……わかってるさ、そんなこと」
後輩「先輩…」
男「けどな、俺は経験値0、終わりもしなければ始まってすらいない童貞なんだよ!」
男「そんな童貞の夢を語って何が悪い!」
後輩「…うわぁ」
男「年上への憧れがあって何が悪い!」
後輩「…」
男「巨乳への欲望があって何が悪い!」
後輩「…」
男「ましてやそんな夢みたいな妄想に手を伸ばすことの何が悪いんだ・・」
後輩「…あの、先輩」
男「なんだよ…通報でもするか?」
後輩「私、先輩より年上でもなければおっきいおっぱいなんて持ってませんけど…」ツルペター
男「…え?」
後輩「それでも構わないって言うんなら、私
ーーーーーーーーーーーーー
…ピピピ
男「…」
ピピピピピピピピピピピ!!
パシツ
男「結局夢かよクソが!!」
終
修正
>>10
男「ましてやそんな夢みたいな妄想に手を伸ばすことの何が悪いんだ・・」
↓
男「ましてやそんな夢みたいな妄想に手を伸ばすことの何が悪いんだ!!」
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