【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック ソロ-2【オリジナル】 (1000)


ごくごくありふれた剣と魔法のファンタジー世界
その世界には多種多様のダンジョンが存在します

あなたは様々な理由によりそこへ踏み入る事となりました
与えられた能力と知恵を駆使し、攻略を目指しましょう


情報まとめ http://seesaawiki.jp/dungeon_attack/

前スレ 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック ソロ-1【オリジナル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454575105/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455696227


■ 能力値に関して


【筋力】 物理的攻撃の威力、力技による障害物の除去、などに影響
【耐久】 身体的被害の大きさ、疲労や毒物への耐性、などに影響

【敏捷】 攻撃などの回避、軽業の成功率、などに影響
【感覚】 気配の察知、直感による危険の予知、五感の鋭さ、などに影響

【知識】 魔物やアイテム、その他希少な種族や言語等に関する所持情報量、などに影響
【意志】 恐怖や逆境への耐性、一般的に忌避される行為の実行、などに影響

【魔力】 魔法の習得、マジックアイテムの運用、などに影響
【幸運】 様々な被害の軽減、不運な出来事の回避、などに影響


■ ルール説明

1)
HP・MPといった物は数値化されません
現在あなたがどれ程弱っているかは描写から想像して下さい

2)
様々な判定は所謂 【下方ロール】 にて行われます
コンマ下一桁が対象の能力値を下回った場合、成功として扱われます
ただし能力値は現在負っている身体的・精神的被害の度合いなどでマイナス補正がかかる場合もあります

能力値と同値の場合はかろうじて成功した扱いとなり、判定が連続する場合は次回判定にマイナス補正がかかります
また、出目が0の場合はファンブル、1の場合はクリティカルになり、結果が極端化します
かろうじて成功とファンブル・クリティカルが重複した場合は、かろうじて成功が優先されます

3)
あなたには3回のコンティニュー回数が与えられています
コンティニュー地点は任意では選択できず、死因となった出来事を確実に回避できる時点まで自動で巻き戻ります
コンティニューによって発生する判定や展開でのデメリットは存在しませんのでご安心下さい
また、コンティニュー後は無限ループ発生防止のため、死亡前と同じ行動は制限されます

4)
様々な行動の際、常識的に考えて当然行われるべき行動は自動的に実行されます
例えば、一切明かりの存在しない暗闇を調べる場合、ランタン等を所持していれば自動的に使用します
これらの自動使用は行動時の宣言であえて制限する事も出来ます(例:明かりを使わずに闇の中を調べる)

5)
明確に自殺以外の何物でもない行動は行えません
その手の行動が指定された場合は無効化され、安価下として扱われます
例:切腹する、固定したロープを首にかけて段差を飛び降りる、など
ただし、特定の状態異常中においては可能となる場合があります

6)
安価で 【作戦会議】 が宣言された場合、最長15分間、安価が停止されます
参加者で自由に意見交換を行って下さい

7)
その他、ルールに関する質問がある場合は極力回答します


■ 現在のあなたのステータス


◆ 男性 / 23歳


◆ 能力値

【筋力】 3  【耐久】 4
【敏捷】 8  【感覚】 2
【知識】 .10  【意思】 1
【魔力】 4  【幸運】 4


◆ 神の祝福

【進化する魂】

試練の神による祝福。
あなたは難行を乗り越える度に成長する。


◆ 職業

【学者】

知識を用いた判定が成功した場合、追加の情報を獲得できる。
低級かつ一般的なアイテムの鑑定が自動的にクリティカルになる。


◆ 性格

【好奇心旺盛】



◆ 所持品一覧

【鉄製の短剣】
【魔鉄製の短剣】

【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】
【忘却の護符】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】

【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】


■ 所持品詳細


◆ 鉄製の短剣

斬撃 / 刺突

基礎攻撃力 : 2
基礎防御力 : 2

命中補正 : 3
加工補正 : 1

刃渡り30cm程の短剣。
武器としては護身用の域を出ないが、扱いやすい。
物品の加工にも利用出来る。


◆ 魔鉄製の短剣

斬撃 / 刺突

基礎攻撃力 : 3
基礎防御力 : 2

命中補正 : 4
加工補正 : 1

刃渡り30cm程の短剣。
扱いやすく、素材が良質であるため武器としてもそれなり。
物品の加工にも利用出来る。


◆ 鉄製の小盾

基礎防御力 : 4

回避補正 : 0

手に持って扱う丸い盾。
作りは粗末だが、十分な性能。


◆ 雨除けのケープ

基礎防御力 : 1

回避補正 : 0

旅装として一般的なフード付きマント。
雨を通さないよう、醗酵させた果実の汁と蜜蝋による防水加工が施されている。
やや硬く着心地が悪いのが欠点。


◆ 旅人のローブ

基礎防御力 : 1

回避補正 : 1

一般的なローブ。
防具としての能力は無いに等しいが、動きやすい。
通気性に優れ快適。


◆ 革製の手袋

基礎防御力 : 2

回避補正 : 0

フィールドワークのお供に。
丈夫で長持ち。


◆ 革製のブーツ

基礎攻撃力 : 1
基礎防御力 : 2

命中補正 : 1
回避補正 : 1

フィールドワークのお供に。
丈夫で長持ち。


◆ 忘却の護符

基礎防御力 : 5

忘却の神の聖印が刻まれた木製の護符。
精神や魂に対する直接的な攻撃を防御出来る。
この力は信仰心によって強化されるが、無信心者であっても一定の効果が見込める。


◆ 大型ヒップバッグ

基礎防御力 : 3

回避補正 : 0

ベルトで腰の後ろに固定する、革製の頑丈なバッグ。
丈夫で長持ち。

このアイテムに一定以上のダメージが与えられると、所持品に破壊判定が発生する。


◆ 堅焼きビスケット

穀物を練り固めて焼いた食料。
味はそこそこ程度であるが食感が良く、冒険者の間では割合人気。
一つで半日は腹持ちするだろう。


◆ 干し肉

乾燥させた肉。
塩気がややきついが、肉食系冒険者に人気がある。
食事の際、水を多く消費する。
一つで半日は腹持ちするだろう。


◆ 水袋

水を持ち運ぶための、革製の袋。
一杯まで満たせば三日分にはなるだろう。


◆ ポーション

良質の薬草と少量の魔力を用いて作られる薬品。
傷にかければ消毒、血止め、治癒促進の効果がある。
また、飲み込む事で疲労を回復する事も出来る。


◆ 小型のランタン

携帯用の照明器具。
小型のため、長距離を見通すには不安が残る。
簡単な仕掛けで火打石を叩き、着火する方式。


◆ 獣脂

掌にすっぽり収まる程度の、固形の燃料。
とにかく安いが、かといって品質が悪いわけではない。
一般的なランタンを三時間ほど灯せるだろう。


◆ 携帯用調理器具

フィールドワークのお供に。
最低限の調理が出来るだろう道具の詰め合わせ。


◆ 地図用羊皮紙

地図を描くのに丁度良い大きさと形の羊皮紙。
予備も含めて十分な数がある。


◆ 鮮血蜥蜴の劇毒

麻痺毒。
呼吸器系にのみ強力に作用し、呼吸困難による死を齎す。
死亡までの苦しみが大きい事から、報復を目的とした暗殺に多用される。


◆ 異形の甲殻の欠片

魔力を遮断する能力を持つ甲殻の欠片。
小さいために防御手段とするには難しいが、その性質自体には何の遜色も無い。


◆ 壁の欠片

砕かれた壁の欠片。
特別な能力は持たない。


■ 前スレラスト


"さて、お前には褒美の言葉を並べてやっても良いのだがな。
 生憎と私もそう暇ではない。
 用件だけを手早く済ませるとしよう"


神は透き通るように白い掌を持ち上げ、掲げ持った慈悲を差し出すように、あなたに示す。


"お前が今望む物を言うが良い。
 今この場で、それを与えよう。

 ただし、代価はお前の才である。
 良く考える事だ"


神はあなたへと語った。
才能を代価として、あらゆる物を与えると。




※ 詳細 ※

能力値を代価として、あらゆるアイテムを神に要求する事が出来ます。

欲しいアイテムを指定した後、交換に必要な能力値の総計が示されます。
交換する場合はどの能力値を減らすかを具体的に指定。

交換を取り止めた場合は何も減りませんが、別のアイテムを指定しなおす事は出来ず、イベント終了となります。


※ 以下、候補として上げられた二種のアイテムと一柱の神を表示します。



■ リング・オブ・テレポーテーション

対価 : 能力値 7

アーティファクト。
人の手では決して生み出せないとされる、最高品質のマジックアイテム。


◆ 特殊能力

【不壊】

このアイテムは、神の加護による絶対的な破壊への耐性を持つ。
同等の力を持つ神の一撃以外に、一切の破壊手段は存在しない。


【次元移動】

このアイテムは、着用者を空間転移させる事が出来る。
移動距離は無制限だが、迷宮の入り口か、もしくは事前に設置しておいた基点にしか移動出来ない。
この能力は一日に一度だけ使用可能。


■ ラビット・テイル

対価 : 能力値 6

アーティファクト。
人の手では決して生み出せないとされる、最高品質のマジックアイテム。


◆ 特殊能力

【不壊】

このアイテムは、神の加護による絶対的な破壊への耐性を持つ。
同等の力を持つ神の一撃以外に、一切の破壊手段は存在しない。


【ラッキースター】

このアイテムは、着用者の幸運の能力値を常に10に固定する。
この能力が有効な限り、能力値自体にダメージを与えるあらゆる技能を無効化する。


■ 試練の神

◆ 女性 / ????歳

◆ 能力値

【筋力】 権能により数値化不能
【耐久】 権能により数値化不能
【敏捷】 権能により数値化不能
【感覚】 権能により数値化不能
【知識】 権能により数値化不能
【意思】 ?
【魔力】 権能により数値化不能
【幸運】 権能により数値化不能


◆ 特殊能力

【大神権限】

このキャラクターは、世界の法則を自由に変更出来る。


◆ 対価

全能力値を代価として挑戦出来る試練への勝利。
この試練における判定では、最低限の成功率は絶対に確保される。


あと追記。

前スレで神の容姿の質問がありましたが、神は肉の体に縛られないため、自身の姿を変更できます。
あなたが神の所有権を獲得できれば、自由に改変可能です。



>>↓ 【18:07】 以降 三票先取


交換するアイテムは 【ラビット・テイル】 に決定されました。

次に、代価として支払う能力値を決定します。


>>1  話し合いは必要ですか?

↓1の間違いでした、すみません。

【18:29】 までどうぞ。

神様に処女膜は残ってますか?

さりげに知識や敏捷といった大事なステータスの低下が起こらなくなるってのも大きいな

危険は全て幸運と知識で回避できるから戦闘用ステータスは捨てて良いと思う

...せっかくだし向こうの貴女でも予定しているifendみたいなので神様が欲しいを選んだ場合もみたい

>>54
この世界の神は性交を必要としません。
というかそもそも誰かが所有権を獲得して命じでもしない限り、肉の体を持とうとしません。
つまり現時点では、処女非処女以前に穴もない状態です。


では時間です。


>>↓1-3  捧げる能力値候補を指定して下さい。


候補が一つだったので決定します。


>>59
じゃあ折角なのでやってみますか。
クリア後に、ここまで戻って挑戦判定→そのままクリアしたらどうなるか、ぐらいで。



では獲得アイテムが決定されたので、向こうのスレに移ります。
少し休憩して19時開始という事で。
お付き合いありがとうございました。


■ 現在のあなたのステータス


◆ 男性 / 23歳


◆ 能力値

【筋力】 1  【耐久】 1
【敏捷】 8  【感覚】 1
【知識】 .10  【意思】 1
【魔力】 4  【幸運】 10


◆ 神の祝福

【進化する魂】

試練の神による祝福。
あなたは難行を乗り越える度に成長する。


◆ 職業

【学者】

知識を用いた判定が成功した場合、追加の情報を獲得できる。
低級かつ一般的なアイテムの鑑定が自動的にクリティカルになる。


◆ 性格

【好奇心旺盛】



◆ 所持品一覧

【鉄製の短剣】
【魔鉄製の短剣】

【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】
【忘却の護符】
【ラビット・テイル】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】

【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】


今晩は18時位の開始になります。
よろしくお願いします。


すみません、ちょっと予定が狂いました。
19時でお願いします。


確かにおかしな話。
ルールを一部改定します。

自動成功及び自動失敗の場合でも、一応判定は行うようにします。
自動成功の場合はクリティカルが、自動失敗の場合はファンブルが出た場合のみ、結果が変動します。


あなたは悩みに悩んだ末、幸運を願った。
魅力的な考えが幾つも頭を過ぎりもしたものの、今の自分に必要なものは運だと確信したのだ。

世の中運さえあればどうにかなる。
そんな事を言っていた同僚が居たのを、あなたは思い出した。
同感であった。
運良く神の加護なんて物を受け取ったために、一時とはいえあの楽園に足を踏み入れる事も出来たのだから。


"……ふむ、そうか。
 何やら邪まな思念を感じもしたのだが、気のせいだったかな"


僅かに心臓が跳ねる。
神の気のせいでは全く無い。
大神のみが持つ全知の権能は、あなたにとって余りにも魅力的だったのだ。
目の前の神を自分の物に出来れば、それが丸ごと手に入る。

あなたの所有権が欲しい。
そんな不敬極まる言葉を、神に投げかける寸前で飲み込めたのは奇跡に近い事だった。


"望み通り、お前には幸運を与えるとしよう。
 上手く使うと良い。

 では、代価を頂くぞ"


そう宣言すると、神は一本の槍をどこからともなく出現させた。

その穂先は酷く禍々しい。
五つの刃は生者を憎む亡者の指のようだ。
血を思わせるような赤黒い刃には幾重にも返しが付けられ、絶対に獲物は逃がさぬと無言で語る。

強烈すぎる悪寒に身を引こうとした時には、もう遅い。
投擲の姿勢など全くなかった。
だというのに槍はいつの間にかあなたへと到達し、その胸を抉っていたのだ。


"あぁ……良いな、実に良い。
 やはり、お前の魂は素晴らしい美味だ"


絶叫を上げ、苦痛に身を捩るあなたへと、清らかな神の声が降る。
神の居城での記憶は、それを最後にぷつりと途絶えた。


【0:30】


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300099.jpg

◆ = 現在位置



そうして、あなたは暗い迷宮の中で目を覚ました。
床に横たわっていた体を起こし、頭を振る。

今のは夢だったのか?

疑問を抱くあなただったが、すぐに現実に起こった事であると気付くだろう。
証明となる物は二つ。

まず一つは臀部から感じる違和感だ。
何かが服の中に入っており、窮屈さを感じさせている。
……手を突っ込んで調べてみれば、どうやら尻尾であるらしい。
完全に肉体と繋がっており、引き剥がすには苦痛を伴うことは疑いようがない。

兎の尾には幸運をもたらす力があると言われている。
知識の権化たるあなたも、当然知っている事だ。
だからといって本当に生やすとはどういう了見なのか。

あなたは、自身の信仰する神の頭に、僅かな不信を抱いたかも知れない。


そしてもう一つ。


ガラン、と通路に音が響いた。
手に持っていた盾が、床に落ちた音である。

落とした理由は実に単純だ。
今のあなたにとって、鉄で作られた盾は重すぎたのだ。
拾い上げて構えてみるも、腕は頼りなく震えている。

盾だけではない。
腰に括りつけた荷物袋も、あなたの体に負担をかけている。
これでは歩き回るだけでも疲労は避けられまい。

まるで幼子のようだ。
いや、それよりも更に酷い。

筋力は失われ、体力は欠片も残らず、目も耳も鈍い上に、生来心も弱いと来ている。

今や、あなたは病人にも等しいという事を、強く自覚する必要があるだろう。


あなたは今にも倒れそうになる体を必死に支えて、周囲を見回した。

一度意識の断絶があったためだろう。
魔力視が途切れ、周囲の闇を見通す事は難しい。
まして、人類という枠組みの中で最底辺の視力しか持たないあなたでは尚の事だ。



>>↓1  どうする?


ともかく、まずは視界を確保しない事には始まらない。
あなたは光を灯すか、魔力を可視化させるかを僅かに悩み、後者に決定した。
燃料には限りがある以上、妥当な判断である。



>>↓1 コンマ判定 【魔力視の発動】

魔力 4
覚醒 3

目標値 7


【魔力視の発動】

目標値 7  出目 8

失敗……



しかし、あなたの魔力制御は失敗に終わった。
急激な肉体の変化が、精神にも影響を及ぼしたのだろうか。

止むを得ず、あなたは短剣を掲げ、遠隔視の魔法を発動させる。
こちらは何の問題もなく成功し、自身の周囲を明確に描き出した。

魔法による視覚は全方位に及ぶ。
それによって自身の顔を見る事となったあなたは、頬がこけている事に気付くだろう。
また、体型が細くなっている事にも。
意識してみれば、服のサイズが微妙に合わず、ずり落ちようとしている。

しかし、最早どうしようも無い。
代償を払って手に入れた幸運が補ってくれるよう、それこそ神に祈るだけ。
あなたは溜め息一つで諦め、周囲の確認を行った。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300099.jpg

◆ = 現在位置


目の前には地下へと向かって伸びる階段がある。
葉脈は変わらず続いており、あなたにも容易に見通せた。
途中で踊り場を挟み、180度曲がっているためにどこまで続いているかは分からないが、目に見える範囲に異常は無い。

南北の通路も、少なくとも魔力を持つ何かは居ない。
北はすぐに西へ折れ、南はひたすら真っ直ぐ。
南側は恐らく、今まで通ったどの通路よりも長い。
距離がありすぎるために、現時点では終点は不明だ。



>>↓1  どうする?


あなたは階段を降り、地下へと踏み入ると決定した。

音を響かせないよう、一段ずつ慎重に進んでいく。
どうやら、かなりの長さのようだ。
一つ目の踊り場までは三十段ほどあった上に、先を覗けば更にもう一つ踊り場が見える。

あなたは、怪物に追われていた場合の逃走経路に階段を選ぶべきではないと考えた。
自身の体力を考えれば、途中で力尽きて手ごろな餌と成り果てるのは余りにも明白だ。


踊り場は、計四つにも至った。
長い階段を抜け、あなたはようやく平らな通路へと辿り着く。


【0:45】


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300120.png

◆ = 現在位置



新たな階層も、やはり様子に変化は無い。

通路の広さは今まで通り、大の大人が二人、両手を広げてすれ違っても大きく余裕が残る程度。
高さもおおよそ同じで、断面図として考えれば正方形のままだ。
その全面を葉脈が覆い、淡い魔力を纏わせている。


通路は南北に伸び、それぞれすぐに折れている。
先はどうか分からないが、見える範囲には異常は感知できない。



>>↓1  どうする?


あなたはまず、北を調べる事とした。

無論、歩行は慎重に、音を立てないように留意しつつだ。
階層を隔てたとしても同じ迷宮である。
あの不可視の怪物が存在しないとは考え難い。

角から短剣だけを差し出し、魔法の視界を用いて、先を探る。


>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】

幸運 10

目標値 10


【不運の回避】

目標値 10  出目 4

通常成功



どうやら何も居ない。
時間をかけてそう確認したあなたは、角を越えて進んだ。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300133.png

◆ = 現在位置


通路はすぐに二つに分かれる。
それぞれどのような道になっているか、あなたはそっと窺った。

南側は、何やら妙に暗くなっている。
葉脈が存在しない訳では無い。
だが含まれる魔力の量が格段に目減りし、魔力視による視界にも影響しているようだ。

西側は、別段特徴は無い。
今まで通りの普通の通路である。

そのどちらにも、動くものは見当たらない。



>>↓1  どうする?


視界の利かない南と、今まで通りの西。
どちらを選ぶかと言われれば、当然西だろう。
あなたはそう決定し、道を進む。



【1:00】


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300145.png

◆ = 現在位置



が、どうやらこちらも何の問題も無いとは言えないらしかった。
上の階層にもあった壁の傷跡である。

南と西に分かれた道は共に傷だらけ。
葉脈は無残に削られ、その数を大きく減らしている。
必然的に光は少ない。
今はまだ完全な闇に包まれてはいないが、先がどうかは怪しい所だ。



>>↓1  どうする?


あなたは、短剣とは逆の手を掲げ、指先に魔力を集中し、眩く輝く光球を生む。
それをそっと頭上に移動させ、周囲を照らす光源とした。

この先は、魔力視だけでは視界を確保できない可能性がある。
奇襲や罠の危険に備えるためには、光が必要だろう。


明るくなった通路は、その詳細をあなたに見せる。
やはり上層と同じだ。
砕けた壁の欠片がそこら中に飛び散っている。
そもそも床が削られているのも合わせれば、走り抜ける事は難しいだろう。

その中を、あなたは慎重に、西へと進んでいく。



>>↓1 コンマ判定 【隠密】

敏捷 8

足場 -2

目標値 6


【隠密】

目標値 6  出目 7

失敗……



その時、あなたは足の置き場を間違えてしまった。
不安定な箇所を僅かに揺らしてしまったために、ごく小さな山を構成していた欠片が転がり落ちる。

静かすぎる迷宮の通路に、乾いた音が響く。



……しかし、何も起こらない。
あなたは安堵の息を吐き、固まった体から力を抜いた。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300157.png

◆ = 現在位置



西へ向かう通路の半ばで、あなたは前後をしっかりと確認した。
やはり何も居ない。
明るく照らされた通路は何も変わらず、再び訪れた静寂のみを湛えている。



>>↓1  どうする?


あなたは慎重に、歩みを再開した。
二度目の失敗が無いよう、足元をしっかりと確認しながらだ。
その甲斐はあり、無音のまま角の手前まで到着する。

角の向こうは、覗きこまない限り詳細不明だが、どうにも傷の数が増えているように思える。
光球を生み出していなければ、完全な闇だったろう事は予想できた。


現状、あなたに知覚できる異常は存在しない。
自身の鼓動以外に音は無く、魔力の光は葉脈のみ。
そして、何かが眼前に飛び出してくるような事も無かった。



>>↓1  どうする?


あなたは、一歩を踏み出した。





……愚かしくも、一度の安堵で薄まった警戒心もそのままに。
あるいは、新たに得た自身の幸運を過信でもしていたのだろうか。

あなたはこの迷宮の魔物達は視覚を逃れる手段を持っていると知っていたはずだ。

互いに食い合う彼らの索敵手段も視覚以外となる。
最も手軽なのは耳と、そして鼻だろう。
触腕の怪物以外に鋭い聴覚を持つ魔物が居る可能性は、十分にあったのだ。


そう、例えば。
音を発した生物を獲物に定め、気配を殺して待ち構える、などといった性質の魔物が。



>>↓1 コンマ判定 【危機感知】

感覚 1

不意 -3

目標値 -2


※ 確定失敗判定  ファンブルの場合のみ結果が変動します


【危機感知】

目標値 -2  出目 5

通常失敗



◆ 追加判定


>>↓1 コンマ判定 【被害箇所の選定】

幸運 10

目標値 10


>>↓2 コンマ判定 【物理的被害の軽減】

耐久 1

?? -5

目標値 -4


【被害箇所の選定】

目標値 10  出目 7

通常成功


【物理的被害の軽減】

目標値 -4  出目 7

通常失敗


油断の代償は即座に支払われた。
角の先、何も無いように見える通路へ進もうと足を踏み出した瞬間の事だ。

足元で何かが動いた。
全方位の視覚を獲得している今のあなたならば、それが何かは分かっただろう。
壁の欠片と同じ色をした、数個の極小の鏃だ。

あなたに捉えられたのはそこまで。
突如、鏃は凄まじい勢いであなたの太腿を目掛けて飛び上がったのだ。
顔を驚きに歪める暇すら無い。
鋭利すぎる先端を肉に突き刺した鏃達は、筋肉を抉って体内に潜り込もうと身を捩らせる。


激痛は、比喩すら不可能な鋭さをもってあなたの精神を切り刻む。
絶叫を上げようが、転げ回ろうが、何の慰めにもなりはしない。
そもそも悶え苦しむ暇など有り得ない。
鏃達があなたの脚を食い破るまで、僅かの猶予も無いだろう。



>>↓1  どうする?


【22:25】 までどうぞ。

今夜だっけ?


>>151
夜です。
【1:15】ですね。


時間です。


>>↓1  どうする?


あなたは気が狂いそうな激痛の中、一つの閃きに身を任せた。

鏃は床から飛び出した。
目には見えないが、もしそこに本体が居り、今も蠢き続ける鏃を操作しているならば?

咄嗟に、あなたは短剣を投げ付けた。

どうかそこに居てくれ。
これで死んでくれ。
そう、必死で祈りながら。





……しかし、あなたの願いが叶う事は無かった。

短剣は虚しく床を叩き、乾いた音を立てて転がるだけ。
何の成果も生まずに終わる。


あなたの行動の直後、鏃はついに完全に肉を食い破り、動脈にまで達した。
血管が断ち切られる音を、あなたは聞いたかも知れない。
大量の血液が噴出し、通路を赤く染めていく。

が、それは一瞬の事であった。
すぐに出血は収まり、更に痛みさえ引いていく。
何故だと手で触ってみれば、太腿からは傷すら無くなっている。


勿論、それが救いである訳も無い。

異変はすぐに訪れた。
全身の力が失われ、あなたは床に倒れこむ。
強かに顔面を打ちつけ、盛大な音が響いただろう。

しかし、その音をあなたは聞き取れなかった。
更に痛みまでも感じない。
立ち上がろうという意思を送るも、手足はピクリとも動かない。

その原因を探る時間すらも、あなたには残されていなかった。
最後に一つ、体を大きく痙攣させると同時に、意識は永遠に溶けて、消えた。



……しばしの時間の後。
あなたの体はゆっくりと立ち上がった。

その動きは奇妙極まりない。
意思の働きという物が一切感じられず、まるで糸で吊られた人形のようだ。
顔を見ればなお酷い。
眼球は虚ろに天を向き、半開きの口からは涎が漏れている。

そのまま、あなたは通路を北へ、足を半ば引き摺る無様な態で進んでいった。

その後どうなったかは、最早誰も知る事は無いだろう。





DEAD END


キリ良く死んでしまったので、今日はここまでで。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

ラストコンティニューは音を立てる前の>>123からになります。


◆ 所持品一覧

【鉄製の短剣】
【魔鉄製の短剣】

【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】
【忘却の護符】
【ラビット・テイル】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】

【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】



◆ 現在の獲得成果

【魔力の覚醒】
【異形の脚の生態を一部解明】
【未発見の魔物(不確定名 : 歪曲ヤスデ)を目撃】
【未発見の毒を目撃】
【迷宮の主の情報を一部取得】
【アーティファクトの獲得】

【????に関する情報を一部取得】


今晩は18時位からの開始予定です。
コンティニュー地点は>>123です。
よろしくお願いします。


そろそろ開始していきますね。
よろしくお願いします。


■ 残りコンティニュー回数 【 1 → 0 】

※ 次回死亡するとゲームオーバーとなります ※



視界の利かない南と、今まで通りの西。
どちらを選ぶかと言われれば、当然西だろう。
あなたはそう決定し、道を進む。



【1:00】


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300145.png

◆ = 現在位置



が、どうやらこちらも何の問題も無いとは言えないらしかった。
上の階層にもあった壁の傷跡である。

南と西に分かれた道は共に傷だらけ。
葉脈は無残に削られ、その数を大きく減らしている。
必然的に光は少ない。
今はまだ完全な闇に包まれてはいないが、先がどうかは怪しい所だ。



>>↓1  どうする?


あなたは南の道を選び、進む。

葉脈が削られた通路は、やや薄暗い。
完全な暗闇ではないためにまだ灯り無しでも移動出来るが、もし傷跡がこれ以上増えれば難しいだろう。

また、足元は瓦礫だらけで酷く歩きにくい。
大小の壁の欠片が無数に転がっている。
全てを避けて歩くのは、酷く神経を使う作業だった。



>>↓1 コンマ判定 【隠密】

敏捷 8

足場 -2
薄闇 -2

目標値 4


【隠密】

目標値 4  出目 9

失敗……



その時、あなたは足の置き場を間違えてしまった。
不安定な箇所を僅かに揺らしてしまったために、ごく小さな山を構成していた欠片が転がり落ちる。

静かすぎる迷宮の通路に、乾いた音が響く。



……しかし、何も起こらない。
あなたは安堵の息を吐き、固まった体から力を抜いた。


いつものロダがアクセス集中で使えず手間取っています。
少々お待ち下さい。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747077.png

◆ = 現在位置



南へ向かう通路の半ばで、あなたは前後をしっかりと確認した。
やはり何も居ない。
薄暗い通路は何も変わらず、再び訪れた静寂のみを湛えている。



>>↓1  どうする?


あなたは通路の中央で、冷静に考えた。

確かに、今は何も居ない。
だが本当に、音を聞いた者は居なかったのだろうか?

脳裏に、角の向こうで凶器を構える異形の魔物が描かれる。
もし、今の音が何かに届いていたとしたら?
通路の先で、それが待ち伏せていない保証はあるのか?


あなたはそっと踵を返し、北へ体を向けた。

無理をするべき所ではない。
道は他に幾らでもあるのだ。

それに、この迷宮では昼の間は魔物が沈静化するのではないかという予想も付けられる。
最上位の捕食者たる主を避けるため、魔物達は大人しく休眠するはずだ。
逆に言えば夜である現在は活発化していると思われる。
僅かなミスが命取りになる、危険な時間なのだ。
慎重に慎重を重ねてもまだ足りない。


【1:15】


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747107.png

◆ = 現在位置



あなたは慎重に、歩みを再開した。
二度目の失敗が無いよう、足元をしっかりと確認しながらだ。
その甲斐はあり、無音のまま三叉路の手前まで到着する。



>>↓1  どうする?

質問
音は地図でいうどこまで響いたのか教えてはくれますか?
しっかり西の方まで響いているみたいな


>>209
具体的な位置までは不明です。
ただ、周囲は現在、非常に静かです。
小さな物音でも遠くまで届いたでしょう。


あなたは視点の中心となる短剣を掲げながら、ゆっくりと進む。
決して音を出さないように、一歩一歩慎重に。

そうして、三叉路の中に踏み込んだ時、視界の隅に何かを発見した。
震えそうになる体を必死に抑え、その正体を確認する。


それは、床に落ちる小さな欠片のように見えた。

場所は西へ向かう通路の突き当たり付近だ。
距離があるために詳細な姿までは見て取れないが、可視化された魔力が青く纏わりつき、その存在を教えている。
欠片は、じわりじわりと、床を静かに這ってあなたへと向かってきている。
速度は遅く、到達までには相当な時間がかかるだろうが、それが脅威でないとはとても思えない。


あなたは歩みを再開し、曲がり角の手前まで逃げるように移動した。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747145.png

◆ = 現在位置



角の向こうに短剣を差し出し、索敵を行う。
映る物は何も無い。
ただ葉脈が、通路の形を青く浮かび上がらせているだけだ。



>>↓1  どうする?


【19:22】 までどうぞ。


時間です。


>>↓1  どうする?


あなたは遠隔視の基点である短剣を掲げ、階段を目指した。
その途中、この魔法の利便性に改めて感謝しながら。
自動的に魔力視も同時に行える魔法が無ければ、索敵には大いに苦慮した事だろう。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747174.png


階段まではそう距離は無い。
何かに遭遇する事も無く、無事に到着した。
勿論、西からゆっくりと接近してきていた欠片に追いつかれる、などという事も有り得ない。

視界の中には異常は見当たらない。
南北の通路も、上層へ伸びる階段も、生物の姿は存在しないように思える。



>>↓1  どうする?


あなたは上層へ戻る事を選択した。
下層の探索を行うならば、ある程度の余裕を持てる時にすべきという判断だ。

長い長い階段を、あなたは静かに上っていく。

一つ折り返し、二つ折り返し。
踊り場を超え、ひたすらに足を踏み出し続ける。

その作業は、今のあなたにとっては耐え難いものであった。



>>↓1 コンマ判定 【疲労抵抗】

耐久 1

目標値 1


【疲労抵抗】

目標値 1  出目 5

失敗……



下から数えて三つ目の踊り場。
そこであなたは力尽き、座り込んでしまった。

脚が意思に反してガクガクと震え、とても言う事を聞かない。
呼吸も荒くなり、胸に軽い痛みさえ覚えている。

もしも今何かあれば、走る事さえ困難だろう。


神に支払った代償は随分と高くついたようだ。
以前のあなたならば、人並みの体力はあったのだ。
階段を百段程上ったところで、ここまでの消耗は有り得なかった。

今ならば、杖をついて歩く老人の気持ちが良く分かる。
そんな考えが湧き出て、あなたの気分を更に落ち込ませた。



>>↓1  移動を続けますか?


とても無理の出来る状態ではない。
最低限の体力だけでも回復させなければ、たちまちに迷宮の餌食となるのは疑いない。
あなたは壁にもたれ、休息を取る事とした。

勿論、周囲へ向ける警戒を弱めるような愚は犯さない。
むしろ逆、一番危険な時であるのだからと自身に言い聞かせ、神経を研ぎ澄ませる。



……さて、今あなたは休息を行っている。
警戒を行いつつの物ではあるが、自由に頭を働かせるだけの時間を得たのだ。

学者たるあなたの本分は、数多の既知をすり合わせて未知を解き明かす事にある。

あなたは思考によってこの迷宮に挑む事が可能だ。
何か考えておくべき事は、あっただろうか?



>>↓1  どうする? (回答を放棄し、コンマに身を任せる事も出来ます)


【20:27】 までどうぞ。


時間です。


>>↓1  どうする? (回答を放棄し、コンマに身を任せる事も出来ます)


あなたは思考に沈む。
深く深く、未知の深淵を目指して。



思考すべき事を、あなたは定めた。
迷宮を覆う白い壁、そこに走る葉脈状の空隙内部に存在する、瞳について。

葉脈の瞳たる透明な球体の内側、そこに描かれている極小の紋様をあなたは知っていた。

神々が相争った神話の時代。
その時にすら既に葬り去られ、勝者たる神によって隠されてきた、真に古き神の聖印。

名は太陽の神。
その神は天の最高位より遍く地上を見渡し、人々に裁きを下したという。
シンボルとされるのは、燃える瞳。


明確な異物だ。
迷宮とは、試練の神が生み出した物である。
古き神の聖印は、ここにあるべきではないのだ。
普通に考えれば、刻まれているのは試練の神の聖印でなければならない。

ちりちりと脳髄を焦がす高揚を、あなたは感じていた。
あなたは今、迷宮に隠された真実に、確かに近付きつつある。
それを逃すまいと、あなたの人外の脳が熱を帯びる。



……太陽の聖印は、何故ここにある?



1) 迷宮の種類に変化を生むために利用している?

2) 死した神の力を迷宮の中に封印している?

3) この迷宮は試練の神の手は入っていない、太陽の神に関する遺跡だった?

4) 石板などと同じく、挑戦者にヒントを与えるため?


5) その他 自由に記述して下さい



>>↓ 【20:52】 以降  選択して下さい


では延長します。
【21:08】 までどうぞ。

質問です
過去(時系列的な意味で)に攻略されたダンジョンの知識はこの貴方は持っていますか?

今まで攻略されたダンジョンのその後と攻略者はどうなったんだろう


>>262
持っています。
知識と好奇心の怪物たるあなたが、それを調べていないとは到底考えられません。


>>264
あなたの知識が十分なので回答できます。

攻略されたダンジョンは、主が死ぬと同時に力を失います。
闇に覆われた都市ならば闇は晴れ、空を飛ぶ城は地に降ります。
勿論魔物も一切が消え去ります。

過去の攻略者達は、完全に人の域を外れた力を得ました。
英雄を一人殺すためには熟練の騎士団が必要とされ、
大英雄相手ともなれば複数の国家が協力して当たる必要があるほどの巨大な力です。

>>270 向こうの貴女の姉もそれにあたりますか?


>>271
当たります。
九つの迷宮を制覇した双剣の大英雄は、
やろうと思えば単体で大陸を制圧できる程の異常極まりない生物です。


◆ 時間過ぎてました。



太陽の聖印は、何故ここにある?



1) 迷宮の種類に変化を生むために利用している?

2) 死した神の力を迷宮の中に封印している?

3) この迷宮は試練の神の手は入っていない、太陽の神に関する遺跡だった?

4) 石板などと同じく、挑戦者にヒントを与えるため?


5) その他 自由に記述して下さい



>>↓1

でも3だと迷宮は試練の神が作ったの記述と矛盾する気が...
でも死んでないなら2も違う?

他の迷宮で神がどうかかわっていたかわからないかな?


>>278
試練の神以外の神と迷宮の関連性については、あなたが持つ以外の情報が存在しないため、開示出来ません。


あなたの脳は、思考の末に一つの閃きを発した。

神の力とは、余りに巨大すぎる物だ。
特に太陽を司るような大神ともなれば、意思一つで大地を砕く程の権能を有するという。

持ち主がその生を終えたとして、力だけが残る事は有り得るだろう。
それを保管、安置する場所として、迷宮を利用している……?





……いや、それでは説明の付かない事が、一つ存在する。

折角封印した物を、何故暴かせるのか。
迷宮は万民に開かれている。
神の名の下に、進入を制限する事は禁じられ、むしろ挑戦を推奨すらしている。

これではまるで道理が合わない。
封印と攻略、この二つが噛み合っていないのだ。


自身の頭を掻き毟り、あなたは―――。


―――僕は、考えを破棄しようとして、そして。


"本当に?"


唐突に違和感を覚えた。
本当に噛み合っていないのか?


"……違う。

 封印は、箱と中身に分けられる。
 挑戦者が攻略しているのが、箱だなんて決まった訳じゃない"


そう、視点を変えれば良い。
封印の箱などどうでも良いのだ。
挑んでいるのはむしろ中身、神の力そのものだとすれば、どうだろう。

その場合、攻略者が砕く物はつまり?


"…………あぁ、そうか。
 迷宮は、試練なんかじゃないんだ"


そうして、僕は一つの真実に至った。


迷宮とはつまり、処刑場であったのだ。

刑死者は敗北した神。
処刑人は冒険者。
そして、死刑執行書にサインをするのは試練の神だ。

神は、人に信仰される事でその力を増していく。
逆に、人に否定される事でその力を減じていく。

迷宮に封じられた神の力を、人間が砕く事。
これは明確な否定であり、神殺しの儀式に他ならない。


"上手い事考えてる。
 全てが、試練の神様の利益になるようになっているのか"


試練と銘打って迷宮を作り、魔物を生み、宝を設置し、弱った神を封じる。

宝を見つけた物は神に感謝するだろう。
魔物の素材の利用法を見つけた者も同様だ。
素材が生む莫大な財は、この上ない現世利益となる。
信仰は高まるばかりのはずだ。

挑戦者が迷宮を攻略すれば、敵対者の力が砕かれる。
その度に神は死に絶え、試練の神は唯一絶対の神に近付いていく。
勿論、神殺しを達成した人間は魂の位階が上がる事で力を得る。
試練を乗り越えたために得た力だと感激するだろう事は想像に難くない。



"求めるならば代価を払えなんて、よく言えるよ。
 自分は求めるだけ求めて、ろくに支払ってもいないのに。
 これはもう、怠惰の神とでも改めれば良いんじゃないかな"


考えが正しい証拠が、一つあなたに齎された。
常にあなたと共にあり続けた力が唐突に失われたのだ。

努力が必ず報われる祝福は、今や跡形も無く溶けて消えた。

警告だろう。
少なくともあなたはそう理解した。
この事実を誰かに伝えようものならば、神罰による凄惨な末路があなたを待つに違いない。


それでも、あなたは深い満足を得た。
迷宮に関する神の真意を解き明かせたのだ。
知識と言う形において、これ以上の収穫はあるまい。



◆ 神の祝福 【進化する魂】 が消失しました。


【2:00】


思考を終える頃、あなたの体力は十分に回復していた。
これからどうするにしろ、十全の行動が出来るだろう。

現在地は上層と下層を繋ぐ階段。
その中の上層に近い踊り場である。



>>↓1  どうする?


(このイベントを三代目で出す羽目になった原因のクリティカルを悔やむ音)


ちょっと休憩してきます。

>>1に質問です、証文の有効範囲はどんなものですか?
他者との会話ができないレベルなのか?筆談等で伝えることすら無理なのか?


>>349
研究院での証文の効果は後者です。
内容は研究院で得た知識の伝達禁止のみになります。
伝えようとすると、会話ならば口が、筆談ならば指に麻痺効果。

神の方は現状では不明です。
試みても構いません。



再開していきます。


【2:15】


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747605.jpg

◆ = 現在位置



十分に警戒し、ゆっくりと階段を上り切ったあなたは、周囲を確認した。
勿論、階段の入り口から短剣だけを差し出す形でだ。
遠隔視という物はやはり便利である。
人間の眼球も元々自由に着脱出来れば良いのに、などと益体のない事を思わず考える程に。

通路にどうやら異常は無い。
記憶と違う部分は無く南北に伸び、壁も綺麗なままで変化は見られない。



>>↓1  どうする?


あなたは魔法による光球を生み出した。
可視化された魔力に加え、光源によって照らし出された通路は、今や昼の屋外のようにすらあなたには見える。

そうして改めて観察するも、付近に生物は見当たらない。
また、光球に釣られて寄ってくるような足音も、聞こえてはこないようだ。



>>↓1  どうする?


あなたは通路を南に進んだ。
北へ向かった先では、異形に一度襲われているのだ。
今も同じ個体がうろついていない保証は無い。

当然、あなたは音を立てないように注意を払っている。
下層から引き返す切っ掛けとなったのは、小さなミスによって出してしまった物音である。
その反省は忘れてはいない。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747672.jpg

◆ = 現在位置


幸いにも通路を塞ぐ障害は存在しなかった。
あなたはそれなりの距離を歩み、分かれ道の手前で足を止める。

南はこれまでと同じく、ひたすらに長く真っ直ぐに続いている。
地図と照合する限り、宝箱が置かれていた小部屋方面と繋がっている可能性は高いように思えた。

西は、どうやら大部屋のようだ。
短剣を覗かせただけではその全容は分からないが、かなり広そうに思える。
恐らく、上層で訪れたどの部屋よりも大きいだろう。
また、傷跡は見て取れないにも関わらず、やや薄暗いようだ。



>>↓1  どうする?


あなたは通路に潜んだまま、自身の知識を探った。
一切光の無い暗闇の中、かつ大きな空間を求める習性を持つ魔物についてだ。

……が、その試みは失敗に終わる。
知識が無いのではない。
知識が多すぎるためだ。

この二つの条件だけで絞りきれる程、あなたの知識は浅い物ではない。


代わりに、暗闇に住む魔物の一般的な性質について考える。


彼らは、まず視覚という物を殆ど持たない。
月明かりが差し込むような天が開けた迷宮ならば話は別だが、大概は酷く弱いか、或いは盲目だ。

代わりに優れるのは他の器官。
代表的な物は聴覚と嗅覚。
また、魔力を感知するというのも一般的だろう。

変り種ならば空気の動きを触覚で把握する者や、温度を見るなどという種も存在する。
更に、自身の発した音がどう反響するかで周囲を探るというのも聞き覚えがある。


さて、ではこの迷宮においてはどうか。

聴覚ならば触腕の怪物が代表だろう。
あなたが調べた情報から、ほぼ疑いようは無い。

魔力感知ならば三日月形の異形。
これはあなたが身をもって知った事だ。
やはり、確実だろう。


そして、他に無いかと考えていたあなたは気付く。
宝箱の小部屋に存在した粘液塊、スライムについてである。

あの怪物は、どう考えても視覚に類する感覚があるとは思えない。
一般的な近縁種ならば聴覚が優れるとも聞くが、あの時あなたは音は発していなかった。
また、扉の前で使用した魔法も、解除してからの進入である以上、感知の対象にはならない。

消去法と、液状の体を持つという事を合わせて考えれば、空気の動きによる知覚だろうか。
動きを止める、もしくは空気を乱す事で、目を欺ける可能性はあるかも知れない。
無論、実際に確かめた訳ではない。
過信しすぎる事は、危険なはずだ。


(該当する物を全部書き出すと今回+次回の半分位を丸々消費してしまいそうなのでこれで許して下さい)


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747672.jpg

◆ = 現在位置



周囲に変化は無い。
大部屋から何かが飛び出してくる事もなければ、あなたの耳に音が届く事もない。
迷宮は静かに、沈黙を保っている。



>>↓1  どうする?


部屋の内部をどうにか探れないか。
そう考えたあなたは、ふと閃きを得た。

リモート・ビューイングの魔法に必要なのは、自身の魔力である。
基点となる魔力さえ置いておけるならば、それは石などの物体でなくとも良いのだ。
例えばそれは、光球などでも事足りる。


あなたは即座に閃きを実行に移した。
勿論、光によって遠隔視の視界が潰されては意味が無い。
光量を最小に絞った物を、ちらりと覗き込んだ部屋の中に設置する。


……しかし、試みは失敗に終わる。
光球は数秒と持たずに消えてしまったのだ。

その様子を短剣からの遠隔視によって確認していたあなたは、当然気付くだろう。
光球を形作る魔力は、何かに吸い込まれるように部屋の南側へ流れていったのだ。
構成を乱された魔法は掻き消え、視覚を飛ばす事は不可能だった。

その現象に、あなたは当然覚えがある。
マナ・イーターだ。
それも、吸収の速度から考えて、以前見た物よりも強力な個体なのだろう。
この部屋の中では、魔法は満足に扱えないと見て良さそうだ。


【2:30】


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747672.jpg

◆ = 現在位置



結局、部屋の中の様子は確認できなかった。
どうしたものかと、あなたは頭を働かせる。



>>↓1  どうする?


あなたは部屋への進入を断念した。
吸収速度を考えるに、無対策の状態で踏み入るには危険が大きすぎる。

残る道は南のみ。
周囲への警戒を十分に維持しつつ、あなたは南へと進む。



>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】

幸運 10

目標値 10

※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果が変動します。


◆ コンティニュアル・ライトの持ち歩き

頭上に浮かせたまま、魔力制御で引っ張るような形です。
至近距離である場合は、移動させる事が出来ます。
これはおよそ手の届く程度の範囲とします。
遠隔地の場合は不可能になります。


◆ コンティニュアル・ライトの投擲

不可能です。
投げるような軌道で動かす事は可能ですが、持ち運び可能範囲を出ると停止します。

今回部屋の中を探ろうとした時は、異端の少年が学習済みエルフと豪腕熊の同士討ちを狙った時のように、離れた場所に光球を生み出して行いました。


◆ マナ・エクスチェンジについて

可能です。
あなたが知り得る全ての物質に変換できます。


【不運の回避】

目標値 10  出目 9

通常成功



http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747818.jpg

◆ 現在位置



通路の障害は未だ無い。
あなたは順調に進み、分かれ道に差し掛かった。

西へと伸びる岩壁の細道である。
今まで見た三箇所と同じく、あなた一人がやっと通れる程度。

正面、南の道は、こちらも南と西に分かれている。
地図を見れば、あなたは当然分かるはずだ。
マナ・イーターの部屋や、宝箱の小部屋などがある区画に繋がっている事は、いよいよ間違いない。


だが、同時に凶報が一つある。
耳を澄ませるまでもなく、西の細道から足音が聞こえるのだ。
硬質の爪が岩肌を掻き、ゆっくりとあなたへ向かってきている。



>>↓1  どうする?


【2:03】 までどうぞ。


というか気付いたら二時回る所っていう。
>>390キャンセルで今日はここまでにしておきます。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

瀬戸際っぽい感じ+日曜なので、明日昼間辺りこちらも少しやります。


黒バナナさんが完全に黒バナナさんで定着してて笑う。
人が居れば開始していきます。


居なさそうなので開始していきます。
よろしくお願いします。


【2:30】


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org747818.jpg

◆ 現在位置



通路の障害は未だ無い。
あなたは順調に進み、分かれ道に差し掛かった。

西へと伸びる岩壁の細道である。
今まで見た三箇所と同じく、あなた一人がやっと通れる程度。

正面、南の道は、こちらも南と西に分かれている。
地図を見れば、あなたは当然分かるはずだ。
マナ・イーターの部屋や、宝箱の小部屋などがある区画に繋がっている事は、いよいよ間違いない。


だが、同時に凶報が一つある。
耳を澄ませるまでもなく、西の細道から足音が聞こえるのだ。
硬質の爪が岩肌を掻き、ゆっくりとあなたへ向かってきている。



>>↓1  どうする?


【12:15】 までどうぞ。


時間でした。


>>↓1  どうする?

ちなみに連続取得はここ大丈夫なんだっけ?

>>435
特に問題ありません。


あなたは、音の主は異形の脚を持つ怪物だと予想した。
予想が正しければ、魔力を感知しての接近であるはずだ。
となれば、光球を囮に出来る可能性は高いのではないだろうか。

そう閃いたあなたは、今居る通路、細道から見て北側の壁際に光を設置する。
そしてそのまま、慎重かつ素早く南へと退避する。


……しかしその時、足音は急激に接近速度を増した。
あなたは今、短剣を基点とした遠隔視を行っている。
そこに宿る魔力を視認されてしまったのは、最早疑いようが無い。

細道から飛び出した異形は、巨大な魔力の単眼をじっとあなたに向けている。

光球にはまるで見向きもしない。
既にあなたは捕捉されたと考えるべきだ。
魔物が凶刃を振り上げて襲い掛かるまで、一刻の猶予も無いだろう。



>>↓1  どうする?


【13:12】 までどうぞ。


時間でした。


>>↓1  どうする?

アイテム開示お願いいたします
それと現在位置は細道の南側か北側で判断変わりそう

安価↓


>>453
出し忘れてました、すみません。
現在は細道前を通り過ぎて南側です。



◆ 所持品一覧

【鉄製の短剣】
【魔鉄製の短剣】

【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】
【忘却の護符】
【ラビット・テイル】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】

【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】



◆ 現在の獲得成果

【魔力の覚醒】
【異形の脚の生態を一部解明】
【未発見の魔物(不確定名 : 歪曲ヤスデ)を目撃】
【未発見の毒を目撃】
【迷宮の主の情報を一部取得】
【アーティファクトの獲得】

【神の真意に関する情報を完全取得】


正面から戦う力など、あなたは持っていない。
即座に撤退を選択するが、それには邪魔になる物が存在する。
魔力が宿った短剣と、頭上に輝く光球である。

それらを、あなたはこの場に置き去りにしていく事とした。
光球を宙に固定し、更に短剣を床に置く。

そしてそのまま、異形に背を向けて逃走に移ろうとする。



>>↓1 コンマ判定 【敏捷対抗】

基準値 5

敏捷 8

敏捷 -9 (異形の脚)

目標値 4


【敏捷対抗】

目標値 4  出目 7

失敗……



しかし、それよりも異形は一手素早かった。
折り畳まれた二本の脚が急激に伸ばされ、闇の内に閃く。
狙いは光球と短剣。
目にも留まらぬ速度の脚槍は、正確に獲物を両断する。



>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】

幸運 10

目標値 10

※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動


【不運の回避】

目標値 10  出目 8

通常成功



振るわれた脚は、幸運にもあなたの体を裂く事は無かった。

しかし、光と短剣は砕けて散った。
光源も遠隔視も無くなった以上、闇を見通す事は今のあなたには出来ない。
囮として用意した北側の光が僅かに照らしているが、それだけだ。


それでも、ここに留まる理由は有り得ない。
あなたは即座に踵を返し、南へと、可能な限り音を殺して逃走を図る。

今、異形は攻撃を行ったばかりだ。
その僅かな隙に、少しでも距離を稼がなければならない。



>>↓1 コンマ判定 【逃走距離】

敏捷 8
装備 1

隠密 -2

目標値 7


忘れてました、もう一つ判定を。


>>↓1 コンマ判定 【魔力視の発動】

魔力 4
覚醒 3

目標値 7


【逃走距離】

目標値 7  出目 3

成功!


【魔力視の発動】

目標値 7  出目 8

失敗……



あなたは素早く、かつ静穏に南へと走った。
しかし、同時に試みていた魔力の集中には失敗する。
背に迫る死の脅威が影響したのだろうか。
魔力は両目に留まろうとせず、あなたの支配をすり抜けていくだけだった。

周囲は闇に包まれたまま。
どこに何があるかすら、あなたには全く分からない。
自分が今どこに居るのか、南側の三叉路は越えたのか、それすらもだ。

……異形の脚が床を掻く音はしない。
追って来てはいないようだ。



>>↓1  どうする?

魔法で出口の探知を図る

壁の破片にリモートビューイングかけて手に持ち視点を移す


>>472
実行不可能です。
あなたはそのような魔法を知らず、また習得していません。
安価↓扱いとなり、>>474採用になります。


あなたは荷物から取り出した壁の欠片に、魔力を籠めた。
敵は追ってきていない。
ならば再びリモート・ビューイングを行っても問題は無いだろうと考えたのだ。

作業はすぐに完了する。
あなたの視覚は欠片に宿り、暗闇を晴らして周囲の様子を明らかにする。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748495.jpg

◆ = 現在位置


運良く分かれ道の只中に居たようだ。
西の道は真っ直ぐに伸び、迷宮の出口へと向かって続いているのが分かる。
また、葉脈以外には魔力を纏う物は無い。

南側は少し進んだ先で西に折れている。
こちらも、視界内には問題は見当たらない。


……問題があったのは、北。
今あなたが逃げてきた方向に、じっと佇む物がある。
距離は遠いが、余りにも目立ちすぎるそれを、あなたが見落とす事は無い。

魔力の濃度を増し、強い輝きを放つ単眼を、あなたへと向ける異形の姿がそこにあった。



>>↓1 コンマ判定 【危機感知】

感覚 1

目標値 1


【危機感知】

目標値 1  出目 4

失敗……



自身を見つめる異形を発見し戦慄するあなたへと、突如何かが投射される。

放ったのは無論、異形である。
単眼から放出されたそれは、驚くべき速度であなたへと飛び掛る。
敵が持つ遠隔攻撃の手段を知らず、第六感でも感知できなかったあなたは、対処が致命的に遅れてしまった。

眼前まで迫った物は、濃密な魔力を纏う液体だ。
球体を形作るそれは突如として弾け、その飛沫を通路全体へぶち撒ける。



>>↓1 コンマ判定 【飛沫の回避】

敏捷 8

範囲 -3
不意 -3

目標値 2


【飛沫の回避】

目標値 2  出目 4

失敗……



咄嗟に飛び退こうとするも、広範囲に飛び散る飛沫を全て回避するなど、到底不可能事である。
あなたの脚に、幾つかの飛沫が飛び散り付着した。
思わず痛みを覚悟し、あなたは歯を食い縛る。

……しかし、激痛があなたを襲う事は無い。
青い液体はブーツに染み込んだだけ。

何故か、と考えて、すぐに気付けるだろう。
異形はあなたへと向かって、接近を再開した。
その単眼は迷いなく、壁の欠片ではなくあなたの脚に向けられている。

マーキングなのだと、あなたは恐怖と共に理解した。



■ 異形の脚

◆ 特殊能力

【追跡者】

この生物は、マーキングを行った生物の位置を知覚する。
あなたはこの能力に関するこれ以上の情報を持たない。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748495.jpg

◆ = 現在位置



北からは高速で異形が迫っている。
一度の逃走のおかげで未だ距離はあるが、もたもたしている暇は無い。

即座に行動を行わなければ、脚槍があなたの体を貫く事だろう。



>>↓1  どうする?


【15:20】 までどうぞ。

質問
マナボルトのスピードは任意で変えられますか(超スロースピードで撃てるか)
また現在貴方はマナボルトを何発撃てますか


>>505
可能とします。
意識が朦朧としない範囲でならば、八発ほどになります。


時間です。


>>↓1  どうする?


あなたは咄嗟に西の通路へと跳び入った。
魔力の単眼から、まずは逃れなければならないと判断したのだ。

遠隔視の魔法により、周囲に異形以外の怪物が居ないのは理解できている。
音を立てる事も構わず、全力での逃走だった。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748583.jpg


視線から逃れても、足音の接近は止まらない。



>>↓1  どうする?


【15:42】 までどうぞ。


時間です。


>>↓1  どうする?

違った、まだでした……。


今度こそ時間です。


>>↓1  どうする?


あなたはまずブーツを排除すると決定した。
ブーツにかかった飛沫がある限り、追跡は終わらないだろう。
最優先で対処すべきだと、判断したのだ。

腰から、残った鉄製の短剣を抜き、ブーツの紐全てを切断する。
とてもではないが、まともに脱いでいる暇など無いのだ。
どうせ特別な力を持つような品ではない。
引き換えに命が助かる可能性が上がるならば、僅かも惜しいとは思わない。



>>↓1 コンマ判定 【時間短縮】

敏捷 8
短剣 1

目標値 9


【時間短縮】

目標値 9  出目 3

成功!



あなたは自身のブーツを、素晴らしい手際で破壊した。
それを南側の通路へ投げ入れても、未だ異形の接近までには猶予が残る程に。

次いで、即座に全ての魔法を解除しつつ、西に向けて走り出した。
視界を確保するためにランタンを取り出しながらだ。

荷物を漁る音が漏れるが、触腕の怪物が存在しない事は確認できている。
何の問題も無く取り出し終えたあなたは、すぐに着火の仕掛けを指で弾く。
ランタンを最後に使った後、あなたは残った獣脂をそのままランタンの中に入れていた。
それが功を奏し、小さな炎が周囲を照らし上げた。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748638.jpg


足を止めずに、僅かに振り向く。
魔力視を行っていない現状では突き当たりまでは見通せない。

しかし、近くに黒い甲殻は見えず、また背を追う音も聞こえない。
……どうやら、異形はブーツに引き付けられたと思って良いのではないだろうか。


一応の落ち着きを取り戻し、あなたは前方を確認した。

正面は壁……いや、扉だ。
忘れていたが、ここには青い球体がはまっていた扉があるのだ。
それにあなたは魔力を捧げてもいた。
この扉はあなたの意思で開閉するはずである。

一晩を過ごした小部屋と同じ物だ。
安全に一夜を超えた事を考えれば、ここを抜ければ後方から迫る危険は退けられるものと思われる。


また、あなたは角からランタンと顔を出し、北側の通路を覗く。
そこには……。



>>↓1 コンマ判定 【幸運な出来事】

幸運 10

目標値 10

※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動


【幸運な出来事】

目標値 10  出目 10

通常成功



そこには、十匹ほどの鼠が居た。
警戒心という物が全く感じられない様子で、あなたの持つランタンを不思議そうに見つめている。

カチャカチャと音を立てて動き回っていても無事な所を見ると、恐らくこちらにも怪物は居なさそうだ。



>>↓1  どうする?


【2:45】


あなたは鼠達の前で、僅かだけ思考を働かせた。
今や、あなたの体力は半病人のそれと等しい。
通路を走って逃げただけで、軽く息が切れているほどだ。
この状態で進むために、荷物を減らす必要はあるだろうか?



◆ 所持品一覧

【鉄製の短剣】

【鉄製の小盾】
【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【忘却の護符】
【ラビット・テイル】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 70%】
【水袋 / 0%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】

【鮮血蜥蜴の劇毒】
【異形の甲殻の欠片】
【壁の欠片 x14】



……脱出までならば大きな問題は無い。

あなたはそう判断した。
魔鉄製の短剣が失われた今、かろうじて重量は許容範囲内にある。



>>↓1  どうする?


【16:29】 までどうぞ。


時間です。


>>1  どうする?


思考を終えても、未だ背後からの音は無い。
どうやら異形は完全に振り切れたと思って良さそうだ。

それに安心したあなたは、荷物の中で最も思い鉄製の盾を、そっと床に置く。
重量から考えて十全な扱いが難しい以上、不要な物である。
興味を示して盾をつつく鼠から距離を取る。
そして、再び思考に沈んだ。


あなたは迷宮で獲得しうる知識の内、最大の物を獲得している。
これ以上の探索は必要無いだろう。

生活の資金に幾らかの問題はあるが、今のあなたには尾が生えている。
最悪の場合、研究肌の錬金術師でも見つけて、体を差し出せば良いのだ。
アーティファクトを調べられるなら人一人の面倒を見ても構わないという者は、決して少なくないはずだ。


となれば、残る問題は帰路の障害である。
あなたは地図を広げ、考えた。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748638.jpg


まず一つ目は、マナ・イーターの部屋と宝箱の小部屋の間に居た、触腕の怪物。
二つ目は、宝箱の小部屋から飛び出た、不可視の粘液塊。
三つ目に、出口への分かれ道から西へ進んだ先に巣を持つ、闇色の異形。
また、分かれ道の罠も忘れてはいけない。

……このくらいだろうか。
以上の脅威への対処に成功すれば、無事の脱出が可能だろう。

ただし、あなたは道の先を完全に確認した訳ではない。
本当にこれらの魔物が居るか、あるいはそれ以外の魔物が居ないのか。
それは未知数のままである。



>>↓1  どうする?


あなたは通路を移動し、マナ・イーターの部屋で休息を取ろうと考えた。
少なくとも触腕の怪物が蔓を恐れるのは分かっている。
魔力の吸収以外に、危険は無いだろう。

もっとも、問題は魔力が朝まで持つかどうかだ。
自身の持つ魔力量を考えれば、賭けになるだろう。
それも酷く分の悪いものだ。
だがそれよりも、夜の迷宮を歩む事の方が、あなたには恐ろしく感じられた。


意思により開閉する扉を開け、くぐる。
顔だけを出して見回すも、そこに怪物がいるかどうかは、あなたの視力では確認できない。
最悪の場合に備えて音を立てないよう、ゆっくりと正面の部屋へ移動した。


>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】

幸運 10

目標値 10

※ 確定成功判定 クリティカルでのみ結果変動


【不運の回避】

目標値 10  出目 4

通常成功



【3:00】


部屋の中に、赤い瞳の鼠達は存在しなかった。
どうやら、どこかに移動したらしい。
無数の蔓達が、静寂の内に支配するだけだ。


http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org748812.jpg


蔓が蔓延る壁から距離を取り、かつ脱出が容易な入り口付近に座り込む。

……後は、朝まで耐えれば良いだけだ。
もし吸収に耐える事が出来れば、迷宮の危険性は大きく下がるだろう。



>>↓1 コンマ判定 【吸収抵抗】

魔力 4

目標値 4


【吸収抵抗】

目標値 4  出目 5

失敗……



【3:30】


しかし、あなたの目論見は失敗に終わる。
奪われる魔力を自身の体に繋ぎとめる事は不可能だった。

あなたの体調は悪化した。
魔力の減少が肉体にも影響を及ぼし、意識を朦朧とさせるまで、後僅かの時間もないだろう。


>>↓1  どうする?


魔力を回復させるために利用出来る物は、今この部屋の中にある。
マナ・イーターの蕾に含まれる蜜だ。
豊富な魔力を持つそれを摂取すれば、回復に役立つのは間違いない。

ただし、問題となるのは昏睡毒だ。
毒を排除し魔力のみを摂取する方法は、存在しない。
また、発見されて日が浅いこの毒に対し有効な解毒手段は不明だ。

止むを得ず、あなたは一般的な毒への対処のみを行う。
大量の水を同時に飲む用意を整えた。
毒を水で希釈する事による効果は特にない。
が、毒を吐き出そうとした場合には有効に作用するだろう。


あなたは、意を決して蜜を口に含んだ。
同時に、残った水の大部分を勢い良く飲み込んでいく。



>>↓1 コンマ判定 【毒抵抗】

耐久 1

目標値 1


【毒抵抗】

目標値 1  出目 7

失敗……



魔力は確かに回復を確認できた。
しかし、毒に抗う事が出来ず、あなたの意識は闇に落ちていこうとする。

やはり無謀だったのか。
あなたは大きな後悔を抱きながらも、最後まで足掻くために自身の喉深くまで指を突き入れた。



>>↓1 コンマ判定 【嘔吐】

耐久 1
水量 2

目標値 3


【嘔吐】

目標値 3  出目 7

失敗……



そうして、あなたの試みは全て失敗に終わった。
毒を吐き出す事も叶わず、あなたの体は無様に崩れ落ちる。


……蔓が緩やかに蠢き、意識の無いあなたの体を絡め取る。

あなたの命がすぐさま奪われる、という事は無いだろう。
この植物にとって、あなたは貴重な栄養源である。
死の一歩手前で、魔力を生産し続けられるよう、しかし意識は二度と戻らないよう、丁寧に管理をされるはずだ。

それは、今のあなたにとって幸いな事かも知れない。
意識の残るまま、永遠にも等しい時間精神を食まれ続けるなど、それ以上は無い悪夢であろうから。





DEAD END


◆ コンティニュー回数は残っていません。

◆ あなたの魂は天に召されました。


あ、違った。
一部修正します。


DEAD END → BAD END


明日は 【エンディング処理 → IFエンド】 となります。

新キャラ作成は今日やっておきますか?

明日の何時かによる


>>623
明日は平日なのでいつも通り18時~19時開始だと思います。



というかすみません、正直になります。
一番時間が必要なのはプロローグ作成なので、今日キャラ作っておいて明日の仕事中に考えておきたいとです。
やらせて頂けませんか何でもしますから。


ありがとうございます。



まず、あなたの基礎能力値をコンマ判定にて設定します

設定する能力は以下の八つになります
全ての能力値は、高い程探索に有利となります
0の場合、10として扱われます



>>↓1 十の位 【筋力】 物理的攻撃の威力、力技による障害物の除去、などに影響
>>↓1 一の位 【耐久】 身体的被害の大きさ、疲労や毒物への耐性、などに影響

>>↓2 十の位 【敏捷】 攻撃などの回避、軽業の成功率、などに影響
>>↓2 一の位 【感覚】 気配の察知、直感による危険の予知、五感の鋭さ、などに影響

>>↓3 十の位 【知識】 魔物やアイテム、その他希少な種族や言語等に関する所持情報量、などに影響
>>↓3 一の位 【意志】 恐怖や逆境への耐性、一般的に忌避される行為の実行、などに影響

>>↓4 十の位 【魔力】 魔法の習得、マジックアイテムの運用、などに影響
>>↓4 一の位 【幸運】 様々な被害の軽減、不運な出来事の回避、などに影響


あなたの能力が決定されました

【筋力】  8 【耐久】 2
【敏捷】 .10 【感覚】 3
【知識】  6 【意志】 9
【魔力】  6 【幸運】 8


あなたの能力が人間という種族の中でどの程度の水準にあるかは、以下の目安をご参照下さい


1  蔑視
2-3 劣等
4-5 平均
6-7 熟練
8-9 天才
10  怪物

※【魔力】については事情が異なり、2以上の者は希少です


次に、あなたの職業を決定します
職業によって様々なボーナスが発生します
ただし、選択可能な職業は能力値によって制限されています



◆ 軽戦士

初期装備:剣、双剣、突剣 から選択可能

物理的戦闘において回避判定が有利になる
回避成功時に反撃判定が自動発生する
物理的戦闘に関する専門知識を獲得する


◆ 魔法剣士

初期装備:剣、双剣、大剣 から選択可能

低難度の魔力行使が確実に成功する
物理攻撃時、魔力を消費する事で威力を増加させるコマンドを任意で使用可能


◆ 忍者

初期装備:剣、短剣、双剣 から選択可能

様々な感知・回避判定が有利になる
壁走りや水上歩行などの行動に関するマイナス補正が無効化される
隠密行動に関する専門知識を獲得する


◆ 神官

初期装備:棒、杖、鈍器 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
不浄の存在に対する攻撃力と耐性が上昇する
魔力による治療が可能になる
神に関する専門知識を獲得する


◆ 魔術師

初期装備:魔法書、杖 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
キャラメイク時の魔法習得数が知識の能力値を無視して最大化する
魔力に関する専門知識を獲得する


◆ 死霊術師

初期装備:魔法書、杖 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
生物の死骸を素材として、自在に使役できる下僕を作成できる(能力は生前よりも低下する)
死者との対話を試みる事が出来る
霊魂に関する専門知識を獲得する


◆ 精霊術師

初期装備:魔法書、杖 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
習得魔法リストが専用の物に変更される
精霊系の魔物が積極的敵対を行わなくなる


◆ 賭博師

初期装備:短剣、棒、杖 から選択可能

様々な判定の成否をクリティカル・ファンブルに二極化するコマンドを任意で使用可能


◆ 貴族

初期装備:あらゆる武器から選択可能

初期アイテムが高品質化する
NPCの奴隷もしくは騎士を一人連れて探索を行える
このNPCは探索目的を持たず、パーティーを脱退せず、あなたを裏切らない


◆ 処刑人

初期装備:断頭斧

対人攻撃力が劇的に上昇する
挑戦するダンジョンの選択肢に特殊な物が追加される




>>↓ 【18:25】 以降 選択して下さい

>>1さん、これだけ候補が多いなら3票先決なんてどうでしょうか?
ちょっと迷いどころなので

>>651
すみません、確認遅れました。
今回はこのままで。



あなたは 【死霊術師】 になりました。

次に、あなたが挑むダンジョンを決定します


■ 歪の洞窟

曲がりくねる道で構成された洞窟


■ 嘆きの谷

死者が跋扈する渓谷


■ 逆さ楼閣

地底へと伸びる異形の塔


■ 葉脈の迷宮

青く光る葉脈に覆われた迷宮



>>↓2 選択してください


あなたは 【嘆きの谷】 に挑みます。



次に、あなたの 【性別】 と 【年齢】 を決定します


>>↓2 性別と年齢を指定して下さい


あなたは 【28歳の女性】 です。


あなたは魔法使いの一種であり、十分な魔力と知識を有しています。
魔法を 【三つ】 初期習得できます。


■ コンティニュアル・ライト

少量のマナを消費して、光球を発生させる。
特に指定しない限り、光量は大型のランタン程度、持続時間は六時間。
光量と持続時間は、片方を犠牲に片方を増幅する事が出来る。
また、必要があれば自由なタイミングで光を消す事が出来る。


■ フィジカル・ブースト

少量のマナを消費して、筋力・耐久・敏捷のいずれか一つを増幅する。
持続時間は十五分。
強化値は魔力の能力値と等しいが、元々の能力値の二倍を超える事はできない。
持続時間中は、数秒の集中を代償として強化対象能力を変更でき、その場合マナの再消費は行われない。


■ マナ・ボルト

基礎攻撃力 : 3

少量のマナを消費して、魔力の矢を射出する。
魔力の能力値を威力増加判定に用いる遠距離攻撃。
特にデメリットは存在しない。


■ マナ・エクスチェンジ

全てのマナを何かに変換し、運用できる
何に変換するかは習得時に選択し、以降特殊な事情が無い限り変更は出来ない
食料などに変換する事は可能だが、それを摂取しても腹は膨れず、栄養も得られない

発動には十秒程度の集中が必要、終了は即座に行われる
この魔法の使用中は、全てのマナが変換されるため、他の一切の魔力行使と魔力感知が不可能になる
また、使用中に魔力によるダメージを受けると、ダメージ量が増大する

この魔法は発動だけではマナを消費しないが、変換したアイテムが損傷・消費されるとその修復・補充に自動消費される


■ リモート・ビューイング

少量のマナを消費して、離れた場所に視覚を飛ばし、その場を覗き見る
視覚を飛ばす場所には自身の魔力を籠めたアイテムを置いておく必要がある
また、視覚を移動させる以上、元々の視覚は一時的に機能しなくなる
この魔法による視覚には自動的に魔力視が付与される


■ アンプリフィケーション

微量のマナを消費して、次回の魔法行使を有利にする
成功判定のある魔法の成功率が上昇し、攻撃魔法の威力が強化される
この魔法と次の魔法の間に別の行動を行った場合、効果は失われる

この魔法は回避や防御と同時にデメリットなく行う事が出来る
ただし、攻撃と同時には使用できない


■ パラライシス

中量のマナを消費して、単体に麻痺状態を付与する
成功率は自身と対象の魔力の差による
また、麻痺状態の解除判定は耐久によって行われる
最大効果時間は戦闘時基準で行動三回分


■ マナ・シールド

大量のマナを消費して、魔力の盾を作り出す
盾は魔力の能力値と等しい耐久を持ち、破壊されるまで自動的に攻撃を防ぐ
ただし、盾の被害軽減判定は行われず、軽減されないダメージをそのまま受ける
また、多方向からの同時攻撃を全て防ぐ事は出来ない


■ マナ・プレス

大量のマナを消費して、指定した対象の周囲に大きな圧力を与える
効果範囲は直径4mの球形
範囲内の全ての対象に魔力ダメージを与え、敏捷の能力値を低下させる


>>↓ 【18:38】 以降 一人一つのみ指定、被れば下にズレます。


あなたが習得した魔法は以下の通りです。

【パラライシス】
【フィジカル・ブースト】
【マナ・エクスチェンジ】

習得魔法に 【マナ・エクスチェンジ】 が指定されたため、変換対象を選択します。
これはあなたが知り得ない物、この世界に存在しない物は選べません。
例えば、拳銃などは不可能になります。


>>↓2  何に変換しますか?


あなたは自身の魔力を 【大鎌】 に変換できます。



■ 魔力製の大鎌

基礎攻撃力 : 5

防御補正 : 2
命中補正 : -2


◆ 特殊能力

【魔力撃】

このアイテムによる攻撃を命中させた時、自動的に魔力撃が発動する。
対象に与える最終ダメージが増加する。


【ソウル・イーター】

このアイテムで殺害した対象の魂を収集できる。
魂は下僕の作成に利用出来る。


初期装備を選択します。



■ 魔法書

打撃 / 魔術補助

基礎攻撃力 : 1
基礎防御力 : 1

命中補正 : 0
魔術補正 : 0
貯蓄魔力 : 3

魔力を溜め込んでおける性質を持つ。
物理的な武器としての性能は低い。


■ 杖

打撃 / 魔術補助

基礎攻撃力 : 1
基礎防御力 : 1

命中補正 : 2
魔術補正 : 2

魔力行使を容易にする性質を持つ。
物理的な武器としての性能は低い。



>>↓2


あなたは 【杖】 を装備します。


最後に、あなたの性格を決定します。
一つだけでは味気ないかと思いますので、三つに増やします。
矛盾があった場合は、早い方が優先されます。
ズレは無しで。

キーワードを一人一つ指定して下さい。


キーワード例 : 【秩序・善】 【臆病】 【下衆】 など


>>↓ 【18:58】 以降 1-3


あなたは 【やや男勝り】 で 【哀しみを抱え悲観的】 な 【法と秩序を重んじる善人】 です。


折角なのでその辺も決めてみますか。


あなたは……。


1) 未亡人

2) 既婚者

3) 離婚経験有り

4) 独身

5) 独身どころか恋人が出来た経験ゼロ


>>↓2


■ あなたのステータス


◆ 女性 / 28歳


◆ 能力値

【筋力】  8 【耐久】  2
【敏捷】 .10 【感覚】  3
【知識】  6 【意志】  9
【魔力】  6 【幸運】  8


◆ 職業

【死霊術師】

低難度の魔力行使判定が確実に成功する。
生物の死骸を素材として、自在に使役できる下僕を作成できる(能力は生前よりも低下する)
死者との対話を試みる事が出来る。
霊魂に関する専門知識を獲得する。


◆ 性格

【悲観的】
【やや男勝り】
【秩序 / 善】


◆ 所持品一覧

【木製の杖】

【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 100%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】


28歳独身……悲観的……あっ(察し)



キャラメイキングを終了します。
ありがとうございました。


休憩した後、向こうのスレを進行しますね。


※ 追加情報 ※

この世界における結婚適齢期は

【 15歳 ~ 18歳 】

です。

>>1に質問していいかな?
マナエクスチェンジで大鎌選ばれたんだが他の鎌は出せないのか(ハルパーとかシックルとか)と大鎌は複数出せるのかどうかを聞きたいんだが


>>778
大鎌のみになります。
刃や柄の長さ、全体的なサイズの微調整ぐらいは出来ますが、あなたが持つ大鎌のイメージを逸脱する事は出来ません。

少女のアレは 【刀剣類】 指定になっているので出来る芸当ですね。
代償として武器性能的には、武器種が限定される場合よりも低くなっています。


※ 忘れてた

複数展開は可能です。
ただし、一本当たりの性能は増える毎に低下していきます。


命中と威力に大きなマイナス補正入れますが、試みる事は出来ます。
それと、外れた場合に弧を描いて戻ってくる事はありません。

死者「……(ボソボソ)」
貴女「え、なんだって?(難聴)」


今帰ってきました。
これから食事して……なので20時位になるかもしれません。


『すみません。
 少しお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?』


とある街のとある酒場。
うだつの上がらない三流冒険者が集うそこに、一人の少女の声が響いた。
余りに場違いな声色に冒険者達は一斉に声の主を見る。
十代半ばの、今年成人するかどうか、といった程度に見える、若い少女だ。


『人を探しているんです。
 年は二十三、肉体労働が苦手そうで、いかにも学者といった雰囲気の男性です。
 ご存知の方はいらっしゃいませんか?』


視線は殆どがすぐに外された。
心当たりがある者が居なかったのもあるが、少女の衣服が大きな原因だ。
いかにも一般的な村人が旅のために見繕いました、という簡素な旅装。
金を持っていそうに無いのは一目瞭然であった。

少数の例外は、心中に邪まな欲望を抱えた者達である。
それらの男達は、見覚えがある、などと嘯いて少女に近寄っていく。

しかし、少女は人を見る目が確かであったようだ。
男達の顔を幾らか観察すると、すぐさま踵を返して逃げるように酒場を立ち去った。
後に残された男達は、企みの失敗を仲間に笑われ、悪態を溢しながら酒の注文を追加した。


行方不明になった冒険者の家族が、こうして酒場に訪れるのは珍しい事ではない。
良くある日常の出来事として、明日にでもなれば覚えている者は居なくなるだろう。


少女は、それからすぐに街を離れた。
あらゆる酒場を訪れ、あらゆる冒険者に声をかけ、ここには探し人は居ないと確信したためである。


少女は兄を探していた。
自身の人生において、最も大切で、最も愛しい兄を。


少女は元々孤児であった。
両親の記憶は殆ど無い。
覚えているのは体から鉄を生やしながらも、少女を馬車に押し込もうとする腕の感触だけ。
戦争による略奪があり、幼い我が子を逃がそうとしていたのだと少女が知ったのは、随分と育ってからの事だ。

しかし、逃げられたからと言って、命が助かるかどうかは話が別。
両親の庇護を失った幼児を、わざわざ拾い上げようなどと考える者はそうは居ない。
まして、自身も戦地から逃げ、手元には僅かな物資しか無いとくればなおの事だ。

少女は暗い路地に置き去りにされ、餓死を待つだけの存在となったのだ。


惨めで、苦しい、最悪の生活。

大半の大人達は薄汚れた孤児に侮蔑の視線を投げかけた。
例外的に同情する者も幾らかは居たが、だからと言って何をするでもない。
睨まれないのを良い事に服の裾を引いてみれば、すぐに同情は嫌悪に取って代わる始末だ。

幼いながらも孤児は良く理解した。
自分はもう助からない。
この暗い路地裏から、出る事は出来ないのだと。

そうして、絶望と共に座り込んだ孤児は、自分の足で立つ事は二度となかっただろう。



"ねぇ、ちょっとついてきてよ。
 僕はね、人間がどう育つのか気になるんだ。
 君を観察させて?"



……冗談のような救いが、一人の少年の手によって齎されない限りは。


九割九分九厘の好奇心で構成されたその少年は、その時から少女にとっての英雄になった。

兄と妹。
新しく作られた関係を育みながらも、それだけはずっと変わっていない。
幼い心にも深く根付いた感情は、今も決して消える事は無い。


だから、少女の行動は極当たり前の事だった。

兄が楽園とまで呼んでいた研究院からの追放。
自棄になったのだろうと容易く予想できる迷宮への挑戦。

元同僚だという男がわざわざ家に出向いて教えた次の日には、既に旅の準備は終わっていた。


"兄さんが一人で生活なんて出来る訳ない。
 まして迷宮だなんて。
 どうにかなる前に、早く見つけないと。

 ……あぁもう、どこに挑むかぐらい言い残してくれれば良かったのに"


少女の足取りは速い。
一刻も早く兄の下に辿り着き、自分が支えなければならないと、心を奮い立たせて街道を進む。


"少しだけ待っていてくださいね、兄さん。
 今度は私が、助けにいきますから"

えっ、今回の貴女って・・・


闇の中で、蔓に絡め取られる男の瞳が、僅かに開いた。
力なく唇が開き、誰かの名がか細く漏れる。

だがそれは、誰の耳にも届く事は無い。

禍々しく輝いた蔓の力により、再び男の意識は消えて失せた。


……彼がいつか、もう一度光を目にする事はあるのか。
それは未だ、誰も知り得ない事である。





BAD END...?


>>827
あ、紛らわしくてすみません。
学者あなたのエピローグです。


◆ いつぞやの判定内容

1に近い程 (兄妹としては) 異常 (な異性愛)
0に近い程 (兄妹としては) 普通 (な家族愛)

補正

救済 +3
義兄 +1


ではIFエンドやってみますか?
神様が欲しい宣言からになりますが。

うおお……! エンディング来てた!
妹ちゃん超ガンバレ。心から祈ってる

ところで>>1氏に質問です
仮に学者あなたがダンジョンから生還していれば、どの程度の満足度になっていたでしょうか?
また、【進化する魂】の発動条件と効果はなんだったのでしょうか?
差し支えなければお答えいただけると幸いです

行こう
補正のプラスマイナス逆だったよね


>>838
最低でも GOOD END は間違いなかったでしょう。

発動条件は 【危険から逃げずに窮地に挑み、打ち勝つ】 事でした。
成功すると能力値自体が成長します。


>>839,841
すみません、逆でした。
マイナスが正しいです。

やはり挑戦不可避のスキルは使えんな

この妹を貴女に設定することは可能ですか?
それともNPCオンリーですか?

また証文に解除方法は存在しますか?


"あなたが欲しい!"


あなたの口から飛び出たのは、そんな言葉だった。

大神のみが持つ全知の権能は、あなたにとって余りにも魅力的だったのだ。
目の前の神を自分の物に出来れば、それが丸ごと手に入る。

あなたの所有権が欲しい。
不敬極まると分かっていても、知識欲の権化たるあなたが口を閉ざせる訳が無かった。

即座に命を奪われても致し方無い、そんな要求を聞いた神は……。


"……くく。
 そうかそうか、私が欲しいか。

 そうだ、お前はそういうものだ。
 だから気に入ったのだったな"


予想外な事に、なんとも嬉しそうに笑っている。
更に軽く手まで叩き、あなたを賞賛しているほどだ。


"すぐに頷いてやっても良いのだがな。
 一応、決まりは決まりだ。
 我が試練を受けて貰うとしよう"


そう宣言すると、神は一本の槍をどこからともなく出現させた。

その穂先は酷く禍々しい。
五つの刃は生者を憎む亡者の指のようだ。
血を思わせるような赤黒い刃には幾重にも返しが付けられ、絶対に獲物は逃がさぬと無言で語る。

強烈すぎる悪寒に身を引こうとした時には、もう遅い。
投擲の姿勢など全くなかった。
だというのに槍はいつの間にかあなたへと到達し、その胸を抉っていたのだ。


"試練の内容は簡単だ。
 私の足元まで生きて辿り着けば、それで良い。

 もっとも、お前の才は今、全てを奪わせて貰った。
 簡単にはいかんぞ?"



>>↓1 コンマ判定 【即死抵抗】

耐久 1

目標値 1


【即死抵抗】

目標値 1  出目 10

ファンブル!!



容赦の無い神の一撃。
そんなものに、人間ごときが耐えられる道理があるはずもない。

意識の全ては一瞬にして、死の川の向こうへと旅立った。



"……あれ?"



最後に聞いたのは、実に不思議そうな少女のような声であった。


そうして、あなたは暗い迷宮の中で目を覚ました。
床に横たわっていた体を起こし、頭を振る。

今のは夢だったのか?

疑問を抱くあなただったが、すぐに現実に起こった事であると気付くだろう。
証明となる物は、一つ。


"ん、ようやく起きたか?
 肉の体とは随分不便な物だな"


あなたの正面に座り、つまらなそうに呟く、神と同じ姿の少女である。


少女は混乱するあなたへと語った。
自分は神によって作られた、あなたの妻となるべき運命を背負った人間であると。
挑戦したが何も得られなかったのでは哀れだろうと、オマケとして生み出されたのだという。


"そういう訳で、見た目と性格は親とほぼ同等だ。
 何の権能も無く、迷宮の探索を助ける事も出来ず、神の知も持たない、ただの女だがな"


……どうやら、そういう事であるらしい。


■ あなたの妻

【筋力】 7  【耐久】 10
【敏捷】 8  【感覚】 10
【知識】 9  【意思】 10
【魔力】 9  【幸運】 10


◆ 職業

【あなたの妻】

NPC専用職業。
特に効果は無い。


◆ 特殊能力

【佳人長命】

このキャラクターは、絶対に老化せず、永遠に若さと美貌を保ち続ける。
また、一切の攻撃は無効化され、絶対に負傷しない。
この能力は神の権能以外のいかなる能力を用いても貫通できない。


【相死相愛】

このキャラクターは、あなたが死亡した時に自動的に死亡する。
この能力による死はいかなる能力を用いても回避できない。


【家内万全】

このキャラクターは、妻として世界最高峰の能力を持つ。
妻としてのあらゆる務めが自動的にクリティカルになる。


【純情一途】

このキャラクターは、あなただけを愛し続ける。
あらゆる魅了効果を持つ能力を無効化し、心移りが発生しない。


【制約 : 試練】

このキャラクターは、迷宮内において一切のサポートを行えない。


◆ 全能力値 1 だけど何とか頑張って脱出したよルート



"そら、朝食が出来たぞ。
 ……朝っぱらからまた本か。
 もう少し妻を労わるとかしたらどうなんだ?"


あなたは少女の声に、渋々と本を畳んだ。
そのまま手を取られ、引かれるままに食卓につく。

しかし、視線は未だ本に向いている。
あなたの知識欲は深く重い。
朝食の間だけとはいえ、知識の収集を禁じられるのは苦痛であった。


"……はぁ、全く。
 分かった分かった、いつも通り食べさせてやるから、お前は好きに読んでおけ"


あなたの態度に折れた少女は顔を顰めながらも本を手渡した。
勿論、あなたは歓喜に包まれる。
軽く礼を言って本を開き、読み進め、その合間に口元に運ばれるスプーンから食事を取る。


……どこに出しても恥ずかしいダメ人間の、まさに見本であった。


迷宮から戻った後、あなたが真っ先に行った事は資金稼ぎであった。

その方法は言うまでもなく、妻頼りである。
人間として最上級、いやむしろ上限を突き破りかねない能力を生かし、商売を始めさせたのだ。
最初は渋っていた少女であったが、神の力により巨大すぎる愛をその胸に植え付けられている。
惚れた弱みによってあなたに逆らえる訳も無く、抵抗は僅か十数分の物であった。

そうして生活基盤を築いたあなたは、こうして毎日取り寄せた書物を読み耽り、
ダメ夫を支えるために、少女は今日も必死に店を……いや、今や大商会となったそれを切り盛りするのである。

周囲は同情して離婚を勧めているが、少女本人が内心頼られる事に喜んでいるのだから何とも救いがない。


"じゃあ、私は行って来る。
 昼食はテーブルに置いてあるから、ちゃんと食べるようにな"


ひらひらと手を振って少女を見送る。
その間も本から目を離す事は無い。

あなたにとっての夢のような楽園は、今日もいつも通り続いていくのだった。



GOOD END...?


このルートの場合、神の真意に触れていないので祝福はそのままです。
よって、失われた知識の能力値は恐らくすぐに10まで戻るでしょう。
他は据え置きかと思われますが。


ではネクロマンサーあなたのプロローグ書いてきますね。
しばらくお待ち下さい。


>>846
キャラメイクで能力値がNPCデータに近くなれば可能とします。
その場合、多数決であなたを妹にするかどうか決定しますね。

証文の解除方法は、今後再び証文が登場する際に備えさせて下さい。
存在するかどうかも含めて伏せておきます。


『君は一人でも生きていけるだろう?
 でも、あの子は俺が居な―――』


そこまでを口にした糞にも劣る大馬鹿は、見事に宙を吹っ飛んで街路を転がった。

……会心の一撃であった。
痴話喧嘩の範疇で収まる、決して法を犯さない限度ギリギリの、最高の拳撃であった!

目にも止まらぬ、という言葉が実にふさわしい。
一瞬にして懐に潜り込み、回避どころか反応すら出来ていない顔面を華麗に打ち抜いてやったのだ。

道端で突如始まった別れ話を興味深げに聞いていた民衆が喝采を叫ぶ。


『よくやった姉ちゃん!』

『いい拳だ!』

『二股男は死ね!』


小気味良いそれらに手を振って、私はズカズカと糞に歩み寄る。
怯えて震える馬鹿を見下ろし、そして告げた。


"―――あんたなんて、こっちから願い下げよ!
 とっとと失せろ浮気野郎!!"


などと、威勢が良いのは一人になるまでの事だった。

また、である。
これで何度目になるだろうか。
またも私は男を逃がしてしまったのだ。

十代の頃は、結婚なんて誰でも出来ると考えていた。
二十になっても、人より少し遅いだけと楽観していた。
だが、二十も半ばに近付くと 『あれ?これ危ないんじゃない?』 なんて思い始めて……。


"……ねぇ、もう一杯ちょうだいよ"


齢二十八を数える今となっては、ご覧の有様。
困り顔の酒場の店主相手に管を巻く、寂しい独身女である。
辞書の行き遅れという言葉の横に、挿絵として載せたいならどうぞどうぞ、といった所だ。


今度こそは、と思っていたのだ。

年齢的に考えて最後の最後の、そのまた最後のラストチャンス。
絶対に結婚する。
女の幸せを掴むのだと意気込んで、尽くして尽くして尽くし通して……。

その結果が今年成人したとかいう、か弱い乙女による略奪である。
何でもお花屋さんで働いているそうだ。
いやぁ実に可愛らしい。
どう足掻いても死臭を消せない私とは大違いである。
地獄に落ちろ糞ビッチ。


さて、明けて翌日。
酒の力を借りてスッキリとした私は、もういっそ開き直ってしまっていた。

世間全体から忌避される死霊術師。
気が強く男から敬遠されがちな性格。
曲がった事が許せず口煩い所もある。

これでは仕方ない。
結婚できる訳がない。

男など、必死に求めていたのが間違いだったのだ。
幸いにも、どこかの糞が言った通り、私は一人で生きていくに十分な力を持っている。

誰にも頼らず独力で生き抜いてやると、固い覚悟を決めきっていた。


……とはいえ、唐突に全てが切り替えられるという訳でもない。
心の硬さには自信があるものの、未だどこか引き摺る部分はあるのだ。

だからだろう。
差し当たって、一つの人助けでもしてみようか、などと考えてしまったのは。


死霊術師は、その力の性質から人々に忌避される。
死者の魂や遺体をもてあそび、暗い喜びに浸る異常者だと思われているのだ。
実際の所、酷い誤解である。

死霊術師のルーツは、死後の世界を支配する忘却の神に仕える、神官なのだ。
迷える死者達の話を聞き、慰め、魂が安息を得られるよう祈りを捧げる。
正統たる流派は今もその役割を担っている。

だというのに、極一部の、半端に死霊術の真似事をする猟奇犯罪者共のお陰で、一緒くたに白眼視される立場。
ひとたび素性がバレれば友人は去り、裏通りに追いやられ、石を投げられる事もある。


そして何より、結婚だってできやしない!


そうして思いついたのが、死霊術師のイメージアップ。
そのための、死霊術師にしか出来ない人助け。


嘆きの谷。
そう呼ばれる、神の作りし迷宮がある。
迷える死者達が跋扈し、不浄なる嘆きの声を上げ続ける、この世に顕現した地獄である。

そこで嘆くのは、死者だけではない。
周囲に暮らしていた生者こそが、嘆きの名を付けられた原因だった。


この谷は大陸の中央を分断する大山脈の中ほどに存在する。
かつて迷宮と化す前は、良質の鉱石を山のように産出する、一際巨大な大鉱床であった。
近くの街では炉の炎が絶える事は無く、四六時中鎚の音が響いていたという。

……それが今や、通りを歩く者を探すのも難しい。
迷宮の攻略を推奨する神殿の力によって、拠点としての最低限の体裁は整えられているものの、それだけだ。
冒険者向けの店が幾つか開いている他は、廃墟とそう変わりない生気しか残っていない。


これが、真っ当な魔物が闊歩する迷宮ならばまだ良かった。
例えば、魔法的な生物の素材は魔術師達が買い漁るだろう。
獣の毛皮ならば防具になり、植物ならば薬になる。
それらは人知を超えた効果を持つ道具に変わり、人々の生活を凄まじく潤すのだ。

が、死者達、アンデッドならばもう駄目だ。
人骨を素材にしたとして、一体何が作れるというのか。
よしんば作れたとして、誰が買うのか。

そうして結果、産業の一切を失った街は廃れに廃れたという訳だ。


跋扈する死霊のために活気を失った街に現れる一人の美人死霊術師。
彼女の八面六臂の大活躍により、街に小さな希望が灯る。
それは初めは小さな光だが、やがて人々の思いを束ねて巨大なかがり火となる。



"うんうん、実にヒロイック。
 街の人は助かって、死霊術師の株も上がる、これぞ一挙両得。

 待ってなさい、私の後輩達。
 私はもう諦めるとしても、あなた達の婚期だけは、この完璧な計画で守ってあげるから。

 ……まぁ、具体的な手段は全然思いつかないんだけどね!"





◆ ダンジョン 【嘆きの谷】 の攻略を開始します。


■ あなたのステータス


◆ 女性 / 28歳


◆ 能力値

【筋力】  8 【耐久】  2
【敏捷】 .10 【感覚】  3
【知識】  6 【意志】  9
【魔力】  6 【幸運】  8


◆ 職業

【死霊術師】

低難度の魔力行使判定が確実に成功する。
生物の死骸を素材として、自在に使役できる下僕を作成できる(能力は生前よりも低下する)
死者との対話を試みる事が出来る。
霊魂に関する専門知識を獲得する。


◆ 性格

【哀しみを抱いている】
【やや男勝り】
【秩序 / 善】


◆ 所持品一覧

【木製の杖】

【雨除けのケープ】
【旅人のローブ】
【革製の手袋】
【革製のブーツ】

【大型ヒップバッグ】

【堅焼きビスケット x3】
【干し肉 x3】

【水袋 / 100%】

【ポーション x2】

【小型のランタン】
【獣脂 x5】

【携帯用調理器具】

【地図用羊皮紙】


■ 所持品詳細


◆ 杖

打撃 / 魔術補助

基礎攻撃力 : 1
基礎防御力 : 1

命中補正 : 2
魔術補正 : 2

魔力行使を容易にする性質を持つ。
物理的な武器としての性能は低い。



◆ 雨除けのケープ

基礎防御力 : 1

回避補正 : 0

旅装として一般的なフード付きマント。
雨を通さないよう、醗酵させた果実の汁と蜜蝋による防水加工が施されている。
やや硬く着心地が悪いのが欠点。


◆ 旅人のローブ

基礎防御力 : 1

回避補正 : 1

一般的なローブ。
防具としての能力は無いに等しいが、動きやすい。
通気性に優れ快適。


◆ 革製の手袋

基礎防御力 : 2

回避補正 : 0

フィールドワークのお供に。
丈夫で長持ち。


◆ 革製のブーツ

基礎攻撃力 : 1
基礎防御力 : 2

命中補正 : 1
回避補正 : 1

フィールドワークのお供に。
丈夫で長持ち。


◆ 大型ヒップバッグ

基礎防御力 : 3

回避補正 : 0

ベルトで腰の後ろに固定する、革製の頑丈なバッグ。
丈夫で長持ち。

このアイテムに一定以上のダメージが与えられると、所持品に破壊判定が発生する。


◆ 堅焼きビスケット

穀物を練り固めて焼いた食料。
味はそこそこ程度であるが食感が良く、冒険者の間では割合人気。
一つで半日は腹持ちするだろう。


◆ 干し肉

乾燥させた肉。
塩気がややきついが、肉食系冒険者に人気がある。
食事の際、水を多く消費する。
一つで半日は腹持ちするだろう。


◆ 水袋

水を持ち運ぶための、革製の袋。
一杯まで満たせば三日分にはなるだろう。


◆ ポーション

良質の薬草と少量の魔力を用いて作られる薬品。
傷にかければ消毒、血止め、治癒促進の効果がある。
また、飲み込む事で疲労を回復する事も出来る。

◆ 女性 / 28歳 / 独身
にしてはどうか(どうでもいい提案) 


◆ 小型のランタン

携帯用の照明器具。
小型のため、長距離を見通すには不安が残る。
簡単な仕掛けで火打石を叩き、着火する方式。


◆ 獣脂

掌にすっぽり収まる程度の、固形の燃料。
とにかく安いが、かといって品質が悪いわけではない。
一般的なランタンを三時間ほど灯せるだろう。


◆ 携帯用調理器具

フィールドワークのお供に。
最低限の調理が出来るだろう道具の詰め合わせ。


◆ 地図用羊皮紙

地図を描くのに丁度良い大きさと形の羊皮紙。
予備も含めて十分な数がある。




>>930
次から採用します。


◆ 迷宮へ侵入する時間帯を指定できます。



>>↓1  自由な時間帯、もしくは時刻を指定して下さい。


※ 載せ忘れ


◆ 習得魔法一覧

【パラライシス】

中量のマナを消費して、単体に麻痺状態を付与する。
成功率は自身と対象の魔力の差による。
また、麻痺状態の解除判定は耐久によって行われる。
最大効果時間は戦闘時基準で行動三回分。


【フィジカル・ブースト】

少量のマナを消費して、筋力・耐久・敏捷のいずれか一つを増幅する。
持続時間は十五分。
強化値は魔力の能力値と等しいが、元々の能力値の二倍を超える事はできない。
持続時間中は、数秒の集中を代償として強化対象能力を変更でき、その場合マナの再消費は行われない。


【マナ・エクスチェンジ / 大鎌】

全てのマナを大鎌に変換し、運用できる。
発動には十秒程度の集中が必要、終了は即座に行われる。
この魔法の使用中は、全てのマナが変換されるため、他の一切の魔力行使と魔力感知が不可能になる。
また、使用中に魔力によるダメージを受けると、ダメージ量が増大する。

この魔法は発動だけではマナを消費しないが、大鎌が損傷すると修復のために自動消費される。





あなたは 【5:30】 から迷宮に侵入します。


では開始していきます。
よろしくお願いします。

>>944
【パラライシス】の三回分って分にするとどれくらいなのかな?
後杖って片手持ちのワンドなのか両手持ちのスタッフなのかどちらなのかな?

安価下


>>945
すみません、両手持ちのスタッフです。
比較的細い部類なので重量圧迫はほぼ有りません。

三回分は分にまではならないと思います。
近接距離で、大きく振り被った全力パンチを三回叩き込める時間を想像していただければ。

ザクッとした感じでいいんですが、貴女は大鎌の扱いをどのくらい熟練していますか?


>>947
マナ・エクスチェンジで生み出されたアイテムは、あなたの手に完全に馴染みます。
十分以上に熟練していると考えていただいて構いません。


【5:30】


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300620.png

◆ = 現在位置



地平の向こうから太陽が顔を出し始める頃、あなたは渓谷に踏み入った。

左右には切り立った崖。
上部はハッキリと視認できない程に高く、異様な圧迫感を感じた事だろう。
また、渓谷を囲うようにせり出す部分が幾つも有り、よじ上っての脱出の不可能性を明確に語っている。

崖から目を離し、正面を向く。
谷底は広く、幾つか石や岩が転がっているのを覗けば、おおよそ平坦で歩きやすい。
あなたが聞いた話によれば、鉱山として賑わっていた時に念入りな整備が行われていたらしい。
あなたの持ち味である身軽さも、ここでならば十分に生かせるだろう。


また、死霊に関する専門家であるあなたは一つの確信を抱く事が出来る。
これから夕刻まで、この場所は安全である。

谷である以上、頭上は開いており、そこから陽光が入ってきているのだ。
死者達は太陽を拒み、闇を愛する。
光のある時間帯ならば、問題なく休息が可能であるはずだ。


谷は正面に長く続いている。

西側の崖には、ぽっかりと口を開けた洞窟が二つ。
恐らく、坑道である。
内部は気の向くまま乱雑に掘り進められたと聞いている。
無計画でも十分なほど、良質の鉱床であったそうだ。

勿論、坑道内には光など差し込んでいるはずもない。
死者達が潜んでいる事は間違いないと思われた。



>>↓1  どうする?

冒険者用の店がある拠点は何処にあるんだろう
もう通った後?


>>958
峡谷の外にあります。
あなたは既に通ってきました。
向こうのスレだと訪れる事が出来ますが、こちらではフレーバーテキストのような物です。


【5:45】



あなたはまず、坑道に入る前に周囲の確認を行う事とした。
北へと進み、地形を把握しようと試みる。



http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org300642.png

◆ = 現在位置



それにはそう長い時間はかからなかった。
正面の道が塞がっているのだ。

崖が崩れたのだろうか。
大量の岩石がうず高く積み重なり、進行を拒んでいる。

その手前には東側に坑道があるが、そちらには岩の侵入は見て取れない。



>>↓1  どうする?

アンプリフィケーションで
パラライシスの効力が
どの程度伸びることが期待されますか?


あなたはその場で腕を組み、考え込んだ。
迷宮に挑むにあたって、自身の能力は果たして十分であろうか。
可能であれば、魔法のもう一つぐらいは習得しても良いかも知れない、と。



■ コンティニュアル・ライト

少量のマナを消費して、光球を発生させる。
特に指定しない限り、光量は大型のランタン程度、持続時間は六時間。
光量と持続時間は、片方を犠牲に片方を増幅する事が出来る。
また、必要があれば自由なタイミングで光を消す事が出来る。


■ マナ・ボルト

基礎攻撃力 : 3

少量のマナを消費して、魔力の矢を射出する。
魔力の能力値を威力増加判定に用いる遠距離攻撃。
特にデメリットは存在しない。


■ リモート・ビューイング

少量のマナを消費して、離れた場所に視覚を飛ばし、その場を覗き見る
視覚を飛ばす場所には自身の魔力を籠めたアイテムを置いておく必要がある
また、視覚を移動させる以上、元々の視覚は一時的に機能しなくなる
この魔法による視覚には自動的に魔力視が付与される


■ アンプリフィケーション

微量のマナを消費して、次回の魔法行使を有利にする
成功判定のある魔法の成功率が上昇し、攻撃魔法の威力が強化される
この魔法と次の魔法の間に別の行動を行った場合、効果は失われる

この魔法は回避や防御と同時にデメリットなく行う事が出来る
ただし、攻撃と同時には使用できない


■ マナ・シールド

大量のマナを消費して、魔力の盾を作り出す
盾は魔力の能力値と等しい耐久を持ち、破壊されるまで自動的に攻撃を防ぐ
ただし、盾の被害軽減判定は行われず、軽減されないダメージをそのまま受ける
また、多方向からの同時攻撃を全て防ぐ事は出来ない


■ マナ・プレス

大量のマナを消費して、指定した対象の周囲に大きな圧力を与える
最大効果範囲は直径4mの球形
範囲内の全ての対象に魔力ダメージを与え、敏捷の能力値を低下させる



>>↓ 【23:12】 以降 一つ選択して下さい。


※ 習得時間は、こちらのスレでは全て12時間です。

>>964
効果時間は延びず、成功判定に+2されます。


>>↓1 コンマ判定 【魔法知識】

知識 6
職業 2

目標値 8


【魔法知識】

目標値 8  出目 10

ファンブル!!

出ファンブった所で次スレ立ててきます。
少々お待ち下さい。


次スレ上がりました。


【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック ソロ-3【オリジナル】

【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック ソロ-3【オリジナル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456150607/)


マナ・ボルトの習得に必要な修練法は何だったか。
あなたは必死に記憶を探る。

しばし腕を組みながら唸り、そして思い出した。

いつだったか、酔っ払った勢いで魔法書で焚き火をして芋を焼いたのだ。
確かその時燃やしたのが、未読であった射撃魔法に関する物であったような。


……自身の阿呆さ加減に、あなたは思わず頭を抱えた。
これでは習得どころの話ではない。
マナ・ボルトは諦める他無いだろう。



>>↓1  どうする?


あなたは更に考える。
マナ・ボルトは駄目だった。
ならば次、他の魔法を覚えようと。



■ コンティニュアル・ライト

少量のマナを消費して、光球を発生させる。
特に指定しない限り、光量は大型のランタン程度、持続時間は六時間。
光量と持続時間は、片方を犠牲に片方を増幅する事が出来る。
また、必要があれば自由なタイミングで光を消す事が出来る。


■ リモート・ビューイング

少量のマナを消費して、離れた場所に視覚を飛ばし、その場を覗き見る
視覚を飛ばす場所には自身の魔力を籠めたアイテムを置いておく必要がある
また、視覚を移動させる以上、元々の視覚は一時的に機能しなくなる
この魔法による視覚には自動的に魔力視が付与される


■ アンプリフィケーション

微量のマナを消費して、次回の魔法行使を有利にする
成功判定のある魔法の成功率が上昇し、攻撃魔法の威力が強化される
この魔法と次の魔法の間に別の行動を行った場合、効果は失われる

この魔法は回避や防御と同時にデメリットなく行う事が出来る
ただし、攻撃と同時には使用できない


■ マナ・シールド

大量のマナを消費して、魔力の盾を作り出す
盾は魔力の能力値と等しい耐久を持ち、破壊されるまで自動的に攻撃を防ぐ
ただし、盾の被害軽減判定は行われず、軽減されないダメージをそのまま受ける
また、多方向からの同時攻撃を全て防ぐ事は出来ない


■ マナ・プレス

大量のマナを消費して、指定した対象の周囲に大きな圧力を与える
最大効果範囲は直径4mの球形
範囲内の全ての対象に魔力ダメージを与え、敏捷の能力値を低下させる



>>↓ 【23:34】 以降 一つ選択して下さい。


>>↓1 コンマ判定 【魔法知識】

知識 6
職業 2

目標値 8


続きは次スレになります。
埋め立てどうぞー。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom