ラディッツ「地獄は今日も地獄だった」(4)

ラディッツ「俺が地獄に来てからどれくらい経ったのだろうか…」

ラディッツ「来たばかりの頃は気楽なもんだった。なにしろまわりには雑魚しかいなかったからな」

ラディッツ「まるで俺がここで一番強いんじゃないかとさえ思えるほどだった。地獄と言っていたが、俺にとっちゃ天国同然だった」

ラディッツ「しかしそれは、あいつが来てからぶち壊された…」

ナッパ「あぁ?何見てんだよ弱虫ラディッツよぉ」

ラディッツ「い、いや、なんでもない」

ラディッツ「くそぉ……まさか俺に引き続き、ナッパまで殺されるとは……地球は一体どうなっているんだ……」

数年後

ナッパ「おっ?おいラディッツ、地獄に新入りが落ちてきたみてぇだぞ」

ラディッツ「なんだって?今度は誰が?」

ナッパ「んなこと俺が知るわけねえだろうが。おら、さっさと確認して来い」

ラディッツ「なんで俺が!」

ナッパ「あぁ?なんだ、俺に立てつこうってのか?」

ラディッツ「ぐっ……!い、行けばいいんだろう行けば!!」

ナッパ「へっへっへ、それでいいんだよ」


ラディッツ「ちくしょう……なんで死んでまでこんな思いをしなくちゃならねえんだ」

ラディッツ「おい、そこのお前」

ドドリア「あ?」ギロッ

ラディッツ「っ!?ど、ドドリアさん!?」

ドドリア「……誰かと思ったら、ラディッツかよ」

ラディッツ「あんたも死んだってのか、ドドリアさん!?」

ドドリア「ちっ……てめぇには関係ねえよ」ボリボリ

ラディッツ「あ、あぁ……?」

ドドリア「てめぇがいるってことは、やっぱ俺はやられたんだな。ちくしょう、ベジータの野郎……!!」

ラディッツ「ベジータ?あんた、ベジータに殺されたのか?」

ドドリア「だからてめぇには関係ねえっつってんだろうがっ!!」

ラディッツ「ひっ!?」ビクッ

ドドリア「ちくしょう、むしゃくしゃしやがる……この俺様が、あんな猿野郎に殺されるなんて……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774   2015年03月02日 (月) 17:17:44   ID: HhfG0dJT

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