男「ま、まん………？もう一回言って」


ピンポーン　　家のチャイムが鳴った。


男「親、お客さんか、ちょっと俺が出てくるわ」

妹「気を付けてね、お兄ちゃん」

男「………？　あ、ああ」

男「はい、はあい………ああ、なんだ妹友ちゃんか」

妹友「こんにちは、男さん」

男「どうぞどうぞ、上がってってくれ。ゆっくりしていっていいぞ、いつも妹がお世話になって済まないなぁ」

妹友「いえいえ」

男「おーい、妹！お友達だぞー！」

妹友「あっ、ちょっと待ってください、今日は男さんにお話があってきました」

男「うん？俺？」

男「用事か、俺に何か？」

妹友「男さん、付き合ってください………！好きでした」

男「………えっ」

妹友「………」

男「え、ええと………ちょい待ち、待ってくれ」

妹友「こ、困りますよね、急にこんな話をして………でも本気なんです」

男「うーん………お、俺は」


妹『騙されちゃだめだよ－－－、お兄ちゃん』

男「おお、妹！　丁度良かった、今遊びに来て－－－」

妹「騙されちゃダメ、変な女に引っかからないで。　　その子はもう、目がヤバい」

男「うん………？何言ってる」

妹友「男さん、この人、変なこと言ってますよ」

男「む。………まあ、ちょっとヘンだが」

妹友「変なこと言ってますよね、こんな女とは別れるべきです」

男「そうだ、妹………どうしたんだ、さっきも変なことを叫んでいたし………」

妹「マンコブラスターのこと？」

男「　」ﾌﾞﾊｯ

男は噴き出した。

男「妹！何言ってんだ、妹友ちゃんの前で！　　………ごめん妹友ちゃん、こいつちょっと」

妹友「………『マンコブラスター』？」

男「いやいやいや、あの、違うんだって」

妹友「それが、妹ちゃんの技の名前なの？」

男「………いや、え？」

妹「………」

男「な、なんだよ………？」

妹と妹友が、静かに睨み合っている。
険悪な空気だ。

男「ちょっと、どうしたんだお前たち、なあ」

妹友「マンコブラスターか………『弱そう』ね」

男「ちょ、ちょっと待てお前ら」

何をやっているんだ。
女の子が、そんなこと言うもんじゃありません、と叱ろうとした。
だが、事態は俺の想定とは、違うようだった。

妹「へえ………？私の『マンコブラスター』が弱そうだって言うの？」

妹友「ええ、そうですよ、男さんにふさわしくありません」

男「ちょっと待てお前ら、ストップ、ストップ。少し静かにしろ、な？」

妹友「どちらが『上』か………決めましょうか」

妹「なあに？やる気なの？」

男「………なんだ？え、何言ってんの？」

妹が俺の前に飛び出す。

妹「－－－お兄ちゃん！　伏せていて！」

男「はぁ！？　………え、いや何！？」



妹友ちゃんが、突如、スカートをたくし上げ、何事かと思う間もなく、叫ぶ。

妹友「－－－『マンコバズーカ』！！」

火砲が、轟音とともにスカート内から飛び出し－－－
妹の身に直撃した。
爆炎が舞う。

妹友「私の『膣砲』－－－マンコバズーカは、全てを焼き尽くす砲弾………！
あなたなんかに遅れは取らない………！」




男「ぐぁッ………！？」

爆風で俺は飛ばされ、ひび割れた廊下に転がる。
砲弾の直撃を食らった妹は、果たして－－－？

男「な、なんだ、何が起きた？　妹！」

あ、今日はここまでです、すみません
続くのかも、未定です
続けたら怒られるような気もします、いろんなひとから

妹友「さあ－－－邪魔者は片付きました、お兄さん」

爆炎の残滓が今だに残る中、妹友ちゃんは微笑んだ。

妹友「これからあなたは私だけのものです.これで『安心』、そして『正常』」

兄「………ッ　な、なんて………」

妹友「？」

兄「なんてことをするんだ！」

妹友「お兄さん、貴方は被害者です」

男「え？」

妹友「あの子にすり寄られた時間が長いから騙されているんですね、かわいそうに」

男「………」

妹友「ちょっと付き合いが長いというだけで勝った気になっているあのクソビッチは、もう爆散したんです」

男「おまえ………！」

妹『誰がクソビッチだ、アバズレランドセルが』

妹友「ッ！？」

爆炎で姿が見えない中、その声は聞こえ続ける。

妹「あんなナマちょろい技でこの私を倒せると思っていたんだね？
だとすれば随分矮小な脳みそをお持ちなようだよ、お笑いだね。
敵の戦力を把握できていない。『膣闘士』（マンコファイター）としての実力は『下の下』………！」

男「い、妹！生きているのか！」

妹「元気だよぉ？あんな低レベルな『膣闘武技』（マンコスキル）にやられるわけにはいかないよ」

妹友「一撃目ではくたばらなかったか………！おのれ」

妹友「くッ………！どこだ！姿を見せろ」

妹「安心しなッ！すぐに『ぶっ殺し』てやるよ！」

煙。その中を
妹友は声のする方を睨む。
そちらに向いて、スカートを再びたくし上げた。

妹友「そこ、かあ－－－ッ！　くらえ、マンコバズーカ！」

彼女がそう叫んだその時－－－！

妹「マンコブラスター！」

煙の中から、鋭い光線が飛んできた。
妹友の身体に、槍のように突き刺さる赤いレーザー光線。

妹友「ぐはあああああああああ－－－ッ？！」

妹は、敵の砲撃をかわして、反撃に出たのだった。

男「妹！」

妹「攻撃の『初速』が遅い………私のマンコブラスターと西部劇をかまそうなんて10年早いよ」

妹友「ぐっ………きさ、ま………」


妹友はその場に倒れこんだ。

妹「ふう………！」

兄「だ、大丈夫か妹」

妹「どうにか、ね………まあこれで終わりじゃないけれど」

兄「え………？」

妹「この戦いは始まったばかりだということだよ」