武内P「そういえば何か体にも違和感が・・・・」

武内P「心なしか部屋が広く見えるし・・・・」

武内P「体に全体的に丸みがあるような・・・・」

武内P「！？、まさか！」バッ

武内P「やっぱりない・・・・」

武内P「そうだ、鏡を・・・・」チラ

武内P（そこに映っていたのは・・・・・）

武内P（少々目つきの悪い少女だった・・・・・）

武内P（以下ロリ武）「何でこのような事に・・・・」

ロリ武「確かにアイドルとのコミュニケーションはまだまだ極めたとは言えない・・・」

ロリ武「それはいくら仲良くなった所で所詮は男と女・・・・その差は埋められない・・・・」

ロリ武「いっそ女に生まれたかったと思っていた・・・・・」

ロリ武「という事を千川さんに相談してスタドリを飲んでいた所までは覚えてる・・・」

ロリ武「何でも一ノ瀬さんが進めてくれた物だとか・・・」

ロリ武「とりあえず今の状態を確認しよう・・・・」

ロリ武「年は中学２年生位・・・・」

ロリ武「髪は茶色のウェーブがかかったセミロング・・・・」

ロリ武「顔立ちも目つきが多少悪い所もあるが整っている・・・・」

ロリ武「身長は１５５ｃｍ位、３サイズは目測で７８/５５/８０って所ですか・・・・」

ロリ武「・・・・・」ジー

ロリ武「ハッ！何を見ようとしてるんですか私は！」

ロリ武「今は非常事態だというのに・・・・」

ロリ武「とりあえず誰もいなくてよかった・・・・」

ロリ武「この状態を誰かに見られたらあらぬ誤解を生みそうですしね・・・・」（現在の恰好：裸ワイシャツ）

ロリ武「さて・・・まずはどうするか・・・」

ガチャ

ロリ武「！」

凛「おはよう・・・」

ロリ武（渋谷さん・・・）

凛「プロデューサー・・・いないの？」

ロリ武（逃げられない・・・）

凛「ん？」

ロリ武「あ・・・・」

凛（状況を整理しよう）

凛（今日はたまたま早く目が覚めたのでいつもより早く出社してみた）

凛（そしてあわよくばプロデューサーの椅子やその他置いてある私物の香りを堪能しようかとワクワクしていた）

凛（そして来てみたら見知らぬ少女がいた・・・・）

凛（しかもプロデューサーのワイシャツを素肌に来ている、しかも周囲にはプロデューサー背広やらネクタイやら下着やらが散乱している・・・・）

凛（プロデューサー今日は紺のトランクスかぁ・・・・ってそうじゃなくて）

凛（何この状況・・・・）

凛「ねえ」

ロリ武「は、はい・・・」ビクッ

凛「アンタは・・・誰？」

ロリ武「え、えっと・・・」

凛「プロデューサーのワイシャツを着ている・・・アンタは誰？」

ロリ武「そ、それはですね・・・」

凛「アンタは私のプロデューサーとどういう関係なの！？」

ロリ武（達が抜けてますよ！）

ガチャ

未央「おはよー！」

卯月「おはようございます」

凛「あ・・・・」

ロリ武（島村さんに・・・本田さんまで・・・）

未央「お、しぶりんもう来てたんだ」

凛「う、うん・・・・」

卯月「あれ、その子は？」

ロリ武「・・・・・」ハラハラ

凛「事務所に来たらいたから問い詰めてたんだ」

未央「う～む・・・・プロデューサーのワイシャツを着ている所からすると・・・・」

ロリ武（本田さん・・・まさか・・・）

未央「もしや、プロデューサーの隠し子！？」

ロリ武「」

卯月「か、隠し子って・・・それじゃプロデューサーさんは・・・」

未央「いや～朴念仁に見えてやることはやってるのかもよ？」

凛「」ガクガク

卯月「り、凜ちゃん？」

凛「ねぇ！」ガッ

ロリ武「ひぃ！」ビクッ

凛「真実を話して！アンタはプロデューサーの何なの！？」

ロリ武（まさか私が女性に上から押さえつけられる日が来るとは・・・）

ガチャ

ちひろ「ただいま戻りました」

卯月「あ、ちひろさん・・・」

ロリ武（千川さん・・・）

ちひろ「はい、替えの服と下着持ってきましたよ」

ロリ武「はい？」

凛「あの・・・・ちひろさん・・・」

未央「その子は一体・・・・」

ちひろ「ああ、この子ですか？この子は・・・・」

未央「うんうん・・・・」

凛「・・・・・・」ドキドキ

卯月「・・・・・・」ワクワク

ロリ武（千川さん・・・一体何を・・・）

ちひろ「プロデューサーさんの姪っ子です！」

NG３人「ふ～ん・・・・」

NG３人「ええ～っ！！！！」

ロリ武（そういう事にするんですか・・・・）

凛「そ・・・そうなんだ」

ちひろ「はい、プロデューサーさんのお兄さんの娘さんです」

未央「へープロデューサーお兄さんいたんだ」

ロリ武（許してください架空の兄さん・・・・）

卯月「その子がどうしてここに？」

ちひろ「実はご両親が旅行に出かけてまして・・・その間預かってるそうです」

凛「ふ、ふーん・・・そうなんだ・・・」

未央「何でここに？それに何でそんな恰好を？」

ちひろ「何でもプロデューサーさんが携帯とお弁当を忘れたそうで・・・届けに来たんですよね？」チラ

ロリ武「！」コクコク

ちひろ「それでうっかり足を滑らせて噴水にダイブしてびしょ濡れになってしまって・・・とりあえず私が服をクリーニングに出して代えを持ってくる間にとりあえず事務所にあるプロデューサーさんのスーツの予備を着るように言ったんです」

凛「それで着替えてる途中で私が入ってきたと・・・」

ロリ武「・・・・」コク

未央「成程・・・確かに目つきとかちょっと似てるかも、本家よりは大分可愛いけど」

卯月「み、未央ちゃん！」

ちひろ「納得していただけました？」

未央「ま、まぁ・・・」

卯月「そういうことですか・・・」

凛「ふーん・・・」

ちひろ「そういうわけなので、今からこの子を着替えさせるので外で待っててもらえますか？」

ロリ武「！」

未央「はーい」

卯月「わかりました」

凛「・・・・・」

ちひろ「まぁまぁ渋谷さん」








ちひろ「そこに散らばってるプロデューサーさんの衣類の予備は持ち帰っていいですから」

凛「・・・・ふーん」

バタン

ちひろ「さーて、Pちゃん着替えましょうか～」

ロリ武「い、いえ自分で出来ます・・・・」

ちひろ「何言ってるんですか、下着のつけ方とかわからないでしょ？」

ロリ武「！？」

ちひろ「今は女同士なんですから、気にする事ないですよ」

ロリ武「そ、そうですが・・・」

ロリ武「所で千川さん、そろそろ事情を説明してください・・・」

ちひろ「あ、そうでした、すっかり忘れてました」

ロリ武「」

ちひろ「まさかプロデューサーさんが女性になりたいなんて言うもんですから」

ロリ武「あ、あれは言葉のあやで・・・・」

ちひろ「ですが、そうする事で今後のプロデュースに約立つこともあるかもしれません、ですから一ノ瀬さんに頼んで協力してもらいました」

ちひろ「あの過ちを、繰り返さないためにも・・・ね？」

ロリ武「はぁ・・・・」ポリポリ

ロリ武「それで、件の一ノ瀬さんは？」

ちひろ「今ちょっとライブに行ってまして・・・・」

ロリ武「え・・・・」

ちひろ「安心してください、薬の効果は聞いてきましたから」

ロリ武「そ、そうすですか・・・」ホッ

ちひろ「一晩すれば男に戻るそうですよ」

ロリ武「よかった・・・・」

ちひろ「さぁ、着替え完了です！皆さん入ってきていいですよ」

ガチャ

卯月「わぁ！かわいい！」

未央「ピンクの服ですか～いいですね～」

凛「ふーん・・・悪くないかな」

ロリ武「そ、そうですか・・・」///

未央「お、照れてる照れてる、そういうとこも似てるかもwww」

凛「そういえば肝心のプロデューサーは？」

ちひろ「所用で外出ちゅうですので、このお弁当は私が渡しておきますね」

ロリ武「あ、ありがとうございます・・・」

ちひろ「それでは私も用事があるので、その子の面倒を見ててもらえませんか？」

未央「いーよー、今日はレッスンだけだし」

卯月「私も問題ありません」

凛「・・・・まぁいいけど」

ロリ武（大丈夫でしょうか・・・・）

ちひろ「それでは、よろしくお願いしますね」

バタン

ロリ武（行っちゃった・・・）

未央「さーて、とりあえずレッスンしに行こっか」

卯月「そうですね」

ロリ武「わ、私はここで待って・・・」

未央「え～折角だから一緒に来てよ」

凛「まぁ頼まれたし・・・ね」

ロリ武「」

～更衣室～

ロリ武（まさかここにまで入ってしまうとは・・・神様お許しください・・・）

未央「よいしょっ・・・と」ヌギヌギ

ブルン！

ロリ武（流石本田さん・・・なんて健康的な肉体・・・日頃から鍛錬を怠ってない証拠ですね・・・）

未央「？」（何を関心してるんだろう・・・・）

凛「・・・・・」バサッ

スラッ

ロリ武（渋谷さんも・・・無駄な肉のないまさにパーフェクトボディ・・・やはり何日もかけてスカウトして良かった・・・）

凛「？」（何感動してるんだろう・・・・）

卯月「♪～」ヌギヌギ

プルン

ロリ武（島村さんも順調に体の方も成長中みたいですね・・・頑張っている証拠でしょうか・・・）

ロリ武（しかしウエストの方が少々・・・今度食生活はどうしてるか聞いてみましょうか・・・）

卯月「？」（何か気を使われてる気がする・・・・）

～レッスン場～

ベテトレ「さて始めるか・・・ってその子は？」

凛「プロデューサーの姪っ子だって」

卯月「見学させてもらってもいいですか？」

ロリ武（一応ジャージに着替えた）「ど、どうも・・・」ペコリ

ベテトレ「ふむ・・・まぁいいだろう」

未央「やった！よかったね！」

ロリ武（何だか新鮮です・・・）

ベテトレ「ワン！ツー！スリー！フォー！」パンパン

りんみお「ハイ！」ビシッ

卯月「は・・・ハイ！」ビシッ

ロリ武（島村さん・・・そこはそうじゃなくて・・・）ウズウズ

ベテトレ「ん？どうした？」

ロリ武「島村さん！」

卯月「は、はい！」

ロリ武「ここはこうやるんです！」バッ

ダンッ！ダンッ！

未央「おお、なんてキレのある動き・・・・」

凛「意外だ・・・」

ロリ武「夢がデビューする、よろしくっ！ハイ！」ビシッ

未央「す、凄い・・・」

卯月「いい勉強になりました！」

凛「この子・・・一体何者・・・」

ロリ武（どうやら身体能力は元のままのようですね・・・・）

未央「ねぇねぇ！他の曲もやってみてよ！」

ロリ武「え・・・・」

～レッスン終了後～

ロリ武「ハァハァ・・・・」

未央「いや～まさか全ユニットの曲歌って踊れるとは・・・」

凛「凄すぎ・・・・」

卯月「尊敬します！」

ロリ武（流石に疲れました・・・）

未央「プロデューサーがいたらスカウトしてたよね～」

凛「いや流石に姪っ子は・・・・」

ロリ武（私はそういう風に見られていたんですか・・・・）

ロリ武（しかし、自分で歌って踊って教える・・・いい体験でした・・・）

ロリ武（元の姿でやったら引かれてる所ですからね・・・・）

～CPルーム～

ガチャ

未央「わっ！皆来てる」

美波「あ、卯月ちゃん達お疲れ様」

きらり「おっつおっつ☆」

蘭子「闇に飲まれよ！」

かな子「お疲れ様～クッキーあるから皆で食べよ？」

ロリ武（全員集合してますね・・・・）

みく「おや、その子は誰だにゃ？」

ロリ武「！」ビクッ

未央「プロデューサーの姪っ子だって」

卯月「お弁当を届けに来たそうです」

みりあ「そうなんだ、よろしくね！」

智絵里「よろしくお願いします・・・・」

李衣菜「よろしく～」

ロリ武「・・・・・」コクリ

杏「う～ん・・・」

莉嘉「あれ～？」

アナスタシア「Что с вами?　お２人共、どうしました？」

杏「いやね、あの子を見てるとある光景が思い浮かぶんだよね～」

莉嘉「そうなんだよ～」

きらり「どういう事だにぃ？」

莉嘉「アタシと杏ちゃんとあの子と他何人かで夏休みを満喫する光景がフラッシュバックするんだよ」

杏「不思議だよねぇ」

ロリ武（どういう事でしょうか・・・・）

莉嘉「まぁいいや、もう今日は皆仕事終わりだから皆でどっか行こうよ！」

みりあ「さんせー！」

杏「え～パス～」

きらり「杏ちゃんも行くんだにぃ☆」

みく「勿論P姪チャンも来るよね？」

ロリ武「え・・・・」

未央「おおいいね！行こうよ！」

ロリ武（これは・・・彼女達と直に触れ合う事でより良いプロデユースに繋げるチャンスかもしれませんね）

ロリ武「わかりました、行きましょう」

李衣菜「よし決まり！レッツゴー！」

智絵里「れ、れっつごー！」

かな子「皆楽しそうだね」

卯月「私も楽しみです！」

蘭子「それではいざ参らん！」

～ショッピング～

莉嘉「そのアクセサリーも似合うよP姪ちゃん！」

みりあ「この髪留めもどうかな？」

きらり「このリボンも似合うにぃ☆」

ロリ武「そ、そうですか・・・・」

ロリ武（女の子は大変ですね・・・・）

～ゲームセンタ～

杏「うりゃうりゃうりゃ！」バンバン

かな子「すごーい！杏ちゃんパーフェクトだ！」

智絵里「モグラさん・・・可哀想・・・」

杏「いやこれゲームだし・・・姪っ子ちゃんもやる？」

ロリ武「じゃあこれを・・・」

杏「パンチングマシンか・・・・女の子にはムズ・・・」

ドン！

測定不能

杏「」

ロリ武（皆と遊ぶ・・・何て楽しい事なんでしょう・・・）

～ゴスロリショップ～

蘭子「闇に飲まれよ！」

ゴスロリ武「や、闇に飲まれよ！」

蘭子「ククク・・・我が友の血族よ・・・似合っておるぞ」

ゴスロリ武「そ、そうですか」///

美波「凄い照れてる・・・・」

アナスタシア「ダー、可愛いです」

ゴスロリ武（こういうのも・・・中々良いですね・・・）

～カラオケ～

ロリ武「今走り出す夢とキセキが、光って～♪」

みく「な、みく達よりうまいにゃ・・・」

李衣菜「ろ、ロックだね・・・」

みく「感心してる場合じゃないにゃ！みく達も一緒に歌うにゃ！」

李衣菜「オッケー！任せて！」

ロリ武（こんなに心が満たされるのは久しぶりです・・・・）

～そしてお別れ～

ロリ武「それじゃ私はこれで・・・・」

みく「Pチャンによろしくにゃ～」

みりあ「まったね～」

ロリ武（恐らく、もう会うことはないと思いますが・・・）

卯月「あ、あの！」

ロリ武「？」

卯月「きょ・・・今日は色々教えてもらって・・・楽しかったです！ありがとうございました！」

ロリ武（島村さん・・・）

未央「うん！楽しかったよ！」

凛「ま、悪くなかったかな」

ロリ武「私も、こんな素晴らしい人達に出会えて、嬉しかったです、ありがとうございました」グス

未央「はは、泣いちゃってるよ・・・・」

卯月「いつかまた会いましょうね！」

ロリ武「・・・・・そうですね」








凛「・・・・・ところで、次プロデューサーの所に泊まる時には私も誘ってね」

ロリ武「」

～P宅～

ロリ武「さて、あとは寝ればすべて元通り・・・・」

ロリ武「・・・・・」

ロリ武「女の子の生活・・・・案外悪くないかもしれませんね・・・・」

ロリ武「・・・いやいや、私はあくまでプロデューサー・・・・邪な感情を持ってはいけない・・・」

ロリ武「・・・もう寝よう、そして明日からまた頑張ろう・・・」

ロリ武「おやすみ・・・」

～翌朝～

武内P？「う～ん・・・・」

武内P？「どれどれ・・・・」チラ

武内P？「よかった、ありました・・・・」

武内P？「これでやっといつもの生活に・・・・」

武内P？「でもまだ違和感が・・・・鏡は・・・」チラ

ショタケ「な、これは一体・・・？」

志希「一晩で男になるとは言ったけど、背が伸びるとは言ってないよ～♪」

ショタケ「今日はどうやって誤魔化そう・・・・」

その後もう一晩寝たら戻りました

～おわり～

～おまけ～

？？「ねぇプロデューサーさん」

武内P「どうしました？関さん」

裕美「何で私をシンデレラプロジェクト２期生にスカウトしたんですか？」

武内P「それは・・・笑顔です」

裕美「私プロデューサーさんの前で笑った事ありましたっけ？」

武内P「いえ、きっとあなたの笑顔は素晴らしい物になると思ったので・・・」

裕美「ふーん・・・よくわかりません」ジトー

武内P「わかりますよ、そのうちに・・・・ね？」ニッコリ

裕美（そんな恐い笑い方されてもなぁ・・・・）

～本当におしまい～