・キャラ崩壊注意
・遅筆注意
です。
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老提督「私にとっては似たようなものなんだがなぁ…」
時雨「だめ。日頃からこういう区別はしっかりしとかないと。提督ももう年なんだからさ」
提督「おっと、そう老人扱いをしてくれるな。私は少なくとも後20年は現場を離れるつもりはないぞ?」
時雨「……提督、自分が今何歳だか分かって言ってる?」
提督「ん? ふむ…確か、50と少しだったかな?」
時雨「今年で70歳ピッタリ! もうっ、本当に大丈夫!?」
提督「はっはっは、ちょっとした冗談だ。そう目くじらを立てるな。なに、キチンと覚えているさ」
提督「この前誕生日があったばかりだからな。可愛い孫達が祝ってくれたんだ。忘れるわけがないだろう?」
時雨「また孫扱いして……はぁ、もう」
提督「そうは言うがな時雨。戦艦や空母の娘達でさえ娘に見えるかどうかといったくらいなのに」
提督「お前のような駆逐艦達を孫扱いするなというのは流石に酷というものだぞ?」
時雨「別に僕だって、無理して大人扱いして欲しいわけじゃないさ」
時雨「ただ、提督にとって僕はいつまでも子どもなんだなって思っただけ」
提督「拗ねるな拗ねるな。ほら、飴ちゃんをあげよう」
時雨「……ワザとやってる?」
提督「拗ねる時雨が可愛くてな」
時雨「……むぅ」
提督「心配しないでもお前は充分に大人びているさ」
時雨「…じゃあ、子ども扱いしないでくれると嬉しいな」
提督「それは無理だな。お前は確かに大人びてはいるがまだまだ子どもらしい。もちろんいい意味でだぞ?」
時雨「納得いかないよ」プクーッ
提督「なに、私のような老いぼれから見れば鳳翔だって娘のようなものなんだ。そう気に病むことじゃないさ」
時雨「……むー」
提督「それ」ツンッ
時雨「ぷすー……」
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