水曜どうでしょうとラブライブのパロSSです。
元ネタが混ざっていますのでキャラ崩壊にご注意ください。
たまに笑うシーンで、キャラのセリフに草が生えることがありますのでご注意を。
亀更新になるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします
前スレ
凛「日本全国サイコロの旅&十勝十九番勝負」
凛「日本全国サイコロの旅&十勝十九番勝負」 - SSまとめ速報
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にこ「マレーシアジャングル探検」
にこ「マレーシアジャングル探検」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437834556/)
希「対決列島 ～the battle of sweets～」
希「対決列島 ～the battle of sweets～」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429287310/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450020178
20XX年8月10日(金)
午後10時30分
サイコロの旅から1日
～札幌 某旅館～
凛「新しい企画？」
真姫「ええ。サイコロから1日、そろそろゆっくり北海道旅行しないと」
凛「でも企画しながらなんでしょ？」
真姫「当たり前じゃない」
凛「……サイコロよりしんどい企画じゃないよね？」
真姫「もちろん、あれより辛いなんてことはないわ」
凛「ほんと？ よかったぁ……」
真姫「サイコロだけで終わったら言われるじゃない？ 日本全国まわってなにしたのって」
凛「あははははｗｗ」
真姫「聞かれるでしょ？ でも私たちも返答に困るのよ……」
凛「そうだね……」
真姫「長い説明が必要になるもの」
凛「凛のお母さんなんてね、そのまま北海道に行くと思ってるから……」
凛「あれ見たら『なにしてるの！？』なんて言われるにゃｗｗ」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「もうダメだよサイコロは……」
凛「二度とやらないもんサイコロなんて」
真姫「PRのはずなのに旅番組みたいな企画を続けていくらしいけど……希曰く」
凛「うん」
真姫「私はもう旅が嫌いになりそうよ」
凛「あははははｗｗ」
花陽「あははははｗｗ」
真姫「これで外国に行くなんて言われたら……私、もうダメよ」
真姫「旅先で遊んだり観光したりするでもなく、ただ移動し続けるだけなんて旅じゃないもの」
真姫「いずれ誰かが死ぬわよ」
花陽「死んじゃうよね……最初のオレンジライナーでもう大変なことになってたし……」
凛「バスで人が死んじゃうなんて……」
凛「凛ね、まだまだやりたいことあるのに死ぬなんてやだよ。もっとみんなと歌って踊りたいにゃ」
真姫「それは……私だって同じよ。死にたくないし、みんなといるの……意外と楽しいもの」
凛「真姫ちゃん……！」
真姫「なによ……///」
凛「えへへー♪」
クソライブ[ﾋﾟｰｰｰ]や
クソライブ死 ねやカス
真姫「もう……また旅に出るのよ？」
凛「わかってるよ……うん、休養ばっちりとったから！」
花陽「花陽はまだ旅館にいたいです……」
凛「ダメだよかよちん、それじゃ凛たちがダメダメスクールアイドルみたいになっちゃうよ！」
花陽「うぅ……はい」
真姫「番組を見てくれてるみなさんには、もう何週間か前の話かもしれないけど……私たちはサイコロからまだ1日しか経ってないの」
凛「ばっちりって言ってもね、まだ完全回復じゃないんだよ……」
花陽「あはははｗｗ」
凛「なんで辛い企画しながら旅しなくちゃいけないのぉ……？」
真姫「私だって旅館でゆっくりしたいわよ……」
凛「そうでしょ？ 凛たちμ'sのPR番組作ってるんだよ？」
花陽「あははははｗｗ」
凛「ただ凛たちが旅行して楽しむ姿でも十分PRになるんじゃないの？！ にこちゃんの受け売りだけど！」
真姫「もうここまで来たなら観念しなさい……さ、そろそろ行くわよ」
凛「えっ」
花陽「行こっか」
凛「こんな時間から？」
真姫「もちろん」
凛「あ、うん……じゃあ、行こっか」
凛「『行くわよ！』って、どこ行くかも知らないけど……」
花陽「ふふふふｗｗ」
初日 午後11：15
札幌市・北広島市 境界付近
真姫「それじゃあ凛、さっそく私たちの新企画を始めるわよ」
新企画
凛「新企画！」
真姫「ええ。私たちはここに来るまで、色んなところを旅してきたわね？」
凛「うん」
真姫「四国に九州に関西に……サイコロに運命を委ねて」
凛「うんうん」
真姫「そうしてついに北海道」
凛「やっとついた！」
真姫「希たちは北海道から日本を縦断しつつ、甘いもの対決」
凛「凛はやりたくないにゃ……」
真姫「で、私たちは北海道を回ると言いつつまだ回れていない」
凛「うん」
真姫「そろそろ行きましょうよ、北海道」
凛「あはははｗｗ」
そろそろ
真姫「北海道のことは北海道のスクールアイドルに任せておけばいいでしょ？」
真姫「……なんて私も思わないわけじゃないけど、まあせっかく来たんだから」
凛「うんうん」
真姫「でも、ただ回るだけじゃつまらないわよね」
凛「……うん？」←ものすごく考えてる
真姫「という風に」
凛「……」
真姫「思ったわけだから」
凛「う、うん」
... ―‐- ...
. ＜ . . . . . ミ .
／. :く: . . . 丶 . .ヽ:. . ＼
/ . : . . :i : : . . . : ＼ ∧: . . ヽ
/ : . .ハ: . ト . : . . . . . : :// }、. .ヽ{ __
.′ . : / i .:ハ:.‘， ` ミ:... : : //:∨ﾊ : : i _{__`＜￣｀ヽ､
i . : : : !:.,{ :{ ヽ‘. ＞ｰr一 ┴‐-'ﾐ{_ ＿`う '｀` ..
| . : : |:ハﾑ ―-`＼ , ｨ'ﾁﾐ¨ヾT7: .ｧ-,´ ′ ト ｀¨` 、
. . . :|{´ ,.ｧ=ミ ’{ﾉ;;..:} j}_}＞’¨´＿__ノ´ ス ＼
‘，. : : { ,〃{ﾉ;;..:i ` ∨ソど..,.ｨ爪´ ／ . ＜´, ､｀＞､ )
ハ ､ . ‘八 乂_.ﾉ '/i/ノｲ !ド- (_／r‐ ､,.ｨ:.:.|'´ 丶 __ . ／
Vi＼: ∨i/i , ′ 八!{＿ _ノ 〃 |.:.:.! ／
乂_V≧`...__ ノ .ｲ|:. | ｀ / ハ:.∧ . ´
}:ﾉ:‘，个 . ｀ ／ :. |:. ﾄ､V ′ ′ ∧:.∧. イ
ノ' }i :∧ ∨:ノi≧‐ .. イ､ :::::: |: :{ ‘.{ ′ , ∨:.ヽﾉ
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} . .:.∧:ヽ:＼ ﾊ:.:.ヽ ヽ:∨ | / ／
.′:／ .ヽ: ＼:＼ ＿_ ’∧:.∧ :‘;∨,. ／
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}/ ＼ ヽ:. :.ヽ 丶.:.: `く :.:.:.:.:.:V.,ｨﾍ:爪´
.′ 丶 ヽ:. :.ヽ. .∨.:.:.:.:＞.､::..}'/_ノ ハ
_{ ヽ ヽ:. :ﾊ: .∨ ..:.:/⌒ン爪 ノﾉ
,ｨﾉミ __ . ＼..‘， V／ ´人 ___ﾉ ‘¨}
/V ￣ 一 _,＼∨}}- 彡 丁{∨ ﾉ
‘，:ヽ __ - ｧﾅ¨ ^}ﾉ′ }: : :{ {
∧:.:..＼ ／}､{ 丶. ′ ｲ : : } ﾉ〉
/ ＼:.:..`＜_,ｲ:.:.i:}! ヽ / /|i: : ﾉ /
. / `ァi.┬.’:.小ヽ{ﾊ / ヽ/イヽ
/ , く 人{､:.:.:.／^ヽ. ､ ノ ,ノ´ノ:i:. ‘，
‘ 、 ＼丶７:/:.:._:/:＼ミ__ 二丈彡:イ:. :';:. ’
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｀ . `ｰ入¨¨¨´､-x`_ぅ|:... ..:|:.. .: :l: |
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私はこのようなスレッドが伸びる現状に苦痛を感じています
このスレに書き込もうと言う方 もう一度考えて下さい
本当にここは貴方が真面目に書くべきスレッドなのでしょうか？
貴方がムキになって反論する程の価値があるのでしょうか？
貴方にはまだたくさんのスレへ書き込む可能性があるはずです
ただの不快なレスに噛みつき余裕が無いことをひけらかすような
そんな事にも意味があると決心出来るスレッドなのでしょうか？
皆さん
もう一度良く考え直して下さい
貴方の為に
そしてこの2chの為に
ｰｰｰｰｰｰ2ch元管理人 たらこひろゆき私はこのようなスレッドが伸びる現状に苦痛を感じています
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皆さん
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ｰｰｰｰｰｰ2ch元管理人 たらこひろゆき
真姫「それで今は……金曜日の11時15分ね」
凛「11時15分だね」
真姫「あと45分で土曜日になってしまうけど」
凛「そうだね……こんな時間に学生が出歩いてたら怒られちゃうにゃ」
真姫「大丈夫よ。たまたま北海道出身の運転手がいたから、彼女に同行してもらうもの」
よろしくお願いします
真姫「予定としては……週末、大丈夫？」
凛「真姫ちゃん、凛たちいま夏休みだから一応暇だよ？」
真姫「それは分かってるけど……いちおう、ね？ いつまで？」
凛「そりゃ早く終われるなら早いほうがいいよ！？」
真姫「なんで？」
凛「凛たちスクールアイドルだよ！？ 練習しないとｗｗ」
真姫「ええ、その通りね」
凛「でしょ？」
真姫「なら、期限は3日後にしておくわね。これは守るわ」
凛「あんまり遅くなると凛たち怒られちゃうにゃ……にこちゃんたちもそれくらいに戻るだろうし」
真姫「……ちょっと豪華なお土産でも渡せばどうにかなるんじゃない？」
花陽「あははははｗｗ」
凛「真姫ちゃんそれはダメだよｗｗ」
v(`o´)vンゴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
( `o´)∩ンゴンゴンゴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ(岩嵜；) ンゴーンゴーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
(ﾉ`o´)ﾉンーゴンゴンゴなんJ民♪（ `o´ ）｡ンゴンゴッ！(；´岩嵜)ンゴンゴンゴンゴ～ッ ヽ( 岩嵜)ﾉな～んＪ～♪
いかんのか(すまんな) ┏(`o´)┓ヨダ ヨダヨダヨダ 肩幅～♪ └(`o´)」ありがとうどういたしましてを忘れてる～┗(`o´)┓今の時代に終止符だ！(何をそんなに) ｡･ﾟ･(`o´)･ﾟ･｡
ゆくんだなんＪ(いかんのか！？) (`o´)勝負だなんＪ(いかんでしょ) o(`o´)o勝利を掴め！(お、Ｊか？)
┗┏┗┏┗┏(`o´)┓┛┓┛┓┛キンタマータマキーンー ワイらがなーんーＪー♪
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗなんｊにもVIPPERが！？ｗｗｗｗｗｗｗｗよ！なんｊ民ゥー！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
(※^。^※)VIPから出る喜びを感じるんだ！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗポジハメ君可愛すぎワロタやでｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
なんｊ語も練習中カッスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗWWWｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ???????ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗWWWWWWｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
（ちな男VIPPERやけどここにいては）いかんのか！？！？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ大村「駄目だろ（享楽）」←草不可避ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
なお、好きなスポーツはサッ川カー児ンゴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗマシソンですｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぐう蓄すぎぃ！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
嫌い選手はメンチと本田とノウミサンやでｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ好きなのはメッシとチックやさかいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
アンチはVIPP騒ぐな！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗﾝｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｶｯﾀﾃﾞｰ（33-4）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
こんなあへあへVIPまんやけどよろしくニキータｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ヨロシクニキー、小並感ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗンゴンゴニキー、ぐう震え声ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ンゴンゴｗｗｗｗｗｗｗｗゴンゴンｗｗｗｗｗｗｗｗ（ぐう畜ぐうかわ）アンド（ぐう聖）
日ハム内川「（川ンゴ児ゥ）いかんの茶～！？」ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
臭い！うんこやんけ！ （その顔は優しかった）
う～んこのホッモなカッス（お、察し）（あ、察し）あっ…（迫真）
なおわいはｲﾗｲﾗの模様・・・(ﾆｯｺﾘﾆｷ
ポロチーン（大合唱） ←チーンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
大松「お！（お客様ニキンゴ）？よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ｯ茶ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗwwwwwwwwｗｗｗｗ（オカン）
あのさぁぁ！あくホリデイ(憤怒)←（適当ニキ）
↑ああ～＾＾これは教育開始だろなあ＾＾(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON！？www（迫真ニキv(`o´)vンゴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
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↑ああ～＾＾これは教育開始だろなあ＾＾(指圧)
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真姫「じ、冗談に決まってるでしょ！？ 分かってるわよ、ちゃんと期限には終わらせてアキバに帰るんだから」
凛「約束だよ。遅くなると訴えられちゃうよにこちゃんに」
真姫「相手取られるわね」
凛「相手取られちゃうにゃ。だからいいお土産は買っとこうね」
真姫「遅れる気満々じゃない……」
では発表です
真姫「まあ……それまでの時間を使って、北海道を回ろうと思うんだけど。ところで凛、北海道には一体いくつの町があるのか知ってる？」
凛「えっと……うーん、ふたつ！」
×
真姫「くだらないボケは今はいらないわ」
凛「ふたつぐらい？ 多くてみっつ！」
真姫「だから……もう！ 北海道には179もの市町村があるのよ」
179
真姫「179の市町村があるの、わかる？」
凛「そんなにあるんだ……」
真姫「それを今から、3日後の8時までにすべてを回るつもりでいるわ」
凛「あはははははｗｗ」
v(`o´)vンゴｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
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↑ああ～＾＾これは教育開始だろなあ＾＾(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON！？www（迫真ニキ
・・・
花陽「いよいよ始まりました、新企画っ。2泊3日 北海道179市町村 完全走破の旅！」
花陽「過酷なサイコロの旅で、ついに私たちがたどり着いた北海道！」
花陽「いよいよ花陽たちは旅のターゲットを北海道に絞り、そして！」
花陽「やるからにはすべての市町村を2泊3日ですべて紹介しちゃおうという、なんとも男らしい企画なのです！」
・・・
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凛「いやいやｗｗ」
真姫「これからμ'sのファンになってくれるあなたの街すべて行くわよ」
凛「いやいやいやｗｗ」
花陽「あははははははｗｗ」
凛「そんなの無茶だよｗｗ」
真姫「遠くへは行かないのよ？ 同じ北海道なんだから」
凛「それは知ってるよ真姫ちゃん……でもね、北海道ってすごく大きいんだよ！？」
真姫「最近はどんな番組を見てても、韓国とかフランスとかドイツとか知らない国の街ばかりでしょ？ チョンジュってどこ？ ゲッティンゲンってなに？ 全然わからないわよ」
凛「でも北海道の179市町村だって知らない街はたくさんあるよ！」
花陽「あははははｗｗ」
凛「それならまだ韓国やフランスの方がメジャーな所はまだあると思うにゃ……」
真姫「なら、これを機に勉強しましょう？」
凛「……それも含めて、紹介するの……？」
真姫「ええ。ところで凛はこういうもの見たことある？」ｽｯ
http://i.imgur.com/cuUyZRR.jpg
凛「カードかにゃ？」
真姫「ええ、そしてこの絵は札幌の時計台よ。知らない？」
凛「……さっぽろしてぃ、って書いてあるけど」
真姫「Sapporo cityと書いてあるわね」
凛「うん」
真姫「これはカントリーサインっていうのよ」
カントリーサイン
凛「かんとりーさいん？」
真姫「えぇ。主に県境の国道にあるんだけど、北海道は街ごとにこのカントリーサインが設置されているの」
凛「ふむふむ……ん、真姫ちゃん？」
真姫「え？」ﾋﾗﾋﾗ
凛「なんでそのカードひらひらさせて……あっ！ あっ！」
真姫「ふふふふｗｗ」
花陽「あはははｗｗ」
凛「あった！ 同じカード、ここに立ってる！」
現在地:札幌市の境界
真姫「ね？」
凛「ほんとだ……」
真姫「同じでしょ？」
花陽「あはははｗｗ」
凛「同じにゃ！」
真姫「というわけで、今から私たちは179市町村に行こうと思ってるんだけど……ね」
真姫「この札幌から順番にひとつひとつ行っても、それは普通すぎてつまらないかもしれないし」
真姫「あと、色々ランダム性があったほうが面白いんじゃないかしら？」
真姫「私たちはあくまで、これからファンになってくれるみなさんの街に行くの。それは何も札幌ばっかりじゃないでしょう？」
真姫「そのために、このカントリーサインは私たちの重要なアイテムになってくれるのよ」
凛「あははははｗｗ 凛がおばかなのかもしれないんだけど、凛は何にも飲み込めてないにゃ……」
真姫「ま、いいでしょう。そのうち嫌でも理解するわ」
真姫「それで、これが用意した179のカントリーサイン」
凛「あー！」
カントリーサイン 179枚
凛「すごい束にゃ……」
花陽「あはははｗｗ」
真姫「だってこれ、179市町村の数だけあるんだから」
凛「次から次に……」
真姫「つまり、私たちはこれから何をするかというと……このカードを一枚ずつ引いて、その町まで行く」
凛「あっはっはっはっはっはｗｗ」
真姫「そしてその町に着いたら今度はまた改めてカードを引き直して、また次の町へどんどん行く」
真姫「そうやって179市町村を2泊3日で回ろうという企画がこれよ」
凛「あっはっはっはっはっはｗｗ」
真姫「つまり今、たとえば函館出て行くでしょ？ それからたとえ函館から根室が出たとしてもそのまま行くわよ、根室まで」
凛「行きたくない行きたくない！ なんもかわってないじゃん！」
花陽「えぇ……？」
凛「サイコロがなんかこんなちょっと束になっただけじゃん！」
真姫「ち、ちょっと凛！ それはだめ！ 見てる人もみんなそう思ってるんだからダメ！」
花陽「気づかれないようにしなきゃ……」
凛「気づかれないじゃないにゃ、誰だって思うよそんなことｗｗ」
花陽「北海道の色んなところを紹介するんだよ？ 平等に」
凛「私たちが今いるのは東京でも京都でも」
まきりん『ない』
凛「海外でもない……」
真姫「ないわ」
凛「北海道だね」
真姫「そうよ」
凛「ただ、ただね？ 凛は思うの、この束のなかでいったい何枚の街を見て回れるの？」
花陽「あははははｗｗ」
凛「この束の中で全部の市町村を見て回れるなんて凛は思わないよ」
真姫「なにを言ってるのよ……分からないじゃない？」
凛「無茶振りにゃ！」
真姫「ダメよ、ダメって言ってるでしょ凛！ さあ行くわよ！」
花陽「あはははｗｗ 真姫ちゃん強引だよｗｗ」
目的地
抽選
真姫「それじゃ、そういうことだから早速引きましょ」
凛「あっはっはっはっはっはｗｗ」
花陽「凛ちゃん、公平を期すためにこれ……切ってくれる？」
凛「きってじゃないよこんなの……」
真姫「選んだら下のシール剥がして」
凛「あれ……柄が違うよ？」
真姫「だから街の数だけ絵柄があるのよ。それぞれその街を表してるの」
凛「絵があるの？」
真姫「そうよ」
凛「これは札幌の……」
真姫「時計台でしょ？」
凛「時計台……今日のお昼に見に行ったにゃ」
真姫「えぇ」
花陽「ひとめで分かるようになってるんだよ」
凛「なるほど……」
真姫「だから早くきって、早速いきましょ」
凛「まきちゃんなに怒ってるの？」
花陽「あははははｗｗ」
凛「早くきって！ って言うけど、凛は納得してないんだよこの企画」
花陽「あっはっはっはっはｗｗ」
凛「なんで凛に何も言わずに決めちゃうの？ なんで凛が了解してないのに始めようとするの！？」
凛「『早くきりなさいよ！』って、なんで凛がお説教されてるの？！」
凛「だいたいこんな大きくていっぱいあるカードきれないにゃ！」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「きったってたいして……あーもう！ かよちん笑いすぎ！」
花陽「ごめんね凛ちゃんｗｗ」
第1の選択
札幌編
凛「……はい、きったよ」
真姫「じゃあ早速、凛に引いてもらおうかしら」
凛「えぇっ？！ もう……？ よ、よし……気合入れないと……！」
花陽「こわいね……ｗｗ」
真姫「ふふふふｗｗ」
花陽「こわいよぉ……」
真姫「ええ、こわいわ……かなりねｗｗ」
凛「引くよぉー！」
花陽「いま11時だよ……？ これから移動するんだよ、凛ちゃん……！」
凛「やだよぉ……もう近いところだけにしとこうよぉ……」
真姫「早くひいて！」
凛「もーっ！ はいこれ！」ｼｬｯ
凛「……ん？」
http://i.imgur.com/hu6UboH.jpg
凛「メロン！ メロンにゃ！」
メロン
凛「メロンと……スキーのリフト？」
スキー場
凛「北海道でメロンっていうと……凛でも思い浮かぶところはあるけど」
真姫「あ、炭鉱」
炭鉱
真姫「炭鉱よね、これ。立坑」
凛「うーん……メロンしかわかんない……」
真姫「これはもうね……あそこじゃないの？」
花陽「あ、これって……ここって意外と近いんじゃないかな？」
真姫「近いわよね」
凛「近いの？」
真姫「近いわね」
凛「あっ！ じゃあ凛、わりといい所引いたの？」
花陽「やったね凛ちゃんっ！」
凛「えへへ～♪ ゆっくりね、ゆっくり回っていくにゃ！」
花陽「じゃあ真姫ちゃん、セールスポイントの発表をっ♪」
真姫「セールスポイントね。ヒントとして、このカードの裏に書いてあるのよ」ﾋﾟﾗｯ
凛「へぇー」
真姫「ぷっ……くふふｗｗ これ一瞬でわかるじゃないｗｗ」
花陽「なあに？」
真姫「これもうちょっと隠しなさいよ……ｗｗ」
凛「なになに？」
真姫「読んでもいいわね？」
真姫「うん」
真姫「夕張メロン」
凛「あはははははｗｗ」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「セールスもなにも、名前入っちゃってるじゃんこれ！」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「夕張って……あっはっはっはっはっはｗｗ」
真姫「まぁ、一応念のために……見てみましょう」
凛「メロンがおいしいみたいに書いてたら凛も分かんないけど……」
真姫「はい」ﾍﾟﾗｯ
http://i.imgur.com/wvG7ihZ.jpg
凛「夕張……分かってるよもう」
夕張市
真姫「それじゃあ……本当にこれが夕張市のカントリーサインなのか、確かめに行くわよ」
凛「あははははｗ」
真姫「そのために大きな北海道の地図を用意したわ」ｽｯ
凛「えっ……これでなにするの？」
真姫「踏破した街を塗りつぶしていくのよ」
凛「あっはっはっはっはｗ」
真姫「まずは夕張市。札幌から近いわね」
凛「おぉーっ！ こうやっね見ると北海道って本当に大きいにゃー！」
花陽「あはは、おっきいねぇ」
真姫「さあ行きましょう」
花陽「そうだね、行こうっ」
真姫「まずは夕張よ」
花陽「夕張市が記念すべき最初の街だね」
凛「つまりこれが……179個ってこと？」
真姫「そうよ」
凛「それで……えっと、夜の11時半でひとつ塗りつぶせるの？」
真姫「ええ」
花陽「あははははｗｗ」
凛「待って待って待ってｗｗ これはさすがに無理だよね？！」
花陽「あはははｗｗ」
凛「なにこの数！ こんなの塗りつぶせるわけないよ！」
真姫「やってみないとわからないじゃない」
凛「いつから真姫ちゃんはそんな熱血タイプになっちゃったの！！ いつもなら真っ先に否定するのにー！」
真姫「……企画を立案した立場上、嫌でもやる気あるように見せないといけないのよ」
凛「じゃあそんな企画立案しないでよ……」
真姫「……それじゃあ早速、夕張市に向かうわよ。もう一度言うけど、運転はうちの運転手に来てもらったから」
凛「無理だよこんなの……」
凛「凛は車には乗らないよ！絶対！」
真姫「え？」
凛「凛は絶対乗らないからね！」
夕張へ
～車内～
凛「……」ﾑｽｯ
真姫「乗ってるじゃない」
花陽「うふふふｗｗ」
凛「うるさーい！ なんで凛はいつもこんなのばっかりなのー！」
花陽「りんちゃん……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
凛「かよちん……」ｸﾞｽｸﾞｽ
真姫「さて……」ｶﾞｻｶﾞｻ
凛「……で、真姫ちゃんは何してるの？ なにか食べるの？」
真姫「夜食よ」
凛「真姫ちゃん……凛にもちょうだい」
真姫「ｵｺﾄﾜﾘｼﾏｽ」
花陽「あははははｗ」
凛「……真姫ちゃん、凛たちは遊びでやってるんじゃないんだよ！？ 旅行しながらμ'sのPRするんだよ？ それなのに食べてていいの！？」
真姫「凛の分もあるわよ」
凛「真姫ちゃん大好き！」
花陽「あはははははｗｗ」
真姫「この三日間は憂鬱だったけど、今は少し楽しい気分だわ……♪」
凛「あははははｗｗ」
真姫「だって夕張じゃない。ちょうどお土産に困ってたし、メロンならきっとパパとママも喜んでくれると思うの」
花陽「そうだねっ」
真姫「着いたらすぐ買いにいきましょう」
凛「たしかにね、その夕張って凛も知ってるくらいだから色々あると思うよ。もちろんメロンがおいしいかもしれないにゃ」
凛「だけどね、凛たちが夕張に着くのは何時？」
真姫「夜中の1時過ぎね」
凛「そんな時間にメロンは食べれないし売ってないよ」
花陽「あはははｗｗ」
真姫「ぁっ……」
・・・
凛「もー……凛はこのあと宿で四人で企画考えながら寝るんだって思ってたのに……」
真姫「これももう決まってたのよ」
凛「直前に言われて初めて知ったんだよ！？ 最初から教えてほしかったにゃ！」
真姫「そうよね」
凛「そうよねじゃないよ！？」
真姫「ふふふ……ｗｗ この番組の方向性はもうこんな感じにしていくみたいだから、いつ海外でやるって言われても対応できるように覚悟しておきなさい」
凛「海外でμ'sのPRするの……？ 凛死んじゃうよ……海外でもサイコロ振るつもり？」
花陽「あはははｗｗ」
真姫「そのためにも、他のメンバーにもサイコロの辛さを経験してもらわなくちゃいけないわね」
凛「……穂乃果ちゃんあたり、面白い反応してくれそうじゃないかにゃ？」
真姫「確かにそうかも」
先輩を犠牲にしようと
企む後輩たち
凛「今回は凛たち一年生がやったから、次は二年生チームでサイコロやってもらおうよ」
ことり「ぴぃっ！？」
花陽「ふふふｗｗ」
真姫「じゃあことりが立案側ね」
ことり「ま、待って……？ あの、わたし……フェリーでダウンしちゃったんだよ？」
凛「凛たちはそれ以上に深夜バスでやられてるにゃ！」
ことり「それはわたしも同じだよぉ……」
凛「ことりちゃんには我慢してもらうらからね！」
ことり「そんなぁ……」
真姫「……じゃあ凛、その時はあなたがディレクションしなさいよ」
凛「にゃっ！！？」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
真姫「大丈夫よ、花陽と同じようにバカみたいに笑ってればいいだけなんだから」
花陽「わ、わたし……そんなに笑ってないよ？」
まきりん『笑ってるわよ（にゃ）！』
花陽「ごめんなさい……」
凛「ってなると、じゃあこれからの企画の大半はサイコロばっかりになるの？」
花陽「それでいいなら、そうなるんじゃないかな……？」
真姫「どこかを旅してμ'sのことを知ってもらう番組なんだから、必然的に移動はすることになるわね。サイコロみたいな企画は多いんじゃないかしら？」
凛「まぁ……これも企画的には大して今回も変わらないんだけど」
真姫「いやいやいや」
凛「選んだ場所に行って、何かやるわけじゃないんでしょ？」
凛「このカントリーサイン見つけて、それで終わりでしょ？ それで『はいリアクションして！』『車乗ってトークして！』」
花陽「あははははｗｗ」
凛「それからしばらくしたら『それじゃ寝ましょうか』だもん」
凛「『寝顔も撮っちゃうね』って、やることないからってそれでなんとか繋いで繋いで番組にするんでしょ？ これでμ'sの何が伝わるの？」
凛「だいたいね、夕張まで行くのにトークしないと埋まらないような企画がおかしいんだよ。凛たちお笑い芸人じゃないんだよ？ スクールアイドルなんだよ？ ただの高校生なんだよ？」
花陽「ふふふ……ｗｗ あ、これはまだまっすぐでいいのかなぁ……？」
凛「ナビしなくていいの？」
真姫「大丈夫よ。彼女、北海道生まれだから。だからこのためにわざわざ呼んだのよ？」
凛「真姫ちゃんすごいにゃ……」
真姫「でっしょー？」
ｸﾞｫﾝｯ
ことり「んゃあっ！？」ｶﾞﾀﾝｯ
花陽「ことりちゃん！？」
ことり「い、いたた……」
真姫「ちょっと、ゆっくり出なさいよ！」
凛「あはははｗｗ」
ことりちゃんが崩れ落ちました
花陽「あ、あはは……」
凛「真姫ちゃん怒ってる……『ゆっくり出ろ！』ってｗｗ」
真姫「当たり前でしょう？ 運転手なんだから、安全運転を心がけてもらわなくっちゃ」
凛「……うん」
凛「見せてあげたいにゃ……ことりちゃんがどんなに頑張ってるのか！」
花陽「すごい体勢で撮ってるもんね……ｗｗ」
凛「すごい姿勢で撮ってるからｗｗ」
花陽「ふつうのテレビなら、据え置きのカメラで撮影するところだと思うんだ……」
凛「そうにゃそうにな！ それをこう、必死の体勢で撮ってるんだもん」
足置きに体を沈めて
撮っているのです
真姫「うふふふｗｗ」
凛「凛たちの会話してるところだけ黙々と……ｗｗ」
花陽「あははははｗｗ」
凛「だから次の企画ではことりちゃんも画面に映してあげたい！」
真姫「それがいいわね、えぇ」
・・・
凛「ねぇねぇ、いまどのあたりかにゃ？」
花陽「えっと……って、まだ出たばっかりだからあんまり変わってないよ？」
凛「そうなの……？ けっこうトークした気がするんだけどなぁ……」
花陽「んー……あと66キロみたい。近いねっ」
凛「おー！ 近いにゃ！」
真姫「近いわね」
花陽「1時間くらいかな」
凛「ほんと早く行かないといけないんでしょ？」
花陽「そうだよ」
凛「始めたからには凛だってやる気がないわけじゃないんだよ？」
花陽「ほんと？」
凛「もちろんにゃ。早く行ってメロン買わないと」
花陽「ふふふ……ｗｗ」
・・・
凛「ん……なんか出てきたよ？ ここはまだ北広島なの？」
花陽「そうだね、まだここは北広島だよ」
真姫「ここを右よ」
花陽「右におねがいしますっ」
凛「これを右？」
真姫「まあナビしなくたって分かるでしょうけど」
りんぱな『ありがとうございます！』
国道274
凛「真姫ちゃん真姫ちゃん」
真姫「なに？」
凛「これまだ出だしだから元気だけど、まだ夕張だし」
真姫「そうね」
凛「だけどね、明日の夜は自信ないよ。こんなに話してる元気ないと思うにゃｗｗ」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「もう視聴者の皆さんには夕張までを楽しんでもらおうよ。あとは適当に……」
花陽「あっはっはっはｗｗ」
凛「まだ凛は元気だよ」
花陽「あはははははｗｗ」
凛「宿でたくさん休んだから調子もいいよ？」
凛「でも明日の夜とかまた怒ってても知らないにゃ。サイコロの最後のほうみたいに」
花陽「ふふふふｗｗ」
凛「真姫ちゃんは北海道で行きたいところあるの？」
真姫「私は稚内行きたいわね」
凛「稚内ってどこにあるの？」
真姫「遠いわよ。すごく」
凛「……行きたくないにゃあ……」
花陽「はははははｗｗ」
真姫「行くと思うわよ」
凛「引いたら、いくけど……行きたくないにゃ……」
真姫「あとはやっぱりあそこね。根室」
凛「根室かぁ…………どこ？」
真姫「遠いわよ、北海道の端だもの」
凛「えーっ！？」
真姫「カニ買って帰らなきゃいけないの。パパとママが楽しみにしてるから」
凛「そういえばお金渡されてるって言ってたね……」
真姫「カニ2杯買ってきてって言われてるの」
凛「真姫ちゃんはいいよ、みんながそういうの頼めるんだもん」
花陽「あはははｗｗ」
凛「サイコロやってる時、お母さんに電話したらびっくりしてたんだよ？ 北海道に行くって言ってたのに、凛たちそのとき九州にいたんだもん」
真姫「ふふふｗｗ」
花陽「あははははｗｗ」
凛「みんなは幸せだもん、まだどこに行くか分かってるんだから。まぁ分かってないけどね」
花陽「ふふふふｗｗ」
凛「もう凛やんないからねこの番組。騙されて色んなところ連れまわされるの嫌だもん」
花陽「あ、あはは……凛ちゃんの立場だったら、すごくこわいね……」
凛「こわいでしょ？ 凛だからそれでも楽しもうと頑張れてるんだよ」
花陽「あははははｗｗ」
真姫「臨機応変ね」
凛「臨機応変にゃ！ 凛だからね、これだけじゅーなんな対応ができてるんだよっ！」
凛「にこちゃんや絵里ちゃんだったら絶対途中でギブアップしちゃうよ！」
凛『四国ぅ？ ミトメラレナイワァ』
花陽「あはははははｗｗ」
凛「凛くらいだよ、少しでも楽しもうとしてるのなんて」
凛「それにしてもすごいね、ずっとだよカメラ」
花陽「そうだね……」
凛「まだこれ1回もカットしてないよｗｗ」
真姫「ねぇ、ずっと回ってるわね」
花陽「バッテリー大丈夫？」
ことり「大丈夫だよっ」
花陽「ことりちゃん……その体勢も大丈夫？」
ことり「うーん……」←シートに寝転ぶ形で凛ちゃんたちを撮影してる
ことり「まだ大丈夫かなぁ……？」
凛「次から大丈夫かなぁ……」
真姫「ふふふｗｗ」
凛「次からはほんとに……ｗｗ」
まもなく夕張
花陽「あっ！」
凛「どうしたのかよちん？」
花陽「あ、あれ……！」
真姫「あれは……」
凛「あっ！ あれメロンマークじゃないかにゃ！？」
真姫「あっ」
花陽「あれだよねっ」
真姫「あれ？」
凛「あれだよあれだよ、ついたにゃー！」
花陽「思ってたよりも早かったね」
真姫「ええ」
夕張市
～車外～
2日目 午前0：40
夕張市到着(走行距離40km)
真姫「夕張の皆さん、こんばんは！」
凛「せーのっ」
ことまきりんぱな『μ'sですっ！』
凛「とうちゃーく！」
真姫「ご覧いただいてるかしら？」
凛「着いたよー！」
真姫「まずは夕張市ね」
凛「見つけたにゃ！」
真姫「ええ、やっと到着したわね」
凛「うんうん」
真姫「それじゃあ早速、挨拶したわけだから、この北海道地図」
凛「うん！」
真姫「塗りましょうか」
凛「よーし！塗るにゃー！」
真姫「広いのね、夕張市って」
凛「広いにゃー。このおっきな北海道の街をひとついま塗ったよ！」
凛「……でもさ、おかしくないかにゃ。ここ来るまでに何個のあのカード見たことか」
凛「由仁町と、それに栗山って街もあったし」
真姫「長沼町もあったわね」
凛「凛たちほかの街の分も見てるんだよ。だけど塗るのは夕張だけなんだよね」
真姫「文句言ってる？」
凛「はいはいはいはい塗るにゃ塗るにゃー」
ｷｭｯｷｭｯｷｭｯｷｭｰｯ
真姫「はい、よく塗れました」
真姫「さて、残りはあと178ね！」
凛「おぉー！」
花陽「あはははｗｗ」
真姫「がんばりましょう……」
凛「がんばっていこぉー！」
真姫「あとわずかよ、凛！」
凛「あとちょっとだにゃ！」
真姫「さ、それじゃあまたこのカードを引いて」
花陽「ほら凛ちゃん、もうこんなにだよっ！」
凛「減ったね……うん」
真姫「薄くなったわよ！」
凛「薄くなった薄くなった」
凛「たった一枚だけだけどね」
真姫「そうね」
凛「これよくないよ……テンション上げていかないと大変だよ? こんな夜中に人のいない場所にいたら……」
目的地
抽選
真姫「さ、それじゃあ引きましょ」
凛「よーし！」
真姫「じゃあ私がまたシャッフルするから」ｼｬｯｼｬｯ
凛「また凛が選ぶのぉ……？」
花陽「だって凛ちゃんついてるから」
凛「そうかにゃ……」
真姫「そうよ。凛に任せないと……はい、できたわ」
凛「そこまで言うなら……よし！」
第2の選択
夕張編
花陽「凛ちゃん！」
凛「むむむ……っ！」ｽｯ
花陽「おぉっ！」
凛「んー」
花陽「お願い凛ちゃん……！」
凛「うー……そりゃーっ！」ｽﾊﾟｯ
真姫「……なによこれ？」
http://i.imgur.com/5dHstw8.jpg
花陽「ふふふふｗｗ これってｗｗ」
凛「なんかこれやばそうだにゃ……ｗｗ」
真姫「なにこれ……」
花陽「これはまずい、です……」
凛「－41.2°って書いてるよｗｗ」
真姫「それはたぶん……日本で一番寒いってことよね」
凛「うわぁ……」
ことり「どこなのかなぁ」
花陽「大変だよ……」
真姫「ちょっと後ろの文読んでみましょうか？」
花陽「うん」
凛「またそのままだったりしないよね……？」
真姫「朱鞠内湖道立自然公園」
花陽「あはははははｗｗ」
凛「？？」
朱鞠内湖
道立自然公園
花陽「もう書いてあるね……」
真姫「ええ……」
凛「……あれ、やっちゃった？」
花陽「これって北のほうだよね？」
凛「えっ……もうおしまい？ 企画終了……？」
花陽「あはははｗｗ」
真姫「いや、でも地図で見たら以外に北じゃないと思うわ」
凛「そう？」
真姫「ええ」
凛「えっと……ど、どこ？」
真姫「幌加内でしょ？」
花陽「そうなの？」
真姫「でしょ？幌加内」ﾍﾟﾗｯ
http://i.imgur.com/w1dSCeh.jpg
花陽「あっ！」
凛「……？」
幌加内町
真姫「一応この企画のために勉強してきたの」
凛「真姫ちゃんすごいにゃ……！」
真姫「道内の地理には強いんだから」
凛「強いにゃ！」
真姫「ふふん♪ じゃあ探しましょう」
凛「ほのかないちょう……穂乃果ちゃんが無いの？」
真姫「ほろかないよ」
凛「あ、ごめん……」
真姫「この辺よ、ほらここ。ちょっと北のほうね」
花陽「あ、近いよ！」
凛「ほんとだにゃ！」
真姫「ね？」
凛「はあ、よかったぁ……端っこだったらどうしようかと……」
真姫「稚内なんか出すより全然ついてるわよ」
凛「ギリギリセーフだよね？ －41.2出てきた時はびっくりしちゃったけどｗｗ」
花陽「あははははｗｗ」
凛「ほんとに焦っちゃった……でもね、これならなんとかなりそうじゃないかにゃ？」
花陽「そうだねっ」
凛「ねっ！ がんばって行こうねかよちん！」
真姫「幌加内町のみなさん、いま行くわよ」
凛「いっくにゃー！ 幌加内町のみんな、まっててね！ 起きて待ってて！」
真姫「太陽が昇るのが早いか私、たちが着くのが早いかの勝負よ」
凛「早いかにゃ？」
真姫「急いで行きましょう」
凛「うん」
真姫「頑張るわよ」
凛「みんな一緒に行かないと……ね、こわいもん」
花陽「怖いからねｗｗ」
凛「車に乗ったとき一人いなくなってたりしてたら……嫌だから、一緒に一緒に」
幌加内へ
～音ノ木坂学院・校庭～
絵里「始まったわね新企画。というか前に撮ったものだけど」
にこ「いいのよ別に。私たちだって見るの初めてなんだから」
絵里「まあ……それもそうね」
絵里「北海道179市町村を2泊3日でもね一気に回ろうなんて……真姫もすごいこと考えたわね」
にこ「壮大よねぇ……」
絵里「ということで」
にこ「ちょっとこれは心配よね。一晩かかってまだ二つ目なんだから」
絵里「この日はまず夕張に行って、そしてそれから幌加内へ行くのよね……」
にこ「そういうことね。まあ、この後全部これが埋まるわけなんでしょ？ この北海道全部」
絵里「踏破した町は赤く塗りつぶしていくのよね」
にこ「なんか見てる限りじゃ、凛たちって車内のトークを楽しんでるわよね。企画より会話を」
絵里「ほんとにね……」
にこ「Vはもうすっかりトークの画だったけどね、心配なんてないでしょ」
にこ「きっと来週には嘘のように染まってるんだから」
絵里「まだいいじゃない、移動だけなんて……。私なんてこの裏でひどい目にあってたんだから！」
にこ「そうだったわねｗｗ」
絵里「寝てるときに奇襲されたらたまったものじゃないわ」
にこ「そんなものがない分、平和な企画よこれは」
絵里「サイコロに続く素敵な企画だもの」
希「はっはっはっはっはｗｗ」
にこ「予想もつかないんじゃない？ ファンのみんなもね、こうくるかって感じよｗｗ」
絵里「カントリーサインって何？ ってみんな思ってるんじゃないかしら、現に私たちも見るまで知らなかったし」
にこ「来週は一体どこへ行くのかしらね？ まぁ全部行くんだけど」
にこ「行くんだけど、行くんだけど……よね」
絵里「来週もまた、お楽しみに」
今回はここまで
ありがとうございました
今日これからクリスマススペシャル投稿するつもりでしたが
間に合わなかったので1日遅れになるけど明日やりますね
クリスマスに間に合わなかった……
すみません……本日中に更新したいと思います！
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