【きんいろモザイク】アリス「レッツスピーク淫グリッシュ!」 (48)

※きんいろモザイク短編
※R-18?ややキャラ崩壊注意

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授業中

烏丸「それでは教科書58ページの5行目から……アリスさん、読んでください」

アリス「ハイ」

アリス「ペラペラペラペーラ」

忍(やっぱりアリスの発音はいいですね……)ポワーン



シノの部屋

忍「アリス、質問があります」

アリス「?」

忍「私もアリスみたいにかっこよく英語を話したいのですが、どうすればいいですか?」

アリス「かっこよく?」

忍「はい、アリスの英語はとってもかっこいいです!」

アリス「かっこいい……えへへ、そ、そうかなぁ」テレテレ

忍「ええ、まるでネイティブスピーカーみたいです!」

アリス「まるでも何もネイティブだよ……」

アリス「それで、えーと、発音をよくしたいってこと?」

忍「ええ、どうせ話すならネイティブっぽく話せるようになりたいです!」

アリス(まずはハロー以外の言葉で話せるようになるのが先だと思うけど……)


アリス「うーん、そうだね……まずは」

アリス「Hello って言ってみて」

忍「あ、ハローだけは得意なんですよ、私」フフ

忍「ハロー!」ドヤァ

アリス「うん、全然違う」

忍「そんな!」

アリス「私の発音をよく聞いてね」

アリス「Hello」

忍「ハロー」ドヤァ

アリス「違うよ、私の真似をして」

アリス「Hello」

忍「ハァロォー」ドヤァァァ

アリス「いや、表情の問題じゃなくて……え、私そんなドヤ顔してる?」

忍「授業中英語を話すときはこんな表情です」

アリス「……//」

アリス「え、えーと、とにかくそうじゃなくて」

アリス「LがRの発音になってるよ」

忍「?」

アリス「Lは舌を上の歯の裏につけて発音するんだよ」

アリス「Hello」

忍「He…ll…o」

アリス「そうそう、そんな感じ」

忍「Hello」

アリス「いいね」

忍「Oh, hello! Hello!!」ドヤァ

忍「すごいです! ネイティブに一歩近づいた気分です!」

アリス「Lは日本人の苦手な発音だから、最初のうちはよく意識した方がいいよ」

アリス「それと……V(ヴィー)も日本人が苦手な音だね」

忍「ビー?」

アリス「違うよ、B(ビー)じゃなくてV(ヴィー)」

アリス「例えば……うーんと」

アリス「love」

忍「ラブ」

アリス「それじゃ rob に聞こえるよ」

アリス「Lはさっき言った通りで、Vは前歯を下唇に軽く当てて発音するんだよ」

忍「lo…ve」

アリス「そう、その調子だよ」

忍「love」

アリス「うんうん」

忍「Oh, love!」

アリス「Good!」

忍「I, love, you」キリッ

アリス「ああ、それと……単語を一語一語区切って読むとなんだかたどたどしく聞こえるよ」

忍「えーと、つまり?」

アリス「I love you」

忍「アイラーヴュ」

アリス「そうそう I love you」

忍「I love you」

アリス「」ゾクッ

アリス「……もう一回」

忍「I love you」

アリス「もう一回」

忍「I love you....」

アリス「」ゾクゾクゾク

忍「どうかしましたか、アリス?」

アリス「い、いや、なんでもないよ」

アリス「……」

アリス「じゃあさ……今度は一回録音してみようか」

忍「え、録音ですか」

アリス「うん、えーと……」

アリス「自分の発音を客観的に聞いた方が上達が早くなるんだよ、うん」

忍「なるほど……理にかなってますね」

アリス「そ、そうなの、だから録音してみようね」

アリス「私が合図したら、このレコーダーに向かって I love you  って言ってみて」

忍「了解です」

アリス「はいよーいスタート」カチ


忍「I love you」


アリス「うん、OK」

アリス「すごくいいよ、シノ」

忍「えへへ」

アリス「でもね、通訳者になるなら、話された言葉の意味だけじゃなくて、そこに託された気持ちも伝えられるようにするべきだと思う」

忍「ええ、確かにその通りですね」

アリス「その点で、シノはまだちょっと棒読みなところがあるかな」

忍「なるほど」

アリス「だからね……次は、もっと感情をこめて読んでみようか」

アリス「多少オーバーでもいいよ、抑揚がついてたほうが英語らしいし」

忍「はい、頑張ります!」

アリス(ニヤリ)


─────
───

アリス「……じゃあ今日はこれくらいにしようか」

忍「はい、たくさん教えてくれてありがとうございます、アリス」

アリス「ううん、おやすい御用だよ」

忍「もういい時間ですし、お風呂に入ってから寝ましょうか」

アリス「そうだね……私は後で入るよ」

忍「そうですか? ではお先にいただきますね」

アリス「うん」

アリス「……」

カチッ

「I love you....」

アリス「シノ……」

カチッ

「I love you....」

アリス「」ゾクゾク

アリス(なんだか……身体がムズムズする……)

カチッ

『I love you....』

アリス「……シノ」

コリッ

アリス「んっ……」

カチッ

『I love you....』

コリ……クチュ

アリス「はぁ……はぁ……」

アリス「あっ……んっ……シノぉ……」

カチッ

『I love you....』

カチッ

『I love you....』


アリス「んっ、んっ、はぁ……う」

クチュクチュクチュ




『I love you....』


『I love you....』


『I love you....』

アリス「ふーっ……ふーっ……ふーっ!」


アリス「っ……~~~~~~~~~~~!!!」ビクビク


アリス「はぁ……はぁ……」グッタリ

アリス(ああ、わたしったらなんてことを……)

アリス(でも……すごく気持ちよかった)

次の日

アリス「こういうのは毎日やるのが大事だから、今日も練習しようか」

忍「継続は力なり、ですね」

アリス「今日はこの文章を読んでみようね」

忍「えーと、知らない単語ばかりで意味が取れません……」

アリス「うん、発音練習だから、あえて学校では習わない難しい文章にしてみたよ」

忍「というと?」

アリス「先入観に惑わされずに、正確な発音をまず頭に入れた方が、ネイティブの発音を身に着けやすいんだよ」

忍「なるほど、納得です」

アリス(……でっち上げだけど)

アリス「じゃあ読んでみようか……今日も録音しようね」

忍「お願いします」

アリス「まずはこの文から……」

──

アリス「もっと滑らかに! 抑揚をつけて!」

忍「はい!」

──

アリス「母音の発音に注意して! 冠詞はもっと弱く!」

忍「はい!」

──

アリス「もっとエロティックに! 色気を出して!」

忍「はい!」

忍「……はい?」

──────
───

アリス「今日はこれくらいにしようか」

忍「たくさん読みましたねー」

忍「また一歩、通訳者への道を進んだ気がします」

アリス「うん、その調子だよ」

アリス「……もう遅いし、お風呂に入ってきたら?」

忍「ええ、ではお先に」

バタン

アリス「…………」

カチッ

『どうしたんですか? そんなに物欲しそうな顔をして……(英語)』

アリス「シノ……」

『今日もHなことがしたいんですか?(英語)』

アリス「うん……」モジモジ

『まったく……アリスはいけない変態さんですね(英語)』

アリス「う……ごめんね、シノ」

クチュ

アリス「んっ……」

『もうこんなにお股を濡らして、だらしのない子です(英語)』

アリス「はぁ……はぁ……」

クチュクチュ

『乳首もこんなに固くしちゃって(英語)』

コリコリ

アリス「あっ……ふあっ…ん……」

『指でいじられて、そんなに気持ちいいんですか?(英語)』

クリクリ

アリス「んっ気持ち……いいよぉ……!」


『ほんとにいやらしい子ですね、アリスは(英語)』

クチュクチュ

アリス「違う、違うのぉ……」

アリス「シノのことが……好きだから……」

『いやらしい変態さんのアリスには、おしおきです(英語)』

アリス「あっん……やぁ……!」

『ほら、どうですか? クリをいじくられて、どんな気持ちですか?(英語)』

アリス「あっんっ……激しいよぉ、シノぉ……」

アリス「も、もうだめ……!」

『もうイッちゃいそうなんですか?(英語)』

『仕方のない子ですね……(英語)』

アリス「はぁー!はぁー! し、シノ……!」

『イくならイッちゃってください、仕様のないこの変態アリス(英語)』

アリス「っ……!!」

アリス「~~~~~!!!」ビクビクビク



アリス「………………」グッタリ

数日後
忍・カレン・綾のクラス

烏丸「えー、それでは55ページの10行目から……大宮さん、読んでください」

忍「ハイッ!」ガタタ

忍「ペラペラペラ」

忍「ペラペーラー」

ザワザワ

カレン(シ、シノの発音が……)

綾(無性に上手い……!)

忍「ペラペラペーラー」

忍「ペーラーペラペーラー」

忍「……ふぅ」

烏丸「…………」

忍「……先生?」

烏丸「…………」

忍「烏丸先生、読み終わりましたよ?」

烏丸「…………」

烏丸「…………」ブワッ

忍「先生!? いったい何が!?」

烏丸「大宮さん、あなた……」

烏丸「精進しましたね……!」グスグス

烏丸「通訳者になりたいと言いながらいつも赤点ばかりだったあなたが、ここまでの発音を身に着けるなんて……」

烏丸「先生は感激です!」グスグス

忍「先生……」

忍「いえ、これは烏丸先生のご指導の賜物ですよ!」

忍「私をここまで育て上げてくださって、ありがとうございます!」

烏丸「大宮さん……」グスグス

忍「これからも、ずっと先生に着いていきます!」

烏丸「ええ、トーテムポールのてっぺんまで連れて行きますとも……!」ポロポロ

パチパチパチパチ

カレン(これが日本の教育ドラマデスネ……)

綾(何かしらこの茶番)


烏丸「では大宮さん……その段落を訳してみてください」グスグス

忍「えっ……分かりません!」

烏丸「えっ」

休み時間

カレン「スゴイじゃないデスカ、シノ」

綾「発音だけすごく上手くなってたわね、発音だけ」

忍「いやあ、それほどでも」

忍「実は、アリスに特訓してもらってたんですよ」

カレン「へぇー、秘密特訓デスカ」

綾(先生じゃなくてアリスのおかげじゃない……)

忍「頭の中に英文が染み込むくらい読みましたよ」

カレン「ほうほう」

忍「たとえば……」

忍『もうこんなにお股を濡らして、だらしのない子ですね(英語)』ペラペラ

カレン「」ブーッ

カレン「ワ、ワット!?」

綾「すごいわね! 今何て言ったの?」

忍「さあ、意味は知らないんですけど」

綾「え、意味を知らずに読んでるの?」

忍「その方が正確な発音を身に着けられるって、アリスが言ってました」

綾「ふーん……?」

カレン「ヘ、ヘイ! ヘイ!」

綾「どうかしたの、カレン?」

カレン「い、今なんて言いマシタ!?」

忍「うーん、やっぱりネイティブが聞くとまだ変ですか?」

カレン「ノー! ノー! そうじゃなくて!」

忍『もうこんなにお股を濡らして、だらしのない子ですね(英語)』

カレン「オーマイガー!//」

カレン「……ほ、他には何か、覚えてマスカ?」

忍「そうですね……」

忍『こんなにおまん○を濡らしちゃって、何とか言ったらどうなんですか?この変態(英語)』

忍『クリをいじくられるのがそんなに好きですか、情けなくよがっちゃって、まるで発情期のメスネコですね(英語)』

カレン「!!//////」ボンッ

忍「だ、大丈夫ですかカレン!?」

綾「どうしたの、急に真っ赤になっちゃって!?」

カレン「オーノー……///」

アリス・陽子のクラス

カレン「Hey! アリス!」ガララ

アリス「カレン?」

陽子「どうしたんだ血相変えて」

カレン「ちょっと話がアリマス、来てくだサイ」



アリス「話って?」

カレン「シノに変な言葉を教えてマスネ?」

アリス「!」

アリス「な、何のこと?」

カレン「とぼけちゃって……」

カレン『もうこんなにお股を濡らして、だらしのない子ですね(英語)』

アリス「!///」

アリス「ど、どこでそれを……」

カレン「シノ本人が言ってマシタ」

カレン「まあ意味までは知らなかったようデスが」

アリス「…………」


カレン「アリス、どうしてこんなこと……」

アリス「そ、それは……」

アリス「ちょ、ちょっとした出来心だったの!」

カレン「シノはこの一週間みっちりレッスンを受けたと言ってマシタが、出来心が7日も続くのデスか?」

アリス「う……」

カレン「……アリス」

アリス「…………」

アリス「お、お願いだからシノには言わないで!」

カレン「シノを騙したままにしておく、ということデスか?」

アリス「……分かってる、酷いことを言ってるって」

アリス「でも、シノに嫌われちゃったら、私……」

カレン「…………」

アリス「お、お願い……なんでもするから」


カレン「……ん?」

カレン「そうデスね……では」

カレン「私もそのレッスン、混ぜてクダサイ!」

アリス「…………」

アリス「えっ」

カレン「英語を知らない純情な少女に卑猥な言葉を仕込むなんて、超エキサイティングデース!」

アリス「えぇ……」

アリス「いや、でもこれ以上シノを騙すようなことはもう……」

カレン「ダメとは言わせまセンよ?」

カレン「ばらされたくないんデスよね?」

アリス「うぅ……」

その夜


アリス「今日は、カレンも英語のレッスンに付き合ってもらうことになったよ」

忍「わあ! 金髪の先生が2人も!」

カレン「ついでに泊まっていってもいいデスカ?」

忍「もちろんですよ!」

カレン「今日はこの英文を読むデス」

忍「うわ、かなり量がありますね」

カレン「それと、録音はいつものカセットに加えて私のスマホにもしまショウ」

忍「わざわざ2つも録音するんですか?」

カレン「録音した英語を両耳から聞けば効果が2倍、先生が2人で2×2の4倍、さらにいつもの3倍の英文を読めば4×3の……」

忍「効率は12倍ですね!」

カレン「その通り、ウォーズマン理論と呼ばれる勉強法デス」

忍「通訳者への道が開けてきましたね!」

アリス(心が痛い)

カレン「では行きマスよ~」

忍「はい!」

──

カレン「sとcの発音がごっちゃになってマス!」

忍「はい!」

──

アリス「もっとリズミカルに! テンポよく!」

忍「はい!」

──

カレン「そこでちょっと喘ぎ声入れマショー!」

忍「はい!」

忍「……はい?」

──────
───


カレン「今日はこのくらいにしておきマショウ」

忍「ふ~、お疲れ様です」

アリス「じゃあ順番にお風呂はいってこうか」

忍「ではカレン、一番風呂どうぞ」

カレン「いえ、レッスンで疲れてるでしょうし、シノから入ってクダサイ」

忍「え、でも……」

カレン「いいからいいから!」

忍「ではお言葉に甘えて」

バタン

アリスカレン「…………」

ポチ

『な、何ですか……? こんなところに呼び出して……(英語)』

カレン「……」ソワソワ

『きゃっ! や、やめてください! 離して!(英語)』

カレン「ハァ……ハァ……」

クチュ

カレン「んっ……!」クチュクチュ

アリス「ちょ、ちょっとカレン!?」

カレン「も、もう我慢できないデス……」

『ど、どうして……? 友達だと思ってたのに……(英語)』

カレン「ハァ……ハァ……」

『だ、ダメですよこれ以上! ああっ!(英語)』

『み、見ないで……見ないでください……(英語)』

カレン「オゥ……イエス」

『き、汚いですよそんなところ舐めたら……んっ!(英語)』

クチュクチュ

カレン「ふぅ……ふぅ……」

カレン「べ、ベッド借りマス……」ゴロン

アリス「…………」

アリス「カ、カレンが……」

ヌギヌギ

アリス「カレンが悪いんだからね……」

ガバッ

カレン「ア、アリス……?」

カレン「悪いデスケドこのベッドは私が使用中デ……」

ペロッ

カレン「ひゃっ!?」

アリス「はぁ……はぁ……」

『んっ! んっ! あうっ……!(英語)』

ピチャピチャ クチュクチュ

アリス「はぁ……はぁ……」

カレン「あぁ! うぁう! んん……!」

カレン「アリス……も、もうワタシ……」

カレン「イ、イっちゃ……」

カレン「……っ!」



ガチャ

忍「いいお湯でしたー」


アリス「!」

カレン「あっ」

『あんっ! だ、ダメです……んっ!(英語)』


忍「……え?」

アリス「……し、シノ」

カレン「オゥ……」

忍「……これは一体」

アリス「こ、これは、その……」

アリス「…………」

アリス「ごめんなさい!」

忍「……え」



アリス「私、今までシノを騙してた……」

忍「騙してたって……何をですか?」

アリス「英語の発音練習だって言って毎日英文を読ませてたけど……」

アリス「実はあれ、Hな言葉を英語で言わせてただけだったの!」

忍「そ、そんな……!」

カレン「……アリスだけの責任ではありマセン」

カレン「今日のレッスンは、私がアリスをたきつけて企画しました」

カレン「教室でシノの言葉を聞いて、劣情を催してしまいマシタ」

忍「カレン……」

アリス「ホントにごめんね、シノ!」

カレン「アイムソーソーリー!」

忍「……」

忍「……聞きたくないです、そんなお詫びの言葉」

アリス「…………」

カレン「シノ……」


忍「私が欲しいのはそんな言葉じゃなくて……」

ボソボソ

アリスカレン「!」

忍「ほら、言ってください、二人とも」

アリス「え……」

カレン「し、シノ……?」

忍「言えますよね? 言えないとは言わせませんよ?」

アリス「う……」

アリス「わ、私たちは……」

アリス「私たちは友達の声で発情する淫乱な雌豚です……////」

カレン「この変態はメスブタにおしおきをしてクダサイ……////」

忍「よく言えました」

忍「ふふふ、二人とも今の台詞だけでこんなに濡らしちゃって……」

忍「たっぷりおしおきが必要ですね……!」ハァハァ

忍「じゃあ、始めましょうか」ハァハァ

アリスカレン「……!」


そうしてわたしたちは、一足早い日本の『性夜』を経験したのでした。


カレン「アリス気持ちイイ、シノ気持ちイイ、ワタシ気持ちイイ、ミンナハッピー!」


END

ありがとうございました
きんいろモザイクssよもっと増えろ

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