希「ゲームは楽しいなー。」穂乃果「そんな希ちゃんに、これ!」 (60)

※ラブライブのssです。
μ'sがゲームをします。

初めまして。
おーぷんでもともとssを書いておりましたが、今回から拠点をこちらに移します。よろしくお願いします。

このssはおーぷんで書いた同名の作品を修正したものです。
おーぷんで書いていた、特撮とラブライブ!のクロスssの続編ですが、読まなくても支障は特にありません。
では、次から本編に入ります。




'PRESS START THE BUTTON'


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444289169

ある日の朝


希「ふあー眠い。結局深夜までやったのにクリアできなかったな・・・家に帰ったらFE3やろ!今日こそ暗黒の支配者Sランク狙うで!」

穂乃果「あ、希ちゃん!突然だけど、今日は確か、練習ないでしょ?穂乃果の家に来ない?」

希「ええけど、どうかしたん?」

穂乃果「いいからいいから!」


~~~~~~


放課後、穂むら


穂乃果「さ、入って入って!」

希「お邪魔しまーす」

雪穂「お姉ちゃんお帰りー。あ、希さん!こんにちは!」

希「こんにちは雪穂ちゃん。穂乃果ちゃんに招かれたんやけど、お部屋に上がってもええかな?」

雪穂「あ、どうぞ!あとでお茶とお菓子持っていきますね!」

穂乃果「あんこじゃなくてチョコがいい!」

雪穂「はいはい!希さん、ごゆっくり!」

希「ありがとうなー」


~~~~~~


穂乃果の部屋


穂乃果「じゃーん!」

希「おおーっ!こ、これはっ!ゲームの山や!」

穂乃果「絵里ちゃんから最近ゲームにはまりだしたって聞いてね!家の中を探してありったけのゲームを集めてみたよ!さあ、遊ぼう!」

希「穂乃果ちゃんでかしたで!うーん!Nintendo64、PS2、PSPとかいろいろあるなー。そしたらまずは64からやってみよか!ソフトは・・・」





希「これこれ!」

穂乃果「マリオテニス64かー!これは名作だよ!」

希「マリオゴルフ64はないの?」

穂乃果「あーごめん、やったことはあるんだけど家にはなかったよ・・・」

希「別にええよ!じゃあ、立ち上げてみよか!」



(Nintendo) ピローン

マリオテニス!レッツゴー!



穂乃果「じゃあ二人でプレイにして・・・」

希「キャラクターは・・・お、ワルイージがいる!でもここはデイジーでいこか!」

穂乃果「穂乃果はヘイホー!ちなみにワルイージはこれがデビュー作だよ」

希「そうなんか!マリオカートダブルダッシュの時にはいたけどどこからいたかなんて全く知らなかった!さて、そしたら対戦?ダブルスで組んで遊ぶ?」

穂乃果「そうだな、シングルスで対戦しよう!あと、もっとマリオらしいテニスにするのはどうかな?」

希「マリオらしい・・・?」

穂乃果「それは・・・クッパステージ!アイテムありのトンデモテニスだよ!」

希「ええなー!そうこなくちゃ!」

穂乃果「設定はいっぱいゲームしたいから、一番短い2ゲーム1セットマッチでいこう!」

希「よーし、いっくでー!」


~~~~~~


希「あれ!?この頃はスペシルショットとかないんか!」カチカチ

穂乃果「ないんだよねー。だからこそシンプル!」カチカチ

希「(クッパステージの時点でもうシンプルじゃない気がするけどなあ)」カチカチ


ボヨン!


希「え!バナナに引っ掛かった!」

穂乃果「今だ!」ズバンッ!

希「あっ!」

穂乃果「へへーん!これは勝てるぞー!」

希「くそー、負けへんで!」


希「(うちを本気にさせるとは、命知らずな!)」メラメラ


~~~~~~


希「もらったああああ!!スマッシュやあ!!」ズバンッ!

穂乃果「へぶっ!!・・・顔に命中した・・・」



GAME SET
& MATCH


希「いえい!この試合はもらったで!やったなデイジー!

穂乃果「あちゃー・・・やられた。ゲームのセンスがいいね!」

希「伊達にゲームやってるわけちゃうで!さあ、対戦やったらまだまだ出来るで!」

穂乃果「よーし、そしたら・・・これだ!」

希「マリオパーティ3!これは面白そうやな!」

穂乃果「よし、スイッチオン!!」


マリオパーティ3!ハハハー!


穂乃果「ファイルは・・・」


ほのか ゆきほ ことうみ


希「いや、自分のファイルやろ」

穂乃果「もちろん!・・・さて、これだとボードゲームやってもつまらないよね。ミニゲームで対決しよ!」

希「臨むところや!!」


~~~~~~


穂乃果「穂乃果はピーチ、希ちゃんはデイジー。残りcomがマリオブラザーズだね」

希「おおー!なんやこのジャンルの多さとミニゲームの豊富さ!何から始めようかな・・・」

穂乃果「まずは四人用のミニゲームから行こうか!」

希「よーし、そうしよか!」


~~~~~~


希「まずはキラーでねらえ!やね」

穂乃果「これは音楽もいいし、爽快感あるし!」

 START

穂乃果「ほらほら!慣れてないうちに希ちゃん狙っちゃうぞ!」

希「ちょ穂乃果ちゃん!それは酷いやん!」


ドカン!アアー


希「うげ!被弾した!」

穂乃果「もらいっ!」

希「穂乃果ちゃん許さへんで!待ちぃや!」

穂乃果「捕まるもの・・・」


ドカン!ウワアア!


穂乃果「あ!comからもらっちゃった!」

希「今や!」


ドカン!アアーヒュゥゥー


希「これで恨みっこなしや!」

穂乃果「はめられたー!」

希「あとはcom・・・」


ドカン!アアーヒュゥゥー


希「あ・・・」

穂乃果「調子に乗りすぎたね・・・」

~~~~~~


穂乃果「今度はみつけろ!パワーキノコ!で勝負!」

希「これが後のnewスーパーマリオブラザーズのデカキノコかな?・・・とか言ってたら出てきた!」

穂乃果「もらいっ!」

希「あっ!」

穂乃果「ぶっとばすぞぉ!!」


ドカドカドカ!ヒュゥゥー


PEACH WON!!


希「まとめてぶっとばすとは・・・」

穂乃果「伊達に所有者じゃないよ!」

希「なら、直接対決や!このえはなあに?で!」

穂乃果「いいよ!負けない!」


START


穂乃果「ん?テレサだ・・・うーん、これは・・・」

希「いちかばちか・・・これや!」


ピンポーン FINISH


穂乃果「もう分かったの!?」

希「どうや!?」


ピンポン!
DAISY WON!


希「やったああ!!」

穂乃果「うーん!負けたあ!すごいねあの段階で分かるなんて!」

希「スピリチュアルやろ?」




穂乃果「これなら・・・希ちゃん、ちょっと協力して!」

希「どうかしたん?これは、2VS2のゲームやな。GO!GO!ロケット?」

穂乃果「これの新記録を出したいの!協力して!」

希「ええよ!うちと穂乃果ちゃんのタッグ見せてやろうやん!」


~~~~~~


希「ぜえ、ぜえぜえ・・・」

穂乃果「疲れた・・・なんで越えられない壁があるんだ・・・」






ガラッ

雪穂「希さーん!お菓子とお茶ですよ!」

希「お!ありがとうな!」

雪穂「あ!マリオパーティ3だ!これの記録更新に励んだな!」

穂乃果「雪穂、ちょっと穂乃果の代わりに記録更新して・・・希ちゃんすごいから・・・」

雪穂「うん分かった。じゃあ希さん、頑張りましょう」

希「よろしくなー」


~~~~~~


NEW RECORD


雪穂「やった!」

希「壁を越えたな」

穂乃果「すごいよ二人とも!・・・そういえば、昔は雪穂に負けてばかりだったね・・・」

雪穂「なんか言ったお姉ちゃん?」

穂乃果「ん?何でもないよ」

雪穂「しばらく店番はいいそうだから、ちょっと久々にゲームに参加してもいいかな?」

希「もちろん!ゲームは多ければ多いほど楽しいからね」

穂乃果「よし、雪穂が参加したところでカセット換えよう!今度は・・・」




雪穂「マリオならこれでしょ!」

穂乃果「懐かしい!マリオカート64だ!」

希「64にもマリオカートがあったんか!DSとWiiならやったことあるけど、できるかな?」

雪穂「大丈夫ですよ!じゃあプレイしましょう!」


~~~~~~


マリオカート!!


穂乃果「タイムアタックやってたなー」

雪穂「お姉ちゃんに負ける、数少ないゲームだからなあ。ちょっと気を引き締めよう!」

希「VSとバトル・・・普通のレースはどっち?」

穂乃果「それはVSだね。レースがしたいならこれで決まり」

希「次はレーサーセレクト。あっ、少ないなぁ」

雪穂「まだデイジーもワルイージもいませんからね。あ、私ルイージで」ヒァウィーゴー!

穂乃果「じゃあ私クッパ!」ガアアア!

希「強そう。じゃあうちキノピオ」ヤッホー!

雪穂「コースセレクトです!希さん、DSやったことあるんですよね。そしたらDSとかでリメイクされたクラシックコースのオリジナルで行きますか?」

希「お!ありがとう!そしたらモーモーファームで!」

雪穂「よーし、レース開始だ!」

穂乃果「くーっ、懐かしい!この分割された画面!」ブオーン

希「えらい見にくいなあ・・・」ブオーン

雪穂「これが64ですよ!さあ、油断してたら抜かしますからね!」ブオーン

希「ここは前に・・・わっ!チョロプーや!ドリフト・・・あああ曲がりすぎた!昔のドリフトと今のドリフトは違うな・・・」キキーッ

穂乃果「どちらかに慣れると厳しいよね!穂乃果もそうだったから!」ブオーン

希「なるほどなー。これ・・・」

ドカーン!

希「キャッ!な、なんやこれ!?爆弾?」

雪穂「あー、VSモードだけばくだんミニカーいるんですよね。いい忘れてました」ブオーン

希「むむむ、難しいでこれは!集中していかな・・・お、アカコウラきた!いっけー!」ピューン

コン!

希「・・・へ?」

穂乃果「あー、このコウラすこぶる性能良くないんだよ。壁で使ったりするのは無駄だよ」

希「くっそー!もうアイテムなんかには頼らないで!うちにはうちの走り方ってものがあるんや!」


~~~~~~


ルイージウインザフォー!!


雪穂「ありがとうございます」1st

穂乃果「雪穂すごいなー!全然衰えてないね!これはしばらく特訓しないと!」2nd

希「恐るべし高坂姉妹・・・いや、素直にアイテム使っとけばよかったかもしれへんかな・・・」3rd

穂乃果「作品ごとにかなりアイテムって仕様が違うことも多いからね~」

雪穂「DSとかWiiだとゲッソーとかもありますけど、64には大きく巻き返しができるアイテムは少ないですしね。それにcomも異常に早いことありますし」

希「ならバトルゲームや!」

雪穂「いいですよ!じゃあステージはまてんろう辺りにしましょう」

穂乃果「ルールは分かるよね?最後まで風船を残した人が勝ちだよ」


~~~~~~


希「スター出た!これで勝てる!・・・あっスピード出しすぎた!落ちる~~!!」

穂乃果「バナナを自分の回りにばらまいて鉄壁の布陣!・・・え、希ちゃんこっち来る!?」

希「あ、穂乃果ちゃんや!巻き添えや~!」

穂乃果「ちょ、こっち来ないで!ぎゃああ!!」ドカーン!

雪穂「今だ!三連コウラ食らえ!」ピューンピューン

穂乃果「こんなのいじめだー!!」ドカーン!ドカーン!


~~~~~~


穂乃果「・・・・・・」

希「・・・・・・」

雪穂「・・・なんかごめんなさい(-_-;)」

希「べ、別にええよ(雪穂ちゃん恐ろしい子!)」

穂乃果「こんなのひどいよー!」オイオイ

希「・・・マリカーはこれぐらいにしとこか」

雪穂「そうしましょう・・・次は・・・」

雪穂「(フフフ、お姉ちゃんたちこれ見たら驚くだろうな・・・!)
そろそろハード変えません?プレステにしませんか?」

希「ええよ!ソフトは?」

雪穂「これ!」



穂乃果「」デデデーン!デデデデッデッデッデーデーン

希「・・・まさかの、バイオハザード・・・しかもこれ、本当に初期のバージョンやな・・・」

穂乃果「ゆ、雪穂・・・いつのまにそんなホラーソフトを・・・」

雪穂「ストレス発散でゾンビ撃ちたいから中古で買っちゃった!お姉ちゃんも希さんも驚いた?」

希「意外な趣味やな・・・」

穂乃果「ほ、穂乃果ちょっと店番してくる!」ダッ

希「あー待って穂乃果ちゃーん!穂乃果ちゃんいないとうち怖いわー!」

穂乃果「の、希ちゃぁん!離して!こういうの怖くて嫌だよう!」

雪穂「希さん!お姉ちゃんは私が抑えこみますから!コントローラーどうぞ!」

希「はーい」

穂乃果「はーなーしーてー!嫌だ!見たくない!!」


~~~~~~


ウワアアアアアア!
BIOHAZARD


希「うっわ、のっけからまた怖い感じやな・・・そしたらNEWGAMEで・・・」

穂乃果「うえーん!」オイオイ

雪穂「さあ始めましょう!」


希「え、OP実写かい!?」

雪穂「ええ。多摩川で撮影したらしいです」

希「かと思ってたら何このワンちゃん!?ああ!!人を襲った!?」

雪穂「ケルベロスでしたっけ・・・」

穂乃果「ジョセフさーん!怖いよー!」オイオイ

希「早く逃げて!」



ワーオ、ワラマンション!



希「な、なんやて?藁マンション?あ、操作できるようになったな。・・・ん、なんやこれ?思ってる方向に進んでくれへん!」

雪穂「ラジコン操作なんですよそれ。スティックの倒す向きはキャラの顔の向きと一定です」

希「あーなるほどな。そういうことか、難しいな。ちょっと練習」



雪穂「まずはあそこの扉入ってください」

希「ここか」

雪穂「次はこっちです」

希「はーい」



ガチャッ バタン

希「ん?何か聞こえる・・・」

雪穂「来ましたね・・・」ゾクゾク

穂乃果「ふぇ・・・?」ガクガク



ゾンビ「やあ」フリムキ



希、穂乃果「きゃあああああああああ!!!!!」


穂乃果「嫌だ嫌だ嫌だ!怖い怖い!!ダレカタスケテー!!」

希「お!お!お、落ち着くんやうち!えーと、確かハンドガンは・・・」

雪穂「希さん危ないです!」

希「くそ!やられたで!やられたらやり返す、倍返しや!食らえ!」バン!バン!バン!



ゾンビ「」チーン



希「なんだ、そうや。ゾンビなんて倒せばええんや全部!楽なもんや慣れれば!」

穂乃果「そ、そうだよ!」

雪穂「(それでどこまで持つかな・・・)」


~~~~~~


YOU DIED



希「なんやこれ・・・難し。これ、本当にeasyなんか!?」

穂乃果「死んじゃったよー!ビエーン!!」オイオイ

雪穂「弾薬温存とか重要なんですよねこれ。歴代でも難しい部類です、初代は。しかも、リメイクとかされると仕掛けが変わってたりしてますから恐ろしいですね。後は慣れるとナイフクリアもありますし」

希「なるほど・・・意外と奥が深いな」

穂乃果「もうやだ!ホラー嫌だ!」

希「はいはい。・・・ありゃ、もうこんな時間や。それじゃあ、そろそろおいとまかな?」

雪穂「あ、もう帰られますか。そしたら玄関まで送りますよ。お姉ちゃん行くよ!」

穂乃果「え、あ、うん!」

希「お邪魔しました!」

穂乃果「また明日ね!」

雪穂「いつでもゲームなら相手になりますよ!」



希「(楽しかったな今日は。いろいろゲームして、穂乃果ちゃんの普段ない顔も見られて)」

~~~~~~


翌日の朝


にこ「あー眠い。アルファサファイア進めてたら深夜になっちゃったわ。スーパーアイドルにこにーが時間を注意しなかったとは!」

穂乃果「にこちゃーん!おはよー!」

にこ「おはよう穂乃果。朝から元気ね全く。羨ましいわ」

穂乃果「その独り言聞いちゃった!ねぇ部室に秘密の隠し場所とかないの?」

にこ「ギクッ!?なんでそれを・・・!?」

穂乃果「にこちゃんなら何か隠してないかな、なんて思って!」

にこ「べ、別に、何もゲームとか64とか隠してないわよ!ゲームボーイも!」

穂乃果「へー。いろいろしまってるんだね」

にこ「はっ!?はめたわねあんた!」

穂乃果「練習前に皆でゲームしよ!」

にこ「仕方ないわね~
(ここ最近64とかやってなかったわね・・・でも最近はポケモンがマイブーム。ならソフトはあれしかないわ!)」


~~~~~~


放課後、部室


穂乃果「おおー!64だ!コントローラーもたくさん!・・・これは?」

にこ「64GBパックよ。このソフトをプレイしたいなら、これをコントローラーに接続しなさい」

花陽「ポケモンスタジアム金銀・・・?」

希「これはまた懐かしいなー!古いポケモンか!」

海未「これは楽しそうです!・・・部室にゲームを置くことが問題ですがね」

にこ「ゲームボーイのポケモン持ってる人はいるの?」


穂乃果、希、海未、凛、花陽、にこ「はい」


真姫「多いわね。そんなに有名なの?」

絵里「私は知らないわ、こういうゲームは」

ことり「楽しそうだけど、ポケモンやってなかったからなぁ・・・」

にこ「悪いわね、あいにくソフトの調整とかしたいからまた明日の放課後にしない?かなり古いから、整備もしっかりしないと」

海未「そうですか、わかりました。では、練習に行きましょうか」


~~~~~~


その日の夜


穂乃果「あった!ポケモン赤!」

花陽「ポケモン緑・・・」

海未「ポケモン青ですね、久しいです」

凛「ピッピカチュウ!またよろしくね!」

にこ「行くわよ、私のポケモンたち!」

希「明日はどうなるかな」


~~~~~~


翌日、部室


にこ「来たわねあんたたち!」

穂乃果「今日の私は容赦ないよ!」

海未「今だけは学院生でもスクールアイドルでもありません、一人のポケモントレーナーとして参ります!」

希「おっ?うちだってカントーからカロスまで旅をしてきたベテランやで」

凛「ポケモンは愛があればなんだって戦える!」

花陽「頑張ろうね、私のポケモンさん」


ことり「すごい火花見える・・・」

真姫「関わったら偉いことになりそうね・・・」

絵里「・・・ハラショー」


にこ「といっても、64コントローラーが4つしかないのよね・・・ここは公平に・・・」

希「公平に?」

にこ「最初はグー!」

穂乃果、海未、希、凛、花陽、にこ「「「「「「ジャンケンポイ!」」」」」」


~~~~~~


ロポクケヨモンン!!


穂乃果「というわけで、私が1P!」

海未「2Pが私」

にこ「にこは3Pね」

花陽「ごめんね凛ちゃん、花陽が4P」


希「外れてもうた・・・」

凛「」ズーン

真姫「子供じゃないんだから落ち込まないの・・・」

ことり「二人とも頑張れ!」

絵里「希、あとで何かしようね」


プツン!


穂乃果「!?何これ!?」


(64GBパックのコネクタ部がいじょうです)


にこ「また出たわこれ・・・一旦電源切って。それからコントローラーの端子部フーフーね」

穂乃果「はーい」

にこ「接触が悪くてこの画面出るのは皆も経験あるんじゃないかしら?ポケスタやる時はこれがあるから面倒なのよね」

ロポクケヨモンン!!


にこ「今度は大丈夫ね。さて、勝負よ!」

海未「臨むところです!私のポケモンをなめないでくださいね!」

にこ「・・・あんたたち、何か勘違いしてないかしら?」

花陽「え?」

にこ「誰もポケモンバトルをするなんて言ってないわよ?」

穂乃果「でも、そうしたらどうやって戦うの?」

にこ「なぜ私がわざわざ64でやってるか・・・それは・・・」

希「それは?」


にこ「ミニゲームで競うためよーーっ!!」


穂乃果、海未、希、花陽、凛「「「「「ミニゲームーー!!??」」」」」


穂乃果「ちょ、それどういうことなの?」

海未「まるで意味がわかりません」

にこ「ミニゲーム大会よ。これならバトルのセンスがない人でも気軽に遊べるわ。そこの興味無さそうな人たちもね」

真姫「私たち?」

にこ「そう!これで遊ぶのよ!これでミニゲームを周回し、ビリの人は好きな人と交代。これでどうかしら?」

穂乃果「いいよ!」

希「(ん?それ、絶対にこっちが得意やないか?所有者やし。・・・うちが参加したら絶対にこっち引きずり下ろしてみせるで!)」


~~~~~~


にこ「まずはこれよ!イーブイのフルーツダッシュ!」

穂乃果「ほう、なるほど・・・ん?花陽ちゃんのところにボールマークが・・・」

にこ「イーブイ持ってるのね。そのポケモンで参加できるわよ」

花陽「す、すごいです!頑張ろうねイーブイ!」

海未「それでは参ります!」


~~~~~~


3Pのかち


にこ「よーし!」1st

海未「さすがですね」2nd

花陽「あー負けました!」3rd

穂乃果「あちゃー・・・そしたら希ちゃん!よろしくね!」ビリ

希「OK、任しとき!
(覚悟しぃやにこっち!)」

~~~~~~


にこ「交代するたびにカセット持ちが代わるとカセット変えるとか本当に面倒ね・・・次はいあいぎりがっせん!」

希「いくでハッサム!」

凛「ハッサムカッコいいにゃー!」

にこ「にこのストライクだって負けないわ!」

海未「カイロス、頼みますよ」


~~~~~~


1Pのかち


希「やったで!」1st 100pt

にこ「やるじゃない!パーフェクト!」2nd 75pt

海未「あ、危なかったです・・・」3rd 50pt

花陽「負けちゃった。凛ちゃん、次お願いね」ビリ 35pt

凛「任せるにゃ!」


~~~~~~


にこ「次はこれね!ピチューのはつでんきょうそう!」

凛「あー!ピカチュウにゃ!!」

にこ「ピカチュウバージョンのピカチュウだけがゲスト参戦できるの!」


~~~~~~


4Pのかち


凛「やったにゃー!!」


~~~~~~


にこ「(その後、私たちは一通り全員全てのミニゲームをプレイしたわ。皆とゲームって、楽しいわね・・・)」


穂乃果「3、2、1、ゴーシュート!いくよカポエラー!」

海未「それはベイブレードです」


凛「GBAで連鎖を狙うにゃ!!」

希「うちは指輪狙い!」


にこ「ちょ!?コイルにはめたわね!動けないようにして」

真姫「知らないわ」


にこ「ピョンピョコピョンピョンかーわいい」

ことり「キリンさんもかわいい!」


~~~~~~


絵里「あら、もうこんな時間?そろそろ帰りましょうか」

真姫「続きは私の家でやらない?盛り上がりましょう!」

希「太っ腹や真姫ちゃん!ほな、うち一旦家に帰っていろいろ荷物持ってくる!皆もよろしくな!」

~~~~~~


真姫の家


にこ「64は準備OKよ!コントローラーも異常なし!」

希「よし、ほんなら次はこれ!カスタムロボV2!」

ことり「うわー懐かしい!これ、昔皆とやってたよね!」

海未「2on2が熱かったですね」

穂乃果「海未ちゃんこういう時決まってかわいいロボ使うもんね!」

海未「な!?」


~~~~~~


真姫「お風呂は沸いたわね。そしたら、個別に入っていいわよ。全員で入ってもいいし」

絵里「皆、一緒に入らない?その方が楽しいわよ!」

にこ「まるで合宿ね」

花陽「そうしようよ凛ちゃん!」

凛「んにゃ!」

絵里「よーし!風呂まで競走!ビリはゲームお休みよ!」ダッ

真姫「部屋の中で走らないの、全く・・・」


~~~~~~


お風呂


にこ「あー気持ちぃー」ザパーン

真姫「おっさんじゃないんだから・・・」

ことり「セクシースタンナーのバネッサ使ってライトアークガン!鉄板だよね」

海未「確かに遠距離はそうですね」

穂乃果「もう!ジャベリンにショットガンが定石だよ!これで児童館の大会勝ったんだし!」

凛「盛り上がってるね二年生組」

花陽「ふー気持ちいいよぉ」ブクブク

絵里「なかなかお湯出ないわ・・・」


ジャー!

絵里「あっつ!!」

希「ポンコツやなえりちは
  (ふむふむ、なるほど二年生組はカスタマイズも多種多様やな。これは覚えておこう)」

~~~~~~


お風呂上がり


穂乃果「よーし、2on2で勝負!海未ちゃん、近遠タッグでいくよ!」

海未「OKです!無敵のほのうみペア、参ります」

希「やるでにこっち!」

にこ「あまり経験ないけど・・・やるしかないわね!」


ステージ:ベーシックステージV2


穂乃果カスタマイズ

プラネッタ
スプラッシュガン
トマホークボムB
ウェーブポッド
ワイドジャンプレッグ


海未カスタマイズ

バネッサ
レフトアークガン
ライトシュートボムH
コックローチポッドH
ワイドジャンプレッグ


希カスタマイズ

パーミル
スナイパーガン
ディレイボムC
シーカーポッドF
スタビライザーレッグ


にこカスタマイズ

ジャベリン
マグナムガン
ストレートボムG
スカイフリーズポッド
スタビライザーレッグ


BATTLE!


希「レッツゴー!」


~~~~~~


希「やったでにこっち!狙い撃ち成功や!」

穂乃果「油断したかな・・・」

海未「やりますね・・・今度特訓しましょうか」

にこ「奥が深いわねこれ・・・楽しいわ」

希「他の皆は・・・別のゲームしてるみたいやな。さすがに真姫ちゃんテレビもいくつかあるんか」

真姫「むーっ!なんで勝てないのよ!」

ことり「カービィ強いなたちつてと♪やっぱりスマブラはカービィだよぉ」

真姫「私の呼び掛けトラナイデ!」

凛「かよちん!今度は負けないからね。本気になった凛のフォックスなら、かよちんなんて瞬殺だよ!」

花陽「花陽だって黙ってないよ!サムスさん、頑張りましょう!」

絵里「楽しそうね、皆」



「どうしていつも倒されてばかり・・・」



希「・・・?皆何か言った?」

絵里「どうしたの希?なにも言ってないわよ」

希「いや、何か聞こえたんよ。確かに」



「いつもレベルをかんたんとかにされて、プレイヤーの皆に倒されるばかり・・・」



穂乃果「あれ?私にも何か聞こえた」

海未「穂乃果?」



「もうこんなのは嫌・・・こんなことになるのなら・・・」



にこ「え?」


「皆消えて無くなってしまえーー!!」


バァッ!!


「人間なんて消えてしまえ!」

花陽「なに!?テレビが割れて、裂け目から何か伸びてきたよ!?」

凛「んにゃあ!!」ガシッ

真姫「凛!!やめて、離して!!」ガシッ

ことり「皆!いや、いや!!」ガシッ

希「た、助けて!!」


ウワアアアア!!


~~~~~~


穂乃果「っ、んん・・・こ、ここは・・・」

海未「私たちはどうなってしまったのでしょうか・・・」

絵里「確か、ゲームをやってたら突然画面が割れて、そこから伸びてきたものに引きずりこまれて」


「気づいたみたいだね!」

凛「あなたかにゃ!凛たちをここに連れてきたのは!」

にこ「今すぐ帰しなさい!」


「これから皆には、世界の命運をかけたゲームをしてもらうよ」

ことり「世界の命運!?」

真姫「イミワカンナイ!」

「今君たちがいるのは、ゲームの世界。ステージは9個まである。それを一人一つずつ、全てクリアできたら、君たちの勝ち、元通りに帰してあげる」


希「もしダメだったら?」


「君たちは死ぬ」


μ's「!?」


にこ「ふ、ふざけんじゃないわよ!どうしてそんなことされなきゃいけないの!?」

海未「おふざけなら今すぐやめてください!」


「じゃあまず第一のステージ、行くよー」


ピカァッ!!


μ's「うわああ!!」


~~~~~~


テテッテッテテッテッ!テッ!


穂乃果「この風景とこの音楽、もしかして・・・」


「第一のステージ。リアルスーパーマリオブラザーズ。制限時間以内にスーパーマリオブラザーズ1-1をクリアできたらクリアだ」

にこ「簡単じゃないの!いいわ、やってやろうじゃないの!」

絵里「ちょっとにこ!」

穂乃果「今は、クリアするしかないみたいだね。そしたら、誰が行く?」

希「うちが行く!」

にこ「気を付けなさい、何があるか分からないし」

絵里「絶対クリアしてね」

希「うちはこれでも、ゲームの達人やで!」


~~~~~~


Nozomi×0

テテッテッテテッテッテッ

希「うわ、ゲーム画面だからこそやったんやけど、実際に目の前にしてみるとクリボーでもこんな怖いんか!」

穂乃果「頑張って!」

希「いよっ、ほっ・・・ブロック叩くで。ほいっ!」テレレレ

凛「キノコにゃ!」

希「パワーアップやでー!」テレーテレ-テレ-

花陽「希ちゃんの背丈が高くなった!」

希「よっしゃ行けるで!・・・あーっと、確かここは・・・1UPキノコ!」プゥーン


絵里「あれ?」

希「あれ出ない。インチキやな。仕方ないこのままゴール向かおう」

海未「何か嫌な予感が・・・」

希「・・・いや、特になんもなかったな」ゴール

ことり「とにかくこれでひとつクリア!!」

「さすがに簡単すぎたかな。じゃあ次行くよ。ゴー!」

μ's「うわああああ!!」


~~~~~~


海未「ここはどこでしょう?・・・空港ですかね?」

穂乃果「WonderfulRushジェットはあるかな?」

「第2ステージ、リアルタイムクライシス4。ダメージを食らわずにプロローグを突破すればクリア。ちなみに弾は実弾だから死なないようにねー」


真姫「イミワカンナイ!殺すつもり!?」

にこ「許さない、絶対許さないわ!命を弄んで!クリアしたらあいつをぶっ殺してあげるわ!」

絵里「落ち着きなさいにこ!たしか、これはペアプレイよね。二人選ばないと・・・」

にこ「私が行くわ。このゲーム、ゲーセンで極めたことあるし」

真姫「死なないでね、絶対!」

にこ「あんたねぇ、このにこにーがこの程度で死ぬと思ってる?スーパーアイドルはまだ終わらないわよ!」


海未「狙うことに関しては慣れています。私が行きましょう」

ことり「海未ちゃあん・・・」

海未「大丈夫です、必ずクリアしてみせますよ」


~~~~~~


にこ「私が1P、海未が2Pね」

海未「参ります!」


「よし、行くよー」


PROROGUE START

ACTION


にこ「クリアすればいいのよ海未!どんどん撃ちなさい!」バンバン

海未「はい!」ババンバンバン

にこ「黄色い敵!・・・ちっ、撃っても追加弾倉はないのね!」

海未「にこ危ない!」バンバン

にこ「うわっ!助かったわ、ありがとう海未!・・・普段赤い弾だと避けられるけど、これは厳しい・・・」

海未「!へ、ヘリが落ちてきます!」

にこ「嘘!?WAIT表記しなさいよ!」


ドカーン!!

海未「きゃあああっ!」

にこ「海未!?」

海未「いっ・・・!?し、しまった、目の前に!」

にこ「させないわよ!」


マシンガン

にこ「おりゃああああ!!」ドドドド

海未「す、すみません!」

にこ「リアルすぎる・・・爆風で吹っ飛ぶとかタイムクライシスにはなかったわよ!」

「それがリアルの醍醐味だよー」


海未「覚えておきなさい・・・」

にこ「熱くならないで!冷静さを失うわよ!」

海未「は、はい!あ、ランチャー持ちが!」

にこ「ここは、危険!地帯!避け、なさいよ!!」

海未「分かり、ましたっ!!」


絵里「一番激熱なのはにこよね・・・」

穂乃果「ランボーみたいだよ」


「例の兵器を使用します」

「許可する」


にこ「海未!走って!テラーバイト、虫型兵器が来る!」

海未「きゃああああ!!」

にこ「マシンガンに切り替えて・・・げ!?マシンガンが弾切れ!?そ、そういえばショットガンは!・・・嘘、ない!」


「プロローグぐらいハンドガンを大半で使ってクリアしてほしいからねー」


海未「あっ!これならありました!」

にこ「グレネード!いける!海未、あの虫の中心に撃ってイチコロにしちゃいなさい!」

海未「は、はい!」


海未「(落ち着きなさい園田海未。いつもやっていることです。的の中心を射るように、一撃で・・・)」


海未「ラブアローシュート!!」


ドカーン!!


~~~~~~


PROROGUE CLEAR


にこ「やるじゃない、海未は頼りになるわね。・・・あれ?」

海未「私は・・・なぜあのような台詞を・・・死んだ方がマシですーっ!!」

穂乃果「いやー、凄かった二人とも!」

絵里「さすがにこね」

にこ「あ、当たり前よ!当然!簡単すぎたわね!」


「そりゃ残念。でも次はどうかな~?」


μ's「うわあああああ!!」


~~~~~~


希「ここは・・・スタジオ?」

真姫「この解答席はあれね」


「そ。第3ステージ、リアルAnswer×Answer。ここではルールを変更して、早押しクイズで3問先取したらクリアとするよ。ジャンルはランダムだから不公平  はなし」

穂乃果「ここはリーダーとして穂乃果が行くよ!さあかかってこい!!」

海未「なんだか、凄く不安です・・・」


「安心してね園田さん。不公平はなしと言った通り、対戦相手は穂乃果ちゃんと同じぐらいのレベルを設定したから。対戦者登場!!」


つるの剛士「どうもつるの剛士でーすよろしくお願いしまーす」

希「ア、アスカさん!?」

真姫「いや、あれはつるの剛士じゃない?なんかキャラが違うし」

にこ「そうね」


穂乃果「あっつるのさん!ヘキサゴン見てましたよ!今日はよろしくお願いします!」

つるの「あっ、μ'sの高坂穂乃果ちゃんだよね!スクールアイドルが今人気だから注目してるんだ、同じアーティストとして!」

穂乃果「本当ですか!ありがとうございます!」

つるの「いやーこういうステージに立つのは本当ヘキサゴン以来だな、とにかく楽しもうね!」

穂乃果「はい!お願いします!」


絵里「意気投合してるわねあの二人・・・」

花陽「あのつるのさんとお話ししている穂乃果ちゃん羨ましい・・・」


~~~~~~


「そしたら行くよー!問題!」デデン!


「果物と野菜がチームに分かれて野球をしています。野菜チームが一点リードするなか、果物チームの攻撃。2アウトランナーなしでぶどうがホームラン。二点入って果物チームが逆転!!・・・さて、なぜこうなったかをを説明してください」


つるの「うーん・・・」

真姫「イミワカンナイ・・・」

穂乃果「・・・?あ、こういうことかな?」

つるの「わかったぜ!」ピンポン!

穂乃果「げっ!」

海未「先に押されてしまいました!」


つるの「ランナーなし、つまりランナーには果物の梨がいたんだ!」


ピンポンピンポーン!!


つるの「よっしゃ!幸先のいいスタートだ!」

穂乃果「ヤバいっ!」

凛「穂乃果ちゃんしっかりするにゃ!」


「では続けて第二問。アニメの問題。遊戯王デュエルモンスターズにおいて、次のうち、一番攻撃力の高いモンスターはどれ?
A カオス・ソルジャー
B 超魔導剣士-ブラック・パラディン
C 磁石の戦士 マグネット・バルキリオン」


穂乃果「昔遊戯王やってたから!その記憶を呼び起こせば・・・」


穂乃果「わかった!」ピンポン!

ことり「お願いっ!」


穂乃果「マグネット・バルキリオンだ!確かその値は3500!」

ピンポンピンポーン!!


穂乃果「いよっし!これで同点!」

つるの「やるねー穂乃果ちゃん!」

絵里「その調子よ!」


「第三問。芸能の問題。今年結成20周年を迎えたジャニーズのユニット、V6。ではV6のメンバーで、一番ジャニーズ事務所の在籍期間が長いのは誰?
A 坂本昌行
B 長野博
C 井ノ原快彦
D 三宅健
E 森田剛
F 岡田准一」


つるの「長野さんとはウルトラマン共演したんだよなー」

穂乃果「これはね・・・」


ピンポン!


穂乃果「三宅君かな・・・?」


ブブー!!


穂乃果「あれっ!?」

にこ「V6はトニセンとカミセンに分かれてるのよ。トニセンの三人の誰かに決まってるわ」

花陽「つるのさんが分かるか・・・」

つるの「うーん・・・」


ピンポン!


つるの「坂本さんかな?」


ブブー!!


つるの「違うか・・・」


「正解は長野博さん。長野さんの在籍期間は、実はSMAPのメンバーと同じぐらいでありTOKIOは全員後輩ということになってます」


穂乃果「へー、知らなかった」


「お互いに間違えたのでペナルティはなし。では続いて第四問。ゲームの問題。2012年に発売された任天堂の最新ハード、WiiU。ではその22年前に発売されたハードであるスーパーファミコンで、最も売れたソフトはどれ?
A スーパーマリオカート
B ストリートファイターII
C スーパードンキーコング」


希「WiiUの説明いるかな?」

つるの「うわ懐かしいな、どれだろう?」

穂乃果「えー、生まれてないから分からないよ・・・」

穂乃果「うーん・・・」

つるの「むむむっ・・・」


「時間切れー。答えはスーパーマリオカート。382万本出荷だよ」


ことり「すごーい!そんなに!」

海未「マリオカートの草分けは偉大ですね」

「第五問。文系学問の問題。去年大河ドラマで主役を務めた黒田官兵衛は、誰に仕える軍師だったでしょう?」


絵里「日本史を選択している人じゃなくても、大河ドラマを見ていた人なら分かるはずじゃないかしら?」


穂乃果「ふっふっふっ、わかったぞ!」


ピンポン!


海未「穂乃果?」


穂乃果「従うのは己のみ!よって黒田官兵衛なり!」


ブブー!!


穂乃果「・・・あはっ!」

にこ「あはっ!じゃないわよこのアホ!あ穂乃果じゃなくてアホよ!ふざけてる場合!?」

真姫「何やってんのよ!?」


ピンポン!


花陽「あっ」


つるの「これ確かね・・・豊臣秀吉!」


ピンポンピンポーン!!


つるの「よっしゃ!これでリーチだ!」


穂乃果「うう、ごめん・・・」

海未「お願いですから真面目に、真面目にお願いしますね?」

ことり「穂乃果ちゃぁん・・・おねがぁい!」

穂乃果「はっ!」ズキューン!


「穂乃果ちゃん撃ち抜かれた。では第六問。流行の問題。芥川賞を受賞したお笑い芸人、ピースの又吉直樹さん。ズバリ、その書籍のタイトルは?」


穂乃果「これは・・・世の中に目を向けてれば簡単だよね!」

希「そうやで、穂乃果ちゃん頼むわ!」


ピンポン!バシッ


つるの「くそっ、一歩遅かった!」


穂乃果「間違いない!火花!」


ピンポンピンポーン!!


穂乃果「これでリーチ!並んだねつるのさん!」

つるの「面白くなってきた!そうこなくちゃ!」

凛「次の問題で全てが決まる!」

真姫「頼むわよ、穂乃果!」

希「穂乃果ちゃん!!」

「決まるかな?では第七問。μ'sに関する問題」

穂乃果「え?」



「μ'sのメンバーの中で一人だけ、これから処刑されてしまいます。穂乃果ちゃん、君ならどうするかな?」



μ's「!!??」

つるの「おい、なんだよこれ!こんな問題があってたまるか!?俺は絶対答えねえ!解答権放棄だ!」

「あっそう。そしたらμ'sに答えてもらおうかな」

花陽「こんな問題酷すぎます!」

にこ「どこまでわたしたちをこんね目に合わせれば気が済むの!」

「うるさい!!いつも僕たちを望んでもないのに、強制しているのは君たちプレイヤーじゃないか!!君たちにも味わってもらう!!さあ答えてよ
(ふん、所詮人間なんて最後は自分が大事なんだよ。助けることなんてあるわけない)」


つるの「は?」

にこ「プレイヤーが強制・・・?」

「今すぐ答えて穂乃果ちゃん!」

穂乃果「私は・・・選べないよ。でも、それができる人は知ってる!」



穂乃果「ウルトラマン!!」

「は・・・?」

海未「穂乃果、何を・・・?」

穂乃果「助けて!ウルトラマンダイナ!!」

つるの「ダイナ・・・?まさか」

「よく分からないから殺してあげるよ。死ねμ's!」

真姫「こっちに来るわ!」

希「・・・ん?な、なんや、あの光・・・あれは!」




?「待たせたな。久々に行くぜ!ダイナーー!!」




「ま、まさか。そんなはずは」


穂乃果「アスカさん!」

ウルトラマンダイナ「この世界までは壊すことはできないが、処刑やら何やらを止めることはできるぜ!」

「いいよ。本物のウルトラマンの力、見てみたかったんだ。FE3のデータロード。出でよレイキュバス!」


レイキュバス「ギィヤア!」


ダイナ「ここは任せろ!次に行くんだ」

穂乃果「はい!皆!」

ことり「うん!」


「いいだろう。ここはクリアにしてあげる。次のステージに移動しよう」



つるの「ダイナ改めて見るとカッコいいな」

~~~~~~


穂乃果「さて、移動してこれが四つ目の試練だね」

ことり「何がくるんだろう?」

にこ「ここは、空?」


「第4ステージ、リアルゼビウス。ノーミスでアンドアジェネシスを倒せたらクリア。もちろん実弾だから爆散しないようにね」


凛「やっぱりそんな仕掛けかー。誰が行くかにゃ?安価下の人、決めてほしいにゃ」

「それと、今回からステージに参加できるのは一人二回までに設定させてもらうよ。そこらへん気を付けてね」


希「うちが行く!」

絵里「分かったわ。よろしくね」

希「サクッとクリアしてみせるな」


~~~~~~


テーテテレレッテテッテレッテ テレッテテーテテレレッテテッテレッテー


にこ「うわ、めっちゃ古い音源ね」

凛「縦のスクロールシューティングはゲームセンターでもお馴染みだね!」

花陽「さてどうなるかな・・・あっいい調子」


希「そう途中までは簡単なんよ、途中まではな」

穂乃果「うわあ、四つ繋がった砲台出てきたよ!」

海未「逃げてください!」

希「ギリギリまで接近して・・・ほいっ!」ヒューン ドゴーン

ことり「おおー!」


希「ファミコンミニなら経験済み!大体分かるで!」

穂乃果「すごい、どんどん進んでいくよ」

真姫「自称ゲームの達人ということはあるわね」

希「バキュラは破壊できへん!誰や20回撃ち込んだら壊せるとかいうデマを流したのは」


希「いよいよアンドアジェネシスのお出ましやな!きた!」

海未「わ!これまでとは比較になりませんよこの弾幕!」

花陽「希ちゃん!」

希「落とすもんかー!」ヒューン ドゴーン


「はいクリア。おめでと」


希「ふーっ、疲れた」

絵里「無事でよかった、本当」

希「そんな強く抱き締めんでもええよ」

真姫「でも、これでゲームの達人希は参加できないわね・・・」

穂乃果「大丈夫、なんとかなるって!」

今日はここまでです。明日の昼頃また更新する予定です。

遅れました、更新します。
書き溜めていたので今回ですべて更新できると思います。

「じゃあ次のステージにいくよ」


~~~~~~


ことり「今度は何?森?」

「第5ステージ、リアルどうぶつの森。これからいくつかお題を出すから、それをクリアしたらOK」


花陽「ほのぼのしてますねー」

にこ「今から始まるのはそんなものではないと思うけどね・・・」

凛「凛がいくにゃ!任せて!」

花陽「頑張って凛ちゃん!!」


希「あっ」

絵里「どうしたの希?」

希「ゼビウスの時のあれ。256発撃っても倒せないけど、後年連射で倒せるようになったんよ」

にこ「すこぶるどうでもいい・・・(-_-;)」


~~~~~~


凛「とりあえず役場の前に到着したよ」

「じゃあミッションだね。前半のミッション。10分以内にこのデザインをエープリルシスターズで作ってみて」

凛「あっ!μ'sの衣装!ユメノトビラだ・・・ん、いや違う、ウエディングドレス?」

ことり「複雑なデザイン・・・できるかな?」

凛「とにかくやってみるにゃ!」


~~~~~~


凛「・・・うん」カタカタ

「できたみたいだね。凛ちゃん、着てみて」

凛「こんな私でさえーもー・・・」

6人「へーんしん!」

ことり「えっ?」

海未「なんの歌でしょうか・・・」

穂乃果「・・・?」

凛「な、なんか頭にびびっと来たんだよ
(真姫ちゃんの秘密の歌詞ノートに書いてあったから、なんとなく覚えてたんだよね)」

花陽「私も
(凛ちゃん・・・)」

真姫「ええ
(穂乃果たちには見せてなかったのよね)」


「なかなかいいね。70点ぐらいかな?クリア!」

凛「やったぁああ!」

花陽「やったね!」

「でもまだ後半のがあるよ。後半のミッション。今からスズメバチを4匹捕まえて。20分以内。スズメバチは本物、仕様はおいでよに準じるよ」


凛「にゃー!死んじゃうにゃー!!」

にこ「えげつない・・・」

希「ゲームだからこそ平気でやれてたけど、むらびとにとっちゃ残酷やったね。こう言われて初めて分かる」

絵里「・・・ハラショー」


ユッサユッサ


凛「落ちてくるのはベルとか家具ばかりにゃ」

海未「家具が落ちてくるって、冷静に考えるととてつもなくシュールですよね・・・」


ユッサユッサ ヒューン


凛「にゃ!!蜂の巣にゃ!!」

花陽「凛ちゃん!!逃げて!」


ブーン


凛「虫網OK!かかってこいにゃ!えーい!!」


バシッ


にこ「どう!?」


スズメバチを捕まえた!
けど、
刺されなくて
ほんとうによかったぁ~!!


凛「やったにゃ」

穂乃果「す、すごいよ凛ちゃん!!」

希「うちも捕まえるの苦労したけど!凛ちゃん手慣れてるねー!」


「やるね。じゃあこのままあと3ついってみよう」


~~~~~~


凛「ゼェ、ゼェ・・・やったよ、全部捕まえたよ」

絵里「ハラショー・・・」

希「今夜の夕飯は蜂の佃煮とかかな」

海未「うげぇ」

「すごいね凛ちゃん。あ、ご褒美に家具とか持ってってもいいよ。帰れたら、の話だけどね」

凛「はーい」

穂乃果「ねえ天の声さん?」

「ん?」

穂乃果「・・・いや、後でにするよ」

「あ、そう。んじゃあ、次のステージ行ってみよう」

~~~~~~


穂乃果「ここは・・・街?」


「第6ステージ、リアルカービィのエアライド。これから4人を選出してシティトライアルを行い、その後に決められたお題をクリアしたらOKだよ」


希「懐かしいなエアライド!エアライド2はまだ出ないの?」

花陽「出てほしいですよね・・・あ、希ちゃんこれ参加できないのか」

にこ「(あんたたち呑気ね・・・この状況分かってるのかしら・・・)」


海未「参ります!」

絵里「私だってカッコいいところみせるわ!」

凛「エアライドなら凛にお任せ!」

穂乃果「あとの人は・・・経験なし?」

真姫「悪いわね・・・」

ことり「ごめんね」

花陽「凛ちゃん・・・」

にこ「本当すまないわね」

希「うーん・・・」


「仕方ないな、こっちからスペシャルゲストを呼ぶよ。それで4人にするから」

穂乃果「ありがとう!」

「っ、別に君たちに有利にさせようとかなんて考えてるわけじゃないからね。はい、ゲストどうぞ」


松岡修造「こんにちは、松岡修造です」



穂乃果「おおおお!炎の妖精!」

凛「これは心強いにゃ!」

絵里「松岡修造・・・あっ、ニコニコでお馴染みの人ね」

希「先にテニスプレイヤーといってあげてや」

修造「よーし、行くぞぉ!」


~~~~~~


「じゃあ、全員ライトスターに乗って」

絵里「乗れるかしら・・・」

修造「Don't worry,焦らない焦らない・・・」

凛「行っくにゃー」


3 2 1 START



絵里「うわ遅い・・・早く別のマシンに乗り換えたいわ。もっとこう素早く走れるやつね」

凛「凛はしばらくライトスターに乗って性能を上げてから乗り換えるにゃ」

海未「私は能力をあげつつ伝説のエアライドマシンでも探しましょうか」

修造「松岡!しゅーーーぞうっ!!」


穂乃果「修造さんうるさーい!!」

~~~~~~


絵里視点


絵里「情報によると、フォーミュラースターがとても早いらしいそうね。まずは池の方に行ってみましょう」


絵里「おっ、赤い箱?何かしら?とりあえず壊してみよっ!えいっ!」ドカッ


絵里「あら?刺々しいものが出てきたわね。とりあえずとっておこうかしら。・・・それにしても、このエリア広いわね・・・早く別のマシンに乗りたいな」


~~~~~~


凛視点


凛「青い箱青い箱!凛は街の辺りで捜索にゃ!少し能力上げたら、あの星に体当たりして大幅に能力をあげよう!」


凛「海辺に来てみたよ。お、青い箱!えいっ!」ドカッ


凛「やった!四つも出てきたよ!・・・全部ヒコウかー。ウイングスター辺りに乗ってエアグライダーが来れば最高かなー」


凛「よし、そしたら星に体当たりしてみるにゃ!場所はこの位置・・・行けーっ!」バキィッ!

凛「OK!急いで回収にゃ!」


凛「というわけで、アイテムを大量にゲットできたにゃ!・・・そろそろ別のマシン探してもいいかな?」


~~~~~~


海未視点


海未「分かっています、確かマシンパーツのある場所の一つは、森の地下です!」


海未「ウイスピーウッズの辺りから下に降りて・・・ありました、赤い箱!はあっ!」ドカッ


海未「やりました!ドラグーンパーツです!あと二つ・・・」


海未「さすがにライトスターでは辛いですね・・・あ、あそこにエアライドマシンが。これは・・・ワゴンスターですね。ドラグーンを見つけるのが前提条件ですし、とりあえず乗りかえましょう。現在地は岩場付近・・・では駅の方に向かいましょうか」


~~~~~~


修造視点


修造「暑っいね・・・でも寒いより全然いい!火山の熱気は俺を燃え上がらせる!あの岩肌にアタックだ!」ドコォッ

花陽「あ、暑苦しい人です・・・」

修造「おっ!全部能力アップだ!オモサ、体力、カソク!全部テニスに必要な基礎ですよこれ。俺は頑張るぞぉ!」


~~~~~~


「そろそろイベントの時間だね」


ブー!ブー!ブー!ブー!

「caution!エアライドマシンのチャージタンクがぼうそうした!」


絵里「いやああああああ!!ダレカタスケテー!!止まれない~っ!」

凛「来た来た来たーっ!これが俗に言うブーストファイアにゃーっ!!」

修造「もっと、速くなれよぉぉぉぉーーーーっ!!」

海未「よし、ならばこの超スピードで一気に次のパーツを集めに向かいます!一旦駅に向かうのはやめて、廃屋の周辺に!」

絵里「あっ、海未~!タスケテー!」

海未「え、絵里!・・・いえ、ここは非情に徹します。絵里、自力でなんとかしてください!私はやることが!」

絵里「え、えええ~!」

海未「はっ!・・・やりました!伝説のパーツです!」

絵里「あ、あれが伝説のエアライドマシンパーツ?」

海未「来ました!ドラグーン!これであと一つ!このままの勢いで行きますよ!次は火山の辺りです!」ビューン

絵里「もしかしてこの刺々・・・伝説のエアライドマシンパーツ・・・?」


~~~~~~


修造「乗りこなしてみせますよ!松岡修造、こんなことではめげないぞ!」

海未「どいてください~!」

修造「え?」


ドコォッ!!


海未「きゃあああ!ご、ごめんなさい!あ、ついでにこのタイリョクはいただいてきます」

修造「くっそーやられた!でも、俺は負けないぞ!こんなことで諦めんなよ!NEVER GIVE UP!」


希「言ってることはもっともなんやけど・・・」

花陽「ポジティブすぎます・・・!」


~~~~~~


「おっと、そろそろイベント終わりかな」


海未「あ、暑い・・・火山の中というのもあって呼吸するのも危険な・・・あ、ありました、赤い箱・・・壊します」ドカッ


テレーン!


穂乃果「!?こ、これは・・・」

ことり「海未ちゃんが集めたパーツが、一つに・・・」

希「ついに完成した、ドラグーンが・・・!」


海未「はあーっ!このまま空中庭園に参ります!」ビューン


凛「あっ!あれはドラグーン!?もう完成した人がいるのかにゃ!?」

修造「園田さんやるねえ!俺も負けてられない!とりゃーっ!・・・まずは他のマシン探そう」

絵里「海未・・・やるわね・・・でも、私だって伝説のエアライドマシンを完成させてやるわ!絢瀬絵里、久々に燃えてきたわよ!」


海未「気持ちいいですね、ドラグーンの乗り心地。カービィはこういうのに乗っているのですか・・・私は今、風になっています」


~~~~~~


「プレイヤーの皆さーん、スタジアムの情報が来たよー。・・・ふむふむなるほど。ヒコウが高いといいかもね?」


凛「エアグライダー・・・?」

絵里「・・・よく分からないけど、私は伝説を集めることをやめないわよ!」

修造「ヒコウ・・・たくさんとりましょうか」

海未「もしもエアグライダーなら私の勝利は確定・・・よし、いけます!」

~~~~~~


絵里視点


絵里「とはいっても、なかなか見つからないものね・・・」

凛「あ、絵里ちゃん!」

絵里「あら凛!どう調子は?」

凛「そこそこ強化できてるよ。ほら!」

絵里「うわ、羨ましいわね」

凛「絵里ちゃんはどうするの?・・・て!ハイドラパーツがあるにゃ!」

絵里「ハイドラ?この刺々よね、確か伝説のエアライドマシンらしいわ」

凛「そうそう!ハイドラはとっても強いにゃ!」

絵里「OK、頑張って集めるわよ!」

凛「そしたら絵里ちゃん、ゴルフ場に向かうといいにゃ。そこは多分パーツが出やすいところだよ」

絵里「ありがとう凛、お互い頑張りましょう。絶対生きて帰るわよ」

凛「うん!また後で!」


絵里「ゴルフ場に来たわ。そこに行くまでに青い箱を壊してカソクとサイコウソクを一つずつ手にいれたわ。なかなか乗り心地は良くなったね。・・・あれね!はいっ!」ドカッ


絵里「来た!これがハイドラの二つ目のパーツ!あと一つね・・・おや、あそこにマシンが。ルインズスター・・・旋回が抜群にいいマシンね。乗り換えてハイドラを探しに行くわ。ありがとうねライトスター」


~~~~~~


凛視点


凛「凛は順調に性能上げてるにゃ。おかげで攻撃以外、特にヒコウがぐーんと延びてるにゃ。その代わりタイリョクが低いね」

修造「星空さん、どうです?」

凛「暑苦しいのが来たにゃ」

修造「その感じだと良さそうだね!このまま頑張ろう!今日から君は!」

凛「富士山にゃ」

修造「分かってるじゃないか!じゃあね!」


凛「凛ああいうの苦手にゃ。・・・あ、ウィリースクーターだ。そろそろ乗り換えてもいいよね、こんなに強化したし!」


~~~~~~


現在のマシン

海未 ドラグーン
絵里 ルインズスター
凛 ウィリースクーター
修造 ライトスター


「さあ、どうなるかな?スタジアムの予想ではエアグライダーだと言われてるけど、そうとも限らないよ~?おっと、そろそろ次のイベントだ」


「caution!上空にナゾの超巨大飛行物体が接近中!」


絵里「!?」

凛「おおっ!確かあそこはパワーアップアイテムの宝庫にゃ!」

海未「ドラグーンを使って参ります!」

修造「焦らない焦らない・・・」

絵里「ルインズスター、私をあそこまで連れてって!・・・といっても無理よね・・・はあ」

海未「絵里、そこにいましたか」

絵里「海未!あなたもあのUFO行くの?」

海未「そのつもりですが、私はそこそこ強化できてます。絵里のマシンが心配です。一度ドラグーンをお貸ししますので、アイテムを取りに行ってはどうですか?」

絵里「え、いいの?伝説のエアライドマシンよ。それに、私ハイドラも探しているし・・・」

海未「ハイドラパーツは私が探しますので、行ってください。こんな時だからこそ協力しましょう」

絵里「海未・・・ありがとう。そしたら、ルインズスターとドラグーン一度交換ね」

海未「はい!
(私もう少しだけマシンを強化したいので、ルインズスターは好都合ですね)」


絵里「頼むわドラグーン!」ビューン

海未「絵里、幸運を」


~~~~~~


UFO上


絵里「ドラグーンの飛行はすごいわね!どこまでも飛べそう!・・・よいしょ!着いた・・・って、何よこれ!アイテムがごろごろあるわ!」


絵里「オールも手にいれたし、これでOKね!・・・全部とっちゃってごめんなさいね」

凛「絵里ちゃん!・・・あ、全部とられてる・・・」

絵里「ごめん凛」

凛「いいにゃ。絵里ちゃん全然強化してなかったみたいだし、凛は最初から強化してたからそこそこだよ」

絵里「そう・・・ありがとう!」

凛「でもそのドラグーンは・・・?」

絵里「海未に借りたのよ。海未は多分今ハイドラを探してるはずよ」

凛「絵里ちゃんいろいろとラッキーにゃ・・・」


~~~~~~


海未視点


海未「やはりルインズは使いやすいですね。海沿いに赤い箱があるはずです、ハイドラかもしれません、行きましょう」


修造「海未ちゃん!」

海未「修造さん、今急いでるです、ごめんなさい」

修造「なんだよ・・・」


海未「ありました!えいっ」ドカッ


テレーン!


絵里「な、何・・・?スパークが広がってる!」

海未「はあっ!完成しました、もう一つの伝説のエアライドマシン、ハイドラ!」

凛「あれがハイドラ・・・」

絵里「さすが海未ね」

~~~~~~


海未「よし、強化は済みました!さて、これを絵里に届けましょう!絵里!」

絵里「ありがとう海未!これがハイドラね・・・すごいパワーを感じる!!」

海未「頑張りましょう!もうすぐスタジアム開始ですし!」

凛「負けないにゃ!凛もウイングスターに乗り換えだよ!エアグライダーなら負けない!」

修造「俺もだ!」

絵里「いつのまに!?」


~~~~~~


「終了~!さてさて、気になるスタジアムは・・・」

穂乃果「ドキドキ」


「ゼロヨンアタック01!!」


海未「・・・は?」

絵里「話が違うわよ!!」

凛「イミワカンナイ!って真姫ちゃんなら言うにゃ」

真姫「私の台詞トラナイデ!」

修造「焦らない焦らない」


「じゃあ移動してね!」


~~~~~~


エアライドマシン

海未 ドラグーン
絵里 ハイドラ
凛 ウイングスター
修造 ライトスター


「まもなくスタジアム開始!!クリア条件は、修造以外の三人が20秒を切ること!」


凛「これで大丈夫かな・・・」

絵里「自信持って!」

海未「行きますよ!」

修造「いや俺は何の意味もないよね~(-_-;)」

「じゃあ、シグナル点灯!」


3 2 1
GO


海未「ドラグーン、私に力を!」ビューン

凛「出来るだけ空に上がるにゃ!」ビューン

修造「行くぞ~!」ビューン

絵里「ハイドラは出来るだけチャージしないと・・・行くわよ!!」ビューン

~~~~~~


海未「ドラグーン!もう少しです!・・・よしっ!」ゴール

絵里「凛、修造、お先に!ハイドラは溜めればかなり早いわね!・・・ゴールよ!」ゴール


凛「凛だって負けないにゃ!空中を行くことができれば!にゃーっ!・・・あ、あれれ!?」

修造「凛ちゃん危ないぶつかるよ!!」

凛「えっ・・・」


ドカッ


~~~~~~


「結局ゴールできたのは君たち二人だけのようだね。修造さんを除くと。・・・じゃあ修造さんはお役御免だ」

海未「凛!しっかりしてください!」

絵里「ダメよここで終わっちゃ!全員でここから抜け出すの!」

凛「・・・・・・」

「ルールはルールだ。星空凛だけはクリアできなかった。よって罰ゲームを受けてもらう」

海未「罰ゲーム!?」

絵里「何よそれ・・・」


「星空凛の魂は私がいただいていくね。さあ、その魂を私に捧げよ!」


海未「り、凛の体が緑色に光ってる!?これはまるで、オレイカルコスの結界!」

絵里「な、何が起きてるの!?」


~~~~~~


「星空凛の魂は確かにいただいたよ」


穂乃果「凛ちゃん!?」

ことり「そんな・・・ひどい・・・」

希「なんでや、なんでや!!」

にこ「あいつ・・・!!」

花陽「凛ちゃぁん・・・凛ちゃぁん!!凛ちゃああああああん!!ああっ!うああああああっっ!!」

真姫「・・・ふざけるのもいい加減にしなさい・・・許さない、殺してやる」


「それじゃあ次のステージに行ってみよー」


穂乃果「こんなの、あんまりだよ」


「・・・誰か、私を止めて・・・」


穂乃果「えっ・・・?」


~~~~~~


絵里「ま、回りに人・・・?いや、ゾンビ!?あれ、み、皆は?」


「第7ステージ、リアルデッドライジング2。ルールは、数分間ただ生き残るだけ。ただし、人間同士が殺しあうのは自由。頑張ってね~」

花陽「凛ちゃん・・・凛ちゃんの怨みは、私が晴らしてあげるね」

真姫「・・・殺してやる、何もかも」

にこ「ちょうど良かったわ、今何もかもぶち壊してあげたい気分なの。あはははははは!!」


~~~~~~


穂乃果「そんなこと言われても・・・あ!海未ちゃん!」

海未「・・・私には、生きている意味があるのでしょうか・・・?」

穂乃果「え・・・?」

海未「私があの時、体を張って凛を救っていれば、こんなことには」

穂乃果「・・・仕方ないよ・・・海未ちゃんは充分に」

海未「あなたに私の気持ちが分かってたまるものですか!目の前で、大切な人が、ついさっきまで元気ににゃーと言ってた人が、死んでしまったんですよ!」

穂乃果「海未ちゃん・・・」

海未「・・・穂乃果、私はあなたが目障りですよ・・・本当に。ですから・・・」

穂乃果「え、嘘・・・」


~~~~~~


希「凛ちゃん・・・いや、今はそんなこと考えてる暇はあらへん。何とか脱出して、凛ちゃんも取り戻す方法を考えんと!ん、あれは・・・」

にこ「あははははは!!あへははほ!!本当に楽しいわ、無抵抗のまま、殺されていくのを見るのはねぇ!」ドガガガ

希「にこ・・・っち?なに、してるん・・・?」

にこ「見れば分かるわよね?ゾンビを撃ち殺してるのよ。ゾンビはもはや人でも何でもないから、いくら殺してもいい、ストレス解消よ!」ドガガガ

希「なに、言うてんの?バカなことやめて、うちと一緒に行こ?」

にこ「うるさいわね!しばらくこうさせなさいよ。これ以上口を出すなら、あんたも殺すわよ?」カチャッ

希「・・・・・・」

にこ「でもゾンビばかりは飽きた。・・・人間も撃ってみたいなぁ・・・」

希「なっ・・・!?」


~~~~~


ことり「とりあえず、離れないと!・・・あれって?」

花陽「・・・・・・」ザクッザクッザシュッ

ことり「花陽ちゃん?ね、何して・・・」

花陽「凛ちゃんの怨みです」ブンッ

ことり「ひゃっ!!や、やめて花陽ちゃん!」

花陽「凛ちゃんの怨み」ブンッ

ことり「凛ちゃん・・・」

花陽「・・・た、助けてことりちゃん・・・」

ことり「花陽ちゃん!?」

花陽「自分で自分を抑えられない・・・お願い止めて・・・あっ・・・皆、死んじゃえ。凛ちゃんの怨みはそうでしか晴らせないよね」

ことり「!!」

~~~~~~


絵里「今は怖いなんて言ってる暇はないわ!とにかく動きましょう!・・・あれは、真姫?」

真姫「死ね、死ね死ね死ね死ね死ね!!」ドガガガ

絵里「真姫!何してるの!」

真姫「見つけた・・・凛を見殺しにした犯罪者め!」

絵里「え!?」

真姫「あんたなんかμ'sのメンバーでもなんでもないや!だから、私がここで殺してあげる!あほはへろ!」

絵里「やめなさい真姫!・・・やるしかないのね・・・!?」


~~~~~~


「人間って面白いね。ついさっきまで冷静だった人が、ここまでおかしくなっちゃうだなんて。僕たちコンピュータに比べたらはるかに劣ってるよ」

「もうやめよう・・・これ以上は可哀想だよ・・・取り返しのつかないことになる前に早く」

「君が望んだことをやってるだけなんだけどねぇ?どういうことかなそれ?」

「もう充分・・・」

「僕が気に入らないんだ。だから続ける。・・・さあ、もっと争え、人間たちめ」


~~~~~~


海未「消えなさい!消えなさい!」

穂乃果「やめて海未ちゃん!ナイフなんて振り回したら危ないよ!」

海未「うあああ!!」

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「穂乃果、あなたの存在が目障りなんです!いつもいつも、明るくて、太陽で、陰りがなくて・・・あなたは!」

穂乃果「え・・・?」

海未「私はつらいんです・・・もうこれ以上、誰も失いたくないのに・・・なのにあなたは!どうしてそんなことが言えるのですか!前向きなんですか!私は!私は・・・」

穂乃果「・・・・・・」

海未「狂って死にそうです、私・・・自分で自分が分かりませんよ・・・どうすればいいのでしょうか・・・あ、そうだ、死ねば楽に・・・」



穂乃果「海未ちゃん」ギュッ



海未「穂乃、果・・・」

穂乃果「私の手が、震えてるの分かる?」ブルブル

海未「ええ・・・」

穂乃果「今にも海未ちゃんに殺されるんじゃないか、とか、もし凛ちゃんを助けられなかったら、私はどうすればいいんだろうなんて。こんなこと考えてる私が、前向きで陰りがないなんて本気で思う?」

海未「・・・・・・」

穂乃果「私だって怖いよ。逃げ出したくなるぐらいね。・・・でも、私が頑張らないで、他の皆を助けられるとは思えない。μ'sは、皆がいてこそだから。もちろん、海未ちゃんもいて」

海未「穂乃果ぁ・・・グスッ」

穂乃果「ここで私たちが争うなんてダメ。いつもみたいに手を繋いで、皆で頑張ろう!海未ちゃん、行こうよ!」

海未「穂乃果・・・こんな私が、本当にいいんですか?」

穂乃果「当たり前だよ!だって海未ちゃんは海未ちゃんなんだから!」

海未「・・・ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・ああああんん!うああん!!」

穂乃果「好きなだけ泣いていいよ、私の胸で。今は甘えてね、海未ちゃん」

~~~~~~


希「にこっち!」

にこ「あははは!そんなに逃げないでよ!私の弾幕にいずれ死んじゃうんだからぁ!」ドガガガ

希「やめぇ!スーパーアイドルにこにーがこんなことでくじけるんか!?」

にこ「もうアイドルなんてどうでもいい。皆壊れてしまえ!きゃははは!」ドガガガ


希「・・・にこっち・・・このドアホ!!」


にこ「・・・アホですって?」

希「アホ、ドアホ!意気地無し!ヘタレ!!・・・こんだけ言われても、悔しくないんか!?」

にこ「偉そうに・・・言ってるんじゃないわよ!!」ドガガガ

希「はーーっ!!なら、当ててみい!!今からにこっちの真っ正面にしか走らへんから!」ダッシュ

にこ「何を・・・うあああ!!」ドガガガ

希「ほら、どうしたん!?かすってもないよ!」ダッシュ

にこ「何で、何で当たらないのよ!!あんたが憎い、憎い!いつも私を影から見て笑ってる癖に!」

希「被害妄想も甚だしいわ!うちはそんなこと一片足りとも考えたことあらへん!!」

にこ「死ね、死ね死ね死ね!!ぎぃやあああああ!!」ドガガガ


希「バカ!!」


パンッ


にこ「うあっ・・・」

希「ええ加減にせえ・・・いつも明るくて、元気のある矢澤にこはどこにいった!?今のあんたは、矢澤にこやあらへん!ただのドアホや!!」

にこ「あんた・・・!」

希「何か言いたいのなら言うてみぃ!!」

にこ「・・・・・・」

希「何も言えへんか!この臆病者!卑怯者!・・・もういい、あんたがそうなら、うちはもう見限る。ばいばいな」

にこ「ちょっと待ち・・・」

希「来るな!!こんな人を友達と思ってたうちがアホだったわ!!・・・買い被ってたよ、にこっちのこと」

にこ「・・・・・・」

希「昔から頑張ってたにこっちが、うちは大好きやった。たった一人になっても健気なその姿、応援できなくて悔しかった。だからμ'sで一緒になった時、本当に嬉しかった。どうすれば、皆と仲良くなれるかとか・・・でも、これが本性なんやろ?」

にこ「!!」

希「凛ちゃん、悲しがってるやろうね。本当は尊敬してたにこっちがこんなに落ちぶれて」

にこ「・・・凛」

希「まあええ。お別れや」


にこ「・・・ごめん、なさい・・・」


希「ん?」

にこ「希・・・私、勘違いしてた。凛がいなくなったことで、闇に囚われてた。衝動を抑えられなくて、私・・・本当は、アイドルにだって向いてないのかもしれない。でも、友達を助けることもできないなんて、やっぱり嫌・・・」

希「・・・・・・」

にこ「希、私は矢澤にこ。それでもやっぱりアイドルは諦められない。そして、μ'sも。・・・ごめん。今さら謝っても許してはくれないでしょうけど」

希「おかえり、にこっち。待ってたよ」

にこ「・・・ごめん、ごめん!!」

希「光に帰ってきたな、それでこそのにこっちや。・・・さ、行こう。凛ちゃん取り返しに!」

にこ「・・・ええ。今度は、もう闇になんて囚われない。絶対」


~~~~~~


ことり「やだ、やめて!」

花陽「凛ちゃん、凛ちゃん」

ことり「花陽ちゃん、こんなことしても凛ちゃんは喜ばないよ!」

花陽「凛ちゃん、一緒に怨み晴らそうね」

ことり「花陽ちゃん!」

花陽「・・・ことり、ちゃん・・・このままじゃあ私、壊れちゃうよ・・・その前に止めて、お願い」

ことり「そんな・・・」

花陽「・・・凛ちゃん、こいつが見殺しにした内の一人なんだよね?なら私が殺してあげるよ」


ことり「・・・ごめんなさい!!」


花陽「?何がしたいんだろうね凛ちゃん。でも面倒だし、殺しちゃうね」

ことり「花陽ちゃん、私にはできないよ。お友達を止めるだなんて、私には」

花陽「・・・ことりちゃん・・・私、前に思ってたんだけどね・・・μ'sに私は必要がないんじゃないか、て・・・」

ことり「・・・え?」

花陽「これ以上は迷惑かけられないよ・・・凛ちゃんや皆がいてくれたから頑張れたけど、もう無理だよ・・・」

ことり「花陽ちゃん、しっかりして!私たちはここで終わらないよ!」

花陽「・・・黙れ」ハラパン

ことり「うぐっ!・・・お願いやめて!」

花陽「ばいばい」


ことり「・・・花陽ちゃん、凛ちゃんは、私が助ける。だから、元に戻ってよ・・・お願い!!」ダキッ

花陽「!!・・・うぐっ!ああああ!!」

ことり「花陽、ちゃん!?」

花陽「・・・本当に、本当に凛ちゃん助けてくれる、私と?」

ことり「私たちはμ'sだよ。私は、皆が大事だから!一人でも欠けたらそれはもうμ'sじゃないの!花陽ちゃん、凛ちゃんは絶対生きてるはずだよ、だからもう一人で苦しまないで。その怖い人格抑えて!」

花陽「・・・凛、ちゃん・・・そうだ、まだ死んでるわけない!魂がとられただけだもんね!取り返せばいいんだ!」

ことり「うん!」

花陽「・・・ごめんねことりちゃん・・・いくら謝っても許されないけど・・・」

ことり「大丈夫だよ私は!花陽ちゃん、まだ私たちは、続くんだよ。だから、行こう!」

花陽「うん!」


~~~~~~


ことり「じゃあ、皆を探しにいこう」

花陽「いいよ、行こう!」

ことり「(ギュッてした時、花陽ちゃんの胸が当たっちゃった・・・柔らかくて気持ちよかったなぁ・・・)
うふふふ」

花陽「ことりちゃん?」

ことり「ピィッ!?」

花陽「どうしたの?なんかすごく色っぽい笑いと顔してたよ?」

ことり「ナンデモナイノヨ、ナンデモナイノヨナンデモ」

花陽「・・・?いつのまにか空気を読んでゾンビいなくなってる」

ことり「本当だ、なんでだろう
(顔に出しちゃうなんて不覚だよぉ)」


~~~~~~


真姫「死ね死ね!あんたみたいなゴミのせいで凛は死んだの!なんで凛がいないのにこんなやつがいるのよ!ミトメラレナイ!」ドガガガ

絵里「どさくさに紛れて私のことバカにしないで!私だって凛を助けたかったわよ!決めつけないで!」

真姫「うるさい!なんにせよあんたは見殺しにした!その報いを受けてもらうわ!」ドガガガ

絵里「その報いは、凛を助けることで受けるわ!だからやめて!」

真姫「信用ならないわ!どうせまた皆を盾に自分だけ助かるつもりよね!」

絵里「!!」

真姫「そうよね、そんなやつが助けるわけないものね!だから私がここで始末してあげる!だから喜んで死になさい!ははは!!」ドガガガ

絵里「・・・・・・」バシュッ

真姫「かすっただけか。でもいいわ、次は直撃させる。眉間を一発でぶち抜いてあげるわ!そこを動くんじゃないよ!あははは!!」


絵里「・・・ふざけんじゃないわよ!!!」


真姫「っ!?」ビクッ

絵里「さっきから落ち着いて聞いてれば好き放題私のことを決めつけて・・・!あなた、そんな人じゃないはずよね!?」

真姫「・・・・・・」

絵里「見なさい、私のこの顔!そう、真姫が撃った弾丸がかすった頬のあるこの顔よ!」

真姫「・・・あ・・・」

絵里「この顔を見て、私がそんなやつだと本気で思ってるの!?あなたにはそう見えるの!?」

真姫「・・・・・・」

絵里「私、もう誰も消えてほしくないの。だから・・・だから・・・」

真姫「エリー・・・」

絵里「・・・あああああっ!!うああん!!凛んん!!ごめんなさい!私のせいで!私がもう少し周りを見てればこんなことには!あああ!!」

真姫「はっ・・・」ガタッ


ギュッ


絵里「真姫・・・わだじ・・・守れなかった・・・」

真姫「ごめんなさい・・・こんなこと知らないで私!自暴自棄になって・・・また大切な人を殺してしまいそうに・・・私」

絵里「ううっ・・・」

真姫「ごめんなさい!!うああんん!あああっ!ヒグッ、う・・・」


~~~~~~


「な、こんな、バカなことが・・・」

「人間には、やっぱり、論理とかを超えた無限の可能性と未来があるんだね。私、思う。機械じゃ、人は理解できないって」

「理解不能だ!・・・だがまだ次がある!次こそ」

「もうやめようよ。私もうこんなこといいよ」

「なぜだ、もともとはお前が望んだことだろう!?」

「もういいの。本当はあの子たち、楽しく私たちと遊びたかっただけなのだろうし」

「・・・うあああああ!!認めない、認めないぞ!次で終わらせる!!」

「・・・・・・」


~~~~~~


真姫「大丈夫、痛くない?」

絵里「ええ、ちょっと消毒液が滲みるけど、大丈夫。ありがとう」

真姫「取り返しのつかないことをしてしまった・・・私・・・」

絵里「その反省は凛が帰ってきてからにしなさい。たくさん叱ってあげるから!今は皆と力を合わせてここを脱出するの。違う?」

真姫「・・・そうね。ごめんなさい」


~~~~~~


海未「穂乃果、本当にごめんなさい」

穂乃果「もういいよ。もう大丈夫だから」

海未「穂乃果の胸、暖かったです」

穂乃果「むっ、も、もう」

海未「あなたから元気、もらいましたよ。さすがμ'sの太陽です」

穂乃果「うん!」


~~~~~~


にこ「なんか、ゾンビがいないのよね・・・デッドライジングはこんなゲームじゃないのに」

希「すっかり元通りやなにこっち」

にこ「ええ。・・・借りができちゃったわね、必ず返すわ」

希「凛ちゃん、絶対に取り戻すで」

にこ「もう憎しみには囚われない。絶対。でも、あいつは倒すわ!」


~~~~~~


花陽「あ、あれ!」

ことり「み、皆だよ!おーい!」

海未「ことり!花陽!」

穂乃果「おーい!・・・あ、にこちゃんたちも!」

にこ「にっこにっこにー!宇宙No.1アイドル矢澤にこ、ただ今参上!」

希「・・・おまたせ」

絵里「あら、皆揃ってたのね」

真姫「よかった、無事で」


穂乃果「いい?凛ちゃんは私たちが必ず取り返すよ。何があっても、私たちならできる!」

絵里「皆、もう少し頑張りましょう!」


「さすがだね~。私の罠をここまで乗りきるなんて尊敬に値する」

希「さあ、あんたのステージも残り僅かやね!次を早く出して!」

「はいはーい」

~~~~~~


真姫「うわ、暑い・・・マグマ?」


「第8ステージ、リアルバンジョーとカズーイの大冒険。グランチルダのクイズショー形式で、いろいろなゲームのクイズを出題していくよ~。・・・またジャンルがクイズでごめんなさいね、これを読んでる読者の皆さん」

穂乃果「うわ懐かし。でもこれ、意地悪だったよね・・・」

「そしてこのステージをクリアしたら賞品をあげるよ」

海未「賞品?」


凛「皆!」


花陽「凛ちゃん!!」

真姫「凛の魂!?」

にこ「よかった、ちゃんと生きてて!」


「素敵だねぇ凛ちゃんの魂。さあ、取り戻したいならクリアしてね!じゃあスタート!」


絵里「行きましょう!」


~~~~~~


「第1問、バイオハザード2より。ラスボスのGは、第何形態まである?
A.4
B.5
C.6」


希「名作バイオハザード2か・・・これは・・・Bや!G第5形態まであった!」


ピンポーン!


「むむ、正解。じゃあ進んでね」

真姫「この調子よ!」


~~~~~~


「第2問、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズより。この中で、DXでは最初からいたが、Xで隠しキャラになったのはどれ?
A.アイスクライマー
B.ネス
C.クッパ」


穂乃果「スマブラ!歴代を遊んだ人は分かる!これはBのネスだね!」


ピンポーン!


「簡単すぎるかなぁ・・・」

絵里「まだまだこれからよ、気は抜けないね」


~~~~~~


「第3問、もっと脳を鍛える大人のDSトレーニングより。このソフトにある、細菌撲滅のウイルスの色で存在していないのはどれ?
A.黄
B.赤
C.緑」


海未「DSでかなり売れたといわれるこのソフト。ドクターマリオみたいですよね。私もやりこみました!緑ですっ!」



ピンポーン!


「・・・・・・」

花陽「行きましょう」


~~~~~~


穂乃果「私たちはそれから、いろいろな問題を出題されたけど、解答を続けた」


「ガンダムバトルユニバースより。空飛ぶサクサムで、アムロのサムが乗ってるSFSはどれ?
A.メガライダー
B.Gディフェンサー
C.アッシマー」


希「B!Aはシャアが乗ってる!」



「喧嘩番長より。伝説アルバムNo.7、友の命を救った漢。この友とは誰のこと?」
A.陣場高校番長 蜂屋
B.島村高校番長 大竹
C.極東高校番長 田中」


花陽「Aですっ!やってましたから!」

真姫「花陽、こんなゲームやってたの?」



「達人より。家庭版には太鼓型のコントローラーがありますが、この名前は何?」
 A.タイコン
 B.タタコン
 C.コココン」


ことり「B!」


穂乃果「そして私たちは、いよいよクリアの目前に来た!」


~~~~~~


「さすがだ、やるね」

凛「なめないで欲しいにゃ!μ'sを!」

「じゃあ最後の問題だね!でもこれは難しいよ?第25問、ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルの問題!」

穂乃果「スク、スクフェス!?」

「その中の曲には、フルコンボで252、にこにーコンボになる曲が二つある。ではその曲は何で、難易度は何かを合わせて答えてください!」


にこ「むっ、最後だけあって難しい・・・」

花陽「凛ちゃんのためにも・・・負けられない!」

~~~~~~


ヒデコ「はい、皆さんこんにちは。これまでの事を整理するべく現れました、通称ヒフミトリオのヒデコです」

フミコ「フミコです!」

ミカ「ミカだよ、よろしくね!」

ヒデコ「さてここでは今、ゲームの世界に引き込まれたμ'sの皆が現実に戻るために奮闘しており、いよいよ終盤になるのだけど、それまでの道筋がいかんせん長い!というわけで、何が起きたか、メンバーがどういう状況なのかを一旦まとめました。こちらです、ドン」



1.μ'sがゲームの世界に引き込まれる

2.リアルスーパーマリオブラザーズの1-1に希が挑戦、無事にクリア。他のメンバーには特に何もなし

3.リアルタイムクライシス4のプロローグに海未とにこが挑戦。海未が危機に陥るも、にこの活躍、さらに海未のラブアローシュートでクリア。他のメンバーには特に何もなし

4.リアルAnswer×Answerでの早押しクイズに穂乃果が挑戦、対戦相手はつるの剛士。穂乃果が途中ボケたりするも、ウルトラマンダイナの協力を得てクリア。他のメンバーには特に何もなし

5.リアルゼビウスに希が挑戦。無事にアンドアジェネシスを撃破しクリア。他のメンバーには特に何もなし

6.リアルどうぶつの森に凛が挑戦。エープリルシスターズでのデザイン作り、スズメバチ捕獲作戦を見事にクリアする。他のメンバーには特に何もなし

7.リアルカービィのエアライドに絵里、海未、凛が挑戦。
EXプレイヤーとして松岡修造が参戦。シティトライアルでそれぞれハイドラ、ドラグーン、ウイングスター、ライトスターに乗り最後のスタジアムであるゼロヨンアタック01でのタイムアタックに挑戦するも、凛は失敗、魂を奪われる。にこ、海未、真姫、花陽が狂気に支配されサイコパス化

8.リアルデッドライジング2に凛を除いた8人が挑戦。一定時間生き残るというミッションだが、サイコパスと化した4人が穂乃果、絵里、ことり、希を襲撃する。しかし4人とも彼女たちの説得の末に正気に戻る。絵里、頬をかすめた銃弾による擦り傷を負う。

9.リアルバンジョーとカズーイの大冒険の、グランチルダのクイズショーに凛を除いた8人が挑戦。勝利すれば凛を取り戻せるというこのステージに現在挑戦中。



フミコ「こんな感じかな~」

ミカ「リアルタイムクライシス4のラブアローシュートって?」

ヒデコ「テラーバイトに対するグレネードだね。あと、どうぶつの森でのスズメバチはおいでよ価格だと4500ベルなんだよね~」

フミコ「つるのさんと修造さんは?」

ヒデコ「選ばれた人が少なかったから、天の声が調整したらしいよ」

ミカ「いろいろあるもんだね」

理事長「皆さん、私たちもμ'sを応援しましょう。ここで消えては、皆が悲しみます」

フミコ「り、理事長!」

理事長「μ'sの皆さん、御武運を!必ず帰ってきてくださいね」

ヒデコ「というわけで、ヒフミトリオと理事長でした!ゲームの変わり目に何が起きたかはまたこれから解説するのでよろしくね~」

~~~~~~


「さあ、答えてみようか!」


にこ「・・・まほうつかいはじめました!とにこぷり女子道よ!」


ブーッ!


にこ「えっ!?違う?」

「答えはCOLORFUL VOICEとLONELIEST BABYのnormal。ここで外したのは痛かったね」

穂乃果「あと一歩なのに・・・」

「足元のパネル、それはドクロ。つまりミスしたらそれでアウトだ。というわけで、全員マグマに落ちてもらうよ」

真姫「な、なんですって!?」

ことり「そ!そんな!」

希「まだ、うちらは死ねないのに!」

花陽「ごめんなさい凛ちゃん。でも、今からそっちに行くからね・・・」

海未「何を行ってるのですか花陽!まだ私たちは!」

にこ「花陽!諦めないで!」


絵里「皆、手を繋ぎましょう。一人ぼっちは寂しいもの」

希「えりち!?」

穂乃果「そうだね、死ぬなら皆一緒がいいよ」

海未「穂乃果・・・」

穂乃果「皆。あの世で凛ちゃんが待ってるよ。一緒に行こう」

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

絵里「私たち、いつでも一緒でしょ。約束しなかったかしら」

にこ「絵里・・・」

真姫「凛・・・今、行くから」

花陽「一人になんかさせないよ」

希「・・・えりち、うちも一緒やね」

にこ「にこにーを置いてくなんて、許さないんだから・・・」

海未「穂乃果。どんなときもずっと、ですね」

ことり「ことり、ずっと一緒だよ」


穂乃果「ありがとう、皆」


「さようなら、μ's」


~~~~~~


「もういや!!」

凛「もうやめるにゃ!お願い、皆を助けて!」


花陽「凛ちゃん!?」

真姫「た、魂が戻ったの!?」

凛「詳しくはあとにゃ!お願い、コンピュータAさん!Bさんを止めて!」

A「もうやめて!もういいよ!この子たちが死ぬことなんてないの!」

B「何をいってるんだよお前!こうでもしないと君は納得しないだろう!?」

A「もう理解してる。ゲームのCOMは、こういう存在じゃないといけないんだって。確かに前の私は、人なんて取るに足りない、私たちをこき使うだけの存在だと思ってた。でも!この子たちは違う!」

B「・・・・・・」

A「私は分かったの。人はいくつもの個性を持ってる。だからこそ素晴らしいんだよ!」

B「お前・・・」

穂乃果「どういうこと?」

凛「魂を取られた後、実はAさんにいろんな話を聞かされたんだ」


~~~~~~


A「星空凛さん!私が分かりますか?」

凛「んにゃ!あなたは?」

A「私は、このゲームの世界の支配者の一人。今皆さんがいる天の声でもあります。あなたは、魂を取られてしまったんです」

凛「・・・・・・」

A「お願いがあるんです、私を助けてください!」

凛「っ、人に迷惑をかけておいて何様のつもりにゃ!?」

A「ごめんなさい、これは、私のせいなんです」

凛「?」

A「私、見てきたんです。いろいろなゲームのCOMが、人間の皆さんにことごとくボコボコにやられ、死にそうになっているのを。私、それを見て耐えられなくなってしまって、COMをいじめる人間に復讐をしようと考えたんです」

凛「その相手が凛たちμ's?ふざけるんじゃないにゃ!!」

A「ご迷惑をかけて本当にごめんなさい・・・私は、やり直したいんです。ですが、すでに他の者が暴走して、私一人では止められなくなってしまったのです」

凛「・・・・・・」

A「凛さん、あなたの力をお借りすれば、止められるかもしれないんです。もちろん、現実にこれが終われば帰します」

凛「皆も?」

A「もちろんです。償いはします」

凛「・・・分かったにゃ。協力はする。でも、皆には手出ししないでね」

A「分かってます。では、行きましょう!」


A「次のステージで、勝負をかけます!」

凛「OKにゃ」


~~~~~~


凛「というわけにゃ」

絵里「無事でよかった!」

希「うん」

A「もういいの、だから帰してあげて」

B「・・・私は、もう後戻りできないところまで来てしまった」


穂乃果「今ならまだやり直せる!」

B「高坂穂乃果・・・」

穂乃果「今からでも遅くない。もう一度、私たちとゲームを楽しむ心を取り戻そう!」

A「そうだよ!本来ゲームは、楽しむために生まれてきたもの。それができるのが、私たちの喜びだよ!」

B「・・・だが、まだ一つステージが残っている・・・それをクリアしなければ、君たちは外に出られない。どうする?」

希「クリアするに決まってるやろ!私たちの絆は、この程度で終わらへん!」

B「そうか・・・そうだな。ではA、お前も彼女たちに協力してやれ。私は準備と支援をする!」

穂乃果「分かった!」


~~~~~~


「最後のステージは、リアルぷよぷよ!」

A「行きましょう!」

希「これで終わりや!」

~~~~~~


綺羅ツバサ「はい、こんにちは。いよいよ本当の終盤戦ね。A-RISEのツバサよ」

優木あんじゅ「はーい!同じくあんじゅと」

統堂英玲奈「統堂英玲奈だ。さあ、今までいろいろなゲームを紹介してきたわけだが、お気に入りのソフトはあったかな?」

ツバサ「今回のリアルクイズショーを整理すると、星空凛の魂が戻ってきて、AとBのコンピュータが寝返ったことになるのね」

あんじゅ「胸熱ね」

英玲奈「ここからどうなるか、君たちも見届けてくれ!」

ツバサ「じゃあ、現実で会いましょう。アデュー」


~~~~~~


B「私が出るぷよを制御する。連鎖は任せたぞ!」

A「ここはそこ!それはあそこ!」

凛「よし、いっけー!」

真姫「でも、なんでよりにもよってぷよぷよだけ誰もやったことないのよ・・・」

花陽「下手したら詰んでたね・・・」


穂乃果「やった!勝ったよ!」


希「AとBの協力のおかげで、うちらは見事にクリアした!」


~~~~~~


A「終わった」

B「ああ」

穂乃果「私たち、これで帰れるんだよね?」

B「ああ。全てのステージをクリアした暁に、この世界と現実を結ぶ扉がまた開かれるはずだ。それを通って帰ってくれ」

絵里「分かったわ。もう何もないわよね?」

B「そのはずだ。これ以上は何も仕込んでいない」

~~~~~~


にこ「やっと、帰れるのね・・・」

花陽「帰ったら、ゆっくり休みましょう」

真姫「寝たいわ早く」

海未「そうですね・・・」

ことり「ゲームはしばらくいいかな・・・」

凛「もう魂奪われるのはこりごりにゃ・・・」

A「あ、あそこを見てください!次元に裂け目ができました。あそこから帰れますよ」

希「分かった。じゃあ皆、帰ろうか!」

穂乃果「お世話に・・・なりました?」

A「ごめんなさい、ご迷惑をかけてしまって」

B「たまには私たちのことも思い出して、ゲームを楽しんでくれると嬉しいよ。願いはそれだけだ」

凛「うん。皆がそう願うのなら、凛たちはそのこと、忘れないよ」

B「ありがとう!」




「グアアア・・・」 「アアア・・・」




μ's「!?」


A「な、何!?・・・THE HOUSE OF THE DEADのゾンビ・・・?それに、ルイージマンションのオバケ、いろんなクリーチャーが押し寄せてくる!」

B「ど、どういうことだ!?・・・まさか、ゲームの世界のバランスが崩れているのか!?」

穂乃果「え?」

B「我々が君たちをゲームの世界に呼んだ時に、何らかの影響でバランスが崩れ不安定になっていたのかもしれない!このままではまずい・・・」

真姫「なんとかして止められないの?」

A「私たちの力で元に戻します。ですが、それには時間が・・・」

B「君たちだけでも現実世界に送りたい。構わず行くんだ!」

絵里「大丈夫なの!?」

B「これは私達が起こしたことだ。これ以上は君たちに迷惑をかけられない!」

A「私たちは機械ですが、皆さんは命があります!その命を、ここで散らさないでください!行ってください!」



穂乃果「・・・分かった。でも、死なないでね!行こう!急いで!」

真姫「ええ!皆!」

~~~~~~


穂乃果「私たちは次元の裂け目を通り抜けた。どこまでも続く光の道は、そのうち、私たちをふわふわな気持ちにさせて・・・」


~~~~~~


B「頼む、ゲームの主人公たちよ!」

A「この世界を救ってください!」


M「イヤッホゥ!レッツゴー!」


~~~~~~


チュンチュン



穂乃果「・・・あ、あれ、朝?」

海未「私たちは、寝てしまっていたのでしょうか?」

ことり「夢、だったのかな・・・?」


凛「いや!夢なんかじゃないにゃ!」

花陽「これを見てください!」

にこ「これは、ゲームカセットの山?あ、その中に手紙があるわね」


「μ'sへ

私たちにいろいろなことを教えてくれて、ありがとう。私たちには涙を流すことはできませんが、感謝をするということはできます。
これ、よかったら遊んでください。

ゲームの支配者より」


希「・・・今日も眠れない一日になりそうやね?」

絵里「・・・そうね。さあ、なら今日も皆を呼んでゲーム大会よ!OK!?」


μ's「おおーっ!」




~~~~~~



「さあ、ゲームを始めよう!」

「ルールを守って楽しく遊びましょう!あ、休憩も忘れずにね?」

[キャスト]


高坂穂乃果 新田恵海

絢瀬絵里 南條愛乃

南ことり 内田 彩

園田海未 三森すずこ

星空凛 飯田里穂

西木野真姫 Pile

東條希 楠田亜衣奈

小泉花陽 久保ユリカ

矢澤にこ 徳井青空



A、B ?



原作 矢立肇




スペシャルサンクス
見てくれた皆さま



製作 主







穂乃果「じゃあ電源入れるよ!」


μ's!
ミュージック、スタート!!




THE END

~~~~~~


後日


希「おおー!これがあのゼルダの伝説時のオカリナかー!」

穂乃果「さすがは希ちゃん!これは名作だよね!それじゃあやってみる?」

希「いざ冒険の旅へ!」


~~~~~~


30分後


リンク「うああ・・・」バタッ


GAME OVER


希「・・・・・・」

穂乃果「あ、あははは・・・早速死んじゃったね・・・」

希「・・・これ、本当に最初のダンジョンかいな?鬼畜すぎやせえへん?」

穂乃果「謎解きも重要だからねえ。でもこんなんで音をあげてたら、水の神殿とか無理ゲーになるよ」

希「ええー。これでまだ序の口なん?」

穂乃果「とりあえず、手伝うからもう少しだけやってみない?」

希「そ、そうやね」


~~~~~~


さらに30分後


希「やったあ、何とかゴーマ倒せたで。・・・デクの樹サマが死ぬのは分からんけど」

穂乃果「だよねー(こりゃー、希ちゃん途中で投げそうだね。次に死んだら他のゲーム提案してもいいかな)」


~~~~~~


3時間後


リンク「うああ・・・」バタッ


GAME OVER


希「あちゃー・・・大人になったのにな」

穂乃果「すごい頑張ったね・・・(まさか森の神殿まで進むとは)」

希「よかったらこれ貸してくれへん?なんかクリアしたい気持ちと、音楽をもっと聞きたいという気持ちがあるんや」

穂乃果「いいよー。そしたら帰る時に渡すね。じゃあ、カセットチェーンジ!」

希「何しよか?」


穂乃果「結局あれからまたゲーム三昧になっちゃった!でも、楽しいからいっか!」

希「ええんよ!今を楽しもう!次のソフトはねぇ・・・」




本当におしまい

読んでくださった皆様、ありがとうございました!
近日このSSの番外編を上げる予定です。よろしくお願いします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月11日 (水) 19:05:39   ID: WI3dRm-2

突然のクソ展開で読む気失せた

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