小鳥「バ〇ダイ765コラボ企画」 (33)
小鳥「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」
P「なんですか?」
小鳥「今、うちとバ〇ダイさんでコラボ企画が進んでるじゃないですか」
P「ええ、アイドルとガンダムのコラボですね」
小鳥「ガンダムキャラのコスプレとかもあるんですよね?」
P「そうですね。そのへんはまだ検討段階ですが」
小鳥「そういうことなら、この音無小鳥の出番ですね!」
P「はい?」
小鳥「参考資料ということで、イメージ画像を描いてみました」
P「イメージ画像?」
小鳥「はい。キャラコスを着た、うちのみんなのイラストです」
P「へえ、見せてもらっていいですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444040829
小鳥「全員分描いてきましたけど、誰からにしますか?」
P「それなら……まずは春香で」
小鳥「春香ちゃんですね。はい」
http://i.imgur.com/e11XIcs.jpg
P「ん? これは……」
小鳥「エレガントなあのお方に決まってるじゃないですか」
P「ああ、トレーズですか」
小鳥「個人的に大好きなキャラなので外せません!」
P「敵役として、ガンダムシリーズでも屈指の名キャラですよねぇ」
小鳥「さすがプロデューサーさん、わかってますね」
P「でも、春香のイメージには合ってないような」
小鳥「春香ちゃんはハルシュタインのイメージです」
P「ああ、閣下つながりですか」
小鳥「そうです!」
P「他のみんなも、こういう感じで特定のキャラにあてはめてるんですか?」
小鳥「そうだったり、そうじゃなかったり……それは見てのお楽しみということで」
P「ははっ、そうですね」
小鳥「次は大正義やよいおりです」
P「……」
http://i.imgur.com/viMLmbD.jpg
P「連邦とジオンの軍服ですか」
小鳥「はい」
P「特定のキャラではなく?」
小鳥「ええ。戦争によって引き裂かれた友情、ってイメージで」
P「なるほど。やよいと伊織の関係なら、ドラマ性がありますね」
小鳥「ですよね!」
P「ただ、これだと絵的に背景がちょっと寂しいですね」
小鳥「ふふふ、そのへんも抜かりありませんよ」
P「?」
小鳥「ロボットアニメはロボットに乗ってなんぼですから、それぞれの愛機も描いてみました」
P「ほう」
小鳥「伊織ちゃんの愛機と言ったら、iDOLですよね」
P「iDOL?」
小鳥「もう、とぼけちゃって。ゼノ」
P「却下」
小鳥「えっ」
P「それは無かった。いいですね?」
小鳥「……」
P「ガンダムとのコラボなんだから、関係ないものは出さないでください」
小鳥「わかりました。じゃあ、連邦とジオンを代表する機体って感じで」
P「ええ」
小鳥「これでどうですか?」
http://i.imgur.com/EHhvbiS.jpg
P「宇宙逃げて!」
小鳥「はい?」
P「こんなのが戦ったら、友情どころか宇宙が引き裂かれますよ」
小鳥「無限力(むげんちから)じゃないんだから……」
P「無限力だよ!」
小鳥「ええ?」
P「イデオンだけじゃなく、ガンバスターまで……」
小鳥「それはザ」
P「ザクじゃない!」
小鳥「ぐぬっ」
P「こんなの提案したら、提携を打ち切られますよ」
小鳥「じゃあ、やよいちゃんのほうのジ」
P「ジムじゃねえっての!」
小鳥「むぅ……」
P「だいたい、誰よりイデオンに乗せちゃダメなのがやよいでしょ」
小鳥「純粋無垢なやよいちゃんにイデが反応して、ちょっとイデオン・ガンが最大出力になるだけじゃないですか」
P「それがダメなんだよ!」
小鳥「……ふふっ」
P「?」
小鳥「冗談ですよ」
P「は?」
小鳥「実は、先日ついにイデオンの超合金魂を入手しまして」
P「超合金魂?」
小鳥「眺めてたら、ついつい描きたくなっちゃっただけです」
P「描きたくなっちゃったじゃないですよ……」
小鳥「ABCメカにほぼ完全に分離変形するなんて、すごいですよね」
P「あのシリーズの合体変形は目を疑うレベルですからね」
小鳥「ふふふ……試してみますか?」
P「え?」
小鳥「こんなこともあろうかと、実は持ってきました!」
http://i.imgur.com/arONQdG.jpg
P「事務所逃げて!」
小鳥「はい?」
P「なんで事務所に持ってきてるんですか」
小鳥「留守中にイデが発動したら困るじゃないですか」
P「そんな物騒なものを持ち込まないでください」
小鳥「発動したら、どこにいても一緒ですけどね。あはは」
P「……」
小鳥「じゃあ、次いきましょう」
P「はい」
小鳥「うちのみんなの中で、特定のキャラが思い浮かぶのは誰ですか?」
P「そうですね……やっぱり貴音かな」
小鳥「ふふっ、ですよね。貴音ちゃんといったら……」
P小鳥「「ディアナ様!」」
P「あはは、やっぱり」
小鳥「うふふ、というわけで貴音ちゃんです」
http://i.imgur.com/jyJqNSM.jpg
P「うん、さすが貴音」
小鳥「『銀色の王女』と『月の女王』のイメージ的にも、これ以上ないはまり役ですよね」
P「髪の色も同じなら完璧だったんですが」
小鳥「銀髪と薄いプラチナブロンドだと、あまり見分けはつかないと思いますよ」
P「そうですか?」
小鳥「『プラチナブロンド』で画像検索……っと。ほら」
P「ああ、たしかに。直に見比べないとわからなさそうですね」
小鳥「あとは、髪型をちょっとディアナ様っぽくすれば……」
P「今のところ実現度では最有力ですね」
小鳥「次は基本中の基本、ゆきまこです」
P「普通に雪歩と真って言いません?」
小鳥「……ふぅ」
P「?」
小鳥「プロデューサーさんはなにもわかってません」
P「は?」
小鳥「この『ゆきまこ』に中に、どれほどの意味が込められているか……」
P「それはいいので、イラストを見せてください」
小鳥「あ、はい」
http://i.imgur.com/HDhHSNY.jpg
P「ガロードとティファですか?」
小鳥「はい。貴音ちゃんに続いて、実現度高めで」
P「確かに、二人とも髪型とか雰囲気が割と似てますね」
小鳥「ふふふ、そうでしょうとも」
P「ただ雪歩はともかく、真は嫌がるでしょうね」
小鳥「え? 声が?」
P「いや、性別が」
小鳥「……」
P「……」
小鳥「そこはまあ、プロデューサーさんの手腕の見せ所ということで」
P「こっちの身にもなってくださいよ……」
小鳥「次は律子さんです」
P「律子ですか。まさか……バスク大佐じゃないですよね?」
小鳥「え? なぜそれを?」
P「……」
小鳥「……」
P「メガネキャラだとしても、他にもっといますよね?」
小鳥「ふふふ……愚問ですね」
P「は?」
小鳥「これならどうだ! ノースリーブの二の腕が艶めかしいクワト」
P「あれはグラサン」
小鳥「えっ」
P「え、じゃない」
小鳥「ちぇっ、これもダメですか……」
P「なんで、それでいいと思うんですか……」
小鳥「だったら、これなら!」
http://i.imgur.com/39KRZDx.jpg
P「……マジですか?」
小鳥「なにか問題でも?」
P「いや、まあ……」
小鳥「律子さんといえばクラスの委員長キャラじゃないですか」
P「ええ、まあ……」
小鳥「実際に委員長コスの律子さん見てみたいでしょ?」
P「死んでも着ないと思いますけど……」
小鳥「私なら致死量の鼻血を吹く自信がありますね!」
P「迷惑ですよ」
小鳥「律子さんは器用で几帳面だから、ガンプラを作らせても上手そうですね」
P「たしかに」
小鳥「あと響ちゃんとか」
P「ああ、言われてみれば」
小鳥「というわけで響ちゃんです」
http://i.imgur.com/BGpB7fk.jpg
P「委員長に続いてフミナ先輩ですか」
小鳥「ふたりともポニーテールですし」
P「うん」
小鳥「健康的なインドア美少女って感じで」
P「インドア美少女ってのはどうかと思いますが、イメージ的にも違和感ないかな」
小鳥「ふふっ、響ちゃんの実現度も高そうですね」
P「こうしてみると、ガンプラとのコラボも面白いかもしれませんね」
小鳥「そういうことなら……」
P「?」
小鳥「千早ちゃんには、ぜひこの機体とのコラボを!」
http://i.imgur.com/CLg0z9o.jpg
P「ブルーディスティニーですか?」
小鳥「はい。千早ちゃんのイメージカラーに合わせて、ユウ・カジマとBD1号機です」
P「色以外、共通点が無いような」
小鳥「そ、そこはほら、千早ちゃんもユウもストイックということで」
P「まあ、BD1号機は好きだからいいですけどね」
小鳥「やっぱりジム頭の1号機ですよね!」
P「3号機なんて、もうただのガンダムじゃねえかって感じでしたからねぇ」
小鳥「うんうん」
P「ジム顔なのに鬼のように強いってのがBDの魅力でしょう」
小鳥「ジム顔なのに、といえば」
P「……」
小鳥「神様みたいに強い機体もいますよね?」チラッ
P「え、なんですか?」
小鳥「……」
P「次は誰ですか?」
小鳥「亜美ちゃんと真美ちゃんです」
http://i.imgur.com/aEMuvRf.jpg
P「ああ、やっぱりプルとプルツーですか」
小鳥「そこはやはり、双子ロ」
P「あ?」
小鳥「……双子美少女ということで、王道でいってみました」
P「この姉妹は双子どころじゃない……というか姉妹かどうかもわかりませんが」
小鳥「でもゲームとか二次創作だと、仲のいい姉妹として描かれることが多いですよね」
P「本編があれでしたから、そりゃあ救いが欲しくもなりますよ」
小鳥「あはは……」
P「次は?」
小鳥「あずささんです」
http://i.imgur.com/vziC9ij.jpg
P「Vのネネカ隊ですか?」
小鳥「あずささんなら、あの場にいても迷子になって生き残れそうでしょ」
P「同じVでも、マリアの衣装とか似合いそうなのに」
小鳥「女王マリアですか?」
P「ええ」
小鳥「あずささんなのに……」
P「え?」
小鳥「あずささんなのに露出の少ないコスプレをさせて、あなたは満足ですか!?」
P「なんでキレてるの、この人!?」
イデオン「……」
P「あれ?」
小鳥「どうしました?」
P「今、イデオンのゲージが動いたような」
小鳥「そんなギミックは無いですよ?」
P「ですよね。気のせいかな」
小鳥「事務所でイデを発動させちゃったら、律子さんから大目玉ですよ」
P「それどころじゃないでしょ……」
小鳥「次で最後ですね」
P「あとは……美希ですか?」
小鳥「ガンダムに金髪キャラは数あれど……」
P「?」
小鳥「美希ちゃんに似合う、華やかでキラキラした金髪キャラというのはちょっと思い当たりませんでした」
P「あの世界の特にヒロインは、おかしな方向に濃いキャラが多いですからね」
小鳥「でも……ふふふ、ついに見つけました。美希ちゃんに相応しい金髪キャラを!」
P「ほう」
小鳥「では、ご覧ください!」
http://i.imgur.com/bir1P5Y.jpg
P「……」
小鳥「……あれ?」
P「……金髪?」
小鳥「金髪じゃないですか、ノーベルガンダム!」
P「金髪モチーフではあるでしょうけど」
小鳥「MS少女はグフレディから続くガンダムの伝統です!」
P「なんでそんなの知ってるんだよ……」
小鳥「え?」
P「いえいえ」
小鳥「これで全員ですね」
P「せっかく描いてもらったことだし、うちから提案する企画として検討してみますよ」
小鳥「うふふ、頑張って描いた甲斐がありました」
P「何人かはそのまま実現できそうだし」
小鳥「真ちゃんと雪歩ちゃんは、実写で演じても違和感なさそうですよね」
P「貴音と響あたりもですね。ただ……」
小鳥「はい?」
P「ガンダムの実写化は前科が……」
小鳥「あはは、前科って」
??「実写……ガンダム……」
小鳥「えっ!?」
P「だ、誰だ!?」
http://i.imgur.com/gOqrBQA.jpg
??「呼ばれた気がする……」
P「呼んでねえよ! どこから出てきたんだよ!」
小鳥「ケツアゴだけじゃなくて、二重アゴにもなってますよね」
P「どうでもいいよ、そんなこと!」
イデオン「……」
P「!?」
小鳥「どうしました?」
P「やっぱり、イデオンのゲージが反応してますよ!?」
小鳥「まさか」
P「いや、ほら」
小鳥「あ、ほんとだ」
P「……」
小鳥「……」
P「これ、ほんとに超合金魂なんですよね?」
小鳥「ええ、ヤ〇オクで『呪いのイデオン』っことで出品されていたものを落札しただけですから」
P「なにそれ怖い」
小鳥「もう、気にしすぎですよ」
P「そ、そうですよね。あはは」
小鳥「うふふ」
P「あれ? まだイラストがありますね」
小鳥「あっ、それは」
http://i.imgur.com/ZgoukJW.jpg
P「……」
小鳥「ちょっ、そっ閉じしなくてもいいじゃないですか」
P「よりによって、なんで髪型だけ再現してるんですか……」
小鳥「そのほうがわかりやすいかな~って」
P「唯一無二の髪型でしょうからね」
小鳥「あっ、エマさんだったら、もっとツンツンした感じのほうがいいでしょうか?」
P「え? ええ」
小鳥「青筋を描き足して……っと」
P「おい、やめろ」
小鳥「えっ」
P「モザイクが必要になるでしょうが」
小鳥「そんな、猥褻物みたいに言わないでくださいよ~」
P「白々しいことを……」
小鳥「えへへ」
イデオン「……」
小鳥「……って、あら?」
P「?」
イデオン「……」
小鳥「ゲージが……」
P「MAXに……なってますね」
イデオン「……」
小鳥「エマさんの髪型に反応するなんて、あのコピペみたいですね」
P「コピペ?」
小鳥「このイデさんの中には、カクリコンの意識もあったりして」
P「なにをバカな……」
小鳥「前髪むしるぞ」
P「ちょっ、やめ……」
イデオン「オ……」
P小鳥「「え?」」
イデオン「オオオォォォォォ……!」
P小鳥「「あっ」」
イデ発動END
おまけでBD1単品を。
http://i.imgur.com/drwha4H.jpg
こっちは前回分の支援絵に色を塗ったものです。
前スレの最後のほうにも貼りましたが、こっちにも貼っておきます。
http://i.imgur.com/qqAVT6Y.jpg
http://i.imgur.com/RnyMlnW.jpg
このSSまとめへのコメント
これは微妙……
結局自分の書いた絵を、見て欲しいだけって感じ。もう少しストーリー性がほしい
例えば、vipメインで絵と安価で書いてる人はうまく絵を使ってる
安価の捌きも昔より確実に上達しているし、空気を読まない展開やエロは容赦なくbadendにするなど、作者としてのlvは高い
個人的に作者のssを見た中では『狐の嫁入り』が好きだ
ジャンルはシリアル恋愛としては頑張っていた。不味かったのは響の語尾位かな?雰囲気はよく出来ていたし、話の流れも問題ない
これが書けるなら是非、シリアルホラーかサスペンスに挑戦して欲しい
見た所、地の文は心理描写は良いけど、情景描写はまだまだという感じ
このジャンルだと、情景描写が上手くないとつまらなくなるから、書ききれれば筆力が上がると思う
地の文が効果的に使える様になれば、自分の表現の幅が広がって、書きたい物がもっと上手く書けるようになって楽しくなるぞ!
とりあえず地の文の練習をしてみよう。次に期待
練習は身近な物でしよう。
例えば、静物画の雄、りんごさん
皿の上に1つのりんごがあった
どう思う? これを改善すると
テーブルに置かれた丸い小皿の上には、血の様に赤々としていて、甘くて美味しそうなりんごが1つ乗っていた
読者に自分のイメージを伝えられる様に、情景描写は詳しく書こう