シャニP「例えば小糸が紐パンを履いていたら」 (18)


※キャラほーかい解釈違い注意

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P「いいと思わないか円香」

円香「は?」

P「紐パン小糸」

円香「聞き返したわけではないです変態」

P「まあ聞いてくれ」

P「普段から小学生みたいなワンピースにポシェットの小糸だ」

P「背伸びしがちな言動はあるが何だかんだ言ってしっかりした子だろ?」

円香「……」

P「ひたむきな頑張り、小動物的なかわいらしさ、そしてへこたれないメンタル」

P「それらすべてが小糸の魅力だ」

円香「……それについては同意します」

P「ただそれだけじゃこの厳しいアイドル業界を生き抜くのは難しい」

P「特に初対面の人に対して話題を振られないと上手くしゃべれない受け身の姿勢では厳しい」

円香「それは……」

P「円香も言っていただろ?努力は身内しか評価しないって」

円香「…っ!」

P「残念だがそれが現実だ」

円香「でも小糸は…小糸の今までの努力は……認められないと……」

円香「そんなの……嫌」

P「だが俺がいる」

円香「!?」

P「安心しろ。俺が小糸の魅力を最大限引き出して見せるからな!」

円香「プロデューサー……!」

P「そこで紐パン小糸だ」

円香「幻滅しました」

P「小糸のパブリックイメージはいわゆるロリっ子だ」

P「それも果穂のような合法ボディでも智代子のようなトランジスタグラマーでもない、ペドっ子風味なのに合法だ」

円香「女子高生は違法です」

P「我が事務所のロリっ子組の下着はやはり世間のパブリックイメージに合わせている」

P「果穂はジャスティスVのヒーローパンツ980円、智代子はツルツルパンツ1580円」

円香「なぜあなたが二人の下着の値段まで把握しているのですか?」

P「小糸の下着はどうぶつプリントのパンツか白い綿パンと相場が決まっている」

円香「どこの世界の相場ですか」

P「そんな幻想をぶち壊す!」

P「想像してごらん、ワンピーススカートの下に黒い紐パンを履いているところを」

P「ほら簡単でしょ?」

P「公園のウサギで遊んでいるときにチラつくふとももの先のキケンな紐パン」

小糸『ウサギさんで遊ぶの……楽しいですね!』

小糸『ほっほらこんなにぐわんぐわんって揺らせちゃ…ぴゃ!?』

小糸『いてて…転んじゃいまし……あっ!』

小糸『……見ちゃいましたか?』

小糸『えっと…えへへ。秘密にしてくれますか?』

P「どうだい円香?」

円香「控えめに言って最悪」

P「そうか。残念だ」

円香「そもそも普段づかいで紐パンを履いているという前提が最悪」

P「え?」

円香「普段は履かないような過激な紐パンを撮影衣装として渡される」

小糸『ぴぇ!?こっこんな紐しかないのが下着なんですか!?』

小糸『えっ?子供っぽい小糸にはまだ早かったかな、ですって?』

小糸『へっ平気です!!これぐらいへっちゃらなんですから!!』

円香「……そういって涙目になりながら見えていないか気にしながらポーズをとる小糸」

円香「あなたにはこの良さがわからないなんて所詮それまでの人間」

P「……なかなかやるな」

P「だがそれはあくまで幼馴染というファクターが掛かった良さだ」

P「普段とは違う状況に戸惑う小糸という非日常」

P「あんな健気な小糸が普段えっちな下着を着ているというトキメキを超えられはしない!!」

小糸『新しい下着欲しいなあ』

小糸『黒のもお気に入りだけどこっちの赤色のもいいな』

小糸『ほとんどお尻見えちゃってるけど……』

小糸『やっぱり大人っぽい私にはこれくらいセクシーなのがいいよね!』

P「どうだ!!」

円香「ふっ」

P「鼻で笑われた……」

円香「あなたはこの業界に居ながら欠けている視点がある」

円香「私たちアイドルの仕事というのは常に衆目の目線に晒される」

円香「つまり常に公開羞恥プレイをしているのと同じ!」

P「!?」

小糸『ぴえ…こんな写真が雑誌にのっちゃうんだ……』

小糸『もっもしかして学校のみんなにも見られちゃうのかな……?』

小糸『こんなのまるで変態……』

小糸『……変態?わたしが?』

円香「……こうして新たな可能性に目覚めた小糸は夜な夜な公園のうさぎさんに跨り背徳感に身を焦がしながらぴゃぴゃぴゃするのよ」

P「ぐぬぬ…小糸の今までの日常ではなくこれからの可能性にかけるということか」

円香「私みたいな小娘にやられて唸ることしか出来ないのミスターレザボアドッグ」

P「まだだ……まだ俺にはこれがあるッ!!」

小糸『プロデューサーさん、こんなところで二人っきりですね』

小糸『そっそんな謝らないでください…!』

小糸『でも…わたしちょっぴり期待してたんです』

小糸『遠いロケ地だし、きっと今夜中に帰れないかもって』

小糸『……ここがどういう場所か、私知っていますよ』

小糸『私だって、もう大人なんですから』

小糸『だから……プロデューサー』

小糸『小糸のちょうちょ結び……解いてみませんか…?』

円香「小糸に手を出してるんじゃないこの発情犬!!」ギリギリ

P「痛い痛い人体はそんな方向に曲がるように出来ていないって!!」

円香「でも誘い受け小糸の可能性は捨てがたいですね」

P「いや一線超えたらガンガン攻めてくるから」

円香「あなたの妄想はどうでもいいです」

P「円香だって小糸を露出狂にしていたじゃないか」

円香「それはどうでもいいです」

P「それにしても実際小糸はどんな下着を履いているんだろうな」

円香「さあ?」

P「円香は知らないの?一緒に着替えているのに」

円香「透と違って小糸はガードが堅いから」

小糸「何が堅いんですか?」

円香「小糸の着替え……」

P「……いつから居た?」

小糸「円香ちゃんとプロデューサーが真剣な顔して『小糸のぴゃぴゃぴゃボイスをどうやって商品展開するか』を議論していたところから」

P「このSS本文より前の話じゃないか…」

小糸「もうっ!ふたりとももうすぐお仕事の時間だっていうのに変な話ばっかりしてちゃダメなんですからね!」

小糸「そっそれによりによって私の下着の話なんて…!」

P「すまない」

円香「ごめん」

小糸「じゃあこれから現場行きます!」

P「おう、付き添いできなくてごめんな」

円香「私も別の現場だから」

小糸「……あっ!それと言い忘れていました」

小糸「私、ノーパン派なので」

P「えっ?」

円香「は?」


おしまいっ!

樋口は赤黒ギンガムチェックフリル付きだし雛菜はクリーム色でレース付きちょっと透けてるので浅倉はパンイチで事務所をうろついて始末書書くんだ俺は詳しいんだ

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